JP2000517373A - アントラキノンポリスルホンアミド着色剤を含有する熱可塑性組成物 - Google Patents

アントラキノンポリスルホンアミド着色剤を含有する熱可塑性組成物

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Abstract

(57)【要約】 トナー又は着色剤として、ある種のアントラキノンポリスルホンアミド着色剤が組み込まれた熱可塑性組成物。このポリスルホンアミド着色剤のポリマー鎖の中に組み込まれた、このアントラキノン着色剤部分は、浸出性、昇華性又は抽出性ではなく、熱可塑性組成物から滲出しない。このアントラキノンポリスルホンアミド着色剤は、一般的な技術により、製造の間に熱可塑性ポリマーに添加されるか又はポリマーと溶融ブレンドされて、無移行性又は非抽出性着色剤が必要な種々の最終用途のために有用な透明な熱可塑性組成物を製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 アントラキノンポリスルホンアミド着色剤を含有する熱可塑性組成物 発明の分野 本発明は、トナー又は着色剤としてある種のアントラキノンポリスルホンアミ ド着色剤が組み込まれた熱可塑性組成物に関する。このアントラキノン着色剤部 分は、ポリスルホンアミド着色剤のポリマー鎖の中に組み込まれているので、こ れは浸出性、昇華性又は抽出性ではなく、熱可塑性組成物から滲出しない。この アントラキノンポリスルホンアミド着色剤は、従来の技術により、製造の間に熱 可塑性ポリマーに添加されるか又はポリマーと溶融ブレンドされて、無移行性又 は非抽出性着色剤が必要な種々の最終用途のために有用な透明な熱可塑性組成物 を製造することができる。 熱可塑性樹脂は典型的に、優れた明度及び着色力が重要であるとき、有機顔料 によって着色される。しかしながら、不溶性顔料の結果として、不透明性がポリ マー組成物の中に導入される。また、あるものは潜在的発癌物質であり、接触皮 膚炎を起こすことが示されているので、毒性考察は、有機顔料の使用に関する慢 性的問題を示した。 プラスチックスはまた、ポリマーと着色剤(普通、油溶染料)との物理的混合 物からなるカラーコンセントレート(濃縮体)を使用することによって着色され る。しかしながら、ポリエステル、例えば、ポリ(エチレンテレフタレート)及 びそのブレンドのようなポリマー材料を着色するために、このような物理的混合 物を使用すると、下記のような多くの問題点が示される。 1.着色したポリエステルペレットの乾燥の間の着色剤の移行。 2.押出の間の着色剤移行及び掃除のために運転停止を起こし得る、ダイ上の 着色剤蓄積又はロール上のプレートアウト。このような着色剤移行及び蓄積は、 時間の消費になり、特に、他の色のポリマーを、同じ装置で続いて加工するとき 、掃除が困難である。 3.例えば、特別の色相を得るために2種又はそれ以上のカラーコンセントレ ートを使用するとき、着色剤を十分に混合することができない。 4.着色したポリマー材料の貯蔵及び使用の間に、着色剤が拡散又は滲出し得 る。 ポリスルホンアミド着色剤を使用することによって、従来の染料及び顔料を使 用することに付随する上記の問題点が除かれるか又は最小になる。 従来技術の説明 顔料又は油溶染料を添加することによって熱可塑性樹脂を着色することは、当 該技術分野で公知である(例えばThomas G.Weber編、プラスチックスの着色(Co loring of Plastics)、John Wiley and Sons、ニューヨーク、1979年刊を参照 されたい)。しかしながら、顔料を使用することは、不透明性、色の曇り、低い 着色力等のような望ましくない特性を伴う。また、不溶性の顔料を熱可塑性樹脂 と均一にブレンドする際に困難が生じる。また、油溶染料が熱可塑性樹脂を着色 するために有用であり(K.Vendataraman編、合成染料の化学(The Chemistry of Synthetic Dyes)、第8巻、Academic Press、ニューヨーク、1978年刊、第81〜 131頁)、油溶染料によって改良された透明性、色相に於ける明度及び高い着色 力を有する組成物が得られるが、着色された熱可塑性樹脂からの染料移行、抽出 等に至り得る。これらの問題点は、低いガラス転移温度を有するポリ塩化ビニル 、ポリエチレン及びポリプロピレンのような可撓性樹脂を着色するために溶媒染 料を使用するとき、特に重要な問題である。 また、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリウレタン又はポリエチレンイミ ン主鎖を有する溶媒可溶性非抽出性ポリマー性アミノトリアリールメタン染料を 製造すること並びに溶媒ブレンド技術によって、これらの染料を、ポリ塩化ビニ ル、ポリ塩化ビニリデン及びポリ(メチルメタクリレート)等のようなアクリル 樹脂のような樹脂の中に含有させることも公知である〔S.Mitra(3M社(3M Cor p.)へ譲渡)の米国特許第4,477,635号(1984年)〕。これらのポリマー性着色化 合物を製造する際には、非着色中間体芳香族アミン含有ポリマーを製造しなけれ ばならず、次いでこのポリマー構造中の芳香族アミン部分を、不活性有機溶媒中 でオキシ塩化リンのような縮合触媒の存在下にジアリールケトンと更に反応させ ることによって、アミノトリアリールメタン部分に転化しなければならないので 、困難が生じる。これらの以前に開示されたポリマー性アミノトリアリールメタ ン組成物はまた、高温度に遭遇するとき更に有利な溶融ブレンドの方法により、 熱可塑性樹脂を着色する際に使用するために必要な熱安定性を有していない。 更に、米国特許第4,116,923号(1978年)から、プラスチックス、特にポリオ レフィンを、テレフタル酸、イソフタル酸又は両者の残り、低分子量トリメチロ ールアルカン、即ち、1,1,1−トリメチロールプロパン及び共重合性着色剤 を含有し、該着色剤が0.1〜25重量%のレベルで存在する、低融点架橋着色ポリ エステル組成物で着色することが知られている。しかしながら、これらの高度に 架橋した着色ポリマーを製造する際に、温度、真空量、存在する着 色剤のレベル及び反応時間に関する極度の注意が、同じ品質の架橋着色ポリエス テル組成物を再現しようとするために必要であるというような困難が生じる。更 に、これらの着色ポリエステル組成物は脆く、低融点であり、高レベルの着色を 作るために十分な量で添加したとき、熱可塑性樹脂の物理的特性に於ける低下を 起こすであろう。これらの以前に開示されたポリマーの製造に於いて重要なこと は、着色する樹脂に於ける適当な溶解度特性を有する低融点ポリマーを得るため に、低重合度を達成することであるが、この着色剤は、特に高レベルで添加した とき共重合できず、従って、望ましくない抽出性の着色剤になるであろう。 更に、その中に共重合された着色剤を有するポリエステルカラーコンセントレ ートを製造すること及びこれを熱可塑性樹脂を着色するために使用することが知 られている(米国特許第5,032,670号、米国特許第5,106,942号、WO 92/07913, WO 92/13921を参照されたい)。これらのポリマー着色剤を製造するために必要 な重縮合反応では、回分式処理装置内で比較的低い温度(例えば、普通100℃以 下)で製造することができる本発明のポリスルホンアミド着色剤に対して、高い 温度条件(250℃超)及び費用効果的であるための連続大規模処理が必要である 。 最後に、ポリウレタンカラーコンセントレートを使用して熱可塑性樹脂を着色 することが知られている(米国特許第5,194,463号)が、これらの着色剤は、反 応剤の一つとして、毒性であり、大規模で安全に取り扱うことが困難である、ジ イソシアナート化合物から誘導されると言う固有の欠点を有している。 