JP2000502230A - トランシーバのディジタル校正 - Google Patents

トランシーバのディジタル校正

Info

Publication number
JP2000502230A
JP2000502230A JP9522707A JP52270797A JP2000502230A JP 2000502230 A JP2000502230 A JP 2000502230A JP 9522707 A JP9522707 A JP 9522707A JP 52270797 A JP52270797 A JP 52270797A JP 2000502230 A JP2000502230 A JP 2000502230A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
analog
value
transceiver
digital
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9522707A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3822245B2 (ja
Inventor
ルンドベルグ,ヤン―エリク
スタッフ,アンデルス
Original Assignee
テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル) filed Critical テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル)
Publication of JP2000502230A publication Critical patent/JP2000502230A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3822245B2 publication Critical patent/JP3822245B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D3/00Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D3/00Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations
    • H03D3/007Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations by converting the oscillations into two quadrature related signals
    • H03D3/008Compensating DC offsets
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03CMODULATION
    • H03C3/00Angle modulation
    • H03C3/38Angle modulation by converting amplitude modulation to angle modulation
    • H03C3/40Angle modulation by converting amplitude modulation to angle modulation using two signal paths the outputs of which have a predetermined phase difference and at least one output being amplitude-modulated
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J2200/00Indexing scheme relating to tuning resonant circuits and selecting resonant circuits
    • H03J2200/28Automatic self-alignment of a receiver

