JP2000513356A - エナラプリルとロサルタンの組成物 - Google Patents

エナラプリルとロサルタンの組成物

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、エナラプリルとロサルタンと医薬的に許容可能なキャリヤーを含む医薬組成物に関する。本発明はエナラプリルとロサルタンの併用投与による高血圧及び心不全の治療方法にも関する。

Description

【発明の詳細な説明】 エナラプリルとロサルタンの組成物 発明の背景 アンギオテンシンII(AII)は強力な血管収縮薬である。AIIはレニン −アンギオテンシンカスケードで産生され、まずレニンが血漿α2−グロブリン であるアンギオテンシノーゲンに酵素作用し、アンギオテンシンI(AI)を産 生する。その後、AIはアンギオテンシン変換酵素(ACE)によりオクタペプ チドホルモンAIIに変換される。AIIは高血圧の原因物質とされている。従 って、アンギオテンシン変換酵素によるAIIの産生を阻害するACE阻害薬と 、AIIの機能を阻害するAII受容体拮抗薬は、生合成経路の如何を問わず高 血圧治療に有用である。心不全治療におけるこれらの化合物の効力も検討されて いる。 Palsら,Circu.lation Research 29,673( 1971)は内因性血管収縮ホルモンAIIの1位にサルコシン残基を導入し、 8位にアラニンを導入すると、脳脊髄穿刺ラットの血圧に及ぼすAIIの効果を 遮断するオク タペプチドが得られると記載している。このアナログ[Sar1,Ala8]A IIは当初は「P−113」と呼ばれ、その後、「サララシン」と呼ばれており 、AIIの作用の最も強力な競合的拮抗薬の1つであることがわかっているが、 所謂ペプチド−AII拮抗薬の大半と同様に、それ自体のアゴニスト作用ももつ 。サララシンは(高)血圧が循環AIIに依存する場合に哺乳動物及びヒトで動 脈圧を低下させることが立証されている(Palsら,Circulation Research ,29,673(1971);StreetenとAnde rson,Handbook of Hypertension,Vol.5, Clinical Pharmacology of Antihyperte nsive Drugs,A.E.Doyle編,Elsevier Scie nce Publishers B.V.,p.246(1984))。しかし 、そのアゴニスト性により、サララシンは血圧がAIIに依存しないときには一 般に昇圧作用を生じる。サララシンはペプチドであるため、薬効が比較的短時間 しか持続せず、また、非経口投与後しか薬効が現れないので、経口投与は無効で ある。サララシンのようなペプチドAII遮断薬の治療用途は経口投 与できないことと作用時間が短いことから著しく制限されているが、これらは医 薬的規準としての用途がある。 アンギオテンシンIからAIIへの変換に関与するアンギオテンシン変換酵素 (ACE)と呼ばれる酵素を阻害することにより作用する非ペプチド降圧薬も公 知である。カプトプリルとエナラプリルは市販ACE阻害薬(ACEI)である 。実験及び臨床報告によると、高血圧患者の約40%はACEI治療に反応しな い。しかし、フロセミドやヒドロクロロチアジド等の利尿薬をACEIと併用投 与すると、大半の高血圧患者の血圧は有効に正常化される。利尿薬治療は非レニ ン依存性血圧調節状態をレニン依存状態に変換する。AII拮抗薬化合物は機序 が異なり、アンギオテンシン変換酵素を阻害するのでなくAII受容体を遮断す ることにより作用するが、どちらの機序もレニン−アンギオテンシンカスケード の妨害を含む。ACEIであるマレイン酸エナラプリルと利尿薬であるヒドロク ロロチアジドの合剤はMerck & Co.から商品名Vaseretic( 登録商標)で市販されている。利尿薬を第1薬とする段階的アプローチであるか 又は物理的併用であるかを問わず、利尿薬とACEIの併用による高血圧の治療 に関する出版物としては、 Keeton,T.K.とCampbell,W.B.,Pharmacol. Rev.,31:81(1981)及びWeinberger,M.H.,Me dical Clinics N.Amerca,71:979(1987)が 挙げられる。利尿薬は降圧効果を増進するためにサララシンとも併用投与されて いる。 ロサルタンカリウム(ロサルタン)はAII受容体拮抗薬の類の最初の降圧薬 であり、E.I.du Pont de Nemours名義の1992年8月 11日発行米国特許第5,138,069号に開示されている。ロサルタンは高 血圧治療に有用なAT1受容体サブタイプに選択的な強力な経口活性AII拮抗 薬であることが立証されている。 アンギオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬とアンギオテンシンII(AII )受容体拮抗薬で治療することによりレニン−アンギオテンシン−アルドステロ ン系(RAAS)を阻害すると、動物モデルで種々の病因の腎疾患を予防及び/ 又は改善できることも示されている。ACE阻害薬(例えばカプトプリル、エナ ラプリル又はリシノプリル)はアンギオテンシンIからアンギオテンシンIIへ の変換を阻害し、カリクレイン−キ ニン系の効果を高め、AT1選択性AII受容体拮抗薬(例えばロサルタン)は 受容体部位でAIIの機能を選択的に阻害するが、こうしたACE阻害薬とAI I受容体拮抗薬の薬効の相違を考慮すると、双方の治療薬分類の化合物を併用投 与することにより、一層有益な効果が達成されると考えられる。 