JP2000517134A - 無線通信システムにおいて相互変調成分をフィルタリングする方法と装置 - Google Patents

無線通信システムにおいて相互変調成分をフィルタリングする方法と装置

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Abstract

(57)【要約】 改善された増幅器を取り付けて使用する斬新なアレイアンテナとともに、改善されたフィードフォワード多搬送波電力増幅器の構造が説明されている。この改善された増幅器は、増幅器内部で発生する不要な相互変調成分を独立に制御できる。斬新なアレイ構造体の中で使用される場合、不要な相互変調成分を含む個別の放射ローブは、主放射ローブと独立に方向を変えることができる。セルラー基地局で使用される場合、不要な相互変調成分を含む放射ローブを、主放射ローブから離れた方向に向けることができるので、不要な信号を空間的にフィルタリングすることができる。不要な相互変調成分を含む放射ローブは、たとえば、雑音に似た関数を使用して時間的に間に合うように迅速に方向を変え、必要な通信の方向における干渉を統計的に平均化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 無線通信システムにおいて相互変調成分をフィルタリングする方法と装置 背景 本発明は、一般にセルラー無線通信に関し、より詳細には、フィードフォワー ド多搬送波電力増幅器の構造と、アレイアンテナの構造の中でフィードフォワー ド多搬送波電力増幅器を使用して不要な相互変調成分を空間的にフィルタリング するための方法及び装置に関する。 雑音が制限される無線通信システムにおいては、遠隔地にある送信器による無 線信号の放送を受信する受信器の性能は、無線チャンネルに現れる熱雑音の量と 、受信器自体によって導入される雑音とによって制限される。セルラー無線通信 システムにおいては、基地局によって送信された信号を受信する移動機の性能は 、無線チャンネルの熱雑音によってあまり制限されないが、むしろ無線チャンネ ルに現れる干渉の量によって制限される。干渉は、いくつかの干渉発生源から発 生する。いわゆる同一チャンネル干渉は、基地局と、隣接セルまたは遠隔セル内 の移動機との間で同一周波数帯域で行われる無線通信から発生する。また、いわ ゆる隣接チャンネル干渉は、同一セル内の基地局と移動機との間の無線通信、ま たは隣接周波数帯域で動作している隣接セルから発生する。受信器及び送信器に おけるフィルタリングが不完全だと、1つの帯域内の無線周波エネルギーの幾分 かが他の無線周波帯域に入り込み、他の無線周波帯域に干渉を起こすようになる 。別の可能性の高い重要な発生源は、基地局及び移動機の増幅器における振幅変 調から振幅変調への(AMからAMへの)変換及び振幅変調から位相変調への( AMからPMへの)変換によって発生する。基地局は、増幅器内で相互に混合し うる多数の搬送波を同時に放送することが多いから、通常、この問題はダウンリ ンク(すなわち、基地局から送られる信号)においてもっとも重要である。 電力増幅器においては、直流(DC)から無線周波(RF)への電力変換効率 と、増幅器内の相互変調成分(intermodulation products)のレベルとの間で妥 協が行われる。したがって、DCからRFへの電力変換効率が良いこととスペク トルが非常にきれいなこととは、相反する要求条件であるといってよい。したが って、セルラー通信における基地局の構造を設計する場合の増幅器の選択は重要 である。 これまでのところ、いくつかの基地局の構造が明らかになっている。もっとも 一般には、基地局は、周波数分離合成器(frequency selective combiner)を備 えた単一搬送波電力増幅器(SCPA)を使用する。この構造によれば、付随す る周波数合成器で発生する挿入損失のため、総合して約6%から7%のDCから RFへの電力変換効率が得られる。また、この周波数合成器は大形で、基地局に 設置するとき手動で同調をとる必要のある「静的」周波数選択度を備えている。 構造について別の一般的な選択をすると、多搬送波電力増幅器(MCPA)を 使用することになる。残念なことに、MCPAは、電力増幅器内で異なる被変調 搬送波周波数を混合することから生じる相互変調生成物の発生を回避するため、 高度に線形でなければならない。