JP2001002024A - 高粘性流動体の抽出方法およびそれに用いられる栓体 - Google Patents

高粘性流動体の抽出方法およびそれに用いられる栓体

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JP2001002024A
JP2001002024A JP11176951A JP17695199A JP2001002024A JP 2001002024 A JP2001002024 A JP 2001002024A JP 11176951 A JP11176951 A JP 11176951A JP 17695199 A JP17695199 A JP 17695199A JP 2001002024 A JP2001002024 A JP 2001002024A
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flexible container
plug
plug body
lid
highly viscous
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JP11176951A
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English (en)
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Kisaku Chigusa
喜作 千種
Koichi Chigusa
康一 千種
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MITA RIKA KOGYO KK
Original Assignee
MITA RIKA KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホッパーを用いることなく、樹脂製の袋等の
柔軟容器内に密閉収容されている餡などの高粘性流動体
を必要量ずつ抽出することのできる方法と、その方法に
用いるのに適した栓体を提供する。 【解決手段】 餡などの高粘性流動体Wを密閉した柔軟
容器5の外面に、フランジ部11aが形成され、かつ、
内側が貫通した栓体1を装着し、その栓体1の内側位置
において柔軟容器5を開口させ、柔軟容器5に外部から
圧力を付与しつつ、栓体1を介して柔軟容器5内の高粘
性流動体Wを吸引することで、柔軟容器5の内部から直
接的に高粘性流動体Wを抽出することを可能とし、従来
のようなホッパーの洗浄作業を不要とすると同時に、柔
軟容器5内を大気に暴露しないが故に、柔軟容器5内に
余った餡などを乾燥させることなく、そのまま冷蔵庫内
等に保管することを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば餡やジャ
ム、あるいは各種ペースト等の高粘性流動体の抽出方法
と、その方法に用いられる栓体に関し、更に詳しくは、
樹脂製袋等の柔軟容器内に密閉収容された餡等を必要量
ずつ抽出する方法およびその方法に用いられる栓体に関
する。
【0002】
【従来の技術】餡などの高粘性流動体を定められた量ず
つ供給する方法としては、従来、高粘性流動体をホッパ
ー内に投入するとともに、そのホッパーの出口に設けた
ポンプを間欠駆動する等によってホッパー内の高粘性流
動体を定量ずつ吐出する方法が多用されている。
【0003】例えば製パン工場におけるあんパン製造ラ
インに用いられる餡の自動充填機に機おいては、図5に
模式的に示すように、パン生地Pをコンベア51により
一定速度で搬送するとともに、そのコンベア51の上方
にホッパー52を設け、そのホッパー52の下端出口に
はモータ53a駆動により動作する高粘性流動体用のポ
ンプ53bを設けた構造が採用されている。そして、パ
ン生地P上に供給すべき餡Wはホッパー52内に収容さ
れ、モータ53aをコンベア51の動作に連動させて間
欠的に駆動することによって、ホッパー52内の餡Wが
定量ずつパン生地Pの上に供給されるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、あんパンに
用いられる餡は、一般に、餡の製造業者または製造工場
かららパンの製造業者ないしは製造工場に納入されるの
であるが、その納入時における包装形態は、通常、縦ピ
ロー等と称されるポリエチレン等の樹脂からなる袋状の
柔軟な容器に密閉された状態とされる。このような柔軟
容器に密閉収容されて納入された餡は、前記した従来の
自動充填機を用いる場合、容器を破ってホッパー52内
に投入される。
【0005】以上のような従来の工程によると、1日の
作業を終えるごとに、ホッパー52内に余ったり付着し
ている餡が取り除かれた上で、ホッパー52内を洗浄す
る必要があり、多大な労力を要するという問題がある。
【0006】また、ホッパー52内に残った餡を保管す
る場合においても、その餡は一旦大気に暴露されている
が故に、ホッパー52から取り出してそのまま冷蔵庫等
