JP2000508643A - 腫瘍増殖のインヒビターとしての5―アンドロステン3β,17αジオール - Google Patents

腫瘍増殖のインヒビターとしての5―アンドロステン3β,17αジオール

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、3β,17αアンドロステンジオール(αAED)またはそのエーテルもしくはエステルの投与により、腫瘍細胞における細胞老化およびプログラムされた細胞死を加速させる手段を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 腫瘍増殖のインヒビターとしての5−アンドロステン3β,17αジオール発明の背景 発明の分野: 本発明は、腫瘍抑制効果のための医薬品の分野に関する。5-アンドロステン3 β,17αジオール(αAED)、そのエステルおよびエーテルは、腫瘍阻害効果を達 成することが本明細書中において教示される。 関連分野の説明: ミフェプリストン(RU486)は、プロゲステロンレセプターアンタゴニスト( 米国特許第4,386,085号を参照のこと。これは、本明細書中でその全体が参考と して援用される)として使用され、そして妊娠中絶薬としての使用を有すること が示されており、そしてステロイド依存性乳ガンを処置するために有用であるこ とが見出されてきている。 フルタミドは、米国特許第3,847,988号において開示されており(これは、そ の全体が本明細書中で参考として援用される)、抗アンドロゲン剤であり、これ は、通常エストロゲンと組み合わせて前立腺ガンを処置するために使用されてい る。 Levyらの米国特許第2,521,586号は、アンドロステンジオールの17-モノベンゾ エートエステルの生成を教示する。そこでは、5-アンドロステン3β,17αジオー ル(αAED)の使用は教示されていない。 Peatは、米国特許第4,628,052号において、αAEDを包含し得る種(その種の範 囲内で論じ得る)を教示する。しかし、すべての例およびすべての命名された化 合物はケト基を必要とする。従って、αAEDがそのなかに包含されないと結論す ることは当然である。 Tindallは、米国特許第2,845,381号において、αAEDを含む化粧用組成物を教 示する。そこでは、内用に適切な医学的組成物または医学的な使用は示唆されて いない。 Johnsonらの米国特許第4,882,322号は、アンドロゲンがエストロゲンに変換す るのを調節するかまたは阻害する置換5-アンドロステン3β,17βジオールを教示 する。αAEDはそこでは教示されていない。 Swartzらは、米国特許第4,898,694号において、置換アンドロステンジオール を含む、非常に大きな群の化合物を教示する。しかし、Schwartzは、任意の目的 のための、本明細書中で請求されるαAEDもエステルおよびエーテルも示唆しな い。 Loriaは、米国特許第5,206,008号、同第5,277,907号、同第5,3876,583号、同5 ,461,042号、および同第5,478,566号において、5-アンドロステン3β、17βジオ ール(βAED)および5,-アンドロステン3β、7β、17βトリオール(AET)が、 免疫応答を増強し、そしてまた照射および化学療法の有害効果を相殺するために 有用であり、そしてヒドロコルチゾンの抗増殖効果を緩衝することを教示する。 これらの特許のいずれも、αAEDの使用を教示も示唆もしない。それらにおいて 教示されるように、βAEDは、外胚葉起源の組織と接触するような様式において 投与される場合に最も効果的である。発明の要旨 本発明は、腫瘍細胞において細胞の老化およびプログラムされた細胞死を加速 させる手段を提供する。本発明の実施は、3β,17αアンドロステントリオール (本出願中において17αAEDまたは単にαAEDといわれ得る)およびそのエステル およびエーテルの投与を含む。