JP2000507194A - 包装容器、その包装容器を充填する方法およびその組立体 - Google Patents

包装容器、その包装容器を充填する方法およびその組立体

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JP2000507194A JP9534305A JP53430597A JP2000507194A JP 2000507194 A JP2000507194 A JP 2000507194A JP 9534305 A JP9534305 A JP 9534305A JP 53430597 A JP53430597 A JP 53430597A JP 2000507194 A JP2000507194 A JP 2000507194A
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オルセン,ヤン―エリク
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テトラ ラバル ホールデイングス エ フイナンス ソシエテ アノニム
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Abstract

(57)【要約】 被覆膜11で閉じられる内容物供給チャンネル10を有する充填構造6を備えた折曲げ可能な材料から作られた包装容器である。空の状態において、この包装容器は平坦な折畳み状態とされ、この状態のときは被覆膜11が対向する壁面に連結されている。充填された包装容器においては、被覆膜は充填構造6から解放され、順次の壁面と同様に距離を隔てて位置され、これにより内容物供給チャンネルが露出される。包装容器を充填する方法は被覆膜11の切り離しを含み、またこの方法を実行する組立体は円形切断縁20を有する充填パイプ18を含んで成る。

Description

【発明の詳細な説明】 包装容器、その包装容器を充填する方法およびその組立体 技術分野 本発明は、実質的に平坦な折畳み状態と折り上げ状態との間で再形成できるよ うになされ、内容物の供給チャンネルを備えた充填構造を含んで成る折曲げ可能 な材料から作られた包装容器に関する。本発明はまた、実質的に平坦な折畳み状 態から折り上げ状態へ包装容器が再形成されるときに同時に、包装容器が平坦な 折畳み状態にあるときは液密状態に密閉されている内容物供給チャンネルを備え た充填構造を経てその包装容器にポンプ圧送可能な内容物を充填する方法にも関 する。本発明は最後に、平坦な折畳み状態で且つ密閉状態から折り上げ状態に包 装容器を再形成するときに同時に、その包装容器にポンプ圧送可能な内容物を充 填する組立体に関し、この組立体は充填パイプおよび包装容器に担持された充填 構造を含み、内容物供給チャンネルを備えている。 背景技術 可撓性の包装材料、例えばプラスチックフィルムや、ペーパーおよびプラスチ ックの層を含む包装用積層材で作られた1回使用の使い捨て包装容器に、例えば 液体すなわち圧送可能な形式の食品をパックすることは、この技術分野において 周知である。この形式の包装容器は容易に作られ、密閉され、また意図する内容 物が充填される場所へ例えば平坦な折畳み状態で搬送される。例えば牛乳または ジュースの製造プラントにおいて、平坦な折畳み状態の包装容器が充填機械へ給 送され、この充填機械が例えば牛乳やジュースをその包装容器に充填し、消費者 へのさらなる搬送のために再密閉する。長期間の貯蔵寿命を得るためにパックさ れるべき内容物が事前に殺菌されているときは、無菌形式の包装容器が使用され る。例えば密閉された平坦な折畳み状態の包装容器は製造元において照射によっ て殺菌されることができ、このことが包装容器を無菌状態で充填する充填機械へ 包装容器を確実に無菌化された状態で簡単に移送できるようにさせている。 この形式の包装装置は欧州特許出願EP95101194.9に記載されてお り、その特許明細書は本明細書において参照される。この包装装置は1回使用の 使い捨て形式の無菌の消費者用包装容器を製造し、その製品は中央施設で完成さ れ且つ殺菌され、その後に充填され且つ所望の最終形状を与えられる充填機械へ と送られる。