JP2001004741A - 相対距離測定装置 - Google Patents

相対距離測定装置

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JP2001004741A
JP2001004741A JP11177511A JP17751199A JP2001004741A JP 2001004741 A JP2001004741 A JP 2001004741A JP 11177511 A JP11177511 A JP 11177511A JP 17751199 A JP17751199 A JP 17751199A JP 2001004741 A JP2001004741 A JP 2001004741A
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Japan
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signal
phase
frequency
distance
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Application number
JP11177511A
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English (en)
Inventor
Ikuo Arai
郁男 荒井
Michihiko Okamura
道彦 岡村
Masasato Kumazawa
正▲郷▼ 熊澤
Naoyuki Takeuchi
巨幸 竹内
Tetsuya Arimoto
哲也 有本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKIMEC JIDO KENKI KK
Tokimec Inc
Original Assignee
TOKIMEC JIDO KENKI KK
Tokimec Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロ波等の電波又は音波を用いて高速、
高精度で且つ高い距離分解能で対象距離の時間的または
空間的変化量を測定することができる相対距離測定装置
とする。 【解決手段】 広帯域に亘って周波数変調をかけたマイ
クロ波を放射し、そのマイクロ波の受信信号と送信信号
との混合を行い、マイクロ波伝搬距離に応じた周波数と
位相を持つビート信号E1をミキサ26から出力する。
ビート信号E1と、所定距離に応じた周波数を持つ直交
する2つのリファレンス信号との掛算・総和をそれぞれ
行い、2つの総和の比を求め、その比から、ビート信号
E1の位相に対応する信号を求める。そして、この位相
に対応する信号の時間的または空間的変化を対象距離の
時間的変化量または空間的変化量に換算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、測定対象となる経
路に沿って100MHz以上のVHF,UHF,マイク
ロ波,ミリ波帯等の電波または可聴音波若しくは超音波
の音波を伝搬させることにより所定距離に対して微小相
対変化する対象距離の時間的変化量または空間的変化量
を測定する装置に関し、例えば、車両の走行時における
乗り心地や交通振動に影響する舗装路面の平坦度を非接
触に測定する路面形状測定装置に適用することができる
相対距離測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の相対距離測定装置につい
て、例えば、舗装路面の平坦度を測定する場合を例にと
って説明する。従来、かかる平坦度を測定する装置とし
ては、接触式と非接触式の2種類の装置があり、接触式
としては、図13に示したように、車輪で支えられた3
mの直線定規10の中央から測定車輪2を出し、この測
定車輪2を路面5に接触させることにより、路面の凹凸
を測定する3mプロファイルメータが実用化されてい
る。一方、非接触式としては、図14に示したように、
3m直線定規の中央にレーザ光Lを利用した検出部3を
装着し、レーザ光Lで路面5を照射したときの反射光の
反射角度が路面5の凹凸に対応する関係を用いて路面5
までの距離、即ち、路面5の平坦度を測定するレーザプ
ロファイラ(例えば特公平5−644号公報、特公平5
−43249号公報)が実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の接触式装置では、測定車輪2が路面5に接触して
いるため、車輪の摩耗やスリップによる誤差の発生など
の課題がある。
【0004】一方の非接触式装置では、レーザ光Lを用