したがって、周波数合成器が不要であるとはい え、この解決方法は、総合して約4%から6%のDCからRFへの電力変換効率 を与えるにすぎない。上述のSCPA/周波数合成器による解決方法に匹敵する とはいえ、MCPAは、耐久性が非常に低く信頼性も低いのが普通である。また 大電力のMCPAは複雑な技術である。すなわち、製造技術を修得することは容 易ではない。 最後に、アンテナ合成器(antenna combiner)とともにSCPAを使用すると 、総合して約22%のDCからRFへの電力変換効率を与えることができるので あるが、柱上に搭載された電力増幅器と、搬送波の数にほぼ比例する表面面積と があれば、これを達成することができる。アンテナごとに1つある中央電力増幅 器のかわりに、いくつかのアンテナ素子の空間的組合せを使用して、小型の増幅 器をアレイに配置することにより、この設計の強靱性を改善することができる。 この解決方法によりDCからRFへの総合電力変換効率が改善されるならば、 MCPAとアレイアンテナの組合せを使用することは、魅力的な解決方法になる であろう。しかし、現在のMCPAの設計では、必要とされる効率の改善は約束 されない。 MCPAによって導入される相互変調成分は、2つの方法、すなわち、フィー ドフォワード消去増幅(feed-forward cancellation amplification)、または 非線形部品を使用した線形増幅(LINC)のいずれかを使用することによって 減少することができる。LINC増幅は非常に複雑なので、現在のところ、低コ ストで多量生産できる増幅器としてはまったく不適切である。 従来のフィードフォワード消去増幅器のブロック図が図1Aに示されている。 図1Aにおいて、スペクトルが図1Bに示されているRF入力信号がカプラー1 00aに印加されると、カプラー100aは、入力信号の一部を遅延線140及 び主増幅器110に接続する。主増幅器110は、信号のスペクトルが図1Cに 示されている増幅された出力を発生する。図1Cに示す、図1Bに比較して追加 されているスペクトル成分は、主増幅器110の非線形性に基づいて発生した相 互変調成分である。図1Cに示す増幅された出力信号のスペクトルの一部は、カ プラー100bにより加算器150に接続される。遅延線140は、主増幅器1 10の出力に関する入力信号の接続された部分を遅延して、2つの信号がほぼ同 時に加算器150に到着するように、遅延した信号を発生する。加算器150の 出力は、補助増幅器160に接続される誤差信号(error signal)である。補助 増幅器160は、誤差信号の振幅を調整して、図1Dに示す誤差訂正信号を発生 する。誤差訂正信号は、主増幅器110によって発生する相互変調成分と振幅が 一致しなければならないが、位相は反転していなければならない。得られた相互 変調成分のベクトル消去はカプラー100cで実行され、ここで増幅された入力 信号から誤差訂正信号が減算される。図1Eに示す出力信号、すなわち搬送周波 数から下の−60dBより大きい相互変調成分を有する出力信号の場合、高い精 度でベクトル消去を実行しなければならない。普通、このベクトル消去には、0 .5度の位相精度と0.1dBの振幅精度で誤差訂正信号を維持しなければなら ないが、製造においてこれを達成することは困難である。MCPAでは、フィー ドフォワード手法を使用して相互変調成分を効率的に抑制することができるが、 低い電力効率、複雑性及び部品コストに対する高度な要求という犠牲を払っての ことである。特に、大電力のMCPAの製造技術を修得することは非常に難しい 。 したがって、高価で電力効率が低いフィードフォワード消去手法を使用するこ とを必要とせずに、相互変調成分を制御することができるMCPAを使用するフ ェイズドアレイアンテナをつくることは利点があるであろう。 要約 本発明の第1の代表的な実施例によれば、改善されたフィードフォワード多搬 送波電力増幅器の構造に関する方法及び装置が説明されている。改善されたMC PAは、複数の搬送周波数をもつ入力信号を増幅して、必要な信号と不要な周波 数成分とを含む増幅された出力信号を発生するための主増幅器である。