JP2000507153A - 船のためのバラスト水の脱毒素化処理系 - Google Patents

船のためのバラスト水の脱毒素化処理系

Info

Publication number
JP2000507153A
JP2000507153A JP9532111A JP53211197A JP2000507153A JP 2000507153 A JP2000507153 A JP 2000507153A JP 9532111 A JP9532111 A JP 9532111A JP 53211197 A JP53211197 A JP 53211197A JP 2000507153 A JP2000507153 A JP 2000507153A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ballast water
reagent
seawater
concentration
antioxidant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9532111A
Other languages
English (en)
Inventor
ダブリュ ジー マクドナルド,ロバート
ブル,ロバート
エフ ポーター,ダグラス
ランセル,ピーター
Original Assignee
アーチャー,ウォルター ジェームズ
ダブリュ ジー マクドナルド,ロバート
ブル,ロバート
エフ ポーター,ダグラス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アーチャー,ウォルター ジェームズ, ダブリュ ジー マクドナルド,ロバート, ブル,ロバート, エフ ポーター,ダグラス filed Critical アーチャー,ウォルター ジェームズ
Publication of JP2000507153A publication Critical patent/JP2000507153A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/52Treatment of water, waste water, or sewage by flocculation or precipitation of suspended impurities
    • C02F1/54Treatment of water, waste water, or sewage by flocculation or precipitation of suspended impurities using organic material
    • C02F1/56Macromolecular compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/20Treatment of water, waste water, or sewage by degassing, i.e. liberation of dissolved gases
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/52Treatment of water, waste water, or sewage by flocculation or precipitation of suspended impurities
    • C02F1/5236Treatment of water, waste water, or sewage by flocculation or precipitation of suspended impurities using inorganic agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/70Treatment of water, waste water, or sewage by reduction
    • C02F1/705Reduction by metals

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
  • Removal Of Specific Substances (AREA)
  • Physical Water Treatments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 船のバラスト水中に存在する数多くの生存可能な生物を減少する方法及び組成物で、存在する該生物の実質的な部分が生存を停止するレベルに溶解酸素及び/または二酸化炭素の濃度を減少するように、バラスト水を処理することを含む方法及び組成物。好ましくは、該方法には溶解酸素のレベルを5mg/l以下に減少するように鉄パウダーを用いてバラスト水を処理することが含まれる。

Description

