JP2001002656A - 2−アルキル−4−クロロ−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体の製造法 - Google Patents
2−アルキル−4−クロロ−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体の製造法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高純度の−アルキル−4−クロロ−5−ヒド
ロキシメチルイミダゾール誘導体を工業的簡便な方法で
収率良く製造する。 【解決手段】 2−アルキル−5−ヒドロキシメチルイ
ミダゾール誘導体とN−クロロスクシンイミドを、有機
溶剤中で反応させて得られる2−アルキル−4−クロロ
−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体を含有する
反応生成物を水不溶性有機溶剤と酸性水溶液の混合溶媒
中で混合し、2−アルキル−4−クロロ−5−ヒドロキ
シメチルイミダゾール誘導体を酸性水溶液中に抽出させ
た後、該酸性水溶液を分取し、該液から副生物を有機溶
剤で抽出分離した後、更に該酸性水溶液をアルカリでp
Hを4.5〜9.0に調整して、結晶を析出させ濾別す
ることにより、副生物のジクロル体の混入の全くない高
純度の2−アルキル−4−クロロ−5−ヒドロキシメチ
ルイミダゾール誘導体が収率良く得られる。
ロキシメチルイミダゾール誘導体を工業的簡便な方法で
収率良く製造する。 【解決手段】 2−アルキル−5−ヒドロキシメチルイ
ミダゾール誘導体とN−クロロスクシンイミドを、有機
溶剤中で反応させて得られる2−アルキル−4−クロロ
−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体を含有する
反応生成物を水不溶性有機溶剤と酸性水溶液の混合溶媒
中で混合し、2−アルキル−4−クロロ−5−ヒドロキ
シメチルイミダゾール誘導体を酸性水溶液中に抽出させ
た後、該酸性水溶液を分取し、該液から副生物を有機溶
剤で抽出分離した後、更に該酸性水溶液をアルカリでp
Hを4.5〜9.0に調整して、結晶を析出させ濾別す
ることにより、副生物のジクロル体の混入の全くない高
純度の2−アルキル−4−クロロ−5−ヒドロキシメチ
ルイミダゾール誘導体が収率良く得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は2−アルキル−4−
クロロ−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体の製
造法に関する。
クロロ−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体の製
造法に関する。
【0002】
【従来の技術】2−アルキル−4−クロロ−5−ヒドロ
キシメチルイミダゾール誘導体は医薬中間体として重要
であり、その製造法についてはいくつかの報告がある。
例えば、置換イミダゾールとN−ハロスクシンイミド
とを、ジオキサン又は2−メトキシエタノールのような
極性溶媒中で反応させる方法(特開昭63−23868
号公報)、2−ブチルイミダゾール−4−メタノール
を酢酸エチル中でN−クロロスクシンイミドとを反応さ
せる方法(特開平5−239053号公報)、5−ヒ
ドロキシメチルイミダゾール誘導体をクロル化して、4
−クロロ−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体を
得る方法(特開平7−118239号公報)が提案され
ている。この中でも品質面、収率面での方法が工業的
製法としては有利であると考えられている。
キシメチルイミダゾール誘導体は医薬中間体として重要
であり、その製造法についてはいくつかの報告がある。
例えば、置換イミダゾールとN−ハロスクシンイミド
とを、ジオキサン又は2−メトキシエタノールのような
極性溶媒中で反応させる方法(特開昭63−23868
号公報)、2−ブチルイミダゾール−4−メタノール
を酢酸エチル中でN−クロロスクシンイミドとを反応さ
せる方法(特開平5−239053号公報)、5−ヒ
ドロキシメチルイミダゾール誘導体をクロル化して、4
−クロロ−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体を
得る方法(特開平7−118239号公報)が提案され
ている。この中でも品質面、収率面での方法が工業的
製法としては有利であると考えられている。
【0003】しかし、該方法では副生物である2−アル
キル−4,5−ジクロロイミダゾール誘導体(以下ジク
ロル体と略記する)がかなり生成しており、該開示技術
においても、反応混合物の水溶液のpHを調整して、ジ
クロル体を析出させて取り除く精製法が開示されている
