JP2000507169A - 物体、特にデータ媒体プレートを面、特に印刷媒体に固定する方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 物体を例えば小冊子の面に固定するために、物体は面に固定され、そしてこの面は場合によっては紙面のように小冊子に装丁される。それによって、コストのかかる、袋への物体の挿入と、小冊子の所定の紙面における袋の固定が省略される。従って、本発明の方法は簡単にかつ低コストで実施可能である。

Description

【発明の詳細な説明】 物体、特にデータ媒体プレートを面、特に印刷媒体に固定する方法および装置 本発明は、物体、特にデータ媒体プレートを面、特に印刷媒体に固定する方法 および装置に関する。 データ媒体プレートとはいわゆるＣＤ−ＲＯＭまたはデジタルデータを変更可 能にまたは変更不能に記憶する他のプレート、特にいわゆるコンパクトディスク であると理解される。このようなデータ媒体は定期刊行物または本に同封され、 それによって利用者に付加的な情報を供することができる。この情報は特別な再 生装置によって読みとることが可能であるかあるいは再加工することが可能であ る。しかし、本発明は香水瓶、クリームサンプル、付録、材料サンプルおよび他 の物体にも適用可能である。 印刷媒体は例えば、本、小冊子、同封物、折本または紙、シートまたは類似の 材料からなる類似の情報媒体である。この場合、情報媒体は例外的な場合印刷不 可能である。 物体またはデータ媒体プレートを本または小冊子に固定するために、例えはデ ータ媒体プレートは紙製ポケットまたはシート製ポケットに挿入され、ポケット は本または小冊子の紙面に接着される。データ媒体プレートは往々にして本また は小冊子の表紙の裏に直接設けられている。これにより、表紙の打抜き穴を通し て、本または小冊子に固定されたデータ媒体プレートを見ることができる。 しかし、紙製ポケットまたはシート製ポケット内へのデータ媒体プレートまた は他の物体の挿入は、非常に面倒であり、個数が多い場合にはきわめて複雑な機 械によってしか実施できない。更に、本または小冊子の特別な紙面への袋の供給 、個別化、位置決めおよび固定接着は、必要な機械に対して高度な要求を課す。 その結果、本または小冊子でのデータ媒体プレートの販売はきわめて高価な機械 を必要とし、この機械は製造コストひいては本または小冊子の価格を上昇させる 。 そこで、本発明の根底をなす課題は、例えばデータ媒体プレートのような物体 を、例えば印刷媒体のような面に簡単にかつ低コストで固定するために、冒頭に 述べた種類の方法および装置を開発することである。 この課題は方法においては、物体を面に固定するために、物体が面に載せられ るかまたは面が物体に載せられることによって解決される。 この場合、データ媒体プレートは最初の方法ステップで、例えば紙または厚紙 のような面に載せられ、それに固定される。この方法ステップは技術的に、袋へ のデータ媒体プレートの挿入よりもはるかに簡単に実施可能である。なぜなら、 データ媒体プレートの平らな側を面に載せることが、高い精度での可撓性の袋へ の挿入よりも簡単であるからである。面に対するデータ媒体プレートの固定も、 接着または他の固定手段によって簡単に行うことができる。 第２の方法ステップでは、物体を固定する面が、例えば本または小冊子のよう な印刷媒体に装丁される。その際、面は本または小冊子の紙面（ページ）の間に 置かれ、装丁工程で本または小冊子に綴じられる。従って、本または小冊子の装 丁時に、小さな袋を位置決めおよび接着するための付加的な装置が不要であり、 面は本発明に従って普通の紙面のような本または小冊子に装丁される。 上記の方法ステップは公知の機械によって低コストで、迅速にそして多数の個 数を高い精度で実施可能である。それによって、一方では単位時間あたりに加工 される個数を高めることができ、他方では公知の簡単な機械を使用することがで きる。 本発明による方法の場合には、固定のために、物体の少なくとも一部が層、特 にシートで覆われ、層が面に固定されると有利である。このシートは一方ではデ ータ媒体プレートの保護のために役立つ。