JP2000510667A - Cdma通信装置によって発生されたam干渉を低減するシステム及び方法 - Google Patents

Cdma通信装置によって発生されたam干渉を低減するシステム及び方法

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Abstract

(57)【要約】 CDMAユーザー通信装置(10)の近傍で動作している敏感な電子装置(例えば、補聴器)によって感知される干渉を低減するシステム及び方法。通信装置(10)の送信器(56)は、可変データ速度がどのようなものであれ信号パワーをフル速度・パワー・レベルで実質的に継続して伝送するように構成される。そのように構成されない場合、送信器(56)は可変データ速度で動作するであろう。第1の実施例では、送信器内の可変速度ボコーダ(16)が、ユーザー音声の瞬間レベルがどのようなものであれフル速度のボコーダ処理を実行するように命令される。第2の実施例では、マイクロプロセッサ(18)は、ボコーダ(16)によって発生された符号シンボルの反復バージョンを使用してフル速度・フレームを作成する。第3の実施例では、マイクロプロセッサ(18)は、非フルフレームを充填するために所定パターンの信号ビットを発生することによってフル(全)速度・フレームを作成する。

Description

【発明の詳細な説明】 CDMA通信装置によって発生されたAM干渉を低減するシステム及び方法 発明の背景 I.発明の分野 本発明は、一般的にはデータがユーザー通信装置によって伝送される通信シス テムに関する。さらに具体的には、本発明はコード分割多重アクセス(CDMA )通信装置によって発生された干渉を低減する新規なシステム及び方法に向けら れている。 II.関連技術の説明 コード分割多重アクセス(CDMA)システムで可変速度符号化手法を使用す ると、固定速度符号化手法と比較して音声又は他のデータを表すのに使用される 情報の量を低減することができる。例えば、可変速度ボコーダ処理手法を使用す ることによって、音声・レベルが低いときに伝送される情報ビットは少なくなる 。「モバイル局−デュアル・モード広帯域スペクトル拡散セルラ・システムのた めの基地局互換性標準」(Mobile Station-Base Station Compatibility Standa rd for Dual-Mode Wideband Spread Spectrum Cellular System)と題するアメ リカ電気通信工業会(TIA)/アメリカ電子工業会(EIA)の暫定標準IS −95A(Telecommunications Industry Association(TIA)/Electronic Indu stries Association(EIA)Interim Standard IS-95A)に説明されているような CDMA通信システムでは、可変速度符号化音声(voice)又はデータは、固定持 続時間のフレームを使用して通信ユニットによって伝送される。最大速度よりも 小さいデータ速度の場合、フレームで使用できる余分のスペースは信号ビット( もしあれば)を搬送することができるか、通信ユニットが例えば音声データ同時 サービス・オプションを利用している場合、二次トラフィック・ビットを搬送す ることができる。しかし、フレーム全体を埋めるのに十分なビットが一次トラフ ィックと信号又は二次トラフィックとの間にない場合、フレーム中の残りのブラ ンク・スペースが擬似ランダム(pseudo-randomly)方式で伝送されるビット の中に分散されてよく、その結果、データの「バースト」がフレームを通して間 欠的に伝送される。このブランク・スペースの間、送信器はゲート・オフされる 。 他方、低速度符号化音声又は他のデータの場合、送信器をオフにする代わりに 、情報ビットはフレームを満たすために必要なだけ反復されてよい。そのような 場合、送信器のパワーはバッテリーの寿命とシステム能力を節約するために典型 的には低減される。なぜなら、フレーム中のデータ冗長性によって、より低い信 号対雑音比で受信成功の満足的な確率が得られるからである。 理解できるように、可変速度伝送手法を使用すると、各フレームの間にCDM A送信器の伝送パワー・レベルに顕著な変動が起こる。パワー・レベルの変動は 、反復されるビットの場合には単なる減少となるか、フレームを通しての擬似ラ ンダム・バースト分散の場合にはターン・オフになるかもしれない。加入者局の 伝送パワーにおけるこの変動は、近くの電子機器の動作に干渉を起こすことがで きる伝送信号を発生する。この変動は伝送されるRFエネルギーの振幅を変調す るので、そのような伝送パワー変動によって引き起こされる干渉は、ここでは「 振幅変調干渉」又は単に「AM干渉」と呼ばれる。多くの電子装置(例えば、補 聴器)はAM検波器のように動作する傾向があり、伝送された信号の振幅を変動 させる送信器の存在下では、動作中に干渉を起こすことが発見された。 従って、電子装置との潜在的干渉を最小にするCDMA通信システム用の伝送 方式が必要である。 発明の要約 本発明は、CDMAユーザー通信装置の近くで動作している敏感な電子装置( 例えば、補聴器)によって感知される干渉を低減するシステム及び方法に向けら れている。前述したように、CDMA通信システムでは、可変速度のデータ伝送 はあるレベルのAM干渉を生じる可能性がある。本発明の種々の実施例はそのよ うな干渉を実質的に減少又は除去するように設計される。本発明は、システム・ ユーザーが公称的に(nominally)データを可変速度で伝送するCDMA通信シス テム(例えば、セルラ、モバイル、無線ローカル・ループ、PCS、及び衛星 アプリケーション)での実施に特に適している。 本発明では、干渉低減モード信号が、許可された難聴ユーザーに関連したCD MA通信装置のコントローラ(制御器)へ与えられる。そのような許可は、典型 的に、例えば電子補聴器のような機器を装備した難聴ユーザーへ拡張される。干 渉低減モード信号に応答して、通信装置の送信器は可変データ速度がどのような ものであれフル(全)速度(full-rate)・パワー・レベルのRFエネルギーを実 質的に継続して伝送するように構成される。そのように構成されない場合、送信 器はユーザー・音声活動の瞬間レベル又は送信器に与えられつつある非音声デー タのデータ速度に起因して可変データ速度で動作するであろう。 CDMA通信装置は、定数伝送モード信号に応答して実質的に継続した伝送を 行うように多くの異なった方式で構成されてよい。可変速度符号化音声に適用可 能な本発明の第1の実施例では、送信器内の可変速度ボコーダは、ユーザー音声 活動の瞬間レベルがどのようなものであれ、フル速度で音声データを符号化する ことに向けられる。継続的なフル速度のボコーダ処理を実行することによって、 可変速度ボコーダは各フレームを満たすのに十分なビットを発生し、その結果、 フル速度・フレームが継続的に伝送される。フル速度・フレームを継続的に伝送 することによって、通信装置は、可変速度ボコーダ音声の伝送に通常関連するA M干渉の発生を防止する。 可変速度符号化音声及び非音声データの双方に適用可能な本発明の第2の実施 例では、送信器内のコントローラはフルフレーム(full frames)を発生する。非 フル(non-full)速度・データがコントローラに与えられたとき、コントローラは 非フル速度・データの反復バージョンから構成されるフルフレームを発生する。 しかし、反復データを含むフレームの各々は、フル速度・パワー・レベルで伝送 される。伝送パワー・レベルはフレーム内のデータ冗長量に応答して低減されな い。フルフレームをフル速度・パワー・レベルで継続的に伝送することによって 、通信装置は可変速度ボコーダ処理音声及び非ボコーダ処理データの伝送に通常 関連するAM干渉の発生を防止する。 可変速度符号化音声及び非音声データの双方に適用可能な本発明の第3の実施 例では、通信装置内のコントローラは伝送のためにデータのフル速度・フレーム のみを作成する。一次トラフィックと信号及び二次トラフィックの間のフレーム を満たすのに十分なビットが存在しない場合、コントローラは、フル速度・フレ ームを満たすために固有パターンの信号トラフィック(signaling traffic)でフ レームを充填する。この実施例では、基地局は信号トラフィックの固有パターン を認識し、受信と同時にそれを廃棄する。フル速度・フレームを継続的に伝送す ることによって、通信装置は、可変速度ボコーダ処理音声及び非ボコーダ処理デ ータの伝送に通常関連するAM干渉の発生を防止する。 注意すべきは、これまで説明した実施例の各々では、本発明は特定のフレーム 長又は多重フォーマットに限定されないことである。例えば、本発明の教示は、 IS−95Aの9.6kbpsサービス・オプション多重フォーマットに適用で きるように、「個人局−1.8から2.0Ghzまでのコード分割多重アクセス (CDMA)個人通信システムのための基地局互換性要件」(Personal Station -Base Station Compatibility Requirement for 1.8 to 2.0 Ghz Code Division Multiple Access(CDMA)Personal Communications Systems)と題するANS I J−STD−008の14.4kbpsサービス・オプション多重フォーマ ットに等しく適用できる。 選択された有資格のユーザー(例えば、難聴ユーザー)に関連するCDMA通 信ユニットのみが、本発明によって想定される干渉低減伝送のタイプに係わるよ うに保証する手段として、多数の許可方式を導入することができる。例えば、有 資格の難聴ユーザーのみが、干渉低減モード動作承認付きCDMA通信ユニット の購入を許されるようにすることができる。他方では、有資格の難聴ユーザーは 、干渉低減モード動作が可能なCDMA通信ユニットを購入した後で、そのセル ラ・サービス・プロバイダから許可を得ることができる。さらに、干渉低減モー ド動作は、一度許可されると、通信装置のデータポート・プログラミング又は放 送サービス・プログラミングのいずれかによって活動化することができる。 図面の簡単な説明 本発明の特徴、目的、及び利点は、図面と組み合わせて以下の詳細な説明を参 照することによって明らかとなるであろう。図面では、同様な参照番号が図面を 通して対応的に識別される。 図1は、本発明に従って干渉低減モード動作のために配置されたCDMAトラ ンシーバの例示的送信器部分を示すブロック図である。 図2a〜図2hは、各種のデータ速度及びタイプのためのフレーム多重オプシ ョン・フォーマットを示す一連の図である。 図3は、図1のCRC及び末尾ビット生成器の例示的回路実施を示す図である 。 図4a〜図4eは、データ・フレームをフォーマットするプロセスを示す一連 のフローチャートである。 図5a〜図5dは、それぞれ9.6、4.8、2.4、及び1.2kbpsの 伝送データ速度に対するインタリーバ配列における符号シンボルの順序を一連の チャートで示したものである。 図6a〜図6cは、各エンコーダ(encoder)・シンボル・グループに対応する ウォルシュ・シンボルを示す一連のチャートである。 図7は、図1の長コード発生器を示すブロック図である。 図8a〜図8cは、各種のチャンネル・タイプに対する長コード・マスクを示 す一連の図である。 図9は、図1のデジタル・フィルタの周波数応答を示すグラフである。 