JP2001002556A - 外用組成物の使用方法 - Google Patents

外用組成物の使用方法

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JP2001002556A
JP2001002556A JP11178009A JP17800999A JP2001002556A JP 2001002556 A JP2001002556 A JP 2001002556A JP 11178009 A JP11178009 A JP 11178009A JP 17800999 A JP17800999 A JP 17800999A JP 2001002556 A JP2001002556 A JP 2001002556A
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human skin
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JP11178009A
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Mitsuhiro Denda
光洋 傳田
Toru Tsuchiya
徹 土屋
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】皮膚のバリアー機能について、さらに探究し、
より優れたスキンケアのための手段を見出すこと。 【解決手段】ヒト皮膚バリアー機能の回復力が低下する
時点において、このヒト皮膚バリアー機能の回復力を向
上させ得る成分、例えば、アミノ酸、糖、ポリオール、
無機塩及びプロテアーゼ阻害剤等を含む外用組成物を皮
膚に塗布することにより、ヒト皮膚バリアー機能を維持
する、外用組成物の使用方法を提供することにより、上
記の課題を解決し得ることを見出した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外用組成物に関す
る技術分野の発明である。より具体的には、本発明は、
ヒト皮膚バリアー機能の回復力の低下を防ぎ、皮膚の恒
常性を維持することを可能にする、外用組成物の使用方
法に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】皮膚は、生体の表面にあって、直接外界
に接しているため、絶えず様々な刺激にさらされてい
る。皮膚は、このような刺激から、生体を保護し、身体
の働きを周囲の変化に対応させる働きをしている。皮膚
は、成人では、約1.6m2の広さを有する、多様な役割
を有する器官である。
【0003】皮膚のうち、最外層を構成する皮膚角質層
は、水分の過度の内部侵入や外部への流出を防ぐバリア
ーとして働き、さらに、外部からの有害物質のバリアー
としても働いており、このバリアー機能は、同じ厚さの
塩化ビニールと同等であることが知られている。
【0004】ところで、この皮膚のバリアー機能は、洗
浄剤や紫外線等によって、弱められてしまう場合がある
ことが知られているが、そのような場合には、生体は、
速やかに皮膚のバリアー機能を回復させて、皮膚の恒常
性を保とうとする。
【0005】このようにして、皮膚のバリアー機能は、
健やかな皮膚を維持するために、重要な役割を果たして
いる。現在、この皮膚のバリアー機能を保つために、様
々な有効成分、例えば、保湿剤、肌荒れ改善剤、皮膚賦
活剤糖を配合したスキンケア製品が、外用組成物として
用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決すべき課
題は、上述した皮膚のバリアー機能について、さらに探
究し、より優れたスキンケアのための手段を見出すこと
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、この課題の
解決に向けて、鋭意検討を行った。その結果、ヒトの皮
膚のバリアー機能の回復力は、1日単位で周期的に変動
し、この回復力が弱まる時点において、皮膚のバリアー
機能を回復させることが可能な成分を使用することによ
り、皮膚のバリアー機能を常に一定に保ち、健やかな皮
膚を維持することが容易になることを見出して、本発明
を完成した。
