JPH03501092A - 骨接合用圧迫‐伸延装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 骨接合用圧迫−伸延装置 発明の分野 本発明は概ね整形外科および＃外傷学に応用される医学工学、更に詳細には骨接 合用圧迫−伸延装置に関する。

従来技術 当業界において現在、２のピンクランプを平行に担持した形態の金属棒から成る 整形外科用外部軸固定装置（ＰＲ，八、　２゜５５９、３８０）が知られている 。このピンクランプの顎部は螺子で保持され、かつ該顎部の１はネジきりスピン ドルにより長手に移動可能である。

から滑り落ちやすい。また、クランプ内に形成されかつビンに受けられた孔は相 互にいくらか離れていて固定した骨部に許容できるものからほど遠い。

他の従来整形外科装置として損傷骨の外部軸固定用または広範囲に適用できる骨 折フラグメント用として骨の損傷処置用のものがある（　ＧＢ、　Ａ、　２．１ ６８．２５５）。

上記装置は相対的回転を伴うことなく相互の伸縮滑動により相互に可動する３以 上の構成要素により形成された中央骨を特徴とする。管構成要素は対の要素から 独立に作動できる連動手段を有する。

更に、相互にねじ止めできかつ１要素が回転状態になると共通軸を長手方向へ可 動させる少なくとも３の要素を有する動力シリンダを有する。・これらの要素は 該シリンダ端部に設定されて該シリンダ本体の偏心に係合するビンを、有する。

上記装置は相互および中央体に関してビンを有する要素の配置を制御できる。し かし、これらのビンは相互から所定間隔のところで該要素の孔に取りつけられる ので含まれる骨内のロッドの設置位置の選択が自由でないので使用しにくい。

更に、該整形外科装置において該ビンを該要素内に設置する角度調整用の外部軸 固定のための手段がない。更に、該ビンは毛根屈筋の原因となる損傷掌背方向へ 案内される。

手板接合の損傷の処置用として各固定ビンを担持する２の長方形の支持部を有す る筋力計外部保持器（ＧＢ、　Ａ、２，１４６．５３３）が使用される。両支持 部は自在継手により連結され、この自在継手は近位支持部に関して遠位支持部を 配設する位置を調整するために複数の要素を含む。該近位支持部は固定ビンおよ び各ねじ係止要素を受けるための複数の孔を有する。

該遠位支持部は支持部の長さを調整するためのプランジャを有する。該遠位支持 部用の孔内の交換用固定ねじは該プランジャの伸張程度を調整する。上記筋力計 外部保持器は２隣接骨の接合を横手根面の長手方向へ固定できる。

上記保持器には近位支持部に関して部位支持部の設置程度を調整しかつ設置長さ を測定する手段が設けられている。更に、遠位支持部のビンは近位支持部のビン に対して可動である。しかし、該保持器内のビンの孔は相互に所定間隔を置く。

該ビンを該保持器の長手軸に対して異なる角度で固定かつ係止する手段がない。

該ビンは長手管軸に平行の同一面内に調整される。また、この筋力計外部保持器 を隣接相の指節骨上への適用および隣接手根骨と指節骨上への同時設置は非常に に溝が形成され、次いでこのビンねじ端部をそこへ係合する。

これは軟組織および骨組織に外傷を与える。骨吸収が処置中に生じ易く、結果と しＣねじ端部固定ビンは骨から滑落する。

骨の外傷を処置する場合、外部率保持器（Ｋｌｉｎｉｋ　ｆｕ’ｒ上記保持器は 相互に連結されたロッド、およびピンクランプに保持されたねじ端部ビンから成 り、該ビンのセット角度は４０から６０度の範囲である。

上記装置では再位置決めを制御し、た後に損傷骨を固定できる。上記ビンは各１ ビンを担持するピンクランプを担持丈るロッドの長手軸の平行面内に保持される 。その結果、保持器長手面積が増大する。更に、骨吸収が処置中に生じやすいの で処置中１；ビンを緩ませる原因になる。