充填は充填パイプによって行われるのであって、この充填パイプは 補足的に殺菌された後、充填構造の壁部分から差し込まれて所望量の内容物が無 菌状態のもとに包装容器内にポンプ圧送されるようになされる。無菌室内で充填 パイプが取外されるとともに充填構造が密閉され、その後に最終的な形成が行わ れた後に包装容器は供給のための用意がととのう。 他の従来技術の包装容器は欧州特許EP263.101に記載されており、そ の特許明細書は本明細書で参照される。この包装容器は可撓性プラスチック材料 で製造された大きなバッグであり、この包装容器は充填構造および蓋構造を備え 、それらの構造が一緒になって事前製造された包装容器が殺菌の観点から満足で きる方法で充填され且つ再密閉されるのを保証している。充填構造は管状部分を 含み、この管状部分は包装容器の1つの壁面に備えられた開口を覆うように液密 状態で密閉されている。蓋構造は包装容器の対向する内壁面に連結されており、 充填構造の内部蓋を形成するのに使用されている。充填作動サイクルに関連して 、個々に可動な作動装置によって蓋構造は充填構造から一時的に取外される。 上述した形式の包装容器は満足のゆく充填構造および蓋構造を表しているが、 対向壁面が互いに隣接して位置される大容積の大きなパックに使用するのが適当 とされるだけである。この構造は、充填構造および蓋構造のそれぞれと包装容器 の材料部分との間に二重の穴形成および液密密閉を必要とし、さらにまたその設 計および構造が比較的高価且つ複雑となる。 発明の目的−容器 したがってこの分野において事前に容易に作ることができ、また無菌充填に適 した充填構造を含み、簡単且つ経済的なデザインおよび構造である消費者用寸法 の包装容器を提供することが望まれていた。 本発明の1つの目的は、上述で概要を説明した難点を排除するとともに従来技 術の包装容器に固有な欠点がなく、無菌の観点から「汚れのない(pure)」構造 をした充填構造を備えたそのような包装容器を実現することである。 本発明の他の目的は、複雑な穴形成、位置決め、または密閉を必要とせずに、 平坦な折畳み状態の包装容器に簡単に取付けることのできる充填構造を備えた包 装容器を実現することである。 本発明のさらに他の目的は、バクテリアの侵入、バクテリアの繁殖する空間ま たはバクテリアの繁殖する原因となる他の危険因子が生じるのを防止する構造と された充填構造を備えた包装容器を実現することである。 本発明のさらに他の目的は、差し込みを意図された壁部分を含み、この壁部分 が制御された方法で、且つ包装容器の内部に汚染を生じることなく差し込みを行 えるように構成された充填構造を備えた包装容器を実現することである。 解決方法 これらのおよび他の目的は、包装容器が平坦に折畳まれた状態において内容物 の供給チャンネルが、供給構造と一体化され且つ包装容器の対向する内壁面に永 久的に連結された被覆膜によって液密状態に密閉され、この被覆膜は包装容器が 折り上げられた状態では充填構造から機械的に切離されて内容物供給チャンネル を露出させるような距離に位置される、という特徴を冒頭に説明した形式の包装 容器に与える本発明によって達成された。 本発明による包装容器の好ましい実施例は、添付された請求の範囲における従 属の請求項2〜請求項6に記載された特徴をさらに与えられる。 充填構造を一体部分として製造する、すなわち一体の被覆膜を有するように製 造することで、無菌処理を容易にする極度に「汚れのない(pure)」構造が得ら れる。被覆膜を包装容器の対向する内壁面に永久的に連結することで、切り込み によって充填構造および(または)包装容器自体から派生した材料部分が取れて 包装容器の内部に落下したり、または充填時および消費時に内容物の流れを妨害 することのないことが保証される。さらに、この状態は合理的な開口および充填 サイクルを作り上げ、このサイクルはまた無菌状態に極めて好適である。 本発明の目的−方法 本発明の1つの目的は、上述で概要を説明した形式の包装容器を充填する方法 を実現することであり、この方法は無菌充填に著しく好適で、高能力充填機械で 迅速且つ合理的に実施できる。 本発明の他の目的は、包装容器および(または)充填構造の位置決めが複雑と なることなく、また幾つかの独立した部品による機械的な取扱いを必要とせずに 充填サイクルを無菌の観点から満足のゆく方法で実行できるようにする包装容器 の充填方法を提供することである。 