【発明の詳細な説明】 船のためのバラスト水の脱毒素化処理系 本発明は数多くの生存可能な生物を減少する目的の、船のバラスト水を処理す るための方法及び組成物に関する。 毒素及びさもなければ船のバラスト水を介したポートの間の望まれない生物は 、多くの年月の間臨海国の関心事であった。自己を確立し局所的エコロジーにか なりの損害を引き起こす外来生物のよく立証された数多くのケースの出現と共に 、臨海国は現在該問題に対する解決策を見出すことを強く望んでいることを示し ている。提案されている解決策には、バラスト水に有毒物及び除草剤を添加する こと、バラスト水の熱による滅菌、及びバラストタンクの海洋中での加熱が含ま れる。しかしながらこれらの提案されている解決策のそれぞれが、それらを実施 不可能または望まれないものにする困難性または必要性を持つ。 例えば、有毒物及び除草剤の使用を実施した試験では、これらの試薬を用いた バラスト水の処理が高価であり、処理されたバラストの流出に際して局所的エコ ロジーに対する予想不可能な汚染と破壊を引き起こすことが示される。さらに有 毒物及び除草剤の準最適化濃度が使用された場合、バラスト中の数多くの生物は 現実に増殖していることが見出されている。 蒸気またはエンジン熱を用いたバラスト水の熱滅菌もまた高価であり、上昇し たバラスト水温度のため腐食の加速化を引き起こすという問題も生ずる。 海洋中での過熱はタンクが空になった場合、かなりのバラスト水残余物が確認 されがちであるバラストタンクの複雑な内部表面のため、制限された価値しか期 待できない。さらに必要とされる複数のポンプ系は高価であり、船の船体にかな りのストレスを引き起こすであろう。 したがって、ポートの間の生物のバラスト水中の移動を防止するまたは減少す るために、バラスト水を処理する方法を提供することが本発明の目的である。 それ故第一の面として、本発明は船のバラスト水中に存在する数多くの生存可 能な生物を減少する方法を提供し、該方法には存在する生物の実質的な部分が生 存を止めるレベルに、溶解している酸素及び/または二酸化炭素の濃度を減少す るようにバラスト水を処理することが含まれる。 「実質的な部分」なる語によって、バラスト水中に存在する生物の少なくとも 50%が、上記処理に引き続き生存を止めることを意味する。しかしながらバラ スト水中に存在する生物の少なくとも70%、さらに好ましくは95%が、上記 処理に引き続き生存を止めることが好ましい。「生物」なる語は、動物及び植物 及び単細胞及び多細胞微生物が含まれるように理解される。それ故本発明の方法 により殺傷されるであろう生物の種類には、一般的にバラスト水中に見出される 魚、ヒトデ、カニ、小エビ、細菌(例えばクロレラ、チフス菌)、渦鞭毛虫、ペ スト植物種(例えばコンブ)及び様々な藻類(例えば紅藻類、緑藻類)が含まれ る。 好ましくは、溶解酸素の濃度は、5mg/l、さらに好ましくは3mg/l、またはそれ より低く減少される。好ましくは二酸化炭素の濃度は2mg/l以下に減少される。 最も好ましくは溶解酸素及び二酸化炭素の両者の濃度は、2mg/l以下に減少され 、その濃度は24時間後に生存可能な生物の多くが無いに等しいことを確実にする 。 バラスト水の処理には、適切な量の酸化防止剤(類)の添加が含まれる。多く の酸化防止試薬が適しており、それらには亜硫酸塩、亜硝酸塩、及び金属、有機 亜リン酸及びリン酸の塩化物、及びハイドロキノンが含まれる。さらに、様々な 酸素消費植物及び動物(例えば酵母)が抗酸化試薬として用いられ得る。しかし ながら、金属パウダー(類)が必要とされるレベルに溶解酸素及び二酸化炭素の 濃度を減少するのに特に効果的である。しかしながら、処理されたバラストの流 出に際していかなる期待されない副作用をも避けるために、該処理には局所的エ コロジーに現実に有益であろう鉄パウダーの添加が含まれることが最も好ましい (New Science,1994年12月3日,pp32-35)。 0.1μmから200μmの好ましい粒子サイズの範囲の鉄パウダーが、必要とされる レベルに溶解酸素及び二酸化炭素を減少することが見出されている。好ましくは 鉄パウダーは、キサントグン酸塩ゴム、ポリアクリル酸等のような懸濁試薬(類 )と共にバラスト水中に添加されよう。上記懸濁試薬は、懸濁物中により長く鉄 を保持することが見出されており、それは溶解酸素及び二酸化炭素濃度の減少を 補 助する。加えて、明礬(硫酸アルミニウム)のような凝固試薬(類)を、該鉄が 高濃度の鉄粒子によって生物が取り囲まれて凝固され、それによって該生物の急 速な死を引き起こすために加えうる。FeO及びFe2O3のような酸化鉄もまた有益に 加えうる。 鉄パウダーはバラスト水の10g/m3、好ましくは30g/m3より多い量で加えられ得 る。より多い量は短い航海に必要とされる処理時間の減少のために加えられ得る 。キサントゲンサン塩ゴムを同時に加えうるが、局所的な状況及び必要とされる 処理時間に依存してバリエーションが必要とされうる。 生存可能な生物の数が減少される割合は、加えられる抗酸化剤(類)の量、凝 固剤、温度及び懸濁及び混合の程度に依存するであろう。これらの変数は費用及 び実施の必要性に適するように合わせられるであろう。 事前に示されるように、鉄パウダーを用いたバラスト水の処理は、局所的なエ コロジーに現実に有益であろう。その理由は流出されるバラスト水が通常鉄分の 欠失した海水に鉄の供給を提供するであろうからである。鉄は光合成に必須の重 要な微量元素であり、それ故局所的エコロジーの生産性及び健康的な成長を助け ることが期待されうる。 しかしながら、検疫局及び/または港湾機関の中には、鉄を含むバラスト水の 流出に反対するところもある可能性がある。そのような状況では、例えば磁石の 手段により、処理されたバラスト水から鉄を実質的に除去することが可能である 。