いて測定するため、上記接触式装置の課題は解決してい
るが、レーザ光源から路面を反射して光センサに到達す
るまでの距離を三角法によって求めているため、光軸が
ずれると、誤差が大きくなり、その調整が困難であると
いう課題がある。さらには、レーザ光Lのビーム幅が極
めて狭く、反射体である路面の孔や微小な凹凸に鋭敏に
影響を受けるため、データの平均化処理が必要となり、
高速な測定が困難になるという問題がある。特に、良好
な排水性の特徴を持つ多孔性のアスファルト舗装道路に
おいては、路面の孔が比較的大きいために照射したレー
ザ光の反射光が安定に受光できないという課題がある。
【0005】本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
請求項1ないし請求項5記載の発明は、マイクロ波等の
電波または音波を用いて高速、高精度で且つ高い距離分
解能で対象距離の時間的または空間的変化量を測定する
ことができる相対距離測定装置を提供することをその目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、測定対象となる経路に沿って100MHz
以上のVHF,UHF,マイクロ波,ミリ波帯等の電波
を伝搬させることにより所定距離に対して微小相対変化
する対象距離の時間的変化量または空間的変化量を測定
する相対距離測定装置であって、広帯域に亘って周波数
変調をかけた送信信号を出力する送信回路と、測定する
べき経路に沿って、前記送信信号による電波を放射する
送信手段と、送信手段から放射されて前記経路を伝搬し
た電波を受信する受信手段と、受信手段からの受信信号
と送信信号との混合を行い、その低周波成分である、電
波伝搬距離に応じた周波数と位相を持つビート信号を出
力する掛算手段と、前記所定距離に応じた周波数を持ち
直交する2つのリファレンス信号を出力するリファレン
ス信号出力手段と、前記リファレンス信号出力手段から
の直交する2つのリファレンス信号と、前記ビート信号
との掛算・総和をそれぞれ行い、2つの総和の比を求
め、その比から、ビート信号の位相に対応する信号を出
力する位相出力手段と、該位相出力手段から出力された
位相に対応する信号の時間的または空間的変化を対象距
離の時間的変化量または空間的変化量に換算する相対距
離変化量演算手段と、を備える。
【0007】または、本発明の相対距離測定装置は、測
定対象となる経路に沿って可聴音波または超音波の音波
を伝搬させることにより所定距離に対して微小相対変化
する対象距離の時間的変化量または空間的変化量を測定
する相対距離測定装置であって、広帯域に亘って周波数
変調をかけた送信信号を出力する送信回路と、測定する
べき経路に沿って、前記送信信号による音波を放射する
送信手段と、送信手段から放射されて前記経路を伝搬し
た音波を受信する受信手段と、受信手段からの受信信号
と送信信号との混合を行い、その低周波成分である、音
波伝搬距離に応じた周波数と位相を持つビート信号を出
力する掛算手段と、前記所定距離に応じた周波数を持ち
直交する2つのリファレンス信号を出力するリファレン
ス信号出力手段と、前記リファレンス信号出力手段から
の直交する2つのリファレンス信号と、前記ビート信号
との掛算・総和をそれぞれ行い、2つの総和の比を求
め、その比から、ビート信号の位相に対応する信号を出
力する位相出力手段と、該位相出力手段から出力された
位相に対応する信号の時間的または空間的変化を対象距
離の時間的変化量または空間的変化量に換算する相対距
離変化量演算手段と、を備える。
【0008】マイクロ波等の電波や音波を用いると、そ
のビーム幅が適度に広いため、反射体の孔や微小な凹凸
の分布に影響されることなく、平均的な距離を表す信号
を安定に得ることができる。そのため、平均化処理を別
途に行う必要がなく、高速測定を行うことができる。
【0009】また、前記掛算手段からのビート信号の単
位時間当たりの波数の変化または周波数の変化を検出す
る波数変化量検出手段をさらに備え、前記相対距離変化
量演算手段は、該波数変化量検出手段で検出された波数
または周波数変化量から、既知である前記位相が所定角
度θ変化したときの波数または周波数変化量に基づい
て、何回所定角度θを越えて変化したかを算出し、n回
(nは整数)所定角度θを越えて変化したことが算出さ
れたときに、前記位相にn・θ加算した位相を求め、該
加算した位相に対応する信号の時間的または空間的変化
量から前記測定距離の時間的または空間的変化量に換算
することができる。ビート信号の位相変化量から距離の
変化量に換算する場合に、位相変化量は最大でも−πか
らπまでの範囲の変化しか捉えることができないが、所
