JP2000504826A - 体腔に導入可能な赤外線型温度計用保護キャップを製造する方法 - Google Patents

体腔に導入可能な赤外線型温度計用保護キャップを製造する方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、赤外線放射型温度計の耳導管温度測定プローブに適合し、体腔内に導入されるように構成された保護キャップを製造する方法に向けられている。保護キャップ(1)は、一端が開き他端が赤外線に対し透過性のウインドウ膜(7)により閉じられたプラスチック材料の基体(3)から形成される。方法の第1ステップでは、少なくとも一つの穴(5)が、基体(3)形成用のシート状、フィルム状、ウェブ状又はプレート状の基体材料に作られる。方法の第2ステップにおいて、穴の開けられた基体材料(6)は、赤外線に対し透過性のプラスチック材料から作られ固定方法で基体材料(6)に接合されたウインドウ膜(7)で少なくとも当該穴領域が覆われる。その後、この複合体は、第3ステップで保護キャップ(1)へと成形され、適用可能な場合、前記キャップは第4ステップで保護キャップ(1)の最終寸法に加工される。これにより、複数の保護キャップ(1)はコンベヤーライン上で非常に簡単かつ短時間で製造可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】体腔に導入可能な赤外線型温度計用保護キャップを製造する方法 本発明は、赤外線型の耳導管温度測定プローブに適するように構成され、一端 が開放され、他端が赤外線に対し透過性のウインドウで閉じられたプラスチック 材で基体が形成される、保護キャップの製造方法に関する。 他の方法において、温度は電子放射温度計を用いて測定される。通常、そのよ うな放射型温度計は、放射を許容するウインドウを備えたハウジング、内部光学 システム、評価ユニットを伴う赤外線センサーを含む。放射を許容するウインド ウは、放射型温度計のハウジングの内部を締め切るのに役立ち、それにより、光 学システムとセンサーを汚染及び破壊から保護する。 付随的な保護として、始めに言及したタイプの保護キャップが温度計の端部に 置かれ、そのような保護キャップは、例えば、EP-B1-0 201 790に記載されてい る。これらの保護キャップは、赤外線透過ウインドウを保護する機能に役立つだ けではなく、使用者に病気が移るのを防止することが意図されており、それは、 異なる者が使用する場合、各温度が計られる前または測定前に新しい保護キャッ プが装着されることで達せられる。 EP-B1-0 201 790で説明されたタイプの保護キャップは、赤外線に敏感な鼓膜 温度計の耳導管プローブに適し、この使い捨て反射鏡ポリプロピレン又はポリエ チレンで作られた赤外線透過膜を有する。膜を支える部分は、射出成型部である 。人体の温度を決定するため、温度計の先端部は耳に向けられる。鼓膜および耳 導管により放射された赤外線は、ウインドウを通過して温度計に入り、光学シス テム又は光学波導管及び干渉フィルタを介して、赤外線センサーに入射する。セ ンサー内で生じた温度増加により、電気出力電圧が生じ、それから、評価ユニッ トにより放射温度が決定できる。 そのような保護キャップは、通常、次の温度測定用温度計に新しい保護キャッ プを装着する為に交換され、次の使用の準備がなされる使い捨ての品目であるこ とから、そのような保護キャップが安価な品目であることが望ましい。そのよう な保護キャップを製造する際の著しいコストファクタは、材料費ではなく、むし ろ製造費である。慣例的には、そのような保護キャップは、基体をプラスチック から管形状に射出成型し、この基体の一開放端を赤外線に対し透過性のウインド ウで実質的に閉じることにより、製造される。US-5,293,862は、そのような保護 キャップの射出成型による製造に言及している。 射出成型技術を利用する当該保護キャップ用の前述した公知の製造方法におい て、言及された技術状態から鑑み、本発明は、異なる材料の使用を含み、当該保 護キャップが経済的に製造できる方法を提供することを目的とする。 当初説明した保護キャップを製造する方法から鑑み、上述した目的は、請求項 1の特徴により達成される。請求項21によると、この目的は第2発明で達成さ れている。 射出成型方法により保護キャップが製造される技術状態と比較すると、請求項 1に開示された本発明の方法は、シート、ウェブ又はプレート状の基体材料から 基体を製造を提供する。