短い管状骨の伸張用のより完全な装置（ＬＩＳ、Ａ１．　１６１゜１００）は伸 延を可能にする。この装置１ｊ可動に上段したピンクランプを担持するねじ棒を 具備する。各ピンクランプは支持板および力板で形成され、該板間にはボルトと ワッシャが介在する。該支持板はねじ棒上に設置され、該ボルトはワッシャと支 持板の平孔内および力板のタップ孔内に収容される。

しかし、上記装置はビンの案内角を変化させることができない。これは、支持板 および力板内の上記孔が　上記ねじ棒の長軸を通る板に関して角度変化ができず 、骨吸収が骨とビンの接触位置で生じたり、位置度えをする時に稜　該ねじ棒は 処置中のビンの位置決め修正を不可能にするからであり、このようにして上記装 置は骨折を結合する。問題の装置の臨床的試みはその装置が全体的に比較的大き いことから密接した短い管状骨の骨接合用として限界があることを確認している 。

発明の開示 本発明の目的は固定ビンを骨の適所に設置し、骨接合とそれに続く処置過程で該 固定ビンの位置を修正し、かつ全体の寸法および重量の減少により作用能を拡大 できる構成の圧迫−伸延装置を提供することにある。

上記目的は少なくとも各２の固定ビンを有する少なくとも２の支持ユニットから 成り、そのアームの１は骨内で交差し、その他アームは該固定ビンおよび複数の スペーサシムヲ受ケる開口部を有する１セツトの板を担持するボルトとして形成 されたビンホルダ内に固定され、該ビンホルダはその軸の長手方向へ移動自在か つナツトにより固定可能にねじ切りした棒上に固定されていて、該ビンホルダの ボルトは主ねじ棒の通過できる軸孔を有し、線板およびスペーサシムはクランプ ナツトによりその軸回りを回転しかつ固定可能に該ボルト上に取り°つけたワッ シャとして形成され、該固定ビンを受（ｊる該開口部は線板の端面上に設置され かつ該ワッシャ内の孔の遠側上に周囲線（ｃｈｏｒｄ）に沿っていて、練土ねじ 棒上に固定されたナツトは該ボルト端部の両側部上に設置され、かつ該固定ビン は十字状に湾曲してビンホルダ内に係止される、骨接合用圧迫−伸延装置により 達成される。

上記支持ユニットのビンホルダは上記タップ孔の軸に一致する該ビンホルダの頭 部に形成されたボルト孔ｖ旧こ固定される止めねじを有し、かつ主ねじ棒長平方 向上には平部が設けられていて、該平部は止めねじ端面と連動できる。

上記支持ユニットのビンホルダボルト頭部のタップ孔に係合する止めねじの設置 および該止めねじと上記主ねじ棒上の平部との連動は練土ねじ棒の軸横方向への 段階運動中に該支持ユニットの回転を確実にする。

上記ボルトねじに面する側部上のビンホルダボルトの頭部の端面上には上記固定 ビンを受ける孔が設けられているのが便利である。

かかる孔の設置は上記固定ビンの固定に最良の条件を提供しかつ該固定ビンの上 記支持ユニットへの設置を最低量の板およびスペーサシムの使用で可能にする。

開口部を有する上記各ビンホルダは平部を有するワッシャとして形成され、該平 部の平面は上記板に直角かつ上記孔長半軸に平行に配置され、該平板と線孔との 両者が該板中央孔の同−側部にあるのが便利である。

