JP2001000623A - ゲーム機用遠心式ボール射出機 - Google Patents

ゲーム機用遠心式ボール射出機

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JP2001000623A
JP2001000623A JP11173155A JP17315599A JP2001000623A JP 2001000623 A JP2001000623 A JP 2001000623A JP 11173155 A JP11173155 A JP 11173155A JP 17315599 A JP17315599 A JP 17315599A JP 2001000623 A JP2001000623 A JP 2001000623A
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balls
rotating disk
speed rotating
receiver
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Tomokazu Honda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大量のボールを高速度で大量かつ一斉に発射し
得ると共に、その発射の様子を見ていても充分に楽しむ
ことのできる視覚的効果の高いボール射出機を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】底面中央にボールが落下する開口(11
a)を有する杯状のボール受け(11)と; ボール受け
の内部中央に、ボール受けと同軸に回転自在に設けられ
た水平な高速回転円板(12)と; 高速回転円板(1
2)を回転駆動する装置(14)と; 高速回転円板(1
2)の上面側外周縁に沿って設けられた略円筒状の障壁
板装置(15a,15b)であって、少なくともその一
部が、高速回転円板上で転動する多数のボールを拘束す
る閉鎖位置と、それらのボールを前記ボール受け内へ放
出する開放位置との間で開閉可能なよう構成されたボー
ル制御扉(15b)を形成するよう構成された障壁板装
置(15a,15b)と; 上記ボール制御扉(15b)
を開閉駆動する装置と; 必要時に上記高速回転円板(1
2)上に所定量のボールを供給する装置と; から構成さ
れたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数のボールを用
いてゲームを行なうゲーム機用の遠心式ボール射出機に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ゲームセンター等に設置されて
いるビンゴゲーム装置においては、ビンゴゲーム盤上に
ボールの嵌まり込むビンゴポットが方陣状に配列され、
ゲーム終了までに、ボールが、縦、横又は斜め一列全て
のビンゴポットに嵌まり込むとプレイヤーの勝ちとな
り、その揃ったライン数などに応じてメダルなどの賞品
が払い出されるようになっている。
【0003】しかしながら、ビンゴゲーム盤上へのボー
ルの放出方法に関しては、ビンゴゲーム盤上へボールを
ランダムに放出しなければならないという点を除けば、
特段の工夫はなく、プレイヤーは見ていて面白味に欠け
るという問題があった。また、従来、ボールに鋭い勢い
を持たせて大量に一斉に発射する手段は提供されていな
かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するためなされたものであり、その目的とする
ところは、大量のボールを高速度で大量かつ一斉に発射
し得ると共に、その発射の様子をプレイヤーが見ていて
も充分に楽しむことのできる視覚的効果の高いゲーム機
用遠心式ボール射出機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、底面中央
にボールが落下する開口を有する杯状のボール受けと、
ボール受けの内部中央に、ボール受けと同軸に回転自在
に設けられた水平な高速回転円板と、高速回転円板を回
転駆動する装置と、高速回転円板の上面側外周縁に沿っ
て設けられた略円筒状の障壁板装置であって、少なくと
もその一部が、高速回転円板上で転動する多数のボール
を拘束する閉鎖位置と、それらのボールを前記ボール受
