JP2004001841A - 流動体等を収容する容器及びそのシール部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】内容物が漏洩することなく内部に確実に収容し、簡単な工程で作製できる流動体等を収容する容器及びそのシール部材を提供する。
【解決手段】流動体等を収容する容器1Aは、容器本体2と、この容器本体2の頂部に貼り付けられる蓋部材3とを備えている。容器本体2の底部4には、抽出口5Aが設けられており、容器1内に収容された流動体又は半流動体等の内容物1aは、容器1Aを外部から加圧することにより開口して抽出される。容器1Aにおいて、容器本体2は、種々のプラスチック等から成形することができ、アイスクリームやミルクなど、半流動体又は流動体の食品等を内部に収容することができる。また、内部に流動体又は半流動体を収容する容器に設けられるシール部材は、加圧により開口する抽出口が形成されている。
【選択図】 図1
【解決手段】流動体等を収容する容器1Aは、容器本体2と、この容器本体2の頂部に貼り付けられる蓋部材3とを備えている。容器本体2の底部4には、抽出口5Aが設けられており、容器1内に収容された流動体又は半流動体等の内容物1aは、容器1Aを外部から加圧することにより開口して抽出される。容器1Aにおいて、容器本体2は、種々のプラスチック等から成形することができ、アイスクリームやミルクなど、半流動体又は流動体の食品等を内部に収容することができる。また、内部に流動体又は半流動体を収容する容器に設けられるシール部材は、加圧により開口する抽出口が形成されている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流動体等を収容する容器及びそのシール部材、特に、内容物が漏洩することなく内部に確実に収容し、簡単な工程で作製できる流動体等を収容する容器及びそのシール部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
食品加工においては、練り製食品やソフトクリームなど流動性を有する流動体や半流動体を扱う工程が多く、食品加工機においても、流動体や半流動体を対象としたものが多い。これらの食品加工機やその他の一般的な流動体加工機において、流動体等は所定の容器などに入れられて運搬され、ホッパ等の受け容器に移された後、押し出し装置により所定量押し出され、所定の加工機に導入され或いは完成品として容器などに納められる工程が採用されている。
【0003】
従来の押し出し装置等に使用される押し出し容器では、容器の底面に開口部を設け、この開口部を塞ぐためにシートを貼り付け、押し出し圧力により容器の内容物を抽出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような従来の押し出し容器では、シートの接着剤と容器内に収容されたソフトクリーム等の食品とが直接接触し、接着剤の溶剤が食品に溶出する場合があり、人体に有害であり、かつ非衛生的であるという問題点があった。また、シートの貼り付けでは、貼り付けが不十分な場合、貼り付け部分から内容物が漏洩するという問題点もあった。
【0005】
本発明はこのような従来の問題点を解決するためになされたもので、内容物が漏洩することなく内部に確実に収容し、簡単な工程で作製できる流動体等を収容する容器及びそのシール部材を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る発明は、内部に流動体又は半流動体を収容する容器であって、前記容器は、前記容器を加圧することにより開口し前記流動体又は半流動体を抽出する抽出口を有することを特徴とする流動体等を収容する容器である。
【0007】
請求項2に係る発明は、内部に流動体又は半流動体を収容すると共に、容器本体及びこの容器本体の内側に配置された内側容器とを備える二重構造の容器であって、前記容器は、前記容器本体及び前記内側容器の一方に開口部を有し、この開口部に隣接して前記容器本体及び前記内側容器の他方に、前記容器を加圧することにより開口し前記流動体又は半流動体を抽出する抽出口を有することを特徴とする流動体等を収容する二重構造の容器である。
【0008】
請求項3に係る発明は、内部に流動体又は半流動体を収容する容器であって、
前記容器は、前記容器を加圧することにより開口し前記流動体又は半流動体を抽出する抽出口が形成されたシール部材を備えていることを特徴とする流動体等を収容する容器である。
【0009】
請求項4に係る発明は、前記抽出口が、少なくとも1つの切り欠きであることを特徴とする。