そのような材料は、連続して製造ラインに供給され、後 に、打ち抜き、成形、切断工程がとられる。この二重層構造により、ウインドウ には当該外層に断熱用設備が同時に作られる。そのようなプロセスを用いて、複 数の保護キャップがライン上で連続して製造することができる。そのようなパー ツを射出成型するときに知られているような冷却の為の許容誤差がなされる必要 はない。第2の発明によると、基体材料は、赤外線に対する透過性が改善する為 に熱間型押し又はプレス加工により後に薄くされるウインドウ領域を備え、発泡 プラスチック又は他の空気含有プラスチック膜で完全に覆われてもよい。 一定のフレキシビリティを示す、利用されているウェブ型材料の場合、このウ ェブ材料は供給ロールから巻き戻されてもよく(請求項5)、好ましくは、供給 ロールに保持された連続したウェブの形になっている。しかし、材料、少なくと も基体に対する材料をスタックから抜き取り、それを連続して後のプロセスステ ーションに供給する可能性がある。 保護キャップを製造する第1の方法によると、第1ステップは、押し抜きによ る穴を備えた基体材料を供給する工程を備える(請求項2)。これらの穴は、形 成される基体の開放端と組み合わされ、それから保護キャップが製造される。 最初に技術状態を参考にして説明したように、そのような保護キャップは、膜 型ウインドウを有し、それは可能な限り薄く、関連した測定範囲において、放射 に対し透過性があるのが望ましい。基体材料で穴が押し抜かれた後(請求項2) 、ウインドウが第2ステップで形成され、それは、膜厚の範囲が好ましくは20 から50μmのウインドウ膜を供給する工程(請求項9)、穴の開いた基体材料 を溶着により(請求項3)又は/及び粘着結合でウインドウ膜と一緒に接合する 工程(請求項4)を備える。 広い表面積を基体材料と膜材料の接合に使用する絶対的な必要性はないが、む しろ、穴の端部領域で少なくとも当該接合を実行するのが有効である。当該膜は 、全保護キャップと類似した膜厚であることが重要であり;膜厚のいかなる違い も、ウインドウ膜付き保護キャップが装着される放射型温度計を用いた測定結果 に影響を与える。特に、ウェブ型膜材料が供給される場合、一平面内で一方が他 方に接合される比較的大きな表面積を有する材料が使用されることから、基体材 料に一様かつスムーズに定められた方法で膜を当てることが可能になる。 明らかに、基体材料に一列の穴が供給される可能性ばかりか、生産の流れの方 向に対し幾つかの列の穴が直交して押し抜きされるフィールド整列が好ましい。 基体材料として、 0.4から0.8mmの範囲の膜厚を有する膜が供給されるのが好ましい(請求 項8)。基体材料はプラスチック材料であり、特に、ポリエチレンやポリスチレ ンであることが好ましい(請求項11)。 基体材料及びウインドウ膜は第2ステップで接合された後、その為に準備され た供給ストックは第3処理ステーションに供給され、そこで、保護キャップは、 深絞りにより形成され(請求項13)、各々が各ウインドウを伴う深絞りされた 形の完全な広がり部(field)が、押し抜かれた穴の広がり部の分布に応じて、 一度に製造される。最後に、まだ付けられた、深絞りされた基体の広がり部は、 第4ステップの対象になっており、そこでは、個々の保護キャップが押し抜き加 工により最終的な寸法に加工される。 実験は、供給ストック(feed stock)を形成した後であって、それを最終的寸 法に加工する前に、検査工程を提供することにより製造方法が加速されることを 示した。これが特に適用されるのは、生産ラインにおいて、唯一、連続して押し 抜かれた穴の列がウェブ状又はプレート状の材料で作られる場合である。重要な プロセスステップは、基体及び膜が一緒に接合された後の供給ストックを形成す る工程であり、そこでは、品質への影響を除外することはできず、最終寸法に対 する供給ストックの加工は、検査工程の前にあり、検査工程で膜材料の透過性が ゲージングステーションでチェックされ、満足されるべき測定精度の範囲内の必 要な透過性を満足しない膜に印が付けられる。製造プロセスにおいて、品質要求 を満足しないことを示すものは、最終寸法に加工される必要がなく、むしろ、最 終処理ステップから除外される(請求項17,18)。 前述した方法は、フィルム状又はプレート状の材料の加工を可能にするばかり か、例えば、発泡プラスチック材料(請求項15)のように、断熱材を均等かつ 良好に適合させる(請求項14)。