JP2000511079A - スノーボード用改良型ビンディングアセンブリ - Google Patents

スノーボード用改良型ビンディングアセンブリ

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Abstract

(57)【要約】 スポーツボード(16)に用いるビンディングアセンブリ(12)は、ライダーのブーツ(14)に取り付けることができるビンディングプレート(20)と板に取り付けられる取付プレート(30)を具備する。第1及び第2のヒンジアセンブリ(50,54)によって取付プレートをビンディングプレートに取り付ける。第1のヒンジアセンブリは2つのヒンジアーム(60,80)を具備し、各ヒンジアームの第1の端部は第1の回転軸(52)まわりに回転自在に取付プレートに取り付けられ、第2の端部は第2の回転軸(56)まわりに回転自在にビンディングプレートに取り付けられている。第2のヒンジアセンブリも2つのヒンジアーム(72,86)を具備し、各ヒンジアームの第1の端部は第1の回転軸(52)まわりに回転自在にビンディングプレートに取り付けられ、第2の端部は第2の回転軸(56)まわりに回転自在に取付プレートに取り付けられている。ビンディングアセンブリは、ビンディングプレートを、ホームポジションと第1及び第2の回転位置のいずれかとの間で選択的に回転することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 スノーボード用改良型ビンディングアセンブリ 背景 1. 関連出願 本出願は、先に「スノーボード用ビンディングアセンブリ」の発明の名称で1 996年5月17日に出願した係属中の米国予備特許出願60/017,898 の一部継続出願であり、かつ、上記出願に基づく優先権を主張する出願である。 2. 発明の技術分野 本発明はスポーツボードに用いる改良型ビンディングに関する。本発明は、特 に、実質的に使用者のブーツの側辺部に沿って位置する2つの平行な回転軸のま わりに使用者のブーツを回転することができるスポーツボード用ビンディングに 関する。 3.技術的背景 ライダーが板の上に乗って、ある表面上を横切って移動する、サーフィンやス ケートボーディングのようなスポーツが、多年にわたって人気を得ている。そし て、近年、同様な体験をさせてくれるものとしてスノーボードが開発されている 。しかし、ライダーが自由に板の上に立つことができるサーブボードやスケート ボートと異なり、スノーボードは、ライダーのブーツを強力に固定してライダー を固定するビンディングを用いる。 板に対してライダーのブーツを動かすことができない結果、スノーボードに乗 って行うことができる行為はいくつかの制限を受けることになる。例えば、熟達 したスケートボーダーは、巧みな動きやその他の複雑な操作を容易に行うため、 一方又は両方の足の側縁まわりにしばしば回転することがある。もちろん、ライ ダーの足が板に強力に固定されているスノーボードに乗る場合は、そのような回 転は不可能である。 スノーボードに用いられているビンディングシステムのもう一つの大きな不利 益は、ライダーが転倒したり木やその他の障害物に衝突した際、ライダーのブー ツを解除できる形態になっていないということである。そのため、ライダーがけ がする可能性が大きくなる。 以上のことから、スノーボードのようなスポーツボードに用いることができ、 板に対してライダーのブーツを動かすことができるビンディングアセンブリを提 供することは、この技術分野に有益と考えられる。 また、このビンディング機構によって、ライダーのブーツを回転軸まわりに回 転することができるようになれば更に有益性は増すことになる。 さらに、そのようなスポーツボードに乗っている時に転倒したり衝突した際、 けがする可能性を低くすることができるビンディングアセンブリを提供すること は有益となる。このような装置がこの明細書において開示され、かつ、その保護 が請求されている。 発明の簡単な説明及び目的 本発明は、ブーツをスポーツボードに固定するための新規なビンディングを含 むスポーツボードアセンブリを提供することを目的とする。この明細書で例示さ れかつ記載される実施例では、スポーツボードはスノーボードとして示されてい る。しかし、スケートボードやサーフボードのような他の各種形態のスポーツボ ードにも本発明を利用することができることは理解できるであろう。 一つの実施例において、本発明に係るビンディングはビンディングプレートを 具備し、ビンディングプレートは、ブーツをビンディングプレートに取り付ける 手段を含む。また、ビンディングプレートは、2つのヒンジアセンブリによって ビンディングプレートに取り付けられる取付プレートも有する。さらに、ビンデ ィングプレートは、取付プレートを板に取り付ける手段も具備する。そのような 取付手段は従来公知の取付機構も含む。一つの良く使われる取付機構は、取付プ レートに、凹設した周縁部を有する円形の取付オリフィスを形成したものである 。そして、周辺部にフランジを形成すると共に、取付オリフィスと対応する寸法 を有する円盤が取付オリフィス上に位置しており、円盤を板に固定することによ って、円盤に対する取付プレートの回転を防止することができる。従って、ビン ディングを所定の位置に強固に固定するに先立って、使用者は、板に対するビン ディングを所定の角度位置に配列させることができる。 第1のヒンジアセンブリは、第1のヒンジアームと第2のヒンジアームを具備 する。第1のヒンジアームの一端は取付プレートに第1の回転軸まわりに回転自 在に取り付けられている。第1のヒンジアームの他端はビンディングプレートに 回転自在に取り付けられている。同様に、第1のヒンジアセンブリの第2のヒン ジアームの一端は、取付プレートに第1の回転軸まわりに回転自在に取り付けら れており、その他端はビンディングプレートに回転自在に取り付けられている。 この好ましい実施例において、第2のヒンジアセンブリは、第1のヒンジアセ ンブリと同様に形成されかつ配置されている。即ち、第2のヒンジアセンブリは 、一端が取付プレートに第1の回転軸まわりに回転自在に取り付けられると共に 他端がビンディングプレートに回転自在に取り付けられる第1のヒンジアームを 具備する。また、第2のヒンジアセンブリは第2のヒンジアームを具備し、第2 のヒンジアームの一端が取付プレートに回転自在に取り付けられると共に他端が ビンディングプレートに第2の回転軸まわりに回転自在に取り付けられている。 このように、ビンディングプレートはホームポジションと第1の回転位置との 間で第1の回転軸まわりに回転することができ、かつ、ホームボジションと第2 の回転位置との間で第2に回転軸まわりに回転することができる。 代表例として、ヒンジ取付部が取付プレートとビンディングプレートに配置さ れており、ヒンジアームの端部における回転取付部を収納可能に形成されている 。ヒンジ取付部は、ビンディングプレートがホームポジションにある場合には、 第1のヒンジアセンブリの第1のヒンジアームが実質的に第2のヒンジアセンブ リ の第1のヒンジアームと実質的に接触するように配置されている。同様に、第1 のヒンジアセンブリの第2のヒンジアームは、対応する第2のヒンジアセンブリ の第2のヒンジアームに実質的に接触するように配置されている。 ビンディングプレートは、通常、ビンディングによって固定可能に設計されて いるブーツの足型を収納するのに十分な大きさを有する矩形板として形成されて いる。一つの実施例において、第1及び第2のヒンジアセンブリは、第1の回転 軸が実質的にビンディングプレートの一方の側辺部と実質的に同一直線上にあり 、第2の回転軸がビンディングプレートの他方の側辺部と実質的に同一直線上に あるように形成されている。このように、第1及び第2のヒンジアセンブリは、 第1及び第2の回転軸が、実質的に相互間で、かつ、板の平面に対して実質的に 平行になるように形成されている。しかし、一方で、第1の回転軸は第2の回転 軸と平行になる必要はないということも判明している。このように、他の実施例 では、第1の回転軸と第2の回転軸は同一平面上にあるが、相互に平行な配列か ら僅かに偏心している。 一つの実施例において、ビンディングアセンブリを囲むために保護カバーが用 いられる。保護カバーはビンディングプレートと取付プレート間を伸延し完全に 覆うことによってヒンジを囲むことができる。保護カバーはアコーディオン型の 蛇腹や一つ又はそれ以上の折り目を有する伸縮材料からなる。リブを折り目に取 り付けることによって、保護カバーの保形をより確実に行い、ヒンジによって挟 まれる可能性のある内側に向けて保護カバーが折り畳まれるのを防止することが できる。保護カバーの使用によって、雪や夾雑物がビンディングプレートと取付 プレート間に堆積するのを防止することができる。 ビンディングアセンブリが保護カバーで囲まれていない他の実施例において、 ヒンジ取付部は、それぞれ、それが取り付けられるヒンジアームに近接したヒン ジ側部と、それと反対側の開口部によって形成される。各ヒンジ取付部は、ヒン ジ側部から開口側部へ伸延した形態で、ヒンジ軸に向けて内側半径方向に形成さ れている。従って、ヒンジの部分に堆積するいかなる雪も、ビンディングプレー トをホームポジションに移動する際に、ヒンジアセンブリから押し出すことがで きる。 また、この実施例において、ビンディングプレートがホームポジションにある 場合には、ビンディングプレートの底面は取付プレートの頂面に接触して配置さ れている。ビンディングプレートがいずれかの回転位置にある際に、ビンディン グプレートと取付プレートの間に雪が集められる可能性があるので、ビンディン グプレートの底面と取付プレートの頂面は低摩擦材料製とするのが好ましい。こ のようにすることによって、取付プレートがホームポジションに戻ると、堆積し た雪がビンディングプレートと取付プレートの間から押し出されることになる。 そのような低摩擦材料として、例えば、アセチル共重合体、高密度ポリエチレン 、及び、テフロンを含む被覆材を用いることができる。幾つかの適用においては 、ナイロンを使用することもできる。但し、ナイロンは水の浸透に対する抵抗が 低いので、現時点では、スポーツボードへの適用においては好んで使われてはい ない。 さらに、保護カバーを用いない実施例においては、ビンディングプレートの底 面は、回転軸と平行に伸延する中心線から上方向に向けて傾斜するように形成す るが好ましい。ビンディングプレートの底面に面する取付プレートの頂面も、同 様に、中心線から下方に向けて傾斜するように形成するのが好ましい。このよう にすることによって、取付プレートとビンディングプレートとの間にくさびを形 成することができ、ビンディングプレートがいずれかの回転位置からホームポジ ションに回転されてきた際、ビンディングプレートと取付プレートとの間に挟ま れている雪等の夾雑物を押し出すことができる。 取付プレートを板に取り付けるために円盤を用いる実施例において、取付プレ ートの取付オリフィスに固定されるキャップが円盤をカバーするために用いられ る。その際、キャップは取付プレートの頂面の少なくとも一部をなし、上記した 傾斜面と沿って形成される。 ビンディングプレートが少なくとも一方の回転軸まわりに回転するのを選択的 に防止するため固定装置を用いることもできる。一つの実施例において、固定装 置は、取付プレートに取り付けられる鋼製ケーブルと、ビンディングプレートに 回転自在に取り付けられるセンター越えラッチを具備する。