JP2666961B2 - 塗布物質用ディスペンサーアプリケーター - Google Patents

塗布物質用ディスペンサーアプリケーター

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は固体表面に塗布物質を塗布するためのディス
ペンサーアプリエーターに関する。さらに詳しくは、本
発明は予め調整した使いやすい量の液体、ゲル、ローシ
ョンおよび容易に溶融する固体のような塗布物質を表面
に塗布するためのディスペンサーアプリケーターに関す
る。
先行技術の開示 ローション、軟膏、ゲル、潤滑剤、皮膚薬および液状
またはペースト状の食料品のような種々の物質を固体表
面、しはしば、でこぼこの表面上に塗布することはの技
術においては極めて公知である。ローション、或いは半
固体のクリーム状またはペースト状の外用薬をヒトの身
体の種々の部分へ塗布すること、およびバターをトウモ
ロコシに塗布することは、使いやすく、好ましくは予め
調整した相対的に少ない分量の塗布物質をでこぼこの表
面に好ましくは平らに塗布する特定の実施例と関連して
言及される。
自然界およびヒトの経験において至る所にある問題を
考慮すると、種々のタイプの特定の塗布に適した極めて
多数のディスペンサー装置が先行技術に記載されてきた
ことはたぶん驚くべきことではない。
例えば、米国特許第3,334,374号には液体不浸透性の
背面壁、および2つの壁の間に形成されるポケットまた
は貯蔵空間を有する液体浸透性の前面壁を有するアプリ
ケーターパッドが開示されている。該前面壁はミシン目
の入ったシートまたは吸収性物質であってもよい。アプ
リケーターパッドを用いて塗布される液剤はポケット内
部にある破ることのできるカプセル内に閉じ込めてあ
る。アプリケーターパッドの表面を十分にしっかりと圧
縮すると、カプセルが破れ、液体はその前面壁を通して
表面に塗布される。
米国特許第2,961,677号には多孔性パッドを有する靴
ずみ等の1回投与用のアプリケータが開示されている。
液体または液状ペースト用ポケットは、通常の貯蔵の
間、該液体がパッドから分離しないように多孔性パッド
の片側上に貫通可能なプラスチック材料で形成される。
把持部材またはハンドルは、その上に液体を塗布する表
面と接触するのに適したパッドの前表面を残してプラス
チック材料に配設される。液体または液状ペーストを用
いることが望ましい場合、液体から多孔性パッドを、分
離するプラチック壁を針で貫通し、該液体はパッドの孔
を通してその表面にゆっくりと絞り出される。
米国特許第4,291,697号には相対的に平らなスポンジ
部材中に埋め込まれたこわれやすい液体のカプセルを有
するクリーニングまたはアプリケーター装置が開示され
ている。カプセルを埋め込んだ該スポンジは細長いハン
ドルに配設される。スポンジを用いてカプセルの液体内
容物を塗布することが望ましい場合、スポンジ上に圧力
を加えて埋め込んだカプセルを破壊し、液体をスポンジ
にしみ込ませる。
米国特許第4,430,013号に泡パッド、および該パッド
の片面に取り付けられた液体貯蔵器を有する液体物質用
アプリケーターが開示されている。該液体貯蔵器は相対
的に剛性のプラスチックからできているが、例えばスリ
ットまたは溝により生じた軟弱部分を有し、圧力を一定
の方向に加えるか、または剛性プラスチックを曲げると
軟弱部分が破壊する。該軟弱部分が破壊すると、液体は
泡パッド内にこぼれ、それから所望の表面に塗布され
る。
今述べたばかりの特許にかかる装置と構造および操作
が幾分似かよったアプリケーター装置が米国特許第4,49
3,574号に開示されている。該特許第4,493,574号の「デ
ィスペンサーパッケージ」は相対的に堅い材料に取り付
けられた柔軟なパウチを有する。該パッケージは、V形
状のパターンの堅い材料を曲げるか、またはたわませる
ことにより断層線または切断線に沿って開く。この特許
のディスペンサーパッケージは、特に表面上での塗布が
重要でない状態で、1回投与量の液体物質または液状ペ
ーストを貯蔵しかつ小出しするのにかなり役立つ。例え
ば、米国特許第4,493,574号のディスペンサーパッケー
ジは、マスタード、ケチャップまたは蜂蜜のようなある
種の液状または液状−ペースト状食品調味料を小出しす
るのにかなり役立つ。
米国特許第4,493,574号には、また、上張りの堅い材
料が断層線に沿って破れた場合、液状物質を捕えるスポ
ンジを含有するディスペンサーパッケージの具体例が開
示されている。この具体例は「モップ」タイプの用途に
おいて、表面に液状物質を塗布するのに適していると言
われる。しかしながら、実際には、この装置は、その特
殊形状および破れた堅い材料の相対的に鋭利な端部の存
在により、如何なる表面上における液体の平らな塗布に
対してもあまり適さない。この装置は、特に、その表面
(傷ついた皮膚のような)が接触、圧力または破れた堅
い材料による損傷に敏感であるような用途にはほとんど
適さない。米国特許第4,493,574号の装置は、また固体
または半固体物質を小出しするのにはあまり適さず、固
体表面上に固体または半固体を相対的に平らに小出しし
かつ塗布するのには特に適さず、でこぼこの表面に対し
てはより適さない。
概して、使いやすい1回の分量または1回投与量の可
能な材料を小出しするのを目的とする先行技術のディス
ペンサーおよびアプリケーター(例えば、米国特許第4,
430,013号および第4,493,574号のアプリケーターパッケ
ージ)は、その内容物のすべてを小出しできないか、ま
たは不完全にコントロールされた方法で内容物を小出し
する傾向にあり、したがって塗布材料を浪費する。これ
は明らかに望ましいことではない。
本発明に対する背景および先行技術に関する詳細な情
報について、以下の米国特許第2,829,393号、第3,014,5
79号、第3,214,781号、第3768,916号、第3,818,911号、
第3,826,259号、第3,896,808号、第4,148,318号、第4,1
73,978号、第4,183,684号、第4,240,760号、第4,515,70
3号およびカナダ特許第945918号をさらに引用する。
前記事項に鑑みて、相対的に多数の特許の開示並びに
先行技術において開発された、液体およびペースト状材
料を小出しするための、またそれらを種々の表面上に塗
布するための装置がこの技術に関するすべての問題を解
決していないことは明白である。使用しやすい量、好ま
しくは1回投与量の液体のみでなくゲル、半固体および
