JP2000506451A - 2つの要素を相対的に移動させる装置 - Google Patents

2つの要素を相対的に移動させる装置

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Abstract

(57)【要約】 2つの要素1,2を相対的に移動させる装置は、接続構成4によって直列結合される2つのリンク構成5,6を備える。第1リンク構成5は、ほぼ同じ長さで平行な少なくとも3本のリンク9,14を備え、前記リンクは、接続構成4と要素2の間で、リンクの縦軸に沿って見るとほぼ三角形の関係で配置される。第2リンク構成6は、接続構成4と要素1の間で作用する少なくとも1つの平行四辺形を備える。第1および第2加力構成17,18は、第1リンク構成5を旋回させるようになっている。第3加力構成33は、第2リンク構成6を旋回させるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】 2つの要素を相対的に移動させる装置発明の分野 本発明は、第1リンク構成と移動構成との間の接続部を形成する構成を備えた 2つの要素を相対的に移動させる装置に関し、移動構成は接続構成と要素の一方 との間に設けられ、第1リンク構成は接続構成と第2の要素との間に設けられ、 第1リンク構成は、全方向に旋回可能になるよう継手を介して接続構成および関 連要素に相対的に接続された少なくとも2つの第1リンクを備え、前記第1リン クは接続構成および関連要素とともに第1の4リンク・システムを形成し、移動 構成は、接続構成と関連要素との間で相対的に移動できるようになっていて、加 力構成が、要素間の相対的位置を変更するようリンク構成および移動構成を作動 させる。 2つの要素の相対的移動は、これを加力構成によって目指した方法で相互に配 置することを目的とする。特に、本発明による装置は、マニピュレータまたはロ ボットを形成するものである。第2要素は直接的または担持構成を介レて間接的 に作業部材を担持して、例えば取り上げ、配置、梱包およびパレット運搬を目指 した機能を実行する。しかし、作業部材は上述したもの以外の作業操作も実行す るようにすることができることが認められる。第1要素は、第1の実施例による と、空間に固定されるベース部材を形成することができるが、第2の実施例によ ると、ベース部材に対して移動可能なキャリアの少なくとも一部を形成すること ができる。一次に、加力構成が、ベース部材に対するキャリアの位置を調節する 働きをする。先行技術 序文で規定された種類のロボットが、木国特許第4 976 582号に記載されてい る。第2要素を配位するため、ロボットは3つの加力構成を備え、これは共に、 第1部材上に三角形に分布して配置した3つの力行使部材を備える。力部材はそ れぞれ、2つのリンク構成と中間接続構成とを備えるそれ自体の接続部を介して 第2可動要素に接続される。平行に連結されたこれら3つの接続部は、同様に三 角形に分布して 配置される。これらの接続部はそれぞれ、第2要素に旋回可能な状態で接続され た2本の第1リンクを含む第1リンク構成と、力行使部材の第2可動部分に固定 接続され、接続構成によって2本の第1リンクに接続された第2リンクとを備え る。第2リンクは、力構成部材の静止部分に対して1つの自由度で移動可能であ る。接続構成は2つ以内の自由度で蝶番式に第1リンクと第2リンクを接続する 。第1リンクによって形成されたリンク構成は第2粟幸に接続され、したがって 2つ以内の自由度が発生する。実際には、第1リンク構成が平行四辺形の形状の 4リンク・システムを形成する。この既知のタイプのロボットの欠点は、上述の 三角形の分散の結果、比較的かさばることである。2本の隣接する第2リンクの 旋回面間の角度は、名目上常に180°未満でなければならない。したがって、 このロボットを2つ以上互いに近づけて、衝突せずに配置するのは非常に困難で ある。さらなる欠点は、必要な剛性および強度を有する既知のロボットを設計す ることが構造的に困難なことである。というのは、3つの動力行使部材の可動部 分が第1要素から星状に突き出し、これは空間の要件から可能な限り小さく形成 した方がよいが、他方で動力行使部材を受けることができねばならない。つまり 、アーム自体については、十分な幅を持たせて動力行使部材の可動部分に固定接 続されるアームを設計し、それを第1要素で支えることは困難である。 さらなる欠点は、全てのアームの長さが等しくなければならないことである。 つまり、問題の動作パターンに合わせてロボットを最適化するのは不可能である 。パフォーマンスは常に対称形の作業区域に対称形に分布し、これは費用効率が 低い。 さらに、既知のロボットはロボットの側部または上部に配置された物体を取り 出すよう、第2要素の傾斜動作を実行することができない。 また、第2要素の傾斜を変更するために、さらに3台のモータが必要である。 費用効率の高い概念を達成するために、余分なモータ1台のみで対処できること が望ましい。 既知のロボットは正三角形の構造であるので、コンベヤ、ローディング・パレ ットなどの上で水平方向で作業するよう配置することも困難である。さらに、第 2要素上の作業部材を第1部材上のモータによって駆動する場合は、第1要素と 第2要素との間に延存する軸は、軸の長さを変化させることができるトルク伝達 継手を備えなければならないことに言及しておく。実際には、軸は2つの軸部分 で構成し、それを互い に対して入れ子式に配置できるようにし、そのトルク伝達をスプライン、くさび 溝などで確保するよう設計することが適切である。これは実施例を複雑にし、費 用がかかる。 発明の目的 本発明は上記の1つ以上の欠点をなくす、または少なくとも軽減するよう、序 文によって規定した種類の装置を開発するルートを考案することを目的とする。 特に、2つ以上の装置が互いに対して比較的近くで作業するよう配置できるよう 、装置の設計に関して融通性を大きくすることを目的とする。 発明の概要 本発明の目的は、第1リンク構成が、全方向に旋回できるよう、継手を介して 接続構成および関連要素に接続さ、れた少なくとも1本の第3リンクを備え、第 1および第3リンクの継手が三角形の形状に配置されることで達成される。 したがって、第1リンク構成は、少なくとも3本のリンクによって接続構成と 関連構成との中間接続部を形成する。これによって本発明による装置を非対称形 に設計することができ、目的に従ってその作業区域を調節することができる。例 えば、本発明による装置のこの非対称形の特徴によって、以下で説明するような 方法で複数のロボットを非常に密集して詰め込むことができる。これによって、 本発明による装置は米国特許第4 976 582号による装置と異なり、後者は等辺三 角形の構造を目的とし、いかなる場合も2本の隣接する第2リンクの旋回面間の 角度は常に180°未満でなければならない。 移動構成は第2の4リンク・システムとして設計することが好ましい。したが って、第1および第2の4リンク・システムを、接続構成を介して互いに直列に 結合する。これによって、非常に好ましい操作品質を有する装置が提供される。 特に有利なオプションは、1つの力行使部材を備える加力構成によって作業工具 を傾斜させるために第2の4リンク・システムを使用できることにある。 接続構成を介して直列に結合する2つの4リンク・システムを使用すると、4 リンク・システムを平行四辺形として設計する場合に加えて、4リンク・システ ムに設け た軸を介し、カルダン継手および/またはアングル歯車で補助して力を伝達する ことができ、軸長の補正を行うことを意図した摺動継手などを軸の順序に導入す る必要がない。 