上記支持ユニットのビンホルダ板の上記のごとき構成は上記固定ビンの設定時に 上記開口部方向にわたる可視管理を可能にする。

上記ビンホルダ板の端面内に貫通孔を設け、該貫通孔に磁石を付設するのが望ま しい。

本発明の態様において、上記貫通孔は上記ビンホルダのスペーサシムの端面内に 設け、かつ磁石をそこへ内設するのが実用的である。

かかる上記態様は上記固定ビンの所定位置への完全固定前の初期一時保持を可能 にする。

上記ビンホルダ板の円筒状面上に凹部を形成するのが便利である。

かかる上記凹部の形成は該ビンホルダ板の開口部の配置を簡単化する。

上記固定ビンのアームは鈍角に曲折されてよい。

上記固定ビンのかかる形状は上記ビンホルダの構成に剛性を与えかつ該固定ビン の十字状固定を促進する。

本発明の態様において、上記固定ビンのアームは鋭角に湾曲させてよい。

このことは上記ビンとビンボルダとの係合を外側部上で可能にし、装置の全体的 寸法を縮小し、かつ上記ねじ棒をできるかぎり骨に接近させるのに特に都合よく 、このことが固定ビンの剛性とそれによる力の強度に加わる。

ビンの骨への進入の深ざを制限する目的で、骨に導入するビンアーム上にストッ パを設けるのが望ましい。

かかるストッパは骨に導入される上記固定ピンの長さを制限することにより掌の 腿を怪我から防止する上で必要である。

そのうえ、該ストッパは固定剛性を増す。

更に、２の支持ユニットを有する本命明の装置には付加支持ユニットが上記上ね じ棒に関して可動するように付加ねじ棒上に設けらる。

付加支持ユニットの設置は隣接または並設された骨の同時処置を可能にする。

本発明の態様において、上記付加支持ユニットは上記上ねじ棒の軸に実質平行の 長手軸を有する上記付加ねじ棒上で相対運動を自由に行う。該付加ねじ棒はその 軸の長手方向へ相対的に可動する。

上記のごとき構成は指節骨の断端フラグメントに関節接合された近位の短い管状 骨を長くする。

本発明の他の態様によれば、上記装置は上記板の両横上のナツトを介して上記板 に連結された主および付加ねじ棒を受ける孔を有する板を含む。

かかる装置の構成は上記上または付加ねじ棒の何れかにより近位の短い管状骨を 延ばすための伸延を可能にする。

本発明の他の態様において、上記付加支持ユニットは上記上ねじ棒に角運動可能 に連結された上記付加ねじ棒上に設置される。

この構成は例えば指間の間隔を広げるために上記短い管状骨の伸張と同時に近接 骨間を離隔させる。

本発明の他の態様によれば、上記付加ねじ棒は第２の付加ねじ棒の１端邪に関節 接合されており、その他端部はナツトにより２支持ユニット間の主ねじ棒上のブ ラケット内で長手方向へ可動かつ固定可能になっている。

この構成は指間の間隔を広げると同時に短い管状骨の１を伸張する。主かつ付加 ねじ棒は相半径方向に直線状に配置される。

本発明の他の態様によれば、上記装置は軟組織の収縮用ユニットを有し、上記ビ ンホルダ内に固定されたアームを有するループに湾曲したビンから成り、十字状 に自由にそこを通過して該ループ状ビンの少なくともアームの１ガ（第１付加ね じ棒の１端部に保持され、他端部が第１孔板内で長手方向へ可動するようになっ ていて、第２付加ねじ棒の１端部が長手軸方向へ相対運動ができるように上記上 ねじ棒上に係合した第２孔板内を長手に移動できるようになっている。両生ねじ 棒およじ付加ねじ棒は相互に平行に配置され、第１付加ねじ棒の長手軸の延長部 は事実上ループ状ビンの対称軸であって上記支持ユニットの固定ビン上を横切る 位置にある。

この装置の構成は骨伸張の速度よりも早い速度で軟組織の「ストック」を遠位断 端部で形成するのを可能にする。

更に、かかる２装置から成る骨接合用装置はナツトにより上記ねじ棒の両端部に 関節接合されたブラケット内に長手移動のできるように取りつけ、固定されたね じ伸延棒を有する。