【0008】すなわち、本発明は、ヒト皮膚バリアー機
能の回復力が低下する時点において、このヒト皮膚バリ
アー機能の回復力を向上させ得る成分、例えば、アミノ
酸、糖、ポリオール、無機塩及びプロテアーゼ阻害剤等
を含む外用組成物を皮膚に塗布することにより、ヒト皮
膚バリアー機能を維持する、外用組成物の使用方法(以
下、本発明使用方法ともいう)を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。本発明使用方法は、いずれも、ヒトの皮膚
のバリアー機能の回復力が、周期的に低下するという知
見に基づいている。つまり、外部からの様々な有害な要
素から、皮膚を保護している、「ヒトの皮膚のバリアー
機能」が、様々な要因により一旦弱められた場合の回復
力が、一日単位で変動することを本発明者は見出した。
【0010】ヒトの皮膚のバリアー機能の回復力が弱ま
る時点については、ある程度個人差が認められるもの
の、概ね19時〜23時の間であることが判明している
(かかる点については、実施例において述べる)。特
に、この時間は、昼間の活動による、皮膚への負担が顕
在化しやすくなる上、場合によっては、課外スポーツや
自己啓発活動、飲酒や喫煙等を伴う夜遊び等により、さ
らなる重い負担が皮膚にかかり、皮膚のバリアー機能が
弱められ、肌荒れや皮膚老化の要因が形成されやすくな
ることも想定される。
【0011】かかる知見に基づいて、ヒトの皮膚のバリ
アー機能の回復力が弱まる時点において、このバリアー
機能を回復させ得る成分を、積極的に使用するにより、
皮膚のバリアー機能を常に一定に保ち、健やかな皮膚を
維持することが可能であることを、本発明者は見出し
た。
【0012】本発明使用方法において用いる外用組成物
には、「ヒト皮膚バリアー機能の回復力を向上させ得る
成分」(以下、「バリアー機能回復成分」ともいう)が
含有されていることが必要である。
【0013】かかるバリアー機能回復成分としては、例
えば、L−アルギニン酸等のアミノ酸;キシリトール、
フルクトース等の糖;亜鉛塩、マグネシウム塩、カルシ
ウム塩等の無機塩;グリセリン、カテキン等のポリオー
ル;トラネキサム酸又はその誘導体等のプロテアーゼ阻
害剤等を挙げることができる。
【0014】これらのバリアー機能回復成分の、この外
用組成物における含有量は、具体的なバリアー機能回復
成分の種類や、外用組成物の剤形や形態に応じて、効果
的に皮膚バリアー機能の回復能が発揮されるべく、適宜
選択することが可能であり、特に限定されるべきもので
はないが、概ね、外用組成物全体に対して0.01〜1
0.0重量%の範囲が目安となる。
【0015】この外用組成物の具体的な形態は、前述し
た「バリアー機能回復成分」が含有されている限り、特
に限定されるものではない。すなわち、外用組成物の分
野における、一般的な配合成分、例えば、油分、紫外線
防御剤、界面活性剤、増粘剤、粉末成分、防腐剤、金属
イオン封鎖剤、抗脂漏剤等を必要に応じて配合して、常
法に従い、例えば、化粧水、乳液、クリーム、ジェル、
エッセンス、エアゾール剤、油剤、パック、マスク等の
外用組成物として製造することが可能である。
【0016】このような外用組成物を、ヒト皮膚バリア
ー機能の回復力が低下する時点における皮膚に塗布し
て、低下したヒト皮膚のバリアー機能を速やかに回復さ
せて、皮膚のバリアー機能を常に一定に保ち、健やかな
皮膚を維持することが可能である。
【0017】
【実施例】以下、実施例により、本発明を具体的に説明
する。 〔試験例1〕ヒト皮膚バリアー機能の回復力の周期変化 皮膚をテープストリッピングすることによって破壊され
た皮膚バリアー機能が、もとの状態へと回復していく過
程における各試料の変化を、TEWLを指標として、以
下の方法で評価した。
【0018】すなわち、10名の男性パネルの前腕内側
部を用い、テープストリッピングした1時間後、TEW
LをTEWAMETER TM-200(COURAGE+KHAZAKA)で測定した。
テープストリッピング前のTEWLの値を100%とし
て、テープストリッピング1時間後のTEWLの値から
回復率を算出することにより回復力を測定した。この回
復力を、1日の各時間において測定し、日内変動を調べ
た。
【0019】結果を、第1図(縦軸は回復率を示し、横
