JP2000510881A - 汗及び他の身体発散物質を吸収するための微小気孔ポリオレフィンの使用 - Google Patents
汗及び他の身体発散物質を吸収するための微小気孔ポリオレフィンの使用Info
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Abstract
(57)【要約】
微小気孔状の、充填されたポリオレフィンを主成分とし、基本的に、超高分子ポリオレフィン、充填剤及び軟化剤の均質な混合物から成る材料の、汗及び他の身体発散物質の吸収への利用が記述される。この材料は、好ましくは、抗菌性もしくは抗カビ性の剤にて処理され、靴や衣類などにおいて臭気が発生することを防止するのに適合している。中敷の形で使用し、中空室(複数)を形成するように中敷の長手軸線方向と直角に延在するリブを中敷に形成することが特に好適である。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の名称]
汗及び他の身体発散物質を吸収するための微小気孔ポリオレフィンの使用
本発明は、汗その他の身体発散物質を吸収し且つ臭気の発生を回避するための
微小気孔充填ポリオレフィン基材料の使用に関する。
生物特にヒトは、不快な臭気の発生に至る汗及び他の身体発散物質を分泌する
。その典型的な例は、靴その他の履物の不快な臭気の発生に至る周知の汗性の足
(あぶら足)である。同様の問題は、他の身体部分及びこれらの身体部分をおお
う衣類にも生ずる。
身体の臭気の防止又は低減をもたらす物質についての提案は、これまでになさ
れなかったわけではない。例えばWO88/0376により、紙フリース、繊維
フリース、フエルト、セルロース、セルロースフリース、羊毛もしくは木毛織物
及び薄手の非透水性の外層から成る皮膚にやさしい吸収層を含む肌着もしくは着
衣用の汗(吸収)シート材が知られている。ここに、吸収層は微小のカプセルに
封入された芳香物質及び/又は微小カプセルに封入された汗の分解をする及び/
又は汗の生成を抑制する作用物質を含んでいる。更に、DD−PS230419
号により、織物並びに抗菌性及び/又は臭気改善性(芳香化性)の手段と押出成
形ポリオレフィンフォームとの結合物から成る靴の中敷が知られている。この中
敷の一方又は両方の面には、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂、レファ(Lefa)
又は他の圧縮したポリオレフィンフォームから成るコンパクトな可撓性の阻止層
があり、この阻止層は、押出成形ポリオレフィンフォームと熱結合されている。
また、DE−A−3306843号により、液不透過性の背面層を一体的に備え
ると共に、その上に配された吸収剤と、この吸収剤上に配された液透過性の層と
を備えている、吸収性の物品も知られている。背面層は、多孔性、蒸気透過性且
つ液不透過性のフィルムから成り、このフィルムは、ポリオレフィン樹脂100
重量部、充填剤粒子28〜200重量部並びに液状ないしワックス状の炭化水素
ポリマーもしくは液状ゴムを10〜70重量%混合して得た混合物を成形してフ
ィルムとすることにより作製される。このフィルムは、フィルム中に微小気孔を
形成するために少なくとも一の表面方向において最初の寸法の1.2倍に延伸さ
れる。この吸収性の物品は、特に使い捨ておむつ又は婦人用の下着に用いられる
。
驚くべきことに、以前から蓄電器及びバッテリーのセパレーターとして用いら
れていた材料が、汗その他の身体発散物質による不快な臭気の防止に特に適合し
ていることが見出された。
本発明は、これに対応して、汗及び他の身体発散物質を吸収するための、微小
気孔状であり、充填された(充填剤を含有する)ポリオレフィンを主成分とし、
