JP2000503995A - 筋腱膜線維腫(類腱腫)を抑制する方法 - Google Patents
筋腱膜線維腫(類腱腫)を抑制する方法Info
- Publication number
- JP2000503995A JP2000503995A JP9527133A JP52713397A JP2000503995A JP 2000503995 A JP2000503995 A JP 2000503995A JP 9527133 A JP9527133 A JP 9527133A JP 52713397 A JP52713397 A JP 52713397A JP 2000503995 A JP2000503995 A JP 2000503995A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- cells
- formulation example
- fibroids
- formula
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/33—Heterocyclic compounds
- A61K31/395—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
- A61K31/435—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with one nitrogen as the only ring hetero atom
- A61K31/44—Non condensed pyridines; Hydrogenated derivatives thereof
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/33—Heterocyclic compounds
- A61K31/395—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
- A61K31/435—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with one nitrogen as the only ring hetero atom
- A61K31/44—Non condensed pyridines; Hydrogenated derivatives thereof
- A61K31/445—Non condensed piperidines, e.g. piperocaine
- A61K31/4523—Non condensed piperidines, e.g. piperocaine containing further heterocyclic ring systems
- A61K31/4535—Non condensed piperidines, e.g. piperocaine containing further heterocyclic ring systems containing a heterocyclic ring having sulfur as a ring hetero atom, e.g. pizotifen
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/33—Heterocyclic compounds
- A61K31/395—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
- A61K31/40—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having five-membered rings with one nitrogen as the only ring hetero atom, e.g. sulpiride, succinimide, tolmetin, buflomedil
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/33—Heterocyclic compounds
- A61K31/395—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
- A61K31/40—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having five-membered rings with one nitrogen as the only ring hetero atom, e.g. sulpiride, succinimide, tolmetin, buflomedil
- A61K31/4025—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having five-membered rings with one nitrogen as the only ring hetero atom, e.g. sulpiride, succinimide, tolmetin, buflomedil not condensed and containing further heterocyclic rings, e.g. cromakalim
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/33—Heterocyclic compounds