ある種の固体(バターのような)をも、十分にコントロ
ールされた方法で固体表面上に小出ししかつ塗布するの
に十分適したディスペンサーおよびアプリケーター用の
技術においては、なお、さらに重大な要求が存在する。
本発明はこのようなアプリケーターおよびディスペンサ
ー装置を提供するものである。
発明の概要 本発明の目的は、予め調整した投与量また分量の液体
物質を、滑らかであるかまたは荒い、一様であるかまた
はでこぼこの固体表面にい小出ししかつ塗布するための
ディスペンサーアプリケーターを提供することである。
本発明の他の目的は、アプリケーターから流れ出る予
め調整した投与量または分量の固体または半固体物質を
小出しし、任意の固体の滑らかであるかまたは荒い、一
様であるかまたはでこぼこの表面に塗布するためのディ
スペンサーアプリケーターを提供することであり、アプ
リケーターに接触する時、その表面は十分に暖かくて内
部の物質を溶融するか、または圧力を加えた際に物質を
流動させるように物質の粘度を十分に低くする。
本発明のさらに他の目的は、予め調整したか、または
使用しやすい投与量の薬用軟膏、溶液等用のディスペン
サーアプリケーターを提供することであり、裂けた、敏
感なまたは傷ついた皮膚、或いは浅い傷等に用いる場
合、特に非外傷性である。
概して、本発明の目的は、移動および圧力を加えた結
果、固体または半固体の場合は十分にアプリケーターに
熱を加えてアプリケーターの内容物に相変態を起こさせ
るかまたはその粘度を著しく低下させた結果、コントロ
ールされた方法でアプリケーターから表面上に相対的に
ゆっくりと放出する予め調整した分量(またはより少な
い)の液体、ゲル、クリーム状、半固体または固体物質
用のディスペンサーアプリケーターを提供することであ
る。
前記の目的および利点は、実質的に剛性のベース、お
よび広がりのある空隙を形成するように成形され、該ベ
ースに接合されてベースとともに折畳み可能な(collap
sible)ポケットを形成する薄い柔軟なカバーを有する
アプリケーターにより達成される。ハンドルは、カバー
がベースとともにポケットを形成するベース側面と反対
側に取り付けられるか、またはその一体部分を形成す
る。薄い柔軟なカバーは、それを通してポケット内に含
まれる物質がポケットから流出する少なくとも1つの開
口を包含する。柔軟なフィルムまたは薄い剛性材料のよ
うな保護シール部材は柔軟なカバーの外部に着脱可能に
取り付けられ、保護シール部材がカバーから取りはずさ
れるまで開口をシールする。ポケット内に含まれる物質
は液体、ゲル、クリーム、半固体または固体であっても
良い。物質が液体である時、その気孔の中に液体を含ま
せ、吸収材のない場合よりもコントロールされた方法で
分散させるため、ポケットは気泡ゴムまたは同様の吸収
材を含んでも良い。物質がゲル、クリーム、半固体また
は固体である時、圧力または熱のいずれか、或はその両
方を加えて物質を溶融するか、或いは実質的にその粘度
を減少させるか、或いはそれによって物質が柔軟なカバ
ーの開口を通して表面に小出しされるように流動する性
質を有する。
流体、ゲル、クリーム、ローション、半固体等の物質
または前記性質の低融点固体は、保護シール部材の開口
をシールするカバー上の位置から取りはずした後に表面
に塗布される。次いでユーザーはハンドルによりアプリ
ケーターを保持しながら柔軟なカバーを表面に対して押
し付ける。柔軟なカバーは実質的に表面に適合する。も
し、内容物が液体、ゲル、クリーム、ローション、また
は他の「チキソトロピック」な物質であれば、アプリケ
ーター上の低圧力は、物質を表面に流出させるには十分
であり、一方アプリケーターを横方向に移動させること
により、物質は表面上に塗布される。内容物が低融点の
固体または半固体である時、固体または半固体を「暖か
い」表面に接触させて溶融するかまたは軟化するととも
に、ユーザーが低圧力および横方向の移動を加えること
により、物質を表面の所望域に塗布する。この点で、
「暖かい」表面とは、アプリケーターの固体または半固
体の内容物の溶融または軟化温度に近いか、好ましくは
それ以上の温度を有する表面を意味する。例えば、本発
明のアプリケーターを用いれば予め調整した分量の固体
バターを容易にかつ便利に暖かいかまたは熱いトウモロ
コシ上に塗布できる。
以下、添付図面を参照して本発明をさらに具体的に説
明する。
図面の簡単な説明 第1図は、保護シール部材を省略した本発明のアプリ
ケーターディスペンサー装置の第1の好ましい具体例の
斜視図である。
第2図は、保護シール部材を省略した第1の好ましい
具体例の底面図である。
第3図は、第2図の3−3線に沿った断面図である。
第4図は、第3図の番号4で示した領域の拡大図であ
る。
第5図は、保護シール部材を省略した本発明のアプリ
ケーターディスペンサー装置の第2の好ましい具体例の
断面図である。
第6図は、装置の適所に軽く接着されたか、または着
脱可能にシールされた保護シール部材の第1の寸法を示
す、第1または第2尾の好ましい具体例を底面図であ
る。
第7図は、第6図の7−7線に沿った断面であって、
装置の適所に保護シール部材を有する第1の好ましい具
体例の断面図である。
第8図は、装置の適所に着脱可能にシールされた保護
シール部材の第2の寸法を示す、本発明のアプリケータ
ーディスペンサー装置の第3の好ましい具体例の底面図
である。
第9図は、第8図の9−9線に沿った断面図である。
第10図は、第4の好ましい具体例の底面図である。
第11図は、第10図の11−11線に沿った断面であって、
第4の好ましい具体例の断面図である。
第12図は、第5の好ましい具体例の底面図である。
第13図は、第12図の13−13線に沿った断面であって、
第5の好ましい具体例の断面図である。
第14図は、保護シール部材を取り除いた第5の好まし
い具体例の底面図である。
第15図は、第6の好ましい具体例の底面図である。
第16図は、第15図の16−16線に沿った断面であって、
第6の好ましい具体例の断面図である。
第17図は、保護シール部材を省略した第7の好ましい
具体例の斜視図である。
第18図は、第17図の18−18線に沿った断面であって、
第7の好ましい具体例の断面図である。
好ましい具体例の詳説 添付図面の第1〜4および6〜7図を参照すると、本
発明のアプリケーターディスペンサー装置の第1の好ま
しい具体例20が開示されている。最初に本発明のアプリ
ケーターディスペンサー装置は、相対的に少ない分量の
物質を貯蔵しかつ小出しし、その後、所望により表面