分子量(重量平均)が少なくとも300,000、標準負荷メルトインデックス
が基本的に0、低減された粘度が4.0以上であるポリオレフィン8〜100容
量%、充填剤1〜92容量%及び軟化剤1〜40容量%の均質な混合物から本質
上成る材料の使用を提供する。
本発明は更に、微小気孔状の充填されたホリオレフィンを含有するか又はそれ
より成る前記材料を使用する靴、衣類、下張り、被覆、中敷又はその部分も提供
する。
本発明の好ましい実施形態及び利点は、以下の説明並びに従属項から明らかと
される。
本発明に従って用いられる材料は、多くの用途に適合しており、これらの用途
に従った構成とすることができるが、現在のところ、その主要な用途は、靴のよ
うな履物の特に靴底ないし中敷である。そのため、以下に本発明は、主にこの好
ましい実施の形態について説明されるが、これによって本発明か限定されるわけ
ではない。
前述したように、微小気孔状の充填ポリオレフィンを主成分とする、本発明に
おいて使用される材料は、以前からバッテリーのセパレーター用材料として知ら
れており、米国特許US−PS3351495号及びこれに対応するドイツ特許
DE−AS1496123号に詳述されている。これらの公報の開示にはこれを
もって明確に参照がなされる。ポリオレフィンとは、超高分子ポリオレフィン特
に超高分子ポリエチレンである。このポリオレフィンの重量平均分子量は、少な
くとも300,000、特に少なくとも1,000,000とりわけ約4〜7×
106である。ポリオレフィンの標準負荷メルトインデックスは基本的に0、即
ち0.1より小さく、特に0.01より小さい。ポリオレフィンの低減された粘
度は、4.0より大きく、特に10より大、とりわけ15より大である。標準負
荷メルトインデックス及び低減された粘度の規定については、前出のUS−PS
3351495及びDE−AS1496123号を参照されたい。これらの公報
に記載されているように、ポリオレフィン混合物を用いても良い。ポリエチレン
以外では、特に、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリスチレン、エチレン−プロ
ピレンコポリマー、エチレン−ヘキシレンコポリマー、エチレン−ブテンコポリ
マー、プロピレン−ブテンコポリマー、エチレン−プロピレン−ブテンコポリマ
ー、又は、エチレンもしくはプロピレンとエチレン不飽和結合を有するモノカル
ボン酸即ちアクリル酸、メタクリル酸もしくはその混合物とのコポリマーが適切
である。
適切な充填剤及び軟化剤には、当業界において周知の物質を使用して良い。こ
れについては、前出のUS−PS3351495号及びDE−AS149612
3号を参照されたい。充填剤としては、微粒子二酸化ケイ素(ケイ酸)が好まし
い。充填剤の平均粒径(直径は)、0.01〜約20μmであり、充填剤の表面積
は、30〜950m2/gの範囲にあり、特に少なくとも100m2/gである。
本発明に従って用いられる材料は、軟化剤として、特に、水に不溶の油、とり
わけプロセスオイルを含有する。
均質な混合物の好ましい量比は、ポリオレフィン15〜60容量%特に30〜
45容量%、充填剤35〜80容量%特に50〜65容量%並びに軟化剤1〜1
0容量%である。
本発明に従って使用される材料は、前記の各成分の他に、慣用される添加物、
例えば抗酸化剤(通常は0.1〜1%)、潤滑剤(通常は0.1〜1%)、静電気防
止剤、顔料、色素、導電性カーボンブラック、安定化剤、光保護剤その他を含有
していても良い。
本発明の好ましい実施形態によれば、本発明に従って使用される材料は、抗菌
剤及び/又は防カビ剤により処理されてもよい。これらの剤は、任意の形態で適
