JP2000515934A - 有機繊維の製造方法 - Google Patents

有機繊維の製造方法

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Abstract

(57)【要約】 底壁(16)とそこから上方に延びて上端(19)で終る周壁(18)とを有し、且つ底壁(16)、周壁(18)、及び周壁(18)の上端(19)から底壁(16)とほぼ平行に延びる平面(22)によって構成されたキャビティ(21)を有するスピナー(10)を回転させ、乱流をスピナーキャビティ(21)内に生じさせ、溶融有機材料(28)をスピナーキャビティ(21)の外側に位置した箇所で終る送出管(24)に供給し、乱流に打ち勝ち且つスピナーキャビティ(21)内の所望箇所に達するのに充分な運動量で溶融有機材料(28)を送出管(24)から放出し、繊維(34)を溶融有機材料(28)から速心紡糸することからなる、有機材料(28)を繊維化する方法。開示した有機材料(28)を繊維化するための装置。

Description

【発明の詳細な説明】 有機繊維の製造方法 技術分野 本発明は有機繊維の生産に関し、更に詳細には、有機ポリマー繊維を遠心即ち 回転スピナーから形成することに関する。 発明の背景 断熱製品及び構造製品のような製品が、かなり長い間、鉱物繊維、特にガラス 繊維で作られてきた。ガラス繊維を作る周知の方法が、溶融ガラスを小さい孔か ら遠心紡糸させて、ガラス繊維を形成することを含む。送出管が溶融ガラスを円 筒形回転スピナーに供給する。スピナーは複数の小さい孔がある周壁を有する。 スピナーは、ガラスを溶融状態に保つために加熱される。スピナーが回転すると き、遠心力が溶融ガラスを周壁に向って移動させる。溶融ガラスは回転スピナー から遠心作用を受け、周囲孔から押し出されてガラス繊維を形成する。この手順 は、ガラス繊維を高生産速度で生産する効率的な仕方をもたらす。 ポリマー繊維のような有機繊維の多くの用途が有機繊維の望ましい品質のため に開発されてきた。例えば、ポリマー繊維を、大きな程度の可撓性を有する断熱 製品を生産するのに使用することができる。ポリマー繊維は、典型的な断熱製品 であるガラス繊維よりも撓みによる破壊に耐える。又、これらのポリマー繊維断 熱製品は皮膚を刺激しないので、ガラス繊維よりもより優れた取扱いやすさを有 する。ポリマー繊維を、断熱材、防音材、フィルター、及び吸収材料を含む広範 囲の製品に使用することができる。 ガラス繊維を生産する際に得られた立証済みの製造手順を利用するために、ポ リマー繊維を含む有機繊維を同様の仕方で生産することができることが望ましい 。しかしながら、溶融有機材料は溶融ガラスと異なる特徴を有し、溶融ガラスは 生産技術の直接移転を妨げる。溶融ガラスは2.2乃至2.7の範囲の比重を有 し、溶融ポリマー材料は0.9.乃至1.9の範囲の比重を有する。スピナーが 回転 するとき、風の流れ即ち乱流がスピナーキャビティ内に引き起こされる。又、ス ピナーを加熱するのに使用される加熱空気が乱流を生じさせる。溶融ガラスがス ピナーに供給されるとき、溶融ガラスは乱流によって大きく乱されないほど密度 が大きいけれども、有機材料が送出管から出るとき、スピナー内の乱流は有機材 料の進路を乱すことがあり、有機材料が所望箇所に到達することを妨げる。その ような乱された有機材料はスピナーの周壁を十分に覆うことができず、スピナー から放り出されることすらある。周壁の十分な被覆なしでは遠心紡糸は中断され 、繊維が望ましくない不連続になる。溶融有機材料がスピナーの所望箇所に到達 する前に溶融有機材料が乱されないようにする、溶融有機材料を回転スピナーに 供給する適当な仕方を提供することが望ましい。 発明の概要 上述の目的並びにその他の特に列挙していない目的は、本発明による有機繊維 を製造する方法によって達成される。