【0010】
請求項5に係る発明は、前記抽出口が、少なくとも1つのスリットと、このスリットを封止する封止部材とを備えることを特徴とする。
【0011】
請求項6に係る発明は、内部に流動体又は半流動体を収容する容器に設けられるシール部材であって、前記シール部材は、加圧により開口する抽出口が形成されていることを特徴とするシール部材である。
【0012】
請求項7に係る発明は、前記抽出口は、少なくとも1つの切り欠きであることを特徴とする。
【0013】
請求項8に係る発明は、前記抽出口は、少なくとも1つのスリットと、このスリットを封止する封止部材とを備える。
【0014】
請求項1の発明によれば、容器がこの容器を加圧することにより開口し流動体又は半流動体を抽出する抽出口を有するので、容器を単に加圧するだけで、容易に内容物を抽出することができる。また、切り欠きにより抽出口を形成しているので、内容物の漏洩が防止できる。
【0015】
請求項2の発明によれば、二重容器に開口部と抽出口とを設けているので、容器を単に加圧するだけで、容易に内容物を抽出することができる。また、切り欠きにより抽出口を形成しているので、内容物の漏洩が防止できる。
【0016】
請求項3の発明によれば、容器を加圧することにより開口し流動体又は半流動体を抽出する抽出口が形成されたシール部材を容器が備えているので、既存の容器を利用して、容器を単に加圧するだけで、容易に内容物を抽出することができる。
【0017】
請求項4及び7の発明によれば、抽出口が少なくとも1つの切り欠きであるので、抽出口の作製が容易であり、内容物を確実に収容することができる。
【0018】
請求項5及び8の発明によれば、抽出口が少なくとも1つのスリットと、このスリットを封止する封止部材とを備えるので、流動体等を収容する容器が既存の容器から容易に作成できる。
【0019】
請求項6の発明によれば、加圧により開口する抽出口が形成されているシール部材が内部に流動体又は半流動体を収容する容器に設けられるので、流動体等を収容する容器が既存の容器から容易に作成できる。
【0020】
【発明の実施の形態】
実施形態1
図1(a)は、本発明の実施形態1による流動体等を収容する容器の概略側面図であり、図1(b)はその裏面図である。これらの図において、流動体等を収容する容器1Aは、容器本体2と、この容器本体2の頂部に貼り付けられる蓋部材3とを備えている。容器本体2の底部4には、抽出口5Aが設けられており、容器1内に収容された流動体又は半流動体等の内容物1aは、容器1Aを外部から加圧することにより開口して抽出される。
【0021】
図2は、図1(b)のA−A線に沿った概略断面図であり、容器本体2の底部4に設けられた抽出口5Aを示している。この抽出口5Aは、底部4の内側に8本の切り欠き6を形成することにより構成される。
【0022】
以上のような容器1Aにおいて、容器本体2は、種々のプラスチック等から成形することができ、アイスクリームやミルクなど、半流動体又は流動体の食品等を内部に収容することができる。容器本体2にはプラスチック等から作製された蓋部材3が、例えば熱融着により貼り付けられている。或いは、接着剤により蓋部材3を容器本体2に貼り付けてもよい。
【0023】
容器本体2の底部4に形成された抽出口5Aは、切り欠き6を形成することにより作製することができ、図では8本の切り欠き6が形成されているが、少なくとも1本形成されていればよく、本数を特に限定するものではない。また、切り欠き6の断面形状は、図2では逆三角形となるように形成されているが、四角形や丸形状等他の形状であってもよい。
【0024】
また、切り欠き6は底部4の内側に形成されているが、図3に示すように、底部4の外側に形成されていてもよい。さらに、図4に示すように、切り欠き6を底部4の両側に形成することも勿論可能である。切り欠き6の深さは、容器1Aの運搬や押し出し機への装填時に不用意に開口しない程度に深く設けてもよく、逆に非常に浅い切り欠き6としてもよい。切り欠き6は、慣用の手段により形成することができる。
【0025】
以上のように構成された容器1Aでは、容器1Aを押し出し機(図示しない)に装填し、蓋部材3の上方から加圧する。すると、蓋部材3に加わる圧力は内容物1aを介して抽出口5Aに印加され、相対的に強度が低い切り欠き6部分が破断して抽出口5Aが開口する。これにより、容器1A内の内容物1aは容器1A外に抽出される。内容物1aが液状である場合、従来の容器では抽出後に容器1Aから垂れる場合があるが、本発明による抽出口5Aによれば、先端部5aが元の位置に復元するので、内容物1aの垂れを防止することができる。これにより、内容物1aが食品の場合には、雑菌の繁殖や汚損等を防止できる。なお、この場合には、復元性を確保できる弾力性を備えた樹脂を使用することが望ましい。
