JP2001003861A - 可変容量型斜板式クラッチレスコンプレッサ - Google Patents

可変容量型斜板式クラッチレスコンプレッサ

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JP2001003861A
JP2001003861A JP11174080A JP17408099A JP2001003861A JP 2001003861 A JP2001003861 A JP 2001003861A JP 11174080 A JP11174080 A JP 11174080A JP 17408099 A JP17408099 A JP 17408099A JP 2001003861 A JP2001003861 A JP 2001003861A
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Japan
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passage
swash plate
pressure
chamber
valve
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JP11174080A
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English (en)
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Shoichi Kito
昇一 喜渡
Yukio Kazahaya
幸生 風早
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Bosch Corp
Original Assignee
Bosch Automotive Systems Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外気に対するシール管理を容易にするととも
に、信頼性の向上を図ることができる可変容量型斜板式
クラッチレスコンプレッサを提供する。 【解決手段】 斜板10の傾きが大きくなると第3の通
路34を閉じ、斜板10の傾きが小さくなると第3の通
路34を開けるように、ヒンジボール90が斜板10と
一体に回転軸5上を軸方向に摺動するので、蓄圧室33
の圧力が斜板10の傾きに応じて変化し、あらゆる運転
条件下でチェック弁30が確実に作動する。例えば低速
・低負荷時でもチェック弁30が完全に閉じる。その結
果、チェック弁30の不作動領域がなくなり、圧縮機の
信頼性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は可変容量型斜板式
クラッチレスコンプレッサに関し、特にエンジンの駆動
力が常時伝達される可変容量型斜板式クラッチレスコン
プレッサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のクラッチレスコンプレッサとして
可変容量型斜板式クラッチレスコンプレッサがある。こ
のクラッチレスコンプレッサでは、吸入圧に応じて斜板
の傾斜角度が変化してピストンのストロークが変わり、
吐出量が増減する。
【0003】クラッチレスコンプレッサとして最小吐出
容量がゼロにならない可変容量型斜板式クラッチレスコ
ンプレッサを採用した場合、熱負荷が低下したとき(ク
ラッチ付きコンプレッサのクラッチオフ相当時)、冷媒
によりエバポレータが冷却され、エバポレータの表面に
着霜が起こり、エバポレータが凍結して通風が困難にな
り、冷却機能が損なわれることがある。
【0004】これを防止する技術としては、熱負荷が低
下したとき、冷媒をコンプレッサ内部で循環させ、コン
プレッサ外部への吐出量をゼロにするものがある(特開
平7−253080号公報)。
【0005】このクラッチレスコンプレッサでは、熱負
荷の低下にともない斜板の傾斜角が減少し、斜板が伝達
筒をリヤ側へ押し、伝達筒が遮断体をリヤ側へ押す。斜
板が最も傾いたとき遮断体によって吸入通路が閉鎖さ
