JP2001006303A - 回転部材ロック機構 - Google Patents
回転部材ロック機構Info
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- JP2001006303A JP2001006303A JP11169034A JP16903499A JP2001006303A JP 2001006303 A JP2001006303 A JP 2001006303A JP 11169034 A JP11169034 A JP 11169034A JP 16903499 A JP16903499 A JP 16903499A JP 2001006303 A JP2001006303 A JP 2001006303A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 衝撃に対しても強いディスクドライブ装置が
求められている。これに対応したアクチュエータのロッ
ク方法を提供することである。 【解決手段】 回転部材ロック機構は、所定の空隙を介
して対向するように設けられる1対のヨーク15、16
と、ヨーク15、16の空隙内で、1対のヨーク15、
16の少なくとも1方に固着されたマグネット12と、
所定の回転中心軸を中心に回動自在に設けられる回転部
材と、退避位置に移動した回転部材をロックするロック
手段と、回転部材が退避位置から離れる際にロック手段
を解除する板ばね18とを備え、回転部材は、1対のヨ
ーク15、16の間に配置され回転部材を回動させるト
ルクを発生させるためのコイル9、10と、マグネット
12の磁気力によりロック手段を吸引するコア11とを
含み、ロック手段は、回転部材のロックおよびロックの
解除ができるように回動自在に設けられるロック板17
と、ロック板17に設けられコア11に吸引される吸着
体19とを含む。
求められている。これに対応したアクチュエータのロッ
ク方法を提供することである。 【解決手段】 回転部材ロック機構は、所定の空隙を介
して対向するように設けられる1対のヨーク15、16
と、ヨーク15、16の空隙内で、1対のヨーク15、
16の少なくとも1方に固着されたマグネット12と、
所定の回転中心軸を中心に回動自在に設けられる回転部
材と、退避位置に移動した回転部材をロックするロック
手段と、回転部材が退避位置から離れる際にロック手段
を解除する板ばね18とを備え、回転部材は、1対のヨ
ーク15、16の間に配置され回転部材を回動させるト
ルクを発生させるためのコイル9、10と、マグネット
12の磁気力によりロック手段を吸引するコア11とを
含み、ロック手段は、回転部材のロックおよびロックの
解除ができるように回動自在に設けられるロック板17
と、ロック板17に設けられコア11に吸引される吸着
体19とを含む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本発明は、ディス
クドライブ装置及びアクチュエータの回転部材ロック機
構に係り、特に、非動作時や運搬時等の振動や衝撃によ
りドライブ装置内のアクチュエータや記録媒体表面が破
損することを防止するための回転部材ロック機構に関す
る。
クドライブ装置及びアクチュエータの回転部材ロック機
構に係り、特に、非動作時や運搬時等の振動や衝撃によ
りドライブ装置内のアクチュエータや記録媒体表面が破
損することを防止するための回転部材ロック機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置等のハードディスクド
ライブ装置の内部に設けられているアクチュエータは、
光学機器類や電子回路等の精密部品が多数搭載されてお
り、かつディスクの半径方向に高速移動できるような機
構を有している。そのため、装置の運搬時や非動作時等
においては、アクチュエータを所定の位置にロックする
ことにより、外部からの衝撃に対して、装置が破損する
ことを防止している。
ライブ装置の内部に設けられているアクチュエータは、
光学機器類や電子回路等の精密部品が多数搭載されてお
り、かつディスクの半径方向に高速移動できるような機
構を有している。そのため、装置の運搬時や非動作時等
においては、アクチュエータを所定の位置にロックする
ことにより、外部からの衝撃に対して、装置が破損する
ことを防止している。
【0003】このような衝撃に対する装置の耐久性、す
なわち耐衝撃性は、ディスクドライブ装置に求められて
いる性能の1つである。特にディスクドライブ装置のダ
ウンサイジングや携帯性が進むにつれて、小型の携帯可
能なパーソナルコンピュータにこのようなドライブ装置
が搭載されるようになった。、従って、ハードディスク
ドライブ装置の耐衝撃性の要求も高まっている。
なわち耐衝撃性は、ディスクドライブ装置に求められて
いる性能の1つである。特にディスクドライブ装置のダ
ウンサイジングや携帯性が進むにつれて、小型の携帯可
能なパーソナルコンピュータにこのようなドライブ装置
が搭載されるようになった。、従って、ハードディスク
ドライブ装置の耐衝撃性の要求も高まっている。
【0004】一般に、携帯時において外部から加わる衝
撃は、短時間に大きな衝撃が加わる。また衝撃が加わる
方向も1方向にのみ加わるのではなく、上下方向も含め
たあらゆる方向から加わるおそれがある。従って、ディ
スクドライブ装置の非動作時における、短時間に加わる
大きな衝撃及びこのような上下方向も含めたあらゆる方
向から加わる衝撃に対する耐衝撃性の向上の要求はます
ます大きくなってきている。
撃は、短時間に大きな衝撃が加わる。また衝撃が加わる
方向も1方向にのみ加わるのではなく、上下方向も含め
たあらゆる方向から加わるおそれがある。従って、ディ
スクドライブ装置の非動作時における、短時間に加わる
大きな衝撃及びこのような上下方向も含めたあらゆる方
向から加わる衝撃に対する耐衝撃性の向上の要求はます
ます大きくなってきている。
【0005】従来、提案されているロック機構に関する
技術として、特開平5−128754号公報に開示され
ている。図14を参照して、特開平5−128754号
公報に開示された従来技術を説明する。この従来技術の
ディスクドライブ装置500には、ディスク記録媒体5
03と、この記録媒体503と情報のやりとりを行うヘ
ッド505と、このヘッド505を記録媒体503上の
所定位置に移動するためのアクチュエータ506と、こ
のアクチュエータ506の1部に設けられた鉄片511
を磁界により吸引して所定位置にラッチするための磁石
512とを備える。また、この従来技術のディスクドラ
イブ装置500には、さらに、ヘッド解放用のコイル5
09を設け、これに電流を加えることにより磁気力を生
じさせ、アクチュエータ506の固定を解除することも
開示されている。
技術として、特開平5−128754号公報に開示され
ている。図14を参照して、特開平5−128754号
公報に開示された従来技術を説明する。この従来技術の
ディスクドライブ装置500には、ディスク記録媒体5
03と、この記録媒体503と情報のやりとりを行うヘ
