JP2001005077A - 保護カバーの取り付け装置及びインスタントカメラ - Google Patents

保護カバーの取り付け装置及びインスタントカメラ

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JP2001005077A
JP2001005077A JP11172196A JP17219699A JP2001005077A JP 2001005077 A JP2001005077 A JP 2001005077A JP 11172196 A JP11172196 A JP 11172196A JP 17219699 A JP17219699 A JP 17219699A JP 2001005077 A JP2001005077 A JP 2001005077A
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cover
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instant
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JP11172196A
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English (en)
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Michio Cho
倫生 長
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Blocking Light For Cameras (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影レンズあるいはシャッタ羽根の前面を保
護する保護カバーを簡便に交換できるようにする。 【解決手段】 インスタントカメラ2の本体部3に収納
室14を形成し、製造時に予めインスタントフイルム5
を収納する。本体部3に撮影レンズ6を組み込み、その
前面にシャッタ羽根7を組み込む。シャッタ羽根7の前
面を、撮影窓30aを形成したカバープレート30で覆
う。カバープレート30の前面に保護カバー32を着脱
自在に取り付ける。インスタントフイルムを使い終わっ
たら、本体部3をメーカーが回収し、後カバー22を外
して新たなインスタントフイルム5を装填する。このと
き、撮影光学系の検査を行う。保護カバー32に傷や汚
れがついていた場合には、保護カバー32を本体部3の
前面側から取り外し、新たな保護カバーと交換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影レンズあるい
はシャッタ羽根が外部に露呈しないように、これらの前
面に設けられる保護カバーの取り付け装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】シャッタ機構を備えた本体部に予め写真
フイルムを収納したレンズ付きフイルムユニットが「写
ルンです」等の商品名で本出願人から販売されている。
レンズ付きフイルムユニットは、購入したその場で直ぐ
写真撮影ができ、使用も簡単なことから広く普及してお
り、使用後には本体部から写真フイルムを取り出すこと
なくそのまま現像所に送られ、ネガフイルムとプリント
写真とかユーザーに戻されるシステムとなっている。
【0003】写真フイルムを取り出した後の本体部はメ
ーカーが回収し、検査や不良部品の交換が行われた後に
は、その本体部に新たな写真フイルムを収納して再びレ
ンズ付きフイルムユニットとして販売される。このよう
なリサイクルシステムを採ることにより、レンズ付きフ
イルムユニットのローコスト化が図られ、品質のよい写
真が廉価で得られるようになる。
【0004】このような背景から、自己現像処理型のイ
ンスタントフイルムを使用するインスタントカメラにつ
いても使用の簡便化及びローコスト化が検討されてい
る。インスタントカメラでは毎回の撮影ごとにプリント
写真が得られるため、使用後に本体部は空になり、フイ
ルム現像やプリントのために本体部を現像所に集める必
要がない。しかし、使用後の本体部をメーカーが回収
し、新たなインスタントフイルムを装填して販売するリ
サイクルシステムを採ることによって、ユーザーは廉価
でインスタント写真を楽しむことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなリサイク
ルシステムの中でレンズ付きフイルムユニットやインス
