JP2000511261A - ガスタービンの閉ループ空気冷却システム - Google Patents

ガスタービンの閉ループ空気冷却システム

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Abstract

(57)【要約】 閉ループ式システムを用いるタービン高温部分の対流現象による冷却方式を開示する。好ましくは、本発明は、ガスタービン発電プラントの高温部分の冷却に利用され、本発明の冷却方式により、入口温度を高くすることができ、それに伴って効率及び出力が向上するという利点が得られる。好ましい実施形態では、空気をガスタービン圧縮機から取り出して(22,26)、これを燃焼器及びタービン高温部分のうち一又は二以上に通じる内部通路(100)に送る。この空気は、燃焼器及びタービン高温部分を対流により冷却し、熱を燃焼器及びタービン高温部分の表面を通して伝達する。

Description

【発明の詳細な説明】 ガスタービンの閉ループ空気冷却システム 発明の分野 本発明は、ターボ形機械に関し、特にガスタービンの冷却システムの設計に関 する。 発明の背景 タービンの性能は、入口温度を高くすることによって向上させることができる 。しかしながら、温度増大の結果として、タービン翼も又、高温状態で作動する が、このような高い温度は、タービン構成要素の材料破損温度に達するほど高い 場合が多い。したがって、これら「高温部分」構成要素についての効率が良く且 つ有効寿命が達成されるサイクルを保証するためには、これら「高温部分」構成 要素、特にファン翼を冷却するための手だてを講じる必要がある。代表的な「高 温部分」としては、燃焼器バスケット、中間ダクト、タービン翼ロータ及びシャ フト構成要素が挙げられる。しかしながら、本明細書において説明する冷却方式 は、高温状態にあるタービンの任意の構成要素に適用できることは理解されよう 。 従来型ガスタービンは、構成要素、例えば燃焼器が限度ぎりぎりの高い温度に 達することのないようにすることを目的として低温ガスのフィルムを利用する冷 却方式を用いている。通常は空気である冷却剤が構成要素内部の通路を通って流 れ、次にこの冷却剤は構成要素の表面に設けられているオリフィスから放出され る。低温ガス層が表面上に生じ、それにより構成要素を、主燃焼器内で生じる熱 又はタービンの主要部分内のガスにより生じる熱から保護する。 冷却方式は、入口温度の増大及び技術の現状における進歩につれて一層複雑精 巧になった。例えば、米国特許第3,515,499号(発明者:Beer et al. )は、別個独立の「ウェーハ」を重ね合わせて作られたタービン翼を開示してお り、このような製作手法により、内部流体流れ通路及びスロットを形成し、それ により空気流がタービン翼を一層効果的に冷却できるようになっている。 また、冷却剤としての空気をガスタービンの圧縮機部分から抽気してこの比較 的低温の空気をタービン翼の中空内部に導くことが周知である。この冷却材に伝 達された熱は通常捨てられ、かくして開ループシステムとなっている。抽気され た空気は、機器の熱収支に悪影響を及ぼすだけでなく、タービン内での流れの特 性を変えたり、流れの形式、フィルム厚さ及び他の重要な動作パラメータを変更 するので性能に大きな影響を与える。 この方式により、燃焼器の入口温度、かくしてタービン作動温度が構成要素の 作動上の許容限度を越えて増大し、それにより効率及び出力が増大する。しかし ながら、流体を主要ガス高温経路中へ注入することはそれ自体、幾つかの点でガ スタービンの出力及び効率にとって有害である。第1の点として、高温部分の表 面からの冷却剤の放出は、これら高温部分の周りの流れの場を乱すと共に混合損 失を生じさせ、これら双方の結果として、システム全体にわたって圧力損失が生 じ、タービン膨張効率が減少する。第2の点として、燃焼器の主高温ガス経路は 、これに冷却剤が混入されると冷却され、それによりタービン出力及びガスター ビン効率が減少する。 また、熱を伝達させるために翼の回転により生じる機械手的な力を利用するこ とも技術的に知られている。もし適当な比重の液体がタービン翼内の部分的に満 たされた状態のキャビティ又は空洞部を占めると、翼の回転により流体はキャビ ティの先端に押しやられるようになる。しかしながら、ここは、熱が最も多量に 存在する領域なので、液体は蒸発して残りの液体で置き換えられることになる。 置換されたガスは、キャビティの容積が一定なので、キャビティの根元部分に滞 留し、ここで放熱し、凝縮して液体となり、プロセス全体を再開する。 この方式は、例えば米国特許第5,201,634号(発明者:Hough)に記 載されており、この米国特許は、コア及びナトリウムで満たされた内部通路を有 するタービン翼を開示している。遠心力及びコアと翼先端との間の温度勾配は、 ナトリウムを蒸発させたり凝縮させる圧力勾配を生じさせる。蒸発を起こすのに 必要な熱は、翼の高温部分から得られ、業種津の際に放出された熱は、内部コア で吸収されて装置の低温部分に伝えられる。これと同様に、米国特許第4,19 0,398号(発明者:Corsmeier et al.)は、流体冷却剤の内部循環によりタ ービン翼を個々に冷却する技術を開示している。タービン翼内部の流体からの熱 はエンジン潤滑油に伝えられ、潤滑油から熱をタービン燃料に伝えることによっ て潤滑油が冷却され、かくしてタービン翼からの熱の少なくとも一部が発電サイ クルに追加的に戻される。米国特許第3,738,771号(発明者:Delarbe et al.)