け内へ放出する開放位置との間で開閉可能なよう構成さ
れたボール制御扉を形成するよう構成された障壁板装置
と、上記ボール制御扉を開閉駆動する装置と、必要時に
上記高速回転円板上に所定量のボールを供給する装置
と、から構成されたことを特徴とするゲーム機用遠心式
ボール射出機によって達成できる。
【0006】上記の如き構成のゲーム機用遠心式ボール
射出機であると、高速回転円板の回転により、多数のボ
ールがその円板上で高速で転動し、その遠心力によって
障壁板装置の内面に沿って高速で旋回していたものが、
障壁板装置の一部であるボール制御扉を開くことによっ
て一気に外へ飛び出し、ボール受けの内面に衝突する状
態でボール受け内に放出されるため、それらのボールは
ボール受け内で跳ね飛び合い、充分にシャッフルされた
上で、ボール受け底面の開口から落下してゆく。そのた
め、大量のボールを一斉に、かつ、ランダムに供給する
必要のあるゲーム機に好適に利用することができる。ま
た、ボール受けを透明な材質で作製した場合には、ボー
ル受け内に多数のボールが高速で一気に放出され、更に
それらのボールがボール受け内で飛び跳ね、更にボール
受けの内周面に沿って周回しながら次第に降下してゆく
様子を外部から観察することができるので、従来のボー
ル放出装置に比べてプレイヤーの目を引きつける効果は
格段に高く、何度見ても飽きない華麗な視覚的効果を奏
する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明を詳
細に説明する。図1は、本発明に係るゲーム機用遠心式
ボール射出機を備えたビンゴゲーム装置の一実施例を示
す斜視図、図2は、図1に示したビンゴゲーム装置のタ
ーミナル部の平面図、図3は、図1に示したビンゴゲー
ム装置に設けた本発明に係る遠心式ボール射出機のボー
ル射出部の一実施例の要部を示す斜視図、図4は、図3
に示したボール射出部の縦断面図、図5は、図4中のS
−S線に沿った横断面図、図6は、ボール受けの底面中
央の開口からのボール落下経路に設けた段差部の説明
図、図7は、本発明に係るゲーム機用遠心式ボール射出
機のもう一つの実施例の概要を示す上面図である。
【0008】まず、図1に示したビンゴゲーム装置の概
略について説明する。このビンゴゲーム装置は、機台の
中央に起立する中央柱3の上部に、ボール射出部10と
その周りを囲繞するボール受け11とから成る本発明に
係る遠心式ボール射出機1が設けられている。ボール受
け11は、望ましくは透明な材質で作製される。機台
は、四方へ向けてそれぞれ広がるターミナル部2を有
し、各ターミナル部2を使用して四名のプレイヤーが同
時にプレイできるようになっている。遠心式ボール射出
機1は、多数のボールを各ターミナル部2に分配する機
能を有する。
【0009】この遠心式ボール射出機1の詳しい内容に
ついては図3以降を参照しつつ後述するが、その概要を
説明すれば、その中央部に設けられるボール射出部10
と、これから所定の間隔を隔ててこれを囲繞するよう設
けられる杯状のボール受け11とから構成されている。
ボール射出部10から高速で射出された多数のボール
は、ボール受け11の内面に衝突し、さまざまな方向へ
飛び跳ねた後、ボール受けの内面に沿って螺旋状に周回
しながら降下し、ボール受けの底面中央の開口11aか
ら落下シュート11bを通じて前記四方のターミナル部
2に放出されるようになっている。
【0010】このボールの落下シュート11bの途中に
は、各ターミナル部2ごとにディスプレイ4が設けら
れ、これには、クレジット数や、ベット数、ウィン数、
ゲームの進行に伴って回転するドットマトリックスのス
ロット、ビンゴ表などが表示される。ビンゴ表は、ビン
ゴポットの配列によって構成されるラインを表すもので
あり、ゲーム開始時は全てのラインが橙色で表示され
る。また、ディスプレイ4の上下には、図示しないチェ
ッカーが設けられ、チェッカーにボールが入ると、以下
に説明するビンゴゲーム盤20上の所定の列のランプが
同じ色に点灯すると共に、ディスプレイ4の画面上に回
転するスロットの画像が表示され、所定のスロットが揃
った状態で停止すると、ゲーム展開上何らかの有利な特
典が与えられるようになっている。なお、このビンゴゲ
ーム装置で用いられるボール5は、発光部を有するビン
ゴポット内にボールが嵌り込んだときの光の透過、屈折