発泡プラスチック材料を含む、良好な絶縁性 を備えた材料で作られた保護キャップは、体温測定中の外部の熱影響で生じる( 測定エラー)を広く避けることを可能にするのに貢献する。特定部分において赤 外線光学システムへの熱伝達が減少されるか温度測定上の影響として無視できる 位の低レベルで維持されるように断熱されるのは、ウインドウと直接隣接し、そ のため、体腔壁(例えば、耳導管)との親密に接触する基体の上記特定部分であ る。この保護キャップは熱の入力を減じることから、例えば耳導管の冷却も同時 に減少する。減少した耳への冷却効果により、使用者は、この保護キャップを備 えた温度計は暖かく、不快感が少ないという印象を持つという効果もある。さら に、この温度的に絶縁された手段は、堅く、曲げ難い材料よりも耳の中で心地よ い柔らかい形状、又はそのような材料を被せた保護キャップでもよい。そのよう な保護キャップの更なる効果は、小さな温度測定プローブを有する体温計と共に 使用することである。小さな温度測定プローブを有する体温計は、断熱材料の保 護キャップが少なくとも2つのサイズで利用可能であれば、大人及び子供の温度 を測定するのに適する。しかし、保護キャップは、特別に柔らかく、断熱の、伸 縮性材料で作られてもよく、その材料は、大きさの違いに拘わらず、大人と子供 の耳導管に適する。 発泡プラスチックの形の断熱材は、開放又は閉鎖気孔を備えた発泡プラスチッ ク(閉鎖気孔を備えた発泡プラスチックが好ましい)という観点と同様に、特に 気孔のサイズ、よって、空気の比率という観点で、発泡プラスチックのタイプを 適切に選定することにより、断熱性が設定される。また更に、型押し及び特に熱 の非可逆の応用により、特に基体の縁領域を(例えば、膜が適用される穴の領域 内で)薄くすることができ、又はビード法により(例えば、ウインドウ開口部に 向かい合った使い捨てキャップの下部リムで)厚くすることができる。(請求項 16,19,20参照) 特に前述にて、共に接合される基体材料及び膜材料から始める保護キャップの 製造に対する方法の変形例を説明したが、保護キャップの連続製造に対する他の 方法は、膜型ウインドウを備えた保護キャップが作られる単一材料から加工する ことである(請求項21)。第1の方法の説明において前述したように、型押し 工程のプロセスステップは、この目的で利用され、適当に薄くされ、更に、赤外 線に対し透過性である、容易に加工可能な基体材料から始め、基体及びウインド ウ膜が一つの単体(integral body)から形成されるように型押しで、それを加 工する。 ウインドウ領域において開始材料を薄くすることは、熱間又は冷間型押し工程 を含む幾つかの個別的な形成ステップで実施されるのが好ましい(請求項22) 。ウインドウ膜の領域において材料を薄くすると、潜在的な自然放射が、減じら れた膜厚によって避けられるという効果を有し、それは、さもなければ放射型温 度計の感知装置に入射する放射構成要素に不利な影響を与え、体から放射された 熱放射に帰する。 この後の方法の範囲内で、ウインドウ膜を伴う開始材料の当該領域を薄くして 最終寸法にする工程は、深絞りステップで実行されるのが好ましく(請求項23 )、それにより確実になるのは、必要な膜厚が維持される点であり、そうでなけ れば、膜が前工程で既にその最終寸法に型押しされた場合に最終的な深絞りステ ップにより影響されるであろう。 当該技術における者にとって、(請求項21から23によると)第2の方法は 、第1の方法を参考にして前述したように、当該プロセスの範囲内で様々な工程 が実行されるのを可能にする(請求項1乃至20)。 本発明のプロセスの更なる詳細及び特徴は、添付図面を参照して以下に説明す る。図面において、 図1は、ウインドウ膜を備えた保護キャップの概略断面図である; 図2A及び図2Bは、図1に示されたものと同様の保護キャップの製造に対す るプロセスシーケンスを概略的に示す図である; 図3は、開始材料を型押しすることにより保護キャップの製造に対する生産ラ インの一 部を概略的に示す図である。 衛生上の理由から、保護キャップ1は、体温計としての用途に適した赤外線型 温度計の先端部に装着され、例えば、そのキャップは、放射型温度計の入口ウイ ンドウの汚染に対する保護を与えることに加えて、断熱機能にも役立つ。人体の 温度を測定するため、保護キャップ1は、放射型温度計(図示せず)に取り付け られ、その先端部2は耳導管(図示せず)に導入され、放射される赤外線を測定 する。 