は、タービン翼の根元部から先端まで延びる中空螺旋形通路を開示して いる。これら通路は、先端近くに位置した一部が先端のところの温度で蒸発し、 根元部近くに位置するキャビティ内の部分が大抵の条件の下では液体状態のまま であるようなものとして選択される流体、例えば液体ナトリウム又は液体カリウ ムで閉じられて部分的に充填される。最後に、米国特許第2,782,000号 (発明者:Ledinegg)は、流体が充填された内部キャビティを有する翼が個々の 熱交換器の周りにサブセットとしてアレイ状に配置されて一つのタービン列が本 質的に、タービン組立体の残部の熱交換器能力を妨害しないで取り外したり維持 できる自蔵式のものであるシステムを開示している。 また、上述の空気による冷却方式と内部閉ループ液体冷却方式を米国特許第4 ,302,153号(発明者:Tubbs)に示すように一タービン翼内に組み合わ せて用いることができ、かかる米国特許では、冷却用空気を入口孔から入り、翼 幹部の前縁のもうけぱれたオリフィスから出ることができるようにしてタービン 翼が冷却される。液体ナトリウムで満たされたもう一つの冷却経路が設けられて いる。液体経路は、翼の根元部の内部から、翼の後縁で始まり翼の前縁で終わる 内部通路を通って延びる。高温状態の前縁は液体に熱を与えてこれを蒸発させる 。高温蒸気は戻り通路を通ってより低温のコアに戻り、ここで凝縮される。 しかしながら、今日までの冷却システムは全て、一又は二以上の大きな欠点を 有している。特に、上述したように、既存の空気流冷却システムは、タービン内 の流れの場を乱し、他方、閉ループ液体システムは複雑且つ高価であって、しか も効率及び信頼性が低い。したがって、タービン構造を通るガスの流れを過度に は乱さないようにして、依然として高温部品又は部分から熱を取り出すことがで きる空気流を利用する冷却システムを提供することが望ましい。その上、熱をタ ービンの重要な部品から別の部品に伝え、熱を廃熱として高温部品から放出する のではなくこの別の部品に加えるようにすることが一段と望ましい。もしこの熱 により冷却システムによって必要とされる熱の量が減少すれば、かかる改良型シ ステムの総合効率は向上するであろう。したがって、本発明の目的は、熱がター ビンの高温部品又は部品からタービンの別の部分に伝えるタービン用空気流冷却 システムを提供することにある。 発明の概要 しかしながら、従来技術の欠点は、空気をガスタービン発電プラントから取り 出して燃焼器及びタービン高温部品のうち一又は二以上の内部に設けられている 空気通路に送るガスタービン発電プラントの冷却方法及び装置によって達成でき る。空気は対流現象により燃焼器及びタービン高温部分を冷却し、熱は燃焼器及 びタービン高温部分の表面を介して伝えられる。或る実施形態では、空気取出し 段階は、圧縮機吐出部又は燃焼器シェルから空気を取り出す段階から成る。もし タービン高温部分が可動部品であれば、好ましくは冷却用空気の少量の漏れがガ スタービン内のガス流路に入って空気通路の積極的な通気が行われるようにする 。回転翼及びロータシャフトの場合、冷却剤をロータシャフト中へ圧送し、この ロータシャフトは冷却剤をタービン回転翼に通す。或る好ましい実施形態では、 効率は、燃焼器及びタービン高温部品を出た加熱空気を燃焼器シェルに戻し、変 形例として燃焼器及びタービン高温部品を出た加熱空気を燃焼器に戻すことによ って一段と高められる。また、冷却剤を燃焼器シェル又は燃焼器それ自体に注入 する前に抽気することにより冷却剤をロータシャフトに戻すことができる。 他の好ましい実施形態では、冷却剤は初段タービンディスク組立体に設けられ たスロット又は孔を通して燃焼器シェル内へ送り込まれる。実施形態によっては 、空気を圧縮機吐出部又は燃焼器シェルから取り出して、これを流入ガスタービ ン燃料と冷却システム又はボトミングサイクルから得た水の両方又は何れか一方 で冷却する。空気を補助冷却用空気圧縮機で僅かに圧縮してこれを燃焼器シェル 又は燃焼器それ自体に導入する前に冷却システム中へ送り込むのに十分な空気圧 を生じさせても良いが、こうするかどうかは任意である。圧縮の度合いは、空気 を閉ループタービン冷却システム中へ送り込むのに必要な付加的な大きさのもの であることが必要であり、この圧縮は空気が圧縮機吐出部又は燃焼器シェルから 抽気される前に起こる場合がある。実施形態によっては、補助冷却用空気圧縮機 を出た空気の少なくとも一部が、圧縮機出口又は燃焼器シェルから抽出される冷 却 用空気の少なくとも幾分かとの熱交換を可能にすることにより再熱される。 図面の簡単な説明 図1は、本発明を組み込んだタービンの一部及び関連構成要素の部分概略部分 線図である。 好ましい実施形態の詳細な説明 今図1を参照すると、本発明の幾つかの実施形態の全体的なレイアウト及び作 動原理が示されている。以下に説明するように、図1に示す構成は、幾つかの別 の構造例及び任意的構造例を有し、これらは全て、本発明の種々の実施形態に使 える。本発明の利点を達成する上でこれら特徴のうち幾つかを省いてもよく、或 いは種々のサブコンビネーションの形態で用いてもよいことは理解されるべきで ある。当業者は、ガスタービン発電プラントで用いられる機器の構成及び作用に 通じているであろう。本発明の特徴を一層明確に示すために、重要ではない機器 は概略図示され、或いは図示しておらず、これに対し、タービンの重要な構成要 素はタービンの中心線において切り欠いた断面図で線図の形で示されている。 