実験高血圧及び鬱血性心不全の治療におけるACE阻害薬とAII拮抗薬の併 用投与は、SmithKline Beecham(WO92/10097)と Pfizer(WO91/17771)による特許出願に記載されている。更に 、MerckとINSERMによる特許出願(EP0629408)は併用治療 時に腎血流が増すと主張している。本発明は高血圧及び鬱血性心不全治療におけ るマレイン酸エナラプリルとロサルタンカリウムの併用を開示するものである。発明の要約 本発明は、高血圧及び心不全治療に使用するエナラプリルとロサルタンの医薬 組成物に関する。治療的に有効な用量のACE阻害薬とアンギオテンジンII受 容体拮抗薬の医薬組成物による温血動物の高血圧及び心不全の治療方法も開示す る。医薬組成物なる用語の範囲には、固定用量合剤と、一定用量のエナ ラプリルと一定用量のロザルタンによる併用治療が含まれる。固定用量エナラプ リル−ロサルタン合剤の二層又は三層タブレット剤形も開示し、二層タブレット 剤形は第1のエナラプリル層と第2のロサルタン層を含み、三層タブレット剤形 はこれに加えて第3のエナラプリル又は賦形剤層を含む。発明の詳細な説明 本発明は、高血圧及び心不全治療に使用するエナラプリルとロサルタンの医薬 組成物に関する。本発明は、高血圧及び心不全治療を必要とする哺乳動物に、エ ナラプリルとロサルタンの併用治療又は固定合剤を用いて治療的に有効な量のエ ナラプリルとロサルタン又は医薬的に許容可能なそれらの塩を医薬的に許容可能 なキャリヤー中に含む医薬組成物を併用投与することにより、高血圧及び心不全 を治療する方法にも関する。 併用治療とは2種類の化合物からの成分を逐次投与することを意味する。固定 用量合剤とはタブレット又はカプセル形態であり、エナラプリル2.5mg〜約 20mgとロサルタン25mg〜約50mgと医薬キャリヤーを含む。好ましい 態様は、マレイン酸エナラプリル約10mgとロサルタンカリウム50mgと医 薬キャリヤーから構成される医薬組成物である。 本発明の別の態様は二層又は三層タブレット剤形であり、二層タブレット剤形 はマレイン酸エナラプリル層とロサルタンカリウム層の医薬組成物を含み、三層 タブレット剤形は第1のマレイン酸エナラプリル層と第2のロサルタンカリウム 層と第3のマレイン酸エナラプリル又は賦形剤層の医薬組成物を含む。 マレイン酸エナラプリルは化合物(S)−1−[N−(1−エトキシカルボニ ル−3−フェニルプロピル)−L−アラニル]−L−プロリンマレエートの一般 名である。マレイン酸エナラプリルは現在米国では2.5mg、5mg、10m g及び20mg用量で商品名VASOTECで市販されており、ヒドロクロロチ アジドとの合剤として5mg/12.5mg及び10mg/25mgのマレイン 酸エナラプリル/ヒドロクロロチアジド用量で商品名VASERETICで市販 されている。 一般名エナラプリラート、化学名(S)−1−[N−(1−カルボキシル−3 −フェニルプロピル)−L−アラニル]−L−プロリン・2水和物のマレイン酸 エナラプリルの遊離酸形態も本発明の範囲に含まれる。 ロサルタンカリウムは化合物2−n−ブチル−4−クロロ−1−[(2’−( 2H−テトラゾール−5−イル)−1,1’ −ビフェニル−4−イル)メチル]−1H−イミダゾール−5−メタノールの一 般名である。ロサルタンカリウムは、現在米国では25mg及び50mg用量で 商晶名COZAARで市販されており、ヒドロクロロチアジドとの合剤として5 0mgロサルタンカリウム/12.5mgヒドロクロロチアジド用量で商品名H YZAARで市販されている。 化学名2−n−ブチル−4−クロロ−1−[(2’−(2H−テトラゾール− 5−イル)−1,1’−ビフェニル−4−イル)メチル]−1H−イミダゾール −5−カルボン酸をもつロサルタンの活性代謝物EXP3174も本発明の範囲 に含まれる。 医薬的に利用可能な塩は金属(無機)塩と有機塩の両者を含み、その一覧は emington’s Pharmaceutical Sciences ,第 17版,1418頁(1985)に記載されている。物理的及び化学的安定性、 流動性、吸湿性及び溶解性に基づいて適当な塩形態を選択することは当業者に周 知である。本発明の好ましい塩としては、ACE阻害薬及び/又はAII受容体 拮抗薬のカリウム、ナトリウム、カルシウム及びアンモニウム塩が挙げられるが 、これらに限定す るものではない。 ACE阻害薬であるマレイン酸エナラプリルと、AII拮抗薬であるロサルタ ンカリウムと、適切な医薬キャリヤーを含む医薬組成物を使用する高血圧及び心 不全治療方法も本発明の範囲に含まれる。 剤形 本発明の医薬組成物は、活性成分化合物を温血動物の体内の作用部位に接触さ せる任意手段により、本発明による高血圧及び心不全治療のために投与すること ができる。例えば、皮下、静脈内、筋肉内又は腹膜組織内等の非経口経路で投与 することができる。これに代用又は場合によっては併用して経口経路で投与して もよい。 本発明の医薬組成物は医薬に関連する使用に利用可能な任意慣用手段により投 与することができる。医薬組成物は単独投与してもよいが、一般には選択した投 与経路と標準医薬プラクティスに基づいて選択した医薬キャリヤーと共に投与す る。 本開示の目的では、温血動物は非限定的な例として哺乳動物や烏類を含む動物 界の1員である。本発明の好ましい哺乳動物はヒトである。 投与量はレシピエントの年齢、健康状態及び体重、疾病の程度、併用治療する 場合にはその種類、治療頻度並びに所望効果の種類に依存する。通常は、活性成 分化合物の1日用量はマレイン酸エナラプリル約2.5mg〜約20mg/日と 、ロサルタンカリウム約25mg〜約50mg/日である。 