定角度θ(例えばθ=π)を越えた場合にそれを何回
(n回)越えたかを、ビート信号の波数の変化または周
波数の変化から検出することにより、2π以上の位相変
化量を求めることができる。
【0010】また、前記掛算手段と位相出力手段との間
に、前記所定距離に応じた周波数を中心周波数として、
前記掛算手段からのビート信号を濾波する狭帯域通過フ
ィルタを備えることとすると良い。所定距離に応じた周
波数が固定化できるため、その周波数を中心周波数とす
る狭帯域通過フィルタを用いてビート信号を濾波するこ
とができる。これにより、測定するべき空間以外の周囲
の反射体からの反射波の影響を受けることなく、距離分
解能を高めることができる。
【0011】前記送信手段は、路面に向けてマイクロ波
等の電波または音波を放射するものであり、前記受信手
段は、路面からの反射波を受信するものであり、対象距
離の空間的変化量を演算することにより路面の平坦度を
測定するものとすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明に係る相対距離測定
装置の実施形態を表す概略図である。図において、8輪
の支持車輪を持った3mの直線定規10の中央に、測定
部12が取り付けられている。測定部12には、送信ア
ンテナ14及び受信アンテナ16が接続されており、送
信アンテナ14から路面5に向けてマイクロ波が放射さ
れ、路面5から反射した信号を受信アンテナ16で受信
するようになっている。ここで、車輪によって装置を路
面5上で移動させながら、測定部12は、後述のように
広帯域に亘って周波数変調をかけた送信信号(以下、F
M−CW信号という)を送信アンテナ14に送出し、こ
のFM−CW信号を用いて、受信アンテナ16からの受
信信号の位相変化を検出することにより、路面5の平坦
度、言い換えれば、路面の空間的変化を検出するもので
ある。
【0013】図2に、送信アンテナ14、受信アンテナ
16及び測定部12の詳細ブロック図を示す。測定部1
2は、大別して、減衰器17、FM−CWモジュール1
8、コンピュータ20、RFアンプ21、D/A変換器
28、A/D変換器30とを備えており、さらにFM−
CWモジュール18は、電圧制御発振器22、及び電力
分配器24で構成される送信回路25と、ミキサ26
(掛算手段)とで構成される。電力分配器24は減衰器1
7に接続され、さらに減衰器17が送信アンテナ14に
接続されており、受信アンテナ16はRFアンプ21に
接続され、さらにRFアンプ21がミキサ26に接続さ
れている。コンピュータ20に接続されたD/A変換器
28は、電圧制御発振器22に接続され、また、ミキサ
26に接続されたA/D変換器30はコンピュータ20
に接続されている。さらに、コンピュータ20には表示
器32が接続されている。
【0014】以下に、上記構成による作用を説明する。
まず、コンピュータ20からディジタル信号である電圧
信号が出力されると、この電圧信号がD/A変換器28
でアナログ信号に変換される。この出力された制御電圧
E0が電圧制御発振器22に加えられると、電圧制御発
振器22では、この制御電圧E0に応じて周波数変調さ
れたFM−CW信号を発生する。図4は、この制御電圧
E0の波形例を示しており、3msの間に制御電圧E0
を2V〜8V変化させると、これに応じて電圧制御発振
器22はその周波数fがf=9.25GHz〜10.7
5GHzだけ掃引されたFM−CW信号を出力するよう
になっている。この信号は電力分配器24で基準信号e
0と送信信号e1の2波に分波され、送信信号e1は減
衰器17で適切な送信レベルに調整された後、送信アン
テナ14からマイクロ波になり路面5に向けて放射され
る。路面5で反射した信号は受信アンテナ16で受信さ
れ、RFアンプ21により増幅されて、受信信号e2と
して、ミキサ26に入力される。ここで、送信信号e1
を、
【0015】
【数1】 とおけば、受信信号e2は、
【0016】
【数2】 と表される。尚、aは受信信号レベル、τはFM−CW
モジュール18の出力端18aを出て入力端18bに戻
るまでの遅延時間である。遅延時間τは、送信アンテナ
14、受信アンテナ16と路面5との間の距離をdと
し、そのdを往復する遅延時間をτ1、回路内の固定遅
延時間をτ0、光速をcとすると、
【0017】
【数3】 と表される。よって、(2)式は、
【0018】
【数4】 となる。よって、ミキサ26では、(4)式の入力信号
e2と基準信号e0とが掛け合わされるので、e0=e
1に設定すれば、ミキサ26からの出力は、(1)式と
(4)式から、
【0019】
【数5】 となるが、ミキサ26からのビート信号E1として低周
波成分を取り出すと、第1項は無視でき、
【0020】
