JP2000506273A - ポリマー組成物またはプレポリマー組成物の量を測定する方法 - Google Patents

ポリマー組成物またはプレポリマー組成物の量を測定する方法

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Abstract

(57)【要約】 所与の体積中のポリマー組成物またはプレポリマー組成物の量を測定する方法であって、前記ポリマー組成物またはプレポリマー組成物と、強磁性、フェリ強磁性、導電性またはその組み合わせである被膜が提供された非強磁性コアまたは非フェリ磁性コアを含む複数の微粒子とを配合して、前記微粒子が前記組成物全体に実質的に一様に分散した混合物を形成することを含む。この微粒子は、所与の体積中の前記組成物の量と相関関係がある検出可能な電磁特性を有する。次に、微粒子の前記電磁特性を測定して、所与の体積中の前記組成物の前記量を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】 ポリマー組成物またはプレポリマー組成物の量を測定する方法 背景技術 発明の背景 本発明は、所与の体積中に含まれるポリマー組成物またはプレポリマー組成物 の量の測定に関する。 ポリマー組成物(たとえば、構造用接着剤などの接着剤)の製造方法は、これ らの組成物を形成する精確な量のプレポリマー成分を添加または配合することが 必要な場合が多く、特にこれらの成分が一緒に反応して組成物を形成する場合に 必要である。これらの成分を計量分配する装置は、周期的および/または系統的 に誤動作する可能性があり、その結果、不正確に成分が混合されることになる。 このような誤動作は、結果として生じる生成物の品質に重大な影響を及ぼす可能 性がある。 材料が組込まれた物品の所与の体積中に含まれるポリマー材料またはプレポリ マー材料の量を測定できることも望ましい。たとえば、2種の基材を結合する構 造用接着剤の場合、接着剤接合点全体の接着剤の厚さを測定して厚さが均一であ るか決定することが望ましい。不均一な場合、接合部の性能に影響を及ぼし、状 況によっては、性能が下回ることがある。 発明の開示 発明の概略 一般に、本発明は、ポリマー組成物またはプレポリマー組成物と強磁性、フェ リ磁性、または導電性である被膜が施されている非強 磁性コアまたは非フェリ磁性コアを有する複数の微粒子とを配合し、この微粒子 が組成物全体に実質的に均一に分散された混合物を形成することを含む、所与の 体積中に含まれるポリマー組成物またはプレポリマー組成物の量を測定する方法 を特徴とする。この微粒子は、所与の体積中に含まれる組成物の量と相関関係が ある検出可能な電磁気特性を有する。所与の体積中に含まれる組成物の量を測定 するために、微粒子の電磁特性を測定する。 本願明細書で使用する「プレポリマー組成物」は、ポリマー組成物(たとえば 、ある程度重合したプレポリマーシロップ)とみなされるほど分子量が十分に大 きくない組成物ならびに自身または他の反応物と反応してポリマー組成物を形成 するモノマーまたはオリゴマーの形の個々の反応物の両者を指す。 好ましい実施態様で、微粒子のコアは、ガラスバブル、ガラスビーズ、ガラス 繊維、ヒュームドシリカ粒子、溶融シリカ粒子、雲母薄片、ポリマー粒子、およ びその組み合わせから成る群から選択され、ガラスビーズが特に好ましい。被膜 (コア表面の実質的に全部または一部に提供される)は、好ましくは強磁性物質 またはフェリ磁性材料である。適当な強磁性物質またはフェリ磁性の例としては 、ニッケル、コバルト、鉄、その合金およびその酸化物などがある。ステンレス チール被膜が特に好ましい。他の好ましい被膜としては、導電性被膜がある。 微粒子の寸法は、主な寸法が約10μm〜約1mmの間であることが好ましい。 被膜の厚さは、好ましくは約0.1nmから約5μmの範囲であり、さらに好まし くは約1nm〜約200nmの範囲である。混合物中に供給される微粒子の量は、好 ましくは約0.01〜50容量%の範囲である。 1つの好ましい実施態様では、本方法を使用して、たとえば反応 混合物中に計量分配されるポリマー組成物またはプレポリマー組成物の量を測定 する。この実施態様によれば、計量分配されるポリマー組成物またはプレポリマ ー組成物の量を測定するために、微粒子の電磁特性を測定しながら、微粒子とプ レポリマー組成物またはポリマー組成物を含有する混合物を計量分配する。 また別の好ましい実施態様では、第1のポリマー組成物またはプレポリマー組 成物および第2のポリマー組成物またはプレポリマー組成物を配合して、反応混 合物を形成する。第1のポリマー組成物またはプレポリマー組成物と第2のポリ マー組成物またはプレポリマー組成物を配合する前に、ポリマー組成物またはプ レポリマー組成物の少なくとも1種を微粒子と配合する。好ましい実施態様では 、反応混合物中の微粒子の電磁特性を測定する。第1のポリマー組成物またはプ レポリマー組成物と第2のポリマー組成物またはプレポリマー組成物の両者に微 粒子を入れてもよい。