JP2001003346A - 浮上油回収方法 - Google Patents

浮上油回収方法

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JP2001003346A
JP2001003346A JP11176939A JP17693999A JP2001003346A JP 2001003346 A JP2001003346 A JP 2001003346A JP 11176939 A JP11176939 A JP 11176939A JP 17693999 A JP17693999 A JP 17693999A JP 2001003346 A JP2001003346 A JP 2001003346A
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JP
Japan
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oil
suction
floating
float
floating oil
Prior art date
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JP11176939A
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English (en)
Inventor
Yoshio Hoshino
義雄 星野
Shinji Kato
信次 加藤
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/20Controlling water pollution; Waste water treatment
    • Y02A20/204Keeping clear the surface of open water from oil spills

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  • Cleaning Or Clearing Of The Surface Of Open Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】広い浮上油回収タンク槽6内の中に点在する油
分の浮上場所へフロートサクションを迅速且つ正確に移
動でき、しかもその移動後には浮上した油分を回収油分
排水として迅速に回収できる浮上油回収方法を提供す
る。 【解決手段】吸引口と該吸引口に接続された吸引ホース
と該吸引ホースに接続された吸引ポンプと該吸引ポンプ
に接続された回収油分排水戻しホースとを具備するフロ
ートサクションを、水面上に点在する油分浮上場所に順
次移動させながら該油分を回収油分排水として吸引、回
収する浮上油回収方法において、前記フロートサクショ
ンとして遠隔制御型フロートサクションを用いることを
特徴とする浮上油回収方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は浮上油回収方法に関
するものである。更に詳述すれば本発明は、工場内で発
生した排水中に浮上した浮上油を回収する方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年の工場では水質汚染、大気汚染、土
壌汚染、騒音、悪臭等の公害問題を引き起こさないこと
が不可欠である。
【0003】従って、工場から排出される排水は水質を
汚染するものではあってはならない。
【0004】このような工場排水の汚染の一種に油汚染
の問題がある。即ち、工場排水に油分が混入したときに
はそれらの油分を完全に除去してから一般下水道若しく
は一般河川へ流すようにしなければならない。
【0005】図3は、従来の排水中に浮上した浮上油の
回収方法を示した平面説明図である。
【0006】また、図4は図3の部分拡大平面説明図で
ある。
【0007】図3及び図4においてW0 は工場発生排
水、W1 は油水分離排水、W2 は浮上油回収排水、1は
油水分離槽、2は吸引ポンプ、3は吸引ホース、4はフ
ロートサクション、5はオイルフェンス、6は浮上油回
収タンク槽、7は移動用ロープ、8は回収油分排水戻し
ホース、9は吸引口、10は支持棒、11は小球体、1
2は支持リング、13は三角支持体、14は大球体であ
る。
【0008】即ち、図3及び図4から分かるように工場
発生排水W0 は、まず油水分離槽1、例えば潜り堰へ流
し込まれ、ここでその油分の大半を分離、除去される。
ここで分離、除去された油分は図示しない配管を介して
油回収タンクヘ回収されるようになっている。
【0009】従って、この油水分離槽1を出た油水分離
排水W1 には油分が殆ど含まれていなが、微量の油分が
残留している。これは、油水分離槽1が細長い構造体で
あることから工場発生排水W0 を高流速で処理すること
になり、その結果工場発生排水W0 の油分を完全に除去
できないのである。
【0010】次に、このように微量の油分が残留してい
る油水分離排水W1 は、広い浮上油回収タンク槽6内へ
流し込まれる。
【0011】この広い浮上油回収タンク槽6内へ流し込
まれた大量の油水分離排水W1 の水面には、油分が浮上
することになる。この油分の浮上場所は一定の場所に集
中することがなく、油水分離排水W1 の排水量、風速、
その他の条件で移動する。
【0012】そこで、油分回収作業者は吸引ポンプ2に
接続したフロートサクション4に移動用ロープ7を縛り
付け、その移動用ロープ7を介してフロートサクション
4を広い浮上油回収タンク槽6内を引き回しながら浮上
した油分を回収油分排水として回収するようになってい
る。
【0013】ここにおいてフロートサクション4は中央
に吸引口9が設置されており、そしてこの吸引口9には
吸引ホース3が接続されていると共に3本の支持棒10
で支持され、更にその3本の支持棒10の先端にはそれ
ぞれ小球体11が取り付けられている。更にこれらは支
持リング12、三角支持体13、大球体14等で一体化
されている。
【0014】ここで回収された回収油分排水は油分が多
いものの排水量も多いので、回収油分排水戻しホース8
を介して油水分離槽1へ戻すようになっている。
【0015】次に、このようにして油水分離排水W1
り浮上した油分を取り除いて得られた浮上油回収排水W
2 はその油分が完全に取り除かれていることから、図示
しない緩衝池等に流され、更にそこより一般河川等へ放
流されるようになっている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の浮
上油回収方法では油分回収作業者が吸引ポンプ2に接続
したフロートサクション4に移動用ロープ7を縛り付
け、その移動用ロープ7を介してフロートサクション4
を広い浮上油回収タンク槽6内を引き回しながら浮上し
