JPH07283888A - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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JPH07283888A
JPH07283888A JP6087247A JP8724794A JPH07283888A JP H07283888 A JPH07283888 A JP H07283888A JP 6087247 A JP6087247 A JP 6087247A JP 8724794 A JP8724794 A JP 8724794A JP H07283888 A JPH07283888 A JP H07283888A
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Masahiro Moriya
正弘 森屋
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 混雑時のチャネル間の干渉量を減らし、参入
し得る通話チャネル数を増やすことを可能にする無線通
信システムを提供する。 【構成】 音声情報を情報量に応じた伝送レートで符号
化9し、符号化された信号を伝送レートに応じた送信パ
ワーで送信する無線通信システムにおいて、通話課金を
通話チャネルの混雑度と音声情報の最大伝送レートとに
基づいて設定4し、送信機には使用者が伝送レートの最
大値を指定するための指定手段11を設ける。通話チャネ
ルの混雑時には、送信機の使用者は、通話課金を少なく
するために、音声情報の最大伝送レートをできるだけ下
げようと努める。その結果、通話チャネル間の干渉が減
り、通話チャネルを増やすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声情報の伝送レート
を可変的に通信する無線通信システムに関し、特に、混
雑時のチャネル間の干渉を減らすように構成したもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、文献”On The System Design Asp
ects Of Code Division Multiple Access (CDMA) A
pplied To Digital Cellular And Personal Communicat
ions Networks (1991 Vehicular Technology Confe
rence)”に述べられているように、符号分割多元接続
(CDMA)方式による無線通信システムでは、移動機
の消費電力の低減や、他移動機及び基地局への干渉の低
減を図ることを目的として、情報量に応じて音声情報の
伝送レートを可変する可変レート音声コーデックが用い
られている。
【0003】以下、図面を参照しながら、従来のこの無
線通信システムの一例について説明する。
【0004】図2は、従来の自動車電話や携帯電話のシ
ステムにおいて用いられるCDMA方式について示した
図である。12は情報データ、13は情報データを拡散する
ための信号、14はデータを拡散した後の信号、15は複数
チャネル上で信号が送信されているときのスペクトラム
である。
【0005】送信側において、情報データ12は、チャネ
ルを区別するための符号13と掛け合わされる。この符号
13は、情報データ12と比較してより高速な信号であるた
め、掛け合わせによって生成される信号は広帯域に拡散
する。一方、受信側では、送信側で掛け合わせた符号13
と同期のとれた符号を受信信号に掛け合わせて(逆拡散
する)、元の情報データを再生する。
【0006】この方式では、チャネルの区別は、広帯域
に拡散する符号14によって行なわれ、周波数軸上および
時間軸上において複数のチャネルの信号が重なって送信
される。従って、受信側から見ると、他のチャネルの信
号は、逆拡散する際に、見かけ上雑音(干渉)として扱
われる。無線通信システムでは、チャネル間において音
声品質を損なうような干渉が発生しないようにチャネル
の数を制限する必要があるが、このCDMA方式の無線
通信システムでは、この雑音(干渉)の大きさがチャネ
ル数を決める一つの要因となる。
【0007】図3には、可変レート音声コーデック方式
における伝送レートと送信パワーとの関係を示してい
る。
【0008】ここで、16は音声情報で構成される情報ブ
ロックである。この音声情報ブロックは伝送レート1の
ときには8ブロック送信されるが、伝送レート1/2で
は4ブロック、伝送レート1/4では2ブロック送信さ
れる。このときの伝送レートは音声情報の多少により決
定される。また、各々の伝送レートに対応する送信パワ
ーは、1つの音声情報ブロック8の有するエネルギーが
全ての伝送レートにおいて同一になるように決定され
る。したがって、伝送レート1のときの送信パワーが1
であるならば、伝送レート1/2では送信パワーも1/
2、伝送レート1/4では送信パワーも1/4と下げる
ことが可能となる。
【0009】このように、可変レート音声コーデック方
式は、固定レート音声コーデック方式と異なり、音声情
報が少ないときには送信パワーが下がる。そして、送信
パワーが下がると、それだけ他のチャネルとの間の干渉
が低減する。そのため、この可変レート音声コーデック
方式は、CDMA方式に適しているといえる。
【0010】なお、可変レート音声コーデックの構成自
体については、特開平3−102926号公報や特開昭
63−43435号公報に記述されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような無
線通信システムでは、以下の問題点を有している。
【0012】CDMA方式では、前述したとおり、通話
チャネルを符号の種類により区別しているので、複数チ
ャネルの信号は同一周波数、同一時間領域に重なり、他
のチャネルの信号は、全て雑音(干渉)として作用し、
送信パワーが大きい程、この雑音(干渉)が増える。一
方、従来の可変レート音声コーデック方式を用いた装置
では、送信パワーは伝送レートに比例し、音声情報量の
多少によってのみ決まる。そのため、通話チャネルが混
雑し、伝送される音声情報量の総量が大きい場合には、
チャネル間の干渉が大きくなるという問題点を有してい
る。
【0013】また、通話料金は、一つの通話チャネルを
使用している限り、音声情報の伝送レートが高くても低
くても、一定である(特開平2−276396号公報等
に記載されている)。つまり、他チャネルへの干渉量が
大きくても小さくても、通話料金は変わらないという不
公平な面がある。
【0014】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、混雑時におけるチャネルの伝送レートの
高低と通話料金とを連動させて、混雑時の伝送レートの
低減を誘導し、それにより混雑時のチャネルの干渉量を