図10a〜図10dは、各種のデータ速度に対するフレーム内のデータ配置を 示す一連の図であり、図10eは、フレーム内でデータ位置を決定するのに使用 されるデータを示す図である。及び 図11は、本発明の干渉低減モードで動作することのできる通信システムの選択 部分を示すブロック図である。 発明の詳細な説明 I.例示的なCDMA伝送システムの概要 ここでは図面を参照すると、図1は、CDMA通信装置トランシーバの送信部 分10の例示的な実施例を示す。本発明によって意図される干渉低減モードに従 ったCDMAトランシーバの動作は、第11項に後述される。本発明が、無線ロ ーカルループ、PCS、および衛星システムなどの非セルラ用途におけるCDM Aトランシーバに適用できることに注意する必要がある。ただし、説明の目的の ため、セルラ移動局トランシーバに言及することで十分だろう。 CDMAセルラ通信システムでは、セル基地局から移動局に情報を送信するた めには、順方向CDMAチャンネルが使用される。逆に、逆方向CDMAチャン ネルは、移動局からセル基地局に情報を送信するために使用される。移動局から の信号の通信は、アクセスチャンネルまたはトラフィックチャンネル通信という 形で特徴付けられることがある。アクセスチャンネルは、発呼、ページへの応答 、および登録などの短いシグナリングメッセージに使用される。トラフィックチ ャンネルは、(1)一次トラフィック、通常ユーザー音声データ、または(2) 二次トラフィック、通常ユーザー非音声データ、または(3)コマンド信号およ び制御信号のような信号トラフィック、または(4)一次トラフィックと二次ト ラフィックの組み合わせ、または(5)一次トラフィックと信号トラフィックの 組み合わせを通信するために使用される。 送信部分10によって、データを、9.6kbps、4.8kbps、2.4 kbpsまたは1.2kpbsのデータ速度で送信することができる。逆方向ト ラフィックチャンネルでの伝送は、これらのデータ速度の内のどれかである場合 があるが、アクセスチャンネルでの伝送は4.8kbpsデータ速度である。逆 方向トラフィックチャンネルでの伝送デューティサイクルは、伝送データ速度と ともに変化するだろう。具体的には、各速度の伝送デューティサイクルは、テー ブルIに示される。伝送用のデューティサイクルは、データ速度に伴い比例して 変化するので、実際のバースト伝送速度は毎秒28,800符号記号で固定され る。6個の符号記号が伝送のために64ウォルシュ記号の1つとして変調される ため、ウォルシュ記号伝送速度は、307.2kcps固定ウォルシュチップ速 度という結果になる毎秒4800ウォルシュ記号で固定されるものとする。 逆方向CDMAチャンネル上で伝送されるすべてのデータは、畳み込み符号化 され、ブロックインタリーブ化され、64アレイの直交変調により変調され、伝 送前に直接シーケンスPN拡散される。テーブルIは、さらに、逆方向トラフィ ックチャンネルでの多様な伝送速度に関するデータと記号の関係性と速度を定め る。数秘学は、伝送速度が4.8kbpsで固定されており、デューティサイク ルが100%であるという点を除き、アクセスチャンネルと同一である。本文に 後述されるように、逆方向CDMAチャンネルで伝送される各ビットは、速度1 /3符号を使用して、畳み込み符号化される。したがって、符号記号速度は、つ ねにデータ速度の3倍である。直接シーケンス拡散機能の速度は、各ウォルシュ チップが正確に4個のPNチップによって拡散されるように、1.2288Mh zで固定されるものとする。 一次トラフィックが存在するモードで機能中、送信部分10は、音声または背 景雑音あるいはその両方のような音響信号を、伝送媒体上でデジタル信号として 通信する。音響信号のデジタル通信を容易にするために、これらの信号は周知の 技法によりサンプリングされ、デジタル化される。例えば、図1では、音声は、 マイクロフォン12によってアナログ信号に変換され、それからアナログ信号は CODEC14によってデジタル信号に変換される。CODEC14は、通常、 標準8ビット/mlawフォーマットを使用してアナログからデジタルへの変換 を実行する。代りに、アナログ信号は、均一パルス符号変調(PCM)フォーマ ットで、デジタル形式に直接変換されることがある。例示的な実施例では、CO DEC14は、64kbpsデータ速度を実現できるように、8kHzサンプリ ングを使用し、サンプリング速度で8ビットサンプルの出力を提供する。 8ビットサンプルは、CODEC14から、mlaw/均一変換プロセスが実 行されるボコーダ16に出力される。ボコーダ16では、サンプルは、各フレー ムが所定数のサンプルを含む入力データのフレームに編成される。ボコーダ16 の好まれる実施では、各フレームは160個のサンプル、つまり8kHzサンプ リング速度での音声の20msecを含む。他のサンプリング速度とフレームサ イズを使用してもよいことが理解されなければならない。音声サンプルの各フレ ームは、ボコーダ16によって符号化される可変速度であり、結果として生じる パラメータデータは対応するデータパケットにフォーマットされる。それから、 ボコーダデータパケットは、マイクロプロセッサ18と伝送フォーマット化のた めの対応する回路に出力される。マイクロプロセッサ18は、通常、技術で既知 であるように、プログラム命令メモリ、データメモリ、および適切なインタフェ ースと関連回路により記憶されるプログラム命令を含む。 ボコーダ16の好まれる実施は、コーディングされた音声データで可変速度を 提供できるように、符号励起線形予測(CELP)(Code Excited Linear Pred ictive)コーディング技法の形式を活用する。線形予測コーダ(LPC)(Line ar Predictive Coder)分析は、一定数のサンプルで実行され、ピッチとコード ブック検索は、伝送速度に応じて、変化する数のサンプルで実行される。この種 の可変速度ボコーダは、「可変速度ボコーダ」と題され、本発明の譲受人に譲渡 される米国特許第5,414,796号にさらに詳細に記述される。ボコーダ1 6は、特定用途向けIC(ASIC)またはデジタル信号プロセッサ内で実現さ れることがある。 記述されたばかりの可変速度ボコーダにおいては、音声分析フレームは、長さ が20msecであり、抽出されたパラメータが、毎秒50回バースト内でマイ クロプロセッサ18に出力されることを暗示する。さらに、データ出力の速度は 約8kbpsから4kbps、2kbps、および1kbpsへ変化する。 速度1とも呼ばれるフル速度(full rate)では、ボコーダ16とマイクロプロ セッサ18の間のデータ伝送は8.55kbps速度である。フル速度データの 場合、パラメータはフレームごとに符号化され、160ビットで表される。フル 速度データフレームは、11ビットのパリティチェックも含むため、合計171 ビットを含むフル速度フレームが生じることになる。フル速度データフレームで は、パリティチェックがないならばボコーダ16とマイクロプロセッサ18の間 の伝送速度は、8kbpsとなるだろう。 速度1/2とも呼ばれるハーフ速度では、ボコーダとマイクロプロセッサ間の データ伝送は4kbps速度となり、パラメータは80ビットを使用してフレー ムごとに符号化される。速度1/4とも呼ばれる1/4速度では、ボコーダ16 とマイクロプロセッサ18間のデータ伝送は2kbps速度となり、パラメータ は40ビットを使用してフレームごとに符号化される。速度1/8とも呼ばれる 1/8速度では、ボコーダ16とマイクロプロセッサ18の間のデータ伝送は1 kbps速度よりわずかに少なく、パラメータは16ビットを使用してフレーム ごとに符号化される。 さらに、ボコーダ16とマイクロプロセッサ18の間のフレームで、情報が送 信されないことがある。ブランクフレームと呼ばれるこのフレームタイプは、シ グナリングまたはその他の非ボコーダデータに使用できる。 それから、ボコーダデータパケットは、マイクロプロセッサ18に、次に伝送 フォーマット化を完了するためにCRCと末尾ビット生成器20に出力される。 マイクロプロセッサ18は、音声サンプルのフレームが符号化された速度の速度 表示とともに、20msecごとにパラメータデータのパケットを受信する。ま た、マイクロプロセッサ18は、存在する場合は、生成器20への出力のために 二次トラフィックデータの入力も受け取る。マイクロプロセッサ18は、生成器 20への出力のために内部でシグナリングデータも生成する。それが一次トラフ ィックであろうと、二次トラフィックであろうと、あるいは信号トラフィックの 問題であろうと、データは、存在するならば、マイクロプロセッサ18から生成 器20に20msecフレームごとに出力される。 生成器20は、フレーム品質表示として受信機で使用される、パリティチェッ クビットつまり巡回冗長性検査ビット(CRCビット)のセットを生成し、すべ てのフル速度フレームとハーフ速度フレームの最後に追加する。フル速度フレー ムの場合、データがフル速度一次トラフィックであるのか、二次トラフィックで あるのか、または信号トラフィックであるのか、あるいはハーフ速度一次トラフ ィックと二次トラフィックの組み合わせであるのか、あるいはハーフ速度一次ト ラフィックと信号トラフィックの組み合わせであるのかに関係なく、生成器20 は、好ましくは第1多項式に従ってCRCビットのセットを生成する。ハーフ速 度データフレームの場合、生成器20は、好ましくは第2多項式に従ってCRC ビットのセットを生成する。生成器20は、さらに、すべてのフレームに関し、 フレームデータ速度に関係なく、エンコーダ末尾ビットを生成する。エンコーダ 末尾ビットは、存在する場合にはCRCビットの後、またはCRCビットが存在 しない場合にはデータの後に続くが、どちらの場合でもエンコーダ末尾ビットは フレームの最後に置かれる。マイクロプロセッサ18と生成器20での動作のさ らなる詳細は、図3と図4に関して本文中後述される。 図2aから図2hは、逆方向トラフィックチャンネルの多様なデータ速度とデ ータタイプのデータのフレームフォーマット化を示す。図解されるフレームフォ ーマット化は、単に例示的であり、他のフレームフォーマットが容易にそれに代 ることに注意する必要がある。具体的には、図2aから図2eは、多様なデータ タイプのデータフォーマット化、つまり9.6kbpsデータ速度でのボコーダ と非ボコーダ、またはその組み合わせを示す。図2fから図2hは、4.8kb ps、2.4kbps、および1.2kbpsそれぞれでのボコーダデータのデ ータフォーマット化を示す。一次トラフィックビットまたは信号/二次トラフィ ックビット、あるいはその両方に加えて、図2aから図2hでは、補助的な制御 ビットがフレームで伝送される。次に示す表記は、図2aから図2hの制御ビッ トおよびビット値に適用する。 混合モードビット(MM) 「0」− 一次トラフィック専用 「1」− 一次トラフィックまたは信号トラフィックあるいはその両 方、もしくは二次トラフィック トラフィックタイプビット(TT) 「0」− 信号トラフィック 「1」− 二次トラフィック トラフィックモードビット(TM) 「00」− 80個の一次トラフィックビットと、88個の信号トラ フィックビットまたは88個の二次トラフィックビット のどちらか 「01」− 40個の一次トラフィックビットと、128個の信号ト ラフィックビットまたは128個の二次トラフィックビ ットのどちらか 「10」− 16個の一次トラフィックビットと、152個の信号ト ラフィックビットまたは152個の二次トラフィックビ ットのどちらか 「11」− 168個の信号トラフィックビットまたは168個の二 次トラフィックビット フレーム品質表示ビット−CRC(F);及びエンコーダ末尾ビット(T) 9.6kbps速度で生成器20から提供される逆方向トラフィックチャンネ ルフレームは、長さが192ビットであり、20msecフレームに及ぶ。