JP2000503512A - 可変長復号化 - Google Patents

可変長復号化

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Abstract

(57)【要約】 2ワードビットストリームセグメント化を行う可変長デコーダ(VLD)によって処理すべき複数の認定および非認定形式の可変長原コードワードを含むハフマン符号化ビットストリーム(例えば、MPEGディジタルビデオビットストリーム)をペアマッチハフマン変換符号化する方法において、前記VLDがNビットワード幅の復号化ウィンドウを有する。本方法は、前記認定形式のコードワードのうち少なくとも選択されたものをペアマッチハフマン変換復号化し、対応する変換復号化コードワードを、これらの変換復号化コードワードのどの対の組み合わされた長さも≦Nとなるように発生するステップを含む。この方法を実行する装置と、この方法を使用する、2ワードビットストリームセグメント化を行う高性能可変長デコーダも開示する。

Description

【発明の詳細な説明】 可変長復号化関連出願 本願は、「2ワードビットストリームセグメント化による高性能可変長デコー ダおよび関連する方法」という表題の発明に対して1996年6月28日に出願 された先行の同時係属出願の一部係属出願である。発明者および譲受人は、本願 および前記で認められた先願の双方で同じである。発明の分野 本発明は、一般的に、データ伝送システムにおいて使用される可変長デコーダ に関係し、さらに特に、どのような統計的トレードオフもなしにデコーダの経済 的な実装を可能にするために、ペアマッチハフマン変換符号化を用いる、高精細 度テレビジョン(HDTV)用のディジタルビデオデータを復号化する、2ワー ドビットストリームセグメント化による高性能可変長デコーダ(および関連する 方法)に関係する。 ディジタルビデオデータ伝送システムにおいて、ビデオデータを、受信機に送 信する前に符号化し、前記受信機は、前記符号化されたディジタルビデオデータ を復号化する。次に前記復号化されたディジタルビデオデータを、その後の信号 処理段に出力する。これらのようなシステムのデータスループットおよびメモリ 効率を増すために、統計的圧縮アルゴリズムを使用し、前記ディジタルビデオデ ータを圧縮および符号化する。1つのこのような圧縮アルゴリズムは、ハフマン 符号化アルゴリズムである。前記データを圧縮することは、代表的に、固定長コ ードワードよりも可変長コードワードにセグメント化されたデータストリームを 生じる。可変長デコーダは、前記圧縮されたデータストリームを構成する可変長 コードワードを復号化する。 可変長コードワードのシーケンスを復号化するいくつかの現在利用できる方法 がある。最も普及している方法は、木探索アルゴリズムおよび表探索技術である 。 前記木探索アルゴリズムは、コード木じゅうをビットごとに探索し、入力ビッ トストリームにおける各々のコードワードの終端および値を見つける。この符号 化木は、既知のコードワードの葉を含む。この復号化処理は、前記符号化木の根 元から始まり、前記ビットストリームにおける各々連続するビットの復号化され た値に応じて、前記符号化木の異なった枝にビットごとに続く。最後には、ある 葉に到達し、前記コードワードの終端が検出される。次に前記コードワードを前 記ビットストリームの残りから分割し、前記可変長デコーダから出力する。前記 木探索アルゴリズムを使用してビットストリームを復号化することは、前記復号 化動作が記号レートよりもビットレートにおいて行われるため、多くの高速用途 には遅すぎる。この関係において、ビットストリームをビットレートにおいて復 号化することは、HDTVデコーダのピーク記号レート条件を満たさない。 可変長デコーダのデータスループットを増すために、サン他に発行された米国 特許番号5173695号に開示されているもののような表探索デコーダが開発 されている。上記で参照した特許に開示されている表探索デコーダの入力部をレ ートバッファの出力部に接続し、前記レートバッファは、可変ワード長符号化ビ ットストリームをその入力部において受け、前記ビットストリームにおける最大 長コードワードに等しい長さのビットのシーケンスを並列に出力する。これらの シーケンスを、カスケード接続されたラッチに読み込ませる。双方のラッチにお けるカスケード化シーケンスをバレルシフタに入力し、前記バレルシフタは、そ のマルチビット入力部から、変化する復号化ウィンドウを表探索デコーダに供給 する。制御信号は、前記バレルシフタの復号化ウィンドウの位置を、各々のコー ドワードが検出されるたびに直接シフトする。 各々のコードワードを検出するために、前記復号ウィンドウにおける開始ビッ トを、前記表探索デコーダにおいてコードワード項目と比較する。コードワード が検出された場合、対応するコードワード長を予め蓄積されたコードワード長を 有するアキュムレータの値に加え、前記制御信号を発生し、この制御信号は、前 記復号化ウィンドウを、ちょうど復号化されたワードにおけるビット数だけ直接 シフトさせる。前記第1のラッチにおけるビットのすべてが復号化された場合、 前記バッファにおける次のビットシーケンスを前記第2のラッチに入力し、この 第2ラッチにおける前のビットシーケンスを前記第1ラッチに転送する。次に、 前記復号化ウィンドウを、復号化されていないシーケンスにおける次のコードワ ードの最初の部分にシフトさせる。前記復号化ウィンドウのシフトと、前記コー ドワードの復号化とを、1クロックサイクルにおいて行うことができる。結果と して、前記表探索デコーダは、そのビット長に係わりなく1クロックサイクルあ たり1コードワードを復号化することができ、それによって、前記デコーダのデ ータスループットは、前に利用可能な前記木探索アルゴリズムデコーダと比較し て劇的に増加する。 しかしながら、前記ピーク記号レートが1秒あたり100万コードワード程度 の民生HDTV用途において、画像全体を前記記号レートにおいて1つの可変長 デコーダによって復号化するのは実際的ではない。HDTVシステムにおいて、 前記可変長デコーダ(VLD)を使用し、完全な画像をレートバッファから画像 表示時間内に抽出する。前記VLDは、前記データストリームにおけるワードを 前記ピーク記号レート(PSR)において復号化しなければならず、これは、表 示解像度および表示時間に依存する。MPEG(Moving Pictures Expert Group )プロトコルを使用するHDTVシステムに関して、1秒あたり100万コード ワード以上のVLDスループットが必要である。 このようなスループットによるVLDそれ自体の実装に関係する技術的問題に 加えて、大容量レートバッファを有する高速VLDインタフェースは、現在利用 可能なメモリ技術によればかなり高価である。この問題は、価格が問題である場 合、非同期DRAMのようなより低速で安価なメモリ装置よりも、静的ランダム アクセスメモリ(SRAM)および同期ダイナミックランダムアクセスメモリ( SDRAM)のようなより高速で高価なメモリ装置を必要としなければならない ため、より厳しくなる。もちろん、前記メモリの価格は、HDTV受像機のよう な民生製品に関して特に重要なことである。 現在の実装において、HDTVシステムは、通常、多数の処理経路に分割され 、多数のVLDを使用して、前記画像の異なった部分を並列に復号化する。これ らのような実装において、前記VLDは、主なボトルネックの1つである。前記 画像の各々の分割は、前記画像情報のほとんどすべてを含むかもしれないため、 前記VLDのすべてとレートバッファとの間に多数の専用ピンポンバッファが必 要 であり、それによって、前記システムに必要なビットストリームメモリの量が劇 的に増加する。例えば、8個の並列VLDを有する分割復号化システムは8個の ピンポンバッファを必要とし、これらのピンポンバッファの各々は前記レートバ ッファの2倍のサイズであり、それによって、必要なバッファメモリの量は1個 のVLDを有するシステムの16倍に増加する。 HDTVシステムにおいて、入力ビットストリームは通常、ペイロードデータ およびセットアップデータを含むMPEGディジタルビデオデータストリームで ある。前記データの圧倒的大部分(前記データの95%程度)を構成するペイロ ードデータは、DCT(離散コサイン変換)係数および動きベクトルのような隣 接するコードワードによって表され、これらのコードワードはこれらの個々の探 索表を使用して復号化される。前記データの残りの部分(前記データの5%程度 )を構成するセットアップデータは、異なった探索表を使用して復号化される単 独のコードワードによって表される。 上記に基づいて、前記現在利用可能な技術の上述した欠点を克服し、分割HD TVデコーダよりも単一VLD HDTVデコーダに使用することができる可変 長デコーダに対する必要性が当技術分野において存在することを理解できる。さ らに特に、より低いクロックレートにおいてもディジタルビデオデータを処理す るのに十分なデータスループットを有し、それによって、より安価な(より遅い )メモリの使用を可能にし、実装をより実際的にする可変長デコーダに対する必 要性が当技術分野において現在存在する。 この技術的な必要性を実現し、データスループットを増すために、前記入力ビ ットストリームに前タグ付けし、同じ形式の隣接するコードワードを並列処理で きる可変長デコーダが、1995年12月28日に出願されたシリアル番号08 /580,405のM.Bakhmutsky(本発明者)による「入力ビットストリーム のタグ付けと、隣接するコードワードの並列処理とによってスループットを増し た高性能可変長デコーダ」と表題が付けられた本願人の同時係属米国特許出願に おいて提案されている。上記で参照した出願において開示されている可変長デコ ーダは、より高いスループットとより遅いクロックレートの双方に対する優れた 解決法を構成するが、木探索前タグ付け回路と、前記レートバッファと同じサイ ズの追加のバッファメモリとの双方のオーバヘッドが、少なくともいくつかの民 生用HDTVデコーダには高価過ぎるであろう製造コストを生じる。したがって 、この可変長デコーダのコストは、その欠点を構成する。 