本発明の有機繊維を製造するための方法は 底壁とそこから上方に延びて上端で終る周壁とを有するスピナーを回転させるこ とからなり、スピナーは、底壁、周壁、及び周壁の上端を通って底壁とほぼ平行 に延びる平面によって構成されたスピナーキャビティを有する。本方法は、更に 、乱流をスピナーキャビティ内に生じさせ、溶融有機材料をスピナーキャビティ の外側に位置した箇所で終る送出管に供給し、乱流に打ち勝ち且つスピナーキャ ビティ内の所望箇所に達するのに充分な運動量で溶融有機材料を送出管から放出 し、繊維を溶融有機材料から遠心紡糸することからなる。 本発明の目的は、底壁とそこから上方に延びて上端で終る周壁とを有する遠心 スピナーを含み、スピナーは、底壁、周壁、及び周壁の上端を通って底壁とほぼ 平行に延びる平面によって構成されたスピナーキャビティを有する、溶融有機材 料を繊維化するための装置によっても達成される。装置は、スピナーキャビティ 内の所望箇所に達するのに充分な運動量で溶融有機材料を放出するための手段を 更に含み、放出手段は平面より上に位置した箇所で終っている。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の原理によるポリマー繊維を生産するための装置の図式的な立 面横断面図である。 図2は、図1に示した装置のスピナーの立面横断面図である。 図3は、図1の装置の放出手段の一部分の立面横断面図である。 図4は、放出手段の変形の実施形態の立面横断面図である。 図5はスピナー及び放出手段の変形の実施形態の立面横断面図である。 詳細な説明 溶融有機材料から有機繊維を製造するための方法及び装置を以下に説明する。 図1及び図2に示すように、スピナー10が回転軸線12を中心に回転し、典型 的には、約1000乃至約7000RPMの範囲の速度でシャフト14によって 駆動される。スピナーは底壁16と、底壁から上方に延びて上端19で終る周壁 18と、周壁18の上端19から半径方向内方に延びるフランジ20とを含む。 スピナーキャビティ21が底壁16と、周壁18と、周壁18の上端19を通っ て底壁16とほぼ平行に延びる平面22との間に構成される。周壁は有機繊維を 遠心紡糸するための約100乃至約15,000個のオリフィス23を有し、好 ましくは、約500乃至2,500個のオリフィスを有する。スピナーを、ガラ ス繊維の生産に使用されるように、ニッケル/コバルト/クロム合金で鋳造しても 良いし、或いは、スピナーは溶接ステンレススチールで作られたスピナーのよう な他の適当なスピナーであっても良い。スピナーの外径は20cm乃至100c mの範囲であり、好ましい直径は約40cmである。スピナーは、スピナーキャ ビティ内の有機材料を溶融状態に保つように加熱される。好ましい加熱方法は、 加熱空気をスピナーキャビティに送り込むブロワ(図示せず)を使用するけれど も、誘導加熱を含むスピナーの加熱方法を使用しても良い。 移動空気の流れ即ち乱流がスピナーキャビティ内に生じる。乱流の種々の原因 があり得る。最低でも、スピナーの回転は空気の渦巻き運動をスピナーキャビテ ィ内に引き起こす。又、ブロワをスピナー内の材料を加熱するのに使用するなら ば、ブロワは乱流を引き起こすことがある。乱流の他の原因もあり得る。そのよ うな乱流は、以下に論ずるように望ましくない影響を引き起こすことがある。 図2に示すように、ノズル26を含み且つノズルで終る送出管24の形態の放 出手段が、有機材料28の溶融流れを回転スピナー10に供給する。送出管及び ノズルはスピナーキャビティ21の外側に位置決めされ、これにより分析目的の ための溶融有機流れの目視検査に備える。流れの目視検査は材料28の品質の変 動性、材料温度、プラグゲージ(pluggage)が上流で起ったかどうかについての 情報を提供する。 