JP2000512354A - 電子錠装置 - Google Patents

電子錠装置

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JP2000512354A
JP2000512354A JP10502427A JP50242798A JP2000512354A JP 2000512354 A JP2000512354 A JP 2000512354A JP 10502427 A JP10502427 A JP 10502427A JP 50242798 A JP50242798 A JP 50242798A JP 2000512354 A JP2000512354 A JP 2000512354A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、電子鍵であって、解錠するために錠シリンダーの対応するハウジング内部に挿入するための、鍵ボデー内に装着された鍵胴部を備え、シリンダーは1つのステーター部と、回転と一体のローター部とを有し、かつ第1の機械式手段と第1の電子式手段とを含み、鍵がシリンダー内に完全に差し込まれて、識別が鍵識別コードに入って対応する錠コードが検査された時に、シリンダーの対応する第1の手段と協働するために、鍵は第2の機械式手段と第2の電子式手段とを含む電子鍵を開示するものである。鍵の電子式手段(16、18、20)は、鍵のボデー内の鍵胴部を単に変位させるだけで作動させられる、エネルギー発生のための自動手段(14)によって構成される。

Description

【発明の詳細な説明】 電子錠装置 発明の分野 本発明は、所与の場所への侵入を防止するため、および定められている装置、 たとえば、電子装置のラックまたはキャビネット、が動作させられることを防止 するための電気機械的錠または電子鍵および電子錠に関するものである。 従来技術 過去数年にわたって、機械的符号化、たとえば、切り込みの形で実現された、 を鍵と錠との間で送られる電子的符号化に組合わせる錠が開発されてきた。ヨー ロッパ特許出願第277 432号がそのような電気機械的錠を示している。そ の錠では、鍵が錠を開けるための機械的符号化ばかりでなく、鍵を差し込んだ時 に、予めプログラムされている識別コードを錠へ送るように動作する電子回路も 有する。鍵は錠から電力を受け、錠自体は外部電源から電力を供給される。同様 に、フランス特許出願第2 561 292号が、電気機械的錠に使用でき、か つ機械的符号化のための切り込みと、鍵内部に直接置かれている再充電可能な電 池から取り出される電力を供給される電子的マイクロプロセッサ回路とを有する 電子鍵を開示している。 しかし、上記錠には両方とも、使用されるシリンダーの種類が製作がとくに複 雑で、したがって、非常に高価であるという事実の結果として大きな欠点がある 。その種の錠では、最高の安全を保障するのはシリンダーの機械的輪郭を複製す ることが困難なことであって、付加的な電子的符号化ではない。その結果、鍵を 紛失したとすると、シリンダーに電子回路が組合わされているか否かにかかわら ず、シリンダーを交換することが必要である。 また、ヨーロッパ特許出願第388 997において、それの所有者が、完全 に電子錠であって、鍵の識別コードと錠の識別コードとの間の一致によってのみ 解錠される錠を提案している。 その種の電子的に施錠される錠にもある種の欠点、とくに、一般に外部電源か ら、または再充電可能な電池から得られるそれの電源に関する欠点がある。不幸 なことに、そのような外部電源は常に得られるものではなく、錠内部、鍵内部、 または両方の内部に同時に、置かれた電池を用いると、再充電の面、および動作 の信頼性の面で重大な困難が生ずる。 発明の目的および定義 本発明の目的は、必要な物を全て備えており、外部電源や、外部装置によって 再充電できる1つまたは複数の電池のいずれであろうと、独立電源を必要としな い、電子錠および鍵のアセンブリを提案することによって上記欠点を軽減するこ とである。本発明の他の目的は、おのおの製作が比較的簡単で、コストが低く、 システムが完全に安全であることを保障する錠シリンダーおよび鍵を得ることで ある。 それらの目的は、電子鍵であって、解錠するために錠シリンダーの対応するハ ウジング内部に挿入するための、鍵ボデー内に装着された鍵胴部を備え、シリン ダーはステーター部と、トングに固定されたローター部とを有し、かつ第1の機 械式手段と第1の電子式手段とを含み、鍵がシリンダー内に完全に差し込まれた 時にシリンダーの対応する第1の手段と協働するため、および鍵の識別コードと 錠の対応するコードとが一致した時に解錠するために、鍵は第2の機械式手段と 第2の電子式手段とを含む前記電子鍵において、鍵の電子式手段は、鍵のボデー 内の鍵胴部を変位させるだけで作動させられる、自給式電力発生手段から電力を 供給されることを特徴とする電子鍵によって達成される。 この特定の構造によって、識別コードを交換および検査するため、およびおそ らく解錠を制御するための鍵の電子的手段に、鍵の胴部を動かすだけで作動させ られる単一のモジュールによって、外部電源装置とは独立に、電力を供給できる 。 好適な実施の形態では、電力発生手段によって供給されたAC信号からDC電 源電圧を発生する整流器および蓄積手段に、前記電力発生手段は電力リンクによ って接続され、前記整流器および蓄積手段自体はプロセッサ手段に接続されてお り、そのプロセッサ手段は、それを電力発生手段に接続する通信リンクを介して 、シリンダーを解錠するために求められるデータを交換するように動作する。 有利なことに、電力リンクと通信リンクとは電力発生手段において単一のリン クを構成し、そうすると第2の電子式手段は、電力発生手段を整流器および蓄積 手段とプロセッサ手段とに接続するためのマルチプレクサ/デマルチプレクサを 含む。 好ましくは、第2の電子式手段は、プロセッサ手段と電力発生手段との間に配 置されて、プロセッサ手段の出力端子に供給された信号を一致および濾波する通 信インタフェース手段を更に含む。 第1の好適な変形例では、鍵が錠に差し込まれた時に錠のシリンダーにまた電 力を供給するように、整流器および蓄積手段は電力発生手段にまた接続される。 このようにして、シリンダーは自給式にして動作でき、しかもどのような内部電 源(たとえば、電池または商用電源)に依存することはない。 第1の例では、電力発生手段は、鍵の胴部の変位によって発生される連続曲げ 運動から電荷を発生するように構成された少なくとも1つの圧電素子を含む。有 利なことに、圧電素子は、2つの端部の一方が鍵のボデー内に埋め込まれている 1枚の厚電板によって構成され、そのボデーは、鍵がシリンダーの中に差し込ま れている間に、シリンダーの圧電素子の少なくとも1つの接触先端部と協働する ために構成されたのこぎりの歯状の輪郭を有し、または自由にされている前記圧 電板の端部が接触先端部を持ち、かつそれが、鍵の胴部が鍵のボデーから抜き出 されたり、鍵のボデーの中に引き込めたりしている間に、鍵の胴部ののこぎりの 歯状の輪郭と協働するように構成されている。 鍵の胴部は、プロセッサ手段に接続される追加の圧電素子を有することもでき る。その圧電素子は、鍵の胴部がシリンダー内に差し込まれた後で、鍵と錠のシ リンダーとの間でデータを交換するように構成されている。 鍵の胴部は、プロセッサ手段に接続される少なくとも1つの接触領域を更に含 むこともできる。その接触領域は、鍵の胴部がシリンダー内に差し込まれた後で 、鍵と錠のシリンダーとの間でデータを交換するように構成されている。有利な ことに、接触領域は整流器および蓄積手段の出力端子にも接続されて、鍵の胴部 がシリンダー内に差し込まれた後で、錠からシリンダーに電力を供給できるよう にする。 鍵の特定の実施の形態では、前記鍵胴部は十字形にできる。 第2の好適な変形例では、電力発生手段は、第1に磁心を構成する磁化された 胴部を備え、第2に、環状に接続されて、高い透磁率を持つ物質の壁によって分 離され、かつそれ自体高い透磁率を持つ物質で製作されているボデー内に含まれ て、前記磁化された胴部のための被覆を構成する複数のコイルを備え、前記胴部 をそれの被覆から抜き出したり、被覆内に入れたりするために、たとえば、ばね を用いる放出システムが設けられる。 有利なことに、磁化された胴部は、高い透磁率を持つ物質の壁によって規則的 に分離されている複数の双極環状磁石を有し、前記壁の間の距離は、第1に、鍵 の被覆構成ボデーの対応する壁の間の差に正確に一致し、第2に、シリンダーの 前記チューブの壁に正確に一致するようにして、決定される。 双極環状磁石は、隣り合う2つの磁石が互いに反発するようにして決定される 極性を持ち、磁石の北極軸と南極軸は胴部の長手軸に平行である。 磁化された胴部は軟鉄などの高い透磁率を持つ物質の壁を更に含み、その目的 のために、ぞの壁の上に鍵の被覆構成ボデーの外部磁気分離壁が接触するように なって、鍵がシリンダー内に完全に差し込まれた時に磁気回路を閉じる。 好ましくは、前記コイルは4個あり、前記4個のコイルの隣り合う2個のコイ ルの巻線の向きは、他の2個のコイルの巻線の向きとは反対である。4個のコイ ルは2つの異なる電気的接触端子を有し、それらの端子を介して鍵の第2の電子 的手段に電力を供給するための電力リンクと、錠のシリンダーとデータを交換す るための通信リンクとがそれぞれ設けられる。 