JP2000506531A - 殺虫混合物 - Google Patents

殺虫混合物

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JP2000506531A JP9532884A JP53288497A JP2000506531A JP 2000506531 A JP2000506531 A JP 2000506531A JP 9532884 A JP9532884 A JP 9532884A JP 53288497 A JP53288497 A JP 53288497A JP 2000506531 A JP2000506531 A JP 2000506531A
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    • A01N47/08Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom not being member of a ring and having no bond to a carbon or hydrogen atom, e.g. derivatives of carbonic acid the carbon atom having one or more single bonds to nitrogen atoms
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、7−クロロ−2,5−ジヒドロ−2−[[(メトキシカルボニル)[4−(トリフルオロメトキシ)−フェニル]アミノ]カルボニル]インデノ[1,2−e][1,3,4]オキサジアジン−4a(3H)−カルボン酸メチルとピメトロジンとの相乗的殺虫混合物、およびそれらの農業的に適する組成物並びに一般的には節足動物有害生物および特異的には昆虫を防除する使用方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 殺虫混合物 発明の背景 本発明は、7−クロロ−2,5−ジヒドロ−2−[[(メトキシカルボニル) [4−(トリフルオロメトキシ)−フェニル]アミノ]カルボニル]インデノ[ 1,2−e][1,3,4]オキサジアジン−4a(3H)−カルボン酸メチル およびピメトロジン(pymetrozine)の組合せ物を含んでなる相乗的殺虫混合物、 それらの農業的に適する組成物並びに植物の昆虫有害生物を防除するためにかか る組成物を使用する方法に関する。 出来る限り低い用量で適用することができそして昆虫の有害生物種を防除する のに有効であり得て、他方有益な昆虫に対しては出来る限り少ない害しか与えず そして環境には最小の障害しか起こさない殺虫剤の適用は、農業共同社会による 需要が多い。昆虫は作物植物に対して極めて破壊的でありそして作物の収量およ び品質の著しい低下を起こすことができ、それは栽培者に経済的損失を与えそし て消費者に増大したコストを与える。殺虫剤の組合せ物は典型的には、付加的効 果によって、昆虫防除のスペクトルを広げるためかまたはいずれか特定の種の防 除水準を向上させるために使用される。一定の比率の組合せ物は驚くべきことに は、付加的より大きい効果すなわち相乗効果を与える。かかる貴重な組合せ物が 今回見出された。 フランス特許出願公開第2720230−A1号明細書は、ピメトロ ジンと、相乗的であると言われている特定の種類の殺虫剤との組合せ物を開示し ている。しかし、この引例はピメトロジンと7−クロロ−2,5−ジヒドロ−2 −[[(メトキシカルボニル)[4−(トリフルオロメトキシ)−フェニル]ア ミノ]カルボニル]インデノ[1,2−e][1,3,4]オキサジアジン−4 a(3H)−カルボン酸メチルとの混合物を開示していないし、それは前記の混 合物の顕著な相乗的効能を記載も示唆もしていない。 発明の要旨 本発明は、7−クロロ−2,5−ジヒドロ−2−[[(メトキシカルボニル) [4−(トリフルオロメトキシ)−フェニル]アミノ]カルボニル]インデノ[ 1,2−e][1,3,4]オキサジアジン−4a(3H)−カルボン酸メチル (式I)(鏡像異性体7−クロロ−2,5−ジヒドロ−2−[[(メトキシカル ボニル)[4−(トリフルオロメトキシ)−フェニル]アミノ]カルボニル]イ ンデノ[1,2−e][1,3,4]オキサジアジン−4a(3H)−カルボン 酸(S)−メチル(式Ia)単独並びにその対掌体7−クロロ−2,5−ジヒド ロ−2−[[(メトキシカルボニル)[4−(トリフルオロメトキシ)−フェニ ル]アミノ]カルボニル]インデノ[1,2−e][1,3,4]オキサジアジ ン−4a(3H)−カルボン酸(R)−メチル(式Ib)との混合物を含む)と 、ピメトロジン、(E)−4,5−ジヒドロ−6−メチル−4−[(3−ピリジ ニルメチレン)アミノ]−1,2,4−トリアジン−3(2H)−オン(式II )とを組合せて含んでなる混合物、それらを含有する農業的組成物、並びに殺虫 剤としてのそれらの使用に関する。 発明の詳細な説明 7−クロロ−2,5−ジヒドロ−2−[[(メトキシカルボニル)[4−(ト リフルオロメトキシ)−フェニル]アミノ]カルボニル]インデノ[1,2−e ][1,3,4]オキサジアジン−4a(3H)−カルボン酸メチルとピメトロ ジンとの組合せ物は、前記の成分によって期待される単純な付加的防除以上に実 質的および驚くほど増強された特定の昆虫の防除を提供することが今回見出され た。 7−クロロ−2,5−ジヒドロ−2−[[(メトキシカルボニル)[4−(ト リフルオロメトキシ)−フェニル]アミノ]カルボニル]インデノ[1,2−e ][1,3,4]オキサジアジン−4a(3H)−カルボン酸メチル(式I)は 、チョウ目(Lepidoptera)[例えば、コナガ(diamondba ck moth)、イラクサキンウワバ(cabbage looper)、シ ロイチモンジョウ(beet armyworm)、シロナヨトウガ(fall armyworm) 、ヘリオチス(Heliothis spp.)](但し、これらに限定される ものではない)からの昆虫を含む農業作物の多数の昆虫有害生物の防除のために Du Pontによって開発された葉面殺虫剤である。