放出手段即ち送出管24は溶融有機材料を、以下ここに説明するように、押出 機からスピナー10内の所定箇所25に移送する。回転スピナーの遠心力はスピ ナー内の溶融材料を回転軸線12から周壁18に向って移動させる。周壁は、遠 心紡糸中、溶融材料で完全に覆われなければならず、さもなければ、繊維の望ま しくない不連続が生じることになる。周壁の完全な被覆を達成するように、スピ ナー底で溶融材料をスピナー内に堆積させる好ましい箇所は、スピナー底壁で周 壁18から約1.25cm乃至2.0cmである。もし溶融材料がスピナー内の 他の箇所に放出されるならば、溶融材料は周壁18を完全に覆うことはできない 。 図3及び図4に示すように、送出管24の端のノズル26は、溶融有機材料の 流路の直径を減少させる制限オリフィス42を有するプラグ41からなる。制限 オリフィスの直径は、ポリマー材料については、約0.125cm乃至約0.5 cmの範囲であり、好ましい範囲は約0.25cm乃至約0.31cmである。 図4に示すように、制限オリフィス42の入口43は詰まりを減少させるための テーパ側面44を有するのが良い。ノズルプラグは、好ましくは、真鍮で構成さ れるけれども、任意適当な材料を使用しても良い。ノズルプラグの外径は送出管 の内径とほぼ等しい。プラグを管に押し込んで、それを溶接によって適所に保持 することができる。変形例として、ノズルを送出管にねじ込んでも良い。ノズル は又、溶融有機材料の流れをスピナーキャビティ内の異なる箇所に向けさせる、 シャワーヘッドと同様のスイベル連結(図示せず)を有しても良い。 溶融有機材料が制限オリフィス42の縮直部を通過するとき、材料の速度は増 す。材料の質量は一定のままであるので、速度が増すにつれて材料の運動量は増 す。材料が十分な運動量を獲得するとき、材料はスピナーキャビティ内の乱流に よって影響を受けるようなものではない。よって、乱流の望ましくない影響を減 少させ、或いは最小にして、放出手段をスピナーキャビティの外側に位置させる ことの前述の利益を達成することができる。 材料の放出速度は比重、材料の圧力、及び制限オリフィスの直径によって決定 される。押出機での溶融材料の一定圧力では、制限オリフィスの直径が小さけれ ば小さいほど、溶融材料の放出速度、かくして運動量は大きくなる。しかしなが ら、直径制限オリフィスは詰まる傾向がより大きい。一定のオリフィス直径では 、送出管の出口端の材料圧力が大きければ大きいほど、放出速度は大きくなる。 圧力を、引き速度を増すことによって増すことができ、引き速度はスピナーの孔 を通過する材料の量によって制限される。有機材料の粘度を増すことによって圧 力を増すこともできるけれども、材料の粘度が増すと、材料はあまりにも急激に 硬化しそうになるので遠心紡糸できない。又、材料の粘度を増すと、溶融流れは スピナーキャビティ内でスピナーシャフトの周りに巻き付く傾向がある。 溶融材料は、直径40cmのスピナーの乱流に打ち勝つために少なくとも約1 00gcm/sec2の運動量を有しなければならず、約300乃至約500g cm/sec2の運動量が最適な結果のために好ましいことがわかった。0.2 5cmの制限オリフィスがポリマー材料を約40乃至55cm/secで放出す る。100gcm/sec2の運動量を達成するためには、放出速度40cm/s ecのポリマー材料を2.5g/secの引き速度と呼ばれる速度でノズルに供 給しなければならない。 図2に示すように、ノズルから放出された溶融材料は、スピナーキャビティ内 のスピナー周壁18を覆うヘッド即ち層32を形成する。溶融層からの材料はオ リフィス23から遠心紡糸されて繊維34を形成する。図1に示すように、半径 方向に移動した繊維はブロワ36によって下方に曲げられて、繊維の円筒形ベー ル38になり、下方に、即ちスピナーの軸線の方向に移動する。