図1で分かるように、代表的なシステムは、入口箇所22のところでガスター ビン燃焼器20からの空気又は他のガスの流れを受け入れるガスタービン燃焼器 10を有している。燃焼器10及び燃焼器バスケット、中間ダクト及びタービン 静翼、ロータ及びシャフト構成要素を含む他の高温部品又は部分は、内部通路1 00を有し、これら内部通路100は、タービン圧縮機20からの空気流を受け 入れ、この比較的低温の空気流は、高温部品表面を介する対流現象により構成部 品を冷却する。運動中の部品又は通路が完全に閉鎖されて使えない部品について は、冷却用空気の僅かな漏れを生じさせてこれがガス経路に入るようにし、冷却 されたキャビティの積極的な通気を可能にする。燃焼器10又はタービン高温部 品は空気によって冷却されるので、空気自体は加熱され、この加熱空気は入口箇 所32のところで燃焼器シェルに戻され、或いは実施形態によっては、別の入口 箇所34のところで燃焼器10それ自体に戻される。かくして、本発明は、高温 部品を通って流れる間に、冷却剤によって吸収される熱がガスタービンに戻され るようになった冷却システムを提供する。換言すると、タービン翼からの熱の少 なくとも一部は発電サイクルに追加的に戻される。 図1は燃焼器10の冷却方法を具体的に示しているが、閉ループ通路を備えた タービン回転翼及びロータシャフトを提供することは従来技術において知られて いる。しかしながら、上述したように、従来技術では、これら通路は液体で常時 満たされ、蒸発及び凝縮を通じて喪失され又は得られるエネルギが熱伝達に悪影 響を及ぼしていた。本発明では、それに代えて空気又は別のガスから成る冷却剤 をロータシャフトの内部通路中へ圧送し、タービン回転翼41〜43の内部通路 に通す。比較的低温の空気が熱を吸収し、次に、これは燃焼器シェル内へ注入さ れ、又は、実施形態によっては、燃焼器それ自体に注入され、或いは加熱空気が 初段タービンディスク組立体に設けられたスロット又は穴を通って燃焼器シェル 内へ送り込まれるだけである。 かくして、本発明に従って閉ループシステム内で空気を用いて冷却されるター ビンの部分とは無関係に、上述の損失メカニズムは実質的に生じないようになる 。というのは、本発明は、燃焼器及び/又はタービン高温部品からの冷却剤を放 出する必要がないからである。その結果、ガスタービンの単純サイクル及び複合 サイクル発電プラントにつき、熱効率及び出力の両方において著しい増大が得ら れる。 再び図1を参照すると、実施形態によっては、空気を圧縮機の吐出部又は圧縮 機シェルから取り出し、この空気を、流入ガスタービン燃料と冷却システム又は ボトミングサイクルから得た水の両方又はいずれか一方で冷却する。次に、空気 を、補助冷却用空気圧縮機内で僅かに圧縮してこれが閉ループ冷却システム中へ 圧送されるのに足る過剰空気圧を生じさせ、次に空気を閉ループ冷却システム中 へ送り込み、その後、この空気を燃焼器シェル又は燃焼器それ自体の中に注入す る。変形例として、空気を、燃焼器吐出部又は燃焼器シェルから抽気する前に、 閉ループタービン冷却システム中へ圧送するのに必要な余分の量、圧縮する。別 の実施形態では、補助冷却用空気圧縮機を出た冷却用空気の何割か又は全てを、 圧縮機出口又は圧縮機シェルから抽気された冷却用空気71の何割か又は全てと の熱交換を可能にすることによって再熱する。さらに別の実施形態では、冷却用 空気は、圧縮機出口又は燃焼器シェルからの抽気後では冷却されない。 本発明は、ガスタービン熱効率及び出力を大幅に増大させ、それによりこれに 対応して、ガスタービンを利用する単純サイクル発電プラントと複合サイクル発 電プラントの両方について熱効率及び出力を向上させることができる。さらに、 圧縮機内で圧縮される空気の殆ど全てが直接に、或いは閉ループ冷却システムを 介して燃焼器に送られるので、本発明により、発電プラントの放出物を減少させ ることができる。というのは、タービン冷却用空気の存在により高い有効予混合 度が得られ、それにより火炎温度を低くでき、従ってNOx放出量が減少するか らである。 本発明の幾つかの実施形態を具体的に説明したが、これらの説明は、本発明の 特徴を例示するものであって限定するものではない。当業者であれば、上記説明 に照らして、開示した方法及び装置の種々の変形例、改造例及び改良例を容易に 想到できよう。かかる種々の改造例、設計変更例及び改良例は、本発明の精神か ら逸脱することはなく、かくして本発明の範囲を定めるためには特許請求の範囲 の記載を参照すべきである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年5月29日(1998.5.29) 【補正内容】 明細書 ガスタービンの閉ループ空気冷却システム 発明の分野 本発明は、ターボ形機械に関し、特にガスタービンの冷却システムの設計に関 する。 発明の背景 タービンの性能は、入口温度を高くすることによって向上させることができる 。しかしながら、温度増大の結果として、タービン翼も又、高温状態で作動する が、このような高い温度は、タービン構成要素の材料破損温度に達するほど高い 場合が多い。したがって、これら「高温部分」構成要素についての効率が良く且 つ有効寿命が達成されるサイクルを保証するためには、これら「高温部分」構成 要素、特にタービン翼を冷却するための手だてを講じる必要がある。代表的な「 高温部分」としては、燃焼器バスケット、中間ダクト、タービン翼及びタービン ロータ及びシャフト構成要素が挙げられる。