JPH10505468A - 多ビーム幅位相整列アレイ - Google Patents

多ビーム幅位相整列アレイ

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JPH10505468A JP7526386A JP52638695A JPH10505468A JP H10505468 A JPH10505468 A JP H10505468A JP 7526386 A JP7526386 A JP 7526386A JP 52638695 A JP52638695 A JP 52638695A JP H10505468 A JPH10505468 A JP H10505468A
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Abstract

(57)【要約】 少なくとも1つの第1局と複数の第2局との間の中継局を用いた無線通信のためのシステムを開示する。中継局は、その特徴の中でも特に、アンテナ・アレイとマルチチャネル応答機とを含む。アンテナ・アレイは複数のアンテナ素子を有し、これらは2つの組に分割されている。第1組は第1ビーム幅を有するビームを用いて送信または受信を行うために用いられ、第2組は第2ビーム幅を有するビームを用いて送信または受信を行うために用いられる。マルチチャネル応答機は、アンテナ・アレイとフィーダ・リンク・アンテナとに接続され、少なくとも1つの第1局からのフィーダ・リンク信号を受信し、その信号をアンテナ・アレイ素子用駆動信号に変換する。マルチチャネル応答機は、第1ビーム幅を有する送信用信号を返送するチャネルのための第1チャネル帯域と、前記第2ビーム幅を有する送信用信号を返送するチャネルのための第2チャネル帯域とを有する。複数の第2局は、交換システムによって動的に、各群に対する経路損失要求にしたがって、最も狭いビーム幅を使用する第1群と、最も広いビーム幅を使用する第2群とに分割される。

Description

【発明の詳細な説明】 多ビーム幅位相整列アレイ発明の分野 本発明は、容量を増加させた無線通信システムに関し、更に特定すれば、位相 整列アンテナ素子を有し、好ましくは各素子毎に1つの地上局処理装置からの信 号を受信し再送信する、中継局を用いた衛星通信システムに関するものである。開示の背景 多数のビーム・アンテナ・アレイを用いた衛星および陸上移動通信システムに ついての詳細な説明は、米国特許出願番号第08/179,953に記載されて おり、参照により本願に含まれているものとする。衛星移動通信システムについ て、第1図を参照しながら端的に説明する。第1図は、ハブステーション14を 有する衛星10を通じて通信中の複数の携帯局12を示す。ハブステーションは 、例えば、ローカル交換機を通じて、公衆電話交換網(PSTN)に接続され、 携帯電話と世界中のあらゆる電話加入者との間、および携帯電話間の通話を可能 にする。衛星は、1600MHzのような、比較的低いマイクロ波周波数で携帯 電話からの信号を受信する。かかる周波数では、電池で作動する電話機における 送信機は効率的であり、それらのアンテナは短く無指向性とすることができる。 衛星は、受信信号を1600MHzからより高い周波数に変換し、ハブステーシ ョンに中継する。 このシステムでは、複雑な瞬間的波形サンプルが衛星に送信され、異なるアン テナ素子によって再送信される。異なるアンテナ素子に対するサンプルは、好ま しくは、フィーダ・リンクの同相および直角(IとQ)成分上で時間多重化され 、地上局から多素子中継アンテナに、またはその逆に送信される。複素成分信号 の実部は、例えば、Iチャネル上に多重化され、虚部はQチャネル上に多重化さ れる。フィーダ・リンクの帯域上の制約によって起こるサンプル間干渉(inter-s ample interference)は、地上局処理装置におけるサンプルの発生において考慮 され、また逆方向の場合は、地上局処理装置における処理によって除去される。 両方の場合において、ビーム形成(beamforming)として知られている同一の数学 的処理が用いられ、送信におけるシンボル間干渉を考慮してビーム形成係数が選 択される。 公知の従来技術のシステムでは、衛星は受信信号を処理し、その信号を粗い即 ち広いビームにて地球に向けて再送する。粗いビームのみを用いるこれらのシス テムは、本発明の粗いビームおよび細いビームの組み合わせと全容量は同一であ るのに、必ずしも効果的でない理由として、2つあげられる。容量が500チャ ネルの粗いビームを用い、各ビームが同一周波数スペクトルを再使用する場合、 同一チャネル周波数を用いる信号は、互いに干渉し合うのを避けるために、ほぼ 粗いビーム幅1つ分だけ離れていなければならない。粗いビームのみを用いるこ との第2の欠点は、粗いビームを用いると、通信に必要な送信機の電力が増大す ることである。これは、より狭いビームのほうが好ましい主要な理由である。即 ち、粗いビームよりも衛星または端末の送信機の全電力をより少なくし、しかも 高い容量を達成するのである。しかしながら、狭いビームのみを用いると、サー ビス領域を包含するためには、より多数のビームがなければならず、したがって 、全容量がビーム間で分割されると、ビーム当たりの容量は低くなる。しかしな がら、通信のための送信機の電力は低減する。トラフィックの分布が一様に広が っておらず、主要都市におけるような塊(clump)を含むとき、狭いビームの容量 では十分でない場合がある。したがって、本発明は、狭いビームの電力に関する 利点と、大きなビームの高い場所的容量(high spot capacity)との双方を備え、 従来技術の欠陥を克服しようとするものである。開示の概要 本発明によれば、衛星通信システムは、位相整列アンテナ素子を用い、これら は、好ましくは、各素子毎に1つの地上基地処理装置からの信号を受信し、再送 信する。地上基地処理装置から各素子までの経路は、位相関係がわかっており、 地上基地処理装置は、異なる素子によって再送信された信号の相対的位相および 振幅を判定することができるようになっている。再送信信号は、多くの独立した 信号を含み、これらは、時間(TDM)、周波数(FDM)、または異なる拡散 コード(CDMA)、あるいはこれらの組み合わせを用いて多重化される。各ア ンテナ素子からの放射に対する各独立信号の相対的位相の寄与は、各独立信号が 所望の方向に放射されるように、地上処理によって制御することができる。 本発明によって解決される問題は、所謂「フィーダ・リンク」を用いて地上局 から位相整列衛星応答機へ複合成分信号を搬送するためには、限られた帯域を如 何にして最良に使用するかということである。各独立信号の帯域をFoとすると 、各複合成分信号の帯域はM・Foとなる。ここで、Mは同一方向に放射される 多重化信号の数である。地上から最大アレイ制御柔軟性を与えるために必要なフ ィーダ・リンクの帯域は、(N・M・Fo)となる。ここで、Nはアレイの素子 数である。この柔軟性により、全容量を信号N・M個分として、M個の独立信号 を異なるN方向の各々に放射可能とする。 しかしながら、いずれの方向でも信号数はMに制限される。いずれか1方向に おけるM以上の信号の塊に対処するために、本発明は、N1通りの方向、および 各方向毎にM1個の信号とする代替案を提供する。 ここで、 M1>Mであるが、N1・M1=M・Nとし、いずれの場合でも同一のフィー ダ・リンクの帯域で十分となるようにする。更に、本発明は、2モード間でフィ ーダ・リンクの帯域(N・M+N1・M1)Foを共用することによって、N・ MモードとN1・M1モードとの同時使用を許すので、同時に、一様に分布され た信号トラフィック・フロア(signal traffic floor)およびトラフィックの塊の 双方を処理する。 本発明の一実施例によれば、中継局を用いた、少なくとも1台の第1局と複数 の第2局との間の無線通信のためのシステムが開示される。中継局は、その特徴 の中でもとりわけ、アンテナ・アレイとマルチチャネル応答機とを含む。アンテ ナ・アレイは複数のアンテナ素子を有し、これらは2組に分割されている。第1 組は第1ビーム幅を有するビームを用いて送信または受信を行い、第2組は第2 ビーム幅を有するビームを用いて送信および受信を行う。マルチチャネル応答機 は、アンテナ・アレイとフィーダ・リンク・アンテナとに接続されており、少な くとも1つの第1局からのフィーダ・リンク信号を受信し、この信号をアンテナ ・アレイ素子用駆動信号に変換する。マルチチャネル応答機は、第1ビーム幅を 有する送信用信号を返送するチャネルのための第1チャネル帯域と、前記第2ビ ーム幅を有する送信用信号を返送するチャネルのための第2チャネル幅とを有す る。