繊維は収集され て、繊維製品を生産するのに使用されるパック40を形成する。 繊維化することのできるどんな有機材料をもスピナーに供給することができる ことを理解すべきである。適当なポリマーの特定な例は、ポリエチレンテレフタ レート(PET)、ポリプロピレン又は硫化ポリフェニレン(PPS)を含む。 繊維を作るのに適したその他の有機材料は、ナイロン、ポリカーボネート、ポリ スチレン、ポリアミド、種々のポリオレフィン、アスファルト、及びその他の樹 脂、及び熱可塑性材料又は熱硬化性材料を含む。 もし有機材料がPETのように重合体であるならば、それをポリマー材料の当 業者に通常知られている押出機設備(図示せず)から溶融状態で供給することが できる。溶融有機材料をスピナーに供給する温度は材料の性質に依る。ポリプロ ピレンは、これが押出機から出るとき、典型的には、約260℃の温度を有する 。アスファルトは、典型的には、より低温になり約200℃であり、PPSはよ り高温になり約315℃である。溶融有機材料は、約2,000kPa乃至約1 5,000kPaの圧力で押出機を出るのが好ましく、好ましくは約700kP aより低い低圧力で放出手段に達するのが好ましい。 管24は、好ましくは、放出された溶融材料を最適な箇所に向けるために垂直 に対して角度をなし、最も好ましくは約12度の角度をなすけれども、角度をス ピナーの寸法及び回転速度に応じて変えても良い。送出管は、好ましくは、ステ ンレススチールチューブ材で構成されるけれども、任意適当なチューブ材料を使 用しても良い。管は長さ5メートルでも良いし、それより長くても良く、これに より、押出機をスピナーと別体に位置させて、生産設備を設置するに当ってより 大きな融通性をもたらす。好ましくは、内径1.25cmの管が使用されるが、 外径はチューブ材の長さ及び使用される材料に応じて変わることがある。 図5に示すように、ノズル26は、溶融有機材料を2つの流れ28a、28b でスピナーに放出する2つのオリフィス42a、42bを有しても良い。周壁1 8のより良い被覆、従って、上記のようなより優れた遠心紡糸を達成するために 、流れをスピナーキャビティ内の異なる箇所に向けても良い。2つより多くのオ リフィスを使用して、スピナーキャビティ内の種々の箇所に向けることができる より多くの流れを形成しても良い。加えて、ノズル26を含む管24よりほかの 、スピナーキャビティ内の所定箇所に達するのに充分な運動量で溶融有機材料を 放出するための放出手段を使用しても良く、それにより、本発明の少なくともい くつかの利点を達成することができることを認識すべきである。 本発明の範囲を逸脱することなしに、本発明を、詳細に説明し且つ図示した以 外の方法で実施することができることを理解すべきである。産業上の利用性 本発明は構造製品又は断熱製品として使用するための有機繊維の繊維製品の生 産に有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 モーリス ヴァージル ジー アメリカ合衆国 オハイオ州 43055 ニ ューアーク イースト チャンネル スト リート 70 (72)発明者 ヘインズ ランダル エム アメリカ合衆国 オハイオ州 43822 フ レゼイスバーグ チャーチ ロード 9001