二つの一般的なストラテジーが現在考えられている。 第一のストラテジーには、バラストタンク(類)自身における処理されたバラ スト水から鉄を除去することが含まれる。このストラテジーは、電磁気または永 久磁石のいずれかを用いる様々なタイプの磁気装置を利用しうる。一つの好まし い実施態様には、コイル内に放電されたコンデンサーによって典型的に提供され る直流パルスを持つ各磁石を取り囲むコイルを提供することによって磁化しうる たくさんの磁化可能ユニットが含まれる。該コイルへの電流を適切に改変するこ とを引き続き適用することによって、磁石は全ての捕らえた鉄を放出するように 脱磁化されうる。最も簡便には、該磁石(類)は、検査ハッチを通じてバラスト タンク(類)内に低下することが可能な用に適合することが可能であり、それか ら該鉄を整理するまたは再利用するように除去しうる。 第二のストラテジーには、ポンプの前後のそれぞれで、船外への流出とバラス トタンク(類)の間に位置する磁石「遮断」タンクの使用が含まれる。このスト ラテジーはより早い利用性と維持の利点を持つ。該遮断タンクは好ましくは、バ ラストタンクにおける上記記載されたユニットに大変似た磁石とコイルを提供し 、より大きな容量と最低のポンプ維持が可能になる。遮断タンクは蓄積した鉄が 開かれた海に流出されるか、または望まれる船の排泄タンクにそらされるように 並べることが可能である。 第二の面として、本発明は第一の面に記載された方法においての使用のための 組成物を提供する。好ましくは該組成物は以下のものを含む: 20-80%(w/w)鉄パウダー 20-80%(w/w)懸濁試薬(類)、及び 5-80%(w/w)凝固試薬(類)。 最も好ましくは、該組成物は鉄パウダー、キサントゲン酸塩ゴム及び明礬を含 む。 第三の面として、本発明は第一の面の方法に従って処理されたバラスト水を提 供する。 バラスト水の処理は、羽根車が流入する海水と該組成物を混合するようにバラ スト水ポンプの挿入物内に、第二の面に記載された組成物の乾燥したまたは水で スラリー状にした形態を注入することによって成し遂げられ得る。 本発明にしたがったバラスト水を処理することに関与する方法は、海中養殖ま たは養殖に適用される滅菌海水を提供するためにも有用であり得る。養殖タンク に処理された海水を用いることは、寄生虫または他の望まれない生物に対して魚 、カニ等の初期のストックをさらす危険を避けるであろう。 したがって、第四の面として、本発明は多くの量の海水に存在するたくさんの 生存可能な生物を減少する方法を提供し、該方法には存在する該生物の実質的な 部分の生存を止めるレベルに溶解酸素及び/または二酸化炭素の濃度を減少する ように海水を処理することが含まれる。 第五の面として、本発明は第四の面の方法に従って処理された大量の海水を提 供する。 本発明の第一及び第三の面に関して上記記載された好ましい性質は、第四及び 第五の面の発明に等しく応用可能であると考えられる。 本発明は以下の非制限的な実施例に則してさらに記載されるであろう。 実施例1 物質と方法: 鉄パウダー(水素還元)−粒子サイズ40-160μm キサントゲン酸塩ゴム ウイリアムストンビーチ(victoria,Australia)から供給される海水 BHP(Australia)から得たバラスト水 溶解酸素濃度はYSIモデル50B溶解O2メーターを用いて測定した。 (A)海水 試験方法: 1.1リットルの海水をそれぞれビンA,B及びCトラベルされた3のビンに注いだ 。 2.ビンAをコントロールとして用い、海水のみを含ませた。 3.2×0.28グラムの鉄パウダーと1×0.28グラムのキサントゲン酸塩ゴムサン プルを定量した。 4.鉄パウダーをビンBに注いだ。 5.Black & DeckerTM,Slender BlenderTMを用いることによってビンCでボルテ ックスを実施し、キサントゲン酸塩ゴムを5分間かけて鉄パウダーと共にゆっく りと加えた。 6.各ビンに対する溶解酸素のレベルをそれぞれFlorenceフラスコA,B及びC内に 各ビン由来のサンプル溶液をゆっくりと注ぐことによってモニターし、それから 2分間かけて酸素レベルを測定し、一方で該水を時々攪拌した。該レベルを測定 後、サンプル溶液を各ビンに戻し、蒸発を防止するために栓をした。 結果: ビンCの溶解酸素濃度は19時間で7mg/lより大きくまで減少していることが見 出された。この低レベルの酸素濃度は15日間以上維持された。 (B)バラスト水 試験方法: ビンE;0.28グラムの鉄パウダーとキサントゲン酸塩ゴムを、ビンCについて上記 した方法で1リットルのバラスト水に加えた。 ビンF;0.2グラムの鉄パウダーとキサントゲン酸塩ゴムを1リットルのバラスト 水に加えた。 ビンG;バラスト水のみ 結果: ビンEの溶解酸素濃度は23時間で6mg/lより大きくまで減少していることが見 出された。ビンFの溶解酸素は19時間で7mg/lより大きくまで減少し、15日間 以上バラスト水のレベル以下の6mg/lで維持されていた。 (C)バラスト水 試験方法: ビンH;1リットルのバラスト水のみ ビンI;0.21グラムの鉄パウダーをビンCについて上記された方法で1リットルの バラスト水に加えた。 ビンJ;0.21グラムの鉄パウダーと0.41グラムのキサントゲン酸塩ゴムを1リット ルのバラスト水に加えた。 結果: これらの結果は鉄パウダーの添加に引き続く6時間後に達成された溶解酸素濃 度における減少のレベルを示す。