JP2001004634A - 自動分析装置及び自動分析方法 - Google Patents

自動分析装置及び自動分析方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】すでに採集された検体を利用し、検査施設での
検査業務の効率化を促す。また、検体を繰り返し採集す
ることを省き、付随した患者負担の軽減、及び、医師及
び医療従事者の作業量を軽減する。 【解決手段】キャリーオーバーを受けた可能性がある当
該検体の分析を行わせ、その分析値から、キャリーオー
バーの影響を判断し、結果表示する機能を備えた制御部
を自動分析装置に与える。また、キャリーオーバーを受
けた可能性がある当該検体のその影響が結果に反映され
る検査項目の測定に際して、キャリーオーバーを当該検
体に与えた可能性がある検体について必要な検査項目の
分析を行い、その分析値を当該検体の分析結果に反映さ
せ、自動分析装置で表示する機能を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動分析装置及び
自動分析方法に係り、特に、自動分析装置において検体
間のキャリーオーバーを受けていることが既知である、
あるいは、疑われる検体の自動分析装置及び分析方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動分析装置においては、検体の分析時
に検体間でのキャリーオーバーが起こることがある。そ
の結果、キャリーオーバーを受けた検体のある検査項目
の検査結果が本来、陰性あるいは正常域にあるべきもの
が陽性あるいは正常域を超えるものとなったり、あるい
は、その測定値が生来低いものが高くなったりすること
がある。また、キャリーオーバーによるとされる検査結
果の変動は、検査結果を無効することがある。検体間の
キャリーオーバーは、主に装置の検体分注装置、試薬吸
引分注装置、あるいは洗浄装置のピペッターなどを介し
て起こるものであることが経験的に知られている。
【0003】自動分析装置において、どの検査項目にお
いて検体間でのキャリーオーバーが発生する可能性があ
るかを予測し、どの検査項目においてそのキャリーオー
バーの影響がある可能性があるかを予測することは、装
置の開発過程で複数の検体を用い、種種の検査項目を組
み合わせ、キャリーオーバーの有無およびその程度を検
出することから、おおむね予想することが可能である。
【0004】従来、このキャリーオーバーによる分析結
果が変動することを防ぐ目的で、キャリーオーバーが既
知のあるいは疑われる検体間のピペッターの洗浄を十分
に行うことがなされている。しかしながら、これには洗
浄液が多量に必要になり、さらには装置の時間当たりの
検体処理能力を大きく低下させることになる可能性があ
る。また、この方法によってもキャリーオーバーの発生
が技術的に回避されないことがある。
【0005】自動分析装置においては、同一検体の分析
順序をキャリーオーバーの影響の受けやすい検査項目か
ら行うとし、その後、影響の出難い検査項目の測定を行
うとするようプログラムすることが可能である。ある被
験者の同一検体について、キャリーオーバーの影響が大
きく現れやすい検査項目と影響を無視できる検査項目と
を同一装置で検査する場合、影響が現れやすい検査項目
を先に、無視できる項目を後に検査測定することで分析
が有効に行われる。
【0006】例えば、特開平2−87069号公報に
は、指定された分析順序の一部あるいは全部を変更する
手段を設けることにより、処理スピードを落とさず、試
薬をロスすることなく、試薬間のコンタミネーションに
よる影響を回避可能にする発明が開示されている。ま
た、特開昭63−200066号公報には、記憶された
試薬情報に基づき、干渉関係が生じない順序となる様に
分析項目の測定順序を変更制御することにより、試薬相
互間の干渉を生じさせないようにした分析装置が開示さ
れている。
【0007】しかしながら、この方法によれば、影響が
現れやすい検査項目の分析を、影響を無視できる項目あ
るいは他の種々の項目の分析後に行おうとする場合、影
響が現れやすい検査項目の分析が行われないようにする
か、新たな検体の採取を当該被験者から行いその検体を
もって分析を行うことが必要となる。
【0008】以前の1回ないし複数回の分析に使用され
た検体について、検体キャリーオーバーの影響が予想さ
れる検査項目の分析が必要となる例として、医師らの当
該検査項目の分析指示による場合もあろう。また、装置
での当該検査項目の分析が先に行うようなされているの
いもかかわらず、何らかの原因で失敗してしてしまうこ