ッド505と、このヘッド505を記録媒体503上の
所定位置に移動するためのアクチュエータ506と、こ
のアクチュエータ506の1部に設けられた鉄片511
を磁界により吸引して所定位置にラッチするための磁石
512とを備える。また、この従来技術のディスクドラ
イブ装置500には、さらに、ヘッド解放用のコイル5
09を設け、これに電流を加えることにより磁気力を生
じさせ、アクチュエータ506の固定を解除することも
開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来技術は、記録媒体の表面の方向、すなわちアクチュエ
ータの移動方向と同一方向の衝撃に対しては、比較的高
い耐衝撃性を有するけれども、短時間に加わる大きな衝
撃及び記録媒体の表面に垂直な上下方向も含めたあらゆ
る方向からの衝撃に対する耐衝撃性は低い。
来技術は、記録媒体の表面の方向、すなわちアクチュエ
ータの移動方向と同一方向の衝撃に対しては、比較的高
い耐衝撃性を有するけれども、短時間に加わる大きな衝
撃及び記録媒体の表面に垂直な上下方向も含めたあらゆ
る方向からの衝撃に対する耐衝撃性は低い。
【0007】従って、本発明の目的は、大きな耐衝撃に
対しても強い回転部材ロック機構を提供することであ
る。
対しても強い回転部材ロック機構を提供することであ
る。
【0008】本発明の他の目的は、短時間に加わる大き
な衝撃及び記録媒体の表面に垂直な上下方向も含めたあ
らゆる方向からの衝撃に対しても強い回転部材ロック機
構を提供することである。
な衝撃及び記録媒体の表面に垂直な上下方向も含めたあ
らゆる方向からの衝撃に対しても強い回転部材ロック機
構を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る回転部材ロ
ック機構は、所定の空隙を介して対向するように設けら
れる1対のヨークと、前記ヨークの空隙内で、前記1対
のヨークの少なくとも1方に固着されたマグネットと、
所定の回転中心軸を中心に回動自在に設けられる回転部
材と、退避位置に移動した前記回転部材をロックするロ
ック手段と、前記回転部材が前記退避位置から離れる際
に前記ロック手段を解除するロック解除手段とを備え、
前記回転部材は、前記1対のヨークの間に配置され前記
回転部材を回動させるトルクを発生させるためのコイル
と、前記マグネットの磁気力により前記ロック手段を吸
引するコアとを含み、前記ロック手段は、前記回転部材
のロックおよびロックの解除ができるように回動自在に
設けられるロック板と、前記ロック板に設けられ前記コ
アに吸引される吸着体とを含み、そのことにより上記目
的が達成される。
ック機構は、所定の空隙を介して対向するように設けら
れる1対のヨークと、前記ヨークの空隙内で、前記1対
のヨークの少なくとも1方に固着されたマグネットと、
所定の回転中心軸を中心に回動自在に設けられる回転部
材と、退避位置に移動した前記回転部材をロックするロ
ック手段と、前記回転部材が前記退避位置から離れる際
に前記ロック手段を解除するロック解除手段とを備え、
前記回転部材は、前記1対のヨークの間に配置され前記
回転部材を回動させるトルクを発生させるためのコイル
と、前記マグネットの磁気力により前記ロック手段を吸
引するコアとを含み、前記ロック手段は、前記回転部材
のロックおよびロックの解除ができるように回動自在に
設けられるロック板と、前記ロック板に設けられ前記コ
アに吸引される吸着体とを含み、そのことにより上記目
的が達成される。
【0010】前記ロック手段は、前記コイルに流れる第
1の電流の作用に基づいて前記回転部材をロックし、前
記ロック解除手段は、前記第1の電流とは逆方向に流れ
る第2の電流の作用に基づいて前記ロック手段を解除し
てもよい。
1の電流の作用に基づいて前記回転部材をロックし、前
記ロック解除手段は、前記第1の電流とは逆方向に流れ
る第2の電流の作用に基づいて前記ロック手段を解除し
てもよい。
【0011】前記ロック解除手段は、前記吸着体を前記
コアから離間させるように作用する弾性体を含んでもよ
い。
コアから離間させるように作用する弾性体を含んでもよ
い。
【0012】前記コイルは、前記回転部材を回動させる
トルクを発生させるための第1半径方向延伸部を有する
第1コイルと、前記回転部材を回動させるトルクを発生
させるための第2半径方向延伸部を有する第2コイルと
を含み、前記コアは、前記第1コイルの内側であって前
記第2コイルの外側に配置されてもよい。
トルクを発生させるための第1半径方向延伸部を有する
第1コイルと、前記回転部材を回動させるトルクを発生
させるための第2半径方向延伸部を有する第2コイルと
を含み、前記コアは、前記第1コイルの内側であって前
記第2コイルの外側に配置されてもよい。
【0013】前記第1半径方向延伸部は、第3半径方向
延伸部と第4半径方向延伸部とを含み、前記第2半径方
向延伸部は、第5半径方向延伸部と第6半径方向延伸部
とを含み、前記第1半径方向延伸部と前記第2半径方向
延伸部とは、前記第3半径方向延伸部と前記第4半径方
向延伸部との間の角度の向きと前記第5半径方向延伸部
と前記第6半径方向延伸部との間の角度の向きとが互い
に異なるように形成されてもよい。
延伸部と第4半径方向延伸部とを含み、前記第2半径方
向延伸部は、第5半径方向延伸部と第6半径方向延伸部
とを含み、前記第1半径方向延伸部と前記第2半径方向
延伸部とは、前記第3半径方向延伸部と前記第4半径方
向延伸部との間の角度の向きと前記第5半径方向延伸部
と前記第6半径方向延伸部との間の角度の向きとが互い
に異なるように形成されてもよい。
【0014】前記ロック手段は、前記第1コイルに流れ
る第1電流の作用に基づいて前記回転部材をロックし、
前記ロック解除手段は、前記第1電流とは逆方向に流れ
る第2電流の作用と、前記第2コイルに流れる第3電流
の作用とに基づいて前記ロック手段を解除してもよい。
る第1電流の作用に基づいて前記回転部材をロックし、
前記ロック解除手段は、前記第1電流とは逆方向に流れ
る第2電流の作用と、前記第2コイルに流れる第3電流
の作用とに基づいて前記ロック手段を解除してもよい。
【0015】前記第2電流と前記第3電流とは、前記コ
アに対して前記マグネットによる前記磁気力を打ち消す
ように作用してもよい。
アに対して前記マグネットによる前記磁気力を打ち消す
ように作用してもよい。
【0016】前記ロック解除手段は、前記吸着体を前記
コアから離間させるように作用する弾性体を含んでもよ
い。
コアから離間させるように作用する弾性体を含んでもよ
い。
【0017】前記ロック板は、前記コアの移動を阻止す
るための曲げ部を含み、前記曲げ部は、前記コアの移動
を阻止するように前記コアと当接する当接点を含む当接
面を有し、前記曲げ部は、前記ロック板の回動支点と前
記当接点とを結ぶ第1線分に直交し前記当接点を通る第
2線分と前記当接面との間の角度が、前記当接面におけ
る摩擦角よりも大きくなるように形成されてもよい。
るための曲げ部を含み、前記曲げ部は、前記コアの移動