本発明は、上記電子鍵を受けるために構成されて、シリンダーの第1の電子的 手段に電力を供給するように、鍵が差し込まれている間、または鍵の挿入が終わ った時に作動させられる少なくとも1つの電力発生手段をシリンダーが有する。 第1の有利な変更では、電力発生手段は鍵と、錠のシリンダーとの間の結合を 行って、鍵の胴部がシリンダー内に差し込まれた後で、データ、とくに識別コー ド、をシリンダーと鍵との間で交換できるようにする。 第2の有利な変形例では、解錠するように電力発生手段はトングを阻止するた めの要素を変位させることを可能にもする。 電力発生手段によって供給された交流信号からDC電源電圧を発生する整流器 および蓄積手段に電力発生手段が電力リンクを介して接続され、前記整流器およ び蓄積手段自体はプロセッサ手段に接続されており、そのプロセッサ手段は、そ れを電力発生手段に接続する通信リンクを介して、シリンダーを解錠するために 求められるデータを交換するように動作し、かつ前記プロセッサ手段は、制御パ ルスを通信リンクを介して電力発生手段に供給する制御手段を駆動するようにも 動作し、前記パルスはトングを阻止するための要素を解放するために十分な決定 された持続時間を持ち、それによって解錠する。 好ましくは、シリンダーの第1の電子式手段は、電力発生手段を通信リンクを 介してプロセッサ手段と制御手段とに接続することを可能にするスイッチング手 段も含む。 第1の有利な変更では、シリンダーの電力発生手段は、電気的接触端子を有す る少なくとも1つの圧電素子を備える。その圧電素子は、鍵の挿入中に連続曲げ 運動を受けると、それの接触端子に電荷を発生する。 圧電素子は、それの2つの端部の一方がシリンダーのローター部分に埋め込ま れた1枚の圧電板によって、または中央部分がシリンダーのローター部分に埋め 込まれたバイモルフ(bimorph)によって構成できる。圧電素子の各自由端子は 、鍵の胴部と協働するために構成された少なくとも1つの接触先端部と、残りの 位置で、シリンダーのステーター部分に対してトングのどのような回転も阻止す るために構成された少なくとも1つの阻止要素とを有する。 第2の好適な変更では、シリンダーの電力発生手段は、シリンダーへの入口に おいて、ハウジングの周囲に装置され、環状に接続されて、高い透磁率を持つ材 料の一定の間隔をおいて隔てられている複数のコイルを含む、軟鉄などの、高い 透磁率を持つ材料のチューブを有し、前記コイルは、第1に、鍵によって保持さ れて、磁心を形成する磁化された胴部と協働するため、および第2に、ハウジン グの内部で滑るために適し、かつトングを阻止する前記要素が設けられている押 し出しピストンと協働するために構成されている。 好ましくは、前記コイルは4個あり、前記4個のコイルの隣り合う2個のコイ ルの巻線の向きは、他の2個のコイルの巻線の向きとは反対であり、4個のコイ ルは2つの異なる電気的接触端子を有し、それらの端子を介して鍵の第2の電子 式手段に電力を供給するための電力リンクと、錠のシリンダーとデータを交換す るため、および阻止要素を作動させるための通信リンクとがそれぞれ設けられる 。 有利な例では、トングは、第1に円筒形のボデーを有し、第2に、前記ボデー から放射状に伸びるひれを有し、ボデーは、高い透磁率を持つ材料で製作されて 、間にからの円板形空間を残して相互に向き合って置かれた2つの中空環状片を 受 けるための開口部を有し、前記片の内部寸法はハウジングの外部寸法に対応し、 前記あき空間に接触している環状片の各内部壁が、前記阻止要素を受けるために 構成された阻止スロットを含む。ひれは、たとえば、球−ばね組立体によって構 成されて、シリンダーのステーター部分の対応する手段、たとえば、球を受ける ための空所、と協働するために構成された中心位置決め手段を含む。 鍵押し出しピストンは高い透磁率を持つ材料の中心コアを有し、それの2つの 端部のおのおのには、僅かに磁化された回転刃によって構成された前記阻止要素 が、それぞれの軸を中心として、装着され、電力発生手段が作動させられた時に トングの前記阻止スロットの1つの中に入るために前記阻止刃は回ることができ る。中心コアは非磁性体内に被覆されて、鍵の機械的インタフェース手段と協働 するために構成されたそれぞれの機械的インタフェース要素によって両端で終端 させられて回転偶力を伝える。 本発明は電子鍵および関連する錠が設けられた錠前装置にも関するものである 。 図面の簡単な説明 本発明の他の特徴および利点は非限定的指示により与えられる以下の説明、お よび添付図面を参照することから一層明らかに見えてくる。 図1は本発明の電子施錠装置で使用される電子鍵の線図である。 図2は本発明の電子施錠装置で使用される錠の二重シリンダーの線図である。 図3は図1と図2の電子式手段の変形例を示す図である。 図4および図5は図1と図2の手段の整流器および蓄積手段の2つの例を示す 。 図6a乃至図6eおよび図7a乃至図7cは図1および図2に示すそれぞれシ リンダーおよび鍵の電子式手段で利用できる種々の信号を示す。 図8は施錠装置のための電力発生手段の第1の例の機能的線図である。 図9は圧電モジュールを有し、胴部が第1の位置にある電子鍵の第1の実施の 形態を示す。 図10は圧電モジュールを有し、胴部が第2の位置にある電子鍵の第2の実施 の形態を示す。 図11は電子鍵の胴部の実施の形態の横断面図である。 図12は図10の電子鍵と協働するために適する錠シリンダーの実施の形態を 示す。 図13は施錠装置のための電力発生手段の第2の例の機能的線図である。 図14は図2のシリンダーの第1の実施の形態の線図的縦断面図である。 図15は図14の平面XV−XV上の横断面図である。 図16は図2のシリンダーの第2の実施の形態の線図的縦断面図である。 図17は図16の平面XVII−XVII上の横断面図である。 図18は図2のシリンダーの他の実施の形態の線図的縦断面図である。 図19aおよび図19bは図18のシリンダーのトングの実施の形態を示す。 図20aおよび図20bは図18のシリンダーの鍵押し出しピストンの実施の 形態を示す。 図21aおよび図21bは図18の実施の形態に関連するものであって、鍵の 2つの連続する位置に対する鍵とシリンダーとの間の相互作用を示す。 図22は鍵が完全に差し込まれた後の鍵−シリンダー相互作用を示す線図であ る。 図23はトングが解放された時の鍵−シリンダー相互作用を示す線図である。 発明の好適な実施の形態についての詳細な説明 本発明は電子鍵と、電子錠と、この出願では電子施錠装置と呼ぶ、鍵と錠との 組合わせとに関するものである。従来のやり方では、錠はシリンダーを有する。 このシリンダーには、鍵を受けるためのハウジングと、鍵がハウジング内に差し 込まれて、鍵の識別コードが錠の対応するコードに一致した時に、解錠するため の機械的要素および電子的要素とが設けられている。 最初に、鍵10の極めて線図的な表現である図1を参照する。鍵10は、作動 させるべきボルト(図示せず)を有する錠のシリンダー内のハウジングに適合す る形および寸法の胴部を形成する第1の端部と、キーのボデーを構成して、ヘッ ドを形成する第2の端部とを従来のように有する。前記ヘッドは、回転させられ ているとき、シリンダーのトングを作動させて、錠のボルトを(従来の機械式施 錠手段(図示せず)を介して)駆動する。 鍵は、回転偶力を鍵から錠へ伝え、鍵が錠に結合されると、解錠を可能にする 諸条件が整った時(鍵の識別コードと錠の識別コードが一致する)に、ボルトを 作動することを可能にするための第2の機械的インタフェース手段12を有する 。鍵は、鍵と錠との間でデータを運ぶ通信リンクと、鍵とおそらくは錠のシリン ダーとに電力を供給するための電力リンクとにおいて、動作するための第1の電 力発生手段14も含む。たとえば、鍵が錠内に差し込まれた時に、前記電力発生 手段からの電力を受けて蓄積するために、電力発生手段に(電力リンクを介して )接続されている第1の整流器および電力蓄積手段16も設けられている。整流 器および電力蓄積手段は第1のプロセッサ手段18に接続されている。このプロ セッサ手段はマイクロプロセッサおよびメモリを有すると有利であり、電力供給 と、識別コードに対応するデータの転送の管理(とくに鍵の識別コードと錠の識 別コードを比較することによって)および制御を行う。この符号化されたデータ の交換は、第1にプロセッサ手段18に接続されており、第2に電力発生手段1 4に(通信リンクを介して)接続されている、第1の通信インタフェース手段2 0(必要があれば、プロセッサ手段からの信号を一致させ、かつ濾波する)を介 して選択的により行われる。シリンダーが電力発生手段を有しない時は、整流器 および蓄積手段16からの付加出力リンクが電力発生手段14からの蓄積されて いる電力をシリンダーに供給する。 図2は、従来の機械的二重シリンダー錠の外形および寸法に類似する外形およ び寸法の2つの入口(2つのシリンダー)を持ち、これによって交換が極めて容 易になり、かつ、上記種類の鍵と協働するようにとくに適応させられた、自給式 電力発生手段が設けられている、対称的なヨーロッパ輪郭のシリンダー30の第 1の実施の形態の高度に線図的縦断面である。鍵自体にもそれ自身の電力発生手 段が設けられている。この二重シリンダー錠は上流部32と、下流部34と、鍵 が2つのシリンダーの2つのハウジング38のいずれかに差し込まれ、かつ識別 コードが一致した時に、機械的な第2のインタフェース手段12によって鍵によ り回転できる中間回転部すなわちトング36とを有する。