れ、エバポレータからの低圧の冷媒ガスの流入が阻止さ
れる。一方、コントロールバルブによって吐出室とクラ
ンク室とが連通し、吐出室の高圧の冷媒ガスがクランク
室へ流れ、冷媒ガスはコンデンサ側へほとんど流れな
い。このようにして斜板の傾斜角度が最小のとき(最小
ピストンストローク時)、大部分の冷媒ガスがコンプレ
ッサ内部を循環し、冷凍能力をゼロにすることができ
る。また、冷媒ガスが内部循環するため、摺動部が十分
に潤滑、冷却される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、吸入通路を
閉鎖するための伝達筒や遮断体を回転軸に装着する構造
が採用されているので、シリンダヘッド内において吐出
室を吸入室の外側に配置しなければならず、外気とのシ
ール管理が厳しくなる。例えばより高い加工精度やボル
ト(シリンダブロックとヘッドとを結合するためのボル
ト)の適正な締込み量などが要求されることになる。
【0007】更に、遮断体は回転軸の回転につれてつれ
回りするため、遮断体を付勢するばねが遮断体とともに
回転してねじ切れ、吸入通路の開閉をできなくなるおそ
れがあった。
【0008】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は外気に対するシール管理を容易に
するとともに、長期に亘る使用に耐え得る可変容量型斜
板式クラッチレスコンプレッサを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め請求項1記載の発明の可変容量型斜板式クラッチレス
コンプレッサは、エバポレータからの冷媒ガスを吸入す
る吸入口と、この吸入口から流入した前記冷媒ガスを収
容する吸入室と、回転軸に摺動かつ傾斜可能に装着さ
れ、前記回転軸と一体に回転する斜板と、この斜板を収
容するクランク室と、前記クランク室と前記吸入室とを
連通させる第1の通路と、圧縮室から吐出された冷媒ガ
スを収容する吐出室と前記クランク室とを連通させる第
2の通路と、この第2の通路の途中に設けられ、熱負荷
が大きくなったときに前記第2の通路を遮断する圧力制
御弁とを備えている可変容量型斜板式クラッチレスコン
プレッサにおいて、前記クランク室から導入された冷媒
ガスの圧力と前記吸入口の圧力との差が所定値以上にな
ったときに前記吸入口を閉じる吸入制御弁と、前記クラ
ンク室から導入された冷媒ガスの圧力を、前記吸入制御
弁に閉弁方向へ作用させる蓄圧室と、前記クランク室か
ら前記蓄圧室に冷媒ガスを導入するための第3の通路
と、前記蓄圧室から前記吸入室へ冷媒ガスを漏らす第4
の通路と、前記クランク室の圧力に応じて前記第3の通
路を開閉するスライダとを備えていることを特徴とす
る。
【0010】上述のようにスライダがクランク室の圧力
に応じて第3の通路を開閉するので、あらゆる運転条件
下で吸入制御弁が確実に作動する。例えば低速・低負荷
時でも吸入制御弁が完全に閉じる。
【0011】請求項2記載の発明の可変容量型斜板式ク
ラッチレスコンプレッサは、請求項1記載の発明の可変
容量型斜板式クラッチレスコンプレッサにおいて、前記
スライダは、前記斜板と一体に前記回転軸上を軸方向に
摺動可能であり、前記斜板の傾きが大きくなると前記第
3の通路を閉じ、前記斜板の傾きが小さくなると前記第
3の通路を開けることを特徴とする。
【0012】上述のように斜板の傾きが大きくなると第
3の通路を閉じ、斜板の傾きが小さくなると第3の通路
を開くように、スライダが斜板と一体に回転軸上を軸方
向に摺動するので、蓄圧室の圧力が斜板の傾きに応じて
変化し、あらゆる運転条件下で吸入制御弁が確実に作動
する。
【0013】請求項3記載の発明の可変容量型斜板式ク
ラッチレスコンプレッサは、請求項1記載の発明の可変
容量型斜板式クラッチレスコンプレッサにおいて、前記
スライダは、前記斜板と一体に前記回転軸上を軸方向に
摺動可能であり、最小吐出量時以外のときに前記第3の
通路を閉じ、前記最小吐出量時に前記第3の通路を開け
ることを特徴とする。
【0014】上述のように最小吐出量時以外のときに第
3の通路を閉じ、最小吐出量時に第3の通路を開くよう
