JP2001005537A - 加熱制御装置 - Google Patents

加熱制御装置

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JP2001005537A
JP2001005537A JP11179296A JP17929699A JP2001005537A JP 2001005537 A JP2001005537 A JP 2001005537A JP 11179296 A JP11179296 A JP 11179296A JP 17929699 A JP17929699 A JP 17929699A JP 2001005537 A JP2001005537 A JP 2001005537A
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Japan
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power supply
temperature
heating element
electric heating
slow start
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JP11179296A
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English (en)
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Kazuya Iwabayashi
一也 岩林
Yusuke Nagano
雄介 永野
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 突入電流による交流電源電圧変動を回避し、
温度に応じた最短のスロースタート時間を適宜選択し
て、ヒータ部の立ち上がり時間を短縮させること。 【解決手段】 温度検出部33により、ヒータ21の初
期温度を検出し(S1)、初期温度に合う制御テーブル
を選択する(S3)。制御テーブルは記憶部37内にあ
り、初期温度毎に電源周波数の半波の数とそのときの通
電開始時間との関係が予め求められている。選択された
制御テーブルにより半波単位でヒータ21の通電開始時
間を参照して(S4)、AC電圧検出回路38からのゼ
ロクロス信号を得て(S5)、定着制御回路35を介し
定着部32のヒータ21に供給される電力を制御する。
これを参照した半波数まで繰り返すと共に、温度検出部
33により所定温度となるか、制御テーブルが終了する
まで繰り返す(S8、S9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商用交流電源等の
交流電源を用いて電気発熱体の通電制御を行う加熱制御
装置に関するものであり、例えば電子写真方式の画像形
成装置における定着装置等の技術分野に属するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】加熱制御装置の代表的なものとして、加
熱部(ヒータ)を有する定着装置からなる電子写真方式
の画像形成装置が知られており、定着装置は、転写材上
に転写された顕画像を永久可視像化させるために用いら
れている。
【0003】一般的に定着装置は、顕画像を形成するた
めのトナー等からなる顕像剤を加熱融解させるヒータラ
ンプ等からなるヒータ部と、融解した顕像剤を加圧する
定着ローラ部と、定着部位近傍の温度を検出するための
サーミスタ等からなる温度検出部とから形成されてお
り、定着部位近傍の温度をモニタしながら、商用交流電
源を所定のタイミングで通電させることで、ヒータ部の
温度制御を行っている。
【0004】また定着装置の電力制御方法としては、前
記温度検出部からの温度検出信号に応じて、入力される
商用交流電源等(以降、AC電源と称す)の交流波形を
位相制御することでヒータの電力制御を行い、定着装置
における定着部位の温度制御を行うものが知られてい
る。
【0005】例えば、特開平3−27077号公報に
は、電子写真プリンタが待機状態或いは印字状態にある
とき、定着ローラ温度が設定温度以下になると、CPU
がAC電源波形のゼロクロス信号を基準にして、ヒータ
ランプの点弧信号を出力して位相制御を行うことによ
り、ヒータランプへの突入電流を低減する制御が開示さ
れている。
【0006】即ち、位相角の変位量を20°に設定して
いる場合、第1点弧信号はゼロクロス後160°で出力
され、次のゼロクロスまでの20°の期間が通電期間と
なり、第2点弧信号は140°で出力されて40°の期
間が通電時間となり、以降同様にして、180°通電、
即ち、全位相通電となるまで段階的に20°単位で通電
時間を増加していく制御(以降、スロースタート制御と
称する)を行っており、これによりヒータへの突入電流
