JP2000323508A - 転写バンプシート - Google Patents

転写バンプシート

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JP2000323508A
JP2000323508A JP11130652A JP13065299A JP2000323508A JP 2000323508 A JP2000323508 A JP 2000323508A JP 11130652 A JP11130652 A JP 11130652A JP 13065299 A JP13065299 A JP 13065299A JP 2000323508 A JP2000323508 A JP 2000323508A
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semiconductor chip
transfer
sheet
bump sheet
temperature
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Hitoshi Aoki
仁 青木
Hidetaka Hara
英貴 原
Kensuke Nakamura
謙介 中村
Takeshi Hozumi
猛 八月朔日
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
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    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
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    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/11Manufacturing methods
    • H01L2224/11001Involving a temporary auxiliary member not forming part of the manufacturing apparatus, e.g. removable or sacrificial coating, film or substrate
    • H01L2224/11003Involving a temporary auxiliary member not forming part of the manufacturing apparatus, e.g. removable or sacrificial coating, film or substrate for holding or transferring the bump preform
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    • H01L2224/114Manufacturing methods by blanket deposition of the material of the bump connector
    • H01L2224/1143Manufacturing methods by blanket deposition of the material of the bump connector in solid form
    • H01L2224/11436Lamination of a preform, e.g. foil, sheet or layer

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写バンプシート上の導体端子を、加熱転写
時においても位置ずれを生じることなく、半導体チップ
の電極に対して一括転写することの出来る転写バンプシ
ートを提供する。 【解決手段】 転写バンプシート1のベースシート40
上の導体端子3を、加熱転写時における常温との温度差
(△Ts,△Tt)、および半導体チップ10および転写
バンプシート1の熱膨張係数(α,β)の差を考慮し
て、下記の式により算出された位置に形成する。 Xtn = Xsn・(1+α・△Ts)/(1+β・△Tt)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体チップをフ
リップチップ接続するためのバンプを、一括転写するこ
とにより搭載するための転写バンプシートに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年の電子機器の高機能化並びに軽薄短
小化の要求に伴い、電子部品の高密度集積化、さらには
高密度実装化が進んできており、これらの電子機器に使
用される半導体パッケージは、従来にも増して益々小型
化かつ多ピン化が進んできている。
【0003】半導体パッケージはその小型化に伴って、
従来のようなリードフレームを使用した形態のパッケー
ジでは、小型化に限界がきているため、最近では回路基
板上にチップを実装したものとして、BGA(Ball
Grid Array)やCSP(Chip Sca
le Package)と言った、エリア実装型の新し
いパッケージ方式が提案されている。これらの半導体パ
ッケージにおいて、半導体チップの電極と従来型半導体
パッケージのリードフレームの機能とを有する、半導体
搭載用基板と呼ばれるプラスチックやセラミックス等各
種絶縁材料と、導体配線で構成される基板の端子との電
気的接続方法として、ワイヤーボンディング方式やTA
B(Tape Automated Bonding)