- A61K31/395—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
- A61K31/55—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having seven-membered rings, e.g. azelastine, pentylenetetrazole
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K38/00—Medicinal preparations containing peptides
- A61K38/16—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P35/00—Antineoplastic agents
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P43/00—Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Gastroenterology & Hepatology (AREA)
- Immunology (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Hydrogenated Pyridines (AREA)
- Pyrrole Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
筋腱膜線維腫を抑制する方法であって、その必要がある哺乳動物に、式(I):
[式中、R1およびR3は独立して、水素、−CH3、(a)または(b):
(Arは場合により置換されていることのあるフェニルである)であり;R2はピロリジノ、ヘキサメチレンイミノ、およびピペリジノよりなる群から選択される]を有する化合物、またはその医薬的に許容され得る塩もしくは溶媒和物の有効量を投与することを含んでなる方法。
Description
【発明の詳細な説明】
筋腱膜線維腫(類腱腫)を抑制する方法
発明の背景
筋腱膜線維腫は、転移しない、結合組織の局所侵襲性異形成病変の一群である
。この群には、結節筋膜炎、足底線維腫、および以前から類腱腫として分類され
ている病変が含まれる。
大部分の「類腱腫」病変は、骨格筋および関連のある筋膜層が関与する。それ
らは、妊娠の間またはその後、女性において、腹壁において最も多く発生するが
、それらは、男性において、また頭および頸、大腿、並びに肩を含め、腹部以外
でもほぼ共通して一般的である。
病変は、手術瘢痕において、また腸間膜において時折生じ、そして家族性由来
は、ガードナー症候群と関連がある。正常な組織縁を伴っての広範囲にわたる切
除が、推奨されている処置である。しかし、たとえ再発しそうでも、端、並びに
主要な管および神経は残しておくべきである。局所再発が一般的であって、再切
除がしばしば必要となる。これらの病変にはまた、放射線療法も効果がある。幾
つかの場合には、タモキシフェンでの処置に効果があった。しかし、付加療法が
さらに必要である。発明の要約
本発明は、哺乳動物における筋腱膜線維腫を抑制する方法であって、その必要
がある哺乳動物に、式I:
[式中、であり;
R2はピロリジノ、ヘキサメチレンイミノ、およびピペリジノよりなる群から
選択される]
の化合物、並びにその医薬的に許容され得る塩および溶媒和物の有効量を投与す
ることによる方法を提供する。
発明の詳細な説明
本発明は、選択された2−フェニル−3−アロイルベンゾチオフェン(ベンゾ
チオフェン)の群、つまり式Iの群が筋腱膜線維腫を抑制するのに有用であると
いう発見に関する。
本発明により提供する使用方法は、筋腱膜線維腫を抑制するのに有効である式
Iの化合物、またはその医薬的に許容され得る塩もしくは溶媒和物の用量を、そ
の必要があるヒトに投与することにより行う。「抑制する」という用語には、そ
の一般に容認される意味が含まれ、進行、重篤度、または結果として生ずる症状
もしくは効果を妨げること、予防すること、抑えること、そして遅らせること、
止めること、または反転させることが含まれる。
ラロキシフェン、つまりR1およびR3が水素であり、そしてR2が1−ピペリ
ジニルである式Iの化合物の塩酸塩である本発明の化合物は、核調節分子である
。ラロキシフェンは、エストロゲン受容体に結合することが示されて、初めは、
それが子宮組織およびエストロゲン依存性乳癌を活性化するエストロゲンの能力
を妨げるという点で、その機能および薬理作用が抗エストロゲンのものである分
子であると考えられた。実際、ラロキシフェンは、幾つかの細胞においてエスト
ロゲンの作用を確かに妨げる;しかし、他の細胞種において、ラロキシフェンは
、エストロゲンが活性化するのと同じ遺伝子を活性化して、同じ薬理作用、例え
ば、骨粗鬆症、高脂血症を示す。結果として、ラロキシフェンは、混合されたア
ゴニスト−アンタゴニスト特性をもつ抗エストロゲンと呼ばれている。ラロキシ
フェンが示し、そしてエストロゲンのものとは異なる独自のプロフィールは現在
、エストロゲン−エストロゲン受容体の複合体による遺伝子の活性化および/ま
たは抑制とは対照的に、ラロキシフェン−エストロゲン受容体の複合体による様
々な遺伝子機能の独自の活性化および/または抑制によるものであると考えられ
ている。従って、ラロキシフェンおよびエストロゲンは、同じ受容体を利用して
競合するが、その2つの遺伝子調節から得られる薬理学的結果は、容易に予想で
きるものではなく、そして各々に独自のものである。