複数の第2局は、少なくとも、最も狭いビーム幅を用いる第1群と、最も広 いビーム幅を用いる第2群とに、各群の経路損失要件に応じて、交換システムに よって動的に分割される。 図面の簡単な説明 本発明の上述のおよびその他の目的、特徴および利点は、以下の詳細な説明を 図面と関連付けて読むことにより、より簡単に理解されよう。 第1図は、衛星通信システムを示す。 第2図(a)〜(b)は、大きな折畳み位相アレイ・アンテナを有する衛星を 示す。 第3図は、アレイ開口の内側および外側アレイへの任意の分割を示す。 第4図は、大きなビームおよび小さなビームを使用した場合の、有効範囲の一 例を示す。 第5図(a)〜(b)は、粗いおよび細いビームに対するスペクトル割り当て の一例を示す。 第6図は、本発明の一実施例による、二重ビーム幅位相整列応答機を示す。 第7図は、本発明の一実施例によるフロー・チャートを示す。 第8図(a)〜(b)は、典型的なアレイ素子およびその個々の放射パターン を示す。 第9図は、本発明の一実施例による反射アレイ構成を示す。 第10図は、本発明の一実施例による地上局ビーム形成コンピュータを示す。 第11図は、本発明の一実施例による多帯域時分割多重フィーダ・リンクを示 す。 第12図は、2つの異なる信号帯域を有する14素子アレイ・パネルとして機 能する、30系統サブマルチプレクサ入力の使用法を示す。 開示の詳細な説明 第2図(a)〜(b)は、本発明の一実施例による、衛星に配置された位相整 列アレイ(phased array)の可能な構成を示す。第2図(a)に示すように、発射 時の構成(launch configuration)では、アンテナ素子24のパネル22は、衛星 20の本体に沿って上に向かって折り畳まれ、各パネル上に(mxn)素子を有 するL枚のパネルから成る多面構造(multi-faceted structure)を形成する。こ れは、ロケット・ノーズ・フェアリング(roket nose faring)の下に収容可能で ある。一旦軌道に乗ったなら、パネルは下に向かって蝶番式に動き、第2図(b )に示すような、大きな開口を有するL形星状パターンを形成する。 第3図は、アレイのアンテナ素子24を、半径r1の内側円盤30と、半径r 2の外側円盤32とに分割した模様を示す。フィーダ・リンクを通じて対応する 信号組を受信することによって内側円盤内の素子のみを励起するとき、第1の粗 大角度解像度を用いてアレイからの放射を方向付け、例えば、ビームのピークに 対して4dB低い点において測定した第1ビーム幅B1のビームを形成すること ができる。地球表面上に第1ビーム幅B1を有するビームが形成され、それらが その−4dB下の点で接触するようにした場合、地球は、第4図に示す大きい方 の円40によって表わされる、全体でn1個のビームによって覆われる。 各ビームにおいて使用される帯域が(M1・Fo)であり、フィーダ・リンク によって独立して制御される内側円盤内の素子N1の数がn1以上である場合、 n1個のビームは、各々、それらの各方向にM1個の独立信号を搬送する。ここ で、Foは各独立信号の帯域である。その結果、得られる全容量は、(n1・M 1)個の信号となり、使用される全フィーダ・リンク帯域は、(N1・M1・F o)MHzとなる。 あるいは、内径r1以内の素子を含む、外径r2以内の全素子を励起した場合 、アレイ全体からの放射は、より細かな角度解像度で方向付けられ、第2の狭い 方のビーム幅B2を形成することができる。これは、地球を覆うには、−4dB 点で接触する、これら狭い方のビームの数n2を多くしなければならない。 n2:n1−r22:r12 各ビームの帯域に等しい各素子の励起の帯域が(M2・Fo)であり、更にアレ イ全体において独立して制御される素子N2の数がn2以上であるとすれば、こ れらのビームは各々M2個の独立した信号を搬送する。この第2モードで得られ る全容量は、(n2・M2)個の信号であり、全フィーダ・リンク帯域として、 (N2・M2・Fo)MHzを必要とする。 上述のモード双方を同時に励起することは可能である。例えば、外側円盤の素 子を、帯域が(M2・Fo)の信号を用いて第2モードで励起し、一方内側円盤 の素子を帯域が(M2・Fo)の信号で励起して第2モードの励起を完了し、更 に、帯域が(M1・Fo)の信号で第1モードを励起する。第5図(a)〜(b )に示すように、第1および第2帯域は重複することも、重複しないことも可能 である。第1および第2帯域が重複しない場合、内側素子の全励起帯域は(M1 +M2)・Foとなる。また、これらの帯域は第5図(b)に示すように、重複 することも可能である。狭い方の帯域BW2は、通常狭いビームに対応して選択 されるが、広い方の帯域BW1内に含まれる。本実施例では、狭いビーム・モー ドに対応する信号は帯域BW2を使用することができ、一方粗いビーム・モード に対応する信号は、帯域BW2のいずれかの側の残りの帯域BW1−BW2を使 用することができる。 以下の数値例を検討する。 個々の信号の帯域Fo 10KHz 帯域BW2 1MHz 帯域BW1 5MHz 半径比r2:r1 2:1 粗大ビームの数n1 60 狭ビームの数n2=(r2/r1)2・n1 240 内側リング内の独立制御素子数N1 60 全アレイ内の独立制御素子数N2 240 狭ビーム各々における信号数(BW2/Fo) = 100 粗大ビーム各々における信号数(BW1−BW2)Fo= 400 全容量 =60x400+240x100 = 48000信号 全フィーダ・リンク帯域=n1x5MHz+(n2−n1)x1MHz =480MHz 少なくともn1=N1かつn2=N2であるこの例では、全フィーダ・リンク 帯域(480MHz)は、単純に、全信号容量(48000)に独立信号当たり の帯域(10KHz)を乗算したものに等しいことを記しておいてもよいであろ う。したがって、粗いビーム・モードおよび細いビーム・モードの双方を有する ことにおける、クレームに記載した全容量の利点はない。しかしながら、2つの 帯域は、地球表面全体にわたって、一様でないトラフィック分布をより良く処理 することができる。 第4図において小円42によって例示される小さい方のビームのみによって処 理される容量の分布について検討する。小さい方の円42は各々、例えば、10 0台までの移動または固定通信端末に対応する、例えば、100個までの信号を 収容することができる。しかしながら、小円とはいえその直径は数百キロメート ル程度であり、全トラフィック要求が100信号よりも大きい可能性がある都市 をいくつか包含する場合もある。周囲の小円の容量が完全には利用されていない 場合でも、要求が高い領域において残りの容量を使用することは残念ながら出来 ない。なぜなら、ビームは全て同一周波数を使用するため、同一ビーム内で同一 周波数スペクトルを2回使用することになり、干渉の原因となるからである。し かしながら、上位の(overlying)粗いビームの容量は、例えば、400に等しく 、周波数スペクトルの異なる部分、即ち、5MHzの内、狭いビームによって使 用される1MHzと重複しない4MHzを使用する。この容量は、単一の粗いビ ームと重複する4つの狭いビーム内であればどこでも使用可能であるので、10 0+400=500信号のピーク・トラフィック要求は、どの地点でも処理する ことができる。 先に述べたように、粗いビームのみを用いる従来技術の解決法には、いくつか の欠点がある。まず、同一チャネル周波数を使用する信号は、粗いビーム幅1つ 分だけ分離して、互いに干渉するのを避けなければならない。しかしながら、こ の制約は、1ビームにおける500人のユーザがこのビームの半分に集中するよ うなトラフィック分布を排除し、彼らを隣接するビームの反対側の半分に集中す る500人のユーザと近接させることになる。この状況を修正するためには、よ り狭いビームのより狭い角度解像度のほうが有利である。即ち、余りに近過ぎて 粗いビームでは判別できないユーザを、細いビームに割り当てることによって、 粗いビーム中のユーザ分布を、より均一な処理可能なレベルまで間引きする(thi n out)。それでもなお近過ぎて細いビームによっても判別できないユーザは、米 国特許出願番号第08/179,953号に開示されている発明にしたがって、 別個のチャネル周波数に割り当てる。このように、本発明にしたがって粗いビー ムおよび細いビームと、更に、米国特許出願番号第08/179,953号に開 示されている発明にしたがって複数のチャネルとを設けることにより、更に自由 度を高め、適応型チャネル割り当てアルゴリズムを利用して、地球表面全体にわ たって、異なるトラフィック分布を処理することができる。 