したがって、民生用HDTVに対するこれらの厳しい条件を満たす高性能可変 長デコーダが開発され、1995年12月28日に出願されたシリアル番号08 /580,407のM.Bakhmutsky(本発明者)による「ハフマン符号化ビット ストリームの処理において適応的に加速する可変長デコーダ」と表題が付けられ た本願人の同時係属米国特許出願において開示されている。この出願において開 示されている可変長デコーダの1クロックサイクル当たりのスループットは、規 定された数より少ないビット長を有するハフマン符号化入力ビットストリームに おけるコードワードの選択されたグループに関して、この選択されたグループか らの2つ以上のコードワードの組み合わせを、1クロックサイクル中、組み合わ せ値探索表を使用して復号化することによって適応的に上昇する。前記選択され たグループにおけるコードワードが、前記ハフマン符号化入力ビットストリーム において統計的に最も頻繁に生じるコードワードであることから、前記可変長デ コーダは、画像全体を、低下したクロックレートにおいて、スループットを犠牲 にすることなく処理することができる。したがって、改善された統計的性能が、 前記選択されたグループにおけるコードワードの処理における適応的な加速によ って達成される。しかしながら、この統計的性能増加メカニズムは、画像全体に 関してより高い平均最小コードワード長を保証するが、前記画像全体のサイズよ り小さい画像要素をより高いスループットで処理できることは保証しない。局所 的な働きに関して高い性能を保証できないことは、実時間画像処理を損なうおそ れがあることから、この可変長デコーダの欠点を構成する。局所的な働きの良好 な処理は、画像メモリにおける余計なオーバーヘッドなしに実行されるリアルタ イム画像処理に欠くことができない。 このため、当技術分野において、上記で参照した高速可変長デコーダに匹敵す る性能を有し、これらの欠点を克服した可変長デコーダに対する必要性が存在す る。 上記で認められる原出願において開示されている発明は、当技術分野における この必要性を、高いハードウェアの複雑性と、追加のメモリとを犠牲にすること なく高い性能を達成する、2ワードビットストリームセグメント化を行う高性能 可変長デコーダを提供することによって満たす。特に、このVLDは、マクロブ ロックを、実時間において、1秒当たり100万コードを越えるレートにおいて 処理することができ、したがって、MPEG−2メインプロファイル、 高レベ ル順応HDTVビデオデコーダのような現代のディジタルHDTVビデオデコー ダに使用するための厳しい条件を満足することができる。前記復号化ウィンドウ のビット幅が、2つの最大サイズのコードワードを収納するのに十分なほど広い ならば、前記認定コードワードは、サン他に発行された米国特許番号51736 95号に開示されている慣例的な1経路VLDに必要なクロックレートのほぼ半 分において2倍のスループットで処理されることが保証される。前記MPEG− 2プロトコルにおける最大サイズ認定コードワード(AC係数)は、24ビット 長である。したがって、48ビット幅復号化ウィンドウを与えることが、すべて の認定コードワードに対して2倍のスループットを保証する。 しかしながら、前記原出願において開示されている2ワードビットストリーム セグメント化を行う高性能VLDの実際のハードウェア実装において、前記48 ビット幅復号化ウィンドウは、動作速度が低下し、シリコンにおけるゲート総数 がより多くなるため不利であり、したがって、多くの民生用途にとって望ましい よりも不経済である。最悪の状況において、多すぎる特定の認定コードワード対 が、前記復号化ウィンドウのビット幅を越えるこれらの組み合わされた長さによ って、「壊れる」、すなわち並列処理または「ペアマッチ」されない、前記復号 化ウィンドウの幅と、マクロブロッククロックサイクル割り当て(VLDクロッ クレート)と、VLD故障の許容しうる頻度との内での許容しうる統計的トレー ドオフを構成するVLD実装を見つけることができたとしても、このVLD実装 は「無故障」(すなわち耐故障性)ではなく、したがって、いくつかの現代のデ ィジタルHDTVビデオデコーダの大部分の厳しい条件を満たさない。 発明の目的および要約 上記に基づいて、当技術分野において、前記最大長認定コードワードの長さの 2倍より小さいビット幅を有する復号化ウィンドウを有し、同時に、前記マクロ ブロックレベルにおける2倍のスループットと無故障ピークコードワードスルー プットの双方を保証する、2ワードビットストリームセグメント化を行う高性能 VLDに対する必要性が現在存在することが理解できる。このような2ワードビ ットストリームセグメント化を行う高性能VLDは、最小のメモリオーバヘッド で、前記現代のディジタルHDTVビデオデコーダの大部分の厳しい条件を満足 させる、より高いスループットと、より低いコストと、無故障と、「壊すことの できない」VLDアーキテクチャとを提供する。本発明は、当技術分野における この必要性を満たす。 本発明は、その第1の態様において、2ワードビットストリームセグメント化 を行う可変長デコーダ(VLD)によって処理すべき複数の認定および非認定形 式の可変長原コードワードを含むハフマン符号化ビットストリームをペアマッチ ハフマン変換符号化する方法を含み、ここで、前記VLDはNビット幅の復号化 ウィンドウを有し、Nを前記2つの最大長認定コードワードの組み合わされた長 さより小さいとする。この方法は、前記認定形式のコードワードのうち少なくと も選択されたものをペアマッチハフマン変換符号化し、1対の変換されたコード ワードの組み合わされた長さが≦Nに成るように、対応する符号化されたコード ワードを発生するステップを含む。好適には、前記ハフマン符号化ビットストリ ームを、ペイロードデータおよびセットアップデータを含むMPEGビデオビッ トストリームとし、前記認定形式のコードワードを、前記ペイロードデータに対 応するコードワード形式とし、前記非認定形式のコードワードを、前記セットア ップデータに対応するコードワード形式とする。 現在考えられる用途において、前記認定形式のコードワードのうち少なくとも 選択されたものは、0および1のランを有するすべてのDCT係数エスケープシ ーケンスと、≧11のビット長を有するすべてのDCT係数とを含む。さらに、 前記ペアマッチハフマン変換符号化のステップを、好適には、個々の変換符号化 コードワードを発生するために、1ビットを前記複数の原コードワードの各々の 終端に加えることによって行う。前記変換符号化コードワードの各々に関して、 前記加えられたビットの第1論理レベルは、前記変換符号化コードワードが前記 個々の原コードワードと同じ意味を有することを示し、前記加えられたビットの 第2論理レベルは、前記変換符号化コードワードが個々の原コードワードと異な る意味を有することを示す。 好適実施形態において、少なくとも4つのDCT係数が2つの逐次的なクロッ クサイクル中に処理されるのを保証するように単独で処理することができる認定 形式のコードワードを除いて、変換符号化されていない前記認定形式のコードワ ードのどの対の組み合わされた長さも≦Nとする。前記少なくとも4つのDCT 係数が2つの逐次的なクロックサイクル中に処理されるのを保証するように単独 で処理することができる認定形式のコードワードは、好適には、2以上のランを 有するDCT係数エスケープシーケンスを含む。 本発明は、他のその態様において、本発明のハフマン変換符号化方法を実行す る装置と、この方法を利用する、2ワードビットストリームセグメント化を行う 高性能可変長デコーダとを含む。図面の簡単な説明 本発明のこれらおよび他の目的、特徴および利点は、添付した図面に関係して 行った以下の詳細な説明から容易に理解されるであろう。 図1は、ハフマン表におけるプリフィックスによるコードワードのグループ化 の原理を表現する図である。 図2は、コードワード対の表識別の原理を説明するブロック図である。 図3は、原出願(シリアル番号08/672,246号)において開示された 可変長デコーダの説明的実施形態のブロック図である。 図4は、12DCT係数を実際に表す4つのMPEG−2記号のシーケンスの 図式的表現である。 図5は、本発明のペアマッチハフマン変換符号化方法の1態様を構成する、2 倍のスループットを保証するようなより小さいランのDCT係数エスケープシー ケンスの変換符号化の一般的な図式的説明図である。 図6は、図3に示すVLDとの組み合わせにおいて本発明のペアマッチハフマ ン変換符号化方法を実行する好適なハードウェア形態のブロック図である。 図7は、1ワードビットストリームセグメント化を使用する慣例的なVLDと 相違して、2ワードビットストリームセグメント化を使用するVLDと協働して 本発明のハフマン変換符号化方法を使用し、異なったクロマフォーマットに対す る1920×1088HDTV画像の実時間処理を比較する図式的な説明図であ る。実施形態の説明 ここでは本発明を、個々の用途のための説明的な実施形態を参照して説明する が、本発明はこれらに限定されないことを理解すべきである。ここに与えた教え を受けた当業者は、これらの範囲と、本発明が重大に有用になる追加の分野との なかで、追加の変形例と、用途と、実施形態とを認識するであろう。 概略において、前記原出願(シリアル番号08/672,246号)において 開示された発明は、VLDの複雑さおよびメモリ要求を減らすために、認定形式 のコードワードのすべてまたはほとんどすべて、例えば、すべてのDCT係数お よび動きベクトル(MPEG−2ビットストリームの95%程度を構成するペイ ロードデータ)に、1ワードビットストリームセグメント化よりも少なくとも2 ワードビットストリームセグメント化を行う高性能低コスト可変長デコーダ(V LD)に関係する。さらに特に、前記ビットストリームにおける認定コードワー ドの各々の対(また他の複数M≧2)のプリフィックスを結合し、各々のこれら の対の組み合わされた長さを、各々の可能な2ワードプリフィックス組み合わせ に対して別個のプリフィックス組み合わせ項目を(その認定されたコードワード に対して)含むプリフィックス組み合わせ探索表を(各々の認定されたコードワ ードに対して)使用して復号化する。