JP2000504451A - 1個以上の処理要素を用いる信号処理装置 - Google Patents

1個以上の処理要素を用いる信号処理装置

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Abstract

(57)【要約】 分散ディジタル信号処理は多数の処理要素によって実行される。信号処理プロセスはデータフロー原理に従って個々の処理要素用にスケジュールされる。このために、信号サンプルのフローは、各々が幾つかのサンプルから成るデータトークンに細分割される。プロセスは、与えられたデータトークンの検出に応答して、このプロセスを受けるように処理要素にて開始される。データトークンの検出は制御ユニットにより処理され、この制御ユニットはデータトークンに応答して、関連するデータトークンを発生する第1処理要素とデータトークンに存在するデータアイテムを処理すべき第2処理要素との間に通信回線を割当てる。従って、スケジューリングは通信回線の割当てによって達成される。さらに、デッドロック問題をなくすために、プロセスの実行順序に関しては制約を課するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】 1個以上の処理要素を用いる信号処理装置 本発明は、複数のプロセスを実行し、これらプロセスのうちの第1プロセスが プロセス識別子及び複数のデータアイテムを有するデータトークンを発生するの に対し、第2プスセスが前記第1プロセスのデータアイテムを処理する、プロセ ス実行用の信号処理装置であって、 − 前記第1プロセスを実行し、且つデータアイテムを順次発生する第1処理要 素と、 − 前記データトークンの受信に応答して、前記プロセス識別子の制御下で前記 複数個のデータアイテムを前記第2プロセスに従って処理する第2処理要素とを 具えている信号処理装置関するものである。 斯種の信号処理装置はBang W.Lee 外著の論文“Proceedings of the IEEE 19 94 Custom Integrated Circuits Conference(CICC;San Diego,1994 年5月) pp 103〜106 における「Data Flow Processor for Multi-standard Video Codec 」”から既知である。 特にビデオ信号を処理するには所定の処理速度が必要であり、現在のIC技術 ではこれは多数の処理要素にて並列処理することによってしか達成することがで きない。この並列処理のスケジューリングには通常、データアイテムに対して実 行される様々な並列プロセスのスケジューリングを規定する集中調整のプログラ ム制御を伴なう制御フローアーキテクチャを利用している。 前記Bang W.Leeによる論文はデータフロー原理に従って並列プロセスをスケ ジュールすることを提案している。データフロー原理によると、様々なプロセス に従って処理されるデータトークンと称されるデータ単位を使用している。各デ ータトークンは通常のデータアイテムだけでなく、データアイテムについて成す べきプロセスを推論し得るプロセス識別子も包含している。プロセッサは処理す べきデータトークンの可用性に応答してプロセスを開始し、このプロセスは集中 調整プログラム制御によってどのプロセスをいつの時点に開始すべきかを前もっ て決めることなく、プロセス識別子に基づいて選定されている。 本発明の目的は処理効率をさらに高める冒頭にて述べた種類の信号処理装置を 提供することにある。 このようにするために、本発明による信号処理装置は、前記第2処理要素を前 記第1処理要素が前記データトークンのデータアイテムを既に発生してしまった か、否かに無関係に、前記データトークンの受信開始に応答してデータアイテム の処理を開始するように構成したことを特徴とする。 従ってこの信号処理装置はパイプラインのように作動し、連続するプロセスは データアイテムのフロー又はそのセグメントで並列に実行される。データトーク ンは複数のデータアイテムを包含しているフローの一部を表わし、各データアイ テムは原則として或るプロセス、例えば時間的に連続するか、又は空間的に連続 する信号のサンプルを処理する期間中同じように処理される。従って、或るフロ ーの複数のセグメントは処理要素に交互に到達し、各セグメントの長さは制限さ れ、フローセグメントに関するプロセスの開始は、プロセス識別子を用いて全フ ローセグメントに対するデータフロー原理に従って一度スケジュールされるだけ である。この方法は、これがデータトークンを分割できないものとして処理する プロセスを最早取り扱わないという点でデータフロー原理とは異なるものである 。 