シリンダーは、どのよ うな外部作用もトング36に及ばされることを阻止し、かつトングを回すために 機械的な第2のインタフェース手段12と協働するための鍵押し出しピストンを 構成する動くシャッター手段40を有する。それは、同一の第2の電力発生手段 42と第3の電力発生手段44も有する。それらの電力発生手段42、43は二 重シリンダー錠の上流部32と下流部34とにそれぞれ組合わされ、錠に電力を 供給する(電力リンクを介して)ばかりでなく、第1に、鍵と錠との間の通信機 能(通信リンクを介して)を、第2に、通信リンクを介して解錠の機能(それの トングを解放することによって)を行う。鍵と同様に、2つの電力発生手段のお のおのは、鍵が錠に差し込まれた時に、手段42、44によって発生された電力 を整流および蓄積するために、電力リンクを介してそれぞれ第2の(または第3 の)整流器および電力蓄積手段46(または48)に接続されている。第2の整 流器および蓄積手段と第3の整流器および電力蓄積手段はそれぞれ第2および第 3のプロセッサ手段50、52に接続されている。各プロセッサ手段50、52 はマイクロプロセッサおよびメモリで構成すると有利であり、かつ各プロセッサ 手段は鍵の識別コードと錠の識別コードとに対応するデータの転送を管理および 制御する。符号化されたデータのこの転送(鍵と錠との間の)は、第1に、第2 の電力発生手段または第3の電力発生手段に接続され(それの通信リンクを介し て)、第2に、第2のプロセッサ手段または第3のプロセッサ手段に接続されて いる、それぞれ第2の通信インタフェース手段54および第3の通信インタフェ ース手段を介して、所望により実行できる(プロセッサ手段が信号一致と濾波を 行う必要がある時)。最後に、それぞれ第2のプロセッサ手段50または第3の プロセッサ手段52からの命令の下に、第2の整流器および電力蓄積手段46ま たは第3の整流器および電力蓄積手段48に蓄積されている電力をパルスとして 、第3の電力発生手段または第2の電力発生手段42の通信リンクを介して放電 させることによって、解錠を制御するために第1の制御手段58と第2の制御手 段60(たとえば、トランジスタスイッチ型の)とが設けられている。好ましく は、シリンダーが図示のように二重シリンダー構造のものであると、シリンダー の決定された部分(たとえば、上流部)の整流器および蓄積手段に蓄積されてい る電力がシリンダーの他の部分(この場合には下流部分)に放電され、シリンダ ーの他の部分(この場合には下流部分)の整流器および蓄積手段に蓄積されてい る電力がシリンダーの決定された部分(たとえば、上流部)に放電される。電力 は通信リンクを介して放電されるので、電力発生手段からの通信出力を通信イン タフェース手段54、56、またはさもなければ制御手段58、60へ向けるた めにプロセッサ手段50、52によって制御されるスイッチング手段62、64 (たとえば、弁別フィルタ)を設けることが好ましい。 通信リンクと電力リンクとが錠におけるように鍵内に1つのリンクを有すると 、すなわち、電力供給線を通じてデータが送られると、前記1つのリンクを整流 器および電力蓄積手段16;46、48へ、さもなくば通信インタフェース手段 20;54、56へ、および通信インタフェース手段20;54、56へ、また は整流器および電力蓄積手段16;46、48へ向けるために(おそらくスイッ チ手段62、64を介して)、マルチプレクサ/デマルチプレクサ手段66(図 3)を設けることも必要である。もちろん、錠に鍵から電力が供給されると、マ イク ロプロセッサ/デマルチプレクサ66は整流器および蓄積手段の出力端子にも接 続されてそのような戻り電力供給を可能にする。 第2のプロセッサ手段および第3のプロセッサ手段について説明したが、大き さを最小にするという理由から全く好ましい単一のプロセッサ手段のみ(たとえ ば、図12における回路51を参照)を使用するのを阻止することが明らかに何 もないことを観察できる。同様に、本発明は二重シリンダー構造によって本質的 に示されているが、たとえば、国際輪郭のつまみまたは他の任意の機械的構造を 有する単一シリンダー型構造で本発明を実現することをもくろむことが完全に可 能である。同様に、上記した種々の電子式手段のシリンダーボデー内の配置が包 括的なものではなく、全ての電子式手段をトング内に一緒にまとめる(図12と 図14に示すように)ことをもくろむことが完全に可能であり、しかも好ましく さえあることも観察できる。これと同じことが、異なることがある電力発生手段 の配置に適用される(上流/下流である代りにシリンダーの一方の側および他方 の側にある配置については、とくに図16と図17を参照されたい)。 図4と図5は、鍵すなわちシリンダー14;42、44の各電力発生手段に組 合わされる整流器および電力蓄積手段16;46、48の2つの実施の形態を示 す。図4で、手段16;46、48はダイオードブリッジ200と、その後に続 くコンデンサ202などの平滑器および充電素子で単に構成できることがわかる 。ブリッジは入力端子210に電力発生手段14;42、44からAC電圧を受 け、出力端子212にそれは、第1に、たとえば、トングを解放すること(シリ ンダーの電力発生手段42、44の場合)、または鍵から電力をシリンダーに供 給すること(鍵の対応する手段の場合)、および第2に、分圧器204を介して 、プロセッサ手段18;50、52に電力を供給することを意図するDC出力電 圧を発生する。整流器および蓄積手段を実現するための他の可能な解決策はダイ オ−ド電圧増倍器220(図5)を使用することである。この電圧増倍器は複数 の整 流器および電圧上昇段、たとえば、6つの段222〜232、を通常有する。各 段はダイオードおよびコンデンサによって構成されている。この構造によって、 プロセッサ手段18;50、52は増倍器の段の1つ、たとえば、第2の段22 4、の出力端子234から電力を直接供給される。その段はプロセッサ手段のた めの所望の電源電圧に対応する電圧を持ち、増倍器の他の中間出力端子が、たと えば、鍵内の種々のDC電圧を供給して、シリンダーに電力を供給する(図1に 類似して)。 図6と図7は、錠のシリンダー内に差し込まれている鍵によって発生されてい る、鍵または錠のための上記種々の電子式手段の出力端子で利用できる電気信号 を示す波形図である。図6aは鍵10がシリンダー30の中に差し込まれた後で 、錠の電力発生手段42、44からの出力電流を示す。図6bは、整流器および 蓄積手段46、48による電流出力を示す(破線カーブは充電電圧を示す)。図 6cは、通信インタフェース手段54、56からの出力端子における錠と鍵との 間のコードの交換を示す。図6dは、鍵を結合手段42、44に差し込まれた時 に蓄積手段46、48に累積されていた電力を放電することによって、トングを 解放できるようにするために、プロセッサ手段50、52の出力端子に発生され た制御信号を示す(図6eで制御手段58、60からの出力信号を参照)。同様 に、図7aは、鍵の電力発生手段14によって発生された電流出力を示す。図7 bは、整流器および蓄積手段16によって発生された電流出力を示し(破線カー ブは充電電圧を示す)、図7cは、通信インタフェース手段20からの出力端子 における、鍵と錠との間で交換されているコードを示す。 それらの波形図を調べると、種々の電子式手段によって実行される動作が3つ の連続する段階で行われることがわかる。第1に、錠と鍵とにおいてACが並列 に発生される。そのACは整流されて電源電圧を錠と鍵とのそれぞれのプロセッ サ手段に供給する(第1の段階)。その後でそれらの手段が作動させられる。そ の後でそれらの手段は識別コードを交換して、それらを比較するために進む(第 2の段階)。この交換の後で、およびコードが一致したと仮定すると、以下に非 常に詳しく説明するように、トング、したがって、シリンダー、を解放するよう に、蓄積手段に累積されている電力を放電することによって解錠できる。 錠に鍵から電力が供給されると、整流手段46、48を省くことによってシリ ンダーの電子式手段の構造を簡単にでき、錠の電力発生手段からの出力電圧がD C電圧の形で直接供給されている(しかし、鍵にDC/ACコンバータを負荷す ることも可能で、しかもそうしてもシリンダーの構造は不変である)。 図8は、錠と鍵との圧電素子の形での電力発生手段の第1の実施の形態を、高 度に線図的および機能的なやり方で示す。 錠42または44の電力発生手段は、通信リンクと電力リンクを設ける電気接 点68aが設けられている圧電板68などの圧電素子によってほぼ構成される。 板の2つの端部の1つがンリンダー30のボデーに埋め込まれ、それの自由な他 端部に、回らせられ、かつ鍵の特定ののこぎりの歯状輪郭70bと協働するため に構成されている接触先端部68bが設けられている。 鍵の電力発生手段14も同様に、通信リンクと電力リンクを設ける電気接点7 0aが設けられている圧電板70を有する。板の2つの端部の1つが鍵10のボ デーに埋め込まれ、それののこぎりの歯状輪郭70bを支持し、それの他端部が 接触先端部68aからの圧力の下に前後に自由に動く。 圧電板は当業者に知られている部品であるから詳細に説明する必要はない。圧 電セラミックの多層複合構造体である板は自給式電力発生を可能にする(すなわ ち、再充電できる電池などの追加の電源の必要がなんら無く、それでもそのよう な外部電源を用いることは排除されず、とくに鍵が高度のプログラミング機能を 有する時にそうである)ために十分な振幅の曲げ運動を行い、もちろん錠のプロ セッサ手段および鍵のプロセッサ手段に電力を供給でき(それらの手段は非常に 僅かな電力を要する)、それのみならずとくに解錠できるようにする制御手段に 電力を供給できることが単に観察される。