しかしながら、本明細書において説 明する冷却方式は、高温状態にあるタービンの任意の構成要素に適用できること は理解されよう。 従来型ガスタービンは、構成要素、例えば燃焼器が限度ぎりぎりの高い温度に 達することのないようにすることを目的として低温ガスのフィルムを利用する冷 却方式を用いている。通常は空気である冷却剤が構成要素内部の通路を通って流 れ、次にこの冷却剤は構成要素の表面に設けられているオリフィスから放出され る。低温ガス層が表面上に生じ、それにより構成要素を、主燃焼器内で生じる熱 又はタービンの主要部分内のガスにより生じる熱から保護する。 冷却方式は、入口温度の増大及び技術の現状における進歩につれて一層複雑精 巧になった。例えば、米国特許第3,515,499号(発明者:Beer et al. )は、別個独立の「ウェーハ」を重ね合わせて作られたタービン翼を開示してお り、このような製作手法により、内部流体流れ通路及びスロットを形成し、それ により空気流がタービン翼を一層効果的に冷却できるようになっている。 また、たとえばヨーロッパ特許文献EP−A−0584958において、冷却 剤としての空気をガスタービンの圧縮機部分から抽気してこの比較的低温の空気 をタービン翼の中空内部に導くことが周知である。この冷却材に伝達された熱は 通常捨てられ、かくして開ループシステムとなっている。抽気された空気は、機 器の熱収支に悪影響を及ぼすだけでなく、タービン内での流れの特性を変えたり 、流れの形式、フィルム厚さ及び他の重要な動作パラメータを変更するので性能 に大きな影響を与える。 この方式により、燃焼器の入口温度、かくしてタービン作動温度が構成要素の 作動上の許容限度を越えて増大し、それにより効率及び出力が増大する。しかし ながら、流体を主要ガス高温経路中へ注入することはそれ自体、幾つかの点でガ スタービンの出力及び効率にとって有害である。第1の点として、高温部分の表 面からの冷却剤の放出は、これら高温部分の周りの流れの場を乱すと共に混合損 失を生じさせ、これら双方の結果として、システム全体にわたって圧力損失が生 じ、タービン膨張効率が減少する。第2の点として、燃焼器の主高温ガス経路は 、これに冷却剤が混入されると冷却され、それによりタービン出力及びガスター ビン効率が減少する。 米国特許第5,279,111号では、タービン翼を通って循環する冷却用空 気は、排気部から放出されるか、或いは圧縮機に戻される。米国特許第5,39 4,958号では、圧縮機により燃焼器の収容室に供給された圧縮空気の一部は 、ファンにより引き出され、固定子の固定静翼を通って循環し、そして室に戻さ れる。また、熱を伝達させるために翼の回転により生じる機械手的な力を利用す ることも技術的に知られている。もし適当な比重の液体がタービン翼内の部分的 に満たされた状態のキャビティ又は空洞部を占めると、翼の回転により流体はキ ャビティの先端に押しやられるようになる。しかしながら、ここは、熱が最も多 量に存在する領域なので、液体は蒸発して残りの液体で置き換えられることにな る。置換されたガスは、キャビティの容積が一定なので、キャビティの根元部分 に滞留し、ここで放熱し、凝縮して液体となり、プロセス全体を再開する。 この方式は、例えば米国特許第5,201,634号(発明者:Hough)に記 載されており、この米国特許は、コア及びナトリウムで満たされた内部通路を有 するタービン翼を開示している。遠心力及びコアと翼先端との間の温度勾配は、 ナトリウムを蒸発させたり凝縮させる圧力勾配を生じさせる。蒸発を起こすのに 必要な熱は、翼の高温部分から得られ、業種津の際に放出された熱は、内部コア で吸収されて装置の低温部分に伝えられる。これと同様に、米国特許第4,19 0,398号(発明者:Corsmeier et al.)は、流体冷却剤の内部循環によりタ ービン翼を個々に冷却する技術を開示している。タービン翼内部の流体からの熱 はエンジン潤滑油に伝えられ、潤滑油から熱をタービン燃料に伝えることによっ て潤滑油が冷却され、かくしてタービン翼からの熱の少なくとも一部が発電サイ クルに追加的に戻される。米国特許第3,738,771号(発明者:Delarbe et al.)は、タービン翼の根元部から先端まで延びる中空螺旋形通路を開示して いる。これら通路は、先端近くに位置した一部が先端のところの温度で蒸発し、 根元部近くに位置するキャビティ内の部分が大抵の条件の下では液体状態のまま であるようなものとして選択される流体、例えば液体ナトリウム又は液体カリウ ムで閉じられて部分的に充填される。最後に、米国特許第2,782,000号 (発明者:Ledinegg)は、流体が充填された内部キャビティを有する翼が個々の 熱交換器の周りにサブセットとしてアレイ状に配置されて一つのタービン列が本 質的に、タービン組立体の残部の熱交換器能力を妨害しないで取り外したり維持 できる自蔵式のものであるシステムを開示している。 また、上述の空気による冷却方式と内部閉ループ液体冷却方式を米国特許第4 ,302,153号(発明者:Tubbs)に示すように一タービン翼内に組み合わ せて用いることができ、かかる米国特許では、冷却用空気を入口孔から入り、翼 幹部の前縁のもうけぱれたオリフィスから出ることができるようにしてタービン 翼が冷却される。液体ナトリウムで満たされたもう一つの冷却経路が設けられて いる。液体経路は、翼の根元部の内部から、翼の後縁で始まり翼の前縁で終わる 内部通路を通って延びる。高温状態の前縁は液体に熱を与えてこれを蒸発させる 。