一般に、化合物は、一般的な賦形剤、希釈剤、もしくは担体と共に製剤化して
、錠剤に圧縮成形するか、または経口投与に便利なエリキシル剤もしくは溶液剤
として製剤化するか、または筋肉内もしくは静脈内経路によって投与する。化合
物は、経皮的に投与することができ、また徐放性投与形態等として製剤化しても
よい。
本発明の方法において使用する化合物は、米国特許第4,133,814号、同
第4,418,068号、および同第4,380,635号(これらの米国特許に記
載されている内容は、本発明の一部を構成する)に詳述されている方法ような、
確立されている方法により製造することができる。一般に、その方法は、6−ヒ
ドロキシル基および2−(4−ヒドロキシフェニル)基を有するベンゾ[b]チオフ
ェンで始まる。その出発化合物を保護し、アシル化し、脱保護して、式Iの化合
物を形成する。そのような化合物の製造例は、先に論じた米国特許に記されてい
る。場合により置換されていることのあるフェニルには、フェニル、およびC1
−C6アルキル、C1−C4アルコキシ、ヒドロキシ、ニトロ、クロロ、フルオロ
、またはトリ(クロロもしくはフルオロ)メチルで1つまたは2つが置換されてい
るフェニルが含まれる。
本発明の方法において使用する化合物は、広範囲にわたる様々な有機並びに無
機酸および塩基と共に、医薬的に許容され得る酸および塩基付加塩を形成し、ま
た医薬品化学においてしばしば使用される、生理学的に許容され得る塩が含まれ
る。そのような塩もまた、本発明の一部である。そのような塩を形成するのに使
用される典型的な無機酸には、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硝酸、硫酸、
リン酸、次リン酸等が含まれる。脂肪族モノおよびジカルボン酸、フェニルで置
換されているアルカン酸、ヒドロキシアルカン酸およびヒドロキシアルカン二酸
、芳香族酸、脂肪族および芳香族スルホン酸といったような有機酸から誘導され
る塩もまた使用することができる。従って、そのような医薬的に許容され得る塩
には、酢酸塩、フェニル酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、アクリル酸塩、アスコル
ビン酸塩、安息香酸塩、クロロ安息香酸塩、ジニトロ安息香酸塩、ヒドロキシ安
息香酸塩、メトキシ安息香酸塩、メチル安息香酸塩、o-アセトキシ安息香酸塩、
ナフタレン−2−安息香酸塩、臭化物、イソ酪酸塩、フェニル酪酸塩、β−ヒド
ロキシ酪酸塩、ブチン−1,4−二酸塩、ヘキシン−1,4−二酸塩、カプリン酸
塩、カプリル酸塩、塩化物、桂皮酸塩、クエン酸塩、ギ酸塩、フマル酸塩、グリ
コール酸塩、ヘプタン酸塩、馬尿酸塩、乳酸塩、リンゴ酸塩、マレイン酸塩、ヒ
ドロキシマレイン酸塩、マロン酸塩、マンデル酸塩、メシラート、ニコチン酸塩
、イソニコチン酸塩、硝酸塩、シュウ酸塩、フタル酸塩、テレフタル酸塩、リン
酸塩、リン酸一水素塩、リン酸二水素塩、メタリン酸塩、ピロリン酸塩、プロピ
オ
ール酸塩、プロピオン酸塩、フェニルプロピオン酸塩、サリチル酸塩、セバシン
酸塩、コハク酸塩、スベリン酸塩、硫酸塩、重硫酸塩、ピロ硫酸塩、亜硫酸塩、
重亜硫酸塩、スルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、p−ブロモフェニルスルホ
ン酸塩、クロロベンゼンスルホン酸塩、エタンスルホン酸塩、2−ヒドロキシエ
タンスルホン酸塩、メタンスルホン酸塩、ナフタレン−1−スルホン酸塩、ナフ
タレン−2−スルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、キシレンスルホン酸塩
、酒石酸塩等が含まれる。好ましい塩は、塩酸塩である。
医薬的に許容され得る酸付加塩は、典型的には、式Iの化合物を当モル量また
は過剰量の酸と反応させることにより形成される。反応物は、一般に、ジエチル
エーテルまたはベンゼンといったような相互溶剤中で混合する。塩は、普通、約
1時間〜10日以内に溶液から沈析して、濾過により単離することができ、また
は溶媒を従来の方法によりストリッピングして取り除くことができる。
塩の形成に一般的に使用される塩基には、水酸化アンモニウム、並びにアルカ
リおよびアルカリ土類金属の水酸化物、炭酸塩、さらにはまた、第一級、第二級
、および第三級脂肪族アミン、脂肪族ジアミンが含まれる。付加塩の製造におい
て特に有用な塩基には、水酸化アンモニウム、炭酸カリウム、メチルアミン、ジ
エチルアミン、エチレンジアミン、およびシクロヘキシルアミンが含まれる。
医薬的に許容され得る塩は、一般に、それらを誘導する化合物に比べて、高め
られた溶解度特性を有し、従って、しばしば、液体またはエマルションとしての
製剤化をより受けやすい。
医薬品製剤は、当業界で知られている方法により製造することができる。例え
ば、化合物は、一般的な賦形剤、希釈剤、または担体と共に製剤化して、錠剤、
カプセル剤、懸濁液剤、粉末剤等に形成することができる。そのような製剤に適
当な賦形剤、希釈剤、および担体の例には、次のものが含まれる:デンプン、糖
、マンニトール、およびケイ酸誘導体といったような充填剤および増量剤;カル
ボキシメチルセルロースおよび他のセルロース誘導体、アルギン酸塩、ゼラチン
、およびポリビニルピロリドンといったような結合剤;グリセロールのような湿
潤剤;炭酸カルシウムおよび重炭酸ナトリウムといったような崩壊剤;パラフィ
ン
のような溶解遅延剤;第四級アンモニウム化合物のような吸収促進剤;セチルア
ルコール、グリセロールモノステアラートといったような界面活性剤;カオリン