活性成分は、カプセル、タブレット及び散剤等の固体剤形、又はエリキシル剤 、シロップ及び懸濁液等の液体剤形で経口投与することができる。滅菌液体剤形 で非経口投与してもよい。 ゼラチンカプセルは活性成分と、ラクトース、澱粉、セルロース誘導体、ステ アリン酸マグネシウム、ステアリン酸等の粉末キャリヤーを含む。同様の希釈剤 を使用して圧縮タブレットを製造することもできる。タブレットとカプセルはい ずれも一定時間にわたって連続薬剤放出できるように徐放剤として製造すること ができる。圧縮タブレットは不快な味を隠すと共にタブレットを大気から保護す るために糖衣又はフィルムコートしてもよいし、胃腸管で選択的に崩壊するよう に腸溶コートしてもよい。 経口投与用液体剤形は患者が飲み易いように着色剤や矯味矯臭剤を加えてもよ い。 一般に、非経口溶液用キャリヤーとしては水、利用可能な油、塩類、水性デキ ストロース(グルコース)並びに関連糖溶液及びグリコール類(例えばプロピレ ングリコール又はポリエチレングリコール)を利用できる。非経口投与用溶液は 活性成分の水溶性塩と、利用可能な安定剤と、必要に応じてバッファー物質を含 有していることが好ましい。亜硫酸水素ナトリウム、EDTAナトリウム、亜硫 酸ナトリウム、クエン酸とその塩又はアスコルビン酸等の酸化防止剤の単独使用 又は併用も安定剤として利用可能である。更に、非経口溶液は塩化ベンズアルコ ニウム、メチル又はプロピルパラベン及びクロロブタノール等の防腐剤を加えて もよい。 利用可能な医薬キャリヤーは本分野の標準参考書であるRemington’ s Pharmaceutical Sciences ,A.Osolに記載さ れている。 以下、本発明の固定合剤の投与に有用な医薬剤形を具体的に説明する。 カプセル 薬理的に適当な量(mg)の粉末活性成分、ラクトース150mg、セルロー ス50mg及びステアリン酸マグネシウム6 mgを各々標準2部分硬質ゼラチンカプセルに充填することにより、多数の単位 カプセルを調製する。 マレイン酸エナラプリル10mg/ロサルタンカリウム50mg合剤のカプセ ルの1例を下表に示す。*乾燥工程中に蒸発。 **マレイン酸エナラプリル中和による修正重量。 軟質ゼラチンカプセル 大豆油、綿実油又はオリーブ油等の消化し易い油に活性成分を加えて混合物を 調製し、容量形ポンプによりゼラチンに注入し、薬理的に適当な量(mg)の活 性成分を含む軟質ゼラチンカプセルを形成する。カプセルを洗浄及び乾燥する。 タブレット 活性成分と賦形剤の混合物をタブレット形態に調剤する。ロ当たり又は遅延吸 収を改善するように適当なコーティングを付けてもよい。本発明の合剤タブレッ トの数例を以下に挙げる。 1)マレイン酸エナラプリル10mg/ロサルタンカリウム50mgの慣用フィ ルムコートタブレット(FCT)**マレイン酸エナラプリル中和による修正重量。 *乾燥工程中に蒸発。 2)5/25、10/25、10/50及び20/50mgマレイン酸エナラプ リル/mgロサルタンカリウムの圧縮コートタブレット(CCT又は乾燥コート タブレット)*乾燥工程中に蒸発。 **マレイン酸エナラプリル中和による修正重量。 ***10/50はVasotec 5mg粒剤の2倍量を使用し、20/50 はVasotec 10mg粒剤の2倍量を使用。 3)マレイン酸エナラプリル10mg/ロサルタンカリウム50mg合剤の二層 タブレット(BLT)*乾燥工程中に蒸発。 **マレイン酸エナラプリル中和による修正重量。 4)10/25、10/50及び20/50エナラプリルmg/mgロサルタン 合剤タブレットの三層タブレット(TLT)*乾燥工程中に蒸発。 **マレイン酸エナラプリル中和による修正重量。 ***10/50はマレイン酸エナラプリル5mg粒剤2倍量を使用し、20/ 50はマレイン酸エナラプリル10mg粒剤2倍量を使用する。 二層タブレット(BLT) BLTは現在使用されているロサルタンカリウム粉末ブレンドとマレイン酸エ ナラプリル粒剤を使用し、ロサルタンの苦味を隠すためにフィルムコーティング 工程を適用する。二層タブレットはスケールアップ中の凝離の問題を軽減した慣 用フィルムコートタブレットの改変アプローチであるとみなすことができる。a )二層タブレットのマレイン酸エナラプリル粒剤とロサルタンカリウムブレンド 間の接触表面積は圧縮コートタブレット(CCT)と同等であり且つフィルムコ ートタブレット (FCT)よりも著しく小さく、b)BLTとFCTにはフィルムコーティング 工程が必要であるが、CCTには不要であるという事実により、二層タブレット の化学的安定性は慣用フィルムコートタブレット以上であり且つ圧縮コートタブ レット以下であると予想される。BLTの物理的安定性はCCTよりも良好であ ると予想される。バレル、三角形、円形標準凹形及び円形の深いカーブ形状のB LTを50kgダミータブレット負荷下に36”コーティングパンでタンブルし たが、粉砕性の問題を生じなかった。フィルムコート円形10/50mgエナラ プリル/ロサルタン(E/L)二層タブレットは許容可能な溶解結果を示し、V ASOTECとCOZAARの現行仕様に合致する。三層タブレット(TLT) 三層タブレットはタブレットの物理的/機械的安定性の問題を軽減した改変C CTとみなすことができる。TLTは現在使用されているVasotec粒剤と 場合により不活性賦形剤ブレンドを外側層として使用し、ロサルタンカリウム粉 末ブレンドの中間層をサンドイッチする。TLTは味試験を実施する必要がある が、ロサルタン中間層の苦味を隠すためにフィルムコ ーティングする必要はないと考えられる。