JP2001000235A - 化粧品収納ケース - Google Patents

化粧品収納ケース

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JP2001000235A
JP2001000235A JP2000173946A JP2000173946A JP2001000235A JP 2001000235 A JP2001000235 A JP 2001000235A JP 2000173946 A JP2000173946 A JP 2000173946A JP 2000173946 A JP2000173946 A JP 2000173946A JP 2001000235 A JP2001000235 A JP 2001000235A
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lid
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JP2000173946A
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Robert Petit
ロベール プティ
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Lir France SA
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D40/22Casings characterised by a hinged cover
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D33/00Containers or accessories specially adapted for handling powdery toiletry or cosmetic substances
    • A45D33/006Vanity boxes or cases, compacts, i.e. containing a powder receptacle and a puff or applicator

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 経済的であり、標準ケースと比べて追加
部品を含まず、ケースを開ける行為自体の際に予備開放
を可能にするケースを提供する。 【解決手段】 蓋2と、該蓋2と組み合う凹型の容器本
体3とからなり、化粧品を受納するための受皿と、該受
皿を収納し容器本体3に組み合わせる中皿4と、留金7
と、蝶番6とを有し、ケースの予備開放さらには完全開
放を保証するように、ケースを開く都度留金にかかる手
の力の全部または一部を蓋に伝達する力伝達手段を備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】
【0002】本発明は化粧品または美容製品、一般的に
化粧パウダーを入れるためのケースの分野に関するもの
である。
【0003】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
【0004】概して、ケースは一般的に下記のものを含
んでいる。内鏡を備えた凹型の蓋と、化粧品を受納する
ための少なくとも一つの受皿用の中皿または中間支えを
一般的に備えた凹型の容器本体と、蓋の連接とケースの
開放を可能にする、蓋と容器本体との間の連結装置を構
成する蝶番と、留金は一般的には押ボタン式であるが、
ケースの開閉を保証をするような、容器本体に対する蓋
の留金または一切の施錠および解錠手段。
【0005】ケースの態様はきわめて数多く知られ、態
様はケースの一つまたは複数の構成要素に関することが
ある。例えば、本出願人の特許に関して、次のものを挙
げることができる。 ・小型の留金式化粧ケースを記載したフランス特許第2
661080号。 ・変型可能な化粧ケースを記載したフランス特許第27
01365号。 ・開放補助付き突付け閉鎖式ケースに関するフランス特
第2725958号。 ・軟質脚式連接を備えた旋回蓋式ケースを記載したフラ
ンス特許第2737192号。 ・補助開放式ケースを記載したフランス特許第2755
352号。 ・解錠および予備開放用押ボタン式ケースを記載したフ
ランス特許第2755353号。 ・容器本体と、中間台と、内鏡を備えた蓋とを含むタイ
プの、美顔料ケースを記載したフランス特許第2756