によるAC電源電圧変動を回避することが記載されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一般的に画像形成装置
の通電時等のヒータ部の温度が定着時に要求される温度
よりも低下している場合、特に画像形成装置に通電した
初期状態では、ヒータの抵抗値(インピーダンス)が低
くなっており、ヒータへ通電したときの突入電流は非常
に大きなものとなることから、AC電源の電源電圧が変
動(低下)してしまう問題がある。従って、上記スロー
スタート制御を行うことにより、ヒータへの突入電流に
よるAC電源電圧変動を回避することができるという点
で上記公報は有効なものといえる。
【0008】しかしながら、ヒータ部の抵抗値は、ヒー
タ自身の温度に大きく依存しており、一般的にヒータ部
の温度が上昇するに従って抵抗値は大きくなり、それに
伴って突入電流は小さくなる。
【0009】即ち、同公報に記載のスロースタート制御
においては、定着部温度の状態によらず、一定のスロー
スタート制御を行っていることから、例えば定着部温度
が上昇してヒータ部の抵抗値が大きくなり突入電流が減
少する状態にあり、早く定着温度を上昇させて画像形成
が可能な状態にあるにも係わらず、常に一定のスロース
タート時間を要してしまうという問題点があった。
【0010】本発明は、上述した従来技術の問題点を解
決するためになされたものであり、その目的とするとこ
ろは、ヒータへの突入電流によるAC電源電圧変動を回
避しながら、温度に応じた最短のスロースタート時間を
適宜選択でき、ヒータ部が所定の温度になるまでの立ち
上がり時間を短縮させることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の加熱制御装置
は、交流電源からの供給電力に応じて発熱し、自己の温
度が高くなるに従って抵抗値が増加する電気発熱体と、
電気発熱体又は電気発熱体近傍の温度情報を検出する温
度検出手段と、電気発熱体と交流電源との間に接続さ
れ、電気発熱体に対し交流電源からの電力の供給状態と
非供給状態を切換え可能なスイッチング手段と、交流電
源の電源波形におけるゼロクロス点情報を検出するゼロ
クロス点検出手段と、検出された温度情報とゼロクロス
点情報に基づいて、交流電源の電源周波数の半波単位
で、電気発熱体への電源供給を開始する電源供給開始時
間を設定し、電源供給開始時間から次のゼロクロス点ま
での期間だけ電気発熱体へ電力を供給することで、電気
発熱体への供給電力を制御する通電制御手段と、を備え
た加熱制御装置において、通電制御手段はさらに、温度
検出手段が検出した温度情報に基づき、電気発熱体へ電
源供給した際の突入電流を減少させるように、電源供給
開始時間を、電気発熱体へ電源供給する半波の数に応じ
て段階的に設定変更し、電気発熱体へ供給する電力を段
階的に増加させるスロースタート制御を行うことを特徴
とする。
【0012】本構成によれば、電気発熱体の温度に応じ
て、交流電源の半波単位での電源供給開始時点からゼロ
クロス点までの通電する期間を可変し、電気発熱体の温
度が低く抵抗値が小さい場合には突入電流が大きくなる
ので、段階的に通電時間を増加させ、通電に従って電気
発熱体の温度が上昇すると、抵抗値が大きくなって通電
電流が小さくなるので、通電する期間を長くするように
制御する。
【0013】従って、電気発熱体を通電する際の初期温
度により、スローアップ制御する期間(スローアップ期
間)が加減され、大きな突入電流が流れることを防止し
ながら、無駄なスローアップ制御を行うことなく、迅速
に電気発熱体を所定の温度となるまで加熱することがで
きる。
【0014】また本発明の加熱制御装置は、通電制御手
段がさらに、温度検出手段が検出した温度情報に基づ
き、電気発熱体への電源供給開始から半波の全域で通電
するまでの半波の数を表わすスロースタート期間を可変
するように構成しても良く、特に、検出された温度情報
に基づき、電気発熱体又は電気発熱体近傍の温度が低い
ことを検出すると、スロースタート期間を長くする一
方、高いことを表わす場合にはスロースタート期間を短
くするよう構成してもよい。
【0015】つまり電気加熱体の温度が低い場合には、
抵抗値が小さく突入電流が大きくなるので、比較的長い
スロースタート期間となるよう設定し、電気加熱体の温
度がそれほど低くなっていない場合には、抵抗値は初期
ほどは小さくないので、比較的短いスロースタート期間
となるように設定でき、電気発熱体の温度により最適な
スローアップ制御を行い、その後、半波全域で通電する
通常の加熱制御に移行する。
【0016】従って、スロースタート制御を開始したと
きに、電気加熱体の温度にバラツキがあっても、スロー
スタート制御の完了時に、電気加熱体の温度が略一定と
なり、その後の通常制御へ問題なく移行することがで
き、電気発熱体の温度に応じて最適なスローアップ制御
を行うことができる。
【0017】またさらに、本発明の加熱制御装置は、ス