第1のポリマー組成物またはプレポリマー組成物と第2の ポリマー組成物またはプレポリマー組成物中の微粒子は、互いに異なってもよい 。別の実施態様は、微粒子とポリマー組成物またはプレポリマー組成物の1種と を配合し、反応混合物の電磁特性を測定して、第1のポリマー組成物またはプレ ポリマー組成物と第2のプレポリマー成物またはポリマー組成物の互いに対する 比率を決定する。 別の好ましい実施態様では(たとえば、品質管理測定に有用である)、基材上ま たは基材の間に混合物を付着させ、微粒子の電磁特性を測定して基材上に付着し た混合物の量を決定する。この方法では、たとえば、付着した物質の厚さの変動 を検出することができる。 有用なポリマー組成物の1例は接着剤組成物である。好ましいポリマー組成物 の具体例としては、エポキシ樹脂(たとえば、塩基硬化エポキシ類、酸硬化エポ キシ類、付加硬化エポキシ類)、ポリウ レタン類、アクリレート類、シリコーン類およびフェノール類などがある。 本発明は、検出可能な電磁特性を具有する微粒子「標識」を使用して、所与の 体積中のポリマー組成物またはプレポリマー組成物の量を測定するための低価格 で信頼できる方法を提供する。微粒子は容易に製作することができ、一般にかな りの期間にわたって化学的に不活性で且つ安定である。 さらに、微粒子のある特性は、その未被覆相対物と非常によく似ている。たと えば、金属被覆ガラス微小バブルは、その未被覆相対物と実質的に同じ流動学的 挙動および機械的特性を与える。それ故、最終的な組成物の特性に悪影響を及ぼ さずに、微粒を、容量ベースで実質的に1対1で、その未被覆相対物の代わりに 使用することが可能である。 本発明の他の特徴および長所は、以下の本発明の好ましい実施態様の説明、お よび請求の範囲から明らかになるであろう。 図面の簡単な説明 図1は、誘導リアクタンス対被覆微粒の負荷(パーセント体積分率)のプロッ トを示す図である。 図2は、誘導リアクタンス対被膜の厚さのプロットを示す図である。 図3は、透磁性対被膜の厚さのプロットを示す図である。 図4は、誘導リアクタンス対透磁性のプロットを示す図である。 図5は、アルミニウム−エポキシ−アルミニウム構造のエディスコープ(Eddy scope)スキャンを示す図である。 図6は、インダクタンス対被覆微粒子負荷(%体積分率)プロットを示す図で ある。 図7は、キャパシタンス対被覆微粒子負荷(%体積分率)のプロットを示す図 である。 図8は、プラスティックトレーのエディスコープスキャンを示す図である。 図9は、エディスコープの読みを使用して作成した図8のトレーの物理的マッ プである。 図10は、キャパシタンス対図8のトレーの幅に沿った変位のプロットと、ト レーの断面の略図をプロットの下に示す図である。 図11は、接着剤の第2成分と異なる比率で混合された接着剤の1成分で得ら れた、異なる読みを表示するエディスコープスキャンを示す図である。 図12は、被覆された微粒子を様々な含有率で含む組成物の体積から得られた 、異なる読みを表示するエディスコープスキャンを示す図である。 好ましい実施態様の説明 材料 好ましい微粒子は非強磁性コアまたは非フェリ磁性コアおよび強磁性、フェリ 磁性、または導電性である被膜を有する。一般に、微粒子は実質的球形、細長い 形、または偏平な形など、様々な形状を有してもよい。形状は、選択された混合 物中の微粒子濃度が与えられた場合、相応する混合物に所望の流れ特性を与える ように選択することが可能である。 微粒子の寸法は変化してもよいが、好ましい微粒子の主な寸法は1cmより小さ く、さらに好ましくは10μm〜1mmである。被膜は、好ましくは平均の厚さが 約1nmから5μmの間であり、さらに好ましくは約1〜200nmの間である。被 膜は、非金属コアの 全表面を覆ってもよいが、その必要はない。たとえば、被膜はコアの表面上に島 を形成してもよく、あるいは被膜材料は実質的に表面の全部を覆ってもよい。さ らに、微粒子は、異なる金属を有する、多重被膜、部分的被膜、またはその組み 合わせを具有してもよい。 適当なコアは、一般にポリマー組成物またはプレポリマーにおける強化剤、レ オロジー改質剤、または他の添加物として使用される材料を含む。例としては、 ガラスバブル、ガラスビーズ、ガラス繊維、ヒュームドシリカ粒子、溶融シリカ 、雲母薄片、ポリマー粒子、およびその組み合わせなどがある。好ましいコアは 、プレポリマー組成物またはポリマー組成物に加える材料の全量を最小限に抑え るために、中空構造を含む(たとえば、バブルの形をとる)。好ましいコア材料は たとえば、3M Company,Saint Paul,MinnesotaからScotchliteTM.の商品名で市販 されているガラス微小バブルである。好ましいコア材料は、組成物中の未被覆微 粒子の代わりに被覆された微粒子を使用することができるように、既に関心事の 組成物中にある材料を含む。このようにして、所望の流動学的特性を得るために 組成物の処方をし直す必要なしに、組成物に標識することができる。一般に、微 粒子の被膜は、微粒子コアの表面上に塗布することができる任意の強磁性材料、 フェリ磁性材料、または導電性材料であってもよい。