本発明は、1種又はそれ以上の熱可塑性材料及び1種又はそれ以上のアントラ キノンポリスルホンアミド着色剤を含んでなる熱可塑性組成物を提供する。この 着色剤は、熱可塑性樹脂の製造の間に又 は溶融ブレンド技術によりその後で添加することができる。 発明の開示 本発明は、式I: (式中、AQは、同一か又は異なっていてよく、C1〜C8アルキル、C1〜C8アル コキシ、C1〜C8アルカノイルアミノ、アロイルアミノ、C1〜C8アルキルチオ 、ハロゲン、アミノ、ニトロ、C1〜C8アルキルアミノ、C3〜C8シクロアルキ ルアミノ、C1〜C8アルカノイル、C1〜C8アルコキシカルボニル、トリフルオ ロメチル、シアノ、C3〜C8シクロアルコキシ、C3〜C8シクロアルキルチオ、 ヘテロアリールチオ、C1〜C8アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アロ イル、カルバモイル、スルファモイル、C1〜C8アルカノイルアミノ、アロイル アミノ、C1〜C8アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、アリール チオ、アリールオキシ、アリールアミノ及びヒドロキシ基から選択された1〜6 個の置換基で置換されていてよい二価のアントラキノン基であり、 X及びX’は、独立に、Y、−Y−アルキレン、−Y−(アルキ ン、Y−C3〜C8−シクロアルキレン−Y’又はY−アルキレン−C3〜C8−シ クロアルキレン−アルキレン−Y’(式中、mは1〜3であり、Y及びY’は、 独立に、−O−,−S−,−N(R)CO−,−N(R)SO2−若しくは−N(R2)−である) であり、 Ar及びAr’は独立に、同一か又は異なっていてよく、C1〜C8 アルキル、C1〜C8アルコキシ、C1〜C8アルカノイルアミノ、アロイルアミノ 、C1〜C8アルキルチオ及びハロゲン基から選択された1〜4個の置換基で置換 されていてよい二価のベンゼン又はナフタレン基であり、 R及びR’は、独立に、水素、C1〜C8アルキル、C3〜C8シクロアルキル、 ヘテロアリール又はアリールであり、 R1は、二価の有機基であり(但し、R1がエチレンであるとき、R及びR’は 一緒になってエチレン基を表わしてよく)、 R2は、水素、C1〜C8アルキル、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C8アルカ ノイル、アロイル、C1〜C8アルキルスルホニル、アリールスルホニル、カルバ モイル又はスルファモイルであり、そしてnは、約3〜約30の整数である) を有する少なくとも1種の着色剤と組み合わせた、少なくとも1種の熱可塑性ポ リマーを含んでなる着色熱可塑性組成物を提供する。 本発明はまた、熱可塑性ポリマーを溶融し、これを上記式Iを有する着色剤と ブレンドすることからなる、熱可塑性組成物の生成方法を提供する。 本発明は更に、上記式Iの単位を有する少なくとも1種の着色剤を組み合わせ た、少なくとも1種の熱可塑性ポリマーからなる着色熱可塑性組成物を提供する 。 本発明の着色剤が組み込まれた、調色し着色した熱可塑性組成物は、得られた 着色ポリマーが、熱可塑性組成物から浸出性、抽出性、昇華性、移動性などでは なく、従って、人曝露での毒性問題を最小にするように十分に高い分子量を有す る。この着色組成物は、危険ではなく、良好な明度、透明性、耐光堅牢性、高い 熱安定性、優れた着色剤の均質性及び未着色熱可塑性材料の望ましい物理的特性 を正常に維持するものを有する。 好ましい態様の詳細な説明 本発明に従えば、熱可塑性組成物は、熱可塑性樹脂の製造の間に又は熱可塑性 樹脂を溶融ブレンドすることにより、式I: (式中、Ar及びAr’はそれぞれ独立に、ベンゼン又はナフタレン系列の二価の基 を表わし、X及びX’は、独立に、Y、−Y−アルキレン、−Y−(アルキレン −Y’)m、−Y−アルキレン−C3〜C8−シクロアルキレン、Y−C3〜C8− シクロアルキレン−Y’、Y−アルキレン−C3〜C8−シクロアルキレン−アル キレン−Y’(式中、mは1〜3であり、Y及びY’は独立に、−O−,−S− ,−N(R)CO−,−N(R)SO2−及び−N(R2)−から選択される)から選択され、AQは 、二価のアントラキノン基であり、R及びR’は独立に、水素、C1〜C8アルキ ル、C3〜C8シクロアルキル、ヘテロアリール及びアリールから選択され、R1 は、二価の有機基であり、但し、R1がエチレンであるとき、R及びR’は一緒 になってエチレン基を表わしてよく、そしてR2は、水素、C1〜C8アルキル、 C3〜C8シクロアルキル、C1〜C8アルカノイル、アロイル、C1〜C8アルキル スルホニル、アリールスルホニル、カルバモイル及びスルファモイルから選択さ れ、そしてnは、約3〜約30の整数、好ましくは約5〜約20の整数である) のアントラキノンポリスルホンアミド着色剤を添加することによって製造される 。 Ar及びAr’によって表わされる各二価の基は、更に、同一か又は異なっていて よく、C1〜C8アルキル、C1〜C8アルコキシ、C1〜C8アルカノイルアミノ、 アロイルアミノ、C1〜C8アルキルチオ及びハロゲンから選択された1〜4個の 置換基で置換され ていてよい。 二価のアントラキノン基(AQ)は、更に、同一か又は異なっていてよく、C1 〜C8アルキル、C1〜C8アルコキシ、C1〜C8アルカノイルアミノ、アロイル アミノ、C1〜C8アルキルチオ、ハロゲン、アミノ、ニトロ、C1〜C8アルキル アミノ、C3〜C8シクロアルキルアミノ、C1〜C8アルカノイル、C1〜C8アル コキシカルボニル、トリフルオロメチル、シアノ、C3〜C8シクロアルコキシ、 C3〜C8シクロアルキルチオ、ヘテロアリールチオ、C1〜C8アルキルスルホニ ル、アリールスルホニル、アロイル、カルバモイル、スルファモイル、C1〜C8 アルカノイルアミノ、アロイルアミノ、C1〜C8アルキルスルホンアミド、アリ ールスルホンアミド、アリールチオ、アリールオキシ、アリールアミノ及びヒド ロキシから選択された1〜6個の置換基で置換されていてよい。 有機基R1は、C2〜C12アルキレン、C3〜C8シクロアルキレン、−CH2−C3 〜C8シクロアルキレン−CH2−、炭素環及び複素環アリーレン並びにこれらの組 合せを含む広範囲の種々の二価結合基から選択することができる。アルキレン結 合基には、主鎖の中の又は主鎖に結合した、1個又はそれ以上のヘテロ原子、例 えば、酸素、硫黄、窒素、置換された窒素及び/又はC3〜C8シクロアルキレン 、炭素環アリーレン、二価の芳香族複素環基若しくは のようなエステル/アミド基が含まれていてよい。 アルキレン鎖中に環式部分を含有するC2〜C12アルキレン基の例には、 が含まれる。 R1の定義に於けるシクロアルキレン基は典型的に、1,2−、1,3−及び 1,4−シクロヘキシレンのような基である。R1の定義に於ける炭素環アリー レン基には典型的に、1,2−、1,3−及び1,4−フェニレン及び1,4− 、1,5−、1,8−、2,6−及び2,7−ナフタレンジイル並びにC1〜C1 2 アルキル、C1〜C12アルコキシ及びハロゲンから選択された1個又はそれ以上 の基で置換されたこれらのものが含まれる。 二価の複素環アリーレン基の例には、置換されない及び置換された、1,3, 5−トリアジン−2,4−ジイル、6−メトキシ−1,3,5−トリアジン−2 ,4−ジイルのようなトリアジン類、2,4−ピリミジンジイル、6−メチル− 2,4−ピリミジンジイル、6−フェニル−2,4−ピリミジンジイル、3,6 −ピリダジンジイル及び2−メチル−3−オキソ−4,5−ピラジンジイルのよ うなジアジン類、3,5−ジシアノ−2,6−ピリジンジイルのよ うなジシアノピリジン類、2,4−キノリンジイル及び2,8−イソキノリンジ イルのようなキノリン及びイソキノリン類、2,3−キノキサリンジイルのよう なキノキサリン類、2,5−チアゾールジイル、5−メチレン−2−チアゾリル 、3,5−イソチアゾールジイル、5−メチレン−3−イソチアゾリル、1,3 ,4−チアジアゾール−2,5−ジイル、1,2,4−チアジアゾール−3,5 −ジイル、2,6−ベンゾチアゾールジイル、2,5−ベンオキサゾールジイル (2,5-benoxazoldiyl)、2,6−ベンゾイミダゾールジイル、6−メチレン−2 −ベンゾチアゾリル及び式: を有する基並びに1−メチル−3,4−マレイミジル及び1−フェニル−3,4 −マレイミドジイルのようなマレイミドが含まれる。 