本発明の幾つかの好ましい開発例を添付の請求の範囲で規定する。これらの本 発明に関する開発例および利点を、以下の記述でさらに詳細に扱う。 図面の短い説明 添付の図面類に関して、本発明の実施例のさらに詳細な説明が以下にある。 図1は本発明によるロボットの線図形式の側面図である。 図2もロボットの線図の斜視図である。 図3および図4は、異なる位置にあるロボットの図1と同様の図である。 図5は上から見たロボットの図である。 図6は図5に対応してロボットが占有するスペースを示す平面図である。 図7は、図1ないし図6に示したロボットの鏡像変形が生成された場合に、互 いに対して近くで作業する4つの異なるロボットの配置を示す平面図である。 図8は先行する実施例の変形を示す斜視線図である。 図9および図10は2つの多少異なる位置にある変形を示す斜視線図である。 図11は異なる位置にある図9および図10によるロボットの側面図である。 図12は第1要素上の駆動部材から第2要素上の被動部材へ力を伝達する伝達 構成の実施例を示す斜視図である。 図13および図14は、さらなるロボットの代替実施例を示す斜視線図である 。 図15は図12に示した伝達の代替実施例の側面図である。 図16は第2要素に対して移動可能な担持構成上に配置した作業部材を示す斜 視図である。 図17は第1および第2の4リンク・システムに可能な配位を示す側面図であ る。 図18ないし図23は異なる用途のケースの異なるロボットの変形を示す側面 図である。 図24および図25はさらなるロボットの代替実施例を示す斜視線図である。 図26および図27は2つの異なる位置にあるさらなるロボットの代替実施例 の 部分を示す斜視図である。 図28は図13および図14による実施例で可能な設計を示す詳細斜視図であ る。 図29は、第1リンク構成に対する代替設計を示す斜視図である。 好ましい実施例の詳細な説明 単純に理解するために、以下では異なる実施例の同様または対応する構成要素に は同様の参照文字を使用しているが、実施例に特有の文字を加えてある。 図1ないし図4に示すロボットは、2つの要素1、2の相対的変位を意図する ものである。要素1は、この例ではベース部材を形成するものとし、これに対し て要素2は空間に配置されるものとする。要素2は図1に示すように直接的に、 または以下で扱うように運搬構成を介して間接的に作業部材3を運搬するものと する。 ロボットは、リンク構成と移動構成6との間の接続部を形成する構成4を備え る。リンク構成5は、接続構成4と第2要素2との間に設けられ、移動構成6は 接続構成4と第1要素1との間に設けられる。リンク構成5は、それぞれ継手7 および8を介して接続構成4および要素2に旋回可能な方法で接続された少なく とも2つの第1リンク9を備え、前記第1リンクは、接続構成4および要素2と ともに第1 4リンク・システムFS1を形成する。これらリンク9のそれぞれ の継手7、8は、問題のリンクが接続構成4および要素2の両方に対して全方向 に旋回可能になるよう設計される。 移動構成6は、接続構成4と第1要素1とが相対的に移動できるようになって いる。特に、移動構成6は要素1に対して接続構成を移動させるために使用する ものである。そこで、移動構成6は、要素1と接続構成4とをこのような相対的 変位状態を、傾斜に関する限りほぼ一定の関係に維持するようになっている。言 い換えると、接続構成4は、移動構成6を操作すると、空中の接続構成4の方向 が変化することなく、要素1に対して移動するようになっている。移動構成6の 一例として、線形移動を達成できる構成、例えばピストン・シリンダ機構、はボ ールねじ機構およびラック駆動装置に言及することができる。このような線形変 位により、接続構成4の一定の配向が確保される。しかし、移動構成のタイプも 問題になることがあることを指摘しておく。 本発明の特に好ましい実施例によると、移動構成6は、接続構成4および第1 要素 1に対して旋回可能な少なくとも1本の第2リンク10を備える第2リンク構成 として設計される。リンク構成6は、接続構成4および第1要素1に対して旋回 可能な少なくとも2本の第2リンク10、11を備えることが特に好ましい。リ ンク構成6は、そのリンク10、11、さらに接続構成4および要素1とともに 第2の4リンク・システムFS2を形成する。要素1に対するリンク10、11 の継手を12とし、接続構成4に対する継手を13とする(図1参照)。 4リンク・システムFS2の継手12、13は1つの自由度、つまり互いに対 して平行の旋回軸を中心とする純粋な旋回を許容することが好ましい。したがっ て、4リンク・システムFS2は平行面で旋回する。 リンク構成5は、それぞれ継手15および16を介して接続構成4および要素 2に旋回可能な状態で接続された少なくとも1本の第3リンク14を備える。第 1と第3リンク9、14の継手7、15;8、16は、三角形の形状に配置され る。図1ないし図4には直角三角形の形状が図示され、図26および図27には 鋭角三角形が図示されている。この点で最低の基準は、継手が前記三角形の形状 を形成する、つまり継手が同じ1つの面に配置されないことである。三角形の形 状とは、リンク4、14が少なくとも3つの点で要素2を担持することである。 リンク14は、各リンク9、接続構成4および要素2とともに第3の4リンク ・システムFS3を形成する。したがって、2つの4リンク・システムFS3が この例には関与する。言うまでもなく、2本以上のリンク14ができることが指 摘される。そこで、リンクが5本以上のシステムFS3も、言うまでもなく形成 することができる。それ以外に、3本以上のリンク9ができるのでリンクが5本 以上のシステムFS1も形成される。 リンク9はほぼ長さが等しい。また、これはほぼ平行である。したがって、4 リンク・システムFS1は平行四辺形を形成する。 リンク10、11はほぼ長さが等しい。これもほぼ平行であることが好ましい 。したがって、4リンク・システムFS3も平行四辺形を形成する。 リンク14はリンク9とほぼ同じ長さである。また、リンク14はリンク9と ほぼ平行であることが好ましい。したがって、例で生じる2つの4リンク・シス テムFS3はそれぞれ平行四辺形を形成する。幾本のリンク14が生じる場合、 これは長さが リンク9とほぼ等しく、それとほぼ平行であるとよいことが指摘される。継手7 と15を通る面P1と、継手13と交差してリンク10、11の旋回面に対して 垂直に延存する面P2(図3参照)との間に角度α、特にほぼ直角が存在するよ う、例のリンク構成5および6は、接続構成4によって接続されることが指摘さ れる。しかし下記で明白なように、前記角度は0〜360°の間で任意である。 図示の約90°の角度を有する実施例では、接続構成4は、図1および図3〜図 4に従って側部から見ると、ほぼL字形を有する。図による方向では、接続構成 4は側部から見ると、ほぼ垂直の胴とほぼ水平の胴を備える。垂直胴はリンク1 0、11に結合され、水平胴はリンク9および14に結合される。水平胴は、上 から見ると、2本の脚部とともに角度のある形状を有することができ、一方の脚 部はFS1に沿って延存し、他方はFS3の1つに沿って延存する。 第1リンク構成5のリンク9、14およびそれにそれぞれ属する継手7、8お よび15、16は、この場合、接続構成4と第2要素2の接続部との間に形成さ れ、これによってリンクにほぼ平行な軸を中心として相対的に回転することがで きる。このような実施例は、リンク7、8、15、16が3つの自由度、つまり 以前に検討した2本の実際の軸または仮想軸を中心として互いに対する1つの角 度の旋回、およびリンク9、14に平行な軸を中心とする前記回転とを与えるこ とを前提とする。