JP2000511374A - ストロボ走査システムを用いてフィルムをディジタル化する方法及び装置 - Google Patents

ストロボ走査システムを用いてフィルムをディジタル化する方法及び装置

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(57)【要約】 本発明はフィルムフレームをディジタル化する方法及びその装置に関する。本発明は従来技術のフィルタ及びシャッタ機構の代わりに、インテグレーティング・スフィア(204)に収容された異なる着色ストロボ灯を利用する。本発明の制御システムは各ストロボ灯を順次、所定の時間フラッシュさせ、フィルムフレームを各色成分に露光させる。フィルムフレームの各色成分はレンズによってCCDアレイ(210)に投影される。各ストロボ灯は所定の繰り返し回数で所定の時間フラッシュし、そのストロボ灯に対応する光の成分でCCDアレイ(210)を飽和させる。各色成分に対応する色データは処理及び記憶のためにディジタル信号プロセッサに送られる。本発明の1つの実施例では、ストロボ灯は赤色,緑色及び青色ストロボ灯である。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 ストロボ走査システムを用いてフィルムをディジタル化する方法及び装置 技術分野 本発明はフィルムディジタル化装置の分野に関する。 背景技術 フィルムディジタル化装置はコンピュータシステムによって保存及び表示する ためにフィルムフレームから画像をディジタルデータに変換するために使用され る。第1図は従来技術のフィルムディジタル化装置100の機能ブロックを示し ている。光源104はフィルムフレーム(図示せず)を保持するフィルム平面1 02に向けて白色光を放射する。光源104とフィルム平面102との間に着色 フィルタ105が置かれる。フィルタ105は典型的には赤色,緑色又は青色フ ィルタであり、それらの原色の1つだけを通過させる。レンズ109はフィルタ 105によって濾光された光成分(例えば、青色光成分)をCCDアレイ110 に収束する。 従来技術のフィルムディジタル化装置100の動作では、光源104から放射 される白色光は着色フィルタ105によって濾光される。フィルタ105を通過 する光の成分はフィルム平面102に保持されたフィルムフレームを露光する。 短時間経過後、CCDアレイ110は着色フィルタ105に対応するフィルムの 色成分で飽和(saturate)する。例えば、フィルタ105が青色フィルタであれば 、CCDアレイはフィルムフレームの青色成分で飽和する。その後、ディジタル 化された色データはCCDアレイからコンピュータの保存装置へ転送される。 上述のように、従来技術によれば、光源104は白色光源である。従来技術の 白色光源104は典型的には連続波のキセノン又はハロゲンランプである。CC Dアレイ110を原色、すなわち、赤色,緑色及び青色に露光するために、3個 の異なる着色フィルタが用いられる。赤色フィルタは白色光源の赤色成分だけを 通過させるために使用される。同様に、緑色フィルタは白色光源104の緑色成 分だけを通過させるために使用され、青色フィルタは白色光源104の青色成分 だけを通過させるために使用される。各フィルタ105はフィルム平面102と 光源104との間(又は、フィルム平面102とレンズ109との間)に所定の 時間挿入される。その後、フィルタは取り除かれ、他の2個のフィルタの1個と 所定の時間交換される。このようにして、赤色,緑色及び青色の各フィルタが順 次挿入され,除去され,別の着色フィルタと交換される。これによって、赤色, 緑色又は青色の3色のうちの1色だけがCCDアレイ110を通過することにな る。従来技術によれば、シャッタシステムが光源104とフィルム平面102と の間に設置される。あるいはまた、シャッタシステムがフィルム平面102とレ ンズホルダ109との間、又は、レンズホルダ109とCCDアレイ110との 間に設置される。 シャッタシステムとともに異なる着色フィルタを使用するという従来技術の要 求条件は多くの不利益を生じさせる。例えば、従来技術のフィルムディジタル化 装置はフィルタの挿入及び除去のために複雑な機構を必要とする。従来技術はま た、CCDアレイ110が各色成分に露光される間の時間を管理するためにシャ ッタシステムに精密なタイミングを要する。また、シャッタシステムはフィルタ の交換中に白色光がCCDアレイを露光することがないような方式でフィルタ交 換機構と同期されなければならない。したがって、従来技術のフィルムディジタ ル化装置は複雑で高額なフィルタ交換機構,シャッタシステム及びタイミング・ 同期装置を必要とする。フィルタ交換機構及びシャッタシステムは定期的かつ高 コストの保守も要する。こうした不利益のすべてに加え、従来技術のフィルムデ ィジタル化装置は低速である。各フィルムフレームをディジタル化するために3 個の異なるフィルタを交換しなければならない。典型的な全尺フィルムは何千も のフィルムフレームを有する。