増幅され た出力信号内の不要な追加周波数成分を表す誤差信号は、基準信号と組合されて 移相器の入力信号を発生し、この入力信号は、制御信号に応答して移相(及び/ または振幅が変更)される。この制御信号は、移相器によって与えられる移相量 と、移相オフセット値を比較することによって更新される。移相オフセット値は 時間とともに変化する。 本発明の第2の代表的な実施例によれば、改善されたフィードフォワードMC PAを使用するための方法及び装置が使用されかつ説明されている。フェイズド アレイの構造は、複数の放射ローブが発生するように与えられている。少なくと も1つのローブにおいては、不要な周波数成分(すなわち、相互変調成分)が主 ローブから独立して導かれることによって、不要な周波数成分を空間的にフィル タリングする。 図面の簡単な説明 以下、添付の図面を参照して本発明の代表的な実施例を詳細に説明する。図面 中、同様な説明符号は、同じ要素を示すために使用されている。図面中、 図1Aは、従来のフィードフォワード消去電力増幅器のブロック図である。 図1Bは、図1Aのブロック図に関連する入力信号の代表的な信号スペクトル を示す。 図1Cは、図1Aのブロック図に関連する増幅された信号の代表的な信号スペ クトルを示す。 図1Dは、図1Aのブロック図に関連する誤差信号の代表的な信号スペクトル を示す。 図1Eは、図1Aのブロック図に関連する出力信号の代表的な信号スペクトル を示す。 図2Aは、本発明の第1の代表的な実施例によるフィードフォワード電力増幅 器の模式的ブロック図である。 図2Bは、図2Aのブロック図に関連する入力信号の代表的な信号スペクトル を示す。 図2Cは、図2Aのブロック図に関連する増幅された信号の代表的な信号スペ クトルを示す。 図2Dは、図2Aのブロック図に関連する誤差訂正信号の代表的な信号スペク トルを示す。 図2Eは、図2Aのブロック図に関連する出力信号の代表的な信号スペクトル を示す。 図2Fは、本発明のフィードフォワード電力増幅器の一部として有利に使用さ れる位相・振幅変調器の模式的ブロック図である。 図3は、従来の直線形フェイズドアレイアンテナの動作を示す模式的ブロック 図である。 図4は、本発明の第2の代表的な実施例によるフェイズドアレイアンテナの模 式的ブロック図である。 図5は、図4のフェイズドアレイアンテナの動作を示す模式的ブロック図であ る。 図6は、本発明の第2の代表的な実施例によるフェイズドアレイアンテナが、 セルラー通信基地局用に使用されたときの説明図である。 詳細な説明 以下の説明においては、制限のためではなく説明のために、特定の回路、回路 部品、手法など、本発明を完全に理解できるようにするため、特別に詳細な説明 がなされている。しかし、これらの特別な詳細事項から逸脱する他の実施例で本 発明を実現できることは、当業者には明らかであろう。他の例においては、不必 要に詳細に説明して本発明を判りにくくしないように、公知の方法、装置及び回 路の詳細な説明は省かれている。 本発明の第1の代表的な実施例によるフィードフォワード増幅器200の模式 的ブロック図が図2Aに示されている。図2Aにおいて、その信号スペクトルが 図2Bに示されている入力信号がカプラー220aに印加されると、カプラー2 20aはこの入力信号の一部を遅延線240及び主増幅器230に接続する。主 増幅器230が図2Cに示す増幅された出力信号スペクトルを発生すると、この 出力信号スペクトルの一部はカプラー220bによって加算器250に接続され る。図2Cに示す、図2Bと比較して追加されているスペクトル成分は、主増幅 器230の非線形性に基づいて発生した不要な相互変調成分である。遅延線24 0は、主増幅器230からの増幅された出力信号に関する入力信号の接続された 部分を遅延して、2つの信号がほぼ同時に加算器250に到着するように遅延し た信号を発生する。加算器250の出力は、不要な相互変調成分を表す入力誤差 信号である。 入力誤差信号が、位相・振幅変調器210に接続されると、位相・振幅変調器 210は、(図2Fに示す)位相制御プロセッサー215から受信した制御信号 に応答して入力誤差信号の位相と振幅を調整し、図2Dに示す誤差訂正信号を発 生する。この誤差訂正信号は、増幅された信号と誤差訂正信号とのベクトル和が 、適切な位相と振幅の相互変調ベクトルとなるように制御される。