JP2000506923A - 凝集化または粘稠化組成物、及びそれらの製造並びに使用 - Google Patents

凝集化または粘稠化組成物、及びそれらの製造並びに使用

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Abstract

(57)【要約】 少なくとも90%が10μm以下の粒径であり、かつ、水溶性及び水不溶性ポリマーを含む第1次ポリマー粒子を、水不溶性エチレン系不飽和モノマーまたはモノマーブレンドを架橋剤と共に逆相重合することによって作り、そして、このエマルションをスプレー乾燥して、水を加えると崩壊するスプレー乾燥顆粒を形成し、それによって、出発エマルションと同様の活性を持つ不溶性粒子の水性組成物を形成する。この不溶性粒子の水性組成物は、特に、凝集、例えば、遠心分離やベルトプレスを伴う汚水スラッッジの凝集化または粘稠化に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】 凝集化または粘稠化組成物、及びそれらの製造並ひに使用 この発明は、凝集剤または粘稠剤として使用できるポリマーに関し、とりわけ 、以前より液体の形態で商業的に提供されているポリマーの公知の利点を保持し つつ、このようなポリマーを粉末の形態で提供する方法に関する。 凝集剤または粘稠剤として働くポリマーは、高い水溶液粘度をもたらす傾向が あり、その結果、このようなポリマーを水性組成物の形態でユーザーに供給する ことは実際的ではない。通常、このポリマーは、粉末または逆相エマルションと して供給されている。 粉末は、通常、ゲル重合の後、粉砕し、乾燥するか、あるいは逆相懸濁重合の 後、乾燥し、濾過し、所望により粉砕することにより製造されている。逆相エマ ルションは、逆相エマルション重合を行って、非水性液体中に微小(10μm以 下)な水性ポリマー液滴のエマルションを形成することにより製造される。しば しば、ユーザーには、この水性ポリマー粒子のエマルションが供給される。この エマルションを蒸留して、実質的に非水性ポリマー粒子を非水性液体中に形成し 、次いで、これをユーザーに供給することも公知である。しかしまた、このエマ ルションから粉末を回収することも公知である。 この回収の代表的な方法は、米国特許第3,284,393号に記載されてお り、水性ポリマー粒子のエマルションを非水性液体で希釈し、次いで、アセトン により粒子を凝集し、エマルションからそれらを濾過し、減圧下で乾燥すること を包含している。 しかしながら、この方法は、商業的に成功しているとは実証されていない。こ のひとつの理由は、おそらく、経済的な方法で、制御された大きさの凝集体を形 成するように、エマルションの凝集または沈殿を制御することが困難なことであ る。 文献で提案されている、逆相ポリマーエマルションから水溶性の乾燥ポリマー を回収する他の方法に、スプレー乾燥による方法がある。このような開示の一例 が、米国特許第4,035,317号にある。しかしながら、スプレー乾燥法も また、逆相エマルションからの粉末の回収において、何らの重要な技術的価値が あるとは実証されておらず、我々の知り得る限りにおいて、逆相エマルション重 合により製造された水溶性ポリマーのスプレー乾燥粒子は、商業的に生産されて いない。 その代わり、技術の現状では、粉末形態が要求される粘稠剤または凝集剤ポリ マーは、ゲルまたは懸濁重合により製造されており、それらが逆相エマルション の形で供給される場合には、逆相エマルション重合によってのみ製造されている 。 これらのいずれの技術によっても、ポリマーを粉末形態にするときのひとつの 欠点は、粘稠剤または凝集剤として使用する前に、それらを均質な水性組成物の 形態にする必要があることである。かくして、均質な溶液を調製するために、水 溶性粉末を水に溶解する。水の存在下に水溶性高分子量ポリマー粒子間が接触す ると、ゼラチン状の凝集体の形成が起こり易くなり、溶解するまでに長時間かか ることは良く知られている。したがって、溶解性ポリマーを溶解させる間に、こ れらの凝集体が偶然に形成されるのを最小限にするため、特別な技術及び装置が 開発されている。その結果、適度な注意がなされる限りにおいて、規則的または 不規則的な大きさの粒子と して提供されているか否かにかかわらず、また、該粒子が、ゲル重合、懸濁重合 またはその他の技術により作られたものであるか否かにかかわらず、溶解性ポリ マーを真に均質な溶液にすることができる。 水溶性の逆相エマルションポリマーを液体の形態で使用する場合に、エマルシ ョンを「活性化」するための通常の方法は、逆相エマルションを、水中油型乳化 剤の存在下で水と混合することである。また、このような活性化法によって均質 な溶液を達成するための適切な方法は、よく知られており、実質的に永久的また は半永久的な粒子の凝集なしに、個々のポリマー粒子の急速な活性化をもたらす ことができる。 しかしながら、ポリマーが多エチレン性不飽和架橋剤の存在下で製造された場 合、特有の問題が生じる。この量が非常に高い場合、製品は完全に不溶性となる 。しかしながら、架橋剤の量が低いかまたは中位の場合、ポリマーは、可溶性及 び不溶性の画分の両方を含む。ひとつの例として、例えば、500部のメチレン ビスアクリルアミドまたは他の多エチレン性不飽和架橋剤などにより架橋された アクリルポリマーの逆相エマルションである印刷用ペーストシックナーが何年も の間供給されてきたことが公知である。