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Transceivers (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 トランシーバを校正する方法及びシステムが説明される。アナログ受信機構成要素が受信機部分又は送信機部分内に利得誤り又はオフセット誤りのような誤りを生じ、これらの誤りが送信機の計算部分内でディジタル信号処理を調節することによって補償される。誤りを校正手順内で測定することができ、決定された補償値がトランシーバのメモリ装置内に記憶される。これらの値を、トランシーバが受信した及び送信した信号の信号処理中使用するために、トランシーバを初期化するときに、検索することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 トランシーバのディジタル校正 背景 本発明は、一般に無線通信システム、特に無線通信システムに使用されるトラ ンシーバを校正する技術及び構成に関する。 公衆用の最初のセルラ移動無線システムは、音声又はその他のアナログ情報の 伝達に使用されたアナログ・システムであった。これらのシステムは、アナログ 変調無線信号を伝送することによって基地局と移動局との間にアナログ情報を伝 送する多数の無線チャネルを含む。最近、ディジタル・システムが実行されてい るが、それは、例えば、ディジタル・システムが干渉を許容するそれらの大きな 能力に基づいてシステム容量を増大することを前提にしているためである。例え ば、時分割多元接続(TDMA)無線通信システムでは各周波数が複数の時分割 多重(time-multiplexed)チャネルを維持することができるに対して、符号分割 多元接続(CDMA)では高レベルの自己干渉が許容可能である程度まで信号が 符号化される。アナログ専用端末機器を有する大きな現存する顧客基盤のために 、アナログ・チャネル及びディジタル・チャネルの両方を維持するジュアル・モ ード・システムが或る種の地域ではますます普及するようになりつつある。例え ば、米国では、EIA/TIA IS−54B規格(publication)によって指 定されたシステムは、ジュアル・モード・システムである。 似たようにして、ディジタル信号処理(digital signal processing: DSP) が種々の理由から無線通信工業にいっそう普及するようになってきた。例えば、 アナログ回路と異なり、ディジタル回路の動作は、ディジタル信号の精確値に依 存することがない。すなわち、2進の0と1は、かなり異なる電圧によって表す ことができるから、このような電圧を保持する精度はさほど高い必要はない。そ の結果、ディジタル回路は、構成要素値の裕度に余り敏感でなくかつまた温度、 エージング及びその他の外部パラメータに全く無関係である。それゆえ、ディジ タル回路の精度は、遥かに信頼が置ける。 DSPの普及が重要な影響を与えつつある無線通信工業の一部門は、無線トラ ンシーバの設計である。トランシーバは、組み合わせられた送信機と受信機であ って、空気インタフェースを通して、すなわち、セルラ・システム内の基地局と 移動局との間で信号を送信しかつ受信する。送信され及び受信される信号はアナ ログ信号であるが、変調はアナログ型式又はディジタル型式のどちらかあってよ く、信号によって搬送された情報はディジタル処理されることになる。それゆえ 、トランシーバが増幅器及びフィルタ(及び或る場合にはシンセサイザ及び混合 器)のようなアナログ部品を依然含むことがあっても、かつトランシーバによっ て処理される無線信号がアナログ変調又はディジタル変調を使用するかどうかに かかわらず、無線通信システムにおいてディジタル信号処理を使用するトランシ ーバを本明細書ではディジタル・トランシーバで表す。 図1に、従来のディジタル・トランシーバ10を概略的に示す。この図で、受 信アンテナ12は、例えば、他の基地局及び他の移動局(図示されていない)か ら空気インタフェースを通して送信された信号を捕獲するために使用される。受 信されたアナログ信号は、アナログ受信機14に入力する。アナログ受信機14 は、例えば、受信フィルタ、ダウンカウンタ、及び増幅器を含むことができ、こ れらはアンテナ12を経由して受信された信号を処理する。しかしながら、受信 された信号の処理に関連した多くの機能は、いまは、下に説明するディジタル信 号処理を使用して遂行されるので、これらの機能はブロック14に含まれなくて よい。したがって、受信機14のアナログ構成要素によって処理された後、出力 信号はAD変換器16に供給され、このAD変換器はアナログ信号をデイジタル 信号に変換する。このことが、ディジタル計算部品17を受信信号について動作 させかつアナログ受信機14によって遂行されなかった信号処理を完成させる。 例えば、ディジタル計算部品17を、受信された信号の復調及び復号を遂行する ために使用することができる。 送信機側で、ディジタル計算部品17は種々のDSPルーチンを遂行し、これ らのルーチンは送信用信号の準備、例えば、符号化及び変調のために使用される 。次いで、ディジタル計算部品17から出力された信号がDA変換器18に入力 し、このDA変換器はディジタル信号をアナログ信号に変換する。次いで、この アナ ログ信号をアナログ送信機19が受け取り、この送信機は種々のアナログ構成要 素を含み、これらは、例えば、この信号を送信アンテナ20へ結合する前にこの 信号をフィルタし、周波数上昇変換(frequency upconverting)し、かつ増幅す ることによって送信用信号処理を完成する。 ディジタル・トランシーバ10内に使用されるアナログ構成要素の数が(すな わち、以前は追加アナログ構成要素によって遂行された信号処理タスクを遂行す るDSPルーチンの挿入によって)低減されたと云う事実にかかわらず、残りの アナログ部品(すなわち、図1にブロック14及び19によって表された部品) が上に説明した欠点(imperfection)を引き続き抱える。これらの欠点の結果、 ブロック14及び19から出力される信号に利得誤り及びオフセット誤りが導入 される。 いかにこのような誤りが導入されるか及びいかにこれらが従来の解決によって 補償されるかを例示するために、アナログ受信機のモデルを更に詳細に調べよう 。 技術の熟練者が察知するように、ここに説明する信号は典型的に数学的に複素数 である、すなわち、実部と虚部を備える。したがって、複素数学(例えば、複素 共役化)が、これらの信号への動作を説明するために典型的に使用される。しか しながら、この説明を簡単化するために、信号動作の複素性質を本明細書に掲げ る等式及び図面に明示的には示さない。 上述のように、アナログ受信機は、普通、いくつもの欠点を抱える。これらの 欠点の或るものは、所望信号に導入されることがある利得誤り及びオフセット誤 りのような信号誤りを生じる。図2は、いかにアナログ受信機がオフセット誤り 及び利得誤りを所望信号Sw に導入するかをモデルする。この図で、受信された 信号は、やはり、アンテナ12によって捕獲される。図2のモデルでは、受信機 14が遂行する理想処理はブロック22によって表され、このブロックは所望信 号Sw を出力する、すなわち、ブロック22は上に説明した欠点を全く持たない 理想アナログ構成要素の効果を表す。信号処理ブロック24及び26は、受信機 14のアナログ構成要素に関連した欠点によって所望信号Sw に導入された合計 オフセット誤り及び合計利得誤りを表す。特に、ブロック24は所望信号へのオ フセット誤りの導入を表し、及びブロック26はアナログ構成要素によって導入 される利得誤りの影響を表す。それで、導入された誤りを伴う出力信号を、誤り 性信号So で表す。それゆえ、受信機が出力した誤り性信号So を次式によって 表すことができる。 So (1+Gaineps) (Sw +Offseteps) ここに、 Sw =所望信号 So =誤り性信号 Offseteps =複素オフセット誤りの振幅 Gaineps =複素利得誤りの振幅 従来の受信機では、誤りは、ポテンショメータ又は他の調節可能なアナログ構 成要素を使用して、これらの誤りが生じる段で典型的に補償される。図3は、従 来の校正の原理を示す。