JP2000503818A - 金属製カバー、コネクタ、クロスビームつきのフレーム、およびコネクタ上に配置された露出した接地プレートを備えたｐｃｍｃｉａカード - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ＰＣＭＣＩＡカード（１０）は、コネクタ（１８）と、フレーム（４０）と、基板（４２）と、上カバーパネル（４４）を有する金属製カバーとを含む。後方へ延びる接地コンタクト（９０）を有する接地板（２０）は、コネクタ（１８）上面に保持される。フレーム（４０）はコネクタ（１８）背面に隣接した絶縁性クロスビーム（１０４）を含む。クロスビーム（１０４）はカードの上カバーパネル（４４）を支持し、上カバーパネル（４４）がコネクタの接地板または該接地板（２０）から延びるコンタクトに接触しないようにする。接地板（２０）の一部とともに、クロスビームのフランジ（１２４）は、コネクタ（１８）と上カバーパネルの前縁（１４４）との間の空間を閉じる。上カバーパネル（４４）は横方向に間隔が空けられた前方に延びる一対のタブ（１５０，１５２）を含み、各タブはコネクタ（１８）上の肩端部面に重なる。

Description

【発明の詳細な説明】 金属製カバー、コネクタ、クロスビームつきのフレーム、およびコネクタ上に 配置された露出した接地プレートを備えたＰＣＭＣＩＡカード 発明の分野 本発明は、一般にＰＣＭＣＩＡカードに関し、より特定的には、カバーアセン ブリの天板を補強し、カードに保持される電気的接地素子群から天板を絶縁し、 コネクタと天板との間の隙間を塞ぐ、改善されたＰＣＭＣＩＡカードフレーム、 コネクタ、およびカバーアセンブリに関する。 発明の背景 現在使用されているラップトップ、ノートブック、デスクトップおよびその他 のコンピュータ、ならびにコンピュータ周辺機器や他の電子製晶の多くは、パー ソナルコンピュータメモリカード国際協会（ＰＣＭＣＩＡ）によって設定された 規格に準じる着脱可能な装置またはカードを搭載できるように設計されている。 これらの規格はカードの電気的かつ物理的仕様を規定するものであり、カードと カードを挿人するポートまたはスロット間のインターフェース、ならびにタイプ Ｉ、タイプＩＩ、タイプＩＩＩと呼ばれる３つのカード形式フアクターを含む。 ＰＣＭＣＩＡカードは様々な目的に使用できる。例えば、移動遠隔型ポータブル コンピュータのユーザが様々な場所から企業のネットワークやインターネットや その他のオンラインサービスに接続するための通信リンクとして、パーソナルコ ンピュータまたはノートブックコンピュータの半導体メモリを補うものとして、 ホストシステムが使用する情報やデータの記憶用として、またはカード中に記憶 した情報に応じてホストシステムを認識するため、等に使用できる。 一般にＰＣＭＣＩＡカードは、集積回路パッケージを含む各種電子部品を保持 する印刷回路基板（ＰＣＢ）を基板として含む。ＰＣＢの一辺は、一般にはカー ドをポートまたはスロットを介してホストシステムに電気的に接続する複数のコ ンタクトを有する成形プラスチック製のコネクタを含むマルチプルコネクタに取 り付けられる。一般的なＰＣＭＣＩＡカードはさらに、成形プラスチック製の絶 縁フレームと、ＰＣＢを封入する上下カバーパネルおよびプラスチックコネクタ の上下面に固定される前余白（マージン）を有するシートメタルカバーとを含む 。 ＰＣＭＣＩＡ低電圧３２ビットバスマスタリングインターフェース（「カード バス」）を採用した場合、スプリアス接地ライン信号が発生し、かつ電気的ノイ ズレベルが上昇した。これらの問題に対処するため、コネクタの上面に追加の接 地帰還として接地プレートが加えられた。この接地プレートは、ホストコンピュ ータの接地コンタクトに係合する上向きに突出する突出部（バンプ）と、ＰＣＢ 上の接地トレースに接続される後方へ延びるリードとを有する。先行技術では、 この接地プレートを収容するために、上カバーパネルの前マージンに切り込みを 設けている。