これは２の隣接中手を伸張しかつ伸張した骨の指間間隔を拡大する。この場合、 上記上ねじ棒の長手軸は手根骨の半径に平行に配置されている。

図面の概要 本発明の圧迫−伸延装置を添付図面を参照して特定態様に関して説明する。

第１図は短い管状骨のフラグメント上にセットした場合の本発明による骨接合用 の圧迫−伸延装置の全体図である。

第２図は本発明の装置の支持ユニットの拡大図である。

第３図はワッシャとして形成されたビンホルダ板である。

第４図はワッシャとして形成されたビンホルダスペーサシムである。

第５図は鈍角に湾曲したビンアームを示す本発明による装置の支持ユニットに取 りつけた固定ピンの態様である。

第６図は鋭角で曲折したビンアームを示す本発明の装置の支持ユニットに取りつ けた固定ビンの他の態様である。

第７図は損傷した下顎骨上にセットした本発明の装置の図である。

第８図は２重に骨折した長い管状骨上にセットした３個の支持ユニットを有する 本発明の装置の図である。

第９図は並進運動のできる付加支持ユニットを有する本発明の装置の１態様図で ある。

第１０図は角運動のできる付加支持ユニットを有する本発明の装置の１態様図で ある。

第１１図は軟組織の収縮用ユニットを有する本発明の装置の１態様図である。

第１２図は本発明の２装置を具備した骨接合用装置の１態様である。

発明の好ましい態様 第１図は本発明の骨接合用圧迫−伸延装置の全体を示す。

第２図はこの装置の支持ユニットの拡大図である。

本発明による装置は少なくとも２個の支持ユニット１をを有する。各支持ユニッ ト１は固定された固定ピン３を担持するビンホルダ２を具備する。固定ピン３の アーム３ａＬ［！、ｔ！される骨と交差し、固定ピン３のアーム３ｂは十字状に ビンホルダ２内に固定される。各ビンホルダ２は軸孔５を有するボルト４として 形成され、主ねじ棒６に沿って長手へ可動する。運動はビンホルダ２のボルト４ の両側部上に設置されたナツト７により可能となる。板８およびスペーサシム９ はビンホルダ２のボルト４上に回転自在に設置され、板８（第３図）及びスペー サシム９　（第４図）は共にワッシャとして形成されている。開口部１０は板８ の端面上に形成されている。

ビンホルダ２の板８は平部１１を有し、その面は端面に直角かつ開口部１０の長 手軸に平行である。平部１１と開口部１９は板８の中央孔１２の同一側部上に設 けられている。固定ピン３は板８の端面、スペーサシム９Ｊ６よびボルト４の頭 部間にクランプナツト１３（第１．２図）により固定される。

開口部１４はビンホルダ２が第３ビン３を収容できるようにボルト４の頭部の端 面上に設けられている。

タップ孔１５が上記孔５の軸に一致したボルト５の頭部内に設けられており、止 めねじ１６がそこに固定される。止めねじ１６の端部は主ねじ棒６の表面長手軸 上に形成された平部１７と連動するようになっている。

本発明の装置の態様において、磁石１７，１．８は上記板８（第３図）および／ またはスペーサシム９（第４図）の端面内に形成された貫通孔内に係合するのが よい。凹部１９が板８の円筒状面内に形成されていてよい。