この図で、図2に関して先に説明した素子を表すのに使 用したのと同じ参照符号を使用する。しかしながら、図3はまた、オフセット補 償係数(offset compensation factor)Offsetk 及び利得補償係数(come pensating gain factor)Gaink を含む。 可変アナログ構成要素をOffsetk =Offseteps 及びGaink = (l+Gaineps-1を持つように調節することによって、等式Sout =S w を達成することになり、これによって受信機を校正することになる。次いで、信 号Sout を、更に処理のためにAD変換器16を通してディジタル計算部品17 に供給することになる。 上述のように、従来の校正技術は、アナログ構成要素の欠点によって導入され た誤りを補償するために調節可能な構成要素を含むことに依存する。これらの調 節可能構成要素は、Offsetk 及びGaink によってモデル化された調節 を実現するために使用される。調節可能構成要素のこの使用を具体的に説明する 従来の校正のより特殊な例を、ディジタル・トランシーバの送信機部分によって いまから説明する。アナログデータで搬送波を変調するアナログ変調器の1例は 、図4のブロック図に示された従来の直角変調器である。直角変調器は、情報で 無 線搬送波を二回変調するために正弦波と余弦波の直角位相の利点を活かす。例え ば、ディジタル情報データ流内の偶数ビットは余弦波で変調することができ、デ ィジタル情報データ流内の奇数ビットは正弦波で変調することができる。 図4で、アナログ直角変調器は、「同相」変調器すなわちI変調器40、「直 角位相」変調器すなわちQ変調器41、及び余弦搬送周波数信号及び正弦搬送波 周波数信号を、それぞれ、供給する分相網42を含む。理想的には、網42によ って供給された信号は、cos(ω)及びsin(ω)であり、ここにωは搬送 波信号の角周波数である。図4にまた示されて、I変調信号及びQ変調信号を供 給するI及びQ変調発生器43、I変調器40の出力とQ変調器41の出力を加 算する組合わせ網(combination network)44、それぞれ、I信号及びQ信号 に対する搬送波平衡(carrier balance)調節/直流オフセット調節用トリム・ ポテンショメータ45、46がある。それぞれ、I信号とQ信号を振幅整合させ る追加トリム・ポテンショメータ47、48をまた図4に示す。分相網42はま た、正弦搬送周波数信号と余弦搬送周波数信号との間の位相差を所望90゜に可 能な限り近くすることを達成するために、対角矢印によって表示されたように調 節可能であることがある。 図4のブロック図は、調節可能なアナログ構成要素がアナログ装置を校正する ために従来どのように使用されていたかの実例を示す。しかしながら、これらの 型式の従来の校正技術は、製造中のポテンショメータ、コンデンサ、及びインダ クタの調節に依存する。技術の熟練者に認められるように、この校正プロセスは 、費用がかさみかつ信頼性に欠ける。更に、これらの従来技術を使用して容易に 補償することができない或る種の型式の誤り、例えば、帯域内フィルタ・リプル (in-band filter ripple)がある。帯域内フィルタ・リプルは、トランシーバ の周波数範囲内の異なる周波数又はチャネルに同調するときの受信機の感度の変 動を指す。このリプルは、強い帯域外信号を除去するために受信機内に使用され る帯域制限フィルタの存在によって引き起こされる。残念ながら、帯域内リプル は、不正確信号強度測定を含む種々の困難を招くことがある。 要約 トランシーバを校正する従来の方法及びシステムのこれら及び他の欠点及び限 界は、本発明によって克服される。本発明の模範的実施例によれば、ディジタル ・トランシーバ内、すなわち、アナログ受信機部分内及びアナログ送信機部分内 のアナログ構成要素によって導入された誤りがディジタル計算部品内で補償され る。すなわち、受信される(又は送信しようとする)信号のディジタル信号処理 ルーチンによる処理中、ディジタル・トランシーバのアナログ構成要素によって 導入された又は導入されるであろう誤りをオフセットするために補償係数を計算 に挿入することができる。 本発明の1態様によれば、誤りをアナログ区域とディジタル区域との間に適性 に転送するように、ディジタル・トランシーバ内に使用されるAD変換器及びD A変換器の範囲が選択される。このことが、ディジタル補償を精確に施させる。 本発明の他の態様によれば、アナログ構成要素によって導入された誤りを補償 するように信号値を調節するために使用される校正値を決定する種々の技術が説 明される。次いで、これらの校正値をトランシーバのメモリに記憶し、かつディ ジタル信号処理ルーチン内に使用するために検索することができる。 図面の簡単な説明 本発明の上述の及び他の目的、特徴、及び利点は、添付図面と関連して次の詳 細な説明を読むならば容易により深く理解される。これらの図面において、 図1は従来のトランシーバの部分を全体的に示すブロック図である。 図2はアナログ受信機によって導入された誤りをモデル化するブロック図であ る。 図3は図2のアナログ受信機に対する従来の校正技術をモデル化するブロック 図である。 図4は調節可能構成要素を使用するアナログ送信機の従来の校正を示す概略回 路図である。 図5は本発明の実施例による受信機内の校正をモデル化するブロック図である 。 図6は本発明の実施例による送信機内の校正をモデル化するブロック図である 。 図7は本発明による校正技術を実施することができるディジタル信号処理機能 を示すブロック図である。 図8(a)は本発明によりトランシーバを校正する模範的な方法を示す流れ図 である。 図8(b)は本発明によりトランシーバを校正する他の模範的な方法を示す流 れ図である。 図9は帯域内フィルタ・リプル及びこれを補償するための本発明による技術を 示すグラフである。 詳細な説明 技術の熟練者が察知するように、アナログ無線構成要素によってディジタル計 算部品に導入された誤りを補償することに関して本明細書に開示された本発明の 構想は、これらの構想がディジタル・トランシーバの受信機部分及び送信機部分 の両方に応用可能であると云う意味において相反的(reciprocal)である。した がって、下の本文の種々の部分は、個々に、受信機部分及び送信機部分の文脈内 で異なる例を提供するが、云うまでもなく、各例の技術を本明細書に明示的に説 明されていない他の部分にまた応用することができる。 本発明の模範的実施例によれば、トランシーバの受信機部分内で、未校正信号 がAD変換器を通して供給され、その上で、アナログ受信機によって導入された 誤りがディジタル計算部品によって補償される。図5は、この構想をブロック図 によって示す。 図5で、記号 out は、アナログ信号Sout のディジタル表示である。前掲の 図のように、図5は上に説明したいくつかの素子を含み、これらの説明をここで は繰り返さない。AD変換器50は未校正ディジタル信号 e を供給し、この信 号はディジタル計算部品51に供給される。AD変換器50は、下に説明する理 由からAD変換器16とは範囲が異なってよい。ディジタル計算部品51内で、 補償係数が未校正信号 e に印加される。明確に云えば、利得補償係数 Gaink 及びオフセット補償係数Offsetk が、それぞれ、ブロック52 及び54でこの未校正信号に印加される。これらの係数の値を、メモリ装置55 、例えば、不揮発性フラッシュ・メモリから検索することができる。それゆえ、 ディジタル出力信号 out をSout =(Sw +Offseteps) (l+Gaineps) (Gaink) −Offsetk から計算することができ る。Offsetk =Offseteps 及びGaink = (l+Gaineps-1のようにOffsetk 及びGaink の値を選択する ことによって、 out =Sw を達成することになり、これによってディジタル・ トランシーバの受信機部分を校正することになる。これらの等式を維持するOf fsetk 及びGaink の適当な値を決定し、記憶し、かつ検索する模範的校 正技術を下に説明する。 注意するのは、ブロック24、26における誤りの導入とブロック52、54 における誤りの補償との間で、ブロック50におけるAD変換である中間プロセ スが行われることである。