に保管することは衛生上の観点からできず、乾燥して保
管する必要があり、その作業も煩雑である。
【0007】本発明はこのような実情に鑑みてなされた
もので、ホッパーを用いることなく、樹脂製の袋等の柔
軟容器内に密閉収容されている餡などの高粘性流動体を
必要量ずつ抽出することのできる方法と、その方法に用
いるのに適した栓体の提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に係る発明の高粘性流動体の抽出方法は、
樹脂製袋等の柔軟容器内に密閉収容された高粘性流動体
を必要量ずつ外部に抽出する方法であって、一端にフラ
ンジ部が形成され、かつ、内側が貫通した筒状の栓体
を、そのフランジ部において上記柔軟容器の外面に装着
し、その栓体の内側位置で当該柔軟容器を開口させた状
態で、上記柔軟容器にに対して外部から圧力を付与しつ
つ、上記栓体を通じて吸引手段によって高粘性流動体を
所定量ずつ外部に抽出することによって特徴づけられ
る。
【0009】ここで、本発明方法においては、上記栓体
の柔軟容器外面に対する装着を、貼着により行うこと
(請求項2)が好ましい。
【0010】また、請求項3に係る発明の高粘性流動体
抽出用の栓体は、請求項1に記載の高粘性流動体の抽出
方法に用いられる栓体であって、一端にフランジ部が一
体形成されているとともに、他端外周面に雄ねじ部が形
成され、かつ、内側が貫通した筒状栓本体と、その栓本
体の雄ねじに螺合する雌ねじが内周面に形成された蓋体
とからなり、フランジ部の外端面に柔軟容器の外面に貼
り付けるための粘着剤が塗布されている粘着剤が塗布さ
れているとともに、蓋体の内底面と栓本体の他端部との
間には、蓋体を栓本体に装着した状態で当該蓋体の内底
面と栓本体の他端部との間を密封する密封手段を有して
いることによって特徴づけられる。
【0011】本発明は、餡などの食品分野における高粘
性流動体が、比較的肉厚の単層ポリエチレンまたはバリ
ア層を介してその両側にポリエチレン層が積層された3
層ラミネート構造の縦ピロー等、柔軟で丈夫な柔軟容器
に密閉収容された状態で流通していることが多いことに
着目し、また、その流通している柔軟容器自体の構造を
変えることなくそのまま利用して、ホッパーを用いるこ
となく、その柔軟容器から直接的に高粘性流動体を抽出
することによって、所期の目的を達成しようとするもの
である。
【0012】すなわち、餡等の高粘性流動体を密閉収容
した柔軟容器の外面に、筒状のフランジ付きの栓体を装
着し、その栓体の内側において柔軟容器を開口させる。
これにより、柔軟容器の内部は栓体を介してのみ外部に
連通した状態となり、その状態で柔軟容器の外部から圧
力を付与しながら、栓体を介してポンプ等の吸引手段で
吸引すると、柔軟容器内の高粘性流動体は栓体を介して
容易に容器外に抽出される。
【0013】この方法によると、例えばあんパン製造ラ
インにおいて、餡の製造業者等から納入された状態のま
まの餡入りの柔軟容器に栓体を貼り付けてその内側にナ
イフ等で例えば十文字に切れ目を入れて開口させるだけ
で、ホッパーを用いることなく柔軟容器から直接的に餡
を抽出することができる。そして、ホッパーを用いない
が故に、作業終了時にホッパーの洗浄作業が不要とな
り、かつ、作業終了時に柔軟容器内に残った餡は、実質
的に大気に暴露されないが故に、栓体を封止して柔軟容
器を密閉状態とすることにより、柔軟容器に収容した状
態のままで冷蔵庫内等に保管することができる。
【0014】また、請求項2に係る発明のように、栓体
の柔軟容器外面にめ対する装着を貼着によって行うと、
その作業が極めて容易であるとともに、従来の柔軟容器
をそのまま用い、かつ、栓体装着のための特殊な器具等
を必要とせず、コスト面においても有利である。
【0015】以上の請求項1または2に係る発明方法
は、本発明の高粘性流動体抽出用栓体を用いることによ
って、簡単に実現できる。すなわち、本発明の高粘性流
動体抽出用栓体は、内部が貫通した筒状の栓本体の一端
部に一体成形したフランジ部の外端面に粘着剤が塗布さ
れているため、高粘性流動体が密閉収容された柔軟容器
の外面に極めて容易に装着することができ、しかも、栓
本体の他端部には、蓋体を着脱自在に螺合させるための
雄ねじが形成され、かつ、蓋体の装着状態においては、
蓋体の内底面と栓本体の他端面の間は密封手段によって
密封されるため、柔軟容器内に残った餡等を保管する際
には、栓本体に蓋体をねじ込むだけで柔軟容器を直ちに
密閉状態とすることができる。
【0016】なお、蓋体と栓本体の間を密封する密封手
段としては、蓋体の内底面に、栓本体への装着時におい
て当該栓本体の他端部に対して当接する円周状の突起を
形成した構造、あるいは、蓋体の内底面に、栓本体の装
着時において当該栓本体の他端面に対して当接するゴム
製等のリング状パッキンを配置する構造等を採用するこ
とができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
好適な実施の形態について述べる。図1は、本発明方法