とも予知される。さらには、装置での同検体について、
当該検査項目の分析を一度完了しているにもかかわら
ず、再検を求められることも考えられる。この場合、再
度、検体を採集することが要求され、新たに患者負担を
強いることにもなりうる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術は、キ
ャリーオーバーを技術的に軽減する手法をまず行い、こ
れが十分でない場合、キャリーオーバーを受けた可能性
がある検体については、その影響が大きいと予見される
検査項目の分析を行わないことを手法としている。そし
て検査測定後に得られるであろう実際の測定値からキャ
リーオーバーの影響を知り、その結果に基づき測定結果
が有用であるかの判断基準を自動分析装置に与えること
に配慮が為されていなかった。同様に、キャリーオーバ
ーを受けた可能性がある検体のみならず、キャリーオー
バーを与えた可能性がある検体の測定値を総合してキャ
リーオーバーを受けた可能性がある検体の検査測定結果
を表示する機能を自動分析装置に備えていなかった。
【0010】この発明の目的は、自動分析において、以
前の1回ないし複数回の分析に使用され、キャリーオー
バーを受けた可能性がある当該検体の分析を行わせ、そ
の検査測定値から、キャリーオーバーの影響を判断し、
結果を表示することにより検査業務を効率的に行おうと
するものである。
【0011】さらに、この発明の他の目的は、キャリー
オーバーを受けた可能性がある当該検体のその影響が結
果に反映される検査項目の分析に際して、キャリーオー
バーを与えた可能性がある検体について必要な検査項目
の分析を行い、その検査測定値を当該検体の測定結果に
反映させ、自動分析装置での検査業務を効率的に行わせ
ようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、検体の
自動分析において、以前の1回ないし複数回の分析に使
用された検体について、検体キャリーオーバーの影響が
予想される検査項目の分析を行うとき、当該検体の測定
値とキャリーオーバーの影響を考慮した判定基準から、
当該検体を陰性ないしは陽性、あるいは正常もしくは正
常域にないと判定し、その結果を表示することにある。
【0013】本発明の他の特徴は、自動分析において、
当該検体を異常と判定した場合、以前に当該検体にキャ
リーオーバーを与えた可能性がある他の検体の分析を行
い、その結果に基づき、当該検体の陰性ないしは陽性、
あるいは正常域にあるなしを判定することにある。
【0014】本発明の他の特徴は、 自動分析におい
て、以前の1回ないし複数回の分析に使用された検体に
ついて、検体キャリーオーバーの影響が予想される検査
項目の分析を行うとき、当該検体の分析と同時あるいは
相前後して、以前に当該検体にキャリーオーバーを与え
た可能性がある検体の分析を行うことにある。
【0015】本発明によれば、以前の1回ないし複数回
の分析に使用された検体について、検体キャリーオーバ
ーの影響が予想される検査項目の分析を行うとき、その
対処する方法として、自動分析装置に以下の検査方法あ
るいは検査結果の表示方法を組み入れることで、当該検
体の分析をもとから行わないことあるいは測定値の有用
性を無効とすることが回避される。
【0016】(1)当該検体の要求される検査項目での
検査測定値が陰性あるいは十分に正常域にある場合、そ
の測定値を有効とし結果を表示する。
【0017】(2)当該検体の検査測定値がグレイゾー
ンあるいは陽性、あるいは正常域を超える場合、以前に
キャリーオーバーを当該検体に与えた可能性がある検体
の分析を行い、その結果が陰性あるいは正常域にある場
合は、目的の当該検体の検査測定値を有効とし結果を表
示する。結果になんらかの注釈を添付することもでき
る。
【0018】当該検体とキャリーオーバーを当該検体に
与えた可能性がある検体の分析を同時に行い、両者の結
果から当該検体の結果を解釈することも可能である。
【0019】(3)当該検体の検査測定値が陰性あるい
は陽性、あるいは正常域にあるあるいは正常域を超える
に関わらず、以前にキャリーオーバーを当該検体に与え
た可能性がある検体の分析を目的の検査項目について行
い、その検査測定値から当該検体へのキャリーオーバー
の程度がおおむね予想される場合は、当該検体の測定値
から予想されるキャリーオーバーの程度を差し引いた後
の値あるいはそれに基づく結果の解釈を表示するなど、
結果になんらかの注釈を添付することも可能である。
【0020】本発明によれば、一度採集した検体の再利
用が大幅に促進される。例えば、ある分析項目の、通常
の健康診断における陽性率が5%程度である場合、0.
