JP2000516820A - 外部骨固定システム - Google Patents

外部骨固定システム

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JP2000516820A JP08526281A JP52628196A JP2000516820A JP 2000516820 A JP2000516820 A JP 2000516820A JP 08526281 A JP08526281 A JP 08526281A JP 52628196 A JP52628196 A JP 52628196A JP 2000516820 A JP2000516820 A JP 2000516820A
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テイラー、ジェイ.チャールズ.
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Abstract

(57)【要約】 この発明は第1及び第2の要素(13,15)をしっかりと固定するための複数のピン(19)及び横長のバー(17)を備えた種類の外部骨固定システム(11)のためのピン−バー構成(21)である。このピン−バー構成(21)はバー(17)への取り付け用スプール部材(23)、前記スプール(23)構成へ取り付け固定するため及び少なくとも1つのピン(19)をスプール部材(23)に結合するための中間部材(57)を備える。中間部材(57)は、ピン(19)の1つを受け入れるためのピン受入れ構造(67)及び他の中間部材(57)に対する装着固定を許す中間取り付け構造(69)を備える。

Description

【発明の詳細な説明】 外部骨固定システム 発明の背景 発明の技術分野 本発明は一般に骨格を外部固定するのに用いるシステムに関し、さらに具体的 の述べると、複数の部材を各調節分岐部(adjustment node)で接続させる、か みあい固定(positive locKing)を行う直角方向に調節可能な外部固定システム に関する。 背景の技術 治療を行う場合、特定の外傷または症状を、ねじ付きおよび/または平滑なピ ン、および/またはねじ付きおよび/または平滑なおよび/またはビード付き( beaded)ワイヤで骨格に取り付けられる外部フレームからなるシステムで治療す ることが望ましい場合がある。このようなシステムは、通常、整形外科外部固定 具または外部骨固定具と呼ばれている。これらの外部固定具は、骨格の鋭角骨折 (acutefracture)、軟組織の損傷、骨の治療が遅い骨格の癒合の遅延、骨が治 癒しなかった骨の癒合欠如、折れた骨が異常位置で治癒した変形癒合、骨が異常 位置で発育する先天的な変形、ならびに骨の延長、拡張もしくはねじれなどを治 療するのに用いることができる。 これらの外部固定フレームとしては構造と機能がかなり異なったものがあり、 複数または単一のバーもしくはロッド、骨格に連結される複数のピンもしくはワ イヤ、および上記ピンもしくはワイヤを上記バーもしくはロッドに調節可能に固 定するのに用いる複数のクランプもしくはコネクタを備えているものがある。こ れらのピンもしくはワイヤは、骨格を貫通して四肢の各側部から延出しているか 、または骨格を貫通して四肢の一方の側部からだけ延出している。骨格を貫通し て四肢の両側部から延出しているピンは、通常、“貫通固定ピン”と呼ばれてい る。骨格を貫通して四肢の一方の側部からだけ延出しているピンは、通常“ハー フピン(half pin)”と呼称されている。またフレームの材料としては各種のも のがあり、金属、合金、プラスチック、複合材、およびセラミックがある。これ ら外部固定具は、その性能を変えて、各ピンとバーなどの間の各種の位置関係を 取ることができる。 外部固定具は通常、骨折に用いられる。主要断片が2個異常の骨折は文節骨格 と呼称される。外部固定具の一方の末端に主として限定された調節手段を有する いくつかの外部固定システムは、一方の末端断片と同じ調節性で中間のもしくは 中間に挿入された断片を治療することはできない。このような外部固定システム としてはアウトリガータイプ(outrigger type)のピンクランプを有し、これは 、末端断片が与えられたときと同じ調節性なしで中間断片を固定するのに用いら れる。骨折断片が異常に整復されたためにさらに手術を行って再度整復する必要 がある場合があり、または修正されないままになっている場合、癒合が遅れたり 欠如しまたは異常に癒合して機能が損なわれて症状を示すことがある。 外部骨固定は、2個異常のピンまたはワイヤのカップリングを主な各骨断片に 固定し次にこれらのピンまたはワイヤと支持フレームに取り付けることによって 行われる。これらワイヤとピンの的確な位置と配向は、外科医が解剖学的要因と 機械的要因を検討して決定する。場合によってこれらのピンとワイヤの位置と配 向を変えるために、外部固定システムは、調節性と多様性を変えた各種の調節手 段を備えている。いくつかのシステムの調節手段は玉継手を使用している。しか しこの玉継手は、三面内を拘束されずに回転できるが、一面内の回転を改善する ために玉継手のクランプをゆるめると共に正しく整復された回転状態が損なわれ るので一つの自由度の調節が困難になる。さらに、スティクション(sticktion )摩擦だけに依存している玉継手は、すべって正しい位置を維持できなくなる。 事実、かような玉継手は、設置されるとき、すべったり正しい位置を維持できな くなることを防止する接着剤を充填することが推奨されている。他の調節手段は 、ゆるめると二つの運動すなわち並進と回転を同時に行うことができるシリンダ ーペアを備えている。やはり、個々の調節は困難かまたは不可能があり、大部分 のシリンダーペアはスティクション摩擦に依存している。これらシリンダーペア の場合、そのクランプの把持力も、その二つの部材の摩擦係数の関数である。 たとえばラジアルスプライン面(radial splined face)のような機械的に拘 束された面を利用する調節手段は、部材のかみあい固定お行う。保持力は、係合 する部材の形態および構成材料の剪断強度に一層依存している。異なるシステム には異なる程度で機械的に拘束あれた把持機構が組み入れられ、その機構として はスティクション摩擦玉継手があり、三つの回転のうち二つがラジアル面スプラ インで残りの回転が並進と組み合わせてスティクション摩擦シリンダーペアによ って制御され、そして三つの独立した調節を行うのに係合するラジアルスプライ ン面を利用している。このような調節手段は、異なる回転と確実な固定を、機械 的に拘束されたカップリングによって独立して調節する。 外部固定によって治療する過程で、外部固定バーの軸線に平行の軸線にそって 一つ異常の骨断片を並進させまたは骨を長くすることが望ましいがまたは好まし い場合がある。このように制御されて並進または運動が行われている間、各骨断 片の他の位置関係を維持または制御することが望ましい。 