この期間において、0.21グラムの鉄パウダー及 び0.41グラムのキサントゲン酸塩ゴムの使用が、1.3mg/lに溶解酸素レベルを減 少した。このレベルの溶解酸素は、バラスト水サンプル中に存在するほとんどの 生物の死をもたらすことが期待されるであろう。 実施例2 実験は1996年12月にNational Analytical Laboratories(Victoria,Australia) によって実施された。 物質と方法: 51より大きい容量のガラスビン 電気的スターラー(可変速度)及びプラスチックの支柱 データ対数化可能の溶解酸素プローブ及びメーター ビンを栓するためのParafilmTMでカバーされたコルク栓 海水をガラスビンに加え、コルクを位置にセットした(ゼロヘッドスペース) 。スターラーを加速させ、溶解酸素含有量を15分間隔でその場で対数化した。 第1日目 10:00 海水をビンに加え、支柱を加速させ、溶解酸素プローブを較正し位置に セットした。 10:31 溶解酸素の対数化を初め、45分間かけてベース値の7.65mg/lを確立し た。 11:20 1.5グラムの鉄パウダーをビンに加えた。 12:00 微粒子鉄の不存在によって成し遂げられる溶解酸素における最小の変化 が、鉄が消費されていることを示した。 12:20 過剰な鉄パウダーをビンに加えた。 14:00 支柱スピードを増大した。 15:30 0.00mg/lの溶解酸素が達成された。 第2日目 15:30 0.00mg/lの溶解酸素が24時間維持された。 第3日目 15:30 0.00mg/lの溶解酸素が48時間維持された。 図1は鉄パウダーの添加(10:00AMに1.5g,12:20PMに過剰量)に引き統き海水 内における溶解酸素(D.0.)における減少を図示的に示す。 実施例3 実験はまた小エビ及びカニを含む海水サンプルを用いて実施した。 物質と方法: 1.251のボトル 鉄パウダー(28グラム/l) 35グラムの鉄パウダーをSndringham,Victoria,Australiaで草場から集めた1.2 51の海水に加えた。水温は24℃であった。 結果: 多くの変化及び/または修飾が広く記載されている本発明の精神または範囲か らはずれることなく特別な実施態様に示されるように、本発明になし得ることは 当業者に予測されよう。それ故本実施態様は説明としての観点から考慮されるべ きであり、制限するためのものではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/50 531 C02F 1/50 531D 531J 532 532K 1/58 1/58 T (71)出願人 ブル,ロバート オーストラリア国 3191 ヴィクトリア サンドリンガム ビーチ ロード 77 ス イート 3エー ファースト フロア オ ーストマー シップ アンド ボート ブ ローカーズ ピーティワイ リミテッド (71)出願人 ポーター,ダグラス エフ オーストラリア国 3192 ヴィクトリア ボーマリス ペラット ストリート 89 ディーエフ ポーター アンド アソシエ イツ ピーティワイ リミテッド (72)発明者 マクドナルド,ロバート ダブリュ ジー オーストラリア国 3101 ヴィクトリア キュー グランドヴュー テラス 50 (72)発明者 ブル,ロバート オーストラリア国 3191 ヴィクトリア サンドリンガム ビーチ ロード 77 ス イート 3エー ファースト フロア オ ーストマー シップ アンド ボート ブ ローカーズ ピーティワイ リミテッド (72)発明者 ポーター,ダグラス エフ オーストラリア国 3192 ヴィクトリア ボーマリス ペラット ストリート 89 ディーエフ ポーター アンド アソシエ イツ ピーティワイ リミテッド (72)発明者 ランセル,ピーター オーストラリア国 3101 ヴィクトリア キュー エッジコーム ストリート 7 セヴン シーズ テクノロジーズ ピーテ ィワイ リミテッド

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.船のバラスト水中に存在する数多くの生存可能な生物を減少する方法で、存 在する該生物の実質的な部分が生存を停止するレベルに溶解酸素及び/または二 酸化炭素の濃度を減少するように、バラスト水を処理することを含む方法。 2.バラスト水中に存在する該生物の少なくとも70%が上記処理後に生存を停 止する請求項1記載の方法。 3.バラスト水中に存在する該生物の少なくとも95%が上記処理後に生存を停 止する請求項1記載の方法。 4.溶解酸素の濃度が5mg/l以下に減少される請求項1から3項のいずれか一項記 載の方法。 5.溶解酸素の濃度が3mg/l以下に減少される請求項1から4項のいずれか一項記 載の方法。 6.溶解二酸化炭素の濃度が2mg/l以下に減少される請求項1から5項のいずれか 一項記載の方法。 7.溶解酸素と二酸化炭素の両者の濃度が2mg/lに減少される請求項1から6項の いずれか一項記載の方法。 8.上記処理が適切な濃度の抗酸化剤(類)を上記バラスト水に加えることを含 む請求項1から7項のいずれか一項記載の方法。 9.該抗酸化剤(類)が懸濁試薬(類)と組み合わせてバラスト水中に加えられ る請求項8記載の方法。 10.