本発明の好適例では、前記第1及び第2処理要素が、少なくとも3つの処理要 素から成り、且つこれらの処理要素間に割当て可能な通信回線を含むシステムの 一部を成すようにした信号処理装置において、該信号処理装置が、前記処理要素 のシステムに前記プロセスに関連する情報をマッピングするように用立てた割当 てコントローラを含み、該割当てコントローラが、データトークンの発生開始に 応答し、且つデータトークンにおけるプロセス識別子に関連するマッピング時の 情報の制御下で、前記第2処理要素の入力端子に他のデータトークン伝送用の通 信回線が割当てられていなかった場合に、前記第1処理要素から前記第2処理要 素の前記入力端子へのデータトークンの伝送用通信回線を割当てるようにする。 このように、割当てコントローラは実際にはスケジューリングを行なう。割当て コントローラがプロセス識別子を伴なうデータトークンを第2処理要素へ伝える 場合に、これに応答して第2処理要素は第2プロセスの実行を開始する。 本発明の他の好適例では、前記第1処理要素に処理ユニット及び該処理ユニッ トと通信回線との間の出力FIFO(先入れ先出し)を設け、前記処理ユニット が第1プロセスを実行し、データアイテムを発生し、且つこれらのデータアイテ ムを前記出力FIFOに順次書込み、前記割当てコントローラがデータトークン の伝送用通信回線を割当てている場合に、データアイテムが通信回線を介して伝 送用に前記出力FIFOから順次読取られるようにする。従って、例えば第2処 理要素がまだ以前のデータトークンの処理に掛わっているか、又は第2プロセス での第2データトークンと共同で処理すべき他のデータトークンの生成がまだ開 始していないために、割当てコントローラがデータトークン伝送用の通信回線を 割当てていなかったとしても第1処理要素はデータアイテムの生産を続行するこ とができる。 本発明による信号処理装置のさらに他の好適例では、前記第2処理要素に処理 ユニット及び該処理ユニットと前記第2処理要素の入力端子との間の入力FIF Oを設け、データアイテムを前記第1処理要素から通信回線を経て前記入力FI FOに順次書込み、前記処理ユニットがFIFOからのデータアイテムを前記第 2プロセスに従って処理するために順次読取り、前記割当てコントローラが、先 のデータトークンの最終データアイテムが入力FIFOに書込まれている旨の検 出に応答して、データトークン伝送用の通信回線を前記第2処理要素に割当てる ようにする。このように、処理ユニットはデータトークンの到着順にこれらのデ ータトークンを処理するため、このユニットをデータフローの処理用に特別に設 計する必要がない。従って、データトークンの伝送は、前のデータトークンが完 全に処理される前に既に開始することがてきる。 データフロー原理による処理はデッドロックのリスクを伴なう。デッドロック は、例えばいずれかのプロセスに対する全入力のデータトークンが使用可能にな らず、種々のプロセス用に発生されるデータトークンの数が過剰となるために処 理が停止する場合に生じる。これは特に、各々が或る特殊な機能(DCT,フィ ルタリング等)を有するプロセスの実行用に極めて効率的に構成されるも、他の プロセスを実行することができない機能−特定処理要素を複数具えている信号処 理装置にとっては問題である。従って、デッドロックは処理要素へのプロセスの 割当て選択を変えることによって防ぐことはできない。 同じ処理要素への複数プロセスの割当てのために生じる他の問題は、所謂“飢 餓状態”(スターベーション)である。この飢餓状態による影響を受けたプロセ スは殆ど実行されず、これは或る処理要素に到達する他のプロセスからのデータ トークンの数が当面のブロックのデータトークンの数よりも遥かに多くなるから である。 本発明による信号処理装置のさらに他の好適例では、前記信号処理装置が、 − 多数のプログラマブルに選択されるプロセスから成るプロセスシーケンスを プログラムするためのシーケンスプログラミング手段と、 − 伝送シーケンスに関する制限を加え、前記プロセスが前記シーケンスプログ ラミング手段でプログラムしたプロセスのプロセスシーケンスに従ってデータト ークンを通信回線を経て伝送するようにする順次付け手段とを含むようにする。 このように、信号処理装置のプログラミング中にプログラマ又はコンパイラは、 デッドロック及び飢餓状態を防ぐために、例えば全く同じ処理要素に割当てられ る種々のプロセス用の入力を供給するプロセスが交互に開始されるようにする手 段を講じることができる。 本発明による信号処理装置の他の好適例では、前記シーケンスプログラミング 手段を前記割当てコントローラに結合させ、前記第2プロセスが前記プロセスシ ーケンスに従ってまだ満期状態になっていない限り、データトークンの伝送用回 線の割当てを阻止するようにする。従って、いずれにしても必要とされる通信上 のアービトレーションを用いてシーケンスに制約を課するようにする。 本発明による信号処理装置のさらに他の好適例では、前記第2処理要素が他の 入力端子も有し、前記第2プロセスが第3プロセスと一緒に前記第2処理要素に マップされ、前記第2プロセスが前記入力端子及び他の入力端子を経て前記第1 プロセス及び第4プロセスからそれぞれデータトークンを受取り、前記第2プロ セスが前記入力端子及び他の入力端子を経て第5及び第6プロセスからそれぞれ データトークンを受取り、前記第1及び第5プロセスのデータトークンが通信回 線を経て前記第1及び第2プロセスにそれぞれ伝送されるシーケンスが、前記第 4及び第6プロセスのデータトークンが通信回線を経て前記第1及び第2プロセ スにそれぞれ伝送されるシーケンスと一致するように前記プログラミング手段を プログラムする。