を適用する場合に柔軟容器の外面に貼り付けられる栓体
1の構成例を示す外観図であり、図2はその中央縦断面
図である。
【0018】この例における栓体1は、栓本体11と蓋
体12とからなり、栓本体11は、全体として円筒体の
一端部にフランジ部11aが一体形成された形状を有
し、その内側は一様な内径寸法のもとに貫通している。
また、栓本体11の他端部の外周には雄ねじ11bが形
成されている。そして、フランジ部11aの外側の端面
には粘着剤層13が積層形成されており、その粘着剤層
13の表面は保護紙14によって覆われている。
【0019】一方、蓋体12はカップ形状をしており、
その内周には栓本体11の雄ねじ11bに対して螺合す
る雌ねじ12aが形成されているとともに、内底面に
は、栓本体11に対して装着した状態で、栓本体11の
他端部に当接してその他端開口部を密封するための円周
状の密封用突起12bが形成されている。
【0020】なお、栓本体11および蓋体12の材質は
特に限定されるものではないが、例えばポリプロピレ
ン、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、直鎖低
密度ポリエチレン、耐衝撃性ポリスチレン、ABS樹
脂、ポリ塩化ビニル、ナイロン、ポリエステル、ポリカ
ーボネート等の熱可塑性樹脂とすることができる。ま
た、粘着剤層13の材質については、例えば感圧接着剤
等を好適に使用することができる。また、栓本体11の
口径は、20〜45mm程度がよい。
【0021】次に、本発明方法を適用して餡を定量供給
する方法について述べる。図3は本発明方法を適用した
餡の自動充填機の要部構成を示す模式図である。パン生
地Pは従来の自動充填機と同様にコンベア3により一定
速度で搬送される。コンベア3の上方にはセット台4が
配置されており、そのセット台4上に餡Wを密閉収容し
た縦ピロー等の柔軟容器5が載せられる。柔軟容器5
は、この種の業界において実用されている従来のもので
あって、ポリエチレン単層、もしくは2層のポリエチレ
ン層の間にバリア層が積層されたラミネート構造の袋状
の柔軟容器である。この柔軟容器5には、セット台4に
載せられる前に、その外面に後述するように上記した栓
体1が装着され、その栓本体11の内側位置において柔
軟容器5に切れ目を入れる等によって、柔軟容器5を栓
体1の装着位置においてのみ開口させておく。
【0022】セット台4には、栓本体11のフランジ部
11aを除く部分を貫通させる孔4aが形成されてお
り、栓本体11が装着された柔軟容器5は、その栓本体
11が孔4aに嵌まり込むようにセット台4上に載せら
れる。そして、蓋体12を取り外した状態の栓本体11
の雄ねじ11bに、適当な管継手6を介してチューブ7
の一端が装着される。このチューブ7の他端は、セット
台4とコンベア3の間に配設され、モータ8aの駆動に
より動作するポンプ8bの吸引口に接続されている。こ
のモータ8aおよびポンプ8bは、図5に示した従来の
自動充填機に用いられているものと同等であり、コンベ
ア3の動作と関連して間欠的に動作するとともに、その
吐出口はコンベア3上を搬送されてくるパン生地Pに対
して開口している。
【0023】また、セット台4上には、柔軟容器5に対
して外部から圧力を付与するための絞り出しローラ9が
設けられており、この絞り出しローラ9は、モータ8a
およびポンプ8bの動作に略同期して、柔軟容器5内の
餡Wを徐々に栓本体11側に押しやる役割を担う。
【0024】ここで、栓体1の柔軟容器5に対する装着
は、栓本体11のフランジ部11aから保護紙14を剥
がして粘着剤層13を露呈させた状態で、柔軟容器5の
外面に押しつけて貼り付けるだけでよい。また、栓体1
を貼り付けた後、その内側位置において柔軟容器5を開
口させるには、図4に例示するように、蓋体12を取り
外した状態で、栓本体11の内側の位置において柔軟容
器5に対してナイフ等によって例えばクロス状の切れ目
Cを入れるとよい。
【0025】以上の本発明を適用した自動充填機による
と、餡Wを密閉収容した状態で納入された柔軟容器5
は、その外面に栓本体11が貼り付けられ、その内側に
開口部が形成された後、そのままセット台4上に載せら
れる。そして、ポンプ8bおよび絞り出しローラ9の動
作によって、餡Wが栓本体11を介して直接的に柔軟容
器5から一定量ずつ抽出され、パン生地P上に供給され
る。
【0026】ここで、柔軟容器5は、栓本体11の装着
部分の内側においてのみ開口してポンプ8bの吸引口に
連通しているが、絞り出しローラ9によってポンプ8b
の吸引動作に略同期させて柔軟容器5に圧力を付与し、
内部の餡Wを徐々に栓本体11側に押しやることによっ
て、柔軟容器5内の餡Wはスムーズに柔軟容器5から抽
出される。
【0027】そして、例えば1日の作業を終了した後、
柔軟容器5をセット台4上から下ろし、栓本体11に蓋
体12を装着することによって柔軟容器5の内部は実質
的に大気に対して暴露されない状態で再び密閉された状
態となるため、柔軟容器5内に残存している餡Wは、従