高温蒸気は戻り通路を通ってより低温のコアに戻り、ここで凝縮される。 しかしながら、今日までの冷却システムは全て、一又は二以上の大きな欠点を 有している。特に、上述したように、既存の空気流冷却システムは、タービン内 の流れの場を乱し、他方、閉ループ液体システムは複雑且つ高価であって、しか も効率及び信頼性が低い。したがって、タービン構造を通るガスの流れを過度に は乱さないようにして、依然として高温部品又は部分から熱を取り出すことがで きる空気流を利用する冷却システムを提供することが望ましい。その上、熱をタ ービンの重要な部品から別の部品に伝え、熱を廃熱として高温部品から放出する のではなくこの別の部品に加えるようにすることが一段と望ましい。もしこの熱 により冷却システムによって必要とされる熱の量が減少すれば、かかる改良型シ ステムの総合効率は向上するであろう。したがって、本発明の目的は、熱がター ビンの高温部品又は部品からタービンの別の部分に伝えるタービン用空気流冷却 システムを提供することにある。 発明の概要 しかしながら、従来技術の欠点は、空気をガスタービン発電プラントから取り 出して燃焼器及びタービン高温部品のうち一又は二以上の内部に設けられている 空気通路に送るガスタービン発電プラントの冷却方法及び装置によって達成でき る。空気は対流現象により燃焼器及びタービン高温部分を冷却し、熱は燃焼器及 びタービン高温部分の表面を介して伝えられる。或る実施形態では、空気取出し 段階は、圧縮機吐出部又は燃焼器シェルから空気を取り出す段階から成る。もし タービン高温部分が可動部品であれば、好ましくは冷却用空気の少量の漏れがガ スタービン内のガス流路に入って空気通路の積極的な通気が行われるようにする 。回転翼及びロータシャフトの場合、冷却剤をロータシャフト中へ圧送し、この ロータシャフトは冷却剤をタービン回転翼に通す。或る好ましい実施形態では、 効率は、燃焼器及びタービン高温部品を出た加熱空気を燃焼器シェルに戻し、変 形例として燃焼器及びタービン高温部品を出た加熱空気を燃焼器に戻すことによ って一段と高められる。また、冷却剤を燃焼器シェル又は燃焼器それ自体に注入 する前に抽気することにより冷却剤をロータシャフトに戻すことができる。 他の好ましい実施形態では、冷却剤は初段タービンディスク組立体に設けられ たスロット又は孔を通して燃焼器シェル内へ送り込まれる。実施形態によっては 、空気を圧縮機吐出部又は燃焼器シェルから取り出して、これを流入ガスタービ ン燃料と冷却システム又はボトミングサイクルから得た水の両方又は何れか一方 で冷却する。空気を補助冷却用空気圧縮機で僅かに圧縮してこれを燃焼器シェル 又 は燃焼器それ自体に導入する前に冷却システム中へ送り込むのに十分な空気圧を 生じさせても良いが、こうするかどうかは任意である。圧縮の度合いは、空気を 閉ループタービン冷却システム中へ送り込むのに必要な付加的な大きさのもので あることが必要であり、この圧縮は空気が圧縮機吐出部又は燃焼器シェルから抽 気される前に起こる場合がある。実施形態によっては、補助冷却用空気圧縮機を 出た空気の少なくとも一部が、圧縮機出口又は燃焼器シェルから抽出される冷却 用空気の少なくとも幾分かとの熱交換を可能にすることにより再熱される。 図面の簡単な説明 図1は、本発明を組み込んだタービンの一部及び関連構成要素の部分概略部分 線図である。 好ましい実施形態の詳細な説明 今図1を参照すると、本発明の幾つかの実施形態の全体的なレイアウト及び作 動原理が示されている。以下に説明するように、図1に示す構成は、幾つかの別 の構造例及び任意的構造例を有し、これらは全て、本発明の種々の実施形態に使 える。本発明の利点を達成する上でこれら特徴のうち幾つかを省いてもよく、或 いは種々のサブコンビネーションの形態で用いてもよいことは理解されるべきで ある。当業者は、ガスタービン発電プラントで用いられる機器の構成及び作用に 通じているであろう。本発明の特徴を一層明確に示すために、重要ではない機器 は概略図示され、或いは図示しておらず、これに対し、タービンの重要な構成要 素はタービンの中心線において切り欠いた断面図で線図の形で示されている。 図1で分かるように、代表的なシステムは、ガスタービン燃焼器20の吐出部 22からの空気又は他のガスの流れ70を受け入れるガスタービン燃焼器10を 有している。燃焼器10及び燃焼器バスケット13、中間ダクト14及びタービ ン静翼15〜17、タービンロータ30及び回転翼41〜43を含む他の高温部 品又は部分は、内部通路100を有し、これら内部通路100は、タービン圧縮 機20からの空気流51を受け入れ、この比較的低温の空気流は、高温部品表面 を介する対流現象により構成部品を冷却する。運動中の部品又は通路が完全に閉 鎖されて使えない部品については、冷却用空気の僅かな漏れを生じさせてこれが ガス経路に入るようにし、冷却されたキャビティの積極的な通気を可能にする。 燃焼器10又はタービン高温部品は空気によって冷却されるので、空気自体は加 熱され、この加熱空気52は入口箇所33のところで燃焼器シェル55に戻され 、或いは実施形態によっては、加熱空気53が別の入口箇所34のところで燃焼 器10それ自体に戻される。かくして、本発明は、高温部品を通って流れる間に 、冷却剤によって吸収される熱がガスタービンに戻されるようになった冷却シス テムを提供する。換言すると、タービン翼からの熱の少なくとも一部は発電サイ クルに追加的に戻される。 図1は燃焼器10の冷却方法を具体的に示しているが、閉ループ通路を備えた タービン回転翼及びロータシャフトを提供することは従来技術において知られて いる。