このようにすることにより、処理要素が1つの入力端子に対し て異なるデータトークンを発生し、従って他の入力端子に対するいずれかの関連 データトークンの発生を開始しない場合に生ずるデッドロック状態が妨げられる 。 本発明による信号処理装置のさらに他の好適例では、前記第2処理要素が、他 のデータトークンを受取るために通信回線に接続される他の入力端子を有し、前 記第2プロセスがデータトークン及び前記他のデータトークンからのデータアイ テムを共同で処理し、前記割当てコントローラが、データトークンの発生開始並 びに前記他のデータトークンの発生開始が前記割当てコントローラによって検出 されている場合にのみデータトークン伝送用の通信回線を割当てるようにする。 このように、割当てコントローラはデータトークンを所謂整合するのであって、 このことは第2処理要素に対を成して到達するデータトークンが同じ第2プロセ ス用に向けられることを意味している。従って、第2処理要素は到来するデータ トークンをさらに整合することなく処理することができる。 以下本発明を図面を参照して説明するに、ここに: 図1は信号処理装置を示し、 図2はデータフローグラフの例を示し、 図3は処理要素を示し、 図4はコントローラ用の表を示し、 図5はコントローラ用のフローチャートを示し、 図6はデータフローグラフの例を示し、 図7はスケジューリングの例を示す。 図1は信号処理装置を示す。この装置は、例えば5つの処理要素10a〜10 eと、プログラマブル制御ユニット12と、クロスバースイッチ14とを具えて いる。処理要素10a〜10eはクロスバースイッチ14を介して互いに接続す ることができる。クロスバースイッチ14は制御ユニット12によって制御され る。 図2はデータフローグラフ20の一例を示す。このデータフローグラフ20は 、複数のプロセス(A,B,C,D,E,P,Q)から成る複合データ処理プロ セ スを表わしている。各プロセス(A,B,C,D,E,P,Q)は、或る所定の データ処理機能に相当する。プロセスAの機能は、例えばフーリエ変換とするこ とができるのに対し、プロセスB及びCはフーリエ変換の実及び虚成分の量子化 とすることができ、他のプロセスはハフマン復号化又はランレングス復号化処理 等を行なうこととすることがてきる。種々のプロセスは、それぞれ異なるデータ に対して同じような機能を実行するものとすることができる。 データフローグラフ20における各プロセスをそれぞれのノード(A,B,C ,D,E,P,Q)により記号で表わしてある。データフローグラフにおけるそ れぞれのエッジE0〜E9はプロセス(A,B,C,D,E,P,Q)間のデー タ交換を記号で表わしたものである。データフローグラフ20によると、データ はエッジE0からプロセスAに入る。このプロセスAは2種類の出力データを発 生し、これらのデータはエッジE1,E2を経てプロセスB及びCへとそれぞれ 供給される。次いでプロセス2Bが2種類の出力データを発生し、これらのデー タはそれぞれエッジE3及びE4を経てプロセスD及びPへと供給される。プロ セスCは一種類の出力データを発生し、この出力データはエッジE5を経てプロ セスPへと供給される。プロセスPは2種類の入力データを受取って、一種類の 出力データを発生し、この出力データはエッジE7を経てプロセスEへと供給さ れる。プロセスDはエッジE6を経てプロセスQへ供給される出力データを発生 し、プロセスEはエッジE8を経てプロセスQへ供給される出力データを発生す る。プロセスQはエッジE9を経て複合データ処理演算の最終結果を出力する。 図1の信号処理装置はその作動中に、例えば一連の画像信号の各々について、 データフローグラフ20を実行する。このために、様々なプロセス(A,B,C ,D,E,P,Q)を処理要素10a〜10eのシステムにマップする。例えば 、プロセスA及びBを処理要素10aにマップし、プロセスP及びQを処理要素 10bにマップし、プロセスC,D,Eをそれぞれ処理要素10c〜10eにマ ップする。このように幾つかのプロセスを同じ処理要素にマップすることができ る。本例における処理要素以外に、プロセスをマップしない処理要素も有り得る 。 到来する画像信号は、プロセスAをマップしてある処理要素10aに供給され る。処理要素10aは各画像信号に対してプロセスAの機能を実行して、各画像 信号に対して、プロセスAの結果として生じる2種類のデータ対象物を発生する 。これら2種類のデータ対象物は常にクロスバースイッチ14を経て、プロセス B及びCをマップしてある処理要素10a及び10cに伝送され、これらの処理 要素はデータフローグラフ20に従ってプロセスAの結果を受取る。データ対象 物はこうして順次処理要素10a及び10cにて処理される。 図3は処理要素の実施例を示す。