1941年7月22日付けで発行されたEttingerの米国特許第2,250,4 17号には、骨折の整復と保持を行うのに用いる整形外科様外部固定具が開示さ れ、その固定具は、細長いバー、骨の諸要素を貫通固定する複数の細長いねじ付 きピン、上記ピンのペアを上記バーに連結するため上記バーの一方の末端に取り 付けた第一のコネクタもしくはヘッド、および上記ピンの別のペアを上記バーに 接続するため上記バーに摺動可能に 配置した第二のコネクタもしくはスリーブを備えている。そのバーの一部に雄ね じがきられており、そのスリーブの両端に1個づつ二つのナットが上記バーにね じ止め式で取り付けられ、その結果、ナットが正確に回転すると、スリーブと関 連するピンが上記バーにそって移動する。そのバーは、断面が円形でかつスリー ブのキーを受け入れる縦方向のキー溝を有しているか、または断面が四角形でコ ーナーに丸みがつけられねじがきられておりこの場合スリーブは四角形の内腔を 備え、バー上で回転しないように保持される。 1945年12月25日発行のアンダーソン(Anderson)の米国特許第2,3 81,537合は、伸縮自在に結合された一対の中空チューブと、骨要素を貫通 固定する複数のピンと、チューブの1方に摺動可能に設置され一対の貫通固定ピ ンをそのチューブに接続する第1固定ユニットと、他方のチューブの端部に付設 され一対の貫通固定ピンをそのチューブに接続する第2固定ユニットとを備える 。チューブの1つは、他のチューブの中に伸縮自在に設置された骨折低減のため の整形外科用外部固定具が開示されている。他方のチューブは1方のチューブ内 に伸縮自在に設置されているネジ切りした調整シャフトがチューブ内に設置され 、チューブの1つの外端部に設けられたレンチヘッドによって手動回転できる。 そのシャフトの回転によってチューブ内に回転しないように設けられたナットが シャフトに沿って長手方向に移動する。ナットのいずれか片側のチューブ内に設 けられたコイルスプリングは、ナットの長手方 向の動作をチューブに伝達し、十分に強固な接触の生成および除去を行う。 1986年11月4日付けで発行されたMearsの米国特許第4,620,53 3号には、複数の貫通固定ピン、細長いバー、および前記ピンを前記バーに調節 可能に取り付けるのに用いる複数のピン−バークランプを備えた整形外科様外部 固定具が開示されている。そのピン−バークランプは、ちょうねじなどを締め付 けるときにピンとバーを保持する連接ボール(articulating ball)を備えてい る。その上、Mearsの特許は、第一の細長いバーを第二の細長いバーに対してク ランプさせるバー−バークランプを開示している。 1987年5月5日付けで発行されたGotzenらの米国特許第4,662,36 5号には、細長い支持バー、複数の骨ピン、および前記ピンを前記バーに取り付 けるのに用いる複数のクランプアセンブリーを備えた、骨断片の外部固定装置が 開示されている。 本発明は、公知の従来技術に、全く開示も示唆もされていない。さらに具体的 に述べると、バーに取り付けるスプール部材;およびそのスプール部材に取り付 けて固定しかつ少なくとも一つのピンをスプール部材に連結するための中間部材 を備えてなり、その中間部材が一つのピンを受け入れるピン受け入れ手段および 他の中間部材を取付けて固定するための中間部材取付け手段を具備している骨固 定システムを全く開示も示唆もしていない。発明の要約 本発明は、一つ以上の骨断片の分節固定を行うことができる外部骨固定システ ムを提供するものである。独特の部材によって、個々のピンおよびピンのペアを 三つの直交面内で回転させ、かつ部材のスプライン面を使用してかみあい固定を 行うことができる。新規な部材の形態およびねじ付きポストではなく継手ボルト を使用することによって、多数の部材を、各部材の接続部(junction)または二 つ以上の部材間の分岐部(node)で使用できる。さらに、これらの部材は、向か い合ったラジアルスプライン面とかみ合い固定することによってしっかりと保持 される。本発明のシステムによれば、骨固定ピンを取り外す必要なしに、ピンを 、一つの固定セグメントから隣接する固定セグメントに“移す”ことができる。 本発明の骨固定システムは、一般い、バーに取り付けるのに用いるスプール部 材;ならびに該スプール部材に固定しかつ少なくとも一つのピンを該スプール部 材に連結するのに用いる中間部材からなり、その中間部材は、一つのピンを受け 入れるピン受入れ手段および別の中間部材を固定するのに用いる中間部材取付け 手段で構成されている。 本発明の目的は、異なる種類の部材を、ともに使用しかつ多様に使用できる骨 固定システムを提供することである。 本発明の他の目的は、いくつもの主な骨断片を各々、調節して固定する分節固 定を行うことができ;機械的に拘束された調 節面を利用し;各直交回転を独立して調節することができ;多数の部材を、各部 材の接続部と分岐部においてかみあいで連結することができ;異なる種類の中間 部材を、各部材の接続部または分岐部において適確に連結することができ;そし て部分的に分解または変形して、ピンを、一つの中間部材からもう一つの中間部 材に移すことができおよび/またはピンを骨から外す必要なしに補助具を取り付 けることができる;システムを提供することである。 本発明の他の目的は、多数の部材を、各部材の連続部または分岐部で連結する ことができるシステムを提供することである。 本発明の他の目的は、異なる種類の中間部材(例えば中間パドルに連結される ピンクランプと中間パドル)を、各部材の接続部において連結できるシステムを 提供することである。 本発明の別の目的は、各係合面に、適確に固定するスプラインを提供するシス テムを提供することである。 本発明の別の目的は、ピンを取り外したり再挿入する必要なしに、ピンを、一 つのピンクランプから近傍のいとつのピンクランプへ移すことができるシステム を提供することである。 本発明の別の目的は、多数のピンクランプおよび/または中間部材を、並進ス プールに取り付けることができるシステムを提供することである。 本発明の別の目的は、多数の中間部材またはピンクランプを取り付けることが できるシステムを提供することである。図面の簡単な説明 図1は、本発明の外部固定システムの外部固定ロッドを、左端面から見て、か つ明確に示すため一部切欠いて示す斜視図である。 図2は、本発明の外部固定システムのスプールの左端面から見た斜視図である 。 図3は、図2に示すスプールの右端面図である。 図4は、本発明の外部固定システムのスプールパドルの左端面から見た斜視図 である。 図5は、図4に示すスプールパドルの右端面図である。 図6は、本発明の外部固定システムの固定リングの左端面から見た斜視図であ る。 図7は、図6に示す固定リング右端面図である。 図8は、本発明の外部固定システムの中間パドルの左端面から見た斜視図であ る。 図9は、図8に示す中間パドルの右端面図である。 図10は、本発明の外部固定システムの末端単一ピンクランプの、左端面から 見た斜視図である。 図11は、図10に示す末端単一ピンクランプの右端面図である。 図12は、本発明の外部固定システムの末端二重ピンクランプの、上面から見 た斜視図である。 図13は、図12に示す末端二重ピンクランプの底面図である。 