TLTの化学的安定性はCCTと同等 であり、FCT及びBLTよりも良好であると予想される。TLTの物理的安定 性はCCTとフィルムコートFCT及びBLTの中間であると予想される。 注射液 薬理的に適当な量(重量の)活性成分を10容量%プロピレングリコール中で 撹拌することにより、注射による投与に適した非経口組成物を調製する。溶液を 注射用水で希釈し、滅菌する。 懸濁液 5ml当たり薬理的に適当な量(mg)の微粉活性成分と、ナトリウムカルボ キシメチルセルロース100mgと、安息香酸ナトリウム5mgと、ソルビトー ル溶液U.S.P.1.0gと、バニリン0.025mlを含有する経口投与用 水性懸濁液を調製する。 エナラプリルとロサルタンを併用投与する場合には、一般に同一剤形を使用す ることができる。エナラプリルとロサルタンの固定合剤に用いる上記剤形及び投 与経路は、併用する薬剤の相溶性に応じて選択すべきである。利用可能な用量、 剤形及び 投与経路を表A及びBに示す。表A :ロサルタンカリウムと併用して高血圧及び心不全の治療及び/又は予防に 有用なマレイン酸エナラプリルの用量の例 表B:エナラプリルと併用して高血圧及び心不全の治療及び/又は予防に有用な ロサルタンの用量の例 以下、ACE阻害薬であるマレイン酸エナラプリルとAII受容体拮抗薬であ るロサルタンカリウムを活性成分として含む医薬組成物を使用して高血圧及び心 不全を治療する方法を実施例により更に説明するが、以下の実施例は請求の範囲 に記載する本発明を制限するものではない。 エナラプリル(ACE阻害薬)10mgとロサルタン(AT1選択性AII受 容体拮抗薬)50mgの併用投与を個々の成分と比較検討する試験を実施した。 試験プロトコールを以下に 要約する。試験計画と治療定義 *この来院前24時間日常活動下血圧監視を行う。 A.概論 これは10週間の無作為二重盲検平行多施設パイロット試験である。4週間の プラセボ期間後に6週間の二重盲検治療を実施する。坐位拡張期血圧が95〜1 15mmHgの適格高血圧患者に4週間の単純盲検基線プラセボプレランダム化 期間を開始する(臨床チームはプラセボ期にあることを患者に知らせるべきでな い)。−2週の終わりと0週プラセボ基線のSiDBPが95〜115mmHg であり且つ0週の24時間ABPM平均DBP値が85mmHg以上である高血 圧患者を、エナラプリル、ロサルタン又はロサルタンとエナラプリルの併用療法 の3種の治療群の1つにランダムに割り当てる[ランダム化操作に関する指示の 項参照]。その後、患者に6週間二重盲検治療を行う。用量は変えるべきでなく 、用量を変えた患者は試験から除外する。 3群に各約45人ずつ合計135人の患者をランダムに割り当てる。試験は6 カ月以内に完了すべきである。試験の二重盲検部分の治療群については試験計画 と治療定義を参照されたい。試験(予備試験〜6週)中に実施すべき操作と診察 のフローチャートについては、後記表を参照されたい。 6時30分から11時00分の間に来院する(−2〜6週)。来院は予定日± 2日以内でよい。患者は予定実験室試験日は絶食状態とする(即ちこれらの来院 前8時間は水以外一切飲食しない)。検査来院のフローチャートについては後記 表を参照されたい。 B.プレプラセボ期間 1.臨床及び実験室操作 初回来院時(−4週)は以下の操作を行う。 a.患者の病歴を得、検討する。 b.試験を説明し、インフォームドコンセントを得る。 c.坐位及び立位血圧と心拍数を含む完全身体検査を実施する。 d.体重を測定する。 e.患者の病歴と実験室試験結果が得られないか又は不明の場合には、採血し 、慣例血液学及び血液化学実験室検査と尿検査を行う。 f.パッケージサーキュラーに従い、全降圧薬投薬を中止する。 g.12リードECGを実施する。 重要事項:プラセボ開始前に持ち越し効果をなくすように十分な降圧薬無投与 期間を患者に与えることが必要である。開始基準を満たすに十分な無投薬期間を 経ていない患者は試験開始に不適格である。例えば、ACE阻害薬及び/又は利 尿薬を投与していた患者は、カルシウムチャンネル拮抗薬を投与していた患者よ りも基線血圧を設定するために無投薬期間を長くする必要がある。 患者が全開始基準を満たし、来院前少なくとも丸7日間降圧薬投薬を受けてい ない場合には、直ぐにプラセボ基線期間を開始することができる。 それまでの降圧薬投薬を漸減することが必要な患者には、インフォームドコン セントに署名して投薬を最低丸7日間中止した後にプラセボ期間を開始する。十 分な薬剤排出を確認するには第2のプレプラセボ来院が必要である。第2の来院 時には、血圧を測定し、患者が適格であるかどうかを確認する。 2.患者適格試験 血圧(SiDBP95〜115mmHg)、病歴、体重及び身体検査の結果に 基づきプレプラセボ開始基準を満たす患者に基線薬剤を配布する(びんA及びB )。 C.プラセボ基線期間:−4〜0週 1.患者識別 試験開始順に適格患者に仮連続基線番号を割り当てる。 2.プラセボ治療の開始 プラセボ期間を開始する患者は開始日の午前中に、−4〜0週のラベルを付け たびんA及びBから1錠ずつ2錠のプラセボタブレットをまず服薬する。びんA のプラセボタブレットはロサルタン50mgと同じ外観とし、びんBのプラセボ タブレットはエナラプリル10mgと同じ外観とする。4週間(−4〜0週)6 時30分から11時00分の間に1日1回5分以内に びんA及びBの各々から1錠ずつ経口服薬する。翌日6時30分から11時00 分の間に服薬を始めるように患者に指示する。 3.来院 実験室試験を予定した日は絶食状態で来院するように患者に指示する。