このような設計は、リンク9、14およびその継手が回転の歪 に合わせるための寸法にする必要がないという利点を有する。この目的のための 継手の一例がボール継手であるしかし、継手7、8および15に関する限り、本 発明による機能の最低基準は、リンク9、14が接続構成4および第2要素2に 対して全方向に旋回する自由度を提供する、つまりその間に角度を形成する2本 の軸を中心とした旋回という形式で2つの自由度が生じなければならないという ことが指摘される。この方法で2つ以下の自由度が存在する場合、リンクとその 継手はリンクに平行な軸を中心とした回転歪を伝達することができる。このよう な場合、継手はカルダン継手または二重の平行でない旋回軸を有する他の継手で 構成することができた。このような設計は、図13〜図14、図24〜図25お よび図28〜図29による実施例と関連して以下でさらに詳細に検討する。 第1加力構成17および第2加力構成18は、リンク構成5のリンク9、14 を接続構成4に対して旋回させるようになっている。構成17、18はそれぞれ 、要素1 に対して固定接続された静止部分と、静止部分に対して1つの自由度を有し、そ れぞれのリンク・アーム構成23、24を介して要素2に接続された可動部分2 1および22を備える。加力構成17、18は、要素2を互いに異なる方向に起 動して、空中でこれを調節するようになっている。 一方の加力構成、つまり17と指定された方の構成のリンク・アーム構成2は 、少なくとも2本のリンク・アーム26を備え、それは継手27を介して要素2 に、継手29を介して可動部分21に蝶番式に接続される。これらの継手27、 29はそれぞれ、個々のリンク・アーム26を第2要素2および可動部分21に 対して全方向に旋回できるように、つまり少なくとも2つの自由度が存在する、 つまり二重の平行でない旋回軸を中心として旋回できるように設計するとよい。 したがって、この場合、継手はカルダン継手または他の2軸継手で構成される。 また、各継手27、29が要素2または可動部分21に対してさらなる自由度を 有する、つまり問題のリンク・アーム26とほぼ平行な軸を中心に回転すること も、本発明の範囲に含まれる。このような場合、継手は例えばボール・ジョイン トで形成することができる。 リンク・アーム構成23は、例えば第3リンクアーム28を備え、これは継手 29を介してリンク・アーム26に接続される。これに対してリンク・アーム2 8は可動部分21に固定接続されるか、あるいは1つの自由度を有する、つまり 実際には純粋回転する継手30を介して部分21に接続される。 リンク・アーム26は、関連の継手27、29とともに4リンク・システムを 形成する。このシステムは平行四辺形として設計することが好ましい。 可動部分21は要素1に対して1つの自由度しか提供しないので、リンク・ア ーム28は空中でその方向を維持する。したがって、前記リンク・アームおよび リンク・アーム26が要素2とともに形成した平行四辺形の構造は、加力構成2 3が全体として、継手7、15;8、16がリンク9、14のある端に存在する 面に対してほぼ垂直な軸を中心として接続構成4に対して第2要素2が回転しな いようロックする。したがって、リンク・アーム構成23のこの特徴は、FS2 がロック可能であれば、全ての自由度に関して、第2加力構成18が提供しなけ ればならない自由度を除き、要素2が空中でロックされることである。 残された唯一の自由度は、リンク・アーム構成24が1本のリンク・アーム3 1を 備える場合はロックすることができ、これは継手32を介して可動部分22およ び第2要素2に接続される。この継手は、リンク・アーム31が可動部分22お よび要素2に対して全方向に旋回可能になるよう設計するとよい。また、継手3 2は、リンク・アーム31に平行な軸を中心として可動部分22および要素2に 対して回転するという形式で、さらに1つの自由度を許容することができる。後 者の場合、3つの自由度がある。したがって、継手32はカルダン継手、二重の 平行でない軸を中心として旋回できる他の継手、ユニバーサル・ジョイント、ボ ール・ジョイントなどで構成することができる。1本のリンク・アーム31で構 成するというリンク・アーム構成24の設計の代替法は、リンク・アーム構成2 3と同様に設計することである。これは、全ての自由度のロックを達成するため のものとは限らず、二重のリンク・アームで達成される特別な安定性のため、特 定の場合に望ましいことがある。 これ以降、一度に1つの自由度を許容する継手を、斜視図では長円(継手30 参照)、2つ以上の自由度がある継手を円で示すことが指摘される。 動力行使部材19および/または20は、例えば回転手段で形成され、その固 定子は静止部分を形成して、回転子がそれぞれ可動部分21および22を形成す るか、それに含まれる。例では、可動部分21、22は1つの自由度で旋回可能 なアームの特徴を有する。しかし、可動部分21および22はそれぞれ、1つの 自由度に関する限り、例えば並進で移動可能であることが指摘される。このよう な並進移動可能な部分21、22は、同様の方法で、先端によってそれぞれリン ク・アーム構成23および24に接続される。 第3加力構成33は、第2リンク10、11を要素1に対して旋回させるよう になっている。構成33は、第1要素に固定接続された静止部分と一方のリンク 、つまり10と指定されたリンクに接続された可動部分とを有する動力行使部材 を備える。動力行使部材33は回転手段で形成することが適切で、その固定子は 静止部分を形成し、回転子はリンク10に固定接続される。 ここまでに記載し、図1に基づくロボットに関する限り、力部材33によって リンク10、11を旋回させると、接続構成4が方向を維持しながら空中で平行 に移動し、リンク構成5の中間部によって要素2についてもこれに対応する。 しかし、ロボットは、要素2がその方向を変更する、つまり傾斜することがで きる デザインを備え、これは特にリンク構成6の形状の変化の結果である。そのため 、第1要素1は2つの部品1aおよび1bによって形成され、これはリンク10 の蝶番軸12と一致する軸を中心に互いに対して蝶番式に接続される。第4加力 構成34は、第1部品1Aに対して第2部品1Bを旋回させるようになっている 。この第2部品1Bは、2本の他のリンク10、11に蝶番式に接続されるよう 、4リンク・システムFS2のリンクを形成する。構成34は、要素部品1Aに 固定接続された静止部分と、部品1Bに固定接続される可動部分とを有する動力 行使部材を備える。特に、動力部材34は回転手段によって形成され、固定子は 部品1Aに接続され、回転子は部品1Bに接続される。 力部材33を固定すると、リンク10は空中の同じ位置をとる。力部材34を 駆動すると、部品/リンク1Bは空中で旋回し、リンク10に対しても旋回する 。これによって、接続構成4、したがって要素2も図3および図4で示すように 傾斜するよう、平行四辺形FS2を変形させる。このような傾斜は、要素2に設 けた作業部材にさらなる自由度を設ける。力部材34を固定すると、リンク/部 品1Bは、常に部品1Aに対して同じ位置をとる。つまり要素2は傾斜しないが 、リンク10が旋回する代わりに、要素2を空中で移動させながら一定の方向を 維持する。 図2から、要素2は、加力構成17、18によってリンク9、14を旋回させ ることによって、面XYで移動することができる。リンク10、11を旋回させ ることにより、要素2はXZ面で変位することができる。しかし、平行四辺形F S2がXZ面に対して多少斜めに作業することは、じゅうぶん本発明の範囲内で あることが指摘される。図8には、この点に関して極端な実施例が図示され、つ まり平行四辺形FS2がXY面で作業する。