ロースタート期間と、半波毎の電源供給開始時間との関
係を格納したスロースタートテーブルを、選択条件とな
る温度情報毎に複数備え、検出された温度情報に基づ
き、複数のスロースタートテーブルより選択された特定
のスロースタートテーブルに基づき、スロースタート制
御を行うように構成してもよい。
【0018】この場合には、最適なスロースタート制御
を行うために、予めスロースタート期間と電源供給開始
時間との関係が格納されたテーブルを複数(複数個又は
複数領域)用意して格納しておき、電気加熱体の温度に
応じて、複数のテーブルのうちから最適なテーブルを選
択してスロースタート制御を行う。
【0019】このように構成することで、電源周波数の
半波単位で制御する電源供給開始時間やスロースタート
制御を行うスロースタート期間を予め格納されたテーブ
ルから読み込むだけで済むので、半波毎に電源供給開始
時間やスロースタートを算出して求める必要がなく、応
答性を改善することができ、記憶内容を変更するだけ
で、簡単にスローアップ制御のパラメータを変更するこ
とが可能となる。
【0020】一方、基準となるスロースタート期間と、
半波毎の電源供給開始時間との関係を格納した基準スロ
ースタートテーブルを備え、検出された温度情報に基づ
き、新たにスロースタート期間と電源供給開始時間との
関係を求めて加熱制御するようにしてもよい。
【0021】即ち、前述したスロースタートテーブルを
複数設けて、電気発熱体の温度に応じて、複数のスロー
スタートテーブルより特定のスロースタートテーブルを
選択するのではなく、例えば、予め基準となるスロース
タートテーブルを用意すると共に、電気発熱体の温度と
基準スロースタートテーブルとの関係を求めておき、ス
ロースタート制御時には、電気発熱体の温度を検出し
て、その温度に見合った制御を行うように、スロースタ
ート期間と電源供給開始時間との関係を求めて、スロー
スタート制御を行う。
【0022】この場合には新たにスロースタート期間と
電源供給開始時間との関係を求める必要が生じるが、複
数のスロースタートテーブルを予め設ける必要がなく、
制御テーブルが占有する記憶容量を小さくすることがで
きる。
【0023】またさらに本発明の加熱制御装置は、検出
された温度情報に基づき、電気発熱体又は電気発熱体近
傍の温度が所定値以上であることを検出すると、スロー
スタート制御を行わないように構成してもよい。
【0024】前述したように、電気発熱体の抵抗値は、
自身の温度に依存しており、温度が低ければ抵抗値が小
さくなるので突入電流が大きくなり、スロースタート制
御を行う必要があるが、電気発熱体の温度が所定値以
上、即ち突入電流が小さい状態に対応した温度であれ
ば、スロースタート制御を行う必要がないので、通常の
位相制御に移行するよう制御する。
【0025】またさらに本発明の加熱制御装置は、スロ
ースタート制御中に検出された温度情報に基づき、電気
発熱体又は電気発熱体近傍の温度が所定値以上であるこ
とを検出すると、スロースタートテーブル又は基準スロ
ースタートテーブルで参照しているスロースタート期間
と電源供給開始時間との関係を変更してスロースタート
制御を行うように構成してもよい。
【0026】即ち、電気発熱体のバラツキ等により、ス
ローアップ制御を行っている途中に、電気発熱体の温度
が高くなり、突入電流の心配がなくなる抵抗値になる
と、温度を迅速に立ち上げるために、途中のスローアッ
プ制御を省略したり、場合によっては通常の位相制御に
移行するように制御する。
【0027】このように構成することで、電気発熱体の
温度に応じて、最適なスローアップ制御を行うことがで
き、通常時のスローアップ制御にとらわれずに電気発熱
体の立ち上がり時間を短縮することが可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
定着装置を備えた画像形成装置(プリンタ)の全体概要
断面図を示している。プリンタ本体1の上面部には、光
を透過する例えば透明なガラス体からなる原稿台2が配
置されており、プリンタ本体1の内部において、原稿台
2の下方部にスキャナ部3が配設されている。
【0029】スキャナ部3は、露光ランプ4、ミラー
5、レンズ6、及びCCD7(光電変換素子)を含み、
露光ランプ4及びミラー5を原稿台2の下面において、
水平方向に往復運動させ、原稿台2の上面に載置された
原稿の画像を、露光ランプ4からの照射光により露光走
査させる。
【0030】露光ランプ4からの照射光は、原稿面を介
して反射し、当該反射光はミラー5及びレンズ6を介し
てCCD7の受光面に結像し、CCD7は受光面におけ
る受光量に応じたアナログ信号を出力する。このCCD
7からの出力信号は、デジタル信号に変換され、さらに
図示しない画像処理部において所定の画像処理が施され
て画像データとして出力される。
【0031】また、画像データの他の入出力方法とし
て、プリンタ1が接続されているネットワークに接続さ