155号。
【0006】既知のケースの解決すべき課題は、ケース
の予備開放の問題である。ここで、予備開放とは、ケー
スの開放を保証するためにケースの一部、一般的には蓋
に一体の鉤を外す押ボタンを手で押したときに、中身、
一般的には化粧パウダーに手が届きやすくすることを目
的として、蓋がケースの蝶番を中心にある角度、つまり
5度から10度程度の角度で開くことを意味する。従来
技術のケースで、一般的に3mm越える大きな予備開放
を得るためには、補足手段を前記ケースの蝶番の中に導
入する必要があり、該補足手段は、蓋の重量とケースの
蝶番の一つまたは複数の割りピンの摩擦力に打ち勝つた
めの、蝶番内に組み込まれたバネであって、一般的にシ
リコーンゴム製、軟質でバネ効果のプラスチック製、ま
たは付加金属製とすることができる。しかしながら、こ
のタイプの装置には2つの欠点がある。第一に、それ自
体がケースに取り付けなければならない追加部品となる
ため、コストが引き上げられ、組立が複雑になり、第二
に、このタイプの装置の動作は、その開放のための従来
の行為では、ケースを蝶番と留金の間に固定している指
が、前記バネの動作を阻止する局部的圧力をかけるのを
止めた後にしか始動しない。
【0007】本発明の目的は以下のようなケースを得る
ことにある。第一に、経済的であり、標準ケースと比べ
て追加部品を含まず、第二に、ケースを開ける行為自体
の際に予備開放を可能にし、第三に、調節可能な予備開
放レベル、とくに高い予備開放レベルを、しかも前記ケ
ースの外観を変えることなく可能にすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
【0009】本発明の課題を解決する手段は、以下の通
りである。
【0010】蓋と、該蓋と組み合う凹型の容器本体とか
らなる化粧品収納ケースであって、化粧品を受納するた
めの受皿と、該受皿を収納し容器本体に組み合わせる中
皿と、留金と、蝶番とを有し、蓋に蝶番の第一部分及び
施錠鉤を設けると共に、容器本体または中皿に蝶番の第
二部分を設け、該施錠鉤に組み合う爪と、該爪と協動す
る押ボタンとを設けることで留金とし、蓋の施錠および
解錠を留金で行い、ケースの予備開放さらには完全開放
を保証するように、ケースを開く都度留金にかかる手の
力の全部または一部を蓋に伝達する力伝達手段を備えて
おり、該手段が、蝶番の第一部分に近接し、かつ垂直に
蝶番の真上に位置する蓋の支縁に対して働き、それによ
って手の力がケースの片側の留金及びケースのもう片方
の側の蝶番によって形成される方向に近い水平方向に沿
って伝達されることを特徴とする、化粧品収納ケース。
ここで、押ボタンにかかる手の力が、中皿に伝達される
ように、留金を構成する爪、及び押ボタンが、ケースの
片側の留金及びケースのもう片方の側の蝶番によって形
成される方向に近い水平方向の沿うように中皿に一体化
され、力伝達手段が、容器本体に対して、ケースの片側
の留金及びケースのもう片方の側の蝶番によって形成さ
れる方向に対する、移動手段を設けた中皿を備えること
で達成され、中皿が蓋の支縁に当接する支え当止を備え
ることもできる。
【0011】第1に、化粧品の収納のためのケースであ
って、該ケースは、蝶番の第一部分(20)を備えた蓋
(2)と、容器本体(3)に合体した格子である中皿
(4)及び化粧品を受納するための受皿(5)を有する
凹型の容器本体(3)と、蝶番の第一部分(20)及び
第二部分(30)の協働によって形成された蝶番(6)
と、容器本体(3)または中皿(4)に対する蓋(2)
の留金(7)または一切の施錠および解錠手段と、また
場合によっては化粧品の塗布用具とを含んでおり、容器
本体(3)または中皿(4)が蝶番の第二部分(30)
を備え、留金(7)または一切の施錠および解錠手段
は、蓋(2)に合体された施錠鉤(21)及び一般的に
は押ボタン(70)を備えた留金(7)に合体された爪
(71)との協働から成り、ケースは、前記ケースの予
備開放さらには完全開放を保証するように、ケースを開
く都度留金(7)にかかる手の力の全部または一部を蓋
(2)に伝達する手段を備えており、また蓋に力を伝達
するための前記手段が、蝶番の第一部分(20)の近接
かつ一般的には垂直に前記蝶番(6)の真上に位置する
蓋の支縁(22)に対して働き、それによって前記力が
ケースの片側の留金(7)及びケースのもう片方の側の
前記蝶番(6)によって形成される方向に近い一般的に
は水平な方向Tに沿って伝達されることを特徴とする、