(図示せず)上に好ましくは平らに塗布するのにもっと
も適することに注目すべきである。好ましくは、本発明
の大部分の用途においては、ディスペンサーアプリケー
ターは1回の使用しやすい分量の物質を収容するが、ユ
ーザーは必要とする所望の量だけを小出しするようにコ
ントロールすることを理解すべきである。
物質自体としては液体、クリーム、ゲルまたは半固体
材が可能であり、その物性は圧力を加えると、該物質が
容易に流動するものである。液体材料は圧力がなくても
自然に容易に流動する。クリーム、ゲルおよび同様の材
料は、概して、圧力下でのみ容易に流動するが、このよ
うな材料は、一旦圧力下で移動がなされるとその粘度が
実際に減少するという意味では時には「チキソトロピッ
ク」である。
また、特に物質が固体である場合、ディスペンサーア
プリケーターが、物質が塗布される、暖かい表面に接触
した場合に容易に溶融するか、または圧力下で流動でき
るようになるような性質でなければならない。この点で
暖かい表面は、溶融または前記の固体物質の粘度変化を
生じさせるような十分に高い温度からなる表面を意味す
る。
概して、本発明のディスペンサーアプリケーターは広
範囲の用途分野で液体、クリーム状またはクリーム様、
ゼラチン状、半固体または固形の物質を貯蔵しかつ小出
しするのに用いることができる。さらに特定的には、本
発明のディスペンサーアプリケーターによって貯蔵され
かつ小出しされる物質は、バター、マーガリン、マスタ
ード、ケチャップ、蜂蜜或いは液状またはクリーム状の
調味料のような食品種目であっても良い。該物質は化粧
品またはヘルスケア、例えばシャンプー、ボディローシ
ョン或いは薬用ローションまたは軟膏のような分野にあ
っても良い。また、ディスペンサーアプリケーターは、
1回限りの塗布用の使いやすい量の家庭用または工業用
クリーニング剤或いは工業用または同様の用途を有する
材料を含有しても良い。例えば、該物質は少ない分量
(1回の分量)の粘着油または潤滑油であっても良い。
この点で、本発明が新規のディスペンサーアプリケータ
ーから小出しされる物質の用途分野に限定されないこと
を特に理解すべきである。
再び第1〜4および6〜7図を参照すると、本発明の
ディスペンサーアプリケーターの第1の好ましい具体例
20は実質的に剛性のベース22を包含する。しかしなが
ら、該ベース22は完全に剛性である必要はない。もしデ
ィスペンサーアプリケーターが曲面に適用されると、ユ
ーザーが指圧を加えることによりベースをねじ曲げてデ
ィスペンサーアプリケーターを基礎となる曲面に幾分か
適合させることができるように該ベース22は半剛性であ
っても良い。本明細書において「実質的な剛性」なる用
語は半剛性および剛性を包含することを意味することを
理解すべきである。図示するごとく、ベース22はその平
面においては長四角形であるが、この形状は臨界的では
なく、如何なる他の形状も用いることができる。ベース
22は好ましくはプラスチックでできており、熱成形また
は射出成型のような従来技術により作製できる。しかし
ながら、薄いアルミニウムスタンピング材のような材料
は何らかの用途に適している。この点で、ベース22用の
材料の選択は用途の種類、すなわちディスペンサーアプ
リケーター中に貯蔵される物質の種類に依存することに
注目すべきである。ある種の用途には、剛性ポリ塩化ビ
ニル(PVC)がベース22用に適しており、ある種の薬用
および食品に分類される用途には剛性ポリエステルまた
は耐衝撃性ポリスチレンのような他のプラスチックが用
いられる。
前記事項に鑑みて、ベースについてもっとも重要なこ
とは、所望の剛性または半剛性を提供するために材料お
よび厚さを選択すること;該材料が内容物に適合しかつ
十分な化学的および物理的遮断性を有すること;該材料
が化学的安定性の点から被覆材料に適合すること;並び
にカバーおよびベースが、表面−表面接触または中間材
料で互いに接合できることである。ベースについてまた
重要なことは、所望によりディスペンサーアプリケータ
ー中に最小限の残留内容物を残す場合および塗布表面
が、ディスペンサーアプリケーターと該表面の接触域に
沿って相対的に平らである場合、ベースの内側面が相対
的に平らであるべきことである。しかしながら、もし特
に凸状の曲面、例えばパイプのような円筒面或いはボー
ルのような球面上にディスペンサーアプリケーターが用
いられると、カバーがしぼむため、塗布表面に実質的に
適合するような固有のカーブでベースを成形できる。凹
面に適合するためのベースの逆のカーブも可能である。
ハンドル24は相対的に平らなベース22の片面上に取り
付けられる。前記の第1の好ましい具体例20では、該ハ
ンドル24は棒状であり、例えばベース22とともに成型し
た一体構造である。ハンドル24の目的は、ユーザー(図
示せず)が便利につかみ、内容物が塗布される面(図示
せず)に対してディスペンサーアプリケーター20を静か
に押し付けるようにできるためである。オートメーショ
ン化された用途では、ハンドル24はヒトの手よりもむし
ろ機械によって最適に把持されるか、または取り付けら
れるように形成しても良い。
他の具体例においては、ベースの材料が柔軟である
か、または弾力性を有していても、ハンドルに取り付け
るとによりベースを実質的に剛性にするようにベースを
ハンドルに接合しても良い。例えば、ハンドルは中空で
あり、ベースはハンドルの2つの相対する端部の間に拡
がる部材であっても良い。
柔軟なカバー26は、ハンドル24の位置と反対側のベー
ス22上に取り付けられる。該柔軟なカバー26は、好まし
くはプラスチック材料の薄いシート、例えば2.00ミル厚
さの薄いポリエステルフィルムからなる。該カバー26
は、また単層よりむしろ多層フィルムであっても良い。
例えば、カバー26は蒸着プラスチックフィルム、或いは
ホイルおよびフィルムからなる積層板、或いは金属を含
むかまたは含まない異種のプラスチックの多層を有する
フィルムであっても良い。
柔軟なカバー26用の材料の選択は、また用途の特殊な
分野、或いは別に述べたが、本発明のアプリケーション
ディスペンションにより小出しされる物質の種類に依存
する。例えば、相対的に低い水蒸気透過性および低い酸
素透過性を有するカバー26が要求される場合、1つの選
択としてはポリプロピレン/ポリ塩化ビニリデンのよう
な2層フィルムであり、もう1つの選択としては蒸着ポ
リエステルである。さらに実質的に同等の特性を有する
選択も存在する。内容物が小出しされている間、低圧力
