JP2000506770A - 整髪器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 前方部９を有し、加熱空気の少なくとも一の通路10を形成したハウジング８を備える整髪器。延長ヘアーガイド12,13,14はハウジング８の前方部９から又は少なくとも通路10の領域に唯一突出し、固着した延長ヘアーガイド12,14はハウジング８から突出する。移動可能なヘアーガイド13は第一の位置と第二の位置との間を移動可能であり、第一の位置ではハウジング８から完全に突出し、第二の位置では第一の位置より最大でもより短い長さでハウジング８から突出する。第二の位置の移動可能なヘアーガイド13で濡れてもつれた髪の端から端まで整髪器を少ない抵抗で移動させることができる。その結果、髪を整え乾燥させるとき、第一の位置の移動可能なヘアーガイド13で適正な把持性能と十分な整髪性能とを達成する。

Description

【発明の詳細な説明】 整髪器 この発明は、前方部を有し、ハウジングから外部に加熱空気を通過させる少な くとも１個の通路を形成し、前方部の反対側の後方部を有するハウジングと、ハ ウジングの前方部から唯一突出する延長ヘアーガイドとを備える整髪器に関する 。 またこの発明は、ハウジングから外部に加熱空気を通過させる少なくとも１個 の通路を有するハウジングと、前記の少なくとも１個の通路領域にて距離を固定 して突出する延長ヘアーガイドとを備える整髪器に関する。 上記のような整髪器は国際特許公開第９４／０９６６９号明細書により既知で ある。この種の整髪器は一般に洗髪後の乾燥用及び整髪（特に長髪）用に用いら れる。この器具により髪の端から端までヘアーガイドを反復移動させて髪の基部 端から髪の末端まで髪をとかし、またブラシをかける。同時にドライヤユニット から生じる加熱空気を通路を介して髪に吹きつける。このようにして櫛かけとブ ラッシングの間に髪を乾燥させる。 このような整髪器を使用している間に生じる問題は、髪が未だ比較的濡れても つれている当初は、髪の端から端まで器具を移動させることが困難であるという ことである。髪が乾燥してくると、決めていた髪の形（ヘアースタイル）は制御 がより困難であるという問題が生じる。 異なるタイプの髪を有する使用者に種々の整髪器を提供するため、整髪システ ムで各種の付属品を含めることが知られていて、これら付属品は、ヘアーガイド を備えるか又は乾燥機能無しで櫛とブラシとの組み合わせでの使用に適合するも のである。しかし多数個の付属品は、生産コスト、包装コスト及び流通コストが より高くなり、かつこれらの付属品は収蔵スペースを要し、付属品の交換が不便 であるという理由で使用者に迷惑を掛ける。旅行者にとって多数個の付属品の持 ち歩きは不便である。 さらに整髪システム用付属品としての他のタイプの整髪器、すなわちカールブ ラシの形態での整髪器が知られている。カールブラシは、ほぼ円筒状ハウジング の円周表面から突出させ、突出部がない円周表面を得るため全て一緒に全体を引 っ込み式とするヘアーガイドを備える。このタイプの整髪器は、突出位置のヘア ーガイドにより、ほぼ中心軸線まわりに器具を捩じることでまず円周表面周りに 髪を巻き付け、次いで髪を熱し終わったらヘアーガイドを引っ込め、軸線方向に 完全にヘアーガイドを引っ込めた状態で髪から引き出すことができる。このよう にカールブラシは明確に限定した方法で髪にカールを施すことを特に意図したも のであり、濡れた髪とより乾燥した髪との間の挙動差から生じる問題の解決を提 供するものではない。 より広い乾燥領域にわたり髪の端から端までより容易に移動することができ、 かつ申し分のない整髪制御を可能とする整髪器を提供することにより、先に指摘 した問題を軽減することがこの発明の目的である。 この目的を達成するため、この発明による整髪器は、少なくとも複数個の前記 ヘアーガイドは第一の位置と少なくとも第二の位置との間を移動可能であり、上 記第一の位置にてヘアーガイドはハウジングから完全に突出し、上記第二の位置 にてヘアーガイドは少なくとも上記第一の位置の長さよりより短い長さでハウジ ングから突出することを特徴とする。 ヘアーガイド又は少なくとも別のヘアーガイドが突出する第一の位置から移動 可能であるから、髪の湿り状態及び髪のもつれ状態に対し完全に突出するヘアー ガイドの数及びヘアーガイド構成物のきめ細かさを極めて迅速に適応させること ができる。