前記の可能な置換に加えて、窒素含有アルキレン基の窒素原子は、例えば、C1 〜C8アルキル、アリール、C1〜C8アルカノイル、アロイル、C1〜C8アルキ ルスルホニル又はカルバモイルで置換されていてよく、例えば、であってよい。 用語「アルキレン」は、本明細書に於いて、C1〜C8アルコキシ、C1〜C8ア ルカノイルオキシ、アロイルオキシ又はハロゲンによって更に置換されていてよ い、炭素数1〜8の直鎖又は分岐鎖 の二価炭化水素部分を表わすために使用される。 用語「C3〜C8シクロアルキル」は、炭素数3〜8の脂環式炭化水素基及びC1 〜C8アルキル、ハロゲン、ヒドロキシメチル又はC1〜C8アルカノイルオキシ メチルで任意に置換されたこれらを記載するために使用される。 用語「C3〜C8シクロアルキレン」は、3〜8個の、好ましくは5〜6個の環 炭素を含有し、C1〜C8アルキル又はハロゲンによって更に置換されていてよい 二価のシクロアルキレン基を表わすために使用される。 用語「C1〜C8アルキル」は、C1〜C8アルコキシ、C1〜C8アルカノイルオ キシ、アロイルオキシ、C3〜C8シクロアルキル、シアノ、アリール、ヘテロア リール及びハロゲンから選択された1個又はそれ以上の基によって更に置換され ていてよい、一価の直鎖又は分岐鎖炭化水素基を記載するために使用される。 用語「ハロゲン」は、フッ素、塩素、臭素及びヨウ素を含めるために使用され る。 用語「アリール」及び「アロイル」は、本明細書に於いて、芳香族部分がフェ ニル又はナフチル基であり、同一か又は異なっていてよく、C1〜C8アルキル、 C1〜C8アルコキシ、C1〜C8アルキルチオ、C3〜C8シクロアルキル、ハロゲ ン、カルボキシ、C1〜C8アルコキシカルボニル、C1〜C8アルカノイルアミノ 、ベンゾイルアミノ、C1〜C8アルキルスルホンアミド及びベンゼンスルホンア ミドから選択された1〜4個の基で任意に置換されている基を記載するために使 用される。ベンゾイルアミノ及びベンゼンスルホンアミドのベンゾイル基及びベ ンゼン基は更に、それぞれC1〜C8アルキル、C1〜C8アルコキシ及びハロゲン から選択された1個又はそれ以上の基によって置換されていてよい。 用語「ヘテロアリール」は、本明細書に於いて、芳香族環を完結するために炭 素と組み合わせて、酸素、硫黄及び窒素から選択された少なくとも1個の「ヘテ ロ」原子又はこれらの原子の組合せを含有する、単環式又は二環式ヘテロ芳香族 基を表わすために使用される。適当なヘテロアリール基の例には、チアゾリル、 キノリニル、ベンゾチアゾリル、ピラゾリル、ピロリル、チエニル、フリル、チ アジアゾリル、オキサジアゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾイミダゾリル、 ピリジル、ピリミジニル及びトリアゾリル並びにハロゲン、C1〜C8アルキル、 C1〜C8アルキルチオ、C1〜C8アルコキシ、C1〜C8アルコキシカルボニル、 C1〜C8アルカノイルアミノ、アロイルアミノ、C1〜C8アルキルスルホンアミ ド又はアリールスルホンアミドから選択された基で1〜3回置換されたこのよう な基が含まれる。 用語「アリーレン」は、本明細書で使用するとき、好ましくは、二価のベンゼ ン及びナフタレン基並びに任意に、C1〜C8アルキル、C1〜C8アルコキシ、C1 〜C8アルキルチオ、ハロゲン及びC1〜C8アルコキシカルボニルから選択され た1個又はそれ以上の基によって置換されたこれらを示す。好ましいアリーレン 基には1,2−、1,3−及び1,4−フェニレンが含まれる。 用語「C1〜C8アルコキシカルボニル」、「C1〜C8アルカノイル」、「C1 〜C8アルカノイルオキシ」、「C1〜C8アルカノイルアミノ」、「C1〜C8ア ルコキシ」、「C1〜C8アルキルスルホニル」、「C1〜C8アルキルスルホンア ミド」、「C1〜C8アルキルチオ」に於いて、基のアルキル部分は、炭素数1〜 8であり、C1〜C8アルキル基について可能な置換基として前記した1個又はそ れ以上の基で任意に置換された、直鎖又は分岐鎖炭化水素基である。 用語「カルバモイル」及び「スルファモイル」は、それぞれ式−CON(R3)R4及 び−SO2N(R3)R4(式中、R3及びR4は独立に、水素、C1〜C8アルキル、C3〜 C8シクロアルキル、ヘテロアリール及びアリールから選択される)の基を指す 。 本発明の実施に於いてアントラキノンポリスルホンアミド着色剤とブレンドす るために有用な広範囲の熱可塑性ポリマーは当該技術分野で公知であり、これに は、ポリエステルのホモポリマー及びコポリマー、例えば、ポリ(エチレンテレ フタレート);ポリオレフィン、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、線状 低密度ポリエチレン、ポリブチレン並びにエチレン、プロピレン及び/又はブチ レンから製造されたコポリマー;アクリロニトリル、ブタジエン及びスチレンか らのコポリマー;スチレン及びアクリロニトリルからのコポリマー;ポリアミド 、例えば、ナイロン6及びナイロン66;ポリ塩化ビニル;ポリウレタン;ポリ塩 化ビニリデン;ポリカーボネート;セルロースエステル、例えば、セルロースア セテート、プロピオネート、ブチレート又は混合エステル;ポリアクリレート、 例えば、ポリ(メチルメタクリレート);ポリイミド;ポリエステルーアミド; ポリスチレン等が含まれる。 好ましい熱可塑性ポリマーは、ポリエステル、特にポリ(エチレンテレフタレ ート)、変性ポリ(エチレンテレフタレート)、ポリカーボネート、セルロース エステル及びポリアミド、特にナイロン6及びナイロン66である。 本発明により、アントラキノンポリスルホンアミド着色剤は、従来の技術、例 えば、熱可塑性樹脂に他の添加剤を含有させるために使用されるもののような溶 液又は溶融ブレンドを使用して、熱可塑 チックス添加剤ハンドブック(Plastics Additives Handbook)、Ha nsu Publishers、ニューヨーク、1985年刊、第507〜533頁及び同第729〜741頁を 参照されたい)。例えば、着色ポリエステル組成物はペレット又は粉末の形で、 ペレット又は粉砕した粉末の形の熱可塑性樹脂と、接着促進剤又は分散剤と共に 又はこれらを用いることなく、ドライブレンドすることができる。このプレミッ クスは、続いて押出機又は射出成形機で加工することができる。 1種又はそれ以上のポリスルホンアミド着色剤を含有する第一熱可塑性組成物 を製造し、次いで未着色熱可塑性樹脂と溶融又はブレンドすることにより別の第 二熱可塑性組成物を製造することも、本発明の範囲内である。 熱可塑性ポリマーを着色するために使用されるアントラキノンポリスルホンア ミド着色剤の実際の量は、アントラキノン発色団の固有の着色力及び所望の色の 深みに依存するであろう。典型的に、熱可塑性ポリマーに添加されるアントラキ ノンポリスルホンアミド着色剤の量は、最終熱可塑性ポリマー中の全重量が、最 終熱可塑性ポリマーブレンド組成物中の全重量が、約0.001%〜約20%、好まし くは約0.01%〜約10%であるようなものであるようなものである。 