下で十分にしぼむ(Collapsible)ある程度の柔軟性、
貯蔵された物質との適合性、および十分な引裂強度、並
びに予定された用途での耐摩耗性が柔軟なカバー26に対
する重要な要求である。貯蔵された物質は図中の参照番
号28で示す。
概して、ベース22およびカバー用26には特定のプラス
チックまたは蒸着プラスチック材料が包装技術の状態に
従って選択され、特定の所望の内容物を貯蔵するために
要求される物理的/化学的遮断性を有し、剛性および柔
軟性に対しては前記の各機械的要求を有する。該材料
は、またカバーおよびベースの間の接合またはシールを
行いかつ加熱または種々の殺菌法のような要求される如
何なる工程体制にも耐えうるのに必要な特性に基づいて
選択される。ディスペンサーアプリケーターの各用途に
対して多くの材料選択が存在する。バターを小出しする
本発明のある具体例について、ベース22は10〜15ミル厚
さ(周囲近傍)の半剛性ポリエステルからなり、カバー
26はポリエステル/ポリ塩化ビニリデンの2ミル厚さの
複合フィルムであり、その後者の表面は低密度ポリエチ
レンの加熱シーラント層でコーディングされている。該
カバーおよびベースは熱および圧力(ヒートシール)を
用いて周囲をシールすることにより互いに貼り付いてい
る。本記載の目的について、「ヒートシール」なる用語
は、互いに相対する表面を接合させるため少なくとも基
礎となる金属の1部分が溶融するように熱を直接与える
か、または相対する表面に熱を誘導するすべての技術を
包含する。かくして、本記載中のヒートシールは超音波
溶接、誘電加熱および高周波溶接を包含する。
ここに記載の第1の好ましい具体例20において、柔軟
なカバー26は適当な接着剤でベース22の片側周辺に接着
される。第4図には、カバーおよびベースの間に接着剤
30を示している。しかしながら、この図はより広い意味
での接合を示唆することを意味し、図中の単位品30は溶
融してカバーおよびベースを接合するヒートシール材料
層をも意味し、その他に、カバーおよびベース材料は直
接的に熱および圧力により共に溶着し、単位品30は融合
域を示す。
他の具体例では、柔軟なカバー26はそれ自体、ヒート
シール層を包含するフィルムからなり、ヒートシールに
よりベース22に取り付けられる。さらに他の具体例で
は、カバーよりはむしろベースは、ヒートシール能力を
供給する一体化した材料層を有する。また、他の具体例
では、カバーもベースも本質的にヒートシール層を持た
ないが、むしろカバーおよびベースの両方にシールする
ことが可能な薄いフィルムヒートシール層が本発明を製
造するための組立工程の1部分としてカバーおよびベー
スの間に独立して導入される。
概して、本発明のディスペンサーアプリケーター装置
の製造には従来のプラスチック品製造および包装技術、
機械および材料が用いられる。金属ベースを有すること
が所望される場合には従来の金属成形法が用いられる。
柔軟なカバー26は、ベース22とともにポケットまたは
物質28が含有される貯蔵空間を形成する。まず、第2図
の底面を参照すると、柔軟なカバー26には複数の穴また
は開口32が示される。該穴または開口32の目的は、被塗
布面(図示せず)上に物質を塗布することが所望される
場合、物質28をアプリケーター20から流出するのを可能
にすることである。
第2図に示すように、第1の好ましい具体例20は3個
の穴32のみを有する。しかしながら、この点について、
柔軟なカバー26中の穴または開口32の数並びにその寸法
および間隔は物質28の性質、物質が塗布される表面の特
性、塗布中に用いる典型的な圧力、およびディスペンサ
ーアプリケーター20から流動する物質28を所望の速度、
パターンに依存することを特に理解すべきである。
第6および7図を参照すると、第1の好ましい具体例
20の柔軟なカバー26の底面に接触して保護シール部材34
が示されている。該保護シール部材は軽く接着される
か、または他に適所に接合され、後記のように漏れ止め
シールを提供する。ある用途においては、例えば物質28
が固体である場合、シール部材34は衛生上の理由だけで
必要なものであり、すなわち、カバー26の表面を清潔に
保つ。さらに、物質が固体であってディスペンサーアプ
リケーターを正確に保つことが所望される場合、ディス
ペンサーアプリケーター(単層または多層)が、それ自
体汚染を防ぐパウチまたはバッグのように清潔な容器内
に包含されると保護シール部材は全く省略しても良い。
ある種の用途においては、第1の好ましい具体例で
は、シール部材34は、シール部材34の各材料およびカバ
ー26の間に生じる弱い相互作用力によってカバー26に軽
く接着されるのみである。これらの弱い相互作用力は、
この性質において静電性または疎水性であり、通常「粘
着(Cling)」と呼ぶ。該「粘着」はカバー26およびシ
ール部材34の間に小量の内容物が存在することにより生
じる(全体的にまたは1部に)。多くの用途において、
物質が液体または低粘度のゲル等である場合、カバー26
を清潔に保つばかりでなく開口32を漏れのないようにシ
ールして物質28をディスペンサーアプリケーター内に保
有するために保護シール部材34が必要である。
用途の性質に依っては、保護シール部材34は数種の材
料から作製しても良いが、一般的には薄いプラスチック
フィルム、例えば0.6ミル厚さのポリ塩化ビニリデンで
ある。なぜならば、概して、シール部材34はカバー26と
同じ化学的遮断特性を持たねばならず、概して同じ材料
から選択される。
保護シール部材34は、もちろん、着脱可能に、または
取りはずし可能に柔軟なカバー26に取り付けられ、物質
28が本発明のアプリケーター20から小出しされる前に取
りはずすことができる。「粘着」に加えて、幾つかの公
知の方法、例えばこわれやすいストリップでの弱い接着
または脱着可能なヒートシールも、保護シール部材34を
着脱可能にカバー26に取り付けるために用いることがで
きる。ある具体例では、保護シール部材34はヒートシー
ル層(ポリエチレンのような)または感圧性接着剤でコ
ーティングされたプラスチックフィルムである。
保護シール部材34を漏れのないようにカバー26に接着
する場合、穴の周辺近傍のシールの面積、形状寸法およ
び正確な位置は変化できる。重要なことは、内容物がシ
ールを通して外部へ逃げるのをシールが十分に防ぐこと
である。保護シール部材34用に選択したフィルムの厚さ
および種類は、幾分、要求される遮断特性およびカバー
26への保護部材34の接着方法に依存する。選択材料は、