本発明のさらに他の目的は、従来技術の考察において概要を上述したような欠 点のない包装容器の充填方法を実現することである。 解決方法 上述のおよび他の目的は、充填構造と一体の被覆膜を充填構造から機械的に切 離すことによって内容物供給チャンネルの液密密閉を破る充填パイプに充填構造 が連結される、という特徴を冒頭に説明した形式の方法に与える本発明によって 達成された。本発明によるこの方法の1つの好ましい実施例は、添付された請求 の範囲における従属請求項8に記載された特徴をさらに与えられる。 本発明によるこの方法は、無菌環境室内で無菌充填するのに著しく好適な迅速 且つ信頼できる充填サイクルとされる。 本発明の目的−組立体 本発明の1つの目的はまた、ポンプ圧送可能な内容物を包装容器に充填する組 立体を実現することでもあり、この組立体は簡単で、複雑ではなく、また同様な 従来技術の組立体が有するような欠点を表さない。 本発明の他の目的は、ほんの僅かしか可動部品を含まず、製造された包装容器 を1動作の作動において信頼でき且つ衛生的に開口して充填するように設計され た包装容器の充填組立体を実現することである。 本発明のさらに他の目的は、充填時に包装容器を固定し且つまた取扱うための 手段を含む包装容器の充填組立体を実現することである。 解決方法 上述のおよび他の目的は、充填構造と一体で包装容器の対向する内壁面に連結 された液密被覆膜を内容物供給チャンネルが有しており、充填パイプは充填構造 と液密状態で連結可能な部分を有し、その自由端部は被覆膜に切り込んでその被 覆膜を充填構造から切離すようにするための手段を具備している、という特徴を 冒頭に説明した形式の組立体に与える本発明によって達成された。 本発明による好ましい実施例は添付された請求の範囲における従属の請求項1 0〜請求項12に記載された特徴をさらに与えられる。 本発明による組立体は一体の切り込み装置を有する充填パイプを具備するので 、事前に無菌化された包装容器を無菌充填するのに好適な、簡単な構造が得られ る。 添付図面の簡単な説明 本発明による包装容器の1つの好ましい実施例、方法および組立体が概略的な 添付図面を特に参照して以下に非常に詳細に説明されるが、それらの図面は本発 明の理解を得るために欠かせない詳細部分だけを示している。添付図面において 、 図1は本発明の方法を使用して取扱うことを意図した包装容器を平坦な折畳 み状態で示しており、 図2は充填および最終形成後の図1の包装容器を示しており、 図3は平坦な折畳み状態の包装容器に取付けられた本発明による充填構造を拡 大して断面で示しており、また 図4は充填サイクルの最終段階における図3の充填構造を拡大して断面で示し ている。 好ましい実施例の説明 本発明による包装容器の1つの好ましい実施例が図1に示されており、この包 装容器は折曲げ可能な周知の種類の包装材料から製造されている。この包装材料 は、例えば実質的に中心に例えば紙のような繊維材料で作られた支持層すなわち コアー層を含み、そのコアー層の各側に例えばポリエチレンのような熱可塑性材 料で作られた均質層が被覆された積層材とされることができる。包装積層材はま た、例えばアルミニウム箔または他のバリヤ材料で作られた層を含むこともでき る。図1において、包装容器は圧縮された状態すなわち平坦な折畳み状態で示さ れており、例えば製造場所から、包装容器を完成して意図された内容物を充填す る食品製造所へ搬送できるようにする空間節約手段として好適となす。この包装 容器1は包装材料シートすなわちウェブが底部ライン2に沿って二重に折曲げら れた後、シートの長手方向縁および横方向縁が2つの相互に平行な長手方向接合 部3および横方向接合部4において内面どうしを熱シールされる。この包装材料 はまた折曲げパターンすなわち折り目ライン5を備えており、この折り目ライン 5はそれ自体は周知のようにブランクを実質的な平行六面体の包装容器形状に変 形可能にする。この形式の包装容器は例えば欧州特許EP95101194.9 に記載されており、充填構造を備えた包装容器と、その組立体の設計および構造 との両方に関するさらに他の情報については、該特許明細書が参照される。 包装容器1の上端部において、平坦な折畳み状態のブランクの片側は例えば射 出モールド成形された充填構造および(または)開口構造6を具備しており、こ の開口構造6は例えばねじキャップのような蓋装置7で覆われている。