JP2001001711A - 駆動用車輪軸受装置 - Google Patents

駆動用車輪軸受装置

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JP2001001711A
JP2001001711A JP11174538A JP17453899A JP2001001711A JP 2001001711 A JP2001001711 A JP 2001001711A JP 11174538 A JP11174538 A JP 11174538A JP 17453899 A JP17453899 A JP 17453899A JP 2001001711 A JP2001001711 A JP 2001001711A
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Japan
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wheel bearing
constant velocity
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wheel
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JP11174538A
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Inventor
Koji Sahashi
弘二 佐橋
Kazuhiko Hozumi
和彦 穂積
Keisuke Sone
啓助 曽根
Hitohiro Ozawa
仁博 小澤
Hisashi Otsuki
寿志 大槻
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NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 自動車の高速化に伴って発生するブレーキロ
ータの面振れによる振動及びブレーキの偏摩耗がなく、
ブレーキロータを組付けた後に、面倒な振れ調整の必要
のない、信頼性の高い駆動用車輪軸受ユニットを提供す
る。 【解決手段】 車体に取付ける取付けフランジ4を有
し、内周に複列の軌道面5a、5bを有する外方部材5
と、その内側に転動体6を配置し、車輪を取付ける車輪
取付けフランジ7及び外周に軌道面10aを有する内方
部材3とを有する車輪軸受部とドライブシャフトの一端
に設けられ、内側にトラック溝を形成した外側継手部材
13と、内側継手部材14、及びボール15からなる等
速ジョイント部2とを備え、車輪軸受部の軌道面10b
が外側継手部材の外径面に設けられ、車輪取付けフラン
ジの側面の振れ幅を規格値内に規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車輪軸受部と、
等速ジョイント部とを一体化した駆動用車輪軸受装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】FR車の後輪、FF車の前輪、4WD車
全輪といった自動車の駆動輪は駆動用車輪軸受装置によ
り懸架装置に支持されている。駆動用車輪軸受装置の基
本構造を、図6により簡単に説明すると、駆動用車輪軸
受装置31は、内方部材(ハブ部材32と、内輪33と
からなる)と、複数の転動体34と、外輪35とを備え
る。
【0003】ハブ部材32は、全体を略円筒状に形成さ
れ、内周面にスプライン孔36が形成されている。この
スプライン孔36によってハブ部材32は等速ジョイン
ト37のステム38と嵌合している。ハブ部材32の外
周面のアウトボード側端部には、車輪を支持するための
フランジ39が形成されている。ここで、車両に組み付
けた状態で車両の外側寄りとなる側をアウトボード側と
いい、図では左側がアウトボード側となる。一方、車両
の中央寄りとなる側をインボード側といい、図では右側
がインボード側となる。ハブ部材32のインボード側端
部には外形寸法が小さくなった小径段部40が形成され
ている。この小径段部40には、外周面に第二の軌道面
41を形成した内輪33が嵌合している。ハブ部材32
の中間部には、第一の軌道面43が形成されている。