に、スライダが斜板と一体に回転軸上を軸方向に摺動す
るので、蓄圧室の圧力が斜板の傾きに応じて変化し、あ
らゆる運転条件下で吸入制御弁が確実に作動する。
【0015】請求項4記載の発明の可変容量型斜板式ク
ラッチレスコンプレッサは、請求項1、2又は3記載の
発明の可変容量型斜板式クラッチレスコンプレッサにお
いて、前記吸入制御弁がチェック弁であり、このチェッ
ク弁の開弁方向へ前記吸入口の圧力が作用し、前記チェ
ック弁の閉弁方向へ前記蓄圧室の圧力と付勢部材の付勢
力とが作用することを特徴とする。
【0016】上述のように付勢部材の付勢力がチェック
弁に閉弁方向へ作用するので、圧縮機の運転停止時、吸
入口から圧縮機内部に液状冷媒が侵入しない。
【0017】請求項5記載の発明の可変容量型斜板式ク
ラッチレスコンプレッサは、請求項1〜4のいずれか1
記載の発明の可変容量型斜板式クラッチレスコンプレッ
サにおいて、前記第3の通路の一部が、前記回転軸に軸
方向へ沿って形成された軸方向通路と、前記回転軸に半
径方向へ沿って形成され、前記軸方向通路と前記クラン
ク室とを連通させる半径方向通路とで構成され、前記ス
ライダは前記半径方向通路の開口を開閉することによっ
て前記第3の通路を開閉することを特徴とする。
【0018】上述のようにスライダが斜板の傾きに応じ
て斜板と一体に回転軸上を軸方向に摺動し、半径方向通
路の開口が開いたり、閉じたりする。このようにして第
3の通路が開閉する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0020】図1はこの発明の一実施形態に係る可変容
量型斜板式クラッチレスコンプレッサを示す縦断面図、
図2は可変容量型斜板式クラッチレスコンプレッサを示
す部分拡大断面図であって、吸入口が閉じた状態を示す
図、図3は可変容量型斜板式クラッチレスコンプレッサ
を示す部分拡大断面図であって、吸入口が開いた状態を
示す図である。
【0021】この可変容量型斜板式クラッチレスコンプ
レッサのシリンダブロック1の一端面にはバルブプレー
ト2を介してリヤヘッド3が、他端面にはフロントヘッ
ド4がそれぞれ固定されている。シリンダブロック1に
は、シャフト(回転軸)5を中心にして周方向に所定間
隔おきに複数のシリンダボア6が配設されている。各シ
リンダボア6内にはピストン7が摺動可能に収容されて
いる。
【0022】フロントヘッド4内にはクランク室8が形
成され、クランク室8内には斜板10が収容されてい
る。斜板10の摺動面10aには、コネクティングロッ
ド11の球体状の一端部11aを相対転動可能に支持す
るシュー50が、リテーナ53で保持されている。斜板
10のボス部10bには軸受55が装着され、リテーナ
53は軸受55を介して斜板10のボス部10bに装着
され、リテーナ53は斜板10に対して相対回転可能で
ある。軸受55は、ボス部10bに螺合されたナット5
4によって抜け止めされている。コネクティングロッド
11の他端部11bはピストン7に固定されている。
【0023】シュー50は、コネクティングロッド11
の一端部11aの先端面を相対転動可能に支持するシュ
ー本体51と、コネクティングロッド11の一端部11
aの後端面を相対転動可能に支持するワッシャ52とで
構成されている。
【0024】リヤヘッド3には、吐出室12と吸入室1
3とが形成されている。吸入室13は吐出室12を包囲
するように配置されている。リヤヘッド3にはエバポレ
ータ80の出口へ通じる吸入口3aが設けられている。
【0025】吸入口3a内にはチェック弁(吸入制御
弁)30が設けられている。このチェック弁30は、有
底円筒状の弁体31と、ばね(付勢部材)32と、環状
のストッパ56とを備えている。ストッパ56は吸入口
3aの内周面に固定され、ばね32は弁体31内に収容
され、ばね32の一端は蓄圧室33の底面に当接し、ば
ね32の他端は弁体31の底面に当接している。弁体3
1には半径方向に孔(第4の通路)31aが設けられて
いる。
【0026】チェック弁30の弁体31の一方には、吸
入口3aの冷媒ガスの圧力が開弁方向(弁開度が大きく