接地プレートとこの切り込みの端縁との間には、カバーパネルと接 地プレートまたは接地プレートリードとが接触しないように隙間が設けられる。 しかし、上カバーパネルの切り込みの前マージンの支持部が設けられないため、 カバーパネル前方の未支持部が押し下げられて、カバーパネルと接地プレートリ ードとの間にが不必要な電気的接触が生じ、カバーパネルを損傷するおそれがあ る。さらに、コネクタの後部左右端とカバーパネルの切り込みの端縁との間に隙 間があるために、カードの内部構造を一部露出してしまい、製品設計の観点から 見た目が悪い。 発明の概要 広義には、本発明に従えば、上カバーパネルを完全に支持し、上カバーパネル とコネクタ接地プレートまたは接地プレートから延びるリードとの接触を防ぎ、 コネクタと上カバーパネルの前縁との間の隙間を閉じるＰＣＭＣＩＡカード構造 が提供される。 より特定的には、本発明の一実施形態に従えば、接地プレートから後方へ延び る接地リードは、プラスチック製の絶縁フレームの一体構成の一部として成形さ れるフレームクロスビームが、接地リードと上カバーパネルとの間に嵌合するよ うな形状に構成される。これによりフレームのクロスビームは、上カバーパネル の前マージンを支持し、上カバーパネルを接地プレートリードから絶縁し、コネ クタの後部と上カバーパネルの前縁との間の隙間を閉じることができる。さらに 、接地プレートの横の長さが短くされるため、コネクタの各端部に隣接した、コ ネクタ上面に沿った肩部分の表面を露出して、カバーパネルの前マージンから前 方へ延びる横方向に間隔を空けて配置されたタブが、コネクタ上面の肩部に重な って接着される。こうしてコネクタ端部と上カバーパネルとの間の左右の隙間を なくすことができる。 図面の簡単な説明 上記以外の本発明の目的、利点、および特徴は、添付の図面とともに以下の詳 細な説明から明らかになる。 図１は、カードを収容するスロットを有するポータブルコンピユータの一部に 沿ってみた、本発明の一実施形態に従うＰＣＭＣＩＡカードバスＬＡＮカードの 斜視図である。 図２は、図１のカードの前部分を上方から見た展開斜視図である。 図３は、前コネクタブロックと接地プレートとを含む、カードのサブアセンブ リの上面平面図である。 図４は、図３のサブアセンブリをカードのフレームに取り付けた様子を示す上 面平面図である。 図５は、上カバーパネルを取り付けたカードの一部を図４と同じ線に沿ってみ た上面平面図である。 図６は、図２のカードの前部分を下方から見た展開斜視図である。 図７は、図３のサブアセンブリの底部平面図である。 図８は、図７のサブアセンブリをカードのフレームに取り付けた様子を示す底 部平面図である。 図９は、下カバーパネルを取り付けたカード前部を図８と同じ線に沿ってみた 底部平面図である。 図１０は、図５の１０−１０線に沿って見た本発明のカード前部の断面立面図 である。 図１１は、図５の１１−１１線に沿って見た本発明のカードの前部の断面立面 図である。 発明の詳細な説明 以下の本発明の説明は、あるＰＣＭＣＩＡサイズおよびインターフェース規格 に準ずるイーサネットＬＡＮ（ローカルエリアネットワーク）通信カードを参照 したものであるが、本発明はこれ以外のＰＣＭＣＩＡサイズおよびインターフェ ース規格に準じてその他の機能を果たすカードにも適用可能であることが当業者 には明白と考える。例えば、カードはモデムとして使用してもよく、またはＬＡ Ｎアダプタ機能とモデム機能とを組み合わせることもできる。したがって、後述 する請求の範囲は、特定の形式ファクター、インターフェース、または機能をも つＰＣＭＣＩＡカードに限定されない。 図１は、本発明を適用する概矩形のイーサネットＬＡＮ通信カード１０を示す 。カード１０は、ＰＣＭＣＩＡタイプＩＩ（厚さ５ｍｍ）の３２ビットカードバ スインターフェース規格に準じている。図１はまた、このＬＡＮカード１０を収 容するＰＣＭＣＩＡポートまたはスロット１４を有するノートブックコンピュー タ等のポータブルホストコンピュータ１２を示す。 