【0004】外輪35の内周面には、第一及び第二の軌
道面43,41と対向する複列の軌道面44が形成され
ている。第一、第二の軌道面43、41と複列の軌道面
44との間には、転動体34が組み込まれている。
【0005】なお、転動体34として玉を使用した場合
を図示してあるが、重量の嵩む自動車用の車輪軸受装置
の場合には、転動体として円すいころを使用する場合も
ある。外輪35の両端部内周面とハブ部材32および内
輪33の外周面との間にシール45,46を設けて、転
動体34を配置した部分に異物が進入したり、この転動
体の配置部分に充填されたグリースが外部に漏洩するこ
とを防止している。
【0006】上述のような駆動用車輪軸受装置31は、
外輪35の外周面に外向きフランジ状に形成した取付け
部(図6では現れていない)により、この外輪35を懸
架装置に固定し、ハブ部材の車輪取付けフランジ39に
車輪を固定している。
【0007】また、ハブ部材32のスプライン孔36に
等速ジョイント37のステム38をスプライン嵌合させ
て、ハブ部材32に固定した車輪に回転駆動力を伝達さ
せる。ステム38の先端部(図6の左端部)のハブ部材
32よりも外方に突出した雄ねじ部47にナット48を
締め付けて、等速ジョイント37とハブ部材32とを結
合している。
【0008】ところで、ブレーキロータAは、ハブ部材
32の車輪取付けフランジ39の側面にボルトによって
固定されている。
【0009】このブレーキロータAの面振れは、自動車
の高速化に伴って、振動の原因となったり、ブレーキの
偏摩耗の原因になったりする。
【0010】このため、従来、かかるブレーキロータの
面振れを解消するために、自動車組立て工場において、
車輪軸受メーカから納入された車輪軸受装置の車輪取付
けフランジに、別部品として納入されたブレーキロータ
Aを組付ける時に、ブレーキロータを加工して面振れの
調整を行ったりしているが、かかる方法は甚だ面倒で作
業性が悪い。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
自動車の高速化に伴って発生するブレーキロータの面振
れによる振動及びブレーキの偏摩耗がなく、自動車組立
て工場において、ブレーキロータを組付けた後に、面倒
な振れ調整の必要のない、信頼性の高い駆動用車輪軸受
装置を提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、車体に取付
ける取付けフランジを有し、内周に複列の軌道面を有す
る外方部材と、その内側に転動体を介して配置され、車
輪を取付ける車輪取付けフランジ及び外周に軌道面を有
する内方部材とを有する車輪軸受部と、ドライブシャフ
トの一端に設けられ、内側にトラック溝を形成した外側
継手部材と、この外側継手部材のトラック溝に対応する
トラック溝を形成した内側継手部材、及び外側継手部材
と内側継手部材の両トラック溝間に配置されるボールか
らなる等速ジョイント部とを備え、車輪軸受部の軌道面
の一列が上記外側継手部材の外径面に設けられ、上記車
輪軸受部と等速ジョイント部とを一体化した駆動用車輪
軸受装置において、上記車輪取付けフランジの側面の振
れ幅を規格値内に規制したものである。
【0013】このような振れ幅が規制されている車輪取
付けフランジを有する駆動用車輪軸受ユニットは、信頼
性が高く、ブレーキロータを組付けた後に、面振れの調
整を行うことが不要である。
【0014】上記構成において、車輪取付けフランジの
側面の振れ幅の規格値を20μmとすることにより、好
ましい結果が得られる。
【0015】また、この発明は、車体に取付ける取付け
フランジを有し、内周に複列の軌道面を有する外方部材
と、その内側に転動体を介して配置され、車輪を取付け
る車輪取付けフランジ及び外周に軌道面を有する内方部
材とを有する車輪軸受部と、ドライブシャフトの一端に
設けられ、内側にトラック溝を形成した外側継手部材
と、この外側継手部材のトラック溝に対応するトラック
溝を形成した内側継手部材、及び外側継手部材と内側継
手部材の両トラック溝間に配置されるボールからなる等
速ジョイント部とを備え、車輪軸受部の軌道面の一列が
上記外側継手部材の外径面に設けられ、上記車輪取付け
フランジにブレーキロータを取付け、上記車輪軸受部と