効果を考慮して、透明又は半透明の樹脂製のものを使用
することが望ましい。
【0011】ターミナル部2は、図2に示したように、
ビンゴゲーム盤20と、コントロールパネル部21と、
周縁部22とからなる。ビンゴゲーム盤20は、遠心式
ボール射出機1から排出され、落下してきたボールを導
入し、かつ、導入されたボールがビンゴゲーム盤20上
を転がり落ちるように、その導入口側が高くなるよう傾
斜して設けられる。また、このビンゴゲーム盤20上に
は、5行5列、計25個のビンゴポット202が設けら
れる。
【0012】図示した実施例のビンゴゲーム盤20は、
その中央に円盤状の回転盤201を有する。この回転盤
201は、その中心軸の周りに90度の整数倍ずつ時計
方向に回動するよう操作制御し得るようになっており、
前記5行5列に配されるビンゴポット202のうち、中
央の3行3列が回転盤201上に配されている。
【0013】このビンゴポット202は、いずれも逆円
錐台状のポケットであり、その内部に赤、青、橙の三色
を適宜切り換えて発光し得る発光部(図示せず)を有
し、常時は橙に発光している。また、このビンゴポット
202の底部には、ゲーム終了後にそのビンゴポットに
保持されたボールを押し出すプッシャー(図示せず)が
設けられる。
【0014】更に、ビンゴゲーム盤20の、ビンゴポッ
ト202が配された領域の下流側中央には、チャンスア
ンドロストホール203が設けられる。このチャンスア
ンドロストホール203は貫通孔であり、この中に落ち
たボールは、図示しないボールプールへ回収されるよう
になっており、所定の時期にボールがこの孔に落ちたと
きには、その落下個数に応じた回数、ディスプレイ4に
表示されているスロットが回転し、それ以外の時期に落
下したボールはロストボールとなる。また、ビンゴゲー
ム盤20の最下部には、ビンゴポット202及びチャン
スアンドロストホール203に入らなかったボールを回
収するためのロストホール204が設けられる。このロ
ストホール204に回収されたボールは、チャンスアン
ドロストホール203に落下したボールと同様に回収さ
れる。
【0015】コントロールパネル部21は、ビンゴゲー
ム盤20に隣接して設けられ、メダル投入口210と、
1BETボタン211と、10BETボタン212と、
回転ボタン213と、払い出しボタン214とを具備す
る。回転ボタン213は、回転盤201を回転させるた
めのものであり、この回転ボタン213を所定の時期に
押すと、その押圧回数に応じて回転盤201が時計周り
に90度ずつ回動する。周縁部22は、コントロールパ
ネル部21のプレイヤー側の周縁に設けられるものであ
り、アームレスト220等を有する。なお、図1では、
周縁部22に設けられたアームレスト220等は省略し
てある。
【0016】次に、遠心式ボール射出機1の構成につい
て説明する。本発明に係る遠心式ボール射出機1は、前
述の如く、中央部に設けられるボール射出部10と、こ
れから所定の間隔を隔ててこれを囲繞するよう設けられ
る杯状のボール受け11とから構成される。ボール受け
11は、図示した実施例のものにおいては、透明な材質
で作製されている。先ず、図3〜図5を参照しつつ、ボ
ール射出部10について説明する。これらの図中、12
は高速回転円板、13はその回転軸、14は回転駆動装
置、15a,15bは障壁板装置、16は天板、17は
底板、18はベアリングである。
【0017】高速回転円板12は、天板16上に取り付
けられた回転駆動装置14によって高速で回転せしめら
れる。高速回転円板12の上面側外周縁に沿って、略円
筒状の障壁板装置15a,15bが設けられ、そのうち
固定板15aは天板16に固定され、ボール制御扉15
bは、軸支部15cにより固定板15aに対して回動可
能なように取り付けられている。ボール制御扉15b
は、図では省略したソレノイド等の駆動手段によって開
閉駆動せしめられる。即ち、ボール制御扉15bが閉鎖
位置にあるときは、高速回転円板上で転動する多数のボ
ール5を拘束し、開放位置にあるときは、それらのボー
ルを高速回転円板上から外部へ放出するようになってお
り、ゲーム機の制御装置からの制御信号により開閉駆動
せしめられる。障壁板装置15a,15bで囲われた高
速回転円板12上には、ゲーム機の制御装置からの指令
に基づき、天板16に明けたボール導入口16aを通じ