れたパソコンや情報携帯端末等の他の情報処理装置より
デジタル画像データを受信し、同様にして図示しない画
像処理部において所定の画像処理を行って画像データと
して出力するように構成しても良い。
【0032】プリンタ1内の中央部には、円筒状の感光
体ドラム8が図示する矢印A方向に回動自在に軸支持さ
れており、感光体ドラム8を包囲するように、帯電器
9、画像書き込みユニット10、現像槽11、転写器1
2、及びクリーナ13が配設されて作像部14を形成し
ている。
【0033】また、プリンタ本体1の最下部には、転写
材Pを収納した給紙カセット15が装着され、またプリ
ンタ本体1の内部には、給紙カセット15から作像部1
4を経由して排紙トレイ16に至る搬送路が形成されて
おり、搬送路には、給紙ローラ17、レジストローラ対
18、電気発熱体を構成するヒータ21を内包した定着
ローラ19、加圧ローラ20、及び排紙ローラ対22が
配置されている。
【0034】画像形成動作を説明すると、図示する矢印
A方向に回動する感光体ドラム8表面の感光体面に対し
て、所定の表面電位になるように、帯電器9が単一極性
の電荷を均一に付与した後、画像書き込みユニット10
が図示しない画像処理部から出力された画像データに基
づいて変調した画像光を照射し、感光体ドラム8上に光
導電作用による静電潜像を形成する。
【0035】次いで、現像槽11は、感光体ドラム8上
の静電潜像に対して現像剤を供給し、感光体ドラム8上
の静電潜像を顕像化する。一方、感光体ドラム8上の顕
画像が転写器12との対向面に到達する前に、給紙カセ
ット15内に載置された転写材Pが予め給紙ローラ17
により給紙されており、給紙ローラ17により給紙され
た転写材Pは、レジストローラ対19によりその前端部
をレジストローラ対19に当接させた状態で停止させら
れる。
【0036】レジストローラ対19は、感光体ドラム8
と転写器12との間において、転写材Pの前端部が感光
体ドラム8上に担持された顕画像の前端と一致するタイ
ミングで回動を開始し、転写材Pを作像部14に導き、
転写器12は感光体ドラム8に担持された顕画像を転写
材Pの表面に転写する。
【0037】クリーナ12は、顕画像の転写した後に感
光体ドラム8の表面に残留したトナーを除去し、顕画像
が転写された転写材Pは、転写ローラ19と加圧ローラ
20の間を通過する際に加熱及び加圧され、顕像剤を形
成する現像剤が融解して転写材P上に固着させられて永
久可視像化され、その後、転写材Pは、排紙ローラ対2
2の回転により排紙トレイ16上に排出される。
【0038】(本発明の実施形態)図2は、本発明の実
施形態に係る定着装置の制御内容を説明するためのブロ
ック図である。定着装置30は、商用交流電源等からな
るAC電源31が接続されている(AC電源31は交流電
源を構成している)。
【0039】加熱制御装置を構成する定着装置30は、
電気発熱体を構成するヒータ21や定着ローラ19から
なる定着部32、ゼロクロス検出回路等のAC電源の特
定位相を検出するために設けられ、ゼロクロス点検出手
段を構成するAC電圧検出回路38、サーミスタやサー
モスタット等から構成され、ヒータ21近傍の定着部温
度を検出する温度検出部33、A/D変換器や比較器か
ら構成され、温度検出部33で検出された信号を電気信
号に変換し、温度検出部33とで温度検出手段を構成す
る温度/電気信号電圧変換部34、定着部32のヒータ
21についての通電時間を制御し通電制御手段を構成す
る定着通電時間制御部36、定着部32の通電時間を設
定するために、初期温度条件等により複数の細分化した
制御ステップ数毎の定着通電時間情報からなる制御デー
タを記憶するスローアップテーブルを構成する制御テー
ブルからなる記憶部37、ヒータの通電をON/OFF
するためのパワー素子等からなり定着部32の制御を行
いスイッチング手段を構成する定着制御回路35から構
成されている。
【0040】定着装置30の動作概要を説明すれば、ま
ず温度検出部33により定着部32の温度を検出する
と、検出された温度情報は、温度/電気信号変換部によ
り電気信号に変換されて定着通電時間制御部36に入力
され、定着通電時間制御部36は、検出された温度情報
に対応した電気信号に基づいて、記憶手段37の制御テ
ーブルに格納され複数に細分化された制御ステップ毎の
定着通電時間情報を読込みと共に、AC電圧検出回路に
より入力したAC電源の位相情報とに基づいて定着部3
2のヒータ21に通電する時間情報を決定し、決定され
た通電時間情報に基づいて、定着制御回路35は、定着
部32に設けられたヒータ21に所定の通電制御を行
う。尚、定着装置30の詳細な制御内容については後述
する図3は、本発明の実施形態に係る定着装置30の定
着制御波形の一例を示したものであり、図3(a)はA
C電源31の電圧値と時間との関係を示したものであ
り、電源周波数に応じた周波数と電源電圧値に応じた振
幅を有する。