しかしながら、上述したように、従来技術では、これら通路は液体で常時 満たされ、蒸発及び凝縮を通じて喪失され又は得られるエネルギが熱伝達に悪影 響を及ぼしていた。本発明では、それに代えて空気又は別のガスから成る冷却剤 をロータシャフト30の内部通路102中へ圧送し、タービン回転翼41〜43 の内部通路100に通す。比較的低温の空気が、タービンロータ30及び回転翼 41〜43内の熱を吸収し、次に、これはロータシャフト30に戻され、このロ ータシャフトから加熱された空気52は入口箇所33のところで燃焼器シェル5 5内へ注入され、又は、実施形態によっては、加熱空気53が入口箇所34のと ころで燃焼器10それ自体に注入され、或いは加熱空気54が初段タービンディ スク組立体42に設けられたスロット又は穴32を通って燃焼器シェル内へ送り 込まれるだけである。 かくして、本発明に従って閉ループシステム内で空気を用いて冷却されるター ビンの部分とは無関係に、上述の損失メカニズムは実質的に生じないようになる 。というのは、本発明は燃焼器及び/又はタービン高温部品からの冷却剤を放出 する必要がないからである。その結果、ガスタービンの単純サイクル及び複合サ イクル発電プラントにつき、熱効率及び出力の両方において著しい増大が得られ る。 再び図1を参照すると、実施形態によっては、空気71を圧縮機の吐出部26 又は圧縮機シェル55から取り出し、この空気71を、流入ガスタービン燃料1 1と冷却システム又はボトミングサイクルから得た水12の両方又はいずれか一 方との熱交換で冷却する。次に、空気を、補助冷却用空気圧縮機50内で僅か に圧縮してこれが閉ループ冷却システム中へ圧送されるのに足る過剰空気圧を生 じさせ、その後、この空気を燃焼器シェル55又は燃焼器10それ自体の中に注 入する。変形例として、空気を、燃焼器吐出部又は燃焼器シェルから抽気する前 に、閉ループタービン冷却システム中へ圧送するのに必要な余分の量、圧縮する 。別の実施形態では、補助冷却用空気圧縮機50を出た冷却用空気71の何割か 又は全てを、圧縮機出口22又は圧縮機シェル55から抽気された冷却用空気7 1の何割か又は全てとの熱交換を可能にすることによって熱交換器40内で再熱 し、それにより再熱冷却用空気73を生じさせて閉ループ冷却システム100〜 102内へ注入する。さらに別の実施形態では、冷却用空気71は、圧縮機出口 又は燃焼器シェルからの抽気後では冷却されない。 本発明は、ガスタービン熱効率及び出力を大幅に増大させ、それによりこれに 対応して、ガスタービンを利用する単純サイクル発電プラントと複合サイクル発 電プラントの両方について熱効率及び出力を向上させることができる。さらに、 圧縮機内で圧縮される空気の殆ど全てが直接に、或いは閉ループ冷却システムを 介して燃焼器に送られるので、本発明により、発電プラントの放出物を減少させ ることができる。というのは、タービン冷却用空気の存在により高い有効予混合 度が得られ、それにより火炎温度を低くでき、従ってNOx放出量が減少するか らである。 本発明の幾つかの実施形態を具体的に説明したが、これらの説明は、本発明の 特徴を例示するものであって限定するものではない。当業者であれば、上記説明 に照らして、開示した方法及び装置の種々の変形例、改造例及び改良例を容易に 想到できよう。かかる種々の改造例、設計変更例及び改良例は、本発明の精神か ら逸脱することはなく、かくして本発明の範囲を定めるためには特許請求の範囲 の記載を参照すべきである。 請求の範囲 1.第1の圧縮機(20)、高温ガスの流れを生じさせる燃焼器(10)及び高温ガ スの流れを膨張させるタービン(30,41〜43)を有するガスタービンシステム において、前記タービンは、圧縮機(20)に結合されたロータ(30)を有する と共に複数の回転翼(41〜43)を有し、前記タービン回転翼には、内部冷却用 空気通路(100)が形成されており、タービン回転翼(41〜43)を冷却する方 法は、前記第1の圧縮機(20)内の空気を圧縮して圧縮空気の流れ(70)を生 じさせる段階(a)と、圧縮機(20)を出た圧縮空気の流れの第1の部分(71 )を抽出して冷却用空気の流れを生じさせる段階(b)と、第2の圧縮機(50 )内で冷却用空気の前記流れを一段と圧縮させて一段と圧縮した冷却用空気の 流れ(51)を生じさせる段階(c)と、前記一段と圧縮された冷却用空気(51 )をタービン回転翼(41〜43)内の内部冷却用空気通路(100)を通るよう差 し向けてタービン回転翼(41〜43)からの熱を前記一段と圧縮された冷却用空 気(57)に伝達し、それによりタービン回転翼(41〜43)を冷却すると共に加 熱された冷却用空気(52〜54)の流れを生じさせる段階(d)とを有し、前記 方法は、タービン回転翼(41〜43)からの前記加熱された冷却用空気の流れ( 52〜54)を燃焼器(10)に注入する段階と、第1の圧縮機(20)によって得ら れた圧縮空気の前記流れの第2の部分(70)を前記燃焼器(10)に差し向ける 段階と、前記加熱された冷却用空気の流れ及び圧縮空気の前記流れの第2の部 分内で燃料の流れ(11)を前記燃焼器内で燃焼させる段階とを有することを特 徴とする方法。 2.前記冷却用空気の流れ(71)を前記一段と圧縮する段階に先立って冷却する 段階と、前記一段と圧縮された冷却用空気をタービン回転翼(41〜43)に差し 向ける前に前記一段と圧縮された冷却用空気の少なくとも一部(72)を再熱す る段階とを更に有することを特徴とする請求項1記載の方法。 