これ らのフレームは、図2aから図2eに示されるように、単一混合モードビット、 存在する場合は補助フォーマットビット、メッセージビット、12ビットのフレ ーム品質表示(CRC)、および8エンコーダ末尾ビットから成り立つ。混合モ ードビットは、メッセージビットが一次トラフィック情報だけである任意のフレ ームの間「0」に設定されるものとする。混合モードビットが「0」であるとき 、フレームは、その混合モードビット、171個の一次トラフィックビット、1 2個のCRCビット、および8個のエンコーダ末尾ビットから成り立つものとす る。 混合モードビットは、二次トラフィックまたは信号トラフィックを含むフレー ムの場合は「1」に設定される。これらの例では、混合モードビットの後に続く 第1ビットはトラフィックタイプビットである。トラフィックタイプビットは、 フレームに二次トラフィックが含まれるのか、信号トラフィックが含まれるのか を指定するために使用される。トラフィックタイプビットが「0」である場合、 フレームには信号トラフィックが含まれ、「1」である場合には、フレームには 二次トラフィックが含まれる。図2bから図2eは、トラフィックタイプビット の使用を説明し、トラフィックタイプビットは、信号トラフィックの場合「0」 に設定される。 トラフィックタイプビットに続く2個の補助フォーマットビットは、トラフィ ックモードビットである。これらのビットは、一次トラフィック情報に使用され るビットの数と、そのフレーム内の信号トラフィックまたは二次トラフィックの 情報のどちらかに使用されるものとするビットの数を示す。図2bを参照すると 、例示的な実施例および好まれる実施例において、80個のビットが一次トラフ ィック(ハーフ速度ボコーダデータパケット)に使用されるが、88個のビット が信号トラフィックまたは二次トラフィックに使用される。 好まれる実施では、一次トラフィックだけが、4.8kbps、2.4kbp s、および1.2kbpsの速度でフレーム内で伝送される。混合モード動作は 容易に構成できるが、一般的には、9.6kbps速度以外の速度ではサポート されていない。4.8kbps速度の場合、フレームは長さが96ビットであり 、 ビットは、本文中に後述されるように、フレームの20msec時間期間で間隔 を空けて配置される。4.8kbps速度のフレームには、80個の一次トラフ ィックビット、1個の8ビットフレーム品質表示(CRC)、および8個のエン コーダ末尾ビットが含まれる。2.4kbps速度の場合、フレームは長さが4 8ビットであり、ビットは、やはり本文中に後述されるように、フレームの20 msec時間期間で間隔を空けて配置される。2.4kbps速度のフレームに は、40個の一次トラフィックビットと8個のエンコーダ末尾ビットが含まれる 。1.2kbps速度の場合、フレームは長さが24ビットであり、ビットは、 やはり本文中に後述されるように、フレームの20msec時間期間で間隔を空 けて配置される。1.2kbps速度のフレームには、16個の一次トラフィッ クビットと8個のエンコーダ末尾ビットが含まれる。 好まれる実施例においては、アクセスチャンネルデータは、4.8kbpsの 速度での伝送のためにマイクロプロセッサ18によって生成される。そのような ものとして、データは、符号化、インタリーブ化、およびウォルシュ符号化のよ うな、4.8kbpsフレームフォーマットデータの方法と同一の方法で作成さ れる。4.8kbpsデータに実現される符号化スキームでは、逆方向トラフィ ックチャンネルデータであるのか、またはアクセスチャンネルデータなのかに関 係なく、冗長データが生成される。冗長なデータが伝送中に排除される逆方向ト ラフィックチャンネルとは異なり、アクセスチャンネルでは、冗長なデータを含 むすべてのデータが伝送される。アクセスチャンネルデータのフレームの伝送面 に関する詳細は、本文中に後述される。 図3は、図2aから図2hに従ってデータをフォーマット化するための要素の 例示的な実施を示す。図3では、データは、マイクロプロセッサ18(図1)か ら生成器20へ伝送される。生成器20は、データバッファおよび制御論理回路 60、CRC回路62と64、および末尾ビット回路66を含む。マイクロプロ セッサ18から提供されるデータとともに、速度コマンドがオプションで提供さ れることがある。データは、一時的に記憶される論理回路60にマイクロプロセ ッサから20msecごとに転送される。フレームごとに、論理回路60はマイ クロプロセッサから伝送されたビットの数をカウントすることもあれば、代りに 速度コマンドと、データのフレームをフォーマットする際のクロックサイクルの カウントを使用することもある。 トラフィックチャンネルの各フレームは、フレーム品質表示を含む。9.6k bpsと4.8kbpsの伝送速度の場合、フレーム品質表示はCRCである。 2.4kbpsと1.2kbpsの伝送速度の場合、余分なフレーム品質ビット が伝送されないという点で、フレーム品質表示が暗示される。フレーム品質表示 は、受信機での2つの機能をサポートする。第1の機能はフレームの伝送速度を 突き止めることであるが、第2の機能は、フレームがエラー状態にあるかどうか 判断することである。受信機では、デコーダ情報とCRC検査の組み合わせによ ってこれらの判断が下される。 9.6kbpsと4.8kbpsの速度の場合、フレーム品質表示(CRC) はフレーム品質表示(CRC)自体とエンコーダ末尾ビットを除く、フレーム内 のすべてのビットで計算される。論理回路60は、それぞれ9.6kbpsと4 .8bpsの速度のデータをCRC回路62と64に提供する。回路62と64 は,通常図解されるように,シフトレジスタ,モジュロ−2−加算器(通常,排 他的論理和ゲート),及びスイッチのシーケンスとして構築される。 9.6kbps伝送速度データは、図2aから図2eに関して説明されるよう に、長さ192ビットのフレーム内で伝送されなければならない12ビットのフ レーム品質表示(CRC)を使用する。CRC回路62に関し図3に示されるよ うに、9.6kbps速度の生成器多項式は、以下の通りである。 g(x)=x12+x11+x9+x8+x4+1 (1) 4.8kbps伝送速度データは、図2fに関して説明されるように、長さ9 6ビットのフレーム内で伝送される、8ビットCRCを使用する。CRC回路6 4に関して図3に示されるように、4.8kbps速度の生成器多項式は、以下 の通りである。 g(x)=x8+x7+x4+x3+x +1 (2) 最初、回路62と64のすべてのシフトレジスタ要素が、論理回路60からの 初期化信号によって論理1(「1」)に設定される。さらに、論理回路60は、 回路62と64のスイッチをアップ位置で設定する。 9.6kbps速度データの場合、回路62のレジスタは、それから、回路6 2への入力としての対応するモード/フォーマットインジケータビットとともに 、一次トラフィック、二次トラフィック、または信号のビットのシーケンスまた はその混合で、172個のビットに関し、172回時間が計られる(clocked)。 回路62を通して172個のビットの時間が計られた後、論理回路60は回路6 2のスイッチをダウン位置に設定し、それから回路62のレジスタはさらに12 回時間を計られる。回路62の12回の追加時間計測の結果、CRCビットであ る追加出力ビットが生成される。CRCビットは、計算された順序で、回路62 からの出力として172のビットの最後に追加される。回路62を通過する、論 理回路60から出力されるその172のビットがCRCビットの計算によってじ ゃまされず、したがって同じ順序で、それらが入ったのと同じ値で回路62から 出力されることに注意する必要がある。 9.6kbps速度データの場合、ビットは次に示す順序で論理回路60から 回路62に入力される。一次トラフィックだけの場合、ビットは、171個の一 次トラフィックビットが後に続く単一混合モード(MM)ビットの順序で論理回 路60から回路62に入力される。図2bに示されるように、速度2分の1の一 次トラフィックと信号トラフィックによる「ディムとバースト」の場合、ビット は単一MMビット、トラフィックタイプ(TT)ビット、1組のトラフィックモ ード(TM)ビット、80個の一次トラフィックビット、および88個の信号ト ラフィックビットの順序で論理回路60から回路62に入力される。図2eに示 されるような信号トラフィックだけの「ブランクとバースト」の場合は、ビット は、単一MMビット、TTビット、1組のトラフィックモード(TM)ビット、 および168個の信号トラフィックビットの順で論理回路60から回路62に入 力される。 同様に、4.8kbps速度データの場合、回路64のレジスタは、論理回路 60から回路64への入力として、一次トラフィックデータの80ビットまたは アクセスチャンネルデータの80ビットに関し、80回時間が計られる。その8 0ビットの時間が回路64を通して計られてから、論理回路60は回路64のス イッチをダウン位置に設定し、回路64のレジスタは、それから追加で8回時間 が計られる。回路64の8回の追加時間計測の結果、CRCビットである8個の 追加出力ビットが生成される。CRCビットは、計算された順序で、再び、回路 64からの出力として80ビットの最後に追加される。再び、回路64を通過す る、論理60から出力される80ビットがCRCビットの計算によってじゃまさ れずに、したがってそれらが入ったのと同じ順序と同じ値で回路64から出力さ れることに注意する必要がある。 回路62と64のどちらかから出力されるビットは、論理回路60の制御下に あるスイッチ66に提供される。また、2.4kbpsと1.2kbpsのデー タフレームに関しては、論理回路60から出力される一次トラフィックデータの 40ビットと16ビットも、スイッチ66に入力される。スイッチ66は、入力 データの出力の提供(アップ位置)と、論理ゼロ(「0」)値での末尾ビット( ダウン位置)の間で選択する。スイッチ66は、通常、アップ位置で設定され、 論理回路60と、存在する場合は回路62と64からのデータが、生成器20か らエンコーダ22に出力できるようにする(図1)。9.6kbpsと4.8k bpsのフレームデータの場合、CRCビットの時間がスイッチ66を通して計 られた後、論理回路は、8個のオール・ゼロの末尾ビットを生成できるように、 8クロックサイクルの間スイッチをダウン位置に設定する。したがって、9.6 kbpsと4.8kbpsのデータフレームの場合、フレームのエンコーダに対 する出力としてのデータは、CRCビットの後に追加された、その8末尾ビット を含む。同様に、2.4kbpsと1.2kbpsのフレームデータの場合、一 次トラフィックビットの時間が、スイッチ66を通して論理回路60から計られ た後、論理回路60は、再び8個オール・ゼロの末尾ビットを生成できるように 、8クロックサイクルの間、スイッチをダウン位置に設定する。