小さい寸法(40mm×10mm×1 mm)板はストレスの作用の下に±0.5mmの振幅で曲がることができ、した がって、無視できない量のエネルギーを蓄積できるようにする。そのような状況 の下では、板に複数の変形を加えると(実際には変形の数は10ないし40の範 囲内に入ることができる)、鍵の部品の全てに電力を供給し、かつ解錠のために 十分なエネルギーを、追加の電源の必要なしに、得ることを可能にすることが容 易に理解されるであろう。そのような引き続く変形の結果発生され、かつ鍵の電 気的接触端子68aと錠の電気的接触端子70aとで利用できる電荷の交番する 周期的な流れによって圧電エネルギーが構成され、その後でそれぞれの整流器お よび蓄積手段16;46、48に送られて蓄積されて本発明の装置に電力を供給 できるようにする。これとは逆に、そのような圧電板に可逆性が与えられると、 それの接触端子68aと70aに十分なエネルギーが放出されてそれらの端子が 動かされ、トングの解放を作動させるためにその動きを使用できる。 しかし、そのような圧電板は、鍵と錠との間でデータを交換するための通信手 段としても使用できる。鍵10が錠30の中に完全に差し込められると、鍵の圧 電板70と錠の圧電板68が両方とも曲げられ、したがって一緒に機械的に結合 される。そうするとそのような構造は、通信搬送波周波数として使用できるそれ 自身の共振周波数を有する結合された発振器を構成する。この周波数はたとえば 、錠のプロセッサ手段に保存される。その手段は前記周波数での前記発振器の短 い励振期間の形でのデータ交換の開始のための信号を与えることができ、その後 で鍵はこの基準である論理値0を与えることができる。論理値1は、従来のやり 方における状況の下で、基準信号の位相または周波数を単に変化することによっ て、したがって、もちろんその変化を検出できるために十分な長さの時間そうす ることによって、鍵から錠へ送ることができ、または錠から鍵へ送ることができ る。 通信帯域幅は機械的結合のそれに対応する。 本発明の電子鍵の好適な実施の形態を図9に示す。この鍵は、既知の任意の手 段、手動(たとえば、のこぎりの歯状のぎざぎざをつけられたボタン)または自 動、によって抜き出すことができ、錠のハウジング38の中に差し込まれるよう に構成された胴部82を含んでいる箱(鍵ボデー80)の形をしている。引き出 されている位置にある様子が示されている胴部は、一端が箱80内に埋め込まれ ており、他端部が自由で接触先端部84aの変位の下に動くことができるような 、少なくとも1つの圧電素子(板84)の1つの接触先端部84aと少なくとも 協働するための外部のこぎりの歯状輪郭82aをを有する。図示の例では、引き 出すことができる胴部82は2つの反対側の面に対称的なのこぎりの歯状輪郭を 有し、4つの圧電素子がある。それの各接触先端部84が2つの素子を同時に作 動させる。もちろん、この構成は純粋に例として与えたものであり、発生する必 要がある電気エネルギーの量に本質的に依存する。例として、図11は4つの圧 電素子88a、88b、88c、88dを励振する断面が十字形の胴部86を示 す。もちろん、鍵は圧電素子によって発生された電荷を変換する回路(整流器お よび蓄積回路16は大容量のコンデンサを含むことができ、または電池あるいは 再充電可能な電池を含むことができる)と、接続される回路16によって電力を 直接供給されるマイクロ制御器またはマイクロプロセッサ型制御集積回路18も 含む。通信インタフェース回路20を含むことができる、プロセッサ回路18は 、胴部82に装着されて、かつ識別コードの交換のために錠の対応する圧電素子 (図8に68で示されている素子)と協働するために構成されている圧電素子7 0に接続されている。 図10は図9の鍵の変形例を示すものであって、胴部82が展開された位置す なわち「第2の」位置にある様子を示すものである。この変形例では、コードを 交換するための通信リンクが胴部82の少なくとも1つの接触領域82bを介し て起きる(鍵を回り道して差し込むことができるように面当り1つの接触領域で あると有利である)。その領域は錠のために求められる電力を送るためにも使用 でき、整流器および蓄積回路16の出力端子から取り出される(その接触領域は 図11の変形でも存在する)。鍵の他の要素は図9を参照して上で説明したもの と同一であるから再び説明はしない。 図示の種々の実施例はどのように限定するものでもないこと、および、たとえ ば、鍵の胴部82が鍵から錠に電力を供給するための少なくとも1つの接触領域 82bばかりでなく、データを交換するための圧電素子も有することが可能であ ることを観察することが重要である。それらの実施の形態では、鍵内での電力発 生はそれの箱から引き出されている(または箱の中に引き込まれている)胴部か ら今は来て、手動で、または自動的に(錠内に差し込まれている胴部によるのと は反対に)、それにより鍵の圧電素子84を励振してエネルギーを対応する蓄積 手段16に蓄積させることも観察されるであろう。その後で、このエネルギーは 、鍵と錠との間の通信を管理するプロセッサ18、20に電力を供給するため、 および変形では錠に電力を供給することを可能にするために十分なエネルギーを 錠に送るために用いられる。 図12は、詳しくいえば図10を参照して説明した種類の電子鍵を受けること を意図する錠シリンダーを線図的に示す。このシリンダー構成では、電力発生手 段42、44は、鍵の接触領域82cと協働するために構成された接触領域42 a、44aと同じにできる。かつ、錠に電力を供給するために要するエネルギー ばかりでなく、識別コードを検査するために求められるデータもそれを介して通 る。電子的プロセッサ回路51はマイクロプロセッサとメモリを有するから有利 であり、上記コードを管理し、それらが一致したならば制御手段を解放し、それ によってシリンダーが解放される。 図13は錠および鍵の電力発生手段の第2の実施の形態を磁気要素の形で線図 的および機能的な態様で示す。 この実施の形態では、錠42、44の電力発生手段は、通常のようにして環状 に接続されている複数の同一のコイル、たとえば、90、92、94、および9 6によって単に構成されている。それらのコイルは高い透磁率で、たとえば、軟 鉄製のケース98を有して、コイルの間の磁気分離を行うチューブ内に装着され る。初めの2つのコイル90と92は1つの向き(バツ印で表されている)で装 着され、それら2つのコイル94、96は逆向きに巻かれている(それらの各巻 線は丸内の点で表されている)。電力リンクを構成するための第1の電気接点1 00が、第1のコイル90と第4のコイル96の間の第1のリンク点の間で取り 出され、第2のリンク点が第2のコイル92と第3のコイル94の間で取り出さ れ、第2の電気接点102が取り出されて、第1のコイル90と第2のコイル9 2の間の第3のリンク点からと、第3のコイル94と第4のコイル96の間の第 4のリンク点からの通信リンクを構成する。磁束が周期的に反転されることによ って、電気接点100と102に交流電流を誘導することを可能にする磁気回路 を形成するように、コイル90、92、94、および96はシリンダーの外部の 磁心と協働するために構成される。上記圧電構造と同様のやり方で、この磁気構 造は同様に反転できること、および電気接点端子によってコイルに電気を流させ ることによって、トング−施錠要素を解放するために使用できる磁束を発生し、 それによって解錠させることがわかる。 鍵の電力発生手段14の構造は、とくに寸法については、同一であって、環状 に接続されて軟鉄ケース118(鍵のボデー)内に装着された4個のコイル11 0、112、114、および116を有し、かつ同様に巻線の向きと接続とが上 記したものに類似するコイルの間に磁気分離壁を同様に有する。通信リンクと電 力リンクとのために第1の電気接点120と第2の電気接点122がそれぞれ同 様に設けられている。しかし、鍵の手段14は前記鍵の胴部124の一端に4個 の環状双極磁石130、132、134、136を更に含む。それらの磁石13 0)132、134、136は横に並べられて、磁気分離壁を構成する軟鉄のワ ッシャ138、140、142、144によって分離されている。隣り合う2個 の磁石が相互に反発する(それらの磁石の北極軸と南極軸とは胴部124の軸に 平行である)ように磁石の極性が選択されている。磁石の間の分離壁が囲んでい るケース98、118のコイルの間の分離壁に正確に一致して、1個の磁石と1 個のコイルをおのおの含む4個の、いわば、閉じた磁気箱を構成するように、環 状磁石の寸法はケースの寸法に正確に一致する。磁石とワッシャは、胴部124 に固定されている、たとえば、ねじ棒146によって胴部に取り付けられる。ね じ棒には磁石とワッシャとがねじで取り付けられる。更に、胴部124の他端部 に、最も近いワッシャからある距離をおいて付加軟鉄ワッシャ148が設けられ る。鍵10が錠のシリンダー30の中に十分に差し込まれた(したがって、完全 な磁気結合が行われた)時に、磁気分離壁も構成する前記付加ワッシャが鍵のケ ース118の出口分離壁に正確に一致して、磁気回路を完全に閉じることによっ て、不正な電磁操作が行われて非常に強力な誘導電流を発生することを阻止する ように、その距離は定められる。