図14は、本発明の外部固定システムの開放スロートスプールの、左側面から 見た斜視図である。 図15は、図14に示す開放スロートスプールクランプの左側面図である。 図16は、本発明の外部固定システムの末端取り付けスプールの、左端面から 見た斜視図である。 図17は、図16に示す末端取付けスプールの右端面から見た斜視図である。 図18は、図16に示す末端取付けスプールの左端面図である。 図19は、図16に示す末端取付けスプールの右端面図である。 図20は、図18の実質的な線20−20断面図である。 図21は、本発明の外部固定システムの二重ピンクランプの平面図である。 図22は、図21に示す二重ピンクランプの左端面から見た斜視図である。 図23は、図21に示す二重ピンクランプの右端面から見た斜視図である。 図24は、骨折した大腿骨と組み合わせた本発明の外部固定システムの立面線 図である。 図25は、本発明の外部固定システムの一部分の斜視図であり、該システムの バー−ピン構造体の第一実施態様を示す。 図26は、本発明の外部固定システムの一部分の斜視図であ り、該システムのバー−ピン構造体の第二実施態様を示す。 図27は、本発明の外部固定システムの一部分の斜視図であり、該システムの バー−ピン構造体の第三実施態様を示す。 図28は、本発明の外部固定システムの一部分の斜視図であり、該システムの バー−ピン構造体の第四実施態様を示す。 図29は、本発明の外部固定システムの一部分の斜視図であり、該システムの バー−ピン構造体の第五実施態様を示す。 図30は、本発明の外部固定システムの一部分の斜視図であり、該システムの バー−ピン構造体の第六実施態様を示す。 図31は、本発明の外部固定システムの二重スプールの、左端面から見た斜視 図である。 図32は、図31に示す二重スプールの右端面図である。 図33は、本発明の外部固定システムの開放スロートリングアダプターパドル の、左側面から見た斜視図である。 図34は、図33に示す開放スロートリングアダプターパドルの右端面図であ る。 図35は、本発明の外部固定システムの中間リングアダプターパドルの、左側 面から見た斜視図である。 図36は、図35に示す中間リングアダプターパドルの右端面図である。 図37は、本発明の外部固定システムの一部分斜視図であり、該システムのバ ー−ピン構造体の第7実施態様を示す。 好ましい実施態様の説明 本発明の外部固定システム(創外固定システム:external fixation system)の 各種の好ましい実施態様を、番号11をつけて図24〜30に示す。外部固定シ ステム11は、一つ以上の要素を固定するのに用いられる。例えば図24に線図 で示すように、外部固定システム11は、折損などを起こしたときに、第一の骨 要素13を第二の骨要素15に対して固定する外部骨固定システムとして使用で きる。 図24〜30および37に一般的に示すように、外部固定システム11は、細 長いシャフト、管またはバー17;第一と第二の骨要素13と15中に挿入して 両骨要素を固定する複数のピン19;およびピン19をバー17に連結するため の複数のピン−バー構造体21を備えている。“ピン”という用語には、本明細 書で用いる場合、標準の貫通固定ピン、ハーフピン、ワイヤなどが含まれる。 バー17は、例えは1987年5月5日付けで発行されたGotzenらの米国特許 第4,662,365号に開示されている支持バー2のような、当該技術分野の 当業者にとって現在明らかな合成の細長い金属部材で構成されている。なおこの 特許は本明細書に援用するものである。バー17は断面が非回転形態(non-revo lute cross-sectional shape)である方が好ましいがその理由は以下の説明で明 らかになる。バー17の代表的な非回転形断面としては、限定されないが、正三 角形と非正三角形、長方形、五角形、六角形、七角形、八角形、九角形、十角形 などがある。他の可能な断面形態としては、キー付きの円形 断面形態および例えば楕円形のような円形以外の湾曲断面形態がある。図1に明 確に示すように、バー17は六角形の断面形態が好ましい。 ピン19は、ねじ付きのおよび/または平滑なピンまたはねじ、および/また はねじ付きのおよび/または平滑なおよび/またはビード付きのワイヤで構成さ れ、当該技術分野の当業者にとって今や明らかなように、一般に、骨を外部フレ ームなどに固定する骨折部の外部固定法に用いられ、例えは、1987年5月5 日付けで発行されたGotzenらの米国特許第4,662,365号に開示された骨 ピン3がある。なおこの特許は本明細書に援用するものである。 ピン−バー構造体21は、以後の説明で明らかになるように、特定の環境によ ってかつ一つ以上の折損部などの分節固定が可能な方式で、各種の個々の部材の いくつかで組立てて図25〜29に一般的に示すいくつかの各種実施形態を作製 することができる。 各ピン−バー構造体21は、バー17に取り付けるためのスプール部材23を 備えている。 スプール部材23の一実施態様を図2と3に示すが、円筒体27と、その円筒 体27の一方の末端にフランジ29を備えている単一スプール25で構成されて いる。円筒体27は、貫通して延びてバー17を摺動可能に受け入れる縦方向の 通孔すなわち内腔31を有している。内腔31は、非回転の断面を有し、非回転 形断面を有するバー17と回転できない方式で係合して いる。このように、内腔31の断面形状はバー17の断面と相補的なので、スプ ール25がバー17の縦軸線33のまわりを回転することが防止される(許容範 囲内で)。図2と3に示すように、内腔31は、断面形態がバー17の六角形の 断面形態に対応して相補的な六角形であることが好ましい。好ましくはねじ付き 通孔35が、内腔31の縦軸線を横ぎりフランジ29を貫通して延びており、当 該技術分野の当業者にとって現在明らかなように、この通孔35によって、止め ねじなど(図示せず)を用いてスプール25をバー17にしっかりと固定するこ とができる。円筒体27の外面は、以後、明らかになるように、固定リング37 をねじ止め可能に受け入れるようにねじをきってある方が好ましい。固定リング 37は、図6と7に示すように雌ねじ付きの通孔39を有し、スプール25の雄 ねじ付き円筒体27とねじ止め可能に協働する。さらに、固定リング37は、以 後、明らかになるように、手動で容易に回転させることができるように、外面を ローレット切りにすることが好ましい。グリップ強化手段(grip enhancing mea ns)40を、円筒体27に隣接するフランジ29の側面に設けることが好ましい 。その理由は以下の説明で明らかになる。そのグリップ強化手段40は、フラン ジ29の面に形成されかつ内腔31の中心から放射状に延びる複数の浮出し形ま たは刻み目形の(raised or indented)スプラインまたは歯41で構成されてい ることが好ましい。 スプール部材23の別の実施形態を図14と15に示すが、 バー17を摺動可能に受け入れる開放スロートすなわち溝穴45を具備する板状 体43を有する開放スロートスプール42で構成されている。