第５図は本発明の１態様を示し、上記固定ビン３は鈍角に曲折し、第６図では鋭 角に曲折している。

ストッパ２１は処置される身体に固定ビン３が進入する程度を制限するために固 定ビン３のアーム３ａ上に設けられる。

本発明の骨接合用圧迫−伸延装置は実施される処置により必要数の支持ユニット を有するものであってよい。

２個の支持ユニットを有する本発明の装置（第７図）は短い管状骨、または例え ば、下顎骨を固定するために使用される。

長い管状骨固定用として上記上ねじ棒６上に固定された３個の支持ユニット（第 ８図）が使用できる。　指節骨断端のフラグメントに関節接合された近位の短い 管状骨を伸張することを目的とした本発明の装置は主ねじ棒６上に取りつけた２ 個の支持ユニット１　（第９図）から成る。このねじ棒は板２２を介して付加支 持ユニット２４を担持する付加ねじ棒２３に連結される。板２２は時主ねじ棒６ と付加ねじ棒２３を通過する孔２５を有し、両ねじ棒はそれぞれねじ２６と２７ により板２２上に固定される。

指間間隔を拡大すると同時に短い管状骨の１を伸張すために本発明の装置は第」 ０図のごとく上記上ねじ棒６上に取りつけた２個の支持ユニット１と上記付加ね じ棒２３上部に取りつけた付加支持ユニット２４とを有する。

上記付加ねじ棒２３は第２付加ねじ棒２８に連結される。

付加ねじ棒２３の端部の１はナツト３０を介してブラケット２９に連結される。

ブラケット２９はボルト３３およびナツト３４によりブラケット３２へ連結され て角運動を行う。上記ブラケット３２はナツト３５により第２付加ねじ棒２８の １端部に連結され、その他端部はナツト３７により長手運動可能にブラケット３ ６内に取りつけられる。ブラケット３６は２個の支持ユニット１間の主ねじ棒６ 上にナツト３８により長手運動可能に設置される。

第１１図の本発明による装置は主ねじ棒６により相互連結された２個の支持ユニ ット１と軟組織の収縮用のユニット３９から成る。ユニット３９はループに湾曲 したビン４０から成る。ビン４０のアームはナツト４２により板８、スペーサシ ム９、およびボルト４１の頭部間にわたって固定される。

ビン４０の１アームはナツト４４により第１付加ねじ棒４３の１端部に固定され 、その他端部は第１孔板４５内で長手に可動してナツト４６に係止される。第２ 付加ねじ棒４７の１端部は長手運動可能に板４５内に取りつけられ、ナツトによ り板４５に保持される。その他端部は第２板４９の孔に係合し、長手運動可能に ナツト５０により保持される。第２板４９はその孔を介して支持ユニット１間の 主ねじ棒６上に係合する。第２板４９はナツト５１により主ねじ棒６に沿って移 動する。主ねじ棒６と２個の付加ねじ棒４３および４７は相互に平行である。ま た、ループ状ビン４０の対称軸は支持ユニット１のビン３と交差する位置にある 。

第１２図の本発明の態様の装置は伸延ねじ棒５２により相互に連結された２個の 装置から成る。２個の支持ユニット１をそれぞれ担持する主ねじ棒６の端部はナ ツト５３によりブラケット５４に連結される。ブラケット５４はナツト５６によ りブラケット５５へ連結される。伸延ブラケットの端部はブラケット５５の孔内 に係合し、ナツト５７により線孔へ連結される。ブラケット５５の伸延ねじ棒５ ２に沿った長手移動はナツト５７により行われる。

本発明の骨接合態様圧迫−伸延装置は次のごとく利用できる。

少なくとも２対の固定ビン３を処置する骨に相互に一定角度で導入し、線対の固 定ビンを遠位および近位に配置する。

該固定ビンをそのように相互に所定角度で導入するので遠位および近位ビン３の アーム３ａの８対の挿入点は反対皮質層の深さの骨の境内に入る。

さらに、術前に支持ユニット１のビンホルダ２の必要数を設定する。そのように 設定するために開口部１０を有する板とスペーサシム９０セツト、およびクラン プナツト１３を軸孔５を有するボルト４上に係合する。