ここではXY面で非常に良好な自由 度が達成されるが、実施例は一般的な意味でさらに関心を引くために、XZ面で さらなる自由度を実現しなければならない。XY面とXZ面の間の面で作業する よう、FS2のあらゆる種類の方向が可能である。 図2によるロボットを、図5では平面図、つまり上から示す。輪郭は、図6で さらに詳しく図示される。図から分かるように、輪郭は側部が長い直線で、これ は複数のロボットを密集させることが望ましい場合、別のロボットの対応する側 部に向かって配置することによって利用することができる。例えば、図6に対し て鏡面逆転したロ ボットの変形を使用して、図7に示すような最も密集した状態に4台のロボット を詰め込むことができる。 図1ないし図4のロボットと基本的特徴が対応するロボットの変形を図9ない し図11に示す。違いは、概して図9ないし図11で示し図3に関して検討した 実施例の面P1とP2との間の角度が0°であることである。また、前記2つの 面は後者の実施例で一致するか、場合によってはその間の距離が小さくなり、他 方の実施例では、リンク構成5aと6aの間に距離をとることが望ましい場合、 この距離がはるかに大きくなることがある。その他では、第1要素1aが図9で はT字形のベース部材として図示されている。 図1ないし図11に関して述べてきた本発明による装置は、作業区域を調節で きるよう極端に大きい融通性を有する。角度αが必要に応じて変更できることは 既に述ベた。図17では、角度ε、つまり4リンク・システムFS2の方向が必 要に応じて変更できることも示され、実際にはこれは0から360°まで変更で きる。図10では角度β、つまりリンク9の継手7を相互接続する第1線とリン ク9の継手7を隣接する継手7と相互接続する第2線の間の角度が図示されてい る。この角度βは、0〜360°で任意であるが、角度が0°、180°および 360°にならないよう留保する。図10では、角度χ、つまりP2(図3と比 較)と例で生じる2つの4リンク・システムFS1の一部に含まれる上部継手を 相互接続する線との間の角度も図示されている。また、図9には角度δが図示さ れ、前記角度はFS2の回転面とリンク9、14が存在する上記継手7、15の 面との間の角度となるものである。これらの角度α、β、χ、δ、εは全て、ロ ボットの目標とする移動区域および望ましい性能を特定の方向で達成するため、 変形することができる。 さらに、FS2および可動部分21が旋回する面を、図1〜図4および図9〜 図11で意図したような平行ではなく、互いに対して角度を形成するよう配置す ることにより、ロボットの構造をさらに適合させられることに注意されたい。こ れらの2つの面を図5でP3およびP4とする。図6で点線で示したような事例 では、ロボットの縁辺が平面ではなく角度がつくよう、これらの面は互いに対し て角度をつけることができる。さらに、ロボットのアーム長が環境に従って異な り、変化できることが指摘される。 図12では、リンク10bを旋回させることによって、力部材33bがリンク 構成6bの形状を変化させるようになっていることが図示されている。モータの 形態の駆動部材36が第1要素1b上に配置されて、リンク10bに平行に配置 したアーム37を駆動して旋回させ、これはリンク構成6bの旋回面にほぼ平行 な面であることが適切である。アーム37は継手38を介してリンク・アーム3 9に接続され、これは継手40を介し、リンク・アーム41を介して被動部材4 2Aに接続される。被動部材42Aは、リンク・アーム41によって回転動作に 入るようになっている。被動部材42Aは、第2要素2b上の作業部材3bを回 転するように配置することが適切である。このため、被動部材42Aは、アング ル歯車などの適切な歯車に含めることができ、さらなる部材42Bとともに作業 部材3Bに結合される。部材42Aおよび42Bは、歯車で形成されることが適 切である。 休止位置では、アーム37はリンク構成6bのリンク10bと平行であり、前 記休止位置のリンク・アーム39はリンク構成5bの第1および第3リンクに平 行である。アーム37およびリンク・アーム39がこれらの休止位置に位置する 場合、リンク構成5bおよび6bのリンクを旋回すると、これは作業部材3bに 回転動作を与えずに、受動的に従動する。モータ36がアーム37を旋回させる まで、回転動作は発生せず、アーム37、39は個々のリンク構成のリンクとの 平行から変位する。 継手38、40は、全方向に旋回できるようにしなければならない。つまり少 なくとも2つの自由度がなければならない。 図13および図14による実施例は、リンク構成5cの設計およびリンク・ア ーム構成17cに関する限り、先行の実施例とは異なる。この実施例では、リン ク構成5cのリンク9c、14cは、関連の継手43、44、15c、16cと ともに、接続構成4cと要素2cとの間に接続部を形成し、前記接続部の少なく とも1つは回転剛性を有する、つまり接続部のリンクに平行な軸を中心にトルク を伝達できる。実際には、図13および図14による実施例にはこのような接続 部が3つある。その1つが記載の方法でトルクを伝達する場合は、要素2cも、 接続部に含まれるリンクに平行な軸を中心に回転しないようロックされる。つま り、以下でさらに詳しく述べるように、加力構成17cは、図2および図9によ る実施例のように回転しないよう第2要素2をロックする必要がないように、単 純化することができる。 特に、2本の第1リンク9cは接続部品43によって相互接続され、これはそ れぞれ1つおよび2つ以上の自由度で接続構成4cおよび要素2cに回転可能な 状態で接続される。2本の第1リンク9cは、1つおよび2つ以上の自由度で、 接続構成4cおよび要素2cに対する接続部品43の回転軸に対してほぼ垂直方 向で回転軸を形成する蝶番44を介して、接続部品43に接続される。2本のリ ンク9cは、接続部品4の回転軸を中心に、継手44によって接続部品43に接 続され、したがって接続構成4cおよび要素2cに対する接続部品43の回転は 、強制的にリンク・アーム9cをこの回転に関与させる。図14との比較で明白 なように、リンクcは、接続部品43の回転軸を通して延在する面に平行に、自 由に回転できることが分かる。第3リンク14cの設計は、これに関しては重要 ではない。継手15cおよび16cはそれぞれ、図1ないし図4による実施例に 関して検討したように、2つまたは3つの自由度がある限り、接続構成4cおよ び要素2cに対する関係は任意である。 接続部品43と、部品に対する回転を防止するような前記部品上のリンク9c の構成は、図1〜図4による実施例のリンク構成5の場合の自由度より自由度を 追加するよう、リンク構成5cが要素2cを固定することである。つまり、図1 3および図14のリンク・アーム構成23cは、先行の実施例に使用するより複 雑な平行四辺形の形状のかわりに、単純なリンク・アーム45として設計できる 。つまり、リンク構成5cおよび/または要素2cを起動でき、したがって接続 構成4cに対する2次元の望ましい旋回が達成できるよう、2つの加力構成17 cおよび18cしか設計しなくてもよい。 図28には、図14および図14による実施例をいかに設計できるかが、さら に詳しく図示されている。特に、接続部品43はほぼ平行な軸74を中心に、接 続構成4cおよび第2要素2cに対して回転可能な方法で支持される。リンク9 cは、接続構成4cおよび第2要素2cに対する接続部品43の回転軸74に対 してほぼ垂直方向の軸76を中心に、継手75を介して接続部品43に旋回可能 な方法で接続される。したがって、リンク9cは両方の軸74を通る面に対して 平行な面で、接続部品43に対して旋回することができる。