式Iはまた、コウチュウ 目(Coleoptera)[例えば、コロラドハムシ(colorado p otato beetle)、ゾウムシ(weevil)]、ヨコバイ亜目(H omoptera)[例えば、アブラムシ(aphids)、ウンカ(leaf hoppers)]、カメムシ目(Hemiptera)[例えば、メクラカメ ムシ(plant bugs)、カメムシ(stink bugs)、メクラカ メムシ(lygus bugs)]、およびアザミウマ目(Thysanopt era)[例えば、アザミウマ(thrips)](但し、これらに限定される ものではない)の昆虫を含む農業作物に対する多数の昆虫有害生物の防除または 部分的防除および抑制を提供する。式Iの化合物は、チョウ目(Lepidop tera)昆虫に対して特に有効であり、それらに、それは摂餌および接触によ って作用しそして適度の残留性を有する。 75:25の比の鏡像異性体7−クロロ−2,5−ジヒドロ−2−[[(メト キシカルボニル)[4−(トリフルオロメトキシ)−フェニル]アミノ]カルボ ニル]インデノ[1,2−e][1,3,4]オキサジアジン−4a(3H)− カルボン酸(S)−メチル(式Ia)と、その対掌体7−クロロ−2,5−ジヒ ドロ−2−[[(メトキシカルボニル)[4−(トリフルオロメトキシ)−フェ ニル]アミノ]カルボニル]インデノ[1,2−e][1,3,4]オキサジア ジン−4a(3H)−カルボン酸(R)−メチル(式Ib)との混合物は、優れ た殺虫活性お よび製造と製剤の容易性のために特に有用である。この鏡像異性体混合物はまた 7−クロロ−2,5−ジヒドロ−2−[[(メトキシカルボニル)[4−(トリ フルオロメトキシ)−フェニル]アミノ]カルボニル]インデノ[1,2−e] [1,3,4]オキサジアジン−4a(3H)−カルボン酸(S,R)−メチル と呼称される。 7−クロロ−2,5−ジヒドロ−2−[[(メトキシカルボニル)[4−(ト リフルオロメトキシ)−フェニル]アミノ]カルボニル]インデノ[1,2−e ][1,3,4]オキサジアジン−4a(3H)−カルボン酸メチル(式I)[ それを含む鏡像異性体も含む]は、国際公開第92/11249号明細書および 国際公開第95/29171号明細書に記載の通りに製造することができる。合 成は、式1で示されるアミンを式2で示される塩化カルバミルと、酢酸メチルの ような不活性な溶媒中で、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液のような適切な塩基の 存在下で反応させることを含む。 ピメトロジンは、Ciba−Geigyの殺虫性製品であり、これらの限定さ れないが、アブラムシ(aphids)[例えば、ワタアブラムシ(Aphis gossypii)、コブアブラムシ(Myzus persicae)、ダ イコンアブラムシ(Brevicoryne brassicae)、ヒダフィ ス・シュウドブラシカエ(Hyda phis pseudobrassicae)、アシルトシホン・ピスム(Ac yrthosiphon pisum)、アフィス・クラシボラ(Aphis craccivora)、アフィス・ファバエ(Aphis fabae)、マ クロシフム・ロサエ(Macrosiphum rosae)、マクロシフム・ エウホルビアエ(Macrosiphum euphorbiae)、ヒアロプ テルス・アミグダリ(Hyalopterus amygdali)、ブラキカ ウズス・ペルシカエコラ(Brachycaudus persicaecol a)、アフィス・ポミ(Aphis pomi)、サッパフィス・ピリコラ(S appaphis piricola)、アフィス・シトリコラ(Aphis citricola)、トキソプテラ・シトリシダ(Toxoptera ci tricida)、トキソプテラ・アウランチイ(Toxoptera aur antii)、ホロドン・フムリ(Phorodon humuli)]、コナ ジラミ(whitefly)[例えば、ワタコナジラミ(Bemisia ta baci)、トリアレウロデス・バポラリオルム(Trialeurodes vaporariorum)]、ウンカ(planthoppers)[例えば 、トピロウンカ(Nilaparvata lugens)、ヒメトビウンカ( Laodelphax striatellus)]、およびヨコバイ(lea fhoppers)[例えば、エリトロネウラ(Erythroneura s p))を含むヨコバイ亜目(Homoptera)昆虫を防除するために市販さ れている(C.R.Fluckiger,H.Kristinsson,R.S enn,A.Rindlisbacher,H.Buholzer and G .Voss,「CGA215’ 944−アブラムシおよびコナジラミを防除する新規な試剤」(“CGA215 ’944−A novel agent to control aphids and whiteflies”),Brighton作物保護会議−有害生 物および病害−1992年(in Brighton Crop Protec tion Conference−Pest and Diseases−19 92),2−3pp.43−50を参照)。 ピメトロジン(式II)はカナダ特許第1,325,211号明細書に記載の 通りに製造することができる。合成は、式3で示されるアミンを、式4で示され るアルデヒドと、濃塩酸のような酸性触媒の存在下で、還流下で加熱されたエタ ノールのような溶媒中で縮合させることを含む。 本発明の混合物では、ピメトロジンは、カナダ特許出願公開第2,105,7 23号明細書に記載のような農業的に適した塩の形態で存在することができる。 ピメトロジンの農業的に適した塩は酸付加塩を含む。これらの塩は、例えば、鉱 酸、例えば、硫酸、硝酸、リン酸またはハロゲン化水素酸のような強い無機酸; 置換または非置換低級アルカンカルボン酸、例えば、ギ酸、酢酸またはトリフル オロ酢酸、不飽和または飽和ジカルボン酸、例えば、シュウ酸、マロン酸、コハ ク酸、マレイン酸、 フマル酸またはフタル酸、ヒドロキシカルボン酸、例えば、アスコルビン酸、乳 酸、リンゴ酸、酒石酸またはクエン酸、置換または非置換安息香酸、例えば、4 −メチル安息香酸のような強いカルボン酸、或いは置換または非置換有機スルホ ン酸、例えば、メタン−もしくはp−トルエンスルホン酸で形成される。