JP2000502612A - 自動多層溶接方法 - Google Patents

自動多層溶接方法

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JP2000502612A JP9523578A JP52357897A JP2000502612A JP 2000502612 A JP2000502612 A JP 2000502612A JP 9523578 A JP9523578 A JP 9523578A JP 52357897 A JP52357897 A JP 52357897A JP 2000502612 A JP2000502612 A JP 2000502612A
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サンドストレム,ラルス
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Abstract

(57)【要約】 多数の横断面における継手の外形が、継手の現在の横断面の外形を表す信号を発する検出手段(20)によって特定される方法によるところの2つの継手面により形成される継手(33)の自動多層溶接方法に関するものである。評価の後に、前記信号は、継手の溶接領域の方に向けられ連続的に給電される電極(32)を使って、溶接ビードの形成を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】 自動多層溶接方法 本発明は、多数の横断面における継手の外形ないし輪郭が、継手の現在の横断 面における継手の外形ないし輪郭を表す信号を発する光学式ないし機械式センサ 等の検出手段によって特定され、前記信号は、評価の後に、継手の溶接領域の方 に向けられ連続的に給電される電極を使って、溶接ビードの形成を制御し、前記 検出手段により、継手の横断面を本質的に定義すると共に継手の継手エッジ、継 手側面、および継手底の上に位置する現在の断面における継手の外形を示す点が 測定され、これら測定点によって決定される多角形の領域(pn)が計算され、 前記多角形領域の平均値(pm)が計算され、継手の横断面の多角形領域の平均 値に対応する単位長さ当たりの溶接材料の平均量が決定され、継手の各横断面に ついての単位長さ当たりの溶接材料の量が、単位長さ当たりの溶接材料の平均量 と、多角形領域の平均値(pm)に対する継手の横断面の多角形領域(pn)の 割合との関数として決定されてなる2つの継手面により形成される継手の自動多 層溶接方法に関する。 溶接においては、継手に沿っての溶接継手の横断面領域における変化について 、考慮が入れられられなくてはならない。この横断面領域は、一方では継手の外 形によって、他方では2つの継手エッジを結ぶ線によって決定される。この線は 、以下において、相互接続線として言及される。継手の横断面は、理想的な形、 例えばV形、U形などとはしばしば異なる。長い継手の場合には、継手の幅は通 常変化し、そして、継手エッジは、いわゆるエッジオフセットと呼ばれ、しばし ばお互いに相対的にオフセットされる。したがって、継手に沿っての横断面領域 は継手の 幾何学上の不完全性のために連続的に変わり、そして、それは生産エンジニアリ ング上の理由、継手準備における相互境界、およびまさに溶接操作の間の形状の 変化によって引き起こされる。特に自動溶接においては、継手に沿っての継手横 断面におけるこれらの変化が示され得るはずであり、それゆえに、継手領域ない し面積、および継手形状の双方に関して、両方の継手エッジに平らに充填された 継手が得られるようにビードが形成され得る。マニュアルあるいは半自動溶接に おいて、溶接者は溶接継手における不規則性を補償するために、例えば溶接速度 等の溶接パラメーターを変えることができる。自動溶接の場合には、このような これらの変化に対する溶接することの適応は、自動的に完全にもたらされなくて はならない。 EP−B1−12962号は、序説において述べたタイプの方法について記述 している。検出手段によって走査される実際の継手幅の基部の上で、お互い並ん で形成される溶接ビードの数は自動的に選択され、そして一つのビードから次の ビードへの移行は特定の手順に従って実行される。しかしながら、溶接の間、継 手幅により影響を受けるだけでなく、エッジオフセットによっても大きく影響を 受ける継手の横断面における変化について何ら考慮が払われていない。 別の提案−US4,608,481号−においては、継手は電極の振動動作に よって充填され、その継手の形状は、ワークピースに対し溶接バーナが所定の相 対的位置にあって振動動作をしている間のアーク電圧を測ることによって同時に 走査される。この手順では、振動動作のために付加的な装置と、この動作のため の別の制御装置とを必要とする。 溶接トーチの位置と溶接される溝の横断面に基づいた溶接条件とを自動的に制 御しながら多層溶接を行うことはまた従来公知であり、JP−A−61−675 68号およびJP−A−60−99485号に示され ている。しかしながら、この場合には、検出操作は2つの溶接ビードの形成の間 の休止期間に実施される。これは、継手に沿って外形が変化することにしたがっ て多くの測定が行われなければならず、溶接操作に遅延をもたらすことになるこ とを意味する。 EP−B1−423,088号は、溶着される単位長さ当たりの溶接材料の量 が継手の現在の横断面領域の関数として変化されることにより、継手の異なるセ クションにおける継手の実際の横断面が溶接速度を決定するための基準とされる 多層溶接方法について記述している。 この方法は、継手のエッジの間の小さいエッジオフセットの場合、すなわち1 mmより小さい垂直距離の場合においては許容範囲内の結果を提供するが、しか し、上記値を超えたエッジオフセットの場合においては、継手の両エッジのレベ ルにまで充填された継手が形成されることを保証しない。溶接速度は、より高い エッジを備えている継手側において減らされるであろう。エッジオフセットが大 きくなればなる程、それだけ溶接速度が低くなる。結果として単位長さ当りの溶 接材料の量が増大するが、単位長さ当たりのエネルギー消費も増加する。結果的 に、継手側面への溶接ビードの溶込みだけではなく溶融池の大きさの容認し難い 増大をもたらし、より広く、そして望ましくないが、より高いビードとなる。過 度に減じられた溶接速度は、反対の効果を与える。すなわちあまりにも広くて平 らなビードが継手のより高いエッジ側に形成される。継手エッジの間の相互接続 線がより険しくなるほど、供給された量の溶接材料が継手の全横断面にわたって 水平化するように分配されるという虞れが増えるため、継手エッジの間のまさに 垂直距離というよりむしろ、相互接続線の傾斜を考慮に入れる方がより正しい。 上述の方法は、相互接続線と水平線の間の傾斜角がおよそ3゜以下であるときに 、許容範囲内の結果を提供する。 したがって、本発明の目的は、垂直方向のエッジオフセットがおよそ1mmを 超えるか、あるいは傾斜角が3゜を超える場合であっても、継手の長手方向のみ ならず横方向においても平らで両継手エッジにまで充填された継手を作り出すこ とを可能にする自動多層溶接方法を提供することにある。 