したがって、2 .4kbpsと1.2kbpsのデータフレームの場合、該フレームに対するエ ンコーダへの出力としてのデータは一次トラフィックビット,8末尾ビットの後 に追加されたものを含む。 図4aから図4eは、マイクロプロセッサ18と、開示されたフレームフォー マットにデータをアセンブルする際の生成器20の動作の一連のフローチャート で説明する。多様なスキームが、多様なトラフィックタイプと速度に、伝送の優 先順位を付けるために実現されることがあることに注意する必要がある。例示的 な実施では、ボコーダデータがあるときに、信号トラフィックメッセージが送信 されなければならない場合、「ディムとバースト」フォーマットが選択されるこ とがある。マイクロプロセッサ18は、ボコーダがそれ以外の場合正常にサンプ ルフレームを符号化しただろう速度には関係なく、ボコーダが音声サンプルフレ ームをハーフ速度で符号化するために、ボコーダ16に対しコマンドを生成する ことがある。それから、マイクロプロセッサ18は、信号トラフィックのあるハ ーフ速度ボコーダデータを、図2bに示されるように、9.6kbpsフレーム にアセンブルする。この場合、音声品質の劣化を回避するために、ハーフ速度で 符号化された音声フレームの数に制限が課される可能性がある。代りに、ボコー ダデータのハーフ速度フレームが、データを「ディムとバースト」フォーマット にアセンブルする前に受信されるまで、マイクロプロセッサ18が待機する可能 性がある。この場合、信号データの時宜を得た伝送を保証するために、コマンド がボコーダに送信され、ハーフ速度で符号化する前に、ハーフ速度以外での連続 フレームの数に対する最大制限が課されることがある。二次トラフィックは、同 様に「ディム・アンド・バースト」フォーマット(図2c)で転送される可能性 がある。 図2eに図解されるように、「ブランクとバースト」データフォーマットの場 合も同様である。ボコーダは音声サンプルのフレームを符号化しないように命令 されているか、あるいはボコーダデータが、データフレームを構築する際にマイ クロプロセッサによって無視される。多様な速度での一次トラフィックのフレー ムフォーマットの生成、「ディムとバースト」トラフィック、および「ブランク とバースト」トラフィックの間で優先順位を付けることは、多くの可能性を持ち やすい。 図1に戻ると、9.6kbps、4.8kbps、2.4kbps、および1 .2kbpsのデータの20msecフレームは、このようにして生成器20か らエンコーダ22に出力される。例示的な実施例では、好ましくは、エンコーダ 22は、周知の技術でエンコーダのタイプである畳み込みエンコーダである。エ ンコーダ22は、好ましくは速度1/3、制約長k=9畳み込みコードを使用し て、 データを符号化する。一例として、エンコーダ22は、g0=557(8進)、 g1=663(8進)、およびg2=711(8進)という生成器関数で構築さ れる。周知の技術でであるように畳み込み符号化は、連続して時間シフトされた (time-shifted)、遅延データシーケンスの選択されたタップ(taps)のモジューロ ー−2加算を必要とする。データシーケンス遅延の長さはk−1に等しく、この 場合kは符号制約長である。好まれる実施例では、速度1/3符号が使用される ため、3つの符号記号、つまり符号記号(c0)、(c1)、および(c2)が 、エンコーダに入力されるデータビットごとに生成される。符号記号(c0)、 (c1)、および(c2)はそれぞれ生成器関数g0、g1、およびg2によっ て生成される。符号記号は、エンコーダ22からブロックインタリーバ24に出 力される。出力符号記号は、インタリーバ24に、符号記号(c0)が一番目、 符号記号(c1)が2番目、および符号記号(c2)が最後となる順で提供され る。初期化時のエンコーダ22の状態は、オール・ゼロ状態である。さらに、各 フレームの最後での末尾ビットの使用は、エンコーダ22のオール・ゼロ状態へ のリセットを提供する。 エンコーダ22から出力される記号は、マイクロプロセッサ18の制御を受け て符号記号反復を提供するブロックインタリーバ24に提供される。マイクロプ ロセッサ18によってアドレス指定されるように従来のランダムアクセスメモリ (RAM)をその中に記憶される記号で使用すると、符号記号が、データチャン ネルに伴い変化する符号記号反復速度を達成するやり方で記憶される可能性があ る。 さらに便宜的かつ好まれる実施においては、マイクロプロセッサ18は、デー タインタリーバ制御の責任を負わされる必要はない。好まれる実施では、マイク ロプロセッサ18は、単に、フレームデータとともにエンコーダ22に速度情報 信号を提供する必要があるだけである。速度情報を使用して、エンコーダ22は 、エンコーダ記号が生成される速度を制御する。インタリーバ24は、内部で一 定の速度でメモリロケーションをアドレス指定する論理回路を含む。エンコーダ 22は、符号化された記号がインタリーバ24内の複数のロケーションに記憶さ れるように、さらに遅い速度でのフル速度未満でデータを符号化する。 どちらの実施でも、符号記号は、9.6kbpsデータ速度の場合繰り返され ない。4.8kbpsデータ速度での各符号記号は1度繰り返される。つまり、 各記号が2度発生する。2.4kbpsデータ速度での各符号信号は、3度繰り 返される。つまり、各記号は4度発生する。1.2kbpsデータ速度での各符 号記号は、7度繰り返される。つまり、各記号は8度発生する。すべてのデータ 速度(9.6kbps、4.8kbps、および1.2kbps)の場合、符号 反復の結果、インタリーバ24からの出力としてのデータに関し、毎秒28,8 00符号記号という一定の符号記号速度が生じる。逆方向トラフィックチャンネ ル上では、繰り返される符号記号は、複数回伝送されず、符号記号反復の内の1 つを除くすべてが、詳細に後述されるように可変伝送デューティサイクルのため に実際の伝送の前に削除される。符号記号反復の使用は、インタリーバおよびデ ータバーストランダム化装置の動作を説明するための便宜的な方法であることが 理解されなければならない。符号記号反復を使用する実施以外の実施が、同じ結 果を達成するために容易に考案され、本発明の教示の範囲内に残ることも、さら に理解されなければならない。 逆方向トラフィックチャンネルとアクセスチャンネル上で伝送されるすべての 符号記号は、変調と伝送の前にインタリーブされる。技術でよく知られているよ うに構築される、ブロックインタリーバ24は、20msecに及ぶ時間期間で 符号記号の出力を提供する。インタリーバ構造は、通常、32行と18列、つま り576個のセルがある矩形アレイである。符号記号は、32かける18のマト リックスを完全に満たすように、列ごとにインタリーバ24の中に書き込まれ、 データは4.8kbps、2.4kbps、およb1.2kbpsで反復される 。図5aから図5dは、それぞれ9.6kbps、4.8kbps、2.4kb ps、および1.2kbpsという伝送データ速度の場合の、オリジナルの符号 記号と繰り返された符号記号のインタリーバアレイの中への書込み動作の順序を 示す。 逆方向トラフィックチャンネル符号記号は、行ごとにインタリーバから出力さ れる。マイクロプロセッサ18は、記号を適切な順序で出力するためにインタリ ーバメモリのアドレス指定も制御する。再び、代替の好まれる実施においては、 マイクロプロセッサ18は、インタリーバのアドレス指定の責任から解放されて いる。この実施では、インタリーバ24は、再び内部アドレス指定論理回路を使 用し、記憶された記号の出力を適切な順序で提供する。インタリーバによって記 憶された記号は、好ましくは次に示す行順序で出力される。 9.6kbpsでは: 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32. 4.8kbpsでは: 1 3 2 4 5 7 6 8 9 11 10 12 13 15 14 16 17 19 18 20 21 23 22 24 25 27 26 28 29 31 30 32. 2.4kbpsでは: 1 5 2 6 3 7 4 8 9 13 10 14 11 15 12 16 17 21 18 22 19 23 20 24 25 29 26 30 27 31 28 32. 1.2kbpsでは: 1 9 2 10 3 11 4 12 5 13 6 14 7 15 8 16 17 25 18 26 19 27 20 28 21 29 22 30 23 31 24 32. アクセスチャンネル符号記号も、前記技法を使用して適切な順序で行ごとにイ ンタリーバ24から出力される。インタリーバによって記憶された記号は、アク セスチャンネル符号希望の場合、4.8kbps速度で以下の行順序で出力され る。 1 17 9 25 5 21 13 29 3 19 11 27 7 23 15 31 2 18 10 26 6 22 14 30 4 20 12 28 8 24 16 32. 多様なその他の記号インタリーブ化フォーマットとともに、順方向伝送チャン ネルで使用される速度1/2畳み込み符号のような符号化速度は、本発明の基本 的な教示を使用して容易に考案できることに注意する必要がある。 再び図1に戻ると、インタリーブ化された符号記号が、インタリーバ24から 変調器26に出力される。好まれる実施例においては、逆方向CDMAチャンネ ルの変調は、64アレイの直交信号を使用する。すなわち、64の可能な変調記 号の内の1つが、6個の符号記号のそれぞれに伝送される。64アレイの変調記 号は、好ましくはウォルシュ関数を使用して生成される64の直交波形の内の1 つである。これらの変調記号は、図6a、図6b、および図6cに示され、0か ら63の番号が付けられている。変調記号は、次に示す公式に従って選択される 。 変調記号番号=c0+2c1+4c2+8c3+16c4+32c5 (3) この場合、c5は、変調記号を形成する6個の符号記号の各グループの最後の、 つまりもっとも最近の二進値(「0」または「1」)符号記号を示し、c0は最 初の、つまりもっとも古い二進値符号記号を示す。単一変調記号を伝送するため に必要とされる時間の期間は、「ウォルシュ記号」間隔と呼ばれ、208.33 3msにほぼ等しい。変調記号の64分の1に対応する時間の期間は、「ウォル シュチップ」と呼ばれ,3.2552083333...msにほぼ等しい。 各変調つまりウォルシュ記号は、変調器26からモジューロー−2加算器の1 つの入力である、排他的論理和ゲート28に出力される。ウォルシュ記号は、3 07.2kcpsというウォルシュチップ速度に相当する4,800sps速度 で変調器26から出力される。ゲート28へのその他の入力は、マスク回路32 と協力する、長コードシーケンスとも呼ばれる擬似雑音または擬似ランダム(P N)符号を生成する長コード生成器30から提供される。生成器30から提供さ れる長コードシーケンスは、変調器26のウォルシュチップ速度の4倍のチップ 速度、つまりPNチップ速度1.2288Mcpsである。ゲート28は、2つ の入力信号を結合し、1.2288Mcpsというチップ速度での拡散データの 出力を提供する。 長コードシーケンスは、長さ242−1チップのシーケンスの時間シフトであ り、次に示す多項式を使用する技術で周知の線形発生器によって生成される。 P(x)=x4235+x33+x31+x27+x26+x25+x22+x21+x19+ x18+x17+x16+x10+x7+x6+x5+x3+x2+x1+ 1 (4) 図7は、生成器30をさらに詳細に示す。