05×0.05=1/400だけ、再度、同一被検者か
らの検体を採集する必要が生じるのみであり、残りの3
99/400は再利用が可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して詳細に説明する。最初に、図1に本発明が
適用される生化学分析装置と免疫分析装置を統合したシ
ステムの構成例を示し、図2に免疫分析装置の詳細構成
例を示す。
【0022】図1において、1は分析前の検体を収納す
る収納庫、2はキャリーオーバーを回避するために上流
側に配置された自動分析装置例えば免疫分析装置、5は
キャリーオーバーを起し易い分析装置例えば生化学分析
装置、6は分析後の検体を収納する収納庫、7は通常の
検体の搬送ラインである。8はホストコンピュータであ
り、免疫分析装置2を制御する制御部としてのマイクロ
コンピュータ30、生化学分析装置5を制御する制御部
としてのマイクロコンピュータ50及び検体搬送ライン
7を制御する制御部としてのマイクロコンピュータ70
を統括して制御する。
【0023】各自動分析装置は、図2に示すように、操
作パネル21、サンプルデイスク22、試料サンプリン
グプローブ23、反応デイスク24及び試料デイスク2
6、攪拌機構32を備えている。また、35はプリン
タ、36は表示装置、37は外部記憶装置、38はイン
ターフェースである。さらに、39は試料分注機構、4
0は洗浄水、41は試薬分注機構、42はA/D変換
機、43は洗浄機構である。
【0024】自動分析装置2が免疫分析装置である場
合、マイクロコンピュータ30は、通常の検体の搬送ラ
イン9に対応して免疫分析装置2を制御するために、通
常の自動分析の処理手順や演算式等を与える免疫分析プ
ログラム310を保持している。また、以前の1回ない
し複数回の分析に使用され、キャリーオーバーを受けた
可能性がある当該検体の分析を行わせ、その検査測定値
と、キャリーオーバーの影響を考慮した論理関係に基づ
く判定基準から、検体を正常もしくは異常と判定し、そ
の結果を表示手段36に表示する、免疫再分析プログラ
ム320も保持している。なお、免疫分析プログラム3
10及び免疫再分析プログラム320は、1個の分析プ
ログラムとして纏めて構成しても差し支えない。以下で
は説明を簡単にするために、免疫再分析プログラム32
0についてのみ説明する。
【0025】上記プログラムに従い、プログラム免疫分
析装置2では、操作パネル21から入力された分析項目
依頼に従いサンブルデイスク22に設置された試料を、
試料サンプリングプローブ23が汲引し、反応デイスク
24上の反応容器25に吐出する。試料のサンプリング
は、依頼に従い順番に各項目のサンプル量に応じ、同一
試料から繰り返し行われる。次に、試薬デイスク26に
セットされた試薬28(28A〜28N)を試薬ピペッ
ティング機構27が吸引し、反応容器25に吐出し、反
応が開始される。一定時間後に、光度計33で測光さ
れ、マイクロコンピュータ30で演算処理後出力され
る。この過程が次々に幾り返される。分析の測定値及び
分析結果のデータはマイクロコンピュータ30、ホスト
コンピュータ8あるいは外部記憶装置37に記録保持さ
れる。
【0026】本発明の対象となる検体の再分析は、図3
に検体の搬送ライン10として示すように、先に、免疫
分析装置2や検体キャリオーバーを発生しやすい生化学
分析装置5で分析した後の検体を、再度、免疫分析装置
2で分析するような場合である。すなわち、以前の1回
ないし複数回の分析に使用された検体について、検体キ
ャリーオーバーの影響が予想される検査項目の分析を行
うものである。あるいは、自動分析装置の分析失敗に対
処するために、分析を再開させる場合も考えられる。さ
らに、医師あるいは医療従事者が一度なされた検査の結
果を知った後、同一あるいは他の検査項目の、初回ある