これは、単位長さ当たりの溶接材料の量は現在の溶接速度(pn)の関数とし て変化し、溶接速度(pn)は継手の長手方向で変化し、平均溶接速度(pm) は継手の横断面の多角形領域の平均値と関連づけられて定められると共に、継手 の個々の横断面の溶接速度(pn)は、平均溶接速度と、継手の現在の横断面の 多角形領域(pn)に対する多角形領域の平均値(pm)の割合との関数として 計算され、継手の種々の横断面における中間層のレベルでの継手幅に対応した値 の平均値が前もって決定された設定値を超える場合に、少なくとも2つの溶接ビ ード(84、85)が継手に形成されて中間層を形成し、継手の横方向での溶接 材料の量が、現在のワイヤ送り速度(txpn)の関数として変化し、測定点によ って決定された多角形が、この場合において継手を通過する垂直線(87)によ って一方の継手側面および継手エッジを表す測定点を備える第1および第2の部 分多角形(88、89)に分割され、一方および他方の継手側面においてそれぞ れ形成される溶接ビードに対して、ワイヤ送り速度(txpn)が継手の各横断面 に関して現在の平均ワイヤ送り速度(tpnm)と部分多角形の領域間の関係との 関数として決定され、継手の種々の横断面に対する平均ワイヤ送り速度(tpnm )は一定であり、すなわち平均ワイヤ送り速度(tpnm)は継手の長手方向にお いて変化せず、こうして溶接継手は、その2つの継手エッジのレベルに充填され 、継手エッジの相互接続線と水平面の間の傾斜角が3度を超えるようなエッジ継 手オフセットの場合においても作り出されること を特徴とする序説において規定された種類の方法によって達成される。 ワイヤ送り速度が継手横断面の部分多角形領域の関数として決定されるので、 本発明による方法によれば、1mmを超えるエッジオフセットの場合でも、その 2つの継手エッジのレベルに充填された溶接継手が得られる。 もし継手エッジ間のエッジオフセットが継手の予備的な準備段階で現われたな ら、より高い継手エッジを備えている継手側面における部分多角形領域は他方の 継手側面における部分多角形領域より大きいであろう。したがって、それぞれの 継手側面に対して形成される溶接ビードは、それぞれの部分多角形領域に適合し た溶接材料の量を受け取らなくてはならない。溶接材料の量は、溶接材料がより 速く供給されるようなより高いワイヤ送り速度によって制御される。すなわちワ イヤ送り速度が高いほど、それだけ単位時間当たりに現在の継手側面に供給され る溶接材料の量が大きくなる。単位長さ当たりのエネルギー供給がEP−B1− 423,088号の方法の場合より少ないのに対して、単位長さ当たりの溶接材 料の量は増加するので、溶接ビードはより小さい程度に加熱され、そして、この ような加熱の結果であるビードの望まれていない延展が回避され、すなわち結果 として生じている溶接ビードは、前述の方法によって生成された溶接ビードより も高くて狭い。 長手方向において溶接速度を変えることによって、継手の容量が平らに充填さ れ、横方向においてそれぞれの別の溶接ビードについてワイヤ送り速度を変える ことによって、充填が継手の横方向に分配されるので、エッジオフセットあるい は2つの半継手部分における他の対称欠如が補償される。 実用的な理由のために、継手の外形は、点式の方法で特定される。その点は、 若干の適切な多角形アルゴリズムの助けによりその領域が容 易に計算され得る多角形におけるコーナー点になる。平坦な継手表面を含む単純 な継手形状の場合においては、一般に、ただ数個の点だけが継手の横断面に対応 する多角形領域を計算するために必要とされる。これらの点は、例えばレーザー センサのような光センサによって測定することが考えられる。 検出手段は、有利には、溶接ヘッドと共に同期して、すなわち溶接速度で動か される。もし溶接ヘッドが静止され、ワークピースが溶接ヘッドに対して相対的 に動かされるなら、検出手段もまた静止されることが適切である。好ましくは、 検出手段は溶接ヘッドによって運ばれる。 次のビードのための溶接パラメーターが決定される前に、継手全体を走査する ことが有利であることが分かった。しかしながら、継手を溶接し、そして走査す ることは、溶接作業のために必要とされる全体的な時間を最小にするために、同 時に行われるべきである。第1層と通常は同じである第1のビードが形成され、 そして溶接ヘッドの前方に配置される検出手段が継手の外形を走査するときには 、この第1のビードに対する溶接パラメーターを決定するようないかなる測定値 も存在しない。第1のビードに対して、従って単位長さ当たりの前もって決定さ れた量の溶接材料が溶着され、そしてこの量は、好ましくは継手全体に沿って同 じである。単位長さ当たりの所定の前もって決定された量の溶接材料を使って、 第1層の完成のために最初にいくつかのビードを形成することは、実用的な理由 で有利であるかもしれない。 層ごとに2つのビードの形成は、好ましくは層のレベルないし高さでの継手幅 に依存してのみ決定される。 継手の各横断面における中間層の多角形領域(Lpn )に決定される値は、多 角形領域のコーナー点(P2、P3、P5、P6)の関数として計算されてもよく、 中間層の継手底と継手側面との間の交点であるコ ーナー点(P2)および(P3)は、上記層において一方の継手側面に対して継手 側面から前もって決定された距離(I)に最初に形成されるビード(80)の溶 着の間に測定され、最初に形成されたビードの上面と前記一方の継手側面との間 の交点であるコーナー点(P5)は、その後すぐに他方の継手側面に対して形成 されるビード(81)の溶着の間に測定され、前記他方の継手側面に対して形成 されたビードの上面と前記他方の継手側面との間の交点であるコーナー点(P6 )は、前記最初に形成されたビードの測定高さ(h1)によって計算され、式( h2= びS1pn は2つの形成されたビードのビード領域に対応し、前記他方の継手側面 に対して形成されるビードについての高さ(h2)と、結果的に交点とを与える 。 中間層の計算された多角形領域(Lpn )が(S0 ×(Z+1))を超える場 合に、中間層は先行する層と比較してーつのビードを増加するとよい。ここで、 (S0 )は基準ビード領域、(Z)は先行する層のビード数、(1)は例えば0 .5等の定数である。 同じ中間層における付加的なビードのビード領域は、継手側面に対して形成さ れた2つのビードのビード領域に挿入されることによって実現されてもよく、対 応するワイヤ送り速度(txpn)はビード領域( xpn)に比例する。 中間層を形成するために継手に少なくとも3つのビード(80、81、83) が形成されるときに、溶接ビード中心間の距離、すなわち溶接ピッチ(pn)は 、いわば対称溶接ピッチ(L0)と前記継手エッジを相互に結ぶ継手の現在の横 断面の相互接続線の傾斜係数(spn )および/または継手底の傾斜係数(fp n )との関数として、継手の各横断面で前もって決定してもよく、ここで、L0 =b/Z、bは継手の現 在の横断面の継手底の幅、Zは継手の横断面におけるビード数である。 好ましくは、継手の各横断面における溶接ビードの位置は、望ましい溶込みが 継手側面に得られるほどに継手側面に最も近い溶接ビードを位置させることによ り得られ、中間のビードの位置は、ビード中心間の距離、すなわち次の式にした がう溶接ピッチ(pn)の助けにより計算される。 pn=L0(1+k) ;k≧0 pn=1−(1−L0 )(1-k) ;k<0 ここで、(k=(spn −fpn )×F) (F)は、実験的に前もって決定された一定の強化係数である。 