化粧品収納ケース(1)。第2に、・留金(7)、一般
的には押ボタン(70)にかかる手の力が中皿(4)に
伝達されるように、留金(7)、及び一般的には押ボタ
ン(70)がT方向で中皿(4)に合体され、 ・力伝達手段が、容器本体(3)に対してT方向に移動
手段、一般的には並進手段を備えた中皿(4)を備え、 ・中皿(4)が蓋(2)の支縁(22)に当接する支え
当止(40,41)を備えている、第1に記載のケー
ス。 第3に、支え当止が、接触片(40)および/または恒
常的バネ効果軟質板(41)から構成される、第2に記
載のケース。第4に、中皿(4)と、留金(7)及びそ
の押ボタン(70)と、支え当止(40,41)とが単
一成型部品を形成し、前記部品の全体または一部が一般
的には硬質である、第2または3に記載のケース。第5
に、並進手段が、一方は容器本体(3)の内壁によっ
て、他方は中皿(4)の外壁によって担持された、雄手
段(430)および雌手段(320)の協働を備え、前
記協働が、容器本体の側面(32)と中皿の側面(4
3)または側面縁の上に、および/または容器本体の基
部(31)と中皿の基部(42)の上に位置づけられた
スライダ(8)を一般的に形成し、協働が中皿(4)と
容器本体(3)の組立の際に、一般的にはクリップまた
はラチェット機構によって形成される、請求項2から4
のいずれか一つに記載のケース。第6に、留金(7)を
その初期位置に戻す、すなわち手の力と反対方向に力を
かけるための手段を備え、初期位置は、ケースが開いて
留金(7)に他の力が全くかからない位置にある、第2
から5のいずれか一つに記載のケース。第7に、留金
(7)をその初期位置に戻すための手段が、弾性復帰脚
(44)とその自由端(440)の阻止手段(33)と
の協働を基礎とし、つまり弾性復帰脚(44)が中皿
(4)によって担持され、阻止手段(33)が容器本体
(3)に担持される、また逆に弾性復帰脚(44)が容
器本体(3)に担持され、阻止手段(33)が中皿
(4)に担持される、第6に記載のケース。第8に、力
が一切留金(7)にかけられなくなってから、留金
(7)が、容器本体(3)の縁(34)に当接する前部
当たり止め(72)を備えている、第2から7のいずれ
か一つに記載のケース。第9に、特に容器本体(3)に
対する中皿(4)の遊びを所望のレベルに制限するか又
は制御するように、中皿(4)または容器本体(3)
が、軟質摩擦脚(45)を備え、該軟質摩擦脚(45)
は、容器本体の基部(31)および中皿の基部(42)
を遠ざけようとし、それによって垂直方向と水平方向T
の両方で、容器本体(3)に対する中皿(4)の遊びを
制限する、第1から8のいずれか一つに記載のケース。
第10に、ケースが開く都度、留金(7)にかかる手の
力、つまり最初に蓋(2)の解錠を可能にする力を、蓋
(2)に伝達するための手段が硬質であり、該手段は、
施錠鉤(21)と爪(81)がその上で協働する距離で
あるD1に少なくとも等しい距離でT方向に並進させる
ことができる、第1から9のいずれか一つに記載のケー
ス。第11に、ケースが開く都度留金(7)にかかる手
の力を蓋(2)に伝達するための伝達手段が、蓋(2)
の支縁(22)に当接し、かつ予備開放を保証するよう
に、手の力の少なくとも一部を蓋(2)に伝達しながら
蓋(2)の解錠を可能にするある程度の弾性を備えてい
る、第1から9のいずれか一つに記載のケース。
【0012】
【発明の実施の形態】
【0013】上記の手段は従来技術のケースで生じるあ
らゆる課題を解決する。実際、本出願人の確認したとこ
ろ、比較的大きく、調節可能な開きで、ケースの少なく
とも一つの予備開放をケースを開ける通常の単一の動作
で得ることが可能であった。しかも、付属の図面と以下
の説明によって明らかにされるごとく、コストの増加は
伴わなかった。
【0014】図1は、蓋2と、容器本体3と、該容器本
体3に組み合った格子である中間の中皿4と、蝶番6
と、留金7とを含む本願発明に係る化粧品収納ケース1
を、蝶番6の長手方向に対して垂直に切断した縦断面図
である。矢印Foは、ケース1を開ける手の力を示す。
矢印Tは、本発明による手の力の伝達方向であって、蝶
番6の軸60の長手方向に直交する方向を示し、手の力
がケースの片側の留金及びケースのもう片方の側の蝶番
によって形成される方向に近い水平方向を示す。
【0015】図2は、図1のケース1の留金7の拡大図
である。図3は、図1のケース1の蝶番6の拡大図であ
る。図2に示した留金7は、蓋2と一体の施錠鉤21