前記復号化された組み合わされた長さを、 次に、タイミングクリティカルワード長復号化ループの加算器アキュムレータ回 路に入力して、前記加算器アキュムレータ回路のポインタレジスタを前記復号化 された組み合わされた長さだけ増分し、それによって、前記バレルシフタの復号 化ウィンドウを、登録された入力ビットストリームの利用可能なビットのストリ ームを横切って、前記VLDによって復号化すべき次のコードワードに対する適 切な量だけシフトさせる。このコードワード値復号化処理は、前記長さ復号化ル ープの外側で行われるため、タイミングクリティカルではない。 個々の可変長符号化(VLC)表における可変長コードの数をきわめて大きく できることは理解されるであろう。例えば、MPEG−2 DCT係数表ゼロは 、 114の可変長コードを含む。したがって、これら独自の可変長コードの1142 の可能な2ワード組み合わせがあり、これら独自のコードのすべての組み合わ せによる2ワードビットストリームセグメント化は実際的でない。しかしながら 、(MPEG可変長符号化表のような)いくらか複雑なハフマン符号化表の構成 と、特に上記の表とにおいて、通常、独自のプリフィックスを同じビット長のコ ードワードにおける多数のサブ木によって共有する。例えば、図1を参照して、 同じビット長の(しかし、異なった値を有する)すべてのコードワードは、同じ プリフィックス(これらのコードワードの長さを規定する)を共有する。したが って、図1に示す例に関して、4つの異なった可能なコードワードビット長に対 応する4つの異なったプリフィックスPi(i=l..4)が存在する。各々の プリフィックスに対して、サブ木Sij(i=1..4,j=0,1,2,3, ..)によって表されるような、同じビット長だが異なった値を有する多数のコ ードワードが存在する。上述したMPEG−2 DCT係数表ゼロは、実際に、 14の個々の独自プリフィックスによって完全に規定される14の長さ可能性の みを有する。したがって、2ワードビットストリームセグメント化の目的に対し て、これらのプリフィックスによってこの形式のコードワード(すなわち、DC T係数)の全ての可能な2ワード組み合わせを組み合わせることは、1つの復号 化表を使用してより少ない数(142)の可能な2ワードプリフィックス組み合 わせを復号化することは処理しやすいため、完全に適している。 ここで図2の参照と共に、コードワード対の表識別の原理を説明する。さらに 特に、同じ符号化表に属する(すなわち、同じコードワード形式の)2つのコー ドワードWORD1およびWORD2のビット長を、これらの個々のプリフィッ クス201および202によって独自に識別する。WORD1のプリフィックス 201は、WORD1のコード長と、WORD2のプリフィックス202のコー ド位置との双方を規定する。WORD2のプリフィックス202は、WORD2 のコード長を規定する。WORD1およびWORD2の双方がプリフィックス組 み合わせ表10に含まれる場合、有効な組み合わせの存在を、「ワード対識別」 信号をライン203に出力することによって合図する。同時に、このコードワー ド対の組み合わされた長さ(WORD1の長さ+WORD2の長さ)をプリフィ ックス組み合わせ表10において探索し、探索された(復号化された)組み合わ されたワード長(組み合わされた長さ)をライン204に出力する。プリフィッ クスによるコードワード対のこの表探索識別は、2ワードビットストリームセグ メント化を可能にし、前記タイミングクリティカルワード長復号化ループにおけ るバレルシフタおよび加算器の連続を使用することの必要性を取り除く。実際に は、上記で参照したシリアル番号08/580,405号の同時係属出願におい て開示されたVLDに匹敵する性能(速度およびスループット)を、どのような 追加のメモリも使用せず、前VLDの必要もなしに達成することができる。 ここで図3の参照によって、前記原出願において開示された発明の好適実施形 態に従って構成された可変長デコーダ18のブロック図を見ることができる。レ ートバッファ(図示せず)からの入力ビットストリーム20は、可変長コードワ ードのシーケンスを含む。入力ビットストリーム20を、第1レジスタ22によ って受ける。前記原出願において開示された特別な実施形態において、入力ビッ トストリーム20を、ペイロードデータおよびセットアップデータを含むMPE Gディジタルビデオデータストリームとする。前記データの圧倒的大部分(前記 データの95%程度)を構成する前記ペイロードデータを、DCT(離散コサイ ン変換)係数および動きベクトルのようなコードワードによって表し、これらを これらの個々の探索表を使用して復号化する。前記データの残りの部分(前記デ ータの5%程度)を構成する前記セットアップデータを、他のコードワード形式 によって表し、異なった探索表を使用して復号化する。前記セットアップデータ を、MPEG復号化プロトコルに従って、前記復号化処理を命令する、復号化状 態機械および関係する論理回路網から成る制御回路60によって使用する。 上述したように、前記MPEGディジタルビデオデータストリーム(入力ビッ トストリーム20)を、異なった形式の可変長コードワードを含むハフマン符号 化ビットストリームとする。認定形式(すなわち、並列処理に認定されたコード ワード形式)のコードワードの各々は、そのビット長を規定するプリフィックス を含む。同じ形式(すなわち、同じ符号化表に属する)および同じ長さであるが 、異なった値を有するコードワードは、同じプリフィックスを共有する。 前記原出願において開示された発明によれば、前記ペイロードデータに対応す るコードワード形式を認定コードワード形式であると選択し、前記セットアップ データに対応するコードワード形式を非認定コードワード形式であると選択する 。以下により完全に説明するように、プリフィックス組み合わせ(探索)表10 による「ワード対識別」信号出力が、前記出力復号化ウィンドウ(すなわち、「 ウィンドウ化ビットストリーム」)内の入力ビットストリーム20の現在復号化 された入力ビットが1対の認定コードワードを含むことを示す場合、前記認定コ ードワード対の組み合わされた長さを(図2に関係して上述したように構成され た)プリフィックス組み合わせ表10を使用して検出し、次に、使用して、前記 復号化ウィンドウを適切な量だけシフトさせるのに使用される先導ワードポイン タを更新する。(制御回路60によって)前記ウィンドウ化ビットストリームが 非認定コードワードを含むことが決定されるか、プリフィックス組み合わせ表1 0による「ワード対識別」信号出力が、前記ウィンドウ化ビットストリームが( 1対の認定コードワードと相違して)1つの認定コードワードのみを含むことを 示す場合、前記コードワードの長さを、制御回路60による「表選択」信号出力 およびプリフィックス組み合わせ表10による「ワード対識別」信号出力の制御 の下で、前記検出されたコードワード形式に従って、標準的なワード長(探索) 表12を使用する慣例的な方法において検出する。 第1レジスタ22をバレルシフタ28に32本の並列入力ビットライン34を 経て接続し、前記各々のラインは第1レジスタ22における1ビットに対応する 。第2レジスタ26をバレルシフタ28に32本の並列入力ビットライン32を 経て接続し、前記各々のラインは第2レジスタ26における1ビットに対応する 。したがって、合計64本の並列入力ビットライン32、34をバレルシフタ2 8に接続し、それによって、バレルシフタ28に利用可能な64の入力ビットの 対応するシーケンスを供給する。バレルシフタ28は、シフト入力部35と、3 2本の並列出力ビットライン38とを有する。当業者は、他の数の並列入力ビッ トライン32、34および並列出力ビットライン38を、本発明の精神および範 囲から逸脱することなく利用できることを理解するであろう。前記原出願におい て開示された特別な実施形態において、並列入力ビットライン32の数と、並列 入力ビットライン34の数と、並列出力ビットライン38の数とを、各々、1つ の コードワードにおけるビットの最大数(すなわち、最大コードワード長)に等し く選んだ。 データ要求ライン40に用いられるデータ要求信号に応じて、復号化すべきコ ードワードを表す32ビットのシーケンスを第1レジスタ22に入力ビットスト リーム20からロードし、第1レジスタ22の内容を第2レジスタ26に32本 の並列ビットライン24によって転送する。したがって、64の入力ビットのシ ーケンスが、バレルシフタ28に利用可能である。32本の並列出力ビットライ ン38を、64本の並列入力ビットライン32、34から、以下に説明するよう に選択し、それによって、復号化ウィンドウ38(ウィンドウ化ビットストリー ム)を供給する。 復号化ウィンドウすなわちウィンドウ化ビットストリーム38を、左から右へ 、前記利用可能な入力ビットのシーケンスを横切って、ライン36によってバレ ルシフタ28のシフト入力部35に用いられる先導ワードポインタに応じてシフ トさせる。復号化ウィンドウ38を、前記ワードポインタによって、前記利用可 能な入力ビットのシーケンスを横切って、前のクロックサイクル中に復号化され たコードワードの長さ(または組み合わされた長さ)に従ってシフトさせ、現在 のクロックサイクル中に処理すべき次のコードワードの最初の部分が復号化ウィ ンドウ38の左端において始まるようにする。 ライン36によって入力される前記先導ワードポインタの値を、加算器44に よって、現在のクロックサイクル中に復号化されたコードワードの復号化された 長さまたは組み合わされた長さと加算し、これを、ライン74によって加算器4 4の第1入力部41に入力されるマルチプレクサ72の出力によって表し、前記 先導ワードポインタをライン36によって加算器44の第2入力部に入力する。 加算器44の出力(「更新された先導ワードポインタ」と考えることができる) をポインタレジスタ64にロードし、その出力を前記先導ワードポインタとする 。(もちろん、本システムを初期化した場合、ポインタレジスタ64はゼロに初 期化される。) 前記先導ワードポインタの現在の値と、前記現在のクロックサイクル中に復号 化されたコードワードの復号化された長さまたは組み合わされた長さとの和(以 後、「ループ和」と呼ぶ)が、復号化ウィンドウ38のビット幅(すなわち、前 記原出願において開示された特別な実施形態において32)を越えた場合、加算 器44は、オーバフローするか、ゼロの回りをループし、データ要求ライン40 に入力され「データ再ロード」動作をトリガする桁上げ出力を発生し、この動作 において、第1レジスタ22の内容を第2レジスタ26に転送し、入力ビットス トリーム20からの32ビットの次のシーケンスを第1レジスタ22にロードす る。 