なる方向)へ作用する。弁体31の他方には蓄圧室33
が形成され、蓄圧室33には通路(第3の通路)34を
介してクランク室8の冷媒ガスが導入される。したがっ
て、弁体31の他方には蓄圧室33の圧力とばね32の
付勢力とが閉弁方向(弁開度が小さくなる方向)へ作用
する。チェック弁30の弁体31はクランク室8から導
入された冷媒ガスの圧力と吸入口3aの圧力との差に応
じて全閉位置(図2に示す位置)と全開位置(図3に示
す位置)との間を変位する。
【0027】通路34は、図1に示すように、シャフト
5に軸方向へ沿って形成された軸方向通路5bと、シャ
フト5に半径方向へ沿って形成され、軸方向通路5bと
クランク室8とを連通させる半径方向通路5aと、シリ
ンダブロック1、バルブプレート2及びリヤへッド3に
わたって斜めに形成された通路34aとで構成される。
【0028】吐出室12とクランク室8とは通路(第2
の通路)57を介して連通する。通路57の途中にはコ
ントロールバルブ(圧力制御弁)81が設けられてい
る。熱負荷が小さいとき、コントロールバルブ81のソ
レノイド(図示せず)への通電停止により弁体81bが
弁座から離れて通路57が開放され、熱負荷が大きいと
き、ソレノイドへの通電により弁体81bが着座して通
路57が遮断される。コントロールバルブ81の作動は
図示しないコンピュータによって制御される。
【0029】吸入室13とクランク室8とは通路(第1
の通路)58を介して連通している。通路58は、バル
ブプレート2に形成されたオリフィス58aと、シリン
ダブロック1に形成された通路58bと、シリンダブロ
ック1に形成された軸受収容空間58cとで構成されて
いる。
【0030】前記バルブプレート2には、圧縮室82と
吐出室12とを連通させる吐出ポート16と、シリンダ
ボア6と吸入室13とを連通させる吸入ポート15と
が、それぞれ周方向に所定間隔おきに設けられている。
吐出ポート16は吐出弁17により開閉され、吐出弁1
7はバルブプレート2のリヤヘッド側端面に弁押さえ1
8とともにボルト19により固定されている。ボルト1
9は、シリンダブロック1の中央部に形成されためねじ
1bに螺合されている。
【0031】また、吸入ポート15は吸入弁21により
開閉され、吸入弁21はバルブプレート2とシリンダブ
ロック1との間に配設されている。シャフト5のリヤ側
の外周面にはシャフトシール91が装着され、シャフト
シール91によって軸受収容空間58cから通路34a
に冷媒ガスが流れ込むのを防いでいる。
【0032】ラジアル軸受25及びスラスト軸受24は
シャフト5のリヤ側を支持し、シャフト5のフロント側
はラジアル軸受26によって回転可能に支持されてい
る。
【0033】シャフト5にはシャフト5の回転を斜板1
0に伝達するためのスラストフランジ40が固定され、
このスラストフランジ40はスラスト軸受33を介して
フロントヘッド4の内壁面に支持されている。スラスト
フランジ40と斜板10とはヒンジ機構41を介して連
結され、斜板10はシャフト5と直角な面に対して傾斜
可能である。
【0034】斜板10はヒンジボール(スライダ)90
を介してシャフト5に摺動かつ傾斜可能に装着されてい
る。斜板10のボス部10bの中心孔には、ヒンジボー
ル90の球面部90aと対応するヒンジボール受面10
dが設けられている。このヒンジボール受面10dは、
ヒンジボール90の球面部90aに摺動可能に嵌合して
いる。
【0035】なお、リヤヘッド3には、コントロールバ
ルブ81のベローズ(図示せず)が吸入口3aの圧力を
検出できるように、通路92が設けられている。
【0036】次に、この可変容量型斜板式クラッチレス
コンプレッサの作動を説明する。
【0037】図示しない車載エンジンの回転動力はベル
ト(図示せず)を介してプーリ(図示せず)、シャフト
5に常時伝達され、シャフト5の回転力はスラストフラ
ンジ40、ヒンジ機構41を経て斜板10に伝達され、
斜板10が回転する。
【0038】斜板10の回転によりシュー50が斜板1
0のリヤ面10a上を相対回転するので、斜板10から
の回転力はピストン7の直線往復運動に変換される。ピ