この処理要素は、それぞれのFIFO52a 及び52bを経て処理要素の入力端子に接続される2つの入力端子を有する処理 ユニット50を具えている。さらに、処理ユニット50の出力端子はFIFO5 4を経てルータ56の入力端子に結合されている。処理要素は実行制御ユニット 58も具えている。各FIFO52a,52b及び54は入力−クロック入力端 子と、出力−クロック入力端子と、FIFOのフル/非フル出力端子と、FIF Oの空/非空出力端子とを有している。処理ユニット50の入力側におけるFI FO52a及び52bの出力−クロック入力端子は、これらのFIFOのFIF O空/非空出力端子と一緒に実行制御ユニット58に結合されている。処理ユニ ット50の出力側のFIFO54の入力−クロック入力端子及びフル/非フル出 力端子も実行制御ユニット58に結合されている。 処理ユニットの入力側におけるFIFO52a,52bの入力−クロック入力 端子及びFIFOフル/非フル出力端子は制御ユニット12に結合されている。 FIFO54の出力−クロック入力端子及びこのFIFOの空/非空出力端子は ルータ56に結合されている。ルータは制御ユニット12(図示せず)に接続さ れる。 それぞれのデータトークンは作動中に入力FIIFO52a,52bの入力端 子に供給される。データトークンは、例えば多数のデータアイテムを包含してお り、こうしたデータアイテムは一緒になって或る画像信号を表わし、これらのデ ータアイテムは入力FIFO52a,52bに順次書込まれる。データトークン は、例えばそのデータトークンにおけるデータアイテムの数を示す長さコード、 画像信号をどんな機能で処理すべきかを示す標識コード及びこの機能の出力デー タがデータフローグラフにおけるどこのエッジに対応するのかを識別する識別子 も包含している。 実行制御ユニット58は、例えばFIFO52a,52bが空でない信号を処 理ユニットの入力端子に供給し、且つFIFO54が非フル信号をその出力端子 に供給する場合に、処理ユニット50の起動を制御する。処理ユニット50が起 動すると、これはFIFO52a,52bから到来するデータに関して、その長 さコード及びそのデータについて成すべき機能の標識コードを読取る。その後、 処理ユニット50は入力FIFO52a,52bからデータアイテムを順次読取 る。これらのデータアイテムは機能の標識コードに従って、例えばフーリエ変換 を実行するか、又は可変長復号化を実行することにより処理される。この処理は 機能標識コード及び最初のデータアイテムが入力FIFO52a,52bにて使 用可能になると直ぐに開始することができる。このような処理の開始は全てのデ ータアイテムが使用可能となるまで延ばす必要はない。一般に、入力FIFO5 2a,52bはデータトークンにおける全てのデータアイテムを同時に収容する にはあまりにも短か過ぎる。 処理演算操作によって一連の出力データアイテムが発生する。処理ユニット5 0はこれらのデータアイテムを出力FIFO54に順次供給し、これらのアイテ ムには、この処理ユニットによる機能の出力データがどのエッジに対応するのか を識別する識別子を先行させる。機能に応じて、出力FIFO54へのデータア イテムの供給は、全てのデータアイテムが処理ユニットの入力端子に到達する前 に既に開始することができる。 処理ユニット50の出力に関するFIFO54からの空/非空信号に基づいて 、ルータ56は出力データが使用可能であるか、否かを検出する。出力データが 使用可能で、その可用性がまだ制御ユニット12に知らされていなかった場合に は、その可用性を出力データが対応するデータフローグラフにおけるエッジの識 別子と一緒に制御ユニット12に知らせる。制御ユニットは、これに応答して、 出力データについて成すべき処理演算機能及びその処理演算による結果を出力す るエッジの識別子をルータ56に指示する。さらに、制御ユニット12はクロス バースイッチ14を介して該当する演算を実行すべき処理要素への回線を割り当 てる。 制御ユニット12がルータ56に、通信回線が使用可能である旨を知らせた後 に、ルータ56は機能標識コード及びエッジの識別子をクロスバースイッチ14 (図示せず)を経て発送する。処理要素によって実行されたプロセスが1つ以上 のエッジ出力データを発生する場合には、これらのエッジに通し番号を付けるの が好適である。この場合に、制御ユニット12はルータ56又は処理ユニットに 最低の番号を与えるだけで済み;そしてルータ56又は処理ユニットそのものが 連続する出力エッジの番号を生成することができる。 その後ルータ56が出力FIFO54の出力−クロック入力端子へクロック信 号を供給するため、データアイテムが出力FIFO54からクロスバースイッチ 14(図示せず)を経て順次発送される。このデータアイテムの発送は、FIF 054の出力データが空になるか、又はこの出力データが供給されるFIFO5 2a,52bがいっぱいになるフル状態となる場合に中断されるようにする。こ れは、例えば制御ユニット12によるか、又は空/非空及びフル/非フル信号を クロスバースイッチ14を介して関連する処理要素10a,10b間にてやり取 りすことにより制御される。 