継手の中間層の形成後で次の層の形成前に、継手の残りの横断面(90)にお ける多角形横断面領域の平均値と継手の全横断面における最後に形成された中間 層の横断面領域(91)の平均値との比が好ましくは計算され、この比が好まし くは0.7より小さくあらかじめ設定した値よりも小さい場合に、好ましくはト ップ層における頂上のビードが、継手の前記中間層の頂上に形成される。 トップ層の領域(Ac )が次の条件を満足する場合には、トップ層におけるビ ード数が最後に形成された中間層のビード数と比較して1つだけ増加される。 Ac>S0 ×Z×pm/min ここで、(S0 )は基準ビード領域、 (Z)は最後に形成された中間層のビード数、 (pm)は平均溶接速度、 (min)は最も低いと考えられる溶接速度である。 本発明の目的はまた、単位長さ当たりの溶接材料の量はワイヤ送り速度(tx pn)および/または溶接速度(pn)の関数として変化し 、中間層を形成するために継手に少なくとも3つのビードが形成される場合に、 溶接ビード中心間の距離、すなわち溶接ピッチ(pn)は、いわゆる対称溶接ピ ツチ(L0)と前記継手エッジを相互に結ぶ継手の現在の横断面の相互接続線の 傾斜係数(spn )および/または継手底の傾斜係数(fpn )との関数として 、継手の各横断面に関して計算され、ここで、L0 =b/Zであり、bは継手の 現在の横断面の継手底の幅、 (Z)は継手の横断面におけるビード数であるこ とを特徴とする序説において略述された種類の方法によって達成される。 継手の横断面にわたって変化するワイヤ送り速度だけではなく、継手の横断面 にわたって変化する溶接ピッチをも用いることによって、その層におけるビード の数が少なくとも3個に達したならば、かなりの量のエッジオフセットがある場 合においても、2つのエッジまで充填された継手を達成することが確実なものと なる。 本発明の方法に関連して用いられる2つの実施形態を例示する添付図面を参照 しつつ、本発明をより一層詳細に説明する。 図1a、1b、1cは、溶接の異なった段階中のV形継手の断面を示している 。 図2a、2b、2cは、円筒状ワークピースの突合わせ継手におけるエッジオ フセットを示している。 図3は、可動自在な溶接ヘッド手段による自動的な多層溶接のための装置を幾 分概略的に示している。 図4は、説明において用いる特定の用語の説明に供するためのV形継手を示し ている。 図5は、異なった継手横断面について計算された溶接速度の図表を示している 。 図6は、2つのビードを有するある層を形成する場合における適切な V形継手を示している。 図7は、2つのビードを有するある層を形成する場合におけるエッジオフセッ トした状態のV形継手を示している。 図8は、3つのビードを有するある層を形成する場合における適切なV形継手 を示している。 図9は、4つのビードを有するある層を形成する場合におけるエッジオフセッ トした状態のV形継手を示している。 図10は、ビード領域 xpn の関数としてのワイヤ送り速度txpnの変化の図 表を示している。 図11aは、対称的に配置された溶接ビードによって充填ないし満たされた継 手を示している。 図11bは、非対称的に配置された溶接ビードによって充填ないし満たされる 点を除いて、図11aと同じ継手を示している。 図12は、トップ層を形成する前のV形継手を示している。 図13は、自動多層溶接を行うための装置を図式的に示している。 図14は、2つの静止した溶接ヘッドを用いて自動的な多層溶接を行うための 装置を図式的に示している。 図1aは、2つのワークピース1a、1bの間のV形継手の断面を示しており 、2つのワークピース1a、1bは、ギャップ2、継手側面3a、3b、継手エ ッジ4a、4b、ルート面5a、5bおよび継手の頂面6a、6bを備えている 。ワークピース1a、1bは、継手のエッジ4a、4bに関して鉛直方向にわず かにオフセットして示されている。現時点における横断面の多角形領域1nは、 継手側面3a、3b、ギャップ2および2つの継手エッジ4a、4b間の想像線 7によって限定されている。本明細書においては、この想像線を相互接続線と称 する。図1bは、ルートビード8を備えた同じ継手を示している。その多角形 領域は、より小さく、2n によって示されている。 ルートビード8は、固定された複数の溶接パラメーターを用いて、継手全体に 沿って形成されている。これらのいわゆる基準値ないし公称値は、溶接操作の前 に選択され、また、完成した溶接に対する品質要求や、現在の充填されていない 溶接継手の外観とともに、溶接するワークピースに応じて決定される。この点に ついては次のことに注意すべきである。つまり、製造許容誤差、特に継手幅、継 手オフセットおよび溶接中における形状変化に関するような製造許容誤差のため に、継手横断面が、当該継手に沿って変化することに注意すべきである。継手に おける第1ないし最初のビードの形成に関連して1n がまず感知されると、こ の第1のビードは、一定の基準溶接速度V0 および溶接用電極の一定の基準ワイ ヤ送り速度Vt0で、継手全体に沿って形成される。その結果、形成されたビード の断面積'xpn は、継手全体に沿って同一なものとなるであろう。すなわち、 x pn =S0=(t×vt0)/v0 、tは、溶接用電極の断面積、S0 は、基準ビ ード領域である。ここに、インデックスないし指数xは現時点のビードの序数を 示し、pは現時点の層を示し、nは継手の現時点の横断面を示している。継手の 第2の層に第1ビード9を形成するとき、溶接速度およびワイヤ送り速度に適合 して特定の寸法とされるのは、残りの多角形領域2n である。この多角形領域 2n は、前記ビードの形成に関連して継手のそれぞれの個々の横断面について 特定され、また、ビード9についての溶接パラメーターを計算するために用いら れる。上述した理由により継手の長手方向で2n が変化することから、もし平 らに充填された継手を得るのであれば、単位長さ当たりの溶接材料の量もまた、 継手の長手方向ないし縦方向で変化させなければならない。単位長さ当たりの溶 接材料の量は、溶接速度およびワイヤ送り速度の関数として変化し、これら溶接 パラメー ターのうちの一方あるいは他方あるいその両方を変化させることによって、現在 の継手の横断面に適合した溶接材料の量が得られる。溶接速度やワイヤ送り速度 が継手の現在の横断面に関して計算されるという方法は、図3に例示した第1の 実施形態および図14に例示した第2の実施形態を参照して説明されるであろう 。 図1cは、2つのビード10、11をさらに形成した後の同じ継手を示してい る。現在、継手の第3の層における第1および第2のビード10、11を形成す るとき、溶接パラメーターの程度ないしディメンジョンを支配するのは3n で ある。現時点の継手の横断面に溶接ビードを形成する方法にとってきわめて重要 な他の因子として、継手エッジ間の鉛直方向距離の大きさがある。その距離は、 通常、エッジオフセットをさしている。 エッジオフセットは、一般に、大きいパイプや円筒状容器に関する突合わせ継 手の溶接において生じている。ともに溶接されるパイプや容器部分の横断面は、 円形状から常にわずかに異なっており、長円形状ないし楕円形状となっている。 このようなワークピースを互いに溶接するとき、長円形状や楕円形状の横断面の 軸系を互いに一致させることは一般に困難である。