粗いビームのみを使用することの第2の欠点は、粗いビームを使用して通信を 行うには、必要な送信機の電力が増大することである。これは、より狭いビーム の方が好ましい主な理由である。即ち、衛星または端末の送信機の全電力を、粗 いビームよりも少なくして、高い容量を達成するのである。しかしながら、移動 または固定端末は、広くて低い利得のビームにより良好な信号品質を達成する群 と、より狭くて高い利得のビームを必要とする群とに分類することができる。こ の分類は、例えば、端末または衛星の移動によって状況が変化するに連れて、移 動交換センタによって動的に行うことができる。粗いまたは細いビーム・モード を励起するために必要な全電力は、以下のように計算することができる。 帯域Foのいずれか1つのチャネル周波数f1において、地上端末は1平方メ ートル当たり、Pワットの電力密度(power flux density)を受信する必要がある 。地上端末のアンテナは、良質な通信に対しては十分な信号電力PA1を捕獲す る、等価捕獲領域A1平方メートルを有する。N1本の粗いビームによって共に 照される全領域は、単純に、衛星から見た地球の領域A2である。実際、この領 域A2は、幾何学的影響を考慮するために、地上端末から宇宙船までの視覚線 (sightline)に垂直な領域として、計算すべきである。地上領域と、異なる衛星 軌道および最少仰角に対して正規化された領域との関係を、第1表に示す。 したがって、電力密度Pがf1の場合、領域A2を照すのに必要な全衛星電力 は、(P・A2)となる。この電力は、粗いビームにおいて支持される(support ed)帯域FoのM1個(=400)の各チャネルに必要である。したがって、衛 星の全電力要求量は、400・P・A2をn1=N1=60個の内側円のアレイ 素子間で分割したもの、即ち、各々(P・A2)の400/60=6.7電力単 位となる。 狭いビームを使用して同一電力で同一領域を照すために必要な全電力も、チャ ネル当たり(P・A2)となる。しかし、狭いビームの各々におけるチャネル数 は僅かに100であるので、全電力は、同一の全容量に対して、100P・A2 に過ぎない。したがって、狭いビームの方が粗いビームよりも、トラフィック・ チャネルを支持する電力効率が4倍高い。 この全電力を、アレイ素子の全数(240)で分配する。内側の円内の素子は 、粗いビームの周波数では6.7単位、狭いビームの周波数では0.416単位 の 双方、即ち、全体で7.116単位を送信し、一方外側の環の180個は0.4 16単位を送信するに過ぎない。粗いビームを最大限使用すると、狭いビームに よって与えられる同一の全容量に対する全衛星電力の4/5を消費する。狭いビ ームは全電力の1/5を使用するに過ぎない。 この大きな相対電力比7,116/0.416=17は、いずれの場所におい ても粗いビームに最大容量までロードする必要がなければ、即ち、全ての粗いビ ームにおいてトラフィックの塊が生じなければ、低下させることができる。地表 の2/3は海であり、そこでは殆どトラフィックの要求が存在しないという事実 から見れば、これは理由のある仮定である。それ以外で粗いビームのトラフィッ ク負荷を予測するには、セルラ移動電話機の有効範囲パターンを評価すればよい 。 セルラの経営者は、最も高い収益が上がる領域のインフラストラクチャに、彼 らの投資を向けてきたが、現在その対象は米国の全領土の10%未満に過ぎない 。これが示すのは、トラフィックのピークが生じるのは、陸地全体で粗いビーム の10%未満であり、即ち、全体で1対30未満であるということである。した がって、外側の素子と比較して、内側の素子に、全体で17倍もの電力割り当て (dimensioning)を行う必要はなく、実際には、トラフィック分布図をより正確に 評価すれば、2対4程度の低い係数で十分であろう。例えば、3dB程通信リン クのマージンを下げても、粗いビームを用いてトラフィックの塊に対応する場合 には受け入れ可能であろう。 第6図は、本発明を実施するのに適した、コヒーレント応答機のブロック図を 示す。フィーダ・リンク受信アンテナ110は、例えば、K−帯(20〜30G Hz)マイクロ波キャリア周波数上に変調された、地上局からの時間多重化複素 サンプルを受信する。フィーダ・リンク信号は、低ノイズ増幅器111において 増幅され、ダウンコンバータ112内の局部発振器114からの適切な局部発振 周波数と混合することによってダウンコンバートされ、適切な中間周波数信号を 生成する。次に、中間周波数増幅器113を用いて、これを濾波し増幅する。次 に、直交ダウンコンバータ115と、局部発振装置114からの局部基準信号C os(W1・t)およびSin(W1・t)とを用いて、濾波し増幅した中間周 波数信号を、IおよびQベースバンド信号に変換する。IおよびQベースバン ド信号は、異なるアンテナ・アレイ素子のために意図した、時間多重化サンプル から成る。これらのサンプルを、例えば、 I1,I2,I3,I4.... Q1,Q2,Q3,Q4.... と標記し、I,Qデマルチプレクサ117、118によって分離する。I1およ びQ1出力からの連続サンプルを、ロー・パス・フィルタ119,120におい て濾波し、サンプリング周波数を除去すると共に、平滑な波形を生成する。ナイ キストの定理によれば、帯域BW/2Hzの元のI,Q信号を各々少なくとも毎 秒BW個のサンプルの周波数でサンプリングするとすれば、元のI,Q波形は、 デマルチプレクス処理およびロー・パス・フィルタ処理の後に、完全に復元され る。次に、直交変調器125を用いて、復元されたI,Q波形I1(t)および Q1(t)を所望のアレイ送信周波数にアップコンバートし、電力増幅素子12 6によって増幅し、内側リングのアレイ素子(例えば)に供給する。 同様に、外側リングの信号をデマルチプレクスし、デマルチプレクサ117、 118の適切な端子から出力し、フィルタ121、122においてロー・パス・ フィルタ処理を行い、直角変調器123において、送信周波数にアップコンバー トする。アップコンバートされた信号は、次に外側リングの増幅素子124によ って増幅し、外側リングのアンテナ素子に供給する。 本発明によれば、内側および外側の素子を駆動する信号の帯域は、重複するが 、異なるものとすることができる。結果として、ナイキストの定理にしたがって 、異なるサンプリング・レートを、帯域に比例して用いるべきである。勿論、よ り高いサンプリング・レートをより低い帯域信号に使用することも許されるが、 これはフィーダ・リンクの帯域の浪費となろう。したがって、マルチプレクスお よびデマルチプレクス方式は、少なくとも2つの正規のサンプリング・レートの 混合に対応することが望ましい。 先の例では、内側素子に5MHzの帯域を用いたので、IおよびQのサンプリ ング・レートには5メガサンプル/秒が必要であり、一方内側素子には1MHz の帯域を用い、これに対しては、1メガサンプル/秒のIおよびQで十分である 。これら異なるサンプリング・レートは、広帯域信号用に5個の規則的に離間さ れ たデマルチプレクサの出力を接続することによって混合し、5倍のサンプリング ・レートを得ることも可能である。例えば、1MHz帯域の180個の素子と、 5MHz帯域の60個の素子の例では、5x60+1x180=480入力を有 するマルチプレクサおよびデマルチプレクサがそれぞれ必要となる。 マルチプレクサの入力1、97、193、289および385を互いに接続し 、最初の60個の広帯域信号に使用することができる。また、入力2、98、1 94、290および386を2番目の60個の広帯域信号に使用することができ 、入力60、156、252、348および444が広帯域信号番号60に使用 されるまで、このように続ける。次に、入力61を狭帯域信号36に使用し、入 力62を狭帯域信号番号2に使用するというように、狭帯域信号36に96を使 用するところまで続ける。更に、入力157〜192を次の36個の狭帯域信号 に使用する等として、180個の狭帯域信号を一緒に与える。この方式では、広 帯域信号の規則的なサンプリングを行うには、マルチプレクサの入力数は、帯域 比(5)の倍数としなければならない。 マルチプレクサの入力およびデマルチプレクサの出力(帯域比の倍数も)を余 分に追加して、地上局から衛星にまたはその逆に、基準信号サンプルを搬送して もよい。(1,0)または(0,1)および(0,0)のようなI,Q基準サン プルをこれらの入力に多重化し、同期および自動周波数制御装置116を補助し 、周波数誤差を補正し、デマルチプレクス処理をマルチプレクス処理と同期させ 、直角ダウンコンバータDCオフセットサンプル間干渉(ISI)、およびI, Q相互結合(cross coupling)のような不完全を予測し、事前補償を行って、地上 基地におけるデジタル信号処理領域においてこれらのエラーを補正するようにし てもよい。 