3.前記一段と圧縮された冷却用空気の少なくとも一部分(72)を再熱する段階 は、熱を前記第1の圧縮機からの圧縮空気の前記流れの前記第2の部分から前 記一段と圧縮された冷却用空気の少なくとも一部分(72)に伝達する段階から 成ることを特徴とする請求項2記載の方法。 4.第1の圧縮機(20)は、前記圧縮空気(70)を放出する圧縮機出口(22)を 有し、前記圧縮空気の第1の部分(71)を抽気する段階は、第1の圧縮機出口 (22)から放出された空気を抽気する段階から成ることを特徴とする請求項1 記載の方法。 5.前記燃焼器(10)は、これが収納されているシェル(55)と流体連通してお り、前記タービンロータ(30)は初段回転ディスク(44)を有し、前記初段回 転ディスクには、前記シェル(55)と流体連通する開口部が形成されており、 前記タービン回転翼(41〜43)からの加熱された冷却用空気の流れ(52〜54) を前記圧縮機(10)に差し向ける段階は、タービン回転翼(41〜43)からの前 記加熱された冷却用空気(54)を第1段タービン回転ディスク(44)内へ、そ して初段回転ディスクの前記開口部中へ差し向ける段階から成ることを特徴と する請求項1記載の方法。 6.前記燃焼器(10)は、これが収納されているシェル(55)と流体連通してお り、タービン回転翼からの前記加熱された冷却用空気(53)の流れを前記燃焼 器に差し向ける段階は、前記加熱された冷却用空気を前記シェル(55)内へ差 し向けないで達成されることを特徴とする請求項1記載の方法。 7.吐出圧縮空気の流れを生じさせる第1の圧縮機(20)と、燃料を燃焼させる 燃焼器(10)と、内部冷却用空気通路が設けられている複数の回転翼(41〜43 )を備えたロータ(30)を有するタービン(30,41〜43)と、空気を第1の圧 縮機から抽出して冷却用空気の流れ(71)を生じさせる手段(26)と、第1の 圧縮機(20)から抽出した前記冷却用空気の流れ(71)を圧縮して一段と圧縮 された冷却用空気の流れ(51)を生じさせる第2の圧縮機(50)と、前記一段 と圧縮された冷却用空気の流れ(51)を、タービン回転翼(41〜43)内の内部 冷却用空気通路を通って流れるよう差し向けて熱をタービン回転翼(41〜43) から前記一段と圧縮された冷却用空気に伝達し、それによりタービン回転翼を 冷却するとともに加熱された状態の一段と圧縮された冷却用空気の流れ(52〜 54)を生じさせるための手段(102)とを有するガスタービンシステムにおい て、前記タービン回転翼からの前記加熱された状態の一段と圧縮された冷却用 空気 の流れ(52〜54)を前記燃焼器(10)内へ注入する手段を有していることを特 徴とするガスタービンシステム。 8.前記一段と圧縮された冷却用空気をタービン回転翼に差し向ける前に、前記 一段と圧縮された冷却用空気の少なくとも一部を再熱する手段(40)を更に有 することを特徴とする請求項7記載のガスタービンシステム。 9.前記一段と圧縮された冷却用空気の少なくとも一部(72)を再熱する前記手 段(40)は、熱を前記吐出圧縮空気の流れの少なくとも一部から前記一段と圧 縮された冷却用空気の少なくとも一部に伝達する手段から成ることを特徴とす る請求項8記載のガスタービンシステム。 【手続補正書】 【提出日】平成10年11月18日(1998.11.18) 【補正内容】 請求の範囲 1.吐出圧縮空気の流れ(70)を生じさせる第1の圧縮機(20)と、前記吐出圧 縮空気(70)を利用して燃料を燃焼させ、それにより高温ガス流を生じさせる 燃焼器(100)と、内部冷却用空気通路が設けられている複数の回転翼(41〜 43)を備えたロータ(30)を有していて、前記高温ガス流を膨張させるタービ ン(30)と、空気を前記第1の圧縮機(20)から抽出して冷却用空気の流れ (71)を生じさせる手段(26)と、前記第1の圧縮機(20)から抽出した前記 冷却用空気の流れ(71)を圧縮して一段と圧縮された冷却用空気の流れ(51) を生じさせる第2の圧縮機(50)と、前記一段と圧縮された冷却用空気(51) を、タービン回転翼(41〜43)内の内部冷却用空気通路(100)を通って流れ るよう差し向けて熱をタービン回転翼(41〜43)から前記一段と圧縮された冷 却用空気に伝達し、それによりタービン回転翼(41〜43)を冷却するとともに 加熱された状態の一段と圧縮された冷却用空気の流れ(52〜54)を生じさせる ための手段(102)と、タービン回転翼からの前記加熱された状態の一段と圧 縮された冷却用空気の流れ(52〜54)を前記燃焼器(100)内へ注入する注入 手段(32,33,34)とを有していることを特徴とするガスタービンシステム。 2.前記一段と圧縮された冷却用空気(51)をタービン回転翼(41〜43)に差し 向ける前に、前記一段と圧縮された冷却用空気の少なくとも一部(72)を再熱 する手段(40)を更に有することを特徴とする請求項1記載のガスタービンシ ステム。 3.前記一段と圧縮された冷却用空気の少なくとも一部(72)を再熱する前記手 段(40)は、熱を前記吐出圧縮空気の流れ(70)の少なくとも一部から前記一 段と圧縮された冷却用空気の少なくとも一部に伝達する手段から成ることを特 徴とする請求項2記載のガスタービンシステム。 4.燃焼器(10)と流体連通状態でこれを収納したシェル(55)を更に有し、前 記タービンロータ(30)には、前記シェル(55)と流体連通状態にある開口部 (32)が設けられ、前記加熱された冷却用空気(54)は、タービン回転翼(41 〜43)から初段タービン回転ディスク(44)内へ流れ、開口部(32)を通ってシ ェル(55)内へ流れることを特徴とする請求項1記載のガスタービンシステム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブリーシュ,マイケル,エス アメリカ合衆国,フロリダ州 32817,オ ーランド,ミッション・レーク・ドライ ブ・ナンバー370 3346