が、さほど高純度で目的物が得られず2−アルキル−4
−クロロ−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体を
工業的有利に製造するには更に改善の必要があった。
キル−4,5−ジクロロイミダゾール誘導体(以下ジク
ロル体と略記する)がかなり生成しており、該開示技術
においても、反応混合物の水溶液のpHを調整して、ジ
クロル体を析出させて取り除く精製法が開示されている
が、さほど高純度で目的物が得られず2−アルキル−4
−クロロ−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体を
工業的有利に製造するには更に改善の必要があった。
【0004】そこで本出願人は、先に、上記問題を解決
するため特開平9−176129号公報にて、2−アル
キル−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体とN−
クロロスクシンイミドとを有機溶媒中で反応させて得ら
れる2−アルキル−4−クロロ−5−ヒドロキシメチル
イミダゾールを含有する反応生成物を、水不溶性有機溶
剤と酸性水溶液の混合溶媒中で混合し、副生物を有機溶
媒層へ、一方2−アルキル−4−クロロ−5−ヒドロキ
シメチルイミダゾール誘導体は酸性水溶液中にそれぞれ
抽出させ、更に分取した酸性水溶液抽出液を一旦中和し
て結晶を析出させ、それを瀘別後有機溶剤や水を用いて
再結晶させることにより、高収率で高純度の2−アルキ
ル−4−クロロ−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘
導体が製造できることを開示した。即ち、該技術では副
生物の精製手段として従来のpH調整法を溶剤抽出法に
変更することによって所期の目的を達成したのである。
するため特開平9−176129号公報にて、2−アル
キル−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体とN−
クロロスクシンイミドとを有機溶媒中で反応させて得ら
れる2−アルキル−4−クロロ−5−ヒドロキシメチル
イミダゾールを含有する反応生成物を、水不溶性有機溶
剤と酸性水溶液の混合溶媒中で混合し、副生物を有機溶
媒層へ、一方2−アルキル−4−クロロ−5−ヒドロキ
シメチルイミダゾール誘導体は酸性水溶液中にそれぞれ
抽出させ、更に分取した酸性水溶液抽出液を一旦中和し
て結晶を析出させ、それを瀘別後有機溶剤や水を用いて
再結晶させることにより、高収率で高純度の2−アルキ
ル−4−クロロ−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘
導体が製造できることを開示した。即ち、該技術では副
生物の精製手段として従来のpH調整法を溶剤抽出法に
変更することによって所期の目的を達成したのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平9−176129号公報の方法においては、高純
度、高収率で2−アルキル−4−クロロ−5−ヒドロキ
シメチルイミダゾール誘導体が得られるものの、抽出し
た2−アルキル−4−クロロ−5−ヒドロキシメチルイ
ミダゾール誘導体の酸性水溶液を一旦中和して結晶を析
出させ、これを濾過して分離することが必要であり、製
造工程上、煩雑な濾過操作を余儀なくされた。
開平9−176129号公報の方法においては、高純
度、高収率で2−アルキル−4−クロロ−5−ヒドロキ
シメチルイミダゾール誘導体が得られるものの、抽出し
た2−アルキル−4−クロロ−5−ヒドロキシメチルイ
ミダゾール誘導体の酸性水溶液を一旦中和して結晶を析
出させ、これを濾過して分離することが必要であり、製
造工程上、煩雑な濾過操作を余儀なくされた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる濾
過操作を省略出来れば工業的に有利であるとの知見から
鋭意研究を重ねた結果、2−アルキル−5−ヒドロキシ
メチルイミダゾール誘導体とN−クロロスクシンイミド
を、有機溶剤中で反応させて得られる2−アルキル−4
−クロロ−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体を
含有する反応生成物を水不溶性有機溶剤と酸性水溶液の
混合溶媒中で混合し、2−アルキル−4−クロロ−5−
ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体を酸性水溶液中に
抽出させた後、該酸性水溶液を分取し、該液から副生物
を有機溶剤で抽出分離した後、更に該酸性水溶液をアル
カリでpHを4.5〜9.0に調整して、結晶を析出さ
せることにより、途中での濾過工程を省略しても、収率
良く高純度の2−アルキル−4−クロロ−5−ヒドロキ