該懸濁試薬(類)がキサントゲン酸塩ゴム及び/またはポリアクリル酸であ る請求項9記載の方法。 11.該抗酸化剤(類)及び懸濁試薬(類)が凝固試薬(類)と組み合わせてバラ スト水に加えられる請求項9または10のいずれか一項記載の方法。 12.該凝固試薬(類)が明礬である請求項11記載の方法。 13.該抗酸化剤(類)が亜硫酸、亜硝酸及び金属、有機亜リン酸及びリン酸の塩 化物、及びハイドロキノンよりなる群から選択される請求項8から12項のいず れか一項記載の方法。 14.該抗酸化剤(類)が金属パウダー(類)からなる群から選択される請求項8 から12項のいずれか一項記載の方法。 15.抗酸化剤(類)が鉄パウダーである請求項14記載の方法。 16.該鉄パウダーが0.1μmから200μmの粒子サイズでを持つ請求項15記載の方 法。 17.該鉄パウダーがバラスト水の10グラム/m3より多い量でバラスト水に加えら れる請求項15または16項のいずれか一項記載の方法。 18.該鉄パウダーがバラスト水の30グラム/m3より多い量で加えられる請求項1 7記載の方法。 19.上記処理に引き続き、該鉄が処理されたバラスト水から除去される請求項1 5から18項のいずれか一項記載の方法。 20.該鉄が磁石の手段で処理されたバラスト水から除去される請求項19記載の 方法。 21.船のバラスト水に存在する数多くの生存可能な生物を減少する方法で用いら れる組成物で、上記組成物は鉄パウダー、懸濁試薬(類)及び凝固試薬(類)を 含む組成物。 22.該懸濁試薬(類)がキサントゲン酸塩及びポリアクリル酸から選択される請 求項21記載の組成物。 23.該凝固試薬(類)が明礬である請求項21または22項のいずれか一項記載 の組成物。 24.船のバラスト水に存在する数多くの生存可能な生物を減少する方法で用いら れる組成物で、上記組成物は以下の物質: 20-80%(w/w)鉄パウダー、 20-80%(w/w)懸濁試薬(類)、及び 5-80%(w/w)凝固試薬(類) を含む組成物。 25.請求項1から20項のいずれか一項記載の方法に従って処理されたバラスト 水。 26.大量の海水中に存在する数多くの生存可能な生物を減少する方法で、存在す る該生物の実質的な部分が生存を停止するレベルに溶解酸素及び/または二酸化 炭素の濃度を減少するように、海水を処理することを含む方法。 27.海水中に存在する該生物の少なくとも70%が上記処理後に生存を停止する 請求項26記載の方法。 28.海水中に存在する該生物の少なくとも95%が上記処理後に生存を停止する 請求項26記載の方法。 29.溶解酸素の濃度が5mg/l以下に減少される請求項26から28項のいずれか 一項記載の方法。 30.溶解酸素の濃度が3mg/l以下に減少される請求項26から29項のいずれか 一項記載の方法。 31.溶解二酸化炭素の濃度が2mg/l以下に減少される請求項26から30項のい ずれか一項記載の方法。 32.溶解酸素と二酸化炭素の両者の濃度が2mg/lに減少される請求項26から3 2項のいずれか一項記載の方法。 33.上記処理が適切な濃度の抗酸化剤(類)を上記海水に加えることを含む請求 項26から32項のいずれか一項記載の方法。 34.該抗酸化剤(類)が懸濁試薬(類)と組み合わせて海水中に加えられる請求 項33記載の方法。 35.該懸濁試薬(類)がキサントゲン酸塩ゴム及び/またはポリアクリル酸であ る請求項34記載の方法。 36.該抗酸化剤(類)及び懸濁試薬(類)が凝固試薬(類)と組み合わせて海水 に加えられる請求項34または35のいずれか一項記載の方法。 37.該凝固試薬(類)が明礬である請求項36記載の方法。 38.該抗酸化剤(類)が亜硫酸、亜硝酸及び金属、有機亜リン酸及びリン酸の塩 化物、及びハイドロキノンよりなる群から選択される請求項33から37項のい ずれか一項記載の方法。 39.該抗酸化剤(類)が金属パウダー(類)からなる群から選択される請求項3 3から37項のいずれか一項記載の方法。 40.抗酸化剤(類)が鉄パウダーである請求項39記載の方法。 41.該鉄パウダーが0.1μmから200μmの粒子サイズでを持つ請求項40記載の方 法。 42.該鉄パウダーが海水の10グラム/m3より多い量で海水に加えられる請求項4 0または41項のいずれか一項記載の方法。 43.該鉄パウダーが海水の30グラム/m3より多い量で加えられる請求項42記載 の方法。 44.請求項26から43のいずれか一項記載の方法に従って処理された海水。
JP9532111A 1996-03-11 1997-03-11 船のためのバラスト水の脱毒素化処理系 Pending JP2000507153A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AUPN8590A AUPN859096A0 (en) 1996-03-11 1996-03-11 Ballast water de-toxification treatment system for ships
AU8590 1996-03-11
PCT/AU1997/000146 WO1997033833A1 (en) 1996-03-11 1997-03-11 Ballast water de-toxification treatment system for ships

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000507153A true JP2000507153A (ja) 2000-06-13

