JP2000514609A - マスタステーションとそれに関連付けられたスレーブステーションとの間のデータ伝送方法 - Google Patents
マスタステーションとそれに関連付けられたスレーブステーションとの間のデータ伝送方法Info
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Abstract
(57)【要約】
マスタステーション(1;4)とそれに関連付けられたスレーブステーション(2;5)との間にデータを伝送するための方法が記述され、伝送すべきデータは、マスタステーションに連続して供給されそれぞれ予め定められたデータ量を4有するデータフレーム中に含まれている。記述されている方法は、マスタステーションに供給されるデータフレームのデータが、以前または以後に供給されるテータフレームのデータと混合されながら複数の新たに生成されるデータフレームに分配され、このデータフレームが複数の伝送路(31、32;61、62)を介して複数の送信装置によりほぼ同時に伝送されることを特徴としている。
Description
【発明の詳細な説明】
マスタステーションとそれに関連付けられたスレーブステーションとの間のデ
ータ伝送方法
本発明は請求の範囲の請求項1の上位概念による方法、即ちマスタステーショ
ンとそれに関連付けられたスレーブステーションとの間にデータを伝送するため
の方法に関し、その際伝送すべきデータは、マスタステーションに連続的に供給
されそれぞれ予め定められたデータ量を含むデータフレーム中に含まれているも
のである。
このような方法は、例えばISDNの領域で知られており、マスタステーショ
ンは例えば、いわゆるNT(ネットワークターミネーション)ユニットの構成要
素でありスレーブステーションはいわゆるLT(ラインターミネーション)ユニ
ットの構成要素及び/又はその逆であり得る。ISDN加入者においてそれぞれ
存在するNTユニットと、ISDNオベレータの電話交換機又はその存在するL
Tユニットとの間に、Uインタフェースとも言われるデータ伝送のための伝送路
が走る。
マスタステーションによって伝送されるべきデータは、それぞれ予め定められ
たデータ量を含むデータフレーム内に含まれ、このデータフレームはマスタステ
ーションに供給される。
マスタステーションはスレーブステーションにさらに送るべきデータをデータ
フレームから取り出し、それを(場合によっては新しく加えられる制御データと
共に)Uインタフェースを介してスレーブステーションに伝送する。
この場合、伝送到達距離が制限されるという問題が発生する。即ち現在ISD
Nシステムにおいて使用されている技術および方法、即ち現在使用されているマ
スタステーション、スレーブステーション、データ伝送方法、データ伝送速度、
および伝送路の型(ケーブルの型)などにおいて、その到達距離は約5.5km
にある。
もしマスタステーションとスレーブステーションとが上述の5.5kmより遠
く隔たっている場合には、その間で一度か複数回、データを再生成し増幅する必
要がある。これは、例えば、伝送路に沿って設けられるいわゆるリピータユニッ
トによって行うことができる。
しかしながら、このようなリピータを用意することは、特にそれらの設置(埋
設など)及び給電に一般的にかなりの経費がかかる。
それ故本発明は、リピータの使用を全てまたは部分的に無しで済ますことを可
能とするように、請求項1の上位概念による方法を改善することを課題とするも
のである。
この課題は、本発明によれば、請求項1の特徴部分に記述されている特徴によ
って解決される。
それによると、マスタステーションに供給されるデータフレームのデータは、
以前にまたはその後に供給されるデータフレームのデータと混合されて新たに生
成されたデータフレームに分配され、このデータフレームはほぼ同時に複数の送
信装置により複数の伝送路を介して伝送される。
マスタステーションに連続して供給される元のデータフレームから複数の新た
なデータフレームを生成することと、複数の並列伝送路を介して複数の並列接続
されたマスタステーションによって同時に伝送することとは、個々の伝送路上の
データ伝送速度の低下を可能にする。それに伴って現れる伝送スペクトルの圧縮