好ましい被膜は、関連条件 下、関連組成物中で化学的に不活性であり、且つ分解および滲出に関して安定で なければならない。適当な強磁性材料としては、鉄、ニッケル、コバルト、これ らの金属の1種以上を含有する合金、これらの金属の1種以上を含有する酸化物 などがある。適当な導電性材料としては被覆可能な金属、金属合金および炭化物 、酸化物、窒化物およびケイ化物などの金属化合物などがある。好ましい被覆用 導電性金属としては銅、アルミニウム、および銀などがある。被膜に好ましい材 料はステン レススチールであり、これは導電性で且つ強磁性である。被膜材料が強磁性また はフェリ磁性である場合、コアは導電性材料、非強磁性材料、非フェリ磁性材料 であってもよく、この場合、測定は被膜の強磁性またはフェリ磁性に頼ることに なる。 様々な技術を使用して、コアに被膜を適用することが可能である。これらの技 術としては、スパッター法、蒸着、無電解メッキ、および化学的蒸着などがある 。 ポリマー組成物またはプレポリマー組成物に微粒を加えて、標識組成物である 混合物を形成する。混合物は、好ましくは微粒子を約0.01〜50容量%含み 、さらに好ましくは微粒子を約0.1〜30容量%含有する。 広く様々なプレポリマー組成物またはポリマー組成物を微粒子と一緒に使用す ることができる。好ましいポリマー接着剤組成物は、エポキシ類(塩基硬化エポ キシ類、酸硬化エポキシ類、および付加硬化エポキシ類を含む)、ポリウレタン 類、シリコーン類、アクリレートポリマー、ポリシロキサン類、およびフェノー ル類、ならびにこれらのタイプの系の配合物などの架橋系などがある。ホットメ ルト接着剤としては、様々なポリオレフィン類、ポリエステル類、ポリアミド類 、ポリカーボネート類、ポリ酢酸ビニル類、高分子ワックス、および関連のコポ リマーおよび配合物などがある。さらに、適切な接着剤組成物は、フィルムやテ ープに形成されるものであろう。その他の有用なポリマー組成物としては、シー ラント、プラスチゾル、間隙充填および成形材料に使用される構造用ポリマー、 塗料、繊維、ガスケット、ワッシャーおよび様々な種類のラミネートなどがある 。本発明は、押出、成形、圧延、鋳造、および他の三次元型への加工によって造 形されるポリマー組成物に応用できる。 1つの適当なクラスには、エポキシ樹脂(たとえば、ビスフェノ ールAのジグリシジルエーテルまたはノボラック樹脂から誘導される)構造用接 着剤などの接着剤組成物が含まれる。構造用接着剤は、溶接の必要性を低減する ために部品を接着する自動車工業でかなり使用されるのを始めとして、様々な製 造状況で使用される。これらの材料は周知であり、一般に2種以上のプレポリマ ー試薬を互いに反応させて中間体「B段階」樹脂を形成し、次に、これをさらに 硬化させて最終生成物を形成することによって調製される。 プレポリマー組成物またはポリマー組成物は、反応性希釈剤、非反応性希釈剤 、可塑剤、強化剤、およびカップリング剤を含め、硬化前または硬化後の樹脂の 特性を強化するように設計された様々な補助剤も含んでもよい。組成物に加える ことができる他の材料としては、流れ調整を提供するためのチキソトロープ剤( たとえば、ヒュームドシリカ)、顔料、フィラー(たとえば、タルク、シリカ、マ グネシウム、硫酸カルシウム、ベリリウムケイ酸アルミニウム)、粘土、ガラス およびセラミック粒子(たとえば、ビーズ、バブル、および繊維)、および強化材 料(たとえば、有機繊維および無機繊維)などがある。使用 上述の微粒子は様々な測定プロトコールで使用することができる。微粒子の電 磁特性を測定すると、微粒子の数を測定することができる。微粒子は、測定すべ き組成物の中に既知の濃度で存在することができ、組成物の量を決定することが 可能である。同様に、同じ一定濃度の材料を使用して作成した標準曲線から、微 粒子が組込まれている組成物の量が決定される場合、微粒子を一定濃度で使用す ることができる。 測定すべき微粒子含有組成物が移動している場合、測定は流れに関する情報、 相応して、付着速度に関する情報を提供する。基材ま たは容器を基準にして組成物が固定されている場合、測定は、基材または容器全 体の組成物の分布に関する情報を提供することができる。 特に有用な1つの用途は、接着剤や前接着剤組成物など、ポリマー組成物また はプレポリマー組成物を分散させるという環境である。分散すべき物質は単一の ポリマー組成物またはプレポリマー組成物であってもよく、後で重合または架橋 を行っても行わなくてもよい。この単一組成物を使用して微粒子を含有する混合 物が形成される。 あるいは、分散すべき物質は2種以上のポリマー組成物またはプレポリマー組 成物を含有してもよく、混合すると硬化性樹脂、たとえば、中間体「B段階」樹 脂が形成される。硬化性樹脂の中の1種以上の成分を所与の体積分率の微粒子と 配合することが可能である。次に、微粒子の電磁特性をモニタリングして、反応 混合物中に分散された反応物の量を測定することができる。2成分のうちの1成 分に微粒子が提供される場合、反応混合物中の被覆微粒子を測定して反応混合物 の量を決定することができる。