保護キャップは管状基体3を有し、この管状基体3は下端部4で開いている。 その上端部又は先端部2には穴又は孔5を備え、それが、放射を許容するウイン ドウを形成し、硬化リング20により有利に囲まれている。 図1の断面図から明らかなように、保護キャップ1は二層構造であり、基体材 料6及び膜材料7を備える。基体材料6は比較的寸法的には安定した基体3を形 成するが、図1の代表例では、膜材料7が基体3の内部表面全体に取り付けられ ており、穴5にわたって引き延ばされるように保持され、そのため、放射を許容 するウインドウを形成する。 保護キャップ1を生産ラインで連続して製造する経済性のため、基体材料6の 適当なウェブ22が供給ロール8から巻き戻されており、図2Aに示されるよう に、押し抜きステーションに供給される。供給された基体材料は、0.4から0 .8mmの範囲にある厚さのポリエチレン又はポリスチレン膜であるのが好まし い。押し抜きステーション9は、ウェブ状の基体材料に連続して穴5を開け、穴 5は仕上げられた保護キャップ1にて、放射入口ウインドウを意味する穴5を供 給する。 図2Aで示された基体材料6の穴5は、互いに比較的に大きい間隔を開けられ ているが、これらの穴は、非常に短い問隔で、好ましくは押し抜き工程中に同時 に、そのような幾つかの穴を生じさせたり、代替え的には、生産の流れの方向( 矢印10で表示)に直交して、そのような穴5の幾つかの列を生じさせてもよい ことは明らかであろう。生産ラインに沿って、図2A,図2Bで概略的に示され たように、幾つかの駆動ロール11を備えられてもよく、それらは、一部で、す なわち、生産ラインの終端部で、材料6の端部だけに係合される。 穴が第1プロセスステップで押し抜かれた後、第2ステーションが続き、そこ では、第2ステップにおいて、第2供給ロール12から巻き戻された薄いウイン ドウ膜7のウェブ23が基体材料6の上側21に置かれる。ウインドウ膜として 、ポリエチレン又はポリプロピレンの、好ましくは膜厚が20から50μmの膜 が利用される。膜材料7は、基体材料に、圧カロール13によって圧力がかけら れ、密着されるか加熱により粘着材で接着される。この複合体は基体6と膜材料 7で構成され、図2Bに概略的に示された深絞りステーション24に供給され、 深絞りステーション24は、各穴5の領域で、図1による形状に形成された保護 キャップに深絞りを施す。 深絞りの後、この第3ステップには第4ステップが続き、そこで、ウェブ22 は第4プロセスステーション14内で検査される。その結果、第4プロセスステ ーション14には赤外線源15を有し、その赤外線は、温度測定に関連した波長 範囲内にあり、膜材料7で覆われた各孔に向けられる。ウェブ22の下方には、 センサー16が配置され、透過赤外線の構成要素を検知する。ウインドウ膜7の 透過性が品質要件を満足しなかった場合、そのような保護キャップ1には印が付 けられ、そして、保護キャップ1がウェブから切断されて最終寸法に処理される 最終プロセスステーション17において更なる処理はなされない。 図2A、図2Bのプロセスシーケンスでは、膜材料7は、図1に示されるよう に保護キャップ1の内部を形成する基体材料6の側部に当てられるが、ウインド ウ7を形成する膜材料7が反対側、すなわち、図2A、図2Bにおいて後のステ ージで保護キャップ1の外側を形成する基体材料6の下側に当てられてもよく、 そうすれば円滑な外部表面が得られることが理解されるであろう。 図2A、図2Bは、保護キャップが2つのウェブ材料22,23、すなわち、 基体材料6と膜材料7から形成されるプロセスシーケンスを示すが、図3は、連 続した保護キャップの製造の為のプロセスシーケンスを概略的に示し、第2発明 によると、たった一つのウェブ材料だけが必要である。図3によると、良好な型 押し及び/又は成形性を有する基体材料18が供給される。関係する材料は、特 にポリエチレンであり、この材料は、一方では比較的に寸法が安定した基体を形 成するのに適し、他方では、人体温度測定に関連した範囲内の赤外線を透過する のに適している。この基体材料18は、その後、直接型押しステーション19に 供給され、そこで、その材料は、好ましくは幾つかの連続した型押しステップで 成形され、型押しステーションの出力端部で、ウインドウ7が下方に面して形成 された保護キャップ1の先端部2を備えた、基体材料18から成形された個々の 保護キャップ1を生産する。