生成器30は、シーケンス生成器セ クション70およびマスキングセクション72を含む。セクション70は、とも に等式4に従って42ビット状態変数を生成するために結合される、シフトレジ スタとモジューロー−2加算器(通常排他的論理和ゲート)のシーケンスを含む 。 セクション70から出力される42ビット状態変数は、マスク回路32から提供 される42ビット幅のマスクとともにセクション72に提供される。 セクション72は、42の状態変数ビットの内のそれぞれ1つを受け取るため に1つの入力を備える、一連の入力ANDゲート741−7442含む。AND ゲート741−7442のそれぞれのそれ以外の入力は、42マスクビットのそ れぞれ1つを受信する。それから、ANDゲート741−7442の出力は、セ クション70のシフトレジスタの1.2288Mhz時間計測の間、セクション 72から出力される単一ビットを形成できるように、加算器76によってモジュ ーロー−2加算される。加算器76は、技術ではよく知られているように、通常 、排他的論理和ORゲートのカスケード構造として構築される。したがって、実 際の出力PNシーケンスU_PN_SEQは、セクション70のマスキングされ た出力ビットのモジューロー−2加算によって生成される。 PN拡散い使用されるマスクは、移動局が通信しているチャンネルタイプに応 じて、変化する。図1に戻ると、初期化情報は、マイクロプロセッサ18から生 成器30と回路32に提供される。生成器30は、回路の初期化のために初期化 情報に反応する。回路32は、回路32によって生成器30に提供されるマスク のタイプも示す、初期化情報にも反応する。したがって、マスク回路32は、各 通信チャンネルタイプ用の42ビットマスクを記憶するメモリとして構成される 。図8aから図8cは、チャンネルタイプごとのマスキングビットの例示的な定 義を提供する。 具体的には、アクセスチャンネル上で通信するとき、マスクは、図8aに示さ れるように定義される。アクセスチャンネルマスクでは、マスクビットM29か らM41がマスクヘッダビットである。マスクビットM24からM28はアクセ スチャンネル番号(ACN)を示すビットである。マスクビットM21からM2 3は、対応するページングチャンネル、つまり範囲が通常1から7までのページ ングチャンネル番号(PCN)の符号チャンネルを示すビットである。マスクビ ットM9からM20は、登録ゾーン(REG_ZONE)を示すビットである。 そして、マスクビットM0からM8は、現在の基地局のパイロットPNオフセッ ト(PILOT_PN)を示すビットである。 逆方向トラフィックチャンネル上で通信するとき、マスクは図8bと図8cに 示されるように定義される。移動局は、移動局の電子連続番号(ESN)の関数 である公衆長コードと、通常、移動局の電話番号である各移動識別番号(MIN )に一意の専用長コードという、その移動局に一意の2つの長コードの内の1つ を使用する。 公衆長コード、図8bでは、マスクビットM32からM41はヘッダビットで ある。そして、マスクビットM0からM31は移動局ESNの1対1の関数とし て設定されるビットである。したがって、これらのビットは直接、ESNにまた はその置換バージョンのどちらかに対応する。専用長コードでは、マスクビット M40からM41がヘッダビットである。マスクビットM0からM39が、所定 の割当てスキームに従って設定されるビットに一致する。 他のマスキング符号が生成されることもあるが、専用長コードが図8cに示さ れるように実現されることが想像される。専用長コードは、それが基地局と移動 局だけに知られるという点で、データ伝送に特別な機密保護を提供するだろう。 専用長コードは、好ましくは、伝送媒体上では伝送されない。 図1に戻ると、ゲート28の出力はそれぞれ、1組のモジューロー−2加算器 、つまり排他的論理和ゲート34と36のそれぞれに対する1つの入力として提 供される。ゲート34と36のそれぞれに対する別の入力はそれぞれ、Iチャン ネルPN生成器38とQチャンネルPN生成器40のそれぞれによって生成され る、第2PNシーケンスと第3PNシーケンス、つまりIチャンネル「短コード 」とQチャンネル「短コード」である。したがって、逆方向アクセスチャンネル と逆方向トラフィックチャンネルは、実際の伝送の前に拡散されるオフセット4 相移送キー(OQQPSK)である。この逆方向チャンネル上でのオフセット4 相拡散は、セル基地局から移動局への通信、つまり順方向チャンネルで使用され るのと同じI PNコードとQ PNコードを使用する。 生成器38と40によって生成されるI PNコードとQ PNコードは、2 15の長さであり、好ましくは順方向チャンネルに関するゼロ時間オフセットコ ードである。さらに理解する目的で、順方向チャンネルでは、パイロット信号が 各基地局のために生成される。各基地局のパイロットチャンネル信号は、移動局 に関して説明されるようにI PNコードとQ PNコードによって拡散される 。基地局のI PNコードとQ PNコードは、別の基地局のI PN記号とQ PN記号からともにオフセットされる。両方の符号シーケンスをシフトすること によって、異なる基地局による伝送が区別されることがある。I短PNコードと Q短PNコードのために関数を生成するのは、以下の通りである。 P1(x)=x15+x13+x9+x8+x7+x5+x5+1 (5) および Pq(x)=x15+x12+x11+x10+x6+x5+x4+x3+1 (6) 生成器38と40は、等式(5)と(6)に従って出力シーケンスを提供できる ように構築されることがある。 I波形とQ波形は、ゲート34と36から出力され、有限長インパルス反応( FIR)濾波器42と44に対する入力として提供される。FIR濾波器42と 44は、結果として生じるI波形とQ波形を帯域制限するデジタル濾波器である 。これらのデジタル濾波器は、結果として生じるスペクトルが、指定された周波 数スペクトル内に含まれるようにI波形とQ波形を整形する。デジタル濾波器は 、好ましくは以下のテーブルIIに示されるインパルス反応を有する。 濾波器42と44は、周知のデジタル濾波器技法に従って構築され、好ましくは 図9に示されるように周波数応答を提供する。ただし、濾波器42と44の例示 的な好まれる実施は、本文中に後述される。 PN拡散機能によって生成されるデジタル濾波器42と44に対するバイナリ 「0」入力とバイナリ「1」入力は、それぞれ+1と−1にマッピングされる。 デジタル濾波器のサンプリング周波数は、4.9152Mhz=4x1.22 88Mhzである。Iデジタル波形とQデジタル波形と同期する追加バイナリ「 0」と「1」入力シーケンスは、デジタル濾波器42と44のそれぞれに提供さ れる。マスキングシーケンスと呼ばれるこの特定のシーケンスは、データバース トランダム化装置によって生成される出力である。マスキングシーケンスは、I バイナリ波形とQバイナリ波形を乗算し、デジタル濾波器42と44に対して( −1、0および+1)の三進入力を作り出す。 前述されるように、逆方向トラフィックチャンネル上での伝送のためのデータ 速度は、9.6kbps、4.8kbps、2.4kbpsまたは1.2kbp sという速度の内の1つであり、フレーム単位で変化する。フレームは、アクセ スチャンネルと逆方向トラフィックチャンネルの両方に対し固定20msecの 長さであるため、フレームあたり情報ビットの数は、それぞれ9.6kbps、 4.8kbps、2.4kbps、または1.2kbpsのデータ速度での伝送 の場合、192、96、48または24となるものとする。前述されるように、 情報は速度1/3畳み込みエンコーダを使用して符号化される。符号記号は、毎 秒28,800記号(sps)という一定の符号記号速度を提供するために繰り 返される。この28,800spsストリームは、前述されるようにブロックイ ンタリーブ化される。 伝送前、逆方向トラフィックチャンネルインタリーバ出力ストリームは、一定 のインタリーバ出力信号の伝送とそれ以外の削除を可能にする時間濾波器によっ てゲートで制御される。したがって、伝送ゲートのデューティサイクルは送信デ ータ速度とともに変化する。送信データ速度が9.6kbpsであるとき、伝送 ゲートは、すべてのインタリーバ出力記号を送信できるようにする。送信データ 速度が4.8kbpsであるとき、伝送ゲートは、インタリーバ出力記号の2分 の1を送信できるようにするなどである。ゲート制御プロセスは、20msec フレームを、パワー制御グループと呼ばれる16個の等しい長さ(つまり、1. 25msec)の期間に分割することによって動作する。一定のパワー制御グル ープは、ゲート制御がオンされ(つまり、送信され)るが、他のグループはゲー ト制御がオフされる(つまり、送信されない)。 ゲート制御がオンされた(gated-on)グループとゲート制御がオフされた(gated -off)グループの割当てが、データバーストランダム化装置関数と呼ばれる。ゲ ート制御がオンされたパワー制御グループは、デューティサイクルごとのフレー ムのランダムな分散を仮定して、逆方向CDMAチャンネルでの実際のトラフィ ック負荷が平均化されるように、フレーム内のその位置で擬似ランダム化される 。ゲート制御がオンされるパワー制御グループは、反復プロセスに入力されるあ らゆる符号記号が一度、送信されるものとするようになる。ゲート制御がオフさ れた期間中、移動局はエネルギーを送信しないため、同じ逆方向CDMAチャン ネル上で動作する他の移動局に対する干渉を低減する。この記号ゲート制御は、 伝送濾波の前に発生する。 移動局がアクセスチャンネルで送信するとき、伝送ゲート制御プロセスは使用 されない。アクセスチャンネルで送信するとき、符号記号は伝送前に一度繰り返 される(各記号は2度発生する)。 データバーストランダム化装置関数の実施では、データバーストランダム化装 置論理回路46が、符号反復によって生成される冗長なデータをランダムにマス クアウトする0と1のマスキングストリームを生成する。マスキングストリーム のパターンは、フレームデータ速度によって、および生成器30によって生成さ れる長コードシーケンスから取られる14ビットのブロックによって決定される 。これらのマスクビットは、データフローと同期され、データは、デジタル濾波 器42と44の動作を通して選択的にこれらのビットによってマスキングされる 。論理回路46内では、各逆方向トラフィックチャンネルフレーム境界の最後か ら2番目のパワー制御グループで発生する最後の14ビットが記憶される。論理 回路46は、マイクロプロセッサ18からの速度入力とともにこのデータを使用 し、所定のアルゴリズムに従って、データが伝送のために濾波器42と44を通 過することができるようになる、特定のパワー制御グループを決定する。論理回 路46は、このようにして、データを濾過して取り除かれるのか、通過させられ るのかに応じて、パワー制御グループごとにパワー制御グループ全体の「1」ま たは「0」を出力する。同じ長コードシーケンスも使用する対応する受信機と、 そのフレームに関して求められる対応する速度で、データがその中に存在する適 切なパワー制御グループを決定する論理回路が提供される。 伝送のためにその中にデータが存在するパワー制御グループを決定する上で使 用される論理回路46に記憶される長コードシーケンスの14ビットは、以下の ように識別される。 