髪が未だひどく濡れているとき、粗いヘアーガイド構成物で、又はも し適切なら突出するヘアーガイドなしで髪を扱うことができ、これにより髪の端 から端まで整髪器を移動させるとき生じる問題を回避することができる。髪を予 め整列させ、ある程度まで乾燥したら、よりきめ細かなヘアーガイド構成物でヘ アースタイルを適切に制御することができる。なぜならよりきめ細かなヘアーガ イド構成物は髪に対しより良い把持性をもつからである。上記のよりきめ細かな ヘアーガイド構成物は引っ込めたヘアーガイドを突出位置に移動させることで得 ることができる。かくして乾燥髪の場合と同様に濡れた髪を整えるとき、また整 列した髪の場合と同様にもつれた髪を整えるとき、整髪器は満足すべき性能を発 揮する。 この発明の特別な実施形態を請求項２、３及び請求項５〜１４に明示する。 例えば、整髪器はドライヤユニットに取付ける付属品として、一体形のヘアー ドライヤとして、又は連結した付属品をもつドライヤユニットの組立部品として 構成することができる。 以下、この発明を図面に基づき実施形態例により詳細に説明する。各図におい て、 図１は、この発明の一実施例による整髪器を備えるヘアードライヤの側面図で あり、 図２は、図１のIII−III線に沿う断面における部分側面図であり、左半は使用 の第一の状態を示し、右半は使用の第二の状態を示し、 図３は、図１、２に示す整髪器の少なくともより重要部分の分解斜視図であり 、そして 図４は、図２と同様の部分側面図であり、この発明の第二の実施例による整髪 器を備えるヘアードライヤを示す。 この発明の整髪器はドライヤユニットの組立部品及びドライヤに取付ける付属 品又は部品としてもよく、又はドライヤに固定統合した整髪器としてもよいが、 ここで最も好適なこの発明の実施形態を示すヘアードライヤは、ドライヤユニッ ト１と整髪器２とにより構成し、整髪器２をドライヤユニット１に付属させる。 整髪器２はユニット１から簡単に取り外し可能であり、他の部品と交換可能であ る。 ドライヤユニット１は空気入り口３と、この入り口に結びつく空気流路４と、 この空気流路４におけるファン５と、加熱要素６とを有する。ドライヤユニット の空気流路４は複数個のフィン７を備える有孔板をもつ放出開口部を有し、この 有孔板により、整髪器を取り付けずにドライヤユニット１を使用するとき、加熱 要素６に触れることができないようにする。 整髪器２のハウジング８は前方部９を有し、この前方部はドライヤユニット１ からの加熱空気をハウジング８から放出させるための通路１０（その全てに符号 を付せず）を有する。 ハウジング８は後方部１１を有し、この後方部は前方部８から離隔し、ドライ ヤユニット１への取り付け用連結スリーブとして構成する。しかし代案として、 ハウジングの後部をドライヤユニットの取っ手として構成することも可能であり 、この取っ手が空気入り口と、空気流路と、この空気流路におけるファンと、通 過する空気を加熱する加熱要素とを収容する。 延長ヘアーガイド１２、１３、１４（それら全てに符号を付せず）がハウジン グ８の前面にて唯一ハウジング８から突出する。ヘアーガイド１２、１３、１４ のうち、櫛を形成する中央の粗いヘアーガイド１２及び外側の一列のヘアーガイ ド１４は固着して取付ける。別のヘアーガイド１３は、図２の左半に示す第一の 位置と、図２の右半に示す第二の位置との間で調節可能である。第一の位置にて ヘアーガイド１３はハウジング８から完全に突出する。引き込んだ第二の位置で ヘアーガイド１３は側面から見たハウジング８の外輪郭から全然突出しない。 ヘアーガイド１３の引き込んだ第二の位置は特に濡れてもつれた髪を処理する のにふさわしい。何故なら、その時、ヘアードライヤを髪の外輪郭に関し過度に 傾斜させなければ、粗いヘアーガイド構成物を形成するヘアーガイドピン１２の みを髪の端から端まで移動させればよいからである。濡れた初期のもつれ髪及び 髪のからみが粗いヘアーガイド構成物に与える抵抗は比較的小さく、従って濡れ てもつれた髪をしかるべく処理することができる。 さらにヘアーガイドピン１２は、これらピン１２を軸方向に貫いて延びる空気 案内流路１５と、半径方向に向けスロット形状をなす放出開口部１６とを有する ので、ドライヤユニット１により供給する加熱空気は濡れた髪の端から端まで深 く進入することができる。