【数6】 が得られる。ここで、送信周波数fは、図4のように制
御電圧E0が掃引されていれば、
【0021】
【数7】 と表すことができる。尚、ここでBは周波数掃引幅、T
は周波数掃引時間、f0は中心周波数である。(7)式
を(6)式に代入して整理すれば、
【0022】
【数8】 となる。ここで、
【0023】
【数9】 であり、fbはビート周波数、λはマイクロ波の波長で
ある。
【0024】なお、(8)式における固定位相項2πf
0τ0は、一般性を失うことなく、2nπ(nは整数)と
おけるので、
【0025】
【数10】 と表すことができる。
【0026】(10)式は送信信号e1と受信信号e2
とを混合して得られる低周波成分であるビート信号とみ
なすことができ、その位相は送信アンテナ14、受信ア
ンテナ16と路面5との距離dの変化量Δdがマイクロ
波の半波長(λ/2)を越える毎に2π、すなわち36
0度変化することが分かる。
【0027】ここで、具体例として周波数掃引時間T=
3ms、周波数掃引幅B=1.5GHz、中心周波数f
0=10GHzとし、d=15cm、回路内の固定遅延
時間τ0=2nsに設定すると、ビート周波数fb及び波
長λは(9)式より、
【0028】
【数11】 となる。また、(10)式のビート信号の位相は距離d
が、
【0029】
【数12】 だけ変化すれば、360度変化することになる。従っ
て、(10)式のビート信号E1の位相変化を測定すれ
ば、d=15cmからの変化量Δd、即ち、路面5の平
坦度が測定できることになる。尚、ビート周波数fb
dの関数であるが、dの変化量Δdが半波長程度であれ
ば、ビート周波数fbの変化は無視できるものと考え
て、ビート周波数fbは一定としている。
【0030】FM−CWモジュール18から出力された
ビート信号E1は、A/D変換器30を通してコンピュ
ータ20に取り込まれる。図5は、FM−CWモジュー
ル18から出力されたビート信号E1の波形である。T
=3msの間の波数は、4.5個となっている。コンピ
ュータ20では、図3に示す機能ブロック図の構成によ
り、ビート信号E1の位相変化を算出し、距離dの変化
量Δdを求める。
【0031】以下、コンピュータ20内での処理手順に
ついて説明する。この例では、図3における信号処理は
すべてコンピュータ20内でディジタル処理により行っ
ている。勿論、A/D変換器30でA/D変換してコン
ピュータ20で処理する代わりに、アナログ処理で行う
ことも可能である。
【0032】コンピュータ20は、その機能により、帯
域通過フィルタ(BPF)42、リファレンス波形出力
部48、位相出力部49、相対距離変化量演算部56、
波数変化量検出部58とに分けることができる。また、
位相出力部49はさらに、掛算部44,46、加算部5
0,52、割算部54に分けることができる。
【0033】以下、その作用を説明する。まず、ビート
信号E1は、A/D変換器30においてサンプリング間
隔であるΔtでA/D変換されるものとすると、コンピ
ュータ20に取り込まれたビート信号E1は、
【0034】
【数13】 で表されるAD信号に変換される。この信号の周波数は
b=1.5kHzであるので、このビート周波数fb
中心周波数とする帯域通過フィルタ(BPF)42に、
上記AD信号を通すものとすると、雑音や路面5以外の
反射体によるビート信号は除去されて、測定精度が向上
する。ビート周波数fbは、d=15cmが固定である
ため、(d=15cmで一定)、帯域通過フィルタ(B
PF)42は、狭帯域フィルタを使用することができ
る。
【0035】図6は、この帯域通過フィルタ42を通過
したビート信号波形である。入力直後にフィルタの影響
が残るが、0.5ms以降は定常状態に落ち着き、(1
3)式の波形が得られる。そこで、今後は、図6におい
て、きれいな波形となる0.5ms以降の3波を用い
て、処理を行うこととする。(13)式の位相項から距
離dの変化量Δdを測定するために、まず、m=0〜N
で3波を持ち、互いに直交する2つの信号、
【0036】
【数14】 をリファレンス波形としてリファレンス波形出力部48
に予め用意しておく。このリファレンス波形はテーブル
としてメモリに格納しておくこととしても良いが、その
都度、演算して出力することとしてもよい。図3のよう
に、掛算部44,46で(13)式と掛算すると、それ
らの出力は次式のようになる。
【0037】
【数15】 ここで、
【0038】
【数16】 になるように、言い換えれば、リファレンス波形の周波
数が(13)式のビート周波数fbとなるように、Δtを
選べば、(16)式、(17)式は次式のようになる。
【0039】
【数17】 図7は、リファレンス波形出力部48の2つのリファレ