ばね150によって単に表されている胴部放出 手段は、最初は囲まれている(休止位置において)、鍵の被覆形成片の磁石が、 磁気回路を一緒に構成する錠98の軟鉄ケース(およびそれのコイル90ないし 96)と同じレベルのシリンダーの中に挿入される(動作位置における)前に、 それらの磁石を解放できるようにする。 このようにしてひとたび閉じられると、鍵のコイルと、シリンダーのコイルと 、鍵の磁化された胴部とによって構成されている磁気回路が無損失で結合された 、それ自身の共振周波数を持つトランスを構成する。そうすると、直接の電気的 接触をなんら用いることなく、従来の位相変調または周波数変調を用いることに よって、高周波での誘導結合によるコードを交換できる。 図14と図15は、圧電電力発生手段を設けられた電子鍵10を受けるために 構成された二重シリンダー30の実施の形態を示す。このシリンダーは、トング 36に固定されて、ステーター要素302によって囲まれているローター要素3 00を従来のように有する。鍵10を受けるため、およびその中を鍵押し出しピ ストン34が滑ることができるハウジング38が、ローター要素をまっすぐ通る ことができる。 シリンダー30の中をそれのほぼ全長にわたって通り、かつそれの中心部31 0が前記ローター要素に固定されている1枚の板308によって構成された圧電 素子を受ける空所306をローター要素300は有する。中性中央領域(すなわ ち、圧電気の視点からは機能しない領域)によって結合されている上流部308 aと下流部308bとによって構成されたバイモルフは、それの各端部に、第1 に、接触先端部312、314を、第2に、三面体ピン320、322を構成す る阻止要素を有する。接触先端部312、314は、ハウジング38の空所30 6にシリンダーの長手軸に垂直に導く対応する穴316、318を介して休止位 置(すなわち、励起されていない時)を通る。三面体ピン320、322は、上 記休止位置では、ステーター要素の開口部324、326の中に挿入されること によってローター要素300をステーター要素に固定し、したがって、トングの どのような回転も阻止する。希望によっては、鍵10がハウジング38内に差し 込まれた時に圧電インバータ38の上流部または下流部を、板308の各自由端 部の、接触先端部312、314を受けている面とは反対側の面に取り付けられ た弾性手段、たとえば、ばね328、に抗して曲がることができる。もちろん、 圧電板308の上流部と下流部のおのおのは、参照番号332で線図的に表され て、トング36の内部に有利に配置されているシリンダーの電子式手段に接続さ れているそれ自身の電気接点(図示せず)を有する。 図10に示す例では、鍵は圧電板334も有する。その圧電板の一端部は鍵の ボデー336に埋め込まれ、それの1つの面にはのこぎりの歯状の輪郭338が 設けられ、他の面には何も設けられていない。したがって、鍵がシリンダーの中 に差し込まれている間にのこぎりの歯状の輪郭338に沿って動く接触先端部3 12、314からの圧力の結果として、圧電板はそれの係止点を視点とする往復 旋回運動をさせられる。シリンダーの板と同様に、鍵の板334は、鍵の電子式 手段342に接続されている電気接点340を有する。 このようにして製作された施錠装置の動作は非常に簡単である。二重シリンダ ー30のハウジング38の中に鍵10が差し込まれると、鍵の板334とシリン ダーの前方板308aとの連続した曲りによって、エネルギーが鍵の整流器およ び蓄積手段332と錠の整流器および蓄積手段342に蓄積させられる(図1、 図2;図6、図7)。 鍵が十分に差し込まれると、上流の阻止要素320が解放され、蓄積されてい るエネルギーが最大になっている。そうすると圧電板は結合された発振器を構成 する。この発振器を介して識別コードをプロセッサ手段332と342の間で交 換できる。コードが一致したとすると、蓄積されているエネルギーを下流板30 8bの接点を介して接続できる。その下流板は、前記エネルギーの作用の下に、 曲がって下流側阻止要素332を短時間解放する。このようにして解放されてい るトングを回すことが可能なのはこの短い時間の間だけである。もちろん、鍵が 完全に1回転するまで鍵が抜き出されないようにするために種々の手段(たとえ ば、「係止フック」として知られている装置)(図示せず)が設けられるている 。鍵が差し込まれている間に押し戻される鍵押し出し手段が、1個の鍵によって 、かつ1個の鍵によってのみ錠が作動させられることを保証するように機能する ことが観察されるものでもあろう。 図16および図17は、圧電電力発生手段がまた設けられているシリンダー3 0および鍵10の他の実施の形態を示す。前と同様に、このシリンダーは、トン グ36に固定されて、ステーター要素402によって囲まれているローター要素 400を有する。ローター要素は鍵10を受けるためのハウジング38を有する 。そのハウジングの内部を鍵押し出しピストン404がまっすぐ滑ることもでき る。 図14と図15に示すシリンダーの実施の形態では、圧電素子は中性領域を持 つ1枚の圧電板によって構成されているが、この新しい実施の形態では、圧電素 子は、ローター要素400の2つの空所409、410の中に配置されて、シリ ンダーのほぼ全長にわたって伸びている2枚の異なる圧電板406、408によ って構成されている。圧電素子によって発生されるエネルギーはそれの寸法に比 例するので、この構造は前の場合におけるエネルギーのほぼ2倍ものエネルギー を同じ鍵で回収可能であるために、この構造は有利であることが容易にわかるで あろう。各板406、408の一端部がローター要素に埋め込まれ、それの他端 部に2つの向き合う接触先端部412、414;416、418と、三面体ピン 420、422を構成する阻止要素とが設けられている。接触先端部は、休止位 置(すなわち、励起されない時)では、ハウジング38の両側で開いている。上 記休止位置では、ピン420、422はローター要素400をステーター要素4 02に固定し、ステーター要素の開口部424、426の中に挿入される。鍵1 0がハウジング38内に差し込まれることによる圧電板406、408の一方ま たは他方の曲がりは、板406、408の各自由端部の、阻止要素420、42 2を支持している面とは反対側の面に置かれている弾性手段、たとえば、ばね4 28、430、に抗して選択的に行うことができる。また、各圧電板は、シリン ダーの電子式手段(図示せず)に接続される電気接点(図示せず)を有する。 具体的には上記した種類のシリンダーと協働することを意図する鍵10を図1 6に示す。この鍵ものこぎりの歯状の輪郭(この輪郭は、たとえば、板を輪郭を 有する樹脂で被覆することによって簡単に形成できる)438を有する圧電板4 34を有する。鍵がシリンダー内に差し込まれた時に、のこぎりの歯状の輪郭4 38に沿う向き合う接触先端部412と414、416と418の圧力によって 、前記板434がそれの係止点を中心とする往復旋回運動をさせられるように、 その圧電板の一端部が鍵のボデー436に埋め込まれている。接触先端部との接 触以外のどのような外部との接触からも圧電板を可能な限り保護するために、板 に鍵の横溝を通じてのみ接近できるので有利であることが観察されるであろう。 シリンダーの板406、408と同様に、鍵の板434は、1つの参照番号44 2が与えられている、鍵の種々の電子式手段に接続されている電気接点440を 有する。 この変形例は先の実施の形態と同様に動作する。この新しい変形例では、コー ドが一致すると、鍵が差し込まれている間に蓄積されたエネルギーが、前の実施 の形態におけるように板308bのみの第2の部分を介するのではなくて、今は 第2の板408を介して放出されることを単に観察すべきである。この場合には また、放出によって第2の阻止手段422が解放されるが、もちろん第1の阻止 手段420は鍵の差し込みによって解放されてる。 図18乃至図20は、電力発生手段を磁気的に構成している、シリンダー30 と鍵10との実施の形態を示す。このシリンダーは、図18に示すように、ロー ター要素500を囲んでいるステーター要素502によって本質的に構成されて いる。この実施の形態では、ローター要素500は単一の回転トング36そのも のによって構成されている。トング36の種々の部品については図19aと19 bを参照して詳しく説明する。ステーター要素502は、シリンダー30の入口 におのおの受けられている2つの類似するモジュール506、508を有する。 それらのモジュールには鍵10を受けるためのハウジング38が貫通している。 また、鍵押し出しピストン504が滑ることが可能である。それの構造について は、図20aと図20bを参照して非常に詳しく説明する。各モジュール506 、508は軟鉄チューブ510、512によって単に構成されている。それらの チ ューブには、同様に軟鉄で製作されている複数のワッシャが設けられている。ハ ウジング38の周囲でチューブ内に配置されている4個のコイル514、516 、518、520;524、526、528、530を分離するように一定の間 隔をおいて隔てられている。それらのコイルの巻線と、巻線の相互接続とは上記 のようにして(図13参照)行われ、種々の電子式手段46乃至64に対する巻 線のリンクも同様に上記したとおりである(図2参照)。 磁気部品を有するその種のシリンダーと協働する鍵の実施の形態も図18に示 す。この鍵は動く磁化された胴部532を有する(変位手段534からの駆動の 下に動くことができる)。この胴部は、4個の双極環状磁石536、538、5 40、542が設けられて、4個のコイル544、546、548、550のた めに磁心を構成する軟鉄ボデーを有する。 