AD変換は、アナログ信号サンプルを複数の量子化レ ベルの1つに割り当てることによって遂行される。例えば、8ビットAD変換器 は、28=256の異なる量子化レベルを有する。無限の数の実際アナログ振幅 値が存在するから、この変換プロセスは、量子化誤りとして知られた誤りを導入 し、量子化誤りは量子化間隔の寸法の±1/2なる最大値を有する。このことは 本発明の文脈上重要である、なぜならば、補償をAD変換器の下流で遂行するか ら所望信号Sw に追加された誤りが信号 o 内の固有の量子化誤りに影響するこ とになる。この状況を図3の従来の解決のそれと比較されたい。従来の解決では 、アナログ電子回路によって導入れた誤りは、AD変換器の上流の点で補償され るから、変換によって導入された量子化誤りに影響することはない。 したがって、本発明に従って設計されたシステムは、AD変換器50にとって の適当な範囲を、当然この要因を計算に入れて決定する。それゆえ、本発明の他 の態様によれば、AD変換器50の範囲は、欠陥誤りを伴うアナログ受信機のモ デルを使用して、寸法決定される。例えば、もしアナログ受信機14によって導 入された誤りが5〜25%の程度にあるならば、AD変換き50を、所望レベル の性能を提供するために従来のシステム内の相当するAD変換器16より、1ビ ット大きいように、例えば、8ビットの代わりに9ビットであるように選択する ことができる。しかしながら、技術の熟練者が認めるように、もしこれらの誤り がかなり大きいならば、信号を特性付けるためにより多くのビットが必要である かもしれない。 上述のように、この技術は相反的であり、かつディジタル・トランシーバ10 の送信機側に応用することがまたできる。これを図6のブロック図に示す。この 図で、ディジタル計算部品51はまたプロセッサ61を含み、このプロセッサは 送信用信号を発生する。技術の熟練者が察知するように、プロセッサ61を、例 えば、スイッチング装置(図示されていない)に接続することができ、スイッチ ング装置は送信される情報を本発明によるディジタル・トランシーバが設置され ている基地局へ無線チャネルを通して転送する。プロセッサ61は、送信される データへ種々のディジタル信号処理ルーチン、例えば、符号化及び変調を遂行す る。次いで、利得補償値がプロセッサ61から出力された信号にブロック62で 印加されかつオフセット補償値がこの信号にブロック63で印加される。これら の補償値をメモリ55から検索することができる。次いで、ディジタル計算部品 51の出力がDA変換器64に印加される。先に説明したように、送信される信 号にディジタル計算部品51内で印加された補償値が図1の従来のシステム内で 未補償信号が生じたであろうより大きな量子化誤りを生じることがないように、 DA変換器64を本発明の態様に従って寸法決定することができる。次いで、ア ナログ信号がアナログ送信機部分19に印加され、ここでアナログ構成要素(例 えば、電力増幅器、フィルタ等)が生じた利得誤り及びオフセット誤りが送信さ れる信号にブロック66によってモデル化されたように影響する。最後に、これ らの信号は、空気インタースを通して送信されるために送信アンテナ20へ結合 される。 本発明による補償技術の概観を説明したので、模範的実施を図7に関していま から説明する。まず信号をI成分とQ成分に分離することによって信号の周波数 変調を遂行する模範的システムのブロック図を図7に示す。この図で、入ディジ タル信号サンプル流が接続点73に供給され、この接続点はこれらのサンプルを 余弦成分発生器74及び正弦成分発生器75へ送出する。余弦成分発生器74及 び正弦成分発生器75を、例えば、DSPルーチンとして実施することができ、 このルーチンはルック・アップ・テーブル(図示されていない)にアクセスする 。 余弦値及び正弦値を発生する模範的技術の更に詳細に興味を持つ読者は、トーマ 日に出願された「ディジタル信号処理を使用して信号成分を決定する方法及び装 置(Method and Apparatus for Determining Signal Components Using Digital Signal Processing)」と題する米国特許出願第 号を参考とする ことができる。この開示は、言及することによってその内容が本明細書に組み入 れられている。次いで、余弦成分情報及び正弦成分情報がこれらの成分値を相当 するアナログ信号に変換するために、それぞれ、ディジタル・アナログ(DA) 変換器76及び77に供給される。次いで、変調器78内でこれらのアナログ信 号で搬送波を変調し、この変調器の出力が送信のために無線部品79に供給され る。 ルックアップ・テーブルに記憶された値を、アナログ送信機部分19に対して 決定されたOffsetk 及びGaink の値に基づいて調節することができる 。この補償は、余弦発生器74及び正弦発生器75への利得/オフセット入力矢 印によって表示される。このようにして、補償を、信号変調を遂行するDSPル ーチンの部品としてディジタル計算部品60内で施すことができる。 同じようにして、アナログ受信機部分14によって導入された誤りの補償を、 ディジタル計算部品51によって遂行されるDSPルーチン内の信号を復調する ために使用されたサンプルの大きさを調節することによって達成することができ る。しかしながら、技術の熟練者が察知するように、この補償をまた、ディジタ ル・トランシーバのディジタル計算部品(例えば、DSPルーチン)によって遂 行された計算に使用された他の値を調節することによって遂行することができる 。 ディジタル計算部品51を校正モードに設定することができ、その上で、パラ メータGaink 及びOffsetk を校正ルーチンを使用して決定することが できる。第1の模範的校正ルーチンは、図8(a)の流れ図で説明される。例え ば、これらのパラメータがステップ80でGaink =1及びOffsetk = 0のように初期的に設定されると想定しよう。次いで、等式Sout =(Sw +O ffseteps) (l+Gaineps)を使用しかつトランシーバへの2つの異 なる信号入力に対するSout を測定することによって、それぞれ、ステップ81 及び82でOffseteps 及びGaineps に対して値を計算することができ る。校正のために、Sout をSw に等しく設定するべきであり、このことは、O ffsetk 及びGaink を、それぞれ、Offseteps 及び Gaineps に等しく設定できることを意味する。それゆえ、計算されたこれら の校正値をステップ83でディジタル・トランシーバのディジタル計算部品51 内のメモリ55に記憶する。 注意するのは、この説明に使用されたOffsetk 及びGaink の初期値 は模範的校正ルーチンの説明を簡単化するために選択されたことである。実際に 実施するに当たっては、他の初期値を選択してよい。例えば、Offsetk 及 びGaink に対する初期値を使用された受信機の型式に関連した典型的値に設 定することができる。受信機が非校正モードで動作しているとき、Sout とSw との間の等式を達成するためにOffsetk 及びGaink の校正された値を メモリ55から検索することができる。この検索を、例えば、トランシーバの初 期化において遂行することができる。 図8(b)の流れ図は、ディジタル・トランシーバのアナログ部分を校正する 他の模範的技術を示す。特に、オフセット誤り及び利得誤りを図8(b)に示し たステップを遂行することによって補償することができる。まず、ステップ84 で、特定チャネル周波数で送信された信号を、指標i=l…nを付けられた複数 nの異なる信号強度の各々で受信機に入力させることができる。次いで、これら の異なる信号強度の各々に対するAD変換器の出力を、ステップ85によって表 したように、公称利得値及び公称オフセット値を決定するために使用することが できる。これらの値を、例えば、下に掲げるような線形回帰(linear regression)を使用して計算することができ、ここにa(i)は各入力iに対す る変換器出力を表し、かつd(i)は各入力iの信号強度を表す。 