ンス波形を描いたもので、それぞれ2msの間に3波入
る波形である。また、掛算部44,46の出力は、(1
9)式、(20)式で表されるから、リファレンス波形
が存在する2msの間掛算を実行した結果は、図8のよ
うになる。図8において、振動成分がオフセットに重畳
しているが、このオフセット成分が、(19)式、(2
0)式における第2項の直流分に相当するもので、求め
たい成分である。一方、振動成分は(19)式、(20)
式における第1項の振動項であり、不要成分であるから
除去する必要がある。そこで、図3の加算部50、52
で、掛算結果の総和を求めることにより振動項を除去す
る。即ち、(19)式の総和をとると、
【0040】
【数18】 において、第1項の総和はm=1〜Nの間に振動項はち
ょうど6波入るので、キャンセルして0になり除去され
るから、
【0041】
【数19】 が得られる。(20)式についても同様にして総和をと
れば、
【0042】
【数20】 となる。次いで、割算部54で(22)式と(23)式の
比を求めれば、
【0043】
【数21】 が得られ、この式から以下のようにして距離dの変化量
Δdを求めることができる。いま便宜上、d=d0+Δ
dとおき、
【0044】
【数22】 の関係にあるとすれば、(24)式は、
【0045】
【数23】 となるので、tan-1をとれば、
【0046】
【数24】 であるから、
【0047】
【数25】 である。相対距離変化量演算部56において、(28)
式の演算を行うことによって変化量Δdを算出できる。
但し、(27)式においてtan-1は、SumSinとSumCosの
正負の極性を考慮しても、
【0048】
【数26】 の範囲であるから、
【0049】
【数27】 の範囲であれば、Δdを(28)式から直接求めること
ができる。
【0050】この例では、λ=3cmであるから、
【0051】
【数28】 の範囲の変化は(28)式により求めることができる。
こうして、±λ/4の範囲で相対距離の変化を求めるこ
とができる。
【0052】相対距離変化量演算部56において、路面
5の凹凸が(31)式の範囲を越える場合には、図6に
おけるビート信号AD[m]の波数(単位時間内に入る波
の数)が(30)式の境界値のλ/4毎に一定割合変化
することを利用してΔdの測定範囲を拡大することがで
きる。例えば、周波数掃引時間Tの間の周波数掃引幅を
Bとし、周波数掃引時間Tの間に入るビート信号の波数
wは、(9)式から
【0053】
【数29】 であるが、τの変化がΔτのときの波数は、
【0054】
【数30】 だけ変化する。本例では、2msの間の周波数掃引幅B
はB=1GHzである。この2msの間に入るビート信
号の波数wの変化Δwは、いま路面5までの距離dがΔ
d=λ/4だけ変化するものとすると、Δτ=λ/2c
であるから、λ=3cm、B=1GHzを(33)式に
代入して、
【0055】
【数31】 となる。即ち、Δd=λ/4の変化で波数が0.05波
変化することになる。よって波数変化量検出部58で、
この波数の変化量を測定し、0.05波変化するたびに
波数が増加のとき+1を、また波数が減少のとき−1を
加えてカウントし、その変化回数がp回だったとすれ
ば、(28)式で求めたΔdの値にその変化位相分を加
算し、
【0056】
【数32】 の式によって路面の凹凸の測定可能な変化幅を実用上必
要な2〜3cm程度まで拡大できる。波数変化量検出部
58は、波数または周波数を測定するものであればよ
く、例えばFFT(高速フーリエ変換器)で構成するこ
とができる。
【0057】(35)式で求めた変化量Δdの連続的な
記録が直ちに路面5の平坦性を示していることになる。
また、平坦度を数値的に表現するために、Δdの記録の
標準偏差や分散を求めることもできる。
【0058】図9は、本発明による装置を用いて路面の
平坦度を測定した路面プロフィールの記録例である。マ
イクロ波の受信信号の処理が高速に行えるために、この
プロフィール測定において1ポイントの測定に要する時
間は、9msであった。また、位相差の変化量から距離
の時間的または空間的変化量に換算するために、測定精
度が高く、この測定において、±0.15mm以下の誤
差を実現することができた。
【0059】図10及び図11は、本発明に係る相対距
離測定装置のそれぞれ他の実施形態を表すブロック図で
あり、各図において、同一の部材は同一の符号を付して
いる。
【0060】各図とも、送信アンテナ及び受信アンテナ
を単一の送受信アンテナ62としている点で図2の構成
と異なっているが、このように送信手段と受信手段とを
単一の物から構成することともできる。
【0061】図10では、送受信アンテナ62を用いる