シメチルイミダゾール誘導体が得られるという事実を見
出し、本発明を完成した。
過操作を省略出来れば工業的に有利であるとの知見から
鋭意研究を重ねた結果、2−アルキル−5−ヒドロキシ
メチルイミダゾール誘導体とN−クロロスクシンイミド
を、有機溶剤中で反応させて得られる2−アルキル−4
−クロロ−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体を
含有する反応生成物を水不溶性有機溶剤と酸性水溶液の
混合溶媒中で混合し、2−アルキル−4−クロロ−5−
ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体を酸性水溶液中に
抽出させた後、該酸性水溶液を分取し、該液から副生物
を有機溶剤で抽出分離した後、更に該酸性水溶液をアル
カリでpHを4.5〜9.0に調整して、結晶を析出さ
せることにより、途中での濾過工程を省略しても、収率
良く高純度の2−アルキル−4−クロロ−5−ヒドロキ
シメチルイミダゾール誘導体が得られるという事実を見
出し、本発明を完成した。
【0007】本発明では前記公知技術より若干目的物の
収率は低下するが、純度は遥かに向上し、かつ精製時の
瀘過工程が省略できるという改善を評価すると、総合的
には本発明は工業的製法として極めて有望であると言え
る。
収率は低下するが、純度は遥かに向上し、かつ精製時の
瀘過工程が省略できるという改善を評価すると、総合的
には本発明は工業的製法として極めて有望であると言え
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明を詳細に説明する。本
発明の2−アルキル−4−クロロ−5−ヒドロキシメチ
ルイミダゾール誘導体は次の如き反応式で得られるもの
であり、その生成反応工程について詳述する。
発明の2−アルキル−4−クロロ−5−ヒドロキシメチ
ルイミダゾール誘導体は次の如き反応式で得られるもの
であり、その生成反応工程について詳述する。
【化1】
【0009】2−アルキル−5−ヒドロキシメチルイミ
ダゾール誘導体のアルキル基はメチル基、エチル基、プ
ロピル基、n−ブチル基、t−ブチル基などのアルキル
基及び他の官能基に置換した誘導体であっても良く、そ
れぞれに対応して目的とする2−アルキル−4−クロロ
−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体の製造が可
能である。
ダゾール誘導体のアルキル基はメチル基、エチル基、プ
ロピル基、n−ブチル基、t−ブチル基などのアルキル
基及び他の官能基に置換した誘導体であっても良く、そ
れぞれに対応して目的とする2−アルキル−4−クロロ
−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体の製造が可
能である。
【0010】N−クロロスクシンイミドの使用量は2−
アルキル−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体1
モルに対して0.9〜2.0モル、好ましくは0.95
〜1.5モルが適している。0.9モル未満では反応が
十分進行せず、2−アルキル−5−ヒドロキシメチルイ
ミダゾール誘導体が残存し、又2.0モルを越えるとジ
クロル体が多く生成し、2−アルキル−4−クロロ−5
−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体の収率が低下す
る。
アルキル−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体1
モルに対して0.9〜2.0モル、好ましくは0.95
〜1.5モルが適している。0.9モル未満では反応が
十分進行せず、2−アルキル−5−ヒドロキシメチルイ
ミダゾール誘導体が残存し、又2.0モルを越えるとジ
クロル体が多く生成し、2−アルキル−4−クロロ−5
−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体の収率が低下す
る。
【0011】上記反応は有機溶剤中で行われ、かかる有
機溶媒としては、例えばアセトン、メタノール、エタノ
ールなどの親水性溶剤、塩化メチル、塩化メチレン、ク
ロロホルム、四塩化炭素、1−クロロエタン、1,2−
ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素、ペンタン、ヘ
キサン、ヘプタン、オクタン等の飽和炭化水素、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、酢酸エチ
ル、酢酸イソプロピル等のエステル、メチルイソブチル
ケトン等のケトン類、エチルエーテル、プロピルエーテ
ル、t−ブチルメチルエーテル等のエーテル等が単独、