成分および反応混合物の量測定に基づいて、2成 分が適当な比率で混合されたかどうかを決定することができる。 あるいは、各成分を同じ微粒子または異なる微粒子と混合してもよい。次に、 各成分を測定し、さらに硬化性樹脂混合物を測定するか測定しないで、成分が正 確な比率で混合されているかどうかを決定する。所望の量からの変動に注意し且 つ/または変動を使用して、分散される量を調整する。異なる電磁特性を備えた 微粒子、たとえば、強磁性微粒子と非強磁性微粒子を異なる2成分中に入れる場 合、分散されている2成分を測定すると、正確な成分が分散されているかどうか を決定することができる。 別の用途は、ポリマー組成物またはプレポリマー組成物が組込ま れている物品の非破壊的試験における微粒子の使用を含む。厚さ、完全性、配向 性、連続性を含め、測定を使用して、物品の中の組成物の様々な特性を決定する ことができる。同様に組成物の所在を示すマップを得ることができる。たとえば 、接着剤層を形成して2つの要素を結合する構造用接着剤の場合、結合層の特性 を試験することができる。 微粒子の電気特性または磁気特性を使用して測定を行うことができる。たとえ ば、強磁性微粒子またはフェリ磁性の場合、透磁性を測定することができる。透 磁性は強磁性微粒子の数と微粒子状の金属被膜の量の関数である。透磁性は、交 流磁気ヒステリシスルーパー、たとえば周波数10kHz、印加磁場強度10ガウ スで作動するGerard Electronic MH looperTMで測定することができる。一般に 、1〜10kHzの周波数で磁場を印可する。 あるいは、Nortec OD/100kHz/A/0.682”プローブを取付けたうず電流装置(た とえば、インピーダンスプ面うず電流装置Nortec 19eIIEddyscopeTM)を使用し て誘導リアクタンスを測定し、所与の体積中の微粒子の量を(したがって、プレ ポリマー組成物またはポリマー組成物の量も)測定することができる。適切に較 正すると、エディスコープの垂直応答は誘導リアクタンスに比例する。(この応 答を、以後、誘導リアクタンスと呼ぶ)。誘導リアクタンス、すなわち、エディ スコープ応答は、微粒子の含有率およびここの微粒子の被膜の厚さに比例する。 測定を実施する別の方法は、微粒子の誘電特性の測定である。微粒子上の導電 性被膜は、微粒子含有率と関連のある、誘電率を上昇させる。これは、たとえば 、微粒子を含有する平行板コンデンサーのキャパシタンスを測定することによっ て求めることができる。ある用途で透磁性法にまさる誘電測定法の長所は、磁気 応答は微粒子 上に被覆された磁気材料の量に関連しているが、誘電率は被膜の厚さとほぼ無関 係であることである。したがって、誘電測定を使用するとき、はるかに薄い導電 性被膜を使用できる。 電磁特性の他の局面を活用して測定を実施することができる。たとえば、ある 金属はx線を十分に散乱させることができ、そのため、x線伝送を使用して材料 中に存在する金属被覆微粒子の量を測定することができる。あるいは、被覆微粒 子による妨害を最小限に抑えて物品をx線で検査できるように、被膜を選択して x線伝送との干渉を最小限に抑えることができる。 さらに、マイクロ波または誘導加熱法を使用して微粒子を加熱し、その後で関 連の赤外線放出を測定し、微粒子の量を(したがってポリマー組成物またはプレ ポリマー組成物の量も)測定することができる。 次に、以下の実施例によって本発明を説明する。 実施例 実施例1 この実施例は、非常に薄い磁気ステンレススチール被膜でガラスバブルを被覆 できることを示す。 米国特許第4,618,525号に全般的に記載されている手順にしたがって 、K37 ScotchliteTMガラスバブル(3M,Saint Paul,Minnesotaが販売)に304 ステンレススチールをスパッター塗布した。この具体例では、アルゴンスパッタ リングガス圧5ミリトル、8.0KWで7.0時間、304ステンレススチール標 的をK37 ScotchliteTMガラスバブル415gに直流磁電管スパッターした。30 4ステンレススチールスパッター標的は非磁気オーステナイト系面心立方であっ たが、磁気フェライト体心立方型として付着する。 これらの材料はT.W.Barbee,B.E.Jacobson and D.L.Keith,63Thin Solid Fil ms 143-150(1979)による出版物に記載されている。 このようにして得られたステンレススチール被覆バブルの鉄含有率は7.86 重量%(伝導的にカップリングしたプラズマ放出分光光度法で測定した)であり 、ステンレススチール(鉄70重量%である)11.2重量%に相当した。ガラ スバブルの表面積は、B.E.T法で0.55m2/gであると測定された。Beckman Mo del 930空気比較比重ビンを使用して被覆バブルの密度を測定した。未被覆バブ ルの密度は0.36g/ccであり、被覆バブルの密度は0.41g/ccであった。 金属被膜の厚さは、米国特許第5,409,968号に記載の適当な関係から 算出することができる。この場合、被膜の厚さは29nmであると測定された。 