【0026】
実施形態2
図5は、本発明の実施形態2による流動体等を収容する容器の抽出口5Bを概略的に示しており、図1(b)のA−A線に沿った断面図である。この抽出口5Bは、実施形態1と同様に図1に示す容器に形成されるので、図1を実施形態2にも援用する。これらの図1及び図5において、流動体等を収容する容器1Bは、容器本体2と、この容器本体2の頂部に貼り付けられる蓋部材3とを備えている。容器本体2の底部4には、抽出口5Bが設けられており、容器1内に収容された流動体又は半流動体等の内容物1aは、容器1Bを外部から加圧することにより開口して抽出される。
【0027】
抽出口5Bは、容器本体2の底部4に形成されたスリット7と、このスリット7を封止する封止部材8例えば接着剤とから構成されている。スリット7は、図1(b)に示すように8本形成されているが、スリット7の本数や形状は特に限定するものではなく、少なくとも1本のスリット7が形成されていればよい。また、スリット7の大きさは、内容物1aの粘性等との関係で種々の大きさが選択できる。封止部材8として液状の接着剤を使用すると、数滴スリット7に滴下することにより、接着剤の毛細管現象により容易にスリット7間に充填される。
【0028】
以上のように構成された容器1Bでは、実施形態1と同様に、容器1Bを押し出し機(図示しない)に装填し、蓋部材3の上方から加圧する。すると、蓋部材3に加わる圧力は内容物1aを介して抽出口5Bに印加され、相対的に強度が低い封止部材8が押し出されて抽出口5Bが開口する。これにより、容器1B内の内容物1aは容器1B外に抽出される。
【0029】
実施形態3
図6(a)は、本発明の実施形態3による流動体等を収容する容器の概略側面図であり、図6(b)はその裏面図である。これらの図において、流動体等を収容する容器1Cは、容器本体2と、この容器本体2の頂部に貼り付けられる蓋部材3とを備えている。また、容器本体2の内面には、内側容器2aが配置されている。この内側容器2aは、フィルム材等から形成するのが望ましく、例えばポリエチレンフィルムが使用可能である。容器本体2の底部4には、抽出口5Cが設けられており、容器1C内に収容された流動体又は半流動体等の内容物1aは、容器1Cを外部から加圧することにより開口して抽出される。
【0030】
図7は、図6(b)のB−B線に沿った概略断面図であり、容器本体2の底部4に設けられた抽出口5Cを示している。図1及び7に示すように、容器本体2の底部4には開口部4aが形成されており、この開口部4aに隣接して、内側容器2aには抽出口5Cが形成されている。この抽出口5Cは、内側容器2aに8本の切り欠き6を形成することにより構成される。図7では、切り欠き6が内側容器2aの両側に形成された場合を示しているが、上述した実施形態1で示したように、切り欠き6を内側容器2aの一方に設けてもよい。また、実施形態2で示したように、抽出口5Cをスリット7及び封止部材8により構成してもよい。
【0031】
実施形態4
図8は、本発明の実施形態4によるシール部材を示す概略平面図である。図において、シール部材10は、プラスチック等から作製されたフィルム状の部材であり、加圧により開口する抽出口5Dが形成されており、抽出口5Dには8本の切り欠き6を有する。この切り欠き6は、実施形態1において示したように、シール部材10の一方の面又は両面に設けられていてもよい。また、実施形態2において示したように、スリット7及び封止部材8により構成してもよい。シール部材10の外周には、容器に接着するための接着部11が形成されている。
【0032】
以上のように構成されたシール部材10は、図9に示すように、流動体等を収容する容器1Dの開口部4aが形成された底部4に貼り付けられる。また、図10に示すように、図6に示した二重容器1Cの底部4に貼り付けてもよい。この場合には、容器本体2と内側容器2aとに開口部4a,4bを形成しておく。
【0033】
この実施形態では、シール部材10を容器1D、1Eに貼り付けるため、既存の容器を利用でき、容器に抽出口5を形成する工数を減少できる利点がある。
【0034】
実施形態5