【0041】一方、図3(b)は図3(a)での電源電
圧波形と、AC電圧検出回路38のゼロクロス検出回路
部で生成されるゼロクロスパルス39との関係を示して
おり、電源波形にてゼロクロス点40に対応したタイミ
ングでゼロクロスパルス39が生成されており、ゼロク
ロスパルス39が検出される1周期、即ちAC電源31
での電源の1/2周期(半周期、半波)を定着制御の1
ステップ単位と定義する。
【0042】図4は定着部32をスロースタート制御し
た場合のステップ数による定着通電時間の推移と定着部
32に印加される電源の波形を模式的に示したものであ
り、図4(a)は電圧波形と時間との関係、図4(b)
は電流波形と時間との関係を夫々表わしている。
【0043】図4(a)において、定着部32に印加さ
れる電圧は、図3で説明したように、ゼロクロスパルス
39が出力されるタイミングのゼロクロス点40から、
非通電時間t(mS)の間だけ通電されずに、t経過後
に定着部32に通電が開始され、次のゼロクロス点40
まで通電が実行される。そして、非通電時間tは電源周
期毎に減少させられ、定着部32への通電時間が増加し
ていくこととなる。
【0044】尚、ここではゼロクロス点40から非通電
時間tにより通電開始時間(電源供給開始時間)が求め
られているが、逆に通電時間幅とゼロクロス点、又は通
電開始時間とゼロクロス点とを用いても同様であること
はいうまでもない。またゼロクロス点も前の半周期での
ゼロクロス点を用いても、次の半周期でのゼロクロス点
を用いても本質的に同様にして実施できることもいうま
でもない。
【0045】図4(b)は図4(a)のときの電流波形
を表わしており、図4(a)で説明したように、ゼロク
ロス点40から非通電時間tを経過後に電流が流れるこ
とになるが、後述するようにヒータ21の温度特性によ
りヒータ21の抵抗値が徐々に大きくなり、スロースタ
ート制御により徐々に通電時間が長くなる(非通電時間
が短くなる)に従って、電源の半周期毎に電流の流れる
期間は長くなるものの、通電時の電流値は初期のcから
bまで増加するだけで済み、大きな突入電流が流れるこ
とを防止できる。
【0046】図5はヒータ21自身の温度と抵抗値の関
係を表わしたものであり、縦軸は抵抗値(Ω)、横軸が
温度(°C)となっている。一般的に、発熱体は低温時
には抵抗値は低く、高温時には抵抗値が高くなる特性を
有しており、発熱体の低温時に定着部32へ電圧を印加
すると、抵抗値が低いので、大きな突入電流が流れるこ
とは従来技術の項で説明した通りである。
【0047】即ち、図4(b)の破線で示す突入電流の
最大値aは、発熱体の温度に大きく依存しており、AC
電源31に対する電圧変動等の悪影響が解消又は減少し
たときの電流bに至るまでの時間も通電を開始する時点
での発熱体の温度で大きく変化する。
【0048】定着部32の温度を迅速に立ち上げて顕画
像の定着を可能とするには、AC電源31に悪影響を与
えない範囲で可能な限りの通電電流をとることが必要と
なる。そのときの電流値cを得るための位相は、定着部
32の温度によって左右されることから、定着部32の
温度を検出し、検出した温度情報に基づいて定着部32
へ通電する位相を可変させることで、AC電源に悪影響
を与えない範囲で定着部32を迅速に立ち上げることが
可能となる。
【0049】図6は、本発明の実施形態に係る定着部3
2のスロースタート制御を行った場合の、ステップ数に
よる定着通電時間の推移を例示したものであり、横軸
(X軸)は定着スロースタート制御開始後からの経過ス
テップ(経過半波)数、縦軸(Y軸)はステップ毎の経
過時間(非通電時間)をそれぞれ表わしており、非通電
時間は、1ステップ単位の時間であるAC電源31の電
源周波数の1/2周期(半波周期)を最大値T(mS)
とする。
【0050】図6において、定着スロースタート制御開
始直後の非通電時間(t1)が非通電時間の設定最大値
(MAX)であり、一方、T/2(mS)即ち1ステッ
プ単位の中点は、AC電源波形の半周期における波高値
(振幅)に対応する位置であり、そのときの通電電流は
最大値となることから、非通電時間の設定最小値(MI
N)はT/2としている。従って、非通電時間がMIN
値以下に至る場合には、非通電時間を0として全周期で
通電を行う制御に移行する(経過ステップ50以上の部
分)。
【0051】本実施形態においては、例えば図6に場
合、定着スロースタート制御開始後、非通電時間を予め
記憶手段37の制御テーブルに設定された時間t1と
し、ステップ数を経過するに従って、同様に制御テーブ
ルに格納された時間t2、t3、t4、0に順次変化さ
せる制御を行い、t1〜tnの設定時間、数nを、定着
部32の温度状況に応じて制御テーブルより選択的に設
定する。
【0052】図7は本発明の実施形態に係るスロースタ
ート制御を説明するためのフローチャートである。まず
装置の電源ON等により定着スロースタート制御が開始
されると、ステップS1(以降、S1というように略
