JP2001000557A - レーザ光照射プローブ - Google Patents

レーザ光照射プローブ

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JP2001000557A
JP2001000557A JP11176183A JP17618399A JP2001000557A JP 2001000557 A JP2001000557 A JP 2001000557A JP 11176183 A JP11176183 A JP 11176183A JP 17618399 A JP17618399 A JP 17618399A JP 2001000557 A JP2001000557 A JP 2001000557A
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JP
Japan
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probe
optical fiber
laser beam
diameter optical
optical fibers
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Withdrawn
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JP11176183A
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English (en)
Inventor
Iwao Yamazaki
岩男 山崎
Yoshihiro Izawa
良弘 井沢
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Ya Man Ltd
Original Assignee
Ya Man Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】十分な光パワーを得るために多数の半導体レー
ザをプローブの先端に配列するときのスペースや発熱の
問題を解消する。 【解決手段】プローブ1の軸心に沿って1本の太径光フ
ァイバ2を布設し、太径光ファイバ2は、複数の細径光
ファイバ2aを束ねて突き合わせ、接合部を加熱溶融し
て引き伸ばすことにより溶融延伸型光カプラを形成し、
これにより複数の細径光ファイバ2aのコアを1本の太
径光ファイバ2のコア部に接続し、複数の細径光ファイ
バ2aから入射した光エネルギーを1心に結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光を皮膚に
照射して美肌、脱毛、育毛などのトリートメントを行う
レーザ光照射プローブに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】半導体レーザは、小型
軽量で、発振効率がよく、低電圧での動作が可能で、低
価格であるなどの特長があるが、通常のものは光出力が
100〜200mW程度で、脱毛などのトリートメント
にはパワーが不足する。脱毛などに必要な1Wを越える
ような半導体レーザはまだ非常に高価なので、通常出力
の半導体レーザを多数プローブの先端に配列してレーザ
光を照射する必要がある。
【0003】ところが、多数の半導体レーザをプローブ
の先端に配列するのは、スペース的にも無理があり、プ
ローブも大きくて重いものになってしまう。また、大量
の熱が発生してすぐにオーバヒートしてしまう。さら
に、多数のレーザ光のビームウエストを一点に集めるた
めにレンズの位置や光軸の角度を正確に調整するのが難
しい。
【0004】半導体レーザは、動作温度によってその安
定動作と寿命が大きく左右され、温度が40°Cを超え
ると性能が極端に落ちて所定のパワーを得ることができ
なくなる。また、寿命に関しては、例えば、動作温度が
40°Cのときと50°Cのときでは、10,000時
間使用後の故障率に5〜6倍の差がでる。このように、
半導体レーザのケース温度が40°Cを超えると安定動
作と寿命に多大な影響を与え、安定的に長時間動作させ
るためには装置の放熱と冷却は欠かせない要素となる。
【0005】そこで本発明は、十分な光パワーを得るた
めに多数の半導体レーザをプローブの先端に配列すると
きのスペースや発熱の問題を解消することを目的になさ
れたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は以下のように構成した。
【0007】すなわち、請求項1の発明は、入射端を半
導体レーザダイオードに結合する複数の光ファイバを突
き合わせて1本の光ファイバに接続し、この光ファイバ
の出射端をプローブの先端に臨ませてなるレーザ光照射
プローブである。請求項2の発明は、前記半導体レーザ
ダイオードをプローブとは別の筐体に収容してなる請求
項1記載のレーザ光照射プローブである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0009】図1と図2に、本発明を実施したレーザ光
照射プローブの正面図と一部を切り欠いた側面図を示
す。レーザ光照射プローブは、プローブ1の軸心に沿っ
て1本の太径光ファイバ2を布設する。太径光ファイバ
2は、複数の細径光ファイバ2aを束ねて突き合わせ、
接合部を加熱溶融して引き伸ばすことにより溶融延伸型
光カプラを形成し、これにより複数の細径光ファイバ2
aのコアを1本の太径光ファイバ2のコア部に接続し、
複数の細径光ファイバ2aから入射した光エネルギーを
1心に結合する。
【0010】細径光ファイバ2aの入射端は、結合モジ