制御ユニット12はデータフローグラフの表現を包含しており、これは種々の データフローグラフをそこに表現し得るようにプログラムすることができる。制 御ユニット12はプログラムしたデータフローグラフを実際に実行するように処 理要素10a〜10e及びクロスバースイッチ14を制御する。 図4は制御ユニット12に使用するデータフローグラフを表形態にて表現した ものである。この表はデータフローグラフの各エッジに対して別個の行を包含し ており、これらの各行は例えば次のようなものを包含している。即ち、 − 関連するエッジの識別子、 − 当該エッジを経て転送されるデータについて実行すべき演算機能の識別子、 − 斯かる機能を実行させるべき処理要素及び必要ならば、データを供給すべき 処理要素の入力端子の識別子、 − 関連するエッジを経てデータを転送した後に、データ転送をまだ行なえる別 のエッジの識別子。 図5は図4の表を制御ユニット12により如何にして用いるかの例を示すフロ ーチャートである。このフローチャートは、或るプロセスの出力データが移送用 に使用可能である旨を処理要素10a〜10eが制御ユニット12に知らせ、且 つ処理要素10a〜10eが、データフローグラフにおけるどのエッジにこのデ ータが対応するのかを知らせると云う仮定に基づいている。 制御ユニット12は各処理要素10a〜10eに対するフローチャートを、例 えばラウンドロビン法に基づいて繰返し実行する。フローチャートの第1ステッ プ40の期間中に制御ユニット12は或る関連する第1処理要素10a〜eから 信号を受信したかどうかをテストする。この信号を受信しない場合には、フロー チャートの実行を停止する。信号を受信した場合には、コントローラ12が第2 ステップ42にて、関連する処理要素10a〜eによって知らされたエッジに対 応するデータ移送が可能であるかどうかをテストする。このステップの目的及び このステップを実行する方法については後に詳細に説明するとして、このフロー チャートの説明にとっては、エッジが使用可能になっていない場合には、制御ユ ニット12がフローチャートの実行を停止し、且つデータ移送が可能になってい る場合には、制御ユニットが第3ステップ44を実行すると云うことに留める。 第3ステップ44の期間中には制御ユニット12が、知らされたエッジと表とに 基づいて、どの処理要素10a〜eが使用可能データを処理すべきかを決定する と共にこの(第2)処理要素10a〜10eのどの入力端子に斯かるデータを供 給しなければならないのかを決定する。次の第4ステップ46の期間中には、制 御ユニット12が、斯かる入力端子は他のデータの供給用に既にリザープされて いるかどうかをテストする。リザーブされていた場合には、フローチャートの実 行を終了させ、リザーブされていなかった場合には、制御ユニット12がその入 力をリザーブして、第5ステップ48を実行するようにする。 第5ステップ48の期間中に、制御ユニット12はクロスバースイッチ14を 制御して、このスイッチが、出力データを使用できる旨を知らされた第1処理要 素10a〜eの出力端子と、このデータを処理すべき第2処理要素10a〜eの 入力端子との間の回線を設定するようにする。制御ユニット12は他の出力用エ ッジを、例えばエッジの使用可能/使用不能状態を示すメモリ素子を適当にロー ドすることにより使用不能にすることができる。その後、制御ユニット12は知 らされたエッジ及び表に基づいて、他のどのエッジを使用可能とする必要がある かどうかを確かめる。制御ユニット12はこのエッジを、例えば関連するメモリ 素子をそれ相当にロードすることにより使用可能にする。表から明らかなように <この場合には元々知らされていたエッジを再び直接使用可能にすることができ るため、既に知らされたエッジは実際上永久に使用可能とすることができる。 制御ユニット12は知らされたエッジに基づいて表から出力データについて実 行すべき機能を決定し、この機能の標識コードを第1処理要素10a〜eに供給 する。さらに、制御ユニットはこの機能を実行するプロセスの最低番号の出力エ ッジの識別子を決定し、これを第1処理要素10a〜eへ供給する。従って、制 御ユニット12は各エッジの行に対して、このエッジがデータを供給するプロセ スの機能に関連する情報以外に、関連するプロセスの出力データを伝送する最低 の番号を付けたエッジに関連する情報(図示せず)も包含するようにするのが好 適である。しかし、この情報はプロセス識別情報とプロセス識別/出力エッジ関 連を包含している表とを用いることにより見つけることもできる。 本発明による信号処理装置の作動を単純化したデータフローグラフの例に基づ いて以下詳細に説明する。 図6はデータフローグラフの一例を示す。このデータフローグラフは5つのプ ロセスR,T,U,Vを具えている。第1プロセスRは2つの出エッジI,Jを 有しており、これらのエッジはそれぞれ第1及び第2の連続プロセスS及びUへ と延在している。