次いで、公称利得値K及び公称オフセット値Oを等式Scorrected =K* S+O に従ってステップ86で補償値に変換することができる。この文脈における回帰 技術の使用は技術上周知であり、興味のある読者はハイネ(Hine)及びモントゴ メリー(Montgomery)著「エンジニアリング及びマネージメント科学における確 率及び統計(Probability and Statistics in Engineering and ManagementScie nce)」の、例えば、359〜366頁、及びリチャードC・ドルフ(Richard C .Dorf)によって編集された「電気工学ハンドブック(TheElectrical Engineeri ng Handbook)」の2511〜2512頁を参照されたい。これらの開示は、言 及することによってそれらの内容が本明細書に組み入れられている。この値を、 例えば、(上に説明した)ルックアップ・テーブル内の余弦値及び正弦値を調節 するために使用することができ、そうすることによって、ディジタル計算部品5 1内の復調信号処理によって決定されたI成分及びQ成分をアナログ受信機部分 14に導入された誤りを反映するように調節する。アナログ欠点を補償するため に公称値K及びOを使用する他の技術は、技術の熟練者に明らかである。 上述のように、或る種の誤りは、周波数の関数として値を変化することがある 。 例えば、本実施例によれば、帯域内フィルタ・リプル誤りを、トランシーバがそ れで動作する特定チャネル周波数に関連した追加オフセット補償を施すことによ って別個に補償することができる。しかしながら、帯域内フィルタ・リプルに由 来するRSSI誤りは、全てのチャネルについて測定されないで、トランシーバ に関連した全ての帯域内チャネルに対してRSSI補償を可能とする1組のチャ ネルについてのみ測定される。測定されたチャネルから、補間を使用して残りの チャネルを補償することができる。その組内の測定されるチャネルの数を、充分 な精度が達成されるように選択するべきである。この模範的実施例では、8チャ ネルを測定のために選択する。これを図9に示したグラフによって眼に見えるよ うにすることができる。この図で、帯域内フィルタ・リプルに由来する測定され た信号強度の変動を補償することが望まれる。帯域内フィルタ・リプルがないな らば、帯域内測定値は線RSSIに精密に従うであろう。しかしながら、この図 に見られるように、実際の測定された信号強度は、帯域内周波数f1からf2内 でこの線の上下双方へ変動する。したがって、8つの異なる周波数を測定しかつ 測定されたRSSIと理想的RSSIとの間の差を決定する。例えば、図8(b )の流れ図のステップ87で、AD変換器の出力をやはり測定することができる が、 しかしこのときは単一信号強度に対して複数の、例えば、8つの異なるチャネル 周波数で測定できる。次いで、オフセットを、AD変換器の各出力毎に計算する 。 特に、これは、次の等式を使用して遂行される。 オフセット(チャネル)=(入力信号強度/K)− 変換器出力(チャネル) 次いで、ステップ88で、各チャネル毎のオフセット値をメモリ55に記憶する 。 この追加オフセット補償値を、Scorrected =Knominal *S+Onominal +Ochannel を計算することによって上に説明した補償を改善するために使用するこ とができる。Ochannel は、トランシーバがそれで動作しているチャネルに周波 数で最も接近している測定されたオフセット(チャネル)を使用するか又は現在 チャネルが間に存在する2つのオフセット(チャネル)を補間するかのどちらか によって決定される値であってよい。 上述の模範的実施例は、本発明の限定ではなく、そのあらゆる態様における例 証であることを意図している。それゆえ、本発明は、技術の熟練者によって本明 細書に含まれた説明から導出することができる詳細な実施に多くの変形実施例を 生じる能力がある。したがって、このような変形実施例及び修正実施例は、次の 請求の範囲によって明確にされる本発明の範囲と精神に含まれると考える。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年1月13日(1998.1.13) 【補正内容】 請求の範囲 1. 無線受信機であって、 無線信号を受信しかつ処理するアナログ無線受信機と、 前記アナログ無線受信機からの前記受信されたかつ処理された信号をディジタ ル信号に変換するAD変換器と、 前記ディジタル信号を処理するディジタル計算部品と、 少なくとも1つの校正値を記憶するメモリ装置であって、前記ディジタル計算 部品へデータを転送するように接続される前記メモリ装置と を含み、前記ディジタル計算部品が前記受信されたかつ処理された信号に前記ア ナログ無線受信機によって導入された第1誤りを補償するために前記少なくとも 1つの校正値を使用し、前記AD変換器がNビット変換器であるように選択され 、Nが前記第1誤りによって前記ディジタル信号に導入された量子化誤りを補償 するように選択される無線受信機。 2. 無線送信機であって、 送信される情報信号を処理するディジタル計算部品と、 前記ディジタル計算部品からの前記情報信号をアナログ信号に変換するDA変 換器と、 前記アナログ信号を処理しかつ送信するアナログ無線送信部品と、 少なくとも1つの校正値を記憶するメモリ装置であって、前記ディジタル計算 部品へデータを転送するように接続される前記メモリ装置と を含み、前記ディジタル計算部品が前記アナログ無線送信部品によって前記アナ ログ信号に導入される誤りを補償するために前記少なくとも1つの校正値を使用 し、前記DA変換器がNビット変換器であるように選択され、Nが前記ディジタ ル計算部品によって遂行された前記補償によって前記アナログ信号に導入された 量子化誤りを補償するように選択される無線送信機。 3. トランシーバを校正する方法であって、 ディジタル信号処理を使用して前記トランシーバ内のディジタル信号を処理す るステップと、 メモリ装置から校正値を読み出すステップと、 前記信号の値を変更するために前記ディジタル信号処理ルーチン内で前記校正 値を使用するステップと、前記変更された信号を出力するステップと DA変換 器を使用してディジタル信号からの前記変更された信号をアナログ信号に変換す るステップと、 前記ディジタル信号処理によって使用された前記校正値によって前記アナログ 信号に導入された量子化誤りを補償するために前記DA変換器を寸法決定するス テップ 前記トランシーバのアナログ送信機部分に前記アナログ信号を印加するステッ プと、 空気インタフェースを通して前記アナログ信号を送信するステップと を含む方法。 4. 請求項3記載の方法であって、 空気インタフェースを経由してアナログ信号を受信するステップと、 前記トランシーバのアナログ受信部分を使用して前記アナログ信号を処理する ステップと、 AD変換器を使用して前記処理されたアナログ信号を前記ディジタル信号に変 換するステップであって、前記ディジタル信号が前記ディジタル信号処理によっ て処理される前記変換するステップと を更に含む方法。 5. 請求項4記載の方法であって、 前記アナログ受信部分に関連した誤りによって前記ディジタル信号に導入され た量子化誤りを補償するために前記AD変換器を寸法決定するステップ を更に含む方法。 6. トランシーバを校正する方法であって、 少なくとも1つの校正パラメータを初期値に設定するステップと、 少なくとも1つの入力信号を前記トランシーバに供給するステップであって、 前記入力信号の各々が該各々に関連した既知出力を有する前記供給するステップ と、 前記少なくとも1つの入力信号の各々に関連した前記トランシーバの出力を測 定するステップと、 前記測定された出力に基づいて前記少なくとも1つの校正パラメータに対する 値を決定するステップと、 前記トランシーバを校正するために前記決定された値を使用して信号を送信又 は受信するステップと を含む方法。 7. トランシーバを校正する方法であって、 所定チャネル周波数で第l入力信号を供給するステップと、 信号強度値の組に従って前記第l入力信号の信号強度を変動させるステップと 、 前記信号強度値の組の各信号強度毎に前記トランシーバの第1出力を測定す るステップと、 前記第1出力に基づいて公称利得補償値と公称オフセット補償値とを決定する ステップと、 受信された信号と送信される信号とのうちの1つを調節するために前記公称利 得補償値と前記公称オフセット補償値とを使用することによって前記トランシー バを校正するステップと を含む方法。 