発明の詳細な説明 本発明は、5-アンドロステン3β,17αジオール(本明細書中においてαAEDま たは17αAEDという)、そのエステルおよびエーテルを使用して、悪性腫瘍を処 置する手段として増殖を阻害し、そして細胞老化を加速させ、腫瘍細胞のアポト ーシスおよび死を誘導することに関する。本発明の活性薬剤はまた、避妊薬また は妊娠中絶薬として使用され得る。活性薬剤は以下の構造である。ここで、Rは、H、2〜8炭素のアルケニル、1〜8炭素のアルキル、1〜4炭 素のフェニルアルキル、フェニルまたはCOR2(ここで、R2は、H、1〜8炭素の アルキル、2〜8炭素のアルケニル、フェニルアルキル(ここで、アルキルは1 〜4炭素を有する)(ベンジルを含む)、またはフェニルである)であり得る。 任意のフェニル部分は、3つまでの以下から選択される置換基を有し得る:ヒド ロキシ、1〜4炭素のカルボキシ、ハロ、1〜4炭素のアルコキシ、1〜4炭素 のアルキル、または2〜4炭素のアルケニル、ここで任意のアルキルは、直鎖、 分枝鎖であり得、あるいはアルキルは、全体的にまたは部分的に環化され得る。 これらの活性薬剤は、本明細書中に記載のように投与した場合、細胞増殖を阻 害することが見出されている。αAEDは、全身的に与えられる場合、5〜10,000n Mの血液濃度を提供するような十分な用量で投与される。より好ましい血液また は組織液濃度は、10〜10,000nMの範囲である。用量は、阻害されるべき細胞の型 によって変化する。投与方法は、標的細胞の位置に依存する。非経口または経口 投与のような手段もまた、適切である。αAEDはまた、塗布器またはスプレー中 で手術の間に組織に投与され得る。本明細書中で教示される活性薬剤を含む組成 物は、膣内または直腸内で、液体組成物の注入またはスポンジのような支持体上 のいずれかにより投与され得る。 他の好ましい投与方法は、口腔、舌下、経鼻または気管内経路を含む。スプレ ーまたはミストは、このような投与に有用であり得る。さらに、スプレーは、手 術の間に手術領域に投与するために有用であり得る。例えば、スプレーは、手術 の間に腹腔または胸腔と接するために使用され得る。 本発明の組成物はまた、経口または直腸経路により腸管粘膜へと投与され得る 。坐剤、保持浣腸剤としての使用のための溶液、およびクリームもしくはゼリー は、直腸投与における使用のための適切な手段である。 本発明の組成物はまた、クリーム、ゼリー坐剤または灌水(douche)溶液を使用 して膣粘膜に適用され得る。組成物は、予防的膣用調製物の形態であり得るか、 またはコンドームの潤滑剤において使用され得る。ゼリーおよびクリームはまた 、子宮頚部避妊ペッサリーにおいて投与され得る。これは、正常な位置にある場 合、子宮頚部との接触を延長する。 人体の開口部への投与の目的のために、本発明の組成物は、フレキシブルチュ ーブを介して標的部位へと投与され得る。前述のように、αAEDを含む組成物は 、灌水または保持浣腸剤として投与され得る。他の標的部位は、膀胱、子宮、気 管、上咽頭、洞または(鼻経路を介しての)下垂体を含む。 所定の場合に使用されるキャリア系は、投与の形態に依存する。活性薬剤は、 親油性化合物である。当該分野で公知の親油性ステロイドのための溶媒およびキ ャリアは、αAEDまたはαAEDのエステルおよびエーテルを含む組成物における使 用に適切である。このようなキャリアの例は、グリコール(例えば、ポリプロピ レングリコール、ポリエチレングリコール)、エタノール、DMSO、およびシクロ デキストリン(特に、非結晶シクロデキストリン)である。シクロデキストリン は、頬粘膜を介して循環系に容易に入る。この方法は、肝臓を回避して同時に静 脈投与を避ける手段としての投与に特に適している。考慮されるべき他のビヒク ルは、乳剤の調製のためのポリオキシエチレンソルビタールの脂肪酸エステル( Tween)またはソルビタン(Span)を含む。 本明細書中で教示される組成物は、大部分の新生物を処置するため(例えば、 新生物の処置における使用)に使用され得る。