いは再度の検査測定の必要を認識した場合、同一検体に
対して要求された分析を行う場合も考えられる。あるい
は、医師または医療従事者の分析依頼がなされなかった
ものについて、同一検査項目あるいは他検査項目の以前
の1回ないし複数回の分析に使用された検体に対して要
求された検査項目の分析を行うことも考えられる。
【0027】次に、本発明の一実施形態として、マイク
ロコンピュータ30による上記免疫再分析プログラム3
20の処理手順について、図4のフローチャートで概要
を説明する。
【0028】ここでは、検体(A)と検体(B)の分析
依頼=分析依頼1が先にありその後、 検体(A)につ
いて再度の分析依頼=分析依頼2があったものとする。
【0029】まず、検体(A)と検体(B)の分析依頼
=分析依頼1を受け、(ステップ402)、次に、検体
(B)、検体(A)の順で分析を行う(404)。分析
依頼1に関しては、通常の自動分析の処理手順で処理す
る。
【0030】上記分析により、検体(A)は検体(B)
から検体キャリーオーバーを受けたことが予想されるの
で、このデータを、外部記憶装置37に分析結果のデー
タとして記録する(406)。その後、 検体(A)に
ついて再度の分析依頼=分析依頼2があったものとする
(408)。オペレータは、 操作パネル21を介して
再度の分析依頼に関し、依頼検査項目の判定基準を入力
する(410)。次に、分析がスタートし(412)、
測定値(1)が生成され、判定基準と共に、マイクロコ
ンピュータの記憶装置に保存される(414)。
【0031】次に、 測定値(1)を上記判定基準に照
らして正常か否か判定する(416)。もし、検体
(A)の測定値が正常、すなわち、検体(A)の測定値
が陰性値、あるいは明らかに正常域である場合は(41
8)、 検体(A)の判定を陰性、正常値とし、測定値
(1)を表示手段36に表示する(420)。
【0032】もし、検体(A)の測定値が陽性値、擬陽
性値あるいは正常域に無い場合は(422)、次に、
検体(B)の分析をスタートする(424)。測定値
(2)を生成し、判定基準と共に、マイクロコンピュー
タの記憶装置に保存する(426)。次に、 測定値
(2)を上記判定基準に照らして正常か否か判定する。
もし、検体(B)の測定値が正常、すなわち、検体
(B)の測定値が陰性値、あるいは明らかに正常域であ
る場合は(432)、 検体(A)の判定を陰性、正常
値とし、測定値(1)を表示手段36に表示する(43
4)。逆に、もし、検体(B)の測定値が異常、すなわ
ち、検体(B)の測定値が陽性値、擬陽性値あるいは明
らかに正常域に無い場合は(428)、 検体(A)の
判定をせず、当該被験者からの再度の検体採取を促すメ
ッセージを表示手段36に表示する(430)。
【0033】次に、本発明におけるキャリーオーバーの
影響を考慮した判定基準の具体的な実施例について、説
明する。 (実施例1)図5により、実施例1を説明する。例え
ば、生化学分析装置と免疫分析装置を統合したシステム
において、生化学分析項目であり肝機能の診断マーカー
とされるGPTの分析の後に、免疫分析項目の1つであ
る肝炎ウイルスの感染の有無を知る目的でHBs抗原の
有無を検査するものとし、当該血清検体(A)は、GP
Tの測定時に血清検体(B)からの検体キャリーオーバ
ーを1ppm以上2000ppm以下に受けていること
が予見されるものである。
【0034】本発明によれば、自動分析装置は図5に示
すような、以下のフローチャートに従い検査測定を行
い、結果を表1のような形式で表示手段36に表示し、
あるいはプリンタ35でプリントするようプログラムす
ることができる。
【0035】(1)検体(A)のHBs抗原測定値が陰
性値とされた。装置はこの検体(A)の結果を陰性と表
示する。
【0036】(2)検体(A)のHBs抗原測定値が陽