と、容器本体3の縁34によって止められた前部当たり
止め72を有する押ボタン70で動作可能な、格子であ
る中皿4に一体の施錠爪71と、容器本体3の基部31
の上に形成された凸状のリブ構造で表された阻止手段3
3によって自由端440が保持される復帰弾性脚44と
を含む。鉤21と爪71は距離D1にわたって協働する
(図2のa参照)。図3は、第一部分20と第二部分3
0の協働によって形成された蝶番6と、支え当止40を
有する中皿4の配置を示しており、該支え当止40は蝶
番の第一部分20の一般的に垂直な部分である支縁22
に当接するためにあり、押ボタン70に力がかけられた
ときに、蝶番の軸60の真上に位置する。そのために中
皿4は、蓋2の解錠を可能にし、中皿4の移動に対応す
る、ケース1の蝶番6の軸60の長手方向に直交する方
向Tへの、遊びD1を備えている(図2のa参照)。
【0016】図4は、一般的には20度から90度以上
に達することができる開放角を有する、本発明によるケ
ース1の予備開放の概略を示しており、大きな角度がケ
ースの標準開放にほぼ対応する。図5は、中皿4と該中
皿4に収納する受皿5を設置した容器本体3を、蝶番の
軸60の長手方向に対して平行に切断した縦断面図であ
る。容器本体3の側面32は、刳り抜きまたは溝等から
成る雌手段320を有し、該雌手段320が、雄手段4
30と協働している。リブ構造等の雄手段430は、中
皿4の側面43に形成されている。雌手段32と雄手段
430とは、中皿4がクリップあるいはラチェット機構
で容器本体3内に止められるように平坦で傾いた部分を
備えている。中皿4の底面に相当する基部42は、方向
Tへの移動を阻害もしくは阻止することなく、特に垂直
方向への、受皿5と容器本体3の間の一切の遊びを減ら
したり無くしたりするための軟質摩擦脚45を備えてい
る。
【0017】図6から図8は、2つの態様による本発明
の動作を示す図で、横軸の時間tは押ボタン70に力が
かけられている時間に対応しており、よって本発明によ
る予備開放を得て、蓋2を解錠し、押ボタン70は力を
中皿4に伝達し、今度は中皿4がそれを蓋2に、もっと
正確には蓋の蝶番の第一部分20に近い支縁22に伝達
する。
【0018】図6は時間tの関数で押ボタン70の移動
D縦軸方向の模式的グラフを示している。0からD1の
移動は、蓋に一体の鉤21と押ボタン70に一体の爪7
1の解錠を保証するために必要な押ボタン70の移動に
対応する。D1からD2の移動は、蓋の予備開放または
完全開放を保証する押ボタンの補足的移動に対応する。
【0019】図7は、本発明の第一の態様に従って、蓋
2に対して加えられた合力Fを示している。この態様に
おいては、支え当止40と蓋の支縁22の内面との間
に、一般的には少なくともD1に等しい遊びがあり、簡
略にするために中皿4は圧縮されないものとして、中皿
4が距離D1だけ並進した後にしか押ボタン70にかか
る力Foが蓋2に伝達されないようにする。図7のaか
らcは本発明のこの態様のための、ケース1の3つの状
態を示した、ケースを極めて模式化した図である。図7
のaは、t=0で、押ボタン70に力Foが一切加えら
れていないときのケースに対応し、爪71と鉤21は施
錠されている。図7のbは、t=tA で、加えられた力
Foが、蝶番6を解錠し、予備開放のために蓋2に力が
伝達されることなく、支え当止40が蓋と接触するのに
ちょうど十分であるケースに対応する。図7のcは、t
=tB で、加えられた力Foに続いて押ボタン70が徐
々に押され、加えられた力Foが力Fを蓋に伝達し、蓋
が予備開放に至るケースに対応する。
【0020】図8は、本発明の第二の態様に従って、蓋
2に加えられた合力F’を示す。この態様においては、
支え当止40と、垂直な支縁22の内面の間に遊びがな
く、押ボタン70にかけられる力Foが力F’の形で中
皿4によって、T方向に蓋2へ伝達されるようになって
いる。しかしながら、この力は解錠がなされた後にし
か、すなわちt=tA以降にしか、予備開放のためには
効果がない。図8のaからcは、図7のaからcに対応
する。図8のbの中皿4は点線で表され、t=0とt=
Aの間の、解錠初期段階の中皿4の変形を示してい
る。
【0021】図9のaからdは、本発明の異なる態様を
図示している。これらは蝶番6の軸60に平行な水平面
内の部分模式図である。図9のaは、蓋の垂直な支縁2
2と支え当止40の端の間に、一般的には少なくともD
1に等しい遊びが存在する、図7のaからcに対応す
る。
【0022】図9のbでは、中皿4は支え当止40の代
