JP2000512946A - くぼみに置かれた自動車用アクセサリフック - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 自動車用の収容可能なアクセサリフックは、周辺リムによって規定される開口を有する周囲壁構造物において支持される。フックの未端は周囲壁構造物の周辺リムの後ろのくぼみに置かれており、不注意による損傷と摩耗に対して保護する。フックは、少なくとも使用しない時に未端がくぼみに置かれるように、形成されている。一つの実施例では、先端はへこまされるべき周囲のカップ内に伸びる。他の実施例においては、一対のソケットは、一対のピントルを回転可能に受けるために周囲壁の後ろに形成され、周囲壁構造物における開口に配置されくぼんだカップから伸びる。カップは、隠れた位置と動作位置との間の水平なピボット軸のまわりに手動で回転させられる。隠れた位置では先端はくぼみに置かれる。単一又は多重の片持ち梁式のフックは、プラスチック性の雑貨類、衣服ハンガーなどを固定するためのカップから伸びる。カップは背壁を有し、この背壁は周囲壁の開口に幾何学的に適応し、カップが隠れた位置である時に開口を閉じる。背壁は、ピボット軸から横方向に並べられたフィンガーキャッチを含み、隠れた位置と動作位置との間の操作を容易にする。多重のフックが使用される時、それらは、プラスチック性の雑貨類および商品袋を支持するために互いに平行に伸び、又は衣服ハンガーを固定するために対向する位置に交互に伸びる。

Description

【発明の詳細な説明】 くぼみに置かれた自動車用アクセサリフック 発明の背景 本発明は、プラスチック性の雑貨類と商品、衣服ハンガーなどを固定するため の、自動車用アクセサリフックに係り、さらに詳しくは、人々と身の回り品を不 注意による障害又はすり減りから保護するためにくぼみに置かれたアクセサリフ ックに関する。 自動車においてプラスチック性の雑貨類と商品、衣服ハンガーなどを固定する ためのライトデュテイタイプのアクセサリフックは、従来技術において知られて いる。公知のアクセサリフックは、主に、袋内又はハンガー上の物品が破壊され るのを保護すると同時に、乗物の乗客を、急激な減速又は鋭いコーナリング時に おける輸送中のこれらの物品を保護するために使用される。過去においては、急 激な減速または鋭いコーナーリング輸送中に物品を制止させるために弾性のある ネットを使用するのが慣例であった。 プラスチック性の雑貨類又は商品袋を固定する場合に、従来のアッセンブリフ ックは、通常、乗物のトランクに配置されるか、又はバンとスポーツ／実用車の 場合は後部貨物領域に配置されている。衣服ハンガーを固定する場には、アクセ サリフックは、好ましくは、自動車のヘッドライナに又は隣り合うガーニッシュ ・モールディングに配置される。これらの適用にあたって、アッセンブリフック は従来技術において知られているけれども、そのような従来技術の実 施例では、経費がかさむ傾向にあり、フックの未端が通常は突き出ているが、障 害すなわちすり減りとなる傾向がある。従来技術におけるフックの突出している 未端は、不体裁であるため、考慮されている。 発明の概要 アクセサリフックは、周辺リムによって規定される開口を有する周囲壁構造物 に支持される。アクセサリフックは周囲壁構造物の開口に配置されたくぼんだカ ップを含んでいる。第１のフックはカップから未端まで片持ち梁方式で伸びる。 発明の改良点は、リムの後ろの第１のフックの未端にくぼませるためのくぼみを 設け、障害すなわちすり減りを防止することにある。 くぼみに置かれた第１のフックによって、取り付け構造物から突き出る従来技 術のアクセサリフックの不利な特性が改良される。第１のフックのくぼみに置か れた未端によって、人々および他の物体への不注意による障害が避けられ、代わ りに慎重な行動によってのみ接近することが出来る。くぼみに置かれた未端によ って、使用される自動車の客室の美観が改良される。 本発明の別の実施例において、第１のフックとくぼんだカップは、周囲壁に対 して隠された位置と動作位置との間の回転に対して支持される。動作位置におい て、フックはプラスチック性の雑貨類と商品、衣服ハンガーなどを保護すること ができる。