又は二種以上併用して使用されるが、好ましくは1,2
−ジクロロエタン、ヘキサン、トルエン、酢酸エチル、
メチルイソブチルケトン、t−ブチルメチルエーテル等
の水不溶性有機溶剤が単独、又は二種以上併用して使用
される。
機溶媒としては、例えばアセトン、メタノール、エタノ
ールなどの親水性溶剤、塩化メチル、塩化メチレン、ク
ロロホルム、四塩化炭素、1−クロロエタン、1,2−
ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素、ペンタン、ヘ
キサン、ヘプタン、オクタン等の飽和炭化水素、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、酢酸エチ
ル、酢酸イソプロピル等のエステル、メチルイソブチル
ケトン等のケトン類、エチルエーテル、プロピルエーテ
ル、t−ブチルメチルエーテル等のエーテル等が単独、
又は二種以上併用して使用されるが、好ましくは1,2
−ジクロロエタン、ヘキサン、トルエン、酢酸エチル、
メチルイソブチルケトン、t−ブチルメチルエーテル等
の水不溶性有機溶剤が単独、又は二種以上併用して使用
される。
【0012】該溶剤の使用量は、反応系がスラリー系又
は溶液系となり撹拌が可能な量であれば特に限定されな
いが、2−アルキル−5−ヒドロキシメチルイミダゾー
ル誘導体に対して10〜30倍モル、好ましくは13〜
27倍モルの範囲で使用される。10倍モル未満以下で
は2−アルキル−4−クロロ−5−ヒドロキシメチルイ
ミダゾール誘導体の収率が低下する傾向があり、又30
倍モルを越えても収率は向上せず、そのため製造効率が
悪くなるので好ましくない。
は溶液系となり撹拌が可能な量であれば特に限定されな
いが、2−アルキル−5−ヒドロキシメチルイミダゾー
ル誘導体に対して10〜30倍モル、好ましくは13〜
27倍モルの範囲で使用される。10倍モル未満以下で
は2−アルキル−4−クロロ−5−ヒドロキシメチルイ
ミダゾール誘導体の収率が低下する傾向があり、又30
倍モルを越えても収率は向上せず、そのため製造効率が
悪くなるので好ましくない。
【0013】上記の反応ではアルカリを共存させると2
−アルキル−4−クロロ−5−ヒドロキシメチルイミダ
ゾール誘導体の収率が向上する。その際用いられるアル
カリは、例えば、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸水素カリウム等の無機塩、トリエチルアミン、
ピリジン等のアミン類等が挙げられる。該アルカリの使
用量としては、2−アルキル−5−ヒドロキシメチルイ
ミダゾール誘導体に対して0.05〜1.5倍モル、好
ましくは0.2〜1.0倍モルが適している。該アルカ
リが0.05倍モル以下では2−アルキル−4−クロロ
−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体の収率が低
下する。
−アルキル−4−クロロ−5−ヒドロキシメチルイミダ
ゾール誘導体の収率が向上する。その際用いられるアル
カリは、例えば、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸水素カリウム等の無機塩、トリエチルアミン、
ピリジン等のアミン類等が挙げられる。該アルカリの使
用量としては、2−アルキル−5−ヒドロキシメチルイ
ミダゾール誘導体に対して0.05〜1.5倍モル、好
ましくは0.2〜1.0倍モルが適している。該アルカ
リが0.05倍モル以下では2−アルキル−4−クロロ
−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体の収率が低
下する。
【0014】上記で使用されるすべての薬剤の仕込み手
段は任意であり、一括仕込み、分割仕込み、連続仕込
み、滴下仕込み等いずれも実施可能である。通常はまず
溶剤中に2−アルキル−5−ヒドロキシメチルイミダゾ
ール誘導体及びアルカリを仕込んでから、N−クロロス
クシンイミドを0〜30℃、好ましくは5〜20℃で1
〜10時間で仕込む。薬剤の形態は粉体のまま、もしく
は溶液やスラリーのいずれでもよい。反応温度は0〜3
0℃、好ましくは5〜20℃で、15分〜5.0時間、
好ましくは30分〜3.0時間熟成させる。かかる反応
により2−アルキル−4−クロロ−5−ヒドロキシメチ
ルイミダゾール誘導体を含有する反応生成物が得られ
る。
段は任意であり、一括仕込み、分割仕込み、連続仕込
み、滴下仕込み等いずれも実施可能である。通常はまず
溶剤中に2−アルキル−5−ヒドロキシメチルイミダゾ
ール誘導体及びアルカリを仕込んでから、N−クロロス
クシンイミドを0〜30℃、好ましくは5〜20℃で1
〜10時間で仕込む。薬剤の形態は粉体のまま、もしく
は溶液やスラリーのいずれでもよい。反応温度は0〜3
0℃、好ましくは5〜20℃で、15分〜5.0時間、