したがって、全部のフィルムをディジタル化する ことは3個の赤色,緑色及び青色フィルタを交換する際に費やされる時間だけ長 い時間がかかる。 従来技術のフィルムディジタル化装置に伴う別の課題は光源104によって作 られる光が「平行光」であることである。すなわち、光源104によって発せら れる光はフィルム平面102に均一に分布しない。典型的には光の強度はフィル ム平面102の中心のほうが大きい。このことはCCDアレイ110の不均一な 露光をもたらし、CCDアレイ端部の飽和の遅れをもたらす。時には、CCDア レイのこの不均一な露光を補正するために付加的な光学系又は光ファイバフェー スプレートが使用されることもある。しかし、それはコストを増大させ、システ ムにおける光の損失を生じることにもなる。 以下の特許はフィルムディジタル化装置を開示している。フローリィ(Flory) による米国特許第3,584,147号は所定の時に青色ストロボ灯の作動のため のトリガパルスを生成する装置を開示している。フローリィ'147によれば、 青色ストロボ灯からの光はフィルムフレーム,2個のダイクロイックミラー及び レンズ系を経て、カメラに向けて転送される。連続黄色光が2個のダイクロイッ クミラーを介して、青色ストロボ灯を作動させるためのトリガパルスを発する光 検出器に向けて逆送される。 フローリィによる米国特許第3,584,148号は所定のレートで作動するス トロボ灯によりフィルムフレームを数回で照射する装置を開示している。この装 置はフィルムを感光面に結像させる。装置には各フィルムフレームを同一の感光 領域に結像させるため、連続するストロボ灯フラッシュ間のフィルムの動きを補 正するために光路上に回転ミラーが備えられている。 ディーブソン(Deveson)他による米国特許第3,637,937号は写真フィル ム からビデオ信号を生成する装置を示している。ディーブソンの装置はビデオ信号 が写真フィルムの画像を正確に表現するように写真フィルムの露出過剰又は露出 不足を解消するように試みる。ディーブソンはフィルムの照度を変えるための「 可変密度光フィルタ」をその装置の一部として使用している。 ボルツ(Boltz)による米国特許第3,679,827号は連続フィルム映写シス テムで使用される装置を提起している。ボルツはフィルムフレームが動いている 間に光検出力メラチューブにフィルムフレームの光レプリカを静止させようと試 みている。これを行うために、ボルツはフィルムフレームと撮像管との間の光路 上に2個の部分光透過性デバイス及び部分光反射性デバイスを使用する。これら のデバイスはフィルムフレームがフィルムゲートの中央にある時だけでなく、フ ィルムフレームがフィルムゲートをまさに離れようとする時にもフィルムフレー ムの光レプリカが撮像管に透過されるように回転される。 フローバック(Frohbach)他による米国特許第4,310,847号はフィルム走 査システムを開示している。フローバックによれば、画像はテレビジョンフィー ルド・レートでフィルムに記録される。画像のラインに対応するフィルムの部分 が照射される。照射された部分はその色成分に分解される。フィルムの照射部分 からの分解光は走査感光性アレイに結像される。感光性アレイにより供給される 走査信号はテレビジョン信号を供給するために記録され使用される。 ムーア(Moore)他による米国特許第4,495,516号はフィルムの画像から ビデオ信号を生成する装置を開示している。この装置はインテグラル・カラーフ ィルタ・アレイを備えるCCDイメージセンサを有する。CCDイメージセンサ はフィルムからの画像で照射される。信号プロセッサがセンサによって生成され た信号をカラー補正する。 ジョンソン(Johnson)他による米国特許第4,623,929号はビデオ再生装 置におけるストロボ灯用の改良シマー電流回路を開示している。ストロボ灯は写 真 フィルムをソリッドステート・イメージセンサにフラッシュ照射するために使用 される。センサ照射フラッシュ間のストロボ灯のアークを維持するためにストロ ボ灯からシマー電流を引き出すための電流同期回路が使用されている。この改良 シマー電流回路はシマー電流がオフの時だけストロボ灯がフラッシュするように し、電磁波干渉を低減させ、ビデオ再生装置により生成されるビデオ信号の品質 を高める。 ファンストン(Funston)による米国特許第4,688,099号はソリッドステ ートイメージセンサに写真フィルムをフラッシュ照射するためのストロボ灯を有 するビデオ再生装置を開示している。検出回路はイメージセンサの照度がイメー ジセンサの飽和レベルを上まわっているか下であるかの関数である制御信号を生 成する。その制御信号に従って、マイクロプロセッサが露光レベル信号を調整す る。調整された露光レベル信号はさらに、イメージセンサがその飽和レベルに近 いレベルで照射されるように、ストロボ灯のフラッシュの強度及び時間を調整す る。 レービィ(Levy)他による米国特許第5,155,586号はディジタル・カラー フィルム画像のフレア補正を実行するシステムを開示している。各ディジタル化 画像はフィルムに対応する赤色,青色及び緑色成分を含み得る。