加算器44がオーバフローする場合、加算器44の出力値は、前記「ループ和 」が32を越えた量(すなわち、「ループ和」引く32)に等しい。したがって 、ポインタレジスタ64に記録された前記更新された先導ワードポインタはこの 差に等しく、したがって、ポインタレジスタ64による先導ワードポインタ出力 は、復号化ウィンドウ38の左端を、ビット位置数がこの差に等しい(前記利用 可能な入力ビットのシーケンスの)入力ビットにシフトさせる。例えば、前記「 ループ和」が40の場合、前記加算器の出力は8であり、前記ワードポインタは 、復号化ウィンドウ38の左端を8番目の前記利用可能な入力ビットにシフトさ せる。 復号化ウィンドウすなわちウィンドウ化ビットストリーム38は、制御回路6 0と、プリフィックス組み合わせ表10およびワード長表12の双方とに対する 入力である。ワード長表12は、ウィンドウ化ビットストリーム38に含まれる 先導コードワードの長さを通常の方法において復号化し、「先導ワード長」信号 を出力し、この値は、前記先導コードワードの復号化された長さを表す。前記「 先導ワード長」信号を、マルチプレクサ72の第1入力部70に入力する。プリ フィックス組み合わせ表10は、いくらかでもあればウィンドウ化ビットストリ ーム38に含まれる1対の認定コードワードの組み合わされた長さを復号化し、 「組み合わされた長さ」信号を出力し、この値は、前記認定されたコードワード 対の組み合わされたビット長を表す。この「組み合わされた長さ」信号を、マル チプレクサ72の第2入力部71に入力する。 制御回路60は、ウィンドウ化ビットストリーム38を監視し、(前および現 在の復号化結果に基づいて)ウィンドウ化ビットストリーム38に含まれるコー ドワードの形式を識別するために、復号化プロトコルを実行する。制御回路60 は、前記すべての復号化回路の中で適切な探索表を選択するために、「表選択」 信号をライン80によって出力する。 前記ライン80によって用いられる「表選択」信号を、プリフィックス組み合 わせ表10に対する入力として用いる。制御回路60によるライン80への「表 選択」信号出力は、ウィンドウ化ビットストリーム38が認定コードワードを含 むことを示し、プリフィックス組み合わせ表10がウィンドウ化ビットストリー ム38において1対の認定コードワードを検出する場合、プリフィックス組み合 わせ表10によるライン73への「ワード対識別」信号出力を、ウィンドウ化ビ ットストリーム38が1対の認定コードワードを含むことを示す第1論理状態( 例えば、論理ハイレベル)に設定する(「組み合わされた長さ復号化モード」と 呼ぶ)。他方において、制御回路60によるライン80への「表選択」信号出力 が、ウィンドウ化ビットストリーム38が非認定コードワードを含むことを示す か、プリフィックス組み合わせ表10がウィンドウ化ビットストリーム38にお いて1対の認定コードワードを検出しない(例えば、ウィンドウ化ビットストリ ーム38が1つの認定コードワードのみを含む場合)ことを示す場合、プリフィ ックス組み合わせ表10による「ワード対識別」出力を、ウィンドウ化ビットス トリーム38が1対の認定コードワードを含まないことを示す第2論理状態(例 えば、論理ロウレベル)に設定する(「単一(または、標準)ワード長復号化モ ード」と呼ぶ)。 前記「ワード対識別」信号を、マルチプレクサ72の制御または選択入力部7 3に入力し、レジスタ82によって記録する。前記「ワード対識別」信号がその 第1論理状態にあり、VLD18が前記組み合わされた長さ復号化モードにある ことを示す場合、プリフィックス組み合わせ表10の出力「組み合わされた長さ 」を、マルチプレクサ72の出力として選択し、ライン74によって加算器44 の第1入力部41に入力し、ライン36によってバレルシフタ28のシフト入力 部35に入力される「先導ワードポインタ」の更新に使用する。他方において、 前記「ワード対識別」信号がその第2論理状態にあり、VLD18が前記単独ワ ード長復号化モードにあることを示す場合、ワード長表12の出力「先導ワード 長」を、マルチプレクサ72の出力として選択し、ライン74によって加算器4 4の 第1入力部41に入力し、ライン36によってバレルシフタ28のシフト入力部 35に入力される「先導ワードポインタ」の更新に使用する。前記記録された「 ワード対識別」信号を、レジスタ82によってライン83を通じて、前記VLD 出力部において現在存在するコードワードが1つまたは2つのいずれであるかを 示す「対フラグ」として出力する。 ウィンドウ化ビットストリーム38をレジスタ84によって記録し、レジスタ 84によって出力される前記記録されたウィンドウビットストリーム「ワード1 ウィンドウ」を、バレルシフタ86および値1デコーダ94の双方に入力する。 ワード長表12によって出力される前記「先導ワード長」信号をレジスタ90に 入力し、この記録された「先導ワード長」信号をライン89によってバレルシフ タ86のシフト入力部92に入力し、それによって、バレルシフタ86の出力復 号化ウィンドウを、レジスタ84によって出力される前記記録されたウィンドウ ビットストリームにおいて(もしあれば)前記第2コードワードの最初の部分に シフトさせる。バレルシフタ86のウィンドウ化ビットストリーム出力「ワード 2ウィンドウ」を、値2デコーダ96に入力する。 制御回路60によって出力される前記「表選択」信号をレジスタ98によって 記録し、レジスタ98によって出力されるこの記録された「表選択」信号を、値 1および値2デコーダ94、96の各々の表選択入力部に入力し、それによって 、ウィンドウ化ビットストリーム38内に含まれる前記第1コードワードおよび 第2コードワードを(もしあれば)各々復号化する適切な探索表を選択する。レ ジスタ98の出力をライン100によって前記VLD出力部に入力し、値1およ び値2デコーダ94、96の出力部において存在するコードワード形式を識別す る。制御回路60は、現在の出力状態を有効にする「イネーブル」信号もライン 88によって出力する。 前記原出願において開示された発明の上述した方法およびVLDアーキテクチ ャは、以前の解決法を上回るいくつかの利点を提供する。上述したように、動作 のより低いクロックレートにおける高性能を、追加のハードウェアの複雑性およ び追加のメモリの余計な費用なしに達成することができ、それによって、このV LDアーキテクチャを民生用ディジタルHDTVデコーダにきわめて好適にする 。 このVLDアーキテクチャの他の利点は、コードワードピークレートの見地から 局所的な働きの良好な処理を提供し、それによって、前記同時係属出願のシリア ル番号08/580,407号において開示されたVLDの上述した欠点を克服 することである。このアーキテクチャを有するVLDのピークレートを局所的に 処理する能力は、すべてのコードワードを前記プリフィックス組み合わせ表にお けるこれらのプリフィックスによって組み合わせ、次に、このプリフィックス組 み合わせ表を使用して、(以前に開発されたVLDにおいて行われるような)1 ワードビットストリームセグメント化と相違して2ワードビットストリームセグ メント化を達成することによって達成される。上述したように、局所的な働きの 良好な処理は、その後の実時間画像処理にとってきわめて重要である。 さらに、前記原出願において開示された好適実施形態は2ワードビットストリ ームセグメント化を使用したが、前記原出願において開示された発明は、Mワー ドビットストリームセグメント化を広く含むことを理解すべきであり、ここでM ≧2とする(例えば、Mを3以上とすることができる)。 前記原出願において開示された好適実施形態は、復号化ウィンドウ38を32 ビット幅としたVLDアーキテクチャを用いたが、前記マクロブロックレベルに おける無故障ピークコードワードスループットを保証するために、そのビット幅 が少なくとも前記最大長認定コードワードの長さの2倍に等しい復号化ウィンド ウ38を与えることが必要であることも理解すべきである。MPEG−2プロト コルの場合において、前記最大長認定コードワードは24ビットDCT係数であ る。したがって、復号化ウィンドウ38(すなわち、バレルシフタ28の出力ビ ット幅)を、前記マクロブロックレベルにおける無故障ピークコードワードスル ープットを保証するために、48ビット幅にしなければならない。しかしながら 、上述したように、48ビットVLD構造は、より小さいビット幅を有する復号 化ウィンドウ38よりも動作速度が遅く、シリコンにおけるゲート総数がより大 きく、したがって、望まれるよりも不経済である。 したがって、前記復号化ウィンドウが32ビット幅である実際のVLD実装に おいて、ビット長24+9、9+24、10+24、24+16等の認定コード ワード対の発生は、VLD18を前記単独ワード長復号化モードに切り替え、そ れによって、スループットの対応するロスが生じる。組み合わされた長さが前記 復号化ウィンドウのビット幅を越えるために、並列処理されない、または「ペア マッチ」されないコードワードの数が、1マクロブロック当たりのVLDのクロ ックサイクル割り当てを使い果たす場合、VLD18は、実時間における前記マ クロブロックの復号化を終了し損なう。したがって、VLD18の32ビット実 装は、「無故障」(すなわち、耐故障性)ではなく、したがって、いくつかの現 代のディジタルHDTVビデオデコーダの大部分の厳しい条件を満たさない。 したがって、本発明の目的は、前記原出願において開示されたVLD18のこ の欠点を克服することである。本発明のこの目的は、入力ビットストリーム20 がVLD18によって処理される前に、DCT係数のような前記認定コードワー ドの少なくとも規定されたもののハフマン符号化を、前記認定コードワードの規 定されたもののどの対の結果として生じる合計ビット長も復号化ウィンドウ38 のビット幅(すなわち、バレルシフタ28の出力ビット幅)を越えないように変 換し、それによって、並列処理に「ペアマッチ」する前記認定コードワードの規 定されるもののどの対の組み合わされた長さも復号化ウィンドウ38のビット幅 を越えないことを保証し、したがって、ピークデータスループット性能を犠牲に しないことを保証することによってなし遂げられる。 