タントカメラを用いる場合、使用済みの本体部をメーカ
ーが回収した後には、再使用の適否について検査が必要
で、また部品交換が必要な場合も少なくない。特に写真
性能に影響が大きいのは撮影レンズで、撮影レンズに傷
や汚れがついているような場合にはその交換を行わなく
てはならない。ところが、撮影レンズを交換するには、
ピント出しや光軸を正しく合わせるといった煩雑な作業
が不可欠で、組み込み後には再検査も必要になる。
【0006】また、インスタントカメラでは撮影光学系
の構成上、シャッタ羽根を撮影レンズの前面に配置した
フロントシャッタ型にするのが有利なことがあるか、シ
ャッタ羽根が汚れたり変形していると開閉作動に支障を
きたし、露出が不安定になって適正な撮影ができなくな
る。したがって、リサイクル利用時にはシャッタ羽根の
検査が行われ、不適切なものについてはシャッタ羽根の
交換が必要になる。しかしシャッタ羽根を交換するに
は、その駆動機構との連結や、シャッタ羽根を閉じ方向
に付勢するためのバネ部品の取り外し,組み付けといっ
た面倒な作業を要し、やはり再検査も欠かすことができ
ない。このように、撮影レンズやシャッタ羽根について
交換が必要になるとリサイクルコストが高くなり、ロー
コスト化の大きな妨げとなる。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、本体部のリサイクル使用を前提としたカメ
ラについて、撮影レンズやシャッタ羽根の交換を不要に
してそのリサイクルコストを安くすることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、シャッタ羽根又は撮影レンズの前面に保護
カバーを着脱自在に組み込み、シャッタ羽根及び撮影レ
ンズについては交換せずに済むようにしたもので、しか
も保護カバーの交換時には前面側から簡単に作業するこ
とができるようにしたものである。また、撮影レンズの
前面にシャッタ羽根を配置したインスタントカメラにつ
いては、撮影レンズ又はシャッタ羽根の前面を覆ってい
るカバープレートに保護カバーを着脱自在に組み付ける
ようにしてある。
【0009】
【作用】撮影レンズ及びシャッタ羽根前面の撮影窓を保
護カバーで覆うことにより、撮影レンズ及びシャッタ羽
根の汚れや損傷を防ぐことができる。保護カバーに汚れ
が付着したり傷が入ったりしたときには、保護カバーは
その前面側から取り外し自在であるから、撮影レンズや
シャッタ羽根とは無関係にその交換を行うことができ、
リサイクルコストが安くなる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明を用いたインスタントカメ
ラの要部断面及び外観を表した図1及び図2において、
インスタントカメラ2は、本体部3と、本体部3の表面
に被せられた外装用の紙箱4と、製造時に予め本体部3
に収納された適数枚のインスタントフイルム5とからな
る。なお、図面の煩雑化を避けるために図1ではインス
タントフイルム5は2枚分だけ実線で示してある。本体
部3には、撮影機構として撮影レンズ6,シャッタ羽根
7,シャッタボタン8,レンズ付きフイルムユニットで
知られた周知の蹴飛ばし式のシャッタ羽根駆動機構が組
み込まれている。紙箱4には撮影操作に必要な所要部に
開口が形成されている。そして、シャッタボタン8を押
し込むとシャッタ羽根駆動機構によりシャッタ羽根7が
開放され、バネ付勢により閉じ位置に戻って1回の撮影
が行われる。
【0011】シャッタ羽根7が開閉すると、その間に撮
影レンズ6を通った撮影光により、露光位置に位置決め
されている最前列のインスタントフイルム5に露光が行
われる。シャッタボタン3の押圧を解くと、電池11か
らの給電によりモータ12が駆動される。モータ12の
駆動により掻き出しクロー13が露光済みのインスタン
トフイルム5を上方に一定ストローク掻き出す。本体部
3に設けられたフイルム収納室14の上壁にはスリット
15が形成されており、掻き出しクロー13で押し上げ
られたインスタントフイルム5はスリット15を通り、
一対の展開ローラ16の間に進入する。
【0012】展開ローラ16はモータ12の駆動により
回転されており、その間にインスタントフイルム5が進
入してくると、インスタントフイルム5の端部に設けら
れたポット5aを押し潰し、その中に入っている現像処
理液を展開しながらさらにインスタントフイルム5を上
方に排出させる。そして、インスタントフイルム5は排
出路17を経て遮光シート18を押しのけながら排出口
19から排出される。また、この間にモータ12の駆動
によってシャッタ羽根駆動機構がレリーズ完了位置から
チャージ位置に移動され、次回の撮影準備がなされる。