フレア補正信号 はディジタル的に生成され、各色成分についてフレームごとの望ましくない輝度 の変化を補償するために使用される。 ファン(Foung)他による米国特許第5,249,056号は写真フィルムからビ デオ信号を生成する装置を開示している。この装置はフィルムフレームをフィル ムゲートに位置決めするためにフィルムを送る又は戻すためのフィルム送りを備 える。装置はまた、フィルムフレームがフィルムゲートに位置決めされた時を検 出し、そのフレームの画像を投影するためにストロボ灯をフラッシュさせる、画 像投影器を備える。装置はさらに、投影された画像を受信し、画像に対応するビ デオ信号を生成するビデオ・ピックアップ・システムを有する。 上述の特許のいずれもが、低速、高コストかつ複雑なフィルムディジタル化装 置の従来技術の課題を解決していない。詳細にいえば、それらの特許のいずれも が、前述したフィルタ交換機構及びシャッタ・光学系への従来技術の依存性に配 意していない。 デイビッド・ディフランチェスコ(David DiFrancesco)著“Laser Based Color Film Recorder System with GaAs Mircrolaser”(Proceedings of SPIE-The In ternational Society for Optical Engineering印刷、1989年1月17〜2 0日、16〜26頁)と題する論文はカラーフィルム記録における赤色,緑色及 び青色レーザビームの使用を検討している。しかし、この論文は低速,高コスト かつ複雑なフィルムディジタル化装置の従来技術の課題を克服する方策を提起し ていない。さらに、この論文は前述したフィルタ交換機構及びシャッタシステム への従来技術の依存性に配意していない。 したがって、当技術にはより高速,単純,高信頼性かつ低費用のフィルムディ ジタル化装置に対する必要性が存在する。発明の概要 本発明はフィルムフレームをディジタル化する方法及びその装置に関する。本 発明は従来技術のフィルタ及びシャッタ・フェースプレート機構の代わりに、イ ンテグレーティング・スフィアに収容された異なる着色ストロボ灯を利用する。 本発明の制御システムは各ストロボ灯を順次、所定の時間フラッシュさせ、フィ ルムフレームを、全部がランベルト拡散平面フィールドを備えるように各色成分 に露光させる。フィルムフレームの各色成分はレンズによってCCDアレイに投 影される。各ストロボ灯は所定の繰り返し回数で所定の時間フラッシュし、その ストロボ灯に対応する光の成分でCCDアレイを飽和させる。各色成分に対応す る色データは処理及び記憶のためにディジタル・シグナル・プロセッサに送られ る。本発明の1つの実施例では、ストロボ灯は赤色,緑色及び青色ストロボ灯で ある。図面の簡単な説明 第1図 従来技術のフィルムディジタル化装置の機能ブロック図。 第2図 本発明のフィルムディジタル化装置の実施の形態の例示図。 第3図 本発明によるインテグレーティング・スフィアの例示図。 第4図 本発明の制御システムの概略図。 第5図 本発明の制御システムの例示図。 第6図 1個のフィルムフレームに関する本発明のフィルムディジタル化動作 の1サイクルの例示図。発明の詳細な説明 ストロボ走査システムを用いてフィルムフレームをディジタル化する方法及び その装置を説明する。以下の説明において、本発明のより完全な説明を行うため に多数の特定の細部について述べる。しかし、本発明がそれらの特定の細部を伴 わずに実施し得ることは当業者にとって明白であろう。他の点では、本発明を不 明瞭にしないために公知の特徴については詳述しない。 本発明はフィルムフレームをディジタル化するための独自の方法及び装置であ る。本発明は3個の着色フィルタを使用する従来技術の不利益及び所定の時間間 隔の経過時でのフィルタの挿入及び交換に伴う複雑さを解消する。本発明はまた 、不要な光がCCDアレイを通過することを阻止するための、シャッタの使用及 びシャッタとフィルタ交換システムとの同期化を不要にする。本発明はさらに、 フィルム平面への光の均一な分布のための平坦視野光学系又は光ファイバ・フェ ースプレートの必要をなくす。 第2図は本発明のストロボ走査システムを用いた本発明のフィルムディジタル 化装置200の実施例を示す。従来技術の白色光源104に代わり、本発明はフ ィルムディジタル化装置用光源として「インテグレーティング・スフィア」20 4を使用する。フィルムディジタル化装置の動作中にフィルムの1フレーム(図 示せず)を保持するために、フィルム平面202が使用される。二重矢線212 はフィルム平面202の開口の一辺の長さを示している。本発明の1つの実施例 では、開口は各辺が35mmの長さを有する正方形である。「フィルム送り機構」 206はフィルムがインテグレーティング・スフィア204から放射された光に 露光されると同時にフィルムを移動させるために使用される。「ダブテール」2 08はレンズホルダ209及びCCDカメラ210を保持するために使用されて いる。