これに対して、継手 75は、リンク9cがリンク9cに平行な軸を中心に接続部品43に対して回転 しないよう設計される。したがって、このような軸を中心とする相対的な回転を 防止する接続部が、接続構成4cと要素2 cの間に存在する。 図28に関して、接続構成4cと要素2cとの間の想定的回転を防止する上記 で検討した接続部を達成するために、問題のリンク9cに平行な軸を中心にした 相対的回転を防止する接続部を形成する継手75を介して、リンク9cの一方の みを2つの接続部品43に接続すれば十分であることが指摘される。したがって 、他方のリンク9cは、継手を介して接続部品43に接続し、さらに最後に言及 したリンクに平行な軸を中心にした回転を許容することができる。しかし、両方 のリンク9cを、相対的回転を防止する方法で接続部品43と調整した場合、よ り安定した実施例が獲得される。 この点に関して、リンク構成5nに関する限り代替例を示す図29を参照する 。この場合、4リンクが接続構成4nと第2要素2nとの間に図示され、そのリ ンクのうち2本は第1リンク9nで構成され、2本は第3リンク14nで形成さ れると考えられる。リンク9n、14nの継手7n、8n、15nおよび16n は、ここでは全て同様の実施例である。特に継手は、全方向で接続構成4nおよ び要素2nの両方に対する個々のリンクの旋回性を提供する。これは、間に角度 を形成する2本の軸77、78を中心に旋回する自由を有する前記継手によって 達成される。個々の継手は、カルダン継手などの特徴を有することができる。こ のようなタイプの継手は、問題のリンクに、接続構成4nおよび要素2nに対し て平行な軸を中心とする回転の自由を与えない。したがって、問題のリンクが相 対的回転を防止する実施例である場合、接続構成4nと要素2nとの相対的回転 を防止する接続部が形成される。図29の右側に最もよく図示されているリンク 9nは、相対的回転を防止するこのような実施例を表す。リンクとそれに伴う継 手で構成される接続部の少なくとも1つがこのように設計されると、加力構成1 7cおよび18cは、図13および図14に図示したものと同様、比較的単純に 設計することができ、したがって要素2を空中に配置するだけで、このような場 合には、接続構成4nと要素2nとの間の相対的回転を可能にする自由度をなく すために、加力構成17c、18cを設計する必要がない。 しかし、図29は3本の他のリンクがリンクの端部に存在する継手の間に回転 接続部79を備える例も図示し、前記回転接続部79は、リンクにほぼ平行な回 転軸を中心に、回転接続部の両側にあるリンク部品を互いに対して回転させるこ とができる。特に、これらの回転接続部79は、リンクに沿って圧縮力および牽 引力を伝達できる よう設計するとよい。したがって、意図される唯一の運動の相対的自由度は、リ ンクに平行な軸を中心とする純粋な回転である。全てのリンクが、このような回 転接続部79、または他の何らかの方法によって形成された回転の可能性を有す る場合、リンクに平行な軸を中心に、接続構成4nと要素2nとの間の回転も可 能性がある。リンクの1つで回転接続部79を除去するだけで、このような回転 をしないようロックするのに十分である。回転接続部79は、言うまでもなく既 に検討した方法で、問題のリンクの少なくとも一方端で、回転に存在する第3の 自由度を与えられた継手と、例えばボール・ジョイントとして設計された継手と 、交換することができる。 図15では、2つの4リンク・システムFS1およびFS2が、接続構成4d によるある角度、例えば直角の関係に適した伝達構成とともに図示されている。 図15に図示した伝達構成は、第1要素1上の駆動部材46から、第2要素2上 の被動部材、例えば作業部材3に力を伝達するものである。伝達構成は、平行四 辺形の第1および第2の4リンク・システムFS1およびFS2のリンクにほぼ 平行に延びる軸47を含み、前記軸47は、短軸49に結合されたカルダン継手 48によって、駆動モータ46、作業部材3および例ではアングル歯車50に含 まれる歯車に接続される。これらの歯車は、接続構成4上に回転可能な状態で支 持される。したがって、回転操作はモータ46から作業部材3に伝達することが できる。図9〜図11による実施例に伝達構成を使用する場合、アングル歯車5 0は避けることができ、代わりに47とした軸に近い軸をカルダン継手によって 接続構成4aの近傍で直接結合し合わせることができる。このような場合、カル ダン継手を介して軸47に結合される中間軸部片は、図15で47とした軸に対 応する軸の間に存在することができ、軸部片の目的は、接続構成4aによって、 リンク構成5aと6aの互いからの間隔を架橋することである。 図16は、図1〜図4に関して述べたのとほぼ同様のロボットの変形を示す。 この点で明瞭な違いは、作業部材3dの担持構成51が第2要素2dに蝶番式に 接続されることである。担持構成51の旋回軸を、図16では52とする。第5 加力構成53が、軸52を中心に担持構成51を旋回させる働きをする。この構 成53は、第1要素1d上に配置された力行使部材54を備える。この力部材5 4は、要素1dに固定接続された静止部分と、1本以上のリンク・アームを備え るリンク・アーム構成56によって担持構成51を起動して回転させるようにな っている可動部分55とを備 える。 図17は、ロボットの変形を側面図で示す。その目的は、リンク構成によって 形成された4リンク・システムFS1およびFS2が、実行すべき作業に合わせ て調節するために、接続構成4eを介して所望の相対的位置で互いに接続できる ことである。 図18は、4リンク・システムFS1およびFS2がリンク構成によって形成 された、本発明によるロボットの側面図を示す。図から分かるように、この実施 例は、図1〜図4による実施例に関して述べたように、要素2fの傾斜を利用し 、これによって作業部材3fは目的物、たとえばカバー・シート57を格納箱か ら取り上げ、そのシートをコンベヤ59上で移動中の容器58に貼付することが できる。この場合、作業部材3fは吸引把持手段の特徴を有し、これは力行使部 材およびリンク・アーム・システムを備える加力構成60によって、軸61を中 心に要素2fに対して回転することができる。この回転動作により、容器58に 対する作業部材3fの方向を調節することができる。 図19は、相互配位が多少異なるロボットの応用例、および4リンク・システ ムFS1およびFS2を形成するリンク構成のデザインを示す。ここでも要素2 gの傾斜を利用し、この場合は容器63の蓋63の適用を単純化する。図18に よる実施例の場合と同様、ここでも軸61gを中心に要素2gに対して作業部材 3gを回転する措置をとる。 図20は、図19と同様の実施例を示し、図15と同様の伝達構成が追加され ているが、ここでは4リンク・システムFS1およびFS2を形成するリンク構 成間の角度関係が多少ことなり、その結果、ここではアングル歯車50hが多少 変形されている。 図21は、図20と同様の応用例を示すが、デザインは図15の方に近い。 図22は、作業部材31の回転動作を得るためにリンク・アーム・システム6 4を使用できることを示し、作業部材は要素2i上に回転可能な方法で支持され る。作業部材3iは、力部材によって旋回動作がリンク・アーム67に与えられ る結果、回転によって容器66に蓋65をするためのもので、前記旋回動作は、 作業部材に回転動作を与えるために、リンク・アーム構成に含まれるさらなるリ ンク・アームを介して、最終的に作業部材3iに伝達される。 