は、伝送スペクトルを一つの周波数帯域内に位置せしめることを可能にし、その
周波数帯域をデータ伝送に使用することは、伝送すべきデータないしこのデータ
に相応する信号の比較的僅かな減衰を生ぜしめる。伝送路上の伝送すべきデータ
の減衰の低下は、とりわけ伝送到達距離を高めるという積極的効果を持つ。
もしマスタステーションへ連続して入力されるデータストリームを、例えば、
二つのデータストリームに分割し、これらを二つの伝送路を介して二つの送信装
置によって並列にスレーブステーションにそれぞれ半分のデータ伝送速度で伝送
すると、ISDNシステムにおいて現在使用されている技術と方法とを使用する
と、伝送伝達距離は前述の5.5kmから約7kmに高めることができる。
従って、リピーターの使用を完全にまたは部分的に不要にする方法が見出され
た。
さらに、複数の元のデータフレームのデータから新たなデータフレームを構成
し新たなデータフレームを生成することは、まったく同一または同様に扱うべき
データをそれぞれのデータフレームに結合することを可能にし、その結果、これ
らのデータは、スレーブステーションまたはスレーブステーションの所属する受
信装置においてそれと分かる位に簡単に且つ誤差少なくさらに処理することがで
きる。
本発明をさらに発展させたものは、従属請求項に記載されている。本発明を以
下図面に示す実施例によって詳細に説明する。
図1は、本発明に係る方法を実施するに適した装置の第一の実施例を示す。
図2は、図1に示すマスタステーションに入力されるデータフレームの内容(
フォーマット)の概略図を示す。
図3は、図1に示すマスタステーションに入力される、図2に示すデータフレ
ームからの新たなデータフレームの生成を説明するための概略図を示す。
図4は本発明に係る方法を実施するに適した装置の第二の実施例を示す。
図1にブロックダイアグラムとして概略的に示した伝送システムは、ISDN
システムの構成要素と考えることができ、マスタステーション1、スレーブステ
ーション2および伝送路3を含む。
マスタステーション1は、ISDNシステムのNTユニットの構成要素であり
、第一の送信装置11、第二の送信装置12、データフレーム変換ユニット13
、および制御ユニット14を含む。
スレーブステーション2は、ISDNシステムのLTユニットの構成要素であ
り、第一の受信装置21、第二の受信装置22、データフレーム変換ユニット2
3、および制御ユニット24を含む。
伝送路3は導線対31、32を含み、ISDNシステムのNTユニットとLT
ユニットとを接続するUインタフェースを実際に実現したものである。この伝送
路上の到達距離は本発明に係る方法を使用することにより増大させることができ
る。
送信装置11と12および受信装置21と22は、適切な外部回路接続を有す
る送信/受信ユニット(トランシーバ)として構成され、その結果送信装置11
と12とを受信装置として使用し、受信装置21と22とを送信装置として使用
することもでき、それによって双方向通信を可能としている。
送信装置11、12および受信装置21、22は、この実施例においてはそれ
ぞれシーメンスのモジュールPEB2091、IEC−Q、v4.xに適切な外
部回路接続を持たせて実現することができる。
データフレーム変換ユニット13、23は、この実施例においてはそれぞれ二
つのシーメンスモジュールPEB2054 EPIC−Sによって実現すること
ができる。
制御ユニット14、24はマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ等によ
って実現することができる。
図1に示される伝送システムの機能を次に説明する。
伝送路3を介して伝送すべきデータはデータフレームに含まれており、このデ
ータフレームは入力端子Eを介してデータフレーム変換ユニット13に連続して
供給される。これらのデータフレームは、いわゆるIOM−2インタフェースを
介してデータフレーム変換ユニットに供給されるので、IOM−2データフレー
ムと呼ばれる。
IOM−2インタフェースとそれを介して伝送することのできるIOM−2デ
ータフレームの定義は、本出願人によりなされており、当業界には良く知られて