遊離型 のピメトロジンとその農業的に適した塩との間の密接な関連を生理学的および環 境的条件下のそれらの平衡を含めて考慮して、本明細書の前記および後記におい て、ピメトロジンに関するいづれの引例も、遊離のピメトロジンおよびその農業 的に適した塩(ここで適切でそして好都合である)を含むものと理解されるべき である。しかし、本発明によれば、遊離型のピメトロジンを含有する混合物は好 適である。 ヨコバイ亜目昆虫は多数の農作物、野菜、温室作物、果樹およブドウの苛酷な 有害生物である。これらの昆虫の防除は高品質作物および高収量のために必須で ある。殺虫剤の組合せ物は、付加的効果によって、ヨコバイ亜目昆虫の多数の種 の防除を獲得するために使用されることが多い。数種の組合せ物も相乗的であっ てもよく、個々の成分の活性に基いて予想され得るよりも著しく良好な有害生物 防除を提供する。式I化合物およびピメトロジンの混合物は驚くべき相乗効果を 示すことが見出された。 明白な相乗効果が式I化合物およびピメトロジンの混合物によって示されるの で、良好な殺虫性能を維持しながら、これらの活性成分の一種または両種の適用 率の実質的な低下が可能になる。予想より大きい効果は適用後数週間持続し、長 期の防除を容易にする。適用率の低下は、農家の処理費用を減少させ、また製造 廃棄物および作物保護の化学残留物 からの環境に対する負担を軽減する。 二種類の活性成分の間の相乗効果の存在はColby方程式の助成で確立され る[Colby,S.R.「組合せ除草剤の相乗的および拮抗的反応の算出法」 (“Calculating Synergistic and Antago nistic Responses of Herbicide Combin ations”,Weeds,1967,15,20−22を参照]: Colbyの方法を使用して、二種類の活性成分間の相乗的相互作用が、単独 に適用された二種類の成分の活性に基づいて、混合物の予想活性値、P、を最初 に算出することによって確立される。pが実験的に確立された効果より低い場合 、相乗効果は存在する。上記の方程式のおいて、Aは、単独で率xで適用された 一種の成分の殺虫活性(防除パーセント)である。B用語は、率yで適用された 第二の成分の殺虫活性(防除パーセント)である。それらの効果が厳密に付加的 でありそして相互作用が起こらない場合、方程式はp、率xでのAと率yでのB の混合物の殺虫活性を算出する。 本発明では、式Iの化合物とピメトロジン単独物との組成物によって提供され る殺虫活性は、式Iの化合物とピメトロジン混合物との組成物のそれと比較され る。Colbyによって開発された相乗効果の説明に基いて、本発明の混合物は 相乗的に有用であることが見出された。さらに特に、(a)式Iの化合物および (b)ピメトロジンの組合せ物を含 んでなる混合物、その中で成分(a)対成分(b)の重量比が約300:1〜1 :150である、は相乗作用的であり得る。好適には、成分(a)対成分(b) の重量比は約10:1〜1:10、さらに好適には約4:1〜1:4、最も好適 には約2:1〜1:2である。適用の容易性のためそして最適の性能を得るため に、殺虫剤は典型的には農業的組成物として配合されて適用される。それ故、本 発明は、(a)式I化合物、(b)ピメトロジンおよび(c)界面活性剤、固体 希釈剤または液体希釈剤の少なくとも一種を含んでなる組成物を提供する。さら に、成分(a)および(b)単独を含んでなる組成物は便宜的には、保護される 作物に適用する前に、任意の希釈剤と混合することができる。これらの組成物の 使用によって、本発明はまた、圃場、野菜、温室および果樹作物おいてヨコバイ 亜目(Homoptera)昆虫を防除する改良法を提供する。 式I化合物およびピメトロジンの混合物は二つの方法で配合することができる : 1.式I化合物およびピメトロジンを別々に配合しそして別々に適用するか、 または適切な重量比で、例えば、タンクミックスとして同時に適用することがで きるか、或いは 2.式I化合物およびピメトロジンを本明細書に記載した通りの重量比で一緒 に配合することができる。 本発明の殺虫組成物は、活性成分として上記に記載された式I化合物およびピ メトロジンの混合物の有効量、並びに活性成分の物理的性質、施用様式および土 壌の種類、湿度と温度のような環境因子と調和する界面活性剤、固形希釈剤また は液状希釈剤の少なくとも一つを含んでなる 農業的に適した担体を含んでなる。式Iの化合物およびピメトロジン、個別にま たは一緒に、の有用な組成物は常法で製造され得る。有用な製剤は、場合により ゲルにまで濃厚化され得る溶液剤(乳剤原液を含む)、懸濁剤、乳濁剤(マイク ロエマルジョンおよび/またはサスポエマルジョンを含む)などのような液剤を 含む。有用な製剤はさらに、水分散性(「水和性」)または水溶性であり得る粉 剤、散剤、粒剤、ペッレト剤、錠剤、フィルム剤などのような固体剤を含む。活 性成分は(マイクロ)カプセル化され、さらに懸濁または固形製剤に形成される ことができる;別法として活性成分の製剤全体をカプセル化(または「オーバー コート」)することができる。カプセル化によって、活性成分の放出は調節また は遅延させることができる。噴霧性製剤は適切な媒体中で伸ばして、そしてヘク タール当たり約1〜数百リットルの噴霧容量で使用することができる。高濃度組 成物は主としてさらなる製剤のための中間体として使用される。 製剤は典型的には、下記の概算範囲内の有効量の活性成分、希釈剤および界面 活性剤を含有して、合計が100重量%となる。 重量パーセント 活性成分 希釈剤 界面活性剤 水分散性および水溶性 5−90 0−94 1−15 粒剤、錠剤および散剤 懸濁剤、乳濁剤、溶液剤 5−50 40−95 0−15 (乳剤原液を含む) 粉剤 1−25 70−99 0−5 粒剤およびペレット剤 0.01−99 5−99.99 0−15 高濃度組成物 90−99 0−10 0−2 典型的な固形希釈剤は、Watkins等,殺虫剤、粉剤希釈剤および担体の ハンドブック(Handbook of Insecticide Dust Diluents and Carriers),第2版,Dorland B ooks,Caldwell,New Jerseyに記載されている。典型的 な液状希釈剤は、Marsden,溶剤ガイド(Solvents Guide ),第2版,Inters cience,New York,1950年に記 載されている。