す)において、現状の定着部32の温度を温度検出部3
3により初期温度として検出する(S1)。
【0053】ここで制御テーブルには、定着通電ステッ
プ数と、非通電時間とを初期温度帯によって細分化した
ものを予め記憶部37などに保持しておき(S2)、定
着制通電時間制御部36は、S1で検出された初期温度
により制御テーブルを選択する(S3)。制御テーブル
の一例として、制御テーブルを複数有する場合を以下に
示す。
【0054】
【表1】 また以下に示すように、制御テーブルを一つだけとし、
検出された初期温度により、ステップ数と通電開始時間
とを求めて設定するように構成しても良い。このように
構成することで、算出する手間は必要となるが、制御テ
ーブルのデータ量が減少するので、制御テーブルのデー
タを記憶する記憶装置の記憶容量を減少させることがで
きる。
【0055】尚、ここでは、検出された温度情報で、ス
テップ数をスライドさせることにより、必要なステップ
数と通電開始時間とを求めるようにしている。このよう
にすれば、記憶部37からテーブルのデータを読み込む
ときのアドレスを対応してスライドさせるようにするだ
けで実現することもできる。
【0056】
【表2】 定着通電時間制御部36は、選択した制御テーブルの中
から、現在のステップ数情報で非通電時間を参照し、次
の非通電時間として設定を行う(S4)。次いで、定着
通電時間制御部36は、AC電圧検出回路38からのA
C電圧位相検出信号(S5)によりタイミングをとり、
設定された時間経過の後に定着制御回路35により定着
部32を通電する(S6)。
【0057】定着通電時間制御部36は、ステップ数を
カウントアップし(S7)、通電時間が終了すると、定
着部32の温度を温度検出部33で検出し、目標温度に
達したかを判断し(S8)、目標温度に達するか又は制
御テーブルが終了(S9)するまでS5からの制御を繰
り返し、上記条件を満たせば、スロースタート制御を終
了して通常の定着制御に移行する。
【0058】このようにして、定着部32の温度が低い
場合に、突入電流を最小限に抑え、且つ最短の時間でス
ロースタート制御から通常制御に移行することができ
る。また例示したように、制御テーブルとして1種類の
みを保持し、初期温度によってステップ数に定数を加算
したり、何らかの方法で関連付けるように算出させるこ
とにより、低温条件時の通電時間をスキップすることで
も同様の効果が得られ、制御テーブルの記憶容量を削減
することができる。
【0059】また本実施形態では、スロースタート制御
中にもS8で目標温度に達したか否かを判断しており、
スロースタート制御を終えるまでにヒータ21の温度が
突入電流の小さくなる範囲にくると、スロースタート制
御を強制的に終えることができ、ヒータ特性等により無
駄なスロースタート制御を行うことを防止でき、最適な
スロースタート期間で制御することができる。また所定
の温度に達したときにその段階のスロースタート制御を
終えて次の段階のスロースタート制御に移行する(例え
ばステップ数に達していなくても次の段階での通電開始
時間で制御を行う)ように構成しても良い。
【0060】尚、上述した実施形態では、定着装置とし
て定着ローラ13、加圧ローラを備え、ヒータ21によ
り加熱制御を行うものについて記載したが、本発明はこ
れのみに限定されるものではなく、加熱部分が定着ロー
ラのようにローラ形状でない例えばフィルム定着等であ
っても同様にして適用することができる。
【0061】またヒータがハロゲンランプである場合に
ついて例示したが、ヒータとしては図5にて説明したよ
うに、初期に抵抗値が小さく突入電流が大きくなるが、
通電時間により抵抗値が大きくなる性質を備えたもので
あれば良く、ヒータの形状としても管状でなくても平面
状であっても線状のものであっても良く、ヒータの形状
は特に限定されるものではない。
【0062】さらに上述した実施形態においては、本発
明を適用した加熱制御装置として、電子写真方式を採用
した画像形成装置における定着装置を例にして説明を行
っているが、例えばインク等を用いた液体現像剤を乾燥
させるためのヒータ部に本発明を適用しても良いし、画
像形成に関係のない加熱制御装置であっても、交流電源
を用いて駆動されるヒータ部と、ヒータの特性が図5の
ようなもので、位相制御を行うものであれば、本発明を
適用することが可能である。
【0063】またさらに、本実施形態では交流電源とし
て、商用交流電源を用いた場合について説明している
が、適用される交流電源は商用交流電源だけでなく、図
3(a)に示したような電源電圧波形を有するものであ
れば適用可能である。
【0064】
【発明の効果】本発明の加熱制御装置によれば、電気発
熱体の温度に応じて、交流電源の半波単位での電源供給
開始時点からゼロクロス点までの通電する期間を可変
し、電気発熱体の温度が低く抵抗値が小さい場合には突
入電流が大きくなるので、段階的に通電時間を増加さ