溝穴45は、非回 転形断面のバー17と回転できない方式で係合する非回転形の断面を有している 。このように、溝穴45の少なくとも一部の断面形態はバー17の少なくとも一 部と相補的なので、スプール42がバー17の縦軸線33のまわりを回転するこ とが防止される(許容範囲内で)。図14と15に示すように、溝穴45の閉鎖 末端は、バー17の六角形の断面形態に対応して相補的な六角形の一部の形態の 断面を有していることが好ましい。当該技術分野の当業者にとっていまや明らか なように、止めねじなど(図示せず)を用いてスプール42をバー17にしっか り固定するため、ねじ付き通孔47が板状体43を貫通して溝穴45まで延びて いることが好ましい。スプール42は、それに各種の中間部材を連結させるため 板状体43に耳部49を取付けることが好ましい。耳部49は貫通する通孔51 を備えている方が好ましい。理由は以後の説明で明らかになるが、通孔51の口 状部すなわち開放末端に隣接する耳部49の両側面にグリップ強化手段53を設 けることがこのましい。そのグリップ強化手段53は、耳部49に形成されかつ 通孔51の中心から放射状に延びる複数の浮出し形または刻み目形のスプライン または歯55で構成されていることが好ましい。 ピン−バー構造体21は各々、ピン19の少なくとも一つをスプール部材23 に連結するために用いる中間部材57を備え ている。 中間部材57の一実施態様を図4と5に示すが、スプール部材23を固定させ るためのスプール部材取付け手段61を固定させるためのスプール部材取付け手 段61を有するスプールパドル59を備えている。例えば、スプールパドル59 は、貫通する通孔65を有する本体63からなり、そしてスプール25の円筒体 27が通孔65を貫通し通孔65はスプール取付け手段61を形成しつまり画定 している。通孔65は、スプールパドル59をバー17とスプール25の円箇体 27に挿入してパドル59を円筒体27の両端の中間に配置するための開放溝穴 すなわち口状部66を有している。開放溝穴すなわち開放口66がないと、スプ ールパドル59は、バー17とスプール25の円筒体27の両者の遠位末端を越 えて摺動させねばならない。スプールパドル59は、ピン19の一つを受け入れ るピン受入れ手段67、および別の中間部材57に直接接触させて取り付け固定 するための中間部材取付け手段69を備えている。さらに具体的に述べると、本 体63は、横切って延びる通孔すなち内腔71を有し、この内腔71は、ピン1 9の一つのシャンクなどを摺動可能に受け入れかつピン受入手段67を形成しつ まり画定している。さらに本体63は、内腔71内に開口している雌ねじ付き通 孔73を備えており、その通孔73はねじまたはボルトと協働して、一つ以上の 他の中間部材57を本体63に固定し、中間部材取付け手段69と形成しつまり 画定しおよび/またはピン19を内腔71内に固定する。グリップ強化手 段75は、通孔65の両開放末端に隣接する本体63の両側面上に設けることが 好ましく、その理由は以下の説明で明らかになる。グリップ強化手段75は、本 体63に形成されかつ通孔65の中心から延びる複数の浮出し形または刻み目形 のスプラインまたは歯77で構成されていることが好ましい。グリップ強化手段 79を、ねじ付き通孔73の口状部すなわち開放末端に隣接して本体63に設け ることが好ましい。なおその理由は以後の説明から明らかになる。グリップ強化 手段79は、本体63に形成されかつねじ付き通孔73の中心から放射状に延び る複数の浮出し形または刻み目形のスプラインまたは歯81で構成されているこ とが好ましい。 中間部材57の他の一実施態様を図8と9に示すが、ピン19の一つを受け入 れるピン受入れ手段85ならびに1個、2個または3個の他の中間部材57を直 接接触させて取り付け固定するための1対の中間部材取付け手段87で構成され ている。例えは、中間パドル83は、横切って延びる通孔つまり内腔91を具備 する本体89を有し、その内腔91は、ピン19の一つのシャンクなどを摺動可 能に受け入れかつピン受入れ手段85を形成しつまり画定している。さらにその 本体89は、内腔91内に開口する雌ねじ付き通孔93を備え、その通孔93は ねじまたはボルトと協働して、一つ以上の他の中間部材57を本体89に固定し 一つの中間部材取付け手段87を形成しつまり画定しおよび/または内腔91内 にピン19を固定する。その上に、本体89は、横切って延びる別の通孔すなわ ち内腔9 5を有し、その内腔95は、ねじまたはボルトと協働して、一つ以上の他の中間 部材57を本体89に固定し別の中間部材取付け手段87を形成しつまり画定し ている。グリップ強化手段97を、内腔95の両開放末端に隣接する本体89の 両側面上に設けることが好ましく、その理由は以下の説明で明らかになる。グリ ップ強化手段97は、本体89に形成されかつ内腔95の中心から放射状に延び る複数の浮出し形または刻み目形のスプラインまたは歯99で構成されているこ とが好まし。グリップ強化手段101を、ねじ付き通孔93の口状部すなわち開 放末端に隣接して本体89に設けることが好ましく、その理由は以下の説明で明 らかになる。グリップ強化手段101は、本体89に形成されかつねじ付き通孔 93の中心から放射状に延びる複数の浮出し形または刻み目形のスプラインまた は歯103で構成されていることが好ましい。 中間部材57の他の一実施態様を図10と11に示すが、ピン19の一つを受 け入れるピン受入れ手段107および他の中間部材57を直接接触させて取付け 固定する中間部材取付け手段109を有する末端単一ピンクランプ(terminal s ingle pin clamp)105で構成されている。例えば、末端単一ピンクランプ1 05は、横切って延びる通孔つまり内腔113を有する本体111からなり、そ の内腔113は、ピン19の一つのシャンクなどを摺動可能に受け入れるピン受 入れ手段107を形成しつまり画定している。さらに、本体111は、内腔11 3内に開口する一対の雌ねじ付き通孔115を有し、その通孔 115は止めねじなどと協働してピン19を内腔113内に固定する。その上に 、本体111は横切って延びる通孔つまり内腔117を備え、その内腔117は 、ねじまたはボルトと協働して、一つ以上の他の中間部材57を本体111に固 定し中間部材取付け手段109を形成しつまり画定している。グリップ強化手段 119を、内腔117の両開放末端に隣接する本体111の両側面に設けること が好ましく、その理由は以下の説明で明らかになる。そのグリップ強化手段11 9は、好ましくは、本体111に形成されかつ内腔117の中心から放射状に延 びる複数の浮出し形または刻み目形のスプラインまたは歯121で構成されてい る。 図12と13に中間部材57の他の一実施態様を示すが、一つ以上のピン19 を受け入れる一対のピン受入れ手段125、および別の中間部材57を直接接触 させて取り付け固定するための中間部材取付け手段127からなる末端二重ピン クランプ(terminal double pin clamp)123で構成されている。