これらの各連続プスセスS及びUは1つの出エッジを有してお り、このエッジはそれぞれ別の連続プロセスT又はVへと延在している。 図7は図6のデータフローグラフのプロセスを実行するスケジューリングの極 めて単純化した例を示す。この例は、図6のプロセスR,S及びUの各々がそれ ぞれの処理要素によって実行されると共にプロセスT及びVが同じ処理要素によ って実行されると云う仮定に基づいている。図7は多数のトレースOI,OJ,OS ,OU,OT/Vを包含しており、これらのトレースは処理要素でのデータアイテ ムの生産を表わしている。図7はトレースALLも包含しており、このトレース はどの回線がクロスバースイッチを経て割り当てられているのかを示す。最初の 2つのトレースOI,OJは第1プロセスRを実行する処理要素でのデータアイテ ムの生産を表わしている。第3及び第4トレースOS,OUは第1及び第2の連続 プロセスS,Uをそれぞれ実行する処理要素でのデータアイテムの生産 を表わしている。第5トレースは他の連続プロセスT,Vを実行する処理要素の 出力に現われるデータアイテムの生産を表わしている。 図7の例は、入エッジIを経て到来する順次のデータアイテムに応答して、プ ロセスSがデータアイテムの内容に応じて可変数の出力データアイテム、本例で は1,3,4,0,4,0,1をそれぞれ発生する。これは、例えばMPEG復 号化に用いられるような可変長復合器に対する場合である。発生するデータアイ テムはデータトークンを形成するように合成される。プロセスSそのものは1つ のデータトークンを形成するように合成されるデータアイテムの数を決定する。 このプロセスSは、例えば発生データアイテムを4つ一組にして1つのデータト ークンに組合わせる。プロセスUも同じように作動するが、このプロセスは本例 では順次のデータアイテムに応答して1,2,0,1,3,0のデータアイテム をそれぞれ発生する。 プロセスSがデータアイテムの生産を開始するとすぐに、制御ユニット12は クロスバースイッチ14を介してプロセスSを実行している処理要素からプロセ スTを実行する処理要素への回線を割当てる。2つのデータアイテムが受信され る度毎にプロセスTは1つの出力データアイテムを発生する。プロセスTが実行 されている間にプロセスUもデータアイテムを発生し始める。これは制御ユニッ トに知らされるが、プロセスVの回線をすぐに割当てることにはならない。その 理由は、これらのデータアイテムに関してプロセスVを実行するための処理要素 及びこの処理要素への回線がまだプロセスTに割当てられているからである。回 線がまだ割当てられていなかったら、発生したデータアイテムはプロセスUを実 行する処理要素の出力FIFOにバッファされる。従って、必要に応じてこの処 理要素は発生したデータアイテムを発送し終える前に次のプロセスを開始するこ とができる。 プロセスVを実行するための処理要素への回線は、プロセスSの完全なデータ トークン(4つのデータアイテム)がプロセスTを実行する処理要素に到達した 後にだけプロセスUの出力をプロセスVに供給するために割当てられる。これに 応答して、データアイテムはプロセスUを実行する処理要素の出力FIFOから 読取られて、プロセスVを実行する処理要素へ供給される。この処理要素はこれ に応答してプロセスVの実行を開始する。トレースの他の進路では、この処理要 素はデータトークンの始まりの可用性に応じてプロセスTか、プロセスVを交互 に実行する。従って、この処理要素は、例えばプロセスVからのデータトークン を使用できない場合には、プロセスTに2回続けて割当てられる。従って、或る 所定瞬時にこの処理要素によって実行されるプロセスは前もって決められず、( 例えば、可変長デコーダでは)データアイテムの内容によって決まる。このよう にして、処理要素は予定したスケジュールの場合におけるよりももっと有効に用 いることができる。 本例では、必要なデータアイテムが到来するとすぐに、プロセスT及びVを実 行する処理要素がデータアイテムを処理する。プロセスT及びVが他の入力端子 を有している場合には、この処理要素は対応するデータアイテムが斯かる他の入 力端子にて使用可能となるまでデータアイテムの実行を保留しなければならなか った。しかし、待機中もクロスバースイッチ14を介してのデータアイテムの電 送は通常通り実行させることができ、これは、このようなデータアイテムは入力 FIFOに記憶させるからである。従って、クロスバースイッチは他のデータト ークンの伝送に対して早めに自由になる。 原則として、各プロセスそのものでは、どれほどのデータアイテムを合成して 、1つのデータトーンを形成するようにするのかを決定する。この数の選定には 妥協点を見い出さなければならない。数個のデータアイテムだけから成るデータ トークンは、スケジューリングの融通性が高くなる(データトークンが続く限り 、或る処理要素への回線は、たとえ新規のデータアイテムがそのデータトークン 内でまだ使用できなくても再び割当てることはできないから或る面では有利であ る。 