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.底壁とそこから上方に延びて上端で終る周壁とを有し、且つ前記底壁、前記 周壁、及び前記周壁の上端を通って前記底壁とほぼ平行に延びる平面によって 構成されたスピナーキャビティを有するスピナーを回転させ、乱流を前記スピ ナーキャビティ内に生じさせ、溶融有機材料を、前記スピナーキャビティの外 側に位置した箇所で終る送出管に供給し、乱流に打ち勝ち且つ前記スピナーキ ャビティ内の所望箇所に達するのに充分な運動量で溶融有機材料を前記送出管 から放出し、繊維を溶融有機材料から遠心紡糸することからなる、有機材料を 繊維化する方法。 2.溶融有機材料を100gcm/sec2よりも大きい運動量で放出すること を含む、請求の範囲第1項に記載の方法。 3.溶融有機材料を約300乃至約500gcm/sec2の範囲の運動量で放 出することを含む、請求の範囲第1項に記載の方法。 4.前記放出段階は、溶融材料を前記送出管の終端の制限オリフィスに通すこと を含み、該制限オリフィスは前記平面より上に位置した箇所に位置決めされる 、請求の範囲第1項に記載の方法。 5.溶融有機材料を100gcm/sec2よりも大きい運動量で放出すること を含む、請求の範囲第4項に記載の方法。 6.溶融有機材料を垂直から約12度で前記送出管から放出することを含む、請 求の範囲第1項に記載の方法。 7.放出する前記段階は、溶融材料を、複数の制限オリフィスを有するノズルか ら放出することを含む、請求の範囲第1項に記載の方法。 8.放出溶融有機材料を前記スピナーキャビティ内の複数の異なる箇所の方に向 けることを含む、請求の範囲第7項に記載の方法。 9.有機材料は有機ポリマー材料である、請求の範囲第1項に記載の方法。 10.底壁とそこから上方に延びて上端で終る周壁とを有し、且つ前記底壁、前記 周壁、及び前記周壁の上端を通って前記底壁とほぼ平行に延びる平面によって 構成されたスピナーキャビティを有するスピナーを回転させ、それにより、乱 流を前記スピナーキャビティ内に生じさせ、溶融有機材料を、前記スピナーキ ャビティの外側に位置した箇所で終る送出管に供給し、乱流に打ち勝ち且つ前 記スピナーキャビティ内の所望箇所に達するのに充分な運動量で溶融有機ポリ マー材料を前記送出管から放出し、ポリマー繊維を溶融有機ポリマー材料から 遠心紡糸することからなる、有機ポリマー材料を繊維化する方法。 11.溶融有機ポリマー材料を100gcm/sec2よりも大きい運動量で放出 することを含む、請求の範囲第10項に記載の方法。 12.前記放出段階は、溶融材料を前記送出管の終端の制限オリフィスに通すこと を含み、該制限オリフィスは直径約0.125cm乃至約0.5cmであり、 且つ前記スピナーキャビティの外側に位置した箇所に位置決めされる、請求の 範囲第10項に記載の方法。 13.放出する前記段階は、溶融材料を、複数の制限オリフィスを有するノズルか ら放出し、前記制限オリフィスを前記スピナーキャビティ内の複数の異なる箇 所に向けることを含む、請求の範囲第10項に記載の方法。 14.底壁とそこから上方に延びて上端で終る周壁とを有し、且つ前記底壁、前記 周壁、及び前記周壁の上端を通って前記底壁とほぼ平行に延びる平面によって 構成されたスピナーキャビティを有する遠心スピナーと、前記スピナーキャビ ティ内の所定箇所に達するのに充分な運動量で溶融有機材料を放出するための 手段と、を有し、前記放出手段は前記平面よりも上に位置した箇所で終ってい る、溶融有機材料を繊維化するための装置。 15.前記放出手段は送出管と、該送出管の終端に位置した制限オリフィスとを含 む、請求の範囲第14項に記載の方法。 16.前記制限オリフィスは直径約約0.125cm乃至約0.5cmである、請 求の範囲第15項に記載の方法。 17.前記送出管は垂直から約12度の角度をなす、請求の範囲第14項に記載の 方法。 18.前記放出手段は前記送出管と、前記制限オリフィスを有するノズルとを含む 、請求の範囲第14項に記載の方法。 19.前記ノズルは複数の制限オリフィスを有する、請求の範囲第18項に記載の 方法。 20.前記制限オリフィスは前記スピナーキャビティ内の複数の異なる箇所に向け られる、請求の範囲第19項に記載の方法。
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