8. 請求項7記載の方法であって、 チャネル周波数の組の各チャネル周波数毎に所定信号強度値で第2入力信号を 供給するステップと、 前記チャネル周波数の組内の各チャネル周波数毎に前記トランシーバの第2出 力を測定するステップと、 前記第2出力に基づいてチャネル・オフセット補償値の組を決定するステップ と、 前記公称利得補償値と前記公称オフセット補償値とに加えて前記チャネル・オ フセット補償値の組の少なくとも1つの補償値を使用することによって前記トラ ンシーバを校正するステップと を更に含む方法。 9. 請求項8記載の方法において、前記校正するステップが 電流チャネルに対するチャネル・オフセット値を得るために2つのチャネル・ オフセット補償値を補間するステップであって、前記2つのチャネル・オフセッ ト補償値間に前記電流チャネルが存在する前記補間するステップ を更に含む方法。 10. 請求項8記載の方法において、前記校正するステップが、 前記チャネル・オフセット補償周波数値の組の前記少なくとも1つの補償値と して、現在周波数に最も接近している前記組内のチャネル周波数に関連した補償 値を選択するステップであって、前記トランシーバが前記現在周波数で動作して いる前記選択するステップ を更に含む方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 無線受信機であって、 無線信号を受信しかつ処理するアナログ無線受信機と、 前記アナログ無線受信機からの前記受信されたかつ処理された信号をディジタ ル信号に変換するAD変換器と、 前記ディジタル信号を処理するディジタル計算部品と、 少なくとも1つの校正値を記憶するメモリ装置であって、前記ディジタル計算 部品へデータを転送するように接続される前記メモリ装置 とを含み、前記ディジタル計算部品が前記受信されたかつ処理された信号に前記 アナログ無線受信機によって導入された第1誤りを補償するために前記少なくと も1つの校正値を使用する無線受信機。 2. 請求項1記載の無線受信機において、前記AD変換器がNビット変換器 であるように選択され、Nが前記第1誤りによって前記ディジタル信号に導入さ れた量子化誤りを補償するように選択される無線受信機。 3. 無線送信機であって、 送信される情報信号を処理するディジタル計算部品と、 前記ディジタル計算部品からの前記情報信号をアナログ信号に変換するDA変 換器と、 前記アナログ信号を処理しかつ送信するアナログ無線送信部品と、 少なくとも1つの校正値を記憶するメモリ装置であって、前記ディジタル計算 部品へデータを転送するように接続される前記メモリ装置 とを含み、前記ディジタル計算部品が前記アナログ無線送信部品によって前記ア ナログ信号に導入される誤りを補償するために前記少なくとも1つの校正値を使 用する無線送信機。 4. 請求項1記載の無線受信機において、前記DA変換器がNビット変換器 であるように選択され、Nが前記ディジタル計算部品によって遂行された前記補 償によって前記アナログ信号に導入された量子化誤りを補償するように選択され る無線受信機。 5. トランシーバを校正する方法であって、 ディジタル信号処理を使用して前記トランシーバ内のディジタル信号を処理す るステップと、 メモリ装置から校正値を読み出すステップと、 前記信号の値を変更するために前記ディジタル信号処理ルーチン内で前記校正 値を使用するステップと、 前記変更された信号を出力するステップと を含む方法。 6. 請求項5記載の方法であって、 DA変換器を使用してディジタル信号からの前記変更された信号をアナログ信 号に変換するステップと、 前記トランシーバのアナログ送信機部分に前記アナログ信号を印加するステッ プと、 空気インタフェースを通して前記アナログ信号を送信するステップと を更に含む方法。 7. 請求項6記載の方法であって、 前記ディジタル信号処理によって使用された前記校正値によって前記アナログ 信号に導入された量子化誤りを補償するために前記DA変換器を寸法決定するス テップ を更に含む方法。 8. 請求項5記載の方法であって、 空気インタフェースを経由してアナログ信号を受信するステップと、 前記トランシーバのアナログ受信部分を使用して前記アナログ信号を処理する ステップと、 AD変換器を使用して前記処理されたアナログ信号を前記ディジタル信号に変 換するステップであって、前記ディジタル信号が前記ディジタル信号処理によっ て処理される前記変換するステップと を更に含む方法。 9. 請求項8記載の方法であって、 前記アナログ受信部分に関連した誤りによって前記ディジタル信号に導入され た量子化誤りを補償するために前記AD変換器を寸法決定するステップ を更に含む方法。 10. トランシーバを校正する方法であって、 少なくとも1つの校正パラメータを初期値に設定するステップと、 少なくとも1つの入力信号を前記トランシーバに供給するステップであって、 前記入力信号の各々が該各々に関連した既知出力を有する前記供給するステップ と、 前記少なくとも1つの入力信号の各々に関連した前記トランシーバの出力を測 定するステップと、 前記測定された出力に基づいて前記少なくとも1つの校正パラメータに対する 値を決定するステップと、 前記トランシーバを校正するために前記決定された値を使用して信号を送信又 は受信するステップと を含む方法。 11. トランシーバを校正する方法であって、 所定チャネル周波数で第1入力信号を供給するステップと、 信号強度値の組に従って前記第1入力信号の信号強度を変動させるステップと 、 前記信号強度値の組の各信号強度毎に前記トランシーバの第1出力を測定す るステップと、 前記第1出力に基づいて公称利得補償値と公称オフセット補償値とを決定する ステップと、 受信された信号と送信される信号とのうちの1つを調節するために前記公称利 得補償値と前記公称オフセット補償値とを使用することによって前記トランシー バを校正するステップと を含む方法。 12. 請求項11記載の方法であって、 チャネル周波数の組の各チャネル周波数毎に所定信号強度値で第2入力信号を 供給するステップと、 前記チャネル周波数の組内の各チャネル周波数毎に前記トランシーバの第2出 力を測定するステップと、 前記第2出力に基づいてチャネル・オフセット補償値の組を決定するステップ と、 前記公称利得補償値と前記公称オフセット補償値とに加えて前記チャネル・オ フセット補償値の組の少なくとも1つの補償値を使用することによって前記トラ ンシーバを校正するステップと を更に含む方法。 13. 請求項12記載の方法において、前記校正するステップが 電流チャネルに対するチャネル・オフセット値を得るために2つのチャネル・ オフセット補償値を補間するステップであって、前記2つのチャネル・オフセッ ト補償値間に前記電流チャネルが存在する前記補間するステップ を更に含む方法。 14. 請求項12記載の方法において、前記校正するステップが、 前記チャネル・オフセット補償周波数値の組の前記少なくとも1つの補償値と して、現在周波数に最も接近している前記組内のチャネル周波数に関連した補償 値を選択するステップであって、前記トランシーバが前記現在周波数で動作して いる前記選択するステップ を更に含む方法。
JP52270797A 1995-12-15 1996-12-13 トランシーバのディジタル校正 Expired - Lifetime JP3822245B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/573,543 US5881376A (en) 1995-12-15 1995-12-15 Digital calibration of a transceiver
US08/573,543 1995-12-15
PCT/SE1996/001661 WO1997023032A1 (en) 1995-12-15 1996-12-13 Digital calibration of a transceiver