軸は測定時刻を表す)に示す。第1図において、ヒト皮
膚バリアー機能の回復力は、概ね、19〜23時の間で
低下していることが明らかになった。
【0020】〔試験例2〕バリアー機能の回復力の向上
試験 10名の男性パネルの前腕内側部を用い、テープストリ
ッピングした直後に塩化マグネシウム水溶液(10mM)
又は水を塗布し、TEWLをTEWAMETER TM-200(COURAGE
+KHAZAKA)で測定した。
【0021】テープストリッピング1時間後のTEWL
の値を0%、テープストリッピング前のTEWLの値を
100%として、TEWLの値から、皮膚のバリアー機
能の回復率を算出し、コントロールと比較して、TEW
Lの回復促進効果を評価した。
【0022】結果を、第2図に示す。第2図において、
19〜20時における、ヒト皮膚バリアー機能の回復力
が、マグネシウム水溶液の使用により、向上することが
明らかになった。
【0023】すなわち、ヒト皮膚バリアー機能が低下す
る時点において、「バリアー機能回復成分」を積極的に
使用する、本発明使用方法が有用であることが明らかに
なった。
【0024】以下、本発明使用方法に用いられ得る外用
組成物の処方を処方例として記載する。これらの処方の
外用組成物に、上記の試験例2と同様の試験を行ったと
ころ、19〜23時(適宜時間帯を設定した)に低下し
たヒト皮膚バリアー機能の回復力が、明らかに向上して
いた。
【0025】 〔処方例1〕 クリーム 配合成分 配合量(重量%) ステアリン酸 5.0 ステアリルアルコール 4.0 イソプロピルミリステート 18.0 グリセリンモノステアリン酸エステル 3.0 プロピレングリコール 10.0 L−アルギニン塩酸塩 0.1 苛性カリ 0.2 亜硫酸水素ナトリウム 0.01 防腐剤 適 量 香料 適 量 イオン交換水 残 余 (製法)イオン交換水にプロピレングリコールとL−ア
ルギニン塩酸塩と苛性カリを加え溶解し、加熱して70
℃に保った(水相)。他の成分を混合し加熱融解して7
0℃に保った(油相)。水相に油相を徐々に加え、全部
加え終わってからしばらくその温度に保ち反応を起こさ
せた。その後、ホモミキサーで均一に乳化し、よくかき
まぜながら30℃まで冷却して、クリームを得た。
【0026】 〔処方例2〕 クリーム 配合成分 配合量(重量%) ステアリン酸 2.0 ステアリルアルコール 7.0 水添ラノリン 2.0 スクワラン 5.0 2−オクチルドデシルアルコール 6.0 ポリオキシエチレン(25モル) セチルアルコールエーテル 3.0 グリセリンモノステアリン酸エステル 2.0 プロピレングリコール 5.0 L−アルギニン 1.0 トラネキサム酸メチルアミド塩酸塩 0.2 亜硫酸水素ナトリウム 0.03 エチルパラベン 0.3 香料 適 量 イオン交換水 残 余 (製法)イオン交換水にL−アルギニン、トラネキサム
酸メチルアミド塩酸塩、プロピレングリコールを加え、
加熱して70℃に保った(水相)。他の成分を混合し、
加熱融解して70℃に保った(油相)。水相に油相を加
え予備乳化を行い、ホモミキサーで均一に乳化した後、
よくかきまぜながら30℃まで冷却して、クリームを得
た。
【0027】 〔処方例3〕 クリーム 配合成分 配合量(重量%) 固形パラフィン 5.0 ミツロウ 10.0 ワセリン 15.0 流動パラフィン 41.0 グリセリンモノステアリン酸エステル 2.0 ポリオキシエチレン(20モル) ソルビタンモノラウリル酸エステル 2.0 石けん粉末 0.1 硼砂 0.2 塩化亜鉛 3.0 亜硫酸水素ナトリウム 0.03 エチルパラべン 0.3 香料 適 量 イオン交換水 残 余 (製法)イオン交換水に塩化亜鉛、石けん粉末、硼砂を
加え、加熱して70℃に保った(水相)。他の成分を混
合し加熱融解して70℃に保った(油相)。水相に油相
をかきまぜながら徐々に加え反応を行った。その後、ホ
モミキサーで均一に乳化し、よくかきまぜながら30℃
まで冷却して、クリームを得た。