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ガスタービン発電プラントを冷却する方法であって、ガスタービン圧縮機か ら空気を取り出す段階と、空気を燃焼器及びタービン高温部品のうち一又は二 以上の内部に設けられた通路に送る段階とを有し、空気が対流現象により燃焼 器及びタービン高温部品を冷却し、熱が燃焼器及びタービン高温部品の表面を 通って伝達される。 2.空気取出し段階では、空気を圧縮機吐出部又は燃焼器シェルから取り出され ることを特徴とする請求項1記載の方法。 3.タービン高温部品は、運動中の部品であり、前記方法は、冷却用空気の少量 の漏れがガスタービン内のガス流路に入って空気通路の積極的な通気が行われ るようにする段階を更に有することを特徴とする請求項1記載の方法。 4.タービン高温部品は、回転翼及びロータシャフトであり、前記方法は、冷却 剤をロータシャフト中へ圧送して冷却剤をタービン回転翼に通す段階を更に有 することを特徴とする請求項1記載の方法。 5.燃焼器及びタービン高温部品を出た加熱空気を燃焼器シェルに戻す段階を更 に有することを特徴とする請求項1記載の方法。 6.燃焼器及びタービン高温部品を出た加熱空気を燃焼器に戻す段階を更に有す ることを特徴とする請求項1記載の方法。 7.冷却剤を燃焼器シェル又は燃焼器それ自体に注入する前に抽気することによ り冷却剤をロータシャフトに戻す段階を更に有することを特徴とする請求項1 記載の方法。 8.冷却剤を初段タービンディスク組立体に設けられたスロット又は孔を通して 燃焼器シェル内へ送り込む段階を更に有することを特徴とする請求項1記載の 方法。 9.空気を圧縮機吐出部又は燃焼器シェルから取り出して、これを流入ガスター ビン燃料と冷却システム又はボトミングサイクルから得た水の両方又は何れか 一方で冷却することを特徴とする請求項1記載の方法。 10.空気を補助冷却用空気圧縮機で僅かに圧縮してこれを燃焼器シェル又は燃焼 器それ自体に導入する前に冷却システム中へ送り込むのに十分な空気圧を生じ させることを特徴とする請求項9記載の方法。 11.空気を閉ループタービン冷却システム中へ送り込むのに必要な付加的な量、 圧縮することを特徴とする請求項9記載の方法。 12.補助冷却用空気圧縮機を出た空気の少なくとも一部を、圧縮機出口又は燃焼 器シェルから抽出される冷却用空気の少なくとも幾分かとの熱交換を可能にす ることにより再熱することを特徴とする請求項1記載の方法。 13.入口箇所22のところでタービン圧縮機20からガスの流れを受け入れるガ スタービン燃焼器10を有するガスタービンにおいて、タービン圧縮機20か ちの流れの少なくとも一部を受け入れる内部通路100を有し、比較的低温の 流れが対流現象により構成要素を冷却することを特徴とするガスタービン。 14.一又は二以上の燃焼器バスケット、一又は二以上の中間ダクト、タービン翼 ロータ、一又は二以上のシャフト構成要素を有し、これらは各々、タービン圧 縮機20からの前記流れの一部を受け入れる内部通路を有していることを特徴 とする請求項13記載のガスタービン。 15.タービンの燃焼器又は他の部品から取り出された熱により加熱された空気は 、入口箇所32のところで燃焼器シェルに戻されることを特徴とする請求項1 3記載のガスタービン。 16.タービンの燃焼器又は他の部品から取り出された熱により加熱された空気は 、入口箇所34のところで燃焼器10それ自体に戻されることを特徴とする請 求項13記載のガスタービン。 17.通過中の流れにより吸収された熱は、ガスタービンに戻され、タービン翼か らの熱の少なくとも一部は、発電サイクルに追加的に戻されることを特徴とす る請求項13記載のガスタービン。 18.内部通路は、積極的な通気のための冷却用空気の漏れを生じさせるオリフィ スを有することを特徴とする請求項13記載のガスタービン。 19.空気又は別のガスで構成された冷却剤で満たされた閉ループ通路を有するタ ービン回転翼及びロータシャフトを更に有し、比較的低温の空気が熱を吸収し 、次にこれはロータシャフトに戻され、燃焼器シェルに注入される前に抽気さ れることを特徴とする請求項13記載のガスタービン。 20.空気又は別のガスで構成された冷却剤で満たされた閉ループ通路を有するタ ービン回転翼及びロータシャフトを更に有し、比較的低温の空気が熱を吸収し 、次にこれはロータシャフトに戻され、燃焼器それ自体に注入される前に抽気 されることを特徴とする請求項13記載のガスタービン。 21.空気又は別のガスで構成された冷却剤で満たされた閉ループ通路を有するタ ービン回転翼及びロータシャフトを更に有し、比較的低温の空気が熱を吸収し 、次にこれはロータシャフトに戻され、初段タービンディスク組立体に設けら れたオリフィスを通って燃焼器シェルに送り込まれる前に抽気されることを特 徴とする請求項13記載のガスタービン。
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