JP2001000558A - レーザ光照射プローブ - Google Patents

レーザ光照射プローブ

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JP2001000558A
JP2001000558A JP11176185A JP17618599A JP2001000558A JP 2001000558 A JP2001000558 A JP 2001000558A JP 11176185 A JP11176185 A JP 11176185A JP 17618599 A JP17618599 A JP 17618599A JP 2001000558 A JP2001000558 A JP 2001000558A
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JP
Japan
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probe
laser
optical fiber
optical
optical multiplexer
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JP11176185A
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English (en)
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Iwao Yamazaki
岩男 山崎
Yoshihiro Izawa
良弘 井沢
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Ya Man Ltd
Original Assignee
Ya Man Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】異なる波長のレーザ光を混合するために多数の
半導体レーザをプローブの先端に配列するときのスペー
スや発熱の問題を解消する。 【解決手段】プローブ1の軸心に沿って1本のメイン光
ファイバ2を布設し、メイン光ファイバ2の入射端は、
光合波器3を介して複数のサブ光ファイバ2aに接続す
る。サブ光ファイバ2aは、入射端を結合モジュール4
を介してそれぞれ波長の異なるレーザダイオード5に接
続し、出射端を光合波器3の入力端に臨ませる。光合波
器3は、複数のサブ光ファイバ2aから出射した波長の
異なるレーザ光を入力レンズ31を介してプリズム32
に投光し、プリズム32で合波して出力レンズ33を介
してメイン光ファイバ2に挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光を皮膚に
照射して美肌、脱毛、育毛などのトリートメントを行う
レーザ光照射プローブに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】レーザ光は、その波長
によって特定の色素だけに反応する色素選択性があるの
で、シミ・ソバカスあるいは色素沈着などによって皮膚
の表皮や真皮に散在する異常な色素細胞にレーザ光を照
射すると、レーザ光は正常な細胞にはほとんど吸収され
ずに通り抜け、異常な色素細胞にのみ吸収されて発熱
し、色素細胞を細かい粒子に分散し、老廃物として血管
やリンパ管に吸収させて体外に運び出す美肌効果があ
る。
【0003】レーザ光は波長によって反応する色素が違
うので、単一波長のレーザ光を照射しても、異常な色素
細胞の色のばらつきにより、あまり反応しないで美肌効
果が十分発揮されないことがある。このため、さまざま
な色素に対してまんべんなく効果を発揮させるために
は、波長の異なる半導体レーザを多数プローブの先端に
配列し、これらのレーザ光を偏向プリズムなどで混合し
て照射する必要がある。
【0004】ところが、多数の半導体レーザをプローブ
の先端に配列するのは、スペース的にも無理があり、プ
ローブも大きくて重いものになってしまう。また、大量
の熱が発生してすぐにオーバヒートしてしまう。
【0005】半導体レーザは、動作温度によってその安
定動作と寿命が大きく左右され、温度が40°Cを超え
ると性能が極端に落ちて所定のパワーを得ることができ
なくなる。また、寿命に関しては、例えば、動作温度が
40°Cのときと50°Cのときでは、10,000時
間使用後の故障率に5〜6倍の差がでる。このように、
半導体レーザのケース温度が40°Cを超えると安定動
作と寿命に多大な影響を与え、安定的に長時間動作させ
るためには装置の放熱と冷却は欠かせない要素となる。
【0006】そこで本発明は、異なる波長のレーザ光を
混合するために多数の半導体レーザをプローブの先端に
配列するときのスペースや発熱の問題を解消することを
目的になされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は以下のように構成した。
【0008】すなわち、請求項1の発明は、波長の異な
る半導体レーザダイオードと、それらを入射端に結合す
る複数の光ファイバを光合波器を介して1本の光ファイ
バに接続し、この光ファイバの出射端をプローブの先端
に臨ませてなるレーザ光照射プローブでる。請求項2の
発明は、前記光合波器をプリズムとする請求項1記載の
レーザ光照射プローブである。請求項3の発明は、前記
光合波器を干渉膜フィルタとする請求項1記載のレーザ
光照射プローブである。請求項4の発明は、前記光合波
器を回析格子とする請求項1記載のレーザ光照射プロー
ブである。請求項5の発明は、前記半導体レーザダイオ
ードをプローブとは別の筐体に収容してなる請求項1記
載のレーザ光照射プローブである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0010】図1と図2に、本発明を実施したレーザ光
照射プローブの正面図と一部を切り欠いた側面図を示
す。レーザ光照射プローブは、プローブ1の軸心に沿っ
て1本のメイン光ファイバ2を布設する。メイン光ファ
イバ2の入射端は、光合波器3を介して複数のサブ光フ
ァイバ2aに接続する。サブ光ファイバ2aは、入射端
を結合モジュール4を介してそれぞれ波長の異なるレー
ザダイオード5に接続し、出射端を光合波器3の入力端
に臨ませる。