例えば、末 端二重ピンクランプ123は、横切って延びる一対の間隔をおいて配置された通 孔すなわち内腔131を有する本体129を有しており、その内腔131は一つ 以上のピン19のシャンクなどを摺動可能に受け入れ、そして各内腔131はピ ン受入れ手段125を形成しつまり画定している。さらに、本体129は、各内 腔131中に開口する一対の雌ねじ付き通孔133を備え、その通孔133は止 めねじなどと協働して、ピン19を各内腔131内に固定する。その上、本体1 29は横 切って延びる通孔すなわち内腔135を備え、その内腔135はねじまたはボル トと協働して、一つ以上の他の中間部材57を本体129に固定し中間部材取付 け手段127を形成しつまり画定している。グリップ強化手段137を、内腔1 35の一つの開放末端に隣接する本体129の一方の側面に設けることが好まし く、その理由は以下の説明で明らかになる。そのグリップ強化手段137は、好 ましくは、本体129に形成されかつ内腔135の中心から放射状に延びる複数 の浮出し形または刻み目形のスプラインまたは歯139で構成されている。 中間部材57の他の一実施態様を図21〜23に示すが、一つ以上のピン19 を受け入れる一対のピン受入れ手段143、および他の中間部材57を直接接触 させて取り付け固定するための中間部材取付け手段145とからなる二重ピンク ランプ141で構成されている。例えば、その二重ピンクランプ141は横切っ て延び間隔をおいて配置された一対の通孔すなわち内腔149を備え、その内腔 149は一つ以上のピン19のシャンクなどを摺動可能に受け入れ、そして各内 腔149はピン受入れ手段143を形成しすなわち画定している。さらに、本体 147は各内腔149内に開口する雌ねじ付き通孔151を備え、その通孔15 1はねじまたはボルトと協働して、一つ以上の他の中間部材57を本体147に 固定し一つの中間部材取付け手段145を形成しつまり画定し、および/または ピン19を内腔149内に固定する。その上に、本体147は、横切って延びる 別の通孔すなわち内腔153を備え、その内腔153 はねじまたはボルトと協働して、一つ以上の他の中間部材57を本体147に固 定し、別の中間部材取付け手段145を形成しつまり画定している。グリップ強 化手段155を、内腔153の両開放末端に隣接する本体147の両側面に設け ることが好ましく、その理由は以下の説明で明らかになる。そのグリップ強化手 段155は、好ましくは、本体147に形成されかつ内腔153の中心から放射 状に延びる複数の浮出し形または刻み目形のスプラインまたは歯157で構成さ れている。グリップ強化手段159を、各ねじ付き通孔151の口状部または開 放末端に隣接して本体147に設置することが好ましく、その理由は以下の説明 で明らかになる。そのグリップ強化手段159は、好ましくは、本体147に形 成されかつ各ねじ付き通孔151の中心から放射状に延びる複数の浮出し形また は刻み目形のスプラインまたは歯161で構成されている。 図16〜20は結合された一体のスプールと中間部材を示すが、バー17の一 方の末端を受け入れるため部分的に貫通して延びる、一端が閉鎖された縦孔すな わち縦内腔167を具備する本体165からなる末端アタッチメント163で構 成されている。内腔167は、非回転形断面を有し、回転できないように非回転 形断面のバー17と係合している。このように、内腔167の断面形態は、バー 17の断面と相補的であり、その結果、末端アタッチメント163がバー17の 縦軸線33のまわりを回転することが防止される(許容範囲内で)ことが好まし い。図16と18に示すように、内腔167は、バー17の六 角形の断面形態に対応し相補的な六角形の断面形態であることが好ましい。当該 技術分野の当業者にとって現在明らかなように、ねじ付き通孔169が好ましく は、本体165を貫通し内腔167を縦軸線を実質的に横切って延び、止めねじ などを用いて末端アタッチメント163をバー17に固定する。 また末端アタッチメント163は、ピン19の一つを受け入れるピン受入れ手 段171、および他の中間部材57を直接接触させて取り付け固定する中間部材 取付け手段173を備えている。さらに具体的に述べると、本体165は横切っ て延びる一対の通孔すなわち内腔175を有し、その内腔175はピン19の一 つのシャンクなどを摺動可能に受け入れかつピン受入れ手段67を形成しすなわ ち画定している。さらに本体165は、内腔175中に開口する雌ねじ付き通孔 177を有し、その通孔177は、ねじまたはボルトと協働して、一つ以上の他 の中間部材57を本体165に固定し中間部材取付け手段173を形成しすなわ ち画定しおよび/または内腔175の一つの中にピン19を固定する。グリップ 強化手段179を、通孔177の開放末端に隣接して本体165に設けることが 好ましく、その理由は以下の説明で明らかになる。そのグリップ強化手段179 は、好ましくは、本体165に形成されかつ通孔177の中心から放射状に延び る複数の浮出し形または刻み目形のスプラインまたは歯181で構成されている 。 スプール部材23の別の一実施態様を図31と32に示すが、二重スプール1 83で構成され、そのスプール183は円筒体 185とその円筒体185の両端の中間に位置するフランジ187で構成されて いる。円筒体187は貫通して延びる縦方向の通孔すなわち内腔189を備え、 その内腔189はバー17を摺動可能に受け入れている。内腔189は、断面の 形態が非回転形であり、非回転形断面のバー17と回転できないように係合して いる。したがって、内腔189の断面形態はバー17の断面と相補的なので、ス プール183がバー17の縦軸線33のまわりを回転することが防止される(許 容範囲内で)。図31と32に示すように、内腔189は、バー17の六角形の 断面形態に対応して相補的な六角形の断面形態であることが好ましい。当該技術 分野の当業者にとって現在明らかなように、ねじ付き通孔191が、内腔189 の縦軸線を横切ってフランジ187を貫通して、止めねじなど(図示せず)を用 いてスプール183をバー17に固定することが好ましい。円筒体185の外面 に、以下の説明で明らかになるように、ねじを設けてフランジ187の一側面ま たは両側面に固定リング37をねじ止め可能に受け入れることが好ましい。グリ ップ強化手段193を、フランジ187の両側面に設けることが好ましく、その 理由は以下の説明で明らかになる。そのグリップ強化手段193は、好ましくは 、フランジ187の両側面に形成されかつ内腔189の中心から放射状に延びる 複数の浮出し形または刻み目形のスプラインまたは歯195で構成されている。 中間部材57の別の一実施態様を図33と34に示すが、スプール部材23を 固定するのに用いるスプール部材取付け手段 199を有するスプールパドル197で構成されている。例えは、スプールパド ル197は貫通する通孔203を有する本体201からなり、その通孔203の 中をスプール25の円筒体27またはスプール183の本体185が通過し通孔 203はスプール部材取付け手段199を形成しつまり画定している。通孔20 3は開放溝穴すなわち口状部205を有し、その口状部205によって、スプー ルパドル197を、円筒体の両端の中間の位置で、スプール25の円筒体27ま たはスプール183の円筒体の上に挿入することができる。