用してよい。有利には、これらの剤は水溶液として噴射もしくは塗布される。適
用される量は、本発明に従って使用される材料の用途によって定まり、通常は、
凡そ、1〜10g/m2、特に約5g/m2(表面積)である。界面活性剤(テン
シド)を併用すると有利なことが確かめられている。このものは、湿潤従って表
面上への一様な分布を助長することによって材料の吸収性並びにそれにより臭気
の有効な抑制に大きく寄与する。特に好ましいのは、組成R−O−R1のテンシ
ドであり、ここにRは、炭素原子数が6〜50の、分枝を有するかもしくは直鎖
状の、置換基を有するかもしくは有しないアルキル基、アルケニキル基もしくは
アルキニル基であり、R1は、オキシアルキル基、グリセリンオキシアルキルも
しくはソルビタンオキシアルキル基であり、オキシアルキル化度は、2〜80で
ある。本発明において特に適合しているのは、式R−O−(C2H4O)x−(C3
H6O)y−Hを有するテンシドであり、式中Rは、C12H25ないしC12H37基、
xは8、yは6〜10である。このテンシドはPLURAFAC(登録商標)L
F700としてBASF社から市販されている。
靴において使用するのに特に適した組成は、イソプロピルアルコール水溶液中
の上記テンシド25〜35重量%(テンシド28重量%、イソプロパノール40
重量%、水32重量%)、はっか油1.5〜2.5重量%、硫酸亜鉛0.5〜1
.5重量%、次亜鉛素酸ナトリウム3〜5重量%、しょうのう(カンファー)2
〜5重量%、残量水、から成る組成である。
本発明による材料は、好ましくは、US−PS3351495号及びDE−A
S1496123号に記載された仕方で、特に押出し成形とそれに続く抽出とに
よって製造される(EP0425784B1も参照)。この場合において、本発明
による材料は、帯材の形で押出成形され、次に所望の形状に切断される。抗菌剤
又は抗カビ剤の溶液の噴射又は塗布は、帯材の抽出の後もしくはそれを所望の形
状に切断した後にも行うことができる。押出し、抽出及びそれによって影響され
る多孔性(気孔度)の詳細については、前出の各特許を参照されたい。
本発明に従って使用する材料は、直径が1μm特に0.5μmよりも小さい微
小気孔を有している。気孔の50%よりも多くが、0.5μm以下の直径を有す
ることが好ましい。気孔の平均径が0.10ないし0.15μmの材料が特に適
切であることが確かめられている。気孔容積(気孔率)は、有利には、少なくと
も50%、特に少なくとも55%、例えば57〜65%であるが、70%までか
又は80%としてもよい。
靴の材料特に靴底の中敷として使用する場合、帯材は、本発明に従って使用す
る材料と同一又は異種の材料から成るリブを少なくとも一面に備えるようにする
。有利には、互いに平行に延在するリブでは、互いに対し3〜4mmの問隔に形
成する。しかしリブはジグザグ状又は波形に形成してもよい。靴底の中敷に使用
する場合、これらのリブは、中敷の長手方向に対し直角に形成する。ジグザグ状
もしくは波形のリブの場合、中敷の長手方向と直角の方向において、ジグザグ形
又は波形の0.5〜5周期分が一般に存在する。リブは、帯材の機械的特性を改
善するだけでなく、特に中敷と基底部との間に1枚の中敷が存在する場合、通気
性も良くする。本発明に従って使用する材料の多孔性と、リブによって形成され
る通気された中空室(複数)との共働によって、海綿効果が避けられるため、身
体発散物質は、おそらくはリブの問で乾燥する。更に、断熱作用をもたらす空気
層が形成されるため、寒冷時には足部が暖かく、また高温時には涼しく感じる。
本発明に従って使用される材料が、帯材の形で使用される場合には、帯材の厚
さは、約0.025〜1.5mm、特に0.2〜1mm、とりわけ0.3〜0.