センター越えラッチ は、スポーツボードの動作中は鋼製ケーブルを受け、鋼製ケーブルとの固定状態 を維持することができる。他の例として、固定装置は取付板に取り付けられる帯 を用いることができる。帯は、帯の先端に取り付けられる第1の掛け金部材と、 ビンディングプレートに取り付けられ第1の掛け金部材と対をなす掛け金部材を 具備する。従って、帯は、一方の回転軸まわりのビンディングプレートの回転を 防止することができる。 さらに他の例として、固定装置を操作するためのレバーを有する固定機構を用 いることができる。即ち、レバーがビンディングプレートの頂面に設けられた凹 部に配置されている。軸がレバーから頂板を通して一つ又はそれ以上のレバー脚 部に伸延しており、これらのレバー脚部は、ヒンジアームの下部に設けた凹部内 に回転して、一つ又はそれ以上のヒンジアームと係合するように設けられている 。 開位置で、レバー脚部はヒンジアームと係合しておらず、ビンディングアセン ブリは、第1及び第2の回転軸まわりに自由に回転することができる。レバーを 固定位置まで回転すると、レバー脚部が軸まわりに同時にヒンジアームに設けた 凹部内に回転し、ヒンジアームと係合する。このように、ヒンジアームがビンデ ィングプレートに近接する位置で保持されるので、ビンディングアセンブリは回 転できない。単一のレバー脚部を用いる場合には、単一のヒンジが係合してビン ディングアセンブリの一方向の回転が防止されることになる。レバー脚部を用い ることによって、2つのヒンジアームを係合させることができ、ビンディングア センブリの回転が全面的に防止されることになる。 さらに他の実施例として、スキービンディング型安全機構を、第1及び第2の 回転軸まわりのビンディングの回転を防止するため用いることができる。公知の 全ての型のスキービンディング機構を用いることができる。一つの実施例として 、回転カムを用いることができる。回転カムは板に固定され、ビンディングプレ ー トの一端に設けた唇部に係合する。カムは、バネ装着ピンからカム上に負荷され た圧力によって所定位置に保持されている。バネ装着ピンは、カムを、開位置と ホームポジションのいずれかの位置に保持することができる。 開位置において、カムは、その受け取りオリフィスが唇部を受けとることがで きるように上方に向くように配置されている。受け取りオリフィスに向けて唇部 に下方圧力をかけることによって、カムを、ビンディングプレートが取付プレー トに平面状態で載置されるホームポジションまで回転することができる。バネに よって生じた圧力に打ち勝つ十分な上方向の圧力を生じさせ、カムをホームポジ ションから開放しないかぎり、ビンディングプレートの回転を防止することがで きる。ビンディングプレートは、好ましくは、航空機用アルミニウムやある種の 適当なプラスチックのような剛性を有しかつ軽量な材料製とする。このように、 本発明の目的は、ライダーのブーツと板との間で回転運動が可能な、スノーボー ドのようなスポーツボードに用いることができる改良型スポーツボード用ビンデ ィングアセンブリを提供することを目的とする。 本発明の他の目的や効果は、以下の好ましい実施例の説明や図面の審査によっ てより十全に明らかになる。 図面の簡単な説明 上記で簡単に説明した本発明のより具体的な説明が、添付図面を参照して行わ れる。これらの図面は本発明の代表的な実施例に関する情報を提供するだけであ り、発明の範囲を制限するものと解釈されるべきでない。このような理解の下に 、以下の添付図を用いて、本発明がさらに具体的にかつ詳細に記載されかつ説明 されることになる。図中、 図1は、本発明のビンディングアセンブリの現在時点で好ましい実施例の斜視 図である。 図2は、ビンディングプレートが第1の回転位置にある場合の図1のビンディ ングアセンブリの後部平面図である。 図3は、ビンディングプレートがホームポジションにある場合の図1のビンデ ィングアセンブリの後部平面図である。 図4は、ビンディングプレートが第2の回転位置にある場合の図1のビンディ ングアセンブリの後部平面図である。 図5は、本発明のビンディングに用いられるヒンジ取付部の現在時点で好まし い形態の斜視図である。 図6は、ビンディングプレートの回転を選択的に防止するために用いられる固 定装置の一つの実施例の斜視図である。 図7は、ビンディングプレートの回転を選択的に防止するために用いられる固 定装置の他の実施例の斜視図である。 図8は、ビンディングプレートの回転を選択的に防止するために用いられる固 定装置の他の実施例の右側から見た、かつ、ビンディングプレートに設けた凹部 内のレバーを示す上部斜視図である。 図9は、左側から見た、図面のレバーの軸に取り付けられるレバー脚部を示す 斜視図である。 図10は、スキービンディング型安全機構がビンディングプレートの回転を選 択的に防止するために用いられる他の実施例の斜視図である。 図11は、係合位置にあり、かつ、安全機構をより明らかに見せるために外套 体を取り外した状態での図面10に示すスキービンディング型安全機構の側面図 である。 図12は、非係合位置にある図12に示すスキービンディング型安全機構の側 面図である。 図13は、ビンディングアセンブリ上の保護カバーを示す図7のビンディング アセンブリの斜視図である。 好ましい実施例の詳細な説明 以後、図面に言及して説明するが、全体を通して、同様な構成部分は同様な符 号で表す。特に図1を参照して説明すると、本発明に係るスポーツボードアセン ブリは、一般に10で特定されている。アセンブリ10は、ビンディングアセン ブリ12を具備するスポーツボードを含み、ビンディングプレート12によって スポーツボードにライダーのブーツ14を固定することができる。ここで描かれ かつ記載される実施例において、スポーツボードはスノーボード16からなる。 スノーボード16は、市販品として入手できるスノーボードを含めて実質的にい かなる型のスノーボードも含む。 ビンディングアセンブリ12はビンディングプレート20を具備し、ビンディ ングプレート20にはビンディングプレート20をブーツ14に取り付ける手段 も含まれる。この実施例において、取付手段は、ビンディングプレート20の各 側辺部24から上方に伸延するフランジ22を具備する。フランジ22は帯28 が取り付けられる取付孔26を有する。帯28はビンディングプレート20にブ ーツ14を強固に固定することができるように形成されている。当業者は、ブー ツ14をビンディングプレート20に固定するために各種形態の取付手段を用い ることができることは容易に理解できるであろう。例えば、‘踏み込み式’ビン ディングシステムやその他の瞬間着脱式ビンディングシステムを本発明と組み合 わせて容易に用いることができる。 ビンディングアセンブリ12は取付プレート30も具備し、取付プレート30 には取付プレート30を板16に取り付けるための手段が含まれる。取付プレー ト30の取付手段も、スノーボードにビンディングを取り付けるために通常使用 される各種形態の機構を含む。そのような機構の一つは、取付プレート30に円 形の取付オリフィス32を設けており。オリフィス32は、円盤36を受載する ため凹設した周縁部34を有する。 円盤36は、取付オリフィス32の凹状周縁部34と合致して係合するフラン ジ38を形成している。円盤36は、板16に円盤36を固定するための複数の ねじ40や他の取付手段を具備する。従って、円盤36が取付オリフィス32内 に配置した状態で、取付プレート30を、スノーボード16に乗るライダーが好 む方向になるまで円盤36まわりに回転することができる。その後、ねじ40を 緊締することによって、取付プレート30に対する円盤36のそれ以上の回転を 防止することができる。 さらに図1を参照して説明すると、ビンディングアセンブリ12は、スノーボ ード16に連結して取り付けられる第1のヒンジアセンブリ50を具備する。第 1のヒンジアせンブリ50はビンディングアセンブリ20に連結されており、第 1の回転軸52のまわりにスノーボード16に対してビンディングプレートを回 転運動させることができる。 ビンディングアセンブリ12は、スノーボード16に連結して取り付けられる 第2のヒンジアセンブリ54も具備する。第2のヒンジアセンブリ54もビンデ ィングアセンブリ20に連結して取り付けられており、第2の回転軸56のまわ りにスノーボード16に対してビンディングプレートを回転運動させることがで きる。 図1に例示されかつ図9に示されるように、第1のヒンジアセンブリ50は第 1のヒンジアーム60を具備し、このヒンジアーム60は、第1の回転軸52の まわりにスノーボード16に対して回転自在に連結されている第1の端部62と 、第2の回転軸56のまわりにビンディングプレート20に回転自在に連結され ている第2の端部64を有する。第1の端部62は、取付プレート30上に形成 されている複数のヒンジ取付部66の一つに取り付けられることによつて、板1 6に回転自在に連結された状態で載置されている。上記したように、取付プレー ト30は板16に固定されている。ピン68によって第1のヒンジアーム60を ヒンジ取付部66に連結することによって、ピン68まわりの回転を可能にして いる。同様に、第1のヒンジアセンブリ50の第2の端部64は、ビンディング プレート20上に形成されている複数のヒンジ取付部70の一つにピン68によ って連結することによって、ビンディングプレート20に回転自在に連結された 状態で載置されている。 同様な要領で、第2のヒンジアセンブリ54は第1のヒンジアーム72を具備 し、このヒンジアーム72は、第1の回転軸52のまわりにビンディングプレー ト20に回転自在に連結されている第1の端部74と、第2の回転軸56のまわ りに板16に回転自在に連結されている第2の端部76を有する。これは、第一 の端部74をビンディングプレート20上のヒンジ取付部70(仮想線で示して いる。)に回転自在に取り付けると共に、第2の端部76を取付プレート30に 形成されているヒンジ取付部66に回転自在に取り付けることによって達成され る。 また、第1のヒンジアセンブリ50は第2のヒンジアーム82を具備し、この ヒンジアーム82は、取付プレート30に形成されているヒンジ取付部66に回 転自在に取り付けられる第1の端部82と、ビンディングプレート20に形成さ れるヒンジ取付部70に回転自在に取り付けられる第2の端部84を有する。第 2のヒンジアセンブリ54も第2のヒンジアーム86を具備し、ヒンジアーム8 6はビンディングプレート20に形成されているヒンジ取付部70に回転自在に 連結されている第1の端部88と、取付プレート30に形成されているヒンジ取 付部66に回転自在に取り付けられている第2の端部90を有する。 次に図2〜図4を参照して説明すると、ビンディングアセンブリ12の回転運 動が後部平面から見た場合として示されている。 上記したように形成された第1及び第2のヒンジアセンブリにおいて、ビンデ ィングプレートは、図3に示すホームポジションと図2に示す第1の回転位置と の間で、第1の回転軸52まわりに回転することができる。ビンディングプレー トは、また、図3に示すホームポジションと図4に示す第2の回転位置との間で 、第2の回転軸56まわりに回転することができる。 この好ましい実施例において、好都合なことに、ビンディングプレート20の 両端を同時に上方に移動することはできない。