実施例2 この実施例は、ステンレススチール被覆バブルの負荷量が誘導リアクタンスに 与える影響を示す。 厚さ29nmのステンレススチール被膜を有するガラスバブルを使用した。Devc onTM5-minuteエポキシ(ITW Devcon,Danvers,Massachusetts)を使用して、様々 な量の被覆バブルを含有する試料を製作した。この混合物を、内径13.2mm、 外径16.0mm、長さ80mmのPyrexTMガラス管に入れた。 次に、Nortec Eddyscopeを使用して誘導リアクタンスを測定した。エディスコ ープの幾つかの変数を最適化した。所与のプローブの場合、これらは(1)周波 数、(2)ゲイン、および(3)プローブ駆動電圧であった。y軸に沿った変位 が誘導リアクタンスの測定値を与えるように、回転(機器の「Rot」ノブ)を使 用して、エ ディスコープを較正した。誘導リアクタンス(単位を目盛っていない)は、エデ ィスコープディスプレーの読みであった。磁性であるが著しく誘電性ではないバ リウムフェライトを較正材料として選択した。周波数を100kHzに固定し、バ リウムフェライト試料の導入がエディスコープスクリーン上で純粋に垂直の応答 となるまで回転を変えた(回転=311°)。 エディスコープ設定は、プローブ駆動「Mid(中)」、ゲイン76.0dBであった 。図1に、リアクタンス対微粒子負荷をプロットした。これは、2変数間の直線 関係を示す。リアクタンスを、バブル含有率の優れた尺度として使用できること がわかる。 実施例3 この実施例は、被膜の厚さが誘導リアクタンスに与える影響を示す。 実施例1と同様の手順を実施して、被膜の厚さが59umおよび86nmのステン レススチール被覆ガラスバブルを製作した。各被覆バブル試料の密度は0.44 g/ccおよび0.49g/ccであった。さらに、実施例1の通りに製作した厚さ29 nmのステンレススチール被膜を有するガラスバブルを使用した。 ゲインが70.0dBであったこと以外は実施例2の通りにエディスコープパラ メーターを設定した。3種の被覆バブル試料の各々について、Devcon 5-minute エポキシ中の被験試料を容量含有率10%で製作した。誘導リアクタンスを測定 し、図2に、ステンレススチール被膜の厚さの関数としてプロットした。誘導リ アクタンスは、ステンレススチールの厚さが増加するに連れて単調に増加した。 実施例4 この実施例は、針状粒子の使用を示す。 粉砕したガラス繊維(Type 731 DD 1/16インチの粉砕したガラス繊維)をOw ens/Corning Corporation(Anderson,South Carolina)から入手した。その縦横 比は約1〜40の範囲であり、繊維直径は15.8μであった。実施例1で前述 した方式で、ステンレススチールをこの繊維1570g上に8.0kWで20時間 付着させた。 重量%鉄は6.2%であると測定され、8.9重量%のステンレススチールに 相当した。未被覆繊維の表面積は0.10m2/gであった。 粉砕してステンレススチール被覆したガラス繊維を、容量含有率10%でDevc on 5-minuteエポキシ中に分散させた。この混合物を、実施例2に記載の通りに ガラス管に入れた。プローブ駆動高(high)、ゲイン68.0dBにエディスコープ を設定した。誘導リアクタンスは8.9であると決定された。 実施例5 この実施例では、直コバルト被膜の使用を示す。 MAK 3インチMagnetron Sputtering Source(US Thin Film Products Inc,Camp bell,California)を使用して、実施例1の記載と同様に、粉砕されたガラス繊 維にコバルトをスパッター塗布した。コバルトの重量%は5.6%であると決定 され、繊維上の被膜の厚さ67nmに相当した。 粉砕してコバルト被覆したガラス繊維を10容量%でDevcon 5 minuteエポキ シ中に分散させ、実施例4に記載の通りにガラス管内に入れた。ゲインの値を8 0.0dBに上げたこと以外は実施例 4と同じ条件にエディスコープを設定した。誘導リアクタンスは9.6であると 決定された。 実施例6 この実施例では、偏平な薄片の形をした粒子を思量した。エポキシよりむしろ シリコーンゴムがポリマー成分であった。ステンレススチールを200 HKSuzoriteTM 雲母薄片(Suzorite Mica,Inc.,Hunt Valley,Maryland)460g上に、実施 例1に記載の方式で、電力8.0kWで13.5時間付着させた。 スレンレススチール被覆した雲母薄片を、Dow Corning Corporationから入手 可能なシリコーンゴムRTV 615TMに容量含有率10%で分散させた。これを、実 施例3に記載のガラス管に入れた。ゲインの値を60.0に設定したこと以外は 実施例4と同じ条件にエディスコープを設定した。誘導リアクタンスは8.4で あると決定された。 実施例7 この実施例は、測定された透磁性とガラスバブル上のステンレススチール被膜 の厚さとの関係を示す。 