このように、ユーザーに供給される材料 は、連続的な非水性の相からなり、その中に、10μm以下の粒子で、かつ、そ れぞれの粒子が架橋アクリルポリマーである第1次粒子が分散されている。この ように、各第1次粒子は、規定された粒径を有する不溶性の架橋ネットワークか らなり、その全体に架橋性ポリマーが分布している。このエマルションを水中で 活性化すると、可溶性ポリマーは、該粒子の外に移動し、非溶解性のネットワー ク粒子は、粒子の可溶性成分の水性溶液 中に懸濁物として残る。 不溶性成分は、凝集するのではなく、当初の第1粒子の粒径より大きくない粒 径をもつ個々の第1粒子のままで、すなわち、実質的に全てが10μm以下、多 くの場合、実質的に3μm以下のままであることが意図されている。第1次粒子 は、エマルション中でも活性化の間でも凝集しないことが必要である。何故なら ば、第1次粒子が凝集すると、ゼラチン状のかたまりが形成され易くなり、これ が印刷スクリーンを通らなくなり、反対にそれを閉塞させるからである。エマル ション中の第1次粒子の粒径が10μm以下のとき、エマルション中または活性 化の間に、永久的または半永久的な凝集体の形成が起こる傾向のあることが時々 見られる。沈殿物を検査すると、第1次粒子の永久的または半永久的な凝集体か らなっていることが示されるが、この凝集体は、おそらく、湿った第1次粒子が 互いに固着した結果として形成されたものである。 湿っていて、かつ、可溶性及び不溶性成分の両方を含有する第1次粒子のこの 方法での凝集は、可溶性ポリマーが凝集するという公知の傾向からみて、予想外 のことではない。しかしながら、可溶性ポリマーは、いったん凝集しても、結局 のところ再溶解するのに対して、可溶性及び不溶性成分から形成された凝集体は 、再溶解するのがかなり困難であり、そして、不溶性粒子と、最初のエマルショ ン中で該粒子中に分布している可溶性成分との間の接着により、ついには再溶解 しなくなる。このことが、印刷用ペーストシックナーに対して活性化を展開する に際し、第1次粒子の望ましくない凝集の危険を最小限にするように、注意が払 われている理由である。 ユーザに対して、粒径が10μm以下で、かつ、可溶性と不溶性両成分を持つ 第1次粒子を供給するのに望ましいことが知られて いる各種のその他の方法があり、そこでは、ポリマーは、使用中、実質的に全て が10μm以下の粒径を持つ粒子の形態として利用できる。このポリマーは、水 溶性のエチレン性不飽和モノマーまたはモノマー混合物と、多エチレン性不飽和 架橋剤の低または中位量とを逆相重合して、不溶性ポリマーネットワークと可溶 性ポリマーを含有する第1粒子の逆相エマルションを形成することにより製造さ れ、そして、種々の粘稠化または凝集化目的に使用される。好ましい凝集方法は 、EP202,780に記載されている。 実際には、このようなポリマーは、ユーザーに逆相エマルションの形態で常に 供給されている。これは、それらを粉末形態で供給する理論上の可能性が、商業 的に経済的かつ満足できる方法で達成するのが困難であることが実証されている からである。例えば、我々は、EP326,382において、EP202,78 0に従って、カチオン性の緩やかに架橋された逆相エマルションポリマーを最初 に蒸留により乾燥し、非水性液体中に乾燥ポリマー粒子のエマルション(または 分散体)を得る方法について述べている。次いで、アセトンを加えることにより 、これらの乾燥ポリマー粒子を分散体から沈殿させる。次に、これらを空気中に 伴出する間に乾燥させ、そして、煙霧状シリカを含有する水をスプレーして粒子 を被覆し、かつ、集合させ、次いで、流動床でさらに乾燥させる。このように、 この技術は、先ず粒子の乾燥、次いで、粒子の被覆、再湿潤、及び集合、そして 、再乾燥を含んでいる。これは実施できるけれども、都合が悪くなり易く、この 技術によって、粒径を制御することは困難である。EP326,382には、シ リカ集合工程がなければ、粉末を直接水に添加した場合、深刻なゲル粘着が起こ ることが注記されている。これはまた、湿潤している間に、可溶性及び不溶性ポ リマーの第1次粒子が互いに接触すると、望ましくない永久的な凝集が起こると いう予測と一致している。 多くのユーザーは、逆相エマルションを受け取るよりも、実質的に関連ポリマ ーのみからなる固体の重合体組成物を受け取ることを好んでいる。この要求は、 可溶性ポリマーにより、従来のゲルまたは懸濁製品を供給することにより満たす ことができるが、第1次粒子が10μm以下であり、架橋しており、そのように 可溶性及び不溶性成分を含有しているこれらの組成物については、満たすことが できない。特に、容易かつ経済的な方法で製造することができ、水に加えたとき に実質的に完全な粒子に戻り、元のエマルションポリマーの性能を保持するよう な、粉末化製品を供給できることが望まれている。したがって、湿った第1次粒 子の永久的な凝集は、避けられねばならない。 我々は、ここに、驚くべきことに、このような顆粒をスプレー乾燥法により作 成することが可能であることを見出した。何らの特別な添加剤を含有させること なく、第1次粒子が永久的または半永久的な方法で一緒に凝集するのではなく、 水に顆粒を添加すると互いに容易に分離するような方法で、スプレー乾燥を容易 に実施できることは、非常に驚くべきことである。また、この工程の間に、ポリ マーが何らの過剰な架橋を受けるように見えないことも驚くべきことである。 