を阻止するように前記コアと当接する当接点を含む当接
面を有し、前記曲げ部は、前記ロック板の回動支点と前
記当接点とを結ぶ第1線分に直交し前記当接点を通る第
2線分と前記当接面との間の角度が、前記当接面におけ
る摩擦角よりも大きくなるように形成されてもよい。
【0018】前記コイルは、前記回転部材を回動させる
トルクを発生させるための半径方向延伸部を有し、前記
コイルは、部分的ループを形成し、前記コアは、前記部
分的ループの内側に配置されてもよい。
トルクを発生させるための半径方向延伸部を有し、前記
コイルは、部分的ループを形成し、前記コアは、前記部
分的ループの内側に配置されてもよい。
【0019】前記ロック解除手段は、前記吸着体を前記
コアから離間させるように作用する弾性体を含んでもよ
い。
コアから離間させるように作用する弾性体を含んでもよ
い。
【0020】前記部分的ループは、前記コイルの厚みが
一定になるように形成されてもよい。
一定になるように形成されてもよい。
【0021】本発明のある局面に従えば、大きな耐衝撃
性、特に短時間に加わる大きな衝撃及び回転方向な衝撃
に対しても強いロック機構を有し、かつ構成が非常にコ
ンパクト化し部品点数の削減が可能なロック機構が得ら
れる。
性、特に短時間に加わる大きな衝撃及び回転方向な衝撃
に対しても強いロック機構を有し、かつ構成が非常にコ
ンパクト化し部品点数の削減が可能なロック機構が得ら
れる。
【0022】本発明の他の局面に従えば、、コイルに第
1の電流が流れると回転部材が所定のロック位置まで移
動しロック手段によりヨークが固定される。また、回転
部材がロック状態にあるとき第2の電流が流れるとロッ
ク解除手段によりロック状態が解除されるという作用を
奏する。
1の電流が流れると回転部材が所定のロック位置まで移
動しロック手段によりヨークが固定される。また、回転
部材がロック状態にあるとき第2の電流が流れるとロッ
ク解除手段によりロック状態が解除されるという作用を
奏する。
【0023】本発明のさらに他の局面に従えば、コイル
に第1の電流が流れると回転部材が所定のロック位置ま
で移動し吸着体によりヨークが固定される。また、回転
部材がロック状態にあるとき第2の電流が流れるとロッ
ク解除手段によりロック状態が解除されるという作用を
奏する。
に第1の電流が流れると回転部材が所定のロック位置ま
で移動し吸着体によりヨークが固定される。また、回転
部材がロック状態にあるとき第2の電流が流れるとロッ
ク解除手段によりロック状態が解除されるという作用を
奏する。
【0024】本発明のさらに他の局面に従えば、コイル
に第1の電流が流れると回転部材が所定のロック位置ま
で移動しロック手段によりヨークが固定される。また、
回転部材がロック状態にあるとき第2の電流が流れると
吸着体を常に前記コア部から離間させるように作用する
弾性体によりロック状態が解除されるという作用を奏す
る。
に第1の電流が流れると回転部材が所定のロック位置ま
で移動しロック手段によりヨークが固定される。また、
回転部材がロック状態にあるとき第2の電流が流れると
吸着体を常に前記コア部から離間させるように作用する
弾性体によりロック状態が解除されるという作用を奏す
る。
【0025】本発明のさらに他の局面に従えば、コイル
に第3の電流が流れると回転部材が所定のロック位置ま
で移動しロック手段によりヨークが固定される。また、
回転部材がロック状態にあるとき第4の電流が流れると
ロック解除手段によりロック状態が解除されるという作
用を奏する。
に第3の電流が流れると回転部材が所定のロック位置ま
で移動しロック手段によりヨークが固定される。また、
回転部材がロック状態にあるとき第4の電流が流れると
ロック解除手段によりロック状態が解除されるという作
用を奏する。
【0026】本発明のさらに他の局面に従えば、一旦吸
着体がコア部に吸着されると、マグネットの磁力に反発
する方向にコイルに電流を印加しない限り外力を加えて
も吸着状態が解除されないという作用を奏する。
着体がコア部に吸着されると、マグネットの磁力に反発
する方向にコイルに電流を印加しない限り外力を加えて
も吸着状態が解除されないという作用を奏する。
【0027】本発明のさらに他の局面に従えば、コイル
に第1の電流が流れると回転部材が所定のロック位置ま
で移動しロック手段によりヨークが固定される。また、
回転部材がロック状態にあるとき第2の電流が流れると
吸着体を常に前記コア部から離間させるように作用する
弾性体によりロック状態が解除されるという作用を有す
る。
に第1の電流が流れると回転部材が所定のロック位置ま
で移動しロック手段によりヨークが固定される。また、
回転部材がロック状態にあるとき第2の電流が流れると
吸着体を常に前記コア部から離間させるように作用する
弾性体によりロック状態が解除されるという作用を有す
る。
【0028】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は本発明の
回転部材ロック機構を搭載したディスクドライブ装置1
00を示す平面図である。ディスクドライブ装置100
は、ハウジング2の中に収納された磁気ディスク記録媒
体3と、この磁気ディスク記録媒体3を回転駆動するた
めのスピン・モータ4と、ヘッド5を磁気ディスク記録
媒体3の所望の1に位置づけるためのアクチュエータ6
とを有する。
回転部材ロック機構を搭載したディスクドライブ装置1
00を示す平面図である。ディスクドライブ装置100
は、ハウジング2の中に収納された磁気ディスク記録媒
体3と、この磁気ディスク記録媒体3を回転駆動するた
めのスピン・モータ4と、ヘッド5を磁気ディスク記録
媒体3の所望の1に位置づけるためのアクチュエータ6
とを有する。
【0029】アクチュエータ6は、ロータリ式のボイス
・コイル・モータ(VCM)であり、第1のコイル9と
第2のコイル10とを含む。このアクチュエータ6は回
転軸7回りに回転可能に取り付けられたアクチュエータ
・アーム8を有する。アクチュエータ・アーム8の一端
にはヘッド5が取り付けられている。
・コイル・モータ(VCM)であり、第1のコイル9と
第2のコイル10とを含む。このアクチュエータ6は回
転軸7回りに回転可能に取り付けられたアクチュエータ
・アーム8を有する。アクチュエータ・アーム8の一端
にはヘッド5が取り付けられている。
【0030】第1のコイル9の外側で第2のコイル10
の内側にできる空間にコア11が設けられている。アク
チュエータ6に設けられた第1のコイル9および第2の
コイル10の移動範囲内にはVCMのVCMマグネット
12がハウジング2に取り付けられている。VCMマグ
ネット12と第1のコイル9および第2のコイル10と
との間の相互作用によりアクチュエータ・アーム8は回
転軸7の回りを回転する。アクチュエータ・アーム8は
ディスクドライブ装置1の停止時に外周側に設けられた
停止位置に移動する。
の内側にできる空間にコア11が設けられている。アク
チュエータ6に設けられた第1のコイル9および第2の
コイル10の移動範囲内にはVCMのVCMマグネット