およびベントナイトといったような吸着担体;並びにタルク、ステアリン酸カル
シウムおよびマグネシウム、および固形ポリエチルグリコールといったような滑
沢剤。
その化合物はまた、経口投与に便利なエリキシル剤もしくは溶液剤として、ま
たは非経口投与、例えば、筋肉内、皮下、もしくは静脈内経路に適当な溶液剤と
して製剤化することもできる。加えて、その化合物は、徐放性投与形態等として
の製剤化に十分適している。その製剤は、それらが活性成分を、出来る限りある
一定時間にわたり、腸管のある特定部分においてのみ、または好ましくはその部
分で放出するよう構築することができる。例えば、高分子物質またはワックスで
、コーティング、エンベロープ、および保護マトリックスを施してもよい。
筋腱膜線維腫を抑制するのに必要とされる式Iの化合物の個々の用量、または
本明細書中で開示する、そして本発明による幾つかの他の使用は、状態の重篤度
、投与経路、および関係のある要因に依存し、これらは担当医師により決定され
るであろう。一般に、許容され、かつ有効な1日用量は、約0.1〜約1000
mg/日、より典型的には約50〜約200mg/日であろう。そのような用量を、
1日1〜約3回、または筋腱膜線維腫を有効に抑制する必要がある場合にはより
頻繁に、その必要がある患者に投与するであろう。
ピペリジノ環のような塩基性基を有する医薬品を投与する際はいつもそうであ
るように、通常、式Iの化合物を酸付加塩の形で投与するのが好ましい。そのよ
うな化合物を経口経路により投与するのもまた有利である。そのような目的には
、次の経口用量形態が利用できる。
局所投与には、その化合物を、ある領域への直接適用に関して当業界で知られ
ているように製剤化してもよい。この目的のための従来の形態には、軟膏剤、ロ
ーション剤、パスタ剤、ゼリー剤、スプレー剤、およびエーロゾル剤が含まれる
。局所製剤中に存在する本発明の化合物の重量%は、様々な要因に依存するが、
一般に、その製剤の全重量の0.5%〜95%、典型的には1−25重量%であ
ろ
う。
組成物は、水溶液剤もしくは無水溶液剤または分散剤、あるいはまた、エマル
ション剤または懸濁液剤の形態をとり得る。
これらの組成物は、先行技術で十分知られている、医薬的に許容され得るビヒ
クルおよびアジュバントを含み得る。例えば、生理学的観点から許容され得、水
の他に、アセトン、エタノール、イソプロピルアルコール、「Dowano」という商
品名で販売されている製品のようなグリコールエーテル、ポリグリコールおよび
ポリエチレングリコール、短鎖酸のC1−C4アルキルエステル、好ましくは乳酸
エチルまたはイソプロピル、「Mig1yo」という商品名で市販されている製品のよ
うな脂肪酸トリグリセリド、ミリスチン酸イソプロピル、動物油、鉱油、および
植物油、並びにポリシロキサンといったような溶媒から選択される1つまたはそ
れ以上の有機溶媒を使用して、溶液剤を製造することが可能である。
本発明による組成物はまた、セルロースおよび/またはセルロース誘導体とい
ったような増粘剤も含み得る。それらはまた、キサンタン、グアーもしくはイナ
ゴマメゴム、またはアラビアゴムといったようなゴム、あるいはまた、ポリエチ
レングリコール、ベントン、およびモンモリロナイト等も含み得る。
主として局所適用のために調製される生薬形態は、クリーム剤、乳剤、ゲル剤
、分散剤、またはミクロエマルション剤、より大きい、もしくはより小さい程度
に増粘されたローション剤、注入パッド剤、軟膏剤またはスティック剤の形態、
あるいはまた、スプレーまたはフォーム状でのエーロゾル製剤の形態、あるいは
また、セッケンケーキの形態をとり得る。製剤例
次の製剤例において、「活性成分」は、式Iの化合物を意味する。製剤例 1
:ゼラチンカプセル剤
次の成分を使用して、硬ゼラチンカプセル剤を製造する。
成分を混合し、No.45メッシュU.S.の篩にかけて、硬ゼラチンカプセルに
充填する。
製造したラロキシフェンの具体的なカプセル製剤の例には、以下に示すものが
含まれる。製剤例 2
:ラロキシフェンカプセル剤 製剤例 3:ラロキシフェンカプセル剤
製剤例 4:ラロキシフェンカプセル剤
製剤例 5:ラロキシフェンカプセル剤
上記の具体的な製剤例は、与えられる妥当な変化に応じて変更してもよい。
以下の成分を使用して、錠剤を製造する。製剤例 6
:錠剤
成分を混合し、圧縮して錠剤を形成する。
あるいはまた、活性成分を各々0.1−1000mg含む錠剤を次のようにして
製造する。製剤例 7
:錠剤
活性成分、デンプン、およびセルロースをNo.45メッシュU.S.の篩にかけ
て、完全に混合する。その結果得られた粉末とポリビニルピロリドン溶液とを混
合した後、これをNo.14メッシュU.S.の篩にかける。このようにして製造し
た顆粒を50−60℃で乾燥させて、No.18メッシュU.S.の篩にかける。次
いで、その顆粒に、あらかじめNo.60メッシュU.S.の篩にかけておいたカル
ボキシメチルデンプンナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、およびタルクを
加え、混合した後、これを打錠機で圧縮して、錠剤を得る。
5ml用量につき、薬物を各々0.1−1000mg含む懸濁液剤を次のようにし
て製造する。製剤例 8
:懸濁液剤
薬物をNo.45メッシュU.S.の篩にかけ、カルボキシメチルセルロースナト
リウムおよびシロップと混合して、滑らかなペーストとする。安息香酸溶液、香
料、および着色料を少量の水で希釈して、撹拌しながら加える。次いで、水を十
分加えて、所望の容量とする。