CCDカメラ210はフィルム平面202にあるフィルムフレームを通っ てインテグレーティング・スフィア204から放出された光に露光されるCCD アレイ(第2図には図示せず)を含む。 本発明の装置の構造をより詳細に説明すれば、前述の従来技術のフィルタ及び シャッタ機構の代わりに、本発明は4個のストロボ灯を収容するインテグレーテ ィング・スフィア204を利用する。1個の赤色ストロボ灯,1個の緑色ストロ ボ灯及び2個の青色ストロボ灯(2個の青色ストロボ灯の代わりに1個の青色ス トロボ灯を本発明の別の実施例として使用することもできる)。 第2図に示されたインテグレーティング・スフィア204について説明する。 インテグレーティング・スフィア204は第3図に詳細に図示されている。第2 図及び第3図における同一番号は同一の構成要素を示す。第2図及び第3図に示 すインテグレーティング・スフィア204について説明すれば、本発明の1つの 実施例では、4個のストロボ灯がインテグレーティング・スフィアの子午線23 2に沿って配置されている(明白であるが、4個のストロボ灯の正確な位置は本 発明の範囲を逸脱せずに変更することができる)。子午線232は赤道216を 含む平面に対し垂直である平面にある。各ストロボ灯は赤道216の平面に対し て平行である平面の子午線232沿いにある。各ストロボ灯はインテグレーティ ング・スフィアの内部に向けられており、インテグレーティング・スフィアの外 面にある開口に納められている。各開口は25mmの直径を有する。このように、 各々、直径25mmの4個の開口が子午線232に沿って配置されている。開口の うちの2個(開口222及び224)は赤道216の平面の両側に位置し、赤道 から等距離である。残りの2個の開口(開口220及び226)も、赤道と向か い合う側にあり、赤道から等距離にある。例えば、本発明の1つの実施例では赤 色ストロボ灯が開口220に配置され、緑色ストロボ灯が開口224に、青色ス トロボ灯が開口222に、もう1個の青色ストロボ灯が開口226に配置される 。 インテグレーティング・スフィア204はまた、子午線214の向点(apex)に 長方形の開口230を備える。子午線214の平面は子午線218を含む平面に 垂直である。子午線232(そこにストロボ灯が配置されている)は子午線21 4に対して45°の角度をなしている。したがって、子午線232は子午線21 4と218との中間にある。ストロボ灯によって発生され、インテグレーティン グ・スフィア204の内面から反射された光はランベルト拡散により開口230 を通過することによってフィルム平面202に収束される。 インテグレーティング・スフィア204の内面は反射率を高めるために希土類 元素より成る物質で被覆されている。この被覆は内面がストロボ灯により与えら れた光を約90〜97%の効率で反射することにより、インテグレーティング・ スフィアの内面の放射輝度を増大させる。インテグレーティング・スフィア20 4はフィルムフレームをCCDカメラに露光させる光のランベルト拡散を提供す る。これにより、フィルムフレームをCCDカメラに露光させるために平行光源 を拡散させ「平坦にする」従来技術の必要性を克服する。 本発明の好ましい実施例では、フィルム送り機構206は光学カメラ工業にお いて使用されているカム作動ピン式位置合わせフィルムシャトル機構である、1 911年頃のアルバート・ハウェル(Albert Howell)設計の改良ワイドボディ型 のものである。シャトル機構及びフィルム平面202は“35mmアカデミー”, “65mm”,“35ビスタビジョン(“8パーフォレーション”)”といった各 種フィルム形式を収められる。本発明はレンズホルダ209に設置された75mm ローデンストック(Rodenstock)レンズを使用している。CCDカメラ210(第 2図)は3k×2kピクセルのサイズのCCDアレイを有する。本発明は本願の 譲受人に譲渡され、引用によって本願と一体となる、1996年6月11日に出願 された同時係属米国特許出願第08/664,266号に記載の可動レンズ機構 を備えることも可能である。また、本発明は上記のCCDアレイに代えて、1列 のCCDを利用することもできる。本発明の別の実施例では、CCDセンサ以外 の光電性センサが利用される。 第4図は本発明のシステムレベルの概略を示しており、制御システムはインテ グレーティング・スフィアのストロボ灯及び本発明の他の構成要素を制御するた めに使用されている。ブロック404は(4個のストロボ灯を含む)インテグレ ーティング・スフィアのブロック図を表している。ブロック406はフィルム送 り206のブロック図を表している。ブロック410はCCDアレイ(図示せず )を収容するCCDカメラ210を表している。ブロック411はインテグレー ティング・スフィア404,フィルム送り406及びCCDカメラ410を制御 するために使用される制御システムの表現である。制御システム411はインテ グレーティング・スフィア404にある4個のストロボ灯のフラッシュシーケン ス及びフラッシュの繰り返し回数を制御する。また、制御システム411はディ ジタル画像データを記憶及び処理のために制御システム411に転送するCCD カメラ410を命令し制御する。 