本発明によって提供される着色熱可塑性ポリマー組成物は、厚い及び薄いプラ スチックフィルム、押出皮膜及びラミネーション層、プラスチックシート、成形 プラスチック物品並びに繊維として有用である。 例えば、ポリ(エチレンテレフタレート)のようなある縮合ポリマーの製造で 作られる黄色を中和するために、トナーとして添加されるとき、このアントラキ ノンポリスルホンアミド着色剤は、約1〜約10部/100万(ppm)、好ましくは約3 〜約8ppmのように低いレベルで使用される。 勿論、存在する特別の発色団基は、アントラキノンポリスルホン アミド着色剤の色(色相+値+クロマ)及び最終的に本発明の熱可塑性又はポリ マーブレンド物の色(色相+値+クロマ)を決定するであろう。2種若しくはそ れ以上のアントラキノンポリスルホンアミド着色剤を、着色する熱可塑性ポリマ ーとブレンドし、続いて成形若しくは押し出すことによって又は最初に2種若し くはそれ以上のアントラキノンポリスルホンアミド着色剤を一緒にブレンドし、 次いでこれらの予備混合した材料を着色する熱可塑性ポリマー又はポリマー類と ブレンドすることによって、大きい範囲の色を得ることができる。また、適当な ビヒクル中のアントラキノンポリスルホンアミド着色剤のコンセントレートを製 造することができる。このコンセントレートは、液体、ペースト、スラリー又は 固体、例えば、粉末、固めた粉末、ペレット等の形であってよく、公知の方法に より熱可塑性ポリマー(群)の中に含有させることができる。 式Iのアントラキノンポリスルホンアミド着色剤は、下記の一般的経路: (式中、Ar,Ar’,X,X’,AQ,R,R’,R1及びnは、前記定義した通り であり、Zはフルオロ、クロロ又はブロモ、好ましくはクロロである) によって製造される。アントラキノン発色団を含有するジハロスル ホニル着色剤化合物IIを、溶媒中で酸受容体の存在下でジアミンIIIと反応させ 、式Iのポリスルホンアミドを得る。通常、このアミド生成反応は、約25℃〜15 0℃で行われるが、普通約50℃〜約130℃で行われる。適当な溶媒は、II及びIII が所望の反応温度で反応を容易に実施するために十分な溶解度を有し、II又はII Iと反応しないものであり、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチル アセトアミド、N−メチルピロリジノン、ヘキサメチルホスホルアミド、ジメチ ルスルホキシド及びピリジンのような非プロトン性溶媒が特に有用である。トリ アルキルアミン類、例えば、トリエチルアミン及びトリ−n−ブチルアミン、N −アルキルモルホリン類、例えば、4−メチルモルホリン、N,N−ジアルキル ピペラジン類、例えば、1,4−ジメチルピペラジン、1,8−ビアザビシクロ 〔5,4,0〕ウンデク−7−エン(DBU)及び1,4−ジアザジシクロ〔2,2 ,2〕オクタン(DABCO(商標))のような非束縛電子対を有する二環式窒素含有塩 基並びにアルカリ金属炭酸塩及び重炭酸塩、例えば、炭酸カリウムのような塩基 が、重縮合反応を容易に実施するための酸受容体として有用である。 ポリスルホンアミド着色剤Iは、重量平均分子量が顕著に変化することができ 、なお有用である。しかしながら、高温度でこの着色剤を使用する際に、抽出、 移行、昇華等に関する問題点を避けるために、少なくとも1,500〜2,000の重量平 均分子量が得られることが普通望ましい。極めて高い重量平均分子量になると、 このポリスルホンアミドは熱可塑性樹脂を着色するために使用したとき溶解する ことができず、従って染料の代わりに顔料として機能する。通常、低い重量平均 分子量に関する問題点を回避し、なおポリスルホンアミド着色剤を熱可塑性基体 中に大きく可溶性にし得る重量平均分子量範囲が選択される。 本発明の実施で有用である典型的なジハロスルホニルアントラキノン中間体II を表Iに示し、典型的なジアミン類を表IIに示す。表I中の全ての反応剤は、表 IIの全てのジアミンと反応して、ポリスルホンアミド着色剤を生成し得る。 表 I ジハロスルホニルアントラキノン類 表 II ジアミン類 (式中、Q及びQ’は独立に、−O−,−S−,−SO2−,−CO−,−CO2−,− OCO2−,−CONH−,−NHCONH−及び−NHSO2−から選択される。) 所望により、1種より多い着色ジハロスルホニルアントラキノン中間体を選択 し、1種又はそれ以上のジアミン類と反応させることによって、混合色を製造し て、「混合」色を作ることができる。例えば、黄色、赤色及び青色ジハロスルホ ニルアントラキノンを一緒にし、所望のジアミンと反応させて、黒色ポリスルホ ンアミド着色剤を作ることができる。色技術の当業者に明らかであるように、色 の多様性は、個々の色、例えば、イエロー、マゼンタ及びシアンのような基礎的 な色を組み合わせることによって得ることができる(N.OHTA,Photographic Sci ence and Engineering、第15巻、第5号、1971年9月〜10月、第394〜415頁を参 照されたい)。本発明の実施に於いて、個々の着色剤部分は種々の段階で組み合 わせることができる。 a)2種又はそれ以上の反応性ジハロスルホニルアントラキノン中間体を、1 種又はそれ以上のジアミンと反応させて、着色ポリスルホンアミドを得る; b)2種又はそれ以上の着色ポリスルホンアミドを一緒にし、次いで公知の方 法により熱可塑性材料に添加する。 ジハロスルホニルアントラキノン中間体化合物IIは通常、下記の一般的経路I に従って、2個の電子過剰アリール基を含有するアントラキノン化合物IVを、過 剰のハロスルホン酸、例えば、クロロスルホン酸、フルオロスルホン酸と約−10 ℃〜約100℃の温度で反応させることによって製造される。経路I (式中、Ar,Ar’,X,X’及びZは、前記の意味を有する) ハロスルホン化反応のための典型的な方法は、米国特許第2,731,476号、同第3,2 99,103号及び同第4,403,092号並びに米国特許出願第210,785号明細書に記載され ている。経路IIに示すように、IVを硫酸及び/又は発煙硫酸と接触させることに よってスルホン化して、ジスルホン酸誘導体Vを製造し、POCl3,PCl5,PCl3,P Br3,SOCl2,ClSO3H等のような種々のハロゲン化剤を使用することによってIIに 転化することも可能である。経路II 下記の実施例は更に本発明を説明するが、その範囲を限定することを意図した 方式ではない。ここで特定されるインヘレント粘度は、25℃で、60重量%のフェ ノール及び40重量%のテトラクロロエタンからなる溶媒100mL当たりポリマー0.5 gを使用して決定される。ここに示される重量平均分子量(Mw)及び数平均分子 量(Mn)値は、ゲル浸透クロマトグラフィーにより決定される。溶融温度は、第 一及び/又は第二加熱サイクルでの示差走査熱量計により、20℃/分の走査速度 で決定され、遷移のピークとして記載される。実施例1 クロロスルホン酸(250mL)に、1,5−ビス(2−アニシジノ)アントラキノ ン(45.0g、0.10モル)を、35℃未満で撹拌しながら添加した。添加が完結した 後、反応溶液を約25℃で3.0時間撹拌し、次いで、撹拌しながら、投入した混合 物の温度を20℃未満に維持するために外部冷却しながら、アセトン(4.0L)に徐 々に添加した。固体のジスルホニルクロリド化合物を濾過によって捕集し、アセ トンで十分に洗浄し、空気中で乾燥した。生成物の収量は56.4g(理論収量の87 .0%)であった。フィールドディソープション質量分析法(FDMS)は、下記の所 望の構造を支持する、テトラヒドロフラン溶液から646の分子イオン質量を与え た。 実施例2 クロロスルホン酸(400mL)に、1,4−ビス(2,6−ジエチルアニリノ)ア ントラキノン(50.0g、0.10モル)を、45℃未満で撹拌しながら少しずつ添加し た。室温で一夜撹拌した後、反応混合物を、約15℃以下の温度を維持して、アセ トン(1.0L)に撹拌しながら添加した。