ために、サーキュレータまたは方向性結合器64を用い
ている。
【0062】また、図11では、送受信アンテナ62を
用いるために、サーキュレータまたは方向性結合器6
4、66、方向性結合器68、ダイオード70及びコン
デンサCと抵抗Rからなる平滑回路で、図2の電力分配
器24とミキサ26を構成することもできる。
【0063】尚、以上の実施形態では、マイクロ波を用
いた場合について説明したが、これに限るものではな
く、100MHz以上のVHF,UHF,またはミリ波
帯等の電波を用いても同様に適用することができる。ま
た、電波のみならず、可聴音波または超音波の音波を用
いても同様に適用することができる。図12は、本発明
による超音波を用いた本発明に係る相対距離測定装置の
実施形態の詳細ブロック図に示す。図12の装置では、
送信器14’、受信器16’、FM−CWモジュール1
8’、受信アンプ21’、D/A変換器28、A/D変
換器30、コンピュータ20とを備えており、さらにF
M−CWモジュール18’は、送信回路25’となる電
圧制御発振器22’と、掛算器26’とで構成される。
【0064】図2の場合と同様に、コンピュータ20か
らディジタル信号である電圧信号が出力されると、この
電圧信号がD/A変換器28でアナログ信号に変換さ
れ、この出力された制御電圧E0が電圧制御発振器2
2’に加えられる。電圧制御発振器22’では、この制
御電圧E0に応じて周波数変調された送信信号e1であ
るFM−CW信号を発生する。この送信信号e1は送信
器14’にて音波に変換されて路面5に向けて放射され
ると共に、掛算器26’に送られる。路面5で反射した
音波は受信器16’で受信され、受信アンプ21’によ
り増幅されて、受信信号e2として、掛算器26’に入
力され、送信信号e1と受信信号e2とが掛け合わされ
る。FM−CWモジュール18’から出力される低周波
成分であるビート信号E1は、A/D変換器30を通し
てコンピュータ20bに取り込まれ、マイクロ波の場合
と同じ処理が行われる。
【0065】この音波の場合の具体例として、中心周波
数f0=11.4kHz、音速v=342m/s、周波
数掃引幅B=1.71kHzとすれば、距離分解能=v
/2B=342/(2×1.71×103)=0.1mで
マイクロ波で例示した場合と同じとなり(マイクロ波の
場合、距離分解能=c/2B=(3×108)/(2×
1.5×109)=0.1m)、所定距離から0.1m
以上離れた反射体からの影響を受けないようにすること
ができる。そして、所定距離dをd=45cmとする
と、τ1=2d/v=2.63(ms)、回路内の固定
遅延時間はτに比べて小さいため無視できるので、τ0
=0であり、波数w=Bτ=1.71×103×2.6
3×10-3=4.5となり、マイクロ波の場合に例示し
た波数4.5の場合と同じようにコンピュータ20内で
処理することができる。ビート周波数fbは、
【0066】
【数33】 となり(但しT=30msとした)、マイクロ波の場合
よりも1桁下がるので、リファレンス波形の周波数を1
桁下げれば良い。また、帯域通過フィルタ(BPF)4
2の中心周波数も上記ビート周波数fbに合わせて、1
50Hzにすれば良い。
【0067】このようにして、音波を用いた場合も、マ
イクロ波の場合と全く同じようにdの変化量Δdを測定
することができる。尚、いまマイクロ波の場合のビート
信号と同じ波数となるように便宜上、所定距離dをd=
45cmとしたが、dの値は任意とすることができるこ
とは言うまでもない。
【0068】可聴音波、超音波の音波を用いる場合に
は、電波法の規制を受けず、安価に回路を構成すること
ができるという利点がある。一方、マイクロ波等の電波
を用いる場合には、温度や風雨等の環境の影響を受け難
いという利点がある。測定環境等の条件に合わせて、適
宜、音波または電波を用いるかを選択すると良い。ま
た、実施形態では、路面の平坦度を測定する路面形状測
定装置に適用した場合を説明したが、これに限るもので
はなく、所定距離から微小相対変化するものの、変化量
を時間的または空間的に測定するものに使用することが
できる。
【0069】また、反射体からの反射波を受信する場合
に限らず、送信アンテナ(または送信器)の送信手段
と、受信アンテナ(または送信器と受信器)の受信手段
とを対向させて、両手段間で電波または音波を伝搬させ
る場合でも同様に適用できる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし請
求項5記載の発明によれば、マイクロ波等の電波または
音波を用いて測定を行うために、そのビーム幅が適度に
広く、反射体の孔や微小な凹凸の分布に影響されること