せ、通電に従って電気発熱体の温度が上昇すると、抵抗
値が大きくなって通電電流が小さくなるので、通電する
期間を長くするように制御する構成である。
【0065】従って、電気発熱体を通電する際の初期温
度により、スローアップ制御する期間(スローアップ期
間)が加減され、大きな突入電流が流れることを防止し
ながら、無駄なスローアップ制御を行うことなく、迅速
に電気発熱体を所定の温度となるまで加熱することがで
きるいう効果がある。
【0066】また本発明の加熱制御装置によれば、電気
加熱体の温度が低い場合には、抵抗値が小さく突入電流
が大きくなるので、比較的長いスロースタート期間とな
るよう設定し、電気加熱体の温度がそれほど低くなって
いない場合には、抵抗値は初期ほどは小さくないので、
比較的短いスロースタート期間となるように設定でき、
電気発熱体の温度により最適なスローアップ制御を行
い、その後、半波全域で通電する通常の加熱制御に移行
するようにできるので、スロースタート制御を開始した
ときに、電気加熱体の温度にバラツキがあっても、スロ
ースタート制御の完了時に、電気加熱体の温度が略一定
となり、その後の通常制御へ問題なく移行することがで
き、最適なスロースタート制御を行えるという効果があ
る。
【0067】またさらに、本発明の加熱制御装置によれ
ば、スロースタート期間と、半波毎の電源供給開始時間
との関係を格納したスロースタートテーブルを、選択条
件となる温度情報毎に複数備え、検出された温度情報に
基づき、複数のスロースタートテーブルより選択された
特定のスロースタートテーブルに基づき、スロースター
ト制御を行うので、電源周波数の半波単位で制御する電
源供給開始時間やスロースタート制御を行うスロースタ
ート期間を予め格納されたテーブルから読み込むだけで
済み、半波毎に電源供給開始時間やスロースタートを算
出して求める必要がなく、応答性を改善することがで
き、記憶内容を変更するだけで、簡単にスローアップ制
御のパラメータを変更することが可能となるという効果
がある。
【0068】またさらに本発明の加熱制御装置によれ
ば、基準となるスロースタート期間と、半波毎の電源供
給開始時間との関係を格納した基準スロースタートテー
ブルを備え、検出された温度情報に基づき、新たにスロ
ースタート期間と電源供給開始時間との関係を求めて加
熱制御するようにしても良く、新たにスロースタート期
間と電源供給開始時間との関係を求める必要が生じるも
のの、複数のスロースタートテーブルを予め設ける必要
がなく、制御テーブルが占有する記憶容量を小さくする
ことができるという効果がある。
【0069】またさらに本発明の加熱制御装置によれ
ば、検出された温度情報に基づき、電気発熱体又は電気
発熱体近傍の温度が所定値以上であることを検出する
と、スロースタート制御を行わないように構成したり、
制御段階を変更するように構成しても良く、電気発熱体
の温度に応じて、無駄なスローアップ制御を防止しなが
ら最適なスローアップ制御を行うことができ、通常時の
スローアップ制御にとらわれずに電気発熱体の立ち上が
り時間を短縮することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体断
面図である。
【図2】本発明の実施形態に係る定着装置の制御ブロッ
ク図である。
【図3】本発明の実施形態に係る電源波形とゼロクロス
パルスとの関係について示したものであり、(a)は交
流電圧と時間との関係、(b)はゼロクロスパルスと時
間の関係について夫々表わす。
【図4】本発明の実施形態に係るスローアップ制御時の
交流電源波形について示したものであり、(a)は電源
電圧と時間の関係、(b)は電源電流と時間の関係につ
いて夫々表わす。
【図5】発熱体の温度と抵抗値の関係について示した説
明図である。
【図6】本発明の実施形態に係り、経過ステップ数、非
通電時間の関係について示した説明図である。
【図7】本発明の実施形態に係る制御フローチャートで
ある。
【符号の説明】
21 ヒータ(電気発熱体) 30 定着装置(加熱制御装置) 31 AC電源(交流電源) 32 定着部 33 温度検出部(温度検出手段) 34 温度/電気信号電圧変換部 35 定着制御回路(スイッチング手段) 36 定着通電時間制御部(通電制御手段) 37 記憶部(スロースタートテーブル) 38 AC電圧検出回路(ゼロクロス点検出手段) 39 ゼロクロスパルス 40 ゼロクロス点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 3/00 335 H05B 3/00 365M 365 G03G 21/00 534 Fターム(参考) 2H027 DA12 DA38 DA50 EA12 EA15 EC06 EC20 ED25 EE02 EE07 EF06 EF09 ZA01 2H033 AA41 BA24 BA30 BA32 BB17 CA07 CA20 CA28 CA30 CA41 CA46 CA47 CA48 CA51 3K058 AA02 AA27 BA18 CA07 CA12 CA23 CB07 DA02 5H323 AA36 BB09 BB20 CA08 CB04 DA01 DB03 EE01 FF03 HH02 KK05 LL13 MM11 5H420 CC04 DD03 EB05 EB26 EB38 FF03 FF14 FF22 FF26 KK06 LL05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源からの供給電力に応じて発熱し、