方式、さらにはFC(Frip Chip)方式などが
知られているが、最近では、半導体パッケージの小型化
に有利な、FC接続方式を用いたBGAやCSPの構造
が盛んに提案されている。このFC接続方式は一般に、
半導体チップの電極にあらかじめバンプを形成してお
き、このバンプと基板上の端子を位置合わせして、熱圧
着により接続する方式である。
【0004】半導体チップに予めバンプを形成する方法
として、電解メッキによる方法とスタッドバンプによる
方法がある。電解メッキでバンプを形成する方法では、
バンプをはんだだけで所望の大きさに形成するため、製
造時間および製造コストがかかってしまう。また、電解
メッキではメッキ槽の電流分布を完全に均一にするのは
困難であるため、形成したバンプの大きさにばらつきが
生じてしまう。バンプの大きさのばらつきは、メッキ時
間が長いほど顕著になるため、バンプをはんだのみで形
成する方法では解決が困難である。また、バンプ接続部
分の耐湿信頼性を得るためには、バンプをはんだだけで
構成するのではなく、銅コアはんだバンプのように金属
コアを有するバンプを採用する必要がある。これを実現
するには、はんだメッキ、銅メッキ、はんだメッキの工
程後、リフローにより銅コアはんだバンプを形成する必
要があり、製造工程のさらなる複雑化により製造コスト
がかかってしまう。一方、スタッドバンプは、半導体チ
ップの電極に金ワイヤをボンディングし、切断すること
により形成する。この方法では、半導体チップの電極に
1つ1つバンプを形成するため、製造時間がかかるだけ
でなく、金ワイヤの価格が高いため製造コストがかかっ
てしまう。
【0005】そこで、半導体チップに1つ1つバンプを
形成するのではなく、予め作製された導体端子を一括転
写することにより、半導体チップにバンプを形成する、
転写バンプ方式が知られている。これは、ベースシート
にはんだバンプ(導体端子)を形成した転写バンプシー
トと、半導体チップとを位置合わせし、加熱加圧するこ
とにより、転写バンプシート側のバンプ(導体端子)が
半導体チップ側に一括転写されるというものである。
【0006】この転写バンプシートにおいては、ベース
シート上の導体端子が、半導体チップの電極と対向する
位置に形成されているため、転写されたバンプが半導体
チップの電極に対して位置ずれを生じる場合がある。こ
れは、転写する際に、転写バンプシートおよび半導体チ
ップに加わる熱によって、各々の熱膨張が異なるため、
元々、半導体チップの電極と対向する位置に形成されて
いた転写バンプシート上の導体端子の位置が、ずれてし
まうことにより生じる問題である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の転写
バンプシートのこのような問題点に鑑み、鋭意研究をし
た結果なされたもので、転写バンプシート上の導体端子
を、半導体チップの電極に対して位置ずれを生じること
なく転写できる、転写バンプシートを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、半導体チ
ップをフリップチップ接続するためのバンプを、半導体
チップの電極の位置に合わせて一括転写することにより
搭載するための転写バンプシートであって、該転写バン
プシートのベースシート上の導体端子が、加熱転写時に
おける常温との温度差、および半導体チップと転写バン
プシートの熱膨張係数の差を考慮して、補正された位置
に形成されたものであることを特徴とする、転写バンプ
シートである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明するが、本発明はこれによって何ら
限定されるものではない。
【0010】図2は、本発明における転写バンプシート
の製造方法を説明するための図で、図2(f)は、この製
造方法により得られる転写バンプシートの構造を示す断
面図である。転写バンプシート1は、ベースシート40
および導体端子3から構成されている。ベースシート4
0は、ベース樹脂2および補強板30から構成され、導
体端子3は、金属コア4およびはんだコート5から構成
されている。
【0011】図2の製造方法では、まず、ベース樹脂2
および金属箔6からなる2層シートを用意する(a)。2
層シートは、ベース樹脂2上に金属箔6を、加熱加圧し
積層して得ることができる。または、金属箔6上に樹脂
ワニスを均一に塗工した後、乾燥して得る方法もある。
次に、ベース樹脂2の金属箔6と接していない面に、補
強板30を積層する(b)。さらに、金属箔6上にエッチ
ングマスク7を形成し(c)、続いて、金属箔6をエッチ
ングして、導体端子3の一部を構成する金属コア4を形
成する(d)。その後、エッチングマスク7を剥離し
(e)、無電解メッキにより、金属コア4の表面に導体端
子3の一部を構成するはんだコート5を形成して(f)、
転写バンプシート1が得られる。
【0012】補強板30は、転写バンプシート1の反り
を抑制できるものであれば、どのような材質でも良く、
例えば金属があげられるが、中でも容易に入手可能な銅
などが一般に用いられる。補強板30の厚みは、転写バ
ンプシート1の反りを抑制できれば、どのような厚みで
も良い。例えば、補強板30には、厚み125μmの圧
延銅箔を使用することができる。
【0013】導体端子3(バンプ)の金属コア4を形成
するための金属箔6は、エッチング可能な金属または合
金であればどのようなものでも良いが、一般的には銅箔
が用いられる。銅を用いることにより、電気抵抗を大幅
に低減することができ、さらには、バンプ接続部の耐湿
信頼性が向上することが期待できる。銅以外の金属また