ュール3を介してプローブ1とは別の筐体に収容したレ
ーザダイオード4に接続する。レーザダイオード4は、
ヒートシンク5に通孔aを穿ってこれに挿嵌する。結合
モジュール3は、レーザダイオード4の出射光を結合レ
ンズ(図示しない)で絞り込んで細径光ファイバ2aの
受光角より小さい範囲の角度で入射させる。
【0011】太径光ファイバ2bの出射端は、プローブ
1の開口端面に挿嵌した球レンズ6の後方に臨ませる。
球レンズ6の外周には、スクリューねじbを形成してア
ジャスタ7を着脱自在に取り付ける。
【0012】球レンズ6は、焦点距離が通常のレンズよ
り短いので、焦点深度もわずかで狭い範囲に光パワーを
絞り込むことができる。また、焦点を過ぎた位置からは
逆に同じ角度で広がり、広い範囲に光パワーが分散す
る。このため、焦点を過ぎた位置ではエネルギー密度が
低くなって光パワーが衰えるので、誤って照射しても生
体を損傷する危険性が少なくなる。
【0013】アジャスタ7は、透明アクリルで形成し、
レーザ光の照射面が外側から直視できるようにする。ま
た、先端の開口の一部を切り欠いて通風用の切り込みc
を設ける。
【0014】アジャスタ7は、スペーサとしての役割を
果たし、スクリューねじbを廻して球レンズ6と皮膚面
との距離を接離自在に調節する。これにより、球レンズ
6で集光したレーザ光のビームウエストがちょうど皮膚
面にくるように位置付ける。
【0015】ヒートシンク5は、レーザダイオード4の
動作時の発熱を熱伝導によって拡散させて性能の低下を
抑える。このため、熱伝導効率のよいアルミあるいはそ
の合金で鋳造し、ダミーの通孔をいくつか設けて放熱効
率を高める。
【0016】レーザダイオード4は、GaAs(ガリウ
ムアルセナイド)などの化合物半導体を用いたPN接合
ダイオードに直接電流を流して励起し、ピーク波長60
0〜1600nm、光出力100〜200mWのレーザ
光を出力し、複数のレーザ光を集光して皮膚に十分な光
熱反応を起こす。また、熱反応のほかに、光電気反応、
光磁気反応、光力学反応、光化学反応、光免疫反応、光
酵素反応などを起こし、光生物学的活性化により生体組
織の新陳代謝を促して皮膚血行を高め、適正なパワー密
度で生体組織を損傷する作用はなく、皮膚に障害を起こ
す危険性はない。
【0017】本発明のレーザ光照射プローブは以上のよ
うな構成で、トリートメントを行うときは、まず、電源
をオンにする。これにより、複数のレーザダイオード4
が点灯し、各細径光ファイバ2aから入射したレーザ光
が太径光ファイバ2bに結合され、球レンズ6を通って
十分な光パワーでプローブ1の先端から出射する。レー
ザダイオード4が点灯したら、アジャスタ7の開口端面
を皮膚面に押し当てて皮膚面に沿ってプローブを移動さ
せながらレーザ光を照射する。レーザ光の焦点位置が適
正でない場合は、スクリューねじbを廻してアジャスタ
7の開口端面に接する皮膚面の高さを調節する。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレーザ光
照射プローブは、入射端を半導体レーザダイオードに結
合する複数の光ファイバを突き合わせて1本の光ファイ
バに接続し、この光ファイバの出射端をプローブの先端
に臨ませる。従って、本発明によれば、比較的安価な通
常出力の半導体レーザダイオードのレーザ光を多数光フ
ァイバに集めてレーザ光を照射するので、脱毛などに必
要な光パワーを低コストで得ることができる。また、レ
ンズの位置や光軸の角度を調整する必要もなく、簡単に
多数のレーザ光のビームウエストを一点に集めることが
できる。
【0019】また、本発明のレーザ光照射プローブは、
半導体レーザダイオードをプローブとは別の筐体に収容
する。従って、本発明によれば、広い空間に分散して配
置できるので、多数の半導体レーザダイオードを設置し
ても十分な放熱が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したレーザ光照射プローブの正面
図である。
【図2】図1の一部を切り欠いた側面図である。
【符号の説明】
1 プローブ 2 太径光ファイバ 2a 細径光ファイバ 3 結合モジュール 4 レーザダイオード 5 ヒートシンク 6 球レンズ 7 アジャスタ a 通孔 b スクリューねじ c 切り込み

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入射端を半導体レーザダイオードに結合
    する複数の光ファイバを突き合わせて1本の光ファイバ
    に接続し、この光ファイバの出射端をプローブの先端に
    臨ませてなるレーザ光照射プローブ。
  2. 【請求項2】 前記半導体レーザダイオードをプローブ
    とは別の筐体に収容してなる請求項1記載のレーザ光照
    射プローブ。
JP11176183A 1999-06-23 1999-06-23 レーザ光照射プローブ Withdrawn JP2001000557A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008509791A (ja) * 2004-08-17 2008-04-03 ルミテックス, インコーポレイテッド Led光源を含む光ファイバ光線治療装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008509791A (ja) * 2004-08-17 2008-04-03 ルミテックス, インコーポレイテッド Led光源を含む光ファイバ光線治療装置
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