隠された位置においては、第１のフックは見えず、これにより、不注 意による障害又は摩耗に対して人々および他の対象物が保護されるばかりでなく 、 幾分美観的に魅力のない第１のフックを隠す。 図面の簡単な説明 本発明の他の利点は、添付図面について考慮して次の詳細な説明を参照するこ とによって良く理解できるので、容易に理解されるものである。 第１図は、自動車の後部荷積み領域において動作状態に配置されプラスチック 性の雑貨類と商品袋を固定する本発明の第１実施例の透視図である。 第２図は、第１図の２−２線に沿う断面図である。 第３図は、隠された位置に示されている左側のアクセサリフックと動作位置に おける右側のアクセサリフックを備えた自動車の後部荷積み領域における動作の ために配置された本発明による２つの離間したアクセサリフックの第２の別の実 施例の透視図である。 第４図は、回転可能な支持ソケットとピントル構造を示す第３図のアクセサリ フックの正面図である。 第５図は、第３図の５−５線に沿う断面図であり、動作位置の方に部分的に回 転したアクセサリフックを仮想線で示す。 第６図は、自動車の後部荷積み領域において動作位置に配置された本発明の第 ３実施例の透視図である。 第７図は、第６図と同じように、自動車の荷積み領域の隠れた位置に配置され たアクセサリフックを示す透視図である。 第８図は、第６図の８−８線に沿う断面図である。 第９図は、第７図の９−９線に沿う断面図である。 第１０図は、自動車のヘッドライナにおいて動作位置に配置された本発明の第 ４実施例の透視図である。 第１１図は、第６図と同じように、自動車のヘッドラインににおける隠れた位 置に配置されたアクセサリフックを示す透視図である。 第１２図は、第１０図の１２−１２線に沿う断面図である。 好ましい実施例の詳細な説明 図面において、同じ数字は、図を通して、同じ又は対応する部分を示し、自動 車用のアクセサリフックは、全体的に、２０で示されている。アクセサリフック ２０は、プラスチック性の雑貨類と商品、衣服ハンガーなどを固定するライトデ ュティタイプであり、袋２２内の物品又はハンガー上の物品を障害から保護し、 急激な減速又は鋭いコーナリング時の運送中に自動車の乗客を同じ物品から守る 。 プラスチック性の雑貨類又は商品袋２２を固定するための使用にあたって、第 １〜９図に示すように、アクセサリフック２０は、自動車トランクの側壁からな る周囲壁構造物２６に配置され、又はバンとスポーツ／実用車の場合には後部荷 積み領域の内部の４分の１のパネルトリムに配置される。衣服ハンガーを固定す るにあたっては、第１０図〜１２図に示すように、アクセサリフック２０は、好 ましくは、車のヘッドライナからなる周囲壁構造２６に配置される。周囲壁２６ は周辺リム２８によって規定される開口を備えている。 第１図と第２図に示す本発明の第１実施例によれば、くぼんだカ ップは、全体的に、３０で示されており、周囲壁２６の開口に配設されている。 くぼんだカップ３０は、周囲壁２６の周辺リム２８の上に置かれている外部フラ ンジ３２を含んでいる。カップ３０は、当業者によって知られているリテーナー 手段（図示せず）によって、周囲壁２６の開口に固定されている。この方法にお いて、カップ３０は周囲壁２６の開口に動かないように配置されている。しかし ながら、例えばアクセスドアからなるトリムコンポーネントにおいて、第１図に 示すように、カップ３０を、ジャック，スペアタイヤ、又は内部の後部パネルの 他の区画に形成することは、添付された特許請求の範囲に規定されるような発明 の精神から逸脱することなく、可能である。 全体的に３４で示されている第１のフックは、カップ３０から片持梁方式で伸 び、未端３６で終わる。第１および第２図に示すように、第１のフック３４はプ ラスチック性の雑貨類又は商品袋２２のハンドルを固定する場合に使用される。 そのように、袋２２のハンドル部３８は第１のフック３４にわたって結ばれてお り、ベース部４０と前面部４２の間に形成される内部コーナに設置される。好ま しくは、第１のフック３４の未端３６は、カップ３０の内方に向かって曲がり、 袋２２のハンドル３８が第１のフック３４上の位置に残るのを助長する。