次の局所組成物を製造する。製剤例 9 製剤例 10 製剤例 11 製剤例 12 製剤例 9−12は、ゲル剤の形態をとる。製剤例13 製剤例 14 製剤例 15
製剤例 16 製剤例13、14、15、および16は、ローション剤の形態をとる。製剤例 17 製剤例 18 製剤例 17および18は、スティック剤の形態をとる。
類鍵腫は、線維起源の希な非転移性腫瘍である。臨床関連物は、ステロイドホ
ルモンが、これらの腫瘍の自然史において、ある役割を担い得ることを示唆して
いる:それは、妊娠可能年齢の女性患者において主に見られ、そしてこれらの腫
瘍の退縮は、閉経と、または抗エストロゲン療法と関連があった。
この研究の目的は、類腱腫一次細胞におけるエストロゲン受容体を同定するこ
と、そして一次培養において類腱腫細胞に対する式Iの化合物の効果を評価する
ことであった。
類腱腫は時に、家族性線腫様ポリポーシス(FAP)をもつ患者において発生し
、これが、結腸または直腸癌に変性し得ることから、我々は、線癌セルライン(
HCT8)、および結腸癌の生検標本由来の線維芽細胞の細胞増殖に対する化合
物Iaの抑制効果を試験した。
化合物Iaは、R2がピロリジノであり、そしてR1およびR3が水素である式I
の化合物である。
無傷の細胞を使用して、結合試験を行う。類腱腫細胞を、増殖培地(10% F
CSを補った、Coonの修飾されたHamのF12)の入った6ウェルのプレートに播
種する。24時間後、その増殖培地を、フェノールレッドを含まない定常状態の
培地に置き換えて、細胞を飢餓で24時間保持する。次いで、細胞を、25mM
HEPES、および0.5% EtOH(結合緩衝液)、並びに500倍過剰の未標識1
7βE2および化合物Iaを含む、または含まない、増加濃度(0.05−10nM)の
[3H]17βE2を含み、フェノールレッドを含まない培地1mlと共に1時間イン
キュベートする。インキュベーションした後、細胞を結合緩衝液800μlで2
回洗浄して、1N NaOHを用いて70℃で30分間溶解する。次いで、中和
するために、4N HClを各々のウェルに加える。放射能を液体シンチレーシ
ョン分光法により測定する。ER結合親和性および結合能力をスキャッチャード
分析により評価する。
その後の工程は全て、0−4℃で行う。ポリトロンホモジナイザー中、微砕し
た組織を10秒間で2回バーストでホモジナイズし、次の緩衝液中で30秒間冷
却することにより分離する:10mMトリス−HCl、5mM EDTA、10mM
モリブデン酸ナトリウム、10mMジチオトレイトール、10% グリセロール(
v/v)、pH 7.4。そのホモジネートを7000gで20分間遠心分離して、
ペレットを捨て、上澄みを105000gで60分間再び遠心分離して、エスト
ロゲン受容体分析のためのサイトゾルを得た。サイトゾルをタンパク質 1−2m
g/mlまで希釈する。サイトゾルタンパク質をブラッドフォードの方法により測
定する。エストロゲン受容体評価のために、サイトゾルを、500倍過剰の未標
識17βE2および化合物Iaを含む、または含まない、[3H]17βE2の0.05
−5nMの濃度範囲にわたり、4℃で16時間インキュベートする。ER結合親
和性および結合能力をスキャッチャード分析により評価する。
細胞を、増殖培地の入った6ウェルのプレートに、1ウェルに対し8×104
個の細胞密度で播種する。24時間後、その細胞を、0.1% DMF、0.1%E
tOH、および様々な濃度の化合物Ia(2×10-5M、10-5M、5×10-6M、1
0-6M)を補った、フェノールレッドを含まない増殖培地中で剌激する。
細胞を6日間インキュベートし、トリプシン/エチレンジアミン四酢酸溶液で
分離した後、顕微鏡で計数することにより増殖を評価する。同じ方法を、結腸癌
の一次線維芽細胞セルラインに、またHCT8セルラインに使用する:刺激した
後、このラインをRPMI中で培養して、4日間インキュベートする。
酵素結合イムノアッセイ(ELISA)を使用して、培養培地および細胞層にお
けるコラーゲンI型を測定する。簡単に言えば、細胞を、50μg/ml アスコル
ビン酸および100μg/ml β−アミノプロピオニトリルフマレートを含み、補
助成分を含まないCoonの修飾されたHam F12培地中で24時間インキュベート
する。
培養培地を回収して、0.1M 炭酸/重炭酸緩衝液(pH 9.6)中で適当に希釈
した後、ELISAプレートをコーティングするために使用し、4℃で一晩おい
たELISAプレートを、5% 粉乳(PBS B1otto)を含むPBS中、37℃で
1.5時間インキュベートして、非特異的結合部位を飽和し、特異的ポリクロー
ナル抗体を含むPBS Blottoと共に37℃で2時間インキュベートして、ヤギ
の抗ウサギIgG−アルカリホスファターゼがコンジュゲートした複合体(Sigma
Chemical Co.,St.Louis,MO)を含むPBS Blotto中、37℃で1.5
時間インキュベートする。
次いで、試料を、50pg/ml Mg++、およびアルカリホスファターゼの基質と
してlmg/ml パラニトロフェニルホスフェートを含む10% ジエタノールアミ
ン(pH 9.8)に室温で暴露する。光学密度を405nMで読み取って、濃度を標
準曲線に基づいて計算する。細胞単層を0.5N NaOH中に回収し、音波処理
して、細胞コラーゲンI型を測定する。次いで、細胞抽出物を0.1M 炭酸/重
炭酸緩衝液(pH 9.6)中で希釈して、ELISAプレートのコーティングに使用
する。標準品および試料を3回アッセイする。結果をタンパク質 μg/細胞DN
A μgとして表す。DNA含有量を分光蛍光分析により測定する。