第1及び第2のヒンジアセンブリ 50、54のいずれか一つしか、一度には、移動できないようになっているから である。これが特に有利であるのは、ブーツのいかなる垂直移動も迅速に板に移 動され、そのような垂直移動に伴う応答(時間)をなくすことができるからであ る。 図3に示すようにビンディングプレート20がホームポジションにある場合、 ビンディングプレート20に上方向の力が加えられると、全てのヒンジアームが 緊張状態になる。そのような力はヒンジアームを延ばすことになるからである。 回転軸の一方又は他方まわり(両方ではない)の回転運動が可能な状態で力が作 用しない限り、上方向の移動はなくならない。従って、ヒンジアームは最小の伸 びで実質的な引張負荷を支持できる材質でなければならない。同様に、ビンディ ングプレートも実質的な圧縮負荷を支持できるものでなければならない。 重要なことは、ヒンジアームは圧縮負荷を支持できる必要はないということで ある。従って、ヒンジアームは引張負荷のみを支持することができる屈曲自在な 帯や他の材質からなる形態とすることができる。 鋼、アルミニウム、チタニウム、マグネシウム、黒鉛等の多くの材質を用いる ことができるが、ヒンジアーム(及びビンディングプレートの他の構成要素)は 、現時点ではプラスチック製とするのが好ましい。プラスチックは、良好な表面 仕上げと高精度の公差を有しかつ低重量である製品を射出成形によって安価に製 造することができるからである。アセチル系プラスチックが、その剛性、低摩擦 及び耐久性に鑑み、特に好ましい。 図1〜図7に示す実施例において、ビンディングプレート、取付プレート及び ヒンジアームは航空機用アルミニウム製である。計画的に孔や凹部を設けたりす る重量軽減技術を、これらの重量をさらに低減するため用いることができる。 再度、図1に戻って説明すると、第1の回転軸52は、(a)ビンディングプ レート20に対するヒンジアーム72、(b)取付プレート30に対するヒンジ アーム60、(c)取付プレート30に対するヒンジアーム80、(d)ビンデ ィングプレート20に対するヒンジアーム86のそれぞの枢軸を同一直線上に位 置づけることによって規定される。一方、第2の回転軸56は、同様に、(a) ビンディングプレート20に対するヒンジアーム60、(b)取付プレート30 に対するヒンジアーム72、(c)ビンディングプレート20に対するヒンジア ー ム80、(d)取付プレート30に対するヒンジアーム86のそれぞの枢軸を同 一直線上に位置づけることによって規定される。 必要条件とされるものではないが、本実施例では、第1及び第2のヒンジアセ ンブリ50、56は、第1及び第2の回転軸52、54がスノーボード16の平 面に対して、かつ、相互に平行になっているのが好ましい。また、第1及び第2 の回転軸52、56は、スノーボード16の長手方向に対して実質的に直交する ようになっているのが好ましい。しかし、幾つかの適用例においては、第1の回 転軸を第2の回転軸に対して所定の角度になるように配置するのが好ましく、こ のようにすることによって、ライダーは、一つの方向では前方に回転し、異なっ た方向では、後方に回転することもできる。 第1及び第2のヒンジアセンブリ50、54は、さらに第1及び第2の回転軸 がビンディングプレートの側辺部24と同一直線上に位置するように形成されて いるのが好ましい。このようにすることによって、巧妙な技やその他の複雑な操 作をする際に多くのスノーボーダーが好む動きを正確にシミュレートすることが できるからである。 他の実施例において、一端が取付プレート30に連結され他端がビンディング プレート20に連結されている単一のヒンジアームを用いることができ、第1の 回転軸52及び第2の回転軸56まわりの回転と同様な、第1の回転軸及び第2 の回転軸まわりの回転を生じることができる。しかし、この実施例は好ましいも のではない。というのは、ヒンジアームが一方の軸又は他方の軸まわりに回転す るよりも持ち上がろうとするからである。このような持ち上がり傾向は、ヒンジ アームと取付プレート30又はビンディングプレート20の適所にそれぞれ取り 付けられる一対のバネを用いることによって幾分克服することができる。 図1に例示するビンディングプレートの実施例においては、回転軸52、56 まわりにビンディングプレート20を自由に回転することができる。しかし、幾 つかの状況においては、その変形例として、回転に抵抗を与えるのが望ましい場 合がある。例えば、ヒンジアームにバネを取り付け、第1及び第2の回転軸52 、 56の一方又は両方に打ち勝つことできる程度の回転抵抗を付与することもでき る。 さらに他の実施例として、掛け金やその他の機構を用い、所定の大きさの力が ビンディングプレート20にかかるまでは、ビンディングプレート20を取付プ レート30に固定することができるようにして、着脱自在に係合することもでき る。適当な力が作用すると、掛け金が解除され、ビンディングプレート20は自 由に回転することができる。 幾つかの適用例においては、一方又は両方の回転軸まわりの回転に対して一定 の抵抗がかかるようにビンディングアセンブリ12を形成するのが望ましい。こ れは、ヒンジ取付部に調整可能な摩擦板を設けたり、当該技術分野で周知の他の 力抵抗手段を用いることによって可能となる。同様に、ビンディングアセンブリ は、非線形の抵抗を回転に与えることができるように形成することもできる。こ れは、例えば、調整可能なねじりバネを用いることによって実現できる。 ライダーによっては、ビンディングプレート20が一方又は両方の回転軸まわ りに回転する際の角度を制限するのを好むかもしれない。例示した実施例では、 最大回転角度は90°にしている。しかし、この最大回転角度は、ビンディング プレート20の一側部又は両側部を取付プレート30に、又は直接、板16に連 結する非弾性的な帯を用いることによって、より小さい角度に制限することがで きる。調整可能な帯を用いることによって、使用者は、自己の好みに応じて、最 大回転角度を容易に調整することができる。 ビンディングプレート20がホームポジション(図3参照)から離れて回転位 置のいずれかに移動する際はいつも、ビンディングプレート20と取付プレート 30間の空間は露出している。動作中にビンディングプレート20がいずれかの 回転位置にあるとき、雪が両者間の空間に溜まり、ビンディングの本来の作用を 損なうおそれがある。本発明は、この可能性に対する多くの設計的特徴を具備す る。 図1〜図7に示すように、一つの実施例において、ヒンジアーム60、72、 80、86は、その幅を最小に抑えることによって、ヒンジアームの開口表面( ビンディングプレートが回転位置にある場合に露出する垂直でない表面)の寸法 が最小になるように形成されている。ヒンジアームの幅100を最小に抑えるこ とによって、ヒンジアームの開口表面上に分布される力はより大きな圧力を生じ ることになる。従って、ヒンジアームの通路に溜まった雪やその他の夾雑物によ ってヒンジが確実に閉じるのが防止される可能性を少なくすることができる。ヒ ンジアームは一般に10mmより狭い、より好ましくは、3mmより狭い幅を有 している。 さらに、ヒンジアセンブリは、第1のヒンジアセンブリ50の第1のヒンジア ーム60が実質的に第2のヒンジアセンブリ54の第1のヒンジアーム72と接 触するように形成されている。また、第1のヒンジアセンブリ50の第2のヒン ジアーム80は、実質的に、第2のヒンジアセンブリ54の第2のヒンジアーム 86と接触するように形成されている。ヒンジアームを相互に接触させたので、 回転軸と平行をなす方向への取付プレート30に対するビンディングプレート2 0の移動防止を、その方向へ力がヒンジアームを通して板に伝わるのを助長する ことによって、促進することができる。 図1〜図7に示す実施例において、雪がビンディングの適切な作用を阻害する のを防止するため用いられるその他の設計的特徴として、ヒンジ取付部の形状が ある。この設計的特徴は、取付プレート30に形成されかつ第1のヒンジアーム 60の第1の端部62が回転自在に取り付けられているヒンジ取付部66を参照 して説明する。なお、ヒンジ取付部66、70は、全て同様に形成されている。 図5に示すように、ヒンジ取付部66は、それが取り付けられるヒンジアーム6 0に近接してヒンジ取付側部110を具備すると共に、その反対側に開口側部1 12を有する。ヒンジ取付部66はヒンジ軸(第1の軸52と一致する)に向け て半径方向かつ内側に形成されている、即ち、ヒンジ取付側部110から開口側 部112に向けて伸延するように形成されている。従って、ヒンジ取付部66の まわりに堆積する雪は、雪を支えるために平たい表面を持つ場合と比較して、ヒ ンジ取付部66の形状面114に沿って落下することができる。 図1に示す実施例を再度参照して説明すると、ビンディングプレート20の底 面120と取付プレート30の頂面122とは、雪がビンディングの機能を阻害 しないように相互に配置されると共に形成されている。ビンディングプレートが ホームポジションにあるときは、ビンディングプレートの底面120は実質的に 取付プレートの頂面と接触することになる(図3参照)。従って、ビンディングプ レートがいずれかの回転位置からホームポジションに移動すると、雪やその他の 夾雑物は、ビンディングプレートと取付プレートとの間から押し出されることに なる。 このような雪の除去をしやすくするため、ビンディングプレート20の底面1 20と取付プレート30の頂面122は低摩擦材料製とするのが好ましい。適当 な材料として、アセチル共重合体と共に、高密度ポリエチレン、Tefzel( デュポン社によって販売され、テフロンを含む。)、各種ナイロン材料を用いる のが好ましい。 図1に示すように、ビンディングプレート20の底面120は回転軸に対して 一般に平行に伸延する中心線124から上方に向けて傾斜するように形成されて いる。一方、取付プレート30の頂面122は、それに対応して、中心線124 から下方に向けて傾斜するように形成されている。従って、取付プレート30と ビンディングプレート20との間にくさびが形成され、ビンディングプレート2 0がいずれか一方の回転位置からホームポジションに回転したきた際、ビンディ ングプレート20と取付プレート30の間から、雪等の夾雑物を外部に押し出す ことができる。 図1に示すように、取付円盤36を具備するように形成されているビンディン グにおいて、キャップ126を用い、円盤36の頂部に装着してもよい。この場 合、キャップ126が取付プレート30の頂部表面の形状を形成することになる と共に、取付プレート30の望ましい頂部表面形状に対応して形成されることに なる。キャップは取付オリフィス32に押圧して嵌入することができる。また、 キャップは、当業者に公知の多くの他の取付方法のいずれかによって取付オリフ ィス32内に固定することができる。 本発明の他の特徴は、ビンディングプレートが回転軸の一方又は両方まわりに 回転するのを選択的に防止することができる固定装置を具備することにある。そ のような固定装置の一実施例として、板16に連結固定される帯130を具備す る固定装置がある。この固定装置は、例えば、帯130を取付プレート30と板 16間に固定することによって形成できる。 帯は、その先端に取りつけた二重側部を有する掛け金要素132を具備する。 この掛け金要素132と対となる掛け金要素(図示しない)がビンディングプレ ート20のフランジ22の面に固定されている。