開放溝穴すなわち口 状部205がないと、スプールパドル197は、摺動させてバー17およびスプ ール25の円筒体27もしくはスプール183の円筒体185の両方の遠位末端 を越えさせねばならない。スプールパドル197は本体201を貫通する一つ以 上の通孔207を備え、その通孔207によって、公知の“Ilizarov形”の環状 外部固定システムの典型的な“halo”リング209を直接接触させて取り付け固 定することができる(図37参照)。当該技術分野の当業者にとって現在明らか なように、通孔207にねじを切って、標準ボルト211(図37参照)などを 用いて、スプールパドル197にリング209を固定することができる。グリッ プ強化手段213を、通孔203の両開放末端に隣接する本体201の両側面に 設けることが好ましく、その理由は以下の説明で明らかになる。そのグリップ強 化手段213は、好ましくは、本体201に形成されかつ通孔203の中心から 放射状に延びる複数の浮出し形または刻み目形のス プラインまたは歯213で構成されている。 中間部材57の別の一実施態様を図35と36に示すが、別の中間部材57を 直接接触させて取付け固定するのに用いる中間部材取付け手段219を有する中 間リングアダプター217で構成されている。例えば、その中間リングアダプタ ー217は横切って延びる通孔すなわち内腔223を有する本体221からなり 、その内腔223は、ねじまたはボルトと協働して、一つ以上の他の中間部材5 7を本体221に固定し中間部材取付け手段219を形成しすなわち画定してい る。グリップ強化手段225を、内腔223の両方の開放末端に隣接する本体2 21の両側面に設けることが好ましく、その理由は以下の説明で明らかになる。 そのグリップ強化手段225は、好ましくは、本体221に形成されかつ内腔2 23の中心から放射状に延びる複数の浮出し形または刻み目形のスプラインまた は歯227で構成されている。また中間リングアダプター217は本体221を 貫通する一つ以上の通孔229を有し、その通孔229によって、公知の“Iliz arov形”の環状外部固定システムの典型的な“halo”リング209(図37参照 )を直接接触させて取り付け固定することができる。当該技術分野の当業者にと って現在明らかなように、通孔229にねじをきって、標準のボルト231(図 37参照)などを用いて、リング209を中間リングアダプター217に固定す ることができる。 上記のように構築すると、外部固定システム11の各種部材が万能のシテムを 提供し、その万能のシステムによれば、一つ 以上の骨断片の分節固定が可能であり;個々のピンおよび対のピンを三つの直交 面内で回転させかつ部材のスプライン面を用いてかみあいで固定することができ ;二つ以上の部材間の各部材の接続部または分岐部で多数の部材を用いることが でき;隣接する部材を互いにかみあいで固定することができ;そして、骨固定ピ ンなどを外す必要なしで、ピンを、固定する一分節から隣接する固定分節へ“移 す”ことができる。図25〜30を参照して、本発明が主張する各種の特別なピ ン−バー構造体をいくつか説明する。 図25に簡単な1ピン構造体を示し、この場合、単一のスプール25がバー1 7に取り付けられ;一つのスプールパドル59が、単一スプール25のフランジ 29と固定リング37の間に把持されてスプール25に取り付けられ;そして単 一のピン19がスプールパドル59に取り付けられている。当該技術分野の当業 者にとって現在明らかなように、スプール25のフランジ29上のグリップ強化 手段40とスプールパドル59の本体63の一方の側面のグリップ強化手段75 の協働作動によって、バー17の縦軸線33のまわりのスプールパドル59とピ ン19の正確なかみあいによる(accurate and positive)角度調節を行うこと ができる。 図26は多重ピン構造体を示し、この場合、単一のスプール25がバー17に 取り付けられ;複数のスプールパドル59がスプール25に取り付けられ、単一 スプール25のフランジ29と固定リング37の間にクランプされて側面どうし が重ね合 わされ;そして単一のピン19が各スプールパドル59に取り付けられている。 当該技術分野の当業者にとって現在明らかなように、スプール25のフランジ2 9上のグリップ強化手段40とスプールパドル59の本体63の両側面のグリッ プ強化手段75の協働作動によって、バー17の縦軸線33のまわりのスプール パドル59とピン19の正確なかみあいによる角度調節を行うことができる。ま た図26は本発明の類のない特徴を示し、この場合、スプール25の円筒体27 は、第一の中間部材57(例えば第一スプールパドル59)をフランジ29に当 接係合させてスプール25の円筒体27の上に配置し;第二の中間部材57(例 えは第二スプールパドル59)を第一中間部材57(例えば第一スプールパドル 59)に当接係合させてスプール25の円筒体27の上に配置し;第三の中間部 材57(例えば第三スプールパドル59)を、第二中間部材57(例えば第二ス プールパドル59)に当接係合させてスプール25の円筒体27上に配置し;次 いで固定部材(例えば固定リング37)を、第三中間部材(例えば第三スプール パドル59)に当接係合させてスプール25の円筒体27上に配置する;のに十 分な長さをもっている。 図27は簡単な1ピン構造体を示し、この場合、単一のスプール25がバー1 7に取り付けられ;一つのスプールパドル59が、単一のスプール25のフラン ジ29と固定リング37の間にクランプされてスプール25に取り付けられ;一 つの中間パドル83がスプールパドル59に取り付けられ;そして単 一のピン19が中間パドル83に取り付けられている。当該技術分野の当業者に とって現在明らかなように、スプール25のフランジ29上のグリップ強化手段 40とスプールパドル59の本体63の一方の側面上のグリップ強化手段75の 協働作動によって、スプールパドル59はバー17の縦軸線33のわわりのスプ ールパドル59とピン19の正確なかみあいによる角度調節を行うことができる 。同様に、当該技術分野の当業者にとっていまや明らかなように、スプールパド ル59の本体63上のグリップ強化手段79と中間パドル83の本体89の一方 の側面上のグリップ強化手段97の協働作動によって、バー17の縦軸線33を 実質的に横切る軸線のまわりの中間パドル83とピン19の正確なかみあいによ る角度調節を行うことができる。 図28は多重ピン構造体を示し、この場合、単一のスプール25がバー17に 取り付けられ;二つのスプールパドル59が、スプール25に取り付けられそし て単一スプール25のフランジ29と固定リング37の間にクランプされ面どう しを重ね合わされており;三つの中間パドル83が一つのスプールパドル59に 取り付けられ、面どうしおよび末端に対して面が重ね合わされており;末端単一 ピンクランプ105が中間パドル83の一つに取り付けられ;末端二重ピンクラ ンプ123が別のスプールパドル59に取り付けられ;そして複数のピン19が 中間パドル83とピンクランプ105、123に取り付けられている。