McCutcheonの洗浄剤および乳化剤年鑑(McCutc heon’s Detergents and Emulsifiers An nual),Allured Publ.Corp.,Ridgewood,N ew Jersey,並びにSisely and Wood,表面活性剤の百 科辞典(Encyclopedia of Surface Active A gents),Chemical Publ.Co.,Inc.,New Yo rk,1964年には、界面活性剤および推奨使用法がリストされている。すべ ての製剤は、発泡、ケーキング、腐食、微生物の増殖などを低下させる少量の添 加剤か、または粘度を増加させる増粘剤を含有することができる。 界面活性剤として、例えば、ポリエトキシ化アルコール、ポリエトキシ化アル キルフェノール、ポリエトキシ化ソルビタン脂肪酸エステル、 スルホコハク酸ジアルキル、硫酸アルキル、スルホン酸アルキルベンゼン、オル ガノシリコーン、N,N−ジアルキルタウレート、リグニンスルホネート、ナフ タレンスルホネートホルムアルデヒド縮合物、ポリカルボキシレート、およびポ リオキシエチレン/ポリオキシプロピレンブロックコポリマーが挙げられる。固 形希釈剤として、例えば、ベントナイトのような粘土、モンモリロナイト、アタ パルギャイトおよびカオリン、澱粉、糖、シリカ、タルク、珪藻土、尿素、炭酸 カルシウム、炭酸ナトリウムおよび重炭酸塩、並びに硫酸ナトリウムが挙げられ る。液状希釈剤として、例えば、水、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチル スルホキシド、N−アルキルピロリドン、エチレングリコール、ポリプロピレン グリコール、パラフィン、アルキルベンゼン、アルキルナフタレン、オリーブ、 ヒマ、亜麻仁、シナアブラギ(tung)、ゴマ、トウモロコシ、落花生、綿実 、大豆、セイヨウアブラナおよびココナツの油、脂肪酸エステル、シクロヘキサ ノン、2−ヘプタノン、イソホロンおよび4−ヒドロキシ−4−メチル−ペンタ ノンのようなケトン、並びにメタノール、シクロヘキサノール、デカノールおよ びテトラヒドロフルフリルアルコールのようなアルコールが挙げられる。 乳剤原液を含む溶液剤は、成分を単に混合することによって製造することがで きる。粉剤および散剤は、混合および通常はハンマーミルまたは流体エネルギー ミル中のような粉砕によって製造することができる。懸濁剤は通常は湿式粉砕に よって製造することができる;例えば、米国特許第3,060,084号明細書 を参照のこと。粒剤およびペレット剤は、予備成形された顆粒状担体上に活性物 質を噴霧するかまたは凝集法によって製造することができる。Browning ,アグロメレーショ ン(agglomeration),化学工学(Chemical Engin eering),1967年10月4日,第147−48頁;Perryの化学 工学ハンドブック(Perry’ s Chemical Engineer’ s Handbook),第4版,McGraw−Hill,New York ,1963年,第8−57頁および下記のもの、並びに国際公開第91/135 46号明細書を参照のこと。ペレット剤は、米国特許第4,172,714号明 細書に記載の通りに製造することができる。水分散性および水溶性粒剤は、米国 特許第4,144,050号明細書、米国特許第3,920,442号明細書お よび西独特許第3,246,493号明細書に教示の通りに製造することができ る。錠剤は、米国特許第5,180,587号明細書、米国特許第5,232, 701号明細書および米国特許第5,208,030号明細書に教示の通りに製 造することができる。フィイルム剤は、西独特許第2,095,558号明細書 および米国特許第3,299,566号明細書に教示の通りに製造することがで きる。 配合技術に関するさらなる情報については、米国特許第3,235,361号 明細書、第6欄、第16行〜第7欄、第19行および実施例10〜41;米国特 許第3,309,192号明細書、第5欄、第43行〜第7欄、第62行および 実施例8、12、15、39、41、52、53、58、132、138〜14 0、162〜164、166、167および169〜182;米国特許第2,8 91,855号明細書、第3欄、第66行〜第5欄、第17行および実施例1〜 4;Klingman,科学としての雑草防除(Weed Control a s a Science),John Wiley and Sons Inc . ,New York,1961年,第81〜96頁;並びにHance等,雑草 防除ハンドブック(Weed Control Handbook),第8版, Blackwell Scientific Publications,Ox ford,1989年を参照のこと。 下記の実施例においては、すべてのパーセントは重量単位であり、すべての製 剤は常法で製造される。実施例A 水和剤 7−クロロ−2,5−ジヒドロ−2−[[(メトキシカルボニル)[4−(トリ フルオロメトキシ)−フェニル]アミノ]カルボニル]インデノ[1,2−e] [1,3,4]オキサジアジン−4a(3H)−カルボン酸(S,R)−メチル 75:25立体異性体混合物 32.5% ピメトロジン 32.5% ドデシルフェノールポリエチレングリ コールエーテル 2.0% リグニンスルホン酸ナトリウム 4.0% シリコアルミン酸ナトリウム 6.0% モンモリロナイト(焼成された) 23.0% 実施例B 粒剤 7−クロロ−2,5−ジヒドロ−2−[[(メトキシカルボニル)[4−(トリ フルオロメトキシ)−フェニル]アミノ]カルボニル]インデノ[1,2−e] [1,3,4]オキサジアジン−4a(3H)−カルボン酸(S,R)−メチル 75:25立体異性体混合物 3.3% ピメトロジン 6.7% アタパルギャイト粒剤(低揮発性物質 、0.71/0.30mm;U.S. S.No.25−50シーブ) 90.0%実施例C 押出しペレット剤 7−クロロ−2,5−ジヒドロ−2−[[(メトキシカルボニル)[4−(トリ フルオロメトキシ)−フェニル]アミノ]カルボニル]インデノ[1,2−e] [1,3,4]オキサジアジン−4a(3H)−カル ボン酸メチル 16.7% ピメトロジン 8.3% 無水硫酸ナトリウム 10.0% 粗リグニンスルホン酸カルシウム 5.0% アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム 1.0% カルシウム/マグネシウムベントナイト 