[3H]17βE2をリガンドとして使用して、結合実験を一次類腱腫細胞におい
て、また類腱腫の凍結標本において行う。
両方の実験において、[3H]17βE2結合を500倍過剰の未標識エストロゲ
ンおよび化合物Iaの両方で僅かに(約10%)置き換えた。コンピューター結合プ
ログラム LIGAND(Munson P.J.,Rodbard D.Ana1.Biochem.198
0;107:220−39)を使用しての[3H]17βE2結合データのスキャッ
チャード分析は、3つの異なった培養における、また類腱腫の生検標本由来の2
つの異なったサイトゾル調製におけるERの存在を示す。
増殖アッセイでは、類腱腫一次細胞を様々な濃度の化合物Iaに暴露した時に刺
激する。その結果は、化合物Iaの濃度増大に伴う細胞増殖抑制である(表1)。
同様の結果をHCT8セルライン(表2)で、また結腸癌の線維芽細胞セルライ
ン(表3)で得る。
類腱腫は、10-5M、5×10-6M、10-6Mの濃度での化合物Iaにより、用
量依存的に抑制され、最大抑制効果は10-5Mの濃度での場合である(表4)。
化合物Iaは、非常に高濃度(500倍過剰)でのみ、類腱腫組織への17βE2
結合を置き換えることができる。
化合物Iaは、類腱腫細胞増殖をマイクロモル濃度で僅かに抑制することができ
る。加えて、その化合物は同様の濃度で、ヒト結腸癌から得られる上皮および線
維芽細胞の増殖を抑制する。
化合物Iaにより、I型コラーゲン産生もまた、一次培養での類腱腫細胞にお
いて著しく減少する。
エストロゲン応答成分を用いての類腱腫細胞のトランスフェクションに関して
試験した全ての条件(電気穿孔、Ca/P沈殿、リポソーム)で、細胞がダメージ
を受け、結果的には、「インビトロ」分析に適していない。
表1
化合物Ia(Mol/L) 細胞×10-4
対照 12.3
2.10-5 0.1
10-5 2.8
5.10-6 7.0
10-6 10.0
表2化合物Ia(Mol/L) 細胞×10-4
対照 150
2.10-5 3
10-5 71
5.10-6 115
表3
化合物Ia(Mol/L) 細胞×10-4
対照 7.6
2.10-5 0.1
10-5 5.4
5.10-6 6.3
10-6 7.6
表4
DNA DNA コラーゲン コラーゲン P値
(0:D.) (μg) I型 I型
(pg/ウェル) (μg/μg DNA)
対 照 4.85±0.32 1.36±0.06 47.82±4.15 35.00±1.41
化合物Ia 1μM 8.20±0.23 1.97±0.05 43.78±5.23 22.00±1.46 P<0.00
5
化合物Ia 5μM 6.90±0.50 1.85±0.24 38.01±6.24 20.50±0.61 P<0.00
5
化合物Ia 10μM 7.90±1.46 1.96±0.29 35.16±2.44 18.00±1.41 P<0.00
5
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
// C07D 333/56 C07D 333/56
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S
Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD
,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ
,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,
CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G
E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR
,KZ,LC,LK,LR,LS,LU,LV,MD,
MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,P
T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ
,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.筋腱膜線維腫を抑制する方法であって、その必要がある哺乳動物に、式: [式中、 であり; R2はピロリジノ、ヘキサメチレンイミノ、およびピペリジノよりなる群から 選択される] を有する化合物、またはその医薬的に許容され得る塩もしくは溶媒和物の有効量 を投与することを含んでなる方法。 2.該哺乳動物がヒトである、請求項1に記載の方法。 3.該化合物がその塩酸塩である、請求項2に記載の方法。 4.該化合物が、またはその塩酸塩である、請求項3に記載の方法。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US1077396P | 1996-01-29 | 1996-01-29 | |
GB60/010,773 | 1996-02-15 | ||
GB9603148.9 | 1996-02-15 | ||
GBGB9603148.9A GB9603148D0 (en) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | Methods of inhibiting musculoaponeurotic fibromatoses (desmoid tumors) |