未端３ ６は、周囲壁２６のリム２８の後ろのくぼみに配置され、不注意による損傷又は 摩耗を防ぐ。前面部４２は全体的に平坦な面を持っている。少なくとも一つのリ ブ４３は、第１のフックの後方面に沿って伸び、構造的な強度を増加させる。第 １〜５図および第１０〜１２図に示す実施例においては、２つのリ ブ４３が前面部４２の後ろに形成され、３つのリブは第６〜９図の実施例で使用 される。 第１図と第２図の実施例において、第１のフック３４はカップ３０に対してル ーズピースモールドされている。ベース４０は、ねじ部品４４を介してカップ３ ０に、直接に添付されている。ねじ部品４４は、カップ３０の隠れた後方側から 小さなボス４６を通して、ベース部４０の準備された穴内に伸びる。第２図にお いて、支脚皿４８は、カップ３０の底縁を結合するためのベース４０から離間し て示されており、袋２２による引張り力によって起こされる片寄りに対してさら に支持する。 第３〜５図を参照すると、本発明の他の実施例が示されており、この実施例は 、カップ３０を回転させるための回転手段と、動作位置および隠れた位置の間の 一体化された第１のフック３４を含んでいる。第３図は、客室の後部クォータパ ネルすなわち周囲壁２６において並んでいる２つの同一のアクセサリフック２０ を示す。右側のアクセサリフック２０は動作位置で示されており、雑貨類又は商 品袋２２は、上述したように、その場所に固定される。左側のフック２０は、隠 された位置で示されており、動作位置のアクセサリフック２０に勝る美観を提し 、かつ不注意による損傷又は摩耗に対して保護する。本質的に水平なピボット軸 Ａによって、使用者が隠された位置と動作位置との間のアクセサリフックを操作 するのに便利である。 本発明のこの実施例の特徴を実施するために、周囲壁２６には一対の内部ソケ ット５０が設けられている。ソケット５０はピボット 軸Ａに沿って一列に並べられている。同様にして、カップ３０には、周囲壁３０ に関してカップ３０と第１のフック３４を回転可能に支持するための共通のピボ ット軸Ａに沿って反対方向に伸びる一対のヒンジピン又はピントル５２が設けら れている。換言すれば、ピントル５２とソケット５０は、ピボット軸に沿って同 軸状に配置され、周囲壁５０の開口内でカップ３０を回転可能に支持するように 機能し、第１のフック３４は、使用しない時、リム２８の後の隠れた位置まで動 かされ、望ましくない損傷と摩耗を防ぐ。もちろん、種々な変更と等価な構造の ものを周囲壁２６の開口内に回転可能に固定するために使用できる。 ほこりと他の異物が周囲壁２６の後ろに容易に入らないようにするために、カ ップ３０には、動作状態にある時、周囲壁３０のリム２８に並列でかつ近接する 一次周辺縁５４が設けられている。すなわち、一次周辺縁５４は、幾何学的な形 状と、カップ３０が支持されている開口の大きさ（指定されたクリアランスを有 する）に適合する。 隠された位置にある時、アクセサリフック２０の美観をさらに改良するために 、カップ３０には魅力的な背壁５６が設けられている。背壁５６は、カップ３０ が隠れた位置にある時、周囲壁２６のリム２８の幾何学的な形状と大きさに適合 する二次周辺縁５８を含んでいる。したがって、一次周辺縁５４と２次周辺縁５ ８は、本質的に同じであり、ピボット軸Ａの反対側で互いに離間する鏡像関係に ある。背壁５６はフィンガーキャッチ６０を含み、フィンガーキャッチ６０は、 カップ３０が隠れた位置にある時ピボット軸Ａから横方 向に並べられた簡単なへこみによって構成されている。フィンガーキャッチ６０ は、アクセサリフック２０を動作位置まで回転させるために力が加えられている ことを知らせる指示器として役立つ。 第６〜１２図を参照すると、本発明のさらに他の改良が示されており、この改 良では、全体的に３４で示された第２のフックが含まれており、この第２のフッ クはカップ３０から伸びる。第２のフック３４を適応させるために、カップ３０ は、好ましくは、幾分オーバル又は楕円形状に引きのばされている。第６〜９図 に示す実施例においては、第１と第２のフック３４は、カップ３０からピボット 軸Ａに関して同じ方向に伸びている。