ストン7はシリンダボア6内を往復運動し、その結果シ
リンダボア6内の圧縮室82の容積が変化し、この容積
変化によって冷媒ガスの吸入、圧縮及び吐出が順次行な
われ、斜板10の傾斜角度に応じた容量の冷媒ガスが吐
出される。吸入時、吸入弁21が開き、吸入室13から
シリンダボア6内の圧縮室82へ低圧の冷媒ガスが吸入
され、吐出時、吐出弁17が開き、圧縮室82から吐出
室12へ高圧の冷媒ガスが吐出される。
【0039】図4はヒンジボールの動作とチェック弁の
動作との関係を説明するための概念図である。この図の
左側にはヒンジボール90が、右側にはチェック弁30
がそれぞれ示されている。図中の白抜き矢印は圧力の向
きと大きさとを示す。また、図中Pcはクランク室8の
圧力を、Pdは吐出室12の圧力をそれぞれ指す。
【0040】図4(a)はエンジン停止時の状態を示
す。このとき各部分の圧力は平衡している。すなわち、
吐出室12の圧力(Pd)とクランク室8の圧力(P
c)と蓄圧室33の圧力(Pk)と吸入口3aの圧力
(Ps′)とは等しい。コントロールバルブ81は開
き、リタンーンスプリング93の付勢力が作用してヒン
ジボール90は最もリヤ側に位置し、半径方向通路5a
の開口が開いている。チェック弁30の弁体31はばね
32の付勢力によって閉じている。その結果、エバポレ
ータ80側から吸入室13への冷媒(液状の冷媒を含
む)の流入が阻止される。
【0041】図4(b)はコントロールバルブ81のソ
レノイドへの通電が停止中のときの状態を示す。コント
ロールバルブ81は開弁しており、通路57を介して吐
出室12からクランク室8へ高圧の冷媒ガスが流出し、
クランク室8の圧力は高くなる。その結果、ヒンジボー
ル90はリヤ側に位置し、斜板10の傾斜角度はほぼ零
に維持される(最小ストローク)。ヒンジボール90が
最もリヤ側に位置し、半径方向通路5aの開口が開いて
いるので、クランク室8の冷媒ガスが通路34を通じて
蓄圧室33に導入される。チェック弁30の弁体31に
作用する蓄圧室33の圧力(クランク室8から導入され
た冷媒ガスの圧力)とばね32の付勢力との合力が弁体
31に作用する吸入口3aの冷媒ガスの圧力に打ち勝つ
と、弁体31が閉弁位置に保持されて吸入口3aが閉じ
ている。このときPd>Pc=Pk≧Ps′の関係が成
立する。チェック弁30によって吸入口3aが閉じたと
き、チェック弁30の弁体31の孔31aを通じて吸入
室13に蓄圧室33の冷媒ガスが逃げる。これにより蓄
圧室33の過度の圧力上昇を防ぐとともに、冷媒ガスの
圧縮機内循環が可能になる。図4(b)の状態のとき、
冷媒ガスは、吸入室13、圧縮室82、吐出室12、通
路57、クランク室8及び通路58を順次経て再び吸入
室13に戻る。また、通路57を通じてクランク室8に
流入した冷媒ガスの一部は、通路34、蓄圧室33及び
チェック弁30の弁体31の孔31aを順次経て再び吸
入室13に戻る。
【0042】図4(c)はコントロールバルブ81のソ
レノイドへ通電されたとき(圧縮機起動時)の状態を示
す。
【0043】コントロールバルブ81のソレノイドへの
通電によりプランジャ81dが閉弁方向へ移動し、弁体
81bがばね81cの付勢力によって閉弁方向へ移動
し、通路57が閉じる。その結果、吐出室12からクラ
ンク室8への高圧の冷媒ガスの流入が遮断され、クラン
ク室8の圧力は次第に低くなる。その結果、ヒンジボー
ル90がフロント側へ移動して、斜板10の傾斜角度が
大きくなる(中間ストローク)。このときヒンジボール
90によって軸方向通路5bの開口が部分的に遮断され
る。また、蓄圧室33の冷媒ガスはチェック弁30の弁
体31の孔31aから吸入室11へ逃げる。各部分の圧
力の関係は Pc=Pk<Ps′ である。
【0044】上述のようにクランク室8の圧力が低くな
るとともに、蓄圧室33の圧力が低くなると、チェック
弁30の弁体31に作用する吸入口3aの冷媒ガスの圧
力が弁体31に作用する蓄圧室33の圧力とばね32の
付勢力との合力に打ち勝ち、弁体31が開弁方向へ移動
して吸入口3aは開く(吸入口3aと吸入室13とが連
通する。)。蓄圧室33内の冷媒ガスは孔31aから漏