図2から 、充填し閉じた後に包装容器1は平行六面体の形状となり、折曲げ線すなわち折 り目ライン5が包装容器の長手方向および横方向の縁部ラインを制御するととも に、平坦な折畳み状態の包装容器を最終的な平行六面体形状に再形成するうえで 幾何学的理由により生じる過剰材料部分の処理のために、4つの平坦に折畳まれ たコーナーフラップ8の形成を可能にすることが明白となろう。2つの上部コー ナーフラップ8は包装容器の側面に向かって折り下げられて密着される一方、2 つの底部コーナーフラップ(図示せず)は包装容器の底部へ向かって折曲げられ て密着される。図2から、折り上げ状態に包装容器を再形成した後、充填構造/ 開口構造6が比較的平坦な頂壁9の前端部に、すなわち縁部すなわち折り目ライ ン5の1つと、包装容器の頂壁9の中央を延在する横方向接合部4の前部との間 、に配置されることが明白となろう。充填構造6およびその周囲の包装容器1の 部分が図3および図4に拡大され断面とされて示されており、それらの図から充 填構造6は実質的に管状で、内部の内容物供給チャンネル10を取囲んでいるこ とが明白となろう。内容物供給チャンネル10はその下端部を壁すなわち被覆膜 11によって液密状態に密閉されており、被覆膜11は充填構造6と一体で、例 えば射出モールド成形により1つの部品として製造されている。被覆膜11は中 央の平坦な領域と、それを取囲む一般に截頭円錐形の円周領域とを有しており、 円周領域は被覆膜11の中央領域が位置する部分から僅かな距離だけ上方にて内 容物供給チャンネル10に対して連結されている。充填構造6の外面は下端部に おいて突出フランジ12を具備しており、この突出フランジ12が熱シールによ って液密状態で包装材料の内面に連結されている。充填構造の外面はフランジか ら僅かな距離だけ上方に配置された溝13と、例えばねじキャップの形態の蓋装 置7 を取付けるためのねじ14とを有している。包装容器が図1および図3に示すよ うに平坦な折畳み状態にあるとき、横方向接合部4は充填構造6に直ぐ隣接(図 3の左側)して配置される一方、頂壁9の後部は被覆膜11の中央部分に対して 内面を接触させて熱シールされる。包装材料と被覆膜11および突出フランジ1 2のそれぞれとの間の熱シールは平坦な折畳み状態の包装容器の製造と関連して 行われる。 図4は、後の段階における、さらに詳しくは充填サイクルの終了時における図 3の充填構造6を示している。充填構造6はガイド部材15で取囲まれており、 このガイド部材15は固定された可撓性の部品である不動の固定装置16と、半 径方向に可動の固定装置17とを含み、可動の固定装置17は充填構造6の溝1 3と係合できるように半径方向に移動可能な1つ以上のセグメントを含んで成る 。充填パイプ18は充填構造6の内容物供給チャンネル10の中に挿入される。 充填パイプ18の外径は内容物供給チャンネル10の内径と等しいか僅かに小さ く、充填パイプ18の下部は内容物供給チャンネル10の内面に接触して密閉す るためのシールリングすなわち突出ビード19で取囲まれている。その下端部に おいて充填パイプ18は円形切断縁20を具備しており、この円形切断縁20は 図示された位置において被覆膜11に切り込み、その被覆膜11を円形切断線に 沿って充填構造6から切離している。既に説明したように、被覆膜11は頂壁9 の後部において包装材料の内面に密着シールされており、平坦な折畳み状態の包 装容器1を充填および再形成して折り上げ状態にするのに関連して、頂壁の前部 および後部のそれぞれが実質的に同じ平面内に位置されるまで、横方向接合部4 の片側のまわりを枢動する。被覆膜11はこれにより内容物供給チャンネル10 から除去されてチャンネルを露出させ、これにより内容物が邪魔されずに包装容 器の内部へポンプ圧送できるようにする。それ自体は周知の方法において、充填 パイプ18は従来形式のポンプおよび内容物供給源に接続される。軸線方向の充 填パイプ18の操作、ならびにガイド部材15の可動の固定装置17の作動は、 周知の駆動手段(図示せず)によって機械式、空気式、油圧作動式または電気式 に行われる。無菌包装容器の充填において、充填組立体の全体がそれ自体周知の 方法によって出口およびカーテン構造を備えた無菌室内に取込まれ、その無菌室 に過 大圧力の無菌空気が給送される。 