カード１０の前部または前方の横端１６は、スロット１４内部の対応するピン コネクタ（図示せず）に着脱自在に接続される設計のコネクタ１８として構成さ れる。コネクタピンの割り当てはＰＣＭＣＩＡ３２ビットカードバスインターフ ェース規格に準じて確立される。以下に詳述するが、コネクタ１８の上面には金 属製の接地板２０が取り付けられる。接地板２０は、接地コンタクトとして、接 地板から上方向に突出するバンプ２２の直線アレイを含む。これらのバンプ２２ はカードをスロット１４に完全に挿入した際にホストコンピュータ内部の対応す る接地端子に係合するようになっている。接地板は、既存の接地ラインを補い、 スプリアス接地信号（「接地はね返り」を含む）およびノイズを排除する機能を もつ。（ここで、本明細書中の「上」、「下」、「上部」、「下部」、「垂直」 等の用語は、例示するカード構造の説明を容易にするためにのみ用いており、カ ードは任意の向きで使用しうることは明白であることに注意されたい。）カード １０はさらに、長手方向に平行に互いに延びる辺２４、２６と、横方向に延びる 後端２８とを含む。カード１０の後端２８は、薄いカード１０をイーサネット網 に接続されたずっと大きな標準ＬＡＮコンセントまたはジャックに接続するＬＡ Ｎアダプタケーブル３２の一方端上のプラグ３０を収容する入出力ポートを有す る。このためアダプタケーブル３２の他端には、ＲＪ−４５モジュラープラグ（ 図示せず）等の標準的なオス型コネクタが設けられる。こうして、カード１０と アダプタケーブル３２とによって、パーソナルコンピュータ１２をイーサネット ＬＡＮに電気的かつ物理的にインターフェースさせることができる。 次に図２〜図１１を参照すると、カード１０は前部コネクタ１８以外に、成形 プラスチックフレーム４０、フレーム４０に支持される電子部品基板である印刷 回路基板（ＰＣＢ）４２、および上下カバーパネル４４，４６からなるシートメ タルカバーを含む。ＰＣＢ４２は、集積回路と、図１０および図１１に概略的に 示す部晶４８等の他の電子部品とを支持して、どれも当該技術分野で周知のＬＡ Ｎ通信機能を実行する。ＰＣＢ４２は、標準的な間隔またはピッチの複数の導電 トレースを含む前端子部５０を含み、これらトレースはＰＣＢ４２に支持される 各種電子部品４８に接続される。成形プラスチック製の前部コネクタ１８は、上 下２列で横方向に延びる穴５２の列を含み、各穴はホストシステムのオス型コネ クタの対応するピンを受け入れるコンタクトを含む。各コネクタコンタクトは、 ＰＣＢ４２の端子部５０上の関連の導電トレースにはんだづけされる、後方へ延 びるコンタクトフィンガー５４を含む。ＰＣＭＣＩＡ規格では、コネクタ１８は 、それぞれ３４個の穴からなる２列に配置された６８個のコンタクトを有し、端 の４つのコンタクト（ピン番号１，３４，３５および６８に対応）には接地電位 が割り当てられる。コネクタ１８はさらに、水平な上平面５６、互いに対向する 端部５８および６０、ならびにコンタクトフィンガー５４がそこから突出する横 方向の背面６２を含む。コネクタ１８の上面５６の上には、金属接地板２０の主 要部６６が重ねられる。接地板２０の主要部６６はコネクタ１８より短いため、 接地板の主要部６６の互いに対向する端部６８および７０がコネクタ１８の端部 ５８および６０の内側に位置し、これによりコネクタ１８の上面５６の肩端部７ ２および７４が露出する。すでに述べたが、接地板２０の主要部６６はさらにバ ンプ２２の直線アレイ（図ではバンプが８個の例を示す）を含み、これはカード １ ０を完全に挿入した場合にホストシステム１２のカード収容スロット１４内部の 接地電位コンタクトに係台する。接地板２０の主要部６６はまた、後部片持ちマ ージン７５を含んでもよい。さらに、この接地板の主要部６６のマージン７５か らは、水平な横方向の後棚部（レッジ）７６が後方へ延びる。図１０および図１ １に最良に示すように、接地板主要部６６のレッジ７６およびマージン７５は、 レッジ７６の面が接地板２０の主要部６６の面より低くなるように、ずらし部７ ８で接続される。