上記対の近位ビン３のアーム３ｂを曲折してビンホルダ２の板８の開口部１０内 に連続して十字状に配設してクランプナツト１３により所定位置へ係止する。ビ ンホルダ２の１を止めねじ１６により配向した主ねじ棒６上に取りつけてナツト ７で係止する。次に、第２ピンホルダ２をセットして止めねじ１６をしっかりと 引っ張る。対の遠位ビン３のアームを曲折してナツト７間の第２ビンホルダ２の 板８の開口部１０内へ連続して係合する。遠位ビン３のアーム３ｂをクランプナ ツト１３で係止する。主ねじ棒６の軸を長手管軸に実質的に平行に設置する。

付加固定ビンが更に必要な場合または上記ビン３を少なくとも可能な数の上記板 ８およびスペーサシム９で上記支持ユニット１内ヘセツトして係止しなければな らない場合にはポル）−４の頭部の端面上に設けた孔１４を使用する。

上記ビンホルダ２の板８の端面上の開口部方向にわたるセットおよび可視管理を 単純化するためにビン３のアーム３ｂをセットするだめの平部１１が採用され、 平部の平面は開口部１０の軸に平行にする。この目的のために、板８を針または ビンのような尖部をもつもので各回部１９へ挿入してボルト４の回りを回転させ る。更に、磁石１７と１８を短時間使用して開口部内に係合したビン３のアーム ３ｂを保持し、該磁石で板８とスペーサシム９を相互に引きつけて開口部１０を 閉鎖してビン３を所定位置に保持する。

上記装置を一旦骨上へ完全に固定すれば、止めねじ１６を緩め、ナツト７を戻し 、主ねじ棒６を取り出し、その後皮膚切開をして骨接合をし、装置を再設置する 。

伸延は対のナツト７を主ねじ棒６上で移動させて行う。遠位と近位のビンホルダ ２の対のナツト７を相互に反対方向へ移動する。

上記主ねじ棒６の長手軸に沿った段階運動の間支持ユニット１の回転が止めねじ １６の主ねじ棒６の平部１７との連動を防ぐ。

指節骨断端のフラグメントを固定して該指節骨断端のフラグメントに連結された 近位の短い管状骨を伸張する必要がある場合には第９図の付加ねじ棒２３上に取 りつけた付加支持ユニット２４を使用できる。付加ねじ棒２３を板２２とナラ） ２３．２６により主ねじ棒６へ接続する。主ねじ棒６、付加ねじ棒２３、および 伸張する骨の軸を相互に平行直線状にする。

指節骨断端のフラグメントの伸延はナツト２６により実行する骨接合断端フラグ メントを伸延する速度でナツト２３により行う。

指間間隔を広げると同時に短い管状管の一つを伸張する必要があるときは付加支 持ユニット２４を使用して、固定ビン２をナツト３０によりブラケット２９に連 結された付加ねじ棒２３上に係合して固定する。該ブラケットはボルト３３とナ ツト３４によりブラケット３２、またナツト３５により付加ねじ棒２８へ連結す る。第２付加ねじ棒２８はブラケット３６により主ねじ棒６へ連結する。

角運動は第２付加ねじ棒２８に沿ってナツト３７を移動させで行う。

上記装置の他の態様は第１１図のごとく軟組織の収縮用のユニットを具備する。

軟組織は該ユニットにより収縮する。

該ユニットにおいて、ループ状に曲折したビン４０は骨フラグメント（図中省略 ）を通過して板８、スペーサシム９および４２付ボルト４１により挾持される。

該ビンのアース・は第１付加ねじ棒４３に連結し、ねじ棒４３はナツト４６によ り第１板へ連結する。次に、第１板４５をナツト４８により第２付加ねじ棒４７ へ連結し、第２付加ねじ棒４７を第２板４３とナツト５０，５］により支持ユニ ット１間で主ねじ棒６へ連結する。

」１記ねじ棒６，４３．４７は全て相互および伸張する骨の軸に平行でなければ ならない。

伸延はナツトによりねじ棒４３に沿って主ねじ棒６の伸延速度を前進させる速度 で行う。軟組織の収縮用ユニットはナツト４．８．５０により第２付加ねじ棒４ ７上を移動けせる。