8mm(例えば約0.5mm)である。リブの高さは、帯材の厚み、所望の用途
並びに所望の機械的安定性に依存する。中敷として使用する場合の材料(帯材及
びリブ)の全厚は、通常約2mmである。
明らかなように、本発明に従って使用する材料は、汗又は他の身体発散物質が
発生すると思われるどんな場所にも使用できる。特に好ましい用途は、靴、衣類
、内張り(ヒト及び動物)、被覆(例えば動物を収容もしくは移送するための犬子
屋もしくは同種の入れものの内張り)である。本発明に従って使用される材料の
形状は、各々の用途に適応させることができる。着衣に使用する場合には、着衣
に取外し自在もしくは交換可能に組込むことのできる小形のクッシヨンなどとす
ることが考えられる。もちろん、多くの用途にとっては、必要に応じて片面又は
両面にリブを備えた前述した帯状もしくは湾曲した形状の材料とすることがもち
ろん好ましい。
[実施例]
US−PS3351495号及びDE−AS1496123号に記載されたよ
うにして、押出しとそれぞれに続く抽出とによって帯材を作製した。得られた生
成物は、二酸化ケイ素51容量%、平均分子量が5.6×104の超高分子ポリ
エチレン40容量%、カーボンブラック(充填剤)2.5容量%及び抗酸化剤0
.5容量%の組成を有していた。残量の軟化剤(プロセスオイル)は6容積%で
あった。適切なロールの使用によって、約3mmの間隔に互いに平行に形成され
るリブが、帯材の一側に形成された。帯材の厚みは約0.5mm、リブの高さは
約1.5mmであった。
このようにして製造された生成物の平均気孔径は、水銀気孔計によって、0.
125μmと規定された。気孔容積(気孔率)は約64%であった。
この帯材から、中敷を打抜き、界面活性剤、はっか油、硫酸亜鉛、次亜塩素酸
ナトリウム、しょうのう及び水から成る前記組成の溶液にてスプレーした。この
スプレーには、前記水溶液約5g/m2を使用した。
このようにして作製した中敷を、比較的長期に亘って、30人の人が試用した
。全ての人は、この中敷を着用した際に臭気の発生が全くないか高度に抑制され
たとする点で一致した。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】平成10年5月8日(1998.5.8)
【補正内容】
請求の範囲
1. 汗及び他の身体発散物質を吸収するための、微小気孔状であり充填剤を含
有するポリオレフィンを主成分とし、分子量(重量平均)が少なくとも300,
000、ASTM−D−1278−57T(条件E)により測定した標準負荷メ
ルトインデックスが0、130℃、100gデカリン中ポリオレフィン0.02
g溶液中の低減された粘度が4.0以上であるポリオレフィン8〜100容量%
、充填剤としての微粒子状二酸化ケイ素1〜92容量%及び軟化剤1〜40容量
%の均質な混合物から成り、直径で1μmより小さい気孔サイズを有する材料の
使用。
2. 前記材料がポリオレフィン15〜60容量%、充填剤35〜80容量%及
び軟化剤1〜10容量%から成る請求の範囲第1項に記載の使用。
3. ポリオレフィンが、ポリエチレン、特に超高分子ポリエチレンである請求
の範囲第1項又は2項記載の使用。
4. 前記材料の気孔の50%より多くが0.5μm以下の直径を有する請求の
範囲第1〜3項のいずれか一に記載の使用。
5. 前記材料の気孔容積が少なくとも50%である請求の範囲第1〜4項のい
ずれか一に記載の使用。
6. 軟化剤がプロセスオイルである請求の範囲第1〜5項のいずれか一に記載
の使用。
7. 前記材料が帯状もしくは湾曲した材料又はこれから切出した成形体部分で
ある請求の範囲第1〜6項のいずれか一に記載の使用。
8. 帯状もしくは湾曲した前記材料が互いに平行に延在するリブを少なくとも
その一側に有する請求の範囲第7項に記載の使用。
9. 前記材料を抗菌性及び/又は抗カビ性の剤で処理した請求の範囲第1〜8
項のいずれか一に記載の使用。
10. 式R−O−R1の界面活性剤(式中Rは、炭素原子数が6〜50である、
分枝状もしくは直鎖状の、置換基を有するか又は有しないアルキル基、アルケニ
ル基もしくはアルキニル基であり、R1は、オキシアルキル基、グリセリンオキ
シアルキル基又はソルビタンオキシアルキル基である)、はっか油、硫酸亜鉛、
次
亜塩素酸ナトリウム、しょうのう、水及び必要ならば少量の有機溶剤から成る組
成にて前記材料を処理した請求の範囲第9項記載の使用。
11.靴、衣類、下張り、被覆、中敷その他の物品中において汗及び他の身体発
散物質を吸収するために前記材料を使用する請求の範囲第1〜10項のいずれか
一に記載の使用。