従って、これらの掛け金要素を 相互に係合させることによって、第1の回転軸まわりのビンディングプレート2 0の回転運動を防止することができる。同様の掛け金をビンディングプレートの 他の側部に設け、第2の回転軸まわりのビンディングプレート20の回転運動を 防止することもできる。対となる掛け金要素134を板に取り付け、帯130が ビンディングプレート20に取り付けられていない場合の帯固定手段として用い ることができる。 固定装置の他の実施例が図7に示されている。この実施例において、市販され ている鋼製のケーブル等からなるケーブル140が取付プレート、または、板に 直接取り付けられている。ケーブル140の一端を受け取るためのポケット14 4を具備するように形成されているラッチ142は、枢軸146まわりに回転自 在にフランジ22の側部に取り付けられている。ポケット144と係合するケー ブル142の部分には、ケーブル142とポケット144との係合を容易にする ため、及びケーブルの磨耗をなくすため鋼製棒148が設けられている。 ポケット144に鋼製棒148を係合させた後、ラッチ142を固定位置方向 (図7において反時計方向)に回転して、ビンディングプレート20のフランジ 22に固定することができる。掛け金150がラッチ142の先端部に設けられ ており、それに対応する掛け金係止溝152が、フランジ22に対してラッチを 固定するための手段として、フランジ22に形成されている。 他の実施例として、図8に例示されているように、固定機構が回転運動を防止 するため用いられている。図示の実施例において、固定機溝は、固定機構を選択 的に固定したり解除したりするためのレバー160を具備する。レバー160は 、好ましくは、ビンディングプレート20の一端に設けた凹部162内に配置さ れている。レバー160は、レバー160の一端からビンディングプレート20 を通して伸延する軸164のまわりに回転する。図9に示すように、ビンディン グプレート20の下方に配置されている座金166が、ビンディングプレート2 0内の所定の位置に軸164を保持するために用いられている。一つ若しくはそ れより多い数の固定用脚部が軸164の底部に取り付けられており、ヒンジアー ムにビンディングプレート20を固定することによって、ビンディングプレート の回転を防止することができる。 図9に示す実施例において、2つの固定用脚部、即ち、上部固定用脚部168 と下部固定用脚部170が用いられる。図8及び図9において、レバーは開位置 にあり、従って、固定用脚部168、170はヒンジアームに係合していない。 レバー160を反時計方向に固定位置まで回転すると、上部固定用脚部168が 第1のヒンジアセンブリ50の第2のヒンジアーム80上の凹部172まで回転 する。同時に、下部固定用脚部170が第2のヒンジアセンブリ54の第2のヒ ンジアーム86の凹部174内で回転する。この固定位置において、第1のヒン ジアセンブリ50とヒンジアーム80、86はビンディングプレート20に近接 した位置に保持され、ビンディングプレート20の回転運動を防止することがで きる。 さらに他の実施例において、上部固定用脚部168及び下部固定用脚部170 の一方のみを用いることもできる。このように、上部固定用脚部168と下部固 定用脚部170のいずれが用いられているかによって、図1における第1の回転 軸52及び第2の回転軸56まわりの回転運動を防止することができる。 また、回転運動を選択的に決定するため、2つの固定機構を用い、一つの固定 機構は、第1のヒンジアセンブリ50のヒンジアーム60、80のいずれかの下 で固定する固定用脚部を具備し、もう一つは、第2のヒンジアセンブリ54のヒ ンジアーム72、86のいずれかの下で固定する固定用脚部を具備する。 さらに他の実施例として、安全機構を用い、所定の圧力がかかり解除されるま で、ビンディングアセンブリの回転を防止することもできる。図10にそのよう な安全機構を示す。安全機構は第1及び第2の回転軸53、56まわりに回転を 防止するためスキービンディング型機構を用いる。当業者に公知の機構を含めて 、いかなる型のスキービンディング型機構も安全機構として用いることができる 。図示する実施例において、回転カム184が取付プレート30内に配置されて おり、図11に示すように、唇部182を着脱自在に係合するため用いられてい る。カム184は、カム184を通して伸延すると共にカム184を取付プレー ト30に取り付けるピン186によって規定される回転軸まわりに回転する。外 套体194内にカム184が収納され、損傷から保護されている。 カム184はバネ装着ピン188によって弛緩状態に保持されている。バネ装 着ピン188は丸みを帯びた先部を有し、この先部は2つの凹部198の1つに 向けて突出している。図11において、安全機構は係合位置にあり、スプリング 装着ピン188は下部凹部198と係合している。十分な力が唇部182を通し てカム184に与えられると、カム184はピン186によって規定される回転 軸186のまわりに上方に回転して図12に示す解除位置に到る。図示するよう に、バネ装着ピン188は今度は上部凹部198に係合する。この位置で、カム 184の受け取りオリフィス196は、ビンディングプレート20が図3に示す ホームポジションに向けて下方に押されるとき、唇部182を受け取り可能な位 置になる。 いったんホームポジションから解除された後、唇部182を受け取りオリフィ ス196に向けて押さえて十分な下方への圧力がかかると、カム184が下方に 回転しホームポジションに到る。従って、再度、バネ装着ピンによって生じた圧 力に打ち勝ちビンディングアセンブリをホームポジションから解除するために十 分な上方向への力が生じるまで、ビンディングアセンブリの回転を防止すること ができる。 カム184をホームポジションから解除するために必要な圧力の大きさは、図 示の実施例では、ネジ装着ピン188のスロット192へのねじ込みによって決 定される。ねじ装着ピン188のスロット192へのねじ込みによってバネ19 0は圧縮され、カム184を解除するために打ち勝たなければならないより大き な力が生じる。スロット192からねじ装着ピン188を緩めることよってバネ 190の圧力を解除し、カム184を解除し、ビンディングアセンブリをホーム ポジションから移動するために必要な上方向の力を低減する。 ビンディングプレートと取付プレートの間から雪を除去するべく作動する上記 の構成に代えて、雪がビンディングプレートと取付プレート間に堆積するのを防 止することができる手段を用いることもできる。そのような手段は、例えば、図 13に示す保護カバー200の使用を含む。保護カバー200はビンディングプ レート20と取付プレート30の間に取り付けられ、取付プレート30の周縁ま わりに伸延している。保護カバー200はブーツ上まで伸延するようにしてもよ い。そのようなカバーは、回転中は伸び、その後瞬間的に元の形に戻ることがで きるゴム製、ネオプレン製又はその他の弾性を有する材料より製作することがで きる。屈曲性を有しない材料も用いることができ、保護カバーを伸ばしたり縮め たりすることができる蛇腹型の折畳体に形成することができる。補強リブ(図示 しない)を保護カバー200に縫い込み、保護カバー200が回転後に元の形に 戻り、ビンディングプレート20と取付プレート10との間に折り込まれないよ うにすることができる。カバーは、また、雪やその他の夾雑物のバリアとして作 用する一方で、ビンディング機構を容易に取り扱うことができる、ジッパー、瞬 間式又は他の開閉機構を含むようにすることができる。 上記から明らかなように、本発明は、ライダーのブーツを、実質的にブーツの 側辺部に沿って、回転軸まわりに回転することができるスポーツボード上の改良 型ビンディング機構を提供するものである。本発明は、スポーツボードに乗って いる際の落下や衝突時に、けがの危険性を少なくできる改良型のビンディングア センブリを提供するものである。本発明に係る装置や方法は、各種多様な実施例 の形態に組み込むことができるものであり、上記した説明は、そのうちの幾つか のみを例示しかつ記述したにすぎないものであると理解されるべきである。本発 明は、本発明又はその要旨から逸脱することなく他の形態で具体化できる。記述 した実施例は、いかなる観点からも、単に例示的なものであって制限的なもので なく、従って、発明の範囲は、上記した記述ではなく、付属するクレームによっ て示される。クレームの均等の意味及び範囲に入る全ての変形は、その範囲に包 含されるべきものである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年2月11日(1998.2.11) 【補正内容】 請求の範囲 1.ビンディングプレートをブーツに取り付ける手段を含むビンディングプレ ートと、 板に連結して取り付け可能でありかつ前記ビンディングプレートに連結さ れる第1のヒンジアセンブリと、 前記板に連結して取り付け可能であり、前記ビンディングプレートに連結 される第2のヒンジアセンブリとを具備し、 前記ビンディングプレートが実質的に前記板と同一平面上になるホームポ ジションと第1の回転位置との間で、第1の回転軸まわりに前記板に対して前記 ビンディングプレートを回転することができ、かつ、前記ホームポジションと第 2の回転位置との間で第2の回転軸のまわりで前記板に対して前記ビンディング プレートを回転することができるようにし、かつ、 前記第1及び第2のヒンジアセンブリはそれぞれ少なくとも1つのヒンジ アームと少なくとも一つのヒンジアームを前記ビンディングプレート及び前記板 に連結するヒンジピンを含み、前記ヒンジピンは前記第1及び第2の回転軸の回 転位置を規定し、前記第1及び第2のヒンジアセンブリは、前記第1及び第2の 回転軸が、実質的に前記板の平面に対し平行になるように形成され、前記第1又 は第2の回転軸まわりに前記スポーツボードに対してビンディングプレートを選 択的に回転可能としたことを特徴とするスポーツボードにブーツを固定するビン ディング。 2.請求項1に記載のビンディングにおいて、前記ビンディングプレートは2 つの側辺部を有し、前記第1及び第2のヒンジアセンブリは、前記第1の回転軸 が実質的に前記ビンディングプレートの前記側辺部の1つと同一直線上になり、 かつ、前記第2の回転軸が実質的に前記ビンディングプレートの前記側辺部のも う一つと同一直線上になるように形成されていることを特徴とするビンディング 。 3.請求項1に記載のビンディングにおいて、前記第1及び第2のヒンジアセ ンブリは、さらに、前記第1の回転軸が実質的に前記第2の回転軸に対して平行 になるように形成されていることを特徴とするビンディング。 4.ビンディングプレートをブーツに取り付ける手段を含むビンディングプレ ートと、 板に連結して取り付け可能でありかつ前記ビンディングプレートに連結される 第1のヒンジアセンブリと、 前記板に連結して取り付け可能であり、前記ビンディングプレートに連結され る第2のヒンジアセンブリとを具備し、 前記ビンディングプレートが実質的に前記板と同一平面上になるホームポジシ ョンと第1の回転位置との間で、第1の回転軸まわりに前記板に対して前記ビン ディングプレートを回転することができ、かつ、前記ホームポジションと第2の 回転位置との間で第2の回転軸のまわりで前記板に対して前記ビンディングプレ ートを回転することができるようにし、かつ、前記第1のヒンジアセンブリは第 1のヒンジアームを具備し、該第1のヒンジアームは、前記第1の回転軸まわり に前記板に回転自在に連結されている第1の端部と、前記第2の回転軸まわりに 前記ビンディングプレートに回転自在に連結されている第2の端部を有し、前記 第2のヒンジアセンブリは第1のヒンジアームを具備し、該第1のヒンジアーム は、前記第1の回転軸のまわりで前記ビンディングプレートに回転自在に連結さ れる第1の端部と、前記第2の回転軸のまわりで前記板に回転自在に連結される 第2の端部を有し、さらに、前記第1及び第2のヒンジアセンブリは、前記第1 及び第2の回転軸が実質的に前記板の平面に対して平行になるように形成されて いることを特徴とするビンディング。 