これは、(図 2Eに示す)出力信号の相互変調成分が(図1Eのように)ゼロになっていない が、位相及び振幅が位相・振幅変調器210によって決定された出力信号になっ ていることを意味している。本発明によるフィードフォワード増幅器に関するこ の特徴は、主増幅器230によって発生する相互変調成分の位相と振幅とを独立 に制御することを可能にし、更にこの特徴はフェイズドアレイアンテナに有利に 使用され、後続の図面及び本文で説明されているように、主放射ローブとは独立 に相互変調成分の放射方向を制御することができる。 位相・振幅変調器210の代表的な設計が図2Fに示されている。シンセサイ ザー216は、(示されていない)共通基準信号発振源から、たとえば、10M Hzの低周波の基準信号を受信する。シンセサイザー216は、この基準信号を 、入力信号の周波数に近いがわずかに帯域外のパイロット信号に変換するので、 このパイロット信号は、帯域外に現れるなにか別の相互変調成分として扱われる 。シンセサイザー216からのパイロット信号は、カプラー211aを経由して 移相器212に挿入され、ここでこのパイロット信号は、不要な相互変調成分を 表 す入力誤差信号である(図2Aに示す)加算器250の出力と組合される。以下 、カプラー211aの出力を、移相器の入力信号と呼称する。 移相器212は、出力信号と入力信号との間の位相差を制御信号(たとえば、 DCバイアス)によって制御できる2ポートの回路網であればよい。代表的な位 相・振幅変調器210においては、移相器212は、装荷線路移相器(loaded l ine phase shifter)であるが、スイッチ網、スイッチライン、増幅器形または 反射形の回路網でもよい。装荷線路移相器における移相のメカニズムは、送信線 路全体に渡って配置された小さなリアクタンスの変化である。この可変リアクタ ンスとして、DCバイアスを変更することによって容量が変わるバラクタダイオ ードを使用することができる。この装置は、簡単で低コストな構造と適切な挿入 損失とを備えているので、きめの粗い位相調整に対しては容易に制御できる。 移相器212は、位相制御プロセッサー215から受信した制御信号に応答し て移相器の入力信号の位相を偏移する。移相器212の出力は増幅器213に接 続される。当業者には明らかなように、増幅器213の利得は可変にすることが できるが、判りやすくするため固定利得の増幅器として示されている。増幅され た出力信号は誤差訂正信号である。誤差訂正信号には、信号成分として、当初カ プラー211aに挿入されたパイロット信号の位相を偏移させた信号が含まれて いる。誤差訂正信号がカプラー211bに接続されると、カプラー211bは誤 差訂正信号の一部を位相検出器214に接続する。位相検出器214は、シンセ サイザー216から受信したパイロット信号と、カプラー211bから受信した 移相されたパイロット信号を比較して電圧VΔφnを発生する。ここで、添字n は、複数のフィードフオワード増幅器200がある場合の特定のフィードフォワ ード増幅器200を表す。挿入されたパイロット信号と移相されたパイロット信 号との間の位相差を表す電圧VΔφnが位相制御プロセッサー215に接続され ると、位相制御プロセッサー215は、時間とともに変化しうる基準電圧Vrefn (t)とVΔφnを比較する。位相制御プロセッサー215は、移相量を制御するた めに移相器212に印加される制御信号、Vcontroln(t)を発生する。時間で変 わる基準電圧Vrefn(t)を使用することにより、たとえば、無作為雑音関数、鋸 歯状波または正弦波の時間的変化など、望ましい任意の関数に従って、移相器2 12の移相 を制御することが可能である。このように、(強制的に1つのIMローブにされ るのとは反対に)相互変調成分を空間に放散して、IMによるマイナスの効果が 現れるのを少なくすることができる。Vrefn(t)の選択は、効率(すなわち、I M成分の方向を望ましい信号方向からスペクトル的により有効に離すこと)と、 単純さ(すなわち、IM生成物が放散された場合、位相を追跡して制御するため に必要な努力を少なくすること)との間の妥協点を表している。 図3は、従来の直線形フェイズドアレイアンテナの模式的ブロック図である。 直線形アレイには、相互に距離dの間隔をおいて直線上に配置された複数の個別 放射素子320a〜320nが含まれている。