【0028】 〔処方例4〕 乳液 配合成分 配合量(重量%) ステアリン酸 2.5 セチルアルコール 1.5 ワセリン 5.0 流動パラフィン 10.0 ポリオキシエチレン(10モル) モノオレイン酸エステル 2.0 ポリエチレングリコール1500 3.0 トリエタノールアミン 1.0 カルボキシビニルポリマー 0.05 (商品名:カーボポール941,B.F.Goodrich Chemical company ) トラネキサム酸メチルアミド 0.1 フルクトース 0.01 亜硫酸水素ナトリウム 0.01 エチルパラベン 0.3 香料 適 量 イオン交換水 残 余 (製法)少量のイオン交換水にカルボキシビニルポリマ
ーを溶解する(A相)。残りのイオン交換水にポリエチ
レングリコール1500とトリエタノールアミン、フル
クトースを加え、加熱溶解した70℃に保った(水
相)。他の成分を混合し加熱融解して70℃に保った
(油相)。水相に油相を加え予備乳化を行い、A相を加
えホモミキサーで均一に乳化し、乳化後よくかきまぜな
がら30℃まで冷却して、乳液を得た。
【0029】 〔処方例5〕 乳液 配合成分 配合量(重量%) マイクロクリスタリンワックス 1.0 ミツロウ 2.0 ラノリン 20.0 流動パラフィン 10.0 スクワラン 5.0 ソルビタンセスキオレイン酸エステル 4.0 ポリオキシエチレン(20モル) ソルビタンモノオレイン酸エステル 1.0 プロピレングリコール 7.0 L−アルギニン 5.0 トラネキサム酸メチルアミド塩酸塩 1.0 亜硫酸水素ナトリウム 0.01 エチルパラベン 0.3 香料 適 量 イオン交換水 残 余 (製法)イオン交換水にL−アルギニン、トラネキサム
酸メチルアミド塩酸塩、プロピレングリコールを加え、
加熱して70℃に保った(水相)。他の成分を混合し加
熱融解して70℃に保った(油相)。油相をかきまぜな
がら水相を徐々に加え、ホモミキサーで均一に乳化した
後、よくかきまぜながら30℃まで冷却して、乳液を得
た。
【0030】 〔処方例6〕 ゼリー 配合成分 配合量(重量%) 95%エチルアルコール 10.0 ジプロピレングリコール 15.0 ポリオキシエチレン(50モル) オレイルアルコールエーテル 2.0 カルボキシビニルポリマー 0.05 (商品名:カーボポール940,B.F.Goodrich Chemical company ) 苛性ソーダ 0.15 L−アルギニン 0.1 亜硫酸水素ナトリウム 0.01 エチルパラベン 0.3 香料 適 量 イオン交換水 残 余 (製法)イオン交換水にカーボポール940を均一に溶
解し、ポリオキシエチレン(50モル)オレイルアルコ
ールエーテルを水相に添加した。次いで、その他の成分
を加えた後、苛性ソーダ、L−アルギニンで中和させ、
増粘して、ゼリーを得た。
【0031】 〔処方例7〕 ゼリー 配合成分 配合量(重量%) (A相) 95%エチルアルコール 10.0 ポリオキシエチレン(20モル)オクチルドデカノール 1.0 パントテニールエチルエーテル 0.1 メチルパラベン 0.15 (B相) 水酸化カリウム 0.1 (C相) グリセリン 5.0 ジプロピレングリコール 10.0 亜硫酸水素ナトリウム 0.03 L−アルギニン 0.05 カルボキシビニルポリマー 0.2 (商品名:カーボポール940,B.F.Goodrich Chemical company ) イオン交換水 残 余 (製法)A相、C相をそれぞれ均一に溶解し、C相にA
相を加えて可溶化した。次いでB相を加えた後、充填を
行い、ゼリーを得た。
【0032】 〔処方例8〕 パック 配合成分 配合量(重量%) (A相) ジプロピレングリコール 5.0 ポリオキシエチレン(60モル)硬化ヒマシ油 5.0 (B相) オリーブ油 5.0 酢酸トコフェロール 0.2 エチルパラベン 0.2 香料 0.2 (C相) L−アルギニン 0.3 亜硫酸水素ナトリウム 0.03 ポリビニルアルコール 13.0 (けん化度90、重合度2,000) エチルアルコール 7.0 イオン交換水 残 余 (製法)A相、B相、C相をそれぞれ均一に溶解し、A
相にB相を加えて可溶化した。次いで、これにC相を加
えた後、充填を行い、パックを得た。
【0033】 〔処方例9〕 固形ファンデーション 配合成分 配合量(重量%) タルク 43.1 カオリン 15.0 セリサイト 10.0 亜鉛華 7.0 二酸化チタン 3.8 黄色酸化鉄 2.9 黒色酸化鉄 0.2 スクワラン 8.0 イソステアリン酸 4.0 モノオレイン酸POEソルビタン 3.0 オクタン酸イソセチル 2.0 L−アルギニン 0.5 防腐剤 適 量 香料 適 量 (製法)タルク〜黒色酸化鉄の粉末成分をブレンダーで