わりにバネ効果軟質板41を備えている。図9のcで
は、中皿4は支え当止のバネ効果軟質板41と接触片4
0とを同時に備えている。図9のdは、中皿4が蓋2の
支縁22に対して遊びを持たない、支え当止である接触
片40を備え、そのために、t=tAの前で、押ボタン
70に力が加え始められたときに、中皿点線で表示のわ
ずかな変形を必要とし、図8のaからcに対応する。
【0023】本発明によれば、また図1と図3に示され
たごとく、蓋に力を伝達するための手段は、蓋2の蝶番
の第一部分20の近くの、蝶番6の真上に位置する蓋2
の一般的には垂直な支縁22の上に作用することがで
き、図1にFoで表す力は、ケース1の片側の留金7と
ケースのもう片側の蝶番6で形成される方向に近い一般
的には水平なT方向に沿って伝達される。蓋のこの部分
の支縁22は、前記力Foができる限り効果的に伝達さ
れるように、一般的には垂直である。
【0024】本発明によるケースにおいて、下記の手段
を組み合わせることができる。留金7に、一般的には押
ボタン70にかけられた手の力が、中皿4に伝達される
ように、T方向で中皿に一体の留金7、及び一般的には
押ボタン70。容器本体3に対してT方向に移動手段、
一般的には並進手段を備えた、中皿4を備えた力伝達手
段。蓋2の支縁22に当接する支え当止40,41を含
んでいる中皿4。この手段の組合せは、図1から3に示
されている。これらの図は本発明の一つの態様を図示
し、右から左に、前記伝達を保証する各種の要素の協
働、つまり、留金7とその押ボタン70、中皿4とその
支え当止40,41、蓋2と一般的には垂直なその支縁
22をよく示している。
【0025】図9のaからdに示したごとく、支え当止
は、接触片40および/または恒常的バネ効果軟質板4
1から構成できる。これらの異なるタイプの支え当止で
ある接触片40,恒常的バネ効果軟質板41とそれらの
組合せによって、図4に示したごとく、多少なりとも大
きな開きの予備開放を、予定された値がどんな場合にも
標準開放力Foで得ることができることは明らかであ
る。
【0026】本発明によれば有利には、中皿4と、留金
7と、その押ボタン70と、支え当止とは単一成型部品
を形成し、前記部品の全体または一部が一般的には硬質
である。これが図1から図4に示した場合である。
【0027】本発明によれば並進手段は、一方が容器本
体3の内壁によって、他方が中皿4の外壁によって担持
された、雄手段430および雌手段320の協働を含
み、前記協働は容器本体の側面32と中皿の側面43ま
たは側面縁の上に、および/または容器本体の基部31
と中皿の基部42上に位置づけられたスライダ8を一般
的に形成し、前記協働は中皿4と容器本体3の組立の際
に、一般的にはクリップまたはラチェット機構によって
形成される。図5に示したのは、容器本体3の内壁、お
よび平行な側面縁32のそれぞれが、溝等の雌手段32
0を有し、他方で中皿4の側面縁43がリブ構造等の雄
手段430を有する場合で、溝320内のリブ構造43
0の協働が中皿4にとっての容器本体3に対する並進手
段を構成する。当然、図5は説明のための例にすぎず、
中皿は雌手段を、容器本体は雄手段を有することもでき
る。有利には、並進方向Tに平行で、焼付きの恐れを減
らすように、ケースの側面にではなく、容器本体の基部
31または中皿の基部42の上に位置づけられ、並進方
向Tに平行の一つまたは複数の案内レールを雄並進手段
とし、対応する刳り抜きが雌並進手段を形成することも
できる。有利には、図5に示したごとく、クリップが並
進手段も構成することができる。もちろん、同等な手段
を構成し、容器本体に対する中皿の並進機能を実現する
ことを可能にする多数の実施変型が存在する。
【0028】本発明によるケースは、留金7をその初期
位置に戻すための、すなわち前記手の力と反対方向に復
帰力をかけるための手段を備えることができ、初期位置
は、ケースが開いて、留金7に他の手の力が全くかけら
れない位置とする。一般的には、図2に示したごとく、
留金7をその初期位置に戻すための前記手段は弾性復帰
脚44とその自由端440の阻止手段33との協働に基
づき、弾性復帰脚44は中皿4によって担持され、阻止
手段33は容器本体3に担持される。同じ機能を実現す
るために逆の装置も可能であり、弾性復帰脚は容器本体
によって担持され、阻止手段は中皿によって担持されて
いる。この弾性復帰脚は中皿のその初期位置への復帰を
保証し、化粧のために製品を取る動作の際にそれを固定