型押しステーション19において、保護キャップ1 は、保護キャップ1の明細書に応じて厚さの異なる壁領域を有するように成形で き、開始材料18は、ウインドウ7の領域において、ウインドウ膜7を提供する ため、非常に薄い膜で形成されてもよい。 型押しステーション19において開始材料18は、幾つかのステップを伴う型 押しだけで最初に輸郭が描かれてもよい。図1による管状又は漏斗状の保護キャ ップは、その後、図2Bを参照して説明されたように、後の深絞りステップで得 られる。図2Bによると、そのような深絞りステップには、検査工程および個々 の保護キャップが最終寸法へと加工される工程が続く。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年2月14日(1998.2.14) 【補正内容】 第1頁体腔に導入可能な赤外線型温度計用保護キャップを製造する方法 本発明は、赤外線型温度計の耳導管温度測定プローブに適合し体腔内に導入さ れるように構成され、一端が開き他端が赤外線に対し透過性のウインドウで閉じ られたプラスチック材の管状基体を含む、漏斗形保護キャップを製造する方法に 関する。 他の方法において、温度は電子放射温度計を用いて測定される。通常、そのよ うな放射型温度計は、放射を許容するウインドウを備えたハウジング、内部光学 システム、評価ユニットを伴う赤外線センサーを含む。放射を許容するウインド ウは、放射型温度計のハウジングの内部を締め切るのに役立ち、それにより、光 学システムとセンサーを汚染及び破壊から保護する。人体の温度を決定するため 、温度計の先端部が耳の中に向けられる。鼓膜及び耳導管から放射された赤外線 はウインドウを通過して温度計に入り、光学システム又は光学波導管及び干渉フ ィルタを介して赤外線センサーに入射する。センサー内で生じた温度増加により 電気出力電圧が生じ、それにより、評価ユニットで放射温度が決定できる。 付随的な保護として、始めに言及したタイプの保護キャップは、それらを赤外 線に敏感な鼓膜温度計の耳導管プローブに適合させるように温度計の端部に置か れるが、そのような保護キャップは、例えば、EP-B1-0 201 790に記載されてい る。これらの保護キャップは、赤外線透過ウインドウを保護する機能に役立つだ けではなく、 第2頁 使用者に病気が移るのを防止することが意図されており、それは、異なる者が使 用する場合、各温度が計られる前または測定前に新しい保護キャップが装着され ることで達せられる。EP-B-0 201 790で説明された保護キャップは、ポリプロピ レン又はポリエチレンで作られた赤外線透過膜を含む。その膜を支える部分は射 出成型部である。 そのような保護キャップは、通常、次の温度測定用温度計に新しい保護キャッ プを装着する為に交換され、次の使用の準備がなされる使い捨ての品目であるこ とから、そのような保護キャップが安価な品目であることが望ましい。そのよう な保護キャップを製造する際の著しいコストファクタは、材料費ではなく、むし ろ製造費である。慣例的には、そのような保護キャップは、基体をプラスチック から管形状に射出成型し、この基体の一開放端を赤外線に対し透過性のウインド ウで実質的に閉じることにより、製造される。US-5,293,862は、そのような保護 キャップの射出成型による製造に言及している。 EP-A-0 589 212及びEP-A-0 637 430から、互いに横たわる2,3層の膜を備え る平坦な保護キャップが知られている。穴は、第1膜の中央に備えられている。 第2膜は、赤外線に対し透過性を有し、その隅で第1膜に溶着されている。平坦 な保護キャップが漏斗状になり、耳導管プローブの外部形状に適合するのは、使 用者が、そのような平坦な保護キャップを耳導管プローブの端部を用いることに よって、放射型温度計の耳導管プローブに適合させ、第2の赤外線透過膜を穴を 介して第1膜に付勢するときだけである。保護キャップが測定後に耳導管プロー ブから取り除かれると、 第3頁 その漏斗形状は失われる。 そのような保護キャップ用の前述した公知の製造方法において言及された技術 状態から鑑み、本発明は、異なる材料から、漏斗状保護キャップが経済的に製造 できる方法を提供することを目的とする。 前述した目的は、請求項1又は21で記述された特徴を組み込む方法により、 達成される。 請求項1による本発明の方法において、基体はシート状、ウェブ状又はプレー ト状の基体材料から作られ、ウインドウ膜が備えられる。