b01345678910111213, この場合、b0は14ビットのシーケンス内でもっとも古く生成されたビット を表し、b13は14ビットのシーケンスでもっとも最近に生成されたビットを表 す。 各20msec逆方向トラフィックチャンネルフレームは、図10aから図1 0dに示されるように0から15の番号が付けられた、16の均等の長さ(つま り、1.25msec)のパワー制御グループに分けられる。データバーストラ ンダム化装置論理回路46は、多様な速度の多様なパワー制御グループに関し、 データが送信できるようにするアルゴリズムを実現する。伝送フレーム内のデー タの位置をランダム化するためには、その8ビットだけが必要とされることに注 意する必要がある。ただし、本文中に開示されるように、14ビットは、1/4 速度でのデータ伝送用のフレーム(パワー制御グループ)内のスロット位置が、 1/2速度で使用されるスロットのサブセット(パワー制御グループ)であるこ と、および1/8速度でのデータ伝送に使用されるスロットが、1/4速度で使 用されるスロットのサブセットであることを保証するために使用される。 図10eは、記憶されるマスキングされた長コードからの14ビットが、先行 フレームの16のパワー制御グループの15番目のパワー制御グループ(PCG 14)の最後の14ビットに一致することを示す。第15パワー制御グループは 、データが後続のフレームで伝送されるパワー制御グループを突き止めるほど十 分な時間を提供するために使用される。ただし、PNデータの所定ビットが、デ ータ伝送のためのカレントフレームのパワー制御グループを決定する上で使用で きることは理解されなければならない。データ伝送が発生するパワー制御グルー プを突き止める上で長コードシーケンスを使用することは、このシーケンスがP Nのために受信機でも使用されるため望ましいが、パワー制御グループを突き止 めるには他の決定論的なシーケンスを使用してもよい。この例では、受信機によ っても知られている任意のそれ以外の決定論的シーケンスが使用されることがあ る。 したがって、パワー制御グループを計算する際に使用されるシーケンスは、ユー ザーデータをPN拡散するために使用されるシーケンスとは無関係である可能性 がある。 図10aから図10dに示されるように、フレーム内の各送信済みパワー制御 グループの1.25msec時間期間内では、同様に6個のウォルシュ記号とし て符号化される36の符号記号として符号化される12のデータビットがある。 64個のウォルシュチップで表される各ウォルシュ記号を使用すると、1.25 msec時間期間内に384個のウォルシュチップがある。ウォルシュチップご とに4個のPNチップがあるので、送信された各パワー制御グループは、153 6個のPNチップによって変調されたデータを含む。 フル速度データの場合、データは、各パワー制御グループで送信される。ただ し、フル速度未満の速度では、選択されたビットb0−b13の値は、データが 送信されるパワー制御グループを突き止めるために使用される。多様な速度の伝 送に使用されるパワー制御グループは、以下の通りである。 選択されたデータ速度−フル速度 伝送は、以下のように番号が付けられたパワー制御グループで発生するものとす る。 0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15. 選択されたデータ速度−ハーフ速度 伝送は、以下のように番号が付けられた8つのパワー制御グループで発生するも のとする。 b0,2+b1,4+b2,6+b3,8+b4,10+b5,12+b6,及び14+b7 選択されたデータ速度−1/4速度 伝送は、以下のように番号が付けられた4つのパワー制御グループで発生するも のとする。 b0 if b8 =0 又は 2+b1 if b8 =1; 4+b2 if b9 =0 又は 6+b3 if b9 =1; 8+b4 if b10 =0 又は 10+b5 if b10=1;及び 12+b6 if b11=0 又は 14+b7 if b11=1 選択されたデータ速度−1/8速度 伝送は、以下のように番号が付けられた2つのパワー制御グループで発生するも のとする。 b0 if(b8=0及びb12=0), 又は2+b1 if(b8=1及びb12=0)又は 4+b2 if(b9=0及びb12=1), 又は6+b3 if(b9=1及びb12=1);及び 8+b4 if(b10=0及びb13=0),又は10+b5 if(b10=1及びb13=0) 12+b6 if(b11=0及びb13=1),又は14+b7 if(b11=1及びb13=1). 図10eとともに、図10aから図10dは、例によって、例示的なb0−b 13ビットシーケンスの多様な速度に選択されたパワー制御グループを示す。実 際の実施では各フレームのデータは1度だけ送信されるため、データは特定のフ レームに関し図10aから図10dの内の1つだけに従って送信されるだろうこ とが理解されなければならない。図10aから図10dに示される例では、(0 、0、1、0、1、1、0、1、1、0、0、1、0、0)という例示的なb0 −b13ビットシーケンスが使用される。各データ速度に関して前記に述べられ たアルゴリズムを使用すると、データは、対応する伝送速度に関し陰影が付けら れたパワー制御グループで送信されるだろう。図10bから図10dで理解でき るように、低い方の速度の選択されたパワー制御グループは、高い方の速度の選 択されたパワー制御グループのサブセットである。サブセットを使用することに より、多様な速度のそれぞれに関しフレームの復号化が容易になる。 論理回路46は、RF送信機回路58に対する出力TX_PUNCT信号も生 成する。この信号は、送信されるパワー制御グループの送信機電力増幅器をオン にし、送信されないパワー制御グループに関しオフにするために使用される。こ の電力増幅器に対する制御により、特に携帯装置で重要である送信機による電力 消費が低減される。データバーストランダム化装置論理回路46のさらなる詳細 は、本発明の譲受人に譲渡され、参照してここに組み込まれる「データバースト ランダム化装置」という題の、同時係属中の米国特許出願番号第08/291, 231号に示される。 II.干渉低減技法 前述のデータバーストランダム化装置においては、ゲート制御がオンされた制 御グループはフレーム内のその位置で擬似ランダム化され、バースト誘導された AM干渉を比較的に広い帯域幅で拡散する。本発明は、CDMA通信装置のユー ザーによって経験される干渉を低減するための数多くの技法を意図する。本発明 では、可変速度伝送から生じる干渉は、許可されたCDMA通信装置の送信機を 、ユーザー音声またはデータ活動の瞬間的なレベルには関係なく、フル速度パワ ー(power)レベルで実質的には連続的にRFエネルギーを伝送するように構成 することによって効果的に排除される。この連続伝送は、フル速度フレームだけ を送信する通信装置によって達成される。その結果、CDMA送信機による可変 速度データの伝送に公称的に伴うAM干渉のタイプは、実質的には排除される。 図11は、本発明の干渉低減モードで動作する機能を備えたCDMA通信シス テムの選択された部分を示す。通信装置1101は、基地局制御装置(BSC) 1100によって制御される基地局1104と通信していると示される。BSC 1100は、BSC1100によって制御されるサービスエリア内の全加入者の アカウントプロファイルを記憶するホームロケーションレジスタ(HLR)デー タベースを備える。基地局1104はアンテナ1106を通して順方向リンク1 110上の通信装置1101にRF信号を発射する。基地局1104は、アンテ ナ1108を通して、逆方向リンク1112上で通信装置1101によって送信 されたRF信号も受信する。 本発明は、デジタル通信デバイスの聴覚障害のあるユーザーに特に有益である と考えられる。このようなユーザーは大部分の場合電子補聴器に依存しているた め、本発明に従った動作と結び付いた低減された干渉により、補聴器動作に対す る影響が最小限に抑えられる。システム容量を管理するために、数多くの許可ス キームが、選択された資格のあるユーザー(例えば、聴覚障害のあるユーザー) に結び付いたそれらのCDMA通信装置1101だけが、本発明によって意図さ れる干渉低減伝送のタイプに従事することを許されることを保証する手段として 制定されることがある。 例えば、資格のある聴覚障害のあるユーザーだけが、干渉低減モードでの動作 に事前に許可されたCDMA通信装置1101の購入を許可されるだろう。代り に、資格のある聴覚障害のあるユーザーは、干渉低減モード動作の機能を備えた CDMA通信装置1101の購入後に、セルラサーサービスプロバイダから許可 を得るだろう。許可情報は、加入者のホームロケーションレジスタ(HLR)1 102内の加入者のアカウントプロファイルの残り部分とともに便利に常駐する ことがある。 いったん許可されると、干渉低減モードは、数多くの方法で起動できるだろう 。例えば、ユーザーは、技術で既知であるように、キーパッドと対応する回路を 含むことがあるユーザーインタフェース1120を通して干渉低減モードを起動 できる。このような場合、ユーザーは、干渉低減モード起動信号をマイクロプロ セッサ18に提供するユーザーインタフェース1120を通して所定の起動シー ケンスに入るだろう。応答して、マイクロプロセッサ18は、それから、干渉低 減モードでの動作のために通信装置1101を構成するだろう。干渉低減モード の起動解除(deactivation)は、類似した方法で達成できるだろう。この例では 、ユーザーは、干渉低減モードの起動と起動解除を意のままに行うことができる だろう。 さらに大きな機密保護のために、干渉低減モードは、加入者のサービスプロバ イダによってデータポート1122を通して起動、起動解除されることがある。 通常、これには、通信装置1101を、コンピュータ(図示されていない)のよ うなプログラミング局に接続することが必要となるだろう。このような場合、コ ンピュータによって生成される干渉低減モード起動信号が、伝送路310上でデ ータポート1122からマイクロプロセッサ18に渡され、それからマイクロプ ロセッサ18は干渉低減モード動作のために通信装置を構成するだろう。オプシ ョンで、許可されていない起動を防ぐために、データポート1122上での干渉 低減モードを起動するには、サービスプログラミングコードが必要とされるだろ う。 別の起動技法では、許可通信装置1101が、BSC1100を運用するセル ラサービスプロバイダから架空起動を要求、受信する。この場合、ユーザーは、 適切な要求シーケンスをユーザーインタフェース1120に入力する。応えて、 マイクロプロセッサ18は、適切な信号(signaling)ビットを生成し、それらを 1つのフレームの中に多重化し、そのフレームを基地局1104への逆方向リン ク1112上での伝送のために送信機1118に渡す。その後で、基地局110 4は要求を、加入者のHLR1102で許可を検証するBSC1100に渡す。 適切な許可を受けると、基地局1104は、干渉低減モード起動信号を通信装置 1101に送信する。基地局1104によって送信される干渉低減モード起動信 号は、アンテナ60によって受信され、デュープレクサ1114によって受信機 1116に渡される。受信機1116は、その起動信号を復調、復号化し、それ をマイクロプロセッサ18に渡す。