一つの側面において、本発明は、少なくとも90重量%が20μm以上の粒径 を有しており、少なくとも90重量%が10μm以下の粒径である第1次粒子か ら形成され、かつ、水溶性ポリマーと水不溶性ポリマーとを含有する顆粒の製造 方法に関する。該方法は、5〜2000ppmの多エチレン性架橋剤を含有する 水溶性エチレ ン性不飽和モノマーまたはモノマー混合物の水性溶液の逆相重合により非水性液 体中の第1次粒子のエマルションを作成し、そして、該エマルションをスプレー 乾燥し、それによって、第1次粒子から形成され、かつ、水に添加すると実質上 完全に崩壊するスプレー乾燥顆粒を作成することを含む方法である。 本発明の他の側面は、少なくとも90重量%が20μm以上の粒径を持ち、か つ、第1次粒子から形成されたスプレー乾燥顆粒に関する。該第1次粒子は、少 なくとも90重量%が10μm以下の粒径を持ち、水溶性のエチレン性不飽和モ ノマーまたはモノマー混合物と5〜2000ppmの多エチレン性不飽和架橋剤 とのポリマーから形成され、かつ、水溶性及び水不溶性ポリマーを含んでいる。 該顆粒は、非水性溶液中の第1次粒子のエマルションをスプレー乾燥することに よって形成され、水に加えると実質上完全にばらばらに崩壊する。 顆粒が実質上完全に崩壊するとは、水に加えたときに、顆粒が崩壊して、出発 エマルションから作られた溶液と機能的に同様の水性組成物を与えることを意味 する。実際に、該顆粒は、通常、崩壊して、出発エマルションを水に加えたとき に水中に存在する第1次粒子と同様の粒径範囲を持つ粒子になる。例えば、固有 粘度値(後述する)は、通常、エマルションポリマーの固有粘度値の少なくとも 約70%または80%、好ましくは、少なくとも約90%または95%である。 該顆粒を水中で崩壊させた後のカチオン性ポリマーに対するイオン性回復値(後 述する)は、通常、出発エマルションポリマーのイオン性回復値の少なくとも約 70%または80%、好ましくは、少なくとも約90%または95%である。該 ポリマーは、通常、凝集剤または粘稠剤であり、顆粒を水中で崩壊させたとき、 最 適の投与量で得られる凝集化または粘稠化性能は、通常、出発エマルションの最 適投与量での性能の少なくとも約70%または80%、好ましくは、少なくとも 90または95%である。例えば、出発エマルションがX単位の自由排水値(凝 集剤について)を持つ場合、崩壊した顆粒は、少なくとも0.8X、好ましくは 、少なくとも0.9Xまたは0.95Xの凝集性能を与えることか望ましい。I R及び/またはIV及び/またはXの値は、わずかに、例えば、初期値の120 %または130%に増大してもよい。 水に添加したときに顆粒がばらばらになった粒子は、出発エマルションに対し て規定したのと同じ範囲の粒径、すなわち、少なくとも90重量%が10μm以 下、好ましくは、少なくとも90重量%が3μm以下の粒径を有することが好ま しい。この理由は、架橋ポリマーの性能が部分的に粒径に依存し、良好な性能の ためには、崩壊した顆粒が、良好な結果に役立つ範囲の粒径を作り出すことが必 要だからである。 顆粒がばらばらになった粒子は、実質上完全に元の1次粒子の不溶性の画分か らなることが好ましいが、最終粒径がまだ10μm以下、好ましくは3μm以下 であれば、若干の残留した凝集は許される。このように、顆粒の崩壊により得ら れる粒子の粒径分布は、出発エマルションの粒径分布の平均の3倍以下、通常1 .5または2倍以下(多くの場合1から1.3倍)の平均粒径を示す。通常、満 足できる結果は、顆粒の崩壊により生じた粒径が、少なくとも90%が10μm 以下、好ましくは3μm以下である場合に得られる。当然、第1次粒子の可溶性 画分は、水中で溶液になる傾向があり、その結果、得られた「溶液」は、溶解性 画分の真の溶液中での不溶性粒状画分の水性分散体である。 本発明の他の側面は、定義されたスプレー乾燥顆粒または定義されたスプレー 乾燥方法により作られた顆粒を水に混合することを含む凝集化または粘稠化溶液 の製造方法に関する。 本発明の他の側面は、顆粒を水と混合して凝集剤溶液を形成し、該凝集剤溶液 を懸濁液に添加し、それによって懸濁固体を凝集させる懸濁固体の懸濁液の凝集 方法に関する。 本発明の他の側面は、少なくとも90重量%が20μm以上の粒径を有する顆 粒であって、5〜2,000ppmの多エチレン性不飽和架橋剤を含有する水溶 性のエチレン性不飽和モノマーまたはモノマー混合物の逆相エマルション重合に より、少なくとも90重量%が10μm以下の粒径を有し、かつ、水溶性ポリマ ーと水不溶性ポリマーとを含むポリマー粒子を形成し、そして、該エマルション をスプレー乾燥することにより形成した顆粒を、水に混合することを含む凝集剤 溶液または粘稠剤溶液の製造方法に関する。本発明のこの側面において、該顆粒 は、水に加えたときに、実質上完全に粒子(好ましくは、第1次粒子)に崩壊す ることか望ましい。特に、本発明の顆粒は、水と混合したとき、実質的に出発エ マルションと同様の凝集化または粘稠化効果、すなわち、出発エマルションの凝 集化または粘稠化性能の少なくとも80%、好ましくは、少なくとも90または 95%を提供することが望ましい。 凝集した懸濁液は、例えば、凝集した懸濁液を触媒床に使用したり、フローラ インを通ってポンプで送る場合には、攪拌により継続的に懸濁を維持することが できるが、凝集した懸濁液は、固−液分離に付されることが好ましい。この分離 は、沈殿によるものでもよいが、遠心分離または濾過によるものが好ましい。