12. 請求の範囲第1〜10項のいずれか一に記載の材料を含有するか又はそ
れより成る靴、衣類、下張り、被覆、中敷又はそれらの部分。
13. 靴の靴底又は中敷である請求の範囲第12項記載の部分。
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フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
//(C08L 23/00
91:00)
(C08L 23/04
91:00)
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S
D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ
,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU
,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,
CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G
B,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE,KG
,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,
LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N
O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG
,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,
US,UZ,VN,YU
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 汗及び他の身体発散物質を吸収するための、微小気孔状であり、充填剤を 含有するポリオレフィンを主成分とし、分子量が少なくとも300,000、標 準負荷メルトインデックスが基本的に0、低減された粘度が4.0以上であるポ リオレフィン8〜100容量%、充填剤1〜92容量%及び軟化剤1〜40容量 %から成る材料の使用。 2. 前記材料がポリオレフィン15〜60容量%、充填剤35〜80容量%及 び軟化剤1〜10容量%から基本的に成る請求の範囲第1項に記載の使用。 3. ポリオレフィンが、ポリエチレン、特に超高分子ポリエチレンである請求 の範囲第1項又は2項記載の使用。 4. 前記材料の気孔径(直径)が1μmより小さい請求の範囲第1〜3項のい ずれか一に記載の使用。 5. 前記材料の気孔の50%より多くが0.5μm以下の直径を有する請求の 範囲第4項記載の使用。 6. 前記材料の気孔容積が少なくとも50%である請求の範囲第4項又は第5 項に記載の使用。 7. 前記充填剤が微粒子状二酸化ケイ素である請求の範囲第1〜6項のいずれ か一に記載の使用。 8. 軟化剤がプロセスオイルである請求の範囲第1〜7項のいずれか一に記載 の使用。 9. 前記材料が帯状もしくは湾曲した材料又はこれから切出した成形体部分で ある請求の範囲第1〜8項のいずれか一に記載の使用。 10. 帯状もしくは湾曲した前記材料が互いに平行に延在するリブを少なくと もその一側に有する請求の範囲第9項に記載の使用。 11. 前記材料を抗菌性及び/又は抗カビ性の剤で処理した請求の範囲第1〜 10項のいずれか一に記載の使用。 12. 式R−O−R1の界面活性剤(式中Rは、炭素原子数が6〜50である、 分枝状もしくは直鎖状の、置換基を有するか又は有しないアルキル基、アルケニ ル基もしくはアルキニル基であり、R1は、オキシアルキル基、グリセリンオキ シアルキル基又はソルビタンオキシアルキル基である)、はっか油、硫酸亜鉛、 次亜塩素酸ナトリウム、しょうのう、水及び必要ならば少量の有機溶剤から成る 組成にて前記材料を処理した請求の範囲第11項記載の使用。 13.靴、衣類、下張り、被覆、中敷その他の物品中において汗及び他の身体発 散物質を吸収するために前記材料を使用する請求の範囲第1〜12項のいずれか 一に記載の使用。 14. 請求の範囲第1〜12項のいずれか一に記載の材料を含有するか又はそ れより成る靴、衣類、下張り、被覆、中敷又はそれらの部分。 15. 靴の靴底又は中敷である請求の範囲第14項記載の部分。
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