5.請求項4に記載のビンディングにおいて、前記ビンディングプレートは2 つの側辺部を有し、前記第1及び第2のヒンジアセンブリは、前記第1の回転軸 が実質的に前記ビンディングプレートの前記側辺部の1つと同一直線上になり、 かつ、前記第2の回転軸が実質的に前記ビンディングプレートの前記側辺部のも うーつと同一直線上になるように形成されていることを特徴とするビンディング 6.請求項4に記載のビンディングにおいて、前記第1及び第2のヒンジアセ ンブリは、前記第1の回転軸が実質的に前記第2の回転軸に対して平行になるよ うに形成されていることを特徴とするビンディング。 7.請求項4に記載のビンディングにおいて、前記第1のヒンジアセンブリは 、さらに、第2のヒンジアームを具備し、該第2のヒンジアームは、前記第1の 回転軸まわりに前記板に回転自在に連結されている第1の端部と、前記第2の回 転軸まわりに前記ビンディングプレートに回転自在に連結されている第2の端部 を有し、前記第2のヒンジアセンブリは第2のヒンジアームを具備し、該第2の ヒンジアームは、前記第1の回転軸のまわりで前記ビンディングプレートに回転 自在に連結される第1の端部と、前記第2の回転軸のまわりで前記板に回転自在 に連結される第2の端部を有することを特徴とするビンディング。 8.請求項4に記載のビンディングにおいて、前記ビンディングは前記板に取 り付けられる取付板を具備し、前記第1のヒンジアセンブリの前記第1のヒンジ アームの前記第1の端部と、前記第2のヒンジアセンブリの前記第1のヒンジア ームの前記第2の端部は前記取付プレートに回転自在に取り付けられていること を特徴とするビンディング。 9.請求項8に記載のビンディングにおいて、前記ビンディングは、 前記ビンディングプレートの上面に形成された凹部内に配置されるレバーと、 前記ビンディングプレートと前記スポーツボードとの間に配置される固定用脚 部と、 前記レバーと前記固定用脚部を連結し、前記取付プレートを通して伸延する軸 と、 前記第1及び第2のヒンジアセンブリの前記ヒンジアームの一つに設けられた 凹部とを具備し、 前記レバーは固定位置と開位置を有し、前記固定位置において、前記固定用脚 部が前記凹部内に突出し、少なくとも前記回転軸の一つに沿って前記ビンディン グプレートの回転を阻止でき、前記開位置において、前記固定用脚部は前記凹部 との係合から解除されることを特徴とするビンディング。 10.請求項8に記載のビンディングにおいて、前記ビンディングは、設定上 方力が前記ビンディングプレートに生じるまでは、前記ビンディングプレートが 前記回転軸の少なくとも一つのまわりに回転するのを防止する安全機構を具備し 、前記安全機構は、 前記ビンディングプレートに連結される唇部と、前記スポーツボードに連結さ れるカムを具備し、 前記カムは、前記唇部に係合する受け取りオリフィスを有し、前記カムにはバ ネが装着され、前記開位置と前記ホームポジションとの間で回転でき、前記ホー ムポジションでは、前記唇部は前記受け取りオリフィス内に受け取られ、設定上 方力が前記ビンディングプレートにかかるまで前記ホームポジションから前記ビ ンディングプレートが移動するのを防止し、開位置では、前記カムにかかる前記 唇部の下方向力によって、カムをホームポジションに回転するようにしたことを 特徴とするビンディング。 11.請求項8に記載のビンディングにおいて、該ビンディングは、さらに、 前記ビンディングプレートと前記取付プレート間に伸延し、そして実質的に前記 ビンディングプレートと前記取付プレートを取り囲む保護カバーを具備すること を特徴とするスポーツボードアセンブリ。 12.スポーツボードと、 ビンディングプレートをブーツに取り付ける手段を含むビンディングプレート と、 第1のヒンジアームを具備し、該第1のヒンジアームは、前記第1の回転軸ま わりに前記板に回転自在に連結されている第1の端部と、前記第2の回転軸まわ りに前記ビンディングプレートに回転自在に連結されている第2の端部を有する 第1のヒンジアセンブリと、 第2のヒンジアームを具備し、該第2のヒンジアームは、前記第1の回転軸ま わりに前記ビンディングプレートに回転自在に連結されている第1の端部と、前 記第2の回転軸まわりに前記板に回転自在に連結されている第2の端部を有する 第2のヒンジアセンブリとを具備し、 ホームポジションと第1の回転位置との間で、前記第1の回転軸まわりに前記 ビンディングプレートを回転することができ、かつ、前記ホームポジションと第 2の回転位置との間で第2の回転軸のまわりで前記ビンディングプレートを回転 することができるようにし、かつ、 前記第1及び第2のヒンジアセンブリが、さらに、前記第1及び第2の回転軸 が実質的に互いにかつ前記板に対して平行になるように形成されていることを特 徴とするライダーのブーツに取り付けられるスポーツボード。 13.請求項12に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記第1のヒ ンジアセンブリは、さらに、第2のヒンジアームを具備し、該第2のヒンジアー ムは、前記第1の回転軸まわりに前記板に回転自在に連結されている第1の端部 と、前記第2の回転軸まわりに前記ビンディングプレートに回転自在に連結され ている第2の端部を有し、前記第2のヒンジアセンブリは第2のヒンジアームを 具備し、該第2のヒンジアームは、前記第1の回転軸のまわりで前記ビンディン グプレートに回転自在に連結される第1の端部と、前記第2の回転軸のまわりで 前記板に回転自在に連結される第2の端部を有することを特徴とするスポーツボ ードアセンブリ。 14.請求項12に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、ヒンジアーム は10mmより狭い幅を有することを特徴とするスポーツボードアセンブリ。 15.請求項12に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、該スポーツボ ードアセンブリは、取付プレートを前記板に取り付ける手段を有する取付プレー トを具備し、前記第1のヒンジアセンブリの前記第1のヒンジアームの前記第1 の端部及び前記第2のヒンジアセンブリの前記第1のヒンジアームの前記第2の 端部は前記取付プレートに回転自在に取り付けられていることを特徴とする請求 項16記載のスポーツボードアセンブリ。 16.請求項15に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記ビンディ ングプレートは底面を有すると共に前記取付プレートは頂面を有し、前記ビンデ ィングプレートがホームポジションにあるとき、前記ビンディングプレートの底 面は実質的に前記取付プレートの頂面に接触しており、かつ、前記ビンディング プレートの底面と前記取付プレートの頂面はアヤチル共重合体からなることを特 徴とするスポーツボードアセンブリ。 17.請求項12に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記ビンディ ングプレートは2つの側辺部を有し、前記第1及び第2のヒンジアセンブリは、 前記第1の回転軸が実質的に前記ビンディングプレートの前記側辺部の1つと同 一直線上になり、かつ、前記第2の回転軸が前記ビンディングプレートの前記側 辺部のもう一つと同一直線上になるように形成されていることを特徴とするビン ディング。 18.請求項12に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、該スポーツボ ードアセンブリは、ビンディングプレートが前記回転軸の少なくとも一方まわり に回転するのを防止するように形成されている固定装置を具備することを特徴と するスポーツボードアセンブリ。 19.請求項12に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、該スポーツボ ードは、 前記ビンディングプレートの上面に形成された凹部内に配置されるレバーと、 前記ビンディングプレートと前記スポーツボードとの間に配置される固定用脚 部と、 前記レバーと前記固定用脚部を連結し、前記取付プレートを通して伸延する軸 と、 前記第1及び第2のヒンジアセンブリの前記ヒンジアームの一つに設けられた 凹部とを具備し、 前記レバーは固定位置と開位置を有し、前記固定位置において、前記固定用脚 部が前記凹部内に突出し、少なくとも前記回転軸の一つに沿った前記ビンディン グプレートの回転を阻止でき、前記開位置において、前記固定用脚部は前記凹部 との係合から解除されることを特徴とするスポーツボードアセンブリ。 20.請求項12に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、該スポーツボ ードアセンブリは、さらに、設定上方力が前記ビンディングプレートに生じるま では、前記ビンディングプレートが前記回転軸の少なくとも一つのまわりに回転 するのを防止する安全機構を具備し、前記安全機構は、 前記ビンディングプレートに連結される唇部と、前記スポーツボードに連結さ れるカムを具備し、 前記カムは、前記唇部に係合する受け取りオリフィスを有し、前記カムにはバ ネが装着され、前記開位置と前記ホームポジションとの間で回転でき、前記ホー ムポジションでは、前記唇部は前記受け取りオリフィス内に受け取られ、設定上 方力が前記ビンディングプレートにかかるまで前記ホームポジションから前記ビ ンディングプレートが移動するのを防止し、開位置では、前記カムにかかる前記 唇部の下方向力によって、カムをホームポジションに回転するようにしたことを 特徴とするスポーツボードアセンブリ。 21.請求項12に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、該スポーツボ ードアセンブリは、さらに、前記ビンディングプレートと前記取付プレート間に 伸延し、そして実質的に前記ビンディングプレートと前記取付プレートを取り囲 む保護カバーを具備することを特徴とするスポーツボードアセンブリ。 22.