入力信号は、給電回路網310を 介して接続され、それぞれの出力が個別放射素子320a〜320nに接続され ている複数の出力に分割される。最も簡単な構造においては、給電回路網310 の全出力は位相及び振幅が一致しているが、他の関係にすることも可能である。 特に、端部の素子が、アレイの中央の素子よりわずかに低い電力を受信すること によりサイドローブの性能が改善されるように、給電回路網全体に渡って振幅テ ーパを適用してもよい。本例においては、給電回路網の出力は、全て同相かつ同 振幅であると想定されている。各放射素子の基部には、それそれ移相・振幅変更 装置330a〜330nがあり、この装置は、各放射素子320a〜320nに 給電される相対振幅及び位相を制御する。フェイズドアレイにおいては、各放射 素子320a〜320nの放射パターンは、空間で組合され、アレイに対して複 合放射パターンを形成するが、このパターンはアレイファクター(array factor )によって説明することができる。ここに、k=2π/λである。 係数anの集合は、アレイ振幅テーパと呼称し、Ψnパラメータは位相テーパと 呼称する。走査角θ0の方向に放射電界の最大値を発生するためには、Ψnパラメ ータのすべてが次に示す形をとらなければならない。 Ψnの式は、走査角θ0の方向に放射電界の最大値を発生するためには、アレイ全 体に渡る位相テーパが線形テーパになっていることを示している。線形テーパは 、隣接する放射素子320a〜320n間の位相差が一定であるテーパのことで ある。 これに留意すると、アレイファクターの式は次のように書くことができる: 振幅テーパがなく、係数の全てが同じ値に等しく設定されているという最も簡単 な例においては、アレイファクターに関する上記の式は次に示すように更に単純 化できる: 次に図4を参照すると、本発明の第2の代表的な実施例によるアンテナ400 が示されており、この中で上に説明したフィードフォワード増幅器を有利に使用 することができる。図4において、入力信号が給電回路網310に接続されると 、給電回路網310はこの入力信号を複数の出力に分割する。すでに説明したよ うに、給電回路網310の複数の出力は、それぞれフィードフオワード増幅器2 00a〜200nに接続される。各フィードフォワード増幅器200a〜200 nの出力は、それぞれ各放射素子330a〜330nに接続される。各フィード フォワード増幅器200a〜200nに対する制御信号は、ビーム方向制御装置 410によって与えられる。アンテナ400の動作は、図5に示す模式的ブロッ ク図によって説明することができるが、本図では判りやすくするため、アンテナ 素子320a〜320nの数は2つに制限されている。 図5に示すように、各フィードフォワード増幅器200a〜200nは、2つ の別々の信号を発生しているようにみえる。その1つは、その位相と振幅が、an ej Ψnに従って修正される望ましい信号と、他の1つは、その位相と振幅が、bnej ψn に従 って修正される不要なIM信号である。最も簡単な例においては、振幅テーパか 使用されておらず、振幅係数、an及びbnは同じ値に等しく設定されている。第1 の位相テーパがΨnパラメータに適用されると、走査角θnの方向に放射される望 ましい信号を含む第1のビーム510が生じる。第2の位相テーパがψnパラメ ータに適用されると、走査角αnの方向に放射される不要な信号を含む第2のビ ーム520が生じる。第2のビーム520のサイドローブは、第1のビーム51 0の方向に現れるであろうが、第1のビーム510の方向に干渉の問題を起こさ ないように十分低いレベルで現れる。 図6は、代表的な無線通信システムにおけるアレイアンテナ400の使用方法 の一例を示している。アンテナ400は、鉄塔600、建物の最上部、または他 の適切な位置に搭載されるが、この位置は、アンテナ400を地上から適切な高 さに上げて、基地局の近傍で動作する移動機610と、基地局のアンテナ400 との間に見通し内通信経路(sight communication path)の明瞭な直線を与える 。複数の放射パターン510、520はアンテナ400によって与えられる。判 りやすくするため、2つだけのパターンについて考察する。