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000502230A true JP2000502230A (ja) 2000-02-22
JP3822245B2 JP3822245B2 (ja) 2006-09-13

Family

ID=24292420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52270797A Expired - Lifetime JP3822245B2 (ja) 1995-12-15 1996-12-13 トランシーバのディジタル校正

Country Status (17)

Country Link
US (1) US5881376A (ja)
EP (1) EP0867066B9 (ja)
JP (1) JP3822245B2 (ja)
KR (1) KR100450859B1 (ja)
CN (1) CN1080025C (ja)
AU (1) AU713270B2 (ja)
BR (1) BR9612029A (ja)
CA (1) CA2240630C (ja)
DE (1) DE69630461T2 (ja)
EE (1) EE03942B1 (ja)
HK (1) HK1017518A1 (ja)
MX (1) MX9804722A (ja)
NO (1) NO317449B1 (ja)
NZ (1) NZ324893A (ja)
RU (1) RU2189116C2 (ja)
TR (1) TR199801165T2 (ja)
WO (1) WO1997023032A1 (ja)

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5960339A (en) * 1997-06-03 1999-09-28 At & T Corp Analog-to-digital transition: selecting the optimal cellular radio mix
US6088582A (en) * 1997-07-16 2000-07-11 International Business Machines Corp. Controlled environment radio test apparatus and method
US6137826A (en) 1997-11-17 2000-10-24 Ericsson Inc. Dual-mode modulation systems and methods including oversampling of narrow bandwidth signals
KR19990040843A (ko) * 1997-11-20 1999-06-15 윤종용 코드분할 다중접속 디지털 이동통신 시스템의 기지국 송신출력측정 및 기지국 호 시험을 위한 전력 검출 및 시험 단말장치
US6134281A (en) * 1998-02-10 2000-10-17 Litton Systems, Inc. Method and apparatus for calibration of a signal processing system utilizing digital down converters
US6088581A (en) * 1998-03-27 2000-07-11 Motorola, Inc. Method and apparatus for reducing amplitude modulated interference in a receiver
EP0948128B1 (en) * 1998-04-03 2004-12-01 Motorola Semiconducteurs S.A. DC offset cancellation in a quadrature receiver
KR20000039922A (en) * 1998-12-16 2000-07-05 Samsung Electronics Co Ltd Method for compensating variance of transmission power in each channel of cellular phone
US6374084B1 (en) * 1999-02-01 2002-04-16 Avaya Technology Corp. Method and system for calibrating electronic devices using polynomial fit calibration scheme
US6832075B1 (en) 1999-10-05 2004-12-14 Ericsson Inc. Method for calibrating the power output of a mobile device
US6968167B1 (en) * 1999-10-21 2005-11-22 Broadcom Corporation Adaptive radio transceiver with calibration
US7555263B1 (en) * 1999-10-21 2009-06-30 Broadcom Corporation Adaptive radio transceiver
KR100318953B1 (ko) * 1999-12-30 2001-12-29 윤종용 무선 단말기에서 수신 세기의 편차 보상 방법
DE10018021A1 (de) * 2000-04-11 2001-10-25 Nokia Mobile Phones Ltd Empfängeranordnung zum Empfangen frequenzmodulierter Funksignale sowie Verfahren zum Anpassen und Testen eines Empfangszweiges der Empfängeranordnung
SE519319C2 (sv) * 2000-06-27 2003-02-11 Ericsson Telefon Ab L M Transceiverkrets samt förfarande för kalibrering av komponenter i nämnd transceiver
US20020027493A1 (en) * 2000-08-23 2002-03-07 Brian Morrison Remote signal transmission control including compensation for variations in transmitter components
US6636722B1 (en) 2000-09-12 2003-10-21 Tektronix, Inc. Broadband receiver amplitude/phase normalization using a broadband temperature compensated noise source and a pseudo random sequence generator
US7522480B2 (en) 2001-01-25 2009-04-21 Dphi Acquisitions, Inc. Digital tracking servo system with multi-track seek with an acceleration clamp
US7076225B2 (en) * 2001-02-16 2006-07-11 Qualcomm Incorporated Variable gain selection in direct conversion receiver
DE10157864B4 (de) * 2001-11-26 2006-08-10 Infineon Technologies Ag Quadratur-Amplituden-Modulations- (QAM) Empfänger
ATE458301T1 (de) * 2003-04-24 2010-03-15 Nxp Bv Quadraturmodulator und kalibrierungsverfahren dafür
US7167682B1 (en) * 2004-02-02 2007-01-23 Litepoint Corporation Radio frequency (RF) transceiver with substantially coincident communication of RF and related control signals
US7512037B2 (en) * 2005-09-26 2009-03-31 Raytheon Company Method and apparatus for acoustic system having a transceiver module
US20070116295A1 (en) * 2005-11-10 2007-05-24 Jan Vandewege System and method for real time emulation of communication systems
US20080130607A1 (en) * 2006-11-30 2008-06-05 Junqiang Li Method and System for Multimode DC Offset Compensation
US7783732B2 (en) * 2007-05-24 2010-08-24 Agere Systems Inc. Home adaptive transceiver for home networking communication system
US8750411B2 (en) * 2011-06-30 2014-06-10 Motorola Mobility Llc Method and apparatus for reducing transmitter interference