実施例3に記載のステンレススチール被覆バブル試料3種とDevcon 5 minute エボキシとを容量含有率10%で配合した。この材料を使用して、内径5mmの管 (ストロー)を深さ70mmまで満たした。周波数10kHz、印加磁場強度10ガウ スで作動しているGerard Electronic MH ルーパーを使用して得られたヒステリ シスループから透磁性を求めた。最大印加磁場(ガウス)および最大磁化(emu/ cc)から透磁性を算出した。BHルーパーも使用することが可能であった。 図3に、ステンレススチール被膜の厚さに対して透磁性をプロットした。透磁 性は被膜厚さと共に単純に増加することがわかる。このことから、この非常に薄 い磁気被膜は顕著で且つ再現性のある透磁性を提供できることがわかる。被膜を 厚くすると透磁性が高くなる。 実施例8 この実施例は、被覆粒子の誘導リアクタンスは、その透磁性と正比例すること を示す。透磁性は、接着剤に組込まれた被覆微粒子の基本的磁気特性である。透 磁性は、誘導リアクタンスであるエディスコープ応答と関連がある。この関係を 示すために、図4では、ガラスバブル上のステンレススチールの被覆厚さを同一 にして、実施例7の透磁性測定値を、実施例3の誘導リアクタンス測定値に対し てプロットした。誘導リアクタンスは単調であり、透磁性にほぼ比例している。 実施例9 この実施例は、非破壊的試験用接着剤中での磁気被覆微粒子の使用を示す。こ れを、接着剤層の連続性を決定するための非破壊的試験の形で使用することが可 能である。 Devcon 5 minuteエボキシを使用して、実施例1の通りに製作したステンレス スチール被膜の厚さ29nmのガラスバブルの容含有率が26%の接着剤を製作し た。直径60〜100μのガラスビーオズ約1容量%をスペーサーとして加えた 。厚さ0.61mm、幅19mm、長さ31cmのアルミニウムのストリップ上に、こ の材料のビーズを載せた。途中で、約3cmのスパンから接着剤を剥した。同じア ルミニウム片を、第1片の接着剤上にプレスし、アルミニウ ム−エポキシ−アルミニウムサンドイッチ構造を製作した。接着剤を硬化させた 後、この構造の両端から押出された接着剤を除去した。 Nortec SPO-5781TM1 kHz-50kHzエッジプローブを使用して、この構造を走査し た。スキャンを、スクリーンプリントとして図5に示す。アルミニウム2片の間 の接着剤の間隙が明瞭に表示されている。 実施例10 この実施例は、被覆微小バブルの含有率を決定するために、エディスコープな どのうず電流装置の代わりに筒形コイルを使用することを示す。 サイズ36(直径0.127mm)の絶縁銅線を外径19.0mmのガラス管に巻 くことによって筒形コイルを製作した。コイルは333回転で、長さ3.0cmに わたる4層であった。コイルからの導線2本を、Tenmark 72-370TMディジタルLC Rメーターに接続した。LCRメーターは、適当な感知装置に取付けたとき、インダ クタンス、キャパシタンス、または抵抗を測定することができるハンドヘルド装 置である。厚さ29nmのステンレススチール被膜が施されたガラスバブルを様々 に含有するDevconエポキシが入っている長さ80mm、外径16.0mmのガラス管 を、内径16.5mmの管(コイル領域の中心に置かれた)に挿入した。 LCRメーターでインダクタンスを読み取り、図6に、容量含有率に対してプロ ットした。インダクタンスと負荷との間のほぼ直線の関係から、二者の間の基本 的関係がわかる。このことから、うず電流装置以外の装置を使用して、微粒子含 有接着剤中の負荷を感知できることもわかる。 実施例11 この実施例は、誘導測定よりむしろ、容量測定を使用して接着剤中の微粒子含 有率を測定できることを示す。 接着剤材料のキャパシタンスを検出するために、2枚コンデンサーを製作した 。接着剤を裏塗りした銅箔2片を切断して幅2.0cm×長さ3.0cmの矩形を形 成した。これを、実施例10の大きい方のガラス管と同じ寸法のガラス管の外側 に貼った。平行板コンデンサーよりむしろ湾曲板コンデンサーを作るために、互 いに反対に貼った。各板からの導線を、実施例10に記載のものと同じLCRメー ターに接続した。この感知装置に、実施例10に記載の被覆微粒を含有する様々 な接着剤試料を負荷した。 LCRメーターでキャパシタンスを読み取り、図7で、接着剤中の被覆微粒子含 有率に対してプロットした。二者の間にほぼ直線の関係があることから、キャパ シタンスの測定は、濃度を測定する別の手段であることがわかる。 実施例12 この実施例は、エディスコープを使用して、微粒子が組込まれた材料で製作さ れた物をマッピングできることを示す。また、熱硬化性樹脂よりむしろ熱可塑性 樹脂の使用も示す。 矩形プラスティックトレーは、M Company,St.Paul,MN.から入手した。こ れはThin PQFPTM132 21002-203と認定される。このトレーは、幅32.3cm×厚 さ0.85cmである。この中には、Amoco Chemical Company,Chicago,ILから 入手した熱可塑性樹脂Mindel S1000に分散された、粉砕してステンレススチール を被覆したガラス繊維が24重量%含まれている。