２の隣接中手骨を伸張すると同時に伸張する指間間隔を拡大させるときは第１２ 図の２個の装置から成る装置を使用する。

本発明による２個の装置を隣接中手骨上に置き、主ねじ棒６両端部をナツト５３ によりプラウ′ット５４へ連結する。ブラケット５４はナツト５６によりブラケ ット５５に連結した後、伸延ねじ棒５２をブラケット５５の孔へ係合する。

伸延は支持ユニット１のナツト７により主ねじ棒６に沿。

てナツト５７による主ねじ棒の伸延ねじ棒５２に沿った伸延と同時に行う。その 結果、主ねじ棒の角運動がなされ、それにより指間間隔が拡大する。

産業上の利用性 上記骨接合用圧迫−伸延装置は中手骨の骨折指節骨の処置に使用できる。本発明 の装置を掌面上の各骨フラグメントの上に各別に設置することにより処置中の隣 接接合の拘縮を防止して骨の包括的リハビリテーションを早く可能にする。更に 、本発明の装置は指節間および中手指節関節間の接合の関節固定に効率的である 。中手骨の欠損を処置するときには本発明の装置を第１と第５の中手指節骨だけ でなく第２、第３および第４中手指筋骨上に設置できる。骨接合用圧迫−伸延装 置はまた短い管状骨の伸張に使用できる。この装置の構成は手板の進行した異常 にも指断端を伸張させるのに実用的である。更に、必要数の支持ユニットを設置 することにより、指節骨断端のフラグメントに関節接合された近位の短い管状骨 を伸張すると同時に指間間隔を拡大しながら指節骨断端のフラグメントを固定で きる。また、本発明の装置は下顎骨および長い管状骨の損傷および短縮の処置に も実用的である。