当該技術 分野の当業者にとって現在明らかなように、ス プール25のフランジ29上のグリップ強化手段40と一つのスプールパドル5 9の本体63の一方の側面のグリップ強化手段75の協働作動および二つのスプ ールパドル59の本体63の隣接する側面上のグリップ強化手段75間の協働作 動によって、バー17の縦軸線33のまわりのスプールパドル59とピン19の 正確なかみあいによる角度調節を行うことができる。同様に、当該技術分野の当 業者にとって今や明らかなように、一つのスプールパドル59の本体63上のグ リップ強化手段79と一つの中間パドル83の本体89の一方の側面上のグリッ プ強化手段97との協働作動;他のスプールパドル59の本体63上のグリップ 強化手段79と末端二重ピンクランプ123の本体129の一方の側面上のグリ ップ強化手段137の協働作動などによって、バー17の縦軸線33を実質的に 横切る軸線のまわりの各種部材およびピン19の正確なかみあいによる角度調節 を行うことができる。また図28は本発明の類のない特徴を示し、この場合、ね じ付き取付け手段すなわち典型的なボルトBのような取付け手段が一つ以上の中 間部材57の通孔を貫通し、別の中間部材57のねじ付き通孔にねじこまれる( 例えば、図28の上部左側に示すようにピンクランプ105と一つの中間パドル 83を貫通して他の中間パドル83中にねじこみ;および/または図28の上部 中央に示すように二つの中間パドル83を貫通してスプールパドル59中にねじ こまれる)。また図28は本発明の類のない特徴を示し、この場合、当該技術分 野の当業者にとっていまや明らかなように、ボルト Bの一つによって、第一中間部材57(例えば中間パドル83の一つ)が第二中 間部材57(例えばもう一つの中間パドル83)に、互いに係合する二つの中間 部材57の平坦面で取り付けることができ(図28の上部中央に示すように); そしてボルトBを取り外すと、二つの中間部材58はその平坦面にそって剪断運 動を利用して互いに移動させて離れさすことができ、その結果、ピン17などを 取り外す必要なしに、隣接するピン取り付け分岐部を互いに並進させることがで きる。 図29は多重ピン構造体を示し、この場合、単一の末端アタッチメント163 がバー17に取り付けられ;単一中間パドル83が末端アタッチメント163に 取り付けられ;ピン19が末端アタッチメント163に取り付けられ;そして別 のピン19が中間パドル83に取り付けられている。当該技術分野の当業者にと って今や明らかなように、末端アタッチメント163の本体165上のグリップ 強化手段179と中間パドル83の本体89の一方の側面上のグリップ強化手段 97の協働作動によって、バー17の縦軸線33のまわりの中間パドル83と一 つのピン19の正確なかみあいによる角度調節を行うことができる。 図30は多重ピン構造体を示すが、この場合、単一の開放スロートスプール4 2がバー17に取り付けられ;単一の中間パドル83が開放スロートスプール4 2に取り付けられ;二重ピンクランプ141が中間パドル83に取り付けられ; そして一対のピン19が二重ピンクランプ141に取り付けられている。 当該技術分野の当業者にとって今や明らかなように、開放スロートスプール42 の耳部49のグリップ強化手段53と中間パドル83の本体89の一方の側面上 のグリップ強化手段97の協働作動によって、バー17の縦軸線33のまわりの 中間パドル83と一つのピン19の正確なかみあいによる角度調節を行うことが できる。同様に、当該技術分野の当業者にとって今や明らかなように、一つのス プールパドル89の本体63上のグリップ強化手段79と中間パドル83の本体 89の一方の末端上のグリップ強化手段101の協働作動ならびに二重ピンクラ ンプ141の本体147の一方の側面上のグリップ強化手段155間の協働作動 によって、バー17の縦軸縦33を実質的に横切る軸線のまわりの二重ピンクラ ンプ141とピン19の正確なかみあいによる角度調節を行うことができる。図 30は本発明の類のない特徴を示し、この場合、当該技術分野の当業者にとって 今や明らかなように、二つの予め取り付けられたピン−ピン構造体(pin to pin construct)11などの間のバー17の両端の中間の位置でバー17上に、1ピ ースの一体本体43を有するスプール部材42を配置することができる。 図37は多重ピン構造体を示し、この場合、二重スプール183がバー17に 取り付けられ;開放スロートリングアダプターのスプールパドル197がフラン ジ187と固定リング37の間にクランプされてフランジ187の一方の側面上 のスプール183に取り付けられ;第一“halo”リング209がボルト211に よってスプールパドル197に取り付けられ;ピ ン19が第一“halo”リング209に取り付けられ;スプールパドル59が、フ ランジ187と固定リング37の間にクランプされてフランジ187の他方の側 面のスプール183に取り付けられ;一つの中間パドル83がスプールパドル8 9に取り付けられ;中間リングアダプター217が中間パドル83に取り付けら れ;第二“halo”リング209がボルト231によって中間リングアダプター2 17に取り付けられ;そしてピン19が第二“halo”リング209に取り付けら れている。当該技術分野の当業者にとっていまや明らかなように、スプール18 3のフランジ187上のグリップ強化手段193、スプールパドル197の本体 201の一方の側面上のグリップ強化手段213、およびスプールパドル59、 197の本体63の一方の側面上のグリップ強化手段75の協働作動によって、 バー17の縦軸線33のまわりのスプールパドル59、197およびピン19の 正確なかみあいによる角度調節を行うことができる。同様に、当該技術分野の当 業者にとって今や明らかなように、スプールパドル59の本体63上のグリップ 強化手段79と中間パドル83の本体89の一方の側面上のグリップ強化手段9 7の協働作動、ならびに中間パドル83の本体89の末端上のグリップ強化手段 101と中間リングアダプター217の本体221の一方の側面上のグリップ強 化手段225の協働作動によって、バー17の縦軸線33を実質的に横切りおよ び/または該軸線33から間隔を置いて位置している軸線のまわりの中間パドル 83、中間リングアダプター217およびピン19の 正確なかみあいによる角度調節を行うことができる。 本発明を、その好ましい実施態様と好ましい使用によって説明し例示してきた が、本発明は、その目的とする全範囲内で変形と変更を実施できるので限定され ない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),EA(AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BB,BG ,BR,BY,CA,CH,CN,CZ,DE,DK, EE,ES,FI,GB,GE,HU,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG ,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.