その結果、急速かつ一様な乾燥を達成する。 調節可能なヘアーガイド１３の完全突出の第一の位置にて、この発明の整髪器 は、既に髪を乾燥させ、幾分調髪した後の髪をさらに特定の体裁に整えるのに特 に適している。未だ濡れてもつれているショートヘアーを完全に突出した位置に おける調節可能なヘアーガイド１３で処理することができる。調節可能なヘアー ガイド１３は中央の固着ヘアーガイド１２より実際上より薄く、ヘアーガイド１ ３は中央の固着ヘアーガイド１２よりきめ細かなヘアーガイド構成物を形成する 。完全突出位置における調節可能なヘアーガイド１３が形成するヤマアラシ状ブ ラシは、髪がより乾燥し、よりなめらかなときですら髪に十分な把持力をもたら し、 髪に良質で規則正しい髪形を産み出す。 互いに隣り合う中央の固着ヘアーガイド１２相互間のピッチは互いに隣り合う 調節可能なヘアーガイド１３相互間のピッチより大きいので、ヘアーガイド構成 物間のきめ細かさは、調節可能なヘアーガイド１３が突出している場合と、引っ 込められている場合とで特別に大きな差として現れる。しかし固着ヘアーガイド と調節可能ヘアーガイドとを全く同じものとすることも可能である。さらにこれ まで述べた実施例のようにヘアーガイド構成物を隣り合わせに形成せず、固着ヘ アーガイドと調節可能ヘアーガイドとを異なる方法で配列することができる。例 えば固着ヘアーガイドと完全突出位置における調節可能ヘアーガイドとを交互関 係の下で配置すれば、調節可能ヘアーガイドを調節することによりきめ細かさを 変化させることができる単一ヘアーガイド構成物を得ることが可能である。 髪をよりきめ細かなヘアーガイドで整髪すべきか、又はより粗いヘアーガイド で整髪すべきかにより、整髪器を頭部に対し平行に又は直角に持つことができる 。固着した外側のヘアーガイド１４が形成するきめ細かな櫛は、中央の固着ヘア ーガイド１２から間隔をおいて配置し、かつこれら中央の固着ヘアーガイド１２ から離して整列させるので、ヘアーガイド１３を引っ込めているとき、よりきめ 細かな固着ヘアーガイドがハウジング８から突出しているにもかかわらず、専ら 粗いヘアーガイド１２のみで髪を整髪することができる。このことは、きめ細か な固着ヘアーガイド１４を中央の固着ヘアーガイド１２基部の端が規定する平面 から或る距離隔てて止めているので特に有効な仕方で可能である。 調節可能なヘアーガイド１３をハウジング８に十分引っ込めるように取付ける ので、ヘアーガイド１３は濡れてもつれている髪の整髪を阻害することが全くな いということが達成される。しかし調節可能なヘアーガイドをハウジング内に完 全に引っ込め可能なように取付けない場合であっても、濡れてもつれている髪の 整髪をすでに容易にしている。 加熱空気をハウジング８から外部へ通過させる通路１０を貫いて調節可能なヘ アーガイド１３は延びる。このようにして通路１０は大きな有効面積を有し、ハ ウジング８の構造が比較的単純になり得ることが達成される。 調節可能なヘアーガイド１３を担体１７に連結する。担体１７はハウジング８ 内で旋回自在に支持し、調節可能なヘアーガイド１３の半数を片側でそれぞれ担 持する。各担体１７とそれらが担持するヘアーガイド１３とは、第一の位置と第 二の位置の間で一緒に旋回可能であり、第一の位置にてヘアーガイド１３は完全 に突出し（図２の左半）、第二の位置にてヘアーガイド１３は引っ込められてい る（図２の右半）。かくして構造上簡単な方法で調節可能なヘアーガイド１３の 可動性が達成される。担体１７が旋回する旋回軸線１８はハウジング８の取付け 場所１９により決める。 担体１７が旋回する旋回軸線１８はハウジング８の対向側面２０、２１近くで 互いに平行に延びる。第一の位置にて担体１７はハウジング８の壁に沿って延び 、ヘアーガイド１３はハウジング８から完全に突出する。第二の位置にて担体１ ７は互いに向かい合わせに旋回軸線１８から延びる。そのとき調節可能なヘアー ガイド１３はハウジング８から突出しない。従って調節可能なヘアーガイド１３ の可動性は構造上簡単な方法で達成され、こじんまりして経済的な構造の組立体 が得られ、この組立体は、ハウジング８の前面側９の基本形状に良く適合し、円 筒状部分として作り上げる。 