12がハウジング2に取り付けられている。VCMマグ
ネット12と第1のコイル9および第2のコイル10と
との間の相互作用によりアクチュエータ・アーム8は回
転軸7の回りを回転する。アクチュエータ・アーム8は
ディスクドライブ装置1の停止時に外周側に設けられた
停止位置に移動する。
【0031】図2は停止位置に設けられたランプブロッ
ク13の斜視図である。図3は、矢印A2方向から見た
ランプブロック13の側面図である。図2および図3を
参照して、ランプブロック13は、ランプサポート13
1の側面131Aから水平方向(矢印A1方向)に凸設
した複数のランプ132を有する。各ランプ132は、
上側および下側に複合平面132xを有する。
ク13の斜視図である。図3は、矢印A2方向から見た
ランプブロック13の側面図である。図2および図3を
参照して、ランプブロック13は、ランプサポート13
1の側面131Aから水平方向(矢印A1方向)に凸設
した複数のランプ132を有する。各ランプ132は、
上側および下側に複合平面132xを有する。
【0032】図4に示すように、アクチュエータ・アー
ム8は、タブ14を有する。これらの複合平面132x
は、それぞれ図4に示すタブ14に対応して設けられた
ものである。アクチュエータアーム8とランプブロック
13とは、ロード/アンロード機構を構成している。
ム8は、タブ14を有する。これらの複合平面132x
は、それぞれ図4に示すタブ14に対応して設けられた
ものである。アクチュエータアーム8とランプブロック
13とは、ロード/アンロード機構を構成している。
【0033】図5は、本発明の実施の形態1におけるア
クチュエータ6の一部分を示した図である。また、図6
は、アクチュエータ6の一部分を拡大した側面図であ
る。アクチュエータアーム8は、VCMマグネット12
及び上下の2枚のVCMヨーク15、16により回動す
る。図6に示すように、第1のコイル9と第2のコイル
10とで構成されるコイル群は、第1のコイル9と第2
のコイル10とが回転軸受け7の軸芯方向(矢印A3方
向)に積層配置された状態でアクチュエータアーム8に
搭載されている。
クチュエータ6の一部分を示した図である。また、図6
は、アクチュエータ6の一部分を拡大した側面図であ
る。アクチュエータアーム8は、VCMマグネット12
及び上下の2枚のVCMヨーク15、16により回動す
る。図6に示すように、第1のコイル9と第2のコイル
10とで構成されるコイル群は、第1のコイル9と第2
のコイル10とが回転軸受け7の軸芯方向(矢印A3方
向)に積層配置された状態でアクチュエータアーム8に
搭載されている。
【0034】第1のコイル9と第2のコイル10とは、
回転軸受け7の中心軸AXを中心に矢印A方向にVCM
マグネット12の表面に沿って往復して回動するように
保持されている。そして、第1のコイル9を駆動する駆
動力を発生する2つの半径方向延伸部9a,9bのなす
角θ1の向きと、第2のコイル10を駆動する駆動力を
発生する2つの半径方向延伸部10a,10bのなす角
θ2向きとが互いに異なるように(この実施形態1にお
いては開く向きが互いに逆となって、第2のコイル10
は回転中心軸AX側に開き、第1のコイル9は回転中心
軸AXと反対側に開くように)構成されている。
回転軸受け7の中心軸AXを中心に矢印A方向にVCM
マグネット12の表面に沿って往復して回動するように
保持されている。そして、第1のコイル9を駆動する駆
動力を発生する2つの半径方向延伸部9a,9bのなす
角θ1の向きと、第2のコイル10を駆動する駆動力を
発生する2つの半径方向延伸部10a,10bのなす角
θ2向きとが互いに異なるように(この実施形態1にお
いては開く向きが互いに逆となって、第2のコイル10
は回転中心軸AX側に開き、第1のコイル9は回転中心
軸AXと反対側に開くように)構成されている。
【0035】図7は、アクチュエータアーム8を待避位
置において固定している状態のロック手段の斜視図であ
る。ロック板17に取り付けられた軟磁性体製の吸着体
19と、コア11とがVCMマグネット12(図15)
の磁気力により吸着している。また、ロック板17は、
弾性体である板バネ18と溶接点18a等で固着され
る。板バネ18は折り曲げ部18bで折り曲げ加工が施
され板バネ18のばね力が吸着体19をコア11から引
き離す方向に常に作用するようになっている。
置において固定している状態のロック手段の斜視図であ
る。ロック板17に取り付けられた軟磁性体製の吸着体
19と、コア11とがVCMマグネット12(図15)
の磁気力により吸着している。また、ロック板17は、
弾性体である板バネ18と溶接点18a等で固着され
る。板バネ18は折り曲げ部18bで折り曲げ加工が施
され板バネ18のばね力が吸着体19をコア11から引
き離す方向に常に作用するようになっている。
【0036】図8は、ロック手段の図1における矢印X
方向から見た側面図である。ロック板17には、コア1
1を固定するための第一の曲げ部17aが設けられてい
る。このロック板17により停止位置にあるアクチュエ
ータアーム8の回動は阻止されている。また、ロック板
17の第2の曲げ部17bはアクチュエータアーム8の
ロック板作用部8aと対向するように設けられる。
方向から見た側面図である。ロック板17には、コア1
1を固定するための第一の曲げ部17aが設けられてい
る。このロック板17により停止位置にあるアクチュエ
ータアーム8の回動は阻止されている。また、ロック板
17の第2の曲げ部17bはアクチュエータアーム8の
ロック板作用部8aと対向するように設けられる。
【0037】アクチュエータアーム8が動作状態から待
避位置に移行したとき、ロック板作用部8aで第2の曲
げ部17bが図8において左方向(矢印A5方向)に作
用を受け吸着体19とコア11とが近接する。吸着体1
9とコア11とは、VCマグネット12の磁力により吸
着する。
避位置に移行したとき、ロック板作用部8aで第2の曲
げ部17bが図8において左方向(矢印A5方向)に作
用を受け吸着体19とコア11とが近接する。吸着体1
9とコア11とは、VCマグネット12の磁力により吸
着する。
【0038】図9は、VCMヨーク15のロック手段取
り付け部分の斜視図である。15aは板バネを取り付け
る溶接点を示している。溶接点15aは、板ばね18に
設けられた溶接点18aに対応する。VCMヨーク15
には穴15bが形成される。
り付け部分の斜視図である。15aは板バネを取り付け
る溶接点を示している。溶接点15aは、板ばね18に
設けられた溶接点18aに対応する。VCMヨーク15
には穴15bが形成される。
【0039】以上のように構成された回転部材ロック機
構について、図10から図12を用いてその動作を説明
する。ディスクドライブ装置100が動作中においては
(図10)、ヘッドアクチュエータアーム8の先端付近
に取り付けられたヘッド5により磁気ディスク記録媒体
3の内周から外周にかけて信号が記録または再生され
る。
構について、図10から図12を用いてその動作を説明