好 ましい固−液分離法は、遠心式の濃厚化または脱水、ベルトプレス、ベルト濃厚 化、及びフィルタープレスである。 非水性液体中での第1次粒子の出発エマルションは、得られる第1次粒子が水 溶性及び水不溶性ポリマーを含有するような量での多エチレン性架橋剤の存在下 における水溶性モノマーまたはモノマー混合物の逆相重合により製造される。こ のように、架橋剤の量は、粒子が不溶性ポリマーの架橋ネットワークを持つが、 該ネットワーク中に存在し、かつ、該粒子を水と混合したときに真の溶液に入る 可溶性ポリマーをも有するようにすべきである。 ポリマーが作られるモノマーは、従来のエチレン性不飽和モノマーであればい ずれでもよい。それらは、非イオン性、アニオン性またはカチオン性、あるいは 、例えば0〜99重量%の非イオン性モノマーと100〜1重量%のアニオン性 またはカチオン性モノマーとの混合物でもよい。 好ましい水溶性の非イオン性モノマーは、アクリルアミドであるが、ビニルピ ロリドン、N−ビニルホルムアミド、メタクリルアミド及びヒドロキシエチルメ タクリレートまたはアクリレートなどの他のものも使用できる。 好ましい水溶性のアニオン性モノマーは、アクリル酸、メタクリル酸、ビニル スルホネート、またはamps(米国商標)などの、エチレン性不飽和カルボン 酸またはスルホン酸(それらの水溶性塩を含む)である。 好ましいカチオン性のエチレン性不飽和モノマーは、ジメチルアミノエチル( メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド及びジメチルア ミノメチルアクリルアミドなどの、ジアルキルアミノアルキル(メタ)−アクリ ルアミド及び−アクリレート(それらの酸付加物及び第4級塩を含む)である( マンニッヒ塩 基)。他のカチオン性モノマーで使用することができるものは、塩化ジアリルジ メチルアンモニウムである。 逆相重合は、常法により、凝集剤または粘稠剤として使用するのに適した分子 量を持つポリマーを形成するように実施する。該ポリマーが、架橋剤の不存在下 で作られた場合、そのときは一般的に、4dl/g以上の固有粘度を持たせる必 要がある。本明細書を通じて、固有粘度(intrinsic viscosity)は、pH7に緩 衝された1N塩化ナトリウム中の全重量が既知のポリマー溶液に対して、20℃ で、懸架式水平粘度計(suspended level Viscometer)により測定した値である。 IV(固有粘度)は、全重量に対して算出され、しかも、この技術では、不溶性 ポリマーは可溶性ポリマーよりも見かけ粘度への寄与が少ないため、重合条件が 変わらない(架橋剤の量を除いて)にもかかわらず、IVは、不溶性画分の量が 増加するにつれて減少する傾向がある。本発明に好ましいポリマーは、架橋剤が 存在しないときに、IVが6dl/g以上または8dl/g以上になるようなも のである。 実際には、現実のポリマー(すなわち、架橋剤の存在下で作られた)のIVも また、通常、極めて高く、一般的に2dl/g以上、好ましくは4dl/g以上 である。多くの場合、少なくとも6dl/gであり、そして、例えば14dl/ gまでかそれ以上高くてもよい。 しかしながら、本発明は、ポリマーが周囲温度で固体形状で存在し、不溶性画 分を持ち、スプレー乾燥が可能で、かつ、凝集剤または粘稠剤として用いられる のであれば、2dl/g以下、例えば、0.8dl/gまでかさらに低いIVを 持つポリマーにも適用することできる。例えば、本発明は、ジアリルジメチルア ンモニウムク ロライドのホモポリマー、または例えば20%かそれ以上までのアクリルアミド とのコポリマーのスプレー乾燥に適用することができる。該ポリマーが凝集剤の 場合、それは高充填濃度の凝固剤であり得るが、高いIV(一般的に4dl/g 以上)の架橋した凝集剤であることが望ましい。 含有させる架橋剤の量は、常に、少なくとも5ppm(ポリマーの乾燥重量ま たは全モノマーを基準にした重量)多エチレン性不飽和架橋剤であり、生成物中 に可溶性及び不溶性ポリマーの所望の比率を与えるのに要求される如何なる量で もよい。架橋剤がない状態で分子量が非常に高くなる場合には、低い量の架橋剤 (例えば、5ppm近傍かそれより高い)で満足であるが、一方、架橋剤が存在 しない状態で分子量が低くなる場合には、高い量の架橋剤が要求される(例えば 、2000ppmまで)。 架橋剤の量は、製品の意図する特性によっても影響される。製品の性能が、例 えば、印刷用ペーストシックナーにおいて、粒状の不溶性画分によって左右され るべきことを意図している場合には、性能が不溶性ポリマーと共に可溶性ポリマ ーにかなり依存している場合よりも、高い量の架橋剤を使用することが望ましい 。例えば、ポリマーが印刷用ペーストシックナーとしてかまたは他の粘稠剤とし て使用されるとき、架橋剤の量は、300〜2000ppmの範囲であることが 望ましい。何故ならば、これは、低い量の架橋剤を使用したときよりも、高い割 合の不溶性ポリマーと低い割合の可溶性ポリマーを有するポリマーを製造する傾 向があるためである。ポリマーが凝集剤として使用されるべきとき、架橋剤の量 は、一般的に5〜200ppmであり、好ましくは、5〜100ppmである。 何故ならば、これは、かなりの可溶性画分とほんの少しの量の不溶 性画分を持つポリマーを製造するためである。 不溶性ポリマー粒子が存在するかしないかを決定する種々の方法がある。