本発明の装置は患者のセルフサービスの可能性を制限しない。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．少なくとも各２の固定ピン（３）を存する少なくとも２の支持ユニット（１ ）から成り、そのアームの１（３ａ）は骨内で交差し、その他アームは該固定ピ ン（３）を受ける開口部（１０）を有する１セットの板（８）および複数のスペ ーサシム（９）を担持するボルト（４）として形成されたピンホルダ（２）内に 固定され、該ピンホルダはその軸の長手方向へ移動自在かつナットにより固定可 能にねじ棒（６）上に係合する骨接合用圧迫一伸延装置において、該ピンホルダ （２）のボルト（４｝は主ねじ棒（６）の通過できる軸孔（５）を有し、該板（ ８）およびスペーサシム（９）はクランプナット（１３）によりその軸回りを回 転しかつ固定可能に該ボルト（４）上に取りつけたワッシヤとして形成されてい て、該固定ピン（３）を受ける該開口部（１０）は該板（８）の端面上に設けら れかつ該ワッシや内の孔（１２）の遠側上に周囲線（ｃｈｏｒｄ）に沿い、該主 ねじ棒（６）上に係合するナット（７）は該ボルト端部の両側部上に設置され、 かつ該固定ピン（３）は該ピンホルダ（２）内で十字状に湾曲して係止されるこ とを特徴とする骨接合用圧迫一伸延装置。 ２．上記支持ユニット（１）のピンホルダ（２）はボルト孔（５）の軸に一致す る該ピンホルダ（４）の頭部内に形成された上記タップ孔（１５）に固定された 止めねじ（１６）を有し、かつ上記主ねじ棒（６）上長手方向に設けられた平部 （１７）は止めねじ（１６）の端面と連動できることを特徴とする請求項１の装 置。 ３．上記ボルトねじに面する側部上の上記ピンホルダボルト（４）の頭部の端面 上に上記固定ピン（３）を受けることのできる孔（１４）が設けられていること を特徴とする請求項１の装置。 ４．開口部（１０）を有する上記各ピンホルダ板（８）は平部（１１）を有する ワッシヤとして形成され、該平部の平面は上記板（８）に直角かつ上記開口部（ １０）の長手軸に平行に配置され、該平部（１１）と該開口部（１０）との両者 が該板（８）の中央孔（１２）の同一側上にあることを特徴とする請求項１の装 置。 ５．上記ピンホルダ板（８）の端面内に磁石（１７）を付設するための貫通孔を 有することを特徴とする請求項１の装置。 ６．上記ピンホルダ（２）のスペーサシム（９）の端面内に磁石（１８）を付設 するための貫通孔が設けられていることを特徴とする請求項１の装置。 ７．上記ピンホルダ板（８）の円筒状面上に凹部（１９）が形成されていること を特徴とする請求項１の装置。 ８．上記支持ユニット（１）の上記固定ピン（３）のアーム（３ａ，３ｂ）は鈍 角に曲折していることを特徴とする請求項１の装置。 ９．上記支持ユニット（１）の固定ピン（３）のアームは鋭角に湾曲しているこ とを特徴とする請求項１の装置。 １０．上記固定ピン（３）の骨への進入の深さを制限するためのストッパ（２１ ）が骨に導入される固定ピン（３）のピンアーム（３ａ）上に設けられているこ とを特徴とする請求項１の装置。 １１．上記主ねじ棒に関して可動に付加ねじ棒（２３）上に設けられた付加支持 ユニット（２４）を有する２個の支持ユニット（１）から成ることを特徴とする 請求項１の装置。 １２．上記付加支持ユニット（２４）は上記主ねじ棒（６）の軸に実質的に平行 の長手軸を有する上記付加ねじ棒（２３）上で自由に相対運動を行うことを特徴 とする請求項１１の装置。 １３．板（２２）の両横上のナット（２６，２７）により該板（２２）に連結さ れた主および付加ねじ棒（６，２３）を受ける孔（２５）を有する板（２２）を 含むことを特徴とする請求項１２の装置。 １４．上記付加支持ユニット（２４）は上記主ねじ棒（６）に角運動可能に連結 された上記付加ねじ棒（２３）上に設置されることを特徴とする請求項１１の装 置。 １５．上記付加ねじ棒（２３）は第２の付加ねじ棒（２８）の１端部に関節接合 され、その他端部はナット（３７）により２個の支持ユニット（１）間の主ねじ 棒（６）上のブランケット（３６）内で長手方向へ可動かつ固定可能であること を特徴とする請求項１４の装置。 工６．ループに湾曲したピン（４０）から成る軟組織の収縮用ユニット（３９） を有し、、該ピンのアームが上記ピンホルダ内に固定されかつ十字状に自由にそ こを通過して、該ループ状ピンのアームの少なくとも１が第１付加ねじ棒（４３ ）の１端部に保持され、その他端部が第１孔板（４５）内で長手方向へ可動し、 第２付加ねじ棒（４７）の１端部が長手運動可能に取りつけられ、その他端部が 長手軸方向へ相対運動可能に上記主ねじ棒（６）上に係合する第２孔板（４９） 内に長手移動でき、両主ねじ棒（６）および付加ねじ棒（４３，４７）は相互に 平行に配置され、かつ第１付加ねじ棒（４３）の長手軸の延長部は事実上該ルー プ状ピン（４０）の対称軸であって上記支持ユニット（１）の固定ピン（３）上 を横切る位置にあることを特徴とする２個の支持ユニット（１）からなる請求項 １の装置。 １７．長手移動可能に取りつけられかつナット（５７）により上記主ねじ棒（６ ）の両端部に関節接合されたブラケット（５３）内に固定された伸延ねじ棒（５ ２）を有することを特徴とする隣接骨上に設置する請求項１−１０のいずれか１ の２装置から成る骨接合装置。