スポーツボードと、 ビンディングプレートをブーツに取り付ける手段を含むビンディングプレート と、 取付プレートを前記板に取り付ける手段を有する取付プレートと、 第1のヒンジアームと第2のヒンジアームを具備し、該第1のヒンジアームは 、前記第1の回転軸まわりに前記取付プレートに回転自在に連結されている第1 の端部と、前記第2の回転軸まわりに前記ビンディングプレートに回転自在に連 結されている第2の端部を有し、前記第2のヒンジアームは、前記第1の回転軸 まわりに前記取付プレートに回転自在に連結されている第1の端部と、前記第2 の回転軸まわりに前記ビンディングプレートに回転自在に連結されている第2の 端部を有する第1のヒンジアセンブリと、 第1のヒンジアームと第2のヒンジアームを具備し、該第1のヒンジアームは 、前記第1の回転軸まわりに前記ビンディングプレートに回転自在に連結されて いる第1の端部と、前記第2の回転軸まわりに前記取付プレートに回転自在に連 結されている第2の端部を有し、該第2のヒンジアームは、前記第1の回転軸ま わりに前記ビンディングプレートに回転自在に連結されている第1の端部と、前 記 第2の回転軸まわりに前記取付プレートに回転自在に連結されている第2の端部 を有する第2のヒンジアセンブリとを具備し、 ホームポジションと第1の回転位置との間で、前記第1の回転軸まわりに前記 ビンディングプレートを回転することができ、かつ、前記ホームポジションと第 2の回転位置との間で第2の回転軸のまわりで前記ビンディングプレートを回転 することができるようにし、かつ、 前記第1及び第2のヒンジアセンブリが、さらに、前記第1及び第2の回転軸 が実質的に互いにかつ前記板に対して平行になるように形成されていることを特 徴とするライダーのブーツに取り付けられるスポーツボードアセンブリ。 23.請求項22に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、ヒンジアーム は約10mmより狭い幅を有することを特徴とするスポーツボードアセンブリ。 24.請求項22に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、ヒンジアーム は約3mmより狭い幅を有することを特徴とするスポーツボードアセンブリ。 25.請求項22に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記ビンディ ングプレートは底面を有すると共に前記取付プレートは頂面を有し、前記ビンデ ィングプレートがホームポジションにあるとき、前記ビンディングプレートの底 面は実質的に前記取付プレートの頂面に接触しており、かつ、前記ビンディング プレートの底面と前記取付プレートの頂面は低摩擦材料からなることを特徴とす るスポーツボードアセンブリ。 26.請求項25に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記ビンディ ングプレートの底面と前記取付プレートの頂面はアセチル共重合体からなること を特徴とするスポーツボードアセンブリ。 27.請求項25に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記ビンディ ングプレートの底面と前記取付プレートの頂面は高密度ポリエチレンからなるこ とを特徴とするスポーツボードアセンブリ。 28.請求項25に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記ビンディ ングプレートの底面と前記取付プレートの頂面はテフロンを含む材料からなるこ とを特徴とするスポーツボードアセンブリ。 29.請求項25に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記ビンディ ングプレートの底面と前記取付プレートの頂面はナイロンからなることを特徴と するスポーツボードアセンブリ。 30.請求項24に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記ビンディ ングプレートは底面を有すると共に前記取付プレートは頂面を有し、前記ビンデ ィングプレートの底面は前記回転軸の少なくとも一方と一般に平行に伸延する中 心線から上方向に傾斜するように形成されると共に前記取付プレートの頂面は前 記中心線から下方向に傾斜するように形成されることによって、前記取付プレー トと前記ビンディングプレートとの間にくさびを形成し、前記ビンディングプレ ートが前記回転位置の一つからホームポジションに回転してきた際、前記ビンデ ィングプレートと前記取付プレートの間から雪等の夾雑物を押し出すようにした ことを特徴とするスポーツボードアセンブリ。 31.請求項30に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記取付プレ ートを前記板に取り付ける手段は、周辺部をフランジに形成した円盤と、前記取 付プレート内に形成された取り付けオリフィスとを具備し、該取り付けオリフィ スは、前記円盤のフランジを受ける凹状周辺部を有し、前記円盤と凹状周辺部は 、前記円盤を前記板に取り付けられると、前記取付プレートに対する前記円盤の 回 転は防止され、前記手段は、さらに、前記円盤をカバーするために前記取り付け オリフィスに取り付けられるキャップを具備することを特徴とするスポーツボー ドアセンブリ。 32.請求項22に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記第1及び 第2のヒンジアセンブリは、さらに、前記取付プレートに形成されたヒンジ取付 部と前記ビンディングプレートを具備し、前記ヒンジ取付部は前記ヒンジアーム の端部に回転自在に取り付けられるように形成され、前記ヒンジ取付部は、前記 ビンディングプレートがホームポジションにあるときは前記第1のヒンジアセン ブリの前記第1のヒンジアームが実質的に前記第2のヒンジアセンブリの前記第 1のヒンジアームに接触し、前記第1のヒンジアセンブリの前記第2のヒンジア ームが実質的に前記第2のヒンジアセンブリの前記第2のヒンジアームに接触す るように配置されていることを特徴とするスポーツボードアセンブリ。 33.請求項32に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、各ヒンジ取付 部は、前記ヒンジアームに近接して該ヒンジアームが取り付けられるヒンジ側部 を有すると共に反対側に開側部を有し、前記各ヒンジ取付部は、前記ヒンジ軸に 向けて半径方向に内部に向けて外形が形成され、かつ、前記外形は前記ヒンジ側 部から前記開側部に向けて伸延することを特徴とするスポーツボードアセンブリ 。 34.請求項22に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記スポーツ ボードアセンブリは、前記ビンディングプレートが前記回転軸の少なくとも1つ のまわりに回転するのを防止する固定装置を具備することを特徴とするスポーツ ボードアセンブリ。 35.請求項34に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記固定装置 は前記取付プレートに固定される鋼製ケーブルと前記ビンディングプレートに取 り付けられる中心越えラッチを具備し、前記中心越えラッチは前記鋼製ケーブル を受けると共に、前記スポーツボードアセンブリの操作中は前記鋼製ケーブルと の固定係合を保持するように形成されていることを特徴とするスポーツボードア センブリ。 36.請求項34に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記固定装置 は前記取付板に取り付けられる帯を具備し、該帯は、前記帯の先部に取り付けら れる第1の掛け金要素と、それと対をなし前記ビンディングプレートに取り付け られる掛け金要素を有し、前記掛け金が相互に係合状態に置かれたとき、前記帯 は前記回転軸の1つまわりの前記ビンディングプレートの回転運動を防止できる ようにしたことを特徴とするスポーツボードアセンブリ。 37.請求項22に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記スポーツ ボードアセンブリは、さらに、 前記ビンディングプレートの上面に形成された凹部内に配置されるレバーと、 前記ビンディングプレートと前記スポーツボードとの間に配置される固定用脚 部と、 前記レバーと前記固定用脚部を連結し、前記取付プレートを通して伸延する軸 と、 前記第1及び第2のヒンジアセンブリの前記ヒンジアームの一つに設けられた 凹部とを具備し、 前記レバーは固定位置と開位置を有し、前記固定位置において、前記固定用脚 部が前記凹部内に突出し、少なくとも前記回転軸の一つに沿った前記ビンディン グプレートの回転を阻止でき、前記開位置において、前記固定用脚部は前記凹部 との係合から解除されることを特徴とするスポーツボードアセンブリ。 38.請求項22に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記スポーツ ボードアセンブリは、さらに、設定上方力が前記ビンディングプレートに生じる までは、前記ビンディングプレートが前記回転軸の少なくとも一つのまわりに回 転するのを防止する安全機構を具備し、該安全機構は、 前記ビンディングプレートに連結される唇部と、前記スポーツボードに連結さ れるカムを具備し、 前記カムは、前記唇部に係合する受け取りオリフィスを有し、前記カムにはバ ネが装着され、前記開位置と前記ホームポジションとの間で回転でき、前記ホー ムポジションでは、前記唇部は前記受け取りオリフィス内に受け取られ、設定上 方力が前記ビンディングプレートにかかるまで前記ホームポジションから前記ビ ンディングプレートが移動するのを防止し、開位置では、前記カムにかかる前記 唇部の下方向力によって、カムをホームポジションに回転するようにしたことを 特徴とするスポーツボードアセンブリ。 39.請求項22に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記スポーツ ボードアセンブリは、さらに、前記ビンディングプレートと前記取付プレート間 に伸延し、そして実質的に前記ビンディングプレートと前記取付プレートを取り 囲む保護カバーを具備することを特徴とするスポーツボードアセンブリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, UZ,VN,YU