Family

ID=3792902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9532111A Pending JP2000507153A (ja) 1996-03-11 1997-03-11 船のためのバラスト水の脱毒素化処理系

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6221262B1 (ja)
EP (1) EP0888248A4 (ja)
JP (1) JP2000507153A (ja)
KR (1) KR19990087727A (ja)
AU (1) AUPN859096A0 (ja)
WO (1) WO1997033833A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005525226A (ja) * 2002-05-02 2005-08-25 マクナルティ,ピーター,ドラモンド 水処理システム及び方法
WO2006011315A1 (ja) 2004-07-30 2006-02-02 Katayama Chemical Inc. 船舶バラスト水の処理方法
JP2010523328A (ja) * 2007-04-12 2010-07-15 シー ナイト,コーポレーション 現場バラスト水処理システムおよび方法
JP2011519717A (ja) * 2008-04-18 2011-07-14 エコマリネ アーベー 海上物体を処理する方法
JP2014079758A (ja) * 2013-11-18 2014-05-08 Miike Iron Works Co Ltd 微細化物含有水の使用方法
JP2015044195A (ja) * 2014-10-20 2015-03-12 株式会社御池鐵工所 活性汚泥の処理方法及び排水の処理方法

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5932112A (en) * 1996-11-27 1999-08-03 Browning Transport Management, Inc. Method and apparatus for killing microorganisms in ship ballast water
WO2001060971A2 (en) * 2000-02-17 2001-08-23 Garnett, Inc. Method of controlling zoological and aquatic plant growth
US7476324B2 (en) * 2000-07-14 2009-01-13 Ferrate Treatment Technologies, Llc Methods of synthesizing a ferrate oxidant and its use in ballast water
US6835307B2 (en) 2000-08-04 2004-12-28 Battelle Memorial Institute Thermal water treatment
DE60128725T2 (de) * 2000-11-06 2008-01-24 Larry Berckeley Russell Ballastwasserbehandlung zur regulierung exotischer spezies
US6761123B2 (en) * 2001-05-25 2004-07-13 Mh Systems Infusion of combustion gases into ballast water preferably under less than atmospheric pressure to synergistically kill harmful aquatic nuisance species by simultaneous hypercapnia, hypoxia and acidic ph level
US6626122B2 (en) * 2001-10-18 2003-09-30 Chevron U.S.A. Inc Deactivatable biocides in ballast water
US20050016933A1 (en) * 2001-11-28 2005-01-27 Tom Perlich Methods, apparatus, and compositions for controlling organisms in ballast water
US6821442B1 (en) 2002-08-12 2004-11-23 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Department Of The Interior Method and apparatus for control of aquatic vertebrate and invertebrate invasive species
ITMI20031011A1 (it) * 2003-05-20 2004-11-21 Vanetta S P A Composti biocidi per il trattamento delle acque.