する。ディスクドライブ装置100が動作中においては
(図10)、ヘッドアクチュエータアーム8の先端付近
に取り付けられたヘッド5により磁気ディスク記録媒体
3の内周から外周にかけて信号が記録または再生され
る。
【0040】ヘッドアクチュエータアーム8が図10に
おいて時計廻りに大きく回動する場合には、図11
(a)に示すように第1のコイル9には電流i1,第2
のコイル10には電流i2が破線の矢印の方向に流れ
る。これにより、F1の力がアクチュエータアーム8に
作用する。
おいて時計廻りに大きく回動する場合には、図11
(a)に示すように第1のコイル9には電流i1,第2
のコイル10には電流i2が破線の矢印の方向に流れ
る。これにより、F1の力がアクチュエータアーム8に
作用する。
【0041】ヘッドアクチュエータアーム8が図10に
おいて反時計回りに大きく回転する場合は、実線の電流
i4、電流i3がそれぞれ第1のコイル9、第2のコイ
ル10に流れる。これにより、F2の力がアクチュエー
タアーム8に作用する。このようにアクチュエータアー
ム8は目標の記録トラックを探すいわいるシーク動作を
行う。
おいて反時計回りに大きく回転する場合は、実線の電流
i4、電流i3がそれぞれ第1のコイル9、第2のコイ
ル10に流れる。これにより、F2の力がアクチュエー
タアーム8に作用する。このようにアクチュエータアー
ム8は目標の記録トラックを探すいわいるシーク動作を
行う。
【0042】また、記録トラック上を正確にヘッド5を
追従させて信号の記録再生を行うオントラックモードで
は、図11(b)に示すように第1のコイル9には電流
i4,第2のコイル10には電流i2が破線の矢印の方
向に流れる。これによりF3の力が偶力としてアクチュ
エータアーム8に作用する。
追従させて信号の記録再生を行うオントラックモードで
は、図11(b)に示すように第1のコイル9には電流
i4,第2のコイル10には電流i2が破線の矢印の方
向に流れる。これによりF3の力が偶力としてアクチュ
エータアーム8に作用する。
【0043】反対にコイル9に電流i1,第2のコイル
10には電流i3が実線の矢印の方向に流れると、F4
の力が偶力としてアクチュエータアーム8に作用する。
発生トルクは前述したシーク動作における力F1に対応
するトルクより少ないものの、偶力が発生するので回転
軸AXに対して側圧が加わらないため、回転軸受け7の
変形を回避できる。このため目標の磁気ディスク記録媒
体3上に書き込まれた記録トラックに対するヘッド5の
高精度な位置決め精度を確保できる。
10には電流i3が実線の矢印の方向に流れると、F4
の力が偶力としてアクチュエータアーム8に作用する。
発生トルクは前述したシーク動作における力F1に対応
するトルクより少ないものの、偶力が発生するので回転
軸AXに対して側圧が加わらないため、回転軸受け7の
変形を回避できる。このため目標の磁気ディスク記録媒
体3上に書き込まれた記録トラックに対するヘッド5の
高精度な位置決め精度を確保できる。
【0044】次にディスクドライブ装置100が動作状
態から停止状態に移行する動作について説明する。ディ
スクドライブ装置100に停止状態に移る司令が加えら
れると、コイル部には図11(a)の破線で示した方向
に電流i1、i2が流れる。これにより力F1が作用
し、ヘッドアクチュエータアーム8は大きく時計廻りに
回動する。これによりヘッド5が記録媒体3の最外周か
らさらに外側まで移行する。このとき、図3および図4
に示したタブ14が図2のランプブロック13の傾斜面
で持ち上げられることによりヘッド5と記録媒体3とは
記録媒体3の面に対して垂直方向に離間している。
態から停止状態に移行する動作について説明する。ディ
スクドライブ装置100に停止状態に移る司令が加えら
れると、コイル部には図11(a)の破線で示した方向
に電流i1、i2が流れる。これにより力F1が作用
し、ヘッドアクチュエータアーム8は大きく時計廻りに
回動する。これによりヘッド5が記録媒体3の最外周か
らさらに外側まで移行する。このとき、図3および図4
に示したタブ14が図2のランプブロック13の傾斜面
で持ち上げられることによりヘッド5と記録媒体3とは
記録媒体3の面に対して垂直方向に離間している。
【0045】図1に示す位置までヘッドアクチュエータ
8が移行したとき、ロック板17がヘッドアクチュエー
タアーム8をロックすることになる。このヘッドアクチ
ュエータ8のロック動作について図8および図12を用
いてさらに説明する。
8が移行したとき、ロック板17がヘッドアクチュエー
タアーム8をロックすることになる。このヘッドアクチ
ュエータ8のロック動作について図8および図12を用
いてさらに説明する。
【0046】図12はヘッドアクチュエータアーム8を
ロックする前のロック板17の状態を示した図であり、
図1の矢印X方向から見た側面図である。ヘッドアクチ
ュエータアーム8が時計廻りに回動することにより、第
1のコイル9と第2のコイル10とは矢印B方向に移動
してゆく。そしてヘッドアクチュエータアーム8のロッ
ク板作用部8aがロック板17の第2の曲げ部17bに
板バネ18の弾性力に反して作用する。
ロックする前のロック板17の状態を示した図であり、
図1の矢印X方向から見た側面図である。ヘッドアクチ
ュエータアーム8が時計廻りに回動することにより、第
1のコイル9と第2のコイル10とは矢印B方向に移動
してゆく。そしてヘッドアクチュエータアーム8のロッ
ク板作用部8aがロック板17の第2の曲げ部17bに
板バネ18の弾性力に反して作用する。
【0047】これによりロック板17が板バネ18の折
り曲げ加工部18b(図7)で僅かに回転することによ
り、吸着体19はコア11に近接しVCMマグネット1
2の磁力により吸着体19とコア11とは吸着する。そ
の結果、図8に示したようにロック板17の第1の曲げ
部17aがコア11の端点11aに当接しヘッドアクチ
ュエータアーム8の戻りを規制している。
り曲げ加工部18b(図7)で僅かに回転することによ
り、吸着体19はコア11に近接しVCMマグネット1
2の磁力により吸着体19とコア11とは吸着する。そ
の結果、図8に示したようにロック板17の第1の曲げ
部17aがコア11の端点11aに当接しヘッドアクチ
ュエータアーム8の戻りを規制している。
【0048】次に、ヘッドアクチュエータアーム8のロ
ック状態について説明する。図8において、第1の曲げ
部17aは、ロック板17の回動支点17Cと当接点1
1aとを結ぶ第1線分に直交し当接点11aを通る第2
線分と第1の曲げ部17aとの間の角度θ3が、コア1
1の端点11aと第一の曲げ部17aとの摩擦係数から
求められる摩擦角よりも大きくなるように形成される。
ック状態について説明する。図8において、第1の曲げ
部17aは、ロック板17の回動支点17Cと当接点1
1aとを結ぶ第1線分に直交し当接点11aを通る第2
線分と第1の曲げ部17aとの間の角度θ3が、コア1
1の端点11aと第一の曲げ部17aとの摩擦係数から
求められる摩擦角よりも大きくなるように形成される。