制御システム411を第5図に詳細に示す。CPUカード521は典型的には 、32メガバイトのメモリ、キャッシュ付きの1個の75MHz,Sun-SPARCII及び ビデオ表示用のSバス・ビデオカード(例えば、一般的なSun製品)を備える。 CPUカード521は2個のRS232ポート507も有する。一方のポートは CCDカメラ510(第2図にCCDカメラ210として示した)と接続されて おり、これを制御する。CPUカード521は制御システム411の他の構成要 素とVMEバス525によって通信する。モニタ,マウス及びキーボード(いず れも第5図には図示していない)もCPUカード521に接続されている。ディ スクドライブ505はSCSIバスによってCPUカード521と接続されてい る。ブロック529は他のユーザが使用するために画像データを制御システムか ら移すためのオプションのイーサネット接続を表している。Green Spring製VM E/IPインタフェースカード522がVMEバス525に接続されている。イ ンタフェースカード522は4個までのIP(Industry Packs)カードについてV MEバス525とのインタフェースをとる。IP506は光学的に分離されたリ レーパネルによってフィルム送り206を制御する。IP504はインテグレー ティング・スフィア204の4個のストロボ灯を制御する。 ブロック523はラミックス(RAMIX)RM−140Bメモリカードを表してい る。メモリカード523は64メガバイトの記憶空間を有するデュアルポート・ メモ リである。メモリカード523はVMEバス525又はVSBバス526のいず れか一方によってアクセス可能である。VSBバス526はメモリカード523 をディジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)524に接続し、処理されたデ ータをDSP524からメモリカード523へ移すために使用される。処理され たデータはメモリカード523から最終的な処理及び保存のためにVMEバス5 25によってCPUカード521に移動される。メモリカード523はDSP5 24とCPU521との間の大規模バッファとしてだけではなく、DSP524 からデータを転送する迅速な手段としても使用される。制御システム411にお いて、DSP524からのデータ転送速度はVMEバス525で約2Mbps、VS Bバス526で約15Mbpsである。DSP524が2枚のスペクトラム(Spectru m)VME・DSPキャリアボードを備え、各ボードが2個のDSPプロセッサを 有することに留意されたい。これらのDSPプロセッサは代表的にはクロック速 度40MHz又は50MHzのいずれかのテキサスインストルメンツ(Texas Instrumen ts)製TMS320C40−DSPチップである。 ブロック527はフォトメトリック(Photometrics)製CCDカメラ510とD SP524との間のインタフェース・ブロックである。このインタフェースはス ペクトラムVME−DSPキャリアボードのバッファされたCOMMポートに接 続している。バッファされたCOMMポートのデータ転送速度は約15Mbpsであ る。フォトメトリック製CCDカメラからの最大データ転送速度は2Mbpsである 。最後に、第5図に示す通り、VMEバス525はCPUカード521,インタ フェースカード522,メモリカード523及びDSP524の間の通信を行う 。 本発明の動作を第6図によって以下に説明する。ステップ602において、本 発明はフィルム平面202に置かれた1個のフィルムフレームをディジタル化す る1サイクルを開始する。ステップ604で、本発明の制御システム411(第 4図及び5)は赤色ストロボ灯220(第2図及び第3図)をフラッシュさせる ことによりインテグレーティング・スフィア404(第2図及び第3図のインテ グレーティング・スフィア204)を発光させる。本発明によれば、赤色ストロ ボ灯は1秒間に15Hzでフラッシュされる。本発明で用いる赤色ストロボ灯の各 フラッシュは4ジュールの光を生じる。赤色ストロボ灯220のフラッシュ繰り 返し回数(すなわち15Hz)はCCDカメラ410(第2図のCCDカメラ21 0)のCCDアレイを、フィルム平面202(第2図)にあるフィルムフレーム の赤色成分で飽和させるために要する時間量によって決定される。本発明の1つ の実施例によれば、CCDアレイは12ビットの対数(Iogarithmic)である40 96の値で、0〜4096のスケールにおいて飽和する。ステップ606で、C CDアレイがフィルムフレームを通過した光の赤色光成分で飽和した後、赤色デ ィジタルデータが、CCDカメラ510(第2図のCCDカメラ210)からイ ンタフェースブロック527(第5図)のシフトレジスタへ移される。シフトレ ジスタから、赤色ディジタルデータはDSP524(第5図)の赤色チャネルに 移される。ステップ608において、赤色データはDSP524によって処理さ れる。 