する。同じく図2に示したごとく、留金7は、手の力が
留金7にかけられなくなると容器本体3の縁34に当接
する前部当たり止め72を含むことができる 。有利に
は、図5に示したごとく、また特に容器本体3に対する
中皿4の遊びを所望のレベルに制限するか又は制御する
ように、中皿4または容器本体3が、軟質摩擦脚45を
備えることができ、該中皿または容器本体は、容器本体
の基部31および中皿の基部42を遠ざけようとし、そ
れによって垂直方向と水平方向Tの両方で、容器本体3
に対する中皿4の遊びを制限する。実際、一方では大き
な遊びを有し、そのためことあるごとに軽い音を立てる
かもしれない部品を、ケースが有することは許容できな
いであろうが、他方では、これらの軟質摩擦脚45が蓋
までの力Foの伝達に拮抗しないことがふさわしい。
【0029】図1、図3、図7のaからc、図9のaか
らcに図示した、本発明の第一の態様において、ケース
が開く都度留金7にかかる手の力、つまり最初に蓋2の
解錠を可能にする力を、蓋2に伝達するための手段は、
硬質であり、施錠鉤21と爪71がその上で協働する距
離であるD1に少なくとも等しい距離だけT方向に移動
させることができる。
【0030】図8のaからc、図9のbとdに図示し
た、本発明の第二の態様によれば、ケースが開く都度留
金7にかかる手の力を蓋2に伝達するための前記手段
は、蓋の支縁22に当接し、予備開放を保証するよう
に、手の力の少なくとも一部を蓋2に伝達しながら蓋の
解錠を可能にするある程度の弾性を備えている。この場
合、中皿4は、一方では留金7の解錠が行われるように
ある程度の柔軟性を有し、特に中皿の並進を保証するた
めに備えられた手段によって、あるいは場合によっては
容器本体3内の中皿4の遊びのおかげで、開放力Foの
一部を蓋2に伝達することができるようにある程度の堅
さを有する。一般的に、中皿4は、中皿の曲がった縁が
点線で示されている図8のbから図9のdに図示したご
とく、蓋の解錠を保証する留金の移動D1の際にその側
面がわずかに撓むことができるように設計されることが
でき、一度解錠が実施されると、中皿内に蓄積された撓
みエネルギーが蓋に伝達され、予備開放を得るのに役立
つ。重要なのは、ケースの予備開放または完全開放が押
ボタン70にかかる手の力によって、また場合によって
はもっと大きな開きを与え、手の力を補足する手段であ
る中皿4に担持された板41の恒常的バネ効果によって
も得られることに注意することである(図9中のbとc
参照)。模式的にみると、これらの板は恒常的張力を有
しており、ケースは閉じ、次に、押ボタンの解錠が板4
1を圧縮するので、板の張力が高まり、時間t=tA
最大値に達し、ついで蓋の開放とともに低下し、最後に
蓋が閉じたときにその恒常的張力値を取り戻す。本発明
は、経時的に、ケースの変型またはこのバネ効果の段階
的逓減が生じないように板41の恒常的バネ効果を必要
最低限のレベルに制限することができる。
【0031】
【実施例】
【0032】図に従って、本発明の主要な2つの態様に
従って、ポリアセタールの中皿を備えたケースを実現
し、第一の態様については図7のaからcに、第二の態
様については図8のaからcにその作用を図示した。こ
の2つの態様は次の点で異なっている。第一に、所望の
可撓性を得るように、第二の態様の場合は約20%より
薄くなっている、中皿4の側面の厚みによって異なって
いる。第二に、図9のaによる第一の態様では直接接触
していないが、図9のdによる第二の態様では直接接触
している、支え当止40,41によって異なっている。
しかし前記予備開放を容易にするか、またはその開きを
大幅に増す圧力を蓋の支縁22に常に加えるようとする
バネ効果軟質板41のおかげで恒常的バネ効果が存在す
る、図9のbとcに対応するケースも実現した。いずれ
の場合にも、ケースは図1から5に示した包括的要素を
含む。本発明によるそれぞれの態様の動作は、第一の態
様については図7のaからcに、第二の態様については
図8のaからcに明示した。これらの概略図において、
中皿4は一方の端右で押ボタン70で終わり、他の端左
で支え当止40で終わる水平線で象徴的に示した。図7
のaと図8のaは手の力が押ボタン70にかけられ始め
ていない時間t=0に対応している。図7のbと図8の
bは、一般的に1から2mm程度である鉤21と爪71
の重なる距離に対応する距離D1だけ押ボタン70を移
動が手の力によって可能になる時間t=tA に対応して
おり、爪と鉤がT方向に、距離D1だけ離されて、ケー