好ましくは30分〜3.0時間熟成させる。かかる反応
により2−アルキル−4−クロロ−5−ヒドロキシメチ
ルイミダゾール誘導体を含有する反応生成物が得られ
る。
【0015】次に、反応生成物を精製して目的物を収得
する。精製にあたってはまず該反応生成物に水不溶性有
機溶剤を添加するのであるが、反応で用いた有機溶剤が
水不溶性有機溶剤の場合は、それを留去せずにそのま
ま、場合によっては水不溶性有機溶剤を適宜添加しても
良い。反応で用いた有機溶剤が水溶性有機溶剤の場合は
反応系から減圧留去等で水溶性有機溶剤を除き、その後
水不溶性有機溶剤を添加する。
する。精製にあたってはまず該反応生成物に水不溶性有
機溶剤を添加するのであるが、反応で用いた有機溶剤が
水不溶性有機溶剤の場合は、それを留去せずにそのま
ま、場合によっては水不溶性有機溶剤を適宜添加しても
良い。反応で用いた有機溶剤が水溶性有機溶剤の場合は
反応系から減圧留去等で水溶性有機溶剤を除き、その後
水不溶性有機溶剤を添加する。
【0016】水不溶性有機溶剤としては塩化メチル、塩
化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、1−クロルエ
タン、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水
素、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン等の飽和
炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭
化水素、酢酸エチル、酢酸イソプロピル等のエステル、
メチルイソブチルケトン等のケトン類、エチルエーテ
ル、プロピルエーテル、t−ブチルメチルエーテル等の
エーテル等が単独、又は二種以上併用して使用される
が、好ましくは1,2−ジクロロエタン、ヘキサン、酢
酸エチル、メチルイソブチルケトン、t−ブチルメチル
エーテル等が単独、又は二種以上併用して使用される。
化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、1−クロルエ
タン、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水
素、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン等の飽和
炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭
化水素、酢酸エチル、酢酸イソプロピル等のエステル、
メチルイソブチルケトン等のケトン類、エチルエーテ
ル、プロピルエーテル、t−ブチルメチルエーテル等の
エーテル等が単独、又は二種以上併用して使用される
が、好ましくは1,2−ジクロロエタン、ヘキサン、酢
酸エチル、メチルイソブチルケトン、t−ブチルメチル
エーテル等が単独、又は二種以上併用して使用される。
【0017】水不溶性有機溶剤の量としては2−アルキ
ル−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体に対して
10〜30倍モル、好ましくは13〜27倍モルであ
る。上記に更に酸性水溶液を共存させ、2−アルキル−
4−クロロ−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体
を該水溶液に抽出するのである。酸性水溶液を作製する
のに用いられる酸としては、塩酸、硫酸等が挙げられ
る。
ル−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体に対して
10〜30倍モル、好ましくは13〜27倍モルであ
る。上記に更に酸性水溶液を共存させ、2−アルキル−
4−クロロ−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体
を該水溶液に抽出するのである。酸性水溶液を作製する
のに用いられる酸としては、塩酸、硫酸等が挙げられ
る。
【0018】又酸の量としては2−アルキル−5−ヒド
ロキシメチルイミダゾール誘導体に対して1.0〜2.
0倍モル、好ましくは1.1〜1.8倍モルが用いられ
る。酸の量が1.0倍モル未満では2−アルキル−4−
クロロ−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体が十
分抽出されず好ましくなく、2.0倍モルを越えるとジ
クロル体等の不純物までもが酸性水溶液中に抽出され好
ましくない。酸性水溶液の濃度は1〜30重量%、好ま
しくは3〜20重量%である。酸の濃度が1重量%未満
では抽出時に多量の酸性水溶液を必要として、抽出効率
が実用的でなく、逆に30重量%を越えると種々の不純
物が生成し好ましくない。
ロキシメチルイミダゾール誘導体に対して1.0〜2.