れ、蓄圧室33内の圧力は低くなっているので、弁体3
1は迅速に開弁する。吸入口3aが開いた結果、エバポ
レータ80側から吸入室13へ冷媒ガスが流入する。ま
た、弁体81bによって通路57が閉じているので、吐
出室12の高圧の冷媒ガスは図示しない吐出口からコン
デンサ側へ送り出される。
【0045】図4(d)は圧縮機の通常運転時の状態を
示す。圧縮機の通常運転時、コントロールバルブ81は
開閉する。ヒンジボール90によって軸方向通路5bの
開口が完全に遮断されているときには、クランク室8か
ら蓄圧室33へ冷媒ガスが送られず、Ps≒Pk<P
s′ の関係が成立するため、チェック弁30は開弁
し、吸入室11から蓄圧室33へ冷媒ガスが導入され
る。チェック弁30の開度はPsとPs′との差に応じ
て決まる。
【0046】図4(e)はコントロールバルブ81のソ
レノイドへの通電を停止されたときの状態を示す。コン
トロールバルブ81のソレノイドへの通電が停止された
とき、プランジャ81dが開弁方向へ移動し、弁体81
bがばね81cの付勢力に抗して開弁方向へ移動し、通
路57が開く。その結果、通路57を通じて吐出室12
からクランク室8へ高圧の冷媒ガスが流出し、クランク
室8の圧力は次第に高くなる。その結果、ヒンジボール
90がリヤ側に移動し、斜板10の傾斜角度がほぼ零に
なる(最小ストローク)。
【0047】ヒンジボール90がリヤ側に移動し、軸方
向通路5bの開口が開くと、高圧の冷媒ガスがクランク
室8から蓄圧室33へ導入される。チェック弁30の弁
体31に作用する蓄圧室33の圧力とばね32の付勢力
との合力が弁体31に作用する吸入口3aの冷媒ガスの
圧力に打ち勝つと、弁体31が閉弁方向へ移動して吸入
口3aが閉じる。その結果、エバポレータ80側から吸
入室13への冷媒ガスの流入が阻止される。このときP
d>Pc=Pk≫Ps′ の関係が成立する。チェック
弁30によって吸入口3aが閉じたとき、チェック弁3
0の弁体31の孔31aを通じて吸入室13に蓄圧室3
3の冷媒ガスが逃げる。
【0048】この実施形態の可変容量型斜板式クラッチ
レスコンプレッサによれば、シャフト5に吸入口3aを
開閉する機構(従来例の伝達筒や遮断体等)を装着する
必要がないので、リヤヘッド3内において吸入室13を
吐出室12の外側に配置することができ、外気とのシー
ル管理が容易になる。更に、遮断体を付勢するばねがシ
ャフト5の回転につれ回りしてねじ切れ、吸入口3aの
開閉ができなくなることもないので、圧縮機の信頼性が
向上する。
【0049】また、シリンダブロック1等の構造が複雑
ではないのでクラッチ付可変容量型斜板式コンプレッサ
との部品の共通化が可能である。
【0050】更に、クランク室8と蓄圧室33とを連通
させる通路34の半径方向通路5aの開口をヒンジボー
ル90で開閉して、蓄圧室33の圧力を制御するように
したので、あらゆる運転条件下でチェック弁30が確実
に作動する。例えば低速・低負荷時でもチェック弁30
が完全に閉じる。その結果、チェック弁30の不作動領
域がなくなり、圧縮機の信頼性・耐久性が向上する。
【0051】また、ばね32の付勢力がチェック弁30
に閉弁方向へ作用するので、エンジン運転停止時、吸入
口3aから圧縮機内部に液状冷媒が侵入しない。その結
果、起動時のいわゆる液圧縮を回避することができ、信
頼性を向上させることができるとともに、オイルフォー
ミング(オイルに溶け込んだ冷媒が気化してクランク室
8の圧力が高くなる現象)が起こりにくくなり、起動性
が向上する。
【0052】なお、前述の実施形態では、吸入制御弁と
してチェック弁30を用いた場合について述べたが、ロ
ータリ弁やスプール弁等を用いてもよい。
【0053】また、前述の実施形態では、スライダとし
てヒンジボール90を用いた場合について述べたが、斜
板10と一体に摺動して半径方向通路5aの開口を開閉
できるものであればヒンジボール90以外のものでもよ
い(例えばスリーブ等)。
【0054】更に、前述の実施形態では、第4の通路と
してチェック弁30の弁体31に孔31aを設けたが、
孔31aに代えて弁体31の外周面に軸方向に沿う溝