また、 予定来院日の朝は試験薬を服薬せず、全試験薬びんを持参するように指示する。 患者は0週来院時には当日新しく配布されたびんから服薬するが、それ以外の来 院日は、「トラフ」測定の完了後に返却されたびんから当日分の試験薬を服薬す る。 4.実験室スクリーニング試験及び12リード心電図(ECG) 過去の試験結果が得られない場合には、プレプラセボ来院時に慣例絶食血液化 学、血液学検査及び尿検査を実施する。実施する試験項目の一覧については後期 表を参照されたい。これらの試験は−2週には全患者で実施する。−2週実験室 スクリーニング試験の結果に基づき、患者が二重盲検期間を開始するのに適格で あるか否かを判断する。範囲値(VIII.B.項は実験室パラメーターのいく つかを明記)から臨床的有意差が認められる場合や明白な異常が存在する場合に は、患者にプラセ ボを続けながらローカル実験室試験を繰り返す。それ以上実験室測定を実施しな い場合又は再検査値も患者がこの試験に適格な候補でないことを示す場合には、 その患者はすぐにプラセボ期間を中止する。必要時に実験室測定を繰り返すこと ができない場合には、患者をプロトコール違反に分類する。 過去3カ月以内のECGが得られない場合には、プレプラセボ来院時にECG をとる。スクリーニング及び安全性実験室試験 I.血液学(−2及び6週*) ヘモグロビン ヘマトクリット WBC(合計数及び百分率数) 血小板数II.絶食血液化学(−2及び6週*) 血中尿素 クレアチニン 全ビリルビン SGOT(AST) SGPT(ALT) アルカリホスファターゼ グルコース 尿酸 全及びHDLコレステロール トリグリセリド ナトリウム カリウムIII.ディップスティックによる尿検査(−2及び6週) タンパク グルコース 潜血IV.月例妊娠試験(適用可能な場合) 中央実験室試験(0及び6週)** 血液検査 :活性レニン及び全レニン 血漿アルドステロン 血漿コルチゾール 血漿ACE活性 血漿Ang I及び血漿Ang II尿検査 :12時間尿電解質 5.血圧(BP)、心拍数(HR)及び体重 a.「トラフ」BP及び心拍数(HR)測定 全来院時にXI.B.〜D.項に記載するように「トラフ」BP及びHR測定 (坐位及び立位)を実施し、記録する。 注:−4週及び−2週の来院時には、XI.B.2に記載するように「トラフ 」SiDBPに基づき、患者が二重盲検期間を開始するのに適格であるか否かを 判定する。平均SiDBPが−4週で95〜115mmHg、−2週及び0週で 95〜115の患者のみに試験を続行することができる。更に、平均24時間A BPM DBPは0週で≧85mmHgでなければならない。 b.体重 体重は全来院時に測定する。 6.日常活動下血圧測定 試験中に2回(即ち0週又は早期に試験を開始する患者は0週以前と6週)日 常活動下BP測定を実施する。この試験で使用するABPモニターはスペースラ ブモデル#90207(又は等価装置)である。全ABP測定に実施する操作は XI.B.3項に記載する。 7.二重盲検治療期間の早期開始(プラセボ基線期間短縮) 安全策として、−2週来院の終わりに「トラフ」SiDBPが106〜115 mmHgである患者は、早期に二重盲検治療期間を開始する候補とみなすことが できる。この患者は少なくとも3日後にもう一度臨床検査するために再来院しな ければならない。この再来院時に「トラフ」SiDBPが再び106〜115m mHgであるならば、0週を待たずに患者に24時間ABPMを実施することが できる。平均24時間ABPM DBPが≧85mmHgの場合には、基線の最 後の全測定を実施した後に患者に二重盲検治療をランダムに実施することができ る。 重要事項:患者が早期開始に適格の場合には、0週に予定される全操作を第2 回目の−2週来院時に実施しなければならない。2度目の測定時のSiDBPが 106mmHgよりも低い場合には、患者に通常操作を行い、0週で再検査する 。 D.二重盲検期間:1〜6週 1.患者識別及びランダム化 0週(又は早期開始基準を満たす患者は−2週)来院時に、VIII.A.及 びB.項に記載するような全該当基準を満た し且つ全除外基準に当てはまらない患者に、コンピューターで作成したランダム 割り当てスケジュールからの割り当て番号(AN)を割り当てる。このANはそ の後の全試験を通して使用し、全ての患者ワークブック及び患者報告書でこの番 号を用いる。 2.二重盲検治療の開始 0週測定の終了後に2つの新しい1〜6週用試験薬びんを配布する。びんAに は50mgロサルタン又はロサルタンに似たプラセボを入れ、びんBにはエナラ プリル10mg又はエナラプリルに似たプラセボを入れる。0週午前の来院の終 了時と、その後、毎朝06時30分から11時00分の間にびんA及びBの各々 から1錠ずつ最大5分間隔で服薬するように患者に指示する。患者が最初に活性 薬剤を服薬した時刻を記録し、6時間後に再び血圧検査するために戻ってくるよ うに指示する。患者が戻ってきた時刻を記録し、他の来院時と同じ方法で血圧を 測定する(付表IV参照)。 3.臨床検査:3及び6週の終わり a.「トラフ」BP及びHR測定、ECG及び身体検査 全来院時にXI.B.1及び2項に記載するように「トラフ」 BP及びHR(坐位及び立位)を測定し、記録する。 6週来院の終わりにXI.G.3項に記載するように「トラフ」ECGをとる 。6週に身体検査を行う。 b.体重は全来院時に測定する。 c.実験室検査 6週来院時に採血し、慣例絶食血液学及び血液化学検査を行う。ディップステ ィック尿検査も行う。 d.臨床検査 全来院時に悪化を含む患者の病状診察を行う。 