等速ジョイント部とを一体化した駆動用車輪軸受装置に
おいて、上記ブレーキロータの振れ幅を規格値内に規制
したものである。
【0016】上記構成において、ブレーキロータの側面
の振れ幅の規格値を50μmとすることにより、好まし
い結果が得られる。
【0017】
【実施の形態】図1は、この発明に係る駆動用車輪軸受
装置の第一の形態を示している。
【0018】駆動用車輪軸受装置は、車体に取付ける車
輪軸受部1と、ドライブシャフトの一端に設けられる等
速ジョイント部2とからなる。
【0019】車輪軸受部は、車体に取付ける取付けフラ
ンジ4を有し、内周に複列の軌道面5a、5bを有する
外方部材5と、その内側に転動体6を介して配置され、
車輪を取付ける車輪取付けフランジ7、及び外周に複列
の軌道面5a、5bのうち、アウトボード側の軌道面5
aに対応する軌道面10aが直接形成されている内方部
材3とからなる。内方部材3の車輪取付けフランジ7に
は、ハブボルト8が装着されている。また、内方部材3
の車輪取付け側の側面中央には、ホイールパイロット9
が形成されている。この内方部材3の外周には、車輪軸
受部1の複列の軌道面5a、5bのうち、アウトボード
側の軌道面5aに対応する軌道面10aが直接形成され
ている。
【0020】また、内方部材3の軸心には、貫通軸孔1
1が形成され、この貫通軸孔11の内周にはスプライン
部12が形成されている。
【0021】等速ジョイント部2は、内側にトラック溝
を形成した外側継手部材13と、外側継手部材13のト
ラック溝に対応するトラック溝を形成した内側継手部材
14と、外側継手部材13と内側継手部材14の両トラ
ック溝に配置されるボール15とからなり、ボール15
は保持器16によって保持されている。
【0022】上記等速ジョイント部2の外側継手部材1
3の外周には、車輪軸受部1の複列の軌道面5a、5b
のうち、インボード側の軌道面5bに対応する軌道面1
0bが直接形成されている。また、外側継手部材13に
は、内方部材3の貫通軸孔11に挿通され、先端が内方
部材3の端面のホイールパイロット9の内側から突出
し、その突出部分の雄ねじ部18を形成したステム部1
7が設けられている。このステム部17には、上記内方
部材3の貫通軸孔11の内側に設けたスプライン部12
とスプライン結合するスプライン19が形成されてい
る。また、外側継手部材13の外周のステム部17と軌
道面10bとの間には、内方部材3のインボード側の端
面に当接する段部20が形成されている。
【0023】上記内方部材3の車輪取付側の端面から突
出する等速ジョイント部2のステム部17の雄ねじ部1
8には、ワッシャー21を介してナット22が締付けら
れている。図2に示すように、このナット22には、ス
テム部17の雄ねじ部18の先端側に被せられるスリー
ブ部23が一体に形成され、このスリーブ部23におい
て、ナット22とステム部17とがかしめ固定されてい
る。符号24は、かしめ部を示している。
【0024】上記外方部材5の内周面の両端部と、内方
部材3及び等速ジョイント部2の外側継手部材13の外
周面との間には、シール25a、25bが設けられてい
る。
【0025】この図1の形態では、内方部材3の車輪取
付けフランジ7の両側面7a、7bのうち、アウトボー
ド側の側面7aがブレーキロータAの固定面になってお
り、この側面7aの面振れを規格値内に規制している。
規格値としては、20μmが好ましい。
【0026】次に、図3はこの発明に係る駆動用車輪軸
受装置の別な形態を示している。図3の形態は、内方部
材3と等速ジョイント部2の外側継手部材13とを一体
化する手段が、図1の形態と相違しており、この図3の
形態では、等速ジョイント部2の外側継手部材13に設
けたステム部17を筒形に形成し、その先端を、内方部
材3の貫通軸孔11から突出させ、この突出部分を外側
に押し広げるようにかしめるという手段を採用してお
り、この手段により軸方向の長さのコンパクト化を図っ
ている。符号26は、かしめ部を示し、また、27はワ
ッシャーを示している。
【0027】この図3の形態でも、内方部材3の車輪取
付けフランジ7の両側面7a、7bのうち、アウトボー
ド側の側面7aがブレーキロータAの固定面になってお
り、この側面7aの面振れを規格値内に規制している。