いる。簡単にするため、IOM−2インターフェースは以下それぞれIOMイン
タフェースと略称し、IOM−2データフレームはそれぞれIOMデータフレー
ムと略称する。
IOMデータフレームはこの実施例ではそれぞれ32ビット長で、これらのビ
ットは、送信装置11と12のために伝送路3を介して伝送すべき(ユーザー)
データと制御データとから構成される。このようなIOMデータフレームの内容
またはフォーマットは図2に示されている。これによれば、IOMデータフレー
ムは、8ビットのB1データ、8ビットのB2データ、8ビットのモニタデータ
、2ビットのDデータ、4ビットのC/1データ、1ビットのMRデータ、およ
び1ビットのMXデータからなる。
送信装置11、12によって、場合によっては受信装置21、22に対する付
加の制御データと共に、伝送すべきユーザーデータは、B1データ、B2データ
、およびDデータであり、モニタデータ、C/Iデータ、MRデータ、およびM
Xデータは送信装置11、12を制御するための制御データである。
データフレーム変換ユニット13は制御端子を有しており、制御端子を介して
制御ユニット14によってデータフレーム変換ユニット13を制御することがで
きる。制御ユニット14は、この実施例においては、下記のようにデータフレー
ム変換ユニット13を制御する。すなわち、次々に連続して入力される二つのI
OMデータフレームを、以下IOM*データフレームと称される二つのデータフ
レームに分けられ、これらのデータフレームはそれぞれ別々のインタフェースを
介して送信装置11、12に並列に伝送することができ、そこで適切な仕方で、
すなわちIOMデータフレームと同じように処理することができる。さらに、制
御ユニット14はデータフレーム変換ユニット13を下記のように制御する。即
ちデータフレーム変換ユニット13は、データフレーム変換ユニット13に連続
して入力されるIOMデータフレームのフレーム伝送速度の半分である4kHz
または毎秒4000データフレームのフレーム伝送速度で別々の(IOM*)イ
ンタフェースを介して前述のIOM*データフレームを時間的に拡大して出力す
る。
図3は、データフレーム変換ユニット13において実行される連続IOMデー
タフレームから並列IOM*データフレームへの変換を示す。図示の例において
、二つの(図3の中央行に示す)連続IOMデータフレームは、第一のIOM*
データフレーム(図3の下の行に示す)と第二のIOM*データフレーム(図3
の上の行に示す)とに分けられる。IOMデータフレームのどのユーザーデータ
とどの制御データ部分とがIOM*データフレームのどの場所に伝送されるかが
図3に矢印で示され、さらなる説明は不要である。
基本的に、IOMデータフレームから好ましくは同一長さで且つ全く同じかま
たは少なくとも類似の構造化されたIOM*データフレームへの分配は、きつい
制限を受けずに自由に実行することができる。しかしながら、図3に示す区分け
は二つの点で特に注意する必要がある。第一に、IOMデータフレームの制御デ
ータ(送信装置11、12をそれぞれ制御するため)は、区分けによって区分け
されないで、全体が不可分として取り扱われる。第二に、二つの連続するデータ
フレームのB1データ部分は一方の側へ、B2データ部分は他方の側へそれぞれ
のIOM*データフレームに集中され、第一のIOM*データフレームにはB2
データ部分が無く、第二のIOM*データフレームにはB1データ部分が無い。
上に挙げた第一の特徴の結果、各送信装置11、12の制御は連続するIOM
データフレームの制御データの変化によって乱されずに行うことができる。
上に挙げた第二の特徴の結果、このようなデータフレームをさらに処理ないし
評価するとき、各場合にB1データ部分とB2データ部分との両者でなく、B1
データ部分のみまたはB2データ部分のみが考慮されなければならないことが生
じる。このことは、このようなデータフレームの処理ないし評価が場合によって
は非常に単純化することができ且つ誤差に寛容とすることができる。
二つの連続するIOMデータフレームを二つの並列するIOM*データフレー
ムへ変換することは、並列するIOM*データフレームが、全体の伝送速度を保