赤色データがDSP524によって処理されている間に、ステップ610にお いて、本発明の制御システム411は緑色ストロボ灯224をトリガさせインテ グレーティング・スフィア404を発光させる。本発明によれば、緑色ストロボ 灯は1秒間に8HzでフラッシュされCCDを飽和させる。赤色ストロボ灯の場合 と同様、本発明で用いる緑色ストロボ灯の各フラッシュは4ジュールの光を生じ る。緑色ストロボ灯224のフラッシュ繰り返し回数(すなわち8Hz)もCCD アレイをフィルムフレームの緑色光成分で飽和させるために要する時間量によっ て決定される。ステップ612で、CCDアレイがフィルムフレームを通過した 光の緑色光成分で飽和した後、緑色ディジタルデータがCCDカメラ510(第 2図のCCDカメラ210)からインタフェースブロック527(第5図)のシ フトレジスタへ移される。シフトレジスタから、緑色ディジタルデータはDSP 524(第5図)の緑色チャネルに移される。ステップ614において、緑色デ ータはDSP524によって処理される。 緑色データがDSP524によって処理されている間に、ステップ616にお いて、本発明の制御システム411は青色ストロボ灯222及び226をトリガ させインテグレーティング・スフィア404を発光させる。青色ストロボ灯22 2及び226は同時にフラッシュされCCDアレイを飽和させる。本発明で用い る青色ストロボ灯の1個の各フラッシュは4ジュールの光を生じる。本発明によ れば、青色ストロボ灯はCCDを飽和させるために1秒間に30Hzの繰り返し回 数でフラッシュされる。青色ストロボ灯のフラッシュ繰り返し回数(すなわち3 0Hz)もまた、CCDアレイをフィルムフレームの青色光成分で飽和させるため に要する時間量に依存する。前述のように、本発明の別の実施例では2個の青色 ストロボ灯の代わりに単一の青色ストロボ灯が使用される。ステップ618で、 CCDアレイがフィルムフレームを通過した光の青色光成分で飽和した後、青色 ディジタルデータが、CCDカメラ510(第2図のCCDカメラ210)から インタフェースブロック527(第5図)のシフトレジスタへ移される。シフト レジスタから、青色ディジタルデータはDSP524(第5図)の青色チャネル に移される。ステップ620で、青色データはDSP524によって処理される 。ステップ622において、本発明はフィルム平面202に置かれた1個のフィ ルムフレームをディジタル化するそのサイクルを完了し、次のフィルムフレーム がフィルム平面に配置され、ディジタル化される。 CCDアレイを赤色,緑色及び青色光成分で飽和させる各サイクルは「走査」 と呼ばれる。本発明はフィルム平面202(第2図)にある各フィルムフレーム の画像をディジタル化するために、赤色,緑色及び青色光成分のそれぞれについ て1回ずつ、3回の走査を実行する。各走査はフィルムフレームを通過した特定 の光成分でCCDアレイが飽和した時に完了する。CCDアレイは2k×3kピ クセルアレイである。すなわち、各走査は600万ピクセルの色データを生成す る。上述の通り、各ピクセルはCCDアレイが完全に飽和した時に、12ビット の情報を含む。さらに上述の通り、各色成分に対応する走査データ(すなわち、 600万ピクセルの情報)はDSP524に移される。本発明によれば、ディジ タル色データはCCDカメラ510からDSP524へ200万ピクセル/秒( すなわち2メガバイト/秒)で転送される。したがって、各色に対応する色デ ータをCCDカメラからDSPへ転送するには3秒かかる。DSPは20メガバ イト/秒(すなわち2000万ピクセル/秒)までの速さでデータを受け取るこ とができる。 したがって、CCDアレイを色データに露光させ、CCDアレイからDSP5 24へ色データを転送するためのタイミングシーケンスは以下の通りである。C CDを赤色データに露光させるために1秒、続いて赤色データのDSP524へ の転送に3秒。DSP524が赤色データを処理している間、CCDは1秒間、 緑色データに露光され、緑色データをDSP524へ転送するためにさらに3秒 費やされる。DSP524が緑色データを処理している間、CCDは青色データ に1秒間露光され、青色データをDSP524へ転送するためにさらに3秒費や される。このようにして、1個のフィルムフレームの全部の色データを取得して DSP524に渡すためには合計12秒かかる。 以上説明した本発明は従来技術の不利益を克服し、高解像度でフィルムをディ ジタル化するための、より高速,単純,高信頼性かつ低費用の方法及び装置をも たらす。本発明によれば、いずれのストロボ灯もフラッシュされない時は、光源 はまったく存在しないので、CCDアレイが不要な光に露光されない。こうして 、シャッタの使用という従来技術の要件ばかりか、着色フィルタ及び平坦視野光 学系に関する従来技術の要件も克服される。フィルタの挿入及び取り外しのため の従来技術の複雑な機構の必要性も克服される。さらに、シャッタシステムとフ ィルタ交換機構とを同期させる従来技術の要求も克服されている。本発明は各フ ィルムフレームをディジタル化するためにフィルタを交換する必要がまったくな いので、従来技術のフィルムディジタル化装置の低速度も解消する。以上、スト ロボ走査システムを用いたフィルムディジタル化装置及びその方法を説明した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, UZ,VN,YU