E.試験の早期中止 1.悪化 試験中に予期しない病態変化が生じた場合にはいつでも電話及び/又は調査者 の直接診療を受けるように患者に注意しておくべきである。患者はいつでも中止 することができ、不都合な作用が生じた場合には調査者の判断で試験から外すこ とができる。患者が6週よりも前に中止する場合には、6週スケジュールを最終 来院時に実施すべきである。 2.BP調節不全 二重盲検期間(1〜6週)中に血圧が十分に調節されなくな つた場合(SiSBP>210mmHg、又はSiDBP>115mmHg、又 は少なくとも3日おいた2回の連続測定でSiDBPが基線(0週測定値)から >15mmHg上昇)には、調査者の判断で患者の試験を中止することができる 。試験を早期に中止する患者には、試験計画表に列挙したような6週検査を実施 すべきである。検査者は身体検査、実験室又は他のデータの異常を回復時まで追 跡しなければならない。効果がないために中止した患者を含め、開始基準を満た さない全患者はプロトコール違反とみなす。併用治療 A.食事 患者の通常の食事を変えない。予定実験室試験日のみ絶食状態で患者を検査す る(即ち、これらの来院前8時間は水以外一切飲食しないようにする)。 B.薬剤治療 試験中は試験薬を除き、血圧に作用する可能性のある薬剤を定期的に服薬しな い。試験中又はプラセボ基線開始前7日間は他の降圧薬を服薬しない。この試験 中に他の試験薬を服薬しない。 例えば抗生物質治療等の他の投薬が短期間必要な場合には、薬剤の名称、適応 症、用量及び投与日をワークブックに記録しておかなければならない。血圧に影 響ないと思われる併用治療は行ってもよい。疑わしい場合には、Merck C linical Monitorの承認を得る。安全性及び薬効の臨床検査方法 ロサルタン対エナラプリル対ロサルタン+エナラプリル併用治療の検査来院フロ ーチャート a 06時30分から11時00分の間の予定時刻に来院する(−2〜6週)。 来院は予定日±2日の範囲でよい。患者は予定実験室試験日には絶食状態とする (即ち、これらの来院前8時間は水以外一切飲食しない)。 b 患者は初回来院時まで≧丸7日間全降圧薬を服薬しない。 c 前日の朝の試験薬服薬から24時間後(22〜26時間の範囲)に測定する 。 d 平均SiDBPは95〜115mmHgでなければならず、そうでない患者 は試験を開始しない。 e 患者が少なくとも丸7日間降圧薬を服薬していない場合のみに測定し、十分 な薬剤排出期間に達していない場合には再検査のために患者を再来院させなけれ ばならない(IX.B項参照)。 f 平均SiDBPは95〜115mmHgでなければならず、そうでない患者 は試験を続けることができない。患者は3回目(0週)の来院時には試験薬の服 薬から6時間後に再来院して再び血圧測定しなければならない。 g −1日にモニターを装着する。24時間ABPM平均DBPは≧85mmH gでなければならず、そうでない患者は活性治療にランダムに割り当でることが できない。 h 上記表に記載したような絶食血液学、血液化学検査及び尿検査。 i 過去の試験結果が得られない場合に試験する。 j 必要に応じて実験室試験を繰り返す。 k 過去3カ月以内のECGが得られない場合にはECGをとる。 l 妊婦には、試験薬の初回二重盲検服薬から72時間以内とその後毎月妊娠試 験を行う。 m 初回活性治療タブレットは来院の終わりに服薬しなければならない。 n 来院前日にモニターを装着し、来院日に取り外す。 注:患者が試験を完了しない場合には、患者の治療を中止する日に治療6週に予 定した全操作を行う。 A.血圧計 (良好な状態に保った)標準水銀血圧計を使用してトラフ血圧を測定する。ア ネロイド又はランダムゼロ血圧計(Hawksley装置を含む)又は自動装置 は使用しない。 B.血圧測定法 1.坐位及び立位 全来院(基線及び治療)時に坐位及び立位血圧を測定する。コロトコフフェー ズVを拡張期血圧基準として使用する。全試験期間を通して同じ腕で適当なカフ 寸法を使用すべきであ る。BP測定に使用する腕は利き腕でないほうの腕とし、ワークブックに記録す る。血圧の読み値は最も近い目盛り(即ち偶数)を採用する。奇数は採用しない 。読み値が2つの目盛りのちょうど中間の場合には、低いほうの目盛りを採用す る。 坐位で少なくとも5分間静止後、安定が得られるまで1分おきに少なくとも3 回BPを測定する。血圧の安定を確保するために、連続3回のSiDBP測定値 が3回の読み値の計算平均から5mmHg以内となるようにする。例えば、Si DBP読み値が102、98及び104mmHg(平均101mmHg)の患者 は許容できる(全読み値が平均の5mmHg以内)。しかし、SiDBP読み値 が100、116及び104mmHg(平均107mmHg)の患者は許容でき ず(最初の2回の読み値と平均の差が夫々7及び9mmHg)、再測定する必要 がある。この原則は坐位DBPのみに適用する。調査者は連続3回1組の許容可 能なSiDBP測定値が得られるまでBP測定を続けなければならない。 血圧読み値ワークシート(VSBP)には全坐位BP読み値(収縮期と拡張期 )を記録し、3個の読み値の各連続群の平均を計算する。ワークブックのBSの 頁には、拡張期血圧値の平 均と測定時刻に加え、連続3個1組の許容可能な坐位BP読み値(収縮期と拡張 期)のみを記入する。 次いで、立位で2分後、1分おきに3回BPを測定する。平均、BP測定時刻 及び最後の試験薬服薬時刻に加え、全3回の立位血圧(収縮期と拡張期)をワー クブックに記録する。 2.「トラフ」BP測定 慣例BP測定は「トラフ」測定であり、即ち、前日の朝の薬剤服薬から24時 間後(22〜26時間の範囲)に測定する。