性値とされた。検体(B)のHBs抗原測定値が陰性値
とされた。装置はこの検体(A)の結果を陽性と表示す
る。
【0037】(3)検体(A)のHBs抗原測定値が陽
性値とされた。検体(B)のHBs抗原測定値が陽性値
とされた。装置はこの検体(A)の結果をマスクし、再
度検体を採取した後、分析することを求める。
【0038】
【表1】
【0039】HBs抗原分析に際して、装置は検体
(A)の分析値を知った後に、検体(B)を分析するよ
う設定されるか、検体(A)の分析値を得る以前に検体
(A)、(B)が相前後して分析されるよう設定されて
も良い。
【0040】参考として、検体(A)の測定値を表示する
ことができる。このとき、検体(A)の測定値あるいは検
体(A)の測定値から予想されるキャリーオーバーによる
上昇値を差し引いた値を表示することができる。
【0041】また、検体(B)が陽性であった場合、その
測定値により弱陽性と強陽性の2段階、あるいはさらに
多くに区分し、これらを検体(A)の結果の解釈に反映さ
せることも可能である(表2参照)。
【0042】
【表2】
【0043】同様に、検体(B)が陽性であった場合、こ
れを多段階に区別し、検体(A)の結果解釈に反映せるこ
とも可能である。また、検体(A)の測定値を区分し、検
体(B)からの予想されるキャリーオーバーによる上昇値
を反映させ検体(A)の結果を表示することもできる。
【0044】(実施例2)図6により、判定基準の具体
的な他の実施例を説明する。例えば、生化学分析装置に
おいて生化学項目であり肝機能の診断マーカーとされる
GPTの自動分析装置での分析の後に、免疫分析装置に
おいて免疫分析項目の1つである腎機能を知る目的でベ
ータ2マイクログロブリン(B2M)の分析をするもの
とし、当該血清検体(A)は、GPTの分析時に血清検
体(B)からの検体キャリーオーバーを1000ppm
に受けていることが予見されるものである。B2Mの正
常域はおおむね0.2MG/L(試料1リットル当たり
のミリグラム数)以下である。
【0045】本発明によれば、自動分析装置は図6に示
すように、以下のフローチャートに従い分析を行い、結
果を表3のような形式で表示手段36に表示し、あるい
はプリンタ35でプリントするようプログラムすること
ができる。
【0046】(1)検体(A)のB2M測定値が正常値
とされる0.1MG/Lとされた。装置はこの検体
(A)の結果を0.1MG/Lと表示する。
【0047】(2)検体(A)のB2M測定値が正常域
を越える1.0MG/Lとされた。検体(B)のB2M
測定値が正常値とされる0.1MG/Lとされた。装置
はこの検体(A)の結果を1.0MG/Lと表示する。
【0048】(3)検体(A)のB2M測定値が正常域
を越える1.1MG/Lとされた。検体(B)のB2M
測定値が正常域を超える値とされる10MG/Lとされ
た。装置はこの検体(A)の結果をマスクし、再度検体
を採取した後、検査することを求めることが望ましいこ
とを表示する。あるいは装置はこの検体(A)の結果を
予想されるキャリーオーバーの値を差し引き1MG/
L、あるいは差し引かずに1.1MG/Lと表示し、か
なりの高い確率で正常域を超えるものであることを伝え
る。
【0049】
【表3】
【0050】B2M抗原の分析に際して、装置は検体
(A)の分析値を知った後に、検体(B)を分析するよ
う設定されるか、検体(A)の分析値を得る以前に検体
(A)、(B)が相前後して分析されるよう設定されて
も良い。
【0051】また、検体(B)の測定値が異常値域であっ
た場合、その測定値により弱陽性と強陽性の2段階、あ
るいはさらに多くに区分し、これらを検体(A)の結果の
解釈に反映させることも可能である(表4参照)。
【0052】
【表4】
【0053】同様に、検体(B)の測定値が正常域を超え
る場合、これを多段階に区別し、検体(A)の結果解釈に