    自己の温度が高くなるに従って抵抗値が増加する電気発
    熱体と、前記電気発熱体又は前記電気発熱体近傍の温度
    情報を検出する温度検出手段と、前記電気発熱体と前記
    交流電源との間に接続され、前記電気発熱体に対し前記
    交流電源からの電力の供給状態と非供給状態を切換え可
    能なスイッチング手段と、前記交流電源の電源波形にお
    けるゼロクロス点情報を検出するゼロクロス点検出手段
    と、検出された前記温度情報と前記ゼロクロス点情報に
    基づいて、前記交流電源の電源周波数の半波単位で、前
    記電気発熱体への電源供給を開始する電源供給開始時間
    を設定し、前記電源供給開始時間から次のゼロクロス点
    までの期間だけ前記電気発熱体へ電力を供給すること
    で、前記電気発熱体への供給電力を制御する通電制御手
    段と、を備えた加熱制御装置において、 上記通電制御手段はさらに、上記温度検出手段が検出し
    た上記温度情報に基づき、上記電気発熱体へ電源供給し
    た際の突入電流を減少させるように、上記電源供給開始
    時間を、上記電気発熱体へ電源供給する上記半波の数に
    応じて段階的に設定変更し、上記電気発熱体へ供給する
    電力を段階的に増加させるスロースタート制御を行うこ
    とを特徴とする加熱制御装置。
  2. 【請求項2】 上記通電制御手段はさらに、上記温度検
    出手段が検出した上記温度情報に基づき、上記電気発熱
    体への電源供給開始から上記半波の全域で通電するまで
    の上記半波の数を表わすスロースタート期間を可変する
    ことを特徴とする請求項1に記載の加熱制御装置。
  3. 【請求項3】 検出された上記温度情報に基づき、上記
    電気発熱体又は上記電気発熱体近傍の温度が低いことを
    検出すると、上記スロースタート期間を長くする一方、
    高いことを表わす場合には上記スロースタート期間を短
    くすることを特徴とする請求項2に記載の加熱制御装
    置。
  4. 【請求項4】 上記スロースタート期間と、上記半波毎
    の上記電源供給開始時間との関係を格納したスロースタ
    ートテーブルを、選択条件となる上記温度情報毎に複数
    備え、 検出された上記温度情報に基づき、複数の上記スロース
    タートテーブルより選択された特定の上記スロースター
    トテーブルに基づき、スロースタート制御を行うことを
    特徴とする請求項2に記載の加熱制御装置。
  5. 【請求項5】 基準となる上記スロースタート期間と、
    上記半波毎の上記電源供給開始時間との関係を格納した
    基準スロースタートテーブルを備え、 検出された上記温度情報に基づき、新たに上記スロース
    タート期間と上記電源供給開始時間との関係を求めて加
    熱制御することを特徴とする請求項2に記載の加熱制御
    装置。
  6. 【請求項6】 検出された上記温度情報に基づき、上記
    電気発熱体又は上記電気発熱体近傍の温度が所定値以上
    であることを検出すると、上記スロースタート制御を行
    わないことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    加熱制御装置。
  7. 【請求項7】 上記スロースタート制御中に検出された
    上記温度情報に基づき、上記電気発熱体又は上記電気発
    熱体近傍の温度が所定値以上であることを検出すると、
    上記スロースタートテーブル又は上記基準スロースター
    トテーブルで参照している上記スロースタート期間と上
    記電源供給開始時間との関係を変更して上記スロースタ
    ート制御を行うことを特徴とする請求項4又は請求項5
    に記載の加熱制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007334041A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Konica Minolta Business Technologies Inc ランプ制御装置
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