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.複数のストロボ灯を収容するインテグレーティング・スフィア; 前記複数のストロボ灯と接続された制御手段であり、前記制御手段は前記複数 のストロボ灯を順次発光させることが可能である、前記制御手段; 前記インテグレーティング・スフィアから放射される光に露光させるためにフ ィルムフレームを保持するフィルム平面; 前記フィルムフレームの画像をCCDアレイに投影させ、前記CCDアレイに 前記画像をディジタル化させるためのレンズ: を含むフィルムフレームをディジタル化する装置。 2.前記複数のストロボ灯が1個の赤色ストロボ灯,1個の緑色ストロボ灯及 び2個の青色ストロボ灯を含む、請求の範囲1の装置。 3.前記複数のストロボ灯が1個の赤色ストロボ灯,1個の緑色ストロボ灯及 び1個の青色ストロボ灯を含む、請求の範囲1の装置。 4.前記複数のストロボ灯が前記インテグレーティング・スフィアの内面に向 けられている、請求の範囲1の装置。 5.前記内面により反射された光が前記インテグレーティング・スフィアの開 口を通り前記フィルムフレームに投射される、請求の範囲4の装置。 6.前記インテグレーティング・スフィアの内面により反射された光が前記イ ンテグレーティング・スフィアの開口を通り前記フィルムフレームに投射される 、請求の範囲1の装置。 7.前記複数のストロボ灯が前記インテグレーティング・スフィアの子午線に 沿って配置されている、請求の範囲1の装置。 8.前記複数のストロボ灯及び前記開口が前記インテグレーティング・スフィ アの子午線に沿って配置されている、請求の範囲6の装置。 9.前記開口が前記子午線の向点に配置されている、請求の範囲8の装置。 10.前記赤色ストロボ灯が前記緑色ストロボ灯の上に配置され、前記緑色ス トロボ灯が前記2個の青色ストロボ灯の上に配置され、かつ、前記開口が前記緑 色ストロボ灯と前記2個の青色ストロボ灯との間に配置されている、請求の範囲 8の装置。 11.前記開口が前記子午線の向点に配置されている請求の範囲10の装置。 12.前記インテグレーティング・スフィアが光のランベルト拡散のための、 希土類元素を含む内部被覆を有する、請求の範囲1の装置。 13.前記内部被覆が前記複数のストロボ灯により発光された光を反射する際 に90〜97%の効率を有する、請求の範囲12の装置。 14.前記CCDアレイが2k×3kピクセルのアレイである、請求の範囲1 の装置。 15.前記ストロボ灯の各々が所定の時間,所定の繰り返し回数でフラッシュ する、請求の範囲2の装置。 16.前記赤色ストロボ灯の前記所定の繰り返し回数が15Hzである、請求の 範囲15の装置。 17.前記所定の時間が前記CCDアレイが前記フィルムフレームの赤色成分 からの12ビット値に飽和するために要する時間である、請求の範囲16の装置。 18.前記緑色ストロボ灯の前記所定の繰り返し回数が8Hzである、請求の範 囲15の装置。 19.前記所定の時間が前記CCDアレイが前記フィルムフレームの緑色成分 からの12ビット値に飽和するために要する時間である、請求の範囲18の装置 。 20.前記2個の肯色ストロボ灯の各々の前記所定の繰り返し回数が30Hzで ある、請求の範囲15の装置。 21.前記所定の時間が、前記CCDアレイが前記フィルムフレームの青色成 分からの12ビット値に飽和するために要する時間である、請求の範囲20の装 置。 22.前記所定の時間が、前記CCDアレイが12ビット値に飽和するために要 する時間である、請求の範囲15の装置。 23.複数のストロボ灯の前方にフィルムフレームを配置するステップ; 前記複数のストロボ灯を順次フラッシュさせることにより前記フィルムフレー ムを単色光に露光させるステップ; 前記フィルムフレームの画像をCCDアレイに投影させ、前記CCDアレイに 前記画像をディジタル化させるステップ: を含むフィルムフレームをディジタル化する方法。 24.前記複数のストロボ灯が1個の赤色ストロボ灯,1個の緑色ストロボ灯 及び2個の青色ストロボ灯を含む、請求の範囲23の方法。 25.前記複数のストロボ灯が1個の赤色ストロボ灯,1個の緑色ストロボ灯 及び1個の青色ストロボ灯を含む、請求の範囲23の方法。 26.前記複数のストロボ灯がインテグレーティング・スフィアに収容されて いる、請求の範囲23の方法。 27.前記複数のストロボ灯が前記インテグレーティング・スフィアの内面に 向けられている、請求の範囲26の方法。 28.前記内面により反射された光が前記インテグレーティング・スフィアの 開口を通り前記フィルムフレームにランベルト拡散にて投射される、請求の範囲 27記載の方法。 29.前記ストロボ灯が前記インテグレーティング・スフィアの子午線に沿っ て配置されている、請求の範囲26の方法。 