本発明による包装容器が内容物を充填される場合、包装容器は平坦な折畳まれ て閉じられて既に無菌化された状態で充填機械へ給送される。包装容器はここで 充填構造6を備えられ、その突出フランジ12が液密およびバクテリア密な状態 で包装材料の周囲部分に熱シールされるのであり、被覆膜11の中央部分は対向 する内壁面、すなわち頂壁9の内面に対して永久的に連結される。包装容器は例 えば平坦な折畳み状態で放射線照射による殺菌化によって内部空間が意図した目 的にかなう無菌レベルに達するまで殺菌処理される。 充填機械へ送り込み、充填構造(無菌空間)により例えば過酸化水素や蒸気を 使用して恐らく補完的な無菌化を行った後、不動の固定装置16が充填構造6の 上部縁の領域に当接するまで、この充填構造は充填機械のガイド部材15の中に 充填構造6とガイド部材15との間の軸線方向の相対移動によって挿入される。 この位置において半径方向に可動の固定装置17が充填構造の下側外面部分の溝 13と係合するまで可動の固定装置17が作動される。充填構造6はこれにより ガイド部材15に対する所望位置に固定され、充填パイプ18が望まれる精度で 内容物供給チャンネル10を通して軸線方向に降下される。この実施例では、充 填パイプ18の前端部に位置された円形切断縁20が被覆膜11の周辺に接触さ れ、被覆膜11は内容物供給チャンネル10の表面まで破断され、これにより被 覆膜11と充填構造6との間の連通が開始されて、包装容器の内部は充填パイプ 18を経ての内容物の送り込みのためにアクセスできるようになる。例えば周知 の形式の計量ポンプを使用して、平坦な折畳み状態の包装容器内へ内容物が充填 パイプ18を通して給送され、包装容器はこれにより膨張を強制され、外部の機 械的な形成部品(欧州特許出願EP95101194.9に非常に詳細に記載さ れており、他の情報に関して本明細書で参照する)によって制御されて、徐々に 平行六面体の形状(コーナーフラップ8を除いて)に変形される。平坦な折畳み 状態から平行六面体へ変化する間、頂壁9の後部および前部のそれぞれは横方向 接合部4が枢支軸として作用することで互いに離れる方向へ枢動し、このために 頂壁9は充填サイクルが完了した後には図4に示した状態になり、被覆膜11は 充填構造6の入口から離れた位置となる。被覆膜11(したがって包装容器内に 残される)はこれにより消費者から内容物供給チャンネル10を通して見えなく なる。このことは記号や番号を付された被覆膜の非シール面を備えることができ るようになり、この記号や番号は包装容器の内容物を空にした後に包装容器を再 び平坦な折畳み状態にしたときだけ消費者にとって見ることができる。記号は例 えば或る種の福引き番号として構成でき、または包装容器の外面に記載された他 の何かの種類の競技のための記号として作用し、ゴミや廃物の体積を減少させる ために望まれるように、空になった包装容器を消費者が平坦にする動機として作 用する。 包装容器の充填および形成が完了した後、充填パイプ18は取外され、充填構 造6の外端部は例えば熱シール可能な引張りタブおよび(または)ねじキャップ 7によって液密およびバクテリア密の状態にシールされる。充填構造は図示実施 例では完成された包装容器の開口構造としても作用する。 したがって、上述した充填構造を備えた包装容器は、予め無菌化されて平坦な 折畳み状態とされた包装容器を制御された衛生的な方法で取扱い、充填すること を可能にする。この構造は簡単で取扱うのに都合がよく、また安全性および信頼 性を保持して合理的且つ迅速な充填に役立つ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP ,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU, LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,N Z,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI ,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US, UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 実質的に平坦な折畳み状態と折り上げ状態との間で再形成できるように なされ、内容物供給チャンネル(10)を備えた充填構造(6)を含んで成る折 曲げ可能な材料から作られた包装容器であって、包装容器(1)が平坦に折畳ま れた状態において内容物供給チャンネル(10)が、供給構造(6)と一体化さ れ且つ包装容器の対向する内壁面に永久的に連結された被覆膜(11)によって 液密状態に密閉され、前記被覆膜(11)は包装容器が折り上げられた状態では 充填構造(6)から機械的に切離されて内容物供給チャンネル(10)を露出さ せるような距離に位置される、ということを特徴とする包装容器。 