これ らには、視覚的方法がある。例えば、不溶性ポリマーの存在を決定するひとつの 方法として、顆粒の水性溶液を作り、それを希釈して非常に低い濃度にし、そし て、走査電子顕微鏡または走査透過電子顕微鏡を用いて、非常に希薄な溶液の乾 燥液滴を調査する方法がある。異物とポリマー粒子とを見分ける必要がある。異 物の存在を最小にするために、高純度の水を使うことが望ましい。ポリマー粒子 は、一般的に、乾燥後に調査するとき、SEMスタブ(stub)に適用された液滴の 端の周りに、リング状に集まる傾向がある。 不溶性粒子の存在を決定する他の間接的な方法は、多くの不溶性ポリマーと同 様に、不溶性ポリマーマトリックスに取り込まれているイオン性基は、可溶性ポ リマー中のイオン性基よりも滴定液にあまり利用されないので、ポリマー中のイ オン性基の滴定による方法である。特に、不溶性ポリマー粒子の存在は、ポリマ ーが比較的低い量の架橋剤で作られたカチオン性ポリマーであるとき、高いイオ ン性回復値により間接的に示される。例えば、イオン性回復は、ポリマーが、5 〜200ppm、多くの場合5〜100ppmの架橋剤と、典型的にアクリルア ミド及びジアルキルアミノアルキル(メタ)−アクリレートまたは−アクリルア ミドを通常は酸付加物または第4級塩として含むカチオン性モノマーまたはモノ マー混合物とから作られたとき、不溶性粒子の好適な指標である。イオン性回復 は、EP202,780に定義されており、少なくとも20%、好ましくは、少 なくとも25または30%、一般的には60または70%程度までの値が、通常 、不溶性粒子を示している。 重合は、公知の条件下で、例えば、開始剤、乳化剤、及び非水性 液体を選択し、少なくとも90重量%が10μm以下の第1次粒子を有する所望 のポリマーの安定な逆相エマルションを形成する。エマルション中の第1次粒子 の少なくとも90重量%が3μm以下であることが好ましい。ここで、すべての 粒径は、乾燥粒径であり、換言すれば、製品を脱水したとき、例えば、エマルシ ョンの小滴を走査電子顕微鏡のスタブに載せて、真空下で乾燥した後検査すると きに、観察される大きさである。少なくとも90重量%の粒子が、通常0.1〜 3μmの範囲内にある。粒子は、0.1または0.5から2μm、多くの場合0 .2〜1μmの範囲内にあることが好ましく、少なくとも60重量%、しばしば 少なくとも90重量%の粒子がこの粒径の範囲内にある。重量平均粒径は、約0 .1〜0.5μmであるが、通常は少し高く、例えば、1または1.5μmまで である。普通は、少なくとも90重量%の粒子が0.1μm以上であることが好 ましいが、本発明は、90重量%の粒子が、典型的に0.01から0.5または 1μmの範囲にあるミクロエマルションとして一般に知られている製品にも適用 することができる。所望の粒径は、いずれの特定の方法においても、乳化剤、乳 化剤の量及び均質化条件を、全て公知の方法で適切に選択することによって制御 される。顆粒が崩壊する粒子の大きさは、これらの範囲内にあることが望ましい 。 汎用の油中水型乳化剤、及び逆相重合に通例の炭化水素または他の非水性液体 であれば、いずれも使用することができる。所望であれば、エマルション中に、 親水性ポリマーまたは好ましくは両親媒性ポリマーが含まれる。これらのすべて は、例えば、EP−A−202,780に記載されているように、逆相エマルシ ョン重合法において通例であり、この文献の全開示を参照のためにここに組み込 む。 顆粒の第1次粒子またはその他の非常に小さな粒子への崩壊を容易にするため には、第1次粒子が顆粒内であまりに強く相互付着しないことが必要である。ス プレー乾燥の間、または特に周囲温度において、液状または軟質の添加物は、お 互いに接触している第1次粒子の付着を促進する傾向がある。したがって、エマ ルション中には、スプレー乾燥の温度で固体であるか、少なくとも周囲条件で固 体である添加物を含ませることが好ましい。例えば、これらの条件下で、エマル ション中で部分的にまたは全てが固体である界面活性剤を含ませることが好都合 である。この目的のため混合できる他の固体材料には、25℃でワックス状ある いは液体であるよりも固体である重合体安定剤がある。 例えば、EP202,780に述べられているように、架橋された水溶性また は水膨潤性ポリマーを逆相重合により作ることに適した、いずれの公知の多エチ レン性不飽和架橋剤を使用してもよい。メチレンビスアクリルアミドは、ひとつ の例であるか、EP202,7780におけるように、他の2官能、3官能、及 びさらに高い官能のエチレン性不飽和モノマーを使用することができる。 界面活性剤及び/または重合体安定剤の量は、ポリマーを基準として、通常1 〜10%の範囲である。 スプレー乾燥されるエマルション中の水不混和性液体の量は、エマルション中 のポリマーの乾燥重量に対して、通常30〜70%、多くは40〜60%程度で ある。 最初に作られるエマルションは、水性ポリマー粒子を含む組成物であり、その 中の水の量は、ポリマーの乾燥重量に対して、通常、20〜70%の範囲であり 、多くの場合、30または40〜60%程度である。このように、最初のエマル ションは、典型的に、水不 混和性液体、水、及びポリマーを各々25〜40%含み、また、乳化剤及び/ま たは重合体安定剤を1〜10%含む。 スプレー乾燥の前に、エマルションを、通常は共沸蒸留と呼ばれる蒸留により 脱水に付することが可能である。