レッジ７６はさらに、端部８０および８２を含み、これらはコ ネクタ１８のコネクタ端部５８および６０に隣接して形成されたくぼみ８４およ び８６中に捕捉されて接地板２０の固定を支援する。レッジ７６の横方向の後縁 ８８からは、複数の接地バネコンタクト９０が後方へ延びる。本実施例では、バ ンプ２２と長手方向に整列した８つの接地バネコンタクト９０が使用される。各 コンタクト９０は水平な長手方向に延びる部分９２を含み、この終端はＰＣＢ４ ２上の接地板トレースに係合するアーチ状のテール部９４である。こうしてコネ クタ１８（コンタクトフィンガー−５４を含む）と接地板２０（レッジ７６およ び接地バネコンタクト９０を含む）との組み合わせは、フレーム４０に取り付け られる一装置として作製可能なコネクタアセンブリを含むものとみなすことがで きる。 略長方形のフレーム４０は、絶縁性プラスチックから成形される一体構造を含 む。フレーム４０は長手方向の平行サイドレール１００および１０２を含み、該 サイドレールと一体成形されるクロスビームによって間隔を開けて維持される。 これに関連して、フレーム４０は前方クロスビーム１０４と後方クロスビーム（ 図示せず）とを含む。フレームのサイドレール１００，１０２と、前方クロスビ ーム１０４と、後方クロスビーム（図示せず）とによって、ＰＣＢ４２が占有す る中央の開空間１０６を画定する。フレームのサイドレール１００，１０２は、 前向きの突起１０８，１１０を含み、これら突起は、コネクタ１８端部の耳（ラ グ）１１６および１１８とかみ合ってコネクタ１８をフレーム４０に固定する内 溝１１２および１１４を有する。 クロスビーム１０４は、水平の上面１２０および下面１２２を含む。クロスビ ーム１０４の上面１２０からは、接地板２０の主要部６６と横方向の長さが同じ で矩形フランジ１２４が前方へ延びている。このフランジ１２４は、接地板の主 要部６６の端部６８および７０に整列した長手方向に延びる端縁１２６，１２８ を有する。フランジ１２４はさらに、上面１３０、下面１３２、および平行な横 方向の前縁１３４および後縁１３６を含む。フランジ１２４の前縁１３４は、コ ネクタ１８の横方向の背面６２の後ろに平行に位置するため、フランジ縁１３４ とコネクタ背面６２との間に横方向のスロット１３８を規定する。図１１に最良 に示すように、フランジ１２４の垂直方向の厚みは、レッジずらし部７８の深さ にほぼ等しく、フランジ１２４の前部分は、ずれたレッジ７６に長手方向に重な る。したがって、ずらし部７８はスロット１３８を通過して延び、レッジ７６は フランジ１２４の下を走るので、接地板２０の後マージン７５との組み合わせに より、スロット１３８が塞がれる。さらに、フランジ１２４の上面１３０は接地 板２０の主要部６６の上面とほぼ同一平面であるため、見た目がきれいになる。 クロスビーム１０４の下面１２２の前部には、接地バネコンタクト９０と位置 合せがなされた一連の長手方向の通路１４０が設けられる。図３、図８および図 １１に最良に示すように、各接地コンタクト９０の水平部分９２は、これら通路 １４０の１つに収容される。 シートメタル製の上カバーパネル４４は、横方向の前部中央縁１４４を含む前 マージン１４２を有する。前部中央縁１４４は、横方向に間隔が空けられて配置 され、前方へ突出する一対の略長方形のサイドタブ１５０，１５２の内縁１４６ 、１４８間に延びている。図５を特に参照すると、上カバーパネル４４の前縁１ ４４は、接地板２０の主要部６６とほぼ同じ横方向の長さをもつ。サイドタブ１ ５０および１５２は、コネクタ１８の上面５６の肩端部７２，７４に重なり接着 される。上カバーパネルの前縁１４４は、好ましくはクロスビーム１０４の上面 １２０に係合し、フランジ１２４の後縁１３６に沿って延びるリップ１５４で終 了する。後縁１３６はシートメタルカバーパネル４４の厚みとほぼ同じ高さをも つため、リップ１５４の上面はフランジ１２４の上面１３０と同一平面となる。 