図23は、加力構成の力行使部材54jが、図16による実施例と同様に、リ ンク・アーム・システム54jを介して担持構成51jが要素2jに対して旋回 (傾斜)できるようにすることを示す。既に述べた種類の加力構成18jは実線 で図示されている。しかし、点線では、図示されていないリンク・アーム構成お よび力構成部材を備える加力構成67が図示され、これはさらなる担持構成また は作業部材によって構成されたさらなる部材68を起動して、既に述べた担持構 成51jに対して移動させる。そのため、担持構成51j上に回転可能な状態で 配置された構成要素68が考案される。 一つの変形によると、構成要素51jと68は把持構成を形成することができ る。また、担持構成51jは、4リンク・システムFS2に対して横方向に作業 部材の担持構成を傾斜するために、単に使用することができる。力行使部材34 (図2参照)を、要素2の傾斜のために同時に使用すると、6つの自由度を有す るロボットが得られる。 図24および図25は、接続構成4kと第2要素2kの間にリンク構成6kを 設けた変形を示す。接続構成4kと第1要素1kの間に第1リンク構成5kを設 ける。第2要素2kは作業部材3kを担持するためのものである。 第1および第2加力構成17k、18kは、リンク構成5kの第1および第3 リンク9kおよび14kを要素1kに対して旋回させるようになっている。 第1および第2加力構成17k、18kはそれぞれ、力行使部材19kおよび 18kを備え、これは両方とも、第1部材1kに対して固定接続された静止部分 と可動部分とを有する。可動部分は、第1および第3リンク9k、14kを起動 して、第1要素1kに対して旋回させるようになっている。力部材18kは、接 続部品43kに対する相対的回転を防止するよう、これに接続された可動部分を 有する。この部品43kを要素1kに対して回転させることにより、図24でほ ぼ水平の方向のリンク9k、14kは、垂直面で旋回する。ここから、リンク9 kは、接続部品43kの回転軸を中心に回転しないよう、これに固定するように 、接続部品43kに接続されるようである。他方で、リンク9kは継手44kを 介して接続部品43kに接続され、これによってリンク9kは接続部品43kの 縦軸にほぼ垂直な軸を中心に旋回することができる。したがって、リンク9kは 継手44kによって、接続部品43kに対して水平面で旋回することができる。 これは力部材19kによって生じ、その可動部分21 kはリンク・アーム23kを介してリンク9kの一方に接続される。 リンク9kは、第1要素1kとは反対側の端で、さらなる接続部品43kによ って相互接続される。この接続部品43kとリンク9kとは、部品43kが回転 するとリンクがそれに伴い、反対にリンク9kが旋回すると部品43kが回転す るよう相対的な回転を防止するような方法で接続される。また、リンク9kと接 続部品43kの最外部との間の継手44kは、1つしか自由度がない、つまり接 続部品43kの縦方向にほぼ垂直な軸を中心に回転し、したがってリンク9kは 水平面で旋回することができる。 リンク9kおよび接続部品43kに関する限り、図13〜図14および図28 〜図29を参照しながら検討したのと同じ考慮事項が、ここでも有効であること が指摘される。 第3加力構成33kは、第2リンク10k、11kを接続構成4kに対して旋 回させるようになっている。第3加力構成33kは、要素1kに固定接続される 静止部分と、リンク・アーム構成69を介してリンク構成6kのリンクの一方、 つまり10kとされるリンクを起動するようになっている可動部分とを備える。 このリンク10kは、接続構成4kに対して旋回可能な状態で支持される。この 例では、軸として設計された部品43kを中心に旋回可能な状態でジャーナル接 続されたリンク10kによって、旋回可能な軸受けが実現されたことが図示され ている。接続構成4kも、接続部品43kを中心に自由に旋回可能な状態で支持 される。 構成33kは、要素1kに固定された静止部分と、アームという特徴を有して 、リンク・アーム構成69に含まれる少なくとも1本のリンク、リンク10kを 介して旋回起動するようになっている可動部分70とを伴う力行使部材を備え、 旋回起動がリンク構成6kの形状を変化させて、要素2kを変位させる。 4リンク・システム6kのリンクは、リンク9kおよび接続軸43kと同様の 平行四辺形を形成する1リンク・アーム69がリンク9kの一方とともに平行四 辺形を形成するのは適切ではあるが、必要ではなく、リンク9kの一方と第3リ ンク14kにも同様のことが当てはまる。 第1要素1kは、2つの部品で形成され、これは互いに対して蝶番で接続され る。特に第4加力構成34kは、第1部品1kAに対して第2部品1kBを旋回 させるよ うになっている。第2部品1kBは、第3リンク14kを介して接続構成4kに 接続される。構成44kは、部品1kAに固定接続された静止部分と、静止部分 に対して1つの自由度を有する可動部分とを有する力構成部材を備える。部品1 kBは、力部材34kによって規定された軸を中心に旋回可能なリンクの特徴を 有する。力部材34kでリンク1kBを旋回させることにより、接続構成4kは 第3リンク14kを介して接続部品43kを中心に旋回することができ、これに よって要素2kが空中で傾斜する。しかし、リンク14kがリンク9kとともに 平行四辺形を形成するよう、リンク1kBを力部材34kによって静止状態に保 持すると、リンク70の旋回で平行四辺形6kの形状が変化しながら、要素2k は一定方向に維持される。 リンク1kBの旋回軸は、接続軸43kと同心円にすることができ、つまりリ ンク1kBが基本位置を離れて旋回する場合も、リンク14kがリンク9kの一方 とともに平行四辺形を形成し、したがって力構成部材18kおよび19kによっ てリンク9kおよび14kが3次元で旋回しても、要素2kの空中での方向が維 持されることが指摘される。 その他については、非理想平行四辺形伝達のソフトウェア補正の助けで、10 kおよび4kの旋回軸は互いから分離することができ、部品43kの回転軸から も分離し、これと平行にならないこともできることが指摘される。。 図24および図25による実施例では、力行使部材33kを操作しても接続部 品43kがいっさい起動しないよう、接続部品43kが力行使部材33kおよび リンク70を自由に通過できなければならないことが指摘される。 最後に、図26および図27は、接続構成4mと第2要素2mとの間に延在す るリンク9mおよび14mの形態の第1リンク構成5mを示す。ここでは、リン ク9mと14mの接合部は直角の関係ではなく、上から見ると鋭角三角形のよう であることが分かる。第2リンク構成6は、図26および図27には図示されて いないが、言うまでもなく、ここにも含まれるものとする。加力構成18mは、 既に述べた構成と同じである。したがって、それ以上のコメントはない。違いは 、第4の4リンク・システムFS4のリンク21mに固定接続された可動部分を 有する第1加力構成17mの力部材19mにあり、最外部リンク71は第1部材 1mから離れた方向に面してリンク・アーム構成23mへの接続部を形成し、こ れは平行四辺形として設計された2本 のリンク・アーム26mで構成された図1〜図4の実施例と同様である。さらな る加力構成72は、リンク73を旋回するよう配置された力行使部材72を備え 、これは、図27に示したような方法で4リンク・システムFS4、関連のリン ク・アーム構成、23m、およびそれによってリンク構成5mも斜行させるため に、第1要素1mに対して第4リンク・システムFS4の最外部リンク71の反 対側にある。 図26および図27の助けで述べたゆがめる技術は、問題の作業部材を作業に 合わせて調節するために、より小さい回転動作が必要とされる場合にも適用され る。