反映させることも可能である。また、検体(A)の測定値
をさらに細区分し、検体(B)からの予想されるキャリー
オーバーによる上昇値を反映させ検体(A)の結果を表示
することもできる。
【0054】(実施例3)次に、本発明の実施例3を説
明する。例えば、免疫分析装置において、腎機能を知る
目的でベータ2マイクログロブリン(B2M)の測定を
するものとし、当該尿検体(A)は、血清検体(B)か
らの検体キャリーオーバーを1000ppmに受けてい
ることが予見されるものである。B2Mの正常域はおお
むね血清、血漿検体で0.2MG/L以下、尿検体で
0.02MG/Lである。検体種類の差異により、正常
域の測定値が大きく異なる例として、血清血漿検体と尿
検体中のアルブミン、血清検体と血漿検体中のフィブリ
ノーゲンなどが知られている。
【0055】本発明によれば、自動分析装置は以下のフ
ローチャートに従い分析を行い、結果を表5、表6とし
て表示、あるいはプリントするようプログラムすること
ができる。
【0056】
【表5】
【0057】
【表6】
【0058】(1)検体(A)のB2M測定結果が正常
値とされる0.01MG/Lとされた。装置はこの検体
(A)の結果を0.01MG/Lと表示する。
【0059】(2)検体(A)のB2M測定結果が正常
域を越える0.1MG/Lとされた。検体(B)のB2
M測定結果が正常値とされる0.1MG/Lとされた。
装置はこの検体(A)の結果を0.1MG/Lと表示す
る。あるいは装置はこの検体(A)の結果を予想される
キャリーオーバーの値を差し引き0.0999MG/L
と表示し、かなりの高い確率で正常域を超えるものであ
ることを伝える。
【0060】(3)検体(A)のB2M測定結果が正常
域を越える0.1MG/Lとされた。検体(B)のB2
M測定結果が正常域を超える値とされる10MG/Lと
された。装置はこの検体(A)の結果をマスクし、再度
検体を採取した後、検査することを求めることが望まし
いことを表示する。
【0061】(4)検体(A)のB2M測定結果が正常
域を越える1.0MG/Lとされた。検体(B)のB2
M測定結果が正常域を超える値とされる10MG/Lと
された。装置はこの検体(A)の結果をマスクし、再度
検体を採取した後、検査することを求めることが望まし
いことを表示する。あるいは装置はこの検体(A)の結
果を予想されるキャリーオーバーの値を差し引き0.9
9MG/L、あるいは差し引かずに1.0MG/Lと表
示し、かなりの高い確率で正常域を超えるものであるこ
とを伝える。
【0062】装置は検体(A)の検査測定の後に、検体
(B)を測定検査するよう設定されるか、検体(A)、
(B)が同時に引き続いて検査測定されるよう設定され
ても良い。
【0063】上記のごとく、検査測定結果が(3)ある
いは(4)である場合、その結果の解釈には若干困難を
伴うものの、検査測定結果が(1)あるいは(2)であ
る場合には検体(A)の結果が陰性または正常域にある
ことを伝えるのに何ら科学的な不合理性はない。
【0064】検査測定結果が(3)あるいは(4)であ
る場合、再度検体を採取した後、検査することを求める
ことが望ましいと考えられることがあるものの、これら
の検査測定結果とキャリーオーバーの程度、さらには結
果の解釈のアルゴリズムを十分に吟味するならば、検体
(A)の正しい値をおおむね言い当てることも可能であ
る。
【0065】
【発明の効果】(1)本発明によれば、一度採集した検
体の再利用が大幅に促進される。例えば、ある分析項目
の通常の健康診断における陽性率は5%程度である場
合、0.05×0.05=1/400だけ、再度、同一
被検者からの検体を採集する必要が生じるのみであり、
残りの399/400は再利用が可能となる。
【0066】従って、以前の1回ないし複数回の分析に