望ましいダウンリン ク信号が放射される1つのパターンは、主放射パターンまたは主ローブ510と 呼称し、不要な相互変調成分が放射される1つのパターンは、相互変調(IM) 成分放射パターンまたはIMローブ520と呼称する。主ローブ510は、アン テナ400を物理的に下方に向けること、または給電回路網310の出力全体に 渡って線形位相テーパを与えることによって、地表面と平行な平面530から下 方に向けられている。不要な相互変調成分を含むIMローブ520は、各フィー ドフォワード増幅器200a〜200nで発生する誤差訂正信号に適切な位相テ ーパを与えることによって、上方に向けられているため主ローブ510から離れ ている。 これに代わるものとして、時間で変わる位相オフセット制御信号を増幅器20 0a〜200nに与えることにより、IMローブ520を空間的に有利に放散す ることができる。時間的変化を鋸歯状波の形にして、IMビームを広い走査角に 渡って掃引することができるし、あるいは雑音が関連する変化を使用して、IM ビームを広い走査角に渡って放散することができる。 上に説明した本発明の手法によれば、ただ1つの大規模な増幅器のかわりに、 いくつかの比較的小規模な増幅器を使用してよい。これらの小規模増幅器は、従 来のSCPA用に使用される大規模な増幅器より電力効率が良いのが普通である 。小規模増幅器はアンテナアレイに搭載されるので、増幅段以降のケーブル損失 はかなり減少する。本発明の代表的な実施例によるDCからRFへの電力変換効 率は、SCPAアンテナ/合成器の方法に関する効率とほぼ同じであるが、アン テナの大きさが送信される搬送波の数に無関係であるという利点がある。 特定の代表的な実施例に関して本発明を説明してきたが、本発明が、ここに例 示しかつ説明した特定の実施例に限定されないことは、当業者の認めるところで あろう。多数の変形、修正及び等価な装置と同様、ここに示しかつ説明されてい る実施例以外の各種の具体例、適用例は、本発明の実質と範囲から逸脱すること なく、前述の明細書及び図面によって以下に適切に提案する。これらの実施例に 関連して本発明を詳細に説明してきたが、この開示は、本発明の説明と例示にす ぎず、本発明を実現可能にする完全な開示を与える目的にすぎない。したがって 、本発明は、添付の請求の範囲の趣旨及び範囲によってのみ限定されると意図す るものである。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.フィードフォワード多搬送波電力増幅器であって、 複数の搬送周波数を有する入力信号を増幅して、必要な信号と不要な周波数成 分とを含む増幅された出力信号を発生するための主増幅器と、 前記主増幅器に接続され、該増幅された出力信号中の前記不要な周波数成分を 表す誤差信号を発生するための手段と、 基準信号からパイロット信号を発生するためのシンセサイザー手段と、 該パイロット信号を該誤差信号と組合せて移相器の入力信号を発生するための コンバイナー手段と、 該移相器の入力信号の入力位相に関し、該移相器の入力信号の出力位相を変更 して、誤差訂正信号を発生するための移相手段と、 該パイロット信号と該誤差訂正信号との間の相対位相差の位相オフセット表示 を発生するための位相検出手段と、 該位相オフセット表示と、位相オフセット値を比較して制御信号を発生するた めの位相制御プロセッサー手段と、 該制御信号に応答して該移相手段を調整するための位相制御手段と、 該誤差訂正信号と該増幅された出力信号を組合せるための手段と、 を具備するフィードフォワード多搬送波電力増幅器。 2.請求項1記載のフィードフォワード多搬送波電力増幅器において、前記位 相オフセット値が時間とともに変更する値であるフィードフォワード多搬送波電 力増幅器。 3.請求項1記載のフィードフォワード多搬送波電力増幅器において、該誤差 訂正信号の位相及び振幅がともに変化するフィードフォワード多搬送波電力増幅 器。 4.