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ビンディングプレートをブーツに取り付ける手段を含むビンディングプレ ートと、板に連結して取り付け可能な第1のヒンジアセンブリとを具備し、該第 1のヒンジアセンブリは前記ビンディングプレートに回転可能に連結され、第1 の回転軸まわりに前記板に対して前記ビンディングプレートを回転運動を可能と したことを特徴とするスポーツボードにブーツを固定するビンディング。 2.請求項1に記載のビンディングにおいて、前記第1のヒンジアセンブリは 、前記第1の回転軸が前記板の平面に対して平行になるように形成されているこ とを特徴とするビンディング。 3.請求項2に記載のビンディングにおいて、ビンディングプレートは2つの 側辺部を有し、前記第1のヒンジアセンブリは、前記第1の回転軸が実質的に前 記ビンディングプレートの側辺部と同一直線上になるように形成されていること を特徴とするビンディング。 4.請求項1に記載のビンディングにおいて、前記ビンディングはさらに前記 板に連結して取り付け可能な第2のヒンジアセンブリを具備し、該第2のヒンジ アセンブリは前記ビンディングプレートに回転可能に連結され、第2の回転軸ま わりに前記板に対して前記ビンディングプレートを回転運動を可能としたことを 特徴とするビンディング。 5.請求項4に記載のビンディングにおいて、前記第1及び第2のヒンジアセ ンブリは、前記第1及び第2の回転軸が前記板の平面に対して平行になるように 形成されていることを特徴とするビンディング。 6.請求項5に記載のビンディングにおいて、前記第1及び第2のヒンジアセ ンブリは、前記第1の回転軸が実質的に前記第2の回転軸に対して平行になるよ うに形成されていることを特徴とするビンディング。 7.ビンディングプレートをブーツに取り付ける手段を含むビンディングプレ ートと、 板に連結して取り付け可能でありかつ前記ビンディングプレートに連結される 第1のヒンジアセンブリと、 前記板に連結して取り付け可能であり、前記ビンディングプレートに連結され る第2のヒンジアセンブリとを具備し、 前記ビンディングプレートが実質的に前記板と同一平面上になるホームポジシ ョンと第1の回転位置との間で、第1の回転軸まわりに前記板に対して前記ビン ディングプレートを回転することができ、かつ、前記ホームポジションと第2の 回転位置との間で第2の回転軸のまわりで前記板に対して前記ビンディングプレ ートを回転することができるようにし、かつ、 前記第1及び第2のヒンジアセンブリが、さらに、前記第1及び第2の回転軸 が実質的に前記板に対して平行になるように形成されていることを特徴とするス ポーツボードにブーツを取り付けるためのビンディング。 8.請求項7に記載のビンディングにおいて、前記ビンディングプレートは2 つの側辺部を有し、前記第1及び第2のヒンジアセンブリは、前記第1の回転軸 が実質的に前記ビンディングプレートの前記側辺部の1つと同一直線上になり、 かつ、前記第2の回転軸が実質的に前記ビンディングプレートの前記側辺部のも うーつと同一直線上になるように形成されていることを特徴とするビンディング 。 9.請求項7に記載のビンディングにおいて、前記第1及び第2のヒンジアセ ンブリは、前記第1の回転軸が実質的に第2の回転軸に平行になるように形成さ れていることを特徴とするビンディング。 10.請求項7に記載のビンディングにおいて、前記第1のヒンジアセンブリ は第1のヒンジアームを具備し、該第1のヒンジアームは、前記第1の回転軸ま わりに前記板に回転自在に連結されている第1の端部と、前記第2の回転軸まわ りに前記ビンディングプレートに回転自在に連結されている第2の端部を有し、 前記第2のヒンジアセンブリは第1のヒンジアームを具備し、該第1のヒンジア ームは、前記第1の回転軸のまわりで前記ビンディングプレートに回転自在に連 結される第1の端部と、前記第2の回転軸のまわりで前記板に回転自在に連結さ れる第2の端部を有することを特徴とするビンディング。 11.請求項10に記載のビンディングにおいて、前記第1のヒンジアセンブ リは、さらに、第2のヒンジアームを具備し、該第2のヒンジアームは、前記第 1の回転軸まわりに前記板に回転自在に連結されている第1の端部と、前記第2 の回転軸まわりに前記ビンディングプレートに回転自在に連結されている第2の 端部を有し、前記第2のヒンジアセンブリは第2のヒンジアームを具備し、該第 2のヒンジアームは、前記第1の回転軸のまわりで前記ビンディングプレートに 回転自在に連結される第1の端部と、前記第2の回転軸のまわりで前記板に回転 自在に連結される第2の端部を有することを特徴とするビンディング。 12.請求項10に記載のビンディングにおいて、前記ビンディングは前記板 に取り付けられる取付板を具備し、前記第1のヒンジアセンブリの前記第1のヒ ンジアームの前記第1の端部と、前記第2のヒンジアセンブリの前記第1のヒン ジアームの前記第2の端部は前記取付プレートに回転自在に取り付けられている ことを特徴とするビンディング。 13.請求項12に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記スポーツ ボードアセンブリは、 前記ビンディングプレートの上面に形成された凹部内に配置されるレバーと、 前記ビンディングプレートと前記スポーツボードとの間に配置される固定用脚 部と、 前記レバーと前記固定用脚部を連結し、前記取付プレートを通して伸延する軸 と、 前記第1及び第2のヒンジアセンブリの前記ヒンジアームの一つに設けられた 凹部とを具備し、 前記レバーは固定位置と開位置を有し、前記固定位置において、前記固定用脚 部が前記凹部内に突出し、少なくとも前記回転軸の一つに沿って前記ビンディン グプレートの回転を阻止でき、前記開位置において、前記固定用脚部は前記凹部 との係合から解除されることを特徴とするスポーツボードアセンブリ。 14.請求項12に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記スポーツ ボードアセンブリは、設定上方力が前記ビンディングプレートに生じるまでは、 前記ビンディングプレートが前記回転軸の少なくとも一つのまわりに回転するの を防止する安全機構を具備し、前記安全機構は、 前記ビンディングプレートに連結される唇部と、前記スポーツボードに連結さ れるカムを具備し、 前記カムは、前記唇部に係合する受け取りオリフィスを有し、前記カムにはバ ネが装着され、前記開位置と前記ホームポジションとの間で回転でき、前記ホー ムポジションでは、前記唇部は前記受け取りオリフィス内に受け取られ、設定上 方力が前記ビンディングプレートにかかるまで前記ホームポジションから前記ビ ンディングプレートが移動するのを防止し、開位置では、前記カムにかかる前記 唇部の下方向力によって、カムをホームポジションに回転するようにしたことを 特徴とするスポーツボードアセンブリ。 15.請求項12に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、該スポーツボ ードアセンブリは、さらに、前記ビンディングプレートと前記取付プレート間に 伸延し、そして実質的に前記ビンディングプレートと前記取何プレートを取り囲 む保護カバーを具備することを特徴とするスポーツボードアセンブリ。 16.スポーツボードと、 ビンディングプレートをブーツに取り付ける手段を含むビンディングプレート と、 第1のヒンジアームを具備し、該第1のヒンジアームは、前記第1の回転軸ま わりに前記板に回転自在に連結されている第1の端部と、前記第2の回転軸まわ りに前記ビンディングプレートに回転自在に連結されている第2の端部を有する 第1のヒンジアセンブリと、 第2のヒンジアームを具備し、該第2のヒンジアームは、前記第1の回転軸ま わりに前記ビンディングプレートに回転自在に連結されている第1の端部と、前 記第2の回転軸まわりに前記板に回転自在に連結されている第2の端部を有する 第2のヒンジアセンブリとを具備し、 ホームポジションと第1の回転位置との間で、前記第1の回転軸まわりに前記 ビンディングプレートを回転することができ、かつ、前記ホームポジションと第 2の回転位置との間で第2の回転軸のまわりで前記ビンディングプレートを回転 することができるようにし、かつ、 前記第1及び第2のヒンジアセンブリが、さらに、前記第1及び第2の回転軸 が実質的に互いにかつ前記板に対して平行になるように形成されていることを特 徴とするライダーのブーツに取り付けられるスポーツボード。 17.請求項16に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記第1のヒ ンジアセンブリは、さらに、第2のヒンジアームを具備し、該第2のヒンジアー ムは、前記第1の回転軸まわりに前記板に回転自在に連結されている第1の端部 と、前記第2の回転軸まわりに前記ビンディングプレートに回転自在に連結され ている第2の端部を有し、前記第2のヒンジアセンブリは第2のヒンジアームを 具備し、該第2のヒンジアームは、前記第1の回転軸のまわりで前記ビンディン グプレートに回転自在に連結される第1の端部と、前記第2の回転軸のまわりで 前記板に回転自在に連結される第2の端部を有することを特徴とするスポーツボ ードアセンブリ。 18.請求項16に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、ヒンジアーム は10mmより狭い幅を有することを特徴とするスボーツボードアセンブリ。 19.請求項16に記載のスボーツボードアセンブリにおいて、該スポーツボ ードアセンブリは、取付プレートを前記板に取り付ける手段を有する取付プレー トを具備し、前記第1のヒンジアセンブリの前記第1のヒンジアームの前記第1 の端部及び前記第2のヒンジアセンブリの前記第1のヒンジアームの前記第2の 端部は前記取付プレートに回転自在に取り付けられていることを特徴とする請求 項16記載のスポーツボードアセンブリ。 20.請求項19に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記ビンディ ングプレートは底面を有すると共に前記取付プレートは頂面を有し、前記ビンデ ィングプレートがホームポジションにあるとき、前記ビンディングプレートの底 面は実質的に前記取付プレートの頂面に接触しており、かつ、前記ビンディング プレートの底面と前記取付プレートの頂面はアセチル共重合体からなることを特 徴とするスポーツボードアセンブリ。 21.請求項16に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記ビンディ ングプレートは2つの側辺部を有し、前記第1及び第2のヒンジアセンブリは、 前記第1の回転軸が実質的に前記ビンディングプレートの前記側辺部の1つと同 一直線上になり、かつ、前記第2の回転軸が前記ビンディングプレートの前記側 辺部のもう一つと同一直線上になるように形成されていることを特徴とするビン ディング。 22.請求項16に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、該スポーツボ ードアセンブリは、ビンディングプレートが前記回転軸の少なくとも一方まわり に回転するのを防止するように形成されている固定装置を具備することを特徴と するスポーツボードアセンブリ。 23.請求項16に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、該スポーツボ ードは、 前記ビンディングプレートの上面に形成された凹部内に配置されるレバーと、 前記ビンディングプレートと前記スポーツボードとの間に配置される固定用脚 部と、 前記レバーと前記固定用脚部を連結し、前記取付プレートを通して伸延する軸 と、 前記第1及び第2のヒンジアセンブリの前記ヒンジアームの一つに設けられた 凹部とを具備し、 前記レバーは固定位置と開位置を有し、前記固定位置において、前記固定用脚 部が前記凹部内に突出し、少なくとも前記回転軸の一つに沿った前記ビンディン グプレートの回転を阻止でき、前記開位置において、前記固定用脚部は前記凹部 との係合から解除されることを特徴とするスポーツボードアセンブリ。 24.請求項16に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、該スポーツボ ードアセンブリは、さらに、設定上方力が前記ビンディングプレートに生じるま では、前記ビンディングプレートが前記回転軸の少なくとも一つのまわりに回転 するのを防止する安全機構を具備し、前記安全機構は、 前記ビンディングプレートに連結される唇部と、前記スポーツボードに連結さ れるカムを具備し、 前記カムは、前記唇部に係合する受け取りオリフィスを有し、前記カムにはバ ネが装着され、前記開位置と前記ホームポジションとの間で回転でき、前記ホー ムポジションでは、前記唇部は前記受け取りオリフィス内に受け取られ、設定上 方力が前記ビンディングプレートにかかるまで前記ホームポジションから前記ビ ンディングプレートが移動するのを防止し、開位置では、前記カムにかかる前記 唇部の下方向力によって、カムをホームポジションに回転するようにしたことを 特徴とするスポーツボードアセンブリ。 