PCT/US1997/002287 WO1997026878A1 (en) | 1996-01-29 | 1997-01-27 | Methods of inhibiting musculoaponeurotic fibromatoses (desmoid tumors) |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000503995A true JP2000503995A (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=26308707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9527133A Pending JP2000503995A (ja) | 1996-01-29 | 1997-01-27 | 筋腱膜線維腫(類腱腫)を抑制する方法 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0907361A4 (ja) |
JP (1) | JP2000503995A (ja) |
KR (1) | KR19990082055A (ja) |
CN (1) | CN1209746A (ja) |
AU (1) | AU707675B2 (ja) |
CZ (1) | CZ235398A3 (ja) |
EA (1) | EA199800678A1 (ja) |
IL (1) | IL125523A0 (ja) |
NO (1) | NO983452L (ja) |
PL (1) | PL328127A1 (ja) |
WO (1) | WO1997026878A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2135195C1 (ru) * | 1998-12-17 | 1999-08-27 | Овсюк Валерий Григорьевич | Способ получения материала, содержащего клетки предстательной железы, материал, содержащий клетки предстательной железы, и способы лечения фиброматоза матки, хронического простатита и нарушений мужской половой функции методом трансплантации |
AU781168B2 (en) * | 2001-01-26 | 2005-05-12 | Pfizer Products Inc. | Method of treating certain cancers using an estrogen agonist/antagonist |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW366342B (en) * | 1992-07-28 | 1999-08-11 | Lilly Co Eli | The use of 2-phenyl-3-aroylbenzothiophenes in inhibiting bone loss |
US5552162A (en) * | 1993-02-09 | 1996-09-03 | Arch Development Corporation | Method for improvement of scar size and appearance |
US5457116A (en) * | 1993-10-15 | 1995-10-10 | Eli Lilly And Company | Methods of inhibiting uterine fibrosis |
RU94037233A (ru) * | 1993-10-15 | 1996-08-27 | Эли Лилли энд Компани (US) | Применение 2-фенил-3-ароилбензотиофенов для лечения лекарственноустойчивых новообразований |
US5574047A (en) * | 1993-12-21 | 1996-11-12 | Eli Lilly And Company | Methods of inhibiting imperfect tissue repair |
-
1997
- 1997-01-27 CN CN97191916A patent/CN1209746A/zh active Pending
- 1997-01-27 WO PCT/US1997/002287 patent/WO1997026878A1/en not_active Application Discontinuation
- 1997-01-27 EP EP97906588A patent/EP0907361A4/en not_active Withdrawn
- 1997-01-27 CZ CZ982353A patent/CZ235398A3/cs unknown
- 1997-01-27 JP JP9527133A patent/JP2000503995A/ja active Pending
- 1997-01-27 PL PL97328127A patent/PL328127A1/xx unknown
- 1997-01-27 IL IL12552397A patent/IL125523A0/xx unknown