図26および図27のFS4はXY面で作動することが指摘される。FS4 は、例えばFS4がリンク・アーム26mのある面にほぼ平行になるよう、代わ りに傾斜することができる。 記載された全実施例に共通するのは、第2要素2またはそれに結合された部材 が直接的または間接的に所望の通路を移動するため、適切な制御ユニット、特に コンピュータの形態の制御ユニットが、種々のロボット実施例の力行使部材を制 御するようになっていることである。 可能な変形 本発明は上記で検討した実施例に限定されないことは明白である。したがって、 実施例の詳細な適用は、請求項1に記載の本発明の概念から逸脱することなく、 環境に応じて実行することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,CZ,DE,DE,DK,D K,EE,ES,FI,FI,GB,GE,HU,IL ,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC, LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,M K,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO ,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SK,TJ, TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.第1リンク構成(5)と移動構成(6)の間に接続部を形成する構成(4) を備える2つの要素(1、2)を相対的に移動させる装置で、移動構成は、接続 構成(4)と一方の要素(1、2)との間に設けられ、第1リンク構成(5)は 接続構成(4)と他方の要素(2、1)との間に設けられ、第1リンク構成(5 )は、継手(7、8;43、44)を介して接続構成(4)および関連要素(2 ;1)に接続されて全方向に回転可能であり、前記第1リンクは、接続構成(4 )と関連要素(1、2)とともに少なくとも1つの4リンク・システム(FS1 )を形成し、移動構成(6)は接続構成(4)と関連要素とを相対的に移動でき るようにし、加力構成(19、20、33)が、要素(1、2)間の相対的位置 を変更するようリンク構成(5)および移動構成(6)を起動する装置であって 、第1リンク構成(5)が、継手(15、16)を介して接続構成(4)および 関連要素(2、1)に接続された少なくとも1つの第3リンク構成(14)を備 えて全方向に旋回可能になり、第1および第3リンク(9、14)の継手が三角 形の形状に配置されることを特徴とする装置。 2.第3リンク(14)とそれぞれの第1リンク(9)と接続構成(4)と関連 要素(1、2)とが第3−4リンク・システム(FS3)を形成することを特徴 とする、請求項1に記載の装置。 3.第1リンク構成(5)の第1リンク(9)がほぼ同じ長さであることを特徴 とする、請求項1ないし2のいずれか1項に記載の装置。 4.第1リンク構成(5)の第1リンク(9)がほぼ平行であることを特徴とす る、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の装置。 5.移動構成(6)が、接続構成(4)と関連要素(1、2)とを相対的に移動 できるようにしながら、傾斜に関する限り、その間にほぼ一定の関係を維持する ことを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の装置。 6.移動構成(6)が、接続構成(4)および関連要素(1、2)に対して旋回 可能な少なくとも1本の第2リンク(10)を備える第2リンク構成によって形 成されることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の装置。 7.第2リンク構成(6)が少なくとも2本の第2リンク(10、11)を備え 、こ れが接続構成(4)および関連要素(1、2)とともに第2−4リンク・システ ム(FS2)を形成することを特徴とする、請求項6に記載の装置。 8.第2リンク構成(6)の第2リンクがほぼ同じ長さであることを特徴とする 、請求項7に記載の装置。 9.第2リンク構成(6)の第2リンク(10、11)がほぼ平行であることを 特徴とする、請求項7または8のいずれか1項に記載の装置。 10.第1および第3リンク(9、14)がほぼ同じ長さであることを特徴とす る、請求項1ないし9のいずれか1項に記載の装置。 11.第1リンク(9)と第3リンク(14)がほぼ平行であることを特徴とす る、請求項1ないし10のいずれか1項に記載の装置。 12.第1リンク構成(5)のリンク(9、14;79)が、関連継手(7、8 、15、16)と共に接続部を形成し、継手(7、15;8、16)がリンク( 9、14)の端部に存在する面に対してほぼ垂直の軸を中心に、接続構成(4) と関連要素(2、1)とを相対的に回転させることができることを特徴とする、 請求項1ないし11のいずれか1項に記載の装置。 13.第1リンク構成(5)の継手(9、14)が、関連継手(7、8、15、 16、43、44)とともに、接続構成(4)と関連要素(1、2)との間に接 続部を形成し、前記接続部の少なくとも1つが回転に対して固定される、つまり 接続部に平行な軸を中心としたトルクを伝達できることを特徴とする、請求項1 ないし11のいずれか1項に記載の装置。 14.第2リンク構成(6)が接続構成(4)と第1要素(1)との間に設けら れ、第1リンク構成(5)が接続構成(4)と第2要素(2)との間に設けられ て、第2要素(2)が作業部材(4)を担持するためのものであることを特徴と する、請求項1ないし13のいずれか1項に記載の装置。 15.第1および第2加力構成(17、18)が、第1リンク構成(5)の第1 および第3リンク(9、14)を接続構成(4)に対して旋回させるようになっ ていることを特徴とする、請求項14に記載の装置。 16.第1および第2加力構成(17、18)がそれぞれ、第1要素(1)に対 して静止する部分と可動部分(21、22)とを有する力構成部材(19、20 )を備え、 可動部分は静止部分に対して1つの自由度を有し、リンク・アーム構成(23、 24)を介して第2要素(2)に接続されて、第1および第2加力構成が、第2 要素を互いに異なる方向に起動するようになっていることを特徴とする、請求項 15に記載の装置。 17.第1加力構成(17)のリンク・アーム構成(23)が少なくとも2本の リンク・アーム(26)を備え、これが、個々のリンク・アーム(26)に第2 要素(2)および可動部分(21)に対する全方向の旋回性を与える継手(27 、29)を介して第2要素(2)および可動部分(21)に蝶番式に接続される ことを特徴とする、請求項16に記載の装置。 18.第2加力構成(18)のリンク・アーム構成(24)が、リンク・アーム 構成に可動部分(22)および第2要素(2)に対する全方向の旋回性を与える 継手(32)を備えることを特徴とする、請求項17に記載の装置。 19.リンク・アーム構成(24)の継手(32)が、リンク・アーム構成(2 4)を可動部分(22)および/または第2要素(2)に対して回転できるよう にするようになっていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。 20.第1加力構成の少なくとも1つの力行使部材(19、20)が回転手段に よって形成され、その固定子が静止部分を形成し、その回転子が可動部分(21 、22)を形成するか、それに含まれることを特徴とする、請求項16ないし1 9のいずれか1項に記載の装置。 