新生物には、例えば、血液形成器 官、肝臓、膵臓、甲状腺、副腎、下垂体、卵巣、精巣、乳房、中枢神経系(脳、 脊柱を含む)、骨、結合組織、肺、肝臓、胃腸系、結合組織、子宮、粘膜、口お よび舌、腹膜の裏層(lining)、リンパ管、ならびに感覚器官が含まれる。 材料および方法: βAED、17βエストラジオールおよびタモキシフェンを、Sigma Chemical Comp any(St.Louis,Missouri)から入手した。αAEDおよびフルタミドを、Steriloid,I nc.(Walton,New Hampshire)およびSchering Corporation(Kenilworth,New Jer sey)からそれぞれ入手した。βAEDを除く全てのステロイドは、エタノール中に 溶解させた。βAEDは、DMSO:ETHOL(1:1 v/v)中に溶解させた。ストック溶液を、 濾過し、そして4℃で保存した。試験のために、ストック溶液を、使用の直前に 培地に希釈した。ビヒクルの最終濃度は、全てのサンプルにおいて常に0.2%以 下であり、そしてこの濃度は、トリパンブルー排除により測定された場合に、ZR -75-1と称されるヒト乳房細胞ガン細胞株(アメリカンタイプカルチャーコレクシ ョン)に対して顕著な細胞毒性効果を有しなかった。 ZR-75-1細胞株(継代89)を、アメリカンタイプカルチャーコレクション(Rock ville,Maryland)から入手した。細胞を、10%熱不活性化ウシ胎児血清、200μ ML-グルタミン、10NM HEPES,1.5U/mlペニシリン、および1.5μg/mlストレプト マイシンを含むRPMI-1640培地において、5%CO2中37℃にて、培養した。細胞を 週に2回継代した。試験のための細胞増殖: 細胞をまず、24マルチウェル平底プレート(Costar)中に4連で1mlあたり1×1 05細胞の初期密度で播種した。次いで、細胞を、10%熱不活性化ウシ胎児血清(F CS)、200μM L-グルタミン、10NM HEPES、2.5U/mlペニシリン、および2.5μg/ml ストレプトマイシンを補充したフェノールレッドを有さないRPMI 64培地におい て、5%CO2中37℃にて、接着させ、そして増殖させた。48時間後、4つのウェ ルを犠牲にして、そしてプレート効率を測定するために計数した。残りのウェル において、培地を吸引により除去し、そして各ウェル中の細胞を特定のステロイ ドを含む培地に曝した。培地のみまたはビヒクルを有する培地を含むコントロー ルもまた、調製した。全てのサンプルにおいて、培地を48時間毎に交換した。予 定していた時点において、細胞を、トリプシン処理により取り出し、そして洗 浄した。細胞の数および生存度を、ヘモサイトメーターを使用するトリパンブル ー排除により測定した。並列培養物(parallel culture)もまた,細胞増殖を測定 した。細胞増殖アッセイ: 細胞増殖アッセイのために、細胞懸濁液を、上記の方法に従って調製した培養 物由来の細胞のトリプシン処理により調製した。細胞生存度を、トリパンブルー 排除により測定した。次いで、細胞を、平底96ウェルマイクロタイタープレート 中に2×103細胞/ウェルの密度で播種し、そして接着のために48時間安静にさせ た。非接着性の死細胞を、吸引により除去した。次いで、細胞を、フェノールレ ッドを有しない培地中で増殖させた。いくつかの培地は、上記の補充物を含んだ 。活性薬剤またはビヒクルコントロールを、培地に添加した。次いで、細胞を6 日間増殖させた。培地を、サンプルにおいて48時間毎に交換した。6日目に、細 胞を、HPD細胞収集器(Cambridge Technology,Watertown,Massachusetts)を使 用してガラスフィルターへ収集する前に、最後の6時間のインキュベーションの 間、1μCi[3J]-チミジンでパルスし、そしてKLBシンチレーションカウンターで 計数した。 