A Nortec S.300TMHz-10kH/.6 2表面プローブをトレーより1mm上に垂直に置き、 その下でトレーを走査することができるようにした。エディスコープを、周波数 1.0kHz、ゲイン90dB、プローブ駆動「高(high)」、回転18°に設定した。プ ローブの下で、トレーを手動で走査し、誘導リアクタンス対時間を記録した。 スキャン(図8)は、トレーの高い箇所と窪みの存在を示すマップである。比 較用に、表からのトレーの物理的マップも図9に示す。走査は、水平の矢印で示 す通り、トレーの一端から第2列の他端まで上から直線で行った。 実施例13 この実施例は、エディスコープよりキャパシタンスを使用して、微粒子が組込 まれた材料をマッピングできることを示す。 実施例12のトレーを走査するために、平行板コンデンサーを組み立てた。上 の電極は1.4cm×1.0cmの矩形であり、下の電極は15cm×15cmであった 。電極間の間隔は0.8cmであった。実施例10に記載のメーターを使用してキ ャパシタンスを測定した。 トレーを感知コンデンサーの中を動かし、0.5cm間隔でキャパシタンスを記 録した。図10に、トレーの略断面に沿ったキャパシタンスマップを示す。この 走査(上の電極の解像力の範囲内)で、トレーの窪み、ピーク、および谷が明瞭 に表示される。 実施例14 この実施例は、接着剤に被覆ガラスバブルが含まれるとき、オフレーショー( off-ratio)混合事象を検出することができる方法を示す。ステンレススチール 被膜が29nmのガラスバブルを使用して、以下の2成分接着製剤を調製した。 Epon 828TMは、Shell Chemical Companから入手可能なビスフェノールAのジ グリシジルエーテルである。Heloxy 107は、Shell Chemical Companから入手可 能なシクロヘキサンのジグリシジルエーテルである。TS-720は、Cabot Corporat ionから入手可能な疎水性ヒュームドシリカである。ガラスビーズの名目直径は 0.01インチであり、Cataphote,Inc.から入手できる。GP-71TMは、Harbison -Walker Corporation非晶質二酸化ケイ素である。ガラスバブルは3M Corporatio nから入手できる中空ガラス微小球である。ポリアミドアミンはアミン末端ポリ アミドである。H221は、BASFから入手できる4,7,10-トリオキサトリデカン1,3- ジアミンである。Ancamine K54は、Air Products Chemical,Inc.から入手でき る2,4,6-トリメチルアミノメチルフェノールである。ATBN 1300x16は、B.F.Good rich Companyから入手できるアクリロニトリル末端ブタジエン液体ゴムである。 パートBの処方重量をパートAの処方重量で割ることによって得られる、この 接着剤の適当な混合比B:Aは重量で146.7/87すなわち1.69である 。(容量では、同様の手順によって、容量混合比B:Aは151.05/75. 54すなわち、2.0である)。1.69を10%増加または減少させることに よって、B:A混合比1.86:1.00はプラス10%オフレーショーを示し 、1.52:1.00はマイナスオフレーショーを示す。 1.52:1.00、1.69:1.00、および1.86:1.00のB: A重量比で上記パートBとパートAの混合物を調製し、混合しながらガス抜きを し、別々の1/2インチの静的混合ノズル3個に真空によって引入れた。充填し た後、実施例2に記載のうず電流プローブにノズルを挿入した。 混合成分がないとノズルの充填がより一様であるため、混合成分を静的混合ノ ズルから除去したとき、エディスコープの応答はさらに幾らか一定していた。多 量の混合接着剤を所与のノズルでポンピングする動的状況では、定常状態応答を 達成することが可能である。 動的応答を模倣するために、プローブ内でノズルを前後に動かした。図11か らわかるように、適当な(コントロール)混合比、−10%オフレーショー、お よび+10%オフレーショーで混合した接着剤に相応するエディスコープ応答は 互いに容易に区別できる。測定された応答は、被覆ガラスバブルを含む接着剤を 使用して混合比を確定し、維持する処理手段を提供することができる。 実施例15 この実施例は、既に存在する単純なガラスバブルの代わりに様々な量の被覆ガ ラスバブルを使用することを示す。 未被覆ガラスバブルを使用して2成分接着剤(16−1)を製作し、B接着剤 成分の単純なガラスバブルの一部または全部を、29nmのステンレススチール被 膜を有するステンレススチール被覆ガラスバブルと置き換えることによって、相 応するバージョン(16−2から16−6)を製作した。B接着剤成分は、ガラ スバブルを0.35体積分率含んでいた。B成分中の重量部(g) パートAは以下に示す通りであり、体積で2:1の混合物を形成するように、 上記パートBの各々と所与の混合比で使用する。成分AとBの組成物の性質を、 実施例14でさらに説明する。