内側および外側素子間の電力比は、同一の電力増幅素子を用いて生成すること により、それらの間の既知の位相関係をより簡単に維持することが望ましい。例 えば、電力比2は、内側リング素子用の2つの同一電力増幅器と外側リング素子 用の1つとの組み合わせを用いることによって得ればよい。 所与の容量に対して使用するフィーダ・リンク帯域を最少に抑えるために、独 立して制御される素子の数は、生成される周波数再使用ビームの数と等しくすべ きである。かかる素子各々は、単体では、地球を覆い、有効対象領域の縁部にお いて最大の利得を得る放射パターンを有するべきである。アンテナは、中心と比 較して、縁部で4dB低下するように寸法を決めたときに最大の縁部利得を達成 することはよく知られている。このレベルを越えてビームを広げると、ビーム縁 部におけるフォール・オフ(fall-off)は改善されるが、ピーク利得の減少が速く なるので、ビーム縁部利得が悪化する。一方ビームを狭くすると、ピーク利得の 増大よりも速くビーム縁部におけるフォール・オフが増大し、これもまた性能の 悪化を招く。しかしながら、有効領域の縁部においてアレイ・ビームを発生する には、中心におけるビームと比較して、4dBの損失がある。更に、理想的には 、傾斜範囲が広がるので、地球の縁部ではより多くの利得を必要とする。素子の 放射パターンを整形し、縁部に向かってより多くの利得を有し、中央に向かって 少なくなるようにすることによって、この所謂走査損失を減少させ、ビームの縁 部における利得を改善することができる。この整形は、ビーム中心と比較してビ ーム縁部において広がる傾斜範囲を補償するために、故意に誇張することも可能 である。あるいは、フィーダ・リンク帯域を犠牲にして、ビームよりも多い数の 素子を用いることもでき、更に、各素子パターンを地球の有効範囲よりも広くし て、地球の縁部において4dBの低下より少なくなるようにすることも可能であ る。「浪費エネルギの回収」と第する米国特許出願番号第08/179,947 号では、アレイ素子を2:1で余分に用いる有利な方法が記載されている。参照 により、その内容は本願にも含まれるものとする。この場合、複数のビーム信号 を線形的に増幅しつつ、クラスC即ち飽和増幅器を用いることができる。したが って、フィーダ・リンクの帯域を制御に利用可能にできるのであれば、位相およ び振幅制御素子の数は多い方が好ましいことのより理由となり得る。 地上からのアレイ制御にフィーダ・リンクの帯域を使用することに対する代替 案は、勿論、衛星上に搭載されたビーム形成ネットワークまたはプロセッサを用 いることである。しかしながら、これらの装置は複雑度が高く、10年以上軌道 において作動しなければならない衛星の発進前に、それらの性能および特性を判 定すること、したがって恐らくアレイ理論における将来の発展が使用できなくな ることは望ましくない。しかしながら、搭載したビーム形成装置を用いて、本発 明にしたがって使用するための内側および外側アレイ素子信号を発生することは 、本発明の範囲内のことと考えられる。 アンテナ・アレイを用いて地上局から複数の移動局への信号を中継するための マルチチャネル応答方法について、第7図を参照しながら説明する。まず、ステ ップ702において、移動局の位置にしたがって、移動局に応答すべき信号を、 地上局において分類する。次いで、信号を処理し複合信号を形成する。更に、ス テップ704において、複合信号をサンプリングし、複数のアナログ信号サンプ ルを得る。ここで、より広い帯域を有する複合信号程サンプリングをより多く行 い、狭い帯域を有する複合信号よりも多くのサンプルを生成する。次に、ステッ プ706において、少なくとも1つの既知の所定のサンプルを用いて、アナログ 信号サンプルを多重化し、時分割多重信号を形成する。次に、ステップ708に おいて、時分割多重信号を第1無線周波数キャリア上に変調し、最初の局から中 継局に送信する。無線送信が中継局において受信されたなら、ステップ710に おいて、中継局はこの送信を復調し、時分割多重信号を復元する。次に、ステッ プ712において復調信号をデマルチプレクスし、復元されたアナログ信号サン プルを分離する。ここで、復元された所定のシンボルを用いて、デマルチプレク ス処理を制御する。ステップ714において、同じ広帯域複合信号に対応する復 元サンプルを結合し、次いで濾波することにより、広帯域複合信号を復元する。 加えて、狭帯域複合信号に対応するサンプルを濾波し、狭帯域信号を復元する。 次いで、ステップ716において、復元された広帯域信号を第2周波数帯に変換 し、増幅する。次に、ステップ718において、放射アンテナ素子に接続された 電力増幅器を各信号に用いて、第1電力レベルで、増幅された広帯域信号を送信 する。加えて、ステップ720において、復元された狭帯域信号を第2周波数帯 に変換し、増幅する。最後に、ステップ722において、他の放射アンテナ素子 に接続された電力増幅器を各信号に用いて、第2電力レベルで、増幅された狭帯 域信号を送信する。 第8図(a)〜(b)は、典型的なアレイ素子およびその個々の放射パターン を示す。このアレイ素子のピーク利得は約8.8dBであり、高度10,000 kMの衛星から20度の仰角の輪郭までの有効範囲に最適化したパターンのピー ク利得は約14.8dBである。最適なアンテナ・パターンは、有効範囲の縁部 (EOC)、即ち、20度の仰角の輪郭において、最大利得を有するものに決定 され、ピーク利得は通常EOC利得よりも6dB高い。したがって、第6図の素 子の4つを2x2の正方形パターンに組み合わせたものが、単一素子よりも6d B高い利得を有する新たな素子、即ち、「サブアレイ」を形成する。かかるサブ アレイは、第2図の星型パターン・アレイの外側素子として最適に使用すること ができる。各群のサブアレイは電力増幅素子と、共通の局部発振器およびI,Q デマルチプレクサ出力から供給される直角アップコンバータ・チャネルとに接続 される。また、第6図の素子は、分離されたポートからアクセス可能な、RHC およびLHC円形偏向モード(circularly polarized mode)双方を同時に与える 。一方の偏向は送信に使用し、他方は受信に使用するのが相応しく、送信機素子 と受信機素子の干渉回避を容易にすることができる。電力増幅素子に接続されて いる各送信サブアレイ入力と同様、各受信出力は、送信機の除去フィルタおよび ロー・ノイズ増幅機を介して、逆リンク・アレイ応答機に接続されている。受信 方向では、内側の受信素子の信号が処理され、次にサンプリングされ、外側の受 信素子の信号よりも高いレート(例えば、5MHz)で多重化され、これらが地 上局に応答された後、地上局は1つのアレイ信号プロセッサのみにおいて内側素 子の信号を結合し、送信ビームに対応する広帯域の粗い受信ビームを形成すると 共に、全ての素子のサンプルを処理して、狭い送信ビームに対応する、より狭い 帯域の狭い受信ビームを形成する。 本発明による地上局における時分割多重フィーダ・リンク信号の形成について 、第10および11図を参照しながら説明する。第10図を参照すると、狭帯域 を使用して送信するための信号、即ち、狭いビーム幅のビームを、ビーム形成マ トリクス・コンピュータ200に印加する。入力信号の各々は、同一ビームにお いて異なる周波数、またはタイムスロット、またはCDMAコードを用いた信号 の和を含む。異なる信号が、異なるビームにおける送信のために、同様の複合信 号を搬送する。マトリクス・コンピュータ200を形成するビームの出力は、入 力信号の線形結合から成り、これらは、所望の方向性ビームを形成するためには 、各アレイ素子によって放射されなければならない。ビームの方向は、マトリク ス ・コンピュータ200にも供給されるビーム形成係数によって規定される。これ らの係数は固定とし、固定組のビームを規定することができ、あるいはクロック および軌道モデルにしたがって体系的に時間的に変化して、地球上の固定点に向 けて方向付け、衛星の運動を補償することもできる。また、係数をタイムスロッ ト毎に時間的に変化可能とすることによって、異なるタイムスロット間の全ビー ムパターンの相対的なずれをもって、1組のビームを各タイムスロット毎に形成 することも可能である。また、上述の組み合わせとすることもできる。 狭いビーム形成マトリクスの各出力からの複素信号サンプルの出力レート「f 」は、ナイキストのサンプリング定理を満足するためには、少なくとも各ビーム の帯域(per-beam bandwidth)に等しい。即ち、1MHzの各ビーム帯域について 、各出力は少なくとも百万サンプル/秒を含む。