た油分を回収油分排水として回収するようになってい
る。このため、フロートサクション4を広い浮上油回収
タンク槽6内の中に点在する油分の浮上場所へ迅速且つ
正確に移動することが困難であった。
【0017】本発明はかかる点に立って為されたもので
あって、その目的とするところは前記した従来技術の欠
点を解消し、広い浮上油回収タンク槽6内の中に点在す
る油分の浮上場所へフロートサクションを迅速且つ正確
に移動でき、しかもその移動後には浮上した油分を回収
油分排水として迅速に回収できる浮上油回収方法を提供
することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、吸引口と該吸引口に接続された吸引ホースと該吸
引ホースに接続された吸引ポンプと該吸引ポンプに接続
された回収油分排水戻しホースとを具備するフロートサ
クションを、水面上に点在する油分浮上場所に順次移動
させながら該油分を回収油分排水として吸引、回収する
浮上油回収方法において、前記フロートサクションとし
て遠隔制御型フロートサクションを用いることを特徴と
する浮上油回収方法にある。
【0019】本発明において用いる遠隔制御型フロート
サクションとしては、リモコンの命令により水面上の任
意の方向に移動できるように構成されたものであること
が好ましい。
【0020】本発明において遠隔制御型フロートサクシ
ョンとしては、例えばフロートサクション4の上部側に
ベース板を取り付け、そのベース板20上にソーラー電
池と2組のプロペラとを取り付け、そしてそれら2組の
プロペラをソーラー電池を電源とした駆動モーターで回
転、制御して2組のプロペラの内の左側プロペラのみの
駆動若しくは右側プロペラのみの駆動、又は両者のプロ
ペラを駆動させて任意の方向へ移動できるように構成し
たもの等がある。
【0021】なお、ここにおいて電源としてはソーラー
電池ばかりでなく、乾電池、交流電力、エンジン発電機
等であってもよい。
【0022】また、プロペラに代ってスクリュー推進や
ジェット噴射推進を採用してもよい。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明の浮上油回収方法の
一実施例を図面により説明する。
【0024】図1は、本発明の浮上油回収方法の一実施
例に用いた遠隔制御型フロートサクションを示した平面
図、図2はその側面説明図である。
【0025】図1及び図2において4はフロートサクシ
ョン、20はベース板、21はソーラー電池、22はア
ンテナ、23は駆動モーター、24はプロペラ、25は
油誘導板である。
【0026】即ち、本発明の浮上油回収方法の一実施例
に用いた遠隔制御型フロートサクションは、フロートサ
クション4の上部側にベース板20が取り付けられてお
り、そのベース板20上にはソーラー電池21と2組の
プロペラ24とが取り付けられている。そして、これら
2組のプロペラ24には駆動モーター23が直結されて
おり、更にそれら駆動モーター23はソーラー電池21
へ接続されている。これら2組のプロペラ24は、その
内の左側プロペラ24のみの駆動若しくは右側プロペラ
24のみの駆動、又は2組のプロペラ24共駆動等がで
き、それらを適宜組み合わせることにより遠隔制御型フ
ロートサクションをあらゆる方向へ移動することができ
るようになっている。
【0027】そして、2枚の油誘導板25は浮上した油
分を吸引口へ効果的に誘導できるようになっている。
【0028】次に、この遠隔制御型フロートサクション
の動作について説明する。
【0029】まず、作業者は図示しないリモコンにより
遠隔制御型フロートサクションを浮上油回収タンク槽6
内に点在する油分の浮上場所の第1番目点へ移動するよ
うに遠隔動作命令を出す。この命令を受けた遠隔制御型
フロートサクションは目的地点へ迅速且つ正確に移動す
る。
【0030】次に、作業者は図示しないリモコンにより
吸引命令を出す。この吸引命令を受けた遠隔制御型フロ
ートサクションは油分を回収油分排水として吸引、回収
する。
【0031】以下、同様にして浮上油回収タンク槽6内
に点在する油分の浮上場所の第2番目点、第3番目点、
……………第n番目点に移動し、油分を回収油分排水と
して吸引、回収する。
【0032】
【発明の効果】本発明の浮上油回収方法によれば、広い
浮上油回収タンク槽6内の中に点在する油分の浮上場所
に浮上している油分を回収油分排水として迅速且つ正確
に回収できるものであり、工業上有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浮上油回収方法の一実施例に用いた遠
隔制御型フロートサクションを示した平面図である。
【図2】図1の側面説明図である。
【図3】従来の排水中に浮上した浮上油の回収方法を示
した平面説明図である。
【図4】図3の部分拡大平面説明図である。
【符号の説明】
0 工場発生排水 W1 油水分離排水 W2 浮上油回収排水 1 油水分離槽 2 吸引ポンプ 3 吸引ホース 4 フロートサクション 5 オイルフェンス 6 浮上油回収タンク槽 7 移動用ロープ 8 回収油分排水戻しホース 9 吸引口 10 支持棒 11 小球体 12 支持リング 13 三角支持体 14 大球体 20 ベース板 21 ソーラー電池 22 アンテナ 23 駆動モーター 24 プロペラ 25 油誘導板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸引口と該吸引口に接続された吸引ホース
    と該吸引ホースに接続された吸引ポンプと該吸引ポンプ
    に接続された回収油分排水戻しホースとを具備するフロ
    ートサクションを、水面上に点在する油分浮上場所に順
    次移動させながら該油分を回収油分排水として吸引、回
    収する浮上油回収方法において、前記フロートサクショ
    ンとして遠隔制御型フロートサクションを用いることを
    特徴とする浮上油回収方法。
  2. 【請求項2】用いる遠隔制御型フロートサクションが、
    リモコンの命令により水面上の任意の方向に移動できる
    ように構成されたものであることを特徴とする請求項1
    記載の浮上油回収方法。
JP11176939A 1999-06-23 1999-06-23 浮上油回収方法 Pending JP2001003346A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101892657A (zh) * 2010-07-15 2010-11-24 常州佳讯光电系统工程有限公司 水面浮出物的自动收集设备及方法
CN105672226A (zh) * 2016-02-24 2016-06-15 云南依凡环保工程有限公司 一种旋转式水藻分离机

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