図19a(図19bは図19aの端部図である)に非常に詳しく示されている トング36は、円筒形ボデー560を持つ通常の外部構造を有する。そのボデー からひれ562が放射状に突き出ている。そのひれには穴564が貫通し、その 穴の中に、たとえば、球−および−ばね組立体568、570、572で構成さ れた、中心位置決め装置566が形成されている。それらの球−および−ばね組 立体は、ステーター要素502内にそれらの組立体と位置を合わせて形成された 相補空所574、576と協働するために適する。ボデー560には、間にあい ている円板型空間584を残して、相互に向き合っておかれた2つの軟鉄の中空 環状片580、582を受けるための開口部578も貫通している。この開いて いる空所に接触しているそれらの環状片の内壁586、588はそれぞれのスロ ット590、592も含む。それらのスロットは、トング解放位置では、鍵押し 出しピストン504によって保持されている僅かに磁化された回転阻止刃を受け る。 ピストンについては、平面図と輪郭図を示す図20aと図20bを参照して 以下で説明する。ピストンは、ハウジング38にはめ込まれるボデー600を有 する。そのハウジングの中をボデーが滑る。ボデーには軟鉄の中心コア602が 設けられている。僅かに磁化された回転刃608、610が、それぞれの軸60 4、608を中心として枢着されている。各刃の一部が中心コアと一線となって その中心コアを越えて延びる(休止位置において)。 この組立体はしんちゅうまたは樹脂612(それぞれの軸604、606を中 心として自由に旋回しなければならない刃608または610を除いて)などの 非磁性体内に被覆される。軟鉄製の2つの機械的インタフェース614と616 がピストンのそれぞれの端部に置かれて、それの構造を完成する。それらの円板 は鍵の機械的インタフェース手段12を正確に受けるようにされている(たとえ ば、そのような回転駆動リンクを構成するために刃/スロット系を完全に適する ようにできる)。 本発明のこの実施の形態の動作を図21乃至図23を参照して以下に説明する 。 図21aと図21bはシリンダー30のコイル内の磁束分布を、鍵10の2つ の異なる連続する位置の関数として示す。鍵をのこぎりの歯1つ分だけ移動させ ると、隣り合っている磁石対の逆極性のために、各コイルが受ける磁束が反転す ることがわかる。それらの極性は磁束の向きを決定する。したがって、鍵を十分 に差し込むと、交番するごとに振幅が増大しながら、交番電流が4回交番して発 生され、その電流は整流器および蓄積手段によって整流される。圧電的に構成さ れた鍵に関する図9と図10に示すように鍵が差し込まれる前、または差し込み 時に、磁化された胴部が被覆から放出された時に同様なプロセスが鍵の内部で起 き、それによって鍵は自給式電源および通信を持つことが可能にされる。 錠のシリンダー内に鍵が十分に差し込まれると(図18)、図22に示すよう に、鍵の構造からの寄与を含めて閉じた磁気回路が設定され、磁束が鍵のコイル と錠のコイルとを通って進み、磁化されている胴部を通じてループを成す。この 構成では、組立体は、鍵のプロセッサ手段と、整流器および蓄積手段によって既 に電力を供給されている錠との間の通信のための搬送波として選択できる共振周 波数を持つ完全結合トランスを構成する(単なる差し込みによる通信リンクを考 えることもできる)。コードが交換された後で、それらが一致したと仮定すると 、鍵の差し込みによって蓄積されたエネルギーが第2のモジュールの電気接点を 通じて放出され、それによって強い磁界を発生する。その磁界は鍵押し出しピス トン504の回転刃610を旋回させ(安定な垂直位置をとるために)、このよ うにして、トングのスロットに挿入されるようになってそれをピストンに固定す ることによって、組立体を鍵の胴部によって駆動できるようにする(機械的イン タフェース手段12のために)。短い決定された時間の後で、または鍵が抜き出 されると、錠は再び操作が阻止され、磁化された回転刃がそれの最初の水平位置 に戻る。 本発明は、それの磁気的構成と、圧電的構成との両方とにおいて、鍵の電力発 生手段に組合わされた錠の電力発生手段が、装置の3つの重要な機能を行うため に十分であることを観察されるであろう。それら3つの機能は次のようなもので ある。電力発生機能は変形の機械的−電気的結合(圧電的構成)または電荷を蓄 積手段に蓄積させる変位の機械的−電気的結合(磁気的構成)によって実行され 、通信機能は錠の手段と鍵の手段との間の高周波結合によって実現され、アクチ ュエータ機能は、使用されている手段の可逆性が与えられたならば、以前に蓄積 された電荷を電気機械的に変形または変位に変換することによって実現される。 もちろん、本発明の十分に最適にされた実施例を、より限定された構成で、と くに錠と鍵との間でデータを通信させることによって、またはエネルギーを鍵を 直接電気的接触によってのみ、たとえば、図10に示すようにして、鍵から送る ことによって、実現できる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年5月12日(1998.5.12) 【補正内容】 請求の範囲 14. 請求の範囲1または2記載の電子鍵であって、前記電力発生手段は、 第1に磁心を構成する磁化された胴部(124)を備え、第2に環状に接続され て、高い透磁率を持つ物質の壁(138、140、142、144)によって分 離され、かつ高い透磁率を持つ物質でそれ自体製作されているボデー(118) 内に含まれて、前記磁化された胴部のための被覆を構成する複数のコイル(11 0、112、114、116)を備え、前記胴部をそれの被覆から抜き出したり 、被覆内に入れたりするために、たとえば、ばね(150;534)を用いる放 出システムが設けられることを特徴とする電子鍵。 15. 請求の範囲14記載の電子鍵であって、磁化された胴部は、高い透磁 率を持つ物質の壁(138、140、142、144)によって規則的に分離さ れている複数の双極環状磁石(130、132、134、136)を有し、前記 壁の間の距離は、第1に、鍵(10)の被覆構成ボデー(118)の対応する壁 の間の差に正確に一致し、第2に、シリンダー(30)の前記チューブ(98) の壁に正確に一致するようにして、決定されることを特徴とする電子鍵。 16. 請求の範囲15記載の電子鍵であって、前記双極環状磁石は、隣り合 う2つの磁石が互いに反発するようにして決定される極性を持ち、磁石の北極軸 と南極軸は胴部(124)の長手軸に平行であることを特徴とする電子鍵。 17. 請求の範囲14記載の電子鍵であって、前記磁化された胴部は軟鉄な どの高い透磁率を持つ物質の壁(148)を更に含み、その目的のために、上記 壁の上に鍵の被覆構成ボデー(118)の外部磁気分離壁が接触するようになっ て、鍵(10)がシリンダー(30)内に完全に差し込まれた時に磁気回路を閉 じることを特徴とする電子鍵。 18. 請求の範囲14記載の電子鍵であって、前記コイルは4個あり、前記 4個のコイルの隣り合う2個のコイルの巻線の向きは、他の2個のコイルの巻線 の向きとは反対であることを特徴とする電子鍵。 19. 請求の範囲18記載の電子鍵であって、前記4個のコイルは2つの異 なる電気的接触端子(120、122)を有し、それらの端子を介して鍵の第2 の電子式手段に電力を供給するための電力リンクと、錠のシリンダーとデータを 交換するための通信リンクとがそれぞれ設けられることを特徴とする電子鍵。 20. 請求の範囲1乃至4のいずれかに記載の電子鍵によって操作されるよ うに構成された電子施錠装置であって、上記電子鍵を受けるために構成されて、 シリンダー(46〜64;51)の第1の電子式手段に電力を供給するように、 鍵が差し込まれている間、または鍵の差し込みが終わった時に作動させられる少 なくとも1つの電力発生手段(42、44)をそれのシリンダー(30)が有す ることを特徴とする電子施錠装置。 21. 請求の範囲20記載の電子施錠装置であって、前記電力発生手段は鍵 と錠のシリンダーとの間の結合を行って、鍵の胴部がシリンダー内に差し込まれ た後で、データ、とくに識別コード、をシリンダーと鍵との間で交換できるよう にすることを特徴とする電子施錠装置。 22. 請求の範囲20および21記載の電子施錠装置であって、解錠するよ うに電力発生手段はトング(36)を阻止するための要素を変位させることを可 能にもすることを特徴とする電子施錠装置。 23. 請求の範囲22記載の電子施錠装置であって、前記電力発生手段(4 2、44)によって供給された交流信号からDC電源電圧を発生する整流器およ び蓄積手段(46、48)に前記電力発生手段が電力リンクを介して接続され、 前記整流器および蓄積手段自体はプロセッサ手段(50、52)に接続されてお り、そのプロセッサ手段は、それを電力発生手段(42、44)に接続する通信 リンクを介して、錠のシリンダーの固定を解放するために求められるデータを交 換するように動作し、かつ前記プロセッサ手段は、制御パルスを通信リンクを介 して電力発生手段(42、44)に供給する制御手段(58、60)を駆動する ようにも動作し、前記パルスはトング(36)を阻止するための要素を解放する ために十分な決定された持続時間を持ち、それによって解錠することを特徴とす る電子施錠装置。 24. 