すなわち、それらは、互いに平行であり、 ピボット軸Ａに対して直角に伸びる。これらの第１と第２のフック３４は、雑貨 類又は商品類ホルダーとして一定方向に向けられ、すなわち、第６と８図に示す 動作位置において展開されている時、垂直に伸びる方向に向けられる。第７図と 第９図に示す隠れた位置にある時、未端３６は周囲壁２６のリム２８の後ろに充 分に隠され、不注意による損傷と摩耗を防ぐ。 第１０〜１２図にに示す実施例において、第１と第２のフック３４は、カップ ３０から、ピボット軸Ａに関して反対方向に伸びる。すなわち、第１と第２のフ ック３４は、全体的にピボット軸Ａに平行で、第１０と１２図に示す動作位置で 展開されている時、対向する水平方向に伸びる。第１と第２のフック３４は、衣 服ハンガー２４を懸架するときに使用するために一定方向に向けられ、好ましく は、ヘッドライナー、すなわち乗物の周囲壁構造物に配置される。第１１図に示 す隠れた位置にある時、魅力的な丸屋根状の表面が、 背壁５６によって客室に形成される。 発明は例示的に示されており、使用されている専門用語が、むしろ限定という ことよりも、説明の言葉の性質であることは理解されるべきである。一般に、実 施例は、少なくとも使用されない時に、フックをくぼみに隠すということが言え る。 第１図の実施例において、先端は、カップ内に傾けられることによって、くぼ みに隠される。他の実施例においては、フックは、使用しない時に隠れた位置ま で回転可能であり、くぼみに隠される。 明らかに、本発明の多くの変更および変形は、上述の教示によって可能である 。それ故に、発明は、詳細に述べられたものよりも、添付された特許請求の範囲 内で実施できることは、理解されるべきである。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】平成９年１２月５日（１９９７．１２．５） 【補正内容】 請求の範囲 １．周辺リムによって規定される開口を有する周囲壁構造物と、 前記周囲壁構造物における開口に配置されくぼんだカップと、 前記カップから未端まで片持ち梁式で伸びる第１のフックと、 前記リムの後ろに前記第１のフックの前記未端をくぼみに隠し望ましくない損 傷と摩耗を防ぐくぼみ、および べースから下方に伸びるとともに前記カップの底縁に隣接する前記カップに接 触する支脚皿、によって構成され、 前記フックは、前記カップの背壁に向かって後方に伸びるベース部と、前記ベ ースを、前記背壁に隣接する前記カップに固定するファスナーを有し、 前記支脚皿と前記ベースは前記第１のフックを支持し、前記未端は前記ベース から前記カップに向かって内方に傾斜されている、 ことを特徴とする自動車用アクセサリフック。 ２．前記第１のフックは前記カップに添付されたベースを含み、前記未端は前記 ベースから前記カップに向かって内方に傾いていることを特徴とする、特許請求 の範囲第１項に記載のアッセンブリー。 ３．前記第１のフックは、全体的に平らな面と、前記面に直角に隣接する少なく とも一つのリブを含み、前記リブは、前記第１のフックの内面に配設されている とともに、前記カップの前記背壁に面していることを特徴とする、特許請求の配 置された第１項に記載のア ッセンブリー。 ４．周辺リムによって規定される開口を有する周囲壁構造物と、 前記周囲壁部分の開口に配設されくぼんだカップと、 前記カップから未端まで片持ち梁式で伸びる第１のフックと、 前記第１のフックを支持するためのくぼみ、 によって構成され、 前記くぼみは前記カップから共通のピボット軸に沿って反対方向に伸び、前記 カップの前記周囲壁はピントルを受けるための一対のソケットを含み、前記カッ プは該カップが動作位置にある時に前記周囲壁のリムと一列に並べられた一次周 辺壁を含み、かつ前記カップは、隠れた位置にある時、動作位置と蓄えられた位 置の間で前記カップの外部縁の後ろに受けられる前記フックによって回転可能で あり、前記カップの背壁は、前記フックが前記隠れた位置にある時外方に面し、 フィンガーキャッチは、前記カップが前記隠れた位置にある時前記フックの前記 背壁に形成される前記ピボット軸の下に横方向に並べられたへこみによって構成 され、前記隠れた位置と動作位置との間での前記フックの運動を容易にするとと もに、開口面を用いるしるしを提供する、 ことを特徴とする自動車用アクセサリフック。 ５．さらに、前記カップから伸びる第２のフックを含むことを特徴とする、特許 請求の範囲第４項に記載のアッセンブリー。 ６．前記第１と第２のフックが前記カップから互いに反対方向に伸びることを特 徴とする、特許請求の範囲第５項に記載のアッセンブリー。 ７．前記フックは、全体的に平たんな面と、該面に直角方向に隣り合う少なくと も一つのリブを含み、該リブは前記第１のフックの内面に配置されていると共に 前記カップの背壁に面している、ことを特徴とする、特許請求の範囲第４項に記 載のアッセンブリー。

───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 間の操作を容易にする。多重のフックが使用される時、 それらは、プラスチック性の雑貨類および商品袋を支持 するために互いに平行に伸び、又は衣服ハンガーを固定 するために対向する位置に交互に伸びる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．周辺リムによって規定される開口を有する周囲壁構造物と、 前記周囲壁構造物における開口に配置されくぼんだカップと、 前記カップから未端まで片持梁式で伸びる第１のフックと、 前記リムの後ろに前記第１のフックの前記未端をくぼみに隠し望ましくない損 傷と摩耗を防ぐくぼみ、および べースから下方に伸びるとともに前記カップの底縁に隣接する前記カップに接 触する支脚皿、によって構成され、 前記フックは、前記カップの背壁に向かって後方に伸びるベース部と、前記ベ ースを、前記背壁に隣接する前記カップに固定するファスナーを有し、 前記支脚皿と前記ベースは前記第１のフックを支持し、前記未端は前記ベース から前記カップに向かって内方に傾斜されている、 ことを特徴とする自動車用アクセサリフック。 ２．前記第１のフックは前記カップに添付されたベースを含み、前記未端は前記 ベースから前記カップに向かって内方に傾いていることを特徴とする、特許請求 の範囲第１項に記載のアッセンブリー。 ３．前記第１のフックは、全体的に平らな面と、前記面に直角に隣接する少なく とも一つのリブを含み、前記リブは、前記第１のフックの内面に配設されている とともに、前記カップの前記背壁に面していることを特徴とする、特許請求の配 置された第１項に記載のア ッセンブリー。 ４．周辺リムによって規定される開口を有する周囲壁構造物と、 前記周囲壁部分の開口に配設されくぼんだカップと、 前記カップから未端まで片持ち梁式で伸びる第１のフックと、 前記第１のフックを支持するためのくぼみ、 によって構成され、 前記くぼみは前記カップから共通のピボット軸に沿って反対方向に伸び、前記 カップの前記周囲壁はピントルを受けるための一対のソケットを含み、前記カッ プは該カップが動作位置にある時に前記周囲壁のリムと一列に並べられた一次周 辺壁を含み、かつ前記カップは、隠れた位置にある時、動作位置と蓄えられた位 置の間で前記カップの外部縁の後ろに受けられる前記フックによって回転可能で あり、前記カップの背壁は、前記フックが前記隠れた位置にある時外方に面し、 フィンガーキャッチは、前記カップが前記隠れた位置にある時前記フックの前記 背壁に形成される前記ピボット軸の下に横方向に並べられたへこみによって構成 され、前記隠れた位置と動作位置との間での前記フックの運動を容易にするとと もに、開口面を用いるしるしを提供する、 ことを特徴とする自動車用アクセサリフック。 ５．さらに、前記カップから伸びる第２のフックを含むことを特徴とする、特許 請求の範囲第４項に記載のアッセンブリー。 ６．前記第１と第２のフックが前記カップから互いに反対方向に伸びることを特 徴とする、特許請求の範囲第５項に記載のアッセンブリー。 ７．前記フックは、全体的に平たんな面と、該面に直角方向に隣り合う少なくと も一つのリブを含み、該リブは前記第１のフックの内面に配置されていると共に 前記カップの背壁に面している、ことを特徴とする、特許請求の範囲第４項に記 載のアッセンブリー。