パートA ポリアミドアミン 40 H221アミン 6 Ancamine K54第三級アミノ 8 ATBN 1300x16液体ゴム 10 TS-720ヒュームドシリカ 3 GP-71溶融シリカ 20 87 合計 未被覆ガラスバブルの密度0.37g/ccおよびステンレススチール被覆ガラス バブルの密度0.41g/ccを含む計算を使用して、ガラスバブル合計の体積分率 を、全てのB成分に対してできる限り一定置付近に維持した。全てのバブル成分 の部は、最も近い0.1gの概数とした。 列挙した混合比および増倍率30を使用して、真空下で、B成分の試料16− 1から16−6までを適量のA成分と混合し、平底プラスティック秤量皿に入れ た。成分混合物を室温で硬化させ、直径約2.5インチ、厚さ少なくとも0.5 インチの固体塊に硬化させた。硬化後、硬化した各接着剤を皿から剥すと平坦な 表面を示し、平面プローブNortec #954769,S/1kHz-50kHz/0.31を使用して呼び掛 けをした。エディスコープを、周波数50kHz、ゲイン67.0dB、回転64°に 設定した。 空中でゼロにし、被覆ガラスバブルを含有する各成形試料の平底に接して表面 プローブをセットすると、図12に示した結果が得られた。(同一スクリーン/ チャート上で全試料のデータを当てはめたいが、67.0より高いゲインを設定 することによって増大する可能性があるため、16−2の材料のシグナルは弱い )。データは、未被覆バブルの代わりに被覆バブルを使用する量が増加するにつ れてシグナルが増大する系統的様式を明らかに示し、たとえば、10%置換のシ グナルは5%のシグナルの約2倍であり、50%のシグナルは10%のシグナル の約5倍である。パートAと混合した16−1を使用して製作した試料は、測定 可能なエディスコープ応答を全く示さなかった。同等物 この発明に対する様々な修正および変更は、本発明の範囲および精神から逸脱 することなく、当業者に明白になるであろう。本発明は、本願明細書に記載の例 示的実施態様および実施例によって不当に限定されないこと、およびそのような 実施例および実施態様は、単に例の目的で示したものであり、以下の本願明細書 に記載の請求の範囲によってのみ限定されることを理解すべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,H U,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ ,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG, MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM ,TR,TT,UA,UG,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.所与の体積中のポリマー組成物またはプレポリマー組成物の量を測定する 方法であって、 (a)前記ポリマー組成物またはプレポリマー組成物と、強磁性、フェリ 強磁性、導電性またはその組み合わせである被膜が提供された非強磁性コアまた は非フェリ磁性コアを含む複数の微粒子とを配合して、前記微粒子が前記組成物 全体に実質的に均一に分散した混合物を形成する工程であって、 前記微粒子は、所与の体積中の前記組成物の量と相関関係がある検出可能 な電磁特性を有する工程と、 (b)前記微粒子の前記電磁特性を測定して、所与の体積中の前記組成物 の前記量を決定する工程と を含む方法。 2.前記微粒子の前記コアがガラスバブル、ガラスビーズ、ガラス繊維、ヒュ ームドシリカ粒子、溶融シリカ粒子、雲母薄片、ポリマー粒子、およびその組み 合わせから成る群から選択される、請求項1に記載の方法。 3.前記被膜が導電性被膜を含む請求項1に記載の方法。 4.前記被膜が強磁性被膜またはフェリ磁性被膜を含む請求項1に記載の方法 。 5.前記被膜がステンレススチールを含む請求項1に記載の方法。 6.前記微粒子が金属被覆ガラスバブルを含む請求項1に記載の方法。 7.前記被膜が、ニッケル、鉄、コバルト、その合金およびその酸化物から成 る群から選択された強磁性組成物またはフェリ磁性組成物を含む請求項1に記載 の方法。 8.第1のポリマー組成物またはプレポリマー組成物と第2のポリマー組成物 またはプレポリマー組成物を配合して反応混合物を形成することを含み、前記第 1と第2のポリマー組成物またはプレポリマー組成物を一緒に配合する前に、前 記ポリマー組成物またはプレポリマー組成物の少なくとも1種と前記微粒子とを 配合することを含む請求項1に記載の方法。 9.前記第1のポリマー組成物またはプレポリマー組成物中の前記微粒子が前 記第2のポリマー組成物またはプレポリマー組成物中の前記微粒子と異なる請求 項8に記載の方法。 10.前記混合物を基材上に付着させることと、前記微粒子の電磁特性を測定 して前記基材上に付着した前記混合物の量を決定することとを含む請求項1に記 載の方法。
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