請求の範囲23記載の電子施錠装置であって、シリンダーの第1の電 子式手段は、電力発生手段(42、44)を通信リンクを介してプロセッサ手段 (50、52)と制御手段(58、60)とに接続することを可能にするスイッ チング手段(62、64)も含むことを特徴とする電子施錠装置。 25. 錠と、請求の範囲6乃至8のいずれかに記載の電子鍵とを含む電子施 錠装置であって、シリンダーの前記電力発生手段は、電気的接触端子(68a) を有する少なくとも1つの圧電素子(68)を備え、その圧電素子は、鍵(10 )の挿入中に連続曲げ運動を受けると、それの接触端子に電荷を発生することを 特徴とする電子施錠装置。 26. 請求の範囲25記載の電子施錠装置であって、前記圧電素子は、それ の2つの端部の一方がシリンダー(400)のローター部分に埋め込まれた1枚 の圧電板(68;406、408)によって構成されることを特徴とする電子施 錠装置。 27. 請求の範囲25記載の電子施錠装置であって、前記圧電素子は、中央 部分(310)がシリンダー(300)のローター部分に埋め込まれたバイモル フ(308)によって構成されることを特徴とする電子施錠装置。 28. 請求の範囲26または27記載の錠であって、圧電素子(68;30 8、406、408)の各自由端子は、鍵の胴部と協働するために構成された少 なくとも1つの接触先端部(68b;312,324;412、414、416 、418)と、残りの位置で、シリンダー(302、402)のステーター部分 に 対するトング(36)のどのような回転も阻止するために構成された少なくとも 1つの阻止要素(320)322;420、422)とを有することを特徴とす る電子施錠装置。 29. 錠と、請求の範囲14乃至19のいずれかに記載の電子鍵とを含む電 子施錠装置であって、錠は、シリンダーの電力発生手段が、シリンダーへの入口 において、ハウジング(38)の周囲に装置され、環状に接続されて、高い透磁 率を持つ材料の一定の間隔をおいて隔てられている壁によって分離されている複 数のコイル(90、92、94、96)を含む、軟鉄などの、高い透磁率を持つ 材料のチューブ(98)を有し、前記コイルは、第1に、鍵(12)によって保 持されて、磁心を形成する磁化された胴部(124)と協働するため、および第 2に、ハウジング(38)の内部で滑るために適し、かつトング(36)を阻止 する前記要素(608、610)が設けられている鍵押し出しピストン(504 )と協働するために構成されることを特徴とする電子施錠装置。 30. 請求の範囲29記載の電子施錠装置であって、前記コイルは4個あり 、前記4個のコイルの隣り合う2個のコイルの巻線の向きは、他の2個のコイル の巻線の向きとは反対であることを特徴とする電子施錠装置。 31. 請求の範囲30記載の電子施錠装置であって、前記4個のコイルは2 つの異なる電気式接触端子(100、102)を有し、それらの端子を介して鍵 の第2の電子式手段に電力を供給するための電力リンクと、錠のシリンダーとデ ータを交換するため、および阻止要素を作動させるための通信リンクとがそれぞ れ設けられることを特徴とする電子施錠装置。 32. 請求の範囲29記載の電子施錠装置であって、前記トングは、第1に 円筒形のボデー(560)を有し、第2に、前記ボデーから放射状に伸びるひれ (562)を有し、ボデーは、高い透磁率を持つ材料で製作されて、間にからの 円板形空間(584)を残して相互に向き合って置かれた2つの中空環状片 (580、582)を受けるための開口部(578)を有し、前記片の内部寸法 はハウジング(38)の外部寸法に対応し、前記あき空間に接触している環状片 の各内部壁(586、588)が、前記阻止要素(608、610)を受けるた めに構成された阻止スロット(590、592)を含むことを特徴とする電子施 錠装置。 33. 請求の範囲32記載の電子施錠装置であって、前記ひれは、たとえば 、球−ばね組立体(566、568、570)によって構成されて、シリンダー のステーター部分の対応する手段、たとえば、球(574、576)を受けるた めの空所、と協働するために構成された中心位置決め手段(564)を含むこと を特徴とする電子施錠装置。 34. 請求の範囲29記載の電子施錠装置であって、前記鍵押し出しピスト ンは高い透磁率を持つ材料の中心コア(602)を有し、それの2つの端部のお のおのには、僅かに磁化された回転刃(608、610)によって構成された前 記阻止要素が、それぞれの軸(604、606)を中心として装着され、電力発 生手段(42、44)が作動させられた時にトング(36)の前記阻止スロット (590、592)の1つの中に入るために前記阻止刃は回ることができること を特徴とする電子施錠装置。 35. 請求の範囲34記載の電子施錠装置であって、前記中心コアは非磁性 体内に被覆されて、鍵(10)の機械的インタフェース手段(12)と協働する ために構成されたそれぞれの機械的インタフェース要素(614、616)によ って両端で終端させられて回転偶力を伝えることを特徴とする電子施錠装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA, UG,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 電子鍵であって、解錠するために錠シリンダーの対応するハウジング内 部に挿入するための、鍵ボデー内に装着された鍵胴部を備え、シリンダーはステ ーター部と、トングに固定されたローター部とを有し、かつ第1の機械式手段と 第1の電子式手段とを含み、鍵がシリンダー内に完全に差し込まれた時にシリン ダーの対応する第1の手段と協働するため、および鍵の識別コードと錠の対応す るコードとが一致した時に解錠するために、鍵は第2の機械式手段と第2の電子 式手段とを含む前記電子鍵において、鍵の電子式手段(16、18、20)は、 鍵のボデー(80;118)内の鍵胴部(82;114)を変位させるだけで作 動させられる、自給式電力発生手段(14)から電力を供給されることを特徴と する電子鍵。 2. 請求の範囲1記載の電子鍵であって、電力発生手段(14)によって供 給されたAC信号からDC電源電圧を発生する整流器および蓄積手段に、前記電 力発生手段は電力リンクを介して接続され、前記整流器および蓄積手段(16) 自体はプロセッサ手段(18)に接続されており、そのプロセッサ手段は、それ を電力発生手段(14)に接続する通信リンクを介して、シリンダーを解放する ために求められるデータを交換するように動作することを特徴とする電子鍵。 3. 請求の範囲2記載の電子鍵であって、電力リンクと通信リンクとは電力 発生手段(14)において単一のリンクを構成し、そうすると第2の電子式手段 は、電力発生手段(14)を整流器および蓄積手段(16)とプロセッサ手段( 18)とに接続するためのマルチプレクサ/デマルチプレクサ(66)を含むこ とを特徴とする電子鍵。 4. 請求の範囲2または3記載の電子鍵であって、第2の電子式手段は、プ ロセッサ手段(18)と電力発生手段(14)との間に配置されて、プロセッサ 手段の出力端子に供給された信号を一致および濾波する通信インタフェース手段 (20)を更に含むことを特徴とする電子鍵。 5. 請求の範囲2または3記載の電子鍵であって、鍵が錠に差し込まれた時 に錠のシリンダーにまた電力を供給するように、整流器および蓄積手段(16) は電力発生手段(14)にまた接続されることを特徴とする電子鍵。 6. 請求の範囲1乃至5のいずれかに記載の電子鍵であって、電力発生手段 (14)は、鍵(82)の胴部の変位によって発生される連続曲げ運動から電荷 を発生するように構成された少なくとも1つの圧電素子(70;84)を含むこ とを特徴とする電子鍵。 7. 請求の範囲6記載の電子鍵であって、前記少なくとも1つの圧電素子は 、2つの端部の一方が鍵のボデー(10;336;436;80)内に埋め込ま れている1枚の圧電板(710;33、434;84)によって構成されること を特徴とする電子鍵。 8. 請求の範囲7記載の電子鍵であって、前記圧電板は、鍵がシリンダーの 中に差し込まれている間に、シリンダー(68)の圧電素子の少なくとも1つの 接触先端部(68b;312、314、412、414)と協働するために構成 されたのこぎりの歯状の輪郭(70b;338、438)を有することを特徴と する電子鍵。 9. 請求の範囲7記載の電子鍵であって、自由にされている前記圧電板の端 部が、鍵の胴部が鍵のボデーから抜き出されたり、鍵のボデーの中に引き込まれ たりしている間に、鍵の胴部(82)ののこぎりの歯状の輪郭(82a)と協働 するように構成されている接触先端部(84a)を持つことを特徴とする電子鍵 。 10. 請求の範囲9記載の電子鍵であって、鍵の胴部(82)は、プロセッ サ手段に接続され、鍵の胴部がシリンダー内に差し込まれた後で、鍵と錠のシリ ンダーとの間でデータを交換するように構成されている追加の圧電素子(70) も有することことを特徴とする電子鍵。 11. 請求の範囲9記載の電子鍵であって、鍵の胴部は(82)、プロセッ サ手段(18)に接続され、鍵の胴部がシリンダー内に差し込まれた後で、鍵と 錠のシリンダーとの間でデータを交換するように構成されているる少なくとも1 つの接触領域(82b)を更に含むことを特徴とする電子鍵。 12. 請求の範囲11記載の電子鍵であって、前記少なくとも1つの接触領 域は、接触領域は整流器および蓄積手段(16)の出力端子にも接続されて、鍵 の胴部がシリンダー内に差し込まれた後で、錠からシリンダーに電力を供給でき るようにすることを特徴とする電子鍵。 