【0049】したがって、吸着体19とコア11との間
に吸着力が発生していない状態において、アクチュエー
タアーム8が図12の矢印C方向に移動しようとする時
に、コア11の端点11aと第一の曲げ部17aとの間
でロックが発生することがないので、ロック板17は滑
らかに解除される。
に吸着力が発生していない状態において、アクチュエー
タアーム8が図12の矢印C方向に移動しようとする時
に、コア11の端点11aと第一の曲げ部17aとの間
でロックが発生することがないので、ロック板17は滑
らかに解除される。
【0050】このようにロック板17の第一の曲げ部1
7aの曲げ角度θ3がコア11の端点11aと第一の曲
げ部17aとの摩擦係数から求められる摩擦角よりも大
きくなるように設計することにより、次に示すロック解
除動作をより滑らかにする作用が得られる。
7aの曲げ角度θ3がコア11の端点11aと第一の曲
げ部17aとの摩擦係数から求められる摩擦角よりも大
きくなるように設計することにより、次に示すロック解
除動作をより滑らかにする作用が得られる。
【0051】また、吸着体19とコア11とが吸着状態
にあるときは、記録媒体の表面に垂直な方向も含めたあ
らゆる方向から衝撃や振動が加えられたとしてもロック
板17はコア11を完全に固定した状態を保つことがで
きる。
にあるときは、記録媒体の表面に垂直な方向も含めたあ
らゆる方向から衝撃や振動が加えられたとしてもロック
板17はコア11を完全に固定した状態を保つことがで
きる。
【0052】図11(b)を参照して、停止状態のディ
スクドライブ装置100に起動の司令が加えられると、
第1のコイル9に第1の電流i1とは逆の方向に流れる
第2電流i4、第2のコイル10に第3電流i2が印加
される。
スクドライブ装置100に起動の司令が加えられると、
第1のコイル9に第1の電流i1とは逆の方向に流れる
第2電流i4、第2のコイル10に第3電流i2が印加
される。
【0053】このとき、コア11にはVCMマグネット
12による磁力線を打ち消す方向に第1のコイル9およ
び第2のコイル10により発生した磁力線が作用する。
これによりコア11内を通る磁力線が解消し、吸着体1
9は板バネ18の弾性力によりコア11から離間する。
この動作とともに、ヘッドアクチュエータアーム8は、
矢印C方向(図12)の偶力F3が加わっている。
12による磁力線を打ち消す方向に第1のコイル9およ
び第2のコイル10により発生した磁力線が作用する。
これによりコア11内を通る磁力線が解消し、吸着体1
9は板バネ18の弾性力によりコア11から離間する。
この動作とともに、ヘッドアクチュエータアーム8は、
矢印C方向(図12)の偶力F3が加わっている。
【0054】したがって吸着体19がコア11から離れ
ると同時にヘッドアクチュエータアーム8は移動するこ
とになる。吸着体19がコア11から離れるときに、コ
ア11の端点11aとロック板17の第1の曲げ部17
aとが接していたとしても、端点11aと第1の曲げ部
17aとの間の磨耗による発塵の心配はない。第1の曲
げ部17aは角度θ3が摩擦角よりも大きくなるように
形成されるので端点11aと第1の曲げ部17aとの間
の接触圧力は極めて小さいからである。
ると同時にヘッドアクチュエータアーム8は移動するこ
とになる。吸着体19がコア11から離れるときに、コ
ア11の端点11aとロック板17の第1の曲げ部17
aとが接していたとしても、端点11aと第1の曲げ部
17aとの間の磨耗による発塵の心配はない。第1の曲
げ部17aは角度θ3が摩擦角よりも大きくなるように
形成されるので端点11aと第1の曲げ部17aとの間
の接触圧力は極めて小さいからである。
【0055】以上のように本実施の形態によれば、ディ
スク記録媒体と、所定の空隙を介して対向する1対のヨ
ークと、前記ヨークの空隙内で、その少なくとも1方の
ヨーク側に固着されたVCMマグネットと、所定の回転
中心軸を中心に回動自在の回転部材に搭載され、前記V
CMマグネットと前記ヨークとから形成される磁気空隙
内に配置されるとともにトルク発生に寄与する半径方向
延伸部を有するコイルと、前記VCMマグネットと前記
ヨークとから形成される磁気空隙内に配置されるととも
にトルク発生に寄与する半径方向延伸部を有する第2の
コイルと、前記回転部材が退避位置に移動するように前
記コイルに流れる第3の電流が作用したとき前記回転部
材を固定するロック手段と、前記第1の電流とは逆方向
に流れる前記第2のコイルの第4の電流により、前記回
転部材が前記退避位置から離れる際、前記ロック手段を
解除するロック解除手段とを設けることにより、非常に
少ない部品点数で待避中のヘッドアクチュエータアーム
を完全に待避位置に固定することができる。従って、記
録媒体3上のデータ・ゾーンのデータは、アクチュエー
タ・アーム8の予期しない動きから保護される。
スク記録媒体と、所定の空隙を介して対向する1対のヨ
ークと、前記ヨークの空隙内で、その少なくとも1方の
ヨーク側に固着されたVCMマグネットと、所定の回転
中心軸を中心に回動自在の回転部材に搭載され、前記V
CMマグネットと前記ヨークとから形成される磁気空隙
内に配置されるとともにトルク発生に寄与する半径方向
延伸部を有するコイルと、前記VCMマグネットと前記
ヨークとから形成される磁気空隙内に配置されるととも
にトルク発生に寄与する半径方向延伸部を有する第2の
コイルと、前記回転部材が退避位置に移動するように前
記コイルに流れる第3の電流が作用したとき前記回転部
材を固定するロック手段と、前記第1の電流とは逆方向
に流れる前記第2のコイルの第4の電流により、前記回
転部材が前記退避位置から離れる際、前記ロック手段を
解除するロック解除手段とを設けることにより、非常に
少ない部品点数で待避中のヘッドアクチュエータアーム
を完全に待避位置に固定することができる。従って、記
録媒体3上のデータ・ゾーンのデータは、アクチュエー
タ・アーム8の予期しない動きから保護される。
【0056】(実施の形態2)図13は本発明の回転部
材ロック機構のコイル部を示す平面図である。図13に
おいて、コイル部は実施の形態1とは異なり単一のコイ
ル20からなる。このコイル20は実施の形態1と同様
にコア11を有している。
材ロック機構のコイル部を示す平面図である。図13に
おいて、コイル部は実施の形態1とは異なり単一のコイ
ル20からなる。このコイル20は実施の形態1と同様
にコア11を有している。
【0057】コイル20は、アクチュエータ・アーム8
を回動させるトルクを発生させるための半径方向延伸部
を有する。コイル20は、部分的ループを形成する。コ
ア11は、部分的ループの内側に配置される。
を回動させるトルクを発生させるための半径方向延伸部
を有する。コイル20は、部分的ループを形成する。コ
ア11は、部分的ループの内側に配置される。
【0058】即ち、このコア11はコイル20の一箇所
の隅において1ターン余分に巻き込まれている。コア1
1の周りのターン数は他の部分の2倍のターン数となっ
ているが、図13の左側面図に示したように、2倍のタ