21.第3加力構成(33)が、第2リンク構成の第2リンク(10、11)を 第1要素(1)に対して旋回させるようになっていることを特徴とする、請求項 14ないし20のいずれか1項に記載の装置。 22.第1要素(1)が2つの部品(1A、1B)で形成され、これが互いに蝶 番式に接続され、第4加力構成が第1部品(1A)に対して第2部品(1B)を 旋回させるようになっていて、第2部品(1B)は、2本の第2リンク(10、 11)に蝶番式に接続されるので、第2−4リンク・システム(FS2)のリン クを形成することを特徴とする、請求項9ないし15のいずれか1項に記載の装 置。 23.2本の第1リンク(9c)が、接続部品(43)によって相互接続され、 接続部品は1つの自由度で接続構成(4c)および第2要素(2c)にそれぞれ 回転可能 な状態で接続され、2本の第1リンクが1つの自由度で、それぞれ接続構成およ び第2要素に対して部品を回転する軸に対してほぼ垂直方向の旋回軸を形成する 継手(44)によって、接続部品に旋回可能な状態で接続され、2本の第1リン ク(9c)は、回転軸を中心に接続部品(43)に対して相対的に回転しないよ う固定され、これによって第1リンク(9c)と接続部品(43)と継手(44 )が接続部を形成し、これは接続構成(4c)と第2要素(2c)との間でリン ク(9c)に平行な軸を中心に回転しないよう固定されることを特徴とする、請 求項13ないし22のいずれか1項に記載の装置。 24.第2リンク構成(6k)が接続構成(4k)と第2要素(2k)との間に 設けられ、第1リンク構成(5k)が接続構成(4k)と第1要素(1k)との 間に設けられて、第2要素が作業部材を担持するようになっていることを特徴と する、請求項9ないし13のいずれか1項に記載の装置。 25.第1および第2加力構成(17k、18k)が、第1リンク構成(6k) の第1および第3リンク(9k、14k)を第1部品(1k)に対して旋回させ るようになっていることを特徴とする、請求項24に記載の装置。 26.第1および第2加力構成(17k、18k)がそれぞれ、第1要素(1k )に対して静止した部分と可動部分(21k)とを有する力行使部材(18k、 19k)を備え、前記可動部分が、第1および第3リンク(9k、14k)を起 動して第1要素(1k)に対して旋回させるようになっていることを特徴とする 、請求項25に記載の装置。 27.2本の第1リンク(9k)が、接続部品(43k)によって相互接続され 、接続部品は1つの自由度で接続構成(4k)および第1要素(1k)にそれぞ れ回転可能な状態で接続され、2本の第1リンク(9k)が1つの自由度で、そ れぞれ接続構成(4k)および第1要素(1k)に対して部品を回転する軸に対 してほぼ垂直方向の旋回軸を形成する継手(44k)によって、接続部品に旋回 可能な状態で接続され、2本の第1リンクは、回転軸を中心に接続部品(43k )に対して相対的に回転することが防止され、これによって第1リンク(9k) と接続部品(43k)と継手(44k)が接続部を形成し、これは接続構成(4 k)と第1要素(1k)との間でリンク(9k)に平行な軸を中心に回転しない よう固定されることを特徴とする、請求項 13ないし26のいずれか1項に記載の装置。 28.第3加力構成(33k)が、第2リンク構成(6k)の第2リンク(10 k、11k)を接続構成(4k)に対して相対的に旋回させるようになっている ことを特徴とする、請求項24ないし27のいずれか1項に記載の装置。 29.第3加力構成(33k)が、第1要素に接続された静止部分と、リンク・ アーム構成(69)を介して第2リンクの一方(10k)を起動するよう配置さ れた可動部分とを備えることを特徴とする、請求項28に記載の装置。 30.第1要素(1k)が2つの部品(1kA、1kB)で形成され、これが互 いに蝶番式に接続され、第4加力構成(34k)が、第1部品(1kA)に対し て第2部品(1kB)を旋回させるようになっていて、第2部品が第3リンク( 14k)を介して接続構成(4k)に接続されることを特徴とする、請求項24 ないし29のいずれか1項に記載の装置。 31.第1要素(1)の駆動部材(46)から第2要素上の被動部材(3)へ力 を伝達する伝達構成が、平行四辺形の第1および第2−4リンク・システムのリ ンクにほぼ平行に延在する軸(47、49)を備え、前記軸がカルダン継手(4 8a)および(48b)およびアングル歯車(50)の一方または両方によって 接続されることを特徴とする、請求項1ないし30のいずれか1項に記載の装置 。 32.第1要素(1b)の駆動部材(36)から第2要素(2b)上の被動部材 (42A)へ力を伝達する伝達構成が、駆動部材によって旋回動作に入れるアー ム(37)を備え、リンク・アーム構成(38〜41)がこのアームと被動部材 (42A)の間に設けられて、被動部材(42A)を回転させるようになってい ることを特徴とする、請求項1ないし30のいずれか1項に記載の装置。 33.被動部材(42A)が、第2要素(2b)上の作業部材(3b)を回転さ せるようになっていることを特徴とする、請求項32に記載の装置。 34.休止位置にある伝達構成のアーム(37)が、第2リンク構成(6b)の 第2リンクに平行で、リンク・アーム構成に含まれるリンク・アーム(39)が 、前記休止位置で、第1リンク構成(5b)の第1および第3リンクに平行であ ることを特徴とする、請求項32に記載の装置。 35.作業部材(3d)の担持構成(51)が第2要素(2d)に蝶番式に接続 され、 担持構成が、力構成部材(54)を備えた少なくとも1つの第5加力構成(53 )によって第2要素に対して回転でき、力構成部材が第1要素(1d)上に配置 されて、少なくとも1本のリンク・アーム(56)を介して担持構成を起動する ことを特徴とする、請求項1ないし34のいずれか1項に記載の装置。 36.作業部材(68)が、少なくとも1つの第6加力構成によって担持部材( 51j)上に可動状態で配置され、加力構成が力行使部材をそなえ、第1要素( 1j)上に配置されて作業部材(68)を起動し、少なくとも1本のリンク・ア ーム(67)を介して担持構成(51j)に対して移動させることを特徴とする 、請求項35に記載の装置。 37.第1加力構成(17m)の力部材(19m)が、第4−4リンク・システ ム(FS4)のリンク(21m)に固定接続された可動部分を有し、その先端リ ンク(71)が第1要素とは離れた方向に向いて、リンク・アーム構成(23) への接続部を形成することを特徴とする、請求項17に記載の装置。 38.少なくとも1つの第7加力構成(72)が、リンク(73)を旋回するよ うになっている力行使部材を備え、リンクは、第4−4リンク・システム(FS 4)、関連リンク・アーム構成(23m)および第1リンク構成(5m)をゆが めるように、第1要素(1m)に対して第4−4リンク・システム(FS4)の 先端リンクの反対にあることを特徴とする、請求項37に記載の装置。 39.先端に配置された継手の間にある第1および第2リンク(9n、14n) が、回転接続部(79)を備えて、回転接続部の両側にあるリンク部品がリンク にほぼ平行な回転軸を中心に回転できるようにすることを特徴とする、請求項1 2に記載の装置。 40.産業用ロボットで形成され、その第2要素(2)が少なくとも1つの作業 部材(3)を直接的または間接的に担持するものであることを特徴とする、請求 項1ないし39のいずれか1項に記載の装置。
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