13. 請求の範囲11または12記載の電子鍵であって、前記鍵胴部は十字 形(86)にできることを特徴とする電子鍵。 14. 請求の範囲1または2記載の電子鍵であって、前記電力発生手段は、 第1に磁心を構成する磁化された胴部(124)を備え、第2に環状に接続され て、高い透磁率を持つ物質の壁(138、140、142、144)によって分 離され、かつ高い透磁率を持つ物質でそれ自体製作されているボデー(118) 内に含まれて、前記磁化された胴部のための被覆を構成する複数のコイル(11 0、112、114、116)を備え、前記胴部をそれの被覆から抜き出したり 、被覆内に入れたりするために、たとえば、ばね(150;534)を用いる放 出システムが設けられることを特徴とする電子鍵。 15. 請求の範囲14記載の電子鍵であって、磁化された胴部は、高い透磁 率を持つ物質の壁(138、140、142、144)によって規則的に分離さ れている複数の双極環状磁石(130、132、134、136)を有し、前記 壁の間の距離は、第1に、鍵(10)の被覆構成ボデー(118)の対応する壁 の間の差に正確に一致し、第2に、シリンダー(30)の前記チューブ(98) の壁に正確に一致するようにして、決定されることを特徴とする電子鍵。 16. 請求の範囲15記載の電子鍵であって、前記双極環状磁石は、隣り合 う2つの磁石が互いに反発するようにして決定される極性を持ち、磁石の北極軸 と南極軸は胴部(124)の長手軸に平行であることを特徴とする電子鍵。 17. 請求の範囲14記載の電子鍵であって、前記磁化された胴部は軟鉄な どの高い透磁率を持つ物質の壁(148)を更に含み、その目的のために、上記 壁の上に鍵の被覆構成ボデー(118)の外部磁気分離壁が接触するようになっ て、鍵(10)がシリンダー(30)内に完全に差し込まれた時に磁気回路を閉 じることを特徴とする電子鍵。 18. 請求の範囲14記載の電子鍵であって、前記コイルは4個あり、前記 4個のコイルの隣り合う2個のコイルの巻線の向きは、他の2個のコイルの巻線 の向きとは反対であることを特徴とする電子鍵。 19. 請求の範囲18記載の電子鍵であって、前記4個のコイルは2つの異 なる電気的接触端子(120、122)を有し、それらの端子を介して鍵の第2 の電子式手段に電力を供給するための電力リンクと、錠のシリンダーとデータを 交換するための通信リンクとがそれぞれ設けられることを特徴とする電子鍵。 20. 請求の範囲1乃至4のいずれかに記載の電子鍵によって操作されるよ うに構成された錠であって、上記電子鍵を受けるために構成されて、シリンダー (46〜64;51)の第1の電子式手段に電力を供給するように、鍵が差し込 まれている間、または鍵の差し込みが終わった時に作動させられる少なくとも1 つの電力発生手段(42、44)をシリンダー(30)が有することを特徴とす る錠。 21. 請求の範囲20記載の錠であって、前記電力発生手段は鍵と錠のシリ ンダーとの間の結合を行って、鍵の胴部がシリンダー内に差し込まれた後で、デ ータ、とくに識別コード、をシリンダーと鍵との間で交換できるようにすること を特徴とする錠。 22. 請求の範囲20および21記載の錠であって、解錠するように電力発 生手段はトング(36)を阻止するための要素を変位させることを可能にもする ことを特徴とする錠。 23. 請求の範囲22記載の錠であって、前記電力発生手段(42、44) によって供給された交流信号からDC電源電圧を発生する整流器および蓄積手段 (46、48)に前記電力発生手段が電力リンクを介して接続され、前記整流器 および蓄積手段自体はプロセッサ手段(50、52)に接続されており、そのプ ロセッサ手段は、それを電力発生手段(42、44)に接続する通信リンクを介 して、錠のシリンダーの固定を解放するために求められるデータを交換するよう に動作し、かつ前記プロセッサ手段は、制御パルスを通信リンクを介して電力発 生手段(42、44)に供給する制御手段(58、60)を駆動するようにも動 作し、前記パルスはトング(36)を阻止するための要素を解放するために十分 な決定された持続時間を持ち、それによって解錠することを特徴とする錠。 24. 請求の範囲23記載の錠であって、シリンダーの第1の電子式手段は 、電力発生手段(42、44)を通信リンクを介してプロセッサ手段(50、5 2)と制御手段(58、60)とに接続することを可能にするスイッチング手段 (62、64)も含むことを特徴とする錠。 25. 請求の範囲6乃至8のいずれかに記載の電子鍵によって操作するため の錠であって、シリンダーの前記電力発生手段は、電気的接触端子(68a)を 有する少なくとも1つの圧電素子(68)を備え、その圧電素子は、鍵(10) の挿入中に連続曲げ運動を受けると、それの接触端子に電荷を発生することを特 徴とする錠。 26. 請求の範囲25記載の錠であって、前記圧電素子は、それの2つの端 部の一方がシリンダー(400)のローター部分に埋め込まれた1枚の圧電板( 68;406、408)によって構成されることを特徴とする錠。 27. 請求の範囲25記載の錠であって、前記圧電素子は、中央部分(31 0)がシリンダー(300)のローター部分に埋め込まれたバイモルフ(308 )によって構成されることを特徴とする錠。 28. 請求の範囲2:3または27記載の錠であって、圧電素子(68;3 08、406、408)の各自由端子は、鍵の胴部と協働するために構成された 少なくとも1つの接触先端部(68b;312,314;412、414、41 6、418)と、残りの位置で、シリンダー(302、402)のステーター部 分に対するトング(36)のどのような回転も阻止するために構成された少なく とも1つの阻止要素(320、322;420、422)とを有することを特徴 とする錠。 29. 請求の範囲14乃至19のいずれかに記載の電子鍵によって操作する ために構成された錠であって、シリンダーの電力発生手段は、シリンダーへの入 口において、ハウジング(38)の周囲に装置され、環状に接続されて、高い透 磁率を持つ材料の一定の間隔をおいて隔てられている壁によって分離されている 複数のコイル(90、92、94、96)を含む、軟鉄などの、高い透磁率を持 つ材料のチューブ(98)を有し、前記コイルは、第1に、鍵(12)によって 保持されて、磁心を形成する磁化された胴部(124)と協働するため、および 第2に、ハウジング(38)の内部で滑るために適し、かつトング(36)を阻 止する前記要素(608、610)が設けられている鍵押し出しピストン(50 4)と協働するために構成されることを特徴とする錠。 30. 請求の範囲29記載の錠であって、前記コイルは4個あり、前記4個 のコイルの隣り合う2個のコイルの巻線の向きは、他の2個のコイルの巻線の向 きとは反対であることを特徴とする錠。 31. 請求の範囲30記載の錠であって、前記4個のコイルは2つの異なる 電気的接触端子(100、102)を有し、それらの端子を介して鍵の第2の電 子式手段に電力を供給するための電力リンクと、錠のシリンダーとデータを交換 するため、および阻止要素を作動させるための通信リンクとがそれぞれ設けられ ることを特徴とする錠。 32. 請求の範囲29記載の錠であって、前記トングは、第1に円筒形のボ デー(560)を有し、第2に、前記ボデーから放射状に伸びるひれ(562) を有し、ボデーは、高い透磁率を持つ材料で製作されて、間にからの円板形空間 (584)を残して相互に向き合って置かれた2つの中空環状片(580、58 2)を受けるための開口部(578)を有し、前記片の内部寸法はハウジング( 38)の外部寸法に対応し、前記あき空間に接触している環状片の各内部壁(5 86、588)が、前記阻止要素(608、610)を受けるために構成された 阻止スロット(590、592)を含むことを特徴とする錠。 33. 請求の範囲32記載の錠であって、前記ひれは、たとえば、球−ばね 絹立体(566、568、570)によって構成されて、シリンダーのステータ ー部分の対応する手段、たとえば、球(574、576)を受けるための空所、 と協働するために構成された心立て手段(564)を含むことを特徴とする錠。 34. 請求の範囲29記載の錠であって、前記鍵押し出しピストンは高い透 磁率を持つ材料の中心コア(602)を有し、それの2つの端部のおのおのには 、僅かに磁化された回転刃(608、610)によって構成された前記阻止要素 が、それぞれの軸(604、606)を中心として装着され、電力発生手段(4 2、44)が作動させられた時にトング(36)の前記阻止スロット(590) 592)の1つの中に入るために前記阻止刃は回ることができることを特徴とす る錠。 35. 請求の範囲34記載の錠であって、前記中心コアは非磁性体内に被覆 されて、鍵(10)の機械的インタフェース手段(12)と協働するために構成 されたそれぞれの機械的インタフェース要素(614、616)によって両端で 終端させられて回転偶力を伝えることを特徴とする錠。 36. 請求の範囲6乃至8のいずれかに記載の電子鍵と、請求の範囲29乃 至35のいずれかに記載のシリンダーが設けられている錠とを備える圧電型電子 式施錠装置。 37. 請求の範囲14乃至19のいずれかに記載の電子鍵と、請求の範囲2 9乃至35のいずれかに記載のシリンダーが設けられている錠とを備える磁気型 電子式施錠装置。
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