そのような材料は、連 続して製造ラインに供給され、後に、打ち抜き、成形、切断工程がとられる。こ の二重層構造により、ウインドウには当該外層に断熱用設備が同時に作られる。 そのようなプロセスを用いて、複数の保護キャップがライン上で短時間に連続し て製造される。そのようなパーツを射出成型するときに知られているような冷却 の為の許容誤差は不要である。さらに、基体材料は、赤外線に対する透過性が改 善する為に熱間型押し又はプレス加工により後に薄くされるウインドウ領域を備 え、発泡プラスチック又は他の空気含有プラスチック膜で完全に覆われてもよい 。 一定のフレキシビリティを示す、利用されているウェブ型材料の場合、このウ ェブ材料は供給ロールから巻き戻されてもよく(請求項5)、好ましくは、供給 ロールに保持された連続したウェブの形になっている。しかし、材料、少なくと も基体に対する材料をスタックから抜き取り、それを連続して後のプロセスステ ーションに供給する可能性がある。 第3a頁 保護キャップを製造する第1の方法によると、第1ステップは、押し抜きによ る穴を備えた基体材料を供給する工程を備える(請求項2)。これらの穴は、形 成される基体の開放端と組み合わされ、それから保護キャップが製造される。 最初に技術状態を参考にして説明したように、そのような保護キャップは、膜 型ウインドウを有し、それは可能な限り薄く、関連した測定範囲において、放射 に対し透過性があるのが望ましい。基体材料で穴が押し抜かれた後(請求項2) 、ウインドウが第2ステップで形成され、 第5頁 第4ステップの対象になっており、そこでは、個々の保護キャップが押し抜き加 工により最終的な寸法に加工される。 実験は、供給ストック(feed stock)を形成した後であって、それを最終的寸 法に加工する前に、検査工程を提供することにより製造方法が加速されることを 示した。これが特に適用されるのは、生産ラインにおいて、唯一、連続して押し 抜かれた穴の列がウェブ状又はプレート状の材料で作られる場合である。重要な プロセスステップは、基体及び膜が一緒に接合された後の供給ストックを形成す る工程であり、そこでは、品質への影響を除外することはできず、最終寸法に対 する供給ストックの加工は、検査工程の前にあり、検査工程で膜材料の透過性が ゲージングステーションでチェックされ、満足されるべき測定精度の範囲内の必 要な透過性を満足しない膜に印が付けられる。製造プロセスにおいて、品質要求 を満足しないことを示すものは、最終寸法に加工される必要がなく、むしろ、最 終処理ステップから除外される(請求項17,18)。 前述した方法は、フィルム状又はプレート状の材料の加工を可能にするばかり か、例えば、発泡プラスチック材料(請求項15)のように、断熱材を均等かつ 良好に適合させる(請求項14)。発泡プラスチック材料を含む、良好な絶縁性 を備えた材料で作られた保護キャップは、体温測定中の外部の熱影響で生じる測 定エラーを広く避けることを可能にするのに貢献する。特定部分において赤外線 光学システムへの熱伝達が減少されるか温度測定上の影響として無視できる位の 低レベルで維持されるように断熱されるのは、ウインドウと直接隣接し、そのた め、体腔壁(例えば、耳導管)との親密に接触する基体の上記特定部分である。 第12頁 請求の範囲 1.赤外線型温度計の耳導管温度測定プローブに適合するように構成され、一端 が開き他端が赤外線に対し透過性のウインドウ膜(7)で閉じられたプラスチッ ク材料で作られた管状基体(3)を有する漏斗形保護キャップを製造する方法で あって、 基体(3)を形成することが予定された、シート状、フィルム状、ウェブ状又 はプレート状の基体材料(6)に穴を形成するステップと、 穴が開けられた基体材料(6)を、少なくとも穴(5)の領域内で、赤外線に 対し透過 性のプラスチック材料から作られたウインドウ膜(7)で覆い、固定させて接合 するステップと、 この複合体を保護キャップ(1)に成形するステップと、 適用可能な場合、前記保護キャップ(1)を最終寸法に加工するステップと、 を備えて構成される、保護キャップの製造方法。 2.前記穴(5)は、基体材料(6)に押し抜かれることを特徴とする、請求項 1記載の方法。 3.穴が開けられた基体材料(6)とウインドウ膜(7)が、溶着による固定方 法で共に接合されることを特徴とする、請求項1記載の方法。 4.