応えて、マイクロプロセッサ18は、通信装 置1101を干渉低減モードでの動作に構成する。さらに、ホームサービスエリ ア外で「流浪(roving)するとき、通信装置1101は、ホームサービスエリアH LR1102からの許可を受け取るまでは、訪れたサービスエリア内で複数の未 許可使用(例えば、呼)を許されるだろう。 通信装置1101は、前記技法のどれかによって生成される干渉低減モード起動 信号に応えて、マイクロプロセッサ18によって干渉低減モードの動作に構成さ れることがある。前述の技法が単に例示的であり、それ以外の起動技法も使用で きることに注意する必要がある。 干渉低減モードがいったん起動されると、通信装置1101は干渉低減モード で動作する準備が完了する。それを行うために、マイクロプロセッサ18は、通 信装置1101の干渉低減モードで送信するという意志を示す、基地局1104 に送信される信号メッセージを生成する。このメッセージは、例えば、基地局1 104との初期登録の間に、または通信装置1101からのその発呼の試みを示 す発呼メッセージの中で、あるいは基地局1104からの入信ページに応える通 信装置1101からのページ応答メッセージの中で送信されることがある。具体 的には、このメッセージは、通信装置1101の、フル(全)速度(full rate) フレームだけを送信するという意志を示す。HLR1102を通す通信装置11 01の適切な許可と、連続フル速度伝送をサポートするために基地局1104で 使用できる十分なシステムリソースを想定して、基地局1104は、通信装置1 102がフル速度フレームだけを送信するのを許すだろう。 図1に戻ると、干渉低減モードにいる間の、フル速度フレームの通信装置11 01による生成と伝送が説明されている。本発明の第1の実施例では、マイクロ プロセッサ18は、ボコーダ16に、干渉低減モード起動信号を受信したら、音 声サンプルの各フレームをフル速度(速度1)で符号化するように命令する。第 1技法の例示的な実施においては、速度1伝送はボコーダ16からマイクロプロ セッサへの8.55kbpsというデータ速度に相当する。前記に注記されるよ うに、9.6kbpsのフレームは、マイクロプロセッサ18によってアセンブ ルされるフレームデータに応えて、速度1動作中に発生器20によって提供され る。それから、エンコーダ22は生成器20からのその9.6kbpsデータフ レームを、反復なしで符号記号に符号化する。それから、これらの符号記号は、 インタリーバ24でインタリーブ化され、図1に関して前述される方法で変調器 26で変調される。 送信データ速度が9.6kbps(速度1)であるときに、各フレーム内の1 6個すべてのパワー制御グループが、ゲート制御がオンされる(つまり送信され る)。このフル速度での連続信号伝送の結果、可変速度ボコーダ処理済み音声の 伝送に公称的に結び付けられたAM干渉が実質的には排除される。オプションで は、ボコーダ16を強制的にフル速度動作にする技法が、送信電力送信機(trans mit power transmitter)56が例えば50mWの所定しきい値を越えたときにだ け呼び出されるだろう。パワー制御を行うCDMAシステムにおいては、通常、 このようなケースは、ユーザーが基地局のセルの縁の近くにいるときにだけ発生 するだろう。そのようなものとして、強制されたフル速度方法は、それが比較的 にまれに呼び出されるために、システム容量にはごくわずかな影響を及ぼすだろ う。さらに、所定送信パワーレベルを上回る強制フル速度だけを呼び出しても、 本発明を利用する携帯通信デバイスの電池寿命が保存されるだろう。 本発明の第2実施例では、フル速度フレームを満たす目的で、非フル速度符号 化音声またはその他のデータの反復が生成される。音声データの場合、ボコーダ 16は可変速度で動作し続け、マイクロプロセッサ18は前述されるようにハー フ速度、1/4速度、および1/8速度にパワー制御グループの反復を提供し続 ける。ただし、マイクロプロセッサ18は、データバーストランダム化装置論理 回路46に、冗長なパワー制御グループをマスクアウトするのを控えるように命 令し、送信機56は干渉低減モード要求に応えて各フレームのすべてのパワー制 御グループに関してゲート制御がオンされた状態のままとなる。同様に、マイク ロプロセッサ18は、データ伝送路310上で提供される非フル速度非ボコーダ データの反復を生成し、データバーストランダム化装置論理回路46に、冗長な パワー制御グループのマスクアウトを控えるように命令するだろう。各ケースで は、マイクロプロセッサ18は、データの反復されたバージョンの数に関係なく 、送信機56に、フル速度パワーレベルで各フレームを送信するように命令する 。CDMA通信装置は、データ速度に関係なく、このようにして、各フレーム全 体でフル速度パワーレベルで実質的には連続してRFエネルギーを送信するので 、それは可変速度符号化された音声とその他のデータの伝送に通常結び付いたタ イプのAM干渉を作り出すことができない。 本発明の第3の好まれる実施例においては、フル速度フレームは、必要に応じ てフレームに所定のビットのシーケンスを「パディング」することによって、マ イクロプロセッサ18により生成される。音声データの場合、ボコーダ16は、 ユーザー音声活動のレベルによって決定されるように、可変速度音声データパケ ットを生成し続ける。ただし、マイクロプロセッサ18は、フル速度フォーマッ トまでフレームをパディングするために、必要に応じて所定のビットシーケンス から成り立つ信号トラフィックビットを加えることによって、フル速度フレーム だけを構築する。代りに、マイクロプロセッサ18は、フル速度フォーマットま でフレームをパディングするために、必要に応じて二次トラフィックビットの所 定のシーケンスを使用することもできるだろう。前述された実施例の場合でのよ うに、マイクロプロセッサ18は、送信機56の送信パワーが例えば50mWの 所定のしきい値を超えるときだけに、この一定したフル速度モードに入るように 構成される可能性がある。 この第3の実施例においては、トラフィックチャンネル動作中、マイクロプロ セッサ18は、フル速度フレームだけが伝送されることを保証する。音声やデー タ、または信号レイヤのどちらか、あるいはその両方からのようなアクティブな サービスオプション(複数のことがある)から十分なビットが使用できない場合 に、それぞれの逆方向トラフィックチャンネルフレームを構築するとき、マイク ロプロセッサ18は、フル速度フレームをパディング(pad out)するためにビッ トの所定のパターンから成り立つ充填(filler)信号トラフィックを生成する。好 まれる所定のビットのパターンは、オール・ゼロビットである。ただし、所定の ビットのパターンは、すべて「1」であるか、1とゼロの交互のパターンである か、あるいはビットのランダムシーケンスであるかだろう。 例として、8kbps音声サービスオプションだけがアクティブであり(つま り、伝送路310上で二次データトラフィックがマイクロプロセッサ18に渡さ れていない)、音声活動のレベルが、ボコーダ16がハーフ速度音声パケットを 作成するのに十分なほど低いならば、マイクロプロセッサは、図2bに示される 多重化オプションフォーマット「速度1/2一次トラフィックと信号トラフィッ クによるディムとバースト」を使用し、フル速度フレームを構築するだろう。フ レームは、畳み込み信号を達成するために必要とされる88個の信号トラフィッ クビットの内の多くの、ボコーダからのハーフ速度音声パケットを含む、80個 の一次トラフィックビットから成り立ち、88個の信号トラフィックビットの残 りはオール・ゼロに設定されるだろう。同様に、それぞれ図2cおよび図2dに 示される、1/4速度と1/8速度の音声パケットの場合、マイクロプロセッサ 18は、それぞれ40個の一次トラフィックビットと16個の一次トラフィック ビットから成り立つフレームを構築し、未使用のそれぞれ128個または152 個の信号トラフィックビットの残りはゼロに設定されるだろう。再び、本発明が 、「1.8から2.0Ghzの符号分割多重アクセス(CDMA)専用通信シス テム向けの専用局−基地局互換性要件」と題するANSI J−STD−008 の14.4kbps多重フォーマットのような、異なる数のフレームあたり合計 ビットを使用する他の多重フォーマットにも適用できることに注意する必要があ る。 基地局1104(図11を参照)が、オール・ゼロビットから成り立ち、信号 メッセージのどの部分も形成しない信号トラフィックを含む逆方向トラフィック チャンネルフレームを受け取る場合、基地局1104は、通信装置1101が、 干渉低減モードで動作中であることを認識し、信号トラフィックを廃棄する。し たがって、前記速度1/2の例では、基地局1104が通信装置1101によっ て送信されるフレームを受け取ると、基地局1104は一次トラフィックの80 ビット(つまり、ハーフ速度音声またはデータあるいはその両方のパケット)を 抽出し、それらを通常に処理する。ただし、基地局1104は信号トラフィック の残りのビットを調べ、それらがオール・ゼロであるため、さらに処理しないで それらを廃棄する。代りに、基地局1104は、信号トラフィックの各ビットを それらがオール・ゼロであるかどうか調べる代りに、信号トラフィックの最初の N個のビットを調べることができるだろう。この場合、Nは、信号トラフィック が新規信号メッセージの開始であるかどうかを判断するために要求されるビット の最小数である。これらのN個のビットがオール・ゼロであり、フレームが、さ らに速いフレームで始まった逆方向トラフィックチャンネルメッセージの一部で はない場合、基地局1104は、信号ビットをパディングとして廃棄する。IS −95に従ったシステムでは、Nは8個のビットに等しいだろう。 この第3の実施例の優位点とは、フル速度フレームを作り出すために多重化ス キームを改変すると、ボコーダデータと非ボコーダデータの両方が一次トラフィ ックとして収容されるという点である。そのようなものとして、この第3実施例 は、データ、ファックス、パケット、および同時音声、およびデータ・サービス のオプションをサポートする。さらに、この第3実施例は、基地局1104が、 所定の一意のビットのパターンから成り立つ信号トラフィックを含むフル速度フ レームの逆方向リンクをモニタすることによって、通信装置1101が干渉低減 モードで動作しているときを容易に検出できるようにする。未許可の通信装置1 101がこのようなフレームを送信すると、基地局1104は、呼の開放のよう な適切な処置を講じることができる。 好まれる実施例の前記説明は、当業者が本発明を作成または使用できるように するために提供される。本発明に対する多様な修正は、当業者にとって容易に明 らかとなり、本文中に定められるすべての一般原則は、本発明の機能を使用しな くても他の実施例に適用できる。したがって、本発明は、本文中に示される実施 例に限られることを意図するのでなく、本文中に開示される原則と新規機能と一 致するもっとも広い範囲を与えられなければならない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP ,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU, LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,N Z,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI ,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ, VN (72)発明者 ブレイクニー、ロバート・ディー・ザ・セ カンド アメリカ合衆国、コロラド州 80477、ス ティームボート・スプリングス、ストー ン・コート 3425 (72)発明者 ギルホーセン、クライン・エス アメリカ合衆国、モンタナ州 59715、ボ ーゼマン、ケリー・キャニヨン・ロード 15025 (72)発明者 クイック、ロイ・エフ アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92107、サン・ディエゴ、デル・モンテ・ アベニュー 4502