シートは他方ではデータ媒体プレート の少なくとも一部を覆い、データ媒体プレートを面に固定するために役立つ。シ ートのこの機能的な利点のほかに、シートは印象を高めるためにも適している。 物体、特にデータ媒体プレートを面、特に本または小冊子のような印刷媒体に 固定するための本発明による装置は、面に載せられた物体を固定するための固定 手段を備えていることを特徴とする。この固定手段は特に、物体と面または物体 を覆う層と面を積み重ねるかまたは互いに押し付けるだけで、充分な固定が行わ れるように選択される。 これは使用される機械の構造を非常に簡単にする。 固定手段は例えばクリップのような機械的な固定手段を備えていてよい。合成 樹脂または金属からなるこのようなクリップは例えば、データ媒体プレートの中 央の穴とその下にある面に押し込まれ、クリップのヘッドと固定の間変形する脚 部によってデータ媒体プレートを面に保持する。すなわち、クリップは押しボタ ンのように面に固定可能である。 機械的な固定手段は、一実施形では、物体を取り外すときに強制的に破壊され るように形成されている。例えば予定破断個所を有するポリスチロールで製作す ると、封緘作用を生じ、その破断と、例えばデータ媒体についてのライセンス条 件の認可とを連関させることができる。更に、接着面を使用することができる。 この場合、接着面によって行われる連結は、接着面に連結された材料の連結より も強固である。それによって、物体を剥がすときに、例えば物体を固定した面が 損傷する。 固定手段が面に設けられた型押し（エンボス加工）によって形成されると有利 である。面に設けられた型押し部は例えば、付加的な固定手段を必要としないで 、データ媒体プレートを面に取外し可能に固定することを可能にする。その際、 データ媒体プレートの外周およびまたはその穴の範囲は固定のために役立つ。 固定を容易にするために、多くの場合、面が凹部を備え、この凹部に物体を装 着可能であると有利である。これは例えば層またはシートによって物体の少なく とも一部を覆うことを容易にする。 面における例えばデータ媒体プレートの簡単な固定は、例えば接着バッドまた は接着層のような接着要素または接着剤を使用することによっても可能である。 このような接着装置は公知であり、広く普及している。 特に優雅な固定方法は、固定定手段が面に固定され物体の少なくとも一部を覆 う層を備えていることによって達成される。このような層は特に、一方ではデー タ媒体プレートと面の連結を可能にし、他方では装置の印象を高めるシートであ る。 簡単な固定は、シートが少なくとも一部において、特にそれを面に固定する個 所において自己接着作用を有することによって達成される。物体と面との間の反 作用を回避するために、層は面に載るその外側の縁部にのみ接着剤を備えている ことが推奨される。 特に厚い物体はシートによる固定の際に、シートがしわになる。従って、シー トが例えば加熱によって膨張可能であるかあるいは構造体を備え、この構造体が 物体をシートに載せる際にシートを変形させるかまたは物体の形に適合させると 有利である。 層の有利な実施形では、層の一方の側に配置された吸引要素によって、層の他 方の側に配置された物体を層に保持するために、層が穴を有しているかあるいは 気体透過性である。これは吸引ヘッドによって先ず最初にシートを捕らえ、続い てシートを保持する同じ吸引ヘッドによって他の物体を掴んで、そしてシートと 共に物体を面上に降ろすことを可能にする。この原理によって、空気透過性の複 数の要素を、層構造体として同じ吸引ヘッドによって保持し、一緒に或る場所に 位置決め可能である。 層およびまたは吸引ヘッドによって保持される物体の穴を経て、他の吸引ヘッ ドを層およびまたは物体に通し、それによって吸引ヘッドと反対側で他の物体を 掴むことができる。 従って、層の穴またはその気体透過性は、層と少なくとも１つの他の物体を掴 むことを可能にする。負圧の調節に応じて、部分を同時または順々に掴んで降ろ すことができる。 面が装丁範囲を備えていると有利である。固定手段は例えばデータ媒体プレー トの簡単な固定を可能にし、装丁範囲は、面が公知の装丁装置によって本または 小冊子に装丁可能であるように形成されている。