WO2004108612A1 (en) * 2003-06-10 2004-12-16 Valois Andre Biological deoxygenation method and uses thereof
EP1680364A4 (en) * 2003-09-15 2009-08-05 Univ Delaware REMOVAL OF MICRO-ORGANISMS AND PRECIPITATING OF DISINFECTION-SECONDARY PRODUCTS USING ELEMENTARY IRON OR ALUMINUM
US8048317B2 (en) * 2004-12-13 2011-11-01 University Of Hawaii Generation of free radicals, analytical methods, bacterial disinfections, and oxidative destruction of organic chemicals using zero valent iron and other metals
US8147673B2 (en) * 2005-01-18 2012-04-03 Severn Trent De Nora, Llc System and process for treatment and de-halogenation of ballast water
US8152989B2 (en) * 2005-01-18 2012-04-10 Severn Trent De Nora, Llc System and process for treating ballast water
US20080017586A1 (en) * 2006-02-15 2008-01-24 Matousek Rudolf C Ballast tank circulation management system
US20110036771A1 (en) 2007-01-09 2011-02-17 Steven Woodard Ballasted anaerobic system and method for treating wastewater
US8470172B2 (en) 2007-01-09 2013-06-25 Siemens Industry, Inc. System for enhancing a wastewater treatment process
US20100213123A1 (en) 2007-01-09 2010-08-26 Marston Peter G Ballasted sequencing batch reactor system and method for treating wastewater
US8840786B2 (en) 2007-01-09 2014-09-23 Evoqua Water Technologies Llc System and method for removing dissolved contaminants, particulate contaminants, and oil contaminants from industrial waste water
US20090211507A1 (en) * 2008-02-25 2009-08-27 Ian Fielding System and method for the collection and disposal of ballast water, bilge water and waste water
US10919792B2 (en) 2012-06-11 2021-02-16 Evoqua Water Technologies Llc Treatment using fixed film processes and ballasted settling
US9651523B2 (en) 2012-09-26 2017-05-16 Evoqua Water Technologies Llc System for measuring the concentration of magnetic ballast in a slurry

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE625893A (ja) * 1961-03-27
GB8630783D0 (en) * 1986-12-23 1987-02-04 British Petroleum Co Plc Removal of oxygen from liquids
CH675996A5 (ja) * 1988-01-28 1990-11-30 Sulzer Ag
SE466496B (sv) * 1989-05-09 1992-02-24 Solvator Process Ab Foerfarande foer rening av med organiskt material foerorenat surt avloppsvatten
IT219331Z2 (it) 1989-11-24 1993-02-22 Scatola morsettiera modulare per applicazione su servomotori elettri- ci per il comando di valvole.