スの留金が外れる。図7のcと図8のcは手の力、つま
り予備開放を確保するのに使われる力が合計距離D2>
D1にわたって継続した時間t=tB に対応する。これ
らの図に示したごとく、本発明の2つの態様の本質的差
異は、第一の態様においては、留金7が外れた後にしか
支え当止40が蓋の支縁22に当接せず、中皿4が、少
なくともD1に等しい距離だけ左に移動、並進されるの
に対して、第二の態様では、支え当止40が蓋の支縁2
2に絶えず当接あるいはほぼ当接する点にあり、それゆ
え、留金7と、中皿4とその支え当止で構成される全体
が、ケース1の健全性と本発明によるその良好な動作を
損なうことなくT方向の長さを長さD1だけ可逆的に減
らすことができるように、中皿4の壁がある程度撓むこ
とになる。本発明によるこれらのケースは、角度の開き
については、正確な形状によって、20度から90度に
達すことのできる予備開放または開放を得ることを可能
にするが、これは一般的に、標準サイズの通常のケース
で、蓋2と容器本体の縁の間の30から60mm程度の
距離に対応する図4参照。
【0033】
【発明の効果】
【0034】本発明は、本発明によるケース内の部品の
数が増加していないので、実現の簡単さと、顧客の需要
への大きな適合性とを兼ね備えた予備開放ケースの新規
な設計を開示するものである。ただしそれは本発明が所
望のあらゆるタイプの予備開放、さらに極端な場合に
は、標準開放値に近い値である90度に近い予備開放を
得るための様々な手段を開示する限りにおいてである。
重要なのは、本発明のこれらの手段が多くの場合ほとん
ど見えないこと、さらには中皿が支え当止を隠し、また
多くの場合ケースの内側から見た蝶番を隠す縁を有する
ことができる限りにおいて、消費者の目から隠されてい
ることに注意することである。さらに、本発明は既存の
ケースの大半に適用できる、または適合する可能性を持
たせることができる。しかしながら、丸いケースの場
合、手の力を蓋に向かって伝達さるために本発明の手段
を適合させなければならないだろう。最後に本発明は、
場合によっては、一般的に可撓性の板、ここではバネ効
果軟質板によって得られるようなバネ効果を含む手段の
組合せによってケースの予備開放、さらには完全開放を
可能にし、該手段の組合せを用いることで開放または予
備開放に調整可能なレベルを有し、かつ蓋の解錠のため
の同じく調整可能な手の力を要求することができ、それ
によって特定の需要にケースをよりよく適合させること
が可能となる極めて多種多様なケースが得られる。
【0035】すなわち、本発明に係るケースを、次の効
果を有する。第一に、経済的であり、標準ケースと比べ
て追加部品を含まない。第二に、ケースを開ける行為自
体の際に予備開放を可能にする。第三に、調節可能な予
備開放レベル、とくに高い予備開放レベルを、しかも前
記ケースの外観を変えることなく可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る化粧品収納ケース1を、蝶番6
の長手方向に対して垂直に切断した縦断面図である。
【図2】図1のケースの留金7の拡大図である。
【図3】図1のケースの蝶番6の拡大図である。
【図4】一般的には20度から90度以上に達すること
ができる開放角を有する、本発明によるケース1の予備
開放の概略を示している。
【図5】中皿4と該中皿4に収納する受皿5を設置した
容器本体3を、蝶番の軸60の長手方向に対して平行に
切断した縦断面図である。
【図6】時間tの関数で押ボタン70の移動D縦軸方向
の模式的グラフを示している。
【図7】第一の態様に従って、蓋2に対して加えられた
合力Fを示している。
【図8】本発明の第二の態様に従って、蓋2に加えられ
た合力F’を示す。
【図9】aからdは、本発明の異なる態様を図示してい
る。
【符号の説明】
1 ケース 2 蓋 20 蝶番の第一部分 21 施錠鉤 22 支縁 3 容器本体 30 蝶番の第二部分 31 基部 32 側面 320 雌手段 33 阻止手段 34 縁 4 中皿 42 基部 43 側面 430 雄手段 44 弾性復帰脚 440 自由端 45 軟質摩擦脚 5 受皿 6 蝶番 60 軸 7 留金 71 爪 72 前部当たり止め 8 スライダ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋と、該蓋と組み合う凹型の容器本体と
    からなる化粧品収納ケースであって、 化粧品を受納するための受皿と、該受皿を収納し容器本