これに対し、多数のデータアイテムから成るデータトークンは、これらの伝送 費用が少なくて済み、しかも制御ユニットの負担、特にアービトレーションが少 なくて済むために他の面では有利である。さらに、データアイテムは一緒に処理 しなければならないことからして、データトークンにおけるデータアイテムの数 は最少とする必要もある。データトークンを形成するように合成するデータアイ テムを形成するように合成するデータアイテム数の選定は、ビデオデコーディン グの如き信号処理用途における平均効率を可調整とし、これは適時応答に関する 二次的条件の如き二次的条件付けをすることになる。従って、データトークンを 形成するように合成すべきデータアイテムの数は、複数のプロセスを一緒に実行 すべき場合に、効率が最適となるように選定するのが好適である。 所定タイプのタスクの場合で、しかも所定の状況下にあっては、特に、特殊な 整合ユニットを用いない場合に、データフロー原理に従って作動する信号処理装 置がデッドロック状態になり得る。これは図2のデータフローグラフに基づいて 説明することができる。プロセスPとQが同じ処理要素によって実行されるもの とする。双方のプロセスは2つの入力を有している。この処理要素の入力端子に 同じプロセスP又はQへの一致するデータトークンが現われると、関連するプロ セスを実行することになる。しかし、それぞれ異なるプロセスに対するデータト ークンが入力FIFOにおける様々な入力端子に使用可能となる場合には、デッ ドロックが生じ、一方のプロセスを実行することができない。 斯様なデッドロック状態をなくすために、制御ユニット12は選択したプロセ スがデークトークンだけを予定したシーケンスで伝送する回線に割当てられるよ うにする機構を具えている。これによりプログラマは、例えば図2のデータフロ ーグラフの場合、プロセスB,C,E及びDをこの順序で回線に循環的に割当て る(他のプロセスはこれらのプロセスに無関係に回線に割当てることができる) ようにすることができる。従って、プログラマはプロセスP及びQを実行する処 理要素の様々な入力端子に現われるデータトークンが同じプロセスP又はQ用の シーケンスで到達するようにすることができる。先ず、例えば回線をプロセスB かCにだけ割当てることができる。従って、上述したデッドロック状態は起こり 得ない。これは他のプログラム、例えばプロセスC及びDが、プロセスB及びE のように(プロセスC及びDはプロセスP及びQを実行する処理要素の同じ入力 端子にデータトークンを供給するものとする)或る回線に交互に割当てられるよ うに特定化することによって達成することができることは明らかである。この場 合には先ず例えばプロセスB及びCだけを或る回線に割当てることができる。 選択したプロセスが或る予じめプログラムしたシーケンスで回線に割当てられ るようにする機構は、例えば或る所定エッジの起動後にデータフローグラフにお ける他のどのエッジを使用可能としなければならないのかを示している図4の表 によって図1の装置にて実施される。表では、例えばエッジE4(Bの出力)の 後にエッジE5(Cの出力)を他のエッジとして使用可能とするようにプログラ ムすることができる。エッジE5に対しては、エッジE8を他のエッジとして使 用可能としなければならないようにプログラムすることができる。エッジE8に 対しては、エッジE6を他のエッジとして使用可能とし、エッジE6に対しては エッジE4を他のエッジとして使用可能としなければならないようにプログラム することができる。他のエッジは永久に使用可能なままとすることができる。従 って、エッジの使用可能化に関連する所期設定をすることにより、プログラマは デッドロックが起こらないようにする。 デッドロック問題をなくす他の方法はメモリ機能を有する処理要素を用いるや り方である。他の全ての処理要素と同様に斯様なメモリ機能を有する処理要素は 、関連する回線が制御ユニット12によって割当てられている場合には、クロス バースイッチ14を経てデータトークンを受取って、これらを発送することがで きる。メモリタイプの処理要素は後段への発送用の多数のデータアイテムを記憶 し得るメモリを具えている。 メモリタイプの処理要素は、例えば整合機能を果たすことができ、これは或る データトークンが全ての入力端子に対して使用可能となるまで1個以上の入力を 有する或る所定のプロセス向けのデータトークンを記憶する。このような可用性 に応答して、該当するデータトークンは、これに関連するプロセスを実行するた めの処理要素へと供給される。さらに、メモリタイプの処理要素は受信したデー タトークンのコピーを発送することによりデータトークンを逓倍させるのに役立 てることもできる。これは、例えば複数のプロセスが同じデータアイテムを処理 しなければならない場合に有効である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.