GB8926853D0 (en) * 1989-11-28 1990-01-17 Gillham Robert W Cleaning halogenated contaminants from water
JPH05161803A (ja) * 1991-12-11 1993-06-29 Tadahiko Kuno 廃水浄化処理剤及びその製造方法
DE4216571C1 (de) * 1992-05-20 1993-11-11 Peter Prof Dr Kunz Verfahren und Vorichtung zur Verhinderung mikrobiellen Wachstums in Rohrleitungen/Wasserkreislaufsystemen
US5376282A (en) * 1993-06-18 1994-12-27 Ohio University Method and apparatus for controlling zebra mussels in water conduits
JPH07268893A (ja) * 1994-03-29 1995-10-17 Nippon Steel Corp 鋼管内面の防食法
US5593636A (en) * 1994-05-10 1997-01-14 Putz; Frank L. Method for thermal control of macrofouling

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005525226A (ja) * 2002-05-02 2005-08-25 マクナルティ,ピーター,ドラモンド 水処理システム及び方法
JP4632782B2 (ja) * 2002-05-02 2011-02-16 マクナルティ,ピーター,ドラモンド 水処理システム及び方法
WO2006011315A1 (ja) 2004-07-30 2006-02-02 Katayama Chemical Inc. 船舶バラスト水の処理方法
US7618545B2 (en) 2004-07-30 2009-11-17 Katayama Chemical, Inc. Method for treating ship ballast water
JP2010523328A (ja) * 2007-04-12 2010-07-15 シー ナイト,コーポレーション 現場バラスト水処理システムおよび方法
JP2011519717A (ja) * 2008-04-18 2011-07-14 エコマリネ アーベー 海上物体を処理する方法
JP2014079758A (ja) * 2013-11-18 2014-05-08 Miike Iron Works Co Ltd 微細化物含有水の使用方法
JP2015044195A (ja) * 2014-10-20 2015-03-12 株式会社御池鐵工所 活性汚泥の処理方法及び排水の処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR19990087727A (ko) 1999-12-27
EP0888248A4 (en) 2000-01-19
EP0888248A1 (en) 1999-01-07
WO1997033833A1 (en) 1997-09-18
AUPN859096A0 (en) 1996-04-04
US6221262B1 (en) 2001-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000507153A (ja) 船のためのバラスト水の脱毒素化処理系
US4954263A (en) Coagulation treatment of fluids
DE69517512T2 (de) Neue zusammensetzungen und verfahren zur wasseraufbereitung
EP3421430B1 (en) Wastewater treatment method and wastewater treatment system
Boyd Aluminum sulfate (alum) for precipitating clay turbidity from fish ponds
Suzuki et al. Removal of suspended solids by coagulation and foam separation using surface-active protein
JP2008136945A (ja) 天然ミネラル含有剤、及びそれらの製造方法
Knowlton et al. Uptake of lead from aquatic sediment by submersed macrophytes and crayfish
JP6614540B1 (ja) 水質浄化方法
JP6514919B2 (ja) 水処理方法及び水処理設備
Topping et al. Biological transport of copper at Loch Ewe and Saanich Inlet: controlled ecosystem pollution experiment
JP6588709B2 (ja) 水処理方法及び水処理設備
EP0930273A3 (de) Verfahren und Vorrichtung zur Aufbereitung von mit Algen hochbeladenem Oberflächenwasser
AU711418B2 (en) Ballast water de-toxification treatment system for ships
JPH06154731A (ja) 液中の汚濁物質除去方法
Segner et al. Influence of water‐borne iron on the liver of Poecilia reticulata (Peters 1859)
Allen et al. An algal assay method for determination of copper complexation capacities of natural waters
US7374681B2 (en) Biological deoxygenation method and uses thereof
CA2248706A1 (en) Ballast water de-toxification treatment system for ships
Mokhtar et al. Water quality of Inanam river estuary and the Ko-Nelayan tiger prawn aquaculture ponds in Sabah, Malaysia
KR102585014B1 (ko) 바이러스 포집 방법 및 장치
JPH07108105A (ja) アオコ凝集剤および凝集沈澱方法
Li et al. Toxic effect of elemental phosphorus on L-cells cultivated in suspension
MADHUSUDANA et al. Heavy metals occurrence in the tissues of marine prawn Penaeus monodon (Fabricius 1798) and water along the coastline of Tamil Nadu (Chennai)
Wong et al. The effect of digested sludge on the common carp, Cyprinus carpio L.