背ワイヤ綴じ部を有する小冊子 のために、装丁範囲は、背ワイヤが面を通って案内可能であるように形成され、 装丁範囲は小冊子の普通の取扱い操作の際に面の引き裂きが回避されるように採 寸されている。にかわ装丁の際に、装丁範囲は可撓性および材料特性の観点から 、普通の装丁工程に悪影響を与えないように形成しなければならない。 この要求を満たすために、特に面または少なくとも装丁範囲が紙または板紙に よって製作されている。製本業者が紙、板紙、シートおよび類似の材料に熟知し ているので、この材料の使用は本発明のために特に適している。更に、紙または 板紙は簡単に印刷可能であり、容易に打ち抜き可能であり、本または小冊子と一 緒にリサイクル可能である。 本発明の特別な実施形では、装丁範囲が面を二つの部分に分割している。その 際、面の一方の部分にデータ媒体プレートを固定し、面の他方の部分に他の情報 を備えるかまたは取外し可能なカードとして形成することができる。 本発明による装置の一実施形では、面が例えば固定手段と装丁範囲の間にミシ ン目を備えている。このようなミシン目は、面の一部と共に例えばデータ媒体プ レートを本から取り出すことを可能にする。この面は例えばデータ媒体プレート に対して付加的な情報を含んでいてもよい。 ミシン目は他方では、物体の輪郭にほぼ追従することができる。これは例えば 、面の一部を除去しないで、面に取外し不能に連結されたデータ媒体プレートを 分離し、データ媒体プレートを再生装置で再生することを可能にする。その際、 面はコンパクトディスクの印刷物として役立つ。 物体が層で覆われている場合には、面のミシン目は層と面によって形成された 包装体からの取り出しを可能にする。その代わりに、このようなミシン目を層に 設けることができる。 本発明の実施の形態が図に示してある。次に、この実施の形態について詳しく 説明する。 図１は装丁された面を有する小冊子の斜視図、 図２は装丁された面の斜視図、 図３は装丁された面を有する小冊子の正面図、 図４は図２のＩＶ−ＩＶ線に沿った面の部分断面図、 図５は１つのシートテープによって固定されたコンパクトディスクを示す図、 図６は２つのシートテープによって固定されたコンパクトディスクを示す図、 図７は１つの正方形シートによって固定されたコンパクトディスクを示す図、 図８は円形シートによって固定されたコンパクトディスクを示す図、 図９はコンパクトディスクの発送カードの一例を示す図、 図１０はコンパクトディスク包装体を示す図、 図１１は取出し用ミシン目を有するＣＤ包装体を示す図、そして 図１２はシートとＣＤを掴むための吸引ヘッドの機能を示す図である。 図１に示した小冊子１は実質的に、表紙２と、背ワイヤ綴じによって装丁され た紙面３とからなっている。この紙面のうちの３枚だけが図に示してある。紙面 ３と表紙２の間には、面４が装丁されている。この面はほぼ表紙２の紙の強度を 有する紙からなっている。図示した実施の形態では、面４は表紙２と紙面３の間 にある。すなわち、面４の部分４ａは表紙２の前側の紙葉５と紙面３の間にあり 、面４の部分４ｂは紙面３と表紙２の後側の紙葉６との間にある。 小冊子１に装丁された面４は図２において、取出して単独で示してある。この 場合、面４の部分４ａと４ｂは装丁範囲７によって互いに分離されている。少な くともこの装丁範囲７は、小冊子１への面４の装丁を可能にする材料特性を有し ていなければならない。 面４の部分４ａには、データ媒体プレート（データキャリヤプレート）８が載 せられている。このデータ媒体プレートは固定手段９によって面４に取外し可能 に固定されている。更に、面４の部分４ａには、装丁範囲７の方に延びるミシン 目１０が設けられている。このミシン目は、面４の部分４ａをデータ媒体プレー ト８と共に小冊子１から取り外すことを容易にする。 面４の他の側４ｂは、ミシン目１１によって分離可能な部分１２を備えている 。この部分１２は郵便はがきとして形成されている。本実施の形態の場合、面４ 全体がほぼ郵便はがきの厚さを有する。これは面４におけるデータ媒体プレート ８の安定した固定と、小冊子１への面４の簡単な装丁と、分離可能な返信用はが きとしての面４の部分の使用を可能にする。 図３は装丁された面４を有する折り畳まれた小冊子１を示している。