0倍モル、好ましくは1.1〜1.8倍モルが用いられ
る。酸の量が1.0倍モル未満では2−アルキル−4−
クロロ−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体が十
分抽出されず好ましくなく、2.0倍モルを越えるとジ
クロル体等の不純物までもが酸性水溶液中に抽出され好
ましくない。酸性水溶液の濃度は1〜30重量%、好ま
しくは3〜20重量%である。酸の濃度が1重量%未満
では抽出時に多量の酸性水溶液を必要として、抽出効率
が実用的でなく、逆に30重量%を越えると種々の不純
物が生成し好ましくない。
【0019】酸性水溶液を共存させた後、通常は室温
(20℃)で15分程度撹拌する。その後放置して2層
分離させ分液し、水層部を取り出す。本発明ではかかる
水層部から不純物であるジクロル体を有機溶剤で抽出し
て水層部の純度を向上させる点に特徴がある。該有機溶
剤は特に制限はないが、酢酸エチル、トルエン、メチル
イソブチルケトン、二塩化エチレン、t−ブチルメチル
エーテル等が挙げられ、好ましくは酢酸エチル、メチル
イソブチルケトン、t−ブチルメチルエーテル等の水と
相溶性を持たない有機溶剤の使用が望ましい。
(20℃)で15分程度撹拌する。その後放置して2層
分離させ分液し、水層部を取り出す。本発明ではかかる
水層部から不純物であるジクロル体を有機溶剤で抽出し
て水層部の純度を向上させる点に特徴がある。該有機溶
剤は特に制限はないが、酢酸エチル、トルエン、メチル
イソブチルケトン、二塩化エチレン、t−ブチルメチル
エーテル等が挙げられ、好ましくは酢酸エチル、メチル
イソブチルケトン、t−ブチルメチルエーテル等の水と
相溶性を持たない有機溶剤の使用が望ましい。
【0020】抽出時の有機溶剤の量としては、系の酸性
水溶液中の水に対して0.4〜1.2倍重量、好ましく
は0.6〜1.0倍重量の有機溶剤を使用することが必
要である。有機溶剤の量が0.4倍重量未満では、純度
の向上効果が見られない。又1.2倍重量を越えると、
収率が低下し好ましくない。この抽出操作は1回のみな
らず必要に応じて複数回実施することもできるが、最終
目的物の収率に影響がでやすいので、純度と収率のバラ
ンスを考えなければならない。
水溶液中の水に対して0.4〜1.2倍重量、好ましく
は0.6〜1.0倍重量の有機溶剤を使用することが必
要である。有機溶剤の量が0.4倍重量未満では、純度
の向上効果が見られない。又1.2倍重量を越えると、
収率が低下し好ましくない。この抽出操作は1回のみな
らず必要に応じて複数回実施することもできるが、最終
目的物の収率に影響がでやすいので、純度と収率のバラ
ンスを考えなければならない。
【0021】抽出終了後は該水層部のpHが0.1〜
1.5なので、アルカリ添加によりpHを4.5〜9.
0、好ましくは、5.5〜7.5にする。pHが4.5
未満では2−アルキル−4−クロロ−5−ヒドロキシメ
チルイミダゾール誘導体の収率が低下し、pHが9.0
を越えると得られる2−アルキル−4−クロロ−5−ヒ
ドロキシメチルイミダゾール誘導体の純度が低下し好ま
しくない。
1.5なので、アルカリ添加によりpHを4.5〜9.
0、好ましくは、5.5〜7.5にする。pHが4.5
未満では2−アルキル−4−クロロ−5−ヒドロキシメ
チルイミダゾール誘導体の収率が低下し、pHが9.0
を越えると得られる2−アルキル−4−クロロ−5−ヒ
ドロキシメチルイミダゾール誘導体の純度が低下し好ま
しくない。
【0022】上記で用いられるアルカリとしては水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水
素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム等が挙
げられるが水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナ
トリウム、炭酸水素ナトリウムが好ましい。
ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水
素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム等が挙
げられるが水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナ
トリウム、炭酸水素ナトリウムが好ましい。
【0023】得られた結晶は遠心分離等の任意の手段で
濾別し、得られるウエットケーキは有機溶剤や水で洗浄
し、純度99〜100%の2−アルキル−4−クロロ−
5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体を収率65〜
87%で得る。かくして得られた2−アルキル−4−ク
ロロ−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体は、医
薬、例えばアンギオテンシンII拮抗薬、心臓病薬等の中
間体として大変有用である。
濾別し、得られるウエットケーキは有機溶剤や水で洗浄
し、純度99〜100%の2−アルキル−4−クロロ−
5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体を収率65〜
87%で得る。かくして得られた2−アルキル−4−ク
ロロ−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体は、医
薬、例えばアンギオテンシンII拮抗薬、心臓病薬等の中
間体として大変有用である。
【0024】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。尚、実施例中、「%」とあるのは、特に断りのな
い限り重量基準である。 実施例1 2−ブチル−5−ヒドロキシメチルイミダゾール77.