図11は、本発明の実施形態5による流動体等を収容する容器の概略斜視図である。図において、流動体等を収容する円筒状の容器1Fの側部に、シール部材10が貼り付けられている。図12は、流動体等を収容する円錐状の容器1Gの頂部にシール部材10が貼り付けられた場合を示している。これらの図に示すように、収容する内容物の種類に応じて、種々の形状の容器が使用でき、これらの容器に対してシール部材10を貼り付けることができる。また、容器に対する加圧は、特に限定することなく、上部、下部及び側部のどちらの方向から加圧を行ってもよい。また、容器1F、1Gにシール部材10を貼り付ける代わりに、容器自体に抽出口5を設けることも可能である。これらのシール部材10や抽出口5は、上述した実施形態のように、種々の変形が可能である。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、容器がこの容器を加圧することにより開口し流動体又は半流動体を抽出する抽出口を有するので、容器を単に加圧するだけで、容易に内容物を抽出することができる。また、切り欠きにより抽出口を形成しているので、内容物の漏洩が防止できるという効果を奏する。
【0036】
請求項2の発明によれば、二重容器に開口部と抽出口とを設けているので、容器を単に加圧するだけで、容易に内容物を抽出することができる。また、切り欠きにより抽出口を形成しているので、内容物の漏洩が防止できるという効果を奏する。
【0037】
請求項3の発明によれば、容器を加圧することにより開口し流動体又は半流動体を抽出する抽出口が形成されたシール部材を容器が備えているので、既存の容器を利用して、容器を単に加圧するだけで、容易に内容物を抽出することができるという効果を奏する。
【0038】
請求項4及び7の発明によれば、抽出口が少なくとも1つの切り欠きであるので、抽出口の作製が容易であり、内容物を確実に収容することができるという効果を奏する。
【0039】
請求項5及び8の発明によれば、抽出口が少なくとも1つのスリットと、このスリットを封止する封止部材とを備えるので、流動体等を収容する容器が既存の容器から容易に作成できるという効果を奏する。
【0040】
請求項6の発明によれば、加圧により開口する抽出口が形成されているシール部材が内部に流動体又は半流動体を収容する容器に設けられるので、流動体等を収容する容器が既存の容器から容易に作成できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は、本発明の実施形態1による流動体等を収容する容器の概略側面図であり、図1(b)はその裏面図である。
【図2】図1(b)のA−A線に沿った概略断面図である。
【図3】他の変形例による図1(b)のA−A線に沿った概略断面図である。
【図4】他の変形例による図1(b)のA−A線に沿った概略断面図である。
【図5】本発明の実施形態2による流動体等を収容する容器の抽出口を示す概略図である。
【図6】図6(a)は、本発明の実施形態3による流動体等を収容する容器の概略側面図であり、図6(b)はその裏面図である。
【図7】図6(b)のB−B線に沿った概略断面図である。
【図8】本発明の実施形態4によるシール部材を示す概略平面図である。
【図9】図8のシール部材を容器の底部に貼り付けた状態を示す概略断面図である。
【図10】図8のシール部材を容器の底部に貼り付けた状態を示す概略断面図である。
【図11】本発明の実施形態5による流動体等を収容する容器の概略斜視図である。
【図12】本発明の実施形態5による流動体等を収容する容器の概略斜視図である。
【符号の説明】
1A,1B,1C,1D,1E,1F,1G…容器、1a…内容物、2…容器本体、2a…内側容器、3…蓋部材、4…底部、4a,4b…開口部、5A,5B,5C,5D…抽出口、5a…先端部、6…切り欠き、7…スリット、8…封止部材、10…シール部材、11…接着部。
【発明の属する技術分野】
本発明は、流動体等を収容する容器及びそのシール部材、特に、内容物が漏洩することなく内部に確実に収容し、簡単な工程で作製できる流動体等を収容する容器及びそのシール部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
食品加工においては、練り製食品やソフトクリームなど流動性を有する流動体や半流動体を扱う工程が多く、食品加工機においても、流動体や半流動体を対象としたものが多い。これらの食品加工機やその他の一般的な流動体加工機において、流動体等は所定の容器などに入れられて運搬され、ホッパ等の受け容器に移された後、押し出し装置により所定量押し出され、所定の加工機に導入され或いは完成品として容器などに納められる工程が採用されている。
【0003】