来のように乾燥させることなく、柔軟容器5内に収容し
たままの状態で冷蔵庫内等に保管することが可能であ
る。
【0028】なお、本発明は、以上の実施の形態に限定
されることなく、例えば柔軟容器5に対して外部から圧
力を付与する方法としては、絞り出しローラ9を用いる
ほか、例えば柔軟容器5に対して外部から一定のエア圧
をかける方法等を採用することができる。
【0029】また、栓体1の構造についても、上記した
例に限定されることはなく、例えば栓本体11と管継手
6との接合機構として、栓本体11の外周に形成された
雄ねじ11bを利用せず、他の公知の接合機構を用い、
その接合機構のための構造(形状)を栓本体11の外周
に別途形成してもよい。また、栓本体11と蓋体12の
間の密封手段としては、上記したような円周状の密封用
突起12bを蓋体12に一体形成するほか、リング状の
ゴムパッキン等を蓋体の内底面に配置してもよい。
【0030】また、以上の実施の形態においては、餡の
自動充填機に対して本発明を適用した例を示したが、柔
軟容器に密閉収容された高粘性流動体であれば他の任意
の材料に対して本発明を適用することができ、例えばジ
ャム、クリーム、あるいは各種ペースト等に対しても等
しく本発明を適用し得ることは勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明方法にによれば、
樹脂製の袋をはじめとする柔軟容器内に密閉収容された
餡などの高粘性流動体を、柔軟容器に内側が貫通した筒
状の栓体を装着して、その内側位置において柔軟容器を
開口させるだけで、高粘性流動体を柔軟容器から直接的
に定量ずつ抽出することができ、従来のように柔軟容器
からホッパー内に投入する必要がなくなり、ホッパーの
洗浄作業が不要となるばかりでなく、柔軟容器内に残留
した餡等は、従来のように一旦大気に晒されているが故
に乾燥保存する必要がなくなり、柔軟容器の栓体を塞ぐ
だけでそのまま冷蔵庫内等に保管することが可能とな
る。
【0032】また、以上の方法の適用に際して本発明の
栓体を用いると、フランジ部を柔軟容器に押しつけるだ
けで、粘着剤を介して栓体を直ちに柔軟容器に取り付け
ることが可能であり、また、保管時には蓋体をねじ込む
だけで柔軟容器は直ちに密閉状態となり、保管のための
作業も容易化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を適用する場合に柔軟容器の外面に
貼り付けられる栓体1の構成例を示す外観図である。
【図2】図1の栓体1の中央縦断面図である。
【図3】本発明方法を適用した餡の自動充填機の要部構
成を示す模式図である。
【図4】図1の栓体1を柔軟容器5に貼り付けた後、そ
の内側位置において柔軟容器5を開口させる方法の例の
説明図である。
【図5】従来の餡の自動充填機の要部構成を示す模式図
である。
【符号の説明】
1 栓体 11 栓本体 11a フランジ部 11b 雄ねじ 12 蓋体 12a 雌ねじ 12b 密封用突起 13 粘着剤層 14 保護紙 3 コンベア 4 セット台 4a 孔 5 柔軟容器 6 管継手 7 チューブ 8b ポンプ 9 絞り出しローラ W 餡 P パン生地

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製袋等の柔軟容器内に密閉収容され
    た高粘性流動体を必要量ずつ外部に抽出する方法であっ
    て、 一端にフランジ部が形成され、かつ、内側が貫通した筒
    状の栓体を、そのフランジ部において上記柔軟容器の外
    面に装着し、その栓体の内側位置で当該柔軟容器を開口
    させた状態で、上記栓体に対して外部から圧力を付与し
    て内部の高粘性流動体を上記栓体側に押圧するととも
    に、当該栓体を通じて吸引手段によって高粘性流動体を
    所定量ずつ外部に抽出することを特徴とする高粘性流動
    体の抽出方法。
  2. 【請求項2】 上記栓体の柔軟容器外面に対する装着
    を、貼着により行うことを特徴とする請求項1に記載の
    高粘性流動体の抽出方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の高粘性流動体
    の抽出方法に用いられる栓体であって、一端にフランジ
    部が一体形成されているとともに、他端外周面に雄ねじ
    部が形成され、かつ、内側が貫通した筒状の栓本体と、
    その栓本体の雄ねじに螺合する雌ねじが内周面に形成さ
    れたカップ状の蓋体とからなり、上記フランジ部の外端
    面には上記柔軟容器に貼着するための粘着剤が塗布され
    ているとともに、上記蓋体の内底面と栓本体の他端部と
    の間には、蓋体を栓本体に装着した状態で当該蓋体の内
    底面と栓本体の他端部との間を密封する密封手段を有し
    ていることを特徴とする高粘性流動体抽出用栓体。
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