カバーからはがす時に裂けないように十分な引張強度を
持たねばならない。該材料は、また、カバーからはがす
時に内部凝集破壊および分離が起こらないように十分な
凝集強度を持たねばならない。このような材料および特
性は、ヒートシールフィルムおよび接着シールフィルム
の両方について、プラスチックフィルム包装技術におい
て公知である。
本発明のある特に重要な用途において、物質28は、バ
ターを溶融または軟らかくするに十分に熱い表面(図示
せず)にアプリケーターが接触するだけでアプリケータ
ー20から流れ出るバターである。この用途では、保護シ
ール部材34の1つの具体例では、好都合には、バターの
薄い膜が存在することにより少なくとも部分的に生じる
「粘着」によって柔軟なカバーの実質的に平らな底に
「接着」される1枚の蝋紙である。
バターが内容物である第2の実施例について、カバー
26は主として(その外表面が)ポリ塩化ビニリデンから
なる。共に用いる適当な保護部材34は1枚のサランラッ
プ(SARAN WRAP)(登録商標、ダウケミカル(Dow Ch
emical)社製)であり、約0.6ミル厚さの厚いポリ塩化
ビニリデンフィルムである。この材料はそれ自体に粘着
する特性を有する。カバー表面上の任意の残留バター
は、互いに粘着するこの特定のカバーおよびこの特定の
保護部材と干渉しない。
バターまたは軟膏が内容物である第3の実施例につい
て、カバーは2ミル厚さのポリエステルおよびポリ塩化
ビニリデンからなる厚い2層フィルムで作製される。保
護シール部材はその基本組成がカバーと同一であるばか
りでなく、ポリエチレンの薄いい層を有し、該ポリエチ
レン表面はヒートシール層を提供して保護シール部材を
着脱可能なシール中のカバーにヒートシールすることを
可能とする。
かくして、物質28をディスペンサーアプリケーター20
から塗布することが所望される場合、ユーザー(図示せ
ず)は親指と4本の指でハンドル24を握り、他方の手で
保護シール部材34を柔軟なカバー26から取りはずして穴
または開口32を暴露する。内容物を所望域上に分散させ
るため、柔軟なカバーをその表面(図示せず)に対して
静かに押し、所望の表面付近を横方向に移動させること
により、ディスペンサーアプリケーター20の内容物は所
望の表面(図示せず)にゆっくりと押し出される。さら
に詳しくは、物質がクリーム、ゲル、ローション等であ
る場合、表面付近の挙動とともにユーザー(図示せず)
により加えられる圧力は、アプリケーターからゆっくり
徐々にその内容物を絞り出し、実質的に該表面付近の内
容物の分散をコントロールするためには十分である。デ
ィスペサーアプリケーター中の物質28がバターのような
低融点の固体である場合、固体(バター)は暖かいかま
たは熱い表面(図示せず)に接触するためにまず溶融
し、得られた溶融したバターは穴32を通してアプリケー
ターから流れ出る。物質がディスペンサーアプリケータ
ーから放出されるので柔軟なカバー26はしだいにしぼ
み、事実上すべての物質はアプリケーター20から絞り出
すことができる。
概して、相対的に一様にコントロールされた方法でア
プリケーターの内容物を塗布するためには静かな圧力お
よび横方向の移動が必要であるが、ある場合には静かな
圧力だけで十分である。もしカバー26のミシン目32が略
中央に位置すると、異常な状態においては、ディスペン
サーアプリケーターが非常に滑らかで平らな表面に適用
しかつその表面を押す場合、該表面が事実上、各ミシン
面の周辺のカバーシールを押し戻すため内容物28は小出
しされない。それで内容物を小出しするためには、ディ
スペンサーアプリケーターの相対的移動が表面に沿って
用いられる。このような固有の表面摩擦と結合した移動
はミシン目からなる平面に沿って剪断力をを生じさせ、
内容物を全体に剪断し、次いで塗布表面上の薄い層に付
着させる。その他に、荒い表面、すなわちディスペンサ
ーアプリケーターが該表面に対して押される時にミシン
目周辺のカバー領域が完全に適合することができない隙
間またはこぶのような表面特徴を有する表面上に同一の
ディスペンサーアプリケーターを用いると、横方向の移
動なしに内容物の流動が生じ、表面荒さの程度によって
は、これらの非適合域を充填するのに役立ち、周辺部か
ら離れたディスペンサーアプリケーターの下から排出で
きる。しかしながら、これに対し、もしカバーのミシン
目が中央よりはむしろカバーの極端な周辺部またはその
近傍にあると、滑らかな表面または荒い表面にディスペ
ンサーアプリケーターを適用する場合、該ミシン目は一
般に表面の水準以上である。次いで圧力を加えると、内
容物は幾分か表面より高い周辺部から離れた方向でディ
スペンサーアプリケーターから絞り出される。前記の議
論を考慮すると、概してディスペンサーアプリケーター
は実質的に横方向に移動なしにその内容物を小出しする
ように形成することができる。しかしながら、表面付近
の内容物を再分散させることが所望される場合はその後
の横方向の移動が必要である。したがって、内容物の相
対的に均一な表面分散を行うためにディスペンサーアプ
リケーターを用いる好ましい方法は典型的には圧力およ
び横方向の移動を同時に加えることである。
装置の内容物が絞り出されるにつれて、カバー26はし
ぼみ、ベース22の内表面に向かって移動してこの表面に
接近するため、好ましい具体例においては、このベース
22の内表面は平らか、または略平らであり、カバー26が
この表面に接近するため、包まれる物質が閉じ込められ
て接近しにくい「死容積(dead volume)」がほんの少
しか、全く存在しない。内容物がコスト増加するにつれ
て、最小限の死容積の特性の重要性が増加する。
第1図の好ましい具体例において、カバーは成形フィ
ルムとして示され、熱成形のような従来の手段により製
造される。本発明の大部分の用途では、カバーからなる
フィルムは内容物を挿入する前に、例えば熱成形により
その最終形状に成形できる。しかしながら、他の具体例
では、カバーは最初は延伸可能な平らなフィルムであ
り、充填作業と同時に最終形状に延伸される。その他
に、カバーは最初は最終形態で必要なより大きい収縮可
能なフィルムであり、部分的または完全にベースの周辺
に接合され、充填作業に引続くか、または同時の幾つか
の工程で最終のより小さい形状に収縮される。
第5図は本発明のディスペンサーアプリケーターの第
2の好ましい具体例36を示す。第2の好ましい具体例36
は、ハンドル24の構造の点のみで第1の好ましい具体例