なお、図2に示した符号9は、ストロボ撮影を行うとき
に押圧されるストロボスイッチを表す。
【0013】図1に示したように、本体部3はそれぞれ
プラスチックで成形された本体基部20,前カバー2
1,後カバー22を含む。本体基部20には前述したシ
ャッタ羽根駆動機構及び掻き出しクロー13の駆動機構
の他、図2に示したストロボ発光部25,ファインダ2
6等が組み込まれ、さらに背面側にはフイルム収納室1
4が形成されている。そして、製造時にフイルム収納室
14にインスタントフイルム5を収納した後、後カバー
22を装着すると、フイルム収納室14は光密状態にな
る。
【0014】本体基部20の最前面に形成された受け部
27に撮影レンズ6を嵌めた後、受け部27の前面側か
らシャッタプレート28を嵌めることによって撮影レン
ズ6が本体基部20に固定される。シャッタプレート2
8の前面にはシャッタ羽根7が回動自在に軸着され、さ
らにシャッタプレート28の前面にはシャッタ羽根7を
覆うようにカバープレート30が取り付けられている。
カバーブレート30は、撮影時にシャッタ羽根7が回動
する際の回動面を規制してシャッタ羽根7のバタつきを
押さえる。カバープレート30には撮影窓30aが形成
され、この撮影窓30aを覆うように透明なプラスチッ
クの平行平面板からなる保護カバー32が取り付けられ
ている。なお、カバープレート30を前カバー21に一
体に形成してもよい。
【0015】図3は保護カバー32の取り付け部の構造
を表している。カバープレート30はプラスチックの成
形により作られ、その前面には、撮影窓30aを囲むよ
うに「コ」字状に突出した突条34が形成され、その各
辺の内周には溝34aが形成されている。なお、突条3
4の縦辺については溝34aを省略してもよい。カバー
プレート30には、突条34で囲まれた範囲内かつ突片
34aに近い位置に、「U」字型のスロット35で切り
離され、プラスチックの弾性により変形自在な舌片36
が設けられ、またその先端部にはピン36aが植設され
ている。
【0016】保護カバー32は、突条34の内周に形成
された溝34aにちょうど嵌まり込む寸法及び厚みとな
っており、またピン36aが係合する穴32aが形成さ
れている。また、先端縁(図中右側の縦縁)には穴32
aと同じ高さ位置に斜面32bが形成されている。そし
て、図4(A)に示したように、保護カバー32をカバ
ープレート30に取り付けた状態では、穴32aに嵌入
したピン36aによって保護カバー32のスライド移動
が禁止され、また溝34aを構成している段差部が保護
カバー32の前縁を押さえることによって保護カバー3
2の前方への移動が禁止されている。したがって、使用
時に保護カバー32がカバープレート30の上で移動し
たりガタついたりすることはない。
【0017】上記構成による作用について説明する。フ
イルム収納室14に収納されていたインスタントフイル
ム5が全て使用されるとフイルム収納室14が空にな
り、以後はユーザー側では撮影を行うことができない。
そこでユーザーは使用済みの本体部3を現像取扱店に提
出し、正規にこのインスタントカメラ2を購入するとき
よりも廉価で新たなインスタントカメラ2を購入する。
【0018】現像取扱店に集められた本体部3はメーカ
ーが回収しへ各部の機能検査の後に新たなインスタント
フイルム5の装填を行う。メーカーでは先ず紙箱4を剥
がした後、後カバー22を取り外す。そして、治具を本
体部3内に入れてシャッタチャージを行った後、前面側
から検査光を照射した状態にして撮影光学系の性能検査
及び、シャッタ羽根7の作動検査を行う。この検査に合
格したものは、次に掻き出しクロー13や展開ローラ1
6の作動検査を行う。良品については、新たなインスタ
ントフイルム5を適数枚装填した後、後カバー22を嵌
め、新たな紙箱4を被せて製品出荷となる。
【0019】撮影光学系の性能検査で不合格となったも
のについては、まず保護カバー32の交換が行われる。
保護カバー32を交換する際には、図4(A)に示した
ような取り外し用の治具40が用いられる。治具40の
表面には保護カバー32の穴32aに入り込むピン41
が突設され、その長さは保護カバー32の厚みとほぼ同
じになっている。同図(B)のように治具40を保護カ
バー32の表面に押しつけると、ピン41が舌片36に
突設されたピン36aを介して舌片36を湾曲させる。
ピン41の長さは保護カバー32の厚みとほぼ同じにな
っているから、これによりピン36aが保護カバー32
の穴32aから抜け出る。
【0020】次いで治具40を図4(B)の矢印方向に
スライドさせると、保護カバー32が治具40とともに