第1と第1の要素を固定するのに用いる複数のピンおよび細長いバーからな る種類の外部固定システム用ピン−バー構造体であって、 (a)前記バーに取り付けるスプール部材;および (b)前記スプール部材に取り付け固定し、前記ピンの少なくとも一つを前記ス プール部材に取り付けるための中間部材;を備えてなり、 前記中間部材が、前記ピンの一つを受け入れるピン受入れ手段および少なくと も一つの他の中間部材を取り付け固定するための中間部材取付け手段からなるピ ン−バー構造体。 2.前記中間部材が本体部材を有し、そして前記中間部材の中間部材取付け手段 が、その前記本体部材中に延びるキャビティを有している請求の範囲1記載のピ ン−バー構造体。 3.前記中間部材の前記中間部材取付け手段がその前記キャビティを囲む面を有 している請求の範囲2記載のピン−バー構造体。 4.前記中間部材の前記中間部材取付け手段が、その前記キャビティを囲むその 前記面上のグリップ強化手段からなる請求の範囲3記載のピン−バー構造体。 5.前記中間部材の前記中間部材取付け手段の前記グリップ強化手段が、その前 記キャビティから半径方向に延びる、その前記面上の複数のかみあい固定歯から なる請求の範囲4記載のピ ン−バー構造体。 6.(a)ピン; (b)細長いバー:および (c)前記バーに取り付けるスプール部材および前記ピンを前記スプール部材に 取り付けるための複数の中間部材からなるピン−バー構造体を備えてなり、前記 中間部材の少なくとも一つが前記スプール部材を取付け固定するためのスプール 部材取付け手段を有し;前記中間部材の少なくとも一つが前記ピンを受け入れる ピン受入れ手段を有し;前記中間部材の少なくとも一つが前記中間部材の別のも のを直接接触させて取り付け固定するための中間部材取付け手段を有している; 外部固定システム。 7.前記中間部材が各々本体部材を有し;そして前記の各中間部材の前記中間部 材取付け手段がその前記本体部材中に延びるキャビティを有する請求の範囲6記 載の外部固定システム。 8.前記の各中間部材の前記中間部材取り付け手段が、その前記キャビティを囲 む面を有している請求の範囲7記載の外部固定システム。 9.前記中間部材の前記中間部材取付け手段が、その前記キャビティを囲むその 前記面上のグリップ強化手段からなる請求の範囲8記載の外部固定装置。 10.前記の各中間部材の前記中間部材取付け手段の前記グリップ強化手段が、 その前記キャビティから半径方向に延びる、その前記面上の複数のかみあい固定 歯からなる請求の範囲9記載の外部固定システム。 11.第1と第2の要素を固定するための整形外科用外部固定システムであって ; 前記外部固定器具が (a)前記第1と第2の骨要素を固定するための複数のピン; (b)細長いバー;ならびに (c)前記バーに取り付けるスプール部材および前記ピンの少なくとも一つを前 記スプール部材に取付けるための複数の中間部材からなるピン−バー構造体を備 えてなり、 前記中間部材の少なくとも一つが前記スプール部材を取り付け固定するための スプール部材取付け手段を有し;前記中間部材の少なくとも一つが前記ピンの一 つを受け入れるピン受入れ手段を有し;前記中間部材の少なくとも一つが前記中 間部材の別のものを直接接触させて取り付け固定するための中間部材取付け手段 を有している;整形外科用外部固定システム。 12.前記の各中間部材が本体部材を有し、そして前記の各中間部材の前記中間 部材取付け手段が、その前記本体部材中に延びるキャビティを有している請求の 範囲11記載の整形外科用外部固定システム。 13.前記の各中間部材の前記中間部材取付け手段が、その前記キャビティを囲 む面を有している請求の範囲12記載の整形外科用外部固定システム。 14.前記中間部材の前記中間部材取付け手段が、その前記キャビティを囲むそ の前記面上のグリップ強化手段からなる請求の範囲13記載の整形外科用外部固 定システム。 15.前記の各中間部材の前記中間部材取付け手段の前記グリップ強化手段が、 その前記キャビティから半径方向に延びるその前記面上の複数のかみあい固定歯 からなる請求の範囲14記載の整形外科用外部固定システム。 16.第1と第2の要素を固定するための複数のピンおよび細長いバーからなる 種類の外部固定システム用ピン−バー構造体であって、 (a)前記バーに取り付けるスプール部材; (b)ねじ付き通孔を有し、前記スプール部材に取り付け固定する第1中間部材 ; (c)前記ピンの一つに取り付け固定する第2中間部材;および (d)前記第2中間部材を、前記第1中間部材の前記ねじ付き通孔に取り付ける ためのねじ付き取付け手段からなるピン−バー構造体。 17.第1と第2の要素を固定するための複数のピンおよび細長いバーからなる 種類の外部固定システム用ピン−バー構造体であって、 (a)前記ピンの一つに取り付ける第1中間部材; (b)前記ピンの別の一つに取り付ける第2中間部材; (c)固定部材;および (d)前記バーに取り付けるスプール部材からなり;前記スプール部材が、第1 末端と第2末端を有する本体および前記本体の前記第1末端に取り付けられたフ ランジを有し;前記本体 が、前記第1中間部材を前記フランジに当接係合させて該本体上に配置すること ができ、前記第2中間部材を前記第1中間部材に当接係合させて該本体上に配置 することができ、および前記固定部材を前記第2中間部材と当接係合させて該本 体上に配置することができる十分な長さを有する;ピン−バー構造体。 18.要素を固定するためのピンおよび細長いバーからなる種類の外部固定シス テム用ピン−バー構造体であって、 (a)前記バーを摺動可能に受け入れるための開放口状部を具備する溝穴を有す る1ピースの一体本体を有し、前記バーに取り付けるスプール部材;および (b)前記スプール部材に取り付け固定しかつ前記スプール部材に対し前記ピン を取り付けるのに用いる中間部材からなるピン−バー構造体。 19.前記スプール部材の前記本体が前記本体に取り付けられた耳部を有し;前 記耳部がそれに前記中間部材を取り付けるのに用いる貫通通孔を有し;そして前 記貫通通孔に隣接して前記耳部にグリップ強化手段が設けられている;請求の範 囲18記載のピン−バー構造体。 20.第1と第2の要素を固定するための複数のピンおよび細長いバーからなる 種類の外部固定システム用ピン−バー構造体であって、 (a)前記バーに取り付けるスプール部材; (b)平坦な面を具備する本体部材を有し、前記スプール部材に取り付け固定す る第1中間部材; (c)平坦な面を具備する本体部材を有し、前記ピンに取り付け固定する第2中 間部材;および (d)前記第2中間部材の前記本体部材の前記平坦面に係合する、前記第1中間 部材の前記本体部材の前記平坦面によって、前記第1と第2の中間部材を互いに 接続する接続位置と、その前記平坦面にそって剪断運動を用いて、前記第1と第 2の中間部材を互いに移動させて離れさせた非接続位置との間を移動可能な取付 け手段;からなるピン−バー構造体。
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