25.請求項16に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、該スポーツボ ードアセンブリは、さらに、前記ビンディングプレートと前記取付プレート間に 伸延し、そして実質的に前記ビンディングプレートと前記取付プレートを取り囲 む保護カバーを具備することを特徴とするスポーツボードアセンブリ。 26.スポーツボードと、 ビンディングプレートをブーツに取り付ける手段を含むビンディングプレート と、 取付プレートを前記板に取り付ける手段を有する取付プレートと、 第1のヒンジアームと第2のヒンジアームを具備し、該第1のヒンジアームは 、前記第1の回転軸まわりに前記取付プレートに回転自在に連結されている第1 の端部と、前記第2の回転軸まわりに前記ビンディングプレートに回転自在に連 結されている第2の端部を有し、前記第2のヒンジアームは、前記第1の回転軸 まわりに前記取付プレートに回転自在に連結されている第1の端部と、前記第2 の回転軸まわりに前記ビンディングプレートに回転自在に連結されている第2の 端部を有する第1のヒンジアセンブリと、 第1のヒンジアームと第2のヒンジアームを具備し、該第1のヒンジアームは 、 前記第1の回転軸まわりに前記ビンディングプレートに回転自在に連結されてい る第1の端部と、前記第2の回転軸まわりに前記取付プレートに回転自在に連結 されている第2の端部を有し、該第2のヒンジアームは、前記第1の回転軸まわ りに前記ビンディングプレートに回転自在に連結されている第1の端部と、前記 第2の回転軸まわりに前記取付プレートに回転自在に連結されている第2の端部 を有する第2のヒンジアセンブリとを具備し、 ホームポジションと第1の回転位置との間で、前記第1の回転軸まわりに前記 ビンディングプレートを回転することができ、かつ、前記ホームポジションと第 2の回転位置との間で第2の回転軸のまわりで前記ビンディングプレートを回転 することができるようにし、かつ、 前記第1及び第2のヒンジアセンブリが、さらに、前記第1及び第2の回転軸 が実質的に互いにかつ前記板に対して平行になるように形成されていることを特 徴とするライダーのブーツに取り付けられるスポーツボードアセンブリ。 27.請求項26に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、ヒンジアーム は約10mmより狭い幅を有することを特徴とするスポーツボードアセンブリ。 28.請求項26に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、ヒンジアーム は約3mmより狭い幅を有することを特徴とするスポーツボードアセンブリ。 29.請求項26に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記ビンディ ングプレートは底面を有すると共に前記取付プレートは頂面を有し、前記ビンデ ィングプレートがホームポジションにあるとき、前記ビンディングプレートの底 面は実質的に前記取付プレートの頂面に接触しており、かつ、前記ビンディング プレートの底面と前記取付プレートの頂面は低摩擦材料からなることを特徴とす るスポーツボードアセンブリ。 30.請求項29に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記ビンディ ングプレートの底面と前記取付プレートの頂面はアセチル共重合体からなること を特徴とするスポーツボードアセンブリ。 31.請求項29に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記ビンディ ングプレートの底面と前記取付プレートの頂面は高密度ポリエチレンからなるこ とを特徴とするスポーツボードアセンブリ。 32.請求項29に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記ビンディ ングプレートの底面と前記取付プレートの頂面はテフロンを含む材料からなるこ とを特徴とするスポーツボードアセンブリ。 33.請求項29に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記ビンディ ングプレートの底面と前記取付プレートの頂面はナイロンからなることを特徴と するスポーツボードアセンブリ。 34.請求項26に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記ビンディ ングプレートは底面を有すると共に前記取付プレートは頂面を有し、前記ビンデ ィングプレートの底面は前記回転軸の少なくとも一方と一般に平行に伸延する中 心線から上方向に傾斜するように形成されると共に前記取付プレートの頂面は前 記中心線から下方向に傾斜するように形成されることによって、前記取付プレー トと前記ビンディングプレートとの間にくさびを形成し、前記ビンディングプレ ートが前記回転位置の一つからホームポジションに回転してきた際、前記ビンデ ィングプレートと前記取付プレートの間から雪等の夾雑物を押し出すようにした ことを特徴とするスポーツボードアセンブリ。 35.請求項34に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記取付プレ ートを前記板に取り付ける手段は、周辺部をフランジに形成した円盤と、前記取 付プレート内に形成された取り付けオリフィスとを具備し、該取り付けオリフィ スは、前記円盤のフランジを受ける凹状周辺部を有し、前記円盤と凹状周辺部は 、前記円盤を前記板に取り付けられると、前記取付プレートに対する前記円盤の 回転は防止され、前記手段は、さらに、前記円盤をカバーするために前記取り付 けオリフィスに取り付けられるキャップを具備することを特徴とするスポーツボ ードアセンブリ。 36.請求項26に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記第1及び 第2のヒンジアセンブリは、さらに、前記取付プレートに形成されたヒンジ取付 部と前記ビンディングプレートを具備し、前記ヒンジ取付部は前記ヒンジアーム の端部に回転自在に取り付けられるように形成され、前記ヒンジ取付部は、前記 ビンディングプレートがホームポジションにあるときは前記第1のヒンジアセン ブリの前記第1のヒンジアームが実質的に前記第2のヒンジアセンブリの前記第 1のヒンジアームに接触し、前記第1のヒンジアセンブリの前記第2のヒンジア ームが実質的に前記第2のヒンジアセンブリの前記第2のヒンジアームに接触す るように配置されていることを特徴とするスポーツボードアセンブリ。 37.請求項36に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、各ヒンジ取付 部は、前記ヒンジアームに近接して該ヒンジアームが取り付けられるヒンジ側部 を有すると共に反対側に開側部を有し、前記各ヒンジ取付部は、前記ヒンジ軸に 向けて半径方向に内部に向けて外形が形成され、かつ、前記外形は前記ヒンジ側 部から前記開側部に向けて伸延することを特徴とするスポーツボードアセンブリ 。 38.請求項26に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記スポーツ ボードアセンブリは、前記ビンディングプレートが前記回転軸の少なくとも1つ のまわりに回転するのを防止する固定装置を具備することを特徴とするスポーツ ボードアセンブリ。 39.請求項38に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記固定装置 は前記取付プレートに固定される鋼製ケーブルと前記ビンディングプレートに取 り付けられる中心越えラッチを具備し、前記中心越えラッチは前記鋼製ケーブル を受けると共に、前記スポーツボードアセンブリの操作中は前記鋼製ケーブルと の固定係合を保持するように形成されていることを特徴とするスポーツボードア センブリ。 40.請求項38に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記固定装置 は前記取付板に取り付けられる帯を具備し、該帯は、前記帯の先部に取り付けら れる第1の掛け金要素と、それと対をなし前記ビンディングプレートに取り付け られる掛け金要素を有し、前記掛け金が相互に係合状態に置かれたとき、前記帯 は前記回転軸の1つまわりの前記ビンディングプレートの回転運動を防止できる ようにしたことを特徴とするスポーツボードアセンブリ。 41.請求項26に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記スポーツ ボードアセンブリは、さらに、 前記ビンディングプレートの上面に形成された凹部内に配置されるレバーと、 前記ビンディングプレートと前記スポーツボードとの間に配置される固定用脚 部と、 前記レバーと前記固定用脚部を連結し、前記取付プレートを通して伸延する軸 と、 前記第1及び第2のヒンジアセンブリの前記ヒンジアームの一つに設けられた 凹部とを具備し、 前記レバーは固定位置と開位置を有し、前記固定位置において、前記固定用脚 部が前記凹部内に突出し、少なくとも前記回転軸の一つに沿った前記ビンディン グプレートの回転を阻止でき、前記開位置において、前記固定用脚部は前記凹部 との係合から解除されることを特徴とするスポーツボードアセンブリ。 42.請求項26に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記スポーツ ボードアセンブリは、さらに、設定上方力が前記ビンディングプレートに生じる までは、前記ビンディングプレートが前記回転軸の少なくとも一つのまわりに回 転するのを防止する安全機構を具備し、該安全機構は、 前記ビンディングプレートに連結される唇部と、前記スポーツボードに連結さ れるカムを具備し、 前記カムは、前記唇部に係合する受け取りオリフィスを有し、前記カムにはバ ネが装着され、前記開位置と前記ホームポジションとの間で回転でき、前記ホー ムポジションでは、前記唇部は前記受け取りオリフィス内に受け取られ、設定上 方力が前記ビンディングプレートにかかるまで前記ホームポジションから前記ビ ンディングプレートが移動するのを防止し、開位置では、前記カムにかかる前記 唇部の下方向力によって、カムをホームポジションに回転するようにしたことを 特徴とするスポーツボードアセンブリ。 43.請求項26に記載のスポーツボードアセンブリにおいて、前記スポーツ ボードアセンブリは、さらに、前記ビンディングプレートと前記取付プレート間 に伸延し、そして実質的に前記ビンディングプレートと前記取付プレートを取り 囲む保護カバーを具備することを特徴とするスポーツボードアセンブリ。
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