移動するから、「コ」字状をした突条34の開放端側か
ら簡単に抜き取ることができる。そして新たな保護カバ
ー32を取り付ける際には、図5に示したように、突条
34の上下の辺の溝34aに沿わせて保護カバー32を
突条34の開放端側からスライドさせながら挿入する。
この挿入の途中で斜面32bがピン36aを押し下げ、
舌片36は弾性変形して撓むようになるから、保護カバ
ー32の挿入には支障がない。
【0021】保護カバー32を一定の位置まで挿入して
穴32aがピン36aの真上にくると舌片36が弾性に
より復元し、ピン36aが穴32aに入る。これにより
保護カバー32がガタなくカバープレート30の前面に
装着される。その後、撮影光学系の検査及びシャッタ羽
根7の作動検査が行われるが、撮影レンズ6及びシャッ
タ羽根7は使用時に外部に露呈していないため、保護カ
バー32を交換するとほとんどのものは良品として合格
する。そして、良品には新たなインスタントフイルム5
が収納され、後カバー22及び紙箱4を装着した後、製
品として出荷される。なお、不合格品については別途分
解工程に回され、検査や必要部品の交換が行われたり、
あるいは破砕して原材料としてのリサイクルが図られ
る。
【0022】上記のように、保護カバー32を本体部3
の前面側から簡単に交換できるようにしておくと、汚れ
や傷のために保護カバー32を交換しようとする際に、
本体部3を分解せずに作業することができるため、工数
を低減してリサイクルコストを下げることができる。
【0023】図6は本発明の他の実施例を示す。この実
施例では、前述した実施例と同様に用いられるカバープ
レート45の前面に、保護カバー46の先端縁を前面側
から押さえる「L」字状の保持片47と、保護カバー4
6の後端側の上下縁を押さえる保持片48と、各々矢印
方向に弾性変形するアーム49が一体に形成されてい
る。アーム49の先端には、各々向かい合うように爪5
0が設けられ、これらの爪50の前面側には斜面が形成
されている。
【0024】保護カバー46の上下の辺には前記爪50
が嵌まり込む切欠46aが形成され、また先端縁側のコ
ーナー部分には斜面46bが形成されている。そして、
保護カバー46をカバープレート45に取り付けた状態
では、図7に示したように、保護カバー46は保持片4
7,48によってカバープレート45の前面に圧着挟持
され、面方向にガタつくことはない。また、切欠46a
には爪50が嵌まり込んでいるため、保護カバー46が
スライドすることはない。
【0025】保護カバー46を交換する際には、爪55
を備えた治具56が用いられる.治具56の爪55をア
ーム49の各々の爪50の斜面に合わせてから治具56
をカバープレート45に向かって押しつけると、爪55
が爪50を押し広げ、アーム49が図6の矢印方向に弾
性変形する。爪50が保護カバー46の切欠46aから
脱すると、保護カバー46を図中左方向にスライドする
ことができるようになる。
【0026】次いで治具56を左方にスライドさせる
と、治具56の爪55が切欠46a内に入っているの
で、保護カバー46が左にスライドする。後は同方向に
保護カバー46を引き抜くことによって、保護カバー4
6をカバープレート45から外すことができる。新たな
保護カバー46を取り付けるときには、図8に示したよ
うに保護カバー46を保持片48の間から挿入してゆけ
ばよい。挿入の途中で斜面46bが爪50を介してアー
ム49を撓ませ、爪50を挿入路から退避させるから、
保護カバー46の挿入には何ら支障かない。
【0027】保護カバー46を一定の位置まで挿入する
と、切欠46aが爪50の位置に到達し、アーム49が
弾性により復元し、爪50が切欠46aの中に入り込
む。これにより保護カバー46がガタなくカバープレー
ト45の前面に装着される。この実施形態においても、
治具56を用いることによって、保護カバー46を簡単
にカバーフルート45の前面から取り外すことができ、
また新たな保護カバー46の取り付けも簡単に行うこと
ができる。
【0028】以上、図示した実施形態をもとに説明して
きたが、本発明は撮影レンズ6の背後にシャッタ羽根7
が設けられたビハインドシャッタ式のインスタントカメ
ラにも同様に適用することができる。また、前カバー2
1をカバープレートと兼用し、前カバー21に保護カバ
ー32,46を取り付けるようにしてもよい。さらに、
本発明はインスタントカメラだけでなく、レンズ付きフ
イルムユニットにも等しく適用することができる。
【0029】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
は、撮影レンズやシャッタ羽根に傷や汚れがつくことを