規格値としては、20μmが好ましい。
【0028】図4は、この発明に係る駆動用車輪軸受装
置のまた別の形態を示している。この図4の形態は、内
方部材3と等速ジョイント部2の外側継手部材13とを
一体化する手段として、図1及び図3の形態のようなか
しめ固定を採用せず、この図4の形態では、等速ジョイ
ント部2の外側継手部材13に、先端が内方部材3のア
ウトボード側の端面から突出し、その突出部分に止め溝
28を形成したステム部17を形成し、この止め溝28
に止め輪29を嵌め入れて内方部材3と等速ジョイント
部2の外側継手部材13とを一体化するという手段を採
用している。また、この図4の形態では、等速ジョイン
ト部2の外周に、車輪軸受部1の軌道面5bに対応する
軌道面10bを直接形成するのではなく、別部材の軌道
部材10に形成している。
【0029】この図4の形態でも、内方部材3の車輪取
付けフランジ7の両側面7a、7bのうち、アウトボー
ド側の側面7aがブレーキロータAの固定面になってお
り、この側面7aの面振れを規格値内に規制している。
この規格値としては、20μmが好ましい。
【0030】上記図1、図3、図4に示す形態は、いず
れも内方部材3の車輪取付けフランジ7の両側面7a、
7bのうち、アウトボード側の側面7aをブレーキロー
タAの固定面としたものであるが、例えば、図5に示す
ように、ブレーキロータAの固定面をインボード側の側
面7bに形成し、この側面7bの面振れを規格値内に規
制するようにしてもよい。この場合も、規格値として
は、20μmが好ましい。
【0031】上記図1、図3、図4及び図5は、いずれ
もブレーキロータAの固定面を規格値内にしているが、
固定面ではなくブレーキロータAを取付けた後に、ブレ
ーキロータAの側面の面振れを規格値内に規制してもよ
い。この場合、規格値は、50μm以下が好ましい。よ
り好ましくは、20μm以下がよい。このように、ブレ
ーキロータ付き駆動車輪軸受装置で自動車組立て工場に
納入することができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る駆動用車
輪軸受装置は、ブレーキロータの固定面となる車輪取付
けフランジの側面の振れ幅が規格値内に規制されている
ので、信頼性が高く、ブレーキロータを組付けた後に、
面倒なブレーキロータの振れ調整を行う必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る駆動用車輪軸受装置の第一の形
態を示す断面図
【図2】同上のかしめ部分の拡大図
【図3】この発明に係る駆動用車輪軸受装置の第二の形
態を示す断面図
【図4】この発明に係る駆動用車輪軸受装置の第三の形
態を示す断面図
【図5】この発明に係る駆動用車輪軸受装置の第四の形
態を示す断面図
【図6】従来例の駆動用車輪軸受装置を示す断面図
【符号の説明】
1 車輪軸受部 2 等速ジョイント部 3 内方部材 4 取付けフランジ 5 外方部材 5a、5b 軌道面 6 転動体 7 車輪取付けフランジ 7a、7b 側面 8 ハブボルト 9 ホイールパイロット 10 軌道部材 10a、10b 軌道面 11 貫通軸孔 12 スプライン部 13 外側継手部材 14 内側継手部材 15 ボール 16 保持器 17 ステム部 18 雄ねじ部 19 スプライン部 20 段部 21 ワッシャー 22 ナット 23 スリーブ部 24 かしめ部 25a、25b シール 26 かしめ部 27 ワッシャー 28 止め溝 29 止め輪
フロントページの続き (72)発明者 曽根 啓助 静岡県磐田市東貝塚1578番地 エヌティエ ヌ株式会社内 (72)発明者 小澤 仁博 静岡県磐田市東貝塚1578番地 エヌティエ ヌ株式会社内 (72)発明者 大槻 寿志 静岡県磐田市東貝塚1578番地 エヌティエ ヌ株式会社内 Fターム(参考) 3J101 AA02 AA32 AA43 AA54 AA62 AA72 FA01 GA03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に取付ける取付けフランジを有し、
    内周に複列の軌道面を有する外方部材と、その内側に転
    動体を介して配置され、車輪を取付ける車輪取付けフラ
    ンジ及び外周に軌道面を有する内方部材とを有する車輪