初期試験を実施して、トリチウム化チミジンの取り込みにより測定された、ZR -75-1細胞のインビトロでの増殖を阻害するのに必要とされるαAEDの最適(最大 )量を測定した。3.13nM〜50nMの範囲の用量におけるαAEDでのZR-75-1細胞の処 理は、6日後のビヒクルコントロールと比較した場合、ZR-71-1細胞の増殖にお いて二相性の効果をもたらしたことが見出された。αAEDは、ビヒクルコントロ ールと比較した場合、6.25と12.5nMとの間の濃度でZR-75-1細胞の増殖を刺激し た(P<0.01)。25nM以上の濃度では、αAEDは、ZR-75-1細胞の増殖を有意に阻害し 、そしてこの抗増殖効果は、最大用量の半分(50nM)および最大用量(100nM)レベ ルで、用量および時間依存様式で生じた。阻害が細胞毒性に起因しないことを確 証するために、細胞計数および生存度を、トリパンブル-排除により評価した。1 7αAEDの添加は、細胞に対して毒性ではなかった。αAEDとは反対に、100nMの濃 度でのβAED単独では、ZR-75-1細胞の増殖について全く抗増殖効果を有さなか った。 実施例1: ZR-75-1細胞(2×103)を、異なる濃度のαAEDを用いてまたはビヒクルのみ の培養物を用いて、6日間にわたり上記のように処理した。培地を、48時間毎に 交換した。細胞を、最後の6時間のインキュベーションの間に3H-チミジンでパ ルスした。 結果は、6.25nMで増殖の上昇、25nMで細胞増殖の減少、および50nMの濃度で顕 著な減少を示した。 実施例2: 細胞を、いくつかのサンプルにおいて17αAEDおよびβAEDの組み合わせを使用 した以外は、実施例1のように処理した。薬剤の組み合わせ(2.5nMで一定に保 たれる)を含むサンプルにおいて、βAEDの濃度と同時にαAEDの濃度を変化させ た。細胞を、最後の6時間3H-チミジンでパルスした。 βAEDの存在下でαAEDを含む培養物における細胞の増殖は、αAEDの全ての濃 度において増殖の減少を示した。 実施例3: エストラジオールの存在下でのZR-75-1細胞の増殖におけるαAEDの効果を研究 した。1nM濃度のエストラジオールの存在下または非存在下において漸増濃度の αAEDで6日間にわたり処理した細胞を研究した。細胞を、1nM濃度のエストラ ジオールの存在下において漸増濃度のαAEDで6日間にわたり処理し、培地を48 時間毎に交換した。細胞を、最後の6時間のインキュベーションの間に3H-チミ ジンでパルスした。αAEDのより高い濃度では、αAEDはエストラジオールの存在 下でさえ、増殖を抑制した。それ故、エストラジオールは、このヒト乳癌細胞株 でのαAEDの抗増殖活性を有効に克服し得ない。 実施例4: 抗アンドロゲン剤であるフルタミドの存在下でのZR-75-1細胞の増殖における αAEDの効果を、エストラジオールをフルタミドに置換した以外は実施例3のプ ロセスを使用して研究した、αAEDの6.25nM以上の濃度では、抗増殖効果は、フ ルタミドの存在下で非常に増強された。それ故、フルタミドは、αAEDに相乗的 に作用して抗増殖効果を生成するようである。それ故、特に、エストロゲン依存 性悪性腫瘍(例えば、乳癌)において、抗アンドロゲン剤を伴うαAEDの投与は 、特に有利な処置選択肢と考えられるべきである。 実施例5: 実施例5も同様に、RU486の存在下において研究した。同様に、有効濃度では 、0.1μl濃度のαAEDの有効量の存在下でRU486の用量を低くすることが可能であ り、0.5μM濃度のRU486で、細胞の増殖を減少させる相乗的作用が存在すること を示した。この相乗作用は、1μMのRU486の濃度より大きいことが示された。こ の活性薬剤の組み合わせは、エストロゲンまたはプロゲステロンに依存する腫瘍 の処置のために特に有用である。 