なく、平均的な距離を表す信号を安定に得ることができ
る。そのため、平均化処理を別途に行う必要がない。ま
た、受信信号の処理が高速に行えるため、測定を高速化
することができる。
【0071】さらに位相差の変化量から距離の時間的ま
たは空間的変化量に換算するために、測定精度を高くす
ることができる。
【0072】また、ミキサを1個で構成することができ
るため、安価に製造することができる。即ち、例えば従
来の広帯域に亘って周波数変調を行ったマイクロ波を用
いて距離を求めようとする場合に、伝搬遅延時間によっ
て生じた位相差を求めるために、直交信号(sinωtとc
osωt)を用意し、受信信号をそれぞれ直交検波するこ
とにより、ベクトルとして検出し、このベクトルの位相
を求めることが一般的に行われている。しかしながら、
このような従来の構成であると、マイクロ波帯で直交信
号を用意しなければならず、2つの広帯域ミキサが必要
であるため、回路が複雑になり部品点数が多く、高価に
なるという問題がある。これに対して、本発明では掛算
手段を1個とすることができ、その代わりに所定距離に
応じた周波数を持つ直交レファレンス信号を用意するこ
とにより、従来のマイクロ波帯での直交検波処理と同様
の機能を持たせることができ、これにより極めて簡単な
構成とすることができ、安価に製造することができる。
【0073】また、請求項3記載の発明によれば、ビー
ト信号の波数または周波数の変化量を検出し、この波数
または周波数変化量から所定角度θの整数倍n倍以上の
位相の変化を求めることにより、2πを越える位相差の
変化にも対応して、求めることができる。一方、ビート
周波数の波数または周波数の変化のみから距離の変化を
求めることも考えられるが、このような方式では高精度
な測定はできない。本発明では、所定角度の整数倍(n
倍)の大まかな変化をビート信号の波数または周波数の
変化量から求めると共に、位相の変化から微小変化量を
求めることにより、従来に比較して格段に向上した高精
度な測定ができるようになる。
【0074】また、請求項4記載の発明では、所定距離
に応じた周波数が固定化できるために、狭帯域のフィル
タを使用することができる。これにより、所定距離から
大きく離れた場所に存在する反射体の影響を受けないた
め、安定的な測定をすることができる。
【0075】また、請求項5記載の発明では、路面の平
坦度を測定することができ、多孔性のアスファルト舗装
道路においても、孔の影響を受けずに安定した測定がで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る相対距離測定装置の実施形態を表
す全体概略図である。
【図2】図1の測定部の詳細ブロック図である。
【図3】図2のコンピュータの作用を示す機能ブロック
図である。
【図4】図2の電圧制御発振器から出力される制御電圧
の波形図である。
【図5】図2のFM−CWモジュールから出力されるビ
ート信号の波形図である。
【図6】図3の帯域通過フィルタを通過したビート信号
の波形図である。
【図7】図3における2つのリファレンス波形の波形図
である。
【図8】図3における掛算部の出力を示す波形図であ
る。
【図9】本発明の相対距離測定装置を用いて路面の平坦
度を測定した路面プロフィールの記録例である。
【図10】本発明に係る相対距離測定装置の他の実施形
態を表す図2相当図である。
【図11】本発明に係る相対距離測定装置の他の実施形
態を表す図2相当図である。
【図12】本発明に係る相対距離測定装置の他の実施形
態を表す図2相当図である。
【図13】従来の接触式路面形状測定装置を示す全体概
略図である。
【図14】従来の非接触式路面形状測定装置を示す全体
概略図である。
【符号の説明】
14 送信アンテナ(送信手段) 16 受信アンテナ(受信手段) 25 送信回路 26 ミキサ(掛算手段) 42 帯域通過フィルタ 48 リファレンス波形出力部 49 位相出力部 56 相対距離変化量演算部 58 波数変化量検出部 62 送受信アンテナ(送信手段、受信手段) 14’ 送信器(送信手段) 16’ 受信器(受信手段) 25’ 送信回路 26’ 掛算器(掛算手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡村 道彦 東京都大田区南蒲田2丁目16番46号 株式 会社トキメック内 (72)発明者 熊澤 正▲郷▼ 東京都大田区南蒲田二丁目16番46号 株式 会社トキメック自動建機内 (72)発明者 竹内 巨幸 東京都大田区南蒲田2丁目16番46号 株式 会社トキメック内 (72)発明者 有本 哲也 東京都大田区南蒲田2丁目16番46号 株式 会社トキメック内 Fターム(参考) 5J070 AB17 AB24 AC02 AD01 AD02 AE07 AH31 AH40 AK22 BG01 5J083 AA02 AB20 AC28 AD04 AE06 AF04 BA03 CA01 CA02 EB04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象となる経路に沿って100MH