当業者には、前記レートバッファは(大部分の用途に対して)代表的に設計さ れ、最悪のシナリオに対してすべてのコードワードを格納するのに十分なサイズ を有することが理解されるであろう。したがって、入力ビットストリーム20の ペアマッチハフマン変換符号化は、元のコードワードより大きいビット長を有す る変換符号化されたコードワードを結果として生じ、前記レートバッファの要求 されるサイズは対応して増大する。したがって、以下により完全に明らかになる ように、入力ビットストリーム20のペアマッチハフマン変換符号化によって生 じる前記レートバッファサイズの増加を最小にするために、入力ビットストリー ム20をペアマッチハフマン変換符号化するこの技術を、好適には、前記変換符 号化されたコードワードが、これらのビット長が対応する原コードワードの長さ を最小の可能なマッピング比より越えないようにマッピングされるように行う。 MPEG−2プロトコルにより、エスケープシーケンスは固定長であり、ラン およびレベルの必要な組み合わせがハフマン表において見つけられない場合、M PEG−2エンコーダによって使用される。前記エンコーダは、固定長6ビット ラン値および固定長12ビットレベル値が続くことを示す可変長コードワードと して復号化される独自6ビットエスケープ記号を送信する。前記ラン値(または 簡単に「ラン」)は、現在のワードに先行する前記エンコーダによって送信され ない「ゼロ」DCT係数の数を表し、前記12ビットレベル値(または簡単に「 レベル」)は、係数の大きさを表す。したがって、前記DCTエスケープシーケ ンスは、24ビットの固定長を有する。MPEG−2の制限を受けないマクロブ ロックにおいて、多数の長いDCTエスケープシーケンスを、DCT係数の最大 数と等しくすることが可能的にできる。 当業者には、「ゼロ」以外のラン値を有するすべての係数が、VLDスループ ット要求において「穴」を形成することが理解されるであろう。マクロブロック における「ゼロ−ラン」DCT係数の完全なセットは、前記マクロブロックにお けるすべての係数位置が使用され(空間的圧縮が低いまたは無いことを示す)、 前記マクロブロックの処理に割り当てられた時間内に前記VLDによって処理さ れなければならないコードワード数の見地から完全なスループットが必要とされ ることを意味する。 ここで図4を参照し、12のDCT係数401−412を実際に表す4つの記 号421−424のシーケンスを見ることができる。このシーケンスにおける第 1の421記号は、3のラン値を有し、したがって4つの係数、すなわち、3つ の「ゼロ」係数401−403および1つの「非ゼロ」係数404を実際に表す 。前記シーケンスにおける第2の記号422は、1のラン値を有し、したがって 2つの係数、すなわち、1つの「ゼロ」係数405および1つの「非ゼロ」係数 406を実際に表す。前記シーケンスにおける第3の記号423は、4のラン値 を有し、したがって5つの係数、すなわち、4つの「ゼロ」係数407−410 および1つの「非ゼロ」係数411を実際に表す。前記シーケンスにおける第4 の記号424は、0のラン値を有し、したがって1つの「非ゼロ」係数412を 構成する。したがって、図4における4つの記号のシーケンスは、合計12の係 数を表し、したがって、前記VLDのスループット要求をこのシーケンスに関し て 8コードワード下げ、すなわち、前記VLDのスループット要求において8つの 「穴」を形成する。 32ビット幅復号化ウィンドウ38を有するVLD18が、入力ビットストリ ーム20を2倍のスループットで故障なく処理することを保証するために、すべ ての変換復号化されたハフマン記号と、2より小さいランを有する(すなわち、 0および1のランを有する)すべてのエスケープシーケンスとが、32/2=1 6ビットより少ないビットを有するコードワードに変換されることが保証されな ければならない。これらの変換復号化パラメータに従う入力ビットストリーム2 0のペアマッチハフマン変換復号化によって、0および1のランを有する24ビ ットDCT係数エスケープシーケンスのみが、これら自身の間で、すべてのハフ マン記号と共にペアマッチされる。2以上のランを有する24ビットエスケープ シーケンスは、少なくとも3つの係数、2つの「ゼロ」係数および1つの「非ゼ ロ」係数を表すため、2以上のランを有する24ビットDCTエスケープシーケ ンスを変換復号化し、32ビット幅復号化ウィンドウ38を有するVLD18の 「無故障」2倍スループットを保証する必要はない。このようなワードに、この ワードか次のワードと対を形成しないワード(すなわち、「非ペアマッチ」ワー ド)が続く場合、これら2つの非ペアマッチワードは、並列に処理されないが、 2つのクロックサイクルにおいて処理される4つの係数を有効に表し、したがっ て、この最悪の状況において2倍スループットVLD性能を保証する。 ペアマッチハフマン変換符号化の上述した処理を、図5において図式的に示す 。この図において、参照符501は、16ビットシーケンスに変換復号化された ラン0および係数値1を有するDCTエスケープシーケンスを示す。参照符50 2は、16ビットシーケンスに変換復号化されたラン1および係数値2を有する DCTエスケープシーケンスを示す。結果としての16ビット変換符号化DCT エスケープシーケンスは、(最大長認定ハフマンコードワードが16ビットのた め)すべての認定ハフマン符号と、これらの間とでペアマッチされることが保証 され、それによって、2倍スループットを保証する。参照符503は、9以上の ビット長を有する認定ハフマン記号とはペアマッチしない無変換符号化(すなわ ち原)24ビットのより大きいラン(すなわち、ラン≧2)のDCTエスケープ シーケ ンスを示す。しかしながら、クロックサイクル1における前記3係数表現と、ク ロックサイクル2における少なくとも1つの係数表現とによって、合計少なくと も4つの有効な係数が2クロックサイクル中に処理され、それによって、2倍ス ループットを保証する。前記無変換符号化24ビットのより大きいラン(≧2) のDCTエスケープシーケンス間の非ペアマッチ組み合わせは、それほどクリテ ィカルではなく、合計少なくとも6つの係数が2サイクル中に処理される。 ここで図6を参照して、上述したVLD18との組み合わせにおいて本発明の ペアマッチハフマン変換符号化方法を実行する好適なハードウェア構成のブロッ ク図を見ることができる。さらに特に、入力ビットストリーム20のペアマッチ ハフマン変換符号化を行い、それによって変換符号化されたビットストリーム2 0’をその出力部において発生するために、ペアマッチ変換コーダ120をレー トバッファ122の前に設ける。変換符号化ビットストリーム20’をレートバ ッファ122によって緩衝し、レートバッファ122は、緩衝された変換符号化 ビットストリーム20”をその出力部において発生する。次に緩衝された変換符 号化ビットストリーム20”を、原入力ビットストリーム20よりも、VLD1 8に対する入力として供給する。しかしながら、本発明のペアマッチハフマン変 換符号化方法をどのような他の好適な並列VLDアーキテクチャと共に用いるこ とができることを、明らかに理解すべきである。 次に、前記2ワードビットストリームセグメント化および認定コードワードの 並列処理を、VLD18によって、緩衝された変換符号化ビットストリーム20 ”に含まれるコードワードの長さおよび値を復号化するのに使用される探索表を 、使用される個々のペアマッチハフマン変換符号化構成に従って変更することを 除いて、上述したのと同じように実行する。本発明の実行に使用できるペアマッ チハフマン変換符号化方法の特定の実装は、以下の通りである。 MPEG−2 DCT係数表0に対応する表1は、原(旧)記号と、本発明に よるペアマッチハフマン変換符号化方法の特定の実装の結果として得られる変換 符号化記号とを示す。 分かるように、本発明のペアマッチハフマン変換符号化方法のこの特定の実装 によれば、MPEG−2 DCT係数表0および1における旧記号の選択された ものを、1ビットをこれらの末尾に加えることによって変更する。この特定の構 成によれば、前記加えられたビットが論理「0」の場合、前記変換符号化された 記号は、前記旧記号と同じ意味である。しかしながら、前記加えられたビットが 論理「1」の場合、前記旧記号と異なった意味である。 特に、表1の特定の実装によれば、旧記号「11s」(ここでsを指定された 符号ビットとする)は、変換符号化記号「110s」または「111」に変換符 号化される。変換符号化記号「110s」は、旧記号「11s」と同じ意味(す なわち、ラン0、レベル1)を有するが、変換符号化記号「111」は、6ビッ トDCT係数エスケープシーケンス記号と、ラン0値を有するランワードとを表 し、([+12]として示される)後に続く12ビットは、前記DCT係数のレ ベル(大きさ)を表すのに使用される。したがって、6ビットDCT係数エスケ ープシーケンス記号と、6ビットランワードと、12ビットレベルワードとから 成る原24ビットエスケープシーケンスが、変換符号化15ビットDCT係数エ スケープシーケンスに成功裏に変換符号化された。これは、VLD18の出力復 号化ウィンドウ38が32ビット幅である場合において、すべての変換符号化記 号が32/2=16以下のビット長を有するという規準を満たす。 「マッピング比」は、前記旧記号におけるビット数の前記変換復号化記号にお けるビット数に対する比を示す。容易に分かるように、変換符号化記号「110 s」の旧記号「11s」に対するマッピング比は、前記旧記号が必要とする3ビ ットに比べて、前記旧記号と同じ意味を有する変換符号化記号が4ビットを必要 とするため、4/3である。これは、すべての画像データがこのコードワードの みのシーケンスによって表される(非常に起こりそうもない)最悪の状況に適応 するために、ペアマッチハフマン変換符号化を使用しない(すなわち、前記原( 旧)探索表を使用する)実施形態に比べて、レートバッファ122の必要なサイ ズにおいて33.33%の増加を必要とする。