従来の押し出し装置等に使用される押し出し容器では、容器の底面に開口部を設け、この開口部を塞ぐためにシートを貼り付け、押し出し圧力により容器の内容物を抽出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような従来の押し出し容器では、シートの接着剤と容器内に収容されたソフトクリーム等の食品とが直接接触し、接着剤の溶剤が食品に溶出する場合があり、人体に有害であり、かつ非衛生的であるという問題点があった。また、シートの貼り付けでは、貼り付けが不十分な場合、貼り付け部分から内容物が漏洩するという問題点もあった。
【0005】
本発明はこのような従来の問題点を解決するためになされたもので、内容物が漏洩することなく内部に確実に収容し、簡単な工程で作製できる流動体等を収容する容器及びそのシール部材を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る発明は、内部に流動体又は半流動体を収容する容器であって、前記容器は、前記容器を加圧することにより開口し前記流動体又は半流動体を抽出する抽出口を有することを特徴とする流動体等を収容する容器である。
【0007】
請求項2に係る発明は、内部に流動体又は半流動体を収容すると共に、容器本体及びこの容器本体の内側に配置された内側容器とを備える二重構造の容器であって、前記容器は、前記容器本体及び前記内側容器の一方に開口部を有し、この開口部に隣接して前記容器本体及び前記内側容器の他方に、前記容器を加圧することにより開口し前記流動体又は半流動体を抽出する抽出口を有することを特徴とする流動体等を収容する二重構造の容器である。
【0008】
請求項3に係る発明は、内部に流動体又は半流動体を収容する容器であって、
前記容器は、前記容器を加圧することにより開口し前記流動体又は半流動体を抽出する抽出口が形成されたシール部材を備えていることを特徴とする流動体等を収容する容器である。
【0009】
請求項4に係る発明は、前記抽出口が、少なくとも1つの切り欠きであることを特徴とする。
【0010】
請求項5に係る発明は、前記抽出口が、少なくとも1つのスリットと、このスリットを封止する封止部材とを備えることを特徴とする。
【0011】
請求項6に係る発明は、内部に流動体又は半流動体を収容する容器に設けられるシール部材であって、前記シール部材は、加圧により開口する抽出口が形成されていることを特徴とするシール部材である。
【0012】
請求項7に係る発明は、前記抽出口は、少なくとも1つの切り欠きであることを特徴とする。
【0013】
請求項8に係る発明は、前記抽出口は、少なくとも1つのスリットと、このスリットを封止する封止部材とを備える。
【0014】
請求項1の発明によれば、容器がこの容器を加圧することにより開口し流動体又は半流動体を抽出する抽出口を有するので、容器を単に加圧するだけで、容易に内容物を抽出することができる。また、切り欠きにより抽出口を形成しているので、内容物の漏洩が防止できる。
【0015】
請求項2の発明によれば、二重容器に開口部と抽出口とを設けているので、容器を単に加圧するだけで、容易に内容物を抽出することができる。また、切り欠きにより抽出口を形成しているので、内容物の漏洩が防止できる。
【0016】
請求項3の発明によれば、容器を加圧することにより開口し流動体又は半流動体を抽出する抽出口が形成されたシール部材を容器が備えているので、既存の容器を利用して、容器を単に加圧するだけで、容易に内容物を抽出することができる。
【0017】
請求項4及び7の発明によれば、抽出口が少なくとも1つの切り欠きであるので、抽出口の作製が容易であり、内容物を確実に収容することができる。
【0018】
請求項5及び8の発明によれば、抽出口が少なくとも1つのスリットと、このスリットを封止する封止部材とを備えるので、流動体等を収容する容器が既存の容器から容易に作成できる。
【0019】
請求項6の発明によれば、加圧により開口する抽出口が形成されているシール部材が内部に流動体又は半流動体を収容する容器に設けられるので、流動体等を収容する容器が既存の容器から容易に作成できる。
【0020】
【発明の実施の形態】
実施形態1
図1(a)は、本発明の実施形態1による流動体等を収容する容器の概略側面図であり、図1(b)はその裏面図である。これらの図において、流動体等を収容する容器1Aは、容器本体2と、この容器本体2の頂部に貼り付けられる蓋部材3とを備えている。容器本体2の底部4には、抽出口5Aが設けられており、容器1内に収容された流動体又は半流動体等の内容物1aは、容器1Aを外部から加圧することにより開口して抽出される。