その結果、継手において当該 継手全体に沿って連続的に変化するエッジオフセットが生じる。軸方向にわずか に誇張した図2aは、突合わせ継手の位置に楕円形の横断面を備える2つの円筒 状ワークピース12a、12bを示している。2つのワークピース12a、12 bのI−I断面(図2b)に沿うエッジオフセットは、II−II断面(図2c )に沿うエッジオフセットと正反対となっている。理解し得るように、そのエッ ジオフセットは周囲にわたって連続的に変化している。説明の序説で述べたよう に、オフセットは、両継手エッジ間の鉛直方向の間隔というよりはむしろ、両継 手エッジを相互に接続している線の 傾斜である、と一層正確に定義づけられる。また、かなりの量のエッジオフセッ トがあるにも拘らず、2つの継手エッジの両方のレベルにまで充填された溶接継 手をもたらすためには、溶接ビードが継手に形成されるべき方法にとって、現在 の継手底の傾斜は重要なことである。 この実施形態では、レーザーダイオードおよび光学式センサ20の形をとる光 学式測定ユニット18は、図示しない溶接ヘッドによって支持され、継手の多数 の横断面における継手の外形ないし輪郭、すなわち残っている多角形領域を特定 するために使用されている。若干のビード34が既に形成されている継手33に おいて、図3には示されないものの、同じように溶接ヘッドに支持され少なくと も3つの方向に移動自在な連続的に前進する電極32を用いてさらに多くのビー ドが形成される。 溶接操作の間に、センサは、継手に存在している外形すなわち継手側面35a 、35bおよび底36を、この底にわたって平らに分布する5つの点41a−e およびそれぞれ継手エッジである点42a、42bを検出することによって、特 定している。図示するように、継手底の上の第1、第2測定点41a、41eの それぞれは、継手底と各継手側面とが交差する線上に位置している。 継手60(図4)の中の囲まれた領域59は、多角形領域pn を一般的に表 すことを意図している。第1ないし最初のインデックスはP番目の層の形成に関 して特定された断面積を示し、nは検出がなさるn番目の継手断面を示している 。例えば、13 というのは、第1層が形成されるとき、3番目の継手横断面の 多角形領域であることを示している。 上述したように、もし平らな継手を得る のであれば、単位長さ当たりの溶接材料の量は、現在の断面の多角形領域pn の関数として変化させなければならない。図3に示した実施形態においては、い わゆる平均ワイヤ送り速度(原文第22、23頁参照)tpnmが継手の長手方 向では変化しないのに反し、溶接速度pn は継手の長手方向で変化している。 継手の個々の横断面に関する溶接速度pn の計算において、 のそれぞれの多角形領域pn の平均値pnm に関連している。そうする、溶接 速度は式pn=pm×pm/pn を用いて計算される。 この点について、現在の層におけるビードの多角形領域の平均値の計算が、そ れぞれの層の中の残っているビードに関するよりも、当該層の中の第1のビード に関するという異なった方法でなされるということを指摘する。層の第1ビード の形成に関連するまで、センサは、継手の現在の横断面について残りの多角形領 域を計算するための点を計測しない。このため、全部のビードが形成されるまで 、継手横断面の多角形領域の平均値の正確な値を計算することはできない。第1 のビードの溶接速度を計算するために、その量について後に特定される正確な値 の代わりに、近似値Ppm=Σ(Pp-1n−S0×Z)/nが用いられる。但し、p n の正確な値は用い得る。 継手の縦方向ないし長手方向におけるpn の変化のために、溶接速度は継手 の一の横断面から次の横断面まで変動し得る。図5は、継手の横断面の関数であ る溶接速度を例示している。溶接速度pm の平均値は、対応する溶接施工方法 を考慮して選択される。溶接エンジニアリングの目的ないし効果のためには、溶 接速度変化は、ある特定の限度内、この場合にはmax およびmin によって示 される限度内に包含されるべきである。溶接速度の平均値は、もし可能であるな ら、上記式にしたがって計算された継手のすべての横断面に関連する溶接速度が 、maxおよびmin によって限定される範囲内にあることを確実なものとする ように選択される。継手のいかなる横断面においても速度がmax を上回ってい るならば、それがきっかけとなって、例えばオペレーターに与 える信号ないしシグナルであって、継手の一またはいくつかの横断面の場合にお ける溶接速度が高すぎる値か低すぎる値であるというビードを形成する前の情報 を持った信号が発せられる。この問題を解決するために、いくつかの処置が採ら れ得る。例えば、その後のビードが形成されるときに平滑化を期待し得るので、 継手のこれらの横断面に関連する溶接速度を、許容される上限値または下限値に 制限すればよい。しかしながら、大きい偏差は継手の作成における主要な欠陥な いし障害の兆候である。多くの場合、そのような欠陥は、関係している継手横断 面について手動溶接操作を実行することによって、もっとも簡単に修正される。 この場合には、自動アーク溶接操作を中断し、継手を修正した後に引き続いて再 開しなくてはならない 継手のこれら横断面についての推定速度のため、一方の断面から他方の断面ま での移行は、図5に示されるように、複数の段階を経て行われることになる。実 際には、一の速度から他の速度への変化が干渉することなく行われるという方法 で、その速度が制御され、継手のそれぞれの横断面を横切る速度は、一定で、 pn に等しいものとなる。2つの隣接した継手横断面について計算された速度間 の相違は、この速度間の相違に適合した規則や変化、すなわち加速や減速に必要 な量が選択され考慮されるので、小さいものである。 ルートから頂面にかけて継手幅が増加する継手溶接においては、層が頂面に至 るにつれて、それだけ層毎のビード数を増やすことが必要である。エッジオフセ ットのない対称なV形継手(図6)、すなわち相互接続線と水平面との間の傾斜 角度が0゜であるV形継手においては、ビード61、62は、それぞれ第1と第 2の層に形成されていることが示されている。第3の層と同じ高さの継手幅は、 その層全体を充填するのに当該層内に形成される2つのビードを必要とするよう な寸法である。 両継手側面のうちのいずれか一方までの電極のチップ63の距離は、当該一の 継手側面に隣接するビード64を形成するとき、値Iにセットすべきである。そ の距離がセットした値を越えると、母材中へのビードの溶込みが劣ってくる。 両継手側面のうちの一方の継手側面に対し、当該一の継手側面から距離Iだけ 離れた電極を用いて第3の層についての第1ビード64が形成されるときに、多 角形領域3n が同時に測定される。この方法で、下にあるビード62のビード エッジ65、66の間の幅bの測定がなされる。k×b<Iのとき、層毎にただ 1つだけのビードを必要とすることがわかる。ここに、bは、現在の継手底すな わち新しい層が形成される前のビード62の上面と同じ高さの前述した継手幅を 表わしている。また、kは、0.5と1.0との間の係数を表わしている。kの より低い値は、Iタイプの継手のように、現時点の層における継手角度が小さい 継手の場合に選択される。さらに、kの値の選択は、溶接張力、溶接電流、溶接 速度、ワイヤ送り速度およびピッチすなわち溶接ビード中心間の距離のような溶 接パラメーターの一つあるいはいくつかに依存している。