20と異なる。第2の好ましい具体例36において、ハンド
ル24は分離した1個の実質的に剛性のプラスチックであ
り、ベース22と一体構造ではない。むしろ、ハンドル
は、例えば適当な接着剤(図示せず)を用いてベース22
に取り付けられる。
該ハンドルは多様な形状を呈しており、プラスチック
品製造業者に公知の多様な方法によりベースに取り付け
られるか、または接合される。ハンドルに関して重要な
ことは、指(または機械への取り付け用に)でつかむの
に形状およびサイズが十分であり、ディスペンサーアプ
リケーターの移動をユーザーがコントロールのに十分剛
性であることである。
第8および9図は、液体内容物とともに用いる本発明
のディスペンサーアプリケーターの第3の好ましい具体
例を示す。この具体例38では、保護シール部材34は漏れ
止めシール中の開口32を被覆しかつ着脱可能にシールす
る細長いストリップ状の材料である。ここに示すシール
部材34の寸法は第6および7図に示す第1の好ましい具
体例20よりかなり小さく、相対的には1枚の大きい直四
角形の材料である。保護シール部材34はカバー26の寸法
に関係して種々の寸法をとり得る。第6図には、カバー
26を実質的に被覆するのに十分な寸法が示されている。
第8図には、カバー26の穴をシールするが、カバー26の
少ない比率でのみ被覆する略長四角形の狭いストリップ
が示されている。後者は、保護シール部材が必ずしも大
きくないということを明白に示すためになされたもので
ある。実際は、保護部材は、はがすためのつまみとなる
少しの余剰分を有し、ちょうど穴32を被覆するかまたは
シールする程度に小さいか、或いはカバー26の全体部分
を完全に覆うように十分大きい。寸法および形状の選択
は、必要な衛生予防の程度および製造要件に依存する。
第3の好ましい具体例38の他の特定の特徴は、剛性ベ
ース22および柔軟なカバー26内に封入され、吸収気泡ゴ
ム40、スポンジ等の材料を含有することである。従っ
て、第3の好ましい具体例38は低粘度の液体材料を貯蔵
しかつ小出しするのに大いに適している。ユーザー(図
示せず)は液体物質28が塗布される表面(図示せず)に
アプリケーターを押し付けるので、このような液体は開
口32を通して吸収性気泡ゴム40から絞り出される。
第10および11図は本発明の第4の好ましい具体例を示
す。本具体例42は、柔軟なカバー26の表面を相対的に清
潔に保たねばならない状態のある種の薬用ローションま
たは他の材料を貯蔵しかつ小出しするのに非常に適して
いる。清潔さを保証するために、保護カバー44(開口を
持たない)は、ヒートシール、接着または他の何らかの
適当な公知方法によりベースの周辺に着脱可能に取り付
けられる。かくして、保護カバー44は柔軟なカバー26お
よび保護シール部材34を包囲する。まず本発明のディス
ペンサーアプリケーターに保護カバー44を施す概念を適
用すると、内容物28が固体である場合、保護部材34は省
略できる。物理的保護を加えることが所望される場合、
カバー44(第11図に示したものと同様)は剛性でもよ
く、ベースにスナップ嵌めにしても良い。このような剛
性カバーは漏れ止めを意図するものではない。
医療用および他の清潔さが要求される用途について言
及すると、第4の具体例42において認められ、ディスペ
ンサーアプリケーターのハンドル24およびベース22は汚
染から保護されない。第4の具体例42は、ある量の清潔
な個々のディスペンサーアプリケーターは保護パウチま
たは箱のような他の清潔な容器内の群として含有される
ような状態でもっとも用いられることを意図する。保護
カバー44は典型的には、4ミル厚さのポリエステルのよ
うな強靭で柔軟なプラスチックフィルムまたは18ミル厚
さのコーダー(Koder)(登録商標)PETGコポリエステ
ル(イーストマン・ケミカル(Eastman Chemical)社
製)のような剛性プラスチックフィルムである。第11図
に示すように、保護カバー44およびベース22の間のシー
ルの形状は1つだけ変化が可能であり、図示するような
保護カバー44を用いる概念は特定の具体例42によって限
定されない。保護カバー44および充填されるディスペン
サーアプリケーターの形状寸法は、保護カバー44が薄く
強靭なフィルムの場合はベース22の片端からはがすこと
により着脱可能に取りはずすのに適しており、カバー26
を取りはずすためにフィルムを引き戻どしながら折りた
たんでめくる。保護カバー44が剛性フィルムの場合、カ
バー26上での干渉および衝突を避けるため、フィルムを
完全に引き下げて引き離すことができるようにベース22
に着脱可能に取り付けられる。
第12、13および14図は本発明のディスペンサーアプリ
ケーターの第5の好ましい具体例を示す。第5の好まし
い具体例48において、少なくとも1個以上の柔軟なカバ
ー26をベース22に取り付けることによって幾つかのポケ
ットが形成される。実例として、ここでは4個のポケッ
トを示している。もちろん、各ポケット49は貯蔵され、
アプリケーター48で小出しされる物質28を含有する。幾
つかのポケット49の内容物は互いに同一であっても良
い。その他に、ある種の好ましい具体例においては、幾
つかのポケットは多成分系からなる個々の成分、例えば
多成分接着系の幾つかの成分を含有する。
各々の柔軟なカバー26は各ポケット49の底に少なくと
も1個以上の開口32を有し、各ポケット49の開口または
穴32は、第13図に示すように好ましくは1個の保護シー
ル部材34でシールされているが、各ポケットはそれ自身
の個々の保護シール部材を有することができる。すべて
のポケット49から少なくとも1個の物質28を同時に小出
しし、塗布するための第5に好ましい具体例を用いるこ
とは、前記の記載および図面を鑑みると自明のことであ
る。各ポケット中に同一の内容物を有する第5の好まし
い具体例は、内容物を極端に荒いかまたはでこぼこの表
面に分散するのに特に有効である。
第15および16図は本発明のディスペンサーアプリケー
ターの第6の好ましい具体例を示している。第6の具体
例中に含有される物質28を滅菌状態に保つため、或いは
ターパー(開封するかまたはこじ開けられた)明示のた
め、或いは何らかの衛生上、安全上またはそれに関連し
た理由によって、第6の具体例50は、細菌バリアーを設
け、ハンドル24、ベース22、および柔軟なカバー26並び
に内容物および保護シール部材34を無菌に保つことがで
きる外蓋52を有する。該蓋52は、例えば2枚の互いに接
合された(例えば、のりずけまたはヒートシール)プラ