持しながら、それぞれ半分のデータ伝送速度でデータフレーム変換ユニット13
から出力され、処理されることを可能にする。IOMデータフレームの伝送に1
25μsが利用できるのに対して(毎秒8000データフレームの伝送)、並列
伝送とさらなる処理により、IOM*データフレームは、この二倍の時間すなわ
ちその伝送のために250μsを必要とする。従って、IOM*データフレーム
は、IOMデータフレームに比べて時間的に延ばすことができる(これについて
は図3の時間的の正規表示を参照)。
データフレーム変換装置13から並列に出力されるIOM*データフレームは
第一の送信装置11と第二の送信装置12とに別の伝送路を介して供給される。
そこで、IOM*データフレームは再フォーマットされ、新たな制御データ(受
信装置21と22とのための制御データ)を供給され、U*データフレームとし
て出力される(伝送路3はいわゆるUインタフェースである)。区分けされない
Uデータフレームの形で単一の伝送路のみを介して同一のデータ量を伝送しなけ
ればならない場合には、U*データフレームは各伝送路31,32に予定される
べき伝送速度の半分のみの伝送速度で与えられる。
純粋に連続するデータストリーム(データフレーム変換装置13の入力端子E
において)を二つの並列データストリーム(伝送路31、32上で)に分割する
ことは、それぞれの伝送線上の伝送速度を全体の伝送速度を減少させないで半分
にすることができるという積極的効果を有する。それに伴って現れるそれぞれの
伝送路上の伝送スペクトルは伝送速度の圧縮は伝送される又は伝送されるべきデ
ータないしデータフレームが比較的低い減衰となる周波数帯域内にこのスペクト
ルを位置することを可能にし、その結果伝送距離が増加する。従って、マスタス
テーション1と伝送路3の反対側に接続されたスレーブステーション2との間の
距離は、リピータの介在無しに増加させることができる。これは現在ISDNシ
ステムに使用されている技術と方法において、約5.5kmから約7kmの到達
距離を増加させることを可能にする。従って特に非常に長距離の場合には、僅か
ではない数のリピータを節約することができる。
送信装置11、12から伝送線31、32上に出力されるU*データフレーム
は、スレーブステーション2の受信装置21、22によって受信され、変形され
てIOM*データフレームとしてデータフレーム変換装置23に供給され(並列
で)、このデータフレーム変換装置23において制御ユニット24の制御下でI
OMデータフレームに構成され、出力端子Aを介してさらなる処理のために出力
される。
本発明の第二の実施例を図4を参照して説明する。この発明に係る方法はこの
場合リピータのマスタステーションにおいて適用される。
図4にブロックダイアグラムとして概略示されている伝送システムは、ここで
も、ISDNシステムの構成要素であってよく、第一のリピータ4、第二のリピ
ータ5及び伝送路6を含む。
この実施例において、入力端子E(Uインタフェース)を介して、図4に一部
が示されているISDN伝送システムの図示されていない(従来からある)NT
ユニットまたは(同様に図示されでいない)別の(従来からある)リピータと接
続されてよい第一のリピータ4は、スレーブステーション、マスタステーション
及びと制御ユニット44を含む。
この実施例において、出力端子A(Uインタフェース)を介して、図4に一部
が示されているISDN伝送システムの図示されていない(従来からある)LT
ユニットまたは(同様に図示されていない)別の(従来からある)リピータと接
続されてよい第二のリピータ5は、同様にスレーブステーション、マスタステー
ション及び制御ユニット54を含み、この第二のリピータ5は、さらに、マスタ
ステーションとスレーブステーションないしそこの含まれているコンポーネント
のための適切なクロック信号を生成するためのクロック制御ユニットを持ってい
る。
伝送路6は、二本の導線対61、62を含み、リピータを接続するUインタフ
ェースを実際に実現したものである。このISDN−Uインタフェースの到達距
離は本発明に係る方法を使用することによってこの実施例において増加させられ
る。