(図示せず)を設けてもよい。また、孔31aの代わり
に弁体31の外周面と蓄圧室33の内周面との間に所定
距離の隙間を設定し、この隙間を第4の通路として利用
してもよい。
【0055】図5はこの発明の変形例に係るチェック弁
を示す概念図である。
【0056】このチェック弁の弁体131の形状等につ
いてだけが前述の実施形態と異なり、それ以外の部分は
前述の実施形態と共通するので、その共通部分について
は説明を省略する。
【0057】この変形例では、弁体131は大径部13
1aと小径部131bとで構成されている。大径部13
1aの直径φD1 は小径部131bの直径φD2 より大
きく、小径部131bの直径φD2 は吸入口3aの内径
φD3 より大きい。このように弁体131のPs′側受
圧面積(開弁方向へ作用する吸入口3aの圧力を受ける
面積)が小さく、Pk側受圧面積(閉弁方向へ作用する
蓄圧室33の圧力を受ける面積)が大きくなるように、
弁体の形状が設定される。
【0058】この変形例によれば、後述するように吸入
口3aの圧力が上昇しても確実に閉弁することができ
る。
【0059】Fを閉弁方向荷重、Fsをばね32の付勢
力、Psを吸入室11の圧力、Ps′を吸入口3aの圧
力、Pkを蓄圧室33の圧力、φD1 を弁体131の大
径部131aの直径、φD2 を弁体131の小径部13
1bの直径、φD3 を吸入口3aの内径とすると、 F=[ (π/4)D12 Pk]+Fs−[ (π/4)Ps
(D12 −D22 )]−[ (π/4)(D22 −D32 )]
[(Ps+Ps′)/2]−[ (π/4)D32 Ps′] ここでPa=Pk−Ps、 Pb=Ps′−Ps とし
てまとめると。 F=(π/4)[ D12 Pa−((D22 −D32 )/2)Pb] +Fs (1)式
【0060】上記(1)式より、圧力条件が同じとき、
確実に閉弁させる(Fを大きくする)には、D1 を大き
く、D2 ,D3 を小さくすればよいことがわかる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように請求項1、2又は3
記載の発明の可変容量型斜板式クラッチレスコンプレッ
サによれば、吸入口を開閉する機構を回転軸に装着する
必要がないので、ハウジング内において吸入室を吐出室
の外側に配置することができ、外気とのシール管理が容
易になる。
【0062】また、あらゆる運転条件下で吸入制御弁が
確実に作動する。例えば低速・低負荷時でも吸入制御弁
が完全に閉じるので、吸入制御弁の不作動領域がなくな
り、圧縮機の信頼性・耐久性が向上する。
【0063】請求項2記載の発明の可変容量型斜板式ク
ラッチレスコンプレッサによれば、斜板の傾きが大きく
なると第3の通路を閉じ、斜板の傾きが小さくなると第
3の通路を開くように、スライダが斜板と一体に回転軸
上を軸方向に摺動するので、蓄圧室の圧力が斜板の傾き
に応じて変化し、あらゆる運転条件下で吸入制御弁が確
実に作動する。
【0064】請求項3記載の発明の可変容量型斜板式ク
ラッチレスコンプレッサによれば、最小吐出量時以外の
ときに第3の通路を閉じ、最小吐出量時に第3の通路を
開くように、スライダが斜板と一体に回転軸上を軸方向
に摺動するので、蓄圧室の圧力が斜板の傾きに応じて変
化し、あらゆる運転条件下で吸入制御弁が確実に作動す
る。
【0065】請求項4記載の発明の可変容量型斜板式ク
ラッチレスコンプレッサによれば、付勢部材の付勢力が
チェック弁に閉弁方向へ作用するので、圧縮機の運転停
止時、吸入口から圧縮機内部に液状冷媒が侵入しない。
その結果、起動時のいわゆる液圧縮を回避することがで
き、信頼性を向上させることができるとともに、オイル
フォーミング(オイルに溶け込んだ冷媒が気化してクラ
ンク室の圧力が高くなる現象)が起こりにくくなり、起
動性が向上する。
【0066】請求項5記載の発明の可変容量型斜板式ク
ラッチレスコンプレッサによれば、スライダが斜板の傾
きに応じて斜板と一体に回転軸上を軸方向に摺動し、半
径方向通路の開口が開いたり、閉じたりすることによっ
て第3の通路が開閉するので、吸入制御弁を確実に作動