30.前記ストロボ灯及び前記開口が前記インテグレーティング・スフィアの 子午線に沿って配置されている、請求の範囲28の方法。 31.前記開口が前記子午線の向点に配置されている、請求の範囲30の方法 。 32.前記赤色ストロボ灯が前記緑色ストロボ灯の上に配置され、前記緑色ス トロボ灯が前記2個の青色ストロボ灯の上に配置され、かつ、前記開口が前記緑 色ストロボ灯と前記2個の青色ストロボ灯との間に配置されている、請求の範囲 28の方法。 33.前記インテグレーティング・スフィアが光のランベルト拡散のための希 土類元素を含む内部被覆を有する、請求の範囲26の方法。 34.前記内部被覆が前記複数のストロボ灯により発光された光を反射する際 に90〜97%の効率を有する、請求の範囲33の方法。 35.前記CCDアレイが2k×3kピクセルのアレイである、請求の範囲2 3の方法。 36.前記ストロボ灯の各々が所定の時間,所定の繰り返し回数でフラッシュ する、請求の範囲24の方法。 37.前記赤色ストロボ灯の前記所定の繰り返し回数が15Hzである、請求の 範囲36の方法。 38.前記所定の時間が前記CCDアレイが前記フィルムフレームの赤色成分 からの12ビット値に飽和するために要する時間である、請求の範囲37の方法 。 39.前記緑色ストロボ灯の前記所定の繰り返し回数が8Hzである、請求の範 囲36の方法。 40.前記所定の時間が前記CCDアレイが前記フィルムフレームの緑色成分 からの12ビット値に飽和するために要する時間である、請求の範囲39の方法 。 41.前記2個の青色ストロボ灯の各々の前記所定の繰り返し回数が30Hzであ る、請求の範囲36の方法。 42.前記所定の時間が前記CCDアレイが前記フィルムフレームの青色成分 からの12ビット値に飽和するために要する時間である、請求の範囲41の方法 。 43.前記所定の時間が前記CCDアレイが12ビット値に飽和するために要 する時間である、請求の範囲36の方法。 44.複数のストロボ灯を収容するインテグレーティング・スフィアであり、 前記複数のストロボ灯は前記インテグレーティング・スフィアの内面に単色光を 投射する、前記インテグレーティング・スフィア; 前記インテグレーティング・スフィアの前記内面により反射された光を開口の 前方に置かれた対象に収束及び指向させるための、前記インテグレーティング・ スフィアにある開口: を含む光源の前方に置かれた対象に光を収束及び指向させるための光源。 45.前記複数のストロボ灯が1個の赤色ストロボ灯,1個の緑色ストロボ灯 及び2個の青色ストロボ灯を含む、請求の範囲44の光源。 46.前記複数のストロボ灯が1個の赤色ストロボ灯,1個の緑色ストロボ灯 及び1個の青色ストロボ灯を含む、請求の範囲44の光源。 47.前記開口の前方に置かれた対象がフィルムフレームである、請求の範囲 44の光源。 48.前記複数のストロボ灯が前記インテグレーティング・スフィアの子午線 に沿って配置されている、請求の範囲44の光源。 49.前記複数のストロボ灯及び前記開口が前記インテグレーティング・スフ ィアの子午線に沿って配置されている、請求の範囲44の光源。 50記開口が前記子午線の向点に配置されている、請求の範囲49光源。 51.前記複数のストロボ灯及び前記開口が前記インテグレーティング・スフ ィアの子午線に沿って配置されている、請求の範囲45の光源。 52.前記赤色ストロボ灯が前記緑色ストロボ灯の上に配置され、前記緑色ス トロボ灯が前記2個の青色ストロボ灯の上に配置され、かつ、前記開口が前記緑 色ストロボ灯と前記2個の青色ストロボ灯との間に配置されている、請求の範囲 51の光源。 53.前記開口が前記子午線の向点に配置されている、請求の範囲52の光源 。 54.前記インテグレーティング・スフィアの前記内面が希土類元素を含む被 覆を有する、請求の範囲44の光源。 55.前記被覆が前記複数のストロボ灯により発光された光を反射する際に9 0〜97%の効率を有する、請求の範囲54の光源。 56.開口を有するインテグレーティング・スフィア; フィルムフレームを保持するフィルム平面; 前記インテグレーティング・スフィアに配置された第1のストロボ灯,第2の ストロボ灯及び第3のストロボ灯; 前記第1のストロボ灯,前記第2のストロボ灯及び前記第3のストロボ灯と接 続された制御手段であり、前記制御手段は前記第1,第2及び第3のストロボ灯 の1個をフラッシュさせ、前記開口から均一分布の単色光を前記フィルム平面に 生じさせることが可能である、前記制御手段; 前記フィルムフレームの画像を透過した前記均一分布の単色光を受光し、透過 光をCCDアレイに投影し、前記CCDアレイに前記画像をディジタル化させる レンズ: を含むフィルムフレームをディジタル化する装置。 57.前記制御手段が前記第1,第2及び第3のストロボ灯を順次フラッシュ させる、請求の範囲56の装置。 58.前記第1,第2及び第3のストロボ灯が、それぞれ,赤色灯,緑色灯及 び青色灯である、請求の範囲57の装置。
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