【0011】光合波器3は、複数のサブ光ファイバ2a
から出射した波長の異なるレーザ光を入力レンズ31を
介してプリズム32に投光し、プリズム32で合波して
出力レンズ33を介してメイン光ファイバ2に挿入す
る。光合波器3は、プリズム32の他に、干渉膜フィル
タあるいは回析格子を使用して波長の異なる複数のレー
ザ光を合成してもよい。
【0012】レーザダイオード5は、ヒートシンク6に
通孔aを穿って挿嵌し、プローブ1と隔離して別の筐体
に設置する。結合モジュール4は、レーザダイオード5
の出射光を結合レンズ(図示しない)で絞り込んでサブ
光ファイバ2aの受光角より小さい範囲の角度で入射さ
せる。
【0013】メイン光ファイバ2の出射端は、プローブ
1の先端開口部に挿嵌した球レンズ7の後方に臨ませ
る。球レンズ7の外周には、スクリューねじbを形成し
てアジャスタ8を着脱自在に取り付ける。
【0014】球レンズ7は、焦点距離が通常のレンズよ
り短いので、焦点深度もわずかで狭い範囲に光パワーを
絞り込むことができる。また、焦点を過ぎた位置からは
逆に同じ角度で広がり、広い範囲に光パワーが分散す
る。このため、焦点を過ぎた位置ではエネルギー密度が
低くなって光パワーが衰えるので、誤って照射しても生
体を損傷する危険性が少なくなる。
【0015】アジャスタ8は、透明アクリルで形成し、
レーザ光の照射面が外側から直視できるようにする。ま
た、先端の開口の一部を切り欠いて通風用の切り込みc
を設ける。
【0016】アジャスタ8は、スペーサとしての役割を
果たし、スクリューねじbを廻して球レンズ7と皮膚面
との距離を接離自在に調節する。これにより、球レンズ
7で集光したレーザ光のビームウエストがちょうど皮膚
面にくるように位置付ける。
【0017】ヒートシンク6は、レーザダイオード5の
動作時の発熱を熱伝導によって拡散させて性能の低下を
抑える。このため、熱伝導効率のよいアルミあるいはそ
の合金で鋳造し、ダミーの通孔をいくつか設けて放熱効
率を高める。
【0018】レーザダイオード5は、GaAs(ガリウ
ムアルセナイド)などの化合物半導体を用いたPN接合
ダイオードに直接電流を流して励起し、ピーク波長60
0〜1600nm、光出力5mW〜3Wのレーザ光を出
力し、皮膚に十分な光熱反応を起こす。また、熱反応の
ほかに、光電気反応、光磁気反応、光力学反応、光化学
反応、光免疫反応、光酵素反応などを起こし、光生物学
的活性化により生体組織の新陳代謝を促して皮膚血行を
高め、適正なパワー密度で生体組織を損傷する作用はな
く、皮膚に障害を起こす危険性はない。
【0019】本発明のレーザ光照射プローブは以上のよ
うな構成で、トリートメントを行うときは、まず、電源
をオンにする。これにより、レーザダイオード5が点灯
し、サブ光ファイバ2aの入射端から入射した複数の波
長の異なるレーザ光が光合波器3で合成され、メイン光
ファイバ2を経由して出射端から出射する。レーザダイ
オード5が点灯したら、アジャスタ8の開口端面を皮膚
面に押し当てて皮膚面に沿ってプローブを移動させなが
らレーザ光を照射する。レーザ光の焦点位置が適正でな
い場合は、スクリューねじbを廻してアジャスタ8の開
口端面に接する皮膚面の高さを調節する。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレーザ光
照射プローブは、波長の異なる半導体レーザダイオード
と、それらを入射端に結合する複数の光ファイバを光合
波器を介して1本の光ファイバに接続し、この光ファイ
バの出射端をプローブの先端に臨ませる。従って、本発
明によれば、波長の異なる多数のレーザ光を合成して皮
膚に照射できるようになるので、さまざまな色の色素細
胞に反応してまんべんなく美肌効果を発揮する。また、
波長によって皮膚への反射・透過率が変化するので、レ
ーザ光を効率よく皮膚に浸透・拡散させてシミなどに効
果を発揮する。
【0021】また、本発明のレーザ光照射プローブは、
半導体レーザダイオードをプローブとは別の筐体に収容
する。従って、本発明によれば、広い空間に分散して配
置できるので、多数の半導体レーザダイオードを設置し
ても十分な放熱が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したレーザ光照射プローブの正面
図である。
【図2】図1の一部を切り欠いた側面図である。
【符号の説明】
1 プローブ 2 メイン光ファイバ 2a サブ光ファイバ 3 光合波器 31 入力レンズ 32 プリズム 33 出力レンズ 4 結合モジュール 5 レーザダイオード 6 ヒートシンク 7 球レンズ 8 アジャスタ a 通孔 b スクリューねじ c 切り込み

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波長の異なる半導体レーザダイオード
    と、それらを入射端に結合する複数の光ファイバを光合
    波器を介して1本の光ファイバに接続し、この光ファイ
    バの出射端をプローブの先端に臨ませてなるレーザ光照
    射プローブ。
  2. 【請求項2】 前記光合波器をプリズムとする請求項1
    記載のレーザ光照射プローブ。
  3. 【請求項3】 前記光合波器を干渉膜フィルタとする請
    求項1記載のレーザ光照射プローブ。
  4. 【請求項4】 前記光合波器を回析格子とする請求項1
    記載のレーザ光照射プローブ。
  5. 【請求項5】 前記半導体レーザダイオードをプローブ
    とは別の筐体に収容してなる請求項1記載のレーザ光照
    射プローブ。
JP11176185A 1999-06-23 1999-06-23 レーザ光照射プローブ Withdrawn JP2001000558A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007045213A1 (de) * 2005-10-22 2007-04-26 Hochschule Harz (Fh) Demultiplex-empfänger für polymerfaserübertragung und verfahren zu dessen herstellung

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Effective date: 20060905