この例では、ビーム形成マトリ クスは240の入力と、240個のアレイ素子またはサブアレイに対して計算さ れた駆動信号とを有する。これは、240個の独立したビームを形成するために 必要な最少数のアレイ素子またはサブアレイである。 同時に、粗大ビーム形成マトリクス・コンピュータ201は、より広いビーム 幅のビームを使用して放射される信号のための、多数の入力を有する。この場合 の各入力信号は、狭いビームの帯域よりも広い可能性のある結合帯域を専有する 複数の信号を含む。更に、広いビームによって専有されるスペクトルは、狭いビ ームのそれとは重複しない。これによって、広いビームのマトリクス出力を、狭 帯域マトリクス出力に付加することができ、それらの各信号間に干渉を生じるこ ともない。 この例では、60個の広ビームが形成され、駆動信号を形成しなければならな い素子の最少数は、したがって60である。粗いビーム信号に用いられる帯域は 、狭いビーム信号のそれの5倍であるが、このスペクトルの中央の1/5は、重 複する狭いビームが既に使用しているので、広いビームの使用からは除外される 。帯域が5倍に拡大したことによって、粗いビーム・マトリクスから出力される サンプル・レート「5f」は、狭いビーム・マトリクスのそれの5倍となる。 粗いビームは、第1放射開口を形成するアレイ素子1〜60に駆動信号を生成 することによって形成される。狭いビームは、素子1〜60を含む240のアレ イ素子全てを使用することによって形成される。したがって、素子1〜60は粗 いおよび狭いビーム信号双方で駆動しなければならず、一方素子61〜240は 狭いビーム信号のみで駆動される。加算器203を用いて素子1〜60に必要な 広いおよび狭い駆動信号の和を形成する。サンプリング・レートが「f」の狭ビ ーム形成マトリクス・コンピュータ200からの信号と、サンプリング・レート が「5f」の粗いビーム形成マトリクス・コンピュータ201からの信号とを結 合するために、アップサンプラ(upsampler)202を用いて、狭いビーム信号1 〜60のサンプリング・レート「f」を、広いビーム信号と同じレート(5f) に高める。レート「f」のサンプル1つをレート「5g」のサンプル5個毎に加 えるだけでは、素子1〜60に当てる帯域としては不十分である。アップサンプ ラは、この問題を解決するために、線形補間で構成することができる。0次補間 では、「f」の各サンプルを単に5回繰り返す。これは、「f」の帯域を有する だけでなく、「f」の帯域外のかなり大きなサイドローブを有し約10dBでの み抑制された周波数領域における、sin(x)/xフィルタ特性を適用する。 より好ましくは、アップサンプラ202は、サイドローブを−19dBまで抑制 する1次線形補間を実行することができ、更によりよいのは、サイドローブを更 に抑制するために、より高次の補間を使用可能であることである。あるいは、ア ップサンプラ202は、有限インパルス応答(FIR)型または無限インパルス 応答(IIR)型のデジタル・フィルタとして記載し、実施することも可能であ る。所望の周波数応答特性を達成するためのこれらの構造は、当技術では公知で ある。 加算器203の出力における広帯域および狭帯域駆動信号の和は、ここでは毎 秒5fサンプルを使用するスペクトルの全「5f」を表わすが、素子61〜24 0の駆動信号は毎秒「f」サンプルのままである。これら異なるサンプル・レー トを時間多重化する方法を第11図に示す。TDMフレームに多重化すべき信号 の全数は、素子1〜60の各々について5サンプル、素子61〜240の各々に ついて1サンプルであり、合計で480サンプルとなる。これは、マルチプレク サ200によって行われる。ナイキストのサンプリング定理は時間的に等間隔の サンプルに適用されるので、1番のような素子に対する5つのサンプルの各々は 、 円形と看做すことができる繰り返しTDMフレームにわたって、等しく分布され なければならない。マルチプレクサ200への接続は、各広帯域信号1〜60は 円の周囲5ヶ所の等間隔点においてサンプリングされ、狭帯域信号は残りの入力 を用いて1回サンプルされることを保証する。 この原理は、各ビームが対応する帯域またはスペクトルを有する、3つ以上の 代わりの帯域にも拡張することができる。第2図によるDRA衛星の設計の一例 は、各々14個のアクティブで駆動される素子またはサブアレイを支持する、3 1の展開可能なパネル/ペタル(deployable panel/petal)で構成することができ る。異なるパネル上の対応する素子が、31素子のリングを形成する。3つの内 側の素子リングは、5f復素サンプル/秒によって表わされる帯域「5f」によ って駆動することができ、一方、最初の3つを含む内側の5つのリングは、「3 f」サンプル/秒の帯域によって駆動される。14個のリング全体は、毎秒fサ ンプルの帯域で駆動される。したがって、内側の3つのリングは「5f」サンプ ル/秒を必要とし、次の2つは、毎秒「3f」サンプルを必要とし、残りの9つ は、「f」サンプル/秒を必要とする。TDMフレームに収容されるサンプルの 全数は、したがって、3x5+2x3+9=30となる。 第12図は、フレーム当たり5回等しくサンプルされる3つの信号(1,2, 3)、フレーム当たり3回等しくサンプルされる2つの別の信号(4,5)、お よびフレーム当たり1回サンプルされる9つの信号を発生するための、30系統 マルチプレクサへの接続を示す。異なるレートN1・f、N2・f、N3・f. ..等に対する等サンプル(equisample)の要件を満足するには、(N1・N2・ N3...)の倍数である入力数を有するマルチプレクサが必要であると推論す ることができる。その結果、第12図のマルチプレクサが必要な入力は、3x5 =15の倍数となる。内側の3つのリングおよび中間の2つのリングのフレーム 当たりのサンプル数は、合計で21になるので、マルチプレクサの入力数に対す る選択は、30、45...等という系列になる。30を選択すると、1fでサ ンプリングされる9つの入力が残ることになり、45を選択すると24個が残る 。外側リングにおける素子数は、したがって、9または24となり得る。 第12図に示すマルチプレクサは、各ペタル毎のサブマルチプレクサで構成さ れる。その結果得られる31のサブマトリクス・ストリームを、32入力マルチ プレクサを用いて更に結合し、32番目の入力を既知の所定サンプル・ストリー ムとして用い、上述のように、デマルチプレクサの同期、ならびに自動利得制御 および自動周波数制御を補助する。 上述のマルチプレクスおよびデマルチプレクス方法は、勿論、衛星において移 動局からの多数の信号を受信しそれらをTDMフィーダ・リンクを介して地上局 に中継する、リターン・リンクにも等しく適用可能である。 内側リングにおけるサブアレイからより高い電力送信を得るためには、4つの 素子の各々にそれ自体の電力増幅素子を備え、1つを共用する代わりとする。し かしながら、これらの増幅器は同一であるので、外側のサブアレイと比較して、 内側のサブアレイ毎に4倍の電力増大が達成されるが、同一増幅器を使用する。 本発明は、例えば、第9図に示すような、パラボラ反射器をフィード・アレイ によって照す、反射アレイ(reflecting array)にも等しく適用することができる 。フィード・アレイの画像が地球表面上に投影され、ここで、異なるフィードが 地球上の異なるセルまたはスポット・ビームに対応する。したがって、小さなフ ィード・ソース・アレイ素子が小さなスポット(狭いビーム)を形成するが、地 球表面全体があるビームまたは別のものによって覆われることを保証するために は、多数のフィードが必要となる。いくつかのより小さなソースに同一信号をコ ヒーレントに供給することによって形成可能なより大きなフィード・ソースがよ り大きなビームを形成すれば、そのようなより大きなソースおよびビームが地球 を覆うのに必要な数は少なくて済む。本発明は、粗いビームを形成する少数の大 きなフィード・ソースを駆動する応答機のチャネルにより広い帯域を割り当て、 一方、より狭いビームを形成する多数の小さなソースを駆動する応答機の帯域に より狭い帯域を割り当てる反射アレイの使用を含む。このような異なる帯域の応 答機のチャネルを形成するには、アップおよびダウンコンバータを用いて、地上 局から1つの周波数帯(フィーダ・リンク)上で受信した信号を、反射アレイを 駆動するための他の周波数帯に、あるいはリターン・リンクのためにその逆に変 換する、従来の中間周波数増幅器およびフィルタを使用することができる。この ような交互帯域の応答機のチャネルも、勿論、ここに記載した本発明の多重化技 法を用い て形成することができ、その場合、いくつかのマルチプレクサ入力と対応するデ マルチプレクサ出力とを、各広帯域チャネルに割り当て、単一のマルチプレクサ 入力および出力を狭帯域チャネルに使用する。 