kの小さい値は、トラ イアンドエラーによって決定される。 エッジオフセツトを引き起こしている非対称な継手の場合には、前述の計算は 不都合な結果をもたらすことになる。従って、継手の長手方向における溶接速度 pn の変化についての計算は、継手横断面にわたる溶接材料の分配に影響を与 え得るワイヤ送り速度txpn のような残りの溶接パラメーターの一つあるいは いくつかについての計算によって、補足しなくてはならない。序説で述べたよう に、溶接速度の低下は現在の溶接ビードについての増大した加熱や溶融を生じる ことから、存在するエッジオフセットに継手横断面にわたって形成される溶接材 料の量を適合させるため、溶接速度の変化は用いることができない。結果として 、傾斜した頂面よりむしろ平面を備える継手が形成されることになる。この種の 継手(図7)において、溶接材料の平滑な分配を得て、その継手が2つの継手エ ッジのレベルにまで充填されるであろうことを確実なものとするために、継手の それぞれの横断面について、継手の左半分および右半分の部分多角形領域が計算 される。多角形領域3n を2つの部分多角形D13n、D23n に分割する垂直線 69が、現在の継手底の中心から、水平面に対して直角をなして描かれている。 線の延長ないし増設は、センサにより読み取った点を用いて計算されている。 部分多角形D13n 及びD23n は、破線によって囲まれた領域70,71を有 する。関係する継手横断面の部分多角形領域は、多角形領域3n を利用して、 計算される。なお、多角形領域3n は、一般に受け入れられている多角形アル ゴリズムを使用し、第3層における第1ビード72の形成の上方で測定される点 を利用して、計算される。 2つの部分多角形領域は、ビード72,73を有する継手の第3層の断面nに おけるワイヤ送り速度tx3n の計算基準を構成する。なお、第1ビード72の ワイヤ送り速度は、t13n で示される。 継手側面に対して形成される2つのビードのワイヤ送り速度は、上記に従い計 算される部分多角形領域と、平均ワイヤ送り速度t3nm に基づいて、算出され る(図10)。 t13n=2t3nm×1/(1+D23n/D13n) t23n=2t3nm×1/(1+D13n/D23n) 継手の長手方向におけるワイヤ送り速度が変化しない場合、平均ワイヤ送り速 度t3nm は、現在の層における継手横断面において、一定である。この平均ワ イヤ送り速度の値、すなわち、ワイヤ送り速度の基準値は、t0にセットするこ とが好ましい。 また、ワイヤ送り速度の基準値のセットは、実用的な理由のため、溶 接電流を設定することで達成できることが指摘される。それは、溶接電流が、ワ イヤ送り速度の関数として変化するためである。 また、ワイヤ送り速度を計算するための上述の式は、エッジオフセットを備え ない非対称の継手の場合、つまり、部分多角形のサイズが異なっており、ワイヤ 送り速度が、現在の継手横断面において調整される場合、適用可能であることを 、注意するべきである。したがって、この場合、継手横断面の第1及び第2ビー ドは、同一のワイヤ送り速度で、形成されない。しかしながら、継手横断面全体 でのワイヤ送り速度、すなわち平均ワイヤ送り速度は、一定である。 エッジオフセットのない対称継手において(図8)、ビード74、ビード75 、ビード76,77、及びビード78,79からなる層が、それぞれ形成される 。ビード80,81は、第5層にすでに形成されている。第5層のビード数が2 あるいは3であるかを確定するために、継手横断面の各多角形領域(いわゆる層 領域)L5n が、最初に計算される。また、多角形領域は、適切な確立された多 角形アルゴリズムを利用して、多角形領域のコーナポイントP2、P3、P5、P6 を利用して計算される。中間層の継手底と継手側面との交点であるコーナポイ ントP2及びP3は、一方の継手側面から所定の距離Iだけ離れた位置において、 当該側面に対してビード80を形成する間に、計算される。なお、当該ビードは 、この層において最初に形成されるものである。一方、第1ビードの上面と前記 一方の継手側面との交点であるコーナポイントP5 は、ビード80の形成の直後 における、他方の継手側面に対してビード81を形成する間に、測定される。さ らに、他方の側面に形成されるビードの上面と前記2番目の継手側面との交点で あるコーナポイントP6 は、第1ビードの高さ測定値h1を利用して、 お、 25n 及び 15n は、形成された2つのビードの対応するビード領域である 。また、この式は、他方の側面に形成されるビードの高さh2 及び交点P6 を、 規定している。中間層の計算された多角形領域L5nが、S0×(Z−1)を超え る場合、第3ビード83は、第5層に形成される。なお、S0は、基準ビード領 域、Zは、前層のビード数、Lは、例えば0.5である定数を表す。また、ビー ド数は、各層において、1つ増加可能である。 ここで示されている前記層の第3ビード83、つまり継手の第9ビードは、 3 5n で示される。当該ビードの溶接速度は、現在の継手横断面における他のビー ドと等しいが、継手の長手方向においては、変化する。つまり、継手は、対称で あり、上記のように定義された部分多角形領域は、同じサイズを有している。し たがって、個々のビードのワイヤ送り速度は、一定であり、平均ワイヤ送り速度 t5nm に等しい。エッジオフセット(図9)及び層毎に幾つかのビードを有す る継手の場合、ワイヤ送り速度は、継手側面に接している2つのビード84,8 5に関し、新しい層における、それぞれの部分多角形領域と平均ワイヤ送り速度 の関数として、決定される。多角形領域は、垂直線87によって2分割され、そ の領域は、図9において、線88,89によって、それぞれ囲まれている。 新しい層の最外側のビードのワイヤ送り速度は、 t16n=2t6nm×1/(1+D26n/D16n) t26n=2t6nm×1/(1+D16n/D26n) となる。t16n 及びt26n で示される現在のビード領域は、それぞれ、 16n 及び 26n になる。最外側ビードの中間で形成されるビード場合、ビード領域は 、継手側面に対して形成される2つのビード(84、85)のビード領域の直線 補間によって、計算される。また、対応 するワイヤ送り速度(txpn)は、ビード領域( xpn)に比例する。このこと は、ワイヤ送り速度txpnをビード領域 xpn の関数として示している図10か ら、明らかである。また、図9の場合とは逆に、左の継手エッジは、右の継手エ ッジより高い位置にある。前記層におけるビード数が少なくとも3に達する場合 、継手横断面において可変自在であるワイヤ送り速度と溶接ピッチとが利用され 、両エッジが満たされた継手が得られる。また、エッジオフセットが無視できな い場合も同様である。上記で指摘したように、エッジオフセットは、継手エッジ の垂直オフセットとしてよりは、むしろ、継手エッジの相互接続線の傾斜として の関係において、いっそう正確に表現される。この場合、傾斜は、相互接続線の 傾斜係数として表される。現在の継手底の傾斜係数は、溶接ピッチにとって、明 らかに重要である。それは、対称溶接ピッチが、上記傾斜係数が同一である場合 、使用できるからである。