円形又は少なくとも丸棒形状の断面により形成する格子としての担体１７の構 造は図３が最も明確に示している。ただし図３では明確を期すため調節可能なヘ アーガイド１３は示していない。使用に当りこれら格子１７はハウジング８を通 る空気の流れに対し低抵抗を示す。 図２に示すようにハウジング８内位置間を移動可能な伝達部材２２に担体１７ を連結する。このため担体１７はトラニオン２３を備え、該トラニオンは担体１ ７から旋回軸線１８と平行に延び、伝達部材２２は案内溝２４を有し、この案内 溝にトラニオン２３が係合する。 次に伝達部材２２を作動滑動具２５に連結する。ハウジング８は作動滑動具２ ５を案内するための案内溝２７を有する。作動滑動具２５は部分的に案内溝２７ に係合する。作動滑動具２５は、案内溝２７から突出し、使用者が容易に操作す ることが可能な作動突出部２６を有する。 第一の位置及び第二の位置に調節可能なヘアーガイド１３を固定するため、伝 達部材２２は弾力性指状部２８を有し、ハウジング８はリブ２９を有する。伝達 部材２２を第一の位置から第二の位置まで伝達部材２２を移動させるとき指状部 ２８が屈曲するように、リブ２９の形状と位置とを選択する。その結果として、 弾力性指状部２８を屈曲させるに必要な抵抗力を抑え、第一の位置から又は第二 の位置から調節可能なヘアーガイド１３を移動させることができるようにしなけ ればならない。リブ２９に一か所以上の凹部を設けることにより中間位置を特定 することができ、この位置に調節可能なヘアーガイド１３を固定することができ る。 調節可能なヘアーガイドを中間位置に固定すれば、これらヘアーガイドは完全 に突出した位置よりもより少ない髪部分に作用する。調節可能なヘアーガイドを 両極端位置の間で段階的に乃至は連続的に調節可能とすることにより、整髪の間 に調節可能なヘアーガイドが髪に作用する度合いを髪の乾燥状態に合わせ徐々に 増加させることができる。 固定可能な伝達部材２２により、担体１７を単純な方法で作動させることがで き、かつ伝達部材の両端部近傍に固定することができる、ということが達成され る。 図４に示す実施例による整髪器では、別のヘアーガイド１３はハウジング８か ら取り外し可能であり、その結果、ヘアーガイド１３が前記した完全に突出した 第一の位置にないとき、ヘアーガイド１３は他の場所にある。すなわち上記ハウ ジング８から取り外されている。このことは極めて単純な構造が得られる利点を 有する。さらに取り外して他の場所にある別のヘアーガイド１３は通路１０を通 過する空気に抵抗を与えない。別のヘアーガイド１３が形成するよりきめ細かな ヘアーガイド構成物を有する付属品と、これを有していない付属品との両者を比 較すれば、取り外し可能な別のヘアーガイドの使用は、全て揃った付加付属品よ りは寧ろ取り外し可能な別のヘアーガイドを備える小さな付加付属品のみのほう が要望されるという点で利点を有する。加えて使用中における付属品取り替え数 が、２個の全て揃った付属品をもつ場合と比較して半分である。なぜなら別のヘ アーガイド１３をもつ付加付属品のみをつけ足すか又は取り除くだけで済み、所 定距離で突出するヘアーガイド１２、１４を取り除くか又は改装する必要がない からである。 図４に示す整髪器はさらに別のヘアーガイド１３を担持する取り外し可能な担 体３０を備える。担体３０は、その位置及び形状に関して通路１０に対応する流 路を有する２個の板形状片３１を備える。ハウジング８の外側表面に沿って延び る連結部３２を一緒に形成させることにより板形状片３１を互いに連結する。指 状固定具（図示せず）により担体３０をハウジングに固定し、矢印３３が示す方 向に担体３０をハウジングから取り外し可能である。 これまで述べてきたとろを熟読すれば、熟練者にとりこの発明の整髪器は多く の別の形が可能であることは明白である。例えば、整髪器は非対称であり得るし 、又は複数個の小さな流路の代わりに一個の大きな流路のみを有することもでき る。さらに調節可能なヘアーガイドは、並進運動によるような、又は旋回と並進 運動の組み合わせによるような異なる動作パターンに従って移動可能である。こ の組み合わせは旋回の瞬間的中心の湾曲セントロード(centrodes)により特徴ず けられる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．