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4291277A (en) * 1979-05-16 1981-09-22 Harris Corporation Adaptive predistortion technique for linearizing a power amplifier for digital data systems
US4729110A (en) * 1984-12-24 1988-03-01 General Electric Company Correction of offset and gain errors in RF receivers
FR2577732B1 (fr) * 1985-02-15 1987-03-20 Thomson Csf Dispositif precorrecteur du signal audiofrequence dans une chaine de modulation d'impulsions en largeur d'emetteur de signaux radioelectriques a modulation d'amplitude
US4700151A (en) * 1985-03-20 1987-10-13 Nec Corporation Modulation system capable of improving a transmission system
JPH0771118B2 (ja) * 1989-12-27 1995-07-31 三菱電機株式会社 変調装置
FI83715C (fi) * 1989-09-25 1991-08-12 Nokia Mobile Phones Ltd Logikstyrd intrimning och kompensation av signalnivaoer och deviationer i en radiotelefon.
FR2652965A1 (fr) * 1989-10-06 1991-04-12 Philips Electronique Lab Dispositif de predistorsion pour systeme de transmission numerique.
EP0473373A3 (en) * 1990-08-24 1993-03-03 Rockwell International Corporation Calibration system for direct conversion receiver
US5249203A (en) * 1991-02-25 1993-09-28 Rockwell International Corporation Phase and gain error control system for use in an i/q direct conversion receiver
DE69228816T2 (de) * 1992-10-28 1999-08-19 Cit Alcatel Offsetgleichspannungskorrektur für Direktmisch-TDMA-Empfänger
JP2883260B2 (ja) * 1993-04-20 1999-04-19 三菱電機株式会社 歪補償回路
US5351016A (en) * 1993-05-28 1994-09-27 Ericsson Ge Mobile Communications Inc. Adaptively self-correcting modulation system and method

Also Published As

Publication number Publication date
MX9804722A (es) 1998-10-31
CN1080025C (zh) 2002-02-27
JP3822245B2 (ja) 2006-09-13
KR100450859B1 (ko) 2004-11-16
DE69630461T2 (de) 2004-08-19
AU1216897A (en) 1997-07-14
EP0867066A1 (en) 1998-09-30
NO982759D0 (no) 1998-06-15
NO982759L (no) 1998-07-30
BR9612029A (pt) 1999-06-29
DE69630461D1 (de) 2003-11-27
EE9800178A (et) 1998-12-15
NZ324893A (en) 1999-10-28
EE03942B1 (et) 2002-12-16
EP0867066B9 (en) 2005-12-07
KR20000064447A (ko) 2000-11-06
WO1997023032A1 (en) 1997-06-26
NO317449B1 (no) 2004-11-01
AU713270B2 (en) 1999-11-25
HK1017518A1 (en) 1999-11-19
CN1209223A (zh) 1999-02-24
CA2240630C (en) 2004-03-23
CA2240630A1 (en) 1997-06-26
RU2189116C2 (ru) 2002-09-10
EP0867066B1 (en) 2003-10-22
TR199801165T2 (xx) 1998-10-21
US5881376A (en) 1999-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000502230A (ja) トランシーバのディジタル校正
KR100735366B1 (ko) 무선 송수신장치에서 자가 보상장치 및 방법
JP3566330B2 (ja) マイクロ波ディジタル伝送システムにおけるi/qチャネル信号の調整装置
US7957713B2 (en) Method for calibrating automatic gain control in wireless devices
KR100860670B1 (ko) 무선 송수신장치에서 자가 보상방법
JP4618445B2 (ja) 確率密度関数で重み付けした積分処理を用いた線形性評価方法と、それを用いた回路シミュレータ、評価装置、通信回路、およびプログラム
CN101091367A (zh) 发射机设备
CN103916343A (zh) 一种用于无线局域网设备的iq不平衡校正方法和装置
US7333789B2 (en) Wide-band modulation PLL, timing error correction system of wide-band modulation PLL, modulation timing error correction method and method for adjusting radio communication apparatus having wide-band modulation PLL
JPH11510675A (ja) Fm無線受信器における搬送波周波数補償装置、その方法、及びdspに使用可能な媒体
KR100950649B1 (ko) 무선 송수신장치에서 자가 보상방법 및 장치
AU743975B2 (en) Radio communication device using quadrature modulation-demodulation circuit
US20090327383A1 (en) Sinusoidal wave generation circuit
JPH11510677A (ja) Fm無線機における搬送波周波数補償装置、その方法、及びdspに使用可能な媒体
JPH1075122A (ja) Fm信号復調方法及びその装置
CN101010871B (zh) 用于无线通信终端的接收机和方法
US7095801B1 (en) Phase adjustable polyphase filters
US20060083330A1 (en) Distortion compensation table creation method and distortion compensation method
JP3349112B2 (ja) オフセット調整方法およびオフセット調整装置
JP4217622B2 (ja) デジタル変調された高周波信号の変調エラーを計測する方法
WO2007067379A2 (en) Control for communication systems transmitting and receiving signals with substantially no sidebands
JP2001274851A (ja) 送信信号処理装置、基地局、移動局およびディジタル無線通信システム
CN113541738A (zh) 一种具有有功及无功功率计量等功能的电力载波通信芯片
JPH0946327A (ja) フレーム同期信号の導出のための方法及び回路装置
JPH08307467A (ja) 周波数検波回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20031208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050816

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060410

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060410

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060530

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060622

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090630

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100630

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100630

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100630

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110630

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120630

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130630

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term