穴が開けられた基体材料(6)とウインドウ膜(7)が、粘着結合による固 定方法で共に接合されることを特徴とする、請求項1記載の方法。 第13頁 5.基体材料(6)が第1供給ロール(8)から巻き戻され、その後、第1ステ ップで、押し抜かれることを特徴とする、請求項1記載の方法。 6.ウインドウ膜(7)が第2供給ロール(12)から巻き戻され、第2ステッ プで、穴が開けられた基体材料(6)に接合されることを特徴とする、請求項1 又は6記載の方法。 7.基体材料(6)がウェブとして供給され、第1ステップでは連続した穴(5 )が作られ、成形工程の後、そのように作られた保護キャップは以下のステップ でウェブから切断されることを特徴とする、請求項5記載の方法。 8.使用される基体材料(6)は、厚さが0.4から0.8mmの範囲にある膜 であることを特徴とする、請求項1記載の方法。 9.膜厚が20から50μmの範囲にあるウインドウ膜(7)が使用されること を特徴とする、請求項1記載の方法。 10.上記ウインドウ膜(7)を基体材料(6)の上側に当て、上記成形工程の 後、保護キャップに内部コーティングを形成することを特徴とする、請求項1又 は6記載の方法。 11.利用される基体材料(6)は、プラスチック材料、特に、ポリエチレンや ポリスチレンで作られた膜であることを特徴とする、請求項1記載の方法。 第14頁 12.使用されるウインドウ膜(7)は、ポリエチレン及びポリプロピレンから 成るグループから選択される材料で作られていることを特徴とする、請求項1記 載の方法。 13.第3ステップにおいて、保護キャップ(1)は深絞りによって成形される ことを特徴とする請求項1記載の方法。 14.利用される基体材料(6)は断熱材であることを特徴とする、請求項1記 載の方法。 15.利用される断熱材は発泡プラスチックであることを特徴とする、請求項1 記載の方法。 16.前記成形ステップは、型押し工程であることを特徴とする、請求項1、1 4、15のいずれか一項に記載の方法。 17.最終寸法に加工するステップは、検査工程の後になされることを特徴とす る、請求項1記載の方法。 18.ウインドウ膜(7)は、温度測定に関連した赤外線放射範囲において、そ の透過性がチェックされることを特徴とする、請求項17記載の方法。 19.管状硬直部(20)は、ウインドウ膜で覆われた穴の端部に沿って形成さ れることを特徴とする、請求項19記載の方法。 第15頁 20.管状硬直部(20)は、成形ステップ中に形成されることを特徴とする、 請求項19記載の方法。 21.赤外線型温度計の耳導管温度測定プローブに適合するように構成され、一 端が開き他端が赤外線に対し透過性のウインドウ膜(7)で閉じられたプラスチ ック材料で作られた管状基体(3)を有する漏斗形保護キャップを製造する方法 であって: 基体(3)形成用のシート状、フィルム状、ウェブ状又はプレート状の基体材 料(6)を、成形されるウインドウ膜(7)と組み合わされた所定領域で、型押 しにより薄くするステップと、 深絞り又は型押し工程により、基体材料(6)を保護キャップ(1)に成形す るステップと、 適用される場合、上記保護キャップを最終寸法に加工するステップと、 を備えて構成される、保護キャップの製造方法。 22.上記所定領域は、幾つかの型押しステップを経て薄くされることを特徴と する、請求項21記載の方法。 23.上記所定領域をウインドウ膜(7)の最終厚さまで薄くする工程は、深絞 り又は型押し工程の一部として行われることを特徴とする、請求項22の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲーリッヒ,ゲラルド ドイツ国 ヴァイタースタット デー― 64331 ブリュッケンストラッサ 4 (72)発明者 ツィマーマン,ヴァルター ドイツ国 バト ゾーデン デー―65812 アイフェンドルフヴェク 5 (72)発明者 ベールヴェルト,フランク ドイツ国 ルンケル デー―65594 エム ストラッサ 1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.