59.0% 実施例D 乳剤 7−クロロ−2,5−ジヒドロ−2−[[(メトキシカルボニル)[4−(トリ フルオロメトキシ)−フェニル]アミノ]カルボニル]インデノ[1,2−e] [1,3,4]オキサジアジン−4a(3H)−カル ボン酸(S)−メチル 5.0% ピメトロジン 20.0% 油溶性スルホネートおよびポリオキシ エチレンエーテルの配合物 10.0% イソホロン 70.0% 実施例E 水和剤 7−クロロ−2,5−ジヒドロ−2−[[(メトキシカルボニル)[4 −(トリフルオロメトキシ)−フェニル]アミノ]カルボニル]インデノ[1, 2−e][1,3,4]オキサジアジン−4a(3H)−カルボン酸(S,R) −メチル75:25立体異性体混合物 64.8% ピメトロジン 0.2% ドデシルフェノールポリエチレングル コールエーテル 2.0% リグニンスルホン酸ナトリウム 4.0% シリコアルミン酸ナトリウム 6.0% モンモリロナイト(焼成された) 23.0% 実施例F 乳剤 7−クロロ−2,5−ジヒドロ−2−[[(メトキシカルボニル)[4−(トリ フルオロメトキシ)−フェニル]アミノ]カルボニル]インデノ[1,2−e] [1,3,4]オキサジアジン−4a(3H)−カル ボン酸(S)−メチル 0.2% ピメトロジン 24.8% 油溶性スルホネートおよびポリオキシ エチレンエーテルの配合物 10.0% イソホロン 70.0% 本発明の混合物は昆虫防除剤として有用である。それ故、本発明はさらに、植 物の地上部分に、式I化合物およびピメトロジンの殺虫組成物の有効量を適用す ることによって昆虫を防除する方法を含んでなる。別法として、式I化合物また はピメトロジンの一種だけを含有する殺虫組 成物は、適用された後、他の活性成分の組成物を適用することができる。さらに 、式I化合物の個別の組成物およびピメトロジンの組成物は、適用の前に物理的 混合物例えば、タンク・ミックスとして組合せ、そして同時に適用することがで きる。本発明の組成物は、カメムシ目(Hemiptera)およびアザミウマ 目(Thysanoptera)、特にヨコバイ亜目(Homoptera)の 昆虫の防除を提供する。本発明の組成物は、広いスペクトルの昆虫有害生物、特 に観賞、野菜、圃場、穀物、温室、果物およびブドウ作物のヨコバイ亜目(Ho moptera)有害生物、特に野菜、果物および綿のアブラムシ有害生物の有 効な防除を提供する。これらの昆虫は、ダイコンアブラムシ(Brevicor yne brassicae)、ヒダフィス・シュウドブラシカエ(Hydap his pseudobrassicae)、アシルトシホン・ピスム(Acy rthosiphon pisum)、アフィスクアシボラ(Aphis cr accivora)、クロマメアブラムシ(Aphis fabae)、マクロ シフム・ロサエ(Macrosiphum rosae)、マクロシフム・エウ ホルビアエ(Macrosiphum euphorbiae)、ヒアロプテル ス・アミグダリ(Hyalopterus amygdali)、ブラチカウズ ス・ペルシカエコラ(Brachycaudus persicaecola) 、アフィス・ポミ(Aphis pomi)、サッパフィス・ピリコラ(Sap paphis piricola)、アフィス・シトリコラ(Aphis ci tricola)、ナソノビア・リビスミグリ(Nasonovia ribi snigri)、コンゴマタムシ(Eriosoma lanigerum)、 メゴウラ・ビシアエ(Megou ra viciae)、ペムフィグス(Pemphigus sp.)、トキソ プテラ(Toxoptera spp.)、ホロドン・フムリ(Phorodo n humuli)、ロシアムギアブラムシ(Diuraphis noxia )、リパフィス・エリシミ(Lipaphis erysimi)、メトポロフ ィウム・ジルホジウム(Metopolophium dirhodium)、 テリオフィス(Theriophis spp.)、シザフィス・グラミヌム( Schizaphis graminum)、ムギヒゲナガアブラムシ(Sit obion avenae)、ロパロシフム(Rhopalosiphum s pp.)、ワタアブラムシ(Aphis gossypii)、ミズス・ニコチ アナエ(Myzus nicotianae)および特にコブアブラムシ(My zus persicae)を含む。昆虫はまた、ワタコナジラミ(Bemis ia tabaci)、トリアレウロデス・バポラリオルム(Trialeur odes vaporariorum)、トピロウンカ(Nilaparvat a lugens)、ツマグロヨコバイ(Nephotettix spp.) 、フィラエヌス・スプマリウス(Philaenus spumarius)、 エンポアスカ(Empoasca spp.)、スピシスチルス・フェスチヌス (Spissistilus festinus)、ヒメトビウンカ(Laod elphax striatellus)、エリトロネウラ(Erythron eura sp.)、チフロシバ・ポマリア(Typhlocyba poma ria)、アデルゲス・アビエチス(Adelges abietis)、ワタ フキカイガラムシ(Icerya purchasi)、アオニジレラ・アウラ ンチイ(Aonidiella a urantii)、クアドラスピジオツス・ペルニシオスス(Quadrasp idiotus perniciosus)、ゴシパリア・スプリア(Goss yparia spuria)、プラノコッカス・シトリ(Planococc us citri)、フェナコッカス(Phenacoccus spp.)、 シュウドコッカス(Pseudococcus spp.)、セントロコッカス (Centrococcus sp.)、エリオコッカス・アザレア(Erio coccus azalea)、イネカメムシ(Oebalus pugnax )、ミナミアオケメムシ(Nezara viridula)、ルグス(Lyg us spp.)、エウシスツス(Euschistus spp.)、クロロ クロア(Chlorochroa spp.)、パキプシラ・セルチジスママ( Pachypsylla celtidismama)、パラトリオザ・コケレ リ(Paratrioza cockerelli)、カコプシラ・ピリコラ( Cacopsylla pyricola)、シュウダトモスセリス・セリアツ ス(Pseudatomoscelis seriatus)、マザミウマ(T hrips spp.)