て、図では省略したボール供給装置から所定量のボール
5が供給される。高速回転円板上から遠心力によって高
速度で外部へ放出された多数のボール5は、透明なボー
ル受け11の内面に衝突し、さまざまな方向へ飛び跳ね
た後、ボール受けの内面に沿って螺旋状に周回しながら
降下し、ボール受けの底面中央の開口11aから落下シ
ュート11b内を通じて前記四方のターミナル部2に落
下して行く。
【0018】上記の如くしてボール受け11の底面中央
の開口11aから落下するボール5は、高速回転円板1
2上で転動する際に与えられた運動エネルギーのいくら
かを未だに失うことなく保有しており、また自転運動も
行なっているため、ターミナル部2上に放出された後も
なお、その残された運動エネルギー等によって飛び跳ね
て暴れたり、多くのボールが或る方向へ集中して転がっ
て行くなどの望ましくない現象を生じる場合がある。こ
れを防止するため、必要に応じて、ボール受け11内へ
放出されたボールが、ボール受けの底面中央に設けた開
口11aを通じて落下する経路中に、ボールを衝突させ
てその運動エネルギー等を奪う段差部を設けることが推
奨される。図6には、その段差部11c,11d,11
eを設けた例が、開口11aからの落下経路の縦断面図
により模式的に示されている(図1も併せて参照)。即
ち、開口11aの内周縁を中央柱3へ向けて突出させて
第1段差部11cとし、次に中央柱3の外周壁の周囲に
突条を設けて第2段差部11dとし、更に落下シュート
11bの内周壁に突条を設けて第3段差部11eとする
ことによって、ボール5が落下して行く過程でこれらの
段差部に衝突し、それにより、ボール受け11内を旋回
していたときの回転運動エネルギー等が失われるもので
ある。
【0019】図7には、本発明に係る遠心式ボール射出
機のもう一つの実施例がが示されている。この遠心式ボ
ール射出機も、中央のボール射出部10と、それを囲繞
するよう設けられる杯状の透明なボール受け11とから
構成されるが、ボール射出部10の構成が、図3〜図5
に示した実施例のものとは異なっている。即ち、図7の
実施例においては、高速回転円板12の上面側外周縁に
沿って設けられる略円筒状の障壁板装置が、いずれも開
閉可能な4枚のボール制御扉15dによって構成されて
いる。各ボール制御扉15dは、それぞれの軸支部15
eにおいて回動可能なよう構成され、多数のボール5を
高速回転円板12と共に回転させる際には、図7(A)
に示すように4枚のボール制御扉15dを閉じてそれら
のボールを拘束する障壁板として機能させる。ボールを
射出する時は、同(B)に示すように4枚のボール制御
扉15dを軸支部15eを中心に外側へ回動させて開
き、これらのボールを一斉に放出する。
【0020】また、図7に示す実施例においては、高速
回転円板12上へのボール5の供給は、中央柱3(図1
参照)の内部に設けたボール揚上コンベア31(例えば
スクリューコンベア等)により、高速回転円板12の中
央に明けた孔から供給するように構成してある。このよ
うな構成であれば、ターミナル部2のチャンスアンドロ
ストホール203やロストホール204を通じてゲーム
機の機台内へ落下し、ボールプールに回収されたボール
を再度ボール揚上コンベア31で引き揚げて循環使用す
ることができる。
【0021】なお、高速回転円板12を取り囲むよう設
けられる障壁板装置及びその開閉可能なボール制御扉の
形態については、上記図3〜図5や図7に示した実施例
のようにボール制御扉が回動して開閉するものに限ら
ず、例えば、引き戸のようにスライドして開閉するよう
なものも可能であり、その形態は特に限定されない。
【0022】最後に、図示したビンゴゲーム装置全体の
作動について説明する。プレイヤーがコントロールパネ
ル部21のメダル投入口210からメダルを投入する
と、投入されたメダルの合計枚数は、ディスプレイ4に
クレジット数として表示されるので、プレイヤーは、1
Betボタン211、10BETボタン212を押して
ベットする。このとき、ベットされた数に応じて、クレ
ジット数が減算される。プレイヤーは、所定の制限時間
内、又は、クレジット数がゼロになるまでベット数を増
やすことができる。
【0023】このベット枚数に応じて一ビンゴライン当
たりのオッズが決定される。このビンゴゲーム装置で
は、遠心式ボール射出機1から二回に分けて多数のボー