- 1997-01-27 KR KR1019980705776A patent/KR19990082055A/ko not_active Application Discontinuation
- 1997-01-27 AU AU21240/97A patent/AU707675B2/en not_active Ceased
- 1997-01-27 EA EA199800678A patent/EA199800678A1/ru unknown
-
1998
- 1998-07-27 NO NO983452A patent/NO983452L/no not_active Application Discontinuation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU2124097A (en) | 1997-08-20 |
CZ235398A3 (cs) | 1999-02-17 |
AU707675B2 (en) | 1999-07-15 |
WO1997026878A1 (en) | 1997-07-31 |
EP0907361A4 (en) | 2002-05-02 |
NO983452D0 (no) | 1998-07-27 |
KR19990082055A (ko) | 1999-11-15 |
CN1209746A (zh) | 1999-03-03 |
EP0907361A1 (en) | 1999-04-14 |
EA199800678A1 (ru) | 1999-02-25 |
PL328127A1 (en) | 1999-01-18 |
IL125523A0 (en) | 1999-03-12 |
NO983452L (no) | 1998-07-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI246918B (en) | Pharmaceutical compositions for treating estrogen-associated conditions | |
CA2101356C (en) | Improvements in or relating to benzothiophenes | |
JPH06234632A (ja) | ベンゾチオフェン類を含有する医薬組成物 | |
JPH07215860A (ja) | 皮膚および膣の萎縮を抑制する方法 | |
HUT71481A (en) | Pharmaceutical compositions for treatment of seborrea and acne containing 2-phenyl-3-aroyl-benzothiophene derivatives and process for their preparation | |
BE1011382A5 (fr) | Methodes de prevention du cancer du sein. | |
JPH07196500A (ja) | 閉経期後症候群に関連する血管運動症状および併発性心理的障害を抑制するための医薬組成物 | |
EP0657162A1 (en) | Methods for lowering serum cholesterol | |
PT652000E (pt) | Metodos para a inibicao de angiogenese e doencas angiogenicas | |
JPH07188013A (ja) | 軟骨退化を抑制するための方法 | |
JPH07196502A (ja) | 閉経期後の女性におけるcns障害を抑制するための医薬組成物 | |
JPH07196501A (ja) | 胸部疾患を抑制するための医薬組成物 | |
HUT71337A (en) | Pharmaceutical compositions for inhibiting turner's syndrome containing 2-phenyl-3-aroyl-benzothiophene derivatives and process for their preparation | |
AU716064B2 (en) | Methods of increasing nitric oxide synthesis | |
JPH11507371A (ja) | メラノーマを阻止する方法 | |
JP2000505455A (ja) | ベンゾチオフエン類、それらを含む製剤、および方法 | |
JPH11507645A (ja) | Nf−kb転写因子の調節方法 | |
JP2000503995A (ja) | 筋腱膜線維腫(類腱腫)を抑制する方法 | |
JPH11513665A (ja) | プラスミノーゲンアクチベーターインヒビター1の阻害方法 | |
US5670523A (en) | Methods of inhibiting musculoaponeurotic fibromatoses (desmoid tumors) | |
JPH07215864A (ja) | 女性の多毛症および脱毛症を抑制する方法 | |
NZ292017A (en) | Use of raloxifene to treat endometrial cancer | |
JP2000503994A (ja) | 結腸腫瘍を抑制する方法 | |
JPH08253417A (ja) | 脳又はcnsのエストロゲン陽性腫瘍抑制用製剤 | |
CA2244247A1 (en) | Methods of inhibiting musculoaponeurotic fibromatoses (desmoid tumors) |