防ぐための保護カバーを、撮影レンズやシャッタ羽根の
前面を覆っているカバープレートの前面に着脱自在に取
り付け、その取り外しを前面側から簡便に行うことがで
きるようにしてあるから、保護カバーを交換して撮影レ
ンズやシャッタ羽根が組み込まれた本体部をリサイクル
しようとする際に、リサイクルコストを安くすることが
できる。また、カバープレートに弾性変形する係止部を
一体に成形し、この係止部で保護カバーを保持する構造
にすれば、保護カバーを取り付けるための構造が簡単に
でき、何ら別部品を要しない。
【0030】さらに本発明のインスタントカメラでは、
インスタントフイルムが製造時に予め収納される本体部
の前面に保護カバーを着脱自在に設け、この保護カバー
により撮影レンズの前面が開閉されるシャッタ羽根を覆
うようにしてあるから、シャッタ羽根に汚れや傷がつく
のを防ぐことができ、また一旦使用済みになった本体部
に新たなインスタントフイルムを収納して本体部をリサ
イクルする際には、保護カバーを簡便に交換することが
できるので、本体部のリサイクルコストを安くすること
ができる。
【0031】また、保護カバーを本体部に着脱自在に組
み付けるにあたり、シャッタ羽根押さえに用いられるカ
バープレートに係止部を一体成形し、この係止部の弾性
を利用して保護カバーを着脱できるようにしておくと、
保護カバーの交換作業が簡便になるだけでなく、保護カ
バーの取り付け部品を節約して製造コストを下げること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いたインスタントカメラの要部断面
図である。
【図2】図lのインスタントカメラの外観図である。
【図3】図1のインスタントカメラの保護カバー取り付
け部の構造を示す分解斜視図である。
【図4】図3に示した実施例の要部断面図で、同図
(A)は取り付け状態、同図(B)は取り外し状態を示
す。
【図5】図3に示した実施例の保護カバー取り付け過程
を示す要部断面図である。
【図6】保護カバー取り付け部の他の実施例を示す分解
斜視図である。
【図7】図6に示した実施例の保護カバー取り付け状態
を示す要部断面図である。
【図8】図6に示した実施例の保護カバー取り付け過程
を示す平面図である。
【符号の説明】
3 本体部 5 インスタントフイルム 6 撮影レンズ 7 シャッタ羽根 21 前カバー 22 後カバー 28 シャッタプレート 30 カバープレート 32 保護カバー 32a 穴 34 突条 35 舌片 36a ピン 40 治具 45 カバープレート 46 保護カバー 46a 切欠 47,48 保持片 49 アーム 50 爪 56 治具

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズ又はシャッタ羽根の前方に撮
    影窓を形成したカバープレートを設け、この撮影窓の前
    面に透明な平行平面板からなる保護カバーを着脱自在に
    取り付けるために、前記カバープレートの前面に弾性変
    形自在な係止部を一体に形成し、保護カバーに形成した
    被係止部と前記係止部との係合により保護カバーがカバ
    ープレートの前面に装着され、前記係止部を弾性変形さ
    せて被係止部との係合を解除することにより保護カバー
    が取り外しされることを特徴とする保護カバーの取り付
    け装置。
  2. 【請求項2】 撮影レンズ及びシャッタ羽根とを備えた
    本体部に自己現像処理型のインスタントフイルムを予め
    収納したインスタントカメラであって、前記本体部に
    は、前記撮影レンズ又はシャッタ羽根の前面に位置する
    ように透明な平行平面板からなる保護カバーが取り付け
    られ、この保護カバーは前面側から取り外し自在である
    ことを特徴とするインスタントカメラ。
  3. 【請求項3】 前記本体部には、シャッタ羽根の前面を
    覆うとともに撮影窓が形成されたカバープレートが固定
    されており、前記保護カバーは前記撮影窓を覆うように
    前記カバープレートの前面に取り付けられていることを
    特徴とする請求項2記載のインスタントカメラ。
  4. 【請求項4】 前記カバープレートの前面に弾性変形自
    在な係止部を一体に形成し、保護カバーに形成した被係
    止部と前記係止部との係合により保護カバーがカバープ
    レートに装着され、前記係止部を弾性変形させることに
    より保護カバーが取り外しされることを特徴とする請求
    項3記載のインスタントカメラ。
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