ルが各ターミナル部2に分配されるようになっている。
即ち、プレイヤーによるベット可能な時間が終了する
と、まず第一回目のボール分配として、遠心式ボール射
出機1のボール射出部10からボール受け11内に一度
に約50個のボールが射出される。これらのボールは、
ボール受け11の内部を周回しながら徐々に降下し、落
下シュート11bを通じて各ターミナル部2に分散して
排出される。このとき、ディスプレイ4の上下に設けら
れた図示しないチェッカーをボールが一個通過すると、
ビンゴゲーム盤20上のいずれか一列分のラインを構成
するビンゴポット202の発光部が青く発光すると共
に、その青く発光したラインに対応する、ディスプレイ
4に表示されているビンゴ表のラインが橙色から青に変
わる。
【0024】また、同様に二個目及び四個目以降のボー
ルが通過したときも、一個目のときと同様に、他の一列
分のラインを構成するビンゴポット202の発光部が青
く発光すると共に、ディスプレイ4中の対応するライン
が橙色から青に変わる。さらに、三個目のボールが通過
したときには、ビンゴゲーム盤20上の回転盤201を
四角く囲む縦及び横のラインのいずれか一列分のビンゴ
ポット202の発光部が赤く発光すると共に、そのライ
ンに対応する、ディスプレイ4に表示されているライン
が赤く変わる。
【0025】ターミナル部2に導入されたボールは、ビ
ンゴゲーム盤20の上を次々と転がり、そのうちの幾つ
かはビンゴポット202に嵌まり込んで保持される。ビ
ンゴポット202に保持されたボールは、そのビンゴポ
ット202に設けられている発光部からの光により、そ
の発光色に光って輝く。また、チャンスアンドロストホ
ール203にボールが落ちたときは、その落下個数に応
じ、ディスプレイ4に表示されているスロットが回転す
る。このスロットの出目が揃ったときには、所定数のク
レジットの払い出しが行われる。また、その出目が一度
揃った後は、落下個数はクリアされると共に、その後に
チャンスアンドロストホール203に落下したボールは
ロストボールとなり、スロットが回転することはなくな
る。
【0026】ビンゴゲーム盤20上を転がるボールがな
くなると、所定時間内に限り、プレイヤーに対して回転
盤201を回転操作できる機会が与えられる。即ち、コ
ントロールパネル21の回転ボタン213を一回押すと
回転盤201が90度、二回押すと180度というよう
に、押した回数に応じて90度の整数倍だけ回転盤20
1が回転したあと停止する。このとき、各ビンゴポット
202の発光部のうち、赤又は青色に発光しているもの
があれば、その相対位置が変わらないよう、発光色が切
り替えられるようになっている。従って、一回目のボー
ルの放出で、一列全てのビンゴポットにボールが保持さ
れたラインがなかった場合であっても、回転盤201を
回転させることにより、一列全て揃ったラインが生じる
チャンスが与えられることになる。
【0027】そして、この回転操作が可能な所定時間が
終了すると、再度遠心式ボール射出機1から30個のボ
ールが射出され、二回目のボールの分配が行われる。こ
のとき、ディスプレイ4の上下に設けられた図示しない
チェッカーを通過するボールのカウントは、一回目のカ
ウントに続けて行われる。また、二回目に放出されたボ
ールが、チャンスアンドロストホール203に落ちたと
きには、ロストボールとして処理される。
【0028】二回目のボール分配後、ビンゴゲーム盤2
0上を転がるボールがなくなると、ゲームが終了する。
このとき、一列に並ぶ5個のビンゴポット202全てに
ボールが保持されているラインがあればビンゴが成立
し、プレイヤーの勝ちとなり、そのラインの数及び種類
に応じて下記のように払い出しが行われる。橙色のライ
ンにビンゴが成立したときには、一ラインにつき、それ
ぞれベット数に応じて決定されているクレジット数が払
い出される。また、赤色のラインにビンゴが成立したと
きには、一ラインにつき、それぞれ通常の払い出しの二
倍のクレジットが払い出される。さらに、青色のライン
にビンゴが成立したときには、ジャックポットの払い出
しが行なわれる。
【0029】ゲームが終了すると、ビンゴポット202
の底部に設けられた図示しないプッシャーが上方に突出
し、保持されているボールを押し出し、ビンゴゲーム盤
20上から排除する。プレイヤーが獲得したクレジット