これにより、ポリマー粒子は、スプレー乾燥の 前に、実質的に乾燥された形態に変換される。しかしながら、この中間乾燥工程 を行うことは、不必要で望ましくなく、スプレー乾燥に付されるエマルションは 、例えば、前記で特定した量の水を含有するポリマー粒子を有するエマルション であることが好ましい。 湿潤した部分的に可溶性のポリマー粒子の永久的または半永久的な凝集につい て知られていることからみて、また、EP326,382のエマルションは、粒 子が沈殿する前に乾燥され、そして、沈殿粒子を水に加えるとゲル固着が起こる と警告されていたことからみて、湿潤エマルションのスプレー乾燥により良好な 結果が得られることは、特に驚くべきことである。 しかしながら、本発明では、スプレー乾燥に付される粒子は、湿潤ポリマー粒 子であることが好ましい。これらの湿潤ポリマー粒子をスプレー乾燥工程の間に 結合させて顆粒にするにもかかわらず、また、以前の印刷用ペーストシックナー での経験及びEP326,382での警告にもかかわらず、我々は、顆粒の適切 な崩壊を容易に達成できることを見出した。 スプレー乾燥するエマルションの粒子中に水を含むことは、単に顆粒をその外 表面から内側へ溶解するよりも、水をその中心部に浸透させる顆粒の浸透性を促 進すると思われる。このように、例えば微細孔のような細孔があり、顆粒の外表 面から中心部に向かって内へ伸びているようである。所望であれば、他の材料を 浸透性を促進 させるためにエマルションに含ませることができるが、普通は、例えは、従来の 油中水型乳化剤及び任意の親水性または両親媒性重合体安定剤以外に、従来の逆 相エマルション中に特に存在しない材料をエマルションに加える必要のないこと が見出された。顆粒中に若干のボイドがあるようであり、特に大きな粒径の顆粒 の場合はそうである。そして、これらのボイド及びそれらに導く微細孔があるこ とか、顆粒の外への膨張及び破裂の促進に役に立ち、したがって、第1次粒子の 水への分散を促進するようである。 顆粒が比較的小さい場合、例えば、主として100μm以下である場合、それ らは、実質的にボイドを持たず、かつ、水と混合したときに、容易に第1次粒子 に崩壊する。しかしながら、顆粒がより大きいとき、溶解を促進するためにボイ ドの存在が望まれる。 スプレー乾燥された顆粒は、比較的大きいが、一般的に少なくとも90重量% が500μm以下であり、普通は250μm以下である。少なくとも90重量% が100μm以下であってよい。多くの場合、少なくとも20重量%、普通は少 なくとも50重量%が40μm以上であり、多くの場合100μm以上である。 20μm以下の量は、好ましくは20重量%以下、より好ましくは5%以下であ る。このように、製品は、貯蔵や輸送の間に起こるような攪拌の後でも、極めて 微細な材料が実質的にないことが望ましい。好ましい4顆粒は、少なくとも90 %が50〜250μmの範囲の粒径を持つものである。 所望の粒径の顆粒は、前述のエマルションに、通常のスプレー乾燥器を用いて 、通常のスプレー乾燥条件を受けさせ、スプレー乾燥オリフィス、オリフィスを 通過するポンプ輸送量、スプレー乾燥された材料の乾燥(温度及び乾燥規模)速 度を適切に選択することに よる公知の方法で粒径を制御することにより、製造することができる。 顆粒は、通常、それらが製造された形態で使用される。所望であれば、それら は、水−崩壊性の集合体に形成することができる。したがって、スプレー乾燥器 内で作られた顆粒は、実質的に非粉砕性ではあるが、水−崩壊性の集合体に集め られる。例えば、これは、顆粒を少量の水分散性または水溶性の接合剤と混合し 、次いで、得られた顆粒と接合剤との混合物を、公知の手段により所望の大きさ の集合体に変換することにより実施される。 接合条件は、集合体が水中で容易に崩壊しないような強い接合を顆粒間にもた らすものであってはならない。顆粒の表面は、水溶性ポリマーからなるか、また は水溶性ポリマーを含むため、集合工程の間存在する水の量は、常に非常に低く あるべきであり、例えば、顆粒の乾燥重量に対して、20%以下、好ましくは7 %以下であるが、一般的には10%以下である。接合剤は、水単独からなるか、 または水に分散若しくは溶解するか、あるいは他の液体に溶解する(顆粒中で水 と接触するのを防ぐため)若干の他の材料を含んでいてもよい。適切な接合剤は 、高分子量ポリエチレングリコールのような水溶性ワックスであるか、または他 のポリグリコール、エトキシレートアルキルアルコール、顆粒と同じイオン性の 低分子量水溶性ポリマー、及びポリマーと相溶性の水溶性の固体界面活性剤など の他の材料である。 水または他の液体で湿らせた顆粒は、都合の良い技術を用いて、都合の良い集 合体に形作ることができる。例えば、湿潤混合物を押出し、押出材料をペレット 化することができる。 形成された集合体は、典型的に少なくとも90%が200μmか ら5mmの範囲内の大きさであり、最も好ましくは500μmから2mmの範囲 内である。 顆粒及びその集合体は、慣用の方法で水と混合することにより、ばらばらに崩 壊する。これは、いくつかの場合、乱流がほとんどないかまたはなくて達成する ことができるが、一般的には、かなりの乱流を適用することか望ましく、好まし くは、顆粒の崩壊は、従来より水中に粉砕ゲル粒子を溶解するために用いられて いる溶解技術と同様の技術を使用して行なう。