1g(0.5モル)、炭酸水素ナトリウム21.0g
(0.25モル)を酢酸エチル840g(9.5モル)
に仕込んでスラリー液とした。そのスラリー液の内温を
20℃以下に保ちながらN−クロロスクシンイミド7
3.4g(0.55モル)を3時間で分割仕込みした
(内温10〜15℃)。N−クロロスクシンイミドを添
加終了後2時間熟成した(内温10〜15℃)。次に2
−ブチル−5−ヒドロキシメチルイミダゾールに対して
1.1倍モルの10%塩酸200.8g(0.55モ
ル)を添加し、該イミダゾールを水層部に抽出した。水
層を分取し、一方酢酸エチル層に10%塩酸54.8g
(0.15モル)を加え、再度抽出し水層を回収した。
回収層を前記の水層と併せて混合した。水層397gを
酢酸エチル200gを用いて2回抽出して副生物を除去
した。次いで25%水酸化ナトリウム水溶液で水層のp
Hを6.5に調整して、2−ブチル−4−クロロ−5−
ヒドロキシメチルイミダゾールの結晶を析出させ、得ら
れた結晶を瀘過し50℃で4時間真空乾燥し、2−ブチ
ル−4−クロロ−5−ヒドロキシメチルイミダゾール7
4.6g(純度100%、収率79.1%)を得た。
する。尚、実施例中、「%」とあるのは、特に断りのな
い限り重量基準である。 実施例1 2−ブチル−5−ヒドロキシメチルイミダゾール77.
1g(0.5モル)、炭酸水素ナトリウム21.0g
(0.25モル)を酢酸エチル840g(9.5モル)
に仕込んでスラリー液とした。そのスラリー液の内温を
20℃以下に保ちながらN−クロロスクシンイミド7
3.4g(0.55モル)を3時間で分割仕込みした
(内温10〜15℃)。N−クロロスクシンイミドを添
加終了後2時間熟成した(内温10〜15℃)。次に2
−ブチル−5−ヒドロキシメチルイミダゾールに対して
1.1倍モルの10%塩酸200.8g(0.55モ
ル)を添加し、該イミダゾールを水層部に抽出した。水
層を分取し、一方酢酸エチル層に10%塩酸54.8g
(0.15モル)を加え、再度抽出し水層を回収した。
回収層を前記の水層と併せて混合した。水層397gを
酢酸エチル200gを用いて2回抽出して副生物を除去
した。次いで25%水酸化ナトリウム水溶液で水層のp
Hを6.5に調整して、2−ブチル−4−クロロ−5−
ヒドロキシメチルイミダゾールの結晶を析出させ、得ら
れた結晶を瀘過し50℃で4時間真空乾燥し、2−ブチ
ル−4−クロロ−5−ヒドロキシメチルイミダゾール7
4.6g(純度100%、収率79.1%)を得た。
【0025】実施例2 実施例1の2−ブチル−5−ヒドロキシメチルイミダゾ
ール77.1g(0.5モル)の替わりに2−エチル−
5−ヒドロキシメチルイミダゾール63.1g(0.5
モル)を用いる以外は同様に実験を行い、2−エチル−
4−クロロ−5−ヒドロキシメチルイミダゾールを収率
68.4%、純度99.9%で得た。
ール77.1g(0.5モル)の替わりに2−エチル−
5−ヒドロキシメチルイミダゾール63.1g(0.5
モル)を用いる以外は同様に実験を行い、2−エチル−
4−クロロ−5−ヒドロキシメチルイミダゾールを収率
68.4%、純度99.9%で得た。
【0026】実施例3 実施例1の2−ブチル−5−ヒドロキシメチルイミダゾ
ール77.1g(0.5モル)の替わりに2−ヘキシル
−5−ヒドロキシメチルイミダゾール63.1g(0.
5モル)を用いる以外は同様に実験を行い、純度100
%の2−ヘキシル−4−クロロ−5−ヒドロキシメチル
イミダゾールを収率68.0%で得た。
ール77.1g(0.5モル)の替わりに2−ヘキシル
−5−ヒドロキシメチルイミダゾール63.1g(0.