十分混合し、これにスクワラン〜オクタン酸イソセチル
の油性成分、L−アルギニン、防腐剤、香料を加え、よ
く混練した後容器に充填、成型して、固形ファンデーシ
ョンを得た。
【0034】 〔処方例10〕 乳化型ファンデーション 配合成分 配合量(重量%) (粉体部) 二酸化チタン 9.3 塩化マグネシウム 1.0 セリサイト 5.4 カオリン 3.0 黄色酸化鉄 0.8 ベンガラ 0.3 黒色酸化鉄 0.2 (油相) デカメチルシクロペンタシロキサン 11.5 流動パラフィン 4.5 ポリオキシエチレン変性ジメチルポリシロキサン 4.0 (水相) イオン交換水 50.0 1,3−ブチレングリコール 4.5 L−アルギニン 1.5 ソルビタンセスキオレイン酸エステル 3.0 防腐剤 適 量 香料 適 量 (製法)水相を加熱攪拌後、十分に混合粉砕した粉体部
を加えてホモミキサー処理した。更に加熱混合した油相
を加えてホモミキサー処理した後、攪拌しながら香料を
添加して室温まで冷却して、乳化型ファンデーションを
得た。
【0035】 〔処方例11〕 クリーム 配合成分 配合量(重量%) 固形パラフィン 5.0 ミツロウ 10.0 ワセリン 15.0 流動パラフィン 41.0 グリセリンモノステアリン酸エステル 2.0 ポリオキシエチレン(20モル) ソルビタンモノラウリル酸エステル 2.0 石けん粉末 0.1 硼砂 0.2 塩化マンガン 3.0 亜硫酸水素ナトリウム 0.03 エチルパラベン 0.3 香料 適 量 イオン交換水 残 余 (製法)イオン交換水に塩化マンガン、石けん粉未、硼
砂を加え、加熱して70℃に保った(水相)。他の成分
を混合し加熱融解して70℃に保った(油相)。水相に
油相をかきまぜながら、徐々に加え反応を行った。その
後、ホモミキサーで均一に乳化し、よくかきまぜながら
30℃まで冷却して、クリームを得た。
【0036】 〔処方例12〕 乳化型ファンデーション 配合成分 配合量(重量%) (粉体部) 二酸化チタン 9.3 塩化ストロンチウム 1.0 セリサイト 5.4 カオリン 3.0 黄色酸化鉄 0.8 べンガラ 0.3 黒色酸化鉄 0.2 (油相) デカメチルシクロペンタシロキサン 11.5 流動パラフィン 4.5 ポリオキシエチレン変性ジメチルポリシロキサン 4.0 (水相) イオン交換水 50.0 1,3−ブチレングリコール 4.5 L−アルギニン 1.5 ソルビタンセスキオレイン酸エステル 3.0 防腐剤 適 量 香料 適 量 (製法)水相を加熱攪拌後、十分に混合粉砕した粉体部
を加えてホモミキサー処理した。更に加熱混合した油相
を加えてホモミキサー処理した後、攪拌しながら香料を
添加して室温まで冷却して、乳化型ファンデーションを
得た。
【0037】 〔処方例13〕 クリーム 配合成分 配合量(重量%) 固形パラフィン 5.0 ミツロウ 10.0 ワセリン 15.0 流動パラフィン 41.0 グリセリンモノステアリン酸エステル 2.0 ポリオキシエチレン(20モル) ソルビタンモノラウリル酸エステル 2.0 石けん粉末 0.1 硼砂 0.2 塩化ランタン 3.0 亜硫酸水素ナトリウム 0.03 エチルパラべン 0.3 香料 適 量 イオン交換水 残 余 (製法)イオン交換水に塩化ランタン、石けん粉末、硼
砂を加え、加熱して70℃に保った(水相)。他の成分
を混合し加熱融解して70℃に保った(油相)。水相に
油相をかきまぜながら徐々に加え反応を行った。その
後、ホモミキサーで均一に乳化し、よくかきまぜながら
30℃まで冷却して、クリームを得た。
【0038】 〔処方例14〕 乳化型ファンデーション 配合成分 配合量(重量%) (粉体部) 二酸化チタン 9.3 塩化コバルト 1.0 セリサイト 5.4 カオリン 3.0 黄色酸化鉄 0.8 ベンガラ 0.3 黒色酸化鉄 0.2 (油相) デカメチルシクロペンタシロキサン 11.5 流動パラフィン 4.5 ポリオキシエチレン変性ジメチルポリシロキサン 4.0 (水相) イオン交換水 50.0 1,3−ブチレングリコール 4.5 L−アルギニン 1.5 ソルビタンセスキオレイン酸エステル 3.0 防腐剤 適 量 香料 適 量 (製法)水相を加熱攪拌後、十分に混合粉砕した粉体部