坐位及び立位BP測定値をXI.B .1項に記載する通りに記録する。トラフ測定は全来院時に行う。 −4週SiDBP測定値は95〜115mmHgでなければならない。−2週 及び0週来院時の「トラフ」SiDBP測定値に基づき、患者が試験の二重盲検 期に適格であるかどうかを判断する。二重盲検治療を開始するためには、−2週 と0週のSiDBP測定値が95〜115mmHgでなければならない。更に、 0週の24時間平均DBPが>85mmHgでなければならない。 3.歩行血圧測定 試験中2回(即ち0週と6週)歩行BP測定を実施する。 この試験に使用するABPモニターはスペースラブモデル#90207(又は等 価装置)である。各試験時に6:00a.m.から9:59p.m.(「覚醒」 時間)の間に3回/時と10:00p.m.から5.:59a.m.(「睡眠」 時間)の間に2回/時測定するようにABPモニターをプログラムする。全AB Pの手順は以下の通りである。 ・患者は0週と6週の定期来院の前日にクリニックに報告する。当日の朝は服薬 しない。 ・ます、水銀血圧計を使用してトラフ臨床血圧測定を実施する。 これらの値は、モニターからの最初の3回の値と比較して満足な動作を確認する ためのみに使用する。 ・ABPMはトラフ臨床測定の直前に開始しなければならない。 ・「手動」BP測定に用いたと同じほうの患者の腕に歩行型装置を装着する。 ・カフは患者の腕囲に応じて普通寸法カフ24〜32cm、大型カフ32.1〜 42cmから選択する。 ・モニターを使用して3回オープン(即ち隠さずに)測定し、その平均を計算す る。この平均は水銀血圧計の読み値から計算した平均の5mmHg以内でなけれ ばならない。差が5mmH gを上回る場合には、操作を繰り返す。装置に機械的な問題がなく、差がなおも 5mmHgを上回る場合には、患者に試験を開始することはできない。 ・盲検モニター期間の開始後でABPモニターでオープン(即ち隠さずに)測定 後に患者に試験薬を投与する。 ・ABPMは24時間以上でなければならない(即ち少なくとも24時間のデー タが得られない場合には測定は完全とみなすことができない)。 ワークブックには次の情報を記録する。 ・使用するモニターの製造業者と型。 ・水銀血圧計の3回の読み値(収縮期と拡張期)とその平均。 ・モニターの3回の読み値(収縮期と拡張期)とその平均。 ・モニターの各確認測定時刻。 ・初回ABP測定時刻。 ・当日服薬時刻。 ・BPに使用した腕。 患者に当日就寝時刻と翌日の起床時刻をメモしておくように指示する。患者は 翌朝服薬前にクリニックに報告する。患者はABPM開始から少なくとも24時 間後に来院する。 少なくとも24時間後に(その日の朝は試験薬を服薬せずに)患者が再来院し たら、以下の操作を行う。 ・ABPM装置を取り外す。 ・水銀血圧計によるトラフ臨床血圧測定を含む通常の全来院操作を実施する。こ れらの値は、ABPMデータと共に薬効分析に使用する。 ・患者の前夜の就寝時刻と起床時刻を記録する。 ・24時間ABPM平均収縮期及び拡張期血圧を記録する。 0週の来院の完了後に、患者は新しく配布されたびんから試験薬を服薬する。 6週に同じ操作を繰り返すが、ABPモニターを取り外した後に新しい試験薬は 配布しない。 ABPモニターからのBP読み値のプリントアウトを元文書とする。連続測定 により、十分な血圧読み値が24時間にわたって均一に得られる。 C.投薬及びBP測定時機 投薬及びBP測定時機 全投薬は基線及び治療期間中の毎日同時刻(0630〜1100)に行わなけ ればならない。 予定実験室試験日のみ患者は絶食状態とする。患者はこれら の来院前8時間は水以外一切飲食してはならない。 全臨床検査は前日の朝の服薬から24時間後(22〜26時間の範囲)に実施 しなければならない。 投薬又は臨床検査の上記範囲外の全値はプロトコール違反とみなし、3日以内 に患者に再来院させ、再び適当な測定を行う必要がある。 予定来院日の朝は毎日の服薬をせずにびんを持参するように患者に指示する。 前日の試験薬の服薬時刻を報告するように患者に指示する。 全来院時に全「トラフ」測定後にクリニックに返却したびんから投薬する。 D.心拍数 坐位5分後と立位2分後に少なくとも30秒間脈拍数を測定する。脈拍数は各 患者来院時の最初に血圧測定前に測定する。異常や、前回の来院時から有意脈拍 変化がある場合には、ECGをとる必要がある。 E.病歴及び身体検査 初回プレプラセボ基線来院時と6週来院時又は中止時には完全身体検査を行う 。試験開始時に患者報告書から必要と判断さ れた場合には各患者の病歴を記録し、心血管疾患にマークしておく。 F.体重 基線来院時とその後の来院時毎に(靴を脱ぎ、軽量の屋内衣は着衣のまま)体 重を測定する。試験を開始するには、患者は腕囲<41cmでなければならない 。 G.実験室スクリーニング及びECG 1.慣例実験室試験 −2及び6来院時又は中止時には完全な実験室検査を行う。−2週実験室スク リーニングの結果に基づき、患者が試験の二重盲検段階を開始するのに適格であ るか否かを判断する。これらの試験は絶食血液化学、血液学及び尿検査を含み、 各施設の指定実験室で行う(実施試験項目の一覧については上記表参照)。過去 2週間以内に実施した試験から患者の実験室値が得られない場合には、プレプラ セボ来院時に実験室検査を行う。 実験室値が設定許容範囲外の場合には、不定期(定期予定外の)来院時に採取 した試料で実験室試験を繰り返すことにより再検査する。実験室測定をそれ以上 実施しない場合又は再検査値も患者がこの試験の適格候補でないことを示す場合 には、患 者を直ぐにプラセボ基線期間から外す。