、フランクリニエラ・オクシデンタリス(Frankl iniella occidentalis)、ピネウス・ストロビ(Pine us strobi)、並びにこれらの昆虫に密接に関連する他の属および種を 含む。式I化合物およびピメトロジンは異なる生化学的作用様式を有すると考え られるから、それ故それらの組合せはまた、昆虫の耐性の発生の可能性を減少さ せるのに有用である。 本発明の混合物はまたさらに、一つまたはそれ以上の他の殺虫剤、殺菌・殺カ ビ剤、殺線虫剤、殺バクテリア剤、殺ダニ剤、信号化学剤、忌 避剤、誘因剤、フェロモン剤、摂飼刺激剤または他の生物学的に活性な化合物と 混合して、さらに広いスペクトルの農業的保護を与える多成分有害生物防除剤を 形成することができる。本発明の化合物が配合することができるかかる農業的保 護剤の例は:アバメクチン、アセフェート、アジンホス−メチル、ビフェンスリ ン、ブプロフェジン、カルボフラン、クロルピリフォス、クロルピリフォス−メ チル、シフルスリン、ベータ−シフルスリン、デルタメスリン、ジアフェンチウ ロン、ジアジノン、ジフルベンズロン、ジメトアート、エスフェンバレレート、 フェンプロパスリン、フェンバレレート、フィプロニル、フルシスリネート、タ ウ−フルバリネート、フォノホス、イミダクロプリド、イソフェンホス、マラチ オン、メタアルデヒド、メトアミドホス、メチダチオン、メトプレン、メトキシ クロル、モノクロトホス、オキサミル、パラチオン、パラチオン−メチル、ペル メスリン、ホレート、ホサロン、ホスメット、ホスファミドン、ピリミカルブ、 プロフェノフォス、ロテノン、スルプロフォス、テブフェノジド、テフルスリン 、テルブフォス、テトラクロルビンホス、チオジカルブ、トラロメスリン、トリ クロルフォンおよびトリフルムロンのような殺虫剤;アゾキシストロビン(IC IA5504)、ベノミル、ブラスチサイジン−S、ボルド−合剤(三塩基性硫 酸銅)、ブロムコナゾール、カプタフォール、カプタン、カルベンダジン、クロ ロネブ、クロロタロニル、オキシ塩化銅、銅塩、シモキサニル、シプロコナゾー ル、シプロジニル(CGA219417)、ジクロメジン、ジクロラン、ジフェ ノコナゾール、ジメトモルフ、ジニコナゾール、ジニコナゾール−M、ドジン、 エヂフェンホス、エポキシコナゾール(BAS480F)、フェナリモル、フェ ンブコナゾール、フェンピクロニ ル、フェンプロピジン、フェンプロピモルフ、フルキンコナゾール、フルシラゾ ール、フルトラニル、フルトリアフール、フォルペット、フォセチル−アルミニ ウム、フララキシル、ヘキサコナゾール、イプコナゾール、イプロベンフォス、 イプロジオン、イソプロチオラン、カスガマイシン、クレソキシム−メチル(B AS490F)、マンコゼブ、マネブ、メプロニル、メタラキシル、メタコナゾ ール、ミクロブタニル、ネオ−アソジン(メタンヒ酸第二鉄)、オキサジキシル 、ペンコナゾール、ペンシクロン、プロベナゾール、プロクロラズ、プロピコナ ゾール、ピリフェノクッス、ピロキロン、硫黄、テブコナゾール、テトラコナゾ ール、チアベンダゾール、チオファナート−メチル、チラン、トリジメフォン、 トリアジメノール、トリシクラゾール、トリチコナゾール、ユニコナゾール、バ リダミシンおよびビンクロコゾリンのような殺菌・殺カビ剤;アルドキシカルブ およびフェナミホスのような殺線虫剤;ストレプトマイシンのような殺バクテリ ア剤;アミトラズ、チノメチオネート、クロロベンジレート、シヘキサチン、ジ コフール、ジエノクロル、フェナザキン、酸化フェンブタチン、フェンプロパス リン、フェンピロキシメート、ヘキシルチアゾックス、プロパルギャイト、ピリ ダベンおよびテブフェンピラドのような殺ダニ剤;並びにバチルス・チューリン ギエンシス(Bacillus thuringiensis)、バチルス・チ ューリンギエンシスのデルタ内毒素、バキュロウイルスおよび虫媒病原細菌、ウ イルスおよび菌類ような生物学的試剤である。 一定の例では、同様の防除スペクトルを有するが異なった作用様式を有する他 の殺節足動物剤との組合せは抵抗性管理のために特に有利である。 式I化合物、ピメトロジン、並びにそれらの混合物および農業的組成物の殺虫 的および殺節足動物的有効量は環境の多数の因子によって影響されうる。最適の 適用率は最良には、実際の使用条件下で決定される。昆虫は通常には、37g/ ha未満乃至300g/haの集合活性成分の適用率で処理される場合に、防除 することができる。集合活性成分は、活性成分の配合された全量と定義される。 本発明の組成物の好適な葉面散布は、7−クロロ−2,5−ジヒドロ−2−[[ (メトキシカルボニル)[4−(トリフルオロメトキシ)−フェニル]アミノ] カルボニル]インデノ[1,2−e][1,3,4]オキサジアジン−4a(3 H)−カルボン酸(S,R)−メチル75:25立体異性体混合物として式I化 合物の12〜100g/haおよびピメトロジンの25〜200g/haを含有 する組成物である。 以下の試験実施例は本発明の混合物、組成物および方法を示し、そしてヨコバ イ亜目昆虫の例としてコブアブラムシ(Myzus pericae)を防除す る際の式I化合物とピメトロジンとの間の相乗作用についての実験的証拠を提供 する。しかし、これらの混合物によって与えられる昆虫防除保護はこの種に限定 されない。 以下の試験実施例では、式I化合物は、7−クロロ−2,5−ジヒドロ−2− [[(メトキシカルボニル)[4−(トリフルオロメトキシ)−フェニル]アミ ノ]カルボニル]インデノ[1,2−e][1,3,4]オキサジアジン−4a (3H)−カルボン酸(S,R)−メチル75:25立体異性体混合物として使 用された。試験A 式I化合物およびピメトロジンの相乗的組合せ物 試験組成物は以下の通りに製造した。式I化合物は30%乾燥フロアブル(D F)剤として使用した。ピメトロジンは25%水和(WP)剤として使用した。 式I化合物およびピメトロジン倍液(stock solution)は、50 0ppmX−77界面活性剤(X−77Spreader,Loveland Industries Inc.)を含有する水溶液中で試験するために製造し た。