図11bは、ビードのセンタ間のスペーシング、すな わちピッチpn が、いわゆる対称ピッチ(L0)と、継手エッジの間における現 在の継手横断面の相互接続線の傾斜係数(spn )と、継手底の傾斜係数(fp n )との関数として、変化することを示している。ピッチpn を計算するため 、最初に、対称ピッチL0の値を計算する。この値は、エッジオフセットを備え ない対称継手におけるピッチに等しい。すなわち、L0=b/Zである。なお、 bは、関係する継手横断面の底の幅であり、Zは、継手横断面におけるビード数 である。一方、図11aの継手は、図11bと同様であるが、対称ピッチを有し ている。つまり、pn=L0である。 図11bに示される継手においては、継手側面における好ましい溶込みを達成 するために、継手側面に最も近いビードのポジションを決定している。なお、中 間ビードのポジションは、ビードのセンタ間の距離、すなわち、溶接ピッチ( pn )に基づき、下記の式に従って、計算され る。 pn=L0(1+k) ;k≧0 pn=1−(1−L0)(1-k) ;k<0 なお、(k=(spn −fpn )×F)であり、Fは、実験的に決定される、 一定の強化係数(coefficient of intensification)である。また、Fの値は、 例えば、2である。高い位置にある継手側面、すなわち、図11a及び図11b における左の側面に向かうビードの置換をもたらすため、上記式を利用して値 pn を計算する代わりに、次の式を使用することもできる。 pn=L0(1/1+k) ;k≧0 pn=1−(1−L0)(1/1-k) ;k<0 及び pn=(1+K)×L0/(1+K×L0) pn=1−(1−k)×(1−L0)/((1−k)×(1−L0)); k< 0 最初の2つの式は、低い位置にある継手側面に向かうビードの置換をもたらし 、次の2つの式は、対称置換をもたらす。 1つの層の溶接が完了すると、次の層が溶接操作を完了するトップ層であるか 否かのチェックが実行される。そして、図12の包囲された領域90によって示 される、継手横断面の残っている多角形領域pn の平均値pmが、計算される 。そして、当該平均値pm と、継手横断面全てにおいて最後に形成される中間 層の断面積の平均値とから、比(商)が計算される。このタイプの断面積は、図 12においてクロスハッチ領域91として示されており、S0×Zとして計算さ れる。なお、S0×Zは、基準ビード領域であり、Zは、最後に形成される層の ビード数である。前記係数が、0.7以下である場合、次の層は、トップ層とし て形 成される。トップ層のビード数は、最後に形成される中間層と比較し、1 つ増加する。ただし、トップ層の領域Acが、条件:Ac >S0×Z×pm/ min を満足させることが必要である。なお、S0は、基準ビード領域、Zは、最 後に形成される中間領域におけるビード数、pm は、平均溶接速度、min は 、想定される最小溶接速度を表している。この場合、Ac は、式:Ac =Σ( P-1n-S0×Z)/n+b×(Capmin +Capmax )/2にしたがって、計 算される。なお、bは、トップ層の幅、Capmin は、トップ層の最小高さ、C apmaxは、継手エッジの上方に位置するトップ層の最大高さを表している。2 つの最外側ビード92、93の形成の上方には、電極チップ94が、継手表面9 5から横方向に距離I1を有し、つまり、トップ層上方の仮想延長線上に、維持 されている。なお、距離I1は、上述の距離Iより小さい。つまり、I1<Iで ある(図6)。また、距離I1は、継手の形状に依存しており、手探り法によっ て決定される。 前述のすべての演算は、溶接装置の一部であるマイクロプロセッサ96(図1 3)において実行される。溶接バーナ97に接続されているセンサ98は、マイ クロプロセッサ96に、測定点を表す信号を出力する。マイクロプロセッサ96 は、とりわけこの情報と、プログラムとに基づいて、それぞれの継手横断面にお ける溶接速度、層毎のビード数、ビードに関するワイヤ送り速度、ピッチなどを 、計算する。計算結果は、信号に変換され、溶接バーナ点火ユニット99及び溶 接バーナ97に伝達される。なお、溶接バーナ97には、溶接用電極100を前 進させる前進ユニット101が設けられている。さらに、センサと溶接バーナの 相対位置は、測定点をスキャンして多角形領域を計算する際に、連続的にチェッ クされ、例えば、継手横断面の位置が決定される。 上述のように、センサは、継手横断面のための広範囲の測定プログラ ムを実行し、継手の形状を決定する。これらの測定値は、また、溶接バーナの位 置を、継手に沿って、制御するために使用される。 図14に示される実施形態においては、例えば、直径が約0.5〜3mで、長 さが約4〜12mである大型パイプのブロック102を溶接し、全長が約12m の細長いパイプを形成する。全体の溶接時間を短くするため、溶接装置に、複数 の溶接ヘッドを設けることは通例である。通常、これらの溶接ヘッドは、固定式 である。したがって、図3に示される実施形態、つまり、ワークピースが固定式 であり、溶接ヘッドが可動式であるものとは異なり、ワークピース、すなわちこ の場合におけるパイプブロックは、可動式であり、溶接ヘッドは、固定式である 。図14に示すように、それぞれの溶接ヘッドは、光学式センサ103と、溶接 用電極を前進させる前進機構105を有する溶接バーナ104とを備えている。 パイプは、ローラ機構106によって、同一速度で、変位させられる。全てのパ イプを、同一速度で変位させなければならないので、溶接速度は、継手の長手方 向に関し、継手横断面において、全て一定である。また、継手エッジが満たされ た溶接継手を得るために、単位長さ当りに供給される溶接材料の量を、この実施 形態においては、継手横断面にわたって及び継手の長手方向において、ワイヤ送 り速度を変更することにより、調節している。異なるビードのワイヤ送り速度 txpn は、上述と同様に、計算される。ただし、上述においては継手横断面の全 てにおいて一定であった平均ワイヤ送り速度tpnm は、継手の長手方向に変化 する。つまり、tpnm は、基準ワイヤ送り速度Vtoと、同一ではない。それぞ れの継手横断面の平均ワイヤ送り速度は、平均ワイヤ送り速度の平均tpmm と 、継手横断面の多角形領域の平均値pm に対する現在の多角形領域pn の比率 との関数として、計算される。なお、平均ワイヤ送り速度の平均tpmm は、Vt o に等しい。溶接ピッチな どに関する残っている計算は、図3の実施形態に係る方法と同様に、処理される 。また、トップ層のビード数が1つ増加するか否かを特定するための式は、変更 可能である。つまり、原文第22頁に示される式における係数pm/min を、 tmax/tpmm で置換する。 本発明は、明らかに、上述の実施形態に限定されることはなく、添付される請 求の範囲内で変更することができる。例えば、平均ワイヤ送り速度及び溶接速度 は、継手の長手方向において変更可能である。また、継手の幅方向における溶接 材料の量の分配は、ワイヤ送り速度及び/または溶接ピッチの関数として、変更 可能である。例えば、継手エッジは、光学式センサの代わりに、音響式センサあ るいは機械式センサによって、検出可能である。