使用された検体について、検体キャリーオーバーの影響
が予想される検査項目の分析を行うとき、再度、同一被
検者からの検体を採集する場合に比較し、被検者負担の
軽減、医師及び医療従事者の作業量の軽減、その作業に
付随した費用の低減が図られる。
【0067】(2)本発明によれば、検査業務の効率化
が促される。再度検体を採集するのに要する時間、費用
が無くなり、また、一連の検査作業中に自動分析装置に
追加して検査測定の指令を出すことができるため、検査
測定結果を医師あるいはその他の従事者に迅速かつ効率
的に知らせることができる。
【0068】(3)本発明によれば、自動分析装置の分
析失敗に迅速に対処できる。何らかの原因で起こりうる
装置の分析の失敗に関わらず、分析を自動あるいは手動
で再開させることができ、自動分析装置の分析失敗に迅
速な対応が可能となる。
【0069】(4)本発明によれば、後付けの分析依頼
に対処できる。医師あるいは医療従事者が一度なされた
検査の結果を知った後、同一あるいは他の検査項目の初
回あるいは再度の検査測定の必要を認識した場合、同一
検体に対して要求された分析を行うことができる。ある
いは医師あるいは医療従事者の分析依頼がなされなかっ
た場合、あるいは不注意により分析がなされなかった場
合、同一検査項目あるいは他検査項目の以前の1回ない
し複数回の分析に使用された検体に対して要求された検
査項目の分析を行うことができ、有用な分析結果を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される生化学分析装置と免疫分析
装置を統合したシステムの構成例を示す図である。
【図2】図1の免疫分析装置の詳細構成例を示す図であ
る。
【図3】本発明の対象となる検体の搬送ラインを示す図
である。
【図4】本発明の一実施形態としての再分析プログラム
の処理手順を示すフロー図である。
【図5】図4の再分析プログラムの具体的な実施例1を
説明するフロー図である。
【図6】図4の再分析プログラムの具体的な実施例2を
説明するフロー図である。
【符号の説明】
2…免疫分析装置、5…生化学分析装置、8…ホストコ
ンピュータ、21…操作パネル、22…サンプルディス
ク、23…試料サンプリングプローブ、24…反応ディ
スク、30…マイクロコンピュータ、36…表示装置、
37…外部記憶装置、39…試料分注機構、40…洗浄
水、41…試薬分注機構、42…A/D変換機、43…
洗浄機構、310…免疫分析プログラム、320…免疫
再分析プログラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 33/569 G01N 33/569 L 33/576 33/576 Z 35/02 35/02 J Fターム(参考) 2G045 AA01 AA15 AA25 BB14 CA26 CB03 DA80 FA11 FB03 HA09 JA01 JA04 JA06 JA08 2G058 AA05 AA08 AA09 CB05 CB11 CB20 CD04 CE08 CF16 EA02 EA04 GA03 GD03 GD06 GD07 GE02 GE05 HA04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検体の自動分析の処理を制御する制御部を
    備えた自動分析装置において、前記制御部は、以前の1
    回ないし複数回の分析に使用された検体について、検体
    キャリーオーバーの影響が予想される検査項目の分析を
    行うとき、当該検体の測定値とキャリーオーバーの影響
    を考慮した判定基準から、当該検体を陰性もしくは陽
    性、あるいは正常もしくは正常域にないと判定し、その
    結果を表示することを特徴とした自動分析装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の自動分析装置において、