式I化合物の倍液は、167mgの式I30DF(50mgの活性成分)を 250mlの界面活性剤/水溶液に添加して、200ppmの式I化合物濃度を 作成することによって製造した。ピメトロジンの倍液は、240mgのピメトロ ジン25WP(60mgの活性成分)を250mlの界面活性剤/水溶液に添加 して、240ppmのピメトロジン濃度を作成することによって製造した。各化 合物を試験するための濃度は、倍液のある量を等量の界面活性剤/水溶液で希釈 して、1/2の倍液濃度を作成することによって製造した。次いで倍液の測定さ れた部分を界面活性剤/水溶液の測定された量で希釈して、倍液の適切な濃度を 作成した。この工程をすべての所望の濃度が作成されるまで続けた。式I化合物 は、200、100、20および2ppmの濃度に製造した。ピメトロジンは、 240、120、60および20ppmの濃度に製造した。組合せ処理物は、所 望の最終濃度の2倍である式I化合物濃度の15mlを、所望の最終濃度の2倍 であるピメトロジン濃度の15mlと混合することによって製造した(例えば、 200ppmの式I化合物の15mlのおよび240ppmのピメトロジンの1 5mlを混合して、100ppmの式I化合物および120ppmのピメトロジ ンの30mlの全容積等を得る、)。個々の活性成分の処理物を希釈して、10 0、50、10および1pp m濃度の式I化合物および120、60、30および10ppm濃度のピメトロ ジンを得た。 試験A〜Cでの1ppmの適用濃度は、圃場使用での約6〜12g/haの適 用率に対応することが多いが、同等な圃場使用率は、処理される植生の密度を含 む種々の因子のために相当に変わる。例えば、当業者は、果樹園の成木の広い茎 葉を処理するには、条植え実生作物を処理するよりヘクタール当たりもっと高い 適用率が必要であることを理解している。当業者はこれらの要因を理解し、そし て所望水準の昆虫防除のために必要な適用率を容易に決定することができる。 ハツカダイコン(Raphanus sativus L.「チェリーベル」 (“Cherry Belle”))の幼植物(10〜14日令、8〜12cm 高)を試験植物として使用した。サトウダイコンの種子を、6.25cm2のL ockwood D−902(商標)ポット(Superior Contai ners,Cleveland,OH)中に、Metro−Mix350(商標 )成育培地(Grace−Sierra,Milpitas,CA)を使用して 播種した。アブラムシを外寄生させる2時間前に、各試験植物を12cmの木板 の支柱で支え、幼葉をつみ取り、二枚の対生の初生葉を残した。土壌を白色の砂 でおおった。次の日、各試験植物の両初生葉に、サトウダイコン上で27±1℃ 、50%相対湿度(RH)、16:8の光周期(それぞれ明および暗サイクル( L:D)の時間)および40μEm-2s-1光度の条件下で飼育したラボ・コロニ ーからの混合成育段階のコブアブラムシ(Green peach aphid s)Myzus persicae(Shlzer))を、植物の大きさによっ て中程度または重度 に外寄生させた。 試験植物に外寄生させた24時間後、配合した化合物の界面活性剤/水溶液( 50ml)を、旋回性噴霧器(10rpm)上で、葉の上表面および裏表面上に 、69kPaで噴霧ノズル(Spraying Systems12244SS )を使用して、流れ落ちるまで噴霧した。植物物質およびアブラムシを噴霧した 。植物を旋回性噴霧器から取り出し、乾燥させた。サトウダイコン植物に、上記 濃度の式I化合物およびピメトロジン単独或いはすべの濃度の組合せの式I化合 物およびピメトロジンの組合せ物を噴霧した。 試験ユニット、ポットおよび植物を、25±2℃、50%RH、16:8(L :D)、40pEm-2s-1光度に設定した保持条件の成育室中に保持した。試験 ユニットを処理後48時間維持した後、死亡(不動のもの、変形したもの、ひど く痙彎しているもの)アブラムシおよび生存アブラムシを計数した。各試験ユニ ットについて、植物、植物のための支持システム上および砂表面上のすべてのア ブラムシを計数した。各試験ユニットについて、死亡率パーセントを以下の式に よって算出した。 各処理について3回の反復を行い、そして平均死亡率%を各処理について決定し た。 処理48時間後のアブラムシの平均死亡パーセントを表1に要約する。結果は 、式I化合物およびピメトロジンの混合物のついての一致した相 乗効果を示している。 表1コブアブラムシ (Myzus persicae)に対する式I化合物ピメトロジン組合せ物の相乗効果 試験B 式I化合物およびピメトロジンの相乗的組合せ物 試験組成物は以下の通りに製造した。式I化合物は30%乾燥フロアブル(D F)剤とした。ピメトロジンは25%水和(WP)剤として使用した。式I化合 物およびピメトロジンの倍液は、500ppm X−77界面活性剤/水溶液中 で試験するために製造した。式I化合物の倍液は、27.4mgの式130DF (8.2mgの活性成分)を164mlの界面活性剤/水溶液に添加して、50 ppmの式I化合物濃度を作成することによって製造した。ピメトロジンの倍液 は、32.9mgのピメトロジン25WP(10mgの活性成分)を164ml の界面活性剤/水溶液に添加して、50ppmのピメトロジン濃度を作成するこ とによって製造した。 上記で製造した組成物は以下の通りに試験した。試験条件は、(i)式I化合 物の濃度が0.1、1、5、10および25ppmであり、そして(ii)ピメ トロジンの試験濃度が0.1、1、5、10および25ppmである以外は、試 験Aの場合に記載したものと同一であった。 処理48時間後のアブラムシの平均死亡率パーセントを表2に要約する。この 試験は、試験Aで示された相乗効果はまた、式I化合物およびピメトロジンのよ り低い適用率でも起こることを示している。 表2コブアブラムシ (Myzus persicae)に対する式I化合物ピメトロジン組合せ物の相乗効果 表2続きコブアブラムシ (Myzus persicae)に対する式I化合物/ピメトロジン組合せ物の相乗効果 試験C 式I化合物とピメトロジンとの間の相乗的相互作用 試験組成物は以下の通りに製造した。式I化合物は30%乾燥フロアブル(D F)剤とした。ピメトロジンは25%水和(WP)剤として使用した。式I化合 物およびピメトロジンの倍液は、500ppm X−77界面活性剤/水溶液中 で試験するために製造した。