複数のプロセスを実行し、これらプロセスのうちの第1プロセスがプロセス 識別子及び複数のデータアイテムを有するデータトークンを発生するのに対し 、第2プスセスが前記第1プロセスのデータアイテムを処理する、プロセス実 行用の信号処理装置であって、 − 前記第1プロセスを実行し、且つデータアイテムを順次発生する第1処理 要素と、 − 前記データトークンの受信に応答して、前記プロセス識別子の制御下で前 記複数個のデータアイテムを前記第2プロセスに従って処理する第2処理要 素と を具えている信号処理装置において、前記第2処理要素を前記第1処理要素が 前記データトークンのデータアイテムを既に発生してしまったか、否かに無関 係に、前記データトークンの受信開始に応答してデータアイテムの処理を開始 するように構成したことを特徴とする信号処理装置。 2.前記第1及び第2処理要素が、少なくとも3つの処理要素から成り、且つこ れらの処理要素間に割当て可能な通信回線を含むシステムの一部を成すように した請求の範囲1に記載の信号処理装置において、該信号処理装置が、前記処 理要素のシステムに前記プロセスに関連する情報をマッピングするように用立 てた割当てコントローラを含み、該割当てコントローラが、データトークンの 発生開始に応答し、且つデータトークンにおけるプロセス識別子に関連するマ ッピング時の情報の制御下で、前記第2処理要素の入力端子に他のデータトー クン伝送用の通信回線が割当てられていなかった場合に、前記第1処理要素か ら前記第2処理要素の前記入力端子へのデータトークンの伝送用通信回線を割 当てるようにしたことを特徴とする信号処理装置。 3.前記第1処理要素に処理ユニット及び該処理ユニットと通信回線との間の出 力FIFO(先入れ先出し)を設け、前記処理ユニットが第1プロセスを実行 し、データアイテムを発生し、且つこれらのデータアイテムを前記出力FIF Oに順次書込み、前記割当てコントローラがデータトークンの伝送用通信回線 を割当てている場合に、データアイテムが通信回線を介して伝送用に前記出力 FIFOから順次読取られるようにしたことを特徴とする請求の範囲2に記載 の信号処理装置。 4.前記出力FIFOが、このFIFOがいっぱいとなる場合に前記第1プロセ スの実行を保留するために、前記処理ユニットに結合される“FIFOフル” 出力端子を有するようにしたことを特徴とする請求の範囲3に記載の信号処理 装置。 5.前記第2処理要素に処理ユニット及び該処理ユニットと前記第2処理要素の 入力端子との間の入力FIFOを設け、データアイテムを前記第1処理要素か ら通信回線を経て前記入力FIFOに順次書込み、前記処理ユニットがFIF Oからのデータアイテムを前記第2プロセスに従って処理するために順次読取 り、前記割当てコントローラが、先のデータトークンの最終データアイテムが 入力FIFOに書込まれている旨の検出に応答して、データトークン伝送用の 通信回線を前記第2処理要素に割当てるようにしたことを特徴とする請求の範 囲2,3又は4のいずれかに記載の信号処理装置。 6.前記信号処理装置が、 −多数のプログラマブルに選択されるプロセスから成るプロセスシーケンスを プログラムするためのシーケンスプログラミング手段と、 −伝送シーケンスに関する制限を加え、前記プロセスが前記シーケンスプログ ラミング手段でプログラムしたプロセスのプロセスシーケンスに従ってデー タトークンを通信回線を経て伝送するようにする順序付け手段とを含むよう にしたことを特徴とする請求の範囲2〜5のいずれかに記載の信号処理装置 。 7.前記シーケンスプログラミング手段を前記割当てコントローラに結合させ、 前記第2プロセスが前記プロセスシーケンスに従ってまだ満期状態になってい ない限り、データトークンの伝送用回線の割当てを阻止するようにしたことを 特徴とする請求の範囲6に記載の信号処理装置。 8.前記第2処理要素が他の入力端子も有し、前記第2プロセスが第3プロセス と一緒に前記第2処理要素にマップされ、前記第2プロセスが前記入力端子及 び他の入力端子を経て前記第1プロセス及び第4プロセスからそれぞれデータ トークンを受取り、前記第2プロセスが前記入力端子及び他の入力端子を経て 第5及び第6プロセスからそれぞれデータトークンを受取り、前記第1及び第 5プロセスのデータトークンが通信回線を経て前記第1及び第2プロセスにそ れぞれ伝送されるシーケンスが、前記第4及び第6プロセスのデータトークン が通信回線を経て前記第1及び第2プロセスにそれぞれ伝送されるシーケンス と一致するように前記プログラミング手段をプログラムしたことを特徴とする 請求の範囲6又は7に記載の信号処理装置。 9.前記第2処理要素が、他のデータトークンを受取るために通信回線に接続さ れる他の入力端子を有し、前記第2プロセスがデータトークン及び前記他のデ ータトークンからのデータアイテムを共同で処理し、前記割当てコントローラ が、データトークンの発生開始並びに前記他のデータトークンの発生開始が前 記割当てコントローラによって検出されている場合にのみデータトークン伝送 用の通信回線を割当てるようにしたことを特徴とする請求の範囲2〜8のいず れかに記載の信号処理装置。
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