また、溶接アークによって、継 手の形状を検出することも、可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,CZ,DE,DE,DK,DK,E E,EE,ES,FI,FI,GB,GE,HU,IL ,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC, LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,M K,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO ,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SK,TJ, TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.多数の横断面における継手の外形が、継手の現在の横断面における継手の外 形を表す信号を発する光学式ないし機械式センサ等の検出手段(20)によって 特定され、 前記信号は、評価の後に、継手の溶接領域の方に向けられ連続的に給電される 電極(32)を使って、溶接ビードの形成を制御し、 前記検出手段により、継手の横断面を本質的に定義すると共に継手の継手エッ ジ、継手側面、および継手底の上に位置する現在の断面における継手の外形を示 す点(41a−e,42a−b)が測定され、 これら測定点によって決定される多角形領域(pn)が計算され、 前記多角形領域の平均値(pm)が計算され、 継手の横断面の多角形領域の平均値に対応する単位長さ当たりの溶接材料の平 均量が決定され、 継手の各横断面についての単位長さ当たりの溶接材料の量が、単位長さ当たり の溶接材料の平均量と、多角形領域の平均値(pm)に対する継手の横断面の多 角形領域(pn)の割合との関数として決定されてなる2つの継手面により形成 される継手(33)の自動多層溶接方法において、 単位長さ当たりの溶接材料の量は現在の溶接速度(pn)の関数として変化し 、 溶接速度(pn)は継手の長手方向で変化し、 平均溶接速度(pm)は、継手の横断面の多角形領域の平均値と関連づけられ て定められると共に、継手の個々の横断面の溶接速度(pn)は、平均溶接速度 と、継手の現在の横断面の多角形領域(pn)に対す る多角形領域の平均値(pm)の割合との関数として計算され、 継手の種々の横断面における中間層のレベルでの継手幅に対応した値の平均値 が設定値を超える場合に、少なくとも2つの溶接ビード(84、85)が継手に 溶着されて中間層を形成し、 継手の横方向での溶接材料の量が、現在のワイヤ送り速度(txpn)の関数と して変化し、測定点によって決定された多角形が、この場合において、継手を通 過する垂直線(87)によって一方の継手側面および継手エッジを表す測定点を 備える第1および第2の部分多角形(88、89)に分割され、一方および他方 の継手側面においてそれぞれ形成される溶接ビードに対して、ワイヤ送り速度( txpn)が、現在の平均ワイヤ送り速度(tpnm)と部分多角形の領域間の関係 との関数として、継手の各横断面に関して決定され、継手の種々の横断面に対す る平均ワイヤ送り速度(tpnm)は一定であり、すなわち平均ワイヤ送り速度 (tpnm)は継手の長手方向において変化せず、 こうして溶接継手は、その2つの継手エッジのレベルに充填され、継手エッジ の相互接続線と水平面の間の傾斜角が3度を超えるようなエッジ継手オフセット の場合においても作り出されることを特徴とする自動多層溶接方法。 2.継手の各横断面における中間層の多角形領域(Lpn)に決定される値は、 多角形領域のコーナー点(P2、P3、P5、P6)の関数として計算され、 中間層の継手底と継手側面との間の交点であるコーナー点(P2)および(P3 )は、上記層において一方の継手側面に対して継手側面から前もって決定された 距離(I)に最初に形成されるビード(80)の溶着の間に測定され、 最初に形成されたビードの上面と前記一方の継手側面との間の交点で あるコーナー点(P5)は、その後すぐに他方の継手側面に対して形成されるビ ード(81)の溶着の間に測定され、 前記他方の継手側面に対して形成されたビードの上面と前記他方の継手側面と の間の交点であるコーナー点(P6)は、前記最初に形成されたビードの測定高 さ(h1)によって計算され、 2pn および 1pn は、2つの形成されたビードのビード領域に対応し、前記 他方の継手側面に対して形成されるビードについての高さ(h2)と、結果的に 交点とを与えることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。 3.中間層の計算された多角形領域(Lpn )が(S0 ×(Z+1))を超える 場合に、中間層は先行する層と比較して一つのビードが増加され、ここで、(S 0 )は基準ビード領域、(Z)は先行する層のビード数、(1)は例えば0.5 等の定数であることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の方法。 4.同じ中間層における付加的なビードのビード領域は、継手側面に対して形成 された2つのビード(84、85)のビード領域に挿入されることによって実現 され、対応するワイヤ送り速度(txpn)はビード領域( xpn )に比例するこ とを特徴とする請求の範囲第2項または第3項に記載の方法。 5.中間層を形成するために継手に少なくとも3つのビード(80、81、83 )が形成されるときに、溶接ビード中心間の距離、すなわち溶接ピッチ(pn) は、いわゆる対称溶接ピッチ(L0)と前記継手エッジを相互に結ぶ継手の現在 の横断面の相互接続線の傾斜係数(spn )および/または継手底の傾斜係数( fpn )との関数として、継手の各横断面で前もって決定され、ここで、L0 = b/Zであり、bは継手の 現在の横断面の継手底の幅、(Z)は継手の横断面におけるビード数であること を特徴とする請求の範囲第3項または第4項に記載の方法。 6.継手の各横断面における溶接ビードの位置は、望ましい溶込みが継手側面に 得られるほどに継手側面に最も近い溶接ビードを位置させることにより得られ、 中間のビードの位置は、次の式によるビード中心間の距離、すなわち溶接ピッ チ(pn)の助けにより計算されることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の 方法。 pn=L0(1+k) ;k≧0 pn=1−(1−L0 )(1-k) ;k<0 ここで、(k=(spn −fpn )×F) (F)は、実験的に前もって決定された一定の強化係数 7.継手の中間層の形成後で次の層の形成前に、継手の残りの横断面(90)に おける多角形横断面領域の平均値と継手の全横断面における最後に形成された中 間層の横断面領域(91)の平均値との比が計算され、 この比が好ましくは0.7より小さく設定した値よりも小さい場合に、トップ 層における頂上のビードが、継手の前記中間層の頂上に形成されることを特徴と する請求の範囲第1項〜第6項のいずれか1項に記載の方法。 8.トップ層の領域(Ac )が次の条件を満足する場合には、トップ層における ビード数が最後に形成された中間層のビード数数と比較して1つだけ増加される ことを特徴とする請求の範囲第7項に記載の方法。 Ac >S0 ×Z×pm/min ここで、(S0 )は基準ビード領域、 (Z)は最後に形成された中間層のビード数、 (pm)は平均溶接速度、 (min )は最も低いと考えられる溶接速度。 9.