減らし、また、参入し得る通話チャネル数を増やすこと
を可能にする無線通信システムを提供することを目的と
している。
【0015】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、音
声情報を情報量に応じた伝送レートで符号化し、符号化
された信号を伝送レートに応じた送信パワーで送信する
無線通信システムにおいて、通話課金を、通話チャネル
の混雑度と音声情報の最大伝送レートとに基づいて設定
し、送信機に、使用者が伝送レートの最大値を指定する
ための指定手段を設けている。
【0016】
【作用】そのため、通話チャネルが混雑しているときに
は、送信機の使用者は、通話課金を少なくしようとし
て、音声情報の最大伝送レートをできるだけ下げようと
努める。その結果、通話チャネル間の干渉が減り、通話
チャネルを増やすことが可能となる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の無線通信システムの一実施例
について、図面を参照しながら説明する。図1は実施例
の無線通信システムを構成する基地局および移動機の機
能ブロックを示しており、基地局は、送信する音声信号
の符号化と受信信号の復号化とを行なう符復号装置1
と、受信信号の最大伝送レートを判定する最大伝送レー
ト判定装置2と、送信信号の変調と受信信号の復調とを
行なう変復調装置3と、通話混雑度と最大伝送レート値
とに基づいて通話課金を設定する通話課金設定装置4
と、アンテナ5とを備えており、また、移動機は、アン
テナ6と、変復調装置7と、課金情報を取得する課金情
報伝達装置8と、使用者が通話料金を目安にして最大伝
送レートを指定する通話料金指定機構11と、指定された
通話料金に対応する最大伝送レートを出力する通話料金
最大伝送レート変換装置10と、通話料金最大伝送レート
変換装置10から出力された最大伝送レート値以下の伝送
レートで音声信号を符号化する可変レート音声コーデッ
ク装置9とを備えている。
【0018】このシステムにおいて、基地局の通話課金
設定装置4は、現在の通話混雑度の下での各々の最大伝
送レート値に対応する課金設定を行なう。設定された課
金情報は、符復号装置1、変復調装置3およびアンテナ
5を経由して、移動機に伝送される。
【0019】移動機の使用者は、通話を発信するに当た
って、基地局から送られてくる課金情報を、課金情報伝
達装置8を通じて取得し、課金情報と音声品質とを参考
に、音声情報通話料金指定機構11を用いて、音声情報の
通話料金を指定する。指定された通話料金情報は、通話
料金最大伝送レート変換装置10により、その通話料金に
対応する最大伝送レート値に変換され、可変レート音声
コーデック装置9に伝達される。
【0020】可変レート音声コーデック装置9は、受け
取った最大伝送レート値を超えない範囲で、情報量に応
じたビットレートで音声信号を符号化し、符号化したデ
ィジタル信号を変復調装置7へ伝送する。変復調装置7
は、この符号化された信号を伝送レートに比例する送信
パワーで、アンテナ6を通じて送信する。
【0021】基地局は、移動機から送信された音声情報
をアンテナ5を通じて受信すると、変復調装置3および
符復号装置1により復調、復号する。復号された音声情
報は最大伝送レート判定装置2に送られ、その音声情報
の最大伝送レートが判定される。通話課金設定装置4
は、ここで得られた最大伝送レート情報と移動機に送信
した課金情報とから、移動機の通話における通話料金を
決定する。
【0022】このように、実施例の無線通信システムで
は、通話料金がそのときの通話混雑度と最大伝送レート
とによって決められる。従って、移動機の使用者は、音
声品質を損なわない範囲で、通話料金をできるだけ下げ
るように、最大伝送レートを低めに設定することが期待
できる。その結果として、通話混雑時におけるチャネル
間の干渉が減少し、また、チャネル数を増加することが
可能になる。
【0023】なお、実施例では、変復調装置7により、
送信パワーを伝送レートに比例して下げているが、伝送
レートに比例する頻度で間欠的に信号を送信する動作に
よって、時間平均での送信パワーを伝送レートに比例さ
せるようにしても良い。また、可変レート音声コーデッ
ク装置9における最大伝送レートの設定の仕方は、この
コーデック装置のビットレートの最大値を決め得る方法
であれば、いかなる種類の方法をも用いることが可能で
ある。
【0024】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明の無線通信システムでは、通話課金を通話チ
ャネルの混雑度と音声情報の最大伝送レートとに基づい
て設定するともに、移動機に最大伝送レートを指定する
手段を設けたことにより、混雑時におけるチャネル間の
干渉の低減が期待でき、また、その干渉が低減する分、
通話チャネル数を増やすことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における無線通信システムの基
地局および移動機の構成を示すブロック図、
【図2】従来の符号分割多元接続方式における周波数特
性を説明する図、
【図3】従来の可変レート音声コーデック方式における
伝送レートと送信パワーとの関係を示す図である。
【符号の説明】
1 符復号装置 2 最大伝送レート判定装置 3、7 変復調装置 4 通話課金設定装置 5、6 アンテナ 8 課金情報伝達装置 9 可変レート音声コーデック装置 10 通話料金最大伝送レート変換装置 11 通話料金指定機構 12 情報データ 13 拡散用信号 14 拡散後の信号 15 複数チャネルが重なった信号 16 音声情報ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 14/04 Z 1/707 H04Q 7/04 H

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声情報を情報量に応じた伝送レートで
    符号化し、符号化された信号を前記伝送レートに応じた
    送信パワーで送信する無線通信システムにおいて、 通話課金を、通話チャネルの混雑度と音声情報の最大伝
    送レートとに基づいて設定し、 送信機に、使用者が前記伝送レートの最大値を指定する
    ための指定手段を設けたことを特徴とする無線通信シス
    テム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000014908A1 (fr) * 1998-09-08 2000-03-16 Hitachi, Ltd. Procede de commande de puissance d'un systeme de communication
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