スチックからできており、第16図にその断面を示してい
る。
前記事項に鑑みて、蓋52は細菌バリヤーを設めて無菌
に保つと同時にディズペンサーアプリケーターに何らか
の物理的保護を提供することを意図するということを理
解すべきである。1例として、蓋52は2個の部品、すな
わち、ディスペンサーアプリケーター全体がその容積内
に含まれるように実質的に深い剛性容器54および容器54
に着脱可能にシールされる強靭な蓋台56(lidstock)か
らなる。容器54は、例えば熱成形した18ミル厚さのコダ
ール(Kodar)(登録商標)PETGポリエステル(イース
トマン・ケミカル(Eastman Chemical)社製)ででき
ており、蓋台56は「ケンピール(Kenpeel)124」(ケン
パック・コンバーターズ(Kenpack Convertus)社
製)、ヒートシール可能な4ミル厚さの、厚い高密度ポ
リエチレンおよびエチルビニルアセテートコポリマーを
共押出ししたフィルムからできている。このような蓋は
ヒートシールが可能であり、放射線滅菌に適している。
この蓋は、ディスペンサーアプリケーターを滅菌するた
めにガンマ線照射が所望される環境下にふさわしい。
第17および18図を参照すると、本発明のディスペンサ
ーアプリケーター第7の好ましい具体例58が開示されて
いる。第7の好ましい具体例58は多くの点で第1の好ま
しい具体例に類似しており、また以下の注目すべき差異
を有する。ベース22の1端60は複数の切欠き62を含有
し、一方他端64はカーブアップしたリップ形状を有す
る。ディスペンサー/アプリケーターをある角度で所望
の表面に保持し、横方向の移動を行うことにより、切欠
端60は内容物がすでに付着している表面上を「掻取る」
ために利用され、それによって相対的に均等間隔の内容
物の列を形成し、各列は相対的に均一な厚さを有する。
カーブアップしたリップ64は、特に非外傷的な方法で物
質をさらに表面上に塗布することが所望される場合に用
いられる。これらは、何らかの所望の方法で内容物をさ
らに塗布するために利用できる種々の端部形状寸法のう
ちの可能性がある2つである。これらの2つの形状寸法
は同一のディスペンサーアプリケーターに用いる必要は
なく、図示するのに便利なようにこの様式で示してい
る。
本発明のディスペンサーアプリケーターの製造のある
種の態様については、以下の事が注目される。本発明の
製造方法においては、典型的であって必須ではないが、
漏れ止めシールによりカバー26のミシン目を覆うことが
必要な時はいつでも、内容物をカバー内に挿入する前に
シール部材34をカバー26に取り付ける。内容物をカバー
26内に挿入するには、主として2つの方法が挙げられ
る。第1の方法では、内容物を取り付けていないカバー
内に挿入し、次いでカバーをベースに接合する。この方
法は、限定はされないが、特に固体または半固体、或い
は非常に粘着性の材料に有効である。第2の方法では、
カバーは特にベース22に接合され、内容物はカバーおよ
びベースの間の残留した非接合周辺部を通して注入(例
えば、中空管を通して)される。次いで周辺部の接合を
完了する。この方法は特に液体または低粘度の材料に有
効である。その他の充填方法も可能である。例えば、剛
性ベースは、材料をカバー内に挿入するためそれを通し
てより小さい寸法の管を挿入する小さい穴を有すること
ができ、一方、カバーからの空気は同時に該穴から排出
される。小さい穴は、次いで一滴の適当な接着剤でシー
ルできる。固体または半固体材料を充填するための他の
可能な方法では、ベース22を第1図に関して逆の位置で
保持し、所望の材料を該ベースの内表面に載せ、次いで
カバーをその上に配置し、ベース22と接合する。
本発明は特別の寸法に限定されない。ある特定のアプ
リケーターおよび好ましい具体例に対する典型的な寸法
は以下のとおりである。ディスペンサーアプリケーター
の内容物を溶融するか、またはその粘度を低くするため
にディスサーアプリケーターおよび表面の間の温度差を
利用する用途においては、より急速な熱伝達を引き起こ
すため、カバーの深さに対するカバーの平均幅の数値比
を大きく、例えば(5または10):1のオーダーとする。
トウモロコシのバター塗布には、相対的に小型のディス
ペンサーアプリケーターを用いることができる。例え
ば、あるトウモロコシにバターを塗布する「バター塗布
器(butterer)」の1組の典型的な寸法は、 ハンドル高さ:10〜15mm ベース:30〜40mm2 カバーの深さ:5〜7mm 周辺のシールの幅:4〜6mm である。
カバーは、例えば、大体中央にあり、互いに約5mmの
間隔をあけて位置する各々直径約0.7mmの3個の穴を有
する。
一方、薬用軟膏を火傷を負った人の背中に塗布するた
めには、大型のディスペンサーアプリケーターを用いる
ことができる。例えば、 ハンドル高さ:30〜40mm ベース:80〜100mm2 カバーの深さ:15〜20mm 周辺シールの幅:5〜10mm である。
本具体例の穴の寸法、数量および間隔は、本用途にお
いて他の個所で述べたような要因に依存する。
例えば、印刷用インクを大きいプレートまたはローラ
に塗布するため、潤滑油を巨大なベアリングに塗布する
ため、或いは接着剤を大きい表面(例えば、数平方フィ
ート)に塗布するためのより大型も可能である。寸法の
限定は、主として組み立てられたディスペンサーアプリ
ケーターの接合強度、カバーおよびベース用材料の強
度、および使用上の便宜に依存する。
以上、本発明の好ましい具体例について説明したが、
本発明の精神を逸脱することなく種々の変形および修飾
を加えることができることは当業者に明らかであり、そ
れらも本発明の範囲のものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は、保護シール部材を省略した本発明のアプリケ
ーターディスペンサー装置の第1の好ましい具体例の斜
視図、 第2図は、保護シール部材を省略した第1の好ましい具
体例の底面図、 第3図は、第2図の3−3線に沿った断面図、 第4図は、第3図の番号4で示した領域の拡大図、 第5図は、保護シール部材を省略した本発明のアプリケ
ーターディスペンサー装置の第2の好ましい具体例の断
面図、 第6図は、装置の適所に軽く接着されたか、または着脱
可能にシールされた保護シール部材の第1の寸法を示
す、第1または第2の好ましい具体例の底面図、 第7図は、第6図の7−7線に沿った断面であって、装
置の適所に保護シール部材を有する第1の好ましい具体