対照的に、変換符号化記号「11 1[+12]」の前記旧24ビットDCT係数エスケープシーケンスに対するマ ッピング比は、前記旧記号が必要とする24ビットに比べて、前記旧記号と同じ 意味を有する変換符号化記号が15ビットを必要とするため、15/24である 。したがって、このコードワードのみのシーケンスによって表される最悪の場合 の画像を処理するレートバッファ122の必要なサイズは、実際に37.50% 減少する。 表1の参照を続けて、旧記号「011s」は、変換符号化記号「0110s」 または「0111」に変換符号化される。変換符号化記号「0110s」は、旧 記号「011s」と同じ意味(すなわち、ラン1、レベル1)を有し、変換符号 化記号「0111」は、6ビットDCT係数エスケープシーケンス記号と、ラン 1値を有するランワードとを表し、([+12]として示される)後に続く12 ビットは、前記DCT係数のレベル(大きさ)を表すのに使用される。したがっ て、6ビットDCT係数エスケープシーケンス記号と、6ビットランワードと、 12ビットレベルワードとから成る原24ビットエスケープシーケンスが、変換 符号化16ビットDCT係数エスケープシーケンスに成功裏に変換符号化された 。これは、VLD18の出力復号化ウィンドウ38が32ビット幅である場合に おいて、すべての変換符号化記号が32/2=16以下のビット長を有するとい う規準を満たす。 容易に分かるように、変換符号化記号「0110s」の旧記号「011s」に 対するマッピング比は、前記旧記号が必要とする4ビットに比べて、前記旧記号 と同じ意味を有する変換符号化記号が5ビットを必要とするため、5/4である 。 これは、ペアマッチハフマン変換符号化を使用しない(すなわち、前記原(旧) 探索表を使用する)実施形態に比べて、レートバッファ122の必要なサイズに おいて25.00%の増加を必要とする。対照的に、変換符号化記号「0111 [+12]」の前記旧24ビットDCT係数エスケープシーケンスに対するマッ ピング比は、前記旧記号が必要とする24ビットに比べて、前記旧記号と同じ意 味を有する変換符号化記号が16ビットを必要とするため、16/24である。 したがって、このコードワードのみのシーケンスによって表される最悪の場合の 画像を処理するレートバッファ122の必要なサイズは、実際に33.33%減 少する。 表1の参照を続けて、旧記号「0100s」は、変換符号化記号「01000 s」または「01001」に変換符号化される。変換符号化記号「01000s 」は、旧記号「0100s」と同じ意味(すなわち、ラン0、レベル2)を有し 、変換符号化記号「01001」は、([+8]として示される)後に続く8ビ ットが、11以上のビット長を有するDCT係数のハフマン記号を表すことを示 す。したがって、11−17ビットのビット長を有する原(旧)DCT係数が、 11ないし17ビット長のすべての旧DCT係数を表す固定長13ビット変換符 号化DCT係数に成功裏に変換符号化された。これは、VLD18の出力復号化 ウィンドウ38が32ビット幅である場合において、すべての変換符号化記号が 32/2=16以下のビット長を有するという規準を満たす。 容易に分かるように、変換符号化記号「01000s」の旧記号「0100s 」に対するマッピング比は、前記旧記号が必要とする5ビットに比べて、前記旧 記号と同じ意味を有する変換符号化記号が6ビットを必要とするため、6/5で ある。これは、ペアマッチハフマン変換符号化を使用しない(すなわち、前記原 (旧)探索表を使用する)実施形態に比べて、レートバッファ122の必要なサ イズにおいて20.00%の増加を必要とする。変換符号化記号「01001[ +8]」の前記11ないし17のビット長を有する旧DCT係数に対するマッピ ング比は、変換復号化された前記旧DCT係数のビット長に応じて、13/17 ないし13/11である。したがって、このコードワードのみのシーケンスによ って表される最悪の場合の画像を処理するレートバッファ122の必要なサイズ は、 ペアマッチハフマン変換復号化を行わないVLD18の実施形態用のレートバッ ファ122の必要なサイズの−23.50%ないし+18.20%の範囲におい て減少する。 可能なプリフィックス組み合わせの数は、異なったプリフィックスの数の自乗 に等しいことから、前記変換復号化プリフィックス組み合わせ探索表に入力する 必要があるプリフィックス組み合わせの合計数は、上述したようなペアマッチハ フマン変換符号化を使用しないVLD18の実施形態に関連して必要なプリフィ ックス組み合わせ探索表に比べて3.06倍(すなわち、306%)減少する。 すなわち、可能な旧プリフィックス組み合わせの数は、142=196であり、 可能な変換符号化プリフィックス組み合わせの数は、82=64である。 さらに、前記変換符号化プリフィックス組み合わせ探索表の必要なサイズは、 前記旧プリフィックス組み合わせ探索表の必要なサイズに比べて劇的に減少し、 前記タイミングクリティカル長さ復号化ループのこのタイミングクリティカルな 構成要素の伝播遅延を相当に減少することができる。これは、(必要ならば)よ り高いクロックレートで動作すべきペアマッチハフマン変換符号化を用いるVL D18を、より小さい論理資源で、そしてさらにより高いデータスループットで 可能にする。この可能性を実現することができる用途は、4:2:2および4: 4:4クロマフォーマットをサポートする業務用HDTVデコーダを含む。 MPEG−2 DCT係数表1に対応する表2は、前記原(「旧」)記号と、 本発明によるペアマッチハフマン変換符号化方法の特定の実装の結果として得ら れる変換符号化記号とを示す。 表2の特定の参照により、旧記号「010s」は、変換符号化記号「0100 s」または「0101」に変換符号化される。変換符号化記号「0100s」は 、旧記号「010s」と同じ意味(すなわち、ラン1、レベル1)を有するが、 変換符号化記号「0101」は、6ビットDCT係数エスケープシーケンス記号 と、ラン0値を有するランワードとを表し、([+12]として示される)後に 続く12ビットは、前記DCT係数のレベル(大きさ)を表すのに使用される。 したがって、6ビットDCT係数エスケープシーケンス記号と、6ビットランワ ードと、12ビットレベルワードとから成る原24ビットエスケープシーケンス が、変換符号化16ビットDCT係数エスケープシーケンスに成功裏に変換符号 化された。これは、VLD18の出力復号化ウィンドウ38が32ビット幅であ る場合において、すべての変換符号化記号が32/2=16以下のビット長を有 するという規準を満たす。 容易に分かるように、変換符号化記号「0100s」の旧記号「010s」に 対するマッピング比は、前記旧記号が必要とする4ビットに比べて、前記旧記号 と同じ意味を有する変換符号化記号が5ビットを必要とするため、5/4である 。これは、すべての画像データがこのコードワードのみのシーケンスによって表 される(非常に起こりそうもない)最悪の状況に適応するために、ペアマッチハ フマン変換符号化を使用しない(すなわち、前記原(旧)探索表を使用する)実 施形態に比べて、レートバッファ122の必要なサイズにおいて25.00%の 増 加を必要とする。対照的に、変換符号化記号「0101[+12]」の前記旧2 4ビットDCT係数エスケープシーケンスに対するマッピング比は、前記旧記号 が必要とする24ビットに比べて、前記旧記号と同じ意味を有する変換符号化記 号が16ビットを必要とするため、16/24である。したがって、このコード ワードのみのシーケンスによって表される最悪の場合の画像を処理するレートバ ッファ122の必要なサイズは、実際に33.33%減少する。 表2の参照を続けて、旧記号「110s」は、変換符号化記号「1100s」 または「1101」に変換符号化される。変換符号化記号「1100s」は、旧 記号「110s」と同じ意味(すなわち、ラン0、レベル2)を有し、変換符号 化記号「1101」は、6ビットDCT係数エスケープシーケンス記号と、ラン 1値を有するランワードとを表し、([+12]として示される)後に続く12 ビットは、前記DCT係数のレベル(大きさ)を表すのに使用される。したがっ て、6ビットDCT係数エスケープシーケンス記号と、6ビットランワードと、 12ビットレベルワードとから成る原24ビットエスケープシーケンスが、変換 符号化16ビットDCT係数エスケープシーケンスに成功裏に変換符号化された 。これは、VLD18の出力復号化ウィンドウ38が32ビット幅である場合に おいて、すべての変換符号化記号が32/2=16以下のビット長を有するとい う規準を満たす。 容易に分かるように、変換符号化記号「1100s」の旧記号「110s」に 対するマッピング比は、前記旧記号が必要とする4ビットに比べて、前記旧記号 と同じ意味を有する変換符号化記号が5ビットを必要とするため、5/4である 。これは、ペアマッチハフマン変換符号化を使用しない(すなわち、前記原(旧 )探索表を使用する)実施形態に比べて、レートバッファ122の必要なサイズ において25.00%の増加を必要とする。対照的に、変換符号化記号「110 1[+12]」の前記旧24ビットDCT係数エスケープシーケンスに対するマ ッピング比は、前記旧記号が必要とする24ビットに比べて、前記旧記号と同じ 意味を有する変換符号化記号が16ビットを必要とするため、16/24である 。したがって、このコードワードのみのシーケンスによって表される最悪の場合 の画像を処理するレートバッファ122の必要なサイズは、実際に33.33% 減 少する。 表2の参照を続けて、旧記号「0110」は、変換符号化記号「01100」 または「01101」に変換符号化される。変換符号化記号「01100」は、 旧記号「0110」と同じ意味(すなわち、「ブロックの終端」)を有し、変換 符号化記号「01101」は、([+8]として示される)後に続く8ビットが 、11以上のビット長を有するDCT係数のハフマン記号を表すことを示す。し たがって、11−17ビットのビット長を有する原(旧)DCT係数が、11な いし17ビット長のすべての旧DCT係数を表す固定長13ビット変換符号化D CT係数に成功裏に変換符号化された。これは、VLD18の出力復号化ウィン ドウ38が32ビット幅である場合において、すべての変換符号化記号が32/ 2=16以下のビット長を有するという規準を満たす。 