ーン数を有する部分20Aでのコイルの厚みを2分の1
にプレス成形することにより、2倍のターン数を有する
部分20Aでのコイルの厚みを他の部分の厚みと同じ厚
さとしている。
の隅において1ターン余分に巻き込まれている。コア1
1の周りのターン数は他の部分の2倍のターン数となっ
ているが、図13の左側面図に示したように、2倍のタ
ーン数を有する部分20Aでのコイルの厚みを2分の1
にプレス成形することにより、2倍のターン数を有する
部分20Aでのコイルの厚みを他の部分の厚みと同じ厚
さとしている。
【0059】アクチュエータアーム21は回転軸受け7
を中心に回動可能な状態でハウジングに取り付けられて
いる。コイル20の形状以外は実施の形態1の構成と同
じ構成であり、コイル20に電流i5が流れるとヘッド
アクチュエータアーム21は時計回りに回動し図1に示
す退避位置に移動する。
を中心に回動可能な状態でハウジングに取り付けられて
いる。コイル20の形状以外は実施の形態1の構成と同
じ構成であり、コイル20に電流i5が流れるとヘッド
アクチュエータアーム21は時計回りに回動し図1に示
す退避位置に移動する。
【0060】ディスクドライブ装置100が動作モード
に切り替えられると、コイル20に電流i6が流れ、コ
ア11にVCMマグネット12による磁束を相殺する磁
束が発生し、実施の形態1と同様のメカニズムでヘッド
アクチュエータアーム21のロックが解除される。
に切り替えられると、コイル20に電流i6が流れ、コ
ア11にVCMマグネット12による磁束を相殺する磁
束が発生し、実施の形態1と同様のメカニズムでヘッド
アクチュエータアーム21のロックが解除される。
【0061】以上のように実施の形態2によれば、ディ
スク記録媒体と、所定の空隙を介して対向する1対のヨ
ークと、前記ヨークの空隙内で、その少なくとも1方の
ヨーク側に固着されたVCMマグネットと、所定の回転
中心軸を中心に回動自在の回転部材に搭載され、前記V
CMマグネットと前記ヨークとから形成される磁気空隙
内に配置されるとともにトルク発生に寄与するコイル
と、前記回転部材が退避位置に移動するように前記コイ
ルに流れる第1の電流が作用したとき前記回転部材を固
定するロック手段と、前記第1の電流とは異なる第2の
電流により、前記回転部材が前記退避位置から離れる
際、前記ロック手段を解除するロック解除手段とを設け
ることにより、単一のコイルで実施の形態1と同等の効
果を得ることができる。
スク記録媒体と、所定の空隙を介して対向する1対のヨ
ークと、前記ヨークの空隙内で、その少なくとも1方の
ヨーク側に固着されたVCMマグネットと、所定の回転
中心軸を中心に回動自在の回転部材に搭載され、前記V
CMマグネットと前記ヨークとから形成される磁気空隙
内に配置されるとともにトルク発生に寄与するコイル
と、前記回転部材が退避位置に移動するように前記コイ
ルに流れる第1の電流が作用したとき前記回転部材を固
定するロック手段と、前記第1の電流とは異なる第2の
電流により、前記回転部材が前記退避位置から離れる
際、前記ロック手段を解除するロック解除手段とを設け
ることにより、単一のコイルで実施の形態1と同等の効
果を得ることができる。
【0062】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、大きな耐
衝撃に対しても強い回転部材ロック機構を提供すること
ができる。
衝撃に対しても強い回転部材ロック機構を提供すること
ができる。
【0063】また本発明によれば、短時間に加わる大き
な衝撃及び記録媒体の表面に垂直な上下方向も含めたあ
らゆる方向からの衝撃に対しても強い回転部材ロック機
構を提供することができる。
な衝撃及び記録媒体の表面に垂直な上下方向も含めたあ
らゆる方向からの衝撃に対しても強い回転部材ロック機
構を提供することができる。
【0064】このように本発明では、新たにソレノイド
等の部品を追加することなくヘッドアクチュエータアー
ムを固定するロック機構を構成しているために、機構が
非常にシンプルであり、低コスト化に有利となる。
等の部品を追加することなくヘッドアクチュエータアー
ムを固定するロック機構を構成しているために、機構が
非常にシンプルであり、低コスト化に有利となる。
【0065】また、ロック方向とロックを必要とする方
向とが直角となっているので、あらゆる方向からの振動
や衝撃に対して完全にヘッドアクチュエータアームを固
定できる。このため、ディスクドライブ装置に高い耐衝
撃性を与えることができる。さらに、ロック解除時にお
いて、コアとロック板の第1の曲げ部での摩擦がなく塵
などが発生しにくい。
向とが直角となっているので、あらゆる方向からの振動
や衝撃に対して完全にヘッドアクチュエータアームを固
定できる。このため、ディスクドライブ装置に高い耐衝
撃性を与えることができる。さらに、ロック解除時にお
いて、コアとロック板の第1の曲げ部での摩擦がなく塵
などが発生しにくい。
【0066】以上のように本発明によれば、低コスト
化、省スペース化を図ることができ、かつディスクドラ
イブ装置の内部で塵などが発生しにくいために磁気ディ
スクドライブ装置のような高い密閉性が要求されるよう
な装置においても、高い信頼性を確保することができる
という優れた効果が得られる。
化、省スペース化を図ることができ、かつディスクドラ
イブ装置の内部で塵などが発生しにくいために磁気ディ
スクドライブ装置のような高い密閉性が要求されるよう
な装置においても、高い信頼性を確保することができる
という優れた効果が得られる。
【図1】本発明の実施の形態1におけるディスクドライ
ブ装置の平面図。
ブ装置の平面図。
【図2】本発明の実施の形態1におけるディスクドライ
ブ装置のランプブロックの斜視図。
ブ装置のランプブロックの斜視図。
【図3】本発明の実施の形態1におけるディスクドライ
ブ装置のランプブロックの側面図。
ブ装置のランプブロックの側面図。
【図4】本発明の実施の形態1におけるディスクドライ
ブ装置におけるサスペンションアームの斜視図。
ブ装置におけるサスペンションアームの斜視図。
【図5】本発明の実施の形態1におけるディスクドライ
ブ装置のVCM部の平面図。
ブ装置のVCM部の平面図。
【図6】本発明の実施の形態1におけるディスクドライ
ブ装置のVCM部の側面図。
ブ装置のVCM部の側面図。
【図7】本発明の実施の形態1におけるディスクドライ
ブ装置のロック機構の一部拡大図。
ブ装置のロック機構の一部拡大図。
【図8】本発明の実施の形態1におけるディスクドライ
ブ装置のVCM部のロック機構の動作説明のための側面
図。
ブ装置のVCM部のロック機構の動作説明のための側面
図。
【図9】本発明の実施の形態1におけるディスクドライ
ブ装置のヨークの斜視図。
ブ装置のヨークの斜視図。
【図10】本発明の実施の形態1におけるディスクドラ
イブ装置の平面図。
イブ装置の平面図。
【図11】本発明の実施の形態1におけるディスクドラ
イブ装置のコイル部の平面図。
イブ装置のコイル部の平面図。
【図12】本発明の実施の形態1におけるディスクドラ