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.データを公称的に可変速度で伝送すると共に,前記可変速度に応答して伝 送パワーを公称的に変動させる通信装置によって発生する干渉を低減するシステ ムであって、 前記可変速度がどのようなものであれRFエネルギーをフル速度パワーレ ベルで継続的に伝送するように前記通信装置に命令する手段、及び 前記通信装置内に設けられ、また前記命令する手段に応答して、前記可変 速度がどのようなものであれRFエネルギーを前記フル速度パワーレベルで継続 的に伝送し、それによって前記通信装置による前記フル速度パワーレベルでの継 続的伝送に起因して前記通信装置の近傍で前記干渉が低減されるようにする手段 とを備えた、 前記干渉を低減するシステム。 2.前記命令する手段が、前記フル速度パワーレベルが所定のしきい値を超え るときにのみ前記可変速度がどのようなものであれRFエネルギーを前記フル速 度パワーレベルで継続的に伝送するように前記通信装置に命令する、請求項1に 記載の干渉を低減するシステム。 3.前記伝送する手段が、 可変速度ボコーダと、 前記可変速度がどのようなものであれ音声データをフル速度で符号化する ように前記可変速度ボコーダに命令するコントローラ、及び 前記フル速度符号化データを前記フル速度パワーレベルで伝送する送信器 とを備えた、 請求項1に記載の干渉を低減するシステム。 4.前記伝送する手段が、 可変速度データを受け取る入力を有し、前記可変速度データの反復バージ ョンを含むデータのフル速度フレームを発生するコントローラ、及び 前記フル速度フレームを前記フル速度パワーレベルで伝送する送信器とを 備えた、請求項1に記載の干渉を低減するシステム。 5.前記通信装置が前記可変速度に応答して可変数のビットを含むデータの非 フルフレームを公称的に伝送し、 前記伝送する手段が、前記可変速度がどのようなものであれ,固定された 数のビットを含むデータのフルフレームを発生するコントローラ、及び データの前記フルフレームを前記フル速度パワーレベルで伝送する送信器 とを備えた、 請求項1に記載の干渉を低減するシステム。 6.前記通信装置が前記可変数のビットを擬似ランダム的にデータの前記非フ ルフレーム中に公称的に分散し、前記コントローラによって発生されたデータの 前記フルフレームが所定のパターンを有する可変数のパディングビットを含む、 請求項5に記載の干渉を低減するシステム。 7.前記コントローラが干渉低減モード意図信号を発生し、前記送信器が前記 干渉低減モード意図信号を前記通信装置に関連した基地局へ伝送する、請求項6 に記載の干渉を低減するシステム。 8.前記パディング・ビットの各々が論理ゼロ値を有する、請求項6に記載の 干渉を低減するシステム。 9.データを可変速度で公称的に伝送すると共に前記可変速度に応答して伝送 パワーを公称的に変動させる通信装置によって発生される干渉を低減する方法で あって、 前記可変速度がどのようなものであれ,RFエネルギーをフル速度パワー レベルで継続的に伝送するように前記通信装置に命令する段階、及び 前記通信装置から、また前記命令段階に応答して、前記可変速度がどのよ うなものであれRFエネルギーを前記フル速度パワーレベルで継続的に伝送し、 それによって前記通信装置による前記フル速度パワーレベルの継続的伝送に起因 して前記通信装置の近傍で前記干渉が低減されるようにする段階と, を備えた干渉を低減する方法。 10.前記命令する段階が、前記フル速度パワーレベルが所定のしきい値を超 えるときにのみ前記可変速度がどのようなものであれ,RFエネルギーを前記フ ル速度パワーレベルで継続的に伝送するように前記通信装置に命令する段階を含 む、請求項9に記載の干渉を低減する方法。 11.前記伝送する段階が、 前記可変速度がどのようなものであれ,音声データをフル速度で符号化するよ うに前記通信装置内の可変速度ボコーダに命令する段階、及び 前記フル速度符号化データを前記フル速度パワーレベルで伝送する段階とを備 えた、 請求項9に記載の干渉を低減する方法。 12.前記伝送する段階が、 前記可変速度データの反復バージョンを含むデータのフル速度フレームを発生 する段階、及び 前記フル速度フレームを前記フル速度パワーレベルで伝送する段階とを含む、 請求項9に記載の干渉を低減する方法。 13.前記通信装置が前記可変速度に応答して可変数のビットを含むデータの 非フルフレームを公称的に伝送し、前記伝送する段階が、 前記可変速度がどのようなものであれ,固定された数のビットを含むデータの フルフレームを発生する段階、及び データの前記フルフレームを前記フル速度パワーレベルで伝送する段階とを含 む、 請求項9に記載の干渉を低減する方法。 14.前記通信装置が前記可変数のビットを擬似ランダム的にデータの前記非 フルフレーム中に公称的に分散し、前記コントローラによって発生されたデータ の前記フルフレームが所定のパターンを有する可変数のパディングビットを含む 、請求項13に記載の干渉を低減する方法。 15.干渉低減モード意図信号を発生する段階、及び 前記干渉低減モード意図信号を前記通信装置に関連した基地局へ伝送する 段階とを含む、 請求項14に記載の干渉を低減する方法。 16.前記パディングビットの各々が論理ゼロ値を有する、請求項14に記載 のシステム。 17.データを可変速度で公称的に伝送すると共に前記可変速度に応答して伝 送パワーを公称的に変動させる通信装置であって、 送信器、及び 前記可変速度がどのようなものであれ,RFエネルギーをフル速度パワー レベルで継続的に伝送するように前記送信器に命令し、それによって前記通信装 置による前記フル速度パワーレベルでの継続的伝送に起因して前記通信装置の近 傍で前記干渉が低減されるようにするコントローラと, を備えた通信装置。 18.前記コントローラが、前記フル速度パワーレベルが所定のしきい値を超 えるときにのみ前記可変速度がどのようなものであれRFエネルギーを前記フル 速度パワーレベルで継続的に伝送するよう前記送信器に命令する、請求項17に 記載の通信装置。 19.前記可変速度がどのようなものであれ,音声データをフル速度で符号化 する可変速度ボコーダを備えた、請求項17に記載の通信装置。 20.前記コントローラは可変速度データを受け取る入力を有すると共に前記 可変速度データの反復バージョンを含むデータのフル速度フレームを発生し、 前記送信器は前記フル速度フレームを前記フル速度パワーレベルで伝送す る、請求項17に記載の通信装置。 21.前記通信装置は前記可変速度に応答して可変数ビットを含むデータの非 フルフレームを公称的に伝送し、前記コントローラは前記可変速度がどのような ものであれ,固定された数のビットを含むデータのフルフレームを発生し、前記 送信器はデータの前記フルフレームを前記フル速度パワーレベルで伝送する、請 求項17に記載の通信装置。 22.前記通信装置は前記可変数のビットを擬似ランダム的にデータの前記非 フルフレーム中に公称的に分散し、前記コントローラによって発生されたデータ の前記フルフレームは所定のパターンを有する可変数のパディングビットを含む 、請求項21に記載の通信装置。 23.前記コントローラは干渉低減モード意図信号を発生し、前記送信器は前 記干渉低減モード意図信号を前記通信装置に関連した基地局へ伝送する、請求項 22に記載の通信装置。 24.前記パディングビットの各々が論理ゼロ値を有する、請求項22に記載 の通信装置。 25.複数の通信装置がデータを可変速度で公称的に伝送すると共に前記可変 速度に応答して伝送パワーを公称的に変動させる通信システム内の基地局であっ て、 前記可変速度がどのようなものであれ,RFエネルギーをフル速度パワー レベルで継続的に伝送するように前記複数の通信装置の第1のものに命令し、そ れによって前記第1の通信装置による継続的伝送に起因して前記第1の通信装置 の近傍で干渉が低減されるようにする手段、及び 前記第1の通信装置によって継続的に伝送される前記RFエネルギーを受 け取る手段と, を備えた基地局。 26.前記複数の通信装置の1つが、前記可変速度がどのようなものであれR Fエネルギーをフル速度パワーレベルで継続的に伝送しているかどうかを決定す る手段を備えた、請求項25に記載の基地局。 27.前記決定手段が、前記複数の通信装置の前記1つがRFエネルギーを継 続的に伝送しているかどうかを決定するために前記複数の通信装置の前記1つに よって伝送されるフレームの信号トラフィックの第1のNビットを検査する、請 求項26に記載の基地局。 28.前記決定手段が、もし信号トラフィックの前記第1のNビットが所定の ビットパターンと一致すれば前記複数の通信装置の前記1つがRFエネルギーを 継続的に伝送しているものと決定する、請求項27に記載の基地局。 29.前記所定のビットパターンがオール・ゼロのビットである、請求項27 に記載の基地局。 30.データを可変速度で公称的に伝送すると共に前記可変速度に応答して伝 送パワーを公称的に変動させる複数の通信装置の第1のものによって発生された 干渉を低減する方法であって、 前記可変速度がどのようなものであれ,RFエネルギーをフル速度・パワ ー・レベルで継続的に伝送するするように前記複数の通信装置の第1のものに命 令し、それによって前記第1の通信装置による継続的伝送に起因して前記第1の 通信装置の近傍で干渉が低減されるようにする段階、及び 前記第1の通信装置によって継続的に伝送される前記RFエネルギーを受 け取る段階と, を含む干渉を低減する方法。 31.前記複数の通信装置の1つが、前記可変速度がどのようなものであれ, RFエネルギーをフル速度パワーレベルで継続的に伝送しているかどうかを決定 する段階を含む、請求項30に記載の干渉を低減する方法。 32.前記決定する段階が、前記複数の通信装置の前記1つがRFエネルギー を継続的に伝送しているかどうかを決定するために前記複数の通信装置の前記1 つによって伝送されたフレームの信号トラフィックの第1のNビットを検査する 段階を含む、請求項31に記載の干渉を低減する方法。 33.前記決定する段階が、もし信号トラフィックの前記第1のNビットが所 定のビットパターンと一致すれば前記複数の通信装置の前記1つがRFエネルギ ーを継続的に伝送しているものと決定する段階を含む、請求項32に記載の干渉 を低減する方法。 34.前記所定のビットパターンがオール・ゼロのビットである、請求項32 に記載の基地局。
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