実施例6: 点滴注入のための調製物: 成分 重量% αAED 0.01% ポリプロピレングリコール 13.0% 水 86.5% 実施例7: 静脈内注入のための調製物: 成分 量 αAED 1mg エタノール 5ml リン酸緩衝化生理食塩水 1000mlまで添加する 実施例8: 0.5μMおよび1.0μMの濃度のRU486の存在下でのリンパ系新生物(アメリカン タイプカルチャーコレクションから入手したp388D1細胞)の増殖におけるαAED の効果を、上記の方法に従って研究した、RU486と組み合わせたαAEDの使用が、 1つの薬剤の使用を超える増加された有効性を生じることを見出した。 実施例9: マウスマクロファージミエローマ細胞(アメリカンタイプカルチャーコレクシ ョンから入手したRAW264.7細胞)における、50nMおよび100nMの用量のαAEDの効 果を研究した。50nMおよび100nMの両方のレベルにおいて、増殖の阻害の有意な 阻害が存在した。 実施例10: 膀胱癌の処置のための膀胱への注入のための調製物: 成分 量 αAED 10mg DMSO 100ml 正常濃度の半分の(half-normal)生理食塩水 900ml 実施例11: 水(100ml)を、7gのβ-ヒドロキシプロピルシクロデキストリンおよび1mgのα AEDと混合する。アンプルを溶液で充填し、そして滅菌する。この調製物を、粘 膜への投与のための、経口投与のための、または非経口的投与のための溶液に添 加し得る。 実施例12: シクロデキストリン/αAED調製物を、上記のように調製する。物質を、凍結乾 燥し、そして無菌アンプル中に置く。得られた粉末を、バイアル中に置き得る。 次いで、バイアルの内容物は鼻腔に吸い込まれ(snort)得る。バイアルの内容物 を溶解し、そして静脈内または局所適用(創傷部位への注入用を含む)のための 溶液中に置くこともまた適切である。これをまた、腹腔または胸腔のような手術 部位へスプレーするかまたはスポンジングする(sponging)ことにより適用し得る 。 実施例13: 実施例12の調製物を、100mlの水で希釈する。調製物を、大腸悪性腫瘍の除去 の間およびその後に腹腔へスプレーする。 αAEDを、任意の手段(皮下もしくは皮内注射または局所適用を含む)により 皮膚へまたは皮膚を介して送達し得る。局所適用の1つの手段は、活性薬剤をし み込ませた皮膚パッチの使用である。この送達の手段は、それが非侵襲性であり そして比較的未熟な看護人により容易に投与されるので、有利である。 実施例14: 経口投与のためのαAEDの処方物のカプセルを、2mgのαAED、15mgのデンプン 、および5mgのステアリン酸マグネシウムを混合することにより調製する。カプ セルを1日2回投与して、1〜50mg/日の1日用量を達成する。 本発明の組成物を、脊髄レベルでまたは大槽へのいずれかで、くも膜下腔内に 投与し得る。 αAEDの場合、そのエステルまたはエーテルを経口的に投与し、活性薬剤を上 部消化管における破壊および吸収から保護することが必要である。活性薬剤は、 腸管の粘膜への曝露の期間が増加する場合に、最も有効である。それ故、腸管で 徐放をもたらす処方物中の活性薬剤を含むカプセルの使用は、適切である。 活性薬剤をまた、腫瘍に罹患した動物の処置のために獣医学において使用し得 る。このような処置の目的のために、αAEDを動物の固形飼料へ添加し得る。 無菌溶液を、気管支鏡的手段または圧力下にあり得るミストのいずれかにより 、肺に投与し得る。 αAEDの投与のためのパッチ(patched)を、活性薬剤を含む接着性パッチとして 処方し得る。例えば、パッチは円盤であり得、ここで、活性薬剤を含む感圧性シ リコン接着性マトリックスが非浸透性の裏層(backing)でカバーされ得る。円盤 は、接着剤中に薬剤を含み得るか、または活性薬剤を保持するポリウレタン発泡 体またはガーゼのような物質から作製された支持体に取り付けられるかのいずれ かである。パッチを動物の処置に使用する場合、領域を剃毛するかまたは羽をむ しらなけらばならない(pluck)。