容易に分かるように、変換符号化記号「01100」の旧記号「0110」に 対するマッピング比は、前記旧記号が必要とする4ビットに比べて、前記旧記号 と同じ意味を有する変換符号化記号が5ビットを必要とするため、5/4である 。これは、ペアマッチハフマン変換符号化を使用しない(すなわち、前記原(旧 )探索表を使用する)実施形態に比べて、レートバッファ122の必要なサイズ において25.00%の増加を必要とする。変換符号化記号「01101[+8 ]」の前記11ないし17のビット長を有する旧DCT係数に対するマッピング 比は、変換復号化された前記旧DCT係数のビット長に応じて、13/17ない し13/11である。したがって、このコードワードのみのシーケンスによって 表される最悪の場合の画像を処理するレートバッファ122の必要なサイズは、 ペアマッチハフマン変換復号化を行わないVLD18の実施形態用のレートバッ ファ122の必要なサイズの−23.50%ないし+18.20%の範囲におい て減少する。 11ないし17ビットの長さを有するすべての原DCT係数が同じビット長( すなわち13ビット)を有する変換符号化DCT係数に変換され、同じ5ビット プリフィックスおよび8ビット固定サブ木がすべての対応する値を表すことから 、変換復号化MPEG−2 DCT係数表0および変換復号化MPEG−2 D CT係数表1は、原MPEG−2 DCT係数表0および1において必要な14 の 異なるワード長と相違して、8の異なるワード長のコードワードのみを有するこ とを認識することも重要である。したがって、前記旧表におけるように14の異 なるビット長のワードを有するよりも、前記変換符号化表は、8の異なるビット 長のワードのみを有する。 上述した本発明のペアマッチハフマン変換符号化方法の特定の実装によれば、 復号化すべき画像全体が前記最悪の場合のコードワードのみのシーケンスによっ て表される(非常に起こりそうもない)最悪のシナリオに適応するために、それ によって必要とされる前記最大レートバッファサイズの増加は、33.33%で ある。実際に必要な前記レートバッファサイズの増加は、この最悪の場合のシナ リオがほとんどありそうもないため、そして、前記コードワード長が実際に減少 するか、変化しないままである多数の場合により、ほとんど確実により少ない。 いずれにしても、前記33.33%の最悪の場合のレートバッファサイズの増加 は、ビットストリームタグ付けを使用し、必要な100%のレートバッファサイ ズの増加を犠牲にしてVLD性能を改善するVLDアーキテクチャに比べて大き な改善である。さらに、前記小さいレートバッファサイズの増加は、以下の理由 のため、重要な問題ではないかもしれない。MPEG−2のメインプロファイル ハイレベル(HDTVレベル)は、9.781,248メガビットのレートバッ ファサイズを指定する。商業的に利用可能なメモリは、「自乗」サイズになる。 したがって、前記指定されたサイズに最も近いサイズを有する商業的に利用可能 なメモリは、16メガビットメモリ装置である。したがって、本発明による上述 した好例のペアマッチハフマン変換符号化方法を用いるVLDに必要な最大レー トバッファサイズは13.014,664メガビットであることから、実際のト レードオフは必要ない。さらに、メモリ価格における最近の劇的な下落は、前記 メモリサイズ/コスト問題の重要性をさらに最小にする。 当業者には、前記ペイロードビットストリームデータ処理に対する1クロック サイクル当たり2倍のスループットが本発明の方法によって保証されることから 、この方法を使用する2ビットビットストリームセグメント化を行うVLDが、 合理的な低クロックレートにおいて動作することができ、同時に、前記要求され るデータスループットを実時間において得ることができることを理解されるであ ろ う。非分割低メモリ要求復号化構成のアーキテクチャ上の利益と共にメモリコス トを節約することは、重要であるかもしれない。業務用4:2:2および4:4 :4VLD実装において、慣例的な単独VLDデコーダの可能性は、必要な「異 常な」処理クロックレートに関係するVLSIの技術的限界により、疑わしい。 異なったクロマフォーマットに対する1920×1088HDTV画像の実時 間処理に対するVLDスループット増大特徴を図7において示し、ここで、図A は、クロマフォーマット4:2:0用マクロブロック構造(マクロブロックヘッ ダ701に最大6個の輝度および色光度ブロック700が続く)を示し、図Bは 、クロマフォーマット4:2:2用マクロブロック構造(マクロブロックヘッダ 701に最大8個の輝度および色光度ブロック700が続く)を示し、図Cは、 クロマフォーマット4:2:4用マクロブロック構造(マクロブロックヘッダ7 01に最大12個の輝度および色光度ブロック700が続く)を示す。 マクロブロックヘッダ701を、慣例的な単一ワードセグメント化方法を使用 するVLDにおいて処理する。非効率の処理を考えて、前記マクロブロックヘッ ダは、同じクロックサイクル数において処理される40個の記号を有するとする 。簡単にするために、前記マクロブロックヘッダにおいて存在する動きベクトル を、これらが前記DCT係数と同様に並列処理に適しているとしても、慣例的な 方法において処理する。 前記マクロブロック内において、DC係数702をAC係数703と異なって 符号化し、したがって、慣例的な方法(すなわち、1DC係数あたり1クロック サイクル)において処理する。残りの最大63個のAC係数と、ブロックの終端 (EOB)704は、1ブロック当たり最大32対に適合することを保証され、 したがって、最大32のクロックサイクルを処理するために必要とする。前記マ クロブロック外において、前記すべてのDCT係数およびEOB(1ブロック当 たり最大65個の記号)を、並列に処理することができる。双方の場合において 、DCT係数の1ブロックの処理は、33クロックサイクル内に処理されること が保証される。 最悪の場合の430記号4:2:0マクロブロックを238サイクル内に処理 することができ、最悪の場合の560記号4:2:2マクロブロックを340サ イクル内に処理することができ、最悪の場合の820記号4:4:4マクロブロ ックを436サイクル内に処理することができることが分かる。これらの結果に 基づいて、前記スループット増大特性を、表3において、異なったクロマフォー マットに関して示す。このスループット増大率は、異なった形式VLDの効率を 特徴付ける。この率を、1マクロブロック当たりの実際の記号の数と、これらの 処理に必要なクロックサイクル数との比として規定する。このスループット増大 率は、単一ワードビットストリームセグメント化を行うVLDにおいては1に等 しい。本発明による2ワードビットストリームセグメント化およびハフマン変換 符号化を行うVLDに関して、前記スループット増大率は、4:2:0クロマフ ォーマットに対して1.81であり、4:2:2クロマフォーマットに対して1 .84であり、4:4:4クロマフォーマットに対して1.88である。 本発明による2ワードビットストリームセグメント化およびハフマン変換符号 化を行うVLDによれば、4:4:4クロマフォーマットを含むすべてのクロマ フォーマットを、VLSIの現在の技術レベルを使用して、効率的に実装するこ とができる。表3に示すように、本発明の4:2:0クロマフォーマットVLD を、60.24MHzの最低のクロックレートにおいて実装することができ、本 発明の4:2:2クロマフォーマットVLDを、76.95MHzの最低のクロ ックレートにおいて実装することができ、本発明の4:4:4クロマフォーマッ トVLDを、110.36MHzの最低のクロックレートにおいて実装すること ができ、これらの数に対するいくつかの改善を、前記マクロブロックヘッダにお ける動きベクトルの並列処理に関して実現することができる。 以上において、本発明の好適実施形態を詳細に説明したが、当業者には明らか であろうここで教えられる基本的な発明の概念の多くの変形および/または変更 が、依然として、添付した発明の範囲において規定されるような本発明の精神お よび範囲内であることを明らかに理解すべきである。この関係において、以上に 記載した本発明のペアマッチハフマン変換符号化方法の特定の実装は、この方法 の多くの可能な実装の単に説明的なものであることを明らかに理解すべきである 。 さらに、VLD18の現在好適な実施形態を2ワードビットストリームセグメ ント化の特定の場合に関係して説明したが、本発明はMワードビットストリーム セグメント化を広く含み、ここで、M≧2(例えば、Mを3以上に規定すること ができる)とし、その場合において、本発明のハフマン変換符号化方法を、どの ようなM個の複変換符号化記号をも、前記VLDの復号化ウィンドウのビット幅 を越えることなく、並列処理のためにMマッチさせることができることを保証す るように適合させなければならない。さらに、上述したように、本発明のハフマ ン変換符号化方法を、ここで開示したMワードビットストリームセグメント化を 行うVLDに加え、どのような好適な並列VLDアーキテクチャに関連して実装 することもできることを明らかに理解すべきである。本発明のペアマッチハフマ ン変換符号化方法が、認定コードワードのみがハフマン変換符号化される(すな わち、非認定コードワードはハフマン変換符号化されない)ように、そして、す べての無変換符号化認定コードワードが、前記VLDの復号化ウィンドウのビッ ト幅を越えることなく並列処理のためにペアマッチされ得るか、前記VLDの2 倍のスループットを犠牲にすることなく逐次的に処理され得るように好適に処理 されることは明らかであろう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.2ワードビットストリームセグメント化を行う可変長デコーダ(VLD)に よって処理すべき複数の認定および非認定形式の可変長原コードワードを含むハ フマン符号化ビットストリームをペアマッチハフマン変換符号化する方法におい て、前記VLDがNビットワード幅の復号化ウィンドウを有し、該方法が、 前記認定形式のコードワードのうち少なくとも選択されたものをペアマッチ ハフマン変換符号化するステップを具え、 前記変換符号化されたコードワードの組み合わされた長さを<Nとし、Nを 2つの最大長認定コードワードの組み合わされた長さより小さくしたことを特徴 とする方法。 