【0021】
図2は、図1(b)のA−A線に沿った概略断面図であり、容器本体2の底部4に設けられた抽出口5Aを示している。この抽出口5Aは、底部4の内側に8本の切り欠き6を形成することにより構成される。
【0022】
以上のような容器1Aにおいて、容器本体2は、種々のプラスチック等から成形することができ、アイスクリームやミルクなど、半流動体又は流動体の食品等を内部に収容することができる。容器本体2にはプラスチック等から作製された蓋部材3が、例えば熱融着により貼り付けられている。或いは、接着剤により蓋部材3を容器本体2に貼り付けてもよい。
【0023】
容器本体2の底部4に形成された抽出口5Aは、切り欠き6を形成することにより作製することができ、図では8本の切り欠き6が形成されているが、少なくとも1本形成されていればよく、本数を特に限定するものではない。また、切り欠き6の断面形状は、図2では逆三角形となるように形成されているが、四角形や丸形状等他の形状であってもよい。
【0024】
また、切り欠き6は底部4の内側に形成されているが、図3に示すように、底部4の外側に形成されていてもよい。さらに、図4に示すように、切り欠き6を底部4の両側に形成することも勿論可能である。切り欠き6の深さは、容器1Aの運搬や押し出し機への装填時に不用意に開口しない程度に深く設けてもよく、逆に非常に浅い切り欠き6としてもよい。切り欠き6は、慣用の手段により形成することができる。
【0025】
以上のように構成された容器1Aでは、容器1Aを押し出し機(図示しない)に装填し、蓋部材3の上方から加圧する。すると、蓋部材3に加わる圧力は内容物1aを介して抽出口5Aに印加され、相対的に強度が低い切り欠き6部分が破断して抽出口5Aが開口する。これにより、容器1A内の内容物1aは容器1A外に抽出される。内容物1aが液状である場合、従来の容器では抽出後に容器1Aから垂れる場合があるが、本発明による抽出口5Aによれば、先端部5aが元の位置に復元するので、内容物1aの垂れを防止することができる。これにより、内容物1aが食品の場合には、雑菌の繁殖や汚損等を防止できる。なお、この場合には、復元性を確保できる弾力性を備えた樹脂を使用することが望ましい。
【0026】
実施形態2
図5は、本発明の実施形態2による流動体等を収容する容器の抽出口5Bを概略的に示しており、図1(b)のA−A線に沿った断面図である。この抽出口5Bは、実施形態1と同様に図1に示す容器に形成されるので、図1を実施形態2にも援用する。これらの図1及び図5において、流動体等を収容する容器1Bは、容器本体2と、この容器本体2の頂部に貼り付けられる蓋部材3とを備えている。容器本体2の底部4には、抽出口5Bが設けられており、容器1内に収容された流動体又は半流動体等の内容物1aは、容器1Bを外部から加圧することにより開口して抽出される。
【0027】
抽出口5Bは、容器本体2の底部4に形成されたスリット7と、このスリット7を封止する封止部材8例えば接着剤とから構成されている。スリット7は、図1(b)に示すように8本形成されているが、スリット7の本数や形状は特に限定するものではなく、少なくとも1本のスリット7が形成されていればよい。また、スリット7の大きさは、内容物1aの粘性等との関係で種々の大きさが選択できる。封止部材8として液状の接着剤を使用すると、数滴スリット7に滴下することにより、接着剤の毛細管現象により容易にスリット7間に充填される。
【0028】
以上のように構成された容器1Bでは、実施形態1と同様に、容器1Bを押し出し機(図示しない)に装填し、蓋部材3の上方から加圧する。すると、蓋部材3に加わる圧力は内容物1aを介して抽出口5Bに印加され、相対的に強度が低い封止部材8が押し出されて抽出口5Bが開口する。これにより、容器1B内の内容物1aは容器1B外に抽出される。
【0029】
実施形態3
図6(a)は、本発明の実施形態3による流動体等を収容する容器の概略側面図であり、図6(b)はその裏面図である。これらの図において、流動体等を収容する容器1Cは、容器本体2と、この容器本体2の頂部に貼り付けられる蓋部材3とを備えている。また、容器本体2の内面には、内側容器2aが配置されている。この内側容器2aは、フィルム材等から形成するのが望ましく、例えばポリエチレンフィルムが使用可能である。容器本体2の底部4には、抽出口5Cが設けられており、容器1C内に収容された流動体又は半流動体等の内容物1aは、容器1Cを外部から加圧することにより開口して抽出される。
【0030】