赤外線型温度計の耳導管温度測定プローブに適合するように構成され、体腔 内に導入される保護キャップ(1)であって、その基体(3)は、一端が開き他 端が赤外線に対し透過性のウインドウ膜(7)で閉じられたプラスチック材料で 形成された前記保護キャップを製造する方法であって、 少なくとも一つの穴(5)が、基体(3)形成用のシート状、フィルム状、ウ ェブ状又はプレート状の基体材料(6)で作られる第1ステップと、 穴が開けられた基体材料(6)が、少なくとも穴(5)の領域内で、赤外線に 対し透過性のプラスチック材料から作られ、固定方法で基体材料(6)に接合さ れるウインドウ膜(7)で覆われる第2ステップと、 その後、この複合体がキャップ(1)に成形される第3ステップと、 適用可能な場合には、前記キャップは保護キャップ(1)の最終寸法に加工さ れる第4ステップと、 を備えて構成されることを特徴とする、保護キャップの製造方法。 2.穴(5)は、基体材料(6)に押し抜かれることを特徴とする、請求項1記 載の方法。 3.穴が開けられた基体材料(6)とウインドウ膜(7)が、溶着による固定方 法で共に接合されることを特徴とする、請求項1記載の方法。 4.穴が開けられた基体材料(6)とウインドウ膜(7)が、粘着結合による固 定方法で共に接合されることを特徴とする、請求項1記載の方法。 5.基体材料(6)が第1供給ロール(8)から巻き戻され、その後、第1ステ ップで、押し抜かれることを特徴とする、請求項1記載の方法。 6.ウインドウ膜(7)が第2供給ロール(12)から巻き戻され、第2ステッ プで、穴が開けられた基体材料(6)に接合されることを特徴とする、請求項1 記載の方法。 7.基体材料(6)が連続ウェブとして供給され、第1ステップで連続した穴( 5)が作られ、成形工程の後、そのように作られた保護キャップは以下のステッ プでウェブから切断されることを特徴とする、請求項5記載の方法。 8.供給された基体材料(6)は、厚さが0.4から0.8mmの範囲にある膜 であることを特徴とする、請求項1記載の方法。 9.膜厚が20から50μmの範囲にあるウインドウ膜(7)が供給されること を特徴とする、請求項1記載の方法。 10.第2ステップは、ウインドウ膜(7)を基体材料(6)の上側に当て、上 記成形工程の後、保護キャップに内部コーティングを形成することを特徴とする 、請求項1記載の方法。 11.利用される基体材料(6)は、プラスチック材料、特に、ポリエチレンや ポリスチレンで作られた膜であることを特徴とする、請求項1記載の方法。 12.ウインドウ膜(7)は、ポリエチレン及びポリプロピレンから成るグルー プから選択される材料で作られていることを特徴とする、請求項1記載の方法。 13.第3ステップは、保護キャップ(1)を深絞りする工程を備えることを特 徴とする請求項1記載の方法。 14.利用される基体材料(6)は断熱材であることを特徴とする、請求項1記 載の方法。 15.利用される断熱材は発泡プラスチックであることを特徴とする、請求項1 記載の方法。 16.成形ステップは、型押し工程であることを特徴とする、請求項1又は15 記載の方法。 17.第4ステップは、検査工程の後になされることを特徴とする、請求項1記 載の方法。 18.ウインドウ膜(7)は、温度測定に関連した赤外線放射範囲において、そ の透過性がチェックされることを特徴とする、請求項17記載の方法。 19.管状硬直部(20)は、ウインドウ膜で覆われた穴の端部に沿って形成さ れることを特徴とする、請求項19記載の方法。 20.管状硬直部(20)は、成形ステップ中に形成されることを特徴とする、 請求項19記載の方法。 21.赤外線型温度計の耳導管温度測定プローブに適合するように構成され、体 腔内に導入される保護キャップ(1)であって、その基体(3)は、一端が開き 他端が赤外線に対し透過性のウインドウ膜(7)で閉じられたプラスチック材料 で形成された前記保護キャップを製造する方法であって、 基体(3)形成用のシート状、フィルム状、ウェブ状又はプレート状の基体材 料(6)が、成形されるウインドウ膜(7)と組み合わされた所定領域で、型押 しにより薄くされる第1ステップと 深絞り又は型押し工程により、それをキャップ(1)に成形する第2ステップ と、 適用される場合、前記キャップを最終寸法に加工する第3ステップと、 を備えて構成されることを特徴する、保護キャップの製造方法。 22.所定領域は、幾つかの型押しステップを経て薄くされることを特徴とする 、請求項21記載の方法。 23.所定領域をウインドウ膜(7)の最終厚さまで薄くする工程は、深絞り又 は型押し工程の一部として行われることを特徴とする、請求項22の方法。
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