必要時に実験室測定を繰り返すことがで きない場合には、患者をプロトコール違反に分類する。 2.ECG (過去3カ月以内の心電図が得られない場合には)プレプラセボ来院時と6週 来院時(又は患者の治療を中止する時点)にBP及びHR測定後に12リード心 電図をとる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CN, CU,CZ,EE,GE,HU,IL,IS,JP,K G,KR,KZ,LC,LK,LR,LT,LV,MD ,MG,MK,MN,MX,NO,NZ,PL,RO, RU,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,T T,UA,US,UZ,VN,YU (72)発明者 グロスマン,ウイリアム アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07065、ローウエイ、イースト・リンカー ン・アベニユー・126 (72)発明者 イスカンダラーニ,バツセル アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07065、ローウエイ、イースト・リンカー ン・アベニユー・126 (72)発明者 クラマー,ケネス・エイ アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07065、ローウエイ、イースト・リンカー ン・アベニユー・126 (72)発明者 スウイート,チヤールズ・エス アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07065、ローウエイ、イースト・リンカー ン・アベニユー・126

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  1. 【特許請求の範囲】 1.エナラプリルとロサルタン又は医薬的に許容可能な塩と医薬的に許容可能な キャリヤーを含む医薬組成物。 2.組成物が、マレイン酸エナラプリルとロサルタンカリウムの固定合剤と医薬 的に許容可能なキャリヤーから構成される請求項1に記載の医薬組成物。 3.組成物が、用量約2.5mg〜約20mgのマレイン酸エナラプリルと約2 5mg〜約50mgのロサルタンカリウムの固定合剤と医薬的に許容可能なキャ リヤーから構成される請求項2に記載の医薬組成物。 4.組成物が、マレイン酸エナラプリルとロサルタンカリウムの併用投与から構 成される請求項1に記載の医薬組成物。 5.組成物が、用量約2.5mg〜約20mgのマレイン酸エナラプリルと約2 5mg〜約50mgのロサルタンカリウムの併用投与と医薬的に許容可能なキャ リヤーから構成される請求項4に記載の医薬組成物。 6.医薬組成物がマレイン酸エナラプリル約10mgとロサルタンカリウム約5 0mgから構成される請求項3に記載の医薬 組成物。 7.医薬組成物が二層タブレットとしてマレイン酸エナラプリル層とロサルタン カリウム層から構成される請求項3に記載の医薬組成物。 8.二層タブレットがフィルムコートされている請求項7に記載の医薬組成物。 9.フィルムコート二層タブレットの医薬組成物がエナラプリル層のマレイン酸 エナラプリル約10mgとロサルタンカリウム層のロサルタンカリウム50mg から構成される請求項8に記載の医薬組成物。 10.医薬組成物が第1のマレイン酸エナラプリル層と、第2のロサルタンカリ ウム層と、第3エナラプリル又は賦形剤層の三層タブレットから構成される請求 項3に記載の医薬組成物。 11.三層タブレットの医薬組成物が、 (a)第1及び第3のマレイン酸エナラプリル層で合計約10mgのマレインエ ナラプリルと、第2のロサルタンカリウム層のロサルタンカリウム50mg、及 び (b)第1のエナラプリル層のマレイン酸エナラプリル10mgと、第2のロサ ルタンカリウム層のロサルタンカリウム50 mgと、第3の賦形剤層の賦形剤 から構成される請求項10に記載の医薬組成物。 12.高血圧治療を必要とする哺乳動物に、エナラプリルとロサルタン又は医薬 的に許容可能な塩の治療的に有効な量の医薬組成物を投与することによる高血圧 治療方法。 13.医薬組成物がマレイン酸エナラプリルとロサルタンカリウムである請求項 12に記載の高血圧治療方法。 14.哺乳動物がヒトである請求項13に記載の高血圧治療方法。 15.医薬組成物がマレイン酸エナラプリル約10mgとロサルタンカリウム5 0mgから構成される請求項14に記載の高血圧治療方法。 16.心不全治療を必要とする哺乳動物に、エナラプリルとロサルタン又は医薬 的に許容可能な塩の治療的に有効な量の医薬組成物を投与することによる心不全 治療方法。 17.医薬組成物がマレイン酸エナラプリルとロサルタンカリウムである請求項 16に記載の心不全治療方法。 18.哺乳動物がヒトである請求項17に記載の心不全治療方法。 19.医薬組成物がマレイン酸エナラプリル約10mgとロザルタンカリウム5 0mgから構成される請求項18に記載の心不全治療方法。 20.高血圧予防を必要とする哺乳動物に、エナラプリルとロサルタン又は医薬 的に許容可能な塩の治療的に有効な量の医薬組成物を投与することによる高血圧 予防方法。 21.心不全予防を必要とする哺乳動物に、エナラプリルとロサルタン又は医薬 的に許容可能な塩の治療的に有効な量の医薬組成物を投与することによる心不全 予防方法。
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