さらに、フランジ１２４と、レッジ７６と、ずらし部７８と、接地板の後マージ ン７５との組み合わせは、上カバーパネルの前縁１４４とコネクタ１８の背面６ ２との間の空間１３９（図１０）を封鎖するのに有効である。 シートメタル製のカバーパネル４６は、一般的には既存のＰＣＭＣＩＡカード 設計に準じてコネクタブロックの底面に接着される。 以上の説明から、本発明に従えば、接地板から後方へ延びる接地リードは、フ レームのクロスビームが該接地リードとカバーとの間に嵌合できるような形状に 構成されることが理解できる。これにより、フレームのクロスビームは、上カバ ーパネルの前マージンを支持し、上カバーパネルをコネクタの接地素子群から絶 縁し、コネクタ背面と上カバーパネルの前縁との間の空間を封鎖できる。さらに 、接地板の横方向の長さが短くされるのでコネクタ上面の肩端部が露出し、上カ バーパネルの前方へ延びる端部タブがこのコネクタの肩端部に重なって接着され 、上カバーパネルとコネクタの側端部との間の隙間を閉じる。 特定の実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明の請求の範囲はかかる 実施形態だけに限定されず、当業者には以下の請求の範囲に規定される本発明の 精神および範囲から逸脱することなく、上記の実施形態の変更もしくは変形、ま たは構造上の等価要素との交換が可能なことが理解できると考える。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． ＰＣＭＣＩＡカードであって、 前端と横方向のクロスビームとを備え、前記クロスビームは前縁および上面を 有するフレームと、 前記フレーム内に配置され、電子回路素子群を保持する基板と、 カードをホストシステムに接続し、前記フレームの前端に配置され、横方向の 背面を有し、前記基板上の電子回路素子群に電気的に接続されるコネクタであっ て、前記フレームのクロスビームは前記コネクタの背面の後ろに隣接して位置す るコネクタと、 前記フレームと前記基板とに重なる上パネルを含み、前記上カバーパネルは前 記クロスビームの上面によって支持される前マージンを有するカバーと、 を含むＰＣＭＣＩＡカード。 ２． 請求の範囲１に記載のＰＣＭＣＩＡカードにおいて、 前記フレームのクロスビームは、絶縁材から構成され、前記上カバーパネルの 前マージンと前記基板との間に介挿される、 ＰＣＭＣＩＡカード。 ３． 請求の範囲２に記載のＰＣＭＣＩＡカードにおいて、 前記コネクタは上面をもち、 前記基板は少なくとも１つの接地トレースを含み、 前記カードはさらに、 前記コネクタの上面上で横方向に延びる接地板を含み、前記接地板は前記基板 上の少なくとも一つの接地トレースに接続される少なくとも１つの後方へ突出す る接地コンタクトを含み、前記フレームのクロスビームは前記上カバーパネルの 前マージンと前記少なくとも１つの接地コンタクトとの間に介挿される、 ＰＣＭＣＩＡカード。 ４． 請求の範囲３に記載のＰＣＭＣＩＡカードにおいて、 前記上カバーパネルの前マージンは前縁を有し、 前記接地板は、主要部と横方向のレッジ部とを含み、前記主要部は後マージン を含み、前記レッジ部は前記コネクタの背面から後方へ延び、前記接地板のレッ ジ部は前記接地板の、主要部から前記基板方向にずれており、 前記クロスビームは前記接地板のずれたレッジ部に重なる前向きのフランジを 有し、前記フランジと前記レッジ部と前記接地板の後マージンとで、前記上カバ ーパネルの前縁と前記コネクタの背面との間の空間をふさぐ、 ＰＣＭＣＩＡカード。 ５． 請求の範囲４に記載のＰＣＭＣＩＡカードにおいて、 前記クロスビームのフランジは、ずらし部の深さとほぼ同じ厚さをもち、前記 フランジは前記接地板の前記主要部の上面とほぼ同一平面の上面をもつ、 ＰＣＭＣＩＡカード。 ６． 請求の範囲５に記載のＰＣＭＣＩＡカードにおいて、 前記フランジは横方向の後縁を有し、前記上カバーパネルの前縁は前記フラン ジの横方向の後縁に接する、 ＰＣＭＣＩＡカード。 ７． 請求の範囲６に記載のＰＣＭＣＩＡカードにおいて、 前記上カバーパネルの前縁はリップを有し、前記リップの厚さは段部の高さと ほぼ同じである、 ＰＣＭＣＩＡカード。 ８． 請求の範囲３に記載のＰＣＭＣＩＡカードにおいて、 前記コネクタは横方向の長さをもち、 前記接地板は、前記コネクタよりも横方向の長さが短く、前記コネクタ上面の 各端部に沿って肩端部面を画定し、 前記上カバーパネルは、横方向に間隔が空けられた前方に延びる一対のタブを 有し、前記各タブは前記コネクタの肩端部面に重なる、 ＰＣＭＣＩＡカード。 ９． 請求の範囲３に記載のＰＣＭＣＩＡカードにおいて、 前記クロスビームは、前記少なくとも１つの接地コンタクトの一部を収容する 少なくとも１つの長手方向に延びるスロットを有する底面を含む、 ＰＣＭＣＩＡカード。 １０． ＰＣＭＣＩＡカードであって、 前端と横方向の絶縁性クロスビームとを含むフレームと、 前記フレーム内に配置され、電子回路素子群を保持する基板と、 カードをホストシステムに接続し、前記フレームの前端に配置され、前記基板 に接続されるコンタクトを有し、さらに横方向の背面を有するコネクタと、 前記フレームと前記基板とに重なる上パネルを含み、前記上カバーパネルは横 方向に延びる前マージンを有し、前記絶縁性クロスビームは前記上カバーパネル の前マージンと前記基板との間に介挿されるカバーと、 を含むＰＣＭＣＩＡカード。 １１． 請求の範囲１０に記載のＰＣＭＣＩＡカードにおいて、 前記基板は接地トレースを含み、 前記コネクタは、前記コネクタの背面から後方へ突出し、前記基板上の前記接 地トレースに電気的に接続される少なくともーつの接地コンタクトを有し、前記 クロスビームは前記上カバーパネルを前記接地板コンタクトから絶縁する、 ＰＣＭＣＩＡカード。 １２． 請求の範囲１１に記載のＰＣＭＣＩＡカードにおいて、 前記上カバーパネルの前記前マージンは前縁を有し、 前記接地板は主要部と横方向のレッジ部とを含み、前記主要部は後マージンを 有し、前記レッジ部は前記コネクタの背面から後方へ延び、前記接地板の前記レ ッジ部は前記接地板の主要部から前記基板方向にずれており、 前記クロスビームは前記接地板のずれたレッジ部に重なる前向きのフランジを 有し、前記接地板の前記レッジ部および前記後マージンは、前記上カバーパネル の前縁と前記コネクタの背面との間の空間をふさぐ、 ＰＣＭＣＩＡカード。 １３． 請求の範囲１２に記載のＰＣＭＣＩＡカードにおいて、 前記クロスビームのフランジは、前記ずらし部の深さとほぼ同じ厚さをもち、 前記フランジは前記接地板の前記主要部の上面とほぼ同一平面の上面をもつ、 ＰＣＭＣＩＡカード。 １４． 請求の範囲１３に記載のＰＣＭＣＩＡカードにおいて、 前記フランジは横方向の後縁を有し、前記上カバーパネルの前縁は前記フラン ジの前記横方向の後縁に接する、 ＰＣＭＣＩＡカード。 １５． 請求の範囲１４に記載のＰＣＭＣＩＡカードにおいて、 前記上カバーパネルの前縁はリップを有し、前記リップの厚さは段部の高さと ほぼ同じである、 ＰＣＭＣＴＡカード。 １６． 請求の範囲１１に記載のＰＣＭＣＩＡカードにおいて、 前記コネクタは横方向の長さをもち、 前記接地板は前記コネクタよりも横方向の長さが短く、前記コネクタの上面の 各端部に沿って肩端部面を画定し、 前記上カバーパネルは、横方向に間隔が空けられた前方に延びる一対のタブを 有し、前記各タブは前記コネクタの肩端部面に重なる、 ＰＣＭＣＩＡカード。 １７． 請求の範囲１１に記載のＰＣＭＣＩＡカードにおいて、 前記クロスビームは、前記少なくとも１つの接地コンタクトの一部を収容する 少なくとも１つの長手方向に延びるスロットを有する底面を有する、 ＰＣＭＣＩＡカード。 １８． 請求の範囲１０に記載のＰＣＭＣＩＡカードにおいて、 前記クロスビームは上面を有し、前記上カバーパネルは前記クロスビームの上 面に係合する前縁を有し、これにより前記クロスビームは前記上カバーパネルの 前縁を支持する、 ＰＣＭＣＩＡカード。