全ての場合において、パッチが適用される領域 は、適用の前に慎重にきれいにされるべきである。 実施例15: 非浸透性裏層と保護カバー層との間にサンドイッチされた三層の接着性マトリ ックスから構成されるパッチを、以下の様式で調製する: シクロヘキサン(50% w/v)中の感圧性シリコン接着性組成物BI0PSAt1mq7-2920( Dow Corning Corporation,Midland,Michigan,U.S.A.)に、0.5%のαAED組成 物を提供するに十分なαAEDを添加する。接着剤をポリエステルフィルムに適用 して、1cm2あたり約2mgの活性成分の連続層を提供する。パッチは、適用前に 除去される保護層で覆うべきである。 浸透増強剤(例えば、シクロデキストリン、ブチル化ヒドロキシアニソール、 またはブチル化ヒドロキシトルエン)を含むパッチを提供し得る。 活性薬剤を、錠剤またはトローチ剤により、口、咽頭、または鼻腔の粘膜に投 与し得る。 本明細書中に教示される抗増殖剤を、他の活性薬剤(例えば、ビンカアルカロ イド、核酸インヒビター、白金剤、インターロイキン-2、インターフェロン、ア ルキル化剤、代謝拮抗剤、副腎皮質ステロイド、DNAインターカレート剤、アン トラサイクリン、および尿素)と組み合わせて使用し得る。特定の薬剤の例は、 本明細書中に例示されるものに加えて、ヒドロキシ尿素、5-フルオロウラシル、 アントラマイシン、アスパラギナーゼ、ブレオマイシン、ダクチノマイシン、ダ カルバジン(dacabazine)、シタラビン、ブスルファン、チオテパ、ロムスチン、 メクロレタミン(mechlorehamine)、シクロホスファミド、メルファラン、メクロ レタミン、クロランブシル、カルムスチン、6-チオグアニン、メトトレキセート などを含む。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/675 A61K 31/675 31/7064 31/70 617 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),CA,JP

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.腫瘍増殖阻害効果量の、αAEDまたは以下の式のそのエステルもしくはエー テルを含む、経口投与に適切な形態の物質の組成物: ここで、Rは、H、2〜8炭素のアルケニル、1〜8炭素のアルキル、1〜4炭 素のフェニルアルキル、フェニルまたはCOR2であり得、ここで、該R2は、H、1 〜8炭素のアルキル、2〜8炭素のアルケニル、アルキルが1〜4炭素を有する フェニルアルキル(ベンジルを含む)、またはフェニルであり、そして任意のフ ェニル部分は、3つまでの以下から選択された置換基を有し得る:ヒドロキシ、 1〜4炭素のカルボキシ、ハロ、1〜4炭素のアルコキシ、1〜4炭素のアルキ ル、または2〜4炭素のアルケニル、ここで任意のアルキルは、直鎖、分枝鎖で あり得、あるいは該アルキルは、全体的にまたは部分的に環化され得る。 2.錠剤である、請求項1に記載の組成物。 3.前記組成物がカプセルの形態である、請求項1に記載の組成物。 4.前記組成物が液体である、請求項1に記載の組成物。 5.腫瘍増殖阻害効果量の、以下の式のαAEDまたはそのエステルもしくはエー テルを含む、非経口投与に適切な無菌溶液中の物質の無菌組成物: ここで、Rは、H、2〜8炭素のアルケニル、1〜8炭素のアルキル、1〜4炭 素のフェニルアルキル、フェニルまたはCOR2であり得、ここで、該R2は、H、1 〜8炭素のアルキル、2〜8炭素のアルケニル、アルキルが1〜4炭素を有する フェニルアルキル(ベンジルを含む)、またはフェニルであり、そして任意のフ ェニル部分は、3つまでの以下から選択される置換基を有し得る:ヒドロキシ、 1〜4炭素のカルボキシ、ハロ、1〜4炭素のアルコキシ、1〜4炭素のアルキ ル、または2〜4炭素のアルケニル、ここで任意のアルキルは、直鎖、分枝鎖で あり得、あるいは該アルキルは、全体的にまたは部分的に環化され得る。 