多搬送波電力増幅器において不要な信号の振幅及び位相を制御するための 方法であって、 複数の搬送周波数を有する入力信号を増幅して、必要な信号と不要な周波数成 分とを含む増幅された出力信号を発生するステップと、 該増幅された出力信号中の前記不要な周波数成分を表す誤差信号を発生するス テップと、 基準信号からパイロット信号を発生するステップと、 該パイロット信号と該誤差信号を組合せて移相器の入力信号を発生するステッ プと、 入力位相に関し、該移相器の入力信号の出力位相を変更して、誤差訂正信号を 発生するステップと、 該パイロット信号と該誤差訂正信号との間の相対位相差の位相オフセット表示 を発生するステップと、 該位相オフセット表示と、位相オフセット値を比較して制御信号を発生するス テップと、 該制御信号に応答して該移相手段を調整するステップと、 該誤差訂正信号と該増幅された出力信号を組合せるステップと、 を備えた方法。 5.請求項4記載の方法において、該誤差訂正信号の位相及び振幅がともに変 化する方法。 6.請求項4記載の方法において、該位相オフセット値が時間とともに変化す る方法。 7.フェイズドアレイアンテナを有するセルラー無線基地局であって、 複数のフィードフォワード多搬送波電力増幅器であって、それそれが、 複数の搬送周波数を有する入力信号を増幅して、必要な信号と不要な周波数成 分とを含む増幅された出力信号を発生するための主増幅器と、 該増幅された出力信号中の不要な周波数成分を表す誤差信号を発生するための 手段と、 前記誤差信号の位相を調整して、誤差訂正信号を発生するための位相制御手段 と、 該誤差訂正信号と該増幅された出力信号を組合せるための手段と、 を具備する前記複数のフィードフォワード多搬送波電力増幅器と、 前記複数のフィードフォワード多搬送波電力増幅器のそれぞれに接続され、複 数の放射素子がアレイの開口部を形成するように、直線に沿って相互に間隔を置 いて配置された前記放射素子と、 必要な信号のアレイファクターが、第1の角度に向けられるように、前記放射 素子全体に渡って第1の位相テーパを与える手段と、 不要な周波数成分のアレイファクターが、前記第1の角度から離れた第2の角 度に向けられるように、前記放射素子全体に渡って第2の位相テーパを与える手 段と、 を具備するセルラー無線基地局。 8.請求項7記載のセルラー無線基地局において、前記第2の角度が時間とと もに変化するセルラー無線基地局。 9.請求項7記載のセルラー無線基地局において、該誤差訂正信号の位相及び 振幅がともに変化するセルラー無線基地局。 10.請求項7記載のセルラー無線基地局であって、端部の素子が中央の素子 よりわずかに低い電力を受信するように、該放射素子全体に渡って振幅テーパを 与えるための手段を更に具備するセルラー無線基地局。 11.フェイズドアレイアンテナを備えたセルラー無線基地局において、不要 な信号成分を空間的にフィルタリングする方法であって、 複数の搬送周波数を有する入力信号を増幅して、必要な信号と不要な周波数成 分とを含む増幅された出力信号を発生するステップと、 該増幅された出力信号中の不要な周波数成分を表す誤差信号を発生するステッ プと、 前記誤差信号の位相を調整して、誤差訂正信号を発生するステップと、 該誤差信号と該増幅された出力信号を組合せるステップと、 組合された誤差訂正信号と、該複数の放射素子がアレイの開口部を形成するよ うに、直線に沿って相互に間隔を置いて配置された複数の放射素子からの増幅さ れた出力信号とを放射するステップと、 必要な信号のアレイファクターが、第1の角度に向けられるように、該放射素 子全体に渡って第1の位相テーパを与えるステップと、 不要な周波数成分のアレイファクターが、前記第1の角度から離れた第2の角 度に向けられるように、該放射素子全体に渡って第2の位相テーパを与えるステ ップと、 を備えた方法。 12.請求項11記載の方法において、前記第2の角度が時間とともに変化す る方法。 13.請求項11記載の方法において、該誤差訂正信号の位相及び振幅がとも に変化する方法。 14.多搬送波電力増幅器であって、 複数の搬送周波数を有する入力信号を増幅して、必要な信号と不要な周波数成 分とを含む増幅された出力信号を発生するための主増幅器と、 前記増幅された出力信号を受信し、前記標本化された部分を評価して、誤差訂 正信号を発生するための変調器であって、前記誤差訂正信号が、前記評価に基づ いて移相される成分を有する前記変調器と、 前記増幅された出力信号と前記誤差訂正信号を組合せるための要素と、 を具備する多搬送波電力増幅器。
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