例の断面図、 第8図は、装置の適所に着脱可能にシールされた保護シ
ール部材の第2の寸法を示す、本発明のアプリケーター
ディスペンサー装置の第3の好ましい具体例の底面図、 第9図は、第8図の9−9線に沿った断面図、 第10図は、第4の好ましい具体例の底面図、 第11図は、第10図の11−11線に沿った断面であって、第
4の好ましい具体例の断面図、 第12図は、第5の好ましい具体例の底面図、 第13図は、第12図の13−13線に沿った断面であって、第
5の好ましい具体例の断面図、 第14図は、保護シール部材を取り除いた第5の好ましい
具体例の底面図、 第15図は、第6の好ましい具体例の底面図、 第16図は、第15図の16−16線に沿った断面であって、第
6の好ましい具体例の断面図、 第17図は、保護シール部材を省略した第7の好ましい具
体例の斜視図、 第18図は、第17図の18−18線に沿った断面であって、第
7の好ましい具体例の断面図である。 図面中の主な符号は次のものを意味する。 アプリケーター……20、ベース……22、ハンドル……2
4、カバー……26、物質……28、接着剤……30、開口…
…32、シール部材……34、ポケット……49。

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】実質的に剛性のベース(22)と、ディスペ
    ンサーアプリケーターを手で保持するかまたは機械に取
    り付けることができる該ベース上の手段(24)と、部材
    (26)およびベース(22)の表面の間に物質(28)を含
    有するためのシールされた折畳み可能なポケットを形成
    するように該ベースにシールされる部材(26)とからな
    る、ディスペンサーアプリケーター内に含有される物質
    を被塗布表面に分配し、該物質を被塗布表面上に塗布す
    るためのディスペンサーアプリケーターであって、該ポ
    ケットを形成する部材が、被塗布表面に接触するのに適
    し、ベース表面と被塗布表面の間のポケットを折り畳む
    ように該ベースに圧力を加えることによって被塗布表面
    上に物質を分配する、少なくとも1個の開口(32)を有
    する薄い柔軟なフィルム(26)からなり、ここに、フィ
    ルムは、ポケットを折り畳むにつれて、フィルムがベー
    ス表面に向かうようにベース上に配置され、該フィルム
    は、(a)フィルムそれ自体がベースに加えられる圧力
    に対して何ら有意な抵抗力を付与せず、本質的に該べー
    スに加えられた圧力をすべてポケット中の物質に伝達
    し、(b)該フィルムが、圧力が加えられた場合、ポケ
    ット中の物質の形状に適合し、圧力が解除された場合、
    ポケット中の物質の形状を保持し、(c)該フィルムが
    加えられた圧力を被塗布表面上に分配し、ディスペンサ
    ーアプリケーターを被塗布表面を横切るように動かす
    と、該物質が被塗布表面上に塗布されることを特徴とす
    るディスペンサーアプリケーター。
  2. 【請求項2】薄い柔軟なフィルムが柔軟なプラスチック
    性フィルムである請求項1記載のディスペンサーアプリ
    ケーター。
  3. 【請求項3】薄い柔軟なフィルム(26)の外部に着脱可
    能に取り付けられ、少なくとも1個の開口をシールする
    シール部材(34)からなる請求項1または2記載のいず
    れかのディスペンサーアプリケーター。
  4. 【請求項4】ディスペンサーアプリケーターの外部に着
    脱可能に取り付けられ、薄い柔軟なフィルムを保護する
    保護カバー(44)からなる請求項1〜3記載のいずれか
    1つのディスペンサーアプリケーター。
  5. 【請求項5】ディスペンサーアプリケーターの外部に着
    脱可能に取り付けられ、薄い柔軟なフィルム(26)およ
    びシール部材(34)を保護する保護カバー(44)からな
    る請求項3記載のディスペンサーアプリケーター。
  6. 【請求項6】保護カバーがディスペンサーアプリケータ
    ーを収容するためのエンクロージャー手段(54,56)か
    らなる請求項4または5記載のいずれかのディスペンサ
    ーアプリケーター。
  7. 【請求項7】保護カバーが実質的に漏れのない方法で着
    脱可能にディスペンサーアプリケーターにシールされる
    請求項4または5記載のいずれかのディスペンサーアプ
    リケーター。
  8. 【請求項8】ポケットに面するベースの側面が実質的に
    平らである請求項1〜7記載のいずれか1つのディスペ
    ンサーアプリケーター。
  9. 【請求項9】薄い柔軟なフィルムが複数のポケットを形
    成するように該ベースにシールされ、各ポケットを形成
    するフィルムの各部分にて少なくとも1個の開口がある
    請求項1〜8記載のいずれか1つのディスペンサーアプ
    リケーター。
  10. 【請求項10】ベースの一端部(60)が切り込み(62)
    を有する請求項1〜9記載のいずれか1つのディスペン
    サーアプリケーター。
  11. 【請求項11】ベースの一端部(60)が湾曲面(64)で
    ある請求項1〜9記載のいずれか1つのディスペンサー
    アプリケーター。
  12. 【請求項12】物質(28)がポケット中にある請求項1
    〜11記載のいずれか1つのディスペンサーアプリケータ
    ー。
  13. 【請求項13】物質が液体または粘性液体からなる請求
    項12記載のディスペンサーアプリケーター。
  14. 【請求項14】物質がゲル状、クリーム状またはチキソ
    トロピー性材料からなる請求項12記載のディスペンサー
    アプリケーター。
  15. 【請求項15】物質が薄い柔軟なフィルムの被塗布表面
    との接触後に加圧下で流動性となりうる固体からなる請
    求項12記載のディスペンサーアプリケーター。
  16. 【請求項16】物質が、柔軟なフィルムが該物質よりも
    暖かい被塗布表面と接触した場合に溶融する固体である
    請求項12記載のディスペンサーアプリケーター。
  17. 【請求項17】物質が医薬用軟膏、食物、接着剤、潤滑
    剤または洗浄剤からなる請求項12〜16記載のいずれか1
    つのディスペンサーアプリケーター。
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