勿論、上述の発明は、異なる帯域および/または電力レベルの素子の2つ以上 リングを提供するために拡張可能であることは明らかであり、2つ以上の交代す るビーム幅の重複ビーム・パターンを形成することができる。 より大きなスペクトルをより広いビーム幅に、そしてより小さなものをより狭 いビーム幅において使用するように割り当てを行い、代替ビーム幅を設けること により制御リンクの帯域の節約を行いつつ、アンテナ・アレイを遠隔的に制御す るためのこのような改造は全て、以下の請求の範囲に記載した本発明の範囲およ び精神の範囲以内のことであると看做すこととする。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年6月26日 【補正内容】 フィーダ・リンクによって独立して制御される内側円盤内の素子N1の数がn1 以上である場合、n1個のビームは、各々、それらの各方向にM1個の独立信号 を搬送する。ここで、Foは各独立信号の帯域である。その結果、得られる全容 量は、(n1・M1)個の信号となり、使用される全フィーダ・リンク帯域は、 (N1・M1・Fo)MHzとなる。 あるいは、内径r1以内の素子を含む、外径r2以内の全素子を励起した場合 、アレイ全体からの放射は、より細かな角度解像度で方向付けられ、第2の狭い 方のビーム幅B2を形成することができる。これは、地球を覆うには、−4dB 点で接触する、これら狭い方のビームの数n2を多くしなければならない。 n2:n1=r22:r12 各ビームの帯域に等しい各素子の励起の帯域が(M2・Fo)であり、更にアレ イ全体において独立して制御される素子N2の数がn2以上であるとすれば、こ れらのビームは各々M2個の独立した信号を搬送する。この第2モードで得られ る全容量は、(n2・M2)個の信号であり、全フィーダ・リンク帯域として、 (N2・M2・Fo)MHzを必要とする。 上述のモード双方を同時に励起することは可能である。例えば、外側円盤の素 子を、帯域が(M2・Fo)の信号を用いて第2モードで励起し、一方内側円盤 の素子を帯域が(M2・Fo)の信号で励起して第2モードの励起を完了し、更 に、帯域が(M1・Fo)の信号で第1モードを励起する。第5図(a)〜(b )に示すように、第1および第2帯域は重複することも、重複しないことも可能 である。第1および第2帯域が重複しない場合、内側素子の全励起帯域は(M1 +M2)・Foとなる。また、これらの帯域は第5図(b)に示すように、重複 することも可能である。狭い方の帯域BW2は、通常狭いビームに対応して選択 されるが、広い方の帯域BW1内に含まれる。本実施例では、狭いビーム・モー ドに対応する信号は帯域BW2を使用することができ、一方 請求の範囲 1.少なくとも1つの第1局と複数の第2局との間での中継局を用いた無線通 信のためのシステムであって、前記中継局は、 少なくとも第1組と第2組とに分割された複数のアンテナ素子を有するアンテ ナ・アレイであって、前記第1組は第1ビーム幅を有するビームを用いた送信ま たは受信を行うために使用され、前記第2組は第2ビーム幅を有するビームを用 いた送信または受信を行うために使用され、前記第1ビーム幅は前記第2ビーム 幅よりも大きい、前記アンテナ・アレイと、 前記アンテナ・アレイとフィーダ・リンク・アンテナとに接続され、前記少な くとも1つの第1局からのフィーダ・リンク信号を受信し、前記信号を前記アン テナ・アレイ素子のための駆動信号に変換する、マルチチャネル応答手段であっ て、前記第1ビーム幅を有する送信用信号を返送するチャネルのための第1チャ ネル帯域と、前記第2ビーム幅を有する送信用信号を返送するチャネルのための 第2チャネル帯域とを使用し、前記第1チャネル帯域は前記第2チャネル帯域よ りも大きい、前記マルチチャネル応答手段と、 を含む、前記通信システム。 2.前記アンテナ・アレイは、直接放射位相整列アレイである、請求項1記載 の通信システム。 3.前記アンテナ・アレイは、反射面を照すフィード・ソースのアレイからな る反射アレイである、請求項1記載の通信システム。 4.前記フィード・ソースは、広帯域複合駆動信号によって群単位で駆動され 、前記フィード・ソースは、狭帯域駆動信号によって個々に駆動される、請求項 3記載の通信システム。 前記第1局において、第2局に応答する信号を、前記第2局の位置に応じて分 類し、前記信号を処理して複合信号を形成するステップと、 前記複合信号をサンプリングして、複数のアナログ信号サンプルを得るステッ プであって、より広い帯域を有する複合信号程より多くサンプリング化、より狭 い帯域を有する複合信号よりも多くのサンプルを生成するステップと、 前記アナログ信号サンプルを、少なくとも1つの既知の所定サンプルと多重化 し、時分割多重信号を形成するステップと、 前記時分割多重信号を第1無線周波数キャリア上に変調し、前記第1局から中 継局に送信するステップと、 前記中継局で前記無線送信を受信し、前記送信を復調して、前記時分割多重信 号を復元するステップと、 前記復調信号をデマルチプレクスし、復元されたアナログ信号サンプルを分離 し、復元された所定シンボルを用いて前記デマルチプレクス処理を制御するステ ップと、 前記広帯域信号の各々について、同一広帯域複合信号に対応する復元サンプル を結合し、前記サンプルを濾波して、前記広帯域複合信号を復元するステップと 、 前記狭帯域複合信号の各々に対応するサンプルを濾波し、前記狭帯域信号を復 元するステップと、 前記復元された広帯域信号を第2周波数帯域に変換し、前記広帯域信号を増幅 するステップと、 各信号について放射アンテナ素子に接続された電力増幅器を用いて、第1電力 レベルで前記増幅された広帯域信号を送信するステップと、 前記復元された狭帯域信号を前記第2周波数帯域に変換し、前記狭帯域信号を 増幅するステップと、 各信号について放射アンテナ素子に接続された電力増幅器を用いて、第2電力 レベルで前記増幅された狭帯域信号を送信するステップと、 を含む方法。 13.前記アンテナ・アレイは直接放射位相整列アレイである、請求項12記 載の方法。 14.いずれかの特定のフィード・ソースを駆動するための前記広帯域および 狭帯域駆動信号は、対応する電力増幅チャネルにおける増幅に先だって合算され る、請求項44記載の方法システム。 15.前記電力増幅チャネルは、マトリクス電力増幅器用入力結合ネットワー クへの入力と、前記マトリクス電力増幅器用の出力結合ネットワークの出力との 間に形成されている、請求項14記載の方法システム。 16.前記信号を分類するステップは、1つの群の各信号を、該信号を時分割 多重化することにより、別個の周波数チャネル上に変調することを含む、請求項 12記載の方法。 17.前記信号を分類するステップは、1つの群の少なくともいくつかの信号 を、該信号を時分割多重化することによって、同一周波数チャネル上に変調する ことを含む、請求項12記載の方法。 18.前記信号を分類するステップは、1つの群の少なくともいくつかの信号 を、該信号を時分割多重化することによって同一周波数チャネル上に、更に同一 群内の他の組の信号を、時分割多重化によって、異なる周波数チャネル上に変調 することを含む、請求項12記載の方法。 19.前記信号を分類するステップは、別個のCDMAコードを用いて1つの 群の各信号を同一周波数チャネル上に変調し、各信号の加重合計を形成すること を含む、請求項12記載の方法。 20.前記複合信号を形成する前記処理は、デジタル・ビームの形成を含む、 請求項12記載の方法。 21.1つ以上の第1局と大きな複数の第2局との間で中継局を用いた無線通 信のためのシステムであって、前記中継局は、 少なくとも第1組と第2組とに分割された複数のアンテナ素子を有するアンテ ナ・アレイであって、前記第1組は第1ビーム幅を有するビームを用いた送信ま たは受信を行うために使用され、前記第2組は第2ビーム幅を有するビームを用 いた送信または受信を行うために使用される、前記アンテナ・アレイと、 前記アンテナ・アレイとフィーダ・リンク・アンテナとに接続され、前記アン テナ・アレイを用いて前記第2局からの信号を受信し、前記信号を処理しかつ結 合して、前記フィーダ・リンク・アンテナを用いて前記第1局へ送信するための 信号を得るマルチチャネル応答手段であって、前記第1組のアンテナ素子を用い て受信した信号を返送するための第1チャネル帯域と、前記第2組のアンテナ素 子を用いて受信した信号を返送するための第2チャネル帯域とを使用する前記マ ルチチャネル応答手段と、 を含む、前記通信システム。 22.前記第2組のアンテナ素子は前記第1組を含む、請求項21記載の通信 システム。 23.