前方部（９）を有し、ハウジング（８）から外部に加熱空気を通過させる少 なくとも１個の通路（１０）を形成し、前方部（９）の反対側の後方部（１１ ）を有するハウジング（８）と、ハウジング（８）の前方部（９）から唯一突 出する延長ヘアーガイド（１２，１３，１４）とを備える整髪器において、 少なくとも複数個の上記ヘアーガイド（１３）は第一の位置と少なくとも第 二の位置との間を移動可能であり、上記第一の位置にてヘアーガイド（１３） はハウジング（８）から完全に突出し、上記第二の位置にてヘアーガイド（１ ３）は少なくとも上記第一の位置の長さよりより短い長さでハウジング（８） から突出することを特徴とする整髪器。 ２．ドライヤユニット（１）に付属させるためハウジング（８）の後方部（１１ ）を連結スリーブとして構成する請求項１に記載した整髪器。 ３．ハウジングの後方部はドライヤユニット（１）の取っ手として構成し、空気 の入り口（３）、空気の流路（４）、該空気の流路（４）におけるフアン（５ ）及び通過する空気を加熱する加熱要素（６）を収容する請求項１に記載した 整髪器。 ４．ハウジング（８）から外部に加熱空気を通過させる少なくとも１個の通路（ １０）を有するハウジング（８）と、上記の少なくとも１個の通路（１０）領 域にて距離を固定して突出する延長ヘアーガイド（１２，１４）とを備える整 髪器において、 第一の位置と少なくとも第二の位置との間を移動可能な複数個の別のヘアー ガイド（１３）を備え、上記第一の位置にて上記ヘアーガイド（１３）はハウ ジング（８）から完全に突出し、第二の位置にて上記ヘアーガイド（１３）は 少なくとも上記第一の位置の長さより短い長さでハウジング（８）から突出す ることを特徴とする整髪器。 ５．少なくとも複数個の互いに隣り合う固着ヘアーガイド（１２）の間のピッチ が互いに隣り合う上記ヘアーガイド（１４）の間のピッチより大きい請求項４ に記載した整髪器。 ６．完全突出位置における上記の別のヘアーガイド（１３）は異なるきめ細かさ のヘアーガイド構成物の間で突出し、該ヘアーガイド構成物はハウジング（８ ）から突出する固着ヘアーガイド（１２，１４）により形成する請求項４又は ５に記載した整髪器。 ７．前記第二の位置にて前記別のヘアーガイド（１３）をハウジング（８）から 取り外す請求項４又は５に記載した整髪器。 ８．少なくとも複数個の前記別のヘアーガイド（１３）を担持する少なくとも１ 個の取り外し可能な担体（３０）を備える請求項７に記載した整髪器。 ９．移動可能なヘアーガイド（１３）を、それらをハウジング（８）内に全体を 引っ込めている位置にて移動可能となるように配列する請求項１〜８のいずれ か一項に記載した整髪器。 10．移動可能なヘアーガイド（１３）が、ハウジング（８）から外部に加熱空気 を通過させる少なくとも１個の通路を通って延びる請求項１〜９のいずれか一 項に記載した整髪器。 11．移動可能なヘアーガイド（１３）は前記の少なくとも二つの位置の間を移動 可能であり、移動可能なヘアーガイド（１３）を上記二つの位置に固定する固 定手段（２８，２９）を備える請求項１〜１０のいずれか一項に記載した整髪 器。 12．ハウジング（８）に旋回自在に支持されて、少なくとも複数個の移動可能な ヘアーガイド（１３）を担持する少なくとも１個の担体（１７）を備え、この 少なくとも１個の担体（１７）と、それが担持するヘアーガイドとが前記の少 なくとも二つの位置の間で一緒に旋回可能である請求項１〜１１のいずれか一 項に記載した整髪器。 13．前記担体（１７）の数は少なくとも２個であり、この少なくとも２個の担体 （１７）は、第一の位置の間で互いに離隔し、ハウジング（８）の側面（２１ ）近傍で延びる旋回軸線（１８）の周りに旋回可能であり、第一の位置にて、 担体（１７）はハウジング（８）の壁に沿って延び、かつヘアーガイド（１３ ）はハウジング（８）から完全に突出し、第二の位置にて、担体（１７）は互 いに向かい合わせに旋回軸線（１８）からほぼ延びる配列になり、かつヘアー ガイド（１３）は上記第一の位置より最大でもより短い長さでハウジング（８ ）から突出する請求項１２に記載した整髪器。 14．第一の位置と、少なくとも第二の位置とで固定することが可能であり、旋回 軸線（１８）から或る距離で少なくとも１個の担体（１７）に作用する伝達部 材（２２）を備える請求項１２又は１３に記載した整髪器。