    z以上のVHF,UHF,マイクロ波,ミリ波帯等の電
    波を伝搬させることにより所定距離に対して微小相対変
    化する対象距離の時間的変化量または空間的変化量を測
    定する相対距離測定装置であって、 広帯域に亘って周波数変調をかけた送信信号を出力する
    送信回路と、 測定するべき経路に沿って、前記送信信号による電波を
    放射する送信手段と、 送信手段から放射されて前記経路を伝搬した電波を受信
    する受信手段と、 受信手段からの受信信号と送信信号との混合を行い、そ
    の低周波成分である、電波伝搬距離に応じた周波数と位
    相を持つビート信号を出力する掛算手段と、 前記所定距離に応じた周波数を持ち直交する2つのリフ
    ァレンス信号を出力するリファレンス信号出力手段と、 前記リファレンス信号出力手段からの直交する2つのリ
    ファレンス信号と、前記ビート信号との掛算・総和をそ
    れぞれ行い、2つの総和の比を求め、その比から、ビー
    ト信号の位相に対応する信号を出力する位相出力手段
    と、 該位相出力手段から出力された位相に対応する信号の時
    間的または空間的変化を対象距離の時間的変化量または
    空間的変化量に換算する相対距離変化量演算手段と、を
    備えることを特徴とする相対距離測定装置。
  2. 【請求項2】 測定対象となる経路に沿って可聴音波ま
    たは超音波の音波を伝搬させることにより所定距離に対
    して微小相対変化する対象距離の時間的変化量または空
    間的変化量を測定する相対距離測定装置であって、 広帯域に亘って周波数変調をかけた送信信号を出力する
    送信回路と、 測定するべき経路に沿って、前記送信信号による音波を
    放射する送信手段と、 送信手段から放射されて前記経路を伝搬した音波を受信
    する受信手段と、 受信手段からの受信信号と送信信号との混合を行い、そ
    の低周波成分である、音波伝搬距離に応じた周波数と位
    相を持つビート信号を出力する掛算手段と、 前記所定距離に応じた周波数を持ち直交する2つのリフ
    ァレンス信号を出力するリファレンス信号出力手段と、 前記リファレンス信号出力手段からの直交する2つのリ
    ファレンス信号と、前記ビート信号との掛算・総和をそ
    れぞれ行い、2つの総和の比を求め、その比から、ビー
    ト信号の位相に対応する信号を出力する位相出力手段
    と、 該位相出力手段から出力された位相に対応する信号の時
    間的または空間的変化を対象距離の時間的変化量または
    空間的変化量に換算する相対距離変化量演算手段と、を
    備えることを特徴とする相対距離測定装置。
  3. 【請求項3】 前記掛算手段からのビート信号の単位時
    間当たりの波数の変化又は周波数の変化を検出する波数
    変化量検出手段をさらに備え、前記相対距離変化量演算
    手段は、該波数変化量検出手段で検出された波数または
    周波数変化量から、既知である前記位相が所定角度θ変
    化したときの波数または周波数変化量に基づいて、何回
    所定角度θを越えて変化したかを算出し、n回(nは整
    数)所定角度θを越えて変化したことが算出されたとき
    に、前記位相にn・θ加算した位相を求め、該加算した
    位相に対応する信号の時間的または空間的変化量から前
    記測定距離の時間的または空間的変化量に換算すること
    を特徴とする請求項1または2記載の相対距離測定装
    置。
  4. 【請求項4】 前記掛算手段と位相出力手段との間に、
    前記所定距離に応じた周波数を中心周波数として、前記
    掛算手段からのビート信号を濾波する狭帯域通過フィル
    タをさらに備える請求項1ないし3のいずれか1項に記
    載の相対距離測定装置。
  5. 【請求項5】 前記送信手段は路面に向けて放射するも
    のであり、前記受信手段は路面からの反射波を受信する
    ものであり、対象距離の空間的変化量を演算することに
    より路面の平坦度を測定する請求項1ないし4のいずれ
    か1項に記載の相対距離測定装置。
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