    体に組み合わせる中皿と、留金と、蝶番とを有し、 蓋に蝶番の第一部分及び施錠鉤を設けると共に、容器本
    体または中皿に蝶番の第二部分を設け、 該施錠鉤に組み合う爪と、該爪と協動する押ボタンとを
    設けることで留金とし、 蓋の施錠および解錠を留金で行い、 ケースの予備開放さらには完全開放を保証するように、
    ケースを開く都度留金にかかる手の力の全部または一部
    を蓋に伝達する力伝達手段を備えており、 該手段が、蝶番の第一部分に近接し、かつ垂直に蝶番の
    真上に位置する蓋の支縁に対して働き、それによって手
    の力がケースの片側の留金及びケースのもう片方の側の
    蝶番によって形成される方向に近い水平方向に沿って伝
    達されることを特徴とする、化粧品収納ケース。
  2. 【請求項2】 押ボタンにかかる手の力が、中皿に伝達
    されるように、留金を構成する爪、及び押ボタンが、ケ
    ースの片側の留金及びケースのもう片方の側の蝶番によ
    って形成される方向に近い水平方向の沿うように中皿に
    一体化され、 力伝達手段が、容器本体に対して、ケースの片側の留金
    及びケースのもう片方の側の蝶番によって形成される方
    向に対する、移動手段を設けた中皿を備えることで達成
    され、 中皿が蓋の支縁に当接する支え当止を備えている、請求
    項1に記載のケース。
  3. 【請求項3】 支え当止が、接触片および/または恒常
    的バネ効果軟質板から構成される、請求項2に記載のケ
    ース。
  4. 【請求項4】 中皿と、留金及び押ボタンと、支え当止
    とが単一成型部品を形成し、前記部品の全体または一部
    が一般的には硬質である、請求項2または3に記載のケ
    ース。
  5. 【請求項5】 移動手段が並進手段であり、該並進手段
    が、一方は容器本体の内壁によって、他方は中皿の外壁
    によって担持された、雄手段および雌手段の協働を備
    え、前記協働が、容器本体の側面と中皿の側面または側
    面縁の上に、および/または容器本体の基部と中皿の基
    部の上に位置づけられたスライダを形成し、協働が中皿
    と容器本体の組立の際に、クリップまたはラチェット機
    構によって形成される、請求項2〜4のいずれか一つに
    記載のケース。
  6. 【請求項6】 留金をその初期位置に戻す、すなわち手
    の力と反対方向に力をかけるための手段を備え、初期位
    置は、ケースが開いて留金に他の力が全くかからない位
    置にある、請求項2〜5のいずれか一つに記載のケー
    ス。
  7. 【請求項7】 留金をその初期位置に戻すための手段
    が、弾性復帰脚とその自由端の阻止手段との協働を基礎
    とし、つまり弾性復帰脚が中皿によって担持され、阻止
    手段が容器本体に担持される、また逆に弾性復帰脚が容
    器本体に担持され、阻止手段が中皿に担持される、請求
    項6に記載のケース。
  8. 【請求項8】 力が一切留金にかけられなくなってか
    ら、留金が、容器本体の縁に当接する前部当たり止めを
    備えている、請求項2〜7のいずれか一つに記載のケー
    ス。
  9. 【請求項9】 容器本体に対する中皿の遊びを所望のレ
    ベルにするように、中皿または容器本体が、軟質摩擦脚
    を備え、該軟質摩擦脚は、容器本体の基部および中皿の
    基部を遠ざけようとし、それによって垂直方向と水平方
    向の両方で、容器本体に対する中皿の遊びを制限する、
    請求項1〜8のいずれか一つに記載のケース。
  10. 【請求項10】 ケースが開く都度、留金にかかる手の
    力、つまり最初に蓋の解錠を可能にする力を、蓋に伝達
    するための手段が硬質であり、該手段は、施錠鉤と爪が
    その上で協働する距離であるD1に少なくとも等しい距
    離で並進させることができる、請求項1〜9のいずれか
    一つに記載のケース。
  11. 【請求項11】 ケースが開く都度留金にかかる手の力
    を蓋に伝達するための力伝達手段が、蓋の支縁に当接
    し、かつ予備開放を保証するように、手の力の少なくと
    も一部を蓋に伝達しながら蓋の解錠を可能にする程度の
    弾性を備えている、請求項1〜9のいずれか一つに記載
    のケース。
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