5モル)を用いる以外は同様に実験を行い、純度100
%の2−ヘキシル−4−クロロ−5−ヒドロキシメチル
イミダゾールを収率68.0%で得た。
【0027】実施例4 実施例1で塩酸抽出後の水層に加える酢酸エチル200
gの替わりにメチルイソブチルケトン150g(使用し
た酸性水溶液中の水に対して0.65倍重量に相当)を
用いて2回抽出する以外は同様に実験を行い、純度10
0%の2−ブチル−4−クロロ−5−ヒドロキシメチル
イミダゾールを収率76.6%で得た。
gの替わりにメチルイソブチルケトン150g(使用し
た酸性水溶液中の水に対して0.65倍重量に相当)を
用いて2回抽出する以外は同様に実験を行い、純度10
0%の2−ブチル−4−クロロ−5−ヒドロキシメチル
イミダゾールを収率76.6%で得た。
【0028】実施例5 実施例1で塩酸抽出後の水層に加える酢酸エチル200
gの替わりにt−ブチルメチルエーテル220g(使用
した酸性水溶液中の水に対して0.96倍重量に相当)
を用いて2回抽出する以外は同様に実験を行い、純度1
00%の2−ブチル−4−クロロ−5−ヒドロキシメチ
ルイミダゾールを収率76.5%で得た。
gの替わりにt−ブチルメチルエーテル220g(使用
した酸性水溶液中の水に対して0.96倍重量に相当)
を用いて2回抽出する以外は同様に実験を行い、純度1
00%の2−ブチル−4−クロロ−5−ヒドロキシメチ
ルイミダゾールを収率76.5%で得た。
【0029】
【発明の効果】本発明では、2−アルキル−5−ヒドロ
キシメチルイミダゾール誘導体とN−クロロスクシンイ
ミドを、有機溶剤中で反応させて得られる2−アルキル
−4−クロロ−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導
体を含有する反応生成物を水不溶性有機溶剤と酸性水溶
液の混合溶媒中で混合し、2−アルキル−4−クロロ−
5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体を酸性水溶液
中に抽出させた後、該酸性水溶液を分取し、該液から副
生物を有機溶剤で抽出分離した後、更に該酸性水溶液を
アルカリでpHを4.5〜9.0に調整して、結晶を析
出させることにより、副生物のジクロル体の混入のほと
んどない高純度の2−アルキル−4−クロロ−5−ヒド
ロキシメチルイミダゾール誘導体が収率良く得られる。
キシメチルイミダゾール誘導体とN−クロロスクシンイ
ミドを、有機溶剤中で反応させて得られる2−アルキル
−4−クロロ−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導
体を含有する反応生成物を水不溶性有機溶剤と酸性水溶
液の混合溶媒中で混合し、2−アルキル−4−クロロ−
5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体を酸性水溶液
中に抽出させた後、該酸性水溶液を分取し、該液から副
生物を有機溶剤で抽出分離した後、更に該酸性水溶液を
アルカリでpHを4.5〜9.0に調整して、結晶を析
出させることにより、副生物のジクロル体の混入のほと
んどない高純度の2−アルキル−4−クロロ−5−ヒド
ロキシメチルイミダゾール誘導体が収率良く得られる。
Claims (1)
- 【請求項1】 2−アルキル−5−ヒドロキシメチルイ
ミダゾール誘導体とN−クロロスクシンイミドを、有機
溶剤中で反応させて得られる2−アルキル−4−クロロ
−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体を含有する
反応生成物を水不溶性有機溶剤と酸性水溶液の混合溶媒
中で混合し、2−アルキル−4−クロロ−5−ヒドロキ
シメチルイミダゾール誘導体を酸性水溶液中に抽出させ
た後、該酸性水溶液を分取し、該液から副生物を有機溶
剤で抽出分離した後、更に該酸性水溶液をアルカリでp
Hを4.5〜9.0に調整して、結晶を析出させること
を特徴とする2−アルキル−4−クロロ−5−ヒドロキ
シメチルイミダゾール誘導体の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11177727A JP2001002656A (ja) | 1999-06-24 | 1999-06-24 | 2−アルキル−4−クロロ−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11177727A JP2001002656A (ja) | 1999-06-24 | 1999-06-24 | 2−アルキル−4−クロロ−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001002656A true JP2001002656A (ja) | 2001-01-09 |
Family
ID=16036070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11177727A Pending JP2001002656A (ja) | 1999-06-24 | 1999-06-24 | 2−アルキル−4−クロロ−5−ヒドロキシメチルイミダゾール誘導体の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001002656A (ja) |
-
1999
- 1999-06-24 JP JP11177727A patent/JP2001002656A/ja active Pending
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