    当該検体を陽性あるいは正常域にないと判定した場合、
    以前に当該検体にキャリーオーバーを与えた可能性が
    ある他の検体の分析を行い、その結果に基づき、当該検
    体の陰性、陽性、あるいは正常域にあるなしを判定する
    ことを特徴とした自動分析装置。
  3. 【請求項3】検体の自動分析の処理を制御する制御部を
    備えた自動分析装置において、前記制御部は、以前の1
    回ないし複数回の分析に使用された検体について、検体
    キャリーオーバーの影響が予想される検査項目の分析を
    行うとき、当該検体の分析と同時あるいは相前後して、
    以前に当該検体にキャリーオーバーを与えた可能性があ
    る他の検体の分析を行うことを特徴とした自動分析装
    置。
  4. 【請求項4】以前の1回ないし複数回の分析に使用され
    た検体について、検体キャリーオーバーの影響が予想さ
    れる検査項目の分析を行うとき、当該検体の分析と同時
    あるいは相前後して、以前に当該検体にキャリーオーバ
    ーを与えた可能性がある他の検体の分析を行うことを特
    徴とした自動分析方法。
  5. 【請求項5】以前の1回ないし複数回の分析に使用され
    た検体について、検体キャリーオーバーの影響が予想さ
    れる検査項目の分析を行うとき、当該検体の測定値が陰
    性あるいは十分に正常域にある場合、その測定値を有効
    とし測定結果を表示することを特徴とした自動分析方
    法。
  6. 【請求項6】以前の1回ないし複数回の分析に使用され
    た検体について、検体キャリーオーバーの影響が予想さ
    れる検査項目の分析を行うとき、当該検体の測定値がグ
    レイゾーンあるいは陽性、あるいは正常域を超える場
    合、以前に当該検体にキャリーオーバーを与えた可能性
    がある他の検体の分析を行うことを特徴とした自動分析
    方法。
  7. 【請求項7】請求項4ないし6のいずれかに記載の自動
    分析方法において、前記以前に当該検体にキャリーオー
    バーを与えた可能性がある他の検体の測定値が陰性ある
    いは正常域にある可能性がある場合は、目的の当該検体
    の測定値を有効とし測定結果を表示することを特徴とし
    た自動分析方法。
  8. 【請求項8】請求項4ないし6のいずれかに記載の自動
    分析方法において、前記以前に当該検体にキャリーオー
    バーを与えた可能性がある他の検体の測定値が陽性ある
    いは正常域を超える可能性がある場合は、目的の当該検
    体の測定値を無効とし測定結果を表示しないあるいは注
    釈を加えて表示することを特徴とした自動分析方法。
  9. 【請求項9】請求項4ないし6のいずれかに記載の自動
    分析方法において、前記以前当該検体にキャリーオーバ
    ーを与えた可能性がある他の検体の測定値が陽性あるい
    は正常域を超える可能性がある場合は、目的の当該検体
    の測定値を無効とし測定結果を表示せず再検を促すこと
    を表示することを特徴とした自動分析方法。
  10. 【請求項10】請求項4ないし6のいずれかに記載の自
    動分析方法において、前記以前に当該検体にキャリーオ
    ーバーを与えた可能性がある他の検体の測定値に基づ
    き、目的の当該検体の測定値にキャリーオーバーにより
    及ぼしたと予想される値を算出し、当該検体の測定値か
    らその値を差し引き、差し引き値に基づき当該検体の測
    定結果を表示することを特徴とした自動分析方法。
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