第一のリピータ4のスレーブステーションは受信装置41によって形成され、
第一のリピータ4のマスタステーションは第一の送信装置42と第二の送信装置
43を含む。
第二のリピータ5のスレーブステーションは第一の受信装置51と第二の受信
装置52とによって形成され、第のリピータ5のマスタステーションは伝送機器
53からなる。
第一のリピータ4の受信装置41および送信装置42、43、並びに第二のリ
ピータ5の受信装置51、52および送信装置53は送信/受信ユニット(トラ
ンシーバ)として適当な外部接続により構成され、送信装置はそれぞれ受信装置
としても使用でき、受信装置はそれぞれ送信装置としても使用でき、それによっ
て双方向通信が可能である。
送信装置と受信装置の両者は、この実施例においては、シーメンスのモジュー
ルPEB2091、IEC−Q、v5.1を使用しこれに適切な外部接続を持た
せることによって実現される。
制御ユニット44と54とは既に第一の実施例の場合と同様に、マイクロプロ
セッサ、マイクロコントローラ等によって実現されている。
第二のリピータ5のクロック制御ユニットはPLL回路54として構成され、
このPLL回路54は第二のリピータのトランシーバに、第二のリピータから得
られる制御信号を部分的に評価しながら、適切なクロック信号を供給する。
ここで、図4に示す伝送システムの機能を説明する。
図1の実施例の場合と同様、伝送路6を介して伝送すべきデータは、第一のリ
ピータの受信装置41に入力端子Eを介して供給されるデータフレーム中に含ま
れている。しかしながら、図1の実施例とは異なり、ここではIOMデータフレ
ームでなく(それらはUインタフェースを介して(NTユニットまたは他のリピ
ータから)第一のリピータに供給されるから)以下Uデータフレームという異な
るデータフレームを対象としている。
Uデータフレームは、ユーザーデータ(B1−、B2−、およびDデータ)と
受信装置41を制御するための制御データとによって占められている予め定めら
れた数のビットを含んでいる。他の詳細に関しては、いずれにしても二義的な問
題ではあるが、ETSI規格およびANSI規格の対応する仕様を参照されたい
。
前述のUデータフレームは入力端子Eを介して第一のリピータ4の受信装置4
1に入力される。受信装置41は、制御ユニット44と接続され得るインタフェ
ースを持つ。このインタフェースを介して、受信装置41と制御装置44との間
で、制御命令のみならずデータフレームを交換することが可能である。同一のト
ランシーバを使用しているので、一致した結果が送信装置42、43に対しても
同様のことが成立する。これはこの実施例において、以下のように利用される。
即ち受信装置41によって受信されたUデータフレームは、第一の実施例から公
知のIOMデータフレームへの変換後、(依然として存在する)IOMインタフ
ェースを介して供給されるべき送信装置42、43にではなく、特別なインタフ
ェースを介して制御ユニット44に出力され、そこで本発明に従ってIOM*デ
ータフレームに変換され、そこから初めて、送信装置に、より正確に言えば制御
ユニットへの接続のために設けられたインタフェースに導かれる。
制御ユニット44中のIOMデータフレームの前述の変換は、図1に示すデー
タフレーム変換装置13内で実行される変換と同様な方法で実行される。即ち、
受信装置41によって連続して出力され、制御ユニット44によって受信される
IOMデータフレームは、そこで並列に導かれ処理され得るIOM*データフレ
ームに分けられ、これらのデータフレームは最終的に、複数の送信装置42と4
3とにより(U*データフレームに変換後)複数の伝送線61と62(Uインタ
フェース)を介して並列的に伝送される。
第一の実施例の場合と同様に、(受信装置の入力端子Eにおける)真の連続的
データフローを二つの並列データフロー(伝送線61、62上の)へ分割するこ
とは、全体のデータ伝送速度を減ずることなく並列伝送線61と62上のデータ
伝送速度を半分にできるという積極的効果がある。それに伴って生じる伝送スペ
クトルの圧縮は、伝送される又は伝送されるべきデータないしデータフレームが
比較的低い減衰となる周波数帯域内に送信スペクトルを置くことを可能にする。