式I化合物の倍液は、27.4mgの式I30DF (8.2mgの活性成分)を164mlの界面活性剤/水溶液に添加して、50 ppmの式I化合物濃度を作成することによって製造した。ピメトロジンの倍液 は、32.9mgのピメトロジン25WP(10mgの活性成分)を164ml の界面活性剤/水溶液に添加して、50ppmのピメトロジン濃度を作成するこ とによって製造した。 試験組成物および条件は試験Bの場合に記載したものと同一であった。従って 、混合物中の二種の成分化合物の比率は、式I化合物およびピメトロジンについ てそれぞれ0.1、1、5、10および25ppmであった。各処理について4 回の反復を行った。 処理48時間後のアブラムシの平均死亡パーセントを表3に要約する。この試 験では、1〜25ppmの式I化合物の濃度は、ピメトロジンの効果に対して極 めて顕著な相乗的相互作用を与えた。 表3コブアブラムシ (Myzus persicae)に対する式I化合物/ピメトロジン組合せ物の相乗効果 表3続きコブアブラムシ (Myzus persicae)に対する式I化合物/ピメトロジン組合せ物の相乗効果
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年12月11日(1997.12.11) 【補正内容】 請求の範囲 1.式I で示される化合物である7−クロロ−2,5−ジヒドロ−2−[[(メトキシカ ルボニル)[4−(トリフルオロメトキシ)−フェニル]アミノ]カルボニル] インデノ[1,2−e][1,3,4]オキサジアジン−4a(3H)−カルボ ン酸メチル、および式II で示される化合物である(E)−4,5−ジヒドロ−6−メチル−4−[(3− ピリジニルメチレン)アミノ]−1,2,4−トリアジン−3(2H)−オン( ピメトロジン)、を含んでなり、式Iの化合物対式IIの化合物重量比が約30 0:1〜1:150の範囲内にあることを特徴とする殺虫混合物。 2.請求の範囲第1項に記載の混合物の殺虫的有効量並びに界面活性剤、固体 または液体希釈剤の少なくとも1種を含んでなる殺虫組成物。 3.昆虫またはそれらの環境に、請求の範囲第1項に記載の混合物の殺虫的有 効量または請求の範囲第2項に記載の組成物を接触させることを含んでなる昆虫 の防除方法。 4.防除される昆虫がアブラムシである請求の範囲第3項に記載の方法。 5.昆虫またはそれらの環境に、7−クロロ−2,5−ジヒドロ−2−[[( メトキシカルボニル)[4−(トリフルオロメトキシ)−フェニル]アミノ]カ ルボニル]インデノ[1,2−e][1,3,4]オキサジアジン−4a(3H )−カルボン酸メチルおよび界面活性剤、固体希釈剤または液体希釈剤の少なく とも1種を含んでなる第一組成物の殺虫的有効量;並びにピメトロジンおよび界 面活性剤、固体希釈剤または液体希釈剤の少なくとも1種を含んでなる第二組成 物の有効量をいずれかの順序で順次適用することを含んでなり、7−クロロ−2 ,5−ジヒドロ−2−[[(メトキシカルボニル)[4−(トリフルオロメトキ シ)−フェニル]アミノ]カルボニル]インデノ[1,2−e][1,3,4] オキサジアジン−4a(3H)−カルボン酸メチル対ピメトロジンの重量比が約 300:1〜1:150の範囲内にあることを特徴とする昆虫の防除方法。 6.7−クロロ−2,5−ジヒドロ−2−[[(メトキシカルボニル)[4− (トリフルオロメトキシ)−フェニル]アミノ]カルボニル]インデノ[1,2 −e][1,3,4]オキサジアジン−4a(3H)−カルボン酸メチルおよび 界面活性剤、固体希釈剤または液体希釈剤の少なくとも1種を含んでなる第一組 成物;並びにピメトロジンおよび界面活性剤、固体または液体希釈剤の少なくと も1種を含んでなる第二組成 物の物理的混合物の有効量を適用することを含んでなり、7−クロロ−2,5− ジヒドロ−2−[[(メトキシカルボニル)[4−(トリフルオロメトキシ)− フェニル]アミノ]カルボニル]インデノ[1,2−e][1,3,4]オキサ ジアジン−4a(3H)−カルボン酸メチル対ピメトロジンの重量比が約300 :1〜1:150の範囲内にあることを特徴とする昆虫の防除方法。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式I で示される化合物である7−クロロ−2,5−ジヒドロ−2−[[(メトキシカ ルボニル)[4−(トリフルオロメトキシ)−フェニル]アミノ]カルボニル] インデノ[1,2−e][1,3,4]オキサジアジン−4a(3H)−カルボ ン酸メチル、および式II で示される化合物である(E)−4,5−ジヒドロ−6−メチル−4−[(3− ピリジニルメチレン)アミノ]−1,2,4−トリアジン−3(2H)−オン( ピメトロジン)、を含んでなる殺虫混合物。 2.請求の範囲第1項に記載の混合物の殺虫的有効量並びに界面活性剤、固体 または液体希釈剤の少なくとも1種を含んでなる殺虫組成物。 3.昆虫またはそれらの環境に、請求の範囲第1項に記載の混合物の殺虫的有 効量または請求の範囲第2項に記載の組成物を接触させること を含んでなる昆虫の防除方法。 4.防除される昆虫がアブラムシである請求の範囲第3項に記載の方法。 5.昆虫またはそれらの環境に、7−クロロ−2,5−ジヒドロ−2−[[( メトキシカルボニル)[4−(トリフルオロメトキシ)−フェニル]アミノ]カ ルボニル]インデノ[1,2−e][1,3,4]オキサジアジン−4a(3H )−カルボン酸メチルおよび界面活性剤、固体希釈剤または液体希釈剤の少なく とも1種を含んでなる第一組成物の殺虫的有効量;並びにピメトロジンおよび界 面活性剤、固体希釈剤または液体希釈剤の少なくとも1種を含んでなる第二組成 物の有効量をいずれかの順序で順次適用することを含んでなる昆虫の防除方法。 6.7−クロロ−2,5−ジヒドロ−2−[[(メトキシカルボニル)[4− (トリフルオロメトキシ)−フェニル]アミノ]カルボニル]インデノ[1,2 −e][1,3,4]オキサジアジン−4a(3H)−カルボン酸メチルおよび 界面活性剤、固体希釈剤または液体希釈剤の少なくとも1種を含んでなる第一組 成物;並びにピメトロジンおよび界面活性剤、固体希釈剤または液体希釈剤の少 なくとも1種を含んでなる第二組成物の物理的混合物の有効量を適用することを 含んでなる昆虫の防除方法。
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