前記アンテナ・アレイは、直接放射位相整列アレイである、請求項21 記載の通信システム。 24.前記アンテナ・アレイは、反射面を照すフィード・ソースのアレイから 成る反射アレイである、請求項21記載の通信システム。 25.前記フィード・ソースは、広帯域複合駆動信号によって群単位で駆動さ れ、前記フィード・ソースは、狭帯域駆動信号によって個々に駆動される、請求 項24記載の通信システム。 26.いずれかの特定のフィード・ソースを駆動するための前記広帯域および 狭帯域駆動信号は、対応する電力増幅チャネルにおける増幅に先だって合算され る、請求項25記載の通信システム。 27.前記電力増幅チャネルは、マトリクス電力増幅器用入力結合ネットワー クへの入力と、前記マトリクス電力増幅器用出力結合ネットワークの出力との間 に形成されている、請求項26記載の通信システム。 28.前記第1および第2組内のアンテナ素子は、サブアレイに分割されてい る、請求項21記載の通信システム。 29.前記第1および第2ビーム幅は重複している、請求項21記載の通信シ ステム。 30.前記第1および第2ビーム幅は別個のビーム幅である、請求項21記載 の通信システム。 31.アンテナ・アレイを用いて複数の第2局から第1局へ信号を中継するマ ルチチャネル応答方法であって、 第1組のアンテナ素子の各々を用いて第1信号を受信するステップと、 第1帯域の関連する応答チャネルを用いて前記受信した第1信号を処理し、前 記処理した信号を第1サンプリング・レートでサンプリングして、各チャネルに 対応する第1サンプル・ストリームを生成するステップと、 第2組のアンテナ素子の各々を用いて第2信号を受信するステップと、 第2帯域の関連する応答チャネルを用いて前記受信した第2信号を処理し、第 2サンプリング・レートで前記第2信号をサンプリングして、各チャネルに対応 する第2サンプル・ストリームを生成するステップと、 前記第1および第2サンプル・ストリームを少なくとも1つの既知の所定サン プルと多重化し、時分割多重信号を形成するステップと、 前記時分割多重信号をフィーダ・リンク無線周波数上に変調し、前記第1局に 送信するステップと、 前記第1局において前記変調フィーダ・リンク無線送信を受信し、それを復調 して、前記時分割多重信号を復元するステップと、 前記復調した信号をデマルチプレクスし、前記少なくとも1つの所定サンプル ・ストリームを含む前記復元したサンプル・ストリームを分離し、前記復元した 所定のサンプル・ストリームを用いて前記デマルチプレクス処理を制御するステ ップと、 前記復元したサンプル・ストリームを処理し、異なる第2局からの信号を分離 するステップと、 前記分離した信号を、電話交換送信ネットワークに送出するステップと、 を含む方法。 32.前記第2組のアンテナ素子は前記第1組を含む、請求項1記載のシステ ム。 33.前記アンテナ・アレイは直接放射位相整列アレイである、請求項31記 載の方法。 34.前記アンテナ・アレイは、反射面を照すフィード・ソース・アレイから 成る反射アレイである、請求項31記載の方法。 35.前記フィード・ソースは、広帯域複合駆動信号によって群単位で駆動さ れ、前記フィード・ソースは、狭帯域駆動信号によって個々に駆動される、請求 項34記載の方法システム。 36.いずれかの特定のフィード・ソースを駆動するための前記広帯域および 狭帯域駆動信号は、対応する電力増幅チャネルにおける増幅に先だって合算され る、請求項35記載の方法システム。 37.前記電力増幅チャネルは、マトリクス電力増幅器用入力結合ネットワー クへの入力と、前記マトリクス電力増幅器用の出力結合ネットワークの出力との 間に形成されている、請求項36記載の方法システム。 38.1つの群の各信号を、該信号を時分割多重化することにより、別個の周 波数チャネル上に変調する、請求項31記載の方法。 39.1つの群の少なくともいくつかの信号を、該信号を時分割多重化するこ とによって、同一周波数チャネル上に変調する、請求項31記載の方法。 40.1つの群の少なくともいくつかの信号を、該信号を時分割多重化するこ とによって同一周波数チャネル上に、更に同一群内の他の組の信号を、時分割多 重化によって、異なる周波数チャネル上に変調することを含む、請求項31記載 の方法。 41.前記信号を分類するステップは、別個のCDMAコードを用いて1つの 群の各信号を同一周波数チャネル上に変調し、各信号の加重合計を形成すること を含む、請求項31記載の方法。 42.前記複合信号を形成する前記処理は、デジタル・ビームの形成を含む、 請求項31記載の方法。 43.前記アンテナ点アレイは、反射面を照すフィード・ソース・アレイから なる反射アレイである、請求項12記載の方法。 44.前記フィード・ソースは、広帯域複合駆動信号によって群単位で駆動さ れ、前記フィード・ソースは、狭帯域駆動信号によって個々に駆動される、請求 項43記載の方法システム。 【図1】 【図2】 【図3】 【図4】 【図5】 【図6】 【図7】 【図8】 【図9】 【図10】 【図11】 【図12】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TT, UA,UG,UZ,VN 【要約の続き】 割される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも1つの第1局と複数の第2局との間の中継局を用いた無線通信 のためのシステムであって、前記中継局は、 少なくとも第1組と第2組とに分割された複数のアンテナ素子を有するアンテ ナ・アレイであって、前記第1組は第1ビーム幅を有するビームを用いた送信ま たは受信を行うために使用され、前記第2組は第2ビーム幅を有するビームを用 いた送信または受信を行うために使用される、前記アンテナ・アレイと、 前記アンテナ・アレイとフィーダ・リンク・アンテナとに接続され、少なくと も1つの前記第1局からのフィーダ・リンク信号を受信し、前記信号を前記アン テナ・アレイ素子のための駆動信号に変換する、マルチチャネル応答手段であっ て、前記第1ビーム幅を有する送信用信号を返送するチャネルのための第1チャ ネル帯域と、前記第2ビーム幅を有する送信用信号を返送するチャネルのための 第2チャネル帯域とを有する、前記マルチチャネル応答手段と、 を含む、前記通信システム。 2.前記アンテナ・アレイは、直接放射位相整列アレイである、請求項1記載 の通信システム。 3.前記アンテナ・アレイは、反射面を照すフィード・ソースのアレイからな る反射アレイである、請求項1記載の通信システム。 4.前記フィード・ソースは、広帯域複合駆動信号によって群単位で駆動され 、前記フィード・ソースは、狭帯域駆動信号によって個々に駆動される、請求項 3記載の通信システム。 5.いずれかの特定のフィード・ソースを駆動するための前記広帯域および狭 帯域駆動信号は、関連する電力増幅チャネルにおける増幅に先だって合算される 、請求項4記載の通信システム。 6.前記電力増幅チャネルは、マトリクス電力増幅器用入力結合ネットワーク への入力と、前記マトリクス電力増幅器用出力結合ネットワークの出力との間に 形成されている、請求項5記載の通信システム。 7.前記第1および第2組内のアンテナ素子は、サブアレイに分割されている 、 請求項1記載の通信システム。 8.前記第1および第2ビーム幅は重複している、請求項1記載の通信システ ム。 9.前記第1および第2ビーム幅は別個のビーム幅である、請求項1記載の通 信システム。 10.前記第1組のアンテナ素子は、前記第2組のアンテナ素子の少なくとも いくつかの素子を、副集合として含む、請求項1記載の通信システム。 11.前記第2組のアンテナ素子は、前記第1組のアンテナ素子の少なくとも いくつかを、副集合として含む、請求項1記載の通信システム。 12.アンテナ・アレイを用いて第1局からの信号を複数の第2局に中継する マルチチャネル応答方法であって、 前記第1局において、第2局に応答する信号を、前記第2局の位置に応じて分 類し、前記信号を処理して複合信号を形成するステップと、 前記複合信号をサンプリングして、複数のアナログ信号サンプルを得るステッ プであって、より広い帯域を有する複合信号程より多くサンプリングし、より狭 い帯域を有する複合信号よりも多くのサンプルを生成するステップと、 前記アナログ信号サンプルを、少なくとも1つの既知の所定サンプルと多重化 し、時分割多重信号を形成するステップと、 前記時分割多重信号を第1無線周波数キャリア上に変調し、前記第1局から中 継局に送信するステップと、 前記中継局で前記無線送信を受信し、前記送信を復調して、前記時分割多重信 号を復元するステップと、 前記復調信号をデマルチプレクスし、復元されたアナログ信号サンプルを分離 し、復元された所定シンボルを用いて前記デマルチプレクス処理を制御するステ ップと、 前記広帯域信号の各々について、同一広帯域複合信号に対応する復元サンプル を結合し、前記サンプルを濾波して、前記広帯域複合信号を復元するステップと 、 前記狭帯域複合信号の各々に対応するサンプルを濾波し、前記狭帯域信号を復 元するステップと、 前記復元された広帯域信号を第2周波数帯域に変換し、前記広帯域信号を増幅 するステップと、 前記増幅された広帯域信号を第1電力レベルで、各信号について、放射アンテ ナ素子に接続された電力増幅器を用いて送信するステップと、 前記復元された狭帯域信号を前記第2周波数帯域に変換し、前記狭帯域信号を 増幅するステップと、 前記増幅された狭帯域信号を第2電力レベルで、各信号について、放射アンテ ナ素子に接続された電力増幅器を用いて送信するステップと、 を含む方法。 