図7は、図6(b)のB−B線に沿った概略断面図であり、容器本体2の底部4に設けられた抽出口5Cを示している。図1及び7に示すように、容器本体2の底部4には開口部4aが形成されており、この開口部4aに隣接して、内側容器2aには抽出口5Cが形成されている。この抽出口5Cは、内側容器2aに8本の切り欠き6を形成することにより構成される。図7では、切り欠き6が内側容器2aの両側に形成された場合を示しているが、上述した実施形態1で示したように、切り欠き6を内側容器2aの一方に設けてもよい。また、実施形態2で示したように、抽出口5Cをスリット7及び封止部材8により構成してもよい。
【0031】
実施形態4
図8は、本発明の実施形態4によるシール部材を示す概略平面図である。図において、シール部材10は、プラスチック等から作製されたフィルム状の部材であり、加圧により開口する抽出口5Dが形成されており、抽出口5Dには8本の切り欠き6を有する。この切り欠き6は、実施形態1において示したように、シール部材10の一方の面又は両面に設けられていてもよい。また、実施形態2において示したように、スリット7及び封止部材8により構成してもよい。シール部材10の外周には、容器に接着するための接着部11が形成されている。
【0032】
以上のように構成されたシール部材10は、図9に示すように、流動体等を収容する容器1Dの開口部4aが形成された底部4に貼り付けられる。また、図10に示すように、図6に示した二重容器1Cの底部4に貼り付けてもよい。この場合には、容器本体2と内側容器2aとに開口部4a,4bを形成しておく。
【0033】
この実施形態では、シール部材10を容器1D、1Eに貼り付けるため、既存の容器を利用でき、容器に抽出口5を形成する工数を減少できる利点がある。
【0034】
実施形態5
図11は、本発明の実施形態5による流動体等を収容する容器の概略斜視図である。図において、流動体等を収容する円筒状の容器1Fの側部に、シール部材10が貼り付けられている。図12は、流動体等を収容する円錐状の容器1Gの頂部にシール部材10が貼り付けられた場合を示している。これらの図に示すように、収容する内容物の種類に応じて、種々の形状の容器が使用でき、これらの容器に対してシール部材10を貼り付けることができる。また、容器に対する加圧は、特に限定することなく、上部、下部及び側部のどちらの方向から加圧を行ってもよい。また、容器1F、1Gにシール部材10を貼り付ける代わりに、容器自体に抽出口5を設けることも可能である。これらのシール部材10や抽出口5は、上述した実施形態のように、種々の変形が可能である。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、容器がこの容器を加圧することにより開口し流動体又は半流動体を抽出する抽出口を有するので、容器を単に加圧するだけで、容易に内容物を抽出することができる。また、切り欠きにより抽出口を形成しているので、内容物の漏洩が防止できるという効果を奏する。
【0036】
請求項2の発明によれば、二重容器に開口部と抽出口とを設けているので、容器を単に加圧するだけで、容易に内容物を抽出することができる。また、切り欠きにより抽出口を形成しているので、内容物の漏洩が防止できるという効果を奏する。
【0037】
請求項3の発明によれば、容器を加圧することにより開口し流動体又は半流動体を抽出する抽出口が形成されたシール部材を容器が備えているので、既存の容器を利用して、容器を単に加圧するだけで、容易に内容物を抽出することができるという効果を奏する。
【0038】
請求項4及び7の発明によれば、抽出口が少なくとも1つの切り欠きであるので、抽出口の作製が容易であり、内容物を確実に収容することができるという効果を奏する。
【0039】
請求項5及び8の発明によれば、抽出口が少なくとも1つのスリットと、このスリットを封止する封止部材とを備えるので、流動体等を収容する容器が既存の容器から容易に作成できるという効果を奏する。
【0040】
請求項6の発明によれば、加圧により開口する抽出口が形成されているシール部材が内部に流動体又は半流動体を収容する容器に設けられるので、流動体等を収容する容器が既存の容器から容易に作成できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は、本発明の実施形態1による流動体等を収容する容器の概略側面図であり、図1(b)はその裏面図である。
【図2】図1(b)のA−A線に沿った概略断面図である。
【図3】他の変形例による図1(b)のA−A線に沿った概略断面図である。