    軸受部と、ドライブシャフトの一端に設けられ、内側に
    トラック溝を形成した外側継手部材と、この外側継手部
    材のトラック溝に対応するトラック溝を形成した内側継
    手部材、及び外側継手部材と内側継手部材の両トラック
    溝間に配置されるボールからなる等速ジョイント部とを
    備え、車輪軸受部の軌道面の一列が上記外側継手部材の
    外径面に設けられ、上記車輪軸受部と等速ジョイント部
    とを一体化した駆動用車輪軸受装置において、上記車輪
    取付けフランジの側面の振れ幅を規格値内に規制したこ
    とを特徴とする駆動用車輪軸受装置。
  2. 【請求項2】 上記規格値を20μmとした請求項1記
    載の駆動用車輪軸受装置。
  3. 【請求項3】 上記外側継手部材の外径面に設けられた
    軌道面が直接外径面に形成されていることを特徴とする
    請求項1記載の駆動用車輪軸受装置。
  4. 【請求項4】 上記内方部材の軸心に貫通軸孔を設け、
    等速ジョイント部の外側継手部材に、雄ねじ部を先端に
    形成したステム部を設け、上記内方部材の貫通軸孔の内
    周面と上記ステム部の外周面とにそれぞれスプライン部
    を形成して上記内方部材と上記ステム部をスプライン結
    合すると共に、上記内方部材の車輪取付側の端面から突
    出する等速ジョイント部のステム部の雄ねじ部にナット
    を締付け固定して内方部材と等速ジョイント部の外側継
    手部材とを一体化したことを特徴とする請求項1〜3の
    いずれかの項に記載の駆動用車輪軸受装置。
  5. 【請求項5】 上記内方部材の軸心に貫通軸孔を設け、
    等速ジョイント部の外側継手部材にステム部を設け、上
    記内方部材の貫通軸孔の内周面と上記ステム部の外周面
    とのそれぞれにスプライン部を形成して上記内方部材と
    上記ステム部をスプライン結合すると共に、上記内方部
    材の車輪取付け側の端面から突出する等速ジョイント部
    のステム部の先端を押し広げるようにかしめ固定して内
    方部材と等速ジョイント部の外側継手部材とを一体化し
    たことを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載
    の駆動用車輪軸受装置。
  6. 【請求項6】 上記内方部材の軸心に貫通軸孔を設け、
    等速ジョイント部の外側継手部材に、止め輪の止め溝を
    先端に形成したステム部を設け、上記内方部材の貫通軸
    孔の内周面と上記ステム部の外周面とにそれぞれスプラ
    イン部を形成して上記内方部材と上記ステム部をスプラ
    イン結合すると共に、上記内方部材の車輪取付け側の端
    面から突出する等速ジョイント部のステム部の止め溝に
    止め輪を嵌め入れて内方部材と等速ジョイント部の外側
    継手部材とを一体化したことを特徴とする請求項1〜3
    のいずれかの項に記載の駆動用車輪軸受装置。
  7. 【請求項7】 車体に取付ける取付けフランジを有し、
    内周に複列の軌道面を有する外方部材と、その内側に転
    動体を介して配置され、車輪を取付ける車輪取付けフラ
    ンジ及び外周に軌道面を有する内方部材とを有する車輪
    軸受部と、ドライブシャフトの一端に設けられ、内側に
    トラック溝を形成した外側継手部材と、この外側継手部
    材のトラック溝に対応するトラック溝を形成した内側継
    手部材、及び外側継手部材と内側継手部材の両トラック
    溝間に配置されるボールからなる等速ジョイント部とを
    備え、車輪軸受部の軌道面の一列が上記外側継手部材の
    外径面に設けられ、上記車輪取付けフランジにブレーキ
    ロータを取付け、上記車輪軸受部と等速ジョイント部と
    を一体化した駆動用車輪軸受装置において、上記ブレー
    キロータの振れ幅を規格値内に規制したことを特徴とす
    るブレーキロータ付き駆動用車輪軸受装置。
  8. 【請求項8】 上記規格値を50μmとした請求項7記
    載の駆動用車輪軸受装置。
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