その結果、伝送到達距離が増大する。第一のリピータ4とそれに接続される第二
のリピータ5ないしそれに接続されるLTユニットとの間の距離は、その結果(
第一の実施例と同様に)増大する。このようにして特に非常に長距離に及ぶ橋絡
の場合に少なからぬ数のリピータを節約することができる。
図4に示す第二のリピータ5は、この実施例において、伝送線61と62とを
介して第一のリピータから伝送された並列データストリームないしU*データフ
レームストリームを連続データストリームないしUデータフレームストリームに
再び変換するという課題を有している。
このために、伝送線61と62とを介して伝送されるU*データフレームは第
2のリピータ5の受信装置51と52とによって受信され、そこで(さらに並列
の)IOM*データフレームに変換され、制御ユニット54に出力され、そこで
(連続する)IOMデータフレームに変換され送信装置53にさらに導かれ、こ
の送信装置53から最終的に、(連続したUデータフレームに変換後)出力端子
Aからさらに導き処理するために出力される。
本発明に従って変更されたデータフレームの伝送条件は、第一の実施例の場合
も第二の実施例の場合も、各送信装置及び受信装置に対するクロック信号の多か
ら少なかれ包括的なマッチングを必要とする。このために、これらの装置は、(
図1と図4とに部分的に示すように)制御信号線とクロック信号線とに部分的に
接続されているが、ここでより詳細に論じてはいない。
本発明に係る方法は、二つの連続するIOMデータフレームを、さらに伝送し
処理し得る二つの並列するIOM*データフレームに変換することに制限されな
い。さらに、それぞれの要求に従って、すなわち、特に要求される伝送スペクト
ルの圧縮の程度によって、任意の数の任意のデータフレームを並列に伝送しさら
に導くことのできる任意の数のデータフレームに変換することも可能である。
この発明はISDNシステム以外にも使用することができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.マスタステーション(1;4)とそれに関連付けられたスレーブステーショ ン(2;5)との間で、マスタステーションに連続して供給されそれぞれ予め定 められたデータ量を含むデータフレーム中に含まれているデータを伝送するため の方法において、 マスタステーションに供給されるデータフレームのデータが以前または以後に供 給されるデータフレームのデータと混合されながら複数の新たに生成されるデー タフレームに分配され、このデータフレームがほぼ同時に複数の伝送路(31、 32;61、62)を介して複数の送信装置により伝送されることを特徴とする データ伝送方法。 2.分けるべきデータフレーム中に含まれその後に続く機器を制御するための制 御データ(モニタ、C/I、MR、MX)が、新たに生成すべきデータフレーム にデータを分ける際、分割できないものとして取り扱われることを特徴とする請 求項1記載の方法。 3.分けるべきデータフレーム中に含まれているユーザーデータ(B1、B2、 D)が、新たに生成すべきデータフレームにデータを分ける際、変更された構成 に組み立てられることを特徴とする請求項1又は2記載の方法。 4.新たに生成されたデータフレームは、各データ伝送路(31、32;61、 62)上に時間的に伸長して伝送されることを特徴とする請求項1ないし3のい ずれか1つに記載の方法。 5.低減したデータ伝送速度によってデータ伝送路(31、32;61、62) 上に圧縮された伝送スペクトルは、伝送すべきデータが最少の減衰となる周波数 帯域内に位置することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の方 法。 6.新たに生成すべきデータフレームに分けるべきデータフレームは、ISDN システムのNTニット、LTニット、またはリピータユニットのIOMデータフ レームであることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の方法。
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