イブ装置のVCM部のロック機構の動作説明のための側
面図。
イブ装置のVCM部のロック機構の動作説明のための側
面図。
【図13】本発明の実施の形態2におけるディスクドラ
イブ装置のVCM部の平面図。
イブ装置のVCM部の平面図。
【図14】従来のディスクドライブ装置の平面図。
9 コイル 10 第2のコイル 11 コア 12 VCMマグネット 15 ヨーク 17 ロック板 18 板バネ 19 吸着体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野 善弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D068 AA01 BB01 CC12 EE03 GG03 GG24 5D076 AA01 BB01 CC05 EE01 EE15 GG04 GG11
Claims (12)
- 【請求項1】 所定の空隙を介して対向するように設け
られる1対のヨークと、 前記ヨークの空隙内で、前記1対のヨークの少なくとも
1方に固着されたマグネットと、 所定の回転中心軸を中心に回動自在に設けられる回転部
材と、 退避位置に移動した前記回転部材をロックするロック手
段と、 前記回転部材が前記退避位置から離れる際に前記ロック
手段を解除するロック解除手段とを備え、 前記回転部材は、前記1対のヨークの間に配置され前記
回転部材を回動させるトルクを発生させるためのコイル
と、 前記マグネットの磁気力により前記ロック手段を吸引す
るコアとを含み、 前記ロック手段は、前記回転部材のロックおよびロック
の解除ができるように回動自在に設けられるロック板
と、 前記ロック板に設けられ前記コアに吸引される吸着体と
を含む回転部材ロック機構。 - 【請求項2】 前記ロック手段は、前記コイルに流れる
第1の電流の作用に基づいて前記回転部材をロックし、 前記ロック解除手段は、前記第1の電流とは逆方向に流
れる第2の電流の作用に基づいて前記ロック手段を解除
する、請求項1記載の回転部材ロック機構。 - 【請求項3】 前記ロック解除手段は、前記吸着体を前
記コアから離間させるように作用する弾性体を含む、請
求項1記載の回転部材ロック機構。 - 【請求項4】 前記コイルは、前記回転部材を回動させ
るトルクを発生させるための第1半径方向延伸部を有す
る第1コイルと、 前記回転部材を回動させるトルクを発生させるための第
2半径方向延伸部を有する第2コイルとを含み、 前記コアは、前記第1コイルの内側であって前記第2コ
イルの外側に配置される、請求項1記載の回転部材ロッ
ク機構。 - 【請求項5】 前記第1半径方向延伸部は、第3半径方
向延伸部と第4半径方向延伸部とを含み、 前記第2半径方向延伸部は、第5半径方向延伸部と第6
半径方向延伸部とを含み、 前記第1半径方向延伸部と前記第2半径方向延伸部と
は、前記第3半径方向延伸部と前記第4半径方向延伸部
との間の角度の向きと前記第5半径方向延伸部と前記第
6半径方向延伸部との間の角度の向きとが互いに異なる
ように形成される、請求項4記載の回転部材ロック機
構。 - 【請求項6】 前記ロック手段は、前記第1コイルに流
れる第1電流の作用に基づいて前記回転部材をロック
し、 前記ロック解除手段は、前記第1電流とは逆方向に流れ
る第2電流の作用と、前記第2コイルに流れる第3電流
の作用とに基づいて前記ロック手段を解除する、請求項
4記載の回転部材ロック機構。 - 【請求項7】 前記第2電流と前記第3電流とは、前記
コアに対して前記マグネットによる前記磁気力を打ち消
すように作用する、請求項6記載の回転部材ロック機
構。 - 【請求項8】 前記ロック解除手段は、前記吸着体を前
記コアから離間させるように作用する弾性体を含む、請
求項4記載の回転部材ロック機構。 - 【請求項9】 前記ロック板は、前記コアの移動を阻止
するための曲げ部を含み、 前記曲げ部は、前記コアの移動を阻止するように前記コ
アと当接する当接点を含む当接面を有し、 前記曲げ部は、前記ロック板の回動支点と前記当接点と
を結ぶ第1線分に直交し前記当接点を通る第2線分と前
記当接面との間の角度が、前記当接面における摩擦角よ
りも大きくなるように形成される、請求項1記載の回転
部材ロック機構。 - 【請求項10】 前記コイルは、前記回転部材を回動さ
せるトルクを発生させるための半径方向延伸部を有し、 前記コイルは、部分的ループを形成し、 前記コアは、前記部分的ループの内側に配置される、請
求項1記載の回転部材ロック機構。 - 【請求項11】 前記ロック解除手段は、前記吸着体を
前記コアから離間させるように作用する弾性体を含む、
請求項10記載の回転部材ロック機構。 - 【請求項12】 前記部分的ループは、前記コイルの厚
みが一定になるように形成される、請求項10記載の回
転部材ロック機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11169034A JP2001006303A (ja) | 1999-06-15 | 1999-06-15 | 回転部材ロック機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11169034A JP2001006303A (ja) | 1999-06-15 | 1999-06-15 | 回転部材ロック機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001006303A true JP2001006303A (ja) | 2001-01-12 |
Family
ID=15879103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11169034A Withdrawn JP2001006303A (ja) | 1999-06-15 | 1999-06-15 | 回転部材ロック機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001006303A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100493032B1 (ko) * | 2002-11-12 | 2005-06-07 | 삼성전자주식회사 | 솔레노이드를 이용한 하드 디스크 드라이브의 액츄에이터로킹장치 |
-
1999
- 1999-06-15 JP JP11169034A patent/JP2001006303A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100493032B1 (ko) * | 2002-11-12 | 2005-06-07 | 삼성전자주식회사 | 솔레노이드를 이용한 하드 디스크 드라이브의 액츄에이터로킹장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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