2.請求の範囲1に記載の方法において、 前記ハフマン符号化ビットストリームを、動きベクトルと、DCTハフマン 記号および、0,1,および2またはそれ以上のランを有するDCT係数エスケ ープシーケンスと、セットアップデータとを含むMPEGビデオビットストリー ムとし、 前記認定コードワードが、前記動きベクトルおよびDCT係数を含むことを 特徴とする方法。 3.請求の範囲2に記載の方法において、前記認定形式のコードワードのうち少 なくとも選択されたものが、0および1のランを有するすべてのDCT係数エス ケープシーケンスを含むことを特徴とする方法。 4.請求の範囲3に記載の方法において、前記認定形式のコードワードのうち少 なくとも選択されたものが、11以上のビット長を有するすべてのDCT係数を さらに含むことを特徴とする方法。 5.請求の範囲4に記載の方法において、11以上のビット長を有する原DCT 係数を表す変換符号化コードワードのすべてが、同じビット長を有することを特 徴とする方法。 6.請求の範囲4に記載の方法において、前記組み合わされた長さを決定するス テップを、前記認定形式の変換符号化および無変換符号化コードワードのプリ フィックスのすべての可能な2ワード組み合わせに対応する項目を含むプリフィ ックス組み合わせ表を使用して行うことを特徴とする方法。 7.請求の範囲1に記載の方法において、 前記ペアマッチハフマン変換符号化を、個々の変換符号化コードワードを発 生するために、前記複数の原コードワードの各々の終端に1ビットを付加するこ とによって行い、 前記変換符号化コードワードの各々に関して、前記付加ビットの第1論理レ ベルが、前記変換符号化コードワードが前記個々の原コードワードと同じ意味を 有することを示し、前記付加ビットの第2論理レベルが、前記変換符号化コード ワードが前記個々の原コードワードと異なる意味を有することを示すことを特徴 とする方法。 8.請求の範囲1に記載の方法において、変換符号化されていない前記認定コー ド形式のコードワードのすべての対の組み合わされた長さを、前記VLDによっ て少なくとも4つのDCT係数が前記VLDの2つの逐次的なクロックサイクル 中に処理されるのが保証されるように単独に処理できる認定形式のコードワード を除いて、<Nとしたことを特徴とする方法。 9.請求の範囲8に記載の方法において、前記VLDによって少なくとも4つの DCT係数が前記VLDの2つの逐次的なクロックサイクル中に処理されるのが 保証されるように単独に処理できる認定形式のコードワードが、2以上のランを 有する前記DCT係数エスケープシーケンスを具えることを特徴とする方法。 10.請求の範囲1に記載の方法において、 前記ハフマン符号化ビットストリームを、ペイロードデータおよびセットア ップデータを含むMPEGビデオビットストリームとし、 前記認定形式のコードワードが、前記ペイロードデータに対応するコードワ ード形式を具え、 前記非認定形式のコードワードが、前記セットアップデータに対応するコー ドワード形式を具えることを特徴とする方法。 11.複数の認定および非認定形式の可変長原コードワードを含むハフマン符号 化ビットストリームを2ワードビットストリームセグメント化によって処理する 方法において、 前記認定形式のコードワードのうち少なくとも選択されたものをペアマッチハ フマン変換符号化し、対応する変換符号化コードワードを発生するステップと、 前記変換符号化コードワードのすべておよび、前記可変長原コードワードのう ちの変換符号化されていないものすべてを緩衝し、前記可変長原コードワードの 変換符号化されたものおよび変換符号化されていないものの双方から成る入力ビ ットストリームを出力するステップと、 前記入力ビットストリームを登録し、利用可能な入力ビットのシーケンスを発 生するステップと、 前記利用可能な入力ビットのシーケンスに含まれる1つ以上のコードワードを 含むNビット幅の復号化ウィンドウを与えるステップと、 前記復号化ウィンドウが1対の認定コードワードを含むか否かを決定するステ ップと、 前記復号化ウィンドウが1対の認定コードワードを含むことを決定した場合、 前記認定コードワード対の組み合わされた長さを決定し、この組み合わされた長 さの組み合わされた長さ信号表現を発生し、前記復号化ウィンドウを前記利用可 能な入力ビットのシーケンスを横切って前記組み合わされた長さ信号に応じてシ フトするステップと、 前記復号化ウィンドウに含まれる先導コードワードの長さを決定し、前記先導 コードワードの決定された長さの先導ワード長信号表現を発生するステップと、 前記復号化ウィンドウが1対の認定コードワードを含まないことを決定した場 合、前記復号化ウィンドウを前記利用可能な入力ビットのシーケンスを横切って 前記先導ワード長信号に応じてシフトするステップとを具え、 前記変換符号化コードワードのどの対の組み合わされた長さも<Nとし、Nを 2つの最大長認定コードワードの組み合わされた長さよりも小さくしたことを特 徴とする方法。 12.複数の認定および非認定形式の可変長原コードワードを含むハフマン符号 化ビットストリームを2ワードビットストリームセグメント化によって処理する 可変長デコーダにおいて、 前記認定形式のコードワードのうち少なくとも選択されたものをペアマッチ ハフマン変換符号化し、対応する変換符号化コードワードを発生する手段と、 前記変換符号化コードワードのすべておよび、前記可変長原コードワードの うちの変換符号化されていないものすべてを緩衝し、前記可変長原コードワード の変換符号化されたものおよび変換符号化されていないものの双方から成る入力 ビットストリームを出力する手段と、 前記入力ビットストリームを登録し、利用可能な入力ビットのシーケンスを 発生する手段と、 前記利用可能な入力ビットのシーケンスに含まれる1つ以上のコードワード を含むNビット幅の復号化ウィンドウを与えるシフタ手段と、 前記復号化ウィンドウが1対の前記認定コードワードを含むか否かを決定し 、前記認定コードワード対の組み合わされた長さを決定し、この組み合わされた 長さの組み合わされた長さ信号表現を発生し、前記復号化ウィンドウが1対の認 定コードワードを含むことを決定した場合、さらに、前記復号化ウィンドウに含 まれる先導コードワードの長さを決定し、前記先導コードワードの決定された長 さの先導ワード長信号表現を発生するコードワード長復号化手段と、 前記復号化ウィンドウが1対の前記認定コードワードを含むことを決定した 場合、前記組み合わされた長さ信号に応じて、そうでない場合、前記先導ワード 長信号に応じてワードポインタ信号を発生する計算ループ手段とを具え、前記シ フタ手段が前記ワードポインタ信号に応じて前記復号化ウィンドウを前記利用可 能な入力ビットのシーケンスを横切ってシフトし、 前記変換符号化コードワードのどの対の組み合わされた長さも<Nとし、N を2つの最大長認定コードワードの組み合わされた長さよりも小さくしたことを 特徴とする可変長デコーダ。 13.2ワードビットストリームセグメント化を行う可変長デコーダ(VLD) によって処理すべき複数の認定および非認定形式の可変長原コードワードを含 むハフマン符号化ビットストリームをペアマッチハフマン変換符号化する装置に おいて、前記VLDがNビット幅の復号化ウィンドウを有し、該装置が、 前記認定形式のコードワードのうち少なくとも選択されたものをペアマッチ ハフマン変換符号化し、対応する変換復号化コードワードを発生する変換復号化 回路を具え、 前記変換符号化コードワードのどの対の組み合わされた長さも<Nとし、N を2つの最大長認定コードワードの組み合わされた長さよりも小さくしたことを 特徴とする装置。 14.Mワードビットストリームセグメント化を行う可変長デコーダ(VLD) によって処理すべき複数の認定および非認定形式の可変長原コードワードを含む ハフマン符号化ビットストリームをペアマッチハフマン変換符号化する装置にお いて、前記VLDがNビット幅の復号化ウィンドウを有し、該装置が、 前記認定形式のコードワードのうち少なくとも選択されたものをペアマッチ ハフマン変換符号化し、対応する変換復号化コードワードを発生する変換復号化 回路を具え、 前記変換符号化コードワードのどのMの組み合わされた長さも≦Nとし、M ≧2としたことを特徴とする装置。 15.複数の認定および非認定形式の可変長原コードワードを含むハフマン符号 化ビットストリームをMワードビットストリームセグメント化によって処理する 可変長デコーダにおいて、 前記認定形式のコードワードのうち少なくとも選択されたものをペアマッチ ハフマン変換符号化し、対応する変換符号化コードワードを発生する手段と、 前記変換符号化コードワードのすべておよび、前記可変長原コードワードの うちの変換符号化されていないものすべてを緩衝し、前記可変長原コードワード の変換符号化されたものおよび変換符号化されていないものの双方から成る入力 ビットストリームを出力する手段と、 前記入力ビットストリームを登録し、利用可能な入力ビットのシーケンスを 発生する手段と、 前記利用可能な入力ビットのシーケンスに含まれる1つ以上のコードワード を含むNビット幅の復号化ウィンドウを与えるシフタ手段と、 前記復号化ウィンドウがM個の前記認定コードワードを含むか否かを決定し、 前記M個の認定コードワードの組み合わされた長さを決定し、この組み合わされ た長さの組み合わされた長さ信号表現を発生し、前記復号化ウィンドウがM個の 前記認定コードワードを含むことを決定した場合、さらに、前記復号化ウィンド ウに含まれるM−1個の先導コードワードの長さを決定し、前記M−1個の先導 コードワードの決定された長さの先導ワード長信号表現を発生するコードワード 長復号化手段と、 前記復号化ウィンドウがM個の前記認定コードワードを含むことを決定した場 合、前記組み合わされた長さ信号に応じて、そうでない場合、前記先導ワード長 信号に応じてワードポインタ信号を発生する計算ループ手段とを具え、前記シフ タ手段が前記ワードポインタ信号に応じて前記復号化ウィンドウを前記利用可能 な入力ビットのシーケンスを横切ってシフトし、 前記変換符号化コードワードのどのM個の組み合わされた長さも≦Nとし、M ≧2としたことを特徴とする可変長デコーダ。
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