を加えてホモミキサー処理した。更に加熱混合した油相
を加えてホモミキサー処理した後、攪拌しながら香料を
添加して室温まで冷却して、乳化型ファンデーションを
得た。
【0039】 〔処方例15〕 クリーム 配合成分 配合量(重量%) 固形パラフィン 5.0 ミツロウ 10.0 ワセリン 15.0 流動パラフィン 41.0 グリセリンモノステアリン酸エステル 2.0 ポリオキシエチレン(20モル) ソルビタンモノラウリル酸エステル 2.0 石けん粉末 0.1 硼砂 0.2 塩化第二鉄 3.0 塩化バリウム 1.0 亜硫酸水素ナトリウム 0.03 エチルパラベン 0.3 香料 適 量 イオン交換水 残 余 (製法)イオン交換水に塩化第二鉄、塩化バリウム、石
けん粉末、硼砂を加え、加熱して70℃に保った(水
相)。他の成分を混合し加熱融解して70℃に保った
(油相)。水相に油相をかきまぜながら徐々に加え、反
応を行った。その後、ホモミキサーで均一に乳化し、よ
くかきまぜながら30℃まで冷却して、クリームを得
た。
【0040】 〔処方例16〕 浴用剤 配合成分 配合量(重量%) 塩化バリウム 49.5 塩化亜鉛 49.5 色素 適 量 香料 適 量 (製法)上記成分を均一に混合して、浴用剤を得た。
【0041】 〔処方例17〕 浴用剤 配合成分 配合量(重量%) 塩化マグネシウム 49.5 塩化コバルト 48.5 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0 色素 適 量 香料 適 量 (製法)上記成分に水を適量加え、均一に混練りし押出
し造粒を行い乾燥、篩別して、浴用剤を得た。
【0042】 〔処方例18〕 浴用剤 配合成分 配合量(重量%) 塩化ランタン 45.0 塩化マンガン 15.0 塩化ストロンチウム 8.0 コハク酸 22.0 潤滑剤 適 量 色素 適 量 香料 適 量 (製法)上記成分を均一に混合し、打錠機にて円形に成
形して、浴用剤を得た。
【0043】 〔処方例19〕 クリーム 配合成分 配合量(重量%) ステアリン酸 2.0 ステアリルアルコール 7.0 水添ラノリン 2.0 スクワラン 5.0 2−オクチルドデシルアルコール 6.0 ポリオキシエチレン(25モル) セチルアルコールエーテル 3.0 グリセリンモノステアリン酸エステル 2.0 プロピレングリコール 5.0 尿素 1.0 トラネキサム酸メチルアミド塩酸塩 0.2 亜硫酸水素ナトリウム 0.03 エチルパラベン 0.3 香料 適 量 イオン交換水 残 余 (製法)イオン交換水に尿素、トラネキサム酸メチルア
ミド塩酸塩、プロピレングリコールを加え、加熱して7
0℃に保った(水相)。他の成分を混合し加熱融解して
70℃に保った(油相)。水相に油相を加え予備乳化を
行い、ホモミキサーで均一に乳化した後、よくかきまぜ
ながら30℃まで冷却して、クリームを得た。
【0044】 〔処方例20〕 クリーム 配合成分 配合量(重量%) ステアリン酸 5.0 ステアリルアルコール 4.0 イソプロピルミリステート 18.0 グリセリンモノステアリン酸エステル 3.0 プロピレングリコール 10.0 塩化マグネシウム 0.1 パントテン酸カルシウム 0.05 苛性カリ 0.2 亜硫酸水素ナトリウム 0.01 防腐剤 適 量 香料 適 量 イオン交換水 残 余 (製法)イオン交換水にプロピレングリコールと塩化マ
グネシウム、パントテン酸カルシウムと苛性カリを加え
溶解し、加熱して70℃に保った(水相)。他の成分を
混合し加熱融解して70℃に保った(油相)。水相に油
相を徐々に加え、全部加え終わってからしばらくその温
度に保ち反応を起こさせた。その後、ホモミキサーで均
一に乳化し、よくかきまぜながら30℃まで冷却して、
クリームを得た。
【0045】 〔処方例21〕 クリーム 配合成分 配合量(重量%) ステアリン酸 2.0 ステアリルアルコール 7.0 水添ラノリン 2.0 スクワラン 5.0 2−オクチルドデシルアルコール 6.0 ポリオキシエチレン(25モル) セチルアルコールエーテル 3.0 グリセリンモノステアリン酸エステル 2.0 プロピレングリコール 5.0 塩化マグネシウム 0.1 塩化カルシウム 0.05 トラネキサム酸メチルアミド塩酸塩 0.2 亜硫酸水素ナトリウム 0.03 エチルパラベン 0.3 香料 適 量 ナチュラル・ミネラル・ウォーター 残 余 (カルシウム32.9mg/L、マグネシウム6.2mg/L) (製法)ナチュラル・ミネラル・ウォーターに塩化マグ