6.容器において単回投与形態である、請求項5に記載の組成物。 7.等張液中の請求項5に記載の組成物。 8.シクロデキストリン封入複合体中に前記αAEDを含む、請求項5に記載の組 成物。 9.腫瘍増殖阻害効果量の、αAEDまたは以下の式の化合物を含む、固体支持体 上の物質の組成物: ここで、Rは、H、2〜8炭素のアルケニル、1〜8炭素のアルキル、1〜4炭 素のフェニルアルキル、フェニルまたはCOR2のいずれかであり得、ここで、該R2 は、H、1〜8炭素のアルキル、2〜8炭素のアルケニル、アルキルが1〜4炭 素を有するフェニルアルキル(ベンジルを含む)、またはフェニルであり、そし て任意のフェニル部分は、3つまでの以下から選択された置換基を有し得る:ヒ ドロキシ、1〜4炭素のカルボキシ、ハロ、1〜4炭素のアルコキシ、1〜4炭 素のアルキル、または2〜4炭素のアルケニル、ここで任意のアルキルは、直鎖 、分枝鎖であり得、あるいは該アルキルは、全体的にまたは部分的に環化され得 る。 10.皮膚への適用のためのパッチである、請求項9に記載の組成物。 11.スポンジである、請求項9に記載の組成物。 12.腫瘍増殖阻害効果量の、以下の式のαAEDまたは化合物を含む、薬学的に 受容可能なキャリア中の物質の組成物であって: ここで、Rは、H、2〜8炭素のアルケニル、1〜8炭素のアルキル、1〜4炭 素のフェニルアルキル、フェニルまたはCOR2のいずれかであり得、ここで、該R2 は、H、1〜8炭素のアルキル、2〜8炭素のアルケニル、アルキルが1〜4炭 素を有するフェニルアルキル(ベンジルを含む)、またはフェニルであり、そし て任意のフェニル部分は、3つまでの以下から選択される置換基を有し得る:ヒ ドロキシ、1〜4炭素のカルボキシ、ハロ、1〜4炭素のアルコキシ、1〜4炭 素のアルキル、または2〜4炭素のアルケニル、ここで任意のアルキルは、直鎖 、分枝鎖であり得、あるいは該アルキルは、全体的または部分的に環化され得、 ここで、該組成物は、さらに、活性化剤として第二の抗ガン剤を含む、組成物 。 13.前記第二の抗ガン剤が抗アンドロゲン剤または抗エストロゲン剤である、 請求項12に記載の組成物。 14.前記第二の抗ガン剤が尿素である、請求項12に記載の組成物。 15.前記第二の抗ガン剤がアルキル化剤である、請求項12に記載の組成物。 16.前記第二の抗ガン剤が代謝拮抗剤である、請求項12に記載の組成物。 17.前記第二の抗ガン剤がDNAインターカレート剤である、請求項12に記載 の組成物。 18.前記第二の抗ガン剤がインターフェロンである、請求項12に記載の組成 物。 19.前記第二の抗ガン剤が核酸インヒビターである、請求項12に記載の組成 物。 20.前記第二の抗ガン剤がビンカアルカロイドである、請求項12に記載の組 成物。 21.前記第二の抗ガン剤がRU486である、請求項12に記載の組成物。 22.薬学的に受容可能なキャリア中の、細胞老化加速効果量の以下の式の化合 物を含む組成物を投与することにより、細胞老化およびプログラムされた細胞死 を加速させる方法: ここで、Rは、H、2〜8炭素のアルケニル、1〜8炭素のアルキル、1〜4炭 素のフェニルアルキル、フェニルまたはCOR2のいずれかであり得、ここで、該R2 は、H、1〜8炭素のアルキル、2〜8炭素のアルケニル、アルキルが1〜4炭 素を有するフェニルアルキル(ベンジルを含む)、またはフェニルであり、そし て任意のフェニル部分は、3つまでの以下から選択される置換基を有し得る:ヒ ドロキシ、1〜4炭素のカルボキシ、ハロ、1〜4炭素のアルコキシ、1〜4炭 素のアルキル、または2〜4炭素のアルケニル、ここで任意のアルキルは、直鎖 、分枝鎖であり得、あるいは該アルキルは、全体的にまたは部分的に環化され得 る。
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