【図4】他の変形例による図1(b)のA−A線に沿った概略断面図である。
【図5】本発明の実施形態2による流動体等を収容する容器の抽出口を示す概略図である。
【図6】図6(a)は、本発明の実施形態3による流動体等を収容する容器の概略側面図であり、図6(b)はその裏面図である。
【図7】図6(b)のB−B線に沿った概略断面図である。
【図8】本発明の実施形態4によるシール部材を示す概略平面図である。
【図9】図8のシール部材を容器の底部に貼り付けた状態を示す概略断面図である。
【図10】図8のシール部材を容器の底部に貼り付けた状態を示す概略断面図である。
【図11】本発明の実施形態5による流動体等を収容する容器の概略斜視図である。
【図12】本発明の実施形態5による流動体等を収容する容器の概略斜視図である。
【符号の説明】
1A,1B,1C,1D,1E,1F,1G…容器、1a…内容物、2…容器本体、2a…内側容器、3…蓋部材、4…底部、4a,4b…開口部、5A,5B,5C,5D…抽出口、5a…先端部、6…切り欠き、7…スリット、8…封止部材、10…シール部材、11…接着部。
Claims (8)
- 内部に流動体又は半流動体を収容する容器であって、
前記容器は、前記容器を加圧することにより開口し前記流動体又は半流動体を抽出する抽出口を有することを特徴とする流動体等を収容する容器。 - 内部に流動体又は半流動体を収容すると共に、容器本体及びこの容器本体の内面に配置された内側容器とを備える二重構造の容器であって、
前記容器は、前記容器本体及び前記内側容器の一方に開口部を有し、この開口部に隣接して前記容器本体及び前記内側容器の他方に、前記容器を加圧することにより開口し前記流動体又は半流動体を抽出する抽出口を有することを特徴とする流動体等を収容する二重構造の容器。 - 内部に流動体又は半流動体を収容する容器であって、
前記容器は、前記容器を加圧することにより開口し前記流動体又は半流動体を抽出する抽出口が形成されたシール部材を備えていることを特徴とする流動体等を収容する容器。 - 前記抽出口は、少なくとも1つの切り欠きであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の流動体等を収容する容器。
- 前記抽出口は、少なくとも1つのスリットと、このスリットを封止する封止部材とを備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の流動体等を収容する容器。
- 内部に流動体又は半流動体を収容する容器に設けられるシール部材であって、
前記シール部材は、加圧により開口する抽出口が形成されていることを特徴とするシール部材。 - 前記抽出口は、少なくとも1つの切り欠きであることを特徴とする請求項6に記載のシール部材。
- 前記抽出口は、少なくとも1つのスリットと、このスリットを封止する封止部材とを備えることを特徴とする請求項6に記載のシール部材。
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JP2002160252A JP2004001841A (ja) | 2002-05-31 | 2002-05-31 | 流動体等を収容する容器及びそのシール部材 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011040584A1 (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-07 | 小林製薬株式会社 | 押出容器 |
JP2016034855A (ja) * | 2013-05-16 | 2016-03-17 | マックギル テクノロジー リミテッド | 注出口付き容器 |
-
2002
- 2002-05-31 JP JP2002160252A patent/JP2004001841A/ja active Pending
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WO2011040584A1 (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-07 | 小林製薬株式会社 | 押出容器 |
JP2011073768A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd | 押出容器 |
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