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の一実施形態に係る可変容量型
斜板式クラッチレスコンプレッサを示す縦断面図であ
る。
【図2】図2は可変容量型斜板式クラッチレスコンプレ
ッサを示す部分拡大断面図であって、吸入口が閉じた状
態を示す図である。
【図3】図3は可変容量型斜板式クラッチレスコンプレ
ッサを示す部分拡大断面図であって、吸入口が開いた状
態を示す図である。
【図4】図4はヒンジボールの動作とチェック弁の動作
との関係を説明するための概念図である。
【図5】図5はこの発明の変形例に係るチェック弁を示
す概念図である。
【符号の説明】
3a 吸入口 5 シャフト 5a 半径方向通路 5b 軸方向通路 8 クランク室 10 斜板 13 吸入室 30 チェック弁 31,131 弁体 31a 孔 32 ばね 33 蓄圧室 34,34a,57,58,58a 通路 58a オリフィス 58c 軸受収容室 80 エバポレータ 81 コントロールバルブ 82 圧縮室 90 ヒンジボール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エバポレータからの冷媒ガスを吸入する
    吸入口と、この吸入口から流入した前記冷媒ガスを収容
    する吸入室と、回転軸に摺動かつ傾斜可能に装着され、
    前記回転軸と一体に回転する斜板と、この斜板を収容す
    るクランク室と、前記クランク室と前記吸入室とを連通
    させる第1の通路と、圧縮室から吐出された冷媒ガスを
    収容する吐出室と前記クランク室とを連通させる第2の
    通路と、この第2の通路の途中に設けられ、熱負荷が大
    きくなったときに前記第2の通路を遮断する圧力制御弁
    とを備えている可変容量型斜板式クラッチレスコンプレ
    ッサにおいて、 前記クランク室から導入された冷媒ガスの圧力と前記吸
    入口の圧力との差が所定値以上になったときに前記吸入
    口を閉じる吸入制御弁と、 前記クランク室から導入された冷媒ガスの圧力を、前記
    吸入制御弁に閉弁方向へ作用させる蓄圧室と、 前記クランク室から前記蓄圧室に冷媒ガスを導入するた
    めの第3の通路と、 前記蓄圧室から前記吸入室へ冷媒ガスを漏らす第4の通
    路と、 前記クランク室の圧力に応じて前記第3の通路を開閉す
    るスライダとを備えていることを特徴とする可変容量型
    斜板式クラッチレスコンプレッサ。
  2. 【請求項2】 前記スライダは、前記斜板と一体に前記
    回転軸上を軸方向に摺動可能であり、前記斜板の傾きが
    大きくなると前記第3の通路を閉じ、前記斜板の傾きが
    小さくなると前記第3の通路を開けることを特徴とする
    請求項1記載の可変容量型斜板式クラッチレスコンプレ
    ッサ。
  3. 【請求項3】 前記スライダは、前記斜板と一体に前記
    回転軸上を軸方向に摺動可能であり、最小吐出量時以外
    のときに前記第3の通路を閉じ、前記最小吐出量時に前
    記第3の通路を開けることを特徴とする請求項1記載の
    可変容量型斜板式クラッチレスコンプレッサ。
  4. 【請求項4】 前記吸入制御弁がチェック弁であり、こ
    のチェック弁の開弁方向へ前記吸入口の圧力が作用し、
    前記チェック弁の閉弁方向へ前記蓄圧室の圧力と付勢部
    材の付勢力とが作用することを特徴とする請求項1、2
    又は3記載の可変容量型斜板式クラッチレスコンプレッ
    サ。
  5. 【請求項5】 前記第3の通路の一部が、前記回転軸に
    軸方向へ沿って形成された軸方向通路と、前記回転軸に
    半径方向へ沿って形成され、前記軸方向通路と前記クラ
    ンク室とを連通させる半径方向通路とで構成され、 前記スライダは前記半径方向通路の開口を開閉すること
    によって前記第3の通路を開閉することを特徴とする請
    求項1〜4のいずれか1記載の可変容量型斜板式クラッ
    チレスコンプレッサ。
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