この面上 にはデータ媒体プレート８が固定されている。表紙２の前側の紙葉５には穿孔部 １３が設けられ、この穿孔部によってデータ媒体プレート８が見える。 面４上でのデータ媒体プレート８の固定は図４に示してあり、この図から、ク リップとしての固定手段９がデータ媒体プレート８の穴に挿入係合されている状 態がよく判る。クリップを取付ける際にクリップ９の脚部１４が広がり、データ 媒体プレート８がクリップ９の頭部１５によって面４に押し付けられる。 データ媒体プレート８を小冊子１に挿入するために、先ず最初に厚紙から面４ が型抜きされ、この面４にデータ媒体プレート８が平らに載せられる。載せると 同時にあるいは載せた後で、データ媒体プレート８はクリップ止め、接着または 面４の適合した形への押し込みによって面４に固定される。このようにして予め 準備された面４は、小冊子１を装丁する際に、紙面のように小冊子に装丁される 。それによって、データ媒体プレート８は小冊子内で固定された位置に保たれる 。 例えばコンパクトディスクを面に固定する他の方法が図５〜８に示してある。 この面は印刷媒体でもよいし、印刷媒体に装丁されていてもよい。 図５では、データ媒体プレート８が接着テープ１６によって面４に固定されて いる。この接着テープ１６は可撓性であるので、データ媒体プレート８に平らに 密着し、片側に接着層を備えている。この接着層は一方ではデータ媒体プレート ８を接着テープ１６に保持し、他方では接着テープ１６を面４に保持する。 図６ではデータ媒体プレート８が２つの接着テープ１７，１８によって面４に 固定されている。その際、ミシン目１９，２０は面からのデータ媒体プレートの 取外しを容易にする。 図７では、データ媒体プレート８全体が正方形のシート（フィルム）２１によ って面４に固定されている。そのために、データ媒体プレート８からはみ出てい る角２２〜２５は接着剤で被覆され、それによってシート２１を面４に固定する ことができる。シート２１全体を自己接着するように形成してもよい。 図８は他の固定方法を示している。この固定方法の場合には、データ媒体プレ ート８が円形のシート（フィルム）２６であり、このシートはその外側縁部が面 ４に接着されている。このシート２６は接着範囲２７と挿入されたデータ媒体プ レート８の外側縁部の間に、半円状のミシン目２８を有する。このミシン目は舌 片２９によって引き裂くことができ、それによってシート２６の下に設けられた データ媒体プレート８を印刷媒体の面４から取り外すことができる。ミシン目２ ８を破ることによって生じるポケットはデータ媒体プレート８のための保管場所 として何度も使用可能である。この場合、ミシン目２８を最初に破ることにより 、容易に認識可能でかつもはや元に戻すことができない封緘部が開放される。こ のような封緘部は保証やライセンスにとって特に重要である。 図９に示した発送ポケット３０は厚紙３１を備えている。この厚紙は離隔され た平行な２つの細溝３２，３３を有する。この細溝によって、厚紙３１の上側端 部３４と下側端部３５は折畳み可能である。厚紙３１の縁部に設けた粘着封緘部 ３６は端部３４，３５の相互の接着を可能にし、その際封筒状に包まれた包装体 となる。この包装体にはコンパクトディスク３７が挿入される。このコンパクト ディスクはこの場所に接着テープ３８によって位置決めされている。この接着テ ープ３８は包装中コンパクトディスク３７が滑って位置がずれないようにする。 図１０はＣＤ（コンパクトディスク）のためのきわめて簡単で非常に薄い包装 体を示している。厚紙３９上にはＣＤ４０が載せられる。続いて、厚紙３９とＣ Ｄはシート４１によって面状に覆われる。ヨーロッパ穴４２は公知の装置に包装 体を掛けるために役立つ。 図１１ａは図１０に対応する構造を有する類似の包装体を示している。この場 合、図１１ｂに示した包装体の背面は半円状のミシン目４３と指穴４４を備えて いる。このミシン目によって、厚紙４５は図示した個所から開放可能であり、Ｃ Ｄ４６を取り出すことができる。 図１２に示した押圧ヘッド５０は外側のシリンダ５１を備えている。この外側 のシリンダ内で、内側のシリンダ５２が矢印５３に沿って移動可能に案内されて いる。ばね５４がガイドとして示してある。