は、ディスプレイ4に表示されているクレジットに加算
され、続けてゲームを行うときには、ベットを行い、反
対に、クレジットが残っている時点でゲームを止めると
きには、払い出しボタン214を押してクレジット数に
相当するメダルの払い出しを受ければよい。
【0030】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されるので、
本発明に係るゲーム機用遠心式ボール射出機によるとき
は、大量のボールを高速度で大量かつ一斉に発射し得る
と共に、その発射の様子を見ていても充分に楽しむこと
のできる視覚的効果の高いボール射出機を提供し得るも
のである。また、本発明に係るゲーム機用遠心式ボール
射出機は、ビンゴゲーム装置に限らず、大量のボールを
使用する各種ゲーム機に広く好適に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゲーム機用遠心式ボール射出機を
備えたビンゴゲーム装置の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示した装置のターミナル部の平面図であ
る。
【図3】ボール射出部の一実施例の要部を示す斜視図で
ある。
【図4】図3に示したボール射出部の縦断面図である。
【図5】図4中のS−S線に沿った横断面図である。
【図6】ボール受けの底面中央の開口からのボール落下
経路に設けた段差部の説明図である。
【図7】本発明に係るゲーム機用遠心式ボール射出機の
もう一つの実施例の概略を示す上面図である。
【符号の説明】
1 遠心式ボール射出機 10 ボール射出部 11 ボール受け 11a 底面開口 11b 落下シュート 11c〜11e 段差部 12 高速回転円板 13 回転軸 14 回転駆動装置 15a,15b 障壁板装置 16 天板 17 底板 18 ベアリング 2 ターミナル部 20 ビンゴゲーム盤 201 回転盤 202 ビンゴポット 203 チャンスアンドロストホール 204 ロストホール 21 コントロールパネル 210 メダル投入口 211 1BETボタン 212 10BETボタン 213 回転ボタン 214 払い出しボタン 22 周縁部 220 アームレスト 3 中央柱 4 ディスプレイ 5 ボール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底面中央にボールが落下する開口(11
    a)を有する杯状のボール受け(11)と、ボール受け
    の内部中央に、ボール受けと同軸に回転自在に設けられ
    た水平な高速回転円板(12)と、高速回転円板(1
    2)を回転駆動する装置(14)と、高速回転円板(1
    2)の上面側外周縁に沿って設けられた略円筒状の障壁
    板装置(15a,15b)であって、少なくともその一
    部が、高速回転円板上で転動する多数のボールを拘束す
    る閉鎖位置と、それらのボールを前記ボール受け内へ放
    出する開放位置との間で開閉可能なよう構成されたボー
    ル制御扉(15b)を形成するよう構成された障壁板装
    置(15a,15b)と、上記ボール制御扉(15b)
    を開閉駆動する装置と、必要時に上記高速回転円板(1
    2)上に所定量のボールを供給する装置と、から構成さ
    れたことを特徴とするゲーム機用遠心式ボール射出機
    (1)。
  2. 【請求項2】ボール受け(11)内へ放出されたボール
    が、ボール受けの底面中央に設けた開口(11a)を通
    じて落下する経路中に、ボールが衝突する段差部(11
    c,11d,11e)を設けたことを特徴とする請求項
    1に記載のゲーム機用遠心式ボール射出機(1)。
JP17315599A 1999-06-18 1999-06-18 ゲーム機用遠心式ボール射出機 Expired - Lifetime JP4059367B2 (ja)

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JP2018033786A (ja) * 2016-09-01 2018-03-08 株式会社コナミデジタルエンタテインメント 射出装置

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