13.前記アンテナ・アレイは直接放射位相整列アレイである、請求項12記 載の方法。 12.前記アンテナ・アレイは、反射面を照すフィード・ソース・アレイから 成る反射アレイである、請求項10記載の方法。 13.前記フィード・ソースは、広帯域複合駆動信号によって群単位で駆動さ れ、前記フィード・ソースは、狭帯域駆動信号によって個々に駆動される、請求 項12記載の方法システム。 14.いずれかの特定のフィード・ソースを駆動するための前記広帯域および 狭帯域駆動信号は、対応する電力増幅チャネルにおける増幅に先だって合算され る、請求項13記載の方法システム。 15.前記電力増幅チャネルは、マトリクス電力増幅器用入力結合ネットワー クへの入力と、前記マトリクス電力増幅器用の出力結合ネットワークの出力との 間に形成されている、請求項14記載の方法システム。 16.前記信号を分類するステップは、1つの群の各信号を、該信号を時分割 多重化することにより、別個の周波数チャネル上に変調することを含む、請求項 10記載の方法。 17.前記信号を分類するステップは、1つの群の少なくともいくつかの信号 を、該信号を時分割多重化することによって、同一周波数チャネル上に変調する ことを含む、請求項10記載の方法。 18.前記信号を分類するステップは、1つの群の少なくともいくつかの信号 を、該信号を時分割多重化することによって同一周波数チャネル上に、更に同一 群内の他の組の信号を、時分割多重化によって、異なる周波数チャネル上に変調 することを含む、請求項10記載の方法。 19.前記信号を分類するステップは、別個のCDMAコードを用いて1つの 群の各信号を同一周波数チャネル上に変調し、各信号の加重合計を形成すること を含む、請求項10記載の方法。 20.前記複合信号を形成する前記処理は、デジタル・ビームの形成を含む、 請求項10記載の方法。 21.1つ以上の第1局と大きな複数の第2局との間での中継局を用いた無線 通信のためのシステムであって、前記中継局は、 少なくとも第1組と第2組とに分割された複数のアンテナ素子を有するアンテ ナ・アレイであって、前記第1組は第1ビーム幅を有するビームを用いた送信ま たは受信を行うために使用され、前記第2組は第2ビーム幅を有するビームを用 いた送信または受信を行うために使用される、前記アンテナ・アレイと、 前記アンテナ・アレイとフィーダ・リンク・アンテナとに接続され、前記アン テナ・アレイを用いて前記第2局からの信号を受信し、前記信号を処理しかつ結 合して、前記フィーダ・リンク・アンテナを用いて前記第1局へ送信するための 信号を得るマルチチャネル応答手段であって、前記第1組のアンテナ素子を用い て受信した信号を返送するための第1チャネル帯域と、前記第2組のアンテナ素 子を用いて受信した信号を返送するための第2チャネル帯域とを有する前記マル チチャネル応答手段と、 を含む、前記通信システム。 22.前記第2組のアンテナ素子は前記第1組を含む、請求項21記載の通信 システム。 23.前記アンテナ・アレイは、直接放射位相整列アレイである、請求項21 記載の通信システム。 24.前記アンテナ・アレイは、反射面を照すフィード・ソースのアレイから 成る反射アレイである、請求項21記載の通信システム。 25.前記フィード・ソースは、広帯域複合駆動信号によって群単位で駆動さ れ、前記フィード・ソースは、狭帯域駆動信号によって個々に駆動される、請求 項24記載の通信システム。 26.いずれかの特定のフィード・ソースを駆動するための前記広帯域および 狭帯域駆動信号は、対応する電力増幅チャネルにおける増幅に先だって合算され る、請求項25記載の通信システム。 27.前記電力増幅チャネルは、マトリクス電力増幅器用入力結合ネットワー クへの入力と、前記マトリクス電力増幅器用出力結合ネットワークの出力との間 に形成されている、請求項26記載の通信システム。 28.前記第1および第2組内のアンテナ素子は、サブアレイに分割されてい る、請求項21記載の通信システム。 29.前記第1および第2ビーム幅は重複している、請求項21記載の通信シ ステム。 30.前記第1および第2ビーム幅は別個のビーム幅である、請求項21記載 の通信システム。 31.アンテナ・アレイを用いて複数の第2局から第1局へ信号を中継するマ ルチチャネル応答方法であって、 第1組のアンテナ素子の各々を用いて第1信号を受信するステップと、 第1帯域の対応する応答チャネルを用いて前記受信した第1信号を処理し、第 1サンプリング・レートで前記処理した信号をサンプリングして、各チャネルに 対応する第1サンプル・ストリームを生成するステップと、 第2組のアンテナ素子の各々を用いて第2信号を受信するステップと、 第2帯域の対応する応答チャネルを用いて前記受信した第2信号を処理し、第 2サンプリング・レートで前記第2信号をサンプリングして、各チャネルに対応 する第2サンプル・ストリームを生成するステップと、 前記第1および第2サンプル・ストリームを少なくとも1つの既知の所定サン プルと多重化し、時分割多重信号を形成するステップと、 前記時分割多重信号をフィーダ・リンク無線周波数上に変調し、前記第1局に 送信するステップと、 前記第1局において前記フィーダ・リンク無線送信を受信し、それを復調して 、 前記時分割多重信号を復元するステップと、 前記復調した信号をデマルチプレクスし、前記少なくとも1つの所定サンプル ・ストリームを含む前記復元したサンプル・ストリームを分離し、前記復元した 所定のサンプル・ストリームを用いて前記デマルチプレクス処理を制御するステ ップと、前記復元したサンプル・ストリームを処理し、異なる第2局からの信号 を分離するステップと、 前記分離した信号を、電話交換送信ネットワークに送出するステップと、 を含む方法。 32.前記第2組のアンテナ素子は前記第1組を含む、請求項1記載のシステ ム。 33.前記アンテナ・アレイは直接放射位相整列アレイである、請求項31記 載の方法。 34.前記アンテナ・アレイは、反射面を照すフィード・ソース・アレイから 成る反射アレイである、請求項31記載の方法。 35.前記フィード・ソースは、広帯域複合駆動信号によって群単位で駆動さ れ、前記フィード・ソースは、狭帯域駆動信号によって個々に駆動される、請求 項34記載の方法システム。 36.いずれかの特定のフィード・ソースを駆動するための前記広帯域および 狭帯域駆動信号は、対応する電力増幅チャネルにおける増幅に先だって合算され る、請求項35記載の方法システム。 37.前記電力増幅チャネルは、マトリクス電力増幅器用入力結合ネットワー クへの入力と、前記マトリクス電力増幅器用の出力結合ネットワークの出力との 間に形成されている、請求項36記載の方法システム。 38.前記信号を分類するステップは、1つの群の各信号を、該信号を時分割 多重化することにより、別個の周波数チャネル上に変調することを含む、請求項 31記載の方法。 39.前記信号を分類するステップは、1つの群の少なくともいくつかの信号 を、該信号を時分割多重化することによって、同一周波数チャネル上に変調する ことを含む、請求項31記載の方法。 40.前記信号を分類するステップは、1つの群の少なくともいくつかの信号 を、該信号を時分割多重化することによって同一周波数チャネル上に、更に同一 群内の他の組の信号を、時分割多重化によって、異なる周波数チャネル上に変調 することを含む、請求項31記載の方法。 41.前記信号を分類するステップは、別個のCDMAコードを用いて1つの 群の各信号を同一周波数チャネル上に変調し、各信号の加重合計を形成すること を含む、請求項31記載の方法。 42.前記複合信号を形成する前記処理は、デジタル・ビームの形成を含む、 請求項31記載の方法。
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