多数の横断面における継手の外形が、継手の現在の横断面における継手の外 形を表す信号を発する光学式ないし機械式センサ等の検出手段(20)によって 特定され、 前記信号は、評価の後に、継手の溶接領域の方に向けられ連続的に給電される 電極(32)を使って、溶接ビードの形成を制御し、 前記検出手段により、継手の横断面を本質的に定義すると共に継手の継手エッ ジ、継手側面、および継手底の上に位置する現在の断面における継手の外形を示 す点(41a−e,42a−b)が測定され、 これら測定点によって決定される多角形領域(pn)が計算され、 前記多角形領域の平均値(pm)が計算され、 継手の横断面の多角形領域の平均値に対応する単位長さ当たりの溶接材料の平 均量が決定され、 継手の各横断面についての単位長さ当たりの溶接材料の量が、単位長さ当たり の溶接材料の平均量と、多角形領域の平均値(pm)に対する継手の横断面の多 角形領域(pn)の割合との関数として決定されてなる2つの継手面により形成 される継手(33)の自動多層溶接方法において、 単位長さ当たりの溶接材料の量はワイヤ送り速度(txpn)および/または溶 接速度(pn)の関数として変化し、 中間層を形成するために継手に少なくとも3つのビード(80、81、83) が形成される場合に、溶接ビード中心間の距離、すなわち溶接ピッチ(pn)は 、いわゆる対称溶接ピッチ(L0)と前記継手エッジを相互に結ぶ継手の現在の 横断面の相互接続線の傾斜係数(spn )および/または継手底の傾斜係数( fpn )との関数として、継手の各横 断面に関して前もって決定され、ここで、L0=b/Zであり、bは継手の現在 の横断面の継手底の幅、(Z)は継手の横断面におけるビード数であることを特 徴とする自動多層溶接方法。 10.継手の種々の横断面における中間層のレベルでの継手幅に対応した値の平 均値が設定値を超える場合に、少なくとも2つの溶接ビード(84、85)が継 手に溶着されて中間層を形成し、 測定点によって決定された多角形が、この場合において、継手を通過する垂直 線(87)によって一方の継手側面および継手エッジを表す測定点を備える第1 および第2の部分多角形(88、89)に分割され、一方および他方の継手側面 においてそれぞれ形成される溶接ビードに対して、ワイヤ送り速度(txpn)が 、現在の継手の横断面に対して計算された平均ワイヤ送り速度(tpnm)と部分 多角形の領域間の関係との関数として、継手の各横断面に関して決定されること を特徴とする請求の範囲第9項に記載の方法。 11.継手の異なる横断面に対する溶接速度(pn)は一定であり、すなわち溶 接速度は継手の長手方向において変化せず、 平均ワイヤ送り速度(tpnm)は継手の長手方向において変化し、 平均ワイヤ送り速度の平均(tpmm)は、前もって決定された継手の横断面の 多角形領域の平均値に対応しており、 継手の各横断面についての平均ワイヤ送り速度(tpnm)は、平均ワイヤ送り 速度の平均(tpmm)と、多角形領域の平均値(pm)に対する継手の現在の横 断面の多角形領域(pn)の割合と、の関数として計算されることを特徴とする 請求の範囲第9項または第10項に記載の方法。 12.平均ワイヤ送り速度(tpnm)と溶接速度(pn)とは継手の長手方向に おいて変化し、 平均ワイヤ送り速度の平均(tpmm)は、前もって決定された継手の横断面の 多角形領域の平均値に対応しており、 継手の各横断面についての平均ワイヤ送り速度(tpnm)は、平均ワイヤ送り 速度の平均(tpmm)と、多角形領域の平均値(pm)に対する継手の現在の横 断面の多角形領域(pn)の割合との関数として計算され、 平均溶接速度(pm)は、継手の横断面の多角形領域の平均値と関連づけられ て定められると共に、継手の個々の横断面の溶接速度(pn)は、平均溶接速度 と、継手の現在の横断面の多角形領域(pn)に対する多角形領域の平均値( pm)の割合との関数として計算されることを特徴とする請求の範囲第9項または 第10項に記載の方法。 13.継手の各横断面における中間層の多角形領域(Lpn )に決定される値は 、多角形領域のコーナー点(P2、P3、P5、P6)の関数として計算され、 中間層の継手底と継手側面との間の交点であるコーナー点(P2)および(P3 )は、上記層において一方の継手側面に対して継手側面から前もって決定された 距離(I)に最初に形成されるビード(80)の溶着の間に測定され、 最初に形成されたビードの上面と前記一方の継手側面との間の交点であるコー ナー点(P5)は、その後すぐに他方の継手側面に対して形成されるビード(8 1)の溶着の間に測定され、 前記他方の継手側面に対して形成されたビードの上面と前記他方の継手側面と の間の交点であるコーナー点(P6)は、前記最初に形成されたビードの測定高 さ(h1)によって計算され、 2pn および 1pn は、2つの形成されたビードのビード領域に対 応し、前記他方の継手側面に対して形成されるビードについての高さ(h2)と 、結果的に交点とを与えることを特徴とする請求の範囲第9項〜第12項のいず れか1項に記載の方法。 14.中間層の計算された多角形領域(Lpn)が(S0 ×(Z+1))を超え る場合に、中間層は先行する層と比較して一つのビードが増加され、ここで、( S0 )は基準ビード領域、(Z)は先行する層のビード数、(1)は例えば0. 5等の定数であることを特徴とする請求の範囲第13項に記載の方法。 15.同じ中間層における付加的なビードのビード領域は、継手側面に対して形 成された2つのビード(84、85)のビード領域に挿入されることによって実 現され、対応するワイヤ送り速度(txpn)はビード領域( xpn)に比例する ことを特徴とする請求の範囲第13項または第14項に記載の方法。 16.継手の各横断面における溶接ビードの位置は、望ましい溶込みが継手側面 に得られるほどに継手側面に最も近い溶接ビードを位置させることにより得られ 、 中間のビードの位置は、次の式によるビード中心間の距離、すなわち溶接ピッ チ(pn)の助けにより計算されることを特徴とする請求の範囲第9項〜第15 項のいずれか1項に記載の方法。 pn=L0(1+k) ;k≧0 pn=1−(1−L0 )(1-k) ;k<0 ここで、(k=(spn −fpn )×F) (F)は、実験的に前もって決定された一定の強化係数 17.継手の中間層の形成後で次の層の形成前に、継手の残りの横断面(90) における多角形横断面領域の平均値と継手の全横断面における最後に形成された 中間層の横断面領域(91)の平均値との比が計算さ れ、 この比が好ましくは0.7より小さく設定した値よりも小さい場合に、トップ 層における頂上のビードが、継手の前記中間層の頂上に形成されることを特徴と する請求の範囲第9項〜第16項のいずれか1項に記載の方法。 18.トップ層の領域(Ac )が次の条件を満足する場合には、トップ層におけ るビード数が、最後に形成された中間層のビード数数と比較して1つだけ増加さ れることを特徴とする請求の範囲第17項に記載の方法。 Ac >S0 ×Z×tmax/tpmm ここで、(S0 )は基準ビード領域、 (Z)は最後に形成された中間層のビード数、 (tpmm)は平均ワイヤ送り速度の平均、 (tmax)は最も高いと考えられるワイヤ送り速度。
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