一般的に、分散は、顆粒または集 合体が互いに固着する危険性を最小にする条件下で、顆粒または集合体を水に混 合することによって実施し、次いで、得られた水性組成物を、必要に応じて攪拌 しながら、典型的には10分間から5時間、望ましい場合には、半時間から2時 間程度、エージングする。ジェット・ウエット(Jet Wet)の商標名で市 販されているタイプの混合装置か都合よく使用される。 顆粒またはその集合体を混合する水の量は、一般に、その結果として生じる溶 液が0.01〜3%のポリマー濃度を持つような量であり、このポリマー濃度は 、凝集化及び粘稠化に対して慣用の活性化ポリマー「溶液」に典型的なものであ る。 本発明の好ましいひとつの方法は、その結果として生じた水性組成物を、懸濁 固体の懸濁液、特に汚水スラッジの凝集に使用することである。このタイプの好 ましい方法及びこのために適切なポリマーは、EP202,780に詳しく記載 されている。 汚水スラッジを処理するのに、本発明の凝集剤溶液を用いることは特に好まし いにもかかわらず、この溶液は、また、製紙工程でも保存助剤として使用するこ とができる。この理由は、本発明が、はじめて、粒子が製紙工程を妨げる大きな ゲル粒子に永久的に凝集す る実質的な危険なしに、粉末が第1次粒子に戻る逆相エマルションポリマーの粉 末グレードを提供するためである。 水崩壊性顆粒または集合体の他の用途は、粘稠剤である。かくして、顆粒は、 水に混合され、水性組成物の粘稠化に使用される。ここで、顆粒と混合される水 は、水性組成物の水であるか、あるいは粘稠化されるべき組成物に後で加えられ る濃縮物を形成するのに使用される水である。架橋剤の量は、比較的低くてもよ く(例えば、5〜100ppm)、その場合、ポリマーは、主として可溶性であ り、あるいは比較的高くてもよく(例えば、300〜2,000ppm)、その 場合、可溶性ポリマーの量は、かなり低い。例えば、アクリル酸及びアクリルア ミドなどのエチレン性不飽和モノマーの架橋ポリマーは、印刷用ペーストシック ナーとして使用される。通常、それらは、印刷用ペーストに加えられる逆相エマ ルション及び/または分散体として供給されるが、本発明では、それらは、今や 水崩壊性スプレー乾燥顆粒の集合体として供給される。 以下は、本発明の実施例である。実施例1 メチルクロライドで第4級化したジメチルアミノエチルアクリレート80重量 %及びアクリルアミド20重量%から水性モノマー溶液を形成した。このモノマ ー混合物を、水相で計算して4%のスパン80(Span 80:商標)を用い て油中に乳化し、70%の水相と30%の油相を含むエマルションを形成した。 本発明の2つの実験では、この混合物は、5.0、10.0または20ppmの メチレンビスアクリルアミドを含む。この混合物は、アジピン酸を含んでいる。 この油相は、スパン80をエクソールD40(Exxsol D40:商標)と 共に含む。重合を開始し、従来の方法で継続した。 各例において、重合後、その結果として生じた逆相エマルション部分を分析し たところ、90重量%の第1次粒子の粒子径が0.5〜3μmであることが示さ れた。それは、それ以上の処理をしないで使用され、一方、その一部は、スプレ ー乾燥器を用いてスプレー乾燥され、90%が約30μm±5μmの狭い粒径分 布を持つ実質的に球状の顆粒を得た。 見掛けの固有粘度及びイオン性回復が決定され、下記の表に示される。 *これらの量は、水性モノマーの重量を基準とする。乾燥ポリマー重量を基準に した量は、2倍、すなわち、それぞれ約5、10及び20ppmである。 表に示された結果は、スプレー乾燥が架橋材料のさらなる架橋、すなわち、固 有粘度の減少及びイオン性回復の上昇を起こさないことを示している。このこと は、架橋性ポリマーの乾燥エマルションがしばしば更なる架橋を引き起こすので 、それ自体で幾分か驚くべきことである。また、エマルション及び固体の性能試 験は、それらの間に重要な差異のないことを示しており、したがって、スプレー 乾燥と第1次粒子の顆粒への集合により、性能活性に何らの損失の ないことを示している。実施例2 実施例1に記載のエマルション重合方法を架橋剤の不存在下に行い、水性ポリ マー液滴の逆相エマルションの形態で、ポリマーAと標識される線状の水溶性ポ リマーを製造した。このポリマーのIVは11.0dl/gで、IRは0%であ った。 架橋剤を水性モノマー混合物に含有させたこと以外は、同じ方法を繰り返した 。その結果として生じたエマルション中のポリマーのIVは5.2dl/gであ り、IRは62%であった。 ポリマーBのエマルションの一部をスプレー乾燥してスプレー乾燥顆粒を形成 し、ポリマーCと標識した。ポリマーCのIVは4.9dl/gであり、IRは 53%であった。 これらの3つのタイプのポリマーの処理溶液を、AまたはBのエマルションま たは顆粒Cを水に混合することによって形成し、水性凝集剤組成物を作成した。 この凝集剤組成物を、濃縮した汚水スラッジ上に投与し、そして、ヘイドルフ( Heidolph)を用いて、ポリマーの異なる投与で、15秒間の剪断で5秒 間の排水試験により、凝集化性能を実施した。この5秒間の濾液の体積をミリリ ットルで、異なる投与量に対してプロットした。その結果を添付の図面に示す。 この図面は、直鎖状エマルションポリマー(A)、架橋エマルションポリマー( B)、及びスプレー乾燥顆粒(C)に対する投与性能関係を示している。 この試験での直鎖状及び架橋エマルションポリマーAとBとの違いは、公知の 直鎖状ポリマーと架橋ポリマーとの違いと一致する。架橋ポリマーは、高い投与 量を必要とするが、より良い性能を与える。 