は合金でも、エッチング可能でバンプのコアとして適し
たものであれば、本発明の転写バンプシートの製造方法
を適用することができる。また、はんだコート5に用い
られるはんだは、電解メッキまたは無電解メッキ可能な
ものであればどのようなものでも良く、例えばSn−P
b共晶はんだが挙げられる。
【0014】図3は、図2の製造方法で作製した本発明
の転写バンプシート1’を用いて、半導体チップ10へ
導体端子3’を一括転写して、バンプ12を形成する転
写方法を説明するための図である。まず、転写バンプシ
ート1’を、ボンディング装置の基板受け台22の所定
の位置に置き、吸着孔21を有する加熱加圧ツール20
に、半導体チップ10を吸着固定する。ここで、転写バ
ンプシート1’および半導体チップ10に予め形成され
ている位置決めマークを、画像認識装置により読み取
り、転写バンプシート1’の導体端子3’と、半導体チ
ップ10の電極11とを対向させ、正確に位置合わせす
る(a)。
【0015】続いて、加熱加圧ツール20を降下させ、
半導体チップ10を転写バンプシート1’に、所定の温
度および圧力で平行に押し付ける(b)。はんだコート
5’が溶融温度に到達した時点で、はんだコート5’は
表面張力の均衡がとれた形状に変化する(c)。所定の時
間だけ加熱加圧した後、加熱加圧ツール20を上昇さ
せ、半導体チップ10および転写バンプシート1’を加
熱加圧ツール20から取り外す。はんだコート5’が凝
固した後に、ベース樹脂2’および補強板30’を除去
することにより、導体端子3’が半導体チップ10側に
一括転写されて、バンプ12が形成された半導体チップ
10が得られる(d)。
【0016】本発明における転写バンプシート1を用い
た場合、図2(d)から分かるように、転写されたバンプ
12の端面(図では下面)に、バンプ12のコアとなる
金属コア4が露出している。はんだコート5のはんだの
量が少ない場合には、半導体チップ10を基板に実装す
る際に、はんだによる接合が困難になることもある。こ
れは、実装時に金属コア4の露出面にはんだが回り込む
ように、はんだの量を調整することで容易に解決でき
る。
【0017】本発明における転写バンプシート1の、導
体端子3の大部分を占める金属コア4は、厚みの均一な
金属箔6をエッチングする方法で形成されるため、各導
体端子3の金属コア4の厚みは非常に均一である。ま
た、はんだコート5は無電解メッキにより形成されるた
め、はんだコート5の厚みも非常に均一になる。従っ
て、導体端子3の厚みは非常に均一であり、導体端子3
の厚みばらつきによるバンプ転写ミスは発生しない。
【0018】次に、本発明による転写バンプシート1
の、導体端子の位置補正方法について説明する。図1
は、導体端子3の位置補正をしていない従来の転写バン
プシートの断面図で、(a)は常温時における断面、(b)
は加熱、転写時における断面を示す。
【0019】従来の転写バンプシートでは、図1(a)に
示すように、常温時に導体端子3と電極11が、位置ず
れなく対向する位置に配置されている。すなわち、任意
のn番目の導体端子3aと対応するn番目の電極11a
の、半導体チップ10の中心からの距離(半導体チップ
10の中心と転写バンプシート1の中心とが一致するよ
うに位置合わせする)を、それぞれXtnおよびXsnとす
ると、式が成立する。 Xtn = Xsn ‥‥‥‥‥
【0020】転写する際には、転写バンプシート1およ
び半導体チップ10を加熱するが、常温からの温度上昇
を△T(℃)とする。また、半導体チップ10および転写
バンプシート1の熱膨張係数を、それぞれα(1/℃)
およびβ(1/℃)とする。このときのn番目の導体端
子3aと対応するn番目の電極11aの、半導体チップ
10の中心からの距離を、それぞれXtn’およびXsn’
とすると、式および式が成立する。 Xtn’= (1+β・△T)・Xtn ‥‥‥‥‥ Xsn’= (1+α・△T)・Xsn ‥‥‥‥‥
【0021】式〜式を整理すると、式が得られ
る。 Xtn’−Xsn’= Xsn・(β―α)・△T/(1+α・△T) ‥‥‥‥‥
【0022】転写する際には、式に示すような、導体
端子3aと電極11aの位置ずれが生じる。これはXsn
に比例するため、半導体チップ10の最外周に位置する
電極11と、それに対応する導体端子3の位置ずれが最
も大きくなる。
【0023】このような位置ずれを防止あるいは抑制す
るには、導体端子3と電極11の常温における位置を一
致させておくのではなく、転写時の加熱温度における位
置を一致させるようにすればよい。すなわち、式およ
び式において、Xtn’=Xsn’とすることにより、
式のように常温における最適な位置を算出できる。 Xtn = Xsn・(1+α・△T)/(1+β・△T) ‥‥‥‥‥
【0024】すべての導体端子3に対して、式に示す
ような位置補正を行なうことにより、すべての導体端子
3を位置ずれを生じることなく電極11に転写すること
ができる。
【0025】転写する際の、加熱加圧ツール20および
基板受け台22の温度が異なる場合には、式を変形す
ればよい。すなわち、加熱加圧ツール20および基板受
け台22の、常温からの温度上昇を、それぞれ△Ts
(℃)および△Tt(℃)とすると、式のように最適な位
置を算出できる。 Xtn = Xsn・(1+α・△Ts)/(1+β・△Tt) ‥‥‥‥‥
【0026】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に具体的に説
明するが、本発明はこれによって何ら限定されるもので
はない。
【0027】比較例1 厚み70μmの圧延銅箔に、厚さ30μmのシリコーン
変性ポリイミド樹脂を積層し、銅箔と樹脂層からなる2