ネシウム、塩化カルシウム、トラネキサム酸メチルアミ
ド塩酸塩、プロピレングリコールを加え、加熱して70
℃に保った(水相)。他の成分を混合し加熱融解して7
0℃に保った(油相)。水相に油相を加え予備乳化を行
い、ホモミキサーで均一に乳化した後、よくかきまぜな
がら30℃まで冷却して、クリームを得た。
【0046】 〔処方例22〕 クリーム 配合成分 配合量(重量%) 固形パラフィン 5.0 ミツロウ 10.0 ワセリン 15.0 流動パラフィン 41.0 グリセリンモノステアリン酸エステル 2.0 ポリオキシエチレン(20モル) ソルビタンモノラウリル酸エステル 2.0 石けん粉末 0.1 硼砂 0.2 塩化マグネシウム 0.1 パントテン酸カルシウム 0.05 ナチュラル・ミネラル・ウォーター 1.0 (カルシウム32.9mg/L、マグネシウム6.2mg/L) 亜硫酸水素ナトリウム 0.03 エチルパラベン 0.3 香料 適 量 イオン交換水 残 余 (製法)イオン交換水に塩化マグネシウム、パントテン
酸カルシウム、ナチュラル・ミネラル・ウォーター、石
けん粉末、硼砂を加え、加熱して70℃に保った(水
相)。他の成分を混合し加熱融解して70℃に保った
(油相)。水相に油相をかきまぜながら徐々に加え反応
を行った。その後、ホモミキサーで均一に乳化し、よく
かきまぜながら30℃まで冷却して、クリームを得た。
【0047】
【発明の効果】本発明により、皮膚のバリアー機能につ
いて、さらに探究し、より優れたスキンケアのための手
段が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヒト皮膚バリアー機能の回復力の日周変化を示
した図面である。
【図2】バリアー機能の回復力の向上試験の結果を示し
た図面である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA082 AA122 AB032 AB152 AB212 AB232 AB242 AB271 AB332 AB342 AB352 AB432 AB442 AC012 AC022 AC072 AC092 AC102 AC122 AC182 AC242 AC262 AC292 AC352 AC422 AC432 AC442 AC482 AC542 AC581 AC582 AC642 AC682 AD072 AD092 AD111 AD162 AD172 AD191 AD202 AD272 AD512 AD662 AD701 CC05 CC07 CC12 CC25 DD21 DD31 DD41 EE12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒト皮膚バリアー機能の回復力が低下する
    時点において、このヒト皮膚バリアー機能の回復力を向
    上させ得る成分を含む外用組成物を皮膚に塗布すること
    により、ヒト皮膚バリアー機能を維持する、外用組成物
    の使用方法。
  2. 【請求項2】ヒト皮膚バリアー機能の回復力を向上させ
    得る成分が、アミノ酸、糖、ポリオール、無機塩及びプ
    ロテアーゼ阻害剤から選ばれる1種又は2種以上の成分
    である、請求項1記載の外用組成物の使用方法。
  3. 【請求項3】ヒト皮膚バリアー機能の回復力が低下する
    時点が、19時〜23時の間のいずれかの時点である、
    請求項1又は2記載の外用組成物の使用方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002072041A1 (fr) * 2001-03-13 2002-09-19 Shiseido Company, Ltd. Cosmetiques et methode de traitement servant a promouvoir la maturation de couches de keratine
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