このばねの中を昇降要素５５が案内 されている。外側のシリンダ５１には真空通路５６，５７が設けられ、内側のシ リンダ５２には真空通路５８，５９が設けられている。この押圧ヘッド５０はシ ート６０の載せることができ、真空通路５６，５７によってシートを掴んで保持 することができる。シート６０内には穴６１，６２が設けられている。この穴は 内側のシリンダ５２の真空通路５８，５９と一直線上に並んでいる。従って、シ ート６０を吸引した吸引ヘッド５０は例えばコンパクトディスク６３上に配置可 能であり、それによって、内側のシリンダ５２の第２の負圧によって、真空通路 ５８，５９と穴６１，６２を介して、コンパクトディスク６３を吸引し固定保持 することができる。 図１２ｂに示すように、外側のシリンダ５１によってシート６０が平らな面６ ４に押し付け可能であり、内側のシリンダ５２はばね５４の押圧力に抗して面６ ４上にあるコンパクトディスク６３によって上方へ押される。 従って、本発明による吸引装置はシートおよびコンパクトディスクのための保 持装置としておよび特に自己接着するシートを面に押し付けるための押し付け装 置としての働きをする。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 ２９６２１５８７．２ (32)優先日 平成８年12月12日(1996．12．12) (33)優先権主張国 ドイツ（ＤＥ） (31)優先権主張番号 １９７０３１０６．４ (32)優先日 平成９年１月29日(1997．1．29) (33)優先権主張国 ドイツ（ＤＥ） (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，Ｓ Ｄ，ＳＺ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ， ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，Ｇ Ｅ，ＧＨ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ， ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，Ｎ Ｚ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ， ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．物体（８）を面に固定するために、物体が面（４）に載せられるかまたは面 （４）が物体（８）に載せられる、物体、特にデータ媒体プレート（８）を面（ ４）、特に印刷媒体（１）に固定するための方法。 ２．固定のために、物体（８）の少なくとも一部が層、特にシートで覆われ、層 が面（４）に固定されることを特徴とする請求項１記載の方法。 ３．物体、特にデータ媒体プレート（８）を面（４）、特に印刷媒体（１）に固 定するための装置において、面に載せられた物体（８）を固定するための固定手 段（９，１６，１７，１８，２１，２６）を備えていることを特徴とする装置。 ４．固定手段（９）が機械的な固定要素、特にクリップ（１４，１５）を備えて いることを特徴とする請求項３記載の装置。 ５．固定手段が物体を取り外すときに強制的に破壊されることを特徴とする請求 項４記載の装置。 ６．固定手段が接着剤または接着要素を備えていることを特徴とする請求項３記 載の装置。 ７．固定手段（９）が面（４）に固定され物体（８）の少なくとも一部を覆う層 、特にシートを備えていることを特徴とする請求項３記載の装置。 ８．シートが少なくとも一つの範囲において伸縮可能であるかあるいは構造体を 備え、この構造体が物体をシートに載せる際にシートを変形させるかまたは物体 の形に適合させることを可能にすることを特徴とする請求項７記載の装置。 ９．層の一方の側に配置された吸引要素によって、層の他方の側に配置された物 体を層に保持するために、層が穴を有しているかあるいは気体透過性であること を特徴とする請求項７または８記載の装置。 10．面（４）がミシン目（１０）を有することを特徴とする請求項３〜９のいず れか一つに記載の装置。