層シートを得た後、樹脂層に対して補強板として厚み1
25μmの圧延銅箔を積層した。70μm銅箔面に対し
て、ドライフィルムレジストを積層し、露光、現像した
後、銅箔をエッチングし、最後にドライフィルムレジス
ト剥離の工程を経て、ピッチ250μm、直径100μ
mの銅円柱を4096個形成した。さらに、銅円柱の表
面にSn−Pb共晶はんだを無電解メッキすることによ
り、厚み10μmのはんだコートを形成し、銅円柱をコ
アとする導体端子を形成した、従来技術による転写バン
プシートを作製した。
【0028】実施例1 比較例1と同様の工程により、式による導体端子の位
置補正を行った本発明の転写バンプシートを作製した。
後述する転写条件から、室温は25℃で、△Ts=12
5℃、△Tt=225℃とした。また、半導体チップの
熱膨張係数は実測により求め、α=2.6×10-6(1
/℃)、ベースシートの熱膨張係数は補強板のそれが支
配的と考え、125μm銅箔の熱膨張係数を測定して代
用し、β=16.4×10-6(1/℃)とした。なお、
この代用は、後述の転写実験において位置ずれを抑制で
きていることから妥当であると思われる。
【0029】比較例1および実施例1で作製した転写バ
ンプシートを用いて、半導体チップに対するバンプの転
写を行った。転写条件は、半導体チップ側の加熱加圧ツ
ールの温度:150℃、基板受け台(転写バンプシート
側の加熱加圧ツール)の温度:250℃、荷重:6kgf
/4096バンプ、加熱加圧時間:10秒、とした。
【0030】各転写バンプシートを用いて、上記の条件
において転写実験を実施したところ、両サンプルにおい
て4096個のバンプが、完全に半導体チップ側に転写
されていることが確認された。半導体チップに搭載され
たバンプは、ピッチ250μm、直径120μm、高さ
80μmであった。
【0031】比較例1および実施例1の転写バンプシー
トを用いて転写した、バンプの位置ずれを測定した。転
写した4096バンプのうちコーナーにあるバンプを選
定して、電極中心位置とバンプ中心位置の座標を比較し
た結果、比較例1では約40μm、実施例1では約4μ
mの位置ずれが認められた。この結果から、位置補正の
効果が得られていることが確認できた。また、ベースシ
ートの熱膨張係数βとして、補強板である125μm銅
箔の熱膨張係数を代用したことについても、実施例1に
おいては妥当であったことが確認できた。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、転写バンプシート上の
導体端子を、転写時の温度に合わせて補正した位置に形
成することにより、転写バンプシートの導体端子を、半
導体チップの電極に対して、位置ずれを生じることなく
転写することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 導体端子の位置補正をしていない従来の転写
バンプシートの断面図で、(a)は常温時における断面、
(b)は加熱、転写時における断面を示す。
【図2】 本発明における転写バンプシートの製造方法
を示す断面図である。
【図3】 本発明による転写バンプシートを用いて、半
導体チップへバンプを一括転写する転写方法を示す断面
図である。
【符号の説明】
1,1’転写バンプシート 2,2’ベース樹脂 3,3’導体端子 3a n番目の導体端子 4 金属コア 5,5’はんだコート 6 金属箔 7 エッチングマスク 10 半導体チップ 11 電極 11a n番目の電極 12 バンプ 20 加熱加圧ツール 21 吸着孔 22 基板受け台 30,30’補強板 40 ベースシート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八月朔日 猛 東京都品川区東品川2丁目5番8号 住友 ベークライト株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップをフリップチップ接続する
    ためのバンプを、半導体チップの電極の位置に合わせて
    一括転写することにより搭載するための転写バンプシー
    トであって、該転写バンプシートのベースシート上の導
    体端子が、加熱転写時における常温との温度差、および
    半導体チップと転写バンプシートの熱膨張係数の差を考
    慮して、補正された位置に形成されたものであることを
    特徴とする転写バンプシート。
  2. 【請求項2】 転写バンプシートのベースシート上の各
    導体端子が、それぞれ下記の式により算出された位置に
    形成されていることを特徴とする、請求項1記載の転写
    バンプシート。 Xtn = Xsn・(1+α・△Ts)/(1+β・△Tt) 式中、 Xtn :半導体チップの中心に対応する転写バンプシー
    トの中心と、中心からn番目の導体端子との距離 Xsn :半導体チップの中心と、中心からn番目の電極
    との距離 △Ts:半導体チップ側の加熱加圧ツールの、加熱転写
    時における温度の常温との温度差 △Tt:転写バンプシート側の加熱加圧ツール(基板受
    け台)の、加熱転写時における温度の常温との温度差 α :半導体チップの熱膨張係数 β :転写バンプシートの熱膨張係数
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000349110A (ja) * 1999-06-03 2000-12-15 Nec Corp バンプシートとこれを用いたバンプ形成装置及びバンプ形成方法
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