2. 請求項1に記載された包装容器であって、被覆膜(11)が充填構造 (6)を備えた一体部分として製造され、包装容器(1)の内部に向かう内容物 供給チャンネル(10)の端部に配置されたことを特徴とする包装容器。 3. 請求項1または請求項2に記載された包装容器であって、充填構造(6 )が熱可塑性材料で作られ、被覆膜(11)の中央部分は平坦な折畳み状態の包 装容器(1)において前記熱可塑性材料で構成された内壁面に対して熱シールさ れていることを特徴とする包装容器。 4. 請求項3に記載された包装容器であって、被覆膜(11)の周辺領域が 包装容器(1)の前記内壁面から或る距離だけ離れて内容物供給チャンネル (10)に連結されていることを特徴とする包装容器。 5. 請求項1から請求項4までの一項以上に記載された包装容器であって、 充填構造(6)が折り上げられて充填された包装容器(1)において開口構造と して作用し、この場合は内容物供給チャンネル(10)の外端部が蓋装置(7) を具備することを特徴とする包装容器。 6. 請求項1から請求項5までの一項以上に記載された包装容器であって、 被覆膜(11)の表面が記号を表示しており、この記号は包装容器(1)が平坦 な折畳み状態にあるときに包装容器の外部から内容物供給チャンネルを経て見る ことができることを特徴とする包装容器。 7. 実質的に平坦な折畳み状態から折り上げ状態に包装容器を再形成すると 同時に、包装容器(1)が平坦な折畳み状態にあるときは液密状態に密閉されて いる内容物供給チャンネル(10)を備えた充填構造(6)を経て包装容器にポ ンプ圧送可能な内容物を充填する方法であって、充填構造(6)と一体の被覆膜 (11)を充填構造から機械的に切離すことによって内容物供給チャンネル (10)の液密蓋を破る充填パイプ(18)に充填構造(6)が連結されている ことを特徴とする包装容器の充填方法。 8. 請求項7に記載された方法であって、被覆膜(11)を包装容器(1) の内壁面に連結しているシールのまわりに延在する環状の切断線によって被覆膜 (11)が切離されることを特徴とする包装容器の充填方法。 9. 平坦に折畳まれ且つ密閉された状態から折り上げ状態に包装容器を再形 成すると同時に、包装容器にポンプ圧送可能な内容物を充填する組立体で、充填 パイプ(18)と、包装容器(1)に担持されて内容物供給チャンネル(10) を備えた充填構造(6)とを含んで成る前記組立体であって、充填構造(6)と 一体で包装容器(1)の対向する内壁面に連結された液密被覆膜(11)を内容 物供給チャンネル(10)が有しており、充填パイプ(18)は充填構造と液密 状態で連結可能な部分を有し、その自由端部は被覆膜(11)に切り込んでその 被覆膜を充填構造(6)から切離すようにするための手段を具備していることを 特徴とする組立体。 10. 請求項9に記載された組立体であって、前記切り込み手段が充填パイ プ(18)の自由端部のまわりを延在する円形の切断縁(20)を含んで成るこ とを特徴とする組立体。 11. 請求項10に記載された組立体であって、円形切断縁(20)の直径 が充填パイプ(18)の外径に実質的に等しいことを特徴とする組立体。 12. 請求項9から請求項11までのいずれか一項に記載された組立体であ って、充填パイプ(18)を取囲み、被覆膜(11)の切り込み時および包装容 器の充填時に際して充填パイプを所望位置に固定するために充填構造(6)の外 面に機械的に連結される固定装置(16)および固定装置(17)を有する別個 に可動のガイド部材(15)を含んで成ることを特徴とする組立体。
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