このポリマーをスプレー乾燥し、顆粒に変換した行為は、最適脱水速度を僅か に低下させる(約370に比べて約350)が、投与効率は僅に上昇する。この 投与効率の上昇(最適性能の重要な損失なしに)は、ポリマーBの特定の粒子構 造が(真に溶解しているポ4リマーAに比べて)、スプレー乾燥顆粒中及びそれ らから得られた凝集剤溶液中に保持されていることのひとつの指標である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, US,UZ,VN,YU (72)発明者 ハウェ マルコム イギリス国 エイチディー3 4ユーエル ウエスト ヨークシャー州、ハッダーズ フィールド、ロングウッド、トーンヒル ロード 91 (72)発明者 フィールド ジョン ロドニー イギリス国 エイチエックス3 8エヌエ ックス ウエスト ヨークシャー州、ハリ ファックス、ヒッパーホルム、レイバーン アベニュー 2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも90重量%が20μm以上の粒径を持ち、かつ、第1次粒子か ら形成されたスプレー乾燥顆粒であって、該第1次粒子が、少なくとも90重量 %が10μm以下の粒径を持ち、水溶性のエチレン性不飽和モノマーまたはモノ マー混合物と5〜2000ppmの多エチレン性不飽和架橋剤とのポリマーから 形成され、そして、水溶性ポリマーと水不溶性ポリマーを含有し、該顆粒は、非 水性液体中での第1次ポリマー粒子の逆相エマルションのスプレー乾燥により形 成されたものであって、かつ、該顆粒は、水に加えると実質上完全に崩壊するこ とを特徴とするスプレー乾燥顆粒。 2.ポリマーが、少なくとも4dl/gの固有粘度を持つものである請求項1 記載の顆粒。 3.ポリマーが、カチオン性ポリマーであり、かつ、少なくとも25%のイオ ン性回復を有するものである請求項1または2に記載の顆粒。 4.水に加えたときに、実質上完全に10μm以下の粒子に崩壊する請求項1 ないし3のいずれか1項に記載の顆粒。 5.少なくとも90重量%が20μm以上の粒径を持ち、少なくとも90重量 %が10μm以下の粒径を持つ第1次粒子から形成され、かつ、水溶性ポリマー と水不溶性ポリマーを含有する顆粒の製造方法であって、5〜2000ppmの 多エチレン性不飽和架橋剤を含有する水溶性のエチレン性不飽和モノマーまたは モノマー混合物の逆相重合により、非水性液体中での第1次粒子のエマルション を作成し、そして、該エマルションをスプレー乾燥し、それによって、第1次粒 子から形成され、かつ、水に加えたときに実質上完全 に崩壊するスプレー乾燥顆粒を作成することを特徴とする顆粒の製造方法。 6.逆相重合により作られたエマルションが、非水性液体中の水性第1次ポリ マー粒子のエマルションであって、20〜70%の水を含み、スプレー乾燥後の エマルションも第1次ポリマー粒子中に20〜70%の水を含む請求項5記載の 製造方法。 7.エマルションが、油中水型乳化剤、親水性ポリマー及び両親媒性ポリマー の内から選択される添加剤を、ポリマーの乾燥重量を基準にして、1〜10%含 有する請求項5または6に記載の製造方法。 8.ポリマーが、少なくとも4dl/gの固有粘度を有するものである請求項 5ないし7のいずれか1項に記載の製造方法。 9.ポリマーが、カチオン性ポリマーであり、かつ、少なくとも25%のイオ ン性回復を有するものである請求項5ないし8のいずれか1項に記載の小粒の製 造方法。 10.顆粒が、水に加えたときに、実質上完全に崩壊して、10μm以下の粒 子になる請求項5ないし9のいずれか1項に記載の製造方法。 11.請求項1ないし4のいずれか1項に記載の顆粒、または請求項5ないし 10のいずれか1項に記載の製造方法により製造された顆粒を水に混合すること を特徴とする凝集剤溶液の製造方法。 12.凝集剤溶液または粘稠剤溶液の製造方法において、少なくとも90重量 %が20μm以上の粒径を持ち、かつ、5〜2000ppmの多エチレン性不飽 和架橋剤を含有する水溶性のエチレン性不飽和モノマーまたはモノマー混合物の 非水性液体中での逆相エマルション重合により製造され、それによって、少なく とも90重量%が10 μm以下の粒径を有するポリマーが形成され、該ポリマーは、水溶性及び水不溶 性ポリマーを含有し、そして、該エマルションをスプレー乾燥して形成された顆 粒を、水に混合することを特徴とする凝集剤溶液または粘稠剤溶液の製造方法。 13.懸濁固体の懸濁液を凝集する方法において、請求項11または12に記 載の方法により凝集剤溶液を形成し、その結果として生成した溶液を、懸濁固体 と混合し、次いで、その結果として生じた凝集懸濁液を固−液分離に付すること を特徴とする懸濁固体の懸濁液を凝集する方法。 14.分離が、遠心分離、ベルトプレス、ベルト濃厚化、遠心脱水、遠心濃厚 化、及びフィルタープレスより選択される方法による請求項13記載の方法。 15.水性組成物を粘稠化する方法において、組成物中に、または、その後組 成物に加えられる水中に、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の顆粒、ある いは請求項5ないし10のいずれか1項に記載の方法による顆粒を混合すること を特徴とする水性組成物を粘稠化する方法。
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