このようにして製造された固体を濾過に よって捕集し、(約0℃に冷却した)アセトンで洗浄し、次いで空気中で乾燥し た。明るい青色生成物の収量は47.3g(理論収量の67.8%)であった。生成物の テトラヒドロフラン溶液からのFDMSは、下記の所望の構造を支持する、698の分 子イオン質量を示した。 実施例3 クロロスルホン酸(31.0mL)に、1,5−ビス(4−トリルチオ )アントラキノン(5g)を、よく撹拌しながら少しずっ添加した。95〜100℃ で5時間加熱した後、反応混合物を冷却し、撹拌しながら氷/水(500mL)混合物 に注いだ。黄色固体を濾過によって捕集し、冷水で洗浄し、空気中で乾燥した。 生成物の収量は6.3g(理論収量の92%)であった。生成物のDMF溶液からのFDMS は、下記の所望のジスルホニルフルオリド生成物に相当する、616〜617の主分子 イオン質量を示した。 実施例4 クロロスルホン酸(100mL)に、1,5−ビス(4−トリルチオ)アントラキノ ン(18.1g、0.04モル)を、よく撹拌しながら温度を上昇させて少しずつ添加し た。次いで反応混合物を75〜80℃で4時間加熱し、一夜放置し、次いで氷/水混 合物に投じた。濾過によって捕集し、水で洗浄した黄色固体は、下記の構造を有 すると信じられた。 この生成物を水に湿潤させたまま、実施例19に於いて黄色ポリスルホンアミド 着色剤を製造するために更に処理することなく使用した。実施例5 クロロスルホン酸(200mL)に、1,4−ビス(2,4−ジメチルアニリノ)ア ントラキノン(44.6g、0.10モル)を、25〜50℃でよく撹拌しながら少しずつ添 加した。外部から加熱することなく、反応混合物を2時間撹拌し、温度を環境温 度まで低下させた。次いで、反応溶液を氷/水混合物(2リットル)に投じ、青 色生成物を濾過によって捕集し、水で洗浄し、空気中で乾燥した(収量:75.0g )。生成物は下記の構造を有すると信じられた。 実施例6 クロロスルホン酸(100mL)に、1,4−ビス(4−トルイジノ)−5,8−ジ ヒドロキシアントラキノン(20.0g、0.044モル)を、温度を上昇させ、撹拌し ながら少しずつ添加した。約75℃で3時間加熱した後、反応混合物を氷/水混合 物に投じた。緑色生成物を濾過によって捕集し、水で洗浄し、これは、下記の構 造を有すると信じられた。 この生成物を水湿潤のままにし、反応させて、実施例18に記載したような緑色 ポリスルホンアミド着色剤を得た。実施例7 実施例1のジスルホニルクロリドの一部(3.24g、0.005モル)を、N,N− ジメチルホルムアミド(DMF)(20mL)中に溶解した2,2−ジメチル−1,3−プ ロパンジアミン(0.51g、0.005モル)及びトリ−n−ブチルアミン(1.85g、0 .01モル)の撹拌した溶液に、よく撹拌しながら少しずつ添加した。反応混合物 を90〜95℃で1時間加熱し、次いでアセトン(200mL)の中に投じた。赤色ポリス ルホンアミド着色剤を濾過によって捕集し、アセトンで洗浄し、空気中で乾燥し (収量:2.34g)、これは9,163の重量平均分子量(Mw)、6,946の数平均分子量 (Mn)、1.32の多分散度(Mw/Mn)、80℃のガラス転移温度(Tg)及び250℃の溶 融温度(Tm)を有していた。DMF溶液中の紫外(UV)−可視光吸収スペクトルに 於いて、吸収極大(λmax)が530nmで観察された。実施例8 実施例1のジスルホニルクロリドの一部(3.24g、0.005モル)を、1,6− ヘキサメチレンジアミン(0.58g、0.005モル)と2時間反応させ、固体生成物 を実施例7に記載したようにして単離した(収量:2.49g)。この赤色ポリスル ホンアミド着色剤は、8,111のMw、5,236のMn及び1.55の多分散度(Mw/Mn)を有 していた。実施例9 実施例1のジスルホニルクロリドの一部(3.24g、0.005モル)を、1,4− ビス(アミノメチル)シクロヘキサン(0.68g、0.005モル)と1.5時間反応させ 、固体生成物を実施例7に記載したようにして単離した(収量:2.97g)。この 赤色ポリスルホンアミド着色剤は、7,058のMw、4,245のMn及び1.67の多分散度を 有していた。実施例10 実施例1のジスルホニルクロリドの一部(3.24g、0.005モル)を、N,N’ −ジメチルヘキサメチレンジアミン(0.72g、0.005モル)と3.5時間反応させ、 固体ポリマー生成物を実施例7に記載したようにして単離した(3.0g)。この赤 色ポリスルホンアミド着色剤は、10,289のMw、3,937のMn及び2.61の多分散度を 有していた。実施例11 実施例1のジスルホニルクロリドの一部(3.24g、0.005モル)を、1,4− フェニレンジアミン(0.54g、0.005モル)と2.0時間反応させ、固体生成物を実 施例7に記載したようにして単離した。この赤色ポリスルホンアミド着色剤は、 2,200のMw、1,848のMn及び1.19の多分散度を有していた。実施例12 実施例1のジスルホニルクロリドの一部(3.24g、0.005モル)を、ピペラジ ン(0.43g、0.005モル)と4.0時間反応させ、固体生成物を実施例7に於けるよ うにして単離した。この赤色ポリスルホンアミド着色剤は、10,716のMw、4,678 のMn及び2.29の多分散度を有していた。実施例13 実施例5のジスルホニルクロリドの一部(3.22g、0.005モル)を、DMF(20mL) 中の2,2−ジメチル−1,3−プロパンジアミン(0.51g、0.005モル)及び トリ−n−ブチルアミン(1.85g、0.01モル)の溶液に、少しずつ添加し、反応 混合物を90〜95℃で1.0時間加熱した。反応混合物を室温にまで冷却し、次いで エタノール(200mL)の中に投じて、固体の緑がかった青色のポリスルホンアミ ド着色剤を沈澱させ、これを濾過によって捕集し、エタノールで洗浄し、空気中 で乾燥した(収量:0.75g)。このポリスルホンアミド着色剤は、2,540のMw、2 ,001のMn、1.27の多分散度、80℃のTg及び250℃のTmを有していた。DMF溶液中で 、UV−可視吸収スペクトルに於いて、吸収極大(λmax)が631nmで観察された。実施例14 実施例2のジスルホニルクロリドの一部(3.50g、0.005モル)を、DMF(30mL) 中の2,2−ジメチル−1,3−プロパンジアミン(0.51g、0.005モル)及び トリ−n−ブチルアミン(1.85g、0.01モル)の溶液に、よく撹拌しながら少し ずつ添加し、反応混合物を90〜95℃で1.0時間加熱した。冷却した後、反応混合 物をメタノール(200mL)の中に撹拌しながら投じた。青色ポリスルホンアミド着 色剤を濾過によって捕集し、メタノールで洗浄し、空気中で乾燥し(収量:1.85 g)し、これは、6,930のMw、5,145のMn、1.35の多分散度、約80℃のTg及び約25 0℃の溶融温度を有していた。DMF溶液中で、UV−可視光吸収スペクトルに於いて 、吸収極大が579及び624nmで観察された。実施例15 実施例2のジスルホニルクロリドの一部を、N−メチル−2−ピロリジノン( 10.0mL)中のヘキサメチレンジアミン(0.58g、0.005モル)及びトリ−n−ブ チルアミン(1.85g,,0.01モル)の溶液 に、よく撹拌しながら少しずつ添加し、反応混合物を90〜95℃で4.0時間加熱し た。冷却した後、反応混合物をメタノール(200mL)の中に撹拌しながら投じた。 沈澱した青色ポリスルホンアミド着色剤を濾過によって捕集し、アセトンで洗浄 し、空気中で乾燥し(0.75g)、これは、4,976のMw、1,081のMn及び4.60の多分 散度を有していた。実施例16 実施例2のジスルホニルクロリドの一部(3.50g、0.005モル)を、DMF(20mL) 中に溶解したピペラジン(0.43g、0.005モル)及びトリ−n−ブチルアミン(1 .85g、0.01モル)の溶液に、よく撹拌しながら少しずつ添加し、反応混合物を9 0℃で3.0時間加熱した。40℃に冷却した後、反応混合物をアセトン(200mL)に撹 拌しながら添加した。沈澱した青色ポリスルホンアミド固体着色剤を濾過によっ て捕集し、アセトンで洗浄し、空気中で乾燥し(1.3g)、これは、19,858のMw、1 0,946のMn及び1.81の多分散度を有していた。実施例17 実施例2のジスルホニルクロリドの一部(3.50g、0.005モル)を、N,N’ −ジメチルヘキサメチレンジアミン(0.72g、0.005モル)及びトリ−n−ブチ ルアミン(1.85g、0.01モル)の溶液に、少しずつ添加し、撹拌した反応混合物 を約95℃で3.5時間加熱した。反応混合物を冷却し、メタノール(200mL)の中に撹 拌しながら投じて、青色ポリスルホンアミド着色剤を沈澱させ、これを濾過によ って捕集し、メタノールで洗浄し、空気中で乾燥し(収量:2.5g)、これは、2 ,828のMw、1,329のMn及び2.12の多分散度を有していた。実施例18 実施例6の水湿潤ジスルホニルクロリドの4分の1を、DMF(80mL )中に溶解した2,2−ジメチル−1,3−プロパンジアミン(1.02g、0.01モ ル)及びトリ−n−ブチルアミン(3.7g、0.02モル)の溶液に、よく撹拌しなが ら添加し、反応混合物を90〜95℃で2.5時間加熱した。冷却した後、反応混合物 をメタノール(400mL)の中に撹拌しながら投じた。濾過によって捕集し、メタノ ールで洗浄し、空気中で乾燥した緑色ポリスルホンアミド着色剤(収量−3.1g )は、3,308のMw、1,873のMn及び1.76の多分散度を有していた。実施例19 実施例4の水湿潤ジスルホニルクロリドの3分の1を、DMF(60mL)中に溶解し た2,2−ジメチル−1,3−プロパンジアミン(1.35g、0.0133モル)及びト リ−n−ブチルアミン(0.0266モル)の撹拌した溶液に、少しずつ添加し、反応 混合物を90〜95℃で3.0時間加熱した。冷却した後、反応混合物をメタノール(40 0mL)の中に撹拌しながら投じ、生成物を濾過によって捕集し、メタノールで洗浄 し、空気中で乾燥した(収量:5.7g)。この黄色ポリスルホンアミド着色剤は 、3,771のMw、2,471のMn及び1.53の多分散度を有していた。実施例20 実施例3の黄色ジスルホニルクロリドの一部(2.46g、0.004モル)を、DMF(2 5g)中に溶解した2,2−ジメチル−1,3−プロパンジアミン(0.41g、0.00 4モル)の溶液に、撹拌しながら少しずつ添加した。重炭酸ナトリウム(0.67g 、0.008モル)を添加し、反応混合物を撹拌し、約140℃で5.5時間加熱した。冷 却した反応混合物に水を添加して黄色ポリスルホンアミド着色剤を沈澱させ、こ れを濾過により捕集し、メタノールで洗浄し、空気中で乾燥した(収量:2.86g )。DMF溶媒中で、UV−可視光吸収スペクトルに於いて、吸収極大(λmax)が44 5nmで観察された。実施例21(約300ppmのポリスルホンアミド着色剤を含有するポリアミド) 300gのナイロン6,6ポリアミドペレット(ZYTEL101、デュポン社(DuPont)) を、実施例7の着色剤(0.09g)及びアセトン(10g)と混合し、ブレンドした 。このブレンドを、良好な空気流を有するフード内の蒸発皿の中に入れることに よって、アセトンの大部分を蒸発させた。次いで、この混合物を真空下85℃で16 時間乾燥させ、次いで、C.W.ブラベンダ−3/4インチ押出機を使用し、280℃ でペレットに押し出した。透明な青みがかった赤色のペレットが得られ、従って このポリスルホンアミド着色剤の溶解性を示した。着色剤の昇華は観察されず、 良好な発色になった。実施例22 実施例13のポリスルホンアミド着色剤0.09gを使用して実施例21を繰り返して 、良好な発色を有する透明な緑がかった青色ペレットを製造した。実施例23 実施例14のポリスルホンアミド着色剤0.09gを使用して実施例21を繰り返して 、強い青色を有する透明なペレットを製造した。実施例24 実施例19のポリスルホンアミド着色剤0.09gを使用して実施例21を繰り返して 、強い赤みがかった黄色を有する透明なペレットを製造した。実施例25 下記の材料を、500mL三ツロ丸底フラスコに入れた。 テレフタル酸ジメチル 97.0g(0.50モル) エチレングリコール 42.8g(0.69モル) 1,4−シクロヘキサンジメタノール 22.3g(0.155モル) 0.00057gのTiを含有するアセチル−トリイソプロピルチタナートのn−ブタ ノール溶液 0.19mL 0.0045gのMnを含有するMn(OCOCH3)24H2Oのエチレングリコール溶液 0.93mL 実施例14の青色ポリスルホンアミド 0.0324g(〜300ppm) フラスコに、窒素入口、撹拌機、真空出口及び凝縮フラスコを取り付けた。フ ラスコ及び内容物を、ベルモント(Belmont)金属浴中で60分間200℃で、次いで60 分間225℃で、反応混合物の上に窒素を流しながら加熱した。次いでリン酸(85% )(1.02mL)を添加し、温度を282℃まで上昇させた。反応混合物を約282℃で25分 間加熱した後、窒素の遅い流れを系の中に流しながら、真空をかけ、圧力を5分 間かけて約200mmHgまで低下させた。圧力を更に100mmHgまで低下させ、次いで約 5分間かけて20mmまで低下させた。全真空をかけ、重縮合反応を約45分間、約0. 1〜0.5mmHgの圧力で続けた。フラスコを金属浴から取り出し、窒素雰囲気中で冷 却させ、その間にポリマーが固化した。この明るい青色ポリマーは、0.5g/100 mLの濃度で60/40重量比のフェノール/テトラクロロエタン中で測定したとき、 0.64のインヘレント粘度(I.V.)を有していた。このポリマーをウィリー(Wiley )ミル内で粉砕し、続いて2インチ直径の円形金型を使用し285℃及び4500ポンド ラムカ(4インチのラム)で、パサドナ・ハイドローリック社(Pasadona Hydra ulic,Inc.)プレス内で、約1gのポリマーの粒子を圧縮成形し、続いて冷却し て、約14ミルの厚さを有する無定形フィルムを製造することによって、フィルム サンプルを製造した。この色を、このフィルムの一部を、キセノンアークランプ に160AATCC退色単位ほど曝露することによって耐光堅牢度について試験した(米 国繊維化学染色協会(American Association of Textile Chemists and Coloris ts)−AAT CC試験方法16E−光に対する色彩堅牢度;水冷キセノンアークランプ)。観察可 能な色の損失は存在しなかった。実施例26 実施例7の赤色ポリスルホンアミド着色剤(0.0324g)を使用して、透明赤色 ポリエステルフィルムを製造した以外は、実施例25を正確に繰り返した。同じ試 験方法を使用し、実施例25に記載した曝露25の160AATCC退色単位の後で、同様の 光退色結果が得られた。このポリマーは0.657のI.V.を有していた。実施例27 透明な緑がかった青色ポリエステルフィルムを製造するために、実施例13のポ リスルホンアミド着色剤(0.0324g)を使用して、実施例25を繰り返した。耐光 堅牢度試験を実施例25に於けるようにして行って、同様の結果を得た。このポリ マーは0.675のI.V.を有していた。実施例28 透明な黄色フィルムを製造するために、実施例19のポリスルホンアミド着色剤 (0.0324g)を使用して、実施例25を繰り返した。耐光堅牢度試験を実施例25に 於けるようにして行って、同様の結果を得た。このポリマーは0.63のI.V.を有し ていた。実施例29−トナーとしてのアントラキノンポリスルホンアミドの使用 下記の材料を、500mL三ツロ丸底フラスコに入れた。 テレフタル酸ジメチル 97.0g(0.50モル) エチレングリコール 42.8g(0.69モル) 1,4−シクロヘキサンジメタノール 22.3g(0.155モル) 0.00057gのTiを含有するアセチル−トリイソプロピルチタナートのn−ブタ トのn−ブタノール溶液 0.19mL 0.0045gのMnを含有するMn(OCOCH3)2・4H2Oのエチレングリコール溶液 0.93mL 実施例25のポリマー 1.8g} } トナー 実施例26のポリマー 0.9g} 重縮合反応は、実施例25に記載した通り正確に行った。このポリマーを液体窒 素(〜−195℃)中で冷却し、次いで小片に破壊し、これ、ウィリーミルを使用 して、3mmふるいを通過するまで粉砕した。約8.0グラムの粒子を、ウォバッシ ュ・ハイドローリック(Wabash Hydraulic)プレス(ウォバッシュ・メタル・プ ロダクツ社(Wabash Metal Products)、インディアナ州ウォバッシュ)内で〜2 45℃で20,000ポンド力で1.0分間、直径約1.5インチ及び厚さ125ミルの円形チッ プに成形した。色測定はこのチップで行い、ハンター・ラボ(Hunter Lab)色測 定装置(ハンター・アソシエーツ・ラボラトリー社(Hunter Associates Labora tory)で行い、CIELAB-L*,a*,b*値を測定した(L*=86.27、a*=−1.8及びb* =+0.4)。 色度寸法(dimension)(a*及びb*)は、下記のように色の指定を与える。 a*は、プラスのとき赤さを、ゼロのとき灰色を、そしてマイナスのとき緑さ を測定する。 b*は、プラスのとき黄さを、ゼロのとき灰色を、そしてマイナスのとき青さ を測定する。 ポリエステル製造の間に固有的に作られる黄色を除去する際に上記で使用され たトナーシステムの有効性は、上記で製造されたポリマーについてのb*値を、 下記の比較例1の「対照」ポリマーのそれに対して比較することによって示され る。比較例1 実施例29を、如何なるトナーも存在させないで繰り返して、色について試験す るための「対照」ポリエステルを得た。実施例29に記載したような色測定によっ て、下記、L*=90.07、a*=−2.32、b*=5.27のようなCIELAB-L*,a*,b*値 を得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 シャッケルフォード,ケイ ハント アメリカ合衆国,テネシー 37604,ジョ ンソン シティー,ブランドンウッド ド ライブ 206 (72)発明者 ヒルバート,サミュエル ダニエル アメリカ合衆国,テネシー 37659,ジョ ーンズボロウ,マルベリー レーン 210

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式: (式中、AQは、同一か又は異なっていてよく、C1〜C8アルキル、C1〜C8アル コキシ、C1〜C8アルカノイルアミノ、アロイルアミノ、C1〜C8アルキルチオ 、ハロゲン、アミノ、ニトロ、C1〜C8アルキルアミノ、C3〜C8シクロアルキ ルアミノ、C1〜C8アルカノイル、C1〜C8アルコキシカルボニル、トリフルオ ロメチル、シアノ、C3〜C8シクロアルコキシ、C3〜C8シクロアルキルチオ、 ヘテロアリールチオ、C1〜C8アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アロ イル、カルバモイル、スルファモイル、C1〜C8アルカノイルアミノ、アロイル アミノ、C1〜C8アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、アリール チオ、アリールオキシ、アリールアミノ及びヒドロキシ基からなる群から選択さ れた1〜6個の置換基で置換されていてよい二価のアントラキノン基であり、 X及びX’は、独立に、Y、−Y−アルキレン、−Y−(アルキ ン、Y−C3〜C8−シクロアルキレン−Y’及びY−アルキレン−C3〜C8−シ クロアルキレン−アルキレン−Y’(式中、mは1〜3であり、Y及びY’は、 独立に、−O−,−S−,−N(R)CO−,−N(R)SO2−又は−N(R2)−である)から なる群から選択され、 Ar及びAr’は、独立に、同一か又は異なっていてよく、C1〜C8アルキル、C1 〜C8アルコキシ、C1〜C8アルカノイルアミノ、アロイルアミノ、C1〜C8ア ルキルチオ又はハロゲン基から なる群から選択された1〜4個の置換基で置換されていてよい二価のベンゼン又 はナフタレン基であり、 R及びR’は、水素、C1〜C8アルキル、C3〜C8シクロアルキル、ヘテロア リール又はアリールであり、 R1は、二価の有機基であり、但し、R1がエチレンであるとき、R及びR’は 一緒になってエチレン基を表わしてよく、 R2は、水素、C1〜C8アルキル、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C8アルカ ノイル、アロイル、C1〜C8アルキルスルホニル、アリールスルホニル、カルバ モイル又はスルファモイルであり、そして nは、約3〜約30の整数である) を有する少なくとも1種の着色剤と組み合せた、少なくとも1種の熱可塑性ポリ マーを含んでなる着色熱可塑性組成物。 2.R1が、C2〜C12アルキレン、C3〜C8シクロアルキレン、炭素環又は複 素環アリーレン(但し、アルキレン基には、その主鎖の中の又は主鎖に結合した 、1個又はそれ以上のヘテロ原子、環式基又はエステル/アミド基が含有されて いてよい)である、請求の範囲第1項に記載の熱可塑性組成物。 3.R1が、アルキレン基の中の又はアルキレン基に結合した、酸素、硫黄若 しくは窒素原子、置換された窒素、C3〜C8シクロアルキレン、炭素環アリーレ ン及び二価の芳香族複素環基からなる群から選択された1個又はそれ以上の部分 を含有するアルキレン基である、請求の範囲第2項に記載の熱可塑性組成物。 4.熱可塑性ポリマーが、ポリエステル、ポリアミド、ポリカーボネート、ア クリロニトリル、セルロースエステル、ポリイミド、ポリエステルアミド、ポリ スチレン、ポリウレタン、アクリル樹脂、ビニルポリマー、ポリオレフィン及び これらの混合物からなる群 から選択されたホモポリマー又はコポリマーである、請求の範囲第1項に記載の 熱可塑性組成物。 5.熱可塑性ポリマーが、ポリ(エチレンテレフタレート)のホモポリマー及 びコポリマー、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン、ナイロン6、ナ イロン66、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、セルロースアセテート、セル ロースプロピオネート、セルロースブチレート、ポリ(メチルメタクリレート) 、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレンコポリマー、スチレン−アクリロニ トリルコポリマー及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求の範囲第 1項に記載の熱可塑性組成物。 6.熱可塑性ポリマーと着色剤とが溶融ブレンドによって組み合わされる、請 求の範囲第1項に記載の熱可塑性組成物。 7.熱可塑性ポリマーと着色剤とが溶媒ブレンドによって組み合わされる、請 求の範囲第1項に記載の熱可塑性組成物。 8.少なくとも1種の着色剤が、熱可塑性組成物の重量基準で、約0.001%〜 約10%の量で存在する、請求の範囲第1項に記載の熱可塑性組成物。 9.少なくとも1種の着色剤が、熱可塑性組成物の重量基準で、約1部〜約10 部/100万の量で存在する、請求の範囲第1項に記載の熱可塑性組成物。 10.熱可塑性ポリマーを溶融し、それと、式: (式中、AQは、同一か又は異なっていてよく、C1〜C8アルキル、C1〜C8アル コキシ、C1〜C8アルカノイルアミノ、アロイルアミノ、C1〜C8アルキルチオ 、ハロゲン、アミノ、ニトロ、C1〜C8アルキルアミノ、C3〜C8シクロアルキ ルアミノ、C1 〜C8アルカノイル、C1〜C8アルコキシカルボニル、トリフルオロメチル、シ アノ、C3〜C8シクロアルコキシ、C3〜C8シクロアルキルチオ、ヘテロアリー ルチオ、C1〜C8アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アロイル、カルバ モイル、スルファモイル、C1〜C8アルカノイルアミノ、アロイルアミノ、C1 〜C8アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、アリールチオ、アリ ールオキシ、アリールアミノ及びヒドロキシ基からなる群から選択された1〜6 個の置換基で置換されていてよい二価のアントラキノン基であり、 X及びX’は、独立に、Y、−Y−アルキレン、−Y−(アルキ ン、Y−C3〜C8−シクロアルキレン−Y’及びY−アルキレン−C3〜C8−シ クロアルキレン−アルキレン−Y’(式中、mは1〜3であり、Y及びY’は、 独立に、−O−,−S−,−N(R)CO−,−N(R)SO2−又は−N(R2)−である)から なる群から選択され、 Ar及びAr’は独立に、同一か又は異なっていてよく、C1〜C8アルキル、C1 〜C8アルコキシ、C1〜C8アルカノイルアミノ、アロイルアミノ、C1〜C8ア ルキルチオ及びハロゲン基からなる群から選択された1〜4個の置換基で置換さ れていてよい二価のベンゼン又はナフタレン基であり、 R及びR’は、水素、C1〜C8アルキル、C3〜C8シクロアルキル、ヘテロア リール又はアリールであり、 R1は、二価の有機基であり、但し、R1がエチレンであるとき、R及びR’は 一緒になってエチレン基を表わしてよく、 R2は、水素、C1〜C8アルキル、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C8アルカ ノイル、アロイル、C1〜C8アルキルスルホ ニル、アリールスルホニル、カルバモイル又はスルファモイルであり、そして nは、約3〜約30の整数である) を有する着色剤とをブレンドすることからなる、熱可塑性組成物の生成方法。 11.R1が、C2〜C12アルキレン、C3〜C8シクロアルキレン、炭素環又は複 素環アリーレン(但し、アルキレン基には、その主鎖の中の又は主鎖に結合した 、1個又はそれ以上のヘテロ原子、環式基又はエステル/アミド基が含有されて いてよい)である、請求の範囲第10項に記載の方法。 12.R1が、更に、1個又はそれ以上の、その主鎖の中の又はその主鎖に結合 した、酸素、硫黄若しくは窒素原子、置換窒素、C3〜C8シクロアルキレン、炭 素環アリーレン又は二価の芳香族複素環基からなるアルキレン基である、請求の 範囲第11項に記載の方法。 13.熱可塑性ポリマーが、ポリエステル、ポリアミド、ポリカーボネート、ア クリロニトリル、セルロースエステル、ポリイミド、ポリエステルアミド、ポリ スチレン、ポリウレタン、アクリル樹脂、ビニルポリマー、ポリオレフィン及び これらの混合物からなる群から選択されたホモポリマー又はコポリマーである、 請求の範囲第10項に記載の方法。 14.熱可塑性ポリマーが、ポリ(エチレンテレフタレート)のホモポリマー及 びコポリマー、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン、ナイロン6、ナ イロン66、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、セルロースアセテート、セル ロースプロピオネート、セルロースブチレート、ポリ(メチルメタクリレート) 、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレンコポリマー、スチレン−アクリロニ トリルコポリマー及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求の範囲第 10項に記載の方法。 15.熱可塑性ポリマーと着色剤とが溶融ブレンドによって組み合わされる、請 求の範囲第10項に記載の方法。 16.熱可塑性ポリマーと着色剤とが溶媒ブレンドによって組み合わされる、請 求の範囲第10項に記載の方法。 17.少なくとも1種の着色剤が、熱可塑性組成物の重量基準で、約0.001%〜 約10%の量で存在する、請求の範囲第10項に記載の方法。 18.少なくとも1種の着色剤が、熱可塑性組成物の重量基準で、約1部〜約10 部/100万の量で存在する、請求の範囲第10項に記載の方法。 19.それと組み合わせた、式: (式中、AQは、同一か又は異なっていてよく、C1〜C8アルキル、C1〜C8アル コキシ、C1〜C8アルカノイルアミノ、アロイルアミノ、C1〜C8アルキルチオ 、ハロゲン、アミノ、ニトロ、C1〜C8アルキルアミノ、C3〜C8シクロアルキ ルアミノ、C1〜C8アルカノイル、C1〜C8アルコキシカルボニル、トリフルオ ロメチル、シアノ、C3〜C8シクロアルコキシ、C3〜C8シクロアルキルチオ、 ヘテロアリールチオ、C1〜C8アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アロ イル、カルバモイル、スルファモイル、C1〜C8アルカノイルアミノ、アロイル アミノ、C1〜C8アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、アリール チオ、アリールオキシ、アリールアミノ及びヒドロキシ基からなる群から選択さ れた1〜6個の置換基で置換されていてよい二価の アントラキノン基であり、 X及びX’は、独立に、Y、−Y−アルキレン、−Y−(アルキン、Y−C3〜C8−シクロアルキレン−Y’及びY−アルキレン−C3〜C8−シ クロアルキレン−アルキレン−Y’(式中、mは1〜3であり、Y及びY’は、 独立に、−O−,−S−,−N(R)CO−,−N(R)SO2−又は−N(R2)−である)から なる群から選択され、 Ar及びAr’は独立に、同一か又は異なっていてよく、C1〜C8アルキル、C1 〜C8アルコキシ、C1〜C8アルカノイルアミノ、アロイルアミノ、C1〜C8ア ルキルチオ及びハロゲン基からなる群から選択された1〜4個の置換基で置換さ れていてよい二価のベンゼン又はナフタレン基であり、 R及びR’は、水素、C1〜C8アルキル、C3〜C8シクロアルキル、ヘテロア リール又はアリールであり、 R1は、二価の有機基であり、但し、R1がエチレンであるとき、R及びR’は 一緒になってエチレン基を表わしてよく、 R2は、水素、C1〜C8アルキル、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C8アルカ ノイル、アロイル、C1〜C8アルキルスルホニル、アリールスルホニル、カルバ モイル又はスルファモイルであり、そして nは、約3〜約30の整数である) の単位を有する少なくとも1種の着色剤を有する、少なくとも1種の熱可塑性ポ リマーからなる着色